JPH07503Y2 - 水路の止水装置 - Google Patents

水路の止水装置

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JPH07503Y2
JPH07503Y2 JP3024690U JP3024690U JPH07503Y2 JP H07503 Y2 JPH07503 Y2 JP H07503Y2 JP 3024690 U JP3024690 U JP 3024690U JP 3024690 U JP3024690 U JP 3024690U JP H07503 Y2 JPH07503 Y2 JP H07503Y2
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water
wedge
water channel
hard
wedges
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JP3024690U
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JPH03122122U (ja
Inventor
純一 石谷
Original Assignee
株式会社西原環境衛生研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、下水処理場内の水路等に適用するのに最適
な水路の止水装置に関するものである。
【従来の技術】
第8図及び第9図は下水処理場内の水路に適用されてい
る従来の止水装置を示す側面図及び平面図である。図に
おいて、1は水路、2は水路1の両側に垂直に設けられ
た断面形状がほぼコ字状をなす一対のガイド、3はこれ
らのガイド2内に垂直に設けられた一対のガイド溝、4
はこれらのガイド溝3内に両端4aが垂直に挿入されて水
路1内を止水する上下複数段の木製等の軽量部材からな
る角落し、3aは角落し4に対する水路1の下流側1aでそ
の角落し4の両端4aと両ガイド溝3との間に形成される
隙間、5は両隙間3a内に打ち込まれて、角落し4の両端
4aを両ガイド溝3に水密状に固定する複数個の楔であ
る。 この止水装置は、複数の楔5によって両ガイド溝3に水
密状に固定された1個又は複数個の角落し4によって水
路1の止水を行うものである。 次に、上記止水を解除するための角落し4の引き上げ作
業を説明する。 まず、水路1の上流側1bへの流水を停止し、水路1の下
流側1a内を排水する。そして、水路1の下流側1aに作業
員が入り、ハンマーとのみで複数個の楔5を1個づつた
たき出すようにして、楔5を隙間3aから抜き取った後、
角落し4を両ガイド溝3内から上方に引き上げる。
【考案が解決しようとする課題】
従来の止水装置は以上のように構成されているので、角
落し4の引き上げに際して、作業員がいちいち水路1内
に入って、ハンマーのみによって複数個の楔5を1個づ
つたたき出す作業に大変な労力が必要であり、作業性が
非常に悪かった。しかも、水路1内は有害ガスが発生し
易い上に、楔5を抜き取った瞬間に隙間3aから水路1の
下流側1aに大量の水が勢い良く噴出するので、大変な危
険を伴うという課題があった。 なお、上記危険を回避するには、水路1の上流側1b内も
排水し、水路1内を換気しながら楔5を抜き取る作業を
行えば良いが、作業時間が著しく長くなり、下水処理場
の維持管理に与える影響が非常に大きいという課題があ
る。 この考案は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、楔の抜き取りのために、作業員が水路内に入
る必要がなく、また、水路内の流水の停止や排水を行う
必要もない水路の止水装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案に係る水路の止水装置は、水路の両側に垂直に
設けられた一対のガイド溝内に角落しの両端を垂直に挿
入して水路内を止水し、この角落しの両端とガイド溝と
の間の隙間に複数個の楔を打ち込んで、角落しを水密状
に固定する止水装置であって、上記の楔の全部又は所定
の楔を連結手段で連結したものである。
【作用】
この考案における水路の止水装置は、連結手段引き上げ
ることにより、水路内に角落しを固定している楔を抜き
取ることができるので、楔の抜き取りのために、作業員
がいちいち水路内に入る必要がなく、また、水路内の流
