JPH0750136A - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
- Publication number
- JPH0750136A JPH0750136A JP21227893A JP21227893A JPH0750136A JP H0750136 A JPH0750136 A JP H0750136A JP 21227893 A JP21227893 A JP 21227893A JP 21227893 A JP21227893 A JP 21227893A JP H0750136 A JPH0750136 A JP H0750136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color selection
- mask
- cathode ray
- ray tube
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源投入後の経時的に変化する電子ビームの
ランディング位置のずれ量を小さくすることができるト
リニトロン方式の陰極線管を提供すること。 【構成】 色選別マスク1のスプリング3の管体パネル
7内面のスタッドピン9との係合面を該マスク1の長軸
を法線とする平面に沿わせる。陰極線管の電源投入後の
メインの時間における該マスク1の長軸側の熱膨張によ
りスプリング3を点線のようにたわませるが、その時、
管体パネル7の内壁面のスタッドピン9を中心にスプリ
ング3が円運動(矢印A方向)の動きとなるので、該マ
スク1は長軸方向のみならず管軸11方向に配置位置を
変え、GHが小さくなる方向に動き、管体パネル7内面
の蛍光体12に対する電子ビームの到達位置13がマス
ク部10の変形に影響されにくくなる。こうして、色選
別マスク1のコーナー軸支持方式が本来持っている色選
別マスク1の熱膨張によるGH補正機構が充分働くこと
になる。
ランディング位置のずれ量を小さくすることができるト
リニトロン方式の陰極線管を提供すること。 【構成】 色選別マスク1のスプリング3の管体パネル
7内面のスタッドピン9との係合面を該マスク1の長軸
を法線とする平面に沿わせる。陰極線管の電源投入後の
メインの時間における該マスク1の長軸側の熱膨張によ
りスプリング3を点線のようにたわませるが、その時、
管体パネル7の内壁面のスタッドピン9を中心にスプリ
ング3が円運動(矢印A方向)の動きとなるので、該マ
スク1は長軸方向のみならず管軸11方向に配置位置を
変え、GHが小さくなる方向に動き、管体パネル7内面
の蛍光体12に対する電子ビームの到達位置13がマス
ク部10の変形に影響されにくくなる。こうして、色選
別マスク1のコーナー軸支持方式が本来持っている色選
別マスク1の熱膨張によるGH補正機構が充分働くこと
になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管(通称、ブラウ
ン管)に関するもので、特に陰極線管の内部に設けられ
る色選別機構(以下、単に色選別マスクということがあ
る)の支持方式に特徴のある陰極線管に関する。
ン管)に関するもので、特に陰極線管の内部に設けられ
る色選別機構(以下、単に色選別マスクということがあ
る)の支持方式に特徴のある陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン用の陰極線管の内部
には色選別マスクが設けられているが、一部のカラーテ
レビジョンは色選別マスクがそのコーナー部に設けた支
持部を介して陰極線管により支持されている(実開平2
−148552号公報、特公平3−61978号公報参
照)。例えば、シャドウマスク管では図10に示すよう
に色選別マスク14のコーナー部に設けた取付代16
に、係合孔17aを持った色選別マスク固定用スプリン
グ17を溶接し、その係合孔17aに陰極線管パネル1
8(陰極線ガラスバルブ前方部)の内壁面に設けられた
スタッドピン(図示せず)を係合させるようにしたもの
が使用されている。なお、陰極線バルブは前記パネル1
8とファンネル19とから構成されている。そして、こ
の色選別マスク固定用スプリング17の係合孔17aと
陰極線管パネル18のスタッドピンとの係合方向(前記
スプリング17の陰極線管パネル18への係合面の法線
である図中のX方向)は色選別マスク14のコーナー部
