JPH0749661B2 - 水中打込部材の防食補修補強方法 - Google Patents
水中打込部材の防食補修補強方法Info
- Publication number
- JPH0749661B2 JPH0749661B2 JP15149987A JP15149987A JPH0749661B2 JP H0749661 B2 JPH0749661 B2 JP H0749661B2 JP 15149987 A JP15149987 A JP 15149987A JP 15149987 A JP15149987 A JP 15149987A JP H0749661 B2 JPH0749661 B2 JP H0749661B2
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- JP
- Japan
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- fiber
- filler
- underwater driving
- layer
- reinforced
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- Expired - Lifetime
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水底地盤に打込まれた鋼管杭,鋼矢板等の
水中打込部材を防食補修あるいは防食補強する方法に関
するものである。
水中打込部材を防食補修あるいは防食補強する方法に関
するものである。
従来、水底地盤に打込まれた鋼管杭等の水中打込部材を
防食補修あるいは防食補強する場合、水中打込部材にお
ける被防食補修補強部を型枠で囲み、その型枠と被防食
補修補強部との間にモルタルあるいはコンクリート等の
経時硬化性充填材を注入充填する方法が知られている。
そして経時硬化性充填材が硬化したのち、前記型枠を取
外す場合とその型枠を取外さないでそのまま埋殺す場合
とがあり、型枠を取外す場合は鋼製の型枠が用いられ、
また型枠を取外さないで埋殺す場合はプレキヤストのグ
ラスフアイバ補強セメント型枠(GRC型枠)が用いられ
る。
防食補修あるいは防食補強する場合、水中打込部材にお
ける被防食補修補強部を型枠で囲み、その型枠と被防食
補修補強部との間にモルタルあるいはコンクリート等の
経時硬化性充填材を注入充填する方法が知られている。
そして経時硬化性充填材が硬化したのち、前記型枠を取
外す場合とその型枠を取外さないでそのまま埋殺す場合
とがあり、型枠を取外す場合は鋼製の型枠が用いられ、
また型枠を取外さないで埋殺す場合はプレキヤストのグ
ラスフアイバ補強セメント型枠(GRC型枠)が用いられ
る。
しかしながら、前記従来技術において、経時硬化性充填
材が硬化したのち型枠を取外した場合は、前記充填材が
直接海水,日射等の環境(劣化促進環境)にさらされる
ので、硬化した充填材の劣化が促進され、かつその充填
材に流木等の漂流物や船等が直接衝突するので、充填材
にクラツクあるいは欠損が発生し易くなり、さらに経時
硬化性充填材の硬化反応に伴つて充填材に硬化収縮によ
るクラツクが発生し易いという問題がある。
材が硬化したのち型枠を取外した場合は、前記充填材が
直接海水,日射等の環境(劣化促進環境)にさらされる
ので、硬化した充填材の劣化が促進され、かつその充填
材に流木等の漂流物や船等が直接衝突するので、充填材
にクラツクあるいは欠損が発生し易くなり、さらに経時
硬化性充填材の硬化反応に伴つて充填材に硬化収縮によ
るクラツクが発生し易いという問題がある。
また経時硬化性充填材が硬化したのち、型枠を取外さな
いで埋殺す場合に使用するGRC型枠は、高価であると共
に重量が相当重いので取付施工の際の作業性が悪く、か
つ充填材との密着性を確保する手段を施したり、充填材
の硬化に伴う硬化収縮を防止するために膨張材を添加す
る等の必要があるので、コストが高くなり、さらに充填
材の硬化収縮に伴うクラツクがGRC型枠にまで及ぶ等の
問題がある。
いで埋殺す場合に使用するGRC型枠は、高価であると共
に重量が相当重いので取付施工の際の作業性が悪く、か
つ充填材との密着性を確保する手段を施したり、充填材
の硬化に伴う硬化収縮を防止するために膨張材を添加す
る等の必要があるので、コストが高くなり、さらに充填
材の硬化収縮に伴うクラツクがGRC型枠にまで及ぶ等の
