【発明の詳細な説明】
ガス圧縮機
本発明は圧縮ガスを供給するガス圧縮機に関し、より詳細には、電気を発生させ
るためにガスタービンプラントにおいて圧縮ガスもしくは他のガスを供給するだ
めの圧縮機に関する。
ガスタービンの燃焼室で燃料と共に燃やすための空気等の熱い圧縮ガスを生産す
るための圧縮機は公知である。圧縮機により生産されるガスは、圧縮サイクルの
断熱的性質により圧縮される時に加熱される。ガスは圧縮の間に加熱されるので
、ガスの温度か圧縮中一定に保たれる場合より、すなわち、ガスが等温圧縮され
る場合より、所望の圧縮を達成するためにより多くのエネルギーか必要となる。
更に、一般的に、圧縮されるガス体を加熱するのに圧縮機の機械的エネルギーを
使用するのは非能率的である。
ガスをより効率良く圧縮するために設計された公知の装置の一例は、ガスか下向
きに移動する液柱の中て圧縮される水力式ガス圧縮機である。泡形状のガスは圧
縮の間に液体によって冷却される。次にガスは液柱の底で液体と分離され、そこ
でガスは都合良く蓄えられ、引き続いて発電のために使用できる冷却圧縮ガスを
供給する。
カルノーサイクルに基づく操作を行う熱機関か米国特許第3.608.311号
に記載されている。サイクルの中の動作流体の等温圧縮は、動作流体を入れてい
るチャンバーに液体を噴霧することによって達成され、ガスの温度か圧縮中一定
に保たれる。しかしなから、この装置は熱機関に関し、各々の動作流体の量か各
々のチャンバー内に永久的に留まる密閉サイクル熱機関で構成される。従来のガ
スタービンプラントにおいて、ガスタービンからの排気ガスは一般的に周囲環境
の周囲温度よりはるかに熱く、排気ガスの過剰の熱は、それを例えば電気を発生
させるためにを益なエネルギーに変換できない限り、浪費されている。ガスター
ビンプラントの1つの特別なタイプである結合サイクルガスターヒン・蒸気プラ
ント(CCC;T)ては、ガスタービンからのIJF気ガスの過剰の熱は蒸気に
変換され、第2のタービンを駆動させる。CCGTは効率的であるが、熱回収蒸
気ボイラー及び関連蒸気タービン等の付加的なプラントを必要とする。
本発明の一つの局面によれば、圧縮されるガスを入れるチャンバー、チャンバー
内のピストン、及びガスを圧縮するためピストンをチャンバー内に動かす手段、
その中で圧縮中のガスを冷却するためチャンバー内に液体のスプレーを形成する
手段、及び圧縮ガスをチャンバーから出すためのバルブ手段を備えるガス圧縮機
か提供され、前記ピストンを動かす手段は流体に蓄えられた駆動エネルギーをピ
ストンに直接伝えるための手段を含む。
このように、本発明は、ガス温度が液体のスプレーによって制御されるを益な圧
縮ガス源を提供する。圧縮熱はスプレーの飛沫に移され、圧縮中にガス温度を一
定のままであるか、もしくは低下するように制御することができる。ガスの温度
を一定に保てば、圧縮に必要なエネルギーは、温度が上昇するに任せた場合より
はるかに少なくて済む。有利には、ピストンは流体に蓄積されるエネルギーによ
り直接駆動され、このエネルギーは圧縮ガスもしくは燃焼しやすい燃料/空気の
混合物に蓄積されるエネルギーであっても、あるいは液体の位置エネルギーであ
ってもよい。これは等温圧縮が非常に高い温度の熱源から直接駆動されることを
可能にする一方、システム内の熱はサイクル内における最低温度で廃棄される。
ピストンは、流体から放出される大きなエネルギーが非常に効率的にガスの圧縮
エネルギーに変換されることを可能にし、大きなエネルギーをピストンに移すこ
とができる方法で、流体から放出されるエネルギーを運動エネルギーとして一時
的に蓄積する機会を提供し、それにより多量のガスを圧縮することができるが、
ピストンかチャンバー内へと移動する速度はピストンの慣性により制御でき、圧
縮プロセスが可及的に等温に近くなる。更に、本発明は、等温圧縮されたガスを
予熱するため、流体から放出される過剰の熱を回収する機会を提供する。更に、
ピストンか直接駆動されるので、クランク軸等の回転部品を含む複雑な機械装置
か不要である。
好ましい態様では、圧縮機はピストンに連結される運動エネルギー蓄積手段を含
み、それに対して充分な運動エネルギーか付与され、ピストンがガスを圧縮する
ことかできる。有利には、運動エネルギー蓄積手段はピストンと共に同相て移動
するように配置された質量を含むことができ、好ましい態様では、その質量はピ
ストン自体によって提供することができる。有利には、運動エネルギー蓄積手段
は、圧縮が等温になるように圧縮熱をスプレーに移すため充分な時間を与えるよ
うに圧縮率を制御するため、大きな慣性を持つことができる。運動エネルギー蓄
積手段は回転可能に取り付けられる質量、例えばはずみ車を含むことができ、そ
れはピストンに連結されて、質量の回転エネルギーがピストンによってガスの圧
縮エネルギーに変換される。回転可能な質量はピストンと逆方向に配置されても
、あるいはピストンの運動方向とは独立して1方向のみに回転するように配置さ
れても良い。前者の場合、ピストンは回転可能なディスクに取り付けることかで
き、ピストンのチャンバー内への運動はディスクの回転により作られる円弧に沿
うか、線形通路に沿い、ピストンはディスクに対して旋回できる。
あるいはその代わりに、ラックをピストンに接続しても良く、ラックはピニオン
を駆動するために配置され、回転する質量を提供するか、もしくはラックに対し
て回転する質量が接続される。後者の場合、ピストンをクランク軸を介して回転
する質量に連結することかできる。有利には、圧縮機はピストンに連結される連
結手段を含むことができ、エネルギーを直接ピストンから引き出したり、あるい
はピストンに供給することを可能にする。ピストンからの出力ドライブは、例え
ば圧縮機や機械式圧縮機と連合するバルブや液体スプレー噴射ポンプを駆動する
ために使用でき、圧縮機を駆動するための熱い圧縮ガスを供給する。ピストンか
らのエネルギーは適当な機械式連結器を介して引き出すことかできる。
好ましい態様では、圧縮機は、運動エネルギー蓄積手段に運動エネルギーを付与
する手段を具備する。運動エネルギー蓄積手段がピストンの質量により提供され
る場合、運動エネルギー付与手段は、運動エネルギーをピストンに直接付与する
ように配置することができる。圧縮機は、ピストンに1方向の運動を付与するた
めに用いられる運動エネルギーを、ピストンに他方向への運動を付与するための
運動エネルギーに変換する手段を具備することかできる。この変換手段は、例え
ば、ピストンか圧縮チャンバーから出て、次にガスを圧縮するために圧縮チャン
バー内へと移動するように、運動エネルギーを運動エネルギー蓄積手段に付与で
きるようにする。あるいはモの代わりに、ガスを圧縮するためにピストンをチャ
ンバー内へと移動させるために使用される運動エネルギーの一部を、ピストンを
チャンバーから他の方向に移動させるように変換するために、この変換手段を使
用することかできる。この変換手段は、ピストンに運動を付与するために用いら
れる運動エネルギーを位置エネルギーに変換する手段を含むことができる。例え
ば、運動エネルギーは、ピストンの運動によって垂直に変位するように質量を配
置することによって位置エネルギーに変換される。これは別個の質量であっても
よく、あるいはこの質量はピストン自体によって提供されてもよい。
好ましい態様では、圧縮機は第2のチャンバーと第2のピストンとを含み、各々
は、前記ピストンの前記チャンバー内への運動に対して、前記第2のピストンか
前記第2のチャンバーから出るように配置される。第1と第2のピストンは、間
接的に機械的に、例えばクランク軸によって、互いに連結することができる。
かかる連結はピストン間の相対的位相を如何なる位相角にもプリセットするよう
に適合することができる。その代わりに、第1と第2のピストンはお互いに直接
接続されても良く、単一体から成ってもよい、つまり単一のピストンとして形成
されても良い。運動エネルギー蓄積手段は、第2のピストンのみの質量により、
もしくは第1のピストンの質量と併せて設けられてもよい。
1つの態様では、変換手段は第2のチャンバーに含まれるガス体を含む。こうし
て、例えば第1と第2のピストンの質量に蓄積される運動エネルギーは、第2の
チャンバーにおいてガスの断熱圧縮によって吸収かに比較的熱い圧縮ガスが断熱
的に膨張してピストンに他の方向への運動エネルギーを付与し、第」のピストン
を第」のチャンバー内に動かしてその中のガスを圧縮する。
1つの態様では、ガス圧縮機は、液体を包含し、ピストンを形成するダクトを含
むための包含手段を含む。包含手段は略U字型のダクトとして形成され、チャン
バーがダクトの1つのアームに形成され、(もしもう1つあるのであれば)第2
のチャンバーが他方のアームに形成される。有利には、液体ピストンの中の液体
は、ピストンとチャンバーの壁との間に完全なシールを作る。圧縮機のこの形態
は、液体ピストンとチャンバー間のダクトの中に配置される固体材料から成るピ
ストンを含んでもよい。固体材料から成る別のピストンが、チャンバーがら離れ
た液体ピストンの他方の側にあるダクトの中に配置されてもよい。各々の固体ピ
ストンは液体ピストンの中の液体より大きな密度を持つことができ、固体及び液
体の構成部材から成る複合ピストンの大きさは所与の質量に対して減少させるこ
とかできる。更に、液体ピストン上の固体ピストンの使用は、液体及びガスと、
比較的熱い場合かある、チャンバーの部品間の直接接触を防止する。更に、固体
