JPH0750140A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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- JPH0750140A JPH0750140A JP19235093A JP19235093A JPH0750140A JP H0750140 A JPH0750140 A JP H0750140A JP 19235093 A JP19235093 A JP 19235093A JP 19235093 A JP19235093 A JP 19235093A JP H0750140 A JPH0750140 A JP H0750140A
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- beam passage
- field control
- control element
- side beam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁界制御素子によりセンタービームの偏向感
度とサイドビームの偏向感度を合わせることにより、両
ビームによるラスターパターンのコマ収差を補正する。 【構成】 円筒状のコンバーゼンス用シールドカップ2
の底部に形成された3電子ビームを各別に通過させる一
列配置の3個の電子ビーム通過孔11、12、13の
内、一対のサイドビーム通過孔11、12の周りにそれ
ぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する磁界制
御素子3、4が配置されたものにおいて、2個の磁界制
御素子3、4のそれぞれがサイドビーム通過孔11、1
2を完全に囲む磁性体からなり、その形状が大矩形部3
a、4aと小矩形部3b、4bを等脚台形部3c、4c
で結んだもので、小矩形部3b、4bがセンタービーム
通過孔13に近接するようにインライン配列方向におい
て対向して配置されている。
度とサイドビームの偏向感度を合わせることにより、両
ビームによるラスターパターンのコマ収差を補正する。 【構成】 円筒状のコンバーゼンス用シールドカップ2
の底部に形成された3電子ビームを各別に通過させる一
列配置の3個の電子ビーム通過孔11、12、13の
内、一対のサイドビーム通過孔11、12の周りにそれ
ぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する磁界制
御素子3、4が配置されたものにおいて、2個の磁界制
御素子3、4のそれぞれがサイドビーム通過孔11、1
2を完全に囲む磁性体からなり、その形状が大矩形部3
a、4aと小矩形部3b、4bを等脚台形部3c、4c
で結んだもので、小矩形部3b、4bがセンタービーム
通過孔13に近接するようにインライン配列方向におい
て対向して配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバーゼンス補正
回路を省略することが出来、且つピン歪補正量を軽減す
ることが出来るインライン配列の電子銃を有するカラー
陰極線管(以下単にCRTと呼ぶ)に関するものであ
る。
回路を省略することが出来、且つピン歪補正量を軽減す
ることが出来るインライン配列の電子銃を有するカラー
陰極線管(以下単にCRTと呼ぶ)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、インラインの電子銃を有するC
RTにおいては、水平偏向磁界をピン磁界に、垂直偏向
磁界をバレル磁界にすることにより、両サイドビーム間
の色ずれを減少させており、コンバーゼンス補正回路を
必要としない。しかし上述のように、非斉一磁界を使用
しているために、センタービームに対する偏向感度が、
サイドビームに対する偏向感度より悪くなるという欠点
がある。
RTにおいては、水平偏向磁界をピン磁界に、垂直偏向
磁界をバレル磁界にすることにより、両サイドビーム間
の色ずれを減少させており、コンバーゼンス補正回路を
必要としない。しかし上述のように、非斉一磁界を使用
しているために、センタービームに対する偏向感度が、
サイドビームに対する偏向感度より悪くなるという欠点
がある。
【0003】これはサイドビームに対する磁界密度が密
であるのに対して、センタービームに対する磁界密度が
疎だからである。その結果、画面上には図3に示すよう
なパターンが得られる。図3において、5はサイドビー
ムによるラスターパターンであり、6はセンタービーム
によるラスターパターンである。このようなラスターパ
