JPH07506245A - 脆弱x染色体pcr - Google Patents

脆弱x染色体pcr

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JPH07506245A
JPH07506245A JP5513403A JP51340393A JPH07506245A JP H07506245 A JPH07506245 A JP H07506245A JP 5513403 A JP5513403 A JP 5513403A JP 51340393 A JP51340393 A JP 51340393A JP H07506245 A JPH07506245 A JP H07506245A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 脆弱X染色体PCR 〔発明の分野〕 本発明は、一般的には核酸配列の増幅、検出およびクローニングの方法に関し、 就中ポリメラーゼψチェーンーリアクション(PCR)に基づく方法に関する。
これは、供試サンプル中の核酸配列を増幅するためのプロセスに関するものであ る。本発明は、供試サンプル中に特殊な核酸配列が存在するか否かを見きわめる ために使うこともできる。より明確に言うと、本発明は選択されたGCリッチな 核酸配列を増幅し、該配列の検出および/またはクローニングを容易にするプロ セスに関するものである。−態様において、本発明のプロセスでは、テンプレー トに結合したプライマーの伸長を触媒するために耐熱性のポリメラーゼを用いて いる。本発明はまた、遺伝的または突発的な遺伝子欠損を検出する診断用試験の 開発に関する。本発明の1つの応用によって、保因者、患者、妊娠3力月以降の 胎児、妊娠8透口めまでの胎児について、脆弱X染色体症候群(fragile  X sindromりを引き起こす遺伝子欠損の分析が提供される。
〔発明の背景〕
脆弱X染色体症候群(以下、脆弱Xという)は、精神薄弱または発育上の廃疾に 関する最も一般的な遺伝的形態である。
この症状の発症率は、男性では約1250人に1人、女性では約2000人に1 人である。その名前が意味しているように、脆弱Xは、X染色体に関連した症状 である。この脆弱Xの表現型は、X染色体の末端近傍の、q 27.3座におけ る明かな収縮により特徴づけられ、組織培養のある条件下においてX染色体のチ ップ(lip)が破断する傾向がある。これらの組織培養の操作手順は、現在、 脆弱Xのために用いられている最も一般的な試験の基礎を形成している。
この症状の遺伝パターンは、X染色体に関連した症状に付随する遺伝パターンと して典型的ではない。典型的には、X染色体に関連した遺伝子欠損をもつ女性の 息子は、50%の確率でこの欠損に悩まされる。また、異常遺伝子をもつ全男性 は、典型的なパターンでX染色体に関連した症状に履患する。
更に、女性は2つのX染色体を持っているので、通常は損傷を受けた1つのX染 色体の影響を受けない。
しかしながら、脆弱Xにおいて、何人かのキャリア男性は表現型において正常で ある。更に、脆弱X染色体を遺伝的に受け継いだ女性の約173は、この病気に 悩まされている。家族内の異なる世代において、キャリア男性の発病率は異なる 。
キャリアの男性の娘らは、一般に非発現型キャリアであるが、履患した息子をも つかもしれない。更に、キャリアの父をもつ子供よりも、キャリアの母をもつ子 供において、履患した娘が一層高頻度で生じた(Brown 、脆弱X:その難 問解決にむけての前進、 Am−J、 Iluman GCn!1.47175 −80.1990 )。
最近、研究者らはこの病気に関わるゲノム領域を同定した(Oberl!et  ml、 、r脆弱X症候群における550塩基対のDNA切片における不安定性 および異常なメチレーション」。
5cience 2521097−1102. 1991 ; Krnnr e l at、 、「脆弱Xにおいてトリヌクレオチド繰り返し配列pfccG)n に至る不安定なりNAのマツピングJ 、 5cience2521711−1 4. 1991 ;及びBcll t+ al、、r脆弱Xハイパーメチレーシ ョンの全域にわたる物理的マツピングと、脆弱X症候群の臨床的発現」。
Ce1l 64.86]−66,1991) 、更に、研究者達は、FMR−1 と呼ばれるこの領域由来の部分的なcDNAクローンの配列を決定した(Ver k+rk cl al、 、r脆弱X症候群において長さが変化するブレークポ イント・クラスター領域に対応した、繰り返しCGG配列を含む遺伝子(FMR −1)の同定、 Ce1l。
65、 905−14.1991 ) 、これら0berl*、 Kr!m*r 、 Be1lおよびVcrkerkの論文は、参照としてこの明細書に組み込ま れる。
これらの研究によって、脆弱Xの遺伝パターンが典型的でないことに関する解釈 が与えられる。最終的に脆弱X表現型をもたらす突然変異は、段階的に生じる。
初期の段階では、この遺伝子は完全に欠損しているわけではなく、むしろ該遺伝 子は「プレミューチージョン(pre−mutajion)Jの状態にある。こ のようなプレミューチージョンの状態あるキャリアは、正常な表現型を有してい る。更なる突然変異は、子供に当該表現型を生じさせる女性のキャリアにおいて 起きる。
FMR−Iをコードする配列は、多種の数のCOO繰り返し配列を含んでいる。
キャリアでない個体は、そのFMR−■中に約30のCOO繰り返し配列を有す る。しかし、キャリアは50ら200ものCOO繰り返し配列を有する。このF MR−1のCOO繰り返し配列の増幅が、プレミューチージョンである。履患し た個体はより多くのCOO繰り返し配列を有する。履患した個体において、数千 はどのCOO繰り返し配列が観察された(Ob!rlzら、1991)。
しかしながら、履患した個体の殆どは、FMR−1・mRNAを発現しない(P isr*目i et *1.、 「脆弱X症候群におけるFMR−1遺伝子発現 の欠如J 、 C!ll 661−201991)。COO繰り返し配列の数が 約200コピーの閾値を越えると、COO繰り返し領域の上流に位置するCpG アイランドがメチル化される(Ob!rle et 11.、 1991 ;  Krzm*r <+ !1.+ 1991; Be1l et at、、199 1 ) oこのメチル化は、該遺伝子を不活化する。
今までは、組織培養で細胞を生育させ、処理した後、患者のクロモソームを顕微 鏡学的に検査することが、脆弱X症候群を診断する唯一の方法であった。その様 な検査において、研究室ではX染色体を検査し、X染色体が特徴的に収縮されて いるのか、それとも破断チップを有しているのかを確かめていた。この方法は高 価であり、信頼性も低い。例えばこの方法は、脆弱X症候群の男性キャリアの殆 どと、女性キャリアの半分が見落とされる([脆弱X症候群J 、 0xfor d Univ。
