JPH07502927A - 水からマンガンを除去する方法および装置 - Google Patents

水からマンガンを除去する方法および装置

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JPH07502927A JP5507303A JP50730392A JPH07502927A JP H07502927 A JPH07502927 A JP H07502927A JP 5507303 A JP5507303 A JP 5507303A JP 50730392 A JP50730392 A JP 50730392A JP H07502927 A JPH07502927 A JP H07502927A
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ザ ユニヴァーシティ オブ クィーンズランド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 M」 水からマンガンを除去する方法および装置l胛旦圀■ 本発明は水、特に携帯用または飲料用水からマンガンを除去する方法および装置 に関する。 l四旦五旦 飲料水にマンガンが含まれておれば、オーストラリア(下記参考文献リストの文 献26.48)ばかりでなく海外(文献4.62)でも、都市の配水システムで マンガンに関連した゛汚染水°°の原因になるので水関係当局には問題になる。 配水システムに混入するマンガンは送水管内面に酸化マンガンの黒い生物膜とし て蓄積され、これが剥げ落ちる時(文献4.26.48.51.52.53.6 2)には水の需要者から苦情を受けることになる。塩素処理した飲料水システム でも酸化マンガンが化学的に沈積するが、塩素処理(文献48.51.52.5 3)が不充分な区域では成長した生菌の生物膜が蓄積されるのである。 このマンガンに関連した゛汚染水°゛はこれまで健康上危険でなかったが、この ような水では審美的に受け入れられず、がっ洗濯物、装置、製造物品および水泳 プールを汚染して経済的損失をきたすことになる。 この問題はオーストラリアでNorjlI QueenslandのCa i  rnsからNew 5outh Wales のWyong、 Woolong ongまでの東海岸にある多数の市や町で拡がっている。これら沿岸の町の多く はその主要産業を観光事業に依存しており、そして旅行者に高級感をもたせよう としている。1985年には最も被害を受けた需要者から苦情は一週間に870 件(文献48.51.53)にも達した。 水関係当局は種々の水処理法により水中マンガンをWHOおよびNHMRCが推 奨するレベルの0.05 mg/l (文献41.62)まで減らす計画である 。アメリカ上水道協会の目標値によれば0.01mg/l (文献4)である。 Gold Coast配水システムの最近の大規模な調査(文献48.51.5 2.53)では、マンガンに関連する需要者の苦情はマンガンが0.02 mg /lレベルになるとみられ、0.05 mg/lレベルまで高くなると一週間に 80件に達していることがわかった。これら需要者の苦情は直接被害を受けた消 費者の総数を表わしている。 原水からマンガン、鉄分を除去する現行の水処理法では処理プラントで原水を酸 素化しく文献46.61)、そして化学的に酸化してから濾過(文献61)シて いる。最も一般的な酸化剤は過マンガン酸カリウムKMnO4、塩素、二酸化塩 素、およびオゾン(文献61)である。 Green (文献24)の処理プラントによれば、マンガンの除去に砂濾過器 を効果的に使用するには濾過の負荷速度を約5 m/h−1までに制限しなけれ ばならないとしている。最近の急速炒濾過器では9 m/″h−’まで(文献3 2)の運転に設計されている。このため、高いマンガン量のものに高速濾過の経 済的利益を期待するには、濾過以前の処理段階(文献32)でかなりのマンガン を除去しなければならないことになる。 マンガン(II)は酸化しなければ明馨による凝集のような従来の水処理方法で は除去できない。最も一般的な酸化剤は過マンガン酸カリウムKMnO’で、マ ンガン(■)はマンガン(IV)になりそのコロイド状沈殿物はその後濾過で除 去される。この方法には実用上問題があって酸化の速度と程度とはマンガンの種 形成、有機物の特性および濾過効率等の要因に左右される。 これらの要因はプラント運転者の管理では対応できない。極少量のマンガンしか 除去できないと、処理後の濃度が原水中濃度より高くなることもある。 最近、塩素および二酸化塩素が殺菌と酸化(文献61)の二つの役割で使用され ている。マンガンの生物学的酸化は化学的方法の代案で、水処理にはすでにある 程度利用されているが、まだ充分活用されていない。 中性のpHではマンガンは鉄とは相違して酸素のみでは酸化されない。自然の酸 素化された水の貯留中でのマンガンの酸化はマンガン酸化微生物(文献22.5 5.57)の作用の賜物である。 自然界にはマンガンを酸化するバクテリア、菌(文献22.25)等の種々の微 生物が存在する。このような微生物は広く自然界の土中、水中の生息場所の分布 区域の到る所に存在する。この微生物のあるものは所属した成長モードにうまく 順応する。 マンガンの生物学的酸化と除去はマンガン酸化バクテリアが定着した急速砂濾過 器でなされること(文献6.14.15.38)が示されている。ドイツの21 箇所での処理プラントにおける砂濾過器の総合的調査(文献13)によれば、マ ンガン除去に関係するバクテリアはHyphomicrobium、 Lept pthrix、 Iletallogeniurrr、 5jderocaps a、および5iderocystis属であることがわかった。これらの微生物 は表面に固着し流水による剪断力にも耐える優れた能力をもっているようである 。これらの微生物はCa11ionella、 Leptpthrix等の鉄酸 化微生物に関連して時折発見されており、マンガン、鉄の除去に貢献している。 この生物学的に作用する砂濾過器は13m/h−’まで(文献32)および24  m/h”まで(文献38)の負荷速度で運転可能であり、このため現今の水処 理の必要条件に合致するものである。充填層生物反応器としての砂濾過器を使用 することの欠点は、ノくイオマス(文献2)が粒子を凝結するこ牛である。これ では流速が低くなり、マンガンと接触する生物膜の表面積を少なくなる。 マンガンの酸化はマンガン酸化バクテリア(文献13.23)表面の細胞外スラ イム上で生じることが示されている。粒子の凝結は充填層のチャンネリングの原 因となり、水は充分に処理されないまま通過する。このため、濾過器を勢いよく 逆洗してたびたび定期的に洗浄する必要があり、これでは活性を有する生物膜が 取り除かれるので濾過器がマンガン除去効率を回復する(文献18)には時間が 必要になる。廃水、下水の処理に微生物を利用することは以前から実施されてい るが、飲料水の処理にはそれ程活用されていない。微生物をマンガン、鉄の除去 (文献6.13.15.38)に使用すること殆んど理解されておらず、廃水処 理の技術レベル程には開発されていない。マンガン酸化バクテリアの成長および 代謝速度を制御する環境条件は殆んど知られていない。マンガン酸化に関し提案 されている生物化学的機構の文献に研究の母体があるが、その結果に往々にして 矛盾があり、調査された微生物(例えば文献15.22)に依存し過ぎる傾向が ある。 灸団皇叉五 このようなことから、本発明の目的は既に議論した従来技術の問題点を解決でき るような、水中からマンガンを除去する方法および装置を提供することにある。 本発明の方法は: (i)マンガンを代謝できる微生物の固着性の生物膜を強固に吸着できる粒子の 流動層を生物反応器内に調製して、活性的に繁殖したバイオマスを提供するステ ップ;及び(II)前記流動層に流水を通過させ、マンガンを前記バイオマスに よって吸着しかつ流水から除去し、浄化流出水を前記生物反応器から排出して提 供するステップ:とを包含する。 本発明の流動層反応器の開発により、従来のマンガン除去用砂濾過器を越えた種 々の利点が提供できる。このような反応器は水処理塔内の上向流水に懸濁させる 小粒子表面の固定培養組織の生育(文献2)により可能である。この技術によれ ばバイオマスの体積割合の表面積が大になり、反応器の所定容積に対する効率を 高く維持できる。他の利点は、流動層が膨張して生育するバイオマスに適応する ことができ、かつ自らの洗浄作用で凝結を生じない(文献2)ことである。 小粒子で、密度が高く、大きさの揃った支持粒子が好気性水処理(文献2)には 推奨されている。小粒子はそれがバイマスにより大きな表面積を提供するため好 ましく、しかも移動抵抗を低くできる。充填層とは相違して、流動層内の粒子の サイズ、密度および流速は独立した要因ではない。本発明では、密度のある粒子 にマンガン酸化バクテリアの生物膜を固着させることにより水処理でマンガンを 酸化する生物工学的方法に活用できると考えている。連続循環流動層の生物反応 器を使用すれば、マンガン酸化生物膜が剥離されない剪断力の粒子サイズと流速 が選択できると考えた。適当な粒子サイズは50μmから1000μm(すなわ ち1 mm)範囲のものである。 数種類のPedomicrobium manganicumの菌が配水システ ムの生物膜(文献48.49.51.52.53)から採取され、高流速による 剪断力にも耐えること(文献52)が示されている。 