の軸方向を向いている。色選別マスク14は陰極線管内
部の温度上昇に伴って経時的に等方的に膨張するので、
前記した色選別マスク14の陰極線管パネル18に対す
るコーナー部支持方式を採用すると、陰極線管内部の温
度上昇に伴う経時的な色選別マスク14の膨張をコーナ
ー部で吸収することができるため、陰極線管パネル18
内部の経時的な熱膨張による電子ビームのずれ量は一定
となり、色ずれが生じにくくなる。
には色選別マスクが設けられているが、一部のカラーテ
レビジョンは色選別マスクがそのコーナー部に設けた支
持部を介して陰極線管により支持されている(実開平2
−148552号公報、特公平3−61978号公報参
照)。例えば、シャドウマスク管では図10に示すよう
に色選別マスク14のコーナー部に設けた取付代16
に、係合孔17aを持った色選別マスク固定用スプリン
グ17を溶接し、その係合孔17aに陰極線管パネル1
8(陰極線ガラスバルブ前方部)の内壁面に設けられた
スタッドピン(図示せず)を係合させるようにしたもの
が使用されている。なお、陰極線バルブは前記パネル1
8とファンネル19とから構成されている。そして、こ
の色選別マスク固定用スプリング17の係合孔17aと
陰極線管パネル18のスタッドピンとの係合方向(前記
スプリング17の陰極線管パネル18への係合面の法線
である図中のX方向)は色選別マスク14のコーナー部
の軸方向を向いている。色選別マスク14は陰極線管内
部の温度上昇に伴って経時的に等方的に膨張するので、
前記した色選別マスク14の陰極線管パネル18に対す
るコーナー部支持方式を採用すると、陰極線管内部の温
度上昇に伴う経時的な色選別マスク14の膨張をコーナ
ー部で吸収することができるため、陰極線管パネル18
内部の経時的な熱膨張による電子ビームのずれ量は一定
となり、色ずれが生じにくくなる。
【0003】しかし、短軸方向に設けた縦スリット状の
マスク部を持つ色選別マスクを使用するトリニトロン管
のような陰極線管においては、特定の周波数で色選別マ
スクが共振することにより生じる色ずれの発生を防ぐた
めに、色選別マスクの短軸方向に張力(ターンバック
ル)を掛けているので、陰極線管の温度上昇により、色
選別マスクが経時的に等方的に膨張しない。そのため、
色選別マスクのコーナー部における陰極線管パネルへの
支持機構の支持方向(色選別マスク固定用スプリングの
陰極線管パネルへの係合面の法線方向)を色選別マスク
のコーナー軸方向(図10のX軸方向)に向けると、陰
極線管内部の温度上昇により色選別マスク固定用スプリ
ングにねじれを生じ、熱膨張による補正機構が十分に作
用しないといった問題があった。
マスク部を持つ色選別マスクを使用するトリニトロン管
のような陰極線管においては、特定の周波数で色選別マ
スクが共振することにより生じる色ずれの発生を防ぐた
めに、色選別マスクの短軸方向に張力(ターンバック
ル)を掛けているので、陰極線管の温度上昇により、色
選別マスクが経時的に等方的に膨張しない。そのため、
色選別マスクのコーナー部における陰極線管パネルへの
支持機構の支持方向(色選別マスク固定用スプリングの
陰極線管パネルへの係合面の法線方向)を色選別マスク
のコーナー軸方向(図10のX軸方向)に向けると、陰
極線管内部の温度上昇により色選別マスク固定用スプリ
ングにねじれを生じ、熱膨張による補正機構が十分に作
用しないといった問題があった。
【0004】そこで、図9に示すように、従来よりトリ
ニトロン方式の陰極線管では色選別マスク1のフレーム
5、6にスプリング20とスプリングホルダー21を取
り付けた、いわゆるフレームの軸上支持方式が主流であ
った。しかし、このようなトリニトロン管の軸上支持方
式の場合には、電源投入後の初期の時間(具体的には0
〜5分間)に電子ビームのずれが大きくなっていた。こ
の原因は、色選別マスク1のマスク部10の熱容量が小
さいので、前記電源投入後の初期の時間のマスク部10
の熱膨張に伴い力学的変形を受けている長軸側フレーム
5と短軸側のフレーム6が、張力印加前の状態に戻ろう
とすることによる。このとき、図7に示すように長軸側
のフレーム5は点線で示すように曲率半径が小さくなる
(曲率が大きくなる)方向に変形し、また、短軸側のフ
レーム6は矢印で示す方向に変形する。このような色選
別マスク1に掛けていた張力の低下や曲率の変化は、従
来の軸上支持方式の色選別マスク1を設ける場合のトリ
ニトロン方式の陰極線管においては、いずれも該マスク
