JPH0749473A - マッハツェンダ型変調器 - Google Patents
マッハツェンダ型変調器Info
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- JPH0749473A JPH0749473A JP19466793A JP19466793A JPH0749473A JP H0749473 A JPH0749473 A JP H0749473A JP 19466793 A JP19466793 A JP 19466793A JP 19466793 A JP19466793 A JP 19466793A JP H0749473 A JPH0749473 A JP H0749473A
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- Japan
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- modulator
- mach
- type optical
- optical modulator
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/21—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour by interference
- G02F1/225—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour by interference in an optical waveguide structure
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】消光比の大きなマッハツェンダ型光変調器を実
現する。 【構成】マッハツェンダ型光変調器において、位相変調
器(1、2)に加えて、強度変調器(3、4)を設け
る。消光時に合波する二つの光強度が等しく、完全に打
消合うように強度変調器(3、4)の強度変調度を調整
する。 【効果】消光比が大きなマッハツェンダ型光変調器が容
易に得られる。また、本マッハツェンダ型光変調器を光
伝送装置に適応することにより、光伝送装置の伝送距
離、伝送容量を飛躍的に増大できる。
現する。 【構成】マッハツェンダ型光変調器において、位相変調
器(1、2)に加えて、強度変調器(3、4)を設け
る。消光時に合波する二つの光強度が等しく、完全に打
消合うように強度変調器(3、4)の強度変調度を調整
する。 【効果】消光比が大きなマッハツェンダ型光変調器が容
易に得られる。また、本マッハツェンダ型光変調器を光
伝送装置に適応することにより、光伝送装置の伝送距
離、伝送容量を飛躍的に増大できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マッハツェンダ型光変
調器、その製造法及びそれを使用する光伝送装置に関す
る。
調器、その製造法及びそれを使用する光伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マッハツェンダ型光変調器は、光導波路
に入射した光をY分岐により2等分し、分波した光を分
岐された光導波路を通過させた後に、再度Y分岐構造に
より干渉合波し出力する。各分岐された光導波路に設け
た位相変調器により、分波した二つの光の位相差を変化
させて出力光を変調する。二つの分岐された光の位相が
一致し強め合えば出力はオンになり、二つの光の位相が
π異なり打ち消し合えば出力はオフになる。光導波路を
構成する材料としては LiNbO3 等の誘電体、GaAs
等の半導体を用い、それらの電気光学効果(Pockels効
果)により位相変調を行う。光導波路のコア層に多重量
子井戸構造を適用し、その量子閉じ込めシュタルク効果
を使用したマッハツェンダ型光変調器は、大きな変調効
率を示す。この多重量子井戸マッハツェンダ型光変調器
については、例えば、信学技法(OQE92−50,3
7頁)に記されている。
に入射した光をY分岐により2等分し、分波した光を分
岐された光導波路を通過させた後に、再度Y分岐構造に
より干渉合波し出力する。各分岐された光導波路に設け
た位相変調器により、分波した二つの光の位相差を変化
させて出力光を変調する。二つの分岐された光の位相が