prsss (Dxvits、sd、 1989)) o脆弱Xのキャリアおよ び遺伝子型を検出する別の方法では、サザーンプロットの方法論を用いる。しか し、この方法は感度および迅速性に欠ける欠点がある(Rouss<xu +I  al。、[精神薄弱に関する脆弱X症候群のDNA分析による直接的な診断法 J 、 N、 E、 J、 Med、 、 1673−81(1991))。
本発明は、遺伝子欠損の分子構造に基づき、脆弱Xの遺伝子型をもつキャリアを 確実に同定するための、迅速で且つ安価な遺伝学的試験を提供する。本発明の方 法では、被検個体のX染色体におけるCOO繰り返し配列の数が、正常な人、キ ャリア及び患者の何れの特性を示しているかを決定する。
本発明の試験法は、ポリメラーゼ・チェーン争すアクション(po17msrx sechain r!c目on)に基づいている。PCHに基づく分析は、全D NA量に比べて低量しか存在しない特殊なりNA配列を検出するための理想的な ものである。簡単に言えば、PCR法は特殊なりNA配列を、例えば100.0 00倍〜1.000.000倍に増幅する。このレベルまで増幅されれば、特殊 なりNA配列(もし存在するならば)は、容易に検出される。
ゲノムレベルでCOO繰り返し配列を直接同定するためのPCHに基づく方法を 開発する以前の試みは、失敗に終わっているか(Kr*m*t el ml、、 1991 ) 、或いは部分的に成功したにすぎない(Fu cl at、、  r脆弱X部位におけるCOO繰り返し配列の変化は遺伝子的不安定性をもたらす ニジヤーマン・パラドックス(Sh!rl!lan paradox)の解明J  、 Ce1l 67:1047−58 (1991))。この領域は不安定で あり、クローン化したり、直接的に解析することは困難であるらしい。
GCリッチな配列を検出するためのPCRに基づく方法が有効でなかったため、 別の病気に関する試験の開発が妨げられた。例えば、エプスタイン−パール(E pstein−1atr)ウィルス感染、男性ホルモン受容体遺伝子、β−アド レナリン作用性受容体、あるいはCMVゲノムのクローン性(clona1口Y )は、夫々、GCリッチな核酸配列によって特徴づけられる。
従来のPCR法でエプスタイン−バール(Epsj*1n−Barr)ウィルス のクローン性(clonality)を同定することは不可能であった。更に、 男性ホルモン受容体(遺伝子)はCAG繰り返し領域を有しており、β−アドレ ナリン作用性受容体は80%GCリッチな領域を有しており、またCMVゲノム は75%GCより高い領域を有しているので、これらの核酸はどれも従来のPC R法によっては増幅され得ない。
我々は、GCリッチな核酸配列についてPCHに基づく方法を用いることに伴う 上記の問題を解決した。我々の方法を用いることにより、我々は正常個体、キャ リア個体および履患個体において、FMR−1遺伝子のGCリッチ領域を増幅し 、検出した。
〔発明の概要〕
本発明は、被検サンプルに存在する選択されたGCリッチな核酸配列を増幅した 。本発明の一実施例においては、dGTPが7−デアザdGTPに置換された。
本発明は、脆弱X症候群のキャリアやその患者に特徴的なGCリッチな核酸配列 の分析に用いることができる。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、3つの異なる割合の7−デアザdGTPおよびdGTPの存在下で合成 されたPCR産物を、電気泳導とサザーン拳プロットφハイブリダイゼーション により解析したオートラジオグラムの写真である。
図2は、脆弱X陽性の孫息子を含む家族の幾人かに由来するPCR産物を、電気 泳導とサザーンφプロット・ハイブリダイゼーションにより解析した二つのオー トラジオグラムの写真である。夫々の写真と共に、テストされた何人かのメンバ ーにおける親族関係を示すチャートが示されている。
図3は、脆弱X陽性の孫および陰性の孫を含む別の家族の何人かに由来するPC R産物を、電気泳導とサザーン・プロット・ハイブリダイゼーションにより解析 したオートラジオグラムの能写真である。
〔発明の詳細な説明〕
米国特許第4.683.202号、第4.683.195号、第4.800.1 59号および第4.965.188号(これらは参考として本明細書中に組み込 まれる)には、本発明による改良の対象とされたPCR法が更に詳しく記載され ている。
二以上(好ましくは三超)のデオキシリボヌクレオチド又はリボヌクレオチドか らなるようなオリゴヌクレオチドが、本発明の実施に有用である。オリゴヌクレ オチドのサイズおよび配列により、その機能または使用が決まる。オリゴヌクレ オチドは合成またはクローニングにより得られる。
本発明において有用なプライマーには、DNA合成またはRNA合成の開始点と して作用することができるオリゴヌクレオチドが含まれる。プライマーは、従来 法による制限酵素消化分解産物から精製されてもよく、または合成的に製造され ても良い。
典型的なPCRでは、選択された核酸のテンプレートと結合する二つのプライマ ーが採用される。該プライマーは、プライマーの伸長を誘発する条件下において 、適切な温度で他のPCR試薬、即ち、4つの異なるヌクレオシド三燐酸(また はその類似物)、適切なポリメラーゼ、および適切な緩衝液(緩衝液にはpH1 イオン強度、コツアクタ等が含まれる)と組み合わされる。ポリメラーゼがTa qポリメラーゼであるPCR法において、緩衝液は1.5−2dのマグネシウム 塩(好ましくはMgC12) 、150.= 200μMの各ヌクレオシド三燐 酸(またはその類似物)、1μMの各プライマー、好ましくは50mMのKCI 、10mMのTris緩衝液(pH8,4) 、および100μg/mlのゼラ チンを含むのが好ましい。
プライマーは、最大効率で増幅を行うために一本鎖が好ましいが、二本鎖でもよ い。二本鎖プライマーは、まず「変性」される。即ち、伸長生成物の調製に使用 される前に、その鎖二本を分離するための処理が施される。二本鎖核酸を変性さ せる好ましい手段は、加熱によるものである。
本発明において、該プライマーは、適切なポリメラーゼおよび他の試薬の存在下 において伸長生成物の合成を「プライム(prime) Jするために充分に長 くなければならない。プライマーの長さは、温度、プライマー供給源および該方 法の使用の仕方等の多くの因子に依存する。本発明の実施において、プライマー は15〜25、またはそれ以上のヌクレオチド残基を含むのが典型的である。一 般に、短いプライマー分子は、鎖伸長反応を維持するプライマー・テンプレート 複合物を形成し且つ維持するために、より低い反応温度を必要とする。