ピストンは液体表面の界面乱れ、及び液体かガスの中に吸い込まれることを防止
する。
別の態様では、ピストンは固体材料を含み、その構造の中に多数の異なる固体材
料を含むことかでき、その大きな質量の一部として、液体材料を包含することが
できる。ピストン及びチャンバーは、ピストンのチャンバーへの動きか実質的に
垂直な面、もしくは実質的に水平な面内にあるように配置される。後者の配置に
おいて、チャンバーに対するピストンの運動を容易にするべくピストンを支える
ために、低摩擦軸受は手段か設けられてもよい。有利には、ピストンか垂直かつ
直線的に移動するように配置された場合、軸受は手段は必要ではない。ピストン
か他の平面内に移動する別の配置も企図される。
1つの態様では、駆動エネルギーを伝える手段は、第2のピストンを第2のチャ
ンバーから動かすため、熱い圧縮ガスを第2のチャンバー内に入れるよう操作で
きる第2のバルブ手段を具備する。このように、熱い圧縮ガスか断熱的に膨張す
るようにできる場合、はとんとのガスエネルギーは第1と第2のビスl−ンの質
量によって提供される運動エネルギー蓄積手段に移され、蓄積された運動エネル
ギーは次に第1のチャンバーにおけるガスの等温圧縮を達成するために使用され
る。熱い圧縮ガスの膨張により放出されるエネルギーはガスの等温圧縮を達成す
るために必要なエネルギーより大きいので、第1のチャンバーにおいて圧縮され
るガスの質量は、第2のチャンバーにおいて膨張される熱いガスの質量より大き
くなり得る。運動エネルギー蓄積手段は、熱い圧縮ガスの膨張により放出される
エネルギーを、熱力学的に有効な方法でガスの等温圧縮のために使用することを
可能にする。第1のチャンバーにおけるガス圧縮の後、第2のチャンバー内の膨
張ガスは、第2のピストンを第2のチャンバーへと動かすことによって引き続い
て圧縮される。これは、例えば、ビスl−ンかそれ自体の重さて落ちるようにす
ることにより、垂直の配置において達成できる。
圧縮機は第2のチャンバー内へのピストン運動による、第2のチャンバーにおけ
るガス圧縮の後、圧縮ガスか第2のチャンバーから引き出されるように操作でき
る第3のバルブ手段を具備することかできる。この態様において、圧縮機は圧縮
中にガスを冷却するために、第2のチャンバーに液体のスプレーを形成する手段
を具備することか好ましい。このように、第2のチャンバーに導入され、断熱膨
張か許された熱い圧縮ガスは、引き続いて等温圧縮される。ガス圧縮機は更に、
第2のバルブ手段によって導入された熱い圧縮ガスの第2のチャンバーにおける
膨張の後、第2のチャンバーから出る方向への第2のピストンの速度がゼロにな
る前に、付加的な低圧ガスを引き込むために操作できる第4のバルブ手段を具備
することかできる。このように、熱い圧縮ガスから付与される運動エネルギーの
一部は、ガスか圧縮される前に第2のチャンバーに付加的なガス質量を引き込む
ために使用される。
別の態様では、第2のチャンバーがあっても無くても、駆動エネルギーを伝える
手段は更に、ピストンを第」のチャンバーから動かすために、第1のチャンバー
に熱い圧縮ガスを入れるために操作できる更なるバルブ手段を具備する。この態
様ては、サイクルの前半においてチャンバーからピストンを動かすために使用さ
れるのと同じガスが、サイクルの後半においてチャンバー内で圧縮される。この
態様は、チャンバーからのピストンの運動によって付与される運動エネルギーを
、ガスを圧縮するためのチャンバーへのピストンの運動を付与するための運動エ
ネルギーに変換する手段を具備することができる。第2のチャンバーと第2のピ
ストンを設けてもよく、第2のチャンバーは第1のチャンバーに導入される熱い
圧縮ガスによって付与される運動エネルギーを、ガスを圧縮するために第1のチ
ャンバーへとピストンを戻すための運動エネルギーに変換するガス体を包含する
。このように、第2のピストンか第2のチャンバーへと移動する時に、その中の
ガスは断熱圧縮され、引き続いて断熱膨張し、第2のピストンを第2のチャンバ
ーから出し、第1のピストンを第1のチャンバーへと動かす。あるいはその代わ
りに、圧縮機は、上述したように、第2、第3及び第4のバルブ手段を持った第
2のチャンバーを具備することができる。更に、圧縮機は更なるバルブ手段によ
って導入された熱い圧縮ガスの第1のチャンバーにおける膨張の後、チャンバ−
から出る方向へのピストンの速度がゼロになる前に、付加的な低圧ガスを引き込
むために操作できるバルブ手段を含んでもよい。
有利には、第1と第2のチャンバーに交互に導入される熱い圧縮ガスか断熱膨張
される場合、ガスの熱エネルギーは都合良く機械エネルギーに、例えばピストン
の運動エネルギーに変換され、各膨張の後、付加的ガス質量はチャンバーの自由
容積が増加するにつれて、各チャンバーに入れられる。その後、ピストンは一方
のチャンバーでしばらく休止し、その運動は同じチャンバーの熱い圧縮ガスの噴
射及び膨張により運動され、予め導入されている熱い圧縮ガスの初期温度よりは
るかに低い温度でガスを圧縮する他方のチャンバーへとピストンを移動させる。
このように、所与の質量の圧縮ガスがより大きな質量の圧縮ガスに変換され、そ
れにより、チャンバー内に導入される熱い圧縮ガスの熱エネルギーにより付加的
な質量が効果的に提供される。
別の態様では、駆動エネルギーを伝える手段は、第2のチャンバーに燃焼しやす
い燃料混合物を提供する手段を含み、それによってその燃焼がピストンまたはそ
の他の運動エネルギー蓄積手段に駆動エネルギーを付与する。別の態様では、駆
動エネルギーを伝える手段は、圧縮ガスを第2のチャンバーに入れる手段、及び
第2のチャンバーにおいてガスを加熱するため、熱い液体のスプレーを形成する
手段を具備する。あるいはその代わりに、駆動エネルギーを伝える手段は、ガス
化のために反応ガスと共にガス生成媒体を第2のチャンバーに入れる手段を具備
する。これらの態様の各々において、駆動エネルギーを伝える手段は、第1のチ
ャンバーからの圧縮ガスを第2のチャンバーに供給する手段を含んでもよい。
有利には、第1のチャンバーからの冷たい圧縮ガスを第2のチャンバーからの熱
い膨張ガスで予熱するために、熱交換器手段が配置されてもよい。熱交換器手段
を出る予熱された圧縮ガスの一部か、ガスタービンを動かすために使用されても
よい。圧縮機を動かすのに必要な体積の冷たい圧縮ガスを予熱するために必要で
ある以上の熱が、第2のチャンバーを出る熱い膨張ガスにおいて利用できる場合
には、タービンを動かすために冷たい圧縮ガスの一部を使用することは特に有益
である。圧縮機はこの過剰の熱を回収するために、付加的な冷たい圧縮ガスを生
成するように設計されてもよい。この方法て、過剰の熱を回収し、有益なエネル
ギーに変換することができる。
圧縮機は、圧縮されるガスを包含する第3のチャンバーと、第3のピストンの第
3のチャンバーへの運動によってガスを圧縮するための第3のピストンを含むこ
とができ、更に圧縮ガスが第3のチャンバーから引き出されるようにする更なる
バルブ手段を含んでもよい。第3のチャンバー及び第3のピストンは、第2のピ
ストンが第2のチャンバーから出る時に、第3のピストンが第3のチャンバーへ
と移動するように配置されてもよい。このように、第2のピストンを第2のチャ
ンバーから動かすプロセスを、第3のチャンバーにおいてガスの圧縮を進行させ
るために使用することができる。圧縮機が第1と第2のピストンを形成する液体
ピストンを包含するU字型のダクトを具備する場合、第3のピストンは、例えば
、第1のチャンバーと同じダクトのアームに第3のチャンバーを配置することに
より形成することがてきる。固体材料を含むピストンは、第3のピストンと第3
のチャンバーの間に配置することができる。更に、固体ピストンが第1のチャン
バー内の液体ピストン上に設けられる場合、固体ピストンは互いに独立して、も
しくは共に接続されて移動するように配置することができ、例えば単一体から成
っていてもよい。第1.第2、第3のピストン全てか固体材料で作られている場
合、ピストンは単一体として効果的に形成され、集合的に運動エネルギー蓄積手
段を提供するために作用することができる。第3のチャンバー内のガスは断熱圧
縮され、圧縮ガスはガスタービンを駆動させるために使用することができる。
第2のチャンバーにおけるプロセスから熱い膨張ガスの過剰の熱を回収するため
に、別個のガスタービンを使用する場合、別個のタービンからの排気ガス(それ
はまだかなり熱い可能性がある)を、第1のチャンバーからの冷たい圧縮ガスの
一部を例えば熱交換器において予熱するために使用することができ、この予熱さ
れた圧縮ガスを、第3のチャンバーからの断熱圧縮されたガスによって駆動され
るガスタービンを駆動するために使用することができる。その代わりに、第3の
チャンバーからの断熱圧縮されたガスと、排気ガスから過剰の熱を回収するため
に使用される予熱された圧縮ガスとの双方を、1つのタービンに向けてもよく、
それによって2つ以上のタービンの必要性を都合良く避けることができる。
ある選択的な配置では、第2のチャンバーと第2のピストンが各々、第1と第3
のピストンの各々のチャンバーに向かっての運動と同時に、第2のピストンが第
2のチャンバーへと移動するように配置されてもよい。第2のチャンバーにおけ
るプロセスか次に、第1、第2、第3のピストンを各々のチャンバーから動かし
て、有利には各ピストンの結合質量とすることができる運動エネルギー蓄積手段