一致し強め合えば出力はオンになり、二つの光の位相が
π異なり打ち消し合えば出力はオフになる。光導波路を
構成する材料としては LiNbO3 等の誘電体、GaAs
等の半導体を用い、それらの電気光学効果(Pockels効
果)により位相変調を行う。光導波路のコア層に多重量
子井戸構造を適用し、その量子閉じ込めシュタルク効果
を使用したマッハツェンダ型光変調器は、大きな変調効
率を示す。この多重量子井戸マッハツェンダ型光変調器
については、例えば、信学技法(OQE92−50,3
7頁)に記されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マッハ
ツェンダ型光変調器において、干渉、合波する二つの光
の強度が異なると、両者の光が完全に打ち消し合うこと
ができなくなるので、消光比が悪化する。また、光導波
路、Y分岐などが完全に対称に構成されないと、消光比
の劣化を招くので、高い消光比をもつマッハツェンダ型
変調器を得るには高精度な光導波路作製技術を要すると
いう問題があった。また、多重量子井戸マッハツェンダ
型光変調器においては、電界吸収効果により位相変調器
で強度変調が生じるため両者の光強度に差を生じて消光
比が劣化する。多重量子井戸のエネルギ−ギャップ波長
を動作波長に近付けるほど動作電圧が小さくなる反面、
電界吸収効果が強くなり消光比が劣化する。従って、高
い消光比を有する変調器を得ようとすると、動作電圧が
高くなるという問題があった。
ツェンダ型光変調器において、干渉、合波する二つの光
の強度が異なると、両者の光が完全に打ち消し合うこと
ができなくなるので、消光比が悪化する。また、光導波
路、Y分岐などが完全に対称に構成されないと、消光比
の劣化を招くので、高い消光比をもつマッハツェンダ型
変調器を得るには高精度な光導波路作製技術を要すると
いう問題があった。また、多重量子井戸マッハツェンダ
型光変調器においては、電界吸収効果により位相変調器
で強度変調が生じるため両者の光強度に差を生じて消光
比が劣化する。多重量子井戸のエネルギ−ギャップ波長
を動作波長に近付けるほど動作電圧が小さくなる反面、
電界吸収効果が強くなり消光比が劣化する。従って、高
い消光比を有する変調器を得ようとすると、動作電圧が
高くなるという問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、動作電圧を高く
することなく高い消光比をもつマッハツェンダ型光変調
器を実現することである。本発明の他の目的は、高精度
な光導波路作製技術を用いることなく、高い消光比をも
つマッハツェンダ型光変調器を実現することである。
することなく高い消光比をもつマッハツェンダ型光変調
器を実現することである。本発明の他の目的は、高精度
な光導波路作製技術を用いることなく、高い消光比をも
つマッハツェンダ型光変調器を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光導波路の伝搬光を二つに分岐し、分岐
された光を二つの分岐光導波路(アーム)に設けた位相
変調器で移相し、合波して出力するマッハツェンダ型光
変調器において、上記二つの分岐光導波路の少なくとも
一方に、位相変調器に加えて強度変調器を設け、消光時
に合波する二つの光の強度が等しくなるように強度変調
器を調整する。上記強度変調器は、位相変調器と強度変
調器を同質の半導体材料で製造するために、好ましく
は、電界吸収型光変調器、光増幅器で構成する。
め、本発明は、光導波路の伝搬光を二つに分岐し、分岐
された光を二つの分岐光導波路(アーム)に設けた位相
変調器で移相し、合波して出力するマッハツェンダ型光
変調器において、上記二つの分岐光導波路の少なくとも
一方に、位相変調器に加えて強度変調器を設け、消光時
に合波する二つの光の強度が等しくなるように強度変調
器を調整する。上記強度変調器は、位相変調器と強度変
調器を同質の半導体材料で製造するために、好ましく
は、電界吸収型光変調器、光増幅器で構成する。
【0006】
【作用】図1に本発明によるマッハツェンダ型変調器の
動作原理を説明する概念図を示す。本発明のマッハツェ
ンダ型変調器においては、変調信号を加える位相変調器
1、2に加えて、両アームの光強度を調整するための強
度変調器3、4を設けている。各変調領域(i)の入力
