JPH07505930A - ケミーサーモメカニカル・パルプ(ctmp)製造方法 - Google Patents
ケミーサーモメカニカル・パルプ(ctmp)製造方法Info
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- JPH07505930A JPH07505930A JP6517725A JP51772594A JPH07505930A JP H07505930 A JPH07505930 A JP H07505930A JP 6517725 A JP6517725 A JP 6517725A JP 51772594 A JP51772594 A JP 51772594A JP H07505930 A JPH07505930 A JP H07505930A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ケミ−サーモメカニカル・パルプ(CTMP)製造方法本発明は、ケミ−サーモ
メカニカル・パルプ(CTMP)の改良された製造方法に関する。
知られているように、繊維が互いに自由にされるやり方によって、製紙用パルプ
には本質的に三つの主要な種類がある。
いわゆるケミカル・パルプでは、木材チップは、リグニン及びヘミセルローズを
除去するために、ソーダ存在下の硫化ナトリウム、重亜硫酸ナトリウムのような
適当な薬品を含んだ水性媒体中に溶解される。
いわゆるメカニカル・パルプでは、チップは化学薬品なしに磨砕される。
ここ数年間、略称″CTMP”で呼ばれる“ケミ−サーモメカニカル”という方
法が開発されてきた。この方法は、特に水蒸気による100℃以上の温度への木
材チップの加熱にある。いったん加熱されると、これらのチップは、加圧水蒸気
で行われる含浸又は化学浸漬にかけられる。この含浸は、後で得られるパルプに
化学的及び機械的性質を与えるように、チップを軟化し、リグニンを改質する主
要目的を有する。含浸は、チップを脱リグニンし、解繊することを特に目的とし
ていない。チップの解繊は、未晒パルプをもたらす1次精製中に機械的に行われ
る。最後に、場合によっては洗浄後、未晒パルプは、1次精製の機械的解繊を完
成できる2次精製にかけられる。こうして得られたCTMPは、ケミカル・パル
プとメカニカル・パルプの中間の性質を有する。これらのパルプは、一般にメカ
ニカル・パルプより抵抗性が強く、良好な漂白度を有する。さらにこのパルプは
、ケミカル・パルプより乳白度が大きく、光の拡散係数が良好である。
しかしながらCTMPは、光にさらされたときに黄色になる欠点を有する。この
ためCTMPは、良好な吸収力が用いられる利用、例えば嬰児又は失禁者用のお
むつ、印刷又は筆記用紙、板紙の製造用のような利用に主として使用される。
米国特許第4,288,288号は、チップを脱リグニンするように化学薬品に
よって蒸解する方法を記載している。
次いて補足的解繊を次の二つの精製装置で行うことができる。これらの精製装置
の第2の装置では、得られたパルプに酸素を添加する。とができる。
米国特許第4,534,397号からは、木材チップが、酸素のの存在下にソー
ダでの含浸によって化学的に処理される方法も知られている。この処理は、前記
チップの部分的脱リグニンをもたらす。
これらのチップは、酸素の存在下で機械的に解繊される。この方法は、80%以
上の収率てパルプを得ることかできるといわれている。
2件の米国特許第4,288,288号、第4,534,397号に記載された
方法は、上に定義されたようなCTMP方法ではない。しかしながらそれらは、
特にチップの化学的脱リグニン装置を設けるような、プラントの設備の重要な変
更を除き、現存のCTMPプラントに使用できる。
本発明は、CT M Pの品質、特に漂白度を、一方では反応性製品の過剰な消
費を避けながら改良し、エネルギの消費を低減する方法を提供することを目的と
している。本発明の方法によれば、これらの利点は、CTMPを製造するプラン
トの現存設備の変更を必要とせずに達成できる。
このサーモメカニカル製紙用パルプ(CTMP)製造方法は、−最初に木材チッ
プを化学薬品中に浸漬し、−次いで未晒パルプを得るように、圧力下の水蒸気雰
囲気でこれらのチップを機械的に解繊(1次精製)し、かつ−最後にCTMPを
得るために、前記未晒パルプを精製(2次精製)する
サーモメカニカル製紙用パルプの製造方法において、少なくとも精製段階の一方
の間に、前記チップ又は前記未晒パルプを含む反応性媒体中に酸素を導入するこ