TylerとMarshall (文献58.59)によれば、同じようにマン ガンを酸化する出芽バクテリアHyphomicrobjum種は タスマニア の水力発電所のバイブラインで見つかった生物膜の中では優勢な微生物であり、 固定形生物膜反応器用のこの種微生物には適していると説明している。Hyph omicrobiutrtは塩素化合物を炭素およびエネルギー源として使用す る能力があり、かつ無機窒素源を利用する能力がある点でPedomicrob iumとは相違している。Pedomicrobiumでは原水源(文献20. 48)で普通に見つけられる有機酸の等の錯体の有機性炭素および窒素源が必要 である。TylerとMarshallのHyphomicrobiumの培養 組織(菌株T37)はその後実験室で繰返し副次培養する間にマンガンの酸化能 力を喪失し、研究に使えなくなった。しかしHyph。 microbium菌も上記(文献13)で引用した微生物と同様にマンガンの 代謝に使用可能であるという事実は、本発明がPedomicrobium m anganicum菌に限らないことを示しており、本発明がマンガンを代謝す るどの微生物にも適用できることを示している。 また、5iroflocの浄水装置(文献31)で使用されたマグネタイトの粒 子は適当な支持粒子として必要な密度と表面特性とを備えているものであと信じ られる。オーストラリア特許534238(文献3)には、微生物はその微生物 学的機能性を減することなくマグネタイトに強固に付着することが示されている 。Mae RaeとEvans (文献33.34)はマグネタイトが懸濁水か ら種々の微生物細胞の95%〜99%を素早く吸着することを明らかにした。 本発明の方法には、原水が処理プラントに流入した際マンガン(II)を酸化す る連続循環流動層反応器(CRFB)の設置が含まれる3 この方法によれば高 価な化学的酸化剤を添加することなく運転できる。今世紀末までのオーストリア の水資源について広範囲な調査をしたGarman (文献19)は゛オースト ラリアの水に鉄、マンガンが存在していることは水処理コストに菓大な費用を要 することになる。“と結論づけている。 推測される他の利点は、形成されるマンガン(IV)は自由にまたは細胞表面に おいて有機expol imeric物質にしっかり結合するだろうことである 。この物質は単に化学的に形成された酸化マンガンによるよりも明告の凝集およ び/または濾過により容易に除去されるであろう。 処理水は塩素処理により殺菌作用を受ける。含まれる微生物は無害な水生の微生 物であり、健康に対する懸念は皆無(文献17)であることを強調すべきである 。 本発明の方法は生物学的なマンガン酸化を充分に理解できる点でかなり貢献して おり、そして多分マンガンを許容レベルにまで低減する水処理プラントの能力を 大幅に改善するものと考えられる。この方法が簡単であることはまたそれを小集 団向けの水処理法に適するものにしている。 下記記述から明白であろうが、磁鉄鉱の粒子にPedoryicrobjum  trtanganjcumの細胞を固定化し、この固定化した細胞を水からマン ガンを除去する連続循環流動層反応器(CRFB)内で使用する方法を開発した 。滞留時間が21時間でト1n2“濃度を0.25mg/lから8.5mg/I の範囲でCRFBモデルを22週間にわたり運転し、除去速度は90%以上10 0%までであった。流出水中のマンガンの大部分は残留Mn”であって酸化およ び吸着されたマンガンは低いレベルでしか含まれなかった。推測したとおり酸化 マンガンの大部分は流動塔内の固定化細胞に付着していた。自然界のマンガン酸 化バクテリア個体群の定着に依存する砂濾過の場合は15週間までを要したのと 比較し、この生物反応器によれば一週間以内で最高の除去効率に達することがで きた。このCRFBでは最小限の維持管理でよく、凝結せず、しかも砂濾過の欠 点である逆洗操作を必要としない。pH条件はマンガンの吸着、酸化および除去 には重要因子である。最適条件はpH7,8付近であることがわかった。研究の 結果Pedomicrobiurrt manganicumの表面成分はMn 2”の重要な貯蔵所であることがわかった。pH8ではMn2’の約45%が二 酸化マンガンMn0aの表面に受動的に吸着され、55%は酸性多糖類である細 胞外成分に吸着されていた。細胞外成分は低pH域で細胞へのMn”の吸着を安 定化させた。また研究の結果Pedomicrobium manganicu mの細胞外の酸性多糖類は予め形成されたコロイド状二酸化マンガンMnO*と 結合することが初めてわかった。この性質はCRFB内で微細な粒子状二酸化マ ンガンMn0zの除去に活用できる。 麗1(2)i生久盈」 第1図は1%マグネタイト(211〜244μm)へのPedomicr。 bium maHanicum菌の吸着の等温線を示すグラフである。 第2図は異なるpHにおけるPedomicrobium manganicu m菌UQM3067の1%マグネタイト(211〜244μm)への吸着の等温 線を示すグラフである。 第3図は掻き混ぜおよび振盪により混合したPedotmjcrobiutxt rranganicum菌UQM3067の1%マグネタイト (211〜24 4um)への吸着の等温線を示すグラフである。 第4図はPedomicrobium manganicum菌UQM3067 の1%マグネタイ) (211〜244μm)への吸着に及ぼす混合時間の効果 を示すグラフである。 第5図はPedornicrobium ryanganicum菌UQM30 67の、1%の種々のサイズおよび入手源からのマグネタイトへの吸着の等温線 を示すグラフである。 第6図は種々の入手先からのPedomicrobium manganicu rrtのMn2″の脱着に及ぼすpl(の効果を示すグラフである。 第7図はpi(7および4におけるPedomicrobium mangan icum細胞によるコロイド状二酸化マンガンMnO□の結合を示すグラフであ る。 第8図はコロイド状二酸化マンガンMn0zが含まれるPedomicrobi um manganicumの超薄肉部分の透過電子顕微鏡写真である。 第9図はPedomicrobjum manganicumの多糖類に結合し たコロイド状二酸化マンガンMn0z沈積物のEDX元素分析の結果を示す。 第1OAは単一の連続循環流動層反応器(CRFB)と関連する導管との概略図 である。 第10Bは順次連結した複数の連続循環流動層反応器(CRFB)と関連する導 管との概略図である。 第11図はマグネタイト粒子(CRFB中)のPedotrticrobium  trtanganicum細胞の固定化状態を示すグラフである。 第12図はマグネタイト粒子(CRFB中)のPedomicrobium m anganicumの固定化細胞についての種々の蛍光顕微鏡写真を示す。 第13図はCRFBによるPedomicrobium manganicum 細胞の固定化直後における1mg/IのMn”の除去状態を示すグラフである。 第14図はPedomicrobium manganicum細胞の固定化直 後のCRFBによるMn”の除去に及ぼすMn”濃度の減少による効果を示すグ ラフである。 第15図はPedomicrobium manganicum細胞の固定化直 後のCRFBによるMn2°の除去に及ぼすト1n2”濃度の増加による効果を 示すグラフである。 第16図はCRFBによるMn”の除去速度に及ぼすMn”濃度の効果を示すグ ラフである。 第17図はpH7においてMn”の除去に及ぼすpH制御の効果と、流入M02 ″、残留Mn”、総残留Mn、 pHおよびEhの変動を示すグラフである。 第18図はpH7において肚2゛の転換に及ぼすp)I制御の効果と、pH1流 入Mn2−および流出水レベルの総Mn量、溶解性Mn、吸着MnおよびM n  Oxの変動を示すグラフである。 第19図はpH8および7.8においてMn2 +の除去に及ぼすpH制御の効 果と、流入Mn”、残留ト1n2°、総残留In、 p)IおよびEhの変動を 示すグラフである。 第20図はpH8および7.8においてMn”の転換に及ぼすpH制御の効果と 、pH1流入Mn”および流出水レベルの総λ1n量、溶解性Mn、吸着Inお よびMnOxの変動を示すグラフである。 第21図は滞留時間21時間、流出水pH7で運転したCRFBによるMn2− 2mg/lにおける除去速度に及ぼす週令の効果を示し、流入Mn”、残留Mn ”、流出水1)Hの変動を示すグラフである。 第22図は滞留時間21時間、流出水pH7で運転したCRFBによるMn2”  2 mg/ Iにおける除去速度に及ぼす週齢の効果を示し、流入In”、残 留Mn”、流出水pHの変動を示すグラフである。 第23図は滞留時間21時間、流出水pH7で運転したCRFBによるMn2” 2mg月での転換に及ぼす週令の効果を示し、流入Mn”、流出水レベルの総M n1%溶解性Mn、吸着MnおよびMnOxの変動を示すグラフである。 第24図は滞留時間21時間、流出水pH7で運転したCRFBによるMn”  2 mg/IMn”での転換に及ぼす週齢の効果を示し、流入un2゛、流出水 レベルの総Mn量、溶解性Mn、吸着MnおよびMnOxの変動を示すグラフで ある。 l■囚罷見皇基旦 実験結果 セクション1 マグネタイト粒子へのPedorzicrobium rtranganicu x細胞の固定化 はじめに このセクション1でする作業はP、 manganicum菌が種々の入手先お よびサイズのマグネタイト粒子に吸着する能力を調査することである。