水の停止や排水を行う必要もない。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面について説明する。第
1図はこの考案の一実施例による水路の止水装置を示す
側面図、第2図は同上の止水装置の一部切欠き平面図、
第3図は硬質楔を示す斜視図、第4図,第6図は硬質楔
の変形例を示す斜視図、第5図,第7図は止水装置の他
の実施例を示す側面図であり、第8図及び第9図に示し
た従来例と同一又は相当部分には同一の符号を付して重
複説明を省略する。 まず、第3図に示すように、6は楔としての硬質楔であ
って、ステンレス等の硬質部材で形成されている。この
硬質楔6の先端6aとは反対側の後端6b側にワイヤ係止部
である貫通穴7が垂直に形成され、その貫通穴7に連結
手段としての例えばワイヤ8が挿通されて係止される。 ここで、この実施例では、連結手段としてワイヤ8を用
いたが、楔6を連結できれば、ひも、棒チェーン等如何
なるものであってもよい。 また、この際、第4図に示す硬質楔6の変形例のよう
に、硬質楔6の後端6b側にワイヤ係止部である係止突起
9を一体に設けて、この係止突起9にワイヤ8を巻きつ
ける等して係止させてもよい。 さらに、第6図に示すように、硬質楔6の変形例のよう
に、硬質楔6の貫通穴7にアイボルト11を挿着して、ナ
ット12により止着し、連結手段としてチェーン8を用い
ることもできる。 そして、上段と下段との硬質楔6との間を、第7図示の
ようにチェーン8でたるませた状態で連結することによ
り、最小限の力で逐次硬質楔6を抜き取る様にすること
ができる。 次に、第1図及び第2図に示す水路の止水装置は、水路
1の両側に設けられた一対のガイド溝3内に上下複数段
の角落し4の両端4aを垂直に挿入して水路1内を止水
し、この角落し4に対する水路1の下流側1aでその角落
し4の両端4aと両ガイド溝3との間の隙間3aに上記の複
数個の硬質楔6を打ち込んで、角落し4の両端4aを両ガ
イド溝3に水密状に固定したものである。この際、水路
1の角落し4に対する上流側1bの流水が停止されておれ
ば、硬質楔6を角落し4に対する上流側1bに打ち込んで
も良い。 また、硬質楔6の打ち込みによって、両ガイド2や角落
し4を損傷する危険がある時には、硬質楔6に木製の当
て板を当てがって打ち込めば、両ガイド2や角落し4の
損傷を未然に防止できる。 そして、例えば1本のワイヤ8を全ての硬質楔6に第3
図及び第4図で示したように係止して、このワイヤ8を
ループ状に形成して水路1上に引き上げて適所に引っ掛
けておく。 次に、上記止水を解除するための角落し4の引き上げ作
業を説明する。 第1図に示すように、必要に応じて角落し4の上部位置
で水路1の上部に引き上げ用架台10を設置する。この引
き上げ用架台10は、例えば一対の枠組足場11の上部間に
梁12を水平に架設するようにしてその都度組立てても良
い。 楔6の引き上げは、まず、引き上げ手段13を用いない場
合は、作業員自らがワイヤ8を引き上げる。 すると、ワイヤ8の引き上げに伴って、複数個の硬質楔
6を最下段或いは最上段のものから順次上記隙間3aから
一連状に抜き取ることができる。 そして、全ての硬質楔6が抜き取られると、上下複数段
の角落し4が浮力によって両ガイド溝3に沿って自然に
浮き上がるので、作業員が水路1上から引っ掛け用具に
よって角落し4を順次引っ掛けて引き上げれば良い。 角落し4の浮力による自然の浮き上がりに不安がある時
には、最下段の角落し4に別のワイヤをフック等を用い
て係止し、そのワイヤを前述同様に引き上げれば、角落
し4を強制的に引き上げることができて非常に便利であ
る。 また、必要に応じて引き上げ用架台10の梁12に懸垂させ
たチェーンブロックやウインチ等の引き上げ手段13を構
成し、この引き上げ手段13にワイヤ8を引っ掛けて、こ
の引き上げ手段13によってワイヤ88を引き上げてもよ
い。 以上のように、この考案に係る水路の止水装置によれ
ば、水路1内に角落し4を固定している複数個の硬質楔
6を抜き取る際、作業員が自らまたは、水路1上に架設
したワイヤ引き上げ手段13によってワイヤ8を引き上げ
るだけで良く、硬質楔6の抜き取りのために、作業員が
いちいち水路1内に入ったり、水路1内の流水の停止や
排水を行う必要がなく、硬質楔6の抜き取り作業を地上
にて安全かつ容易に行える。 なお、上記実施例では、1本のワイヤ8を全ての硬質楔
6にループ状に係止して、1本のワイヤ8の引き上げに
よって全ての硬質楔6を抜き取るように構成したが、硬
質楔6の1個づつ又は数個づつに数本のワイヤ8を係止