に運動エネルギーを付与する。上記運動エネルギーを各々のチャンバーにピスト
ンを戻すための運動エネルギーに変換する手段か設けられ、それはガス体を包含
する断熱圧縮/膨張チャンバー、及び第2のチャンバーからの第2のピストンの
運動時に、更なるピストンか断熱圧縮/膨張チャンバーへと移動するように池の
ピストンに連結される連合ピストンを具備することができる。
別の態様では、第2のチャンバーと第2のピストンが各々、第1と第3のピスト
ンの各々のチャンバーへの動きと同時に、第2のピストンが第2のチャンバーか
ら出るように配置される。ガス圧縮機は第4のチャンバー及び第4のピストンを
含み、各々か第2のピストンか第2のチャンバーへと移動すると同時に、第4の
ピストンか第4のチャンバーから出るように配置される。第1と第3のピストン
を各々のチャンバーへと移動させ、その中のガスを圧縮するために、第2のチャ
ンバーにおけるプロセスによって伝えられる駆動エネルギーに加えて、第2のピ
ストンを第2のチャンバーに戻し、結果的に第1と第3のピストンを各々のチャ
ンバーから出すために、第2のチャンバーに関連して上述したものを含むプロセ
スか第4のチャンバーにおいて発生するように配置されても良い。
更に、ガス圧縮機は、第5のピストンと、第5のピストンの第5のチャンバーへ
の運動によって圧縮されるガスを入れる第5のチャンバーとを含むことができ、
第5のピストン及び第5のチャンバーは、第2のピストンか第2のチャンバーへ
と移動すると同時に、第5のピストンが第5のチャンバーへと移動するように配
置され、更に圧縮機は圧縮ガスか第5のチャンバーから引き出されるようにする
バルブ手段を具備する。第5のチャンバーは断熱的にガスを圧縮するために使用
することができ、それは第3のチャンバーからの断熱圧縮ガスにより駆動される
ガスタービンと同してあってもよいガスタービンを駆動するために引き続いて使
用できる。第5のチャンバーにおける断熱圧縮は第4のチャンバーにおけるプロ
セスによって行われる。
更に、圧縮機は第6のピストンと、第6のピストンの第6のチャンバーへの運動
によって圧縮されるガスを入れる第6のチャンバーとを含むことができ、第6の
ピストン及び第6のチャンバーは、第2のピストンが第2のチャンバーへと移動
すると同時に、第6のピストンが第6のチャンバーへと移動するように配置され
、更に圧縮機は第6のチャンバーにおいて圧縮中のガスを冷却するため、液体の
スプレーを形成する手段と、更に圧縮ガスがチャンバーから引き出されるように
するバルブ手段を具備する。このように、第6のチャンバーは冷たい圧縮ガスを
製造するための第2の等温圧縮チャンバーを提供する。第6のチャンバーにおけ
る等温圧縮は、更に第4のチャンバーにおけるプロセスにより進行される。この
ように、この形態の圧縮機では、サイクルの前半に、第2のチャンバーにおける
プロセスが第1と第3の等温・断熱圧縮プロセスを各々進行させ、サイクルの後
半において、第4のチャンバーにおけるプロセスが第5と第6のチャンバーにお
ける断熱・等温圧縮プロセスを進行させる。更に、駆動エネルギーを伝える手段
は、第6のチャンバーから第2及び/又は第4のチャンバーへと圧縮ガスを供給
する手段を具備することができ、更に第6のチャンバーからの圧縮ガスを第2及
び/又は第4のチャンバーからのガスで予熱するために熱交換器を具備すること
ができる。熱交換器手段は、第1のチャンバーからの圧縮ガスを第2のチャンバ
ーからのガスで予熱するために配置される熱交換器手段と同じものであって良い
。第2及び/又は第4のチャンバーにおけるプロセスを進行させるために必要な
第6のチャンバーからの冷たい圧縮ガスを予熱するために必要ではない熱は、熱
交換器手段を通して第1及び/又は第6のチャンバーからの付加的な冷たい圧縮
ガスを通過させることによって回収することができ、その結果、過剰の熱は付加
的な圧縮ガスを予熱するために使用され、このガスはガスタービンを駆動させる
ために使用することができる。上記態様のいずれにおいても、2つかそれ以上の
ピストンが縦に一列に配置されてもよく、例えば、1つのチャンバーから次のチ
ャンバーへと伸びるlまたはそれ以上の密閉された軸によって相互接続すること
ができる。あるいはその代わりに、2つがそれ以上のピストンが各々のチャンバ
ーへの/からの運動方向に対して横方向に一定間隔を置いて配置されても良い。
熱い圧縮ガスを圧縮機を駆動させるために使用する場合、ガスは従来の機械式圧
縮機によって提供されても、あるいは等温圧縮機において生成される冷たい圧縮
ガスから提供されても良く、それは次に熱交換器によって、第2及び/又は第4
のチャンバーからの熱い膨張ガスで予熱され、その後、例えば燃料の燃焼によっ
て、主ヒーター内で更に加熱される。一般に、結果として生じる熱い圧縮ガスは
、機械式圧縮機によって生成されるガスよりはるかに高い温度であろう。非常に
熱い圧縮ガスは次に第2及び/又は第4のチャンバーへと導入され、その中で膨
張して圧縮機を駆動させる。有利には、第2及び/又は第4のチャンバーへと導
入される熱い圧縮ガスは、単純な断熱膨張によって圧縮機を駆動させるので、燃
焼もしくはガス化よりはるかにクリーンなプロセスである。
別の態様では、圧縮機は第1のチャンバーと第2のチャンバーに加えて、もしあ
る場合には、圧縮されるガスを入れる更なるチャンバー、更なるチャンバーへの
ピストンの運動によりガスを圧縮する更なるピストン、更なるチャンバーから圧
縮ガスか引き出されるようにするバルブ手段、及び、更なるチャンバーから第1
及び/又は第2のチャンバーへと圧縮ガスを供給する手段を具備することができ
る。更なるピストンは第」のピストンから独立しており、圧縮機は更なるピスト
ンに連結される第2の運動エネルギー蓄積手段を具備することができ、それに対
して充分な運動エネルギーが付与され、更なるピストンが更なるチャンバーにお
いてガスを圧縮することかできるようにする。第2の運動エネルギー蓄積手段は
更なるピストンと共に同相て移動するように配置された質量を含むことができ、
その質量は更なるピストンによって都合良く提供される。更なるチャンバーに入
れられるガスは断熱圧縮され、第1のチャンバーと(もしある場合は)第2のチ
ャンバーにおいて、等温圧縮プロセスを駆動させるために使用できる。断熱圧縮
されたガスは更にガスタービンを駆動させるためにも使用できる。
圧縮機のこの形態は更に、第2の運動エネルギー蓄積手段に運動エネルギーを付
与する手段を具備することができ、更に、更なるピストンに1方向の運動を付与
するために用いられる運動エネルギーを、更なるピストンに他方向への運動を付
与するための運動エネルギーに変換する手段を具備することができる。変換手段
は、例えば、ピストンの運動によって垂直に変位するように配置される質量を設
けることによって、ピストンに運動を付与するために用いられる運動エネルギー
を位置エネルギーに変換する手段を具備することかでき、それは更なるピストン
自体の質量によって提供されても良い。
更に、圧縮機は第4のチャンバーと第4のピストンを具備することができ、各々
が更なるピストンの更なるチャンバー内への運動と同時に、第4のピストンが第
4のチャンバーから出るように配置され、更なるピストンと第4のピストンが共
に単一体から成っていてもよい。この態様では、第2のチャンバーと第2のピス
トンか無い場合もあるか、第」のチャンバーと第4のピストンは、1つのチャン
バーと1つのピストンを他のものから区別するためにそのように命名されている
。更なるピストンに運動を付与するために使用される変換手段は第4のチャンバ
ーに含まれるガス体を含み、それは交互に圧縮され、断熱膨張できるようにされ
て、ガスを圧縮するために更なるピストンを更なるチャンバーへと駆動させる。
このことは、第2の運動エネルギー蓄積手段に運動エネルギーを付与する手段が
更なるチャンバーにおけるプロセスを含む場合に、特に好都合である。例えば、
駆動エネルギーを更なるピストンに伝え、第2の運動エネルギー蓄積手段に運動
エネルギーを付与する手段が、更なるチャンバーに燃焼しやすい燃料混合物を提
供する手段を具備することができ、それによってその燃焼が運動エネルギーを付
与する。あるいはその代わりに、第2の運動エネルギー蓄積手段に運動エネルギ
ーを付与する手段は、圧縮ガスを更なるチャンバーに入れる手段と、更なるチャ
ンバーにおいてガスを加熱するために熱い液体スプレーを形成する更なる手段を
具備することができる。別の態様では、更なるピストンに駆動エネルギーを伝え
る手段は、ガス化のために反応ガスと共にガス生成媒体を更なるチャンバーに入
れる手段を含み、別の態様では更なるピストンに駆動エネルギーを伝える手段は
、熱い圧縮ガスを更なるチャンバーに入れるために操作できる手段を具備する。
このように、上記態様のいずれかにおいて、更なるチャンバーにおける断熱圧縮
は、同しチャンバーにおいて行われるプロセスによって進行される。プロセスの
結果として、更なるチャンバー内の熱いガスは膨張し、更なるピストンを更なる
チャンバーから出るように駆動させる。更なるチャンバーにおけるガス膨張の後
、操作できるバルブ手段か、ガスをチャンバーへと引っ張り、引き続いて断熱圧
縮するために設けられてもよい。バルブ手段はガスがピストンの上に直接引き込
まれるように位置づけることがてきる。この態様では、圧縮機は更に、ピストン
の更なるチャンバーへの運動と同時に、熱い膨張ガスかチャンバーから放逐され