光をEi,in、出力光をEi,out、振幅強度変調度をαi、
位相変調度をφiとすると
動作原理を説明する概念図を示す。本発明のマッハツェ
ンダ型変調器においては、変調信号を加える位相変調器
1、2に加えて、両アームの光強度を調整するための強
度変調器3、4を設けている。各変調領域(i)の入力
光をEi,in、出力光をEi,out、振幅強度変調度をαi、
位相変調度をφiとすると
【0007】
【数1】 Ei,out=Ei,in αi exp(jφi) …(1) と表せる。従って、マッハツェンダ型変調器の出力は
【0008】
【数2】 Eout=2Ein q5,1q6,1α1α3 cos[{(φ1+φ3)−(φ2+φ4+φ0)}/2] × exp[j{(φ1+φ3)+(φ2+φ4+φ0)}/2] +Ein (q5,2q6,2α2α4−q5,1q6,1α1α3) ×exp[j(φ2+φ4+φ0)] …(2) で与えられる。ここで、Einは入力、q5,1、q6,1、q
5,2、q6,2は図示のように分岐i(iは5又は6)の振
幅分岐割合である。なお、|qi,1|2+|qi,2|2=1であ
る。
5,2、q6,2は図示のように分岐i(iは5又は6)の振
幅分岐割合である。なお、|qi,1|2+|qi,2|2=1であ
る。
【0009】本発明のマッハツェンダ型変調器において
は、分岐割合が異なったり(qi,1≠qi,2)、位相変調
器1及び2の強度変調が無視できない(α1≠1、α2≠
1)場合でも、強度変調器3及び4の強度変調度
(α3、α4)を調整することにより、消光状態
は、分岐割合が異なったり(qi,1≠qi,2)、位相変調
器1及び2の強度変調が無視できない(α1≠1、α2≠
1)場合でも、強度変調器3及び4の強度変調度
(α3、α4)を調整することにより、消光状態
【0010】
【数3】 (φ1+φ3)−(φ2+φ4+φ0)=±π …(3) において、
【0011】
【数4】 q5,2q6,2α2α4−q5,1q6,1α1α3=0 …(4) を満たすようにすることができ、(3)式から変調器の
出力Eoutを完全にゼロにできることが分かる。即ち、
本発明のマッハツェンダ型変調器においては、強度変調
器によりオフ状態において干渉合波する二つの光の強度
を等しくすることができ、高い消光比が得られる。強度
変調器は、変調器を用いて実現しても良いし、光増幅器
を用いて実現してもよい。
出力Eoutを完全にゼロにできることが分かる。即ち、
本発明のマッハツェンダ型変調器においては、強度変調
器によりオフ状態において干渉合波する二つの光の強度
を等しくすることができ、高い消光比が得られる。強度
変調器は、変調器を用いて実現しても良いし、光増幅器
を用いて実現してもよい。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。 <実施例1>図2は、本発明によるマッハツェンダ型光
変調器の第一の実施例の構成を示し、(a)、(b)及
び(c)は、それぞれ平面図、(a)のA−A´断面図
及びバンドギャップの異なる多重量子井戸層を成長する
際に使用したSiO2マスクを示す図であり、破線は後に
形成される光導波路及び分岐を表している。
る。 <実施例1>図2は、本発明によるマッハツェンダ型光
変調器の第一の実施例の構成を示し、(a)、(b)及
び(c)は、それぞれ平面図、(a)のA−A´断面図
及びバンドギャップの異なる多重量子井戸層を成長する
際に使用したSiO2マスクを示す図であり、破線は後に
形成される光導波路及び分岐を表している。
【0013】n型InPの基板7上に、開口部を導波路
方向に設けたSiO2マスク8を用意して、n型InPの
バッファ層(0.2μm)及びエネルギーギャップが導
波路方向で変化しているアンドープInGaAs/InAl
Asの多重量子井戸層9(20周期)をMOCVD法で
マスク開口部に領域選択成長した。即ち、位相変調器の
多重量子井戸層と強度変調器の多重量子井戸層が絶縁体
マスクを用いた領域選択成長法により同時に成長して形
成される。このとき、強度変調器を構成する領域では、
近傍のマスク8上からも原料の供給が行われ、井戸層の
層の厚さが増すことにより、位相変調器を形成する領域
よりもエネルギーギャップの小さな多重量子井戸層が成
長する。エネルギーギャップ波長は、電界吸収領域(長
さ100μm)では1.51μm、位相変調領域では1.