これらの 調査は実験結果(セクション4)の生物反応器で実施する固定化研究に必要であ る。 材料と方法 /< 9 f ’Jヱ9崖1 使用した微生物の菌は予め配水システムのマンガ ン沈積生物膜(文献51)から採取したPedomicrobiummanga n i cum菌UQM 3067 であった。 マグネタイト Commercial Minera1社から入手した原鉱石を 212〜300μm径の必要サイズにふるい分けして加工処理した。 このマグネタイト粒子をMac RaeとEvans (文献33.34)の方 法を使用した8交v磁場 (8AMF)サイクルにより処理した。 この処理では1容積の未処理マグネタイトを4容積の0.1MのNaOHと10 分間混合した後、デカンテーションにより蒸留水で4分間洗浄し、IMの硫酸) +2so’によりpH4に最終調製した。 デカンテーションは磁石を使用しマグネタイトをビーカーの底に保持させて行っ た。その後マグネタイトを消磁場(Ecl 1pseAD960. Engla nd)を通して粒子を分散させた。この処理行程を8回繰り返した。 ヒのジャーテスト 8 AMF処理したマグネタイト粒子へのP、 manganicum細胞のマ グネタイト粒子への吸着について、CRFBでの固定化に先立ちジャーテストに より調査した。1%容積の沈降マグネタイトを250m1ビーカーを使用して固 定化懸濁媒体(文献33)の細胞懸濁液200m1に添加し、棒形スターテを2 50rpmで回転して10分間掻き混ぜることによりマグネタイトを懸濁させ混 合した。細胞吸着後、マグネタイトを磁石を使用して2分間沈降させた。 細胞懸濁液は吸着の前と後とに希釈し、0.1mlの試料3個をPSM寒天(文 献20)の上に載せて吸着されない細胞数を測定した。 この寒天板を28℃で10日間培養に供した。 結果 マグネタイト粒子へのP、 sanganicuriの吸着マグネタイト 調査 に使用したマグネタイトを第1表に列挙しである。必要サイズのマグネタイトが 市販で入手できながったことは予想外であった。このためがなりの時間と労力を かけて実験室で原鉱石を加工処理し、ふるい分けして約200〜300μm径の 必要サイズのものを準備した。104〜147μm、147〜211μmおよび 211〜246μmの小さいサイズのものはマンガンの除去に及ぼす粒子径の効 果についての後の研究で使用した。準備品の等電点け5.14がら5.82の範 囲であった。 P、mananicumの 予め採取しておいたP、 manganicumの8個の培養組織 (文献48 .49.51)からマンガン酸化を基準にして2個の培養組織を選んだ。選んだ 菌株はUQM 3066とUQM 3067であった。マグネタイトへの細胞の 吸着はMac RaeとEvans (文献33.34)の方法を使用してジャ ーテストで実施した。吸着状態は吸着されない細胞であるPS)!寒天(文献2 0)上の生存個数で査定した。 第1図は211〜246μmのマグネタイト粒子への培養組織の吸着の等混線を 示している。二種類の菌株には統計的にはがなりの相違点が見うけられ、菌株U QM 3067はより高い細胞濃度でもマグネタイト粒子に僅かに良好な吸着が 得られそうなので続く研究にはこれを選んだ。 第1図から解るように約50%の細胞しか吸着していない。この値はMac R aeとEvans (文献33)による5μm粒子を使用した他の微生物による 99%よりかなり低い値である。その理由は多分、マグネタイトの表面積が小で あること、および何らかの不純物を含んだ大きなサイズの粒子のためにマグネタ イトの純度が僅かでも低下したのだろう。このことは等電点(第1表)で証明さ れており、この値が6.5〜7.0であれば高純度のマグネタイトが期待できる からである。吸着行程におけるその他の因子がその原因でないことを示すために 種々の実験を実施した。 これはpH,混合方法および混合時間の効果である。 吐勿倭深 前記実験は生物反応器で処理する自然水に望ましいpH7で実施した 。しかし細胞の吸着はpl(6で試験し、この僅かに酸性のpHで吸着が改善さ れるかどうか調べた。第2図からp)16とpH7とで吸着に有意差がないこと がわかったので、その後の実験はpl(7で実施した。 源m双広■匁深 吸着が低いことの有りそうな原因には、Hac RaeとEv ans (文献33.34)が実験した小さい54cm粒子と比較して、より大 きな粒子を懸濁させるに必要なより勢いよい掻き混ぜによる剪断力があった。こ の可能性を試験するため、1分間に60回だけゆっくり反転させてより緩やかに 混合し吸着実験に供した、第3図はこの2つの方法に有意差がないことを示して いる。 a”MO)9jt−吸着が低いさらに有りそうな原因には、P。 manganicumの生育に関する性質であった。この微生物は単一の細胞と してではなく、菌糸および出芽細胞のネットワークとして生育する。勢いよく掻 き混ぜる混合時に効果的なより高い個数を形成する細胞塊を破壊し、人為的に吸 着効率を低下させたiJ能性があった。しかし、第4図にみられる結果から吸着 されな細胞の個数と同様に吸着細胞の個数は終始一定であり、機械的混合は有意 の要因ではないことがわかった。 入 および サイズの効 第1表に列挙したP、 manganicumのマグ ネタイト粒子への吸着を実施した。第5図に提示したその結果から、マグネタイ トの異なる入手先またはマグネタイト粒子のサイズ径104〜300μm範囲の ものでは吸着に実質的な差がないことがわかる。しかしある有意の統計的な差が あったのでこの差をさらに試験中であるが、生物反応器の運転に影響するもので はない。 11煤婆■匁1 報告した吸着試験はMac RaeとEvans (文献33 .34)の標準懸濁媒体に細胞を懸濁させて実施した。生物反応器中で使用する PC生育媒体の効果を試験するため実験を行い、 PC生育媒体に移された時に 細胞は吸着されるがどうが測定した。第1表、第2表に提示した結果から、粒子 がPC媒体の懸濁媒体に移された時に吸着される細胞の数には有意差がなかった ことを示している。両方共にロスが約26%であった。 また、残りの細胞はしっかり吸着されており、30秒の場合と比較して10分の 場合(第4表および5表)で吸着された細胞の数に有意差がないことがわかった 。 繰り゛ し の効 予想した吸着より低い値であったことが、推測どうり表面積 が少ないためかどうかを判定するためさらに実験を実施した。 P、 mang anjcum細菌の懸濁液をマグネタイト粒子で処理した。吸着されない細菌を 取り除き、新規のマグネタイトで再処理した。これを4回繰り返した。第6表に 提示した結果から、細胞の割合の減少はそれぞれ次の処理で吸着されたことを示 している。このことは−以上の要因がこのような結果を招いたことを表わしてい る。表面積は多分一つの要因であろうが、また細胞の割合はマグネタイトへの吸 着に殆ど影響のない表面特性を示しているようである。しがしその割合は少なく 、4回の吸着の後吸着されなかった細胞は6%に過ぎなかった。 実験結果 セクション2 Pedotxicrobium manganicurxの表面成分によるMn 2+の吸着および脱着 はじめに この研究は、生物反応器内の異なった環境条件でのマンガンの酸化速度の研究と 並行して、粒状マンガンおよびPedomicr。 bium manganicum細胞の表面に@着されるMn”fftを測定す る必要から実施したものである。細胞外の主要な二成分がかなりのレベルでMn ”を吸着する。これらはGhiorseと旧rsch (文献23)がPedo microbium種によるマンガン酸化に密接に関係することを示した細胞外 酸性多糖類および多糖類に沈積する酸化マンガン(文献37)である。 細胞外多糖類へのMn2”の吸着は、未だ解明されていない蛋白質または酵素( 文献23)によるマンガン酸化には必要穴(べからざるものと考えられている。 Mn”およびその他の二価の金属イオンに対する二酸化マンガンMnO2の吸着 性は充分に証明(文献37)されていてその表面特性(文献28.36.39) に関係がある。Mn”’の二酸化マンガンMnO□への吸着はpI(に無関係( 文献37)だが、酸性の多糖類ではそのポリアニオン性のため(文献27)Mn ”の多糖類への吸着はpHに関係があるものと想定する。解らなかったことは、 P、 manganicumによるMn”の吸着に対する、各成分または表面蛋 白質のようなその他の成分の役割、およびpl+条件の変動時のそれぞれの脱着 作用である。 二価の金属イオンMg”’およびCu””を使用するイオン交換による脱着が、 粒状二酸化マンガンM n O2に吸着されるMn”のレベルを判定する(文献 1.7.8.11.30)ため使用されているが、P、 manganicum の定量的研究に対するこれらの方法の効果は解らない。 このセクション2では、Pedomicrobiutrr manganicu mの表面成分によるMn”の吸着、およびMn2”の脱着に及ぼすpHと陽イオ ン交換の効果について研究した一連の実験結果を報告する。 材料および方法 m これらの研究に使用する菌はマンガンに関連した汚染水問題(文献51)の あった飲料水の配水システムから採取したPedomicrobium man ganicum UQM 3067であった。 