ターンのコマ収差を補正するために、従来は図4に示す
ようなドーナツ型磁界制御素子7、8及び円盤型磁界制
御素子9、10をインライン配列の電子銃の電子ビーム
通過孔11、12、及び13の傍らに設けている。
であるのに対して、センタービームに対する磁界密度が
疎だからである。その結果、画面上には図3に示すよう
なパターンが得られる。図3において、5はサイドビー
ムによるラスターパターンであり、6はセンタービーム
によるラスターパターンである。このようなラスターパ
ターンのコマ収差を補正するために、従来は図4に示す
ようなドーナツ型磁界制御素子7、8及び円盤型磁界制
御素子9、10をインライン配列の電子銃の電子ビーム
通過孔11、12、及び13の傍らに設けている。
【0004】図4において、サイドビーム通過孔11、
12を取り巻くドーナツ型磁界制御素子7、8は、サイ
ドビーム通過孔11、12付近の水平、垂直偏向磁界を
弱め、センタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を
強めるように働く。また、円盤型磁界制御素子9、10
はセンタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を強め
るように働く。この結果、サイドビームに対する偏向感
度がセンタービームに対する偏向感度より悪くなり、偏
向感度を非斉一磁界にしたことによるセンタービームの
偏向感度の劣化を補正し、画面上にはコマ収差のないパ
ターンが得られる。
12を取り巻くドーナツ型磁界制御素子7、8は、サイ
ドビーム通過孔11、12付近の水平、垂直偏向磁界を
弱め、センタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を
強めるように働く。また、円盤型磁界制御素子9、10
はセンタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を強め
るように働く。この結果、サイドビームに対する偏向感
度がセンタービームに対する偏向感度より悪くなり、偏
向感度を非斉一磁界にしたことによるセンタービームの
偏向感度の劣化を補正し、画面上にはコマ収差のないパ
ターンが得られる。
【0005】また、コンバーゼンス補正回路を省略しよ
うとしたり、糸巻歪補正量を軽減しようとして、偏向ヨ
ークの種類や磁界分布をさまざまに変化させると、上記
目標を達成することの出来る偏向ヨークとインライン配
列電子銃を有するCRTの組合せに対して、コマ収差の
パターンが必ずしも図3のようなパターンでなく、図5
(a)または(b)のようなパターンとなる場合があ
る。
うとしたり、糸巻歪補正量を軽減しようとして、偏向ヨ
ークの種類や磁界分布をさまざまに変化させると、上記
目標を達成することの出来る偏向ヨークとインライン配
列電子銃を有するCRTの組合せに対して、コマ収差の
パターンが必ずしも図3のようなパターンでなく、図5
(a)または(b)のようなパターンとなる場合があ
る。
【0006】図5において、5a、5bは両サイドビー
ムによるラスターパターンであり、6a、6bはセンタ
ービームによるラスターパターンである。図5(a)の
ようなコマ収差を補正する場合には、図6に示すような
磁界制御素子14、15を、電子銃の電子ビーム通過孔
11、12、13の傍らに設ければよい。図6におい
て、磁界制御素子14、15の部分14a、14b、1
5a、及び15bは、両サイドビーム通過孔11、12
付近の垂直偏向磁界を弱め、センタービーム通過孔13
付近の垂直偏向磁界を強めるように働く。また、磁界制
御素子14、15の14c、15cの部分は、両サイド
ビーム通過孔11、12付近の水平偏向磁界を強め、セ
ンタービーム通過孔13付近の水平偏向磁界を弱めるよ
うに働く。
ムによるラスターパターンであり、6a、6bはセンタ
ービームによるラスターパターンである。図5(a)の
ようなコマ収差を補正する場合には、図6に示すような
磁界制御素子14、15を、電子銃の電子ビーム通過孔
11、12、13の傍らに設ければよい。図6におい
て、磁界制御素子14、15の部分14a、14b、1
5a、及び15bは、両サイドビーム通過孔11、12
付近の垂直偏向磁界を弱め、センタービーム通過孔13
付近の垂直偏向磁界を強めるように働く。また、磁界制
御素子14、15の14c、15cの部分は、両サイド
ビーム通過孔11、12付近の水平偏向磁界を強め、セ
ンタービーム通過孔13付近の水平偏向磁界を弱めるよ
うに働く。
【0007】この結果、センタービームに対する垂直偏
向感度が、両サイドビームに対する垂直偏向感度より高