46μmであった。マスク8を除去後、p型InAlAs
のクラッド層10(1.5μm)及びp型InGaAs の
コンタクト層を成長した。電極分離用の溝11(深さ
0.9μm )を形成した後、ドライエッチングを用いて
分岐及び光導波路12(幅1.5μm)を形成した。次
に、ポリイミド13で平坦化を施した後、Cr/Auのp
電極14、15、16及び17を形成した。さらに、裏
面にAuGeNi/Auのn電極18を蒸着した後、へき開
し、両端面にSiNxの無反射コーティングを施した。電
極14及び15(長さ500μm)は位相変調器の電極
であり、電極16及び17は強度変調器となる電界吸収
型光変調器の電極(長さ100μm)である。
方向に設けたSiO2マスク8を用意して、n型InPの
バッファ層(0.2μm)及びエネルギーギャップが導
波路方向で変化しているアンドープInGaAs/InAl
Asの多重量子井戸層9(20周期)をMOCVD法で
マスク開口部に領域選択成長した。即ち、位相変調器の
多重量子井戸層と強度変調器の多重量子井戸層が絶縁体
マスクを用いた領域選択成長法により同時に成長して形
成される。このとき、強度変調器を構成する領域では、
近傍のマスク8上からも原料の供給が行われ、井戸層の
層の厚さが増すことにより、位相変調器を形成する領域
よりもエネルギーギャップの小さな多重量子井戸層が成
長する。エネルギーギャップ波長は、電界吸収領域(長
さ100μm)では1.51μm、位相変調領域では1.
46μmであった。マスク8を除去後、p型InAlAs
のクラッド層10(1.5μm)及びp型InGaAs の
コンタクト層を成長した。電極分離用の溝11(深さ
0.9μm )を形成した後、ドライエッチングを用いて
分岐及び光導波路12(幅1.5μm)を形成した。次
に、ポリイミド13で平坦化を施した後、Cr/Auのp
電極14、15、16及び17を形成した。さらに、裏
面にAuGeNi/Auのn電極18を蒸着した後、へき開
し、両端面にSiNxの無反射コーティングを施した。電
極14及び15(長さ500μm)は位相変調器の電極
であり、電極16及び17は強度変調器となる電界吸収
型光変調器の電極(長さ100μm)である。
【0014】図3は上記実施例の変調特性図を示す。同
図において、aは変調器に1.55μmのTE光を入射
し、電極15、16及び17を0Vに固定して、位相変
調器の電極14に与える電圧を変化させたとき、即ち、
従来の変調器と同様の動作をさせたときの光出力を示
す。動作電圧、即ち、二つの分岐された光の位相差がπ
となるために必要な電圧は Vπ=3.0Vであった。二
つの位相変調器を形成する領域の電界吸収効果、分岐の
分岐割合が完全には等しくないめに、本動作条件では1
0dBの消光比しか得られなかった。図3のbは消光比
が最大になるように強度変調器の電極16及び17にバ
イアス電圧を与えたときの光出力を示す。この時の消光
比は25dBであり、電極16及び17に与えたバイア
ス電圧は、−0.9Vであった。また、本変調器の変調
帯域f3dBを測定したところ、f3dB=14GHzであっ
た。
図において、aは変調器に1.55μmのTE光を入射
し、電極15、16及び17を0Vに固定して、位相変
調器の電極14に与える電圧を変化させたとき、即ち、
従来の変調器と同様の動作をさせたときの光出力を示
す。動作電圧、即ち、二つの分岐された光の位相差がπ
となるために必要な電圧は Vπ=3.0Vであった。二
つの位相変調器を形成する領域の電界吸収効果、分岐の
分岐割合が完全には等しくないめに、本動作条件では1
0dBの消光比しか得られなかった。図3のbは消光比
が最大になるように強度変調器の電極16及び17にバ
イアス電圧を与えたときの光出力を示す。この時の消光
比は25dBであり、電極16及び17に与えたバイア
ス電圧は、−0.9Vであった。また、本変調器の変調
帯域f3dBを測定したところ、f3dB=14GHzであっ
た。
【0015】図4は、本発明による光変調器を用いた光
伝送装置の一実施例の構成を示すブロック図である。半
導体レーザ19の光を偏波面保存ファイバによりマッハ
ツェンダ型光変調器20に入射変調し、得られた変調光
をEr ドープファイバを用いた光増幅器21により増幅
し、分散シフトファイバ23を伝送後、再度光増幅器2
2により増幅してPINフォトダイオード24により受
光する。このとき、位相変調器の電極14には変調回路
25により変調信号28を加える。位相変調器20の電
極15には位相調整バイアス29を加える。また、光増
幅器の電極17は接地し、マッハツェンダ型光変調器の
消光比が最大になるように光増幅器の電極16に調整用
バイアスを加える。マッハツェンダ型光変調器20を用