1と陰極線管パネル内面との距離(グリルハイト:G
H)の増大となって現れ、陰極線管の温度上昇に伴って
電子ビームのランディング位置のずれ(以下、温度ドリ
フトという)の問題が生じる。
ニトロン方式の陰極線管では色選別マスク1のフレーム
5、6にスプリング20とスプリングホルダー21を取
り付けた、いわゆるフレームの軸上支持方式が主流であ
った。しかし、このようなトリニトロン管の軸上支持方
式の場合には、電源投入後の初期の時間(具体的には0
〜5分間)に電子ビームのずれが大きくなっていた。こ
の原因は、色選別マスク1のマスク部10の熱容量が小
さいので、前記電源投入後の初期の時間のマスク部10
の熱膨張に伴い力学的変形を受けている長軸側フレーム
5と短軸側のフレーム6が、張力印加前の状態に戻ろう
とすることによる。このとき、図7に示すように長軸側
のフレーム5は点線で示すように曲率半径が小さくなる
(曲率が大きくなる)方向に変形し、また、短軸側のフ
レーム6は矢印で示す方向に変形する。このような色選
別マスク1に掛けていた張力の低下や曲率の変化は、従
来の軸上支持方式の色選別マスク1を設ける場合のトリ
ニトロン方式の陰極線管においては、いずれも該マスク
1と陰極線管パネル内面との距離(グリルハイト:G
H)の増大となって現れ、陰極線管の温度上昇に伴って
電子ビームのランディング位置のずれ(以下、温度ドリ
フトという)の問題が生じる。
【0005】このような問題点を解決するために本発明
者は図6に示すような、色選別マスク1の長辺側フレー
ム5または短辺側フレーム6にスプリングホルダー22
により支持固定され、パネル7とファンネル8とから構
成される陰極線バルブの管体パネル7の内面のスタッド
ピン(図示せず)と該マスク1のコーナー部の軸方向
(図6のX軸方向)で係合するスプリング23を開発し
て(以下、コーナー軸方向支持方式と言う)特許出願を
した(特願平5−48656号)。
者は図6に示すような、色選別マスク1の長辺側フレー
ム5または短辺側フレーム6にスプリングホルダー22
により支持固定され、パネル7とファンネル8とから構
成される陰極線バルブの管体パネル7の内面のスタッド
ピン(図示せず)と該マスク1のコーナー部の軸方向
(図6のX軸方向)で係合するスプリング23を開発し
て(以下、コーナー軸方向支持方式と言う)特許出願を
した(特願平5−48656号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者の前
記特許出願した発明のトリニトロン管の色選別マスク1
のコーナー軸方向支持方式でも、図10に示すシャドウ
マスク管色選別マスク14のコーナー部支持方式の陰極
線管の場合に比べて、なお、電源投入後のメインの時間
(具体的には5分間経過した後の時間)の温度ドリフト
が大きく、この温度ドリフトを小さくすることが課題と
して残っていた。そこで、本発明の目的は色選別マスク
の熱膨張による補正機構を十分作用させて、電源投入後
の経時的に変化する電子ビームのランディング位置のず
れ量を小さくすることができる陰極線管を提供すること
である。
記特許出願した発明のトリニトロン管の色選別マスク1
のコーナー軸方向支持方式でも、図10に示すシャドウ
マスク管色選別マスク14のコーナー部支持方式の陰極
線管の場合に比べて、なお、電源投入後のメインの時間
(具体的には5分間経過した後の時間)の温度ドリフト
が大きく、この温度ドリフトを小さくすることが課題と
して残っていた。そこで、本発明の目的は色選別マスク
の熱膨張による補正機構を十分作用させて、電源投入後
の経時的に変化する電子ビームのランディング位置のず
れ量を小さくすることができる陰極線管を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、蛍光面が内面に形
成されたパネルを持つ管体と、該管体内に封入された電
子ビーム透過孔を持つ色選別機構を備えた陰極線管にお
いて、色選別機構のコーナー部における管体パネルへの
支持手段の法線方向を色選別機構の長軸方向とする陰極
線管である。本発明の陰極線管における色選別機構の管
体パネルへの支持手段は色選別機構の長辺側フレームに
支持された長軸方向支持方式、または色選別機構の短辺
側フレームに支持された長軸方向支持方式とすることが
できる。本発明の上記色選別機構の管体パネルへの支持
手段は色選別機構のフレームに接続固定されたスプリン