くなり、またセンタービームに対する水平偏向磁界が両
サイドビームに対する水平偏向感度より低くなり、図5
(a)に示すようなコマ収差を補正し、画面上にはコマ
収差のないパターンが得られる。
向感度が、両サイドビームに対する垂直偏向感度より高
くなり、またセンタービームに対する水平偏向磁界が両
サイドビームに対する水平偏向感度より低くなり、図5
(a)に示すようなコマ収差を補正し、画面上にはコマ
収差のないパターンが得られる。
【0008】また、図5(a)に示すようなコマ収差を
補正する他の例として特開昭62−290047号公報
に示されたものがあり、図7はその構成を示すものであ
る。20、21は磁界制御素子で、これはサイドビーム
通過孔11、12を完全に囲む磁性体からなる環状部2
0a,21aと、三つのライン配列方向でセンタービー
ム通過孔13側にあってそれを挟む両側位置へのびる舌
状部20b、21bからなるものである。
補正する他の例として特開昭62−290047号公報
に示されたものがあり、図7はその構成を示すものであ
る。20、21は磁界制御素子で、これはサイドビーム
通過孔11、12を完全に囲む磁性体からなる環状部2
0a,21aと、三つのライン配列方向でセンタービー
ム通過孔13側にあってそれを挟む両側位置へのびる舌
状部20b、21bからなるものである。
【0009】上記構成によれば、環状部20a,21a
は水平、垂直偏向磁界の両サイドビーム通路上の磁界を
側路(シャント)させ、一方舌状部20b、21bは垂
直偏向磁界に対して、センタービーム通過孔近傍にその
磁界を集中させることによりコマ収差を補正するもので
ある。
は水平、垂直偏向磁界の両サイドビーム通路上の磁界を
側路(シャント)させ、一方舌状部20b、21bは垂
直偏向磁界に対して、センタービーム通過孔近傍にその
磁界を集中させることによりコマ収差を補正するもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(b)に示すように上下コマ収差の修正量が著しく大き
い場合には、図6に示すような従来の磁界制御素子では
左右のコマ収差を完全には補正できない。その理由とし
て、第1に磁界制御素子14、15の部分14a、14
b、15a及び15bのセンタービームに対する垂直偏
向磁界のシャント効果が悪いこと、第2に制御磁界素子
14、15の部分14c、15cのセンタービームに対
する垂直偏向磁界の磁束の集束効果が悪いことにある。
従って、図5(b)のようなパターンのコマ収差を補正
するには別の磁界制御素子が必要である。
(b)に示すように上下コマ収差の修正量が著しく大き
い場合には、図6に示すような従来の磁界制御素子では
左右のコマ収差を完全には補正できない。その理由とし
て、第1に磁界制御素子14、15の部分14a、14
b、15a及び15bのセンタービームに対する垂直偏
向磁界のシャント効果が悪いこと、第2に制御磁界素子
14、15の部分14c、15cのセンタービームに対
する垂直偏向磁界の磁束の集束効果が悪いことにある。
従って、図5(b)のようなパターンのコマ収差を補正
するには別の磁界制御素子が必要である。
【0011】また、図7に示す磁界制御素子は両サイド
ビーム通過孔を囲む部分が環状型のため、両サイドビー
ム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント効果が十
分ではなく、図5(b)のようなコマ収差の補正には十
分対応し得るものとはいえなかった。
ビーム通過孔を囲む部分が環状型のため、両サイドビー
ム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント効果が十
分ではなく、図5(b)のようなコマ収差の補正には十
分対応し得るものとはいえなかった。
【0012】さらに、図7に示すものでは、磁界制御素
子の形状が環状部と舌状部とからなる複雑な形状である
ため、垂直偏向磁界の偏向量を変えるために環状部およ
び舌状部の大きさを適切に選ぶことは実際上非常に困難
であった。
子の形状が環状部と舌状部とからなる複雑な形状である
ため、垂直偏向磁界の偏向量を変えるために環状部およ
び舌状部の大きさを適切に選ぶことは実際上非常に困難
であった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、両サイドビームに対する偏向感
度とセンタービームに対する偏向感度が異なるCRTと
偏向ヨークの組合せに対して、両サイドビームとセンタ
ービームに対する偏向感度の差を解消する偏向磁界制御
素子付きCRTを提供することを目的とする。