本発明において使用されるプライマーは、増幅すべきものとして選択された配列 を含む核酸に対して実質的に相補性である。即ち、プライマーは選択された配列 (若しくはその相補物)を含む核酸に結合し、又はこれとハイブリダイズしなけ ればならない。しかし、プライマー配列はそのテンプレートに対して完全に相補 的である必要はない。例えば、相補的でないヌクレオチド断片がプライマーの5 −末端に付いていてもよく、この場合にもプライマー配列の残部は選択された配 列を含む核酸に対して相補的であれる。或いは、プライマー配列が選択された配 列を含む核酸配列に対して、(i)該核酸とハイブリダイズし且つ(i i)鎖 伸長反応を維持するために充分に相補的であるならば、−以上の非相補的塩基が プライマーに散在していてもよい。上記の事情にかかわらず、最良の結果を得る ためには、選択された配列を含む核酸配列に対して完全に相補的であるプライマ ーが好ましい。
如何なる核酸配列であっても、本発明の方法によって製造することができる。唯 一必要なことは、当該配列の両末端における充分な数の塩基についての詳細が充 分に知られていることであり、その結果、別々の鎖の所望の配列に対して当該配 列に沿った関連部位でハイブリダイズする二つのオリゴヌクレオチド−プライマ ーを調製できることである。即ち、一方のプライマーから合成された伸長生成物 が、テンプレート(相補物)から分離されたときに、他方のプライマーを伸長し て規定の長さの核酸とするための伸長用テンプレートとして働くことができ二つ のプライマーを調製できるように、当該配列の両末端における充分な数の塩基に ついての詳細が知られていることである。
配列の両末端における塩基についての知見が多ければ多いほど、目的とする核酸 配列に対するプライマーの特異性が大きくなり、当該方法の効率も向上する。
本発明の好ましい態様では、二つのプライマーが使用される。これら二つのプラ イマーの一方は、(i)選択された配列の3′末端における配列、(ii)選択 された配列の3′末端に隣接するか又はその近傍にある配列、または(iii) 選択された配列の3′末端における配列および選択された配列の3′末端に隣接 する配列を含む配列の何れかに対して相補的である。この好ましい本態様におい て、他方のプライマーは、(i)選択された配列の5′末端における配列、(i i)選択された配列の5′末端に隣接するか又はその近傍にある配列、または( iii)選択された配列の5−末端における配列及び選択された配列の5−末端 に隣接する配列の何れかを含む。或いは、何れかのプライマーは、上述の好まし いプライマーの何れかの相補物に結合し、又はこれとハイブリダイズするプライ マーによって置換されてもよい。
「制限エンドヌクレアーゼ」および「制限酵素」の用語は、二本鎖DNAを特異 的なヌクレオチド配列で又はその近傍で切断する、通常はバククチリア由来の酵 素を言う。
「熱安定性酵素」の用語は、熱に対して安定かつ耐性であり、テンプレートに対 して相補的なプライマー伸長生成物の形成を触媒するポリメラーゼを言う。一般 に、合成は各プライマーの3−末端で開始され、合成が終了するまでテンプレー トの鎖に沿って5゛から3′方向へ進行する。理論的には、この方法は、異なっ た長さのDNA複製物またはRNA複製物を生成する。上記の方法を使用するこ とにより5′末端で合成を開始し、他の方向へ合成を進行させるような、本発明 に有用な熱安定性酵素が存在し得る。
ここで述べる熱安定性酵素が本発明の増幅反応に有効であるためには、一つの基 準を満足させなければならない。即ち、該酵素は、二本鎖の核酸を変性させるた めに必要な所定時間の温度上昇に晒されたときに、不可逆的な変性(失活)を起 こしてはならない。
ここで述べる目的において、不可逆的変性とは酵素活性の永久的且つ完全な喪失 を言う。変性に必要な加熱条件は、例えば緩衝液の塩濃度、並びに変性すべき核 酸の長さおよびヌクレオチド組成等に依存する。典型的には、温度は約90℃か ら約105℃の範囲であり、時間は主に温度と核酸の長さに依存し、典型的には 約1/2分から4分である。緩衝液の塩濃度および/または核酸のGC成分が増 大するに伴って、より高温に耐え得るようになる。好ましくは、酵素は約90〜 約100℃の温度でも不可逆的に変性しない。
ここでの熱安定性酵素は、約40℃よりも高い至適温度(酵素が作用する温度) を有するのが好ましい。この約40℃の温度は、それより低い温度ではプライマ ーのテンプレートへのハイブリダイゼーシヨンが促進される温度である。しかし 、より高い温度(たとえば45〜70℃)においても、(1)緩衝液中のマグネ シウムおよび他の塩類の濃度、および(2)プライマーの成分および長さに依存 しはするが、ハイブリダイゼーションは起こり得る。酵素の至適温度が高くなる ほど、プライマー先導による伸長はより特異的および/または選択的になる。し かし、40℃より低い温度(例えば37℃)で活性である酵素もまた、本発明の 範躊にある。至適温度範囲は、好ましくは約50から80℃であり、より好まし くは約60℃以上である。
耐熱性であるとして文献に報告されている酵素の例には、熱安定性バクテリアで あるテルムス・フラブス(Thermus flawas)、テルムス・ルーバ (Thermus ruber) 、テルムス・テルモフイリス(Thua+u s lhermophilus)、バチルス・ステアロテルモフイリス(Bac illus slexrothermophilus : これは他の掲載物よ り幾分低い至適温度を有する)、テルムス・アクアチフス(Thermus x qualicui) 、テルムスφラクテウス(Thermus 1acfeu s) 、テルムス・ルーベンス(Thermus rubens)およびメタノ テルムスψフエルビドゥス(Mejhanojhsrmus fcrvidUS )等から抽出されたのポリメラーゼのような熱安定性ポリメラーゼが含まれる。
他の有用なポリメラーゼ類は、熱変性以外の方法によってDNAを変性させ、次 いでプライマーとアニールさせるような繰り返しサイクルに耐え得るポリメラー ゼ類である。しかし、各サイクルで追加の酵素を添加する場合には、不安定なポ リメラーゼ類を用いることができる。
本発明は、選択された核酸配列を増幅する方法に向けられている。選択された配 列が本方法によって大量に生成されるので、本発明はDNAまたはメツセンジャ ーRNAのクローニング効率を高めるために用いることができ、また選択された 配列を増幅して選択された配列の検出を容易にするために用いることができる。
