JPH074915U - 弾性支持脚を有する止め具 - Google Patents

弾性支持脚を有する止め具

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JPH074915U
JPH074915U JP3339893U JP3339893U JPH074915U JP H074915 U JPH074915 U JP H074915U JP 3339893 U JP3339893 U JP 3339893U JP 3339893 U JP3339893 U JP 3339893U JP H074915 U JPH074915 U JP H074915U
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JP
Japan
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leg
elastic support
elastic
stopper
panel
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JP3339893U
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English (en)
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敏男 安藤
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Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
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Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 板厚や孔径により保持作用が弱められないよ
うにし、板厚や孔径の変化に対する融通性を高める。 【構成】 この止め具は、保持部13と、保持部13か
ら突出する脚部14と、脚部14の先端に形成され、脚
部14から離れるように拡がって保持部の方向に延びる
弾性支持脚16とから成る。弾性支持脚16は、下部1
6aと上部16bから成り、下部16aと上部16bと
を弾性的に屈曲可能なようにに接続し、弾性支持脚16
の下部16aと脚部14との間を弾性的撓み部15によ
り接続する。弾性的撓み部15が下方に撓んだときこれ
を下方から支える弾性支持片17aが設けてあり、脚部
14の先端の弾性支持脚16より下方に、パネルの孔よ
り大きい寸法の抜け止め片17を備えている。さらに、
脚部14の側面には、弾性支持脚16の内側の位置で、
下端が脚部に接続されて斜め上方に延びる弾性片24を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネルに形成された孔に片側から挿入されて物品を該パネル上に保 持するための止め具に関する。特に本考案は、弾性支持脚を有する止め具に関す る。
【0002】
【従来技術】
図1に従来の止め具1の一例を示す。この止め具1は、取り付けられる物品を 保持するための保持部2と該保持部2から延びる脚部3を有する。脚部3の先端 には、該先端から保持部の方向に向いて拡がりながら延びる弾性支持脚4が形成 される。弾性支持脚4の先端には、受け部を構成する段部5が形成されている。 この止め具1は、パネル6の孔7に脚部3を挿入することにより該パネル6に止 められる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
弾性支持脚を有する上述の形式の止め具は、取り付けられるパネルの板厚と孔 径を決めて設計されるのが普通である。止め具が設計通りのパネルについて使用 されるときは、図1に示すように弾性支持脚4の先端の段部5がパネル6の孔7 の縁に係止されて、止め具1は正常に保持される。しかし、パネル6の板厚が設 計値より厚いときには、図2に示すように弾性支持脚4の先端がパネル6の孔7 内に止まり、十分な保持を達成することができない。したがって、止め具は設計 の際に意図されたパネルについてしか使用できず、融通性に欠けるという問題が ある。
【0004】 本考案は、従来の止め具における上述の問題を解消し、使用できる板厚や孔径 の範囲を増大させ、使用上の融通性が高められる止め具を提供することを解決す べき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案においては、保持部と、該保持部から突出す る脚部と、該脚部を挟んで組をなすように脚部の先端に形成され、該脚部から離 れるように拡がりながら保持部の方向に延びる弾性支持脚とからなる弾性支持脚 を有する止め具において、弾性支持脚を、脚部の先端から該脚部に対して拡がる 方向に延びる下部と、該下部の先端から脚部の方向に寄るように保持部に向けて 延びる上部とから構成し、該下部と上部とを弾性的に屈曲可能なようにに接続す る。