ためになされたもので、両サイドビームに対する偏向感
度とセンタービームに対する偏向感度が異なるCRTと
偏向ヨークの組合せに対して、両サイドビームとセンタ
ービームに対する偏向感度の差を解消する偏向磁界制御
素子付きCRTを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るCRT
は、同一平面上を通るセンタービーム及び一対のサイド
ビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電子
銃の先端部に円筒状のコンバーゼンスカップが取り付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔の内、一対のサイドビーム通過孔の周り
にそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する
磁界制御素子が配置されてなるものにおいて、磁界制御
素子のはサイドビーム通過孔を囲む磁性体であって、大
矩形部と小矩形部を等脚台形部で結合した形状に構成さ
れ、且つ小矩形部がセンタービーム通過孔に近接するよ
うにインライン配列方向において対向して一対配置され
ているものである。
は、同一平面上を通るセンタービーム及び一対のサイド
ビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電子
銃の先端部に円筒状のコンバーゼンスカップが取り付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔の内、一対のサイドビーム通過孔の周り
にそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する
磁界制御素子が配置されてなるものにおいて、磁界制御
素子のはサイドビーム通過孔を囲む磁性体であって、大
矩形部と小矩形部を等脚台形部で結合した形状に構成さ
れ、且つ小矩形部がセンタービーム通過孔に近接するよ
うにインライン配列方向において対向して一対配置され
ているものである。
【0015】
【作用】この発明における形状の磁界制御素子は、両サ
イドビーム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント
効果をより効果的にし、センタービーム通過孔付近の垂
直偏向磁界の収束効果をよくする。
イドビーム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント
効果をより効果的にし、センタービーム通過孔付近の垂
直偏向磁界の収束効果をよくする。
【0016】
実施例1.図1は本発明の一実施例である偏向磁界制御
素子付きCRTの電子銃部分の正面図である。図におい
て、2はシールドカップで、これにはサイドビーム通過
孔11、12及びセンタービーム通過孔13が設けられ
おり、これらを通してサイドビーム1a、1b、及びセ
ンタービーム1cが放出される。3、4は上記サイドビ
ーム通過孔11、12のそれぞれを取り囲むように設け
られた偏向磁界制御素子であり、その形状は、大矩形部
3a、4aと小矩形部3b、4bと、大矩形部と小矩形
部とを結ぶ等脚台形部3c、4cとからなっている。小
矩形部3b、4bの幅(図1における上下方向の幅)は
サイドビーム通過孔11、12の孔径と等しく設定され
ている。そして、その配置は、小矩形部3b、4bが互
いに対向するようになされている。
素子付きCRTの電子銃部分の正面図である。図におい
て、2はシールドカップで、これにはサイドビーム通過
孔11、12及びセンタービーム通過孔13が設けられ
おり、これらを通してサイドビーム1a、1b、及びセ
ンタービーム1cが放出される。3、4は上記サイドビ
ーム通過孔11、12のそれぞれを取り囲むように設け
られた偏向磁界制御素子であり、その形状は、大矩形部
3a、4aと小矩形部3b、4bと、大矩形部と小矩形
部とを結ぶ等脚台形部3c、4cとからなっている。小
矩形部3b、4bの幅(図1における上下方向の幅)は
サイドビーム通過孔11、12の孔径と等しく設定され
ている。そして、その配置は、小矩形部3b、4bが互
いに対向するようになされている。
【0017】このような配置構成の偏向磁界制御素子
3、4を備えたものでは、センタービーム通過孔13付
近の垂直偏向磁界は、磁界制御素子の小矩形部3b、4
bの部分により多くの磁束が収束されるため、図6に示
す従来の偏向磁界制御素子14、15によるセンタービ
ーム通過孔13付近の垂直偏向磁界強度よりもかなり密
となる。従って、本発明の偏向磁界制御素子3、4はセ