して、その数本のワイヤ8を作業員自らまたは引き上げ
手段13によって一度に引き上げるようにしても良い。 また、硬質楔6のワイヤ係止部は第3図や第4図に示し
た貫通穴7や係止突起9に限定されることなく、各種形
状のワイヤ係止部を用いることができる。 また、上記実施例では、全ての硬質楔6を一度に引き抜
くように構成した新設の止水装置を説明したが、第5図
に示すように、従来の楔5によって角落し4を固定して
いる既設の止水装置であれば、前述したように、ワイヤ
8を係止した硬質楔6を従来の楔5の上又は下に打ち込
んだ後に、従来の楔5を抜き取るようにして、水路1の
角落し4の下流側1aに上流側1bから大量の水が噴出する
のを防止する。そして、この後に、新たに打ち込んだ硬
質楔6を前述同様にワイヤ8またはワイヤ引き上げ手段
13によって安全かつ容易に抜き取ることができる。 また、上記実施例では、下水処理場内の水路の止水装置
について説明したが、各種の用水路等の止水装置であっ
ても良く、上記実施例と同様の効果を奏する。
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、水路内に角落しを固
定している楔の全部相互間または少なくとも1つの楔を
連結手段で連絡し、この連結手段を引き上げることによ
り、楔を一連状または選択的に抜き取ることができるよ
うに構成したので、楔の抜き取りのために、作業員がい
ちいち水路内に入る必要がなく、また、水路内の流水の
停止や排水を行う必要もない。そして、楔の抜き取り作
業を地上にて安全かつ容易に行えるから、作業員の労力
を著しく軽減できる上に、有害ガスや水の噴出等の危険
から作業員を守ることができる。また、水路内の流水の
停止や排水、更には水路内の換気等を行う必要がなく、
作業時間の大巾な短縮と維持管理費の大巾な節約が可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による水路の止水装置を示
す側面図、第2図は同上の止水装置の一部切欠き平面
図、第3図は硬質楔を示す斜視図、第4図,第6図は硬
質楔の変形例を示す斜視図、第5図,第7図は止水装置
の他の実施例を示す側面図、第8図は従来の止水装置の
側面図、第9図は第8図の平面図である。 1は水路、3はガイド溝、3aは隙間、4は角落し、6は
楔である硬質楔、7はワイヤ係止部である貫通穴、8は
連結手段(ワイヤ)、9はワイヤ係止部であるワイヤ係
止リング、10は引き上げ用架台、13は引き上げ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水路と、この水路の両側に垂直に設けられ
    た一対のガイド溝と、これらのガイド溝内に両端が垂直
    が挿入されて上記水路内を止水する角落しと、この角落
    しの両端と上記ガイド溝との間の隙間に打ち込まれた複
    数個の楔とを具備する水路の止水装置において、上記楔
    の全部相互間または少なくとも1つの楔を連結手段で連
    絡し、該連結手段の引き上げにより該楔を上記隙間から
    抜き取り可能としたことを特徴とする水路の止水装置。
JP3024690U 1990-03-23 1990-03-23 水路の止水装置 Expired - Lifetime JPH07503Y2 (ja)

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JP3024690U JPH07503Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 水路の止水装置

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JP3024690U JPH07503Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 水路の止水装置

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JPH03122122U JPH03122122U (ja) 1991-12-13
JPH07503Y2 true JPH07503Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31532972

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