【0006】 本考案の好ましい形態においては、弾性支持脚の下部と脚部との間を弾性的撓 み部により接続する。そして、弾性的撓み部の下方に、該弾性的撓み部が下方に 撓んだとき該弾性的撓み部を下方から支える弾性支持片を設ける。また、本考案 の別の形態においては、脚部の先端の弾性支持脚より下方に、パネルの孔より大 きい寸法の抜け止め片を形成する。さらに本考案の別の形態においては、脚部の 側面には、弾性支持脚の内側の位置で、下端が脚部に接続され該脚部に対して斜 め上方に延びる弾性片を設ける。また、本考案のさらに別の態様においては、弾 性支持脚の上部の内面には、脚部の方向に向かって斜め下方に延びる弾性支持片 が形成され、脚の側面には、該弾性支持脚の先端に係合する位置に係合用段部が 形成される。保持部の下面には、パネル面に係合する弾性吸盤を設けることが好 ましい。
【0007】
【作用】
本考案の上記構成においては、脚部に一体に形成される弾性支持脚が弾性的に 屈曲可能であるので、止め具をパネルの孔に挿入するときには弾性支持脚が延び て半径方向の拡がりが小さくなる。止め具がパネルの孔に挿入されると、弾性支 持脚がその弾性により半径方向に拡がる。そして、弾性支持脚の上部の上端部近 傍がパネルの孔の縁に係合して、パネル上の保持される。パネルの板厚が大きい 場合には、弾性支持脚は半径方向に大きく拡がった状態でパネルに係合し、パネ ルの板厚が小さい場合には、弾性支持脚の半径方向の拡がりは小さくなる。この ようにして、弾性支持脚は、パネルの板厚に応じて半径方向の拡がりを変えなが ら該パネルに係合する。したがって、パネルの板厚が変化した場合にも十分な保 持力を得ることができる。パネルの孔の直径が変化した場合も同様で、弾性支持 脚は半径方向の拡がりを変えながらパネルの孔縁に係合するので、異なる孔径に 対応して、融通性のある保持が可能になる。
【0008】 弾性支持脚の下部と脚部との間が弾性的撓み部により接続し、該弾性的撓み部 の下方に、該弾性的撓み部が下方に撓んだとき該弾性的撓み部を下方から支える 弾性支持片を設けた構成では、止め具に引き抜き方向の力が作用したとき、弾性 支持片が弾性支持脚の弾性撓み部を支持するように作用するので、止め具の引き 抜きに対する抵抗が高まる。さらに、脚部の先端の弾性支持脚より下方に、パネ ルの孔より大きい寸法の抜け止め片を形成した構成では、抜け止め片が止め具に 作用する引き抜き力に対して抵抗するので、止め具の引き抜きに対する抵抗が高 められる。脚部の側面の弾性支持脚の内側の位置に脚部に対して斜め上方に延び る弾性片を設けた構成では、止め具をパネルの孔に挿入するとき、一旦高さ方向 に伸びた弾性脚部がパネルの孔を通過した後にその弾性により屈折状態に復帰す るのを、弾性片の復帰力で助けることができる。
【0009】 弾性支持脚の上部の内面に脚部の方向に向かって斜め下方に延びる弾性支持片 を形成し、脚部の側面の弾性支持片の先端に係合する位置に係合用段部を形成し た構成では、止め具がパネルの孔に挿入され、弾性支持脚が脚部の方に弾性的に 撓まされたとき、弾性支持片の先端が脚部の側面に形成された段部に係合して弾 性支持脚に半径方向外向きの力を与え、パネルに対する止め具の保持力を強化す る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図について説明する。図3、図4及び図5に本考案の 第一実施例を示す。この実施例による止め具10は、下面周辺部に吸盤11を有 する円盤形状の頭部12を備え、該頭部12の両側から延びるように帯状の保持 板13が形成されている。頭部12から下方に延びるように脚部14が形成され る。この脚部14は、図3及び図5から分かるように、平坦な板状であり、中間 部から下方に向かって先細に形成されている。脚部14の先端近傍には、該脚部 14を両側から挟む位置において、弾性的に撓むことができる弾性撓み部15を 介して一対の弾性支持脚16が接続されている。
【0011】 この弾性支持脚16は、弾性撓み部15から保持部13に向かって拡がりなが ら上向きに延びる下部16aと、該下部16aの上端から上方に延びる上部16 bとからなる。上部16bは、外面が上方に向かって脚部14側に寄るように傾 斜して形成されている。弾性支持脚16の下部16aと上部16bとの間には、 脚部14に面する側に、横向きの切り込み16cが形成されており、弾性支持脚 16は上下方向に屈曲可能である。
