JPH07502194A - 水性アンモニア注入スキーム - Google Patents
水性アンモニア注入スキームInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
水性アンモニア注入スキーム
発明の分野
本発明は燃焼排出物中の窒素酸化物濃度を減少させるための非触媒法に関する。
より具体的には、本発明はアンモニアに富む蒸気をそのような燃焼排出物中に注
入してそこに含まれる窒素酸化物をより害の少ない化合物に変換する方法、水性
アンモニア溶液からアンモニアに富む蒸気を生産する方法の改良に関する。
発明の背景
多様な機械設備からの燃焼排出物と廃棄物は、大気中に排出されると大気汚染の
主要源となる。多くの燃焼排出流に見られる一つの特に面倒な汚染源は主要な刺
激物であるNO2である。さらに、NO2は太陽光と炭化水素の存在下で、光化
学スモッグ形成として知られる一連の反応を受けると考えられている。NO□の
主要源はNOXであり、その大部分は電力プラント用のガスおよびオイルを燃料
とするスチームボイラー、プロセスヒーター、焼却炉、石炭たき利用ボイラー、
ガラス炉、セメント窯、および油田の蒸気発生機などの定置機械設備で発生する
。
多様な方法が燃焼排出物中の窒素酸化物濃度を減少させるために開発されてきた
。そのような方法の一つはLyonの米国特許No、 3,900,554に記
載の非触媒法である。この米国特許は本明細書中に引用される。その特許に開示
された方法は高温でアンモニアを燃焼排出流に注入することによりNowをN2
に還元することを教示している。一般に、以下の二つの式が全体的なプロセスを
支配する反応を示している:NOX 十NH3+02 + (N2) −−−一
→N2+H2ONH3+ 02 −−−−−→ NOx + 820第一の式に
示されているように、水素(N2)をNH3とともに注入して第一の反応の効果
性を例えばより低い温度で広げることができる。もちろん、第二の式によるNO
xの生成を最小化することは望ましい。
米国特許No、 3,900,554はアンモニアを純粋な物質または前駆体の
形のいずれかで用いることを教示する。アンモニアの有用な前駆体の形は炭酸ア
ンモニウム、蟻酸アンモニウム、および蓚酸アンモニウムなどの化合物がある。
これらすべての物質は気化するとアンモニアを生むが、他方、蟻酸前駆体は蟻酸
をも蓚酸前駆体は蓚酸をも生む。アンモニアまたはその前駆体の気化は別個のス
テップとして、または処理される熱い排出物中にそれを注入することにより達成
してもよい。蟻酸アンモニウムまたは蓚酸アンモニウム、またはそれらの水溶液
の気化が別個のステップで達成される場合、所望であれば熱い排出物中に注入す
る前に熱的手段または触媒的手段のいずれかにより蟻酸、蓚酸、またはその両方
を分解してもよい。
米国特許No、 3,900,554の発行以来、NOx(窒素酸化物)の濃度
を減少させるための燃焼排出流中へのアンモニアの注入に関する特許または公告
の急増が続いている。本発明は特許3.900.554.4,115,515.