いた光伝送装置において、半導体レーザ19の発振波長
を1.55 μm、ファイバ23の伝送距離を100k
m、変調信号28を振幅3.0V、伝送速度10Gbit/
sのNRZ信号とし、位相変調器の電極15の位相調整
バイアス電圧を−2.5V、光増幅器の電極16の調整
用バイアス電圧を−0.5Vとして、サンプリングオシ
ロスコープ27を用い、受信回路26の伝送後の波形を
観測したところ、消光比が大きくSNの高い良好なアイ
開口が得られた。また、本光伝送装置における符号誤り
率を測定したところ、10~11以下の十分小さな値が得
られた。
伝送装置の一実施例の構成を示すブロック図である。半
導体レーザ19の光を偏波面保存ファイバによりマッハ
ツェンダ型光変調器20に入射変調し、得られた変調光
をEr ドープファイバを用いた光増幅器21により増幅
し、分散シフトファイバ23を伝送後、再度光増幅器2
2により増幅してPINフォトダイオード24により受
光する。このとき、位相変調器の電極14には変調回路
25により変調信号28を加える。位相変調器20の電
極15には位相調整バイアス29を加える。また、光増
幅器の電極17は接地し、マッハツェンダ型光変調器の
消光比が最大になるように光増幅器の電極16に調整用
バイアスを加える。マッハツェンダ型光変調器20を用
いた光伝送装置において、半導体レーザ19の発振波長
を1.55 μm、ファイバ23の伝送距離を100k
m、変調信号28を振幅3.0V、伝送速度10Gbit/
sのNRZ信号とし、位相変調器の電極15の位相調整
バイアス電圧を−2.5V、光増幅器の電極16の調整
用バイアス電圧を−0.5Vとして、サンプリングオシ
ロスコープ27を用い、受信回路26の伝送後の波形を
観測したところ、消光比が大きくSNの高い良好なアイ
開口が得られた。また、本光伝送装置における符号誤り
率を測定したところ、10~11以下の十分小さな値が得
られた。
【0016】<実施例2>図5は、本発明によるマッハ
ツェンダ型光変調器の第二の実施例の構成を示す図であ
る。(a)、(b)及び(c)はそれぞれ平面図、
(a)のA−A´断面図及び(a)のB−B´断面図を
示す。図において図2と同一機能部分には同一の番号を
付してある。n型InPの基板上7にn型InPのバッフ
ァ(0.2μm)、アンドープIn0.60Ga0.40As0.86
P0.14/InPの多重量子井戸層31(井戸幅8.5n
m、20周期、エネルギーギャップ波長1.43μ
m)、アンドープIn0.82Ga0.18As0.40P0.60のエッ
チストップ層32(0.05μm)、InGaAs/In
0.82Ga0.18As0.40P0.60の多重量子井戸層33(井
戸幅7nm、5周期、エネルギーギャップ波長1.55
μm)、アンドープIn0.82Ga0.18As0.40P0.60層
(0.05μm )をMOCVD法により順に成長した。
次に、光増幅器となる領域を長さ500μmを残し、他
の部分はエッチストップ層32までエッチングを行って
多重量子井戸層33を除去した。次に、SiO2マスクに
よりエッチングを行ない、導波路パタン12を形成し
た。導波路幅は1.5μm、 エッチングの深さは2μm
とした。次に、半絶縁性FeドープInP34により埋込
を行った後、導波路上のSiO2マスクを除去し、p型I
nPのクラッド層35(1.5μm)、p型InGaAs の
キャップ層(0.2μm)を成長した。電極間を分離す
るための溝36(深さ4μm)、13(深さ0.8μ
m)を形成した後、各変調領域にCr/Auのp電極1
4、15、37及び38を形成した。本実施例の光変調
器は、電極14及び15(長さ500μm)が位相変調
器の電極であり、37及び38が強度変調器となる半導
体光増幅器の電極(長さ500μm)である。
ツェンダ型光変調器の第二の実施例の構成を示す図であ
る。(a)、(b)及び(c)はそれぞれ平面図、
(a)のA−A´断面図及び(a)のB−B´断面図を
示す。図において図2と同一機能部分には同一の番号を
付してある。n型InPの基板上7にn型InPのバッフ
ァ(0.2μm)、アンドープIn0.60Ga0.40As0.86
P0.14/InPの多重量子井戸層31(井戸幅8.5n
m、20周期、エネルギーギャップ波長1.43μ
m)、アンドープIn0.82Ga0.18As0.40P0.60のエッ
チストップ層32(0.05μm)、InGaAs/In
0.82Ga0.18As0.40P0.60の多重量子井戸層33(井
戸幅7nm、5周期、エネルギーギャップ波長1.55
μm)、アンドープIn0.82Ga0.18As0.40P0.60層
(0.05μm )をMOCVD法により順に成長した。
次に、光増幅器となる領域を長さ500μmを残し、他