るようにするため、更なるチャンバーへのガスの導入の後、操作できるバルブ手
段を具備する。バルブ手段は、熱い膨張ガスのチャンバーからの排除の後、膨張
プロセスの後チャンバーに引き入れられたガスを圧縮するために、閉じるように
操作できる。更なるチャンバーにおけるプロセスにより第2の運動エネルギー蓄
積手段に付与された運動エネルギーは、第4のチャンバーにおけるガスの断熱圧
縮・膨張により更なるチャンバーへの更なるピストンの運動を付与するための運
動エネルギーに変換することができる。
別の態様では、第4のチャンバーにおけるプロセスか更なるチャンバーにおける
断熱圧縮を進行させ、更なるチャンバーにおけるプロセスか第4のチャンバーに
おける断熱圧縮を進行させるように、第4のチャンバーは更なるチャンバーに関
連して上述した特徴のいずれをも包含することができる。有利には、この態様は
1回の完全な操作サイクルの間に断熱圧縮されたガスを2度生成する。断熱圧縮
されるガスと、更なるチャンバーと第4のチャンバーにおけるプロセスガスとの
分離は、自然温度成層によってもたらされる。
別の態様では、断熱圧縮と、断熱圧縮を進行させるプロセスとは、別々のチャン
バーにおいて行われて良い。このように、断熱圧縮だけが更なるチャンバーにお
いて行われ、断熱圧縮を進行させるプロセスを第4のチャンバーにおいて行うこ
とかできる。
別の態様では、第」のチャンバー及び第4のピストンは各々、更なるピストンの
更なるチャンバーへの運動と同時に、第4のピストンか第4のチャンバーへと移
動するように配置できる。第2のピストン及び第2のチャンバーか無い場合もあ
るか、今後更なるピストンと更なるチャンバーは第3のピストン及び第3のチャ
ンバーと各々称する。同様に、第2のチャンバーか無くても、第4、第5、及び
第6という用語は1つのピストン及び1つのチャンバーを他と区別するために用
いる。更に、圧縮機は第5のチャンバーと第5のピストンを具備することかでき
、各々第3のピストンの第3のチャンバーへの運動と同時に、第5のピストンか
第5のチャンバーから出るように配置される。この態様では、運動エネルギーを
第2の運動エネルギー蓄積手段に付与する手段は、第5のピストンを第5のチャ
ンバーへと駆動させる第4のチャンバーにおけるプロセスを含むことかできる。
第5のチャンバーは、運動エネルギーを、第3のピストンを第3のチャンバーへ
と駆動させ、その中に入っているガスを圧縮するために第5のピストンに運動を
付与するための運動エネルギーに変換するガス体を入れることかできる。
別の態様では、ガス圧縮機は、運動エネルギーを第2の運動エネルギー蓄積手段
に付与するために、第5のチャンバーにおけるプロセスを提供し、それによって
、更なるピストンを更なるチャンバーに駆動させ、その中のガスを圧縮する手段
を具備することかできる。このように、運動エネルギーを第2の運動エネルギー
蓄積手段に付与する手段は、燃焼しやすい燃料混合物を第5のチャンバーに提供
し、それによってその燃焼か運動エネルギーを付与する手段を具備することかで
きる。あるいはその代わりに、運動エネルギー蓄積手段は、圧縮ガスを第5のチ
ャンバーに入れる手段、及び第5のチャンバーにおいてガスを加熱するため、熱
い液体スプレーを形成する手段とを含んでもよい。別の態様では、運動エネルギ
ーを第2の運動エネルギー蓄積手段に付与する手段は、ガス化のために反応ガス
と共にガス生成媒体を前記第5のチャンバーに入れる手段を具備することかでき
る。別の態様では、運動エネルギーを第2の運動エネルギー蓄積手段に付与する
手段は、熱い圧縮ガスを第5のチャンバーに入れるように操作できるバルブ手段
を具備することができる。
更に、ガス圧縮機は、圧縮されるガスを入れる第6のチャンバーと、第6のチャ
ンバーと共に配置される第6のピストンとを含み、各々第5のピストンの第5の
チャンバーへの運動と同時に、第6のピストンか第6のチャンバーへと移動する
ように配置され、更に圧縮機は第6のチャンバーから圧縮ガスか引き出されるよ
うにするバルブ手段を具備する。このように、この態様では、断熱圧縮が2つの
チャンバーにおいて行われ、圧縮を進行させるプロセスは他の2つのチャンバー
で行われる。第5のチャンバーにおけるプロセスが第3のチャンバーにおける圧
縮を進行させ、第4のチャンバーにおけるプロセスか第6のチャンバーにおける
断熱圧縮を進行させる。このように、有利には、断熱圧縮されたガスは完全にプ
ロセスガスから分離状態におかれる。更に、この態様は対称的であり、サイクル
毎に断熱圧縮ガスを2度生成する。第3のチャンバー及び第6のチャンバーの各
々からの断熱圧縮ガスは、第1のチャンバー(及びもしある場合は第2のチャン
バー)における等温圧縮を進行させるために使用でき、更にガスタービンを駆動
させるためにも使用できる。
好ましい態様では、運動エネルギーを第2の運動エネルギー蓄積手段に付与する
手段は、第1及び/又は第2のチャンバーから第3、第4、もしくは第5のチャ
ンバーに、そこでのプロセスを進行させるために必要に応じて圧縮ガスを供給す
る手段を具備する。好ましくは、第1及び/又は第2のチャンバーからの圧縮ガ
スを第3、第4、第5のチャンバーのいずれかから出る熱い膨張したプロセスガ
スで予熱するために、熱交換器手段か設けられる。
圧縮機の別の態様では、等温圧槽に必要なエネルギーは液体のリザーバによって
提供することができる。液体駆動ガス圧縮機の1形態は、ダクト及び、ダクトの
中に配置され、ダクトに沿って移動する更なるピストンを含み、第1のピストン
を第1のチャンバーへと駆動させて、その中のガスを圧縮する。液体を入れるた
めのリザーバはダクトの一端に接続され、更に圧縮機は、更なるピストンをダク
トに沿って駆動させるため、リザーバからダクトへの液体の流れを制御するため
に操作できるメインフローバルブ、及びダクトから液体を放出できるように、第
1のチャンバーにおけるガス圧縮の後操作できる放出バルブ手段を具備する。
更なるピストンは液体もしくは固体のピストンを含んでいても、あるいは両者の
組合せであっても良く、第4のピストンと一体的に形成されても良い。圧縮機は
圧縮されるガスを入れるための複数のチャンバーと、各々のチャンバーにおいて
ガスを圧縮するためのピストンを含むことができ、各々のピストンは連合する更
なるピストンによって別個に駆動され、その各々は別個のダクトに沿って駆動さ
れ、このダクトの一端は共通のリザーバに接続される。好ましくは、圧縮機はま
たは各々のバルブ放出手段を通して放出される液体をリザーバに戻す手段を含み
、液体を戻す手段はポンプを含むことができる。圧縮機か複数のダクト及び、複
数のチャンバーにおいて圧縮プロセスを進行させる連合ピストンを具備する場合
、メインフローバルブ及び放出バルブは、リザーバの残量か実質的に一定に維持
されるように、液体がリザーバから放出される時間と同じ時間、液体がリザーバ
に戻されるように操作するよう時間調節することができる。好ましい態様では、
圧縮機は更にリザーバ内の液体に圧力をかける手段を含む。リザーバは液体の上
に加圧されたガス体を囲むチャンバーを具備することができる。リザーバに連続
して液体を供給する必要があることから、液体をリザーバに戻す手段がポンプを
含む場合、メインフローバルブ手段を各々のダクトに配置し、違和で操作するよ
うピストンを制御することにより、ポンプは連続して、また最適の効率で作動を
することかできることが認識されよう。
都合の良いことに、圧縮機が液体ピストンを具備する場合、圧縮機はスプレーに
おける液体として、前記液体ピストンからの液体を1または各々のスプレー形成
手段に供給する手段を具備することができる。
好ましくは、圧縮機はスプレーにおいて使用される液体を冷却するための冷却手
段を具備する。更に、圧縮機はスプレーの中の小滴の大きさを制御するための手
段を具備することが好ましい。スプレー形成手段は1または各々のチャンバー内
のガスか圧縮されている間だけ作動をするように時間調節されたポンプを具備す
ることかできる。スプレー形成手段は、好ましくは、lまたは各々のチャンバー
内のガスが圧縮されている間、一定の流量のスプレーを提供するように配置され
、スプレー形成手段は容積式ポンプを具備することができる。
1つの態様は、ピストンをスプレーポンプに機械的に連結する手段を具備するこ
とができる。好都合なことには、この機械的連結はスプレー液体噴射の時間調節
を容易にすることができ、機械力をピストンからポンプ等に移すことを可能にす
る。機械的連結は、例えばピストン、またはピストンに接続されビニオンを駆動
するよう配置されたラックによって駆動されるクランク軸を含むことができる。
クランク軸もしくはビニオンの回転は回転ポンプを駆動させるために使用されて
もよいし、あるいはピストンポンプを駆動させるために往復運動に移されてもよ
い。ある態様では、スプレーの液体は圧縮ガスで圧縮チャンバーから放出される
。
かかる液体は比較的高圧であり、サイクルのある部分では、スプレーの液体をチ
ャンバーに噴射するために必要な圧力より高い場合がある。この場合、ポンプは
正のエネルギーを作ることができ、それはピストンを駆動させるために使用でき
る。あるいはその代わりに、圧縮機を機fJ[ポンプを持たないように設計し、
スプレーを噴射する圧力をピストン自体で提供するようにしてもよい。あるいは
、ポンプを電気で駆動しても、または他の手段により駆動させてもよい。ポンプ
が正味エネルギー出力を提供する場合、発電機を駆動させるためにポンプを接続