4,423゜017.4,507,269.4,624,840および4,63
6,370の教示に立脚し、それら教示をさらに改良させたものである。アンモ
ニアまたはその前駆体を水の溶液中に保存および/または使用してもよいことが
一般的に記載されてはいるが、上記特許に定義の方法は通常に気化した無水アン
モニアの注入により実施されている。しかし、この方法のために無水アンモニア
を用いることに伴ういくつかの問題が認知されている。無水アンモニアは通常に
用いられる商品であるが、工場用地での大量のアンモニアの保存に関して環境と
安全性に関する懸念が高まりつつある。水性アンモニアの使用はこれらの懸念を
軽減するが、その理由は、水性アンモニアは大気圧で保存することができ、もし
流出があれば、無水アンモニアの放出が人の健康に対して示すような著しい脅威
が示されることは殆どない程度までアンモニア放出が遅れるであろうためである
。
環境に対する危険をもたらすことはより少ないが、水性形の液体アンモニアは問
題がある。これはそのような形での従来のアンモニアの注入は、注入の際にその
アンモニア溶液の迅速な気化から生じるアンモニア固有の不完全分布の解決のた
めに過剰のアンモニアを必要とするからである。その結果、アンモニアの流量を
低下させるためにさらに薬品が必゛要であり、および/またはガス浄化システム
において過剰のアンモニアを許容できるレベルまで減少させるためにさらにアン
モニア除去装置が必要である。
本発明は、従来からの実施法か現存する実施法の制約を解決するが、実質的に減
少させる。これは、燃焼排出物中に注入するアンモニア含有蒸気を作るためにア
ンモニアの水性溶液を使用することにより達成される。蒸気の使用は混合を著し
く向上させ、これにより、過剰量のアンモニア量を最小に減することができる。
しかし、アンモニア含有蒸気を作るためのアンモニアの水性溶液の気化は、アン
モニア濃度は低いものの、そのまま処理せずに環境的に許容できる方法で直接取
扱うには多すぎるアンモニアを含む可能性のあるブローダウン流を生じさせる。
本発明のさらにもう一つ特徴は環境的に許容できる方法でこのブローダウン流を
処理する方法を含む。
発明の要約
本発明に従えば、燃焼排出物中に含まれる窒素酸化物の濃度を非接触的に減少さ
せる改良方法が提供される。この方法はアンモニアを燃焼排出物中に注入するこ
とからなり、該アンモニアは水性アンモニア溶液の部分的な気化により得られる
アンモニアに富む蒸気流の形で存在するものである。この部分的な気化は希薄な
水性アンモニアのブローダウン流も生み、これは気化させるか気化させずに、プ
ラント内のいずれかの場所で利用してもよいし、燃焼排出物中に注入してもよい
。
本発明の一つの好適な実施態様において、部分的気化手段内での操作条件はそこ
に含まれる液相と気相の所望のアンモニア濃度を維持するために調節されている
。
図面の簡単な説明
本発明は以下に図面と関連させながら詳細な説明によってさらに明確に理解され
るであろう。
図1は、本発明の一つの実施態様の概略図であり、ここでアンモニアを含有する
蒸気とアンモニアを含有する水性溶液が燃焼排出物を処理するだめに用いられて
いる。
図2は、本発明の第二の実施態様の概略図であり、ここでストリッパーにより作
られたアンモニアを含有する蒸気が燃焼排出物を処理するために用いられている
。
図3は、本発明方法の蒸発器操作条件を示すグラフであり、ここでアンモニア対
NOx比は1.5で、アンモニア供給物は25%水性溶液であり、本グラフは一
定の30 Vppmのアンモニア流量を排出物中で維持するために多様な未処理
のNOx濃度のために如何に蒸発器温度を変える必要があるかを示している。
図4は、本発明方法の実施のためのコントロールスキームの一つの実施態様を示
す概略図である。
発明の詳細な説明
前記のように、本発明は電力プラント用のガスおよびオイルを燃料とするスチー
ムボイラー、プロセス炉、地方自治体の焼却炉、石炭だき利用ボイラー等の燃焼
源から大気中への窒素酸化物(Noりの放出を減少させる改良非接触法に関する
。
よく知られているように、燃焼は通常ファイヤーボックスと呼ばれている装置の
一部分で、ボイラー、炉および焼却炉などの燃焼装置内で通常達成されている。
一般的に、燃焼は一つ以上のバーナーを用いて空気の存在下で適当な燃料を発火
することで達成される。主な燃焼生成物は二酸化炭素と水蒸気である。他の燃焼
生成物は一酸化炭素および窒素と硫黄の多様な酸化物それに過剰の酸素と未変換