P、 tyan anicumの生” 菌株UQM 3067を11のPC媒体 (文献58)を入れた21のフラスコで28℃にして生育させた。PC媒体は脱 イオン水に0.005%のBacto酵母抽出物(Difco) および0.0 02%のMnSO4・4H20が含まれている。Mn2+吸着試験用の細菌は生 育媒体中に残留Mn”がなくなるまでの3週間生育させた。 細胞は7000gで10分間遠心分離して捕集し、使用前に脱イオン水で二回洗 浄した。 ff5スllu 使用ガラス器具は8N硝醸中で酸洗浄し、高純度脱イオン水( Milli−Q、Millipore Corporation、 Franc e)ですすいだ。 Mn” Mt 天皇MnO□形成P、 manganicumの細胞、または非 生物のMn02(沈殿β−Mn02(軟マンガン鉱) Ajax Chemic als)へのMn” (硝酸マンガン、分光器用標準品、BDHChemica ls)の吸着を100m1のガラスビーカーで実施した。両方共表面積は約0. 25m2であった。 P、 manganicumは二酸化マンガンMnO2で 均等に被覆し、表面積は細胞上の露出したト(nO□表面の面積と考えられる。 464μgの二酸化マンガンMnO2を含有する洗浄細胞ペレッ) (0,25 g湿量)を0.5mlの脱イオン水に再度懸濁させてから、約80μgのMn2 “を含有する硝酸マンガン溶液50m lに添加し、予め苛性ソーダでpH8に 調製した。この混合物はMn2“吸着が完了した後室温で5分間マグネティック スターラでゆっくり掻き混ぜた。無生物のト1nO□を使用する実験では微生物 細胞を同じ表面積である相当量の微粉砕した非生物のMnO++に置き換えた。 吸着混合物の試料(5ml)を取出し、0.1μmの薄膜フィルタ(Sarto rius GmbH,W、 Germany)で直ちに濾過した。濾液を分析し て非吸着Mn”量を測定した。 肌二吹JLIL旦スM 代謝活性または細胞外の蛋白質や多糖類への吸着を抑制 する計画のP、 manganicum細胞につき種々の処理を施し、Mn”吸 着の効果を測定した。この処理法には:オートクレイプにかける(121℃で1 5分間)、蒸す(100℃で10分間)(文献9)、EDTA抽出(文献9)、 Zwittergent抽出(文献14)、2MのNaOHの抽出(文献9)、 10mM窒化ソーダNaN1(文献30)、1mM塩化水銀HgCl□(文献2 3)、0.05%(w/v)グルタルアルデヒド(文献23)、およびプロテア ーゼ(S i gmaP−5147,0,3unitszml)が含まれていた 。混合物に抑制剤を添加した正常な生存処理細胞につき前述のとおりにして研究 した。 肌−炙舅天M pH8でMn”’を吸着後、硝酸を添加して反応混合物のpHを 8から2まで徐々に増加させて調製し、Mn24の脱着に及ぼすpHの効果を測 定した。各pH値の試料(5ml)を準備し、0.1μmの薄膜フィルター(S artorius GmbH,W、 Germany)で直ちに濾過した。濾液 を分析して非吸着Mn”を測定した。対照標準実験を行いP、 mangani cum細胞または非生物のMn2”からのト1n2−脱着量を補正した。 P0mananノcumに 着されたMn”の渭−出版物に記載の種々の処理法 により P、 manganicrtmのMnO2形成細胞からのMn”脱着の 効果を比較した。使用試薬は10mM硫酸マグネシウムMgSO4でpHが4, 2(文献8)、および1M酢酸アンモニウム中に10mMのCu5(1+でpl が7(文献8)であった。処理はそれぞれpH2,4および7の試料について試 験した。約7μgのMn”を吸着した細胞のベソレッ)5mlを脱着試薬5ml と混合した。この混合物を4時間ゆっくり攪拌し、0.1μmの薄膜フィルタ( Sartorius GmbH,W、 Germany)で濾過した。濾液を分 析しテ肚24脱着量を測定した。CuSO4または)IgSOnで処理した細胞 と対照標準の水で処理した細胞との差から脱着Mn”屋を測定し、細胞ベレット (文献30)に吸着されたく文献30) Mn”量を計算した。濾液中の可溶性 Mnの濃度は炎光原子吸取分光光度法で測定した。 Klq公所I s h i iら(文献29)のポルフィリン比色定態法により Unicam 5P600分光光度計(PYE Unicam、 U、に、)を 使用し4cmライトバスのキュベツトで469%mにおける吸光度を測定し、硫 酸マンガン分光器用標準(BDHChemicals、)の希釈液と比較して濾 液中のMn”濃度を測定した。Cu5O<による脱着試験では、CuSO4がポ ルフィリン比色定量法に干渉するのでMn2’はVarian AA875分光 計を使用して炎光原子吸取分光光度法で測定した。炎光原子吸取分光光度法はま たIIMのHCl中で細胞調製時のMnO□濃度の測定にも使用した。 表11ΩjLt 表面積の分析は吸着質にアルゴンを使用するMicromer itics 5AAの表面積分析計によりガス吸取法(文献17)で実施した。 結果 P、 man anjcumへのMn2−の 着 第7表に提示した実験結果か ら、MnO2形成P、 manganicumの生存細胞は、pH8にて121 ℃で15分間オートクレイプにかけるか、または100°Cで10分間蒸して死 滅した細胞の二倍以上のMn2“を吸着したことがわかる。 熱で死滅した細胞は同じ表面積の非生物の二酸化マンガンMnO2とほぼ等量の Mn”を吸着した。代謝活性を抑制するため10mM窒化ソーダNaNaでP、  manganicurttの生存細胞を処理しても細胞のMn”吸着能力を低 下させな円同様に、1mM塩化水銀HgCI 2.0.05%のグルタルアルデ ヒrまたは0,3 units/mlプロテアーゼで細胞を処理して細胞外の酵 素や蛋白質を変性させてもIn”の吸着に影響はなかった。細胞外の多糖類を変 性するため選んだ処理法のうち100°Cで10分間だす場合は目立って効果が あり、また2MVI性ソーダNaOHで抽出したものは僅かな効果しがながった 。またこれらの実験からP、 manganicum細胞へのλIn2°の吸着 には酸素が必要でないことがわかった。 P、 majTσ四mからのMn”の脱着に ぼすHの効果 これらの実験のう ち二酸化マンガン41nO2形成P、 manganicumの生存および死滅 (オートフレイブにかけた)した細胞、ならびに細胞に無関係な無生物の二酸化 マンガンMnO2についてMn”の脱着状態を比較した。表面積は同じにした。 第7表および第6図から理解できるとおり、 P、 manganjcumをオ ートフレイブにかけた細胞では非生物の二酸化マンガンMnO2と同様のλ10 2゛吸着能力があるのに対し、生存細胞および窒化ソーダ処理した細胞は二倍以 −にの吸着能ノコがあることがわかる。 第6図に提示した脱着実験には異なる二つのp)l−脱着グラフを示した。非生 物の二酸化マンガンMnO2の実験から、pHが減少してpl+8と6の間でM n2”の脱着がなくなり、その後脱着は全体としてpH8から4まで直線的であ るが約p114で完了するまで着実に脱着する。、実験期間を通じpH2では二 酸化マンガンMnO2の溶解はみもれなかった− 二酸化マンガンAlnO7の脱着グラフと対照的に、P、 manganicu mの生存細胞はpl(6以下では指数関数的な脱着状態で窒化ソーダ処理した細 胞も同じ挙動を示した。オートフレイブにがけた細胞は無生物の二酸化マンガン MnO2と実質的に同じ挙動を示した。しかし、オートフレイブで処理したもの はpH4で脱着が完了したが、生存細胞ではpH4以下(第8表)でがf、Hり の量のMn2゛と結合し、pi(2(第9表)でも脱着は完了しなかった。 P、 man anjcumに 着されたλ1n2゛の沖−第9表に提示した結 果から、粒状二酸化マンガンMnLに吸着されたMn2°を脱着するBromf ieldとDavid (文献7)の硫酸銅Cu5Oa法(pH4,2)が最も 効果的であることがわがる。 P、 manganicum細胞に吸着されたM n”のうち最高で95.7%が回収され、そして脱着効率は8回繰返し分析して 95.7±0.78%の回収が確かに再現可能であることがわかった。硫酸銅C uSO4試薬に酢酸アンモニウムを添加すると脱着効率は10%だけ低下した。 硫酸マグネシウムMg5O,はMn”の脱着には効果がなく、po4でMn”の 脱着は2〜3%に過ぎなかった。脱イオン水ではpHが2まで低くなる場合にの み吸着されたMn”の90.5%が脱着された。しがし、pH2で硫酸銅CuS O4を添加すると脱着効率は低下した。 セクション3 Pedomjcrobium manganicuxtの細胞外多糖類によるコ ロイド状二酸化マンガンMn0zの結合はじめに 微生物はマンガンの自然界循項(文献22.42.43)にがなり貢献している 。多種多様な微生物がマンガンを酸化したり、酸化状態のマンガンを還元する( 文献5.20.22.25.42.51.58)ことが知られている。Ghio rseとHirsch (文献23)は出芽菌糸バクテリアのPedomicr obium種によるマンガンの酸化および沈積は細胞外多糖類上で生じることを 明らかにしている。 この所見は、Mn”の細胞外多糖類への吸着に続いて、確認されていない物質に よる触媒作用で酸化され酸化マンガンが生成されることを含む機構を示唆するも のである。しかし本発明者はPcrjOmicrobium manganic Umによる酸化マンガン沈積物を観察した結果、この微生物はまたMn”が存在 しなくても予め形成された酸化マンガンを結合し沈積できることを提唱した。 