一般に、本発明の方法は、少なくとも一つの核酸配列を、反応ステップの数に関 して指数関数的墓で製造する連鎖反応を含む。但し、(a)選択された配列の末 端が、該末端とハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを合成できるほど充分に 詳細に知られており、また(b)連鎖反応を開始するための少量の前記配列が入 手可能であることを条件とする。
この連鎖反応の生成物は、使用したプライマー末端に対応する終端を持った個別 の核酸二重鎖となる。
精製または未精製状態の何れの核酸も、開始原料として利用され得る。しかしな がら、もしサンプルが選択された配列を欠いている場合には、この方法は如何な る配列も増幅することはない。こうして、本発明の方法では、例えばメツセンジ ャRNAを含むDNAまたはRNAを使用することができ、そのDNAまたはR NAは一本鎖または二本鎖であってもよい。更に、DNAおよびRNAの夫々の 一本鎖を含むDNA−RNAハイブリッドを使用してもよい。これら核酸の何れ の混合物も使用され得るし、或いは同一もしくは異なるプライマーを用いて上記 増幅反応で予め製造された核酸も使用され得る。増幅すべき選択された核酸配列 は、大きな分子の単なる一部分であってもよく、また選択された配列が核酸全体 を構成するような独立した分子として最初から存在していても良い。
選択された配列は精製物である必要はなく、ヒトゲノムDNAに含まれるFMR −1遺伝子の一部のように、複合混合物のマイナー画分であってもよい。出発核 酸は、同一もしくは異なる二つ以上の選択された核酸配列を含んでいてもよい。
従って、本発明の方法は、一つの特定の核酸配列を大量に生産するためだけでな く、同一または異なる核酸分子上に位置する二つ以上の選択された核酸配列を同 時に増幅するためにも有用である。核酸または核酸類は何れの供給源から得ても よい。例えば、プラスミドから、クローンされたDNAもしくはRNAから、ま たは天然DNAもしくは天然RNA (バクテリア、酵母、ウィルス、オルガネ ラおよび植物もしくは動物等の高等生物を含む何れの供給源由来のものをも含む )から得られる。DNAまたはRNAは、Mania目s et !1..MO 1ecular Cloning: A L+borxjor7 Manual  (19821,280−281に記載されているような種々の技術によって、 血液、絨毛性柔突起または羊膜細胞等の組織材料のような何れの核酸含有サンプ ルからでも抽出することができる。
増幅物を検出するために配列特異的なプローブを使用する方法については、細胞 を、核酸の精製をせずに直接使用しても良い。例えば、細胞サンプルを低張緩衝 液中に懸濁し、細胞が溶解して細胞内構成物の分散が起こるまで、約90℃〜1 00℃に加熱すればよい。このような工程は、通常は約1分〜15分かかる。こ の加熱工程の後、増幅試薬を溶解した細胞に直接添加すればよい。
核酸が二本鎖を含むならば、これをテンプレートとして使用する前に、該核酸の 鎖を分離する必要がある。この鎖の分離は、物理的、化学的または酵素学的手段 を含む何れかの適切な変性方法によってなされる。核酸の鎖を分離する好ましい 物理的方法の一つは、核酸が完全に(〉99%)変性されるまで加熱することで ある。典型的な加熱変性は、約90℃〜105℃の範囲の温度で、通常は0.5 分〜5分の範囲で数回行なわれる。好ましくは、効果的な変性温度は約90〜1 00℃で、約0. 5〜3分間である。鎖の分離はまた、ヘリカーゼ類として知 られているクラスの酵素類によって、またはヘリカーゼ活性を有し且つribo A T Pの存在下でDNAを変性することが知られている酵素RecAによっ て誘発されてもよい。ヘリカーゼによる核酸鎖の分離に適する反応条件は、Ku hn Hoffmann−Berling、 C5H−Quantitativ e Biolog7゜43:63 (1978)に記載されており、RecAを 使用する技術は、C,Radding、 Ann、 Rev、Gsnelics 、、16:405−37 (1982)に概説されている。この変性によって、 同じか又は異なる長さの二つの分離された相補的な鎖が生成される。
二本鎖核酸が熱によって変性されたならば、反応混合液は、存在する各プライマ ーとこれに相補的なターゲット(テンプレート)配列とのハイブリダイゼーショ ンが促進される温度まで冷却される。この温度は、試薬に応じて通常は約り5℃ 〜約65℃またはそれ以上、好ましくは約り7℃〜約60℃であり、二本鎖核酸 を変性するに有効な時間だけ(通常は約0.5分〜5分間、好ましくは約1分〜 3分間)保持される。
実用的には、温度は約95℃から約65℃若しくは約37℃の低温(Tagポリ メラーゼの場合、好ましくは約45℃〜58℃)にまで単純に低下され、この範 囲の温度でハイブリダイゼーションが生じる。
核酸が一本鎖または二本鎖の何れである場合にも、熱安定性酵素は、変性工程か 、または温度が11イブリダイゼーシヨンを促進する温度まで下げられたとき、 若しくはその温度範凹円にあるときに添加される。次に、反応混合液は酵素活性 が促進されまたは至適化される温度、即ち、ハイブリダイズされるプライマー及 びテンプレートからプライマー伸長生成物の合成を促進する酵素活性が増大され るに十分な温度にまで加熱される。この温度は、夫々の核酸テンプレートに対し て相補的なプライマーの伸長生成物を合成するために現実に十分でなければなら ないが、各伸長生成物をその相補的テンプレートから変性させる程高くてはなら ない(即ち、この温度は一般的には約80℃〜90℃よりも低い)。
使用した酵素および核酸の種類に主に依存して、この合成反応に効果的な典型的 温度は、一般に約40°C〜80℃、好ましくは約50℃〜75℃の範囲である 。テルムス・アクアチフス(Ther+nusaqua+1cus)由来のポリ メラーゼを用イル場合は、約65℃〜75℃に亘る範囲がより好ましい。この合 成に必要な時間は、主に温度、核酸の長さ、酵素および核酸混合物の複合度に応 じて約0.5分〜40分の範囲であり、好ましくは約1分〜3分である。核酸が 長くなると、一般的にはより長い時間が必要である。
新規に合成された核酸鎖およびこれに対して相補的な核酸鎖は二本鎖分子を形成 し、本方法の次の工程で使用される。
次の工程において、この二本鎖分子の鎖は、分子を変性するには有効であるが熱 安定性酵素が完全な不可逆的変性で不活性化されるほどには高くない温度で、熱 変性により分離される。主に酵素の種類および核酸の長さ応じて、該温度は一般 に約90から100℃の範囲である。変性時間は、温度および核酸の長さに主に 依存して、典型的には約30秒から4分の範囲である。