の窒素である。−緒に、これらの燃焼生成物はここでは燃焼排出物と呼ばれるも
のを構成する。
本発明の方法はアンモニアを水性溶液の形で使用する。この水性溶液は部分的に
気化されてアンモニアに冨む蒸気流を生み、次にこの蒸気流はNot排出物を減
少させる目的ために燃焼排出物へ最終的に注入するためのキャリヤーガスと混合
される。水性アンモニア溶液の部分的気化は希薄な水性アンモニア流も生み、こ
れは気化させるか気化させずに同じまたは別の燃焼排出物中に注入させてもよい
。別の方法として、希薄の水性アンモニア流を例えばストリッパーにより十分に
希薄とした場合、そのような流れはプラントの別の部分、例えばスクラバー内に
使用できるであろう。
通常の実施法と同じように、本発明はN OX還元反応が最も効果的であるよう
に、ある温度範囲内で十分な滞留時間の間アンモニアを燃焼排出物中に注入する
ことからなる。アンモニアの流量を最小にしながら最大のNOx還元を達成する
アンモニアの最適量は多くの変数の関数であって、温度と滞留時間が主要なもの
である。アンモニア注入の最適量と位置を決定し、アンモニアと燃焼排出物の密
な混合の達成のためにノズルを経る十分な速度を有するキャリヤーガスを用いて
アンモニア含有の蒸気を注入することは好適である。
一般的に、いかなる適当な手段もアンモニアの燃焼排出物への注入を容品にする
ために用いてもよい。最も簡単な実施態様において、ノズル部分を有する適当に
断熱されているか冷却されているチューブは、注入されたアンモニアが燃焼排出
ガス流域の全断面部分を実質的にカバーするように配置することができる。
一般的に、還元用ガスが注入される条件での燃焼排出物の容量は、所望のNOx
還元を達成するために必要とされるアンモニア量に比べてかなり多く、実際に1
0,000倍かさらにそれ以上でさえもありうる。従って、この容量のアンモニ
アの所望の混合と接触を達成するために、通常はアンモニアを希釈剤と組み合わ
されるであろう。一般的に、いかなる無毒の気体物質も希釈剤として用いること
ができ、これらには蒸気、窒素、ヘリウム等がある。好適なキャリヤーは圧縮空
気である。
燃焼排出物の温度は典型的には燃焼点かその近くで最高になるが、排出物が最終
的に大気中に放出されるか、さもなければ燃焼排出物としてその特性を失うまで
、燃焼点から流経路に沿って排出物が移動するにつれてその温度は軸方向に(流
経路に沿って)および放射状に(外に向かって)低下する。さらに、どの燃焼装
置の温度も燃焼させる燃料の種類、燃焼させるそのような燃料の量、燃焼を行な
うために用いられるバーナーの数、用いられるエネルギー回収方法により行なわ
れる冷却速度などの操作条件により変化するであろう。
効果的なNOxの還元は還元用ガス組成物を変えることにより比較的広い温度範
囲にわたって達成することができる。しかし、温度の上記変更ならびに排出流経
路を経る流量の変更の結果として、固定位置で単一の還元用ガス注入手段を用い
るときに所与の燃焼装置のすべての可能な操作モードにおいて大気中へのNOX
排出物の最大の減少を達成することは一般的には可能ではない。この欠点は、異
なる温度範囲内および/または流量範囲内で排出流中に注入するための複数の異
なる組成物を提供することによりある程度避けることができる。さらに、複数の
注入手段を燃焼排出流経路に沿って設けることができる。
燃焼排出物中におけるアンモニアと窒素酸化物の反応は約0.1気圧〜100気
圧の圧力で実施してもよい。1300’に〜1600°にの温度範囲でアンモニ
アが燃焼排出流からNOXを除去させることを可能にする効果的な滞留時間が存
在するように燃焼排出物の速度ならびに後燃焼領域でのアンモニアの混合を調節
する。滞留時間は0.001〜10秒の範囲にあるのが適当であろう。
本発明の実施においては、酸素の存在下にアンモニアを燃焼排出物と接触させる
。燃焼排出物は通常は適当な量の酸素を含有する。しかし、酸素含量が非常に低
い場合、空気を用いて燃焼排出物を薄めてもよく、酸素含量を排出物の全容量に
対して約0.1容量%以上、好適には約1〜15容量%とする。
本発明の実施に適当なアンモニア量は通常は燃焼排出物中のN OK濃度の約0
.4〜50倍の範囲にある。アンモニアの最小量は通常は除去されるNOXの1
モルにつき少なくとも1モルのアンモニアであるが、用いられるアンモニアの具
体的な量は経済的な操作とN Ox除去速度の観点から選択することができる。
NOxの高い変換を達成するために、除去されるNOXの1モルにつき1モル以
