JPH07502112A - 悪性及び前悪性状態の検出 - Google Patents
悪性及び前悪性状態の検出Info
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- JPH07502112A JPH07502112A JP5505939A JP50593993A JPH07502112A JP H07502112 A JPH07502112 A JP H07502112A JP 5505939 A JP5505939 A JP 5505939A JP 50593993 A JP50593993 A JP 50593993A JP H07502112 A JPH07502112 A JP H07502112A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
悪性及び前悪性状態の検出
本発明は、子宮頚部の悪性及び前悪性状態の検出に関し、より詳細には、頚部の
塗床より得た細胞標本の観察に基づく検査方法に関する。
子宮癌は、世界中の問題であり、いくつかの国では婦人の癌死の主要な原因とな
っている。その初期及び前悪性状態においては、子宮上皮内異常増殖(CIN段
階1〜3)として知られ、この病気の治療は、安全がっ成功裡に行い得る。
従って、早期かつ正確な診断の重要性が強調される。
悪性または前悪性の異常細胞を検出する標準的方法は、一般的にパップテストと
して知られるパパニコロー検査である。この検査法は、1940年代に導入され
たが、今日まで、子宮頚部の初期病巣の指標としての精度、及び信頼性を調べる
大規模な臨床試験が、全く行われていなかった。しかし、疫学的証拠により、こ
の検査には不穏な程高率な誤差があることが示唆された(ミソチェル及びメドレ
ー(Mitchell & Medley)、Br、Med、J、337,26
5−267)。この方法は、子宮頚部から組織サンプルを採り、顕微鏡用スライ
ドガラスに塗床し、染色する手順から成っている。この方法に対する主たる批判
は、この方法が、最適条件のサンプリングと、細胞学者による経験を積んだ主観
的診断に依存することである。本検査では、長時間のうんざりする顕微鏡観察が
行われ、その退屈さゆえに、結果的に観察に誤りを生じさせる。何よりもこの方
法は、定量的ではない。DNA染色を基礎とする測定や、異数性の度合いの推定
を含む、それに代わる試みが行われたが、これらの方法の多くは時間を要し、ま
た診断を高度な装置に依存するため、自動化が困難となっている。
本発明は、既知のパップ・テストより精度が高く、信頼できる、前記医学的状態
の検出方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、検査中の患者の状態の定量的評価を可能とする、前記方法
に類する検査方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、自動化手順に修正可能な、前記方法に類する検査方
法を提供することである。
本発明は、頚部細胞サンプルの観察によって頚部の悪性又は前悪性状態を調べる
検査方法から構成され、この検査は、主として上皮細胞を含むサンプルの分画に
ついて実施される。検査する所望の細胞分画からの頚部細胞サンプルは、従来の
パップテストと同様に、頚部の塗床によって得ることが好ましい。
検査及び試験を目的として、もとのサンプル中に存在する細胞の上皮分画を選択
するためには、種々の方法が可能である。選択には、不要な細胞物質からの所望
の分画の物理的除去が含まれるが、事実上選択が検査手順自体の一部として行わ
れる別法が可能である。上皮細胞を分離する明瞭な行程を要しない検査方法にお
いては、例えば流動細胞計測法を使用してもよい。流動細胞計測法は、後続の検
査のため、サイズによって細胞を分離するために用いることができる。従って、
上皮細胞あるいは抗体又は他の試薬とともにその中に存在する物質は、混入物の
物理的除去の前行程を必要とせずに、これら細胞を分離し、検査することを可能
とする。例えば、定常的な塗床によって得た細胞をPBS等の塩溶液中に希釈し
、十分注入して単一細胞懸濁液を得ることができる。これは、固定し、異種細胞