上記の時間が経過した後、温度は、先の工程で生成した相補的な一本鎖分子(テ ンプレート)とプライマーとのハイブリダイゼーションが促進される温度まで下 げられる。この温度は上記に記載した通りである。
該ハイブリダイゼーション工程の後、または該ハイブリダイゼーション工程の代 わりに(または同時に)、温度は、熱安定性酵素の活性を促進し、前工程で新規 に合成された鎖をテンプレートに用いてプライマー伸長生成物の合成が可能にな る温度に調整される。このときの温度もまた、既述したように、テンプレートか ら伸長生成物を分離する(変性する)はど高くてはならない。通常は約40℃〜 80℃で約0.5から40分、好ましくは約50℃〜70℃で約1〜3分である 。この工程の間にハイブリダイゼーションが起こり得るので、変性に先立つ前工 程の冷却は必要とされない。同時工程を用いる場合には、好ましい温度範囲は約 50℃〜70℃である。
鎖を分離する加熱および冷却工程、ハイブリダイゼーション工程、並びに伸長生 成物の合成工程は、最終用途に応じて、所望量の特定の核酸配列を生成するため に必要な頻度で繰り返すことができる。唯一の制限は、存在しているプライマー 、熱安定性酵素およびヌクレオシド三燐酸の量である。上記工程は、少なくとも 一回は繰り返されるのが好ましい。検出に使用するためのサイクル回数は、例え ばサンプルの性質に依存する。サンプルが核酸の複合混合物であり、全核酸が一 定に保持されているならば、検出に十分なシグナル増幅を得るためにより多くの サイクルが必要となるであろう。一般的な増幅および検出には、少なくとも約2 0回だけ工程を繰り返すことが好ましい。
本発明の方法においては、グアノシンヌクレオチド類縁体が使用される。米国特 許第4.804.748号には、本発明に有用な上記類縁体が開示されており、 この開示は参考として本明細書に組み込まれる。該好ましい類縁体は、イノシン 、7−デアザ・グアノシンおよび7−デアザφイノシンのヌクレオチド(リボお よびデオキシリボの両方を含む)である。2−デオキシ類縁体がより好ましく、 7−ジアザ−2′−デオキシグアノシン(7−ジアザ−2−−dGTP)類縁体 が更に好ましい。
グアノシン類縁体を使用することに加えて、本発明の方法は、GTPおよびdG TPを実質的に含まない反応混合物中で行われるのが更に好ましい。
好ましい態様では、ポリメラゼーシヨンまたは鎖伸長反応は標準PCR緩衝液、 即ち、50mMKCl、IClmMTris−HC1緩衝液pH8,3,15m M Mg C12および0.001%(W/Mlのゼラチンを含む緩衝液(Sz iki、 I’rime+−DirectedEnx7malic Ampli fication of DNA wNh a Thsrmosfabl!DN A f’olymtrast、 Sci!nce 239: 487−91 ( 19BB))中において、0.5〜1μgの変性ゲノムDNA、 50 pmo lの各オリゴヌクレオチドプライマー、2.5単位のTagポリメラーゼおよび 10%のDMSOを添加して行われる。該反応には夫々320μMのdATPS dCTP、およびdTTPが含まれるが、dGTPの変わりに320μMの7− デアザ・2−−dGTPを使用するように改変された。
以下の実施例では、脆弱X症候群に罹患した個体、該症状についてプレミューチ ージョンの状態にある男性キャリアおよび女性キャリア、並びに対照の5個体に おいて、本発明を使用して増幅されたGCリッチな配列の存在を検出することに 言及する。
これらの実施例で使用されているGTP類縁体は、7−ジアザ−2−−dGTP である。しかし、これら実施例で採用した条件下において7−デアザ・2−−d GTPをdGTPで希釈すると、高分子量の種は検出されなかった(図1)。
従って、PCR反応混合物は実質的にGTPおよびd GTPを含まないのが好 ましい。
本発明のもう一つの態様では、DMSOおよびグリセロールのような、GCリッ チな核酸の複製および転写を高める別の成分が構成物が用いられる。
従来のクローニングおよび発現手法は、本発明のPCR法を採用するために適用 することができる。例えば、GCす・ソチな一以上の選択された核酸配列をクロ ーニングするための従来の方法において、実質的にGTPおよびdGTPを含ま ないが、GTPまたはdGTPの類縁体を含むPCR法を使用することによって 、クローニングの前にDNA量を増幅することができる。このような方法は、( i)増幅された核酸生成物に対して、選択されたDNA配列を含む切断物を得る のに効果的な仕方で制限酵素を添加すること; (ii)選択されたDNA配列 を含むこの切断物を、組換分子を作成するのに効果的な仕方でライゲートするこ と; (iii)このような切断物を精製、脱塩および/または濃縮すること;  (iv)選択されたDNA配列を含む該組換分子の配列を決定すること;(V )この特定の核酸配列によってコードされる蛋白を発現させること;および(v l)このような切断物を、特異的な5配向で新しい核酸にライゲートすることを 包含することになるであろう。
脆弱X症候群に罹患している数人の個体および彼等の家族構成員の何人かを、我 々の改変PCR分析を使用して分析した。幾つかのケースにおいて、罹患個体お よび彼等の家族構成員から得た末梢血液リンパ球または培養羊膜細胞がら、ゲノ ムDNAが単離された。他のサンプルは、羊水がら培養なしで直接、または未精 製細胞溶融物からDNA抽出なしで直接得られた。ゲノムDNAの単離方法は、 参考として本明細書に組み込まれるKunkel、Analysis of H uman Y Chromosomt Sp!cilic Re1terate d DNA in ChromosomcVariants、 Pr。
、 Nat’ l Acad、Sci、74: 1245−49 (1977) に詳細に記載されている。
刊行物に記載のFMR−I−cDNA配列(Vsrkuk、etal、、199 ])の一部分に対して特異的なオリゴデオキシリボヌクレオチドのプライマーが 、バイオサーチ/ミリケン・モデル8700 DNA合成機上において、シアノ エチルホスフォロアミダイトの化学により合成され、HPLCにより精製された 。センスプライマーの配列は、5−−GACGGAGGCGCCCGTGCCA GG−3−(FMR−I 11cDNA配列のヌクレオチド番号1〜21に対応 する)であり、アンチセンスプライマーの配列は、5−−TCCTCCATCT TCTCTTCAGCCCT−3−(FMR−I ΦcDNA配列のヌクレオチ ド番号203〜181に対応する)であった。
刊行物に記載の配列(Verkerk、et al、、1991)および我々の プライマー選択に基づいて、増幅生成物は長さが203bpであり、また90b pのCGGリッチ領域を含んでいることが推定された。V+rksrkの文献は 、参考文献として本明細書中に組み込まれる。