とを特徴としている。
換言すれば本発明は、二つの精製段階の一方の1次段階又は2次段階の間、若し
くはこれら両段階の間、反応性媒体中に酸素を導入することにある。酸素は解繊
段階中に、すなわち一方では、反応性媒体が圧力下の水蒸気雰囲気にある1次精
製段階中に導入されるのが好ましく、次いで2次精製が、特に大気圧下で公知の
やり方で行われる。
反応性媒体中への酸素の添加は、ケミカル・パルプの製造で知られている。しか
しながら本発明は、このCTMPパルプの製造に正確な段階で、すなわち精製段
階の一方で、好ましくは1次精製中にかつこの段階にのみ酸素を導入することを
企図している。
意外な結果として、すでに化学製品で含浸されたチップ内に空気のほぼ不在下に
、解繊又は1次精製の正確な段階で酸素を導入することは、これらの製品の協力
効果を増加し、一方では漂白度を改善でき、他方では特に解繊に必要なエネルギ
をかなり節約し、後のパルプ漂白時の化学薬品の量を低減することができる。
知られているように、CTMPの製造工程は、チップの形状をした木材から始ま
る。落葉樹と同様に、常緑樹を使用することができる。これらのチップは、湿度
と温度を均一化し、空気を追い出すことかできるように、特に水蒸気で加熱され
る。実際、この加熱段階は、公知のやり方で200’C以下の、好ましくは11
0℃と16°Cの間の温度で行われる。
いったん加熱されると、これらのチップは、特にリグニンを変えるのに適したリ
グノセルロース試薬での浸漬又は含浸による化学的含浸にかけられる。公知のや
り方では、化学薬品、特に亜硫酸ナトラムと組合わせて使用できる。化学薬品と
して、好ましくはアルカリ性媒体中の過酸化水素、又は過炭酸塩のような酸化剤
も挙げることかできる。この含浸は、80°Cと140℃の間に含まれる、好ま
しくは約120℃の温度で、圧力下の飽和水蒸気による公知のやり方でも行われ
る。こうして得られたCTMPは、次いで洗浄され、リグノセルロース質の大き
な粒子と同様に残存化学薬品を除くために分級される。
本発明の方法によって処理されたこれらのパルプは、ソーダ及び/又はヒドロ亜
硫酸ナトリウム、並びに高度の漂白度を達成するための複合剤及び安定剤の存在
下に、一段又は数段で、例えばアルカリ媒体中の過酸化水素によって漂白される
。
実際には、
一酸素は、解繊装置内を支配する圧力より大きな圧力、好ましくは10バールよ
り小さい圧力、好ましくは2〜5バール、さらに一般的には約3バールの圧力の
工業用純酸素であり、−酸素は、解繊装置の孔、すなわちチップを供給するスク
リューがステータ内に入る点のすぐ上流に導入され、−導入された酸素■は、パ
ルプ重量(乾燥物質として表わして)の1%と5%の間に、好ましくは1.5%
と2.5%の間に含まれるのが好ましい。
意外なやり方では、このようにして処理されたCTMPは、改善された漂白度(
使用基礎材料、及び含浸中に用いられる化学薬品により2点から5点)と同様に
良好な物理的並びに視覚的特性を有する。パルプの後の漂白段階中の過酸化水素
の消費は、意外なやり方では、15%まで低減される。最後に、この解繊段階で
の酸素の協力は、解繊装置の円盤を駆動するのに必要なエネルギの10〜25%
の低減をもたらし、これは工業的規模では、そのような解繊装置の電力消費が、
しばしば10〜15kW/lであるので、かなりの利得を意味している。最後に
、パルプ収率は改善され、これは汚染物の減少を意味し、繊維は一局良好な表面
状態を呈する。
本発明が実施されるやり方、それから生じる利点は、添付の図面を参照して以下
になされる実施態様から明らかになるであろう。
第1図は、CTMP製造用の、従来のいわゆる解繊装置又は1次精製装置の略断
面図である。
第2〜5図は、本発明によって処理されたパルプのいろいろな性質の変化を示す
。
実施例では、次の特性が測定された。
−破断長: LR(m) フランス標準規格 Q 03−002による一抵抗指
数:■R
破裂X裂は目 フランス標準規格 Q 03−053によるフランス標準規格
Q 03−011による一未晒パルプ漂白度 フランス標準規格 Q 03−0
39による: B 1 (iso %)
−パルプ収率(R%) 乾燥木材重量に対する乾燥パルプ重量比(%)
他に指定されない限り、これらの重量百分比は乾燥パルプに対して表わされる。
実施例1
常緑樹木材チップ(トウヒ)は20秒間110℃に予熱され、次いで100g/
]の亜硫酸ナトリウム溶液で、10分間125℃で含浸されながら加熱された。