上のアンモニア量でアンモニアを用いることが望ましい。しかし、そのような大
量のアンモニアは、NOXが還元される温度域を超えていてもアンモニアが燃焼
排出物中で未反応にとどまることが起こる原因となる。大気中に放出される燃焼
排出物中の未反応アンモニアはここではアンモニア・ブレークスルーと呼ぶ。ア
ンモニア・ブレークスルーはしばしば最小限としなければならないので、燃焼排
出物中のNowに対するアンモニア濃度範囲と許容滞留時間範囲の両方を減少さ
せる必要性のために商業的応用は制限を受けるであろう。NOx減少の許容量に
関する政府の規定が関連付けられよう。
図1には本発明の一つの実施態様が示されている。燃焼排出物の処理に用いられ
るアンモニア源であるアンモニア水性溶液は好適には大気圧に近いタンク1中に
保存される。操作において、ポンプ3はアンモニアをアンモニア気化手段まで運
び、この手段はアンモニア蒸発器5とする。
この蒸発器は、二つの流れ、すなわちライン7にアンモニアの豊富な第−流とラ
イン23に希薄な水性アンモニア流を作る。アンモニア蒸発器5は必要な分離を
行なう通常のいかなる手段であってもよい。当業者には理解されるであろうが、
これは蒸発器ドラムまたはストリッピングタワーのいずれもよい。蒸発器ドラム
は典型的には所望の気化を達成するために蒸気による間接的な熱が与えられる。
ストリッピングタワーは減圧および/または熱および/またはストリンピングガ
スを用いて気化を達成する。好適なストリッピングガスは蒸気と空気を含む。蒸
気は直接にストリンピングタワーに導入してもよい。
ライン7のアンモニアに富む蒸気流はキャリヤーガス供給手段9からのライン1
1のキャリヤーガスと混合される。典型的にはキャリヤーガスは蒸気または圧縮
空気である。パルプ13およびバルブ15は流れの調整およびアンモニアとキャ
リヤーガスの比率調節のために用いられ、このシステムの自動化に通常のプロセ
スコントロール装置を用いてもよいことが当業者には理解されよう。アンモニア
蒸気とキャリヤーガスからなるライン17の一緒にされたガス混合物は複数のノ
ズル(図中で−般的に19を付したもの)を経由して燃焼装置21中に注入され
、ここを燃焼排出物が流れる。ライン23の希薄水性アンモニア流はバルブ25
を通って一つ以上のスプレーノズル27により燃焼排出物中に適切に注入される
。
代わりの方法として、希薄水性アンモニア流23は、好適にはキャリヤーガスを
アンモニアに富む蒸気流と一緒にする前に、流れ11中で、キャリヤーガス、例
えば水蒸気または圧縮空気と一緒にしてもよい。圧縮空気の場合、キャリヤーガ
スはある圧縮熱により引き起こされる高温(典型的には350〜400°F)に
あるので、希薄水性流はキャリヤーガス流中に注入することにより容易に気化す
るであろう。希釈水性流をキャリヤーガス輸送導管に導入するために通常のノズ
ルを用いてもよく、該ノズルはキャリヤーガスの流れに一致させて配置してもよ
い。勿論、キャリヤーガス流中への希薄水性アンモニア流の気化を達成するため
に付加的な加熱手段または他の手段を利用することは本発明の範囲にある。
アンモニア蒸発器5の操作条件は二つの流れの適当な濃度と量を提供するように
調節してもよい; これらの濃度と量は、注入される全アンモニア量(蒸気およ
び液体)が導入NO!濃度と、必要とされるN Ox還元の達成に必要とされる
アンモニア対NOIのモル比との積と等しくなるように一般的に承認されるモデ
ルを用い、アンモニア注入によるN。
x還元の評価により決定される。しかし、液体の形で注入されるアンモニアは、
蒸気注入からの未反応のアンモニアとともに、反応からの許容可能なアンモニア
の流量を超えないように制限する。
代わりとなる本発明方法の実施態様を図2に示す。タンク30中に大気圧または
その近くで保存されるアンモニアの水性溶液はポンプ32によりアンモニア蒸発
器(この場合はストリッピングタフ−35)に移される。このタワー35は二つ
の流れ、すなわちライン37のアンモニアに富む第−流とライン43の希釈水性
アンモニア流を作る。この例において、タワー35はライン36の水蒸気により
気化が達成され、この水蒸気はタワー35の底の部分に直接に導入される。
ライン43の希釈水性アンモニア流はタワー35の底部分から引き出され、バル
ブ39を経て通過した後に典型的にはライン44を経て燃焼装置50に送られる
。その代わりの方法として、水性アンモニア流は希薄であるので、それをバルブ
39を通した後にプラントのもう一つの部分、例えばスクラバーで用いてもよい