の部分はエッチストップ層32までエッチングを行って
多重量子井戸層33を除去した。次に、SiO2マスクに
よりエッチングを行ない、導波路パタン12を形成し
た。導波路幅は1.5μm、 エッチングの深さは2μm
とした。次に、半絶縁性FeドープInP34により埋込
を行った後、導波路上のSiO2マスクを除去し、p型I
nPのクラッド層35(1.5μm)、p型InGaAs の
キャップ層(0.2μm)を成長した。電極間を分離す
るための溝36(深さ4μm)、13(深さ0.8μ
m)を形成した後、各変調領域にCr/Auのp電極1
4、15、37及び38を形成した。本実施例の光変調
器は、電極14及び15(長さ500μm)が位相変調
器の電極であり、37及び38が強度変調器となる半導
体光増幅器の電極(長さ500μm)である。
【0017】図6は、上記第二の実施例の変調特性を示
す。同図において、曲線aはマッハツェンダ型光変調器
に1.55μm のTE光を入射し、位相変調器の電極1
5を接地し、光増幅器の電極37及び38に150mA
の電流を流しながら、位相変調器の電極14に与える電
圧を変化させたとき、即ち、従来のマッハツェンダ型光
変調器と同様の動作をさせたときの光出力を示す。動作
電圧はVπ=2.8 Vである。光増幅器の増幅作用によ
り、変調器のファイバ間挿入損失0dBが得られたが、
消光比は9dBであった。同図において、曲線bは、消
光比が最大になるように光増幅器に流す電流を調整した
場合の光出力を示す。この時の消光比は26dBであ
り、電極37及び38に与えた電流はそれぞれ170m
A、130mAであった。
す。同図において、曲線aはマッハツェンダ型光変調器
に1.55μm のTE光を入射し、位相変調器の電極1
5を接地し、光増幅器の電極37及び38に150mA
の電流を流しながら、位相変調器の電極14に与える電
圧を変化させたとき、即ち、従来のマッハツェンダ型光
変調器と同様の動作をさせたときの光出力を示す。動作
電圧はVπ=2.8 Vである。光増幅器の増幅作用によ
り、変調器のファイバ間挿入損失0dBが得られたが、
消光比は9dBであった。同図において、曲線bは、消
光比が最大になるように光増幅器に流す電流を調整した
場合の光出力を示す。この時の消光比は26dBであ
り、電極37及び38に与えた電流はそれぞれ170m
A、130mAであった。
【0018】実施例2の光変調器を用いて図4に示す光
伝送装置を作り伝送実験を行った。このとき、電極14
に変調信号(振幅2.8V)、電極37及び38にそれ
ぞれ電流160mA及び140mAを、電極15に位相
制御バイアス(−0.5V)を与えて変調器を片側駆動
した。サンプリングオシロスコープにより伝送後の波形
を観測した結果、消光比が大きくSNの高い良好なアイ
開口が得られ、エラーレートの測定を行ったところ、1
0~11以下の十分小さな値が得られた。
伝送装置を作り伝送実験を行った。このとき、電極14
に変調信号(振幅2.8V)、電極37及び38にそれ
ぞれ電流160mA及び140mAを、電極15に位相
制御バイアス(−0.5V)を与えて変調器を片側駆動
した。サンプリングオシロスコープにより伝送後の波形
を観測した結果、消光比が大きくSNの高い良好なアイ
開口が得られ、エラーレートの測定を行ったところ、1
0~11以下の十分小さな値が得られた。
【0019】上記各実施例は、特に半導体多重量子井戸
層を用いたマッハツェンダ型光変調器について述べた
が、本発明は、LiNbO3やバルク半導体等他の材料を
用いたマッハツェンダ型光変調器に対しても適用可能で
ある。また、進行波型の位相変調領域を有するマッハツ
ェンダ型光変調器にも適用できることは明らかである。
層を用いたマッハツェンダ型光変調器について述べた
が、本発明は、LiNbO3やバルク半導体等他の材料を
用いたマッハツェンダ型光変調器に対しても適用可能で
ある。また、進行波型の位相変調領域を有するマッハツ
ェンダ型光変調器にも適用できることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、消光比が大きなマッハ
ツェンダ型光変調器を容易に得ることができる。したが
って、本発明によるマッハツェンダ型光変調器を光伝送
装置に適用することにより、光伝送装置の伝送距離、伝
送容量を飛躍的に向上できる。
ツェンダ型光変調器を容易に得ることができる。したが
って、本発明によるマッハツェンダ型光変調器を光伝送
装置に適用することにより、光伝送装置の伝送距離、伝
送容量を飛躍的に向上できる。
【図1】本発明によるマッハツェンダ型光変調器の動作
原理を説明する図
原理を説明する図
【図2】本発明によるマッハツェンダ型光変調器の第一