PCHの増幅は、標準PCR緩衝液中(50mMのKC1゜10mMのTr i  5−HCISpH8,3,15mMのMgCl2、および0.001%(W/ V)のゼラチン)中において、0.5〜lμgの変性ゲノムDNA、50pmo  1の各オリゴヌクレオチドブライマー、2.5単位のTaqポリメラーゼおよ び10%のDMSOを添加して行われた。この反応には各々320μMのdAT P、dCTPおよびdTTPをを含んでいたが、dGTPの変わりに320μM の7−ジアザ−2”−dGTPを使用するように改変された。この改変ヌクレオ チドの使用によって、−組のプライマーにより生成される特定のPCR生成物の 墓が著しく増大され、従来法では不可能とされていた罹患個体に存在する非常に 大きな対立遺伝子の増幅および検出が可能になった。この反応液に対して、97 ℃で30秒の変性、55℃で60秒のアニーリング、および72℃で60秒の伸 長からなる40サイクルが施された。
各反応のアリコツトをアガロースゲル電気泳動で分析した。
PCR生成物はエチジウム・ブロマイド染色で直接可視化することができないの で、これら生成物の可視化を増長するために、サザンプロット分析を用いた。D NAをナイロン膜に移した。この膜を、0.9M塩化ナトリウム、0.09Mク エン酸ナトリウム溶液(r6X−S S Cl ) 、5X Denhard! の溶液、0.5%SDS (ドデシル硫酸ナトリウム)および100μg/ml の変性キャリアDNA中において42℃で予備ハイブリダイズした(Mania lis el al、、参照)。ハイブリダイゼーションは、T4ポリヌクレオ チド・キナーゼを用い、ガンマ32P−ATPで予め放射線活性標識したオリゴ デオキシヌクレオチド・プローブを添加して行った。−晩ハイブリダイゼーショ ンした後に、フィルターを6XSSC。
0.5%SDS中において室温で15分洗浄し、次いで2XSSCS0.5%S DS中において56℃で30分洗浄した後、オートラジオグラフィーにかけた。
一方のオリゴヌクレオチド・プローブ(A)は、FMR−1参cDNAの127 〜151のヌクレオチド(5−−CTGGGCCTCGAGCGCCCGCAG CCCA−3=)に対応し、他方の(B)は、ヌクレオチド37〜126に対応 するCOO繰り返し領域(5−−[COOコ、−3−)と相同であった。
実施例1 (1)正常個人(レーン1);(2)脆弱X保持者男性(レーン2);D)脆弱 X症候群罹患男性(レーン3);および(4)女性脆弱X保持者(レーン4)か ら単離された夫々のDNAを、7−ジアザ−2−−dGTP : dGTPの異 なる比率(100:0 ; 75:25 ; 50:50 )の下でPCHに供 した。PCR生成物を、FMR−1遺伝子座のCOO繰り返し領域に対して相補 的な上記プローブBを用いて、プロットハイブリダイゼーションにより分析した 。図1はこの分析の結果を示している。高分子量のバンドは、100%の7−ジ アザ−2−−dGTPおよび0%のdGTPの存在下でのみ検出された。
即ち、完全に突然変異した脆弱X遺伝子は、PCR反応混合液が実質的にdGT Pを含まないとににのみ検出された。
実施例2 脆弱X家族N4BからDNAサンプルを採集し、上記に述べたようにしてPCR ,電気泳動、ハイブリダイゼーションに供した。これらの分析の結果は図2に示 されている(プローブAの結果は上部にあり、プローブBの結果は下部にある) 。露出時間は、夫々16時間および4時間であった。レーン(−)は、DNA無 しの対照(プライマーのみ);レーン(C)はランダム対照の女性DNAサンプ ルである。DNAサイズマーカー(bpで)は左側に示されている。200bp の断片のみが非キャリアの配偶者、即ち罹患個体の父および祖母由来のDNA5 中に検出された。約400bpのPCR生成物が、表現型上は正常キャリアであ る祖父に検出された。該配列は、サイズが明らかに大きくなって彼の娘に遺伝し ていた。脆弱X陽性の孫は約640bpのPCR生成物を示し、この領域が著し く増大していることを示した。
プローブA(図2A)およびプローブB(図2B)による系列的ハイブリダイゼ ーションでは、同様なパターンが示された。しかしながら、変異配列はBプロー ブを用いたときに、より容易に検出された。このことは、変異がCGG配列の増 幅を包含しており、従ってCGGプローブ(プローブB)に対して相同なPCR 生成物の配列量を増加させることを示唆している。
実施例3 図3は、本発明の方法を使用して、プローブBのみによる第二家族(脆弱X族N 6)の分析を行った結果を示している。DNAマーカーによれば、この家族にお いて、祖父は最大の可能性でキャリアであるらしいこと、また彼の娘たちは両方 ともキャリアであると分かることが示された。この分析は、プローブBのみを使 用した点を除き、実施例2に記載したのと同様にして行われた。露出時間は3時 間であった。キャリアである祖父は、約400bpのバンドに見られる彼の増幅 領域を、キャリアである彼の娘の両方に遺伝させた。娘二人は、同様の複雑な増 幅パターンを示した。即ち、両者共に、正常な200bpバンドに加エテ、約4 00.53oおよび650bpのバンドを保持していた。
−人の娘には、200bpの正常バンドを有する罹患していない一人の息子がい た。二番目の妊娠は細胞遺伝学的に陽性の男性胎児であり、この妊娠は中絶され た。この胎児から得たDNA検体には正常バンドがなかったが、400bp〜約 500bpの異種スメアを包含していた。
もう−人の娘には、200bpのバンド及び微かな約400bpのバンドを有す る細胞遺伝学的に陽性の罹患した娘がいた。彼女の罹患した息子は、約1000 bpの増幅バンドを示した。この息子、彼の女兄第および両親については、以前 にも、プローブOxl、9を用いたゲノムサザンプロット分析、および細胞遺伝 学によって研究されている(fami175;figureSd; Nakxh ori N al、、 Moleculgr Bejerogeneit7 。
f theFragile X syndrome、 Nucl、 Ac1ds 、 Res、194355−59、 ’1991)。この罹患した息子には興味 がもたれる。何故なら、彼は幾つかの場合に細胞遺伝学的に陰性であったからで ある。
後者の研究のにおいて、キャリアである母親は異常なりNAパターンを示さなか った。しかるに、我々の研究では、明らかに変異したバンドの存在が示された。
我々の研究では、罹患した娘はその母親と同様のパターンを示したが、変異対立 遺伝子の強度は弱かった。