ンタービーム1cの垂直偏向感度をより高める働きを
し、図5(b)のようなコマ収差でも容易に補正するこ
とが出来る。また、偏向磁界制御素子3、4の形状が矩
形部を基本に構成されているため、垂直偏向磁界の偏向
量を変える場合にも、ビーム通過孔11、12、13を
結ぶ直線に対して垂直方向に偏向磁界制御素子の幅を変
えるだけで容易に調節が出来る。
3、4を備えたものでは、センタービーム通過孔13付
近の垂直偏向磁界は、磁界制御素子の小矩形部3b、4
bの部分により多くの磁束が収束されるため、図6に示
す従来の偏向磁界制御素子14、15によるセンタービ
ーム通過孔13付近の垂直偏向磁界強度よりもかなり密
となる。従って、本発明の偏向磁界制御素子3、4はセ
ンタービーム1cの垂直偏向感度をより高める働きを
し、図5(b)のようなコマ収差でも容易に補正するこ
とが出来る。また、偏向磁界制御素子3、4の形状が矩
形部を基本に構成されているため、垂直偏向磁界の偏向
量を変える場合にも、ビーム通過孔11、12、13を
結ぶ直線に対して垂直方向に偏向磁界制御素子の幅を変
えるだけで容易に調節が出来る。
【0018】図2は偏向磁界制御素子と垂直偏向磁界強
度Bvの関係を本発明と従来技術とで比較したグラフで
ある。図において、a、b、cは各ビーム通過孔11、
12、13の中心位置であり、16は図6に示す従来技
術の偏向磁界制御素子によるビーム通過孔付近の垂直偏
向磁界強度を、また17は本発明の偏向磁界制御素子に
よるそれを示している。
度Bvの関係を本発明と従来技術とで比較したグラフで
ある。図において、a、b、cは各ビーム通過孔11、
12、13の中心位置であり、16は図6に示す従来技
術の偏向磁界制御素子によるビーム通過孔付近の垂直偏
向磁界強度を、また17は本発明の偏向磁界制御素子に
よるそれを示している。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、大矩
形部と小矩形部とを等脚台形部で結んだ形の磁性体から
なる偏向磁界制御素子を用いているため、上下コマ収差
が著しく大きいパターンでも修正することが出来、これ
によりコンバーゼンス補正回路を省略し、糸巻歪補正量
を軽減することが出来る。従って、カラーテレビジョン
受像機の原価低減や信頼性の向上に大きな効果がある。
形部と小矩形部とを等脚台形部で結んだ形の磁性体から
なる偏向磁界制御素子を用いているため、上下コマ収差
が著しく大きいパターンでも修正することが出来、これ
によりコンバーゼンス補正回路を省略し、糸巻歪補正量
を軽減することが出来る。従って、カラーテレビジョン
受像機の原価低減や信頼性の向上に大きな効果がある。
【図1】本発明の一実施例による偏向磁界制御素子を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】本発明における垂直偏向磁界強度を示す特性図
である。
である。
【図3】コマ収差補正用偏向磁界制御素子を用いない場
合の従来のコマ収差のパターンを示す図である。
合の従来のコマ収差のパターンを示す図である。
【図4】従来のコマ収差パターンを補正する場合のコマ
収差補正用偏向磁界制御素子を示す正面図である。
収差補正用偏向磁界制御素子を示す正面図である。
【図5】コマ収差補正用偏向磁界制御素子を用いていな
い場合に現れ易いコマ収差のパターンを示す図である。
い場合に現れ易いコマ収差のパターンを示す図である。
【図6】従来のコマ収差補正用偏向磁界制御素子を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】従来のコマ収差補正用偏向磁界制御素子の他の
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
1a サイドビーム 1b サイドビーム 1c センタービーム 2 シールドカップ 3 磁界制御素子 4 磁界制御素子 3a 大矩形部 4a 大矩形部 3b 小矩形部 4b 小矩形部 3c 等脚台形部 4c 等脚台形部 11 サイドビーム通過孔 12 サイドビーム通過孔 13 センタービーム通過孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバーゼンス補正
回路を省略することが出来るインライン配列の電子銃を
有するカラー陰極線管(以下単にCRTと呼ぶ)に関す
るものである。
回路を省略することが出来るインライン配列の電子銃を
有するカラー陰極線管(以下単にCRTと呼ぶ)に関す
るものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図4において、サイドビーム通過孔11、