へ結合しても又はしなくてもよい種々の蛍光抗体を用いて染色できる。洗浄後、
細胞懸濁液について、流動細胞計測を行うことができる。酵素等の重要な細胞成
分へ蛍光抗体を生じさせることにより、流動細胞計測によって細胞種を選択する
ことができる。もし、他の成分に対して他の蛍光抗体が生じるならば、同一細胞
集団中で同時に二種の抗体を測定することが可能であろう。
細胞の所望の分画は、以下により詳しく述べる方法による細胞の検査に先行する
別個の手段により、他成分と分離することが好ましい。浮遊密度法は、本発明の
目的の上皮細胞の分離に極めて適している。特に効果的な方法は、密度勾配遠心
分離である。この種の方法は、研究対象たる異常性の判定を妨害する炎症性細胞
、細胞破片及び粘液等の物質の除去に極めて有効である。
各種分画の明瞭なバンドを得るためには、不連続勾配遠心分離は極めて有効であ
るが、連続勾配法は利用性が低く推奨できない。勾配用の物質は広範囲にわたっ
て使用可能であり、本発明による使用には、細胞、特に上皮細胞に対して損傷を
与えない所定濃度での浸透圧モル濃度に依存して、適当な物質を容易に選択でき
る。塩化セシウム等の一般的な無機塩勾配は、グリセロール、蔗糖、デキストラ
ン、牛血清アルブミン及び、パーコール(PercollXファルマシア社のコ
ロイドシリカ製品)及びフィコール(フォルマシア社提供の蔗糖とエピクロルヒ
ドリンの共重合体)、メトリザミド(Metrizamide)及びナイコデン
ズ(Nycodenz) (ナイエガード(Nyegaad)社のヨウ素化芳香
族化合物製品)として知られる特許物質を含む有機物質に対しては、あまり好ま
しくない。パーコール及びフィコールは、本発明の目的に優れた結果を生じ、極
めて好ましい。
分離すべき所望の細胞バンドは、パーコール密度勾配で測定した場合に約1゜0
35から約1.055g/−の密度範囲の分画であるか、またはそれに相当する
ものであることが見出されている。密度勾配性以外の方法は、前記パーコール密
度勾配によるものに相関する分画を分離するために代用して使用することができ
る。
所望の分画の分離後、種々の細胞検査法を利用することができる。分離した分画
中の異常な性質を有する細胞の割合は、細胞計数によって測定できる。しかし、
本発明の重要な目的は、病気が進行していると思われる段階の定量的判定法を提
供することであることが理解されなければならない。本発明の定量的利用方法は
、二つの主たるカテゴリーに分けられる。これらのうちの第一は、記載の都合上
、本文において細胞化学的方法と呼ぶ、無傷細胞に対して行った検査を含むもの
である。これらの方法は、例えば、一般的な細胞染色方法が用いられた場合のよ
うに、細胞全体中に形成され、または細胞全体により吸収されたマーカー物質の
判定を通常含むものである。細胞化学的方法は、吸光分光分析又は比色法、ある
いは例えばミクロデンシトメトリー及び流動細胞計測等、他の方法で測定可能な
生成物を形成する、無傷細胞中で実施される生化学反応を用いることができる。
本発明による定量的利用方法の第二のカテゴリーには、溶解細胞及び細胞抽出物
に対して行われる検査がある。生化学反応と言えるこれらの反応は、極めて好ま
しい方法である。生化学的方法は、正常細胞と異常細胞との相違を検出するため
、上皮細胞の生化学的モニタリングを必然的に伴う。この関連において特に重要
なものは、その発現が細胞増殖条件下における正常値以上に上昇する、つまり活
性面又は量的面、又はその両面で上昇する、ある種の酵素又は他のタンパク質の
含量の測定方法である。この目的のため、酵素又は他のタンパク質の蛍光モノク
ローナルあるいはポリクローナル抗体結合を含めた、生化学的または蛍光検定法
を用いることができる。かかる酵素の適当な例は、ベントースリン酸経路酵素、
オルニチン脱炭酸酵素(ODC)、チミジンキナーゼ(TK)及びリボヌクレオ
チドレダクターゼ(RNR)である。現在、ODCとTK双方の検定の標準法は
、放射性物質の使用を必要とする。これらの方法は、ODCについてはスコツト
(Scott) ら、PNAS (USA)、79.4093 (1982)、
TKI:ライてはイベス(Ives)ら、Anal、 Biochem、28.