グホルダーと該スプリングホルダーに接続固定され、色
選別機構の長軸を法線とする平面に沿った平面部と該平
面部に設けられた係合孔とを持つスプリングと、管体パ
ネル内面に設けられた前記スプリングの係合孔に係合す
るスタッドピンとすることができる。
構成によって達成される。すなわち、蛍光面が内面に形
成されたパネルを持つ管体と、該管体内に封入された電
子ビーム透過孔を持つ色選別機構を備えた陰極線管にお
いて、色選別機構のコーナー部における管体パネルへの
支持手段の法線方向を色選別機構の長軸方向とする陰極
線管である。本発明の陰極線管における色選別機構の管
体パネルへの支持手段は色選別機構の長辺側フレームに
支持された長軸方向支持方式、または色選別機構の短辺
側フレームに支持された長軸方向支持方式とすることが
できる。本発明の上記色選別機構の管体パネルへの支持
手段は色選別機構のフレームに接続固定されたスプリン
グホルダーと該スプリングホルダーに接続固定され、色
選別機構の長軸を法線とする平面に沿った平面部と該平
面部に設けられた係合孔とを持つスプリングと、管体パ
ネル内面に設けられた前記スプリングの係合孔に係合す
るスタッドピンとすることができる。
【0008】
【作用】本発明者らは前記特許出願した発明(トリニト
ロン方式の陰極線管の色選別マスクのコーナー軸方向支
持方式)を完成させた後、当該発明においても、陰極線
管の電源投入後のメインの時間(5分経過後)における
温度ドリフトが比較的大きいことについて、その原因究
明のための検討を精力的に行った。その結果、前記温度
ドリフトが比較的大きい原因は電源投入後、初期の時間
(0〜5分間)とメインの時間には色選別マスクの熱膨
張の方向が全く異なる現象によるものであることを見い
出した。すなわち、電源投入後の初期の時間には、図7
に示すように色選別マスク1は主に見かけ上熱容量の小
さい、その短軸方向に沿って膨張し、メイン時間には、
図8に示すように主に色選別マスク1は、その長軸方向
に沿って図中の矢印方向に膨張することを見い出した。
ロン方式の陰極線管の色選別マスクのコーナー軸方向支
持方式)を完成させた後、当該発明においても、陰極線
管の電源投入後のメインの時間(5分経過後)における
温度ドリフトが比較的大きいことについて、その原因究
明のための検討を精力的に行った。その結果、前記温度
ドリフトが比較的大きい原因は電源投入後、初期の時間
(0〜5分間)とメインの時間には色選別マスクの熱膨
張の方向が全く異なる現象によるものであることを見い
出した。すなわち、電源投入後の初期の時間には、図7
に示すように色選別マスク1は主に見かけ上熱容量の小
さい、その短軸方向に沿って膨張し、メイン時間には、
図8に示すように主に色選別マスク1は、その長軸方向
に沿って図中の矢印方向に膨張することを見い出した。
【0009】原理上は色選別マスク1の陰極線管管体パ
ネル7への支持は該マスク1のコーナー部で行うことで
色選別マスク1の熱変形が色選別マスク支持手段(例、
スプリング)のねじれで吸収されるので、本発明者の先
の特許出願した図6に示すコーナー軸方向支持方式だけ
で電源投入後の初期の温度ドリフトの問題は解決でき
る。ところが、このコーナー軸方向支持方式では色選別
マスク1の支持手段の支持の方向が、陰極線管管体パネ
ル7のコーナー軸方向(図6のX方向)を向いているの
で、電源投入後のメインの時間には色選別マスク1が、
その長軸方向に沿って膨張すると、電子ビ−ムの到達位
置がずれ、かつ支持手段(例、スプリング23)がねじ
れてしまうので、コーナー軸方向支持方式が本来持って
いる色選別マスク1の熱膨張による補正機構が充分働い
てくれないことを突き止めた。
ネル7への支持は該マスク1のコーナー部で行うことで
色選別マスク1の熱変形が色選別マスク支持手段(例、
スプリング)のねじれで吸収されるので、本発明者の先
の特許出願した図6に示すコーナー軸方向支持方式だけ
で電源投入後の初期の温度ドリフトの問題は解決でき
る。ところが、このコーナー軸方向支持方式では色選別
マスク1の支持手段の支持の方向が、陰極線管管体パネ
ル7のコーナー軸方向(図6のX方向)を向いているの
で、電源投入後のメインの時間には色選別マスク1が、
その長軸方向に沿って膨張すると、電子ビ−ムの到達位
置がずれ、かつ支持手段(例、スプリング23)がねじ
れてしまうので、コーナー軸方向支持方式が本来持って
いる色選別マスク1の熱膨張による補正機構が充分働い
てくれないことを突き止めた。