の実施例の構成を示す図
の実施例の構成を示す図
【図3】本発明によるマッハツェンダ型光変調器の第一
の実施例の変調特性を示す図
の実施例の変調特性を示す図
【図4】本発明によるマッハツェンダ型光変調器を用い
た光伝送装置の一実施例の構成ブロック図
た光伝送装置の一実施例の構成ブロック図
【図5】本発明によるマッハツェンダ型光変調器の第二
の実施例の構成を示す図
の実施例の構成を示す図
【図6】本発明によるマッハツェンダ型光変調器の第二
の実施例の変調特性を示す図
の実施例の変調特性を示す図
1、2…位相変調器 3、4…強度変調
器 5、6…Y分岐 7…n型InP基
板 8…SiO2マスク 9…多重量子井戸
層 10…p型InAlAsクラッド層、 11…電極分離用
溝 12…分岐及び光導波路 13…ポリイミド 14、15…位相変調器電極 16、17…電界
吸収型光変調器電極 18…n電極 19…半導体レー
ザ 20…マッハツェンダ型光変調器 21、22…Er
ドープ光ファイバ増幅器 23…分散シフトファイバ 24…PINフォ
トダイオード 25…変調回路 26…受信回路 27…サンプリングオシロスコープ 28…変調信号 29…位相変調バイアス 30…消光比調整
バイアス 31…P多重量子井戸層 32…InGaAs
Pエッチストップ層 33…P多重量子井戸層 34…Feドープ
InP 35…p型InPクラッド層 36…電極分離用
溝 38、38…半導体光増幅器電極
器 5、6…Y分岐 7…n型InP基
板 8…SiO2マスク 9…多重量子井戸
層 10…p型InAlAsクラッド層、 11…電極分離用
溝 12…分岐及び光導波路 13…ポリイミド 14、15…位相変調器電極 16、17…電界
吸収型光変調器電極 18…n電極 19…半導体レー
ザ 20…マッハツェンダ型光変調器 21、22…Er
ドープ光ファイバ増幅器 23…分散シフトファイバ 24…PINフォ
トダイオード 25…変調回路 26…受信回路 27…サンプリングオシロスコープ 28…変調信号 29…位相変調バイアス 30…消光比調整
バイアス 31…P多重量子井戸層 32…InGaAs
Pエッチストップ層 33…P多重量子井戸層 34…Feドープ
InP 35…p型InPクラッド層 36…電極分離用
溝 38、38…半導体光増幅器電極
Claims (10)
- 【請求項1】光導波路の伝搬光を二つに分岐し、得られ
た分岐光の位相差を変化させた後、合波して出力するマ
ッハツェンダ型光変調器において、上記分岐光を伝搬さ
せる光導波路の少なくとも一方に位相変調器に加えて強
度変調器を設けたことを特徴とするマッハツェンダ型光
変調器。 - 【請求項2】上記マッハツェンダ型光変調器の光導波
路、位相変調器及び強度変調器が半導体で構成されたこ
とを特徴とする請求項1記載のマッハツェンダ型光変調
器。 - 【請求項3】上記光導波路の少なくとも一部に半導体多
重量子井戸層が形成されたことを特徴とする請求項2記
載のマッハツェンダ型光変調器。 - 【請求項4】上記位相変調器の多重量子井戸層と上記強
度変調器の多重量子井戸層が絶縁体マスクを用いた領域
選択成長法により同時に成長して形成されたものである
ことを特徴とする請求項3記載のマッハツェンダ型光変
調器。 - 【請求項5】上記強度変調器が電界吸収型光変調器で構
成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
に記載のマッハツェンダ型光変調器。 - 【請求項6】上記強度変調器が半導体光増幅器で構成さ
れたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
載のマッハツェンダ型光変調器。 - 【請求項7】上記位相変調器の位相変調を行なうための
層と上記強度変調器の強度変調を行なうための層を順次
成長した後、位相変調領域のみ強度変調を行うための層
を除去して作製することを特徴とする請求項2又は3記
載のマッハツェンダ型光変調器の製造方法。 - 【請求項8】少なくとも一つの位相変調器に変調信号を
与え、少なくとも一つの強度変調領域に消光比を制御す
るための電圧又は電流を与えることを特徴とする請求項
1ないし7のいずれかに記載のマッハツェンダ型光変調
器の駆動法。 - 【請求項9】上記マッハツェンダ型光変調器の駆動法に
おいて、出力光の消光比が最大になるように上記強度変
調器に与える電圧又は電流を調整することを特徴とする
請求項8記載のマッハツェンダ型光変調器の駆動法。 - 【請求項10】請求項1ないし9のいずれかに記載のマ
ッハツェンダ型光変調器を用いたことを特徴とする光伝