このセクションでは、 P、 manganicumの細胞外多糖類がコロイド 状二酸化マンガンAlnLと結合し沈積する能力を試験するため計画した、一連 の実験の結果について報告する。 方法と材料 λ上句 これらの研究で使用する菌株は、マンガンに関連する汚染水問題(文献 51)があった飲料水の配水システムから採取したPedomicrobium  manganjcum UQM 3067 であった。 P、 7 菌株tlQ(13067はPedomicrobium標準媒体(P S表1)(文献20)内で28°Cで生育させた。この媒体には10mM酢酸ソ ーダ、0.5g/’lのBacto酵母抽出物 (Dirco) 、補給ビタミ ン、およびpH9に調製した金属塩塩基が含まれる。この金属塩塩基類には11 あたり;エチレンジアミンテトラ酢酸2.5mg、 @耐亜[11mg、 @酸 鉄5 mg、硫酸マンガン1 、54mg、硫酸銅0.39mg、硝酸コバルト 0.25mg、および硼酸ソーダ 0゜18mgが含まれる。結合試験のため細 胞をPSM肉汁で7日間生育させ、7000gで15分間遠心分離して捕集し、 使用前に脱イオン水で二度洗浄した、 並二二l旦 ガラス器具はすべて8N硝酸中で酸洗浄し、高純度脱イオン水r% l1lli−Q、 Millipore Corpolation、 Fran ce)ですすいだ、 二三乙工y二1化マンガンMnLの銖暑 化学量論的に僅か過剰の過マンガン酸 カリウム溶液(8m1.40mg%In/L)を、150m1の硫酸マンガン( 1,33mgMn/L)に室温で掻き混ぜながらゆっくり添加し、コロイド状二 酸化マンガンM n O2を調製した。混合物を高純度脱イオン水で200m1 にし、そしてIn”がすべて酸化され過剰の過マンガン酸カリウムが分解するま で1箇月間放置した。 コロイド状二酸化マンガンLlnO□の酸化状態をヨー ド滴定(文献20)で確認し、4.08であった。使用に先立ちコロイド状二酸 化マンガンMnLを0.45gmの薄膜フィルタで濾過し、炎光原子吸取分光光 度法(AAS)で測定した。 ヨ]Lイ」遡状≦;醒コヒマンガリ恒賑旦鯖介 P、 manganjcumの 洗浄した細胞ペレッ) (0,2g湿量)を脱イオン水5ml中に懸濁させ、こ れを400m1のコロイド状MnO□の懸濁液に添加した。この懸濁液にはMn が約1mg/l含まれ、予めoytN荀性ソーダでpH7に、0.1N硝酸1( NO3でpH4,5および6に調製した。pH値は各結合実験中監視したcp) 16および7ではpHの変動がなく、pH4および5では24時間後0.5だけ pHの増加がみられた。混合物をマグネチックスターラでゆっくり掻き混ぜた。 結合速度は懸濁液中に残存するコロイド状二酸化マンガンM n O2の濃度を 監視して追跡した。対照標準実験はコロイド粒子の凝集を考慮してバクテリア細 胞なしで実施した。程合物の10m1試料を30分間隔で5〜7時間および24 時間で採取し、0.45μmの薄膜フィルタで濾過した。濾液中のマンガン濃度 はグラファイト炉を備えたVarian AA 875原子吸収分光計を使用し て炎光AASで測定した。 この測定器は11000ppの分光器標準液(BD)I)を希釈した標準マンガ ン溶液を使用して較正した。 1そl11 結合実験が完了した後P、 manganicumの細胞は200 0gで10分間遠心分離して混合物から捕集し、脱イオン水で洗浄して結合しな い二酸化マンガンM n O2を除去した。細胞は0.7Mカコジル酸塩の緩衝 液(pH7,4) 中3%グルタルアルデヒドで室温で固定した。2時間後細胞 は0.1Mカコジル酸塩緩衝液(pH7,4) 中で3回洗浄し、4℃で一晩中 放置した、細胞は遠心分離で回収し、1%酸化オヌミウム0504中pH7,4 ℃で2時間固定し、これに5%ルテニウムレッド(Jonson Matthe y、 L。 ndon)を添加して最終濃度を0.05%(v/v) にした。細胞はその後 2%のアガローズ中で固定化され、寒天片はエタノール中で水分を除かれ、そし てLR白色中級樹脂(Bio−Red、 USA)に埋め込まれた(文献44) 。樹脂の重合は50’Cの窒素雰囲気で連続して2時間、4時間、および4時間 の期間とそれから4℃で一晩中実施した。肉薄部分を5orrvall MT  5000超ミクロトームを使用してダイアモンドナイフで切り取り、ニトロセル ローズを被覆した銅グリッド上に取り出した。日立製透過電子顕微鏡(Mode l H−800) で試験する前にグリッド上の肉薄部分を4%酢酸ウラニルと 1.2%クエン酸船(文献57)で順次染色した。 三王土エニ公JX m EDAX 銅グリッド上の厚み700〜800nmの準 肉薄部分を前のようにして染色し、Tracer Northern X線分析 計(Model TN−4000) を備えたJEOL透過電子顕微鏡(Mod el JSM−35CF)を使用してEDXによりマンガン沈積物の存在とその 場所につき試験した。 結果 ヨゴ玉イ]≦;醍ゴ′マンガンMnO□の ム 第7図の結果がらP。 manganicum細胞(0,2g湿量)がコロイド状二酸化マンガンMnO 3を結合できることがわかった。最初に素早い結合があり、その後緩慢で直線的 な結合速度が数時間続いた。この最初の結合レベル、直線的な結合速度および総 合的な結合能力はpH値に関係する(第1O表、第7図)。pH7およびpH6 ではコロイド状二酸化マンガンMnO+は約10%しか結合しなかったが、さら にptt値が低くなるに伴いpH5とpI(4の間で結合能力は急速に増大した 。p114では2分後、pH7での10.9%と比較して、54%の二酸化マン ガンλIn0zが結合した。pH4で150分後には、結合二酸化マンガンMn O□のレベルは88%まで上昇したが24時間後には54.8%まで落ちた。こ の残留する二酸化マンガンは安定的に結合し、さらに24時間またはそれ以上放 置しても脱着、分離することがなかった。pH4で結合した二酸化マンガンMn O+はpHに安定であって、pHを5.6.7と増加させても24時間細胞に結 合していた。 M n OzO) ” P、 manganicum細胞の趣向薄部分ノ透過電 子顕微鏡写真によれば、コロイド状二酸化マンガンMnO2は細胞外のポリマー に結合している(第8図)ことがわかった。 これらポリマーのルテニウムレッドによる染色がらこれらが酸性多糖類であるこ とを示している。δ−Mn02の外観に典型的なリボン状の粒子状沈積物が細胞 外酸性多糖類の表面(第8図)に結合されていた。EDAXによる結合沈積物の 元素分析によりマンガン(第9図)の存在が確認された。その塩類が趣向薄部の 染色に使用された重金属の鉛pbとウラニウムUが二酸化マンガンMnO2の沈 積物に強固に吸着されていることが観察された。 クロムCrの存在理由は明らかでないが、多分重金属塩による微量汚染物であろ う。また電子顕微鏡検査(図示せず)から、実質的によりコロイド状である二酸 化マンガンMnLはpH7より1)H4で細胞に結合されていることを確認した 。 実験結果 セクション4 Pedotxicrobiux rrtanganicutrtの固定化細胞に よるマンガンの吸着および酸化 はじめに 前記セクション3で提示した作業から、マグネタイト粒子にP、 trrang anicurttの細胞を固定化することが可能であり、がっP、 manga nicurrtの細胞はMn”およびMn0aをそれぞれ表面成分に吸着し、結 合することが可能であることを証明した。このセクションでの研究はこれらの性 質が流動床層反応器に活用できて水中からMn2“を酸化し、除去できることを 証明することである。 充填層生物反応器として砂濾過器を使用することの欠点はバイオマス(文献2) が成長して粒子が凝結、結合することである。 このセクションではマンガンの吸着および酸化のための流動層生物反応器モデル の研究結果を報告する。このモデルではマグネタイト粒子上に固定化されたマン ガン酸化バクテリアのPedomicrobium manganjcumの細 胞を利用する。 P、 trtanganicumはこのような用途には理想的 な特性を有する。前述の研究ではP、 manganicumは表面に固着して 配水システム(文献52)の高い剪断力にも耐え、細胞外成分上でマンガンを活 性的に吸着、酸化することを明らかにした。さらに、細胞外酸性多糖類はコロイ ド状二酸化マンガンMn03(文献50)を結合する。マグネタイト粒子は代謝 活性(文献52)を損なうことなく種々の微生物(文献50)を素早く吸着し、 これを支持媒体に使用すれば必要な立上り期間を縮小できることがわかった。 材料と方法 連 環流動型生 応」LΔ匹1凡l CRFBモデル(第10図)は直径60闘 、高さ600闘のガラス塔で、これに媒体を底からポンプで流入させ212〜3 00μm径の12.1のマグネタイト粒子を流動化させた。50%膨張した流動 層を塔と混合容器を介して3゜31の媒体を循環させて保持し、そして容量2. 11の混合容器を11/min、の空気で曝気した。pH1酸化還元電位および 溶存酸素の測定装置を混合容器に取り付け、温度を25℃に保持した。塔と混合 容器の間で媒体を11/min、の速度で循環させるため二連式perista ticポンプを使用した。連続方式で運転する際はperistaticポンプ は新鮮な媒体を流入させ、そして混合容器から同量の流出水を抜き出すため使用 した。