【0010】そこで本発明では、色選別マスクコーナー
部における陰極線管の管体パネルへの支持手段の法線方
向を色選別マスクの長軸方向とする(以下、長軸方向支
持方式と言う)と、陰極線管電源投入後メインの時間に
色選別マスクの熱膨張と共に支持手段(例、スプリン
グ)がねじれずに色選別マスクの管軸方向に該マスクが
管体パネル内面に近づく方向すなわち、GHが低下する
方向に動き、色選別マスクのコーナー軸支持方式が本来
持っている色選別マスクの熱膨張による補正機構が充分
働くことになる。
部における陰極線管の管体パネルへの支持手段の法線方
向を色選別マスクの長軸方向とする(以下、長軸方向支
持方式と言う)と、陰極線管電源投入後メインの時間に
色選別マスクの熱膨張と共に支持手段(例、スプリン
グ)がねじれずに色選別マスクの管軸方向に該マスクが
管体パネル内面に近づく方向すなわち、GHが低下する
方向に動き、色選別マスクのコーナー軸支持方式が本来
持っている色選別マスクの熱膨張による補正機構が充分
働くことになる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。な
お、本発明は以下の実施例に開示されたものに限定され
るものではない。図1〜図4には本発明の陰極線管の管
体パネルのコーナー部に支持される色選別マスク1の長
軸方向支持方式の例を示す。図1には色選別マスク1の
長軸方向長辺側支持方式の例を示し、図2はその要部拡
大図であり、また、図3には色選別マスク1の長軸方向
短辺側支持方式の例を示し、図4はその要部拡大図であ
る。
お、本発明は以下の実施例に開示されたものに限定され
るものではない。図1〜図4には本発明の陰極線管の管
体パネルのコーナー部に支持される色選別マスク1の長
軸方向支持方式の例を示す。図1には色選別マスク1の
長軸方向長辺側支持方式の例を示し、図2はその要部拡
大図であり、また、図3には色選別マスク1の長軸方向
短辺側支持方式の例を示し、図4はその要部拡大図であ
る。
【0012】図1、図2に示す長軸方向長辺側支持方式
で使用する色選別マスク1と陰極線管の管体パネル(図
示せず)との係合部材は断面形状が略L字形状のスプリ
ングホルダー2とこのスプリングホルダー2に溶接され
る板状のスプリング3とからなる。スプリングホルダー
2の略L字形状の一方の平板部分2aは色選別マスク1
の長辺側のフレーム5に溶接され、略L字形状の他方の
平板部分2bにはスプリング3が溶接される。図2から
明らかなように、スプリングホルダー2のフレーム5に
溶接された面とスプリング3に溶接される面とは互いに
反対側に位置する。そして、スプリング3はパネル内面
スタッドピンと係合した状態でその平面部が色選別マス
ク1の長軸を法線とする平面に沿うようにスプリングホ
ルダー2に溶接され、その平面部の先端部には係合孔3
aが設けられ、この係合孔3aがトリニトロン管の管体
パネル内面に設けられたスタッドピン(図示せず)に挿
入されて、色選別マスク1はトリニトロン管の管体パネ
ル内面の所定位置に配置されることになる。
で使用する色選別マスク1と陰極線管の管体パネル(図
示せず)との係合部材は断面形状が略L字形状のスプリ
ングホルダー2とこのスプリングホルダー2に溶接され
る板状のスプリング3とからなる。スプリングホルダー
2の略L字形状の一方の平板部分2aは色選別マスク1
の長辺側のフレーム5に溶接され、略L字形状の他方の
平板部分2bにはスプリング3が溶接される。図2から
明らかなように、スプリングホルダー2のフレーム5に
溶接された面とスプリング3に溶接される面とは互いに
反対側に位置する。そして、スプリング3はパネル内面
スタッドピンと係合した状態でその平面部が色選別マス
ク1の長軸を法線とする平面に沿うようにスプリングホ
ルダー2に溶接され、その平面部の先端部には係合孔3
aが設けられ、この係合孔3aがトリニトロン管の管体
パネル内面に設けられたスタッドピン(図示せず)に挿
入されて、色選別マスク1はトリニトロン管の管体パネ
ル内面の所定位置に配置されることになる。
【0013】図3と図4に示す長軸方向短辺側支持方式
で使用する色選別マスク1と管体パネル(図示せず)と
の係合部材は、平面形状のスプリングホルダー2とこの
スプリングホルダー2に溶接される板状のスプリング3
とからなる。スプリングホルダー2は色選別マスク1の
短辺側のフレーム(フレーム腕部材)6に溶接され、色