するのか適切であろう。
好ましい態様では、圧縮機は、lまたはもしある場合は各々のチャンバーから引
っ張られた圧縮ガスから液体を抽出する手段を具備し、更に水分分離器を含んで
もよい。好ましくは、圧縮機は更にlまたは各々のスプレー形成手段に抽出手段
からの液体を供給する手段を具備する。このように、好都合に、等温圧縮の後(
もしくはある態様では、等温膨張の後)、回収されるスプレーの液体は連続的に
循環使用される。
圧縮機は各々のチャンバーにおけるピストンの位置、1つのチャンバーにおける
ガスの圧力、時間依存状態、もしくは所定の質量または体積のガスがチャンバー
を出るか、チャンバーに入った時等の、多くのパラメーターの1つかそれ以」二
のパラメーターに応じて開閉するように、前記バルブ手段の1つまたはそれ以上
を制御する手段を具備することかできる。かかるパラメーターはセンサーによっ
て測定もしくは探知することができ、このセンサーは、例えば水力学的、電磁気
的、及び/又は機械的に、バルブを制御するために使用される対応する出力信号
を提供する。センサーは例えば電磁量、誘導型、容量型、電気接触型、超音波型
、もしくは圧電型のものであってよい。マイクロプロセッサ−または他のタイプ
のコンピューターをセンサーからの出力信号を処理し翻訳するために配置しても
よい。
1つの態様では、1つかそれ以上のバルブ手段が1つかそれ以上のピストンに機
械的に連結され、ピストンかバルブ手段を開閉するように駆動させることかでき
る。例えば、チャンバーの壁もしくは基部に取り付けられるビニオンを駆動させ
るために配置されるピストンに接続されるランクによって、適当な機械式連結器
を提供することかできる。カムを回転させるか、あるいは適切な時間に1つかそ
れ以上のバルブを開閉するカム軸を駆動させるために、ビニオンを配置してもよ
い。
圧縮機か液体ピストンを具備する場合、固体材料の浮遊体か少なくとも1つのチ
ャンバーの液体ピストンの表面に浮遊するように配置されてもよい。浮遊体は堅
くても柔らかくてもよく、潜在的な損失機構である、ピストンの表面の界面乱れ
及び液体ピストン上のガスへの液体の吸い込みを抑制するのに効果的である。
好都合なことに、浮遊体はスプレーの液体を液体ピストンの中の液体と組み合わ
せるのを容易にする多孔質材料から作ることができる。
ある状況では、チャンバーの中で発生する様々なプロセスにより生じる熱に応じ
て、チャンバーの壁を冷却することが望ましい。チャンバーの壁は、1つかそれ
以上の等温圧縮チャンバーからの冷たい圧縮ガスによって冷却することができる
。チャンバーの壁からの熱を吸収した後、冷却ガスがチャンバーの中に入り、チ
ャンバー内で他の膨張ガスと共に膨張することができるように、チャンバーの壁
はその中に複数の穴を形成することができる。あるいはその代わりに、加熱され
た圧縮冷却ガスをタービンに送り、その中で膨張させてもよい。好都合なことに
、いずれの方法も、育苗な機械力に変換できる方法で、チャンバーの壁から過剰
の熱を回収することを可能にする。
圧縮機が1つのチャンバーにおけるプロセスからの排気ガスを等温圧縮チャンバ
ーからの冷たい圧縮ガスで冷却するための熱交換器手段を具備する場合、熱交換
器手段を出る冷たい排気ガスから液体を除去する水分除去手段を提供することが
望ましいてあろう。かかる配置は第1の熱交換器手段からの排気ガスを冷却する
第2の熱交換器手段、第2の熱交換器手段を出るより冷たい排気ガスから水分を
除去する手段、水分除去手段を出るより冷たい排気ガスの温度を下げるためのク
ーラー、クーラーを出る冷えたガスから水分を除去する第2の水分除去手段、及
び第2の水分除去手段からの冷えた排気ガスを第2の熱交換器に供給し、そこで
第1の熱交換器を出る冷たい排気ガスとともに加熱させる手段を含むことかでき
る。
本発明の別の局面は、ガスタービン、冷たい圧縮ガスを生成する等温圧縮機、冷
たい圧縮ガスを予熱する手段、予熱された圧縮ガスから熱い高圧ガスを発生させ
る主ヒータ−、及びタービンを駆動させるために熱い高圧ガスを供給する手段を
含むガスタービンプラントを提供する。予熱手段はガスタービンを出る熱い低圧
ガスから冷たい圧縮ガスを予熱するために配置される熱交換器を含むことか好ま
しい。
本発明の本局面の1態様において、主ヒーターは予熱された加圧ガスの中で燃料
を燃焼させ、熱い高圧ガスとして燃焼ガスを生成する燃焼室を具備する。
本発明の本局面の別の態様において、主ヒーターは外部熱源を有する。この外部
熱源は、例えば石炭または油燃焼炉、化学的または工業的プロセス、原子炉また
は太陽炉であってよい。
好都合なことには、ガスタービンプラントは冷たい圧縮ガスの一部をその冷却の
ためにガスタービンプレートに供給する手段を具備することができる。これはタ
ービンブレードによって設定されるタービン内部の温度の上限を高めることを可
能にする。
1つの態様では、ガスタービンプラントは更なるガスタービン、及び熱交換器か
らの熱い圧縮ガスの一部を更なるガスタービンを駆動させるために供給する手段
を具備することができる。このことは、熱交換器か高い比熱を持つ冷たい方のガ
スと、低い比熱を持つ熱い方のガスとの間で熱を交換する結果、冷たい方のガス
の温度を上げるために熱い方のガス中の熱の全てを必要としない場合に特に好都
合である。残留熱は圧縮機からの冷たいガスの一部を加熱し、更なるガスタービ
ンを駆動させるために都合良く使用することができる。
上記態様は更に、第3のガスタービン、更なるガスタービンを出る熱い低圧ガス
によって冷たい圧縮ガスの一部を予熱するための第2の熱交換器、及び第3のガ
スタービンを駆動させるために予熱されたガスを供給する手段を具備することか
できる。等温圧縮機はガスタービンの1つによって駆動されることが好ましい。
等温圧縮機はガス圧縮機もしくは上述した態様のいずれかのガス圧縮機を含むこ
とかできる。
本発明の本局面の別の態様において、ガスタービンプラントは更に、等温圧縮機
からの冷たい圧縮ガスを蓄積するための容器、及び必要な時にタービンを駆動さ
せるため蓄積された圧縮ガスを回収する手段を具備することかできる。
本発明の別の局面によれば、上記において説明し特許請求したように、等温ガス
圧縮機、圧縮機からの冷たい圧縮ガスを蓄積するための蓄積容器、及び圧縮機か
らのガスを蓄積容器に供給する手段を含むエネルギー蓄積プラントか提供される
。
好ましくは、エネルギー蓄積プラントは、膨張されるガスを入れるチャンバー、
チャンバーから出るピストンの動きによりガスか膨張できるようにするピストン
、チャンバー内での膨張と同時にガスを加熱するためチャンバー内て液体のスプ
レーを形成する手段、及び蓄積容器から圧縮ガスをチャンバー内へ入れるための
バルブ手段を含む等温膨張器を具備する。等温膨張器は更に、yg2のチャンバ
ー内へ入るピストンの動きによって圧縮されるガスを入れる第2のチャンバー、
及び圧縮ガスを第2のチャンバーから引き出すためのバルブ手段とを含む。好都
合なことに、空気であってよい熱い圧縮ガスはガスタービンを駆動させるために
使用できる。
本発明の様々な局面によるガス圧縮機は、等温ガス膨張器として逆に駆動するこ
とができ、その差は、冷たい圧縮ガスがチャンバーに導入され、チャンバーから
出るピストンの動きによって膨張できるようになり、また膨張がおよそ等温であ
るように、チャンバー内の液体でスプレーを形成する手段か膨張の間ガスに熱を
移すということである。ピストンに、またはピストンを介して付与されるエネル
ギーは、チャンバー内の膨張ガスを断熱圧縮するために、あるいは第2のチャン
バーがある場合は、第2のチャンバーにおいてガスを圧縮するために使用される
。断熱圧縮されたガスは次にガスタービン、例えば空気タービンを駆動するため
に使用できる。このように、ガス圧縮機/膨張器は蓄積容器に蓄積された冷たい
圧縮ガスを育苗なエネルギーに変換する手段を提供する。
本発明の別の局面によれば、圧縮されるガスを入れるチャンバー、チャンバーへ
入るピストンの動きによってガスを圧縮するためのピストン、圧縮ガスをチャン
バーから引き出せるようにするバルブ手段を含むガス圧縮機が提供され、これに
おいて、ピストンの質量はガスを圧縮するために必要なエネルギーの全てをピス
トンに蓄えることを可能にするのに充分とされる。
運動エネルギーは通常、ガスの膨張を含む幾つかのプロセスによってピストンに
付与される。プロセスの中で放出されるエネルギーは時間の経過と共に連続的に
変化する。好都合なことには、重いピストンを提供することにより、プロセス中
に放出される全てのエネルギーがピストンの運動エネルギーに移される。更に、
ピストンはプロセスによって放出される運動エネルギーを蓄積するために充分重
いので、はずみ車か不要どなり、これか摩耗しやすい機械的リンク機構や連結器
の必要性をなくす。
本発明の別の局面によれば、ピストン、圧縮されるガスを入れ、かつピストン上
のチャンバーの動きによってガスを圧縮するためのチャンバーを形成する手段、
チャンバー内で圧縮と同時にガスを冷却するため、チャンバー内に液体のスプレ
ーを形成する手段、及びチャンバーから圧縮ガスを引き出せるようにするバルブ
手段を含むガス圧縮機が提供される。本発明のこの局面では、チャンバーの動き
に対してピストンか静止したままであるように配置される。当業者なら認識する
てあろうように、移動可能なピストンと静止チャンバーとを含む圧縮機に関連し
て説明した様々な態様を修正し、必要な変更を加えて、lまたは各々のチャンバ