使用した生育媒体は0.0025%の酵母抽出物を含むPC媒体(文献5 8)であった。全有機炭素員は12mg/lで、マンガン濃度は0.25から8 .5 mg/]まで変化した。 特に第10A図、108図において、CRFBIOは細長い塔11からなり、こ れには底部人口12およびこの塔IIより断面が拡がった上部13を備える。そ の他にperistaticポンプ14と15、流速計16、空気流量計17、 混合容器18、攪拌機19および泡取り器20が備えられている。流出水は仮想 的に線21で示すようにCRFBIOの上部13からか、または線22で示すよ うに混合容器18から流出する。流入水は配管23を介して混合容器18に流入 し、空気は空気流量計17を通って配管24から混合容器18に流入する。流体 は配管25、泡取り器20とperistaticポンプ15を介して混合容器 18から送水される。また流体はCRFBIOの上部13からp6ristat icポンプ14を通り、配管26の流速計16を通って混合容器18に送水され る。 第10B図において、混合容器1.8Aでは流入水が配管23を介して混合容器 に流入し、空気は空気流量計17を通って配管24から混合容器に流入する。  peristaticポンプ14Aと15Aには、CRFBlOの底部人口12 に流入する流体、配管26または配管27を介し溢流水として上部13から流出 する流体がそれぞれ供給される。配管27を介して溢流した水は混合容器18B とCRFB IOHに流入し、この行程がさらに他0CRFB (図示せず)で 繰り返される。 )<9二丈ヱ皇刑1 使用微生物の菌株は配水システムのマンガン沈積生物膜( 文献51)から予め採取しておいたP、 manganicum UQM 30 67であった。 マグネタイ) Commercial旧neralsから入手した原鉱石を必要 サイズ212〜300μm径のものにふるい分けして加工した。 マグネタイト粒子はMac RaeとEvansの方法(文献33.34)を使 用しとて8 AMFで処理した。この処理は1容積の未処理マグネタイトと4容 積の0.1MのNa0)lとをIO分間混合し、デカンテーションを利用して蒸 留水による10分間の洗浄を4回行い、IMのHtSO,でpH4に最終調製し た。デカンテーションは磁石を使用してビー力の底にマグネタイトを保持させて 行った。その後マグネタイトは消磁場(E@clipse AD960、Eng land)を通して粒子を分散させた。この処理行程を8回繰返した。 ジャーテスト 8 AMF処理したマグネタイト粒子へのP、 mangani cum細胞の吸着は、CRFBでの固定化に先立ちジャーテストで調査した。容 積1%の沈降マグネタイトを250m lのビー力を使用して固定化懸濁用媒体 (文献33)の200m l細胞懸濁液に添加し、種型スターラーにより250 rpmで10分間掻き混ぜてマグネタイトを懸濁させ混合した。細胞吸着後、磁 石を利用してマグネタイトを2分間沈降させた。細胞懸濁液の希釈は吸着の前と 後に実施し、0.1mlの試料3個をPSM寒天(文献20)に載せて吸着され ない細胞の数を測定した。寒天板は28℃で10日間放置した。 CRFB の 胞の ″′P、manganjcum細胞はPSM肉汁媒体(文 献20)で28°Cで2週間生育させた培養組織4.5から遠心分離して捕集し た。細胞ペレットを無菌の固定化懸濁媒体(文献33)で二回洗浄した。 CRFBを3 の無菌の固定化懸濁媒体で満たした。洗浄細胞を混合容器に添加 し500rpmで掻き混ぜて細胞塊を解体した。細胞を固定化するため循環ポン プを回してマグネタイトを流動化し、CRFBを通し11/min、の速度で細 胞を循環させた。 540nmにおける吸光度を追跡し、かつ生育細胞数を数え るため試料を採取して固定化状態を監視した。20分後懸濁媒体から非吸着細胞 を取り除き、それからMn” 1 mg月を含む媒体でCRFBを満たした。 ヱヱ互ヱ■jlJIx l5hii ら(文献29)のポルフィリン比色定量法 によりUnicam 5P600分光光度計(PYE Unican+、 U、 に、)で4cmライトバスのキュベツトを使用し469nmにおける吸光度を測 定し、硫酸マンガン分光器標準(BDHCher++1cals、)の希釈液と 比較して濾液中のMn”濃度を測定した。硫酸銅CUSO4による脱着試験では 、硫酸銅Cu5Oaがポルフィリン比色定員法に干渉するのでIn”はVari an A1875分光計を使用して炎光原子吸取分光光度法で測定した。炎光原 子吸取分光光度法ASSはまた総マンガン量および二酸化マンガンMn0z濃度 の測定に使用した。 吸着In”はBromfieldとDavidの方法(文献7)で測定した。 試料は0.INのNNO3でpH4に調製し、環員の10mMのCu5O4(p H4,2)試薬と混合して吸着Mn2’を脱着した。混合物は4時間放置し、0 .1μm薄膜フィルタで濾過した。濾液中の総Mn”をAASで測定し、吸着M n”および残留Mn”を上述のようにCuSO4処理なしで測定した。 艮亘1葛迭淀 表面積の分析は吸着質にアルゴンを使用する旧cromerit ics R5AA 2205表面積分析計によりガス吸取法(文献17)で実施 した。 金1盈炭ス 試料を0.1μmの薄膜フィルタで濾過し、ASTl’1OTOC 分析計で分析した。 1iIIP、 manganicuryの生育数は流出水試料についての複数通 りの希釈液(10−2,10−4,10−’) およびpc寒天(文献58)板 の各希釈液の3通りの0.1m1部分について測定した。寒天板は28℃で14 日間培養に供し、マンガン酸化バクテリアにつき実験した。生育数はコロニー形 成単位(cfu) で表わした。 1五皿孟鳳 マグネタイト粒子表面へのP、 manganicum細胞の吸着 、固定化は電子顕微鏡検査で試験した。ジャーテストまたはCRFBの流動層か らのマグネタイト粒子は0.1M燐酸塩緩衝液の1%のグルタルアルエヒドで2 時間固定され、一連の25%、50%、85%、95%および100%エタノー ル中で水が取り除かれた。 粒子を50%アミルアセテート−エタノール混合液 に、それからアミルアセテートに移した。調製物を乾燥し、部分的なアルゴン雰 囲気で金を被覆しそしてPh1lips SEM 505電子顕微鏡で実験した 。 11JJ マグネタイト粒子への細胞の吸着は、アクリジンorgan (5u g/ml)で染色した後O1ympus BHB蛍光顕微鏡で蛍光顕微鏡検査し て観察した。 結果 P、 man anicumのマグネタイトへの 実験結果(セクション1)に 提示した研究ではマグネタイト粒子に細胞を吸着させることが可能であり、そし てこの細胞が強固に付着することを証明した。第11表に提示した結果はCRF Bで使用される割合のマグネタイト体積に細胞が吸着することを証明している。 その結果によれば、マグネタイトの体積はスケールアップ可能であるが、また粒 子の範囲はマグネタイト1%で細胞数的27/10’μm2からマグネタイト4 5%で細胞数1 /10’μm2まで減少することがわかる。マグネタイト36 %0CRFBに対するジャーテストモード(第12表)では、生物反応器の流動 層は細胞数3 /10’μ1T12でマグネタイ)1mlあたり細胞数5.7X  108の負荷があるもの判断された。 P、 man anicumの固−ヒ CRFBでにおける細胞の固定化C;! ジャーテストによる予測とぴったり一致した。ジャーテスト(第12表)ではC RFBの流動マグネタイト1200m1に6.8X 10”の細胞が負荷するも のと予測した。実際の結果は同じオーダの1.6X 1011であり、約1 / 10’μrr12の被覆率であった。固定化は素早く行われ、予測どおり5分以 内(第11図)で完了し7こ。蛍光顕微鏡試験と電子顕微鏡試験の観察からマグ ネタイト粒子への細胞の固定化(第12図)を確認した。大部分の細胞はマグネ タイト粒子のくぼみに見られたが、これは約20m/hの流動化条件ではコロイ ド粒子の研磨作用があるため平均的範囲としては速すぎることを示している。 生 のスタートアップ 固定化直後、CRFBを固定化媒体で洗浄して吸着しな い細胞を除去し、Mn” 1 mg/lを含む媒体を満たした。CRFBを回分 方式で4日間運転した。各日ごとに残留ト1n2”の約90%が除去され(第1 3図)、3日間で残留)In”はOに減少した。供給速度158m1/h (滞 留時間21時間) 、In” 1 mg/lの5時間パルスでCRFBを運転し た。残留Mn”は53μg/lに増えたが3時間以内にOに低下した。 CRFBを供給Mn2’ 1 mg/ lで6日間連続運転した。残留−1n2 ゛は素早く約71μg/lの定常状態レベルに達し、滞留時間21時間で93% になった。 マンガン に ぼ Mn” の Mn2°1mg/lでCRFBを6日間連続で 運転した後、Mn”の入口濃度を0.5mg/lに減らした。残留Mn2“は7 1μgllから25μg/lに低下し、除去性能が改善されたため14日後には ゼロに低下した(第14図)。固定化直後に除去性能が改善されたことはλ1n 2゛の入口濃度を階段的に2mg/lまで増加したことにより実証できた。残留 In”レベルはゼロを維持していた(第15図)。 マンガン濃度についての実験を5箇月間に亙り実施した。除去性能はMn”濃度 がそれぞれ1と8.5mg/lの間で初期の100%から90〜93%近辺まで 低下した(第13表)。