192(1962)により報告されている。比色又は蛍光分析法あるいは抗体生
成による別法における非放射性物質の使用は、極めて好ましい。現在好ましい選
択は、ベントースリン酸経路酵素の1又は2以上、特にグルコース−6−リン酸
デヒドロゲナーゼ及び/又は6−ホスホグルコネートデヒドロゲナーゼである。
かかるデヒドロゲナーゼ検定を実施するため、細胞を界面活性剤及び検定に用い
た抽出物中で、例えばNADP”とグルコース−6−リン酸または6−ホスホグ
ルコネートのみから成る基質を用いて溶解してもよい。フェナジンメトスルフェ
ート(PMS)等の循環性電子受容体及びジクロロフェノインドフェノール(D
cPIP)又はニトロブルーテトラゾリウム(NET)等の最終電子受容体を酸
化することもできる。活性の測定は、600nm分光光度分析又は540nmの
ミクロデンシトメトリーで行うことができる。
前記のごとき酵素検定は、生化学的検定キット用として、慣行の方式で試薬が別
々の容器に入ったキットの形で供給される試薬を用いて容易に実施することがで
きる。各試薬は、−回の試験に必要な単位量あるいは試験を連続して実施する場
合アリコツトの分配が可能な複数単位で、別個に包装してもよい。前記試薬に関
し、これら試薬の不存在下でのいかなる反応をも回避するため、使用が好ましい
基質濃度は、細胞化学的及び生化学的検定のいずれについても、2.5〜3゜5
mMのグルコース−6−リン酸又は6−ホスホグルコネート、0.45〜0゜5
5mMのNADP”、0.055〜0.065mMのDcPIP又はNBT、0
.10〜O: 18mMのPMSの範囲内である。
オペレーターの便宜のため、検定用試薬に加えて、前記キットには、上皮細胞の
予備的遠心分離に必要な勾配物質を含まれることが好ましい。これらは、例えば
パーコールに関して前記した不連続勾配法に必要な密度範囲に及ぶ所望の濃度へ
復元するため、溶液の形で、あるいは乾燥物質として与える。
従って、本発明は(i)本試験を妨害する混入物質からの子宮頚部の上皮細胞の
分離、及び(i i)これら分離細胞の異常の鋭敏な検出方法の開発、に基づい
て、前悪性状態の簡易かつ信頼度の高い検査方法を提供することであると理解さ
れる。
また、本発明により、生化学的方法の感度を、酵素比の測定によって増幅するこ
とができる。従って、前記それらの酵素の検定は、悪性または前悪性細胞中で抑
制された他酵素の活性レベルを測定して補うことができる。用語「抑制された」
とは、活性又は量的面のいずれかで抑制されたレベルにあることを意味する。
二組の酵素の比(減少に対する増加)は、細胞の異常性の鋭敏な指標となる。か
かる抑制された酵素の例は、例えばカタラーゼについて、過酸化水素の存在下で
の酸素の発生等の既知方法により簡便に測定できるカタラーゼ及びキサンチンオ
キシダーゼである。
前記生化学的方法を用い、ベントースリン酸経路の酵素を、増幅リサイクル技術
を用いて分光光度法によって測定し、カタラーゼを過酸化水素濃度の減少あるい
は酸素を極装置中での酸素の発生のいずれかによって定量する。
診断目的に用いる活性比を得るために検討した細胞分離方法及び反応系の実施例
を以下に記載する。
実施例1:サンプリング及び勾配分離
サンプリング
定期的に健康診断を受けている健康な婦人、及び異常の疑いがあるために対象と
された膣鏡臨床患者から頚部組織を得る。サンプルを木製スパーチル、ジョーダ
ンスパーチルまたは各種の細胞ブラシを用いて採取し、直ちに減菌した冷リン酸
緩衝液を含む、通錆のビンへ入れる。これらサンプルの処理は、6時間までは遅
らせることは可能だが、採取後直ちに実施することが好ましい。但し、サンプル
の一部を処理し、5〜1o%DMSO中で凍結すれば、酵素活性の僅かな消失を
伴うものの、数日後に所望の検定を行うことも可能である。
酵素活性の消失が最小となることを明らかにするため、哺乳動物上皮細胞株を用
いて各種保存条件について試験した。G6PD活性に関する結果を表1に表す。
表1
保存条件 検定時期 G6PD活性
(処理後口数) (単位/分/10′細胞)保存なし 直後(対照> 0.10
0
−70’C40
−706C(+196DMSO) 4 0.190−70’ C(+10%DM
SO) 4 0.07ONz 4 0.004
N2 (+1%DMSO) 4 0.021N*(+10%DMSO) 4 0
.065前記表において、細胞は確立された細胞系に由来し、密度勾配分離処理
を要しないものである。臨床の頚部材料の場合、類似の保存方法を密度勾配分離
の前後のいずれにも用いることができる。これは、もしこの試験の婦人科の臨床
または膣鏡での実用化を考慮するならば、前記方法における重要な段階である。
勾配分離
異なる密度のパーコール溶液(ファルマシア製、<25mOs/Kg水、密度1
.130g/d)を調製し、混じらないよう、また密度の下降を避けるため、互
いの頂部に注意深く層を形成して、不連続密度勾配を得る。