12を取り巻くドーナツ型磁界制御素子7、8は、サイ
ドビーム通過孔11、12付近の水平、垂直偏向磁界を
弱め、センタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を
強めるように働く。また、円盤型磁界制御素子9、10
はセンタービーム通過孔13付近の水平偏向磁界を強め
るように働く。この結果、サイドビームに対する偏向感
度がセンタービームに対する偏向感度より悪くなり、偏
向感度を非斉一磁界にしたことによるセンタービームの
偏向感度の劣化を補正し、画面上にはコマ収差のないパ
ターンが得られる。
12を取り巻くドーナツ型磁界制御素子7、8は、サイ
ドビーム通過孔11、12付近の水平、垂直偏向磁界を
弱め、センタービーム通過孔13付近の垂直偏向磁界を
強めるように働く。また、円盤型磁界制御素子9、10
はセンタービーム通過孔13付近の水平偏向磁界を強め
るように働く。この結果、サイドビームに対する偏向感
度がセンタービームに対する偏向感度より悪くなり、偏
向感度を非斉一磁界にしたことによるセンタービームの
偏向感度の劣化を補正し、画面上にはコマ収差のないパ
ターンが得られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(b)に示すように上下コマ収差の修正量が著しく大き
い場合には、図6に示すような従来の磁界制御素子では
上下のコマ収差を完全には補正できない。その理由とし
て、第1に磁界制御素子14、15の部分14a、14
b、15a及び15bのセンタービームに対する垂直偏
向磁界のシャント効果が悪いこと、第2に制御磁界素子
14、15の部分14c、15cのセンタービームに対
する垂直偏向磁界の磁束の集束効果が悪いことにある。
従って、図5(b)のようなパターンのコマ収差を補正
するには別の磁界制御素子が必要である。
(b)に示すように上下コマ収差の修正量が著しく大き
い場合には、図6に示すような従来の磁界制御素子では
上下のコマ収差を完全には補正できない。その理由とし
て、第1に磁界制御素子14、15の部分14a、14
b、15a及び15bのセンタービームに対する垂直偏
向磁界のシャント効果が悪いこと、第2に制御磁界素子
14、15の部分14c、15cのセンタービームに対
する垂直偏向磁界の磁束の集束効果が悪いことにある。
従って、図5(b)のようなパターンのコマ収差を補正
するには別の磁界制御素子が必要である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るCRT
は、同一平面上を通るセンタービーム及び一対のサイド
ビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電子
銃の先端部に円筒状のコンバーゼンスカップが取り付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔の内、一対のサイドビーム通過孔の周り
にそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する
磁界制御素子が配置されてなるものにおいて、磁界制御
素子はサイドビーム通過孔を囲む磁性体であって、大矩
形部と小矩形部を等脚台形部で結合した形状に構成さ
れ、且つ小矩形部がセンタービーム通過孔に近接するよ
うにインライン配列方向において対向して一対配置され
ているものである。
は、同一平面上を通るセンタービーム及び一対のサイド
ビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電子
銃の先端部に円筒状のコンバーゼンスカップが取り付け
られ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された上
記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の電
子ビーム通過孔の内、一対のサイドビーム通過孔の周り
にそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正する
磁界制御素子が配置されてなるものにおいて、磁界制御
素子はサイドビーム通過孔を囲む磁性体であって、大矩
形部と小矩形部を等脚台形部で結合した形状に構成さ
れ、且つ小矩形部がセンタービーム通過孔に近接するよ
うにインライン配列方向において対向して一対配置され
ているものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【作用】この発明における形状の磁界制御素子は、両サ