In”濃度0.25 mg/lから8.5 mg/lの 範囲ではMn”濃度とマンガン除去割合の間に直線関係がみられた(第16図) 。 第14表に提示した結果から流出水中の残留マンガンの大部分はMn”であり、 吸着されたUn”および酸化されたマンガンは低レベルでしか含まれていないこ とがわかる。このことは吸着および酸化されたMn”の大部分は塔内で固定化細 胞に保持されていることを示すものである。 マンガンMn” に ぼ Hの効 一連の実験はマンガン除去に及ぼすpo条件 の効果を調査するために実施した。供給水がpH7でpH制御しない条件では流 出水pl+は代謝活性により7.8に維持された。4日日から8日日までpHを 7で制御した結果(第17図、第18図) Mn”除去は休止状態になり、そし て流出水のMn”レベルが供給濃度よりも僅かに上回ることで示されるとおり、 塔からMn”が脱着したようであった。再度pH制御をなくすると流出水のpH 値は代謝的に再調製されて約7.6になり、In2゛除去はpH7,8であった 初期レベルを僅かに上回る値にまで回復した。pH7で制御時の除去の低下はま たEh値が低いレベルであることにも反映されている。 マンガン除去性能は細胞の代謝活性による正常なpH値である7、8付近に調製 されたアルカリ条件により助けられているようである。pt+を8で制御すると %In”および総マンガンの除去が改善された(第19図、第20図、第15表 、第16表)。pH8では大部分の流出マンガンが酸化されていたが、これは恐 らくpH制御のため添加した苛性ソーダNaOHにより残留In”が化学的に酸 化された結果であろう。pH7,8では化学的酸化を低下させ、辛うじてMn除 去速度にのみ影響を及ぼした。pH8で制御時にEh値が降下した理由は今の段 階ではわからない。 マンガン 去に ぼす−麿ΔLp」1宋 第21〜24図および第17表に表さ れた結果は、CRFBを22週間にわたり一貫して運転したものを示している。 1から3箇月間では除去割合に初期の低下はあったがその後の除去割合は92% と93%の間を保持できた。 pH値は細胞によりmerabolicallyにpH7,8付近を維持された が20週後には僅かに低下し始め、これは代謝活性を僅かに損失したことを示し ている。 考察 実験結果はp、 manganicumがマグネタイト粒子に首尾よく固定化さ れ、かつ水中からのマンガン除去のため連続循環流動型生物反応器へ利用できる ことをを明確に証明している。CRFBは22週間に亙り運転し、滞留21時間 、Mn”濃度8.5 mg/lまででの除去割合は90%より高<100%まで であった。流出水中のマンガンの大部分は残留したMn”で、酸化および吸着さ れたマンガンを少量含んでいた。予測したとおり酸化マンガンは塔内の固定化細 胞に付着していた。自然界のマンガン酸化バクテリア個体群の定着に依存する砂 濾過(文献18)の場合の約15週間と比較して、この生物反応器では1週間以 内で最高の除去効率に達した。この(:RFBでは最小限の維持管理ですみ、凝 結がなく、したがって砂濾過の欠点である逆洗を必要としない。 pt+条件はマンガンの吸着、酸化および除去には重要であった。 最適条件はpI(7,8付近であったが、興味あることにこれは供給pt+が7 で生育したP、 manganicumによる代謝活性を通して自然的に生まれ たpI(値であった。pFI7で制御するとマンガン酸化は完全に休止した。こ のような劇的なインパクトの理由については今の段階では明らかでないが、多分 P、 manganicumによる吸着および脱着が8から7へのpH変動の影 響を受けないというより、むしろマンガン酸化の機構に関係するのだろう(第6 図)。マンガンの酸化機構は種々提案されており、特定の酵素によるとか、また は細胞周辺に局所的な高いpH雰囲気が形成されるといったようなことである。 酵素がこれ程急激な活性の低下を来すことはあり得な円有りそうなことは、pt +を7で制御すると細胞周辺のアルカリ雰囲気を中和しマンガン除去に必須の条 件を排除することである。このことを解明するにはさらに調査が必要であろう。 実験の結果からP、 manganicumの表面成分はIn”の大切な貯蔵所 であることをはっきり示している。最も一般的な表面成分は二酸化マンガンMn O2、細胞外多糖類および蛋白質である。 P、 manganlcumの生存細胞は、粒子状で非生物のM n O2とし て挙動するオートクレーブにかけた細胞と比較して、二倍以上のMn”を吸着し た。細胞外成分は熱に不安定である。pH8ではMn2゛の約45%が二酸化マ ンガンMnO□表面に、55%が細胞外成分に吸着されたことがデータに示され ている。 また、実験結果によればP、 manganicumの細胞外成分は低いpH値 で細胞へのMn”の吸着を安定化することを示している。 非生物のMnO2、またはオートクレーブにかけたP、 manganicum の細胞からのMn2’の脱着はpH4で完了したが、極少型のUn”はこのpI (値で生存細胞から脱着した。 抑制実験では細胞外成分の化学的性質を解明できなかった。 しかしこれらのMn2”に対する吸着/脱着の挙動は、Pedomicrobi um種では酸性多糖類(文献23)であるが、多糖類に及ぼすpt+の予想され た効果から説明することができる。等電点以上で酸性多糖類はポリアニオン性( 文献27)であり、反対電荷を持つMn”を固着するものと予想される。pHが 低下するに伴い多糖類表面の正味の負電荷は減少し、Mn”が脱着するものと予 想される。生存細胞と非生物のMnLに対するpH−脱着グラフの比較から、電 荷の反転はpH4付近で生じることを示唆している。このような所見は、負に電 荷したコロイド状MnO2のP、 manganicumの酸性多糖類への結合 がpHを4まで下げると促進されることを示した、実験結果(文献50)から支 持できるものである。これに対しMn”の吸着で形成された表面の複合体はプロ トンで簡単に除去できる。 Ghiorseと旧rschに(文献23)によれば、1mM塩化水銀と0゜0 5%グルタルアルデヒドによるPedomicrobium種の濃縮細胞懸濁液 の殺菌処理によっては酸化マンガンの沈積を完全に抑制できないこと、およびこ のことがマンガン酸化が同じ処理で完全に抑制できた生育実験の結果と矛盾する ことを報告している。 しかしト102“を吸着する能力が、同じ殺菌処理でも、10mM窒化ソーダN aNaまたは蛋白質分解酵素によっても抑制されないことは本発明の結果から明 らかである。このような結果から、マンガン酸化は蛋白質に依存するがMn”” の吸着の場合はそうでないことが結論できる。 Ghiorseと旧rschの 調査(文献23)によれば、Pedomicrobium種によるマンガン酸化 の第一段階は酸性多糖類へのMn”の吸着のようである。微生物によるマンガン 酸化の二段階プロセスの概念は純粋培養および環境の調査(文献7.11.30 .54)から確立したものであり、酸化は律速段階である。蛋白質分解酵素、塩 化水銀HgCI□およびグルタルアルデヒドのような蛋白質抑制剤、ならびに窒 化ソーダNaN3のような代謝抑制剤のP、 manganicumのλ1n2 ゛吸着に及ぼす効果の欠如は、吸着の機構がイオン的でありかつpHに依存する ことを示唆するものである。 マンガンの変換を調査するには粒状物質の特定と吸着とを考慮することが重要で ある。吸着Mn”を脱着するため種々の陽イオン交換法が考案されてきた。いず れの方法によってもP、 manganicutrtからMn”を脱着するには 適当でなく、そして細胞外酸性多糖類の安定化作用により他の微生物でも同じで あろうことが本発明の結果から明らかである。硫酸マグネシウムMg5O4(p H7) 法では、10mMおよび20mMの硫酸マグネシウムMgSO4でそれ ぞれ0%および1゜5%しかP、 manganicurtrから脱着せず、結 果はよくなかった。pHを4まで下げると脱着はそれぞれ僅か2.2%および3 ,4%しか増加しなかった。 BromfieldとDavid(文献7)によ る硫酸銅CuS04(pH4,2)法ではp、 zBnganicumのように 機能するArthrobacter種からMn”を脱着させ、吸着したMn”の 96%を再現的に脱着することを明らかにした。pH7の1M酢酸アンモニウム 中で10mMの硫酸銅CuSO4を使用する変形法(文献8)は10mM硫酸銅 CuSO4でI)l(4,2の場合より効果は僅かに低かった。P、 mang anicumからの最高の脱着効果を得るには硫酸銅CuSO4を添加する前に 細胞懸濁液のpHを4まで下げる必要があることがわかった。硫酸銅CuSO4 を20mMまで増やしても脱着効果はよくならない。Mn0aおよび細胞外多糖 類からのMn”のイオン交換の性能は硫酸マグネシウムMg5O,より硫酸銅C uSO4がよい理由は明らかでないが、多分酸性多糖類の性質(例えば、カルボ キシル基の銅Cu複合体はマンガン、マグネシウムの対応する複合体より強力で ある。)によるのだろう。硫酸銅Cu5Oaを使用する他の利点はマンガン酸化 に対するCu2”の毒性(文献7)であり、試料を採取時に使用して反応を停止 させることができる。Kepkayら(文献30)によれば、脱着、イオン交換 および酸化されたマンガンを区別するため使用される硫酸銅(CuS04) 脱 着法(文献7)は゛″最高近い′″と結論している。しかし、Kepkayら( 文献30)はまた粒子状マンガンの酸化状態を測定するよい方法が最近みられな いとしている。