希釈液の調製に用いた式を以下に示す。
P−(o、1xP、。)−0,9
式中、
v0=パーコールの容積(原液)rd
■=最終作用溶液の容積−
P=最終溶液の所望の密度g/m1
Po=パーコールの密度(原液) g/rrd!P、、=1.5M食塩の密度=
1゜058 g/ml従って、100−の最終作用溶液(V)及び原液パーコー
ル(P、)の所望の密度(P)1.085g/−及び密度1.130g/mlに
対して、加える原液パーコール量は、60.92−である。その浸透圧モル濃度
は、1.5M食塩(P、。)10−の添加によって維持される。蒸留水で最終容
積を100−にする。
頚部細胞の分離に最も適当な密度は、1.085g/ml、1.055g/rn
l、1.035g/d、1.025g/rdであることが見出されている。これ
らの密度は、もし出発物質中の混入が最小であるならば、その密度の1又は2を
省略してもよい。同様に、もし出発物質が高濃度の混入物を含むならば、勾配分
離の反復か必要となる。各溶液は、他の溶液の頂部へ注意深く層を形成する。
細胞懸濁液をブラシ又はスパーチルで、PBS溶液中へ振って取り出す。細胞を
分散させるため、21GX1.5“の針の付いた1rnlの注射器を使って静か
に注入したのち、懸濁液全体を、5分間ベンチトップ遠心分離機中で800〜1
000’rpm(400g)で遠沈する。上清を慎重に除き、およそ1艷の細胞
懸濁液を残す。これを慎重に予め調製した不連続密度勾配上に層とし、10分間
2000rpm(900g)で遠沈する。
これにより、数個の異なる細胞のバンドが得られ、これらを別々の管中へ取り除
く。最上層には、細菌・炎症性及び上皮細胞の混合物が含まれる。中央のバンド
は、主として上皮細胞と、時折数種の基底細胞を含み、これらの細胞は重要であ
る。これらの中央のバンドは、三本まで存在することができ、それらは形聾上他
のものと区別できない。これらは通常結合している。最下層には、赤血球細胞、
死滅細胞及び細胞破片が含まれる。これら細胞をPBSで二度洗浄し、パーコー
ルを取り除く。この方法による精製では、さらに混入する白血球細胞の除去を行
う。これは、しばしばさらに分離段階を必要とし、同じ勾配中へそれらを二度通
すか、あるいはそれらを分離するため(400glO分間での遠心分lli#)
フィコール勾配を用いるかのいずれかの方法がある。この場合、白血球細胞は表
面に残り、上皮細胞は底へ沈殿する。本勾配調製物は全く自動化に適し、数回実
施した不連続勾配を凍結し、そして浮遊密度特性の損失なしに融解することがで
きる。
実施例2・全細胞中の6PGD活性の細胞化学的測定細胞化学的定量の利点は、
測定されるベントースリン酸経路の酵素の活性が、実際に分離された細胞から得
られることが確認できることである。この場合、グルコース−6−リン酸を解糖
系によって実質的に代謝できる長い培養期間があるため、経路中の第2の酵素が
測定される。従って細胞化学的判定は、ベントースリン酸経路活性の判定基準と
して、6−ホスホグルコネートデヒドロゲナーゼを用いる。
物質は、実施例1で述べたように得、同様に不連続のパーコール密度勾配を通過
させる。細胞の選択及びその細胞の洗浄後、これらの疎らな集団を予め洗浄した
スライド上に塗床し、風乾する。
この系での最終電子受容体は、生化学的反応系におけるDcPIPの代るNBT
である。NETは、黄色の複合体であり、還元されて青色の沈殿を生成する。
この連続反応は以下のとおりである。
(i)6−ホスホグルコネート+NADP+2H″″−−→リブロースー5−リ
ン酸十NADPH。
(ii) NADPHz +FMS−→PMSH,+NADP(jiDPMsH
,+NBT−PMS十還元Mホルマザン(黄色) (青色沈殿、最大光学密度5
40 nm)このホルマザンの沈殿は、540nmで特徴的な最大吸収を持ち、
細胞質内に光学W!微鏡で不溶性粒子として見ることができる。染色の程度は、
酵素活性に比例し、個々の細胞ごとに異なる。6PGあるいはNADP中のいず
れかが存在しなければ染色は起こらない。540nmでの吸収は、コンピュータ
ー化したミクロデンシトメトリーによって測定する。簡単に言えば、この方法は
、オペレーターによって選択された細胞のデジタル像の同一スライドからのブラ
ンクの背景との比較を用い、全吸光度及び平均吸光度が得られる画像成分の個々
の吸光度を計算することからなる。ビデオ画像は、狭いバンドの干渉フィルタ(
λ=540±10nm)(グレン・スペクトラ・リミテッド)及びIOXの対物
レンズを用いるツァイス光学顕微鏡に、ヒタチKP4ビデオカメラを取り付けて
撮影した。
明度データは、CYTABS版プログラム(著作mDJs)を採用する、PDP
11/23+ホストコンピューターへ連動した、インチレフト200画像分析装
置で処理した。
パーコール試薬には以下を要する。
グリシルグリシン緩衝液 0.5M水溶液(4°C)60d A(1)88.