選別マスク1のフレーム腕部材6に溶接された平面部と
反対側の平面部にスプリング3が溶接され、スプリング
3の平面部はパネル内面スタッドピンと係合した状態で
色選別マスク1の長軸を法線とする平面に沿うようにス
プリングホルダー2に溶接され、その平面部の先端には
係合孔3aが設けられている。
で使用する色選別マスク1と管体パネル(図示せず)と
の係合部材は、平面形状のスプリングホルダー2とこの
スプリングホルダー2に溶接される板状のスプリング3
とからなる。スプリングホルダー2は色選別マスク1の
短辺側のフレーム(フレーム腕部材)6に溶接され、色
選別マスク1のフレーム腕部材6に溶接された平面部と
反対側の平面部にスプリング3が溶接され、スプリング
3の平面部はパネル内面スタッドピンと係合した状態で
色選別マスク1の長軸を法線とする平面に沿うようにス
プリングホルダー2に溶接され、その平面部の先端には
係合孔3aが設けられている。
【0014】なお、図1〜図4のスプリング3は管体パ
ネルのスタッドピンとの係合から解放された状態を示し
ているが、図5に示すように、スプリング3は管体パネ
ル7の内壁面に設けられたスタッドピン9との係合時に
は変形した状態、すなわち長軸を法線とする平面にスプ
リング3の係合平面を沿わせる方向に向けて色選別マス
ク1を管体パネル7で支持することができる。本実施例
によれば、図5に示すように陰極線管の電源投入後のメ
インの時間における色選別マスク1のマスク部10の熱
膨張と共にスプリング3はねじれないで色選別マスク1
が管体パネル7内面に近づく方向(図5の実線から点線
で示す色選別マスク1の方向)に動き、色選別マスク1
のコーナー軸支持方式が本来持っている色選別マスク1
の熱膨張による補正機構が充分働くことになる。
ネルのスタッドピンとの係合から解放された状態を示し
ているが、図5に示すように、スプリング3は管体パネ
ル7の内壁面に設けられたスタッドピン9との係合時に
は変形した状態、すなわち長軸を法線とする平面にスプ
リング3の係合平面を沿わせる方向に向けて色選別マス
ク1を管体パネル7で支持することができる。本実施例
によれば、図5に示すように陰極線管の電源投入後のメ
インの時間における色選別マスク1のマスク部10の熱
膨張と共にスプリング3はねじれないで色選別マスク1
が管体パネル7内面に近づく方向(図5の実線から点線
で示す色選別マスク1の方向)に動き、色選別マスク1
のコーナー軸支持方式が本来持っている色選別マスク1
の熱膨張による補正機構が充分働くことになる。
【0015】すなわち、陰極線管の電源投入後のメイン
の時間に長軸方向に熱膨張する色選別マスク1はスプリ
ング3を点線のようにたわませるが、そのとき、管体パ
ネル7の内壁面のスタッドピン9を中心にスプリング3
のスプリングホルダー2への溶接部側が円運動(矢印A
方向)をするような動きとなるので、該マスク1は長軸
方向のみならず管軸11方向に配置位置を変え、グリル
ハイト(GH)が小さくなる方向に動き、該マスク1が
長軸方向に熱膨張しても管体パネル7内面の蛍光体12
に対する電子ビーム13の到達位置(以下ランディン
グ)がマスク部10の変形に影響されにくくなる。こう
して、色選別マスク1のコーナー軸支持方式が本来持っ
ている色選別マスク1の熱膨張によるランディング補正
機構が充分働くことになる。
の時間に長軸方向に熱膨張する色選別マスク1はスプリ
ング3を点線のようにたわませるが、そのとき、管体パ
ネル7の内壁面のスタッドピン9を中心にスプリング3
のスプリングホルダー2への溶接部側が円運動(矢印A
方向)をするような動きとなるので、該マスク1は長軸
方向のみならず管軸11方向に配置位置を変え、グリル
ハイト(GH)が小さくなる方向に動き、該マスク1が
長軸方向に熱膨張しても管体パネル7内面の蛍光体12
に対する電子ビーム13の到達位置(以下ランディン
グ)がマスク部10の変形に影響されにくくなる。こう
して、色選別マスク1のコーナー軸支持方式が本来持っ
ている色選別マスク1の熱膨張によるランディング補正
機構が充分働くことになる。
【0016】本実施例によれば、色選別マスク1の熱膨
張による電子ビームのずれ量を補正するのに充分な色選
別マスク支持系を持つことが可能となり、図6に示す色
選別マスク支持手段(スプリングホルダー22とスプリ
ング23と図示しないスタッドピン)の支持方向が色選
別マスク1のコーナー軸方向を向いている場合に比べ
て、トリニトロン管のコーナー部の電子ビームのランデ