本発明の結果はP、 manganjcumにつきこの結論を確 認するものであるが、またこの方法は試料が最初にpH4に調製されておれば効 果的かつ再現性があることがわかった。 P、 manganicumの細胞外多糖類は、マンガン酸化が完全でなく残留 Mn”がある場合でもマンガン酸化微生物細胞表面の%In2゛の半数以上を捕 集できるので、CRFBでのMn”の大切な貯蔵所であるこが本発明から明らか である。 提示した結果から、 P、 rxanganicutmの細胞外酸性多糖類はま た予め形成されている酸化マンガンを結合できることがわかる。細胞外酸性多糖 類へのMn0a結合の機構は今の段階では明確でないが、細胞外多糖類による特 定のマンガン複合物が表面を形成するに相違ない。高分子電解質による金属結合 の現象は以前から確認されており、多くの研究者によってポリアニオン、特にカ ルボキシル基を有する二価の金属イオンの複合物形成が明らかにされている。こ のように細胞外多糖類はそれ自体がコロイド状金属酸化物粒子の表面に付着する ものと信じられている。 pH4が低下したとき結合が増進するのは表面電荷およびイオン吸引力が関係し ていることを示唆するものである。出版物のデータによれば、pH値はδ−Mn Ozと細胞外多糖類m類との両方の表面電荷に影響を及ぼす(文献28.36. 39)としている。pKaは共に4と5の間(文献21.45)の値である。 コロイド状含水δ−Mn02の表面は異なる性質(文献36)を有する。コロイ ド状含水δ−Mn02の等電点は2゜8(文献36)から1.5(文献28)の 範囲である。この研究で実験したpH範囲4から7以内でコロイド状δ−MnO 2は負に電荷している。 コロイド状MnO2が結合した細胞外ポリマーを本来ポリアニオン(文献27) であるルテニウムレッドで染色した。これら陰イオン性ポリマーの最も一般的な ものは酸性多糖類(文献23)である。酸性多糖類のイオン化カルボキシル基の 数はpHが低くなるに伴いブロトネーションにより減少する。 実験条件によりδ−MnOzが負に電荷されていた事実を考えてみるに、pHが 5と4の間でMnO□結合が目立って増加したことは酸性多糖類の正味の負電荷 の減少によることを示唆している。 P、 manganicumが予め形成されたMnO□を結合する能力はCRF B内で利用できて、砂濾過では通過するであろう粒子状マンガンを水中から除去 することができる。 以上のことから本発明の方法は、第10A図、第10B図で示したように単一の CRFBまたは複数のCRFB群を使用する実用プラントにも適用できることが 理解できるであろう。第10B図で示す生物反応器を連続配置して除去効率が増 すことができ、浄化流出水中のマンガン濃度を低くすることができる。 また、液体流速のような運転要素は実験室規模のものでもまた実用器規模のもの でも広範囲に変動するであろうことがわかるだろう。 また、 Pedomicrobjum manganicurrt菌UQM 3 067の寄託物は1992年10月26日オーストラリア政府分析研究所(Su akin 5treet、 Pymble、 New 5outh Waies 、 Au5tralian)に寄託し、受託No、92.151402が付与さ れたことを確認している。 0123(567M91G 平衡細胞(log IQ) (CFU/ML)第1図 1%マグネタイト(21 1〜246μm)へのP、 mat麗匹凪四菌UQM3066およびUQに30 67の吸着の等混線。 回帰線の属性は:+ UQ83066 (b=1.26 . a=0.75. r=0.96) 点線口 00M3067 (b:1.o o、 a=−0,37,r=0.98) 実線(lI2コ456711910 平衡細胞(log 10) (CFU/HL)第2図 種々のpllにける1% マグネタイト(211〜246μm)へのP、 manganicumUQM3 066の吸着の等混線。 回帰線の属性は■ pH6(b=0.94. a=− 0,10,r=0.98) 点線口 pH7(b=1.oo、 a=−0,37 ,r=0.98) 実線0菫2コ4567B91G 平衡細胞(log 10) (CFIJ/ML)第3図 掻き混ぜおよび振盪に よる混合操作における1%マグネタイト(211〜246μ11)へのP、 m anganicum UQM3066の吸着の等混線 回帰線の属性は・ 振! l (b=0.97.a=−0,25,r=0.99) 点線口 掻き混ぜ(b :1.oo、 a=−0,37,r=0.98) 実線8 7 6 S 4 3  2 pH 第6図 生存P、 manganicum (・)、Mn”を添加しない生存P 、 ma++ganict+I11. (1,1%NaN5(x)で処理したP Illanganicua、オートクレーブにかけたP、 manganicu m(ム)および化学的MnO2からのMn”の脱着に及ぼすpHの効果時間(分 ) 第7[iU pt(7(△)およびpi(4(・)におけるP、 mangan icum細胞によるコロイド状MnO2の結合 第8図 P、 manganicumの趣向薄部分の透過電子顕微鏡写真。 pH4においてルテニウムレッド染色細胞外酸性多糖類(APS)に結合したコ ロイド状Mn02(矢印)のリボンを示している。 第9図 バックグラウンド(B)と比較したム」朋王四匹四(A)の細胞外酸性 多糖類に結合したコロイド状MnO,沈積物のEDX元素分析第10図B 時間(分) 第11図 CRFB内のマグネタイト粒子へのpIIangantcum細胞の 固定化で、吸光度(・)、非吸着細胞(ロ)および固定化細胞(○)の変化を示 す。 第12図 マグネタイト粒子へのし」と麗匹五匹の固定化細胞:固定化後の蛍光 顕微鏡写真(A);l箇月後(B)、酸化マンガンの沈積を示す3箇月後(C) および表面くぼみでの生育を示す5箇月後(D)の電子顕微鏡写真第13図 回 分モードで運転したCRFBにょるPIIanganicu11細胞の固定化角 1にのMn2゛1mg/lの除去、および158m1/hの連続供給(21時間 滞留)でKn” l mg/Iのパルスに対する応答 固定化後の時間(日) 第14図 細胞固定化直後CRFBによるにn2゛除去に及ぼすHn”濃度減少 の効果固定化後の時間(日) 第15図 細胞固定化直後CRFBにょるに口2゛除去に及ぼすMn”濃度増加 の効果入口On”(−g/l) 第16図 CRFIIによるHn”の除去速度に及ぼすMn”濃度の効果εh H (+/ff77)LIH (+/277)uW Eh (1/l)”H (1/2177 )、[1 (+/277)tlH 入口On”(a+g/I) (1/2が)。、UH口田 入口MnMn24(/I) (17カわ42四口雷 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成6月4月251

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水からマンガンを除去する方法であって:(i)マンガンを代謝できる微生 物の固着性の生物膜を強固に吸着できる粒子の流動層を生物反応器内に調製して 、活性的に繁殖したバイオマスを提供するステップ;及び(ii)前記流動層に 流水を通過させ、マンガンを前記バイオマスによって吸着しかつ流水から除去し 、浄化流出水を前記生物反応器から排出して提供するステップ:とを包含するマ ンガンの除去方法。
  2. 2.請求項1に記載の方法であって、前記流動層の前記粒子の粒子サイズが50 μmから1000μmの範囲にあるマンガンの除去方法。
  3. 3.請求項1に記載の方法であって、前記微生物がPedomicrobium  manganicumの菌株であるマンガンの除去方法。
  4. 4.請求項1に記載の方法であって、前記微生物がマグネタイト粒子上に保持さ れているマンガンの除去方法。
  5. 5.請求項1に記載の方法であって、前記ステップ(ii)における前記バイオ マスがpH7.8に維持されているマンガンの除去方法。
  6. 6.請求項4に記載の方法であって、前記マグネタイト粒子の粒子サイズが直径 で約200〜300μmであるマンガンの除去方法。
  7. 7.請求項1に記載の方法であって、水が前記生物反応器および混合容器を連続 的に通過し、これによって、新鮮な流入水が流出水として前記混合容器にほぼ同 じ速度で流入し、又は処理水が前記混合容器から処理水用の容器に流出するマン ガンの除去方法。
  8. 8.請求項7に記載の方法であって、混合容器が曝気されているマンガンの除去 方法。
  9. 9.請求項7に記載の方法であって、水を前記生物反応器から前記混合容器に送 水するために、第一循環ポンプが使用されるマンガンの除去方法。
  10. 10.第7項に記載の方法であって、水を前記混合容器から前記生物反応器に送 水するために第二循環ポンプが使用されるマンガンの除去方法。
  11. 11.請求項1に記載の方法であって、ステップ(i)において生物反応器が多 数連続的に利用され、水が一つの生物反応器から流出してマンガン濃度の低い流 出水を提供するマンガンの除去方法。
  12. 12.請求項12に記載の方法であって、前記混合容器が連続する各生物反応器 と液体で連結されているマンガンの除去方法。
  13. 13.請求項1に記載の方法であって、浄化流出水が前記生物反応器の上部から 流出するマンガンの除去方法。
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