次いでこれらのチップは、第1図に示されたCTMP製造用に現在用いられてい
る、相対圧力1.7バールの円盤式解繊装置で解繊された。この解繊装置は、所
望ならば加熱される第1本体1を主として有し、第1本体内には、固定ステータ
6及びモータ10に結合された軸8に固定されたロータ7をもった本体5の人口
4に入る、回転スクリュー3゛の効果で前進するチップが導入された。解繊され
たパルプPは開口(11)から排出された。
次いでこのパルプPは洗浄され、脱水指数C3F100ml (CPPAPP−
C1:62又はS CAN−C21:65 )に精製された。
得られたパルプの特性は次のとおりであった。
−LR:4190
−IR: 48.8
−Bl −58,8
第1図の解繊装置は、人口4付近に配置され圧力下の酸素源14に接続された弁
13によって閉じられる管部(12)を有することで改良されている。パルプに
対して約2.5%の酸素により5ノ1−ルの圧力で処理されたパルプは、次の特
性を有していた。
−LR:3900 (4190に対して)−IR: 47.3 (48,8に対
して)−Bl : 59.7 (58,8に対して)−R: 93. 7 (9
2,8に対して)さらに、モータ10のエネルギ消費が約四分の1、すなわち約
250kWh/を低減されたことは注目される。
実施例3
公知のやり方では、2種類のパルプは、過酸化水素3%、ソーダ3%、ケイ酸ナ
トリウム3%、DTPA (ジエチレン・トリアミン・ペンタ酢酸)3%及び亜
硫酸マグネシウム0.1%で漂白された。
この漂白は、パルプ濃度16%で、3時間70℃で行われた。
実施例1のパルプによって漂白度75.5が得られ、実施例2のパルプによって
漂白度77.0が得られた。
実施例2て得られた漂白度の利得は、最終の過酸化水素での漂白によって増加さ
れた。したがって、過酸化水素で処理された実施例1のパルプと同じ漂白度75
.5を、実施例2により酸素処理で達成するには、過酸化水素8,7%が節約さ
れ、これはかなりの節約に相当する。
実施例4
実施例1が、亜ジチオン酸ナトリウム64.2g/lとソーダ20 g / l
の混合物中にチップを含浸させて、ポプラ・チ・ノブで繰返された。得られたC
TMPは次の特性を有していた。
−LR:4.460
−IR: 27.2
実施例4が、上記実施例2に従って、圧力下の酸素を含ませることによって繰返
された。次の特性が得られた。
−LR:4260 (4460に対して)−IR: 29.7 (27,2に対
して)−Bl : 62 (60,4に対して)−R: 91.5 (90,4
に対して)したがって、本発明による方法は、漂白度の改善で2点、収率の増加
では1点、また解繊用エネルギ消費の低減で(よ約15%を実現できた。
実施例3及び4と同一条件での過酸化水素による漂白後、次の漂白度が得られた
。
一酸素なしニア9.4
一酸素あり:80.0
同一漂白度については、過酸化水素の節約はほぼ3%であった。
実施例6
実施例1が、亜硫酸ナトリウム100 g/ 1を重亜硫酸ナト1ノウム82g
/lに代えて繰返された。次の結果が得られた。
酸素なし 酸素あり
LR45004380
IR35,935,3
Bl 54. 2 59、O
R91,792,2
したがって、収率増大065点及び18%の酸素の存在での解繊用エネルギ消費
の減少とともに、漂白度の5点の増加力(あったことが見られるであろう。
過酸化物3%の単一段階での漂白後、漂白度は、75.6カ1ら78.0に、す
なわち過酸化水素の12%の節約に改善された。
実施例7
酸素のみでなく、過酸化物3%と炭酸ナトリウム2%、ケイ酸ナトリウム2%と
DTPAo、2%の過酸化水素溶液が、解繊装置の入口4内に導入された。反応
は、解繊後約30分間進められた。漂白度の増加0.5点、収率の増加1点、及
び破断長LR(3130に対して3800)、破裂指数IR(31,4に対して
32.7)の顕著な改善が得られた。
さらに、エネルギ消費の20%の低減が注目される。
過酸化水素での単一段階漂白後、酸素の協力による1、6点の漂白度の改善が得
られ、これは、同一レベルの漂白度について過酸化水素10.7%節約を意味す
る。
実施例8
実施例7が、ただしトウヒ・チップを次の成分を含む溶液に含浸させることによ
って繰返された。
一過酸化水素: 乾燥チップに対して2%−炭酸ナトリウム: 炭酸ナトリウム
2%の代わりに乾燥チップに対して2%
一ケイ酸ナトリウム:乾燥チップに対して2%−DTPA : 乾燥チップに対
して0.2%次の特性が得られた。