ーに運動か付与され、ピストンか静止したままであるようにすることができる。
本明細書及び請求の範囲を通して使用される[熱い(hot) J及び[冷たい
(COO1)J もしくは[冷えた(cold)1という用語は、高い方の温度
を低い方の温度と区別するために相対的な意味で使用するものであり、特別な値
もしくは範囲に温度を制限しようとしているのではない。このように、熱いとい
う用語は通常は冷たいと考えられる温度をも含み、冷たいという用語は通常は熱
いと考えられる温度をも含む。
本発明の態様の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1は液体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の一態様を示す。
図2は固体及び液体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の別の態様を示す。
図3は固体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の第3の態様を示す。
図4は固体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の第4の態様を示す。
図5は固体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の第5の態様を示す。
図6は固体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の第6の態様を示す。
図7は固体ピストンを具備するガス駆動圧縮機の第7の態様を示す。
図8は液体ピストンを具備する液体駆動圧縮機の態様を示す。
図9は等温圧縮機を具備するガスタービンプラントの態様をブロック線図で示す
。
図1Oは等温圧縮機を組み込むガスタービンプラントの別の態様をブロック線図
で示す。
図11は石炭もしくは他の燃料で燃焼させる、等温圧縮機と空気タービンを組み
入れたプラントの態様を示す。
図12はガスタービンと空気タービンを具備するガスタービンプラントの別の態
様をブロック線図て示す。
図13(a)は冷えた圧縮ガスを蓄積するための配置を示す。
図13(b)は発電のために蓄積した圧縮ガスを回収する配置を示す。
図14はエネルギー蓄積のための2つの配置を図示するブロック線図である。
図15は熱動力圧縮機及び発電のための付加的プラントの態様を示す。
図16は熱動力圧縮機及び発電のための付加的プラントの別の態様を示す。
図17は発電のための付加的プラントと共に熱動力圧縮機の別の態様を示す。
図18は熱動力圧縮機及び発電のための付加的プラントの別の態様を示す。
図19は熱動力圧縮機及び発電のための付加的プラントの別の態様を示す。
図20は排気ガスから蒸気を回収するためのシステムのブロック線図を示す。
図21は熱動力圧縮機を具備する密閉サイクルガスタービンプラントの態様をブ
ロック線図で示す。
図22は熱動力圧縮機、及び過剰の熱を回収するために配置される第2の空気タ
ービンを具備する発電プラントの態様をブロック線図で示す。
図23は熱い液体の噴射によって熱か供給される、密閉サイクル及び開放サイク
ルの熱動力圧縮機の態様を示す。
図24は発電及びガス化サイクルに組み込まれる熱動力圧縮機の態様を示す。
図25は発電及びガス化サイクルに組み込まれるガス駆動圧縮機の態様を示す。
図26はエネルギー蓄積のための2つの選択的配置を有する熱動力圧縮機の態様
を示す。
ガス駆動液体ピストン圧縮機
対称型
図1において、一般的に符号1て示す液体ピストン等温圧縮機は、水平または水
平に近い細長い線形の中央部分3と、垂直に上向きに伸びる2つのアーム4.5
とを存する長くて略U字型のダクトもしくはバイブ2を備える。ダクト2は部分
的に水または他の液体が充填され、こうして液体ピストン7を形成する。ダクト
2は圧縮率を制御するため必要な質量を持った液体ピストンを提供するために充
分な長さと直径を持っている。垂直アーム4.5にチャンバー9.11が形成さ
れる。各々のチャンバーには、ガスの各チャンバーへの入力/がらの出力を制御
するために、多くの入口ボート及び出口ボートが設けられる。ボーH3,15は
各チャンバーから冷たい圧縮ガスを引き出せるように、各々バルブ!7.19を
有する。ボート21.23は各チャンバーに制御された質量の熱い圧縮ガスを入
れるために、各々バルブ25.27を有し、ボート29.31は各チャンバーに
付加的な質量のガスを入れるために、バルブ33.35て制御される。各々のチ
ャンバー9.11には各チャンバーに液体スプレーを噴射てきるようにするため
、更なるボート37.39が設けられる。スプレー噴射ポンプ43.44は各々
のスプレー噴射ポート37.39に接続される。出口ポート41がダクト2の中
央部分3に形成され、スプレー用に液体ピストンからの液体をボート37.39
に供給するため各ポンプ43.44に接続される。この態様では、各ポンプは、
液体ピストンがチャンバー9.11から出る圧縮機運転サイクルの期間中、変位
体46.48によって液体がポンプチャンバー4o、42に引き込まれる容積式
ポンプてあり、ここにおいて、チャンバー9.11へ入る液体ピストンの動きと
同時にガスかチャンバー9.11の中f圧縮される時、液体は変位体46.48
によってポンプチャンバー4o、42がら連続的に押し出される。液体がスプレ
ーどして各チャンバー9、IIに噴射される前に、液体ピストンがら引き出され
た液体を冷却するため、クーラー45が出口ポート41とポンプ43.44の間
に接続される。
液体スプレーに使用するため液体のリザーバもしくはタンク51が設けられ、運
転中液体ピストンの量を一定に維持するため、水分分離i?1i47.49へ失
われた液体を補充する働きをする。水分分離器47.49によって集められる液
体は、必要に応して、タンク51を介して液体ピストンもしくはスプレーに補充
することができる。液体タンク51は更に圧縮機の運転開始期間にスプレー用液
体を提供する。
各チャンバー9、IIにおいて液体ピストンの表面に浮遊するように、浮遊体5
0.52を設けることができ、それは多孔質または繊維質の材料から成っており
、それを通して液体ピストンにおいて使用された液体を拡散させることができる
。浮遊体は堅くても柔らかくてもよい。浮遊体はピストンの表面の波、及び冷た
い圧縮ガスが引き出されるボートへの液体の吸い込みを抑制する。それに加えて
、浮遊体50.52の多孔質の性質が、液体スプレーからの液体とピストンから
の液体の再結合を容易にする。
運転に際して、従来の回転式圧縮機等の外部ソースからの多量の熱い圧縮ガスが
、ボート21を通してチャンバー9へと噴射される。この時点で、バルブ17と
33は既に閉じられており、液体ピストン7はチャンバー9におけるストローク
の最上部にある。熱い圧縮ガスはチャンバー9の中で膨張し、液体ピストン7を
長いバイブ2の反対側の端に向けて加速させる。ガスは膨張するにつれて冷えて
いき、ガスの熱エネルギー及び圧力エネルギーがピストン7の運動エネルギー暑
に変換される。ガスの圧力か大気圧(もしくは付加的な比較的加圧されていない
ガスが利用できる他の圧力)まで低下した時、バルブ33が開いて、付加的な量
のガスかボート29を通して入るようになる。液体ピストン7はチャンバー9の
膨張する容積にガスを引き込む運動を続ける。
液体ピストン7かチャンバー9におけるストロークの最上部にあった時、チャン
バー11はボート23を通して多量の熱い圧縮ガスとして予め導入されている多
量の冷たい膨張ガス、及びボート31を通して導入された比較的加圧されていな
い付加的な量のガスを含む体積のガスを含んでぃた。液体ピストン7がチャンバ
ー9から出てチャンバー11へと移動するにつれて、チャンバー11のガスが圧
縮される。ガスが圧縮されるにつれて、液体が小さな水滴の形状でチャンバーI
+の中に噴霧され、ガスをほぼ一定の温度に維持する。スプレーの中の液体はガ
スの空間を通って落下し、液体ピストン7を形成する液体と混ざり合う。この態
様では、スプレーの液体はバイブ2の中の液体から引き出され、クーラー45を
介してポンプ43.44によってスプレーの人口37.39に吸い戻される。
圧縮のある段階で、チャンバー11のガスは所望の圧力に到達し、その点におい
て液体噴射か停止され、バルブ19が開いてガスをチャンバーから出て行かせる
。ガスに吸い込まれた液体を除去するために、分離器47.49か設けられる。
チャンバー11内の液体ピストン7かそのス)・クーラの最上部に到達する時、
出口バルブ19か閉して、バルブ27か開き、多量の圧縮ガスをチャンバー11
に噴射して、液体ピストン7をバイブの他方の端まで動かす。同時に、バルブ3
3か閉し、ボート21を通して入れられた多量の冷却された膨張ガスと、ボート
29を通して入れられた付加的な量のガスから成る、チャンバー9内のガスの体
積かチャンバー9において圧縮される。ガスか圧縮されるにつれて、液体か小さ
な水滴の形状でチャンバー11の中に噴霧され、ガスをほぼ一定の温度に維持す
る。スプレーの中の液体はガスの空間を通って落下し、液体ピストン7を形成す
る液体と混ざり合う。圧縮のある段階で、ガスは所望の圧力に到達し、その点に
おいて、バルブ17か開いてガスをチャンバーから出て行かせる。ガスは分離器
47を通過して、その中に吸い込まれた液体が除去される。液体ピストンかチャ
ンバー9内のストロークの最上部に達した時に、出口バルブ13か閉じ、チャン