5)
6−ホスホゲルコネー) 10mM水溶性凍結ビン(−20°C)(6PG酸ナ
トリウム塩) 2(7B
NADP” 5mM水溶性凍結ビン(−20℃)(ナトリウム塩”) 10rI
LIC
ニトロテトラゾリウムブルー 1%水溶性凍結ビン(−20°C)(NET)
l Od D
フェナジンメトスルフェート 4.3■凍結ビン(−20°C) E(PMS)
試験手順は以下のとおりである。
■9分離した細胞を、清浄なスライドガラス上に塗沫し、風乾させる。
2、褐色容器中でA、B、C,D、E及び蒸留水lO−を混合する。
3、スライド上にサンプル当たり1mjの混合液を慎重に加え、塗床細胞全体を
覆う。
4 これを直ちに暗室中、37°Cで40分間インキュベートする。
5、反応混合液を静かに捨て、蒸留水で2回慎重に洗う。
6、エタノール中で固定する(70%1分、90%1分;95%1分及び100
%1分)。
7、キシレン中で洗浄する。
8 デペックス(Depex)マウント媒質中にマウントする。
正常組織の塗床の場合、大部分の細胞の吸光度は低い。対照的にCINが1.2
又は3等の異常論法の多くは、著しく高い吸光度をもった細胞を一定比率含んで
いる。光学濃度単位0.15のカットオフ点を取り、この値より大きい染色度の
細胞数を計数することにより、正常サンプルと前癌性サンプルの結果を比較でき
る。これを自動化行程として含めるプログラムの調整は容易に行える。この方法
で分析した試験材料の例を以下に示す。
表2
診断 全細胞数 0. D、54o>o、15 全細胞数に対するである細胞数
百分率
正常 119 0 0
正常 105 0 0
正常 +04 0 0
正常 116 3 2.6
正常 97 3 3
正常 127 5 3.9
正常 101 4 4
正常 124 11 8.9
正常 112 11 9.8
正常 104 19 18.3
CINI 114 1 0.9
CIN1 105 9 8.6
CIN+ 102 13 12.7
CINI 107 17 15.9
CINI 70 11 16.0
CINI 104 17 16.4
CINI 102 23 23.0
CIN2 103’ 6 5.8
CIN2 .66 8 12.0
CIN2 105 15 14.3
CIN2 100 、 12 、 12.0CIN2 116 21 18.0
CIN2 111 28 25、0
CIN2 105 30 29.0
CIN2 116 38 33.0
CIN3 10 20 19.6
CIN3 116 23 19.8
CIN3 104 29 27.9
(lN3 131 41 31.3
(lN3 120 40 33.4
CIN3 101 35 35.0
CIN3 113 41 6.3
CIN3 118 45 38.I
ClN3 112 63 56.3
測定した全細胞数に対する百分率として表した場合、本方法は、生化学的試験(
実施例3参照)の場合と類似した分布を示した。生化学的検定(実施例3参照)
では、はぼ1,000倍多い細胞が測定されることを考慮すると、細胞化学的検
査結果は、正常サンプルとCINサンプルとの間に、より多くの重複を生じてい
る。細胞化学的検査のために開発されたミクロデンシトメトリープログラムの進
歩により、細胞の大集団を短時間で測定でき、それにより、この方法の感度は生
化学的検査の感度に比して増加している。
実施例3:溶菌化上皮細胞中の06PD活性の生化学的測定(1)計数及び後続
の細胞溶解
この方法は、0.4−のPBS、50μlの2%トリパンブルー及び50μlの
細胞懸濁液を含存する小型の管を必要とする。分離した細胞を血球計で計数し、
トリバンブルーの吸収を調べ、存在する白血球数を推定する。細胞を再度遠沈し
、細胞を溶解するため0. 1%ノニデット(Nonidet)P40界面活性
剤0゜5mlで置き換える。細胞溶解液を攪拌し、氷上に載せる。
(2)生化学的方法
用いた方法は、核酸の合成に不可欠な前駆物質であるリボース−5−リン酸と同
様に、脂質の生合成及び他の還元反応に必要なNADPHを生じるグルコース代
謝の再利用経路である、ベントースリン酸回路の最初の段階に基づ0てνする。
この経路は、DNA合成の必要性が増すと、細胞増殖において刺激される。
この検定法は、二つの基質(GaP及びNADP”’) 、循環性電子受容体及
び最終電子受容体を用いる。最終電子受容体は有色の複合体であり、還元1二よ
り色を失う。色の消失の速度は、被験サンプル中の酵素活性に比例する。二つの
電子容体は、フェナジンメトスルフニー)−(PMS)及び2.6−ジクロロフ
エノインドフエノール(DcPIP)であり、反応は以下のとおりである。
(i)グルコース−6−リン酸+NADP+2H” −6−ホスホグルコネート
+NADPH。
(ii)NADPHt 十PMS→NADP+PMSHス(iii)PMSH,