問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる水中打込部材
の防食補修補強方法を提供することを目的とするもので
あつて、この発明の要旨とするところは、型枠1の内面
に繊維補強層2を取付けて構成した複数の繊維補強層付
き型枠3を、水中打込部材4における被防食補修補強部
を覆うように配置し、かつその被防食補修補強部と繊維
補強層付き型枠3との間に充填用空間5を設け、次にそ
の充填用空間5内に経時硬化性充填材6を注入充填する
ことを特徴とする水中打込部材の防食補修補強方法にあ
る。
の防食補修補強方法を提供することを目的とするもので
あつて、この発明の要旨とするところは、型枠1の内面
に繊維補強層2を取付けて構成した複数の繊維補強層付
き型枠3を、水中打込部材4における被防食補修補強部
を覆うように配置し、かつその被防食補修補強部と繊維
補強層付き型枠3との間に充填用空間5を設け、次にそ
の充填用空間5内に経時硬化性充填材6を注入充填する
ことを特徴とする水中打込部材の防食補修補強方法にあ
る。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明する。
第6図および第7図はこの発明の第1実施例において用
いられる繊維補強層付き型枠3を示すものであつて、半
円筒状の鋼製型枠1の内面に、ガラス繊維または合成繊
維の不織布(または市販の繊維マツト)からなるシート
状の繊維補強層2が両面接着テープ等により着脱自在に
固定され、かつ前記型枠1の外面の周囲方向端部には、
上下方向に延長するL形断面の鋼製連結部材7が溶接に
より固着され、その鋼製連結部材7には多数のボルト挿
通用透孔8が設けられている。
いられる繊維補強層付き型枠3を示すものであつて、半
円筒状の鋼製型枠1の内面に、ガラス繊維または合成繊
維の不織布(または市販の繊維マツト)からなるシート
状の繊維補強層2が両面接着テープ等により着脱自在に
固定され、かつ前記型枠1の外面の周囲方向端部には、
上下方向に延長するL形断面の鋼製連結部材7が溶接に
より固着され、その鋼製連結部材7には多数のボルト挿
通用透孔8が設けられている。
第1図ないし第5図は前記繊維補強層付き型枠3を使用
したこの発明の第1実施例を示すものであつて、まず第
1図および第2図に示すように、水底地盤に打込まれて
上部コンクリート床版9を支持している鋼管杭からなる
水中打込部材4における被防食補修補強部の下方に、型
枠位置決め用ストツパ10を有する鋼製環状底板11とその
鋼製環状底板11を支承するリブ12とが溶接により固着さ
れ、一対の繊維補強層付き型枠3は、水中打込部材にお
ける被防食補修補強部を囲むように円形に配置されて前
記環状底板11に配置され、かつ隣り合う繊維補強層付き
型枠3の端部の連結部材7にわたつて多数のボルト13が
挿通され、そのボルト13により各繊維補強層付き型枠3
における型枠1の端部が相互に締付結合され、前記被防
食補修補強部と各繊維補強層付き型枠3との間に充填用
空間5が設けられる。
したこの発明の第1実施例を示すものであつて、まず第
1図および第2図に示すように、水底地盤に打込まれて
上部コンクリート床版9を支持している鋼管杭からなる
水中打込部材4における被防食補修補強部の下方に、型
枠位置決め用ストツパ10を有する鋼製環状底板11とその
鋼製環状底板11を支承するリブ12とが溶接により固着さ
れ、一対の繊維補強層付き型枠3は、水中打込部材にお
ける被防食補修補強部を囲むように円形に配置されて前
記環状底板11に配置され、かつ隣り合う繊維補強層付き
型枠3の端部の連結部材7にわたつて多数のボルト13が
挿通され、そのボルト13により各繊維補強層付き型枠3
における型枠1の端部が相互に締付結合され、前記被防
食補修補強部と各繊維補強層付き型枠3との間に充填用
空間5が設けられる。
次に前記充填用空間5に、第3図に示すようにコンクリ
ート等の経時硬化性充填材6が注入充填されると共に、
その経時硬化性充填材6の一部が繊維補強層2における
繊維の間に侵入し、その経時硬化性充填材6が硬化した
のち、ボルト13が取外されて外型枠1が撤去され、第4
図および第5図に示すように、繊維補強層2とその中に
侵入して硬化した充填材とからなる繊維補強硬化体層14
が、硬化した充填材6の表層部に形成される。
ート等の経時硬化性充填材6が注入充填されると共に、
その経時硬化性充填材6の一部が繊維補強層2における