我々は、34の脆弱X家族から選択された、38人の罹患男性、12人のキャリ ア男性および60人の罹患および不罹患のキャリア女性の研究においても同様な 結果を首尾一貫して観察してきた。全ての罹患男性が、プローブBを用いたとき に、最高6kbの長さの大きなバンドおよび/またはスメこれらの結果は、我々 の改変PCRを使用して、脆弱X突然変異の存在および性質についての情報を速 やかに提供することができることを示している。このようなアプローチによって 、FMR−1遺伝子座における変異を迅速に解明することが可能であろう。罹患 した脆弱X個体の全員がキャリアである母親をもつと思われるので(Brown  1990) 、全てのキャリアを検出するためにPCHに基づく方法を用いた スクリーニングテストを企画することが適切である。キャリアの妊娠は監視する ことができるから、脆弱X症候群の危険性は大きく減少するかまたは排除される 。
実施例4 エプスタイン・バールウィルス感染を有すると思われる個体から、末梢血液サン プルを採集する。エプスタイン・バール核酸配列のGCリッチな末端繰り返し領 域に対するプライマーを、他のPCR試薬と共に添加する。次に、その結果を標 準と比較し、当該サンプルを提供した個体における感染のクローン性を決定する 。
要約すると、本発明はPCR分析を改良し、この方法をGCリッチな核酸配列へ の適用にまで拡大する。これによって、脆弱X症候群に存在する高分子GCリッ チ配列種のPCR法による検出が初めて可能になる。この方法は、当初に少量で のみ存在している核酸配列の検出において、また配列特異的オリゴヌクレオチド を用いたヌクレオチド変異の検出においてに特に有用である。また、ここに述べ た増幅工程は、分子クローニングおよび配列決定にも使用できる。本発明の方法 によれば、以前に開示されている方法を凌ぐ高い収量、高い特異性がもたらされ 、また少ない工程で増幅法を実施することが可能となる。本発明による方法の従 来技術を凌ぐ利点は、時間と組織培養の費用を必要とせずに、患者のサンプルを 分析できることである。
分子生物学および関連専門分野の当業者に自明であるような、本発明の上記態様 に関する他の改良も、後述する特許請求の範囲に含まれるものである。
配列表 (1)一般情報 (i) 出願人:Pergolioi、 IL G。
Er5m、S、H。
BrowIl、 W、T。
(11) 発明の名称二GC−リッチDNA配列の増幅、検出及びクローニング 方法 (iii)配列の数:4 (1v)通信宛先: (Al宛先: 5luxrl J、 5inder、 Ku7on & Ksn 7on+B+ ストリート:Ooe B+ogdwt7(C) シティ−: N ev York(D)ステート: Nu York (F) 21P : 10004 (V) コンピュータ読取可能形態: (A)メディアタイプ:フロッピーディスク(B)コンピュータ:IBMPC互 換機(C1オペレーティング・システム: PC−DO8/MS−DO3(Di  ソフトウェア: Pa1tnlln RtlCast Il、 0. Vt+ 5ion Il、 25(vl)本願のデータ: (A)出願番号:米国、未決定 (B)出願日: 1992年1月28日(C1分類: (viii)アト−ニー/エージェントの情報=iA)名称:5CoH,hmr (Bl登録番号: 30.588 FC)参照/事件番号: 52494−9(1x)遠隔通信情報: (Al電話: (212] 425−7200(B)テレファックス: (2+ 21425−5288(2)配列番号1の情報 (1) 配列の特徴 (Al長さ:21塩基対 CB)型:核酸 (C)鎖の数−一本鎖 (D)トポロジー:不明 (iil 配列の種類:DNA(ゲノム)(口I)ハイポセティカル配列=NO (iv) アンチセンス二N0 (vi) 起源: (Al生物名:ホモ・サピエンス (F1組織の種類:血液および羊水細胞(G)細胞の種類;リンパ球 (マii)直接の起源: (B) クローン名+ Full−1 (viiilゲノム内での位置; (A)染色体/セグメント名・X (8)染色体上の位置・1−21 +l)刊行物の情報 (^)著者:Vukuk、 A、JMII(B)名称: Id*oliliCa lion or a Gent (FMR−11Conlxining a C GG RlputCoincident w+Ih a B+txkpoinl  ClusterRsgion Exhibiting LeBlb Voi■ ■奄盾■ in bagileX 5ynd+ome(C) ジャーナル:Ce1I (D)巻:65 (F)頁: 905−914 tG)日付用991 (Kl配列谷号1における関連残基・ 1から(xl)配列 配列番号1 15 GACGGAGGCG CCCGTGCCAに G(2)配列番号2の情 報 (1) 配列の特徴 (^)長さ 23塩基λ・I +Bl型 核酸 tC)鎖の数・−重鎖 (Ill)トポロジー、不明 (11) 配列の種類:DNA(ゲノム)(iii)ハイボセティカル配列二N 0(ivl アンチセンス: YES (vi) 起源: (^)生物名:ホモ・サピエンス (F1組織の種類:血液および羊水細胞fG)細胞の種類:リンパ球 (vii) 11i接の起源: (B) クローン名: FMII−1 (vii)ゲノム内での位置: (^)染色体/セグメント名:X +8)染色体上の位置: 181−203(x)刊行物の情報 (Al著者:Vs+に!+に、 k、 JMII(B)名称: Ideal山c ation ol s Gent (FMR−1) Conlxining l  CGG RspeilCoincident with A Brukpoi nj CIuslet Region Erhibijiig Length  Vu奄■狽奄盾■ inFragileXSyndroms(C)ジャーナル:Ccll (D)巻=65 (F)頁: 905−914 (G) 81寸: +991 (K)配列番号2における関連残基; 1から(11)翫jす:配列番号2 TCCTCCATCT TCTCTTO’kGCCCT(2)配列番号3の情報 (1) 配列の特徴 FA)長さ:25塩基対 fBl型:核酸 (C)鎖の数ニー重鎖 CD)トポロジー二不明 (ii) 配列の種類:DNA(ゲノム)(■1)ハイポセテイカル配列二N0 (1v) アンチセンス二N0 (vi) 起源: (^)生物名:ホモ・サピエンス (F)組織の種類:血液および羊水細胞CG)細胞の種類:リンパ球 (vii)直接の起源: (B) クローン名: FMR−1 (viiilゲノム内での位置: (^)染色体/セグメント名:X (Bl染色体上の位置・+27−151(x)刊行物の情報 (^)著者: V*rktrk、^、 JMH(B1名称: Ideal山ca tion of I Goe(FMR−1) Conlsining 1 cc c RspujCoincidul v目h I Brukpoinl CIu +ler Region Exhibiting Length V曲目0■ in Fragile X 57ndro+u(C) ジャーナル:C*II (C1巻:65 fF)頁: 905−914 (G1 81寸: +991 fKl配列番号3における関連残基: 1がら(工1)配列:酊jり番号3 CTGGGCCTCG AGCGCCCGCA GCCCA(2)配列番号4の 情報 (1) 配列の特徴 (A)長さ=90塩基対 (81型:核酸 (C1鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー二不明 (ii) 配列の種類:DNA(ゲノム)(iii)ハイポセティヵル配列二N 。