+DcPI? −一一→PMS+ロイコーDcPIPブルー最大光学濃度600
nm)(無色)この青色の消失は、分光光度測定により600nmでモニターさ
れる。細胞処理及び酵素測定から成る一般的方法には、細胞の最終密度勾配遠心
分離とその後の細胞計数、細胞溶解及び分光光度法による測定が含まれる。
グリシルグリシン緩衝液 0. 5M(pH8,5) 20yd、4℃ Aグル
コース−6−リン酸 59mM水溶性凍結ビン6J、−20″CB(06P、ナ
トリウム塩)
NADP◆ (ナトリウム塩) 10mM水溶性凍結ビン5d、−20℃ Cジ
クロロフェノインドフェノール 2mM水溶性凍結ビン2.8d。
(DcP’IP) −20°C(暗色容器中に保存) Dフェナジンメトスルフ
ェート 暗色容器中12■(PMS)
ノニデットP40 0.1%液100rnl、(4°C)グルコース−6−リン
酸 0. 1%ノニデットP40溶液中に50m1デヒドロゲナ一ゼ酵素探準品
P2O(4°C)前記に加えて、調製したパーコール密度(1,085,1,
055,1,035及び1.025g/d)の4本から、各20−を実施例1の
要領で、細胞分離に供する。
分光光度計の波長を600nmへ設定する。波長と時間記録を設定して、固定す
る。レコーダーを目盛りを検定する。密度勾配上の細胞を記載どおり分離する。
細胞の計数
細胞密度によって、0. 5rILl又はl−のPBSのいずれかを、細胞ベレ
ットへ添加する。小管へ0.4−のPBS及び50μmの細胞懸濁液を加える。
血球系中で数える。希釈倍率を考慮して、全細胞数を計数する。細胞懸濁液を回
転して沈殿させる。PBSを除き、各サンプル及び渦へ0.5−の冷0.1%ノ
ニデットP40を加える。氷上へ置く。G6PD標準品を取り、氷上へ置く。
反応混合液の調製
全アンプルを解凍し、DcPIP及びPMSが極めて光感受性なため、光から保
護されるよう確認する。A、B、C,D、及び50dの蒸留水を混合する。この
混合液を光から保護する。これを分光光度計の付いた25°Cの水浴上へ置く。
PMS (E)に蒸留水を加えて4−にする。光から保護する。
測定
DcPIPの強度の減少を600nrnで測定する。二個のセルへ2.95−の
反応混合液を加える。両セルへ50−のPMS (E)を加える。逆さにして混
合する。一方のセルへ0. 51n1ONP40を慎重に加える。泡がないこと
を確かめる(逆さにする)。これをサンプルの断片中へ置く。別のセルを対照の
断片中へ置く。このセル中へ0.51nlの界面活性剤サンプルを加え、円形の
プラスチックパドルで混合し、直ちに零点調整し、2分間の比(吸光度の減少)
を測定する。
漂準品
前記のとおり反復するが、界面活性剤で希釈したG6PD酵素のみ、代わり(ご
用いる。
この方法を用いる我々の結果は、定期的に保健所に訪れる患者から採取した正常
な塗床から得たサンプルが、CINの場合に比較して極めて低1,1G6PD活
性をもつことを示す。CIHのすべてのものを、従来の組織学的方法で診断した
。
下記データは、CINの程度の識別は行わないが、陽性及び陰性の誤判定を最小
にするためへの、本方法の可能性を示している。
正常 CINI ClN2 ClN3 侵入悪性上皮性腫瘍0 20 30 2
30 10.0001.4 820 450 803
2.0 890 917
8.9
6.0
7.0
9.7
27、0
36、0
この組み合わせの測定には、オペレーターは、G6PDの測定のために提供され
たキット形式を必要とし、また0、1M過酸化水素溶液、酸素電極、37°Cの
水浴及びチャートレコーダーを必要とする。もし酸素電極のチャンバーが、1゜
9−の容積を取るならば、細胞溶解液が1.5−を占めるであろう。過酸化物(
0,1M)200μlを加え、モニター及びチャートレコーダーの検定後に比を
める。
測定した活性が存在する酵素量に相関することを仮定した場合、活性の代わりに
、細胞中に存在するG6PDの量の測定が、流動細胞計測によって定量できる、
ヒトG6PDの蛍光抗体の使用によって可能である。この方法は、細胞集団間の
識別を可能にする流量細胞計測の容易性ゆえに、極めて早い判定、単−細胞分析
及び細胞分離の省略可能性等の利点を育する。
実施例4:酵素比法 G6PD/カタラーゼ前記実施例中に記載した検定法の変
形には、感性細胞中で減少する第2のパラメータの同時測定がある。キサンチン
オキシダーゼ及びカタラーゼ等の酵素は簡単に測定され、異常性の検出は、増加
した酵素と減少した酵素活性を比で表すことにより改善される。例として、分離
細胞中でのカタラーゼの同時測定を記載する。
細胞を前述したように生化学的検定、すなわち勾配分離、細胞計数及び溶解等の
処理を行った。サンプルを分け、溶解液の半分を06PDの測定に用い、溶解液
の他の半分をカタラーゼ活性の測定に用いた。カタラーゼは、過酸化水素を容易