繊維の間に侵入し、その経時硬化性充填材6が硬化した
のち、ボルト13が取外されて外型枠1が撤去され、第4
図および第5図に示すように、繊維補強層2とその中に
侵入して硬化した充填材とからなる繊維補強硬化体層14
が、硬化した充填材6の表層部に形成される。
この発明を実施する場合、繊維補強層2を構成する繊維
としては、ガラス繊維,炭素繊維,ポリプロピレン繊
維,ポリエチレン繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維,
アラミツド繊維,アモルフアス繊維,スチール繊維,四
フツ化エチレン繊維等を使用することができ、また経時
硬化性充填材としては、セメントモルタル,コンクリー
ト,ポリマーセメント,レジンモルタル,プレミツクス
モルタル(ガラス繊維,スチール繊維とセメントモルタ
ルとを混合したもの)等を使用することができる。
としては、ガラス繊維,炭素繊維,ポリプロピレン繊
維,ポリエチレン繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維,
アラミツド繊維,アモルフアス繊維,スチール繊維,四
フツ化エチレン繊維等を使用することができ、また経時
硬化性充填材としては、セメントモルタル,コンクリー
ト,ポリマーセメント,レジンモルタル,プレミツクス
モルタル(ガラス繊維,スチール繊維とセメントモルタ
ルとを混合したもの)等を使用することができる。
前記型枠を構成する材料としては、鋼材,アルミ材,FRP
材,木材等を使用することができる。前記経時硬化性充
填材6が硬化したのち、型枠1を取外さないで埋殺して
もよい。
材,木材等を使用することができる。前記経時硬化性充
填材6が硬化したのち、型枠1を取外さないで埋殺して
もよい。
この発明は既設または新設の何れの水中打込部材の防食
補修補強にも実施することができる。さらにまた、前記
充填用空間5内に、予め鉄筋等の補強材を配置したのち
経時硬化性充填材を注入充填すれば、硬化後の充填材の
強度を著しく向上させることができる。
補修補強にも実施することができる。さらにまた、前記
充填用空間5内に、予め鉄筋等の補強材を配置したのち
経時硬化性充填材を注入充填すれば、硬化後の充填材の
強度を著しく向上させることができる。
この発明によれば、型枠1を取外しても、硬化した充填
材6の表層部に繊維補強硬化体層14が形成されているの
で、海水,日射等の環境から防食補修補強用の充填材6
を保護することができると共に、流木等の漂流物の衝突
力から前記充填材6を保護することができ、かつ工場で
製作されたGRC製型枠を使用しないで、単に施工現場に
おいて経時硬化性充填材を注入充填するだけで、表層部
に繊維補強硬化体層14を有する硬化充填材を形成するこ
とができるので、水中打込部材4の防食補修補強施工を
低コストで行なうことができ、さらに充填材が硬化する
ときの硬化収縮に伴うクラツクは充填材の表層から発生
しようとするが、その充填材の表層部は繊維補強硬化体
層14により強靱を付与されているので、硬化収縮に伴う
クラツクの発生を防止することができ、また前記従来の
GRC型枠のような大重量の型枠を使用する必要はなく、
軽量な型枠を使用できるのでハンドリングが容易である
等の効果が得られる。
材6の表層部に繊維補強硬化体層14が形成されているの
で、海水,日射等の環境から防食補修補強用の充填材6
を保護することができると共に、流木等の漂流物の衝突
力から前記充填材6を保護することができ、かつ工場で
製作されたGRC製型枠を使用しないで、単に施工現場に
おいて経時硬化性充填材を注入充填するだけで、表層部
に繊維補強硬化体層14を有する硬化充填材を形成するこ
とができるので、水中打込部材4の防食補修補強施工を
低コストで行なうことができ、さらに充填材が硬化する
ときの硬化収縮に伴うクラツクは充填材の表層から発生
しようとするが、その充填材の表層部は繊維補強硬化体
層14により強靱を付与されているので、硬化収縮に伴う
クラツクの発生を防止することができ、また前記従来の
GRC型枠のような大重量の型枠を使用する必要はなく、
軽量な型枠を使用できるのでハンドリングが容易である
等の効果が得られる。
図面はこの発明の実施例を示すものであつて、第1図は
水中打込部材における被防食補修補強部を囲む繊維補強
層付き型枠をセツトした状態を示す一部切欠縦断側面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は水中打