【0012】 脚部14は弾性撓み部15より下方に延長され、該弾性撓み部15から下方に 間隔を置いて、横方向に延びる弾性支持片17a、17b、17cが形成されて いる。弾性支持片17a、17b、17cは互いに上下に間隔をもって形成され ており、下方に向かって順に巾が小さくなる形状である。この弾性支持片は、止 め具10をパネルの孔に挿入する際に、挿入を容易にする作用を果たす。また、 この弾性支持片は、弾性支持脚16が弾性撓み部15において下方に撓んだとき に、該弾性撓み部15に係合して該弾性支持脚16を下方から支持し、止め具1 0がパネルの孔から抜けるのを阻止する。
【0013】 図6及び図7は、本実施例の止め具10を使用する状態を示す。この例は、パ ネル18にパネル19を重ねて配置した場合であって、パネル18、19には互 いに重なる孔20、21が形成され、この孔20、21に止め具10の脚部14 が挿入される。保持板13には、ワイヤハーネス等の取付物がテープ等により保 持される。図6は挿入途中の状態を示すもので、弾性支持脚16は上下方向に伸 びた状態で孔20、21を通過する。弾性支持脚16が孔20、21を通過した 取り付け完了状態では、弾性支持脚16は横方向に拡がった状態になって、弾性 支持脚16の上部16bの傾斜した外面がパネル18の孔20の縁に係合する。 頭部12の下縁部に形成した吸盤部11は、取付物19の孔21の縁を覆って該 孔21をシールする作用を果たす。図7に示す例はパネル18が厚板の場合であ って、弾性支持脚16の横方向の拡がりは比較的小さい。
【0014】 この状態で止め具10に引き抜き方向の力が作用すると、弾性支持脚16が屈 曲方向に撓み、同時に弾性撓み部15にも撓みを生じる。弾性撓み部15の撓み が大きくなると、該弾性撓み部の下面が弾性支持片17aに当接して該支持片1 7aにより支持される。これによって弾性支持脚16の撓みに対する抵抗が増大 し、止め具10の抜け止め作用が高められる。止め具10に作用する引き抜き方 向の力がさらに大きくなると、下方の弾性支持片17b、17cが順に支持作用 を果たすようになり、止め具10の抜け止め作用が高まる。
【0015】 図8は、板厚の小さいパネル22に本考案の止め具10を挿入した状態を示す もので、弾性支持脚16は図7の場合よりも横方向に拡がってパネル22の孔2 3の縁に係合する。なお、図8の実施例は、先に述べた実施例と若干異なり、脚 部14の両側面に、弾性支持脚16の内側の位置で、弾性片24が設けられる。 この弾性片24は、下端が脚部14に一体に接続され、該脚部14に対して斜め 上方に延びるように形成される。この弾性片24は、止め具10をパネル22の 孔23に挿入する途中で弾性支持脚16が図6に示すように上下方向に伸びたと き、脚部14の側面に沿う位置に弾性的に撓まされる。そして、挿入が完了し、 弾性支持脚16が横方向に拡がるときに、同時に図8に示す位置に復帰する。こ の弾性片24の弾性復帰作用は、弾性支持脚16が横方向に拡がる作用を助長す る。
【0016】 図9に本考案のさらに他の実施例を示す。この実施例では、止め具の構成は、 図3に示す止め具10の構成と基本的に同一である。したがって、対応する部分 は同一の符号を付して説明を省略する。この実施例では、脚部14の下端に、上 向きに凹になるように円弧状に湾曲した抜け止め片17が形成されている。保持 板13には、テープ31によりワイヤハーネス30が保持される。
【0017】 抜け止め片17はパネル18、19の孔20、21の直径より若干大きい巾に 形成されている。したがって、止め具に引き抜き方向の力が作用して止め具の弾 性支持脚16がパネル18、19の孔20、21から抜けたとき、抜け止め片1 7の縁が図10に示すようにパネル18の下面に係合して、止め具がパネル18 から完全に抜けるのを阻止する。
【0018】 図11に本考案のさらに別の実施例を示す。この実施例は、図8に示す実施例 と基本的に同一の構成を備える。したがって、対応する部分には同一の符号を付 して説明を省略する。この実施例では、弾性支持脚16の上部16bの内面に、 脚部14に向かって斜め下方に延びる弾性支持片25が形成されている。脚部1 4の側面には、該弾性支持片25の先端に係合する位置に、段部を形成するため の突部26が形成されている。止め具10がパネル22の孔23に挿入されたと き、弾性支持片25の先端が脚部14の突部26により形成される段部に係合し て弾性支持脚16の上部16bに外向きの力を作用させ、パネル22に対する止 め具10の保持力を高める。図11はパネル22が薄板の場合を示すが、パネル 22が厚板の場合の取付状態を図12に示す。
【0019】
【考案の効果】