ィングを安定化させ、コーナー支持方式のシャドウマス
ク管に近い曲線を描き、温度ドリフトのメイン成分(5
−180分)を改善することが可能となった。なお、上
記実施例ではトリニトロン管について説明したが、本発
明の支持方式はシャドウマスク管にも適用できる。
張による電子ビームのずれ量を補正するのに充分な色選
別マスク支持系を持つことが可能となり、図6に示す色
選別マスク支持手段(スプリングホルダー22とスプリ
ング23と図示しないスタッドピン)の支持方向が色選
別マスク1のコーナー軸方向を向いている場合に比べ
て、トリニトロン管のコーナー部の電子ビームのランデ
ィングを安定化させ、コーナー支持方式のシャドウマス
ク管に近い曲線を描き、温度ドリフトのメイン成分(5
−180分)を改善することが可能となった。なお、上
記実施例ではトリニトロン管について説明したが、本発
明の支持方式はシャドウマスク管にも適用できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、陰極線管内のコーナー
部に設けられたスタッドピンで支持されるコーナー支持
色選別マスクの熱膨張による電子ビームのずれ量を補正
するのに充分なマスク支持系を持つことが可能となり、
陰極線管のコーナー部の電子ビームのランディングを安
定化させ、温度ドリフトを改善することが可能となる。
部に設けられたスタッドピンで支持されるコーナー支持
色選別マスクの熱膨張による電子ビームのずれ量を補正
するのに充分なマスク支持系を持つことが可能となり、
陰極線管のコーナー部の電子ビームのランディングを安
定化させ、温度ドリフトを改善することが可能となる。
【図1】 本発明の一実施例の長軸方向長辺側支持方式
の色選別マスクの斜視図である。
の色選別マスクの斜視図である。
【図2】 図1のスプリング部分の拡大図である。
【図3】 本発明の一実施例の長軸方向短辺側支持方式
の色選別マスクの斜視図である。
の色選別マスクの斜視図である。
【図4】 図3のスプリング部分の拡大図である。
【図5】 本発明の一実施例の長軸方向支持方式の色選
別マスクの熱変形によるマスク高さ補正機構の様子を説
明する陰極線管内の色選別マスクの一部分の上方視図で
ある。
別マスクの熱変形によるマスク高さ補正機構の様子を説
明する陰極線管内の色選別マスクの一部分の上方視図で
ある。
【図6】 従来技術のトリニトロン管内のコーナー軸支
持方式の色選別マスクの斜視図である。
持方式の色選別マスクの斜視図である。
【図7】 トリニトロン管に用いられる色選別マスクの
電源投入後の初期熱変形を説明する図である。
電源投入後の初期熱変形を説明する図である。
【図8】 トリニトロン管に用いられる色選別マスクの
電源投入後のメイン時間の熱変形を説明する図である。
電源投入後のメイン時間の熱変形を説明する図である。
【図9】 従来技術の軸上支持方式の色選別マスクの斜
視図である。
視図である。
【図10】 従来技術のシャドウマスク管内のコーナー
軸支持方式の色選別マスクの斜視図である。
軸支持方式の色選別マスクの斜視図である。
1…色選別マスク、2…スプリングホルダー、3…スプ
リング、5…長辺側フレーム、6…短辺側フレーム、7
…管体パネル、9…スタッドピン、10…マスク部、1
2…蛍光体
リング、5…長辺側フレーム、6…短辺側フレーム、7
…管体パネル、9…スタッドピン、10…マスク部、1
2…蛍光体
Claims (4)
- 【請求項1】 蛍光面が内面に形成されたパネルを持つ
管体と、該管体内に封入された電子ビーム透過孔を持つ
色選別機構を備えた陰極線管において、 色選別機構のコーナー部における管体パネルへの支持手
段の法線方向を色選別機構の長軸方向とすることを特徴
とする陰極線管。 - 【請求項2】 色選別機構の管体パネルへの支持手段は
色選別機構の長辺側フレームに支持された長軸方向支持
方式であることを特徴とする請求項1記載の陰極線管。 - 【請求項3】 色選別機構の管体パネルへの支持手段は
色選別機構の短辺側フレームに支持された長軸方向支持
方式であることを特徴とする請求項1記載の陰極線管。 - 【請求項4】 色選別機構の管体パネルへの支持手段は
色選別機構のフレームに接続固定されたスプリングホル
ダーと該スプリングホルダーに接続固定され、色選別機
構の長軸を法線とする平面に沿った平面部と該平面部に
設けられた係合孔とを持つスプリングと、管体パネル内