に酸素と水へ分解する。
2HtOx −一−−−→2HzO+O□生成した酸素は酸素電極で簡単にモニ
ターできる。生成した酸素量は酸素生成%/分/104細胞Xl0−’で、表さ
れる。従って、カタラーゼ活性に対する例えばG6PDの比は、以下のように表
せる。
10’細胞XIO”当たり分当たりG6P比 G6PD活性10’細胞×1O−
i当たり分当たりカタラーゼ比 カタラーゼ活性カタラーゼと同時的G6PD定
量の例を、以下に示す。
表4
診断 カタラーゼ G6PD 比
%0./分10’細胞×1O−IuZ分10’細胞Xl0−’ G6PD/カタ
ラーゼ正常 17 0 0
正常 56 0 0
正常 27 0 0
正常 30’ OO
正常 32 0 0
正常 39 0 0
正常 59 0 0
正常 98 0 0
正常 ioo o 。
正常 233 0 0
正常 435 0 0
正常 539 − 0 0
CINI 36 0 0
CINI 23 139 6.4
CINI 36 453 12,6
CIN2 ’73 2023 28.0CIN2 6 400 67.0
CIN2 0゜44 163 370.0ClN3 33 238 7.2
CIN3 36 458 13.0
CIN3 33 440 13.3
CIN3 19 435 23.0
CIN3 9.3 500 54.0
CIN3 4.7 284 60.0
国際珈審報牛
PCT/GB92101768
国際調査報告
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(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C12Q 11527
6807−4B(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A
(BF、BJ、CF、CG、CI、 CNi、 GA、 GN、 ML、 MR
,SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、
CH,C5゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK
、 LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO,RU、
SD、 SE、 USI
(72)発明者 ジョナス ジンジャ カーリンイギリス国 ミドルセックス
エイチェイ14デイーニス バーロウ パトラ−
ロード 25ビー
(72)発明者 スレイター トレバー エフイギリス国 ミドルセックス エ
イチェイア 2アール ジー スタンモア オールド チャーチ レイン 69
スタンバーンハウス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.主として上皮細胞から成るサンプルの分画について試験する、頸部細胞サン プルの観察による頸部の悪性又は前悪性状態の検査方法。 2.前記上皮細胞が、浮遊密度法により分離されていることを特徴とする請求項 1項に記載の方法。 3.分離が密度勾配遠心分離によって行われることを特徴とする請求項2項に記 載の方法。 4.不連続勾配が用いられることを特徴とする請求項3項に記載の方法。 5.分離した分画が、バーコール密度勾配中で測定した場合、約1.035から 約1.055g/mlの範囲の密度をもつ分画であるか、又はそれに相応するも のであることを特徴とする請求項1ないし4項のいずれかに記載の方法。 6.分離細胞を、さらに勾配遠心分離によって精製することを特徴とする請求項 3,4又は5項に記載の方法。 7.精製または再精製が、バーコールまたはフィコール勾配上で行われる請求項 5又は6項に記載の方法。 8.異常な特性を有する分離分画中の細胞の割合を測定することから構成される 、先行する請求項のいずれかに記載の方法。 9.検査が、無傷の細胞に対して行われることを特徴とする、先行する請求項の いずれかに記載の方法。 10.流動細胞計測を用いる請求項9項に記載の方法。 11.細胞中に形成され、または細胞によって吸収されたマーカーの定量的推定 から構成される請求項9又は10項に記載の方法。 12.前記推定が、細胞染色法により行われる請求項11項に記載の方法。 13.前記検査を溶解した細胞で行うことを特徴とする請求項1ないし8項のい ずれかに記載の方法。 14.前記検査が、増殖中の細胞に関連した酵素の異常レベルに対して行われる ことを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載の方法。 15.試験された酵素が、ペントースリン酸経路酵素、オルニチン脱炭酸酵素、 チミジンキナーゼ及びリボヌクレオチドレダクターゼのいずれかであることを特 徴とする請求項14項に記載の方法。 