イドビーム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント
効果をより効果的にし、センタービーム通過孔付近の垂
直偏向磁界の集束効果をよくする。
イドビーム通過孔付近における垂直偏向磁界のシャント
効果をより効果的にし、センタービーム通過孔付近の垂
直偏向磁界の集束効果をよくする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例】 実施例1.図1は本発明の一実施例である偏向磁界制御
素子付きCRTの電子銃部の先端に取り付けられたコン
バーゼンスカップの正面図である。図において、2はシ
ールドカップで、これにはサイドビーム通過孔11、1
2及びセンタービーム通過孔13が設けられおり、これ
らを通してサイドビーム1a、1b、及びセンタービー
ム1cが放出される。3、4は上記サイドビーム通過孔
11、12のそれぞれを取り囲むように設けられた偏向
磁界制御素子であり、その形状は、大矩形部3a、4a
と小矩形部3b、4bと、大矩形部と小矩形部とを結ぶ
等脚台形部3c、4cとからなっている。小矩形部3
b、4bの幅(図1における上下方向の幅)はサイドビ
ーム通過孔11、12の孔径と等しく設定されている。
そして、その配置は、小矩形部3b、4bが互いに対向
するようになされている。
素子付きCRTの電子銃部の先端に取り付けられたコン
バーゼンスカップの正面図である。図において、2はシ
ールドカップで、これにはサイドビーム通過孔11、1
2及びセンタービーム通過孔13が設けられおり、これ
らを通してサイドビーム1a、1b、及びセンタービー
ム1cが放出される。3、4は上記サイドビーム通過孔
11、12のそれぞれを取り囲むように設けられた偏向
磁界制御素子であり、その形状は、大矩形部3a、4a
と小矩形部3b、4bと、大矩形部と小矩形部とを結ぶ
等脚台形部3c、4cとからなっている。小矩形部3
b、4bの幅(図1における上下方向の幅)はサイドビ
ーム通過孔11、12の孔径と等しく設定されている。
そして、その配置は、小矩形部3b、4bが互いに対向
するようになされている。
Claims (2)
- 【請求項1】 同一平面上を通るセンタービーム及び一
対のサイドビームからなる一列配置の3電子ビームを放
出する電子銃に円筒状のコンバーゼンスカップが取り付
けられ、このコンバーゼンスカップの底部に形成された
上記3電子ビームを各別に通過させる一列配置の3個の
電子ビーム通過孔の内、一対のサイドビーム通過孔の周
りにそれぞれ偏向磁界の非斉一性に基づく収差を補正す
る磁界制御素子が配置されてなるカラー陰極線管におい
て、上記磁界制御素子は上記サイドビーム通過孔を囲む
磁性体であって、大矩形部と小矩形部を等脚台形部で結
合した形状に構成され、且つ上記小矩形部が上記センタ
ービーム通過孔に近接するようにインライン配列方向に
おいて対向して一対配置されていることを特徴とするカ
ラー陰極線管。 - 【請求項2】磁界制御素子の小矩形部のインライン配列
方向に垂直な方向の幅を、サイドビーム通過孔の孔径と
ほぼ同じにしたことを特徴とする請求項1記載のカラー
陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19235093A JPH0750140A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19235093A JPH0750140A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0750140A true JPH0750140A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16289819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19235093A Pending JPH0750140A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | カラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750140A (ja) |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP19235093A patent/JPH0750140A/ja active Pending
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