。
上記のアンモニアに富む蒸気流37はタワー35の上部から取り出され、これは
キャリヤーガス供給手段52からのライン54を通るキャリヤーガスとバルブ5
6後で混合される。ライン45で一緒されたアンモニア蒸気とキャリヤーガスか
らなるガス混合物を図2で一般的に47を付した複数のノズルを通して燃焼装置
50中に注入され、これに燃焼排出物が流れる。
ストリンピングタワー35の操作条件が二つの流れの適当な濃度と量を提供する
ように調節されている: これらの濃度と量は、注入される全アンモニアが導入
NOX濃度と必要とされるNOX還元の達成に必要とされるアンモニア対NOx
のモル比との積と等しくなるように一般的に承認されるモデルを用い、アンモニ
ア注入によるNOX還元の評価によす決定される。
図3は、アンモニア対Notが1.5の比であり、かつアンモニア供給物は25
%水性溶液である蒸発器操作条件を示す。このカーブは多様な初期NOx濃度か
未処理のNOx濃度を有しながら、排出物中で30 VPPmのアンモニア流量
を一定に保つために如何に蒸発器温度を変えなければならないかを示している。
図4は、本発明の実施のためのあり得るコントロールスキームを示す。
タンク60中の水性アンモニアはポンプ62により、流れコントロールバルブ6
4を経て蒸発器ドラム66まで運ばれる。自動再循環バルブ68はポンプ62を
保護するために用いられる。この流れコントロールバルブ68は、蒸発器ドラム
66の所望の液体レベルを保つために必要とされるレベルコントローラー70に
より開けられるか閉じられる。この実施例では水蒸気である加熱源72は、蒸発
器ドラム66中の圧力を感知する圧力感知コントロールシステム74により調節
される。蒸発器ドラム中の一定の圧力は、アンモニア注入速度の正確な流れ制御
の達成を確実とするために望ましい。アンモニアを含有する蒸気の流量がアンモ
ニア含有蒸気の注入を制御するためのNO!コントロールシステム(図示せず)
からの要求シグナル76に応じて調節される。
蒸発器ドラム66から調節可能なバルブ80を通して取り出されるブローダウン
流78の流量は、蒸発器ドラム66中の温度を感知する温度感知コントローラー
82により調節される。
熱感知コントローラー82によるブローダウン流78の流れコントロールは蒸発
器ドラム66の液相中の所望のアンモニア濃度を維持するために用いられるが、
その理由は、これは温度と圧力の関数であり、そして圧力は独立して調節される
ためである。濃度が高すぎる場合は、温度が低下して、所望の温度と濃度が達成
されるまでバルブは閉められるためにこのシステムは自己制御式である。一方、
温度が高すぎる場合、液体中の濃度は望まれるものよりも低い。バルブは所望の
濃度が達成されるまでさらに広く開けられ、強い液体のブローダウン流と供給速
度を増加させる。
実施例
本発明による方法において、NOXを含む燃焼排出物はアンモニアにより処理さ
れて、NOxは窒素に還元される。この実施例は燃焼排出物中の300 vpp
mの初期NOXを前提としている。671bs/時間のアンモニアと2011b
s/時間の水からなる水性アンモニア流は蒸発器ドラム内に導入される。蒸発器
ドラム中での水性アンモニアの気化は、45 KWの熱を提供する水蒸気を用い
て達成される。蒸発器ドラム内の操作条件は250°Fと50 psiaである
。蒸発器ドラムから2つの流れ、すなわち611bs/時間のアンモニアと86
1bs/時間の水からなるアンモニアに富む第一蒸気流および6 lbs/時間
のアンモニアと115 Ibs/時間の水からなる第ニブローダウン液体流が取
り出される。第−流は、第一の位置で燃焼排出物に導入される蒸気注入のために
利用され、第二流は、第二の位置で同じ燃焼排出物中に導入される液体注入のた
めに利用される。このように処理された燃焼排出物は120 ppmのNotの
含量を有すると計算され、その60パーセントの減少を示している。
本発明のインゼクターが多様なタイプの燃焼システムに適用されることを当業者
は容易に理解するであろう。本発明が具体的な実施態様に関連させられて記載さ
れたが、本発明はさらに変更が可能であり、この出願は本発明のいかなる変形、
使用または適合、さらに当業界における公知または通常の実施の範囲内にあって
、かつ本発明の範囲内に入る本開示からのそのような変更も含めてカバーするこ
とを意図するものであることがさらに理解されるであろう。
第2図
燃焼排出物
水蒸気
tつ
国際調査報告
フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号7704−3K
(72)発明者 クリ−デル・ドナルド・イー。
アメリカ合衆国、ニューシャーシー州
07961、コンベント ステーション、ウッドフレスト ドライブ38
l
F23J 15100 A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.燃焼排出物に含まれる窒素酸化物の濃度を減少させる方法において、(a) 分離領域において水性アンモニア含有溶液を部分的に気化させて、アンモニアに 富む蒸気からなる第一流と希薄水性アンモニアからなる第二流の少なくとも2つ の流れを作ること;(b)アンモニアに富む蒸気からなる前記の第一流をキャリ ヤーガスと混合させること; (c)アンモニアに富む蒸気とキャリヤーガスの混合物を燃焼領域により作られ た燃焼排出物中に注入すること;(d)希薄水性アンモニアからなる前記第二流 を、(i)燃焼排出物に注入するか、または(ii)スクラバーまたは他のプラ ント装置で利用すること; を特徴とする前記方法。 2.希薄水性アンモニアを、アンモニアに富む蒸気が注入されているところとは 異なった位置で燃焼排出物中に注入する請求の範囲(1)の方法。 3,希薄水性アンモニアを、キャリヤーガス中に注入し、蒸発させた後、燃焼排 出物中に注入する請求の範囲(1)の方法。 4.キャリヤーガスが、400〜500°Fに昇温された圧縮空気である請求の 範囲(4)の方法。 5.燃焼排出物に含まれる窒素酸化物の濃度を減少させる方法において、(a) 分離領域において水性アンモニア含有溶液を部分的に気化させて、アンモニアに 富む蒸気からなる第一流と希薄水性アンモニアからなる第二流の少なくとも2つ の流れを作ること;(b)希薄水性アンモニアからなる前記の第二流を、キャリ ヤーガス中に注入することによりこれを気化させて希薄アンモニア蒸気流を作る こと; (c)前記の希薄アンモニア蒸気流をアンモニアに富む蒸気からなる前記の第一 流と一緒にして、合流アンモニア蒸気流を作ること;(d)前記の合流アンモニ ア蒸気流を燃焼領域により作られた燃焼排出物中に注入すること; 6.キャリヤーガスが、400〜500°Fに昇温された圧縮空気である請求の 範囲(5)の方法。 7.分離領域に供給する熱源を圧力感知コントローラーによりコントロールする 方法であって、該コントローラーは、分離領域の圧力を感知し、分離領域内の圧 力を一定に保持することで、分離領域からのアンモニアに富む蒸気の流速を所望 範囲に保持させることを特徴とする請求の範囲(5)の方法。 8.アンモニアに富む蒸気の流速を要求シグナルに応じてコントロールし、かつ 希薄水性アンモニア流の流速を温度感知コントローラーを用いて、該分離領域の 液相中のアンモニア濃度を、圧力と温度の関数として所望範囲に保持することを 特徴とする請求の範囲(5)の方法。 9.燃焼領域で作られた燃焼排出物に含まれる窒素酸化物の濃度を減少させる方 法において、 (a)気化領域において水性アンモニア含有溶液を部分的に気化させて、アンモ ニアに富む蒸気からなる第一流と希薄水性アンモニアからなる第二またはブロー ダウン流の少なくとも2つの流れを生じさせること;(b)アンモニアに富む蒸 気を燃焼領域内かまたはその付近の第一位置において燃焼排出物中に注入するこ と;(c)希薄水性アンモニアを気化させるかまたは気化させずに同じ燃焼排出 物中に注入すること; からなる方法であって、気化領域中の操作条件を上記第一流と第二流中のアンモ ニアの適当な濃度と量を与えるように調節し、これにより気化領域の加熱源を、 アンモニアに富む前記の蒸気注入物の所望の流量と注入速度が達成されることを 確実にするために気化領域内で一定圧力が保たれるように気化領域内の圧力を感 知する圧力感知コントローラーにより調節し、さらにアンモニアに富む蒸気の流 量を要求シグナルに応じて調節し、第二またはブローダウン流の流量を、蒸発器 の液相中に所望のアンモニア濃度が温度と圧力の関数として保たれるように気化 領域の温度を感知する温度感知コントローラーにより調節することを特徴とする 前記方法。 10.アンモニアに富む蒸気を、燃焼領域に注入する以前にキャリヤーガスと混 合する請求の範囲(9)の方法。
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1991
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