にV) アンチセンス二N。
(vl)起源; (A+生物名:ホモφサピエンス fF)組織の種類:血液および羊水細胞fG)細胞の種類:リンパ球 (vii)直接の起源: (8)クローン名+ FMR−1 biii)ゲノム内での位置: (Al染色体/セグメント名:X (B)染色体上の位置;37−126 (1+刊行物の情報 (A)著者:Vukuk、 A、IME(B)名称: Idtnlil:cjH on 011 Gent (FMR−1厄oafainiB J CGG Rt ptzlCoincident with a B+eakpoinl CIu +lu Region Exhibiting Length Va{1zli on in bigilCX 5yndro+u(C) ツヤ−ナル:Cr1l (C1巻:65 (F1頁: 905−914 (G)口付: +991 (Kl配列参号4における関連残基: 1から(XI)配列;配列8号4 α;GCGGCGGCGGCGGCGGCG GCGGCGGCGG CGGC X;CGGCGGCGGCGGCGGCGGCGGCGG 60 cccccccccc GGCGGCGGCG GCGGCGGCGGFIG、  2A FIG、 28 FIG、 3 フロントページの続き (72)発明者 ブラウン、テッド・ダブリュアメリカ合衆国、ニューヨーク州  11050、ポート・ワシントン、プランドーム・ロード 33エヌ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.個体が正常であるか、または脆弱Xのキャリア若しくは履患者であるかを確 認する方法であって、個体から得られた核酸サンプルを、プライマーを用い、G TPおよびdGTPからなる群の構成員の類縁体を用いて、ポリメラーゼ・チェ イン・リアクションにより増幅する工程を具備し、 前記核酸サンプルはDNA,RNAおよびこれらの組み合わせから選択され、 前記プライマーは、FMR−1配列内にある配列、FMR−1配列の近傍にある 配列、FMR−1配列にハイブリダイズできる少なくとも約10ヌクレオチドの 配列、FMR−1配列の近傍にある配列にハイブリダイズできる少なくとも約1 0ヌクレオチドの配列、およびこれらの組み合わせからなるオリゴヌクレオチド 群から選択される方法。
  2. 2.請求項1に記載の方法であって、少なくとも5サイクルのPCRを具備する 方法。
  3. 3.請求項1に記載の方法であって、前記PCR反応混合物が実質的にGTPを 含まない方法。
  4. 4.請求項2に記載の方法であって、更に,7−デアザー2′−GTPの使用を 含む方法。
  5. 5.請求項2に記載の方法であって、更に、50mMKC1,10mMTris −HClpH8,3,15mMMgC12,0.0001%(W/V)ゼラチン を含有する緩衝液中に前記トリホスフェート及びプライマーを分散させると共に 、0.5−1μgの変性ゲノムDNA,50pmolの各オリゴヌクレオチドプ ライマー、2.5単位のTaqポリメラーゼ及び10%DMSOを添加する工程 を具備した方法。
  6. 6.請求項1に記載の方法であって、DNAからなる群から選択される前記核酸 がcDNAである方法。
  7. 7.請求項1に記載の方法であって、前記プライマーが、少なくとも約1000 :1(プライマー:相補鎖)のモル比で存在する方法。
  8. 8.請求項1に記載の方法であって、更に、(a)増幅された核酸のサイズを測 定する工程と、(b)前記測定の結果を標準と比較し、増幅された核酸が脆弱X 遺伝子欠損に関連した構造に対応するか否かを確認する工程とを具備する方法。
  9. 9.請求項1に記載の方法であって、更に、前記選択されたGCリッチ配列を、 複数のCGG繰り返し配列を有する核酸配列にハイブリダイズさせる工程を具備 した方法。
  10. 10.個体が脆弱Xのゲノムを有するか否かの測定に用いるキットであって、 (a)FMR−1配列内にある配列、X染色体中のFMR−1配列の近傍にある 配列、FMR−1配列にハイブリダイズできる少なくとも約10ヌクレオチドの 配列、X染色体中のFMR−1配列の近傍にある配列にハイブリダイズできる少 なくとも約10ヌクレオチドの配列、およびこれらの組み合わせからなる群から 選択されるオリゴヌクレオチドプライマーと、 (b)GTPおよびdGTPからなる群の構成員の類縁体とを具備したキット。
  11. 11.請求項10に記載のキットであって、前記GTPおよびdGTPからなる 群の構成員の類縁体が、実質的に7−デアザー2′−GPTからなるキット。
  12. 12.請求項11に記載のキットであって、更に、FMR−1にハイブリダイズ できるプローブを具備するキット。
  13. 13.請求項12に記載のキットであって、前記プローブがラベルを含むキット 。
  14. 14.請求項11に記載のキットであって、更に、実質的に複数の5′[CGG ]3′繰り返し単位からなるプローブを具備するキット。
  15. 15.請求項14に記載のキットであって、前記プローブがラベルを含むキット 。
  16. 16.個体が脆弱X症候群を有しているか否かを決定する方法であって、 (a)前記個体からゲノムDNAサンプルを得る工程と、(b)1)FMR−1 に存在するオリゴヌクレオチド,2)FMR−1に隣接するオリゴヌクレオチド ,c)FMR−1に存在し且つこれに隣接するオリゴヌクレオチド、およびd) これらの組み合わせからなる群から選択されるプライマーを、前記FRM−1遺 伝子配列のGCリッチ領域を増幅するのに有効な方法で使用して、前記DNAサ ンプルを増幅する工程と、 (c)前記増幅産物を分析し、塩基対の数を確認する工程と、 (d)前記分析の結果を標準と比較する工程とを具備した方法。
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