込部材の被防食補修補強部と繊維補強層付き型枠との間
に経時硬化性充填材を充填した状態を示す横断平面図、
第4図は水中打込部材の防食補修補強を終了した状態を
示す一部縦断側面図、第5図は第4図のB−B線断面図
である。第6図はこの発明の実施例において用いられる
繊維補強層付き型枠の斜視図、第7図はその横断平面図
である。 図において1は型枠、2は繊維補強層、3は繊維補強層
付き型枠、4は水中打込部材、5は充填用空間、6は経
時硬化性充填材、7は連結部材、8はボルト挿通用透
孔、10は型枠位置決め用ストツパ、11は環状底板、13は
ボルト、14は繊維補強硬化体層である。
水中打込部材における被防食補修補強部を囲む繊維補強
層付き型枠をセツトした状態を示す一部切欠縦断側面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は水中打
込部材の被防食補修補強部と繊維補強層付き型枠との間
に経時硬化性充填材を充填した状態を示す横断平面図、
第4図は水中打込部材の防食補修補強を終了した状態を
示す一部縦断側面図、第5図は第4図のB−B線断面図
である。第6図はこの発明の実施例において用いられる
繊維補強層付き型枠の斜視図、第7図はその横断平面図
である。 図において1は型枠、2は繊維補強層、3は繊維補強層
付き型枠、4は水中打込部材、5は充填用空間、6は経
時硬化性充填材、7は連結部材、8はボルト挿通用透
孔、10は型枠位置決め用ストツパ、11は環状底板、13は
ボルト、14は繊維補強硬化体層である。
Claims (1)
- 【請求項1】型枠1の内面に繊維補強層2を取付けて構
成した複数の繊維補強層付き型枠3を、水中打込部材4
における被防食補修補強部を覆うように配置し、かつそ
の被防食補修補強部と繊維補強層付き型枠3との間に充
填用空間5を設け、次にその充填用空間5内に経時硬化
性充填材6を注入充填することを特徴とする水中打込部
材の防食補修補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15149987A JPH0749661B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水中打込部材の防食補修補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15149987A JPH0749661B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水中打込部材の防食補修補強方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63315737A JPS63315737A (ja) | 1988-12-23 |
| JPH0749661B2 true JPH0749661B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=15519843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15149987A Expired - Lifetime JPH0749661B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水中打込部材の防食補修補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2678566B2 (ja) * | 1994-03-15 | 1997-11-17 | 株式会社技研製作所 | 杭および杭壁並びに杭壁の施工方法 |
| JP5970211B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-08-17 | 株式会社大林組 | 既設杭の補強構造 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15149987A patent/JPH0749661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63315737A (ja) | 1988-12-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531 |