送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19466793A JPH0749473A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マッハツェンダ型変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19466793A JPH0749473A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マッハツェンダ型変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749473A true JPH0749473A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16328310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19466793A Pending JPH0749473A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | マッハツェンダ型変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749473A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5995685A (en) * | 1997-09-26 | 1999-11-30 | Fujitsu Limited | Optical modulator and an optical modulating method |
| EP1315025A1 (de) * | 2001-11-22 | 2003-05-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Modulator und dazugehöriges Verfahren für eine optische Modulation |
| JP2006171369A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光変調器 |
| JP2007233360A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-09-13 | Toray Ind Inc | 光デバイス |
| JP2010503894A (ja) * | 2006-09-21 | 2010-02-04 | アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド | 電界吸収型変調器の干渉動作 |
| JP2011022390A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光位相変調器および光位相変調装置 |
| JP2012119482A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 波長可変レーザ装置およびその制御方法 |
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| US8781263B2 (en) | 2010-11-30 | 2014-07-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical modulator |
| JP2015219500A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 日本電信電話株式会社 | マッハツェンダ型光変調器、光iq変調器、およびその制御方法 |
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| US9274399B2 (en) | 2010-11-30 | 2016-03-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical modulator |
| JP2019197194A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 日本電信電話株式会社 | 半導体デバイス |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19466793A patent/JPH0749473A/ja active Pending
Cited By (21)
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