16.被験酵素が、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ及び/又は6−ホ スホグルコネートデヒドロゲナーゼである請求項14項に記載の方法。 17.本検査の感度を高めるため、電子共役系を用いることを特徴とする請求項 14項ないし16項のいずれかに記載の方法。 18.検査条件下で抑制される酵素のレベルを測定し、及び二種酵素のレベルの 比を測定することから構成される請求項14項ないし17項のいずれかに記載の 方法。 19.抑制された酵素が、カタラーゼ又はキサンチンオキシダーゼである請求項 18項に記載の方法。 20.光学的定量方法を用いることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに 記載の方法。 21.上皮細胞を選択し、頸部の状態の定量的指標を与える細胞又は細胞組成物 の細胞化学的又は生化学的反応により、頸部の状態を検査することから構成され る、頸部細胞サンプルの観察による頸部の悪性又は前悪性状態の検査方法。 22.上皮細胞が、前記サンプルから分離されることを特徴とする請求項21項 に記載の方法。 23.分離細胞を計数し、溶解し、そしてその溶解液を、増殖細胞中に前記正常 レベルの活性又は量で存在する、少なくとも一種の酵素の定量的推定に用いるこ とを特徴とする請求項22項に記載の方法。 24.前記酵素が、ペントースリン酸経路酵素である請求項23項に記載の方法 。 25.前記酵素が、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ又は6−ホスホグ ルコネートデヒドロゲナーゼである請求項24項に記載の方法。 26.前記サンプルの不連続勾配遠心分離を行い、パーコール勾配での測定で、 1.035〜1.055g/mlの範囲内の密度をもつ、細胞の結合分画に相当 する細胞を採取し、その採取した細胞を計数し、また溶解し、検査条件下で一方 が高められ、他方が抑制されている溶解液中の二種の酵素の量を測定し、及び二 種の酵素の量比を算出することから構成される、請求項22〜25項のいずれか に記載の方法。 27.被験条件下で、増加レベルにある酵素基質、酵素の循環性電子受容体、サ ンプル中に存在する前記酵素レベルに相関する測定可能な指標を還元状態で与え る最終電子受容体から構成される、頸部細胞サンプルから得られた上皮細胞の検 査による頸部の前悪性又は悪性状態の検出に用いる試薬キット。 28.前記細胞サンプルからの落屑性及び/又は基底上皮細胞の遠心分離に用い る勾配物質を含む、請求項27項に記載の試薬キット。 29.不連続勾配へ適当な密度範囲を与える勾配物質の分離溶液、又は該溶液へ 溶解するための乾燥物質を含む、請求項28項に記載の試薬キット。 30.1.035〜1.055g/mlの密度範囲に及ぶパーコール勾配用の物 質、又はそれに同等の他の勾配物質を含む請求項29項に記載の試薬キット。 31.前記酵素が、ペントースリン酸経路酵素、オルニチン脱炭酸酵素、チミジ ンキナーゼ及びリボヌクレオチドレダクターゼから選択される請求項27〜30 項のいずれかに記載の試薬キット。 32.前記酵素が、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ及び/又は6−ホ スホグルコネートデヒドロゲナーゼである請求項31項に記数の試薬キット。 33.上皮細胞を溶解する試薬を含む、請求項27〜32項のいずれかに記載の 試薬キット。 34.被検条件下で抑制される酵素レベルを定量するための1又は2以上の試薬 を含む、請求項27〜33項のいずれかに記載の試薬キット。 35.前記抑制された酵素がカタラーゼであることを特徴とする請求項34項に 記載の試薬キット。 36.前記循環性電子受容体が、フェナジンメトスルフェートであることを特徴 とする請求項27〜35項のいずれかに記載の試薬キット。 37.前記最終電子受容体が、2,6−ジクロロフェノインドフェノール又はニ トロブルーテトラゾリウムであることを特徴とする請求項27〜36項のいずれ かに記載の試薬キット。 38.2.5ないし3.5mMのグルコース−6−リン酸又は6−ホスホグルコ ネート;0.45ないし0.55mMのNADP+;0.055ないし0.06 5mMのDcPIP又はNBT;0.10ないし0.18nMのPMSの範囲内 の基質濃度を、細胞化学的及び生化学的検定の双方に用いることを特徴とする2 7〜37項のいずれかに記載の試薬キット。
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|---|---|---|---|---|
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