バー9に残る少量の残留ガスに別の分量の熱い圧縮ガスが噴射される。このガス
か液体ピストン7をバイブ2の他方の端にまで押し戻し、サイクルが繰り返され
る。
安定した運転の下で、熱い圧縮ガス入口バルブ25.27は、液体レベルかチャ
ンバー9.11におけるその運動の最上部に達した時に開くように時間調節さ、
れる。それらは、一定量のガスか一方のチャンバーに入った時に再び閉しる。こ
れは液体ピストンか設定された距離だけ落下した時であろう。
冷却された圧縮ガスの出口バルブ17.19は、サイクルの一部の期間、液体ピ
ストンかチャンバー9.11の一方に移動している時だけ開く。バルブは、シス
テム内の圧力か出口バイブの作動の圧力を越える時に開くか、熱いガスの入口バ
ルブ25.27か開く前に閉しる。非復帰弁(逆止め弁)を使用することができ
、液体ピストンか特定のチャンバーにおいて上向きに移動する時にのみ作動する
ように制御される。低圧ガスの入口バルブ33と35は、適切なチャンバー9も
しくはIIにおける圧力か低圧ガス源の圧力より低くなる時にのみ開く。非復帰
弁はこの目的のために使用することかできる。
バルブの操作は圧力と水レベルの変化によって決定してもよい。圧力に関しては
、非復帰弁用に存在するような内部機械システムを使用してもよい。あるいはそ
の代わりに、圧力センサーを使用し、バルブアクチュエーターを始動させるため
に使用できる電気信号を提供してもよい。液体レベルに関しては、機械システム
が可能であろうが、電気信号を提供するセンサーの方が実用的である。液体レヘ
ルセンサーは多くの選択方法で、例えば浮遊体の浮力の探知、導電率もしくは容
量計の使用、光学的方法もしくは超音波の使用により操作できょう。パルプ自体
は電気的に、あるいは圧縮空気によって作動できる(つまりエネルギーが与えら
れる)であろう。
液体スプレーシステムは、液体と気体との間の伝熱を最大にする一方、スプレー
の生成エネルギー消費を最小にする特定の寸法範囲において多数の小滴を作り出
すことを目的としている。更に、重力によって、あるいは分離器47.49の作
用によって気体から小滴を分離するという観点から、小滴が小さすぎないことか
重要である。分離器は、出口ボー[3,15の他方の側のオフテイクバイブに上
向きに運ばれる液体の小滴を除去する。分離器は様々な種類のものであってよい
。例えば、慣性もしくは遠心分離器を使用することができ、それらの組合せてあ
ってもよい。
スプレーポンプ43と44は、バイブ2から外部クーラー45、噴射スプレー3
7.39を通り、バイブ2へと水を循環させる。チャンバー9もしくはll内の
圧力差か変化する間に、一定の流量を維持するために、容積式ポンプをこの目的
のために使用することができる。容積式ポンプはガスか圧縮される間にのみ噴射
か起こるように、液体ピストン7の動きと共に同相で作用するように時間調節さ
れるピストン型ポンプであってよい。この場合、スプレーの噴射を制御するため
のバルブを持つ必要か無いてあろう。あるいはその代わりに、遠心ポンプまたは
混合流ポンプが使用され、連続運転される場合は、スプレーバルブか必要であろ
う。外部クーラー45は液体スプレーにより吸収された熱を排除する。スプレー
温度の低減は、所与の質量のガスを圧縮するのに必要なエネルギーを削減する。
スプレーの可能な最低温度を達成するため、スプレー液体を噴射の直前にクーラ
ーの中を通過させる。冷却は強制吸引空気冷却により、冷却塔の使用により、あ
るいは湖、川または海からの再循環水により達成することができる。
各チャンバー内の液体ピストンの表面に浮遊する浮遊体50.52は波及び冷た
い圧縮ガスが引き出されるボートへの液体の吸い込みを抑制する。浮遊体を組み
入れることの利点は、液体の吸い込みを抑制することが所定の時間における液体
ピストンのサイクル数を多くすることである。結果的に、これは所与の規模の機
械からの冷たい圧縮ガスの出力を増加させるであろう。
液体/固体ピストンガス駆動圧縮機
大きな質量のピストンを提供する液体に加えて、質量は固体材料によっても提供
できる。材料は液体より高い密度を持つものを選ぶことかでき、好都合なことに
、圧縮機の寸法をかなり減少させることかできる。ピストンは完全に固体材料で
構成されても、あるいは多数の固体と液体のピストンの組合せから成っていても
よい。液体及び固体のピストンを持つ圧縮機の例を図2に示す。
図2において、圧縮機1は部分的に液体ピストン7を形成する液体が充填された
、略U字型のダクト2を含む。固体ピストン55.57はダクト2の各々のアー
ム4.5の中の液体ピストンによって支えられる。各アーム4.5は細長く、線
形で、固体ピストン55.57かチャンバー9.11への/からの垂直の線形運
動を自由に行えるように配置されている。
固体ピストン55.57の密度は、液体ピストン7の中の液体の密度より高く、
その固体及び液体の成分を含有する混合ピストンの全体の大きさは比較的コンパ
クトであってよい。固体ピストン55.57とダクト2のアーム4.5との間の
ギャップを密閉するためのノール56.58か固体ピストン55.57の底近傍
に設けられる。ソール56.58の目的は固体ピストン55.57の下から液体
か漏れるのを防ぐことであるが、ある程度の漏れは必然的に発生するかもしれず
、その場合失われた液体を補充することか必要であろう。これは液体ピストンを
包含するダクト部分に直接液体をポンプて入れることにより行うことができる。
固体ピストン55.57は液体ピストン7の表面の界面乱れを都合良く抑制し、
更に液体表面から気体への液体の吸い込みを防止する。しかしながら、固体ピス
トン55.57とその各々のソール56.58は、液体スプレーにおいて使用さ
れだ液体か液体ピストンの中の液体と混ざることを防止するであろう。従って、
スプレー用の液体は別のソースにより提供され、前述の態様とは異なり、液体ピ
ストン自体からは提供されない。本態様では、液体は液体をスプレー噴射ポンプ
43と44に供給するタンクもしくはリザーバ51に保持される。スプレーの液
体は固体ピストン55.57の作用によりチャンバー9.11から取り除かれる
か、それは固体ピストンが等温圧縮されたガスに沿って、各々の圧縮ガス出口ボ
ート13.15を通して液体を単に押すだけで行われる。次に液体は外部水分分
離器47において圧縮ガスから分離される。水分分離器47において分離された
液体は、1つまたはそれ以上のクーラー45を介して再循環されるためにタンク
51に戻される。
スプレーの液体がチャンバーから除去される方法とは別に、図2に示したガス圧
縮機の作動は、図1に関連して前述した圧縮機の作動と本質的に同じである。
今まで説明してきた圧縮機は本質的に左右対称であり、それらは全て2つのチャ
ンバー間を前後に駆動されるピストンを具備しており、その各々において同じプ
ロ七入主にガスの膨張と圧縮か交互に発生する。しかしながら、選択的態様にお
いては、圧縮が1方向のみのピストンの変位によって行われるように、圧縮はピ
ストンの片側だけで行われてもよい。更に、ガスの圧縮のためピストンに対して
運動エネルギーを付与するだめの熱い圧縮ガスの膨張も、ピストンの片側だけで
、つまり圧縮と同し側もしくは反対側で行われてもよい。かかる態様は非対称的
であると説明されよう。
液体ピストンを具備する非対称圧縮機において、パイプは図1または2に示した
ような「U」字型、あるいは「J」の形状に形成することができよう。パイプの
1つのアームは圧縮チャンバーを含み、一方他方のアームの端は開かれ、大気圧
に曝されるか、あるいは閉しられて、その中に囲まれたガスの空間を持つことが
できよう。運転に際して、多量の熱い圧縮ガスがチャンバーに噴射され、そこで
圧縮ガスは膨張し、冷たくなって、液体ピストンをパイプの他方の端に押しやる
。ガスの圧力及び熱エネルギーは液体ピストンの運動エネルギーに変換され、液
体ピストンが運動すると、多量の比較的低圧のガスがチャンバーに入れられる。
液体ピストンがパイプの他方の端に上昇するにつれて、運動エネルギーは、パイ
プの端か開放されている場合、バイブ内のピストンの高さによる位置エネルギー
に変換され、あるいはパイプの端か閉じられている場合は、液体ピストンの高さ
による位置エネルギーと、液体ビスI・ンの上で圧縮されたガスの圧力及び熱エ
ネルギーの組合せに変換される。パイプのアームはそれほと高くなくてもよいの
で、後者の選択か好ましい。位置エネルギーは次に圧縮チャンバーの方向へのビ
ス1ヘンの運動エネルギーに変換される。閉しられたパイプの端のガスか断熱圧
縮される場合、ガスの潜在エネルギーは液体ピストンか運動し、ガスの体積を圧
縮するために圧縮チャンバーへ入るにつれて、再び運動エネルギーに変換される
。ガスは液体スプレーを活動化させることにより断熱圧縮される。
上述したように、圧縮機の規模を小さくするには、高密度の材料から作られる固
体ピストンの使用か好都合であう。図3は非対称モートで作動するよう設計され
た、単一の固体ピストンを具備する圧縮機の態様を示す。
図3において、ガス圧縮機は圧縮されるガスを入れるために、下部チャンバー1
0の上に実質的に垂直に配置された上部チャンバー8を含む。固体材料から成る
ビスI−ン12は上部及び下部チャンバー8、IOへ/から、自由に上下移動す
ることかできる。上部チャンバー8はガス入口バルブ33により制御されるガス
人口ボー1−29と、ガス出口バルブ17により制御される圧縮ガス出口ポー1