酸素なし 酸素あり
LR3630’ 3530
IR33,934,1
Bl 58.8 59.9
R95,1’ 95.5
したがって、同一特性について漂白度1点、改善収率0.5点の利得が得られた
。
過酸化水素による漂白後、漂白度Blは、酸素なしの方法についての75.5か
ら酸素による方法では77.5に増加し、これは、漂白度75.5のレベルに対
して過酸化水素11.4%の節約を可実施例6が、いろいろな量の酸素を用いて
繰返されたが、過酸化物による漂白は繰返されなかった。
得られた結果は第2図〜第5図に示されており、そこでは、横座標には導入され
た酸素量が重量%として示され、縦座標には−第2図では漂白度Blが。
一第3図では解繊エネルギがkWhで、−第4図では抵抗指数IRが、
一第5図では破断長LRがmで
それぞれしめされている。
漂白度は、導入された酸素の百分比とともに増加した。酸素が2.5%を超える
と、漂白度は安定化したが、過剰な酸素は、解繊段階でのエネルギ消費に有益な
効果を呈した(直径30cmの第1解繊装置により消費されるエネルギに対応す
る値)。破断長と抵抗指数は、酸素負荷とともに直線的に減少した。破断長は、
抵抗指数より一層急速に減少した。
すでに述べたように、圧力下の水蒸気雰囲気での機械的解繊中に、圧力下の酸素
を選択的に導入することからなる本発明による方法は、現在までに知られたCT
MPの製造方法と比べて、数多くの利点を有している。ここでは、
一現存設備を変更する必要がないという事実、−5点にも達することができる漂
白度の利得、−使用された化学薬品及び木材チップの性質に応じて、解繊又は第
1精製用エネルギのほぼ10〜25%というかなりの節約、−化学薬品、特に最
終処理段階での過酸化水素の量のかなりの低減
を列挙することができる。
Blancneur、 qcISO
%Oxyge*e par rapport a la pateフロントペー
ジの続き
(72)発明者 ブチ−コンテイル、ミシエルフランス国、エフ−38000・
グルノープル。
アブニュ・マレツシャルーランドン、19゜レジダンス・ル・ジャド
(72)発明者 ジュムブラン、ジャンービニールフランス国、エフ−3864
0・タライ、オート・ド・ジャイニル、シュマン・ド・サボイエル(番地なし)
Claims (9)
- 1.−最初に木材チップを化学薬品中に浸漬し、−次いで未晒パルプを得るよう に、圧力下の水蒸気雰囲気でこれらのチップを機械的に解繊(1次精製)し、か つ−最後にCTMPを得るために、前記未晒パルプを精製(2次精製)する ことからなるケミーサーモメカニカル・パルプCTMPの製造方法において、 少なくとも精製段階の一方の間に、前記チップ又は前記未晒パルプを含む反応性 媒体中に酸素が導入されることを特徴とする方法。
- 2.酸素が1次精製(機械的解繊)中に導入されることを特徴とする請求の範囲 第1項記載の方法。
- 3.酸素が、2バールと5バールの間の圧力で導入されることを特徴とする請求 の範囲第1項又は第2項記載の方法。
- 4.酸素が解繊装置の入口内に導入されることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第3項のいずれか1項に記載の方法。
- 5.導入された酸素量が、パルプ(乾燥材料として表わされる)に対して1〜5 重量%の間にに含まれることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいずれ か1項に記載の方法。
- 6.化学薬品が、単独着しくはソーダ又は炭酸ナトリウムと混合した、亜硫酸ナ トリウム、重亜硫酸ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウムのような還元剤である ことを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載の方法。
- 7.化学薬品が、好ましくアルカリ媒体の過酸化水素、又は過炭酸塩のような酸 化剤であることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項に記載 の方法。
- 8.2次精製後にCTMPが漂白されることを特徴とする請求の範囲第1項から 第7項のいずれか1項に記載の方法。
- 9.請求の範囲第1項から第8項のいずれか1項に記載の方法の実施によって得 られたCTMP。
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