面に設けられた前記スプリングの係合孔に係合するスタ
ッドピンからなることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の陰極線管。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227893A JPH0750136A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 陰極線管 |
| TW83107420A TW272993B (ja) | 1993-07-27 | 1994-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227893A JPH0750136A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0750136A true JPH0750136A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16619961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21227893A Pending JPH0750136A (ja) | 1993-07-27 | 1993-08-03 | 陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750136A (ja) |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP21227893A patent/JPH0750136A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR930007528Y1 (ko) | 음극선관의 새도우 마스크 지지용 후크 스프링 | |
| US5672935A (en) | Supporting members for a color selecting electrode assembly | |
| JPH0750136A (ja) | 陰極線管 | |
| JP2592826B2 (ja) | カラー受像管 | |
| CN1055080A (zh) | 具有改进阴罩/框组合件支撑的彩色显象管 | |
| JP3943343B2 (ja) | 陰極線管 | |
| US6037709A (en) | Cathode ray tube | |
| TW423007B (en) | Color cathode ray tube | |
| US6388369B1 (en) | Tension mask assembly of a flat CRT having a tension controlling member on a side wall of a support bar | |
| JP2776141B2 (ja) | カラー受像管用フレーム | |
| JPH0523399U (ja) | シヤドウマスクフレーム組立体 | |
| JPS63170834A (ja) | カラ−受像管 | |
| JP3476686B2 (ja) | カラー受像管 | |
| JP3474844B2 (ja) | 陰極線管及びこれを用いた画像表示装置 | |
| JP2002075236A (ja) | シャドウマスク構体およびカラーブラウン管 | |
| KR100270386B1 (ko) | 컬러음극선관 | |
| KR200159848Y1 (ko) | 열변형 흡수구조의 음극선관 프레임 지지장치 | |
| JPH01286234A (ja) | カラー受像管用シャドウマスク構体 | |
| JPH11283523A (ja) | カラー受像管、該カラー受像管用の弾性支持体及び弾性支持機構 | |
| JPH09237585A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JP2004047135A (ja) | カラー陰極線管 | |
| KR910002932Y1 (ko) | 브라운관의 섀도우 마스크 지지 장치 | |
| JP3430493B2 (ja) | シャドウマスク構体 | |
| JPS60240028A (ja) | シヤドウマスク | |
| JP2001338590A (ja) | カラー陰極線管 |