本考案においては、止め具の弾性支持脚が、上下方向に屈曲できる構成となっ ているため、止め具が止められるパネルの板厚や孔径が変化しても支障なく保持 力を得ることができる。また、弾性支持脚を脚部に接続する弾性撓み部の下方に 弾性支持片を設けた構成及びパネルの孔より大きい寸法の抜け止め片を設けた構 成では、止め具をパネル孔から引き抜く力に対する抵抗を高めることができる。 弾性支持脚の上部の内面に脚部の方向に向かって斜め下方に延びる弾性支持片を 形成し、脚部の側面に弾性支持片の先端に係合する係合用段部を形成した構成で は、弾性支持片の作用により、パネルに対する止め具の保持力を高めることが可 能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性支持脚を有する従来の止め具の適正な板厚
のパネルに対する使用状態を示す側面図。
【図2】従来の止め具が厚いパネルに対して使用される
場合を示す側面図。
【図3】本考案の一実施例による止め具の側面図。
【図4】図3に示す止め具の平面図。
【図5】図3に示す止め具の正面図。
【図6】図3の実施例による止め具をパネル孔に挿入す
る途中の状態を示す断面図。
【図7】図3の実施例による止め具を厚いパネルに挿入
した状態を示す断面図。
【図8】図3の実施例の変形例による止め具を薄い板厚
のパネルに挿入した状態を示す断面図。
【図9】本考案の他の実施例を示す側面図。
【図10】図9の実施例による止め具の抜け止め作用を
示す断面図。
【図11】本考案のさらに他の実施例を一部断面で示す
側面図。
【図12】図11の実施例の止め具を厚板について使用
する状態を示す図11と同様な側面図。
【符号の説明】
10 止め具 11 吸盤 12 頭部 13 保持板 14 脚部 15 弾性撓み部 16 弾性支持脚 16a 下部 16b 上部 18 パネル 20 孔 25 弾性支持片 26 突部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持部と、前記保持部から突出する脚部
    と、前記脚部を挟んで組をなすように前記脚部の先端に
    形成され前記脚部から離れるように拡がりながら前記保
    持部の方向に延びる弾性支持脚とからなり、パネルに形
    成した孔に前記脚部を挿入して前記弾性支持脚を前記パ
    ネルの裏側に係合させることにより前記パネルに止めら
    れるようになった弾性支持脚を有する止め具において、
    前記弾性支持脚は、前記脚部の先端から前記脚部に対し
    て拡がる方向に延びる下部と、前記下部の先端から前記
    脚部の方向に寄るように前記保持部に向けて延びる上部
    とからなり、前記下部と前記上部とは弾性的に屈曲可能
    に接続されたことを特徴とする、弾性支持脚を有する止
    め具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した止め具において、前
    記弾性支持脚の前記下部と前記脚部との間が弾性的撓み
    部により接続され、前記弾性的撓み部の下方に該弾性的
    撓み部が下方に撓んだとき該弾性的撓み部を下方から支
    える弾性支持片が設けられた止め具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した止め具において、前
    記脚部の先端には、前記弾性支持脚より下方に、パネル
    の孔より大きい寸法の抜け止め片が形成された止め具。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載した止め具において、前記脚部の側面には、前記
    弾性支持脚の内側の位置で、下端が前記脚部に接続され
    前記脚部に対して斜め上方に延びる弾性片が設けられた
    止め具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載した止め具において、前
    記弾性支持脚の前記上部の内面には、前記脚部の方向に
    向かって斜め下方に延びる弾性支持片が形成され、前記
    脚部の側面には、前記弾性支持片の先端に係合する位置
    に係合用段部が形成された止め具。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載した止め具において、前記保持部の下面には、パ
    ネル面に係合する弾性吸盤が設けられた止め具。
JP3339893U 1993-06-22 1993-06-22 弾性支持脚を有する止め具 Pending JPH074915U (ja)

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Cited By (4)

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