−13とを具備する。液体スプレー噴射口37か液体スプレーを上部チャンバ−
8へ噴射するために設けられる。下部チャンバー10はガス入口バルブ27によ
り制御されるガス入口ボート23と、ガス出口バルブ26により制御される圧縮
ガス出口ボー1−24とを具備する。
圧縮機の典V的な運転ザイクルを説明するか、まず始めは固体ピストン12は休
止しており、下部チャンバーIOの基部の真上の圧縮ガスのクッションにより支
持されている。
この時へて、上部チャンバー8は新鮭な圧縮されるガスを含んでおり、ガスの入
ロハルブ33と出口バルブ17は閉しられている。
適当なソースから、例えば従来の圧縮機からの多量の熱い圧縮ガスが、ガス入口
ボート23を介して下部チャンバーIOに噴射される。熱い圧縮ガスは膨張し、
ピストンに運動エネルギーを付与し、ピストン12を上部チャンバーlOへと上
向きに押しやる。ピストン12か上部チャンバー8に移動するにつれて、上部チ
ャンバー内のガスか圧縮される。圧縮かほぼ等温で行われるように、圧縮プロセ
ス中にガスを冷却するため、スプレー噴射口37を介して液体か上部チャンバー
8へと噴霧される。ピストン12の上向きの運動中のある点において、下部チャ
ンバーlOのガス入口バルブ27か閉し、下部チャンバーのガスか断熱膨張する
。
上部チャンバー8内のガスか一定の圧力に達した時、圧縮ガス出口バルブ17か
開き、液体スプレーか停止され、圧縮ガスか液体スプレーと共にガス出口ボート
13を介してチャンバーから引き出される。ピストン12か上部チャンバー8に
おけるスl−クークの最上部に達すると、圧縮ガス出口バルブ17か閉じ、固体
ピストンかチャンバーの最上部で休止する前に、上部チャンバーに残るガスが固
体ピストンの運動エネルギーを吸収する働きをする。この残留ガスは断熱圧縮さ
れ、その中に蓄積されたエネルギーはガスを断熱膨張させることにより開放され
、それによってピストン12に上部チャンバーから出る反対方向への運動エネル
ギーを付与する。
いったんピストン12か運動方向を転換すると、下部チャンバー10のガス出口
バルブ26か開き、下部チャンバーの比較的冷たい膨張ガスかガス出口ポート2
4を通って排出される。上部チャンバーの圧力かガス入口圧まで低下すると、上
部チャンバー8のガス入口バルブ33か開き、ピストン12がチャンバーから出
て下向きに移動するにつれて、比較的低圧のガスか上部チャンバー8へと引き込
まれる。
ピストンI2か下部チャンバーlOの基部に近付くと、ガス出口バルブ26か閉
じ、下部チャンバーの残留ガスか断熱圧縮され、ピストンの下向きの運動を阻止
し、ピストン12とチャンバーの基部との間でクッションとして作用する。ガス
出口バルブ26か閉しるタイミングは、ピストンの逆転時の下部チャンバー内の
ガス圧か熱い圧縮ガスの入口圧と等しくなる時である。ピストンが下部チャンバ
ーにおいて休止する時、圧縮ガス大口ボー1−27が開き、熱い圧縮ガスの新た
な充填針が下部チャンバーに噴射され、サイクルが繰り返される。
この態様では、重力だけがピストンの1方向への運動エネルギーを位置エネルギ
ーに変換し、ピストンに他方向への運動エネルギーを付与するための手段を提供
することができる。この場合、圧縮機の運転回数は重力回復力により制限される
であろう。しかしなから、重力により提供されるより高率でピストンの運動エネ
ルギーを吸収し付与する何等かの手段を提供することにより、例えば、上述した
ように、上部チャンバーにおけるピストンの逆転運動中に圧縮され膨張するガス
のポケットをピストンの上に設けることにより、その回数を増加させることがで
きるであろう。
固体ピストンが直線的かつ垂直に移動するように配置されるガス圧縮機の別の態
様では、熱い圧縮ガスを下部チャンバーと共に上部チャンバーにも噴射するため
の手段が設けられ、ガスの噴射と膨張によって両方向へのエネルギーかピストン
に付与される。更に、圧縮機は等温圧縮されたガスが上部チャンバーのみならず
下部チャンバーにおいても生成されるように適合される。更に、熱い圧縮ガスの
膨張の後、比較的低圧の付加的な質量のガスが各チャンバーに引き込まれるよう
に圧縮機を配置することがてき、圧縮機を駆動させるのに必要である以上の質量
の圧縮ガスを圧縮機が生成するようになる。かかる圧縮機は同じプロセスかピス
トンの両側で行われるという意味で対称的であるが、駆動力と再生力か重力によ
って偏るという意味では非対称的である。ガス圧縮機のこの形態の例を図4に示
す。
図4において、ガス圧縮機1は下部チャンバー11の上に実質的に垂直に配置さ
れた上部チャンバー9、及び上部及び下部チャンバーへ/から、自由に上下移動
することかできる固体ピストン12を含む。ピストン12とチャンバーの壁との
間て各チャンバーからガスか漏れるのを防止するために、密閉手段14か配置さ
れる。各チャンバー9.11は熱い圧縮ガスの充填針をチャンバーに導入するた
めに、圧縮ガス入口バルブ25.27によって制御される熱い圧縮ガス入口ボー
ト21.23、冷たい圧縮ガスがチャンバーから引き出されるようにするために
圧縮ガス出口バルブ17.19によって制御される圧縮ガス出口ボート13.1
5、付加的な質量のガスをチャンバーに入れるためにガス入口バルブ33によっ
て制御されるガス入口ボート29.31、及び圧縮中に液体のスプレーをチャン
バーに導入するための液体スプレー噴射口37.39を具備する。
各圧縮チャンバーへ噴霧される液体は回収さね、再循環される。液体回収システ
ムは冷たい圧縮ガスからスプレーの液体を分離するため、圧縮ガス出口ボート1
3.15に接続される水分分離器47.29、スプレーの液体を冷却するため、
水分分離器47.49の各々に接続される冷却システム45、及び水分分離器4
7.49から冷却システム45を通り圧縮チャンバー9、+1へと液体をポンプ
て注入するため、冷却システムと各々のスプレー噴射口37.39との間に接続
される分離ポンプ43.44を含む。ポンプは、圧縮チャンバー内の圧力が圧縮
中上界するにつれて、チャンバー内に一定の率でスプレーの液体をポンプで注入
するように設計されることが好ましい。ヘッダタンク51は、回収されない液体
もしくは回収システムから失われる液体を補充するために設けられる。
図4に示したガス圧縮機lの典型的な運転サイクルは以下のように進行するが、
まず始めに、固体ピストン12は下部チャンバー11の基部の真上に瞬間的に休
止しており、圧縮ガスのクッションによって支持されている。この時点で、上部
及び下部チャンバー9.11にある全てのガス入口バルブ及び出口バルブは閉じ
られており、上部チャンバーは熱い圧縮ガス入口ボート21を介して予め導入さ
れている一定質量のガスと共に、ガス入口ボート29を介して予め導入されてい
る付加的な質量の冷たい膨張ガスを包含している。
ピストン12が下部チャンバー11において休止する時、熱い圧縮ガス入口バル
ブ27か開き、熱い圧縮ガスの充填針か下部チャンバーに導入される。所定の時
間の経過後、入口バルブは閉じる。次に、ガスか断熱膨張し、下部チャンバー1
1から上部チャンバー9へとピストン12を押しやる。このように、熱い圧縮ガ
スの膨張エネルギーか、上方へ押し出される重い固体ピストンの運動エネルギー
に変換され、位置エネルギーを獲得する。その後、ピストンの運動エネルギーか
上部チャンバー9内の圧縮ガスの圧縮エネルギーに一部分変換される。ピストン
12か上部チャンバー9に移動するにつれて、上部チャンバー9内のガスか圧縮
され、冷たい液体スプレーか上部チャンバー9に噴射されて、圧縮がほぼ等温に
なるようにガスの加熱を防止する。
下部チャンバー11に導入される熱い圧縮ガスの断熱膨張は、上部チャンバー9
の方向へ充分な運動エネルギーをピストン12に付与し、ピストンに作用する下
部チャンバー内+内で膨張するガスによって生じる上向きの推力か、(上部チャ
ンバーにおけるガスの質量、重量及び圧力のため)ピストンに作用する下向きの
力より小さくなった時、ピストン12はその大きな慣性によって、上部チャンバ
ー9への上向きの運動を続ける。下部チャンバーにおけるガス圧か付加的な供給
ガスの圧力よりも低くなると、下部チャンバー内のガス入口バルブ35が開き、
ピストンか上向きの移動を続けるにつれて、付加的な質量のガスか下部チャンバ
ーに引き込まれる。
上部チャンバー内のガス圧か所望の値に達した時、圧縮ガス出口バルブ17が開
き、冷たい圧縮ガスがスプレーの液体と共に、上部チャンバーから圧縮ガス出口
ポート13を通って引き出される。圧縮ガスは水分分離器47を通り、そこでス
プレーの液体は圧縮ガスから取り除かれ、抽出された液体はクーラー45へ送ら
れ、そこで液体スプレーにおいて再使用される前に冷却される。
ピストン12が上部チャンバー9における移動の限界に到達すると、圧縮ガス出
口バルブI7か閉し、上部チャンバーに残る残留ガスがピストン12を休止させ
る。ガス出口バルブ17か閉しるタイミングは、上部チャンバー9におけるピス
トンの方向転換時に、チャンバー内のガス圧か熱い圧縮ガスの入口圧と等しくな
る時である。ピストンか休止する時、下部チャンバー内のガス入口バルブ35か
閉し、この時点て、下部チャンバーにおける全てのガス入口バルブ及び出口バル
ブか閉じられる。次に、熱い圧縮ガス入口バルブ25か開き、熱い圧縮ガスの充
填針か熱い圧縮ガス入口ポート21を介して上部チャンバーに導入される。所定
の時間の経過後、ガス入口バルブが閉し、ガスが断熱膨張して、ピストン12を
上部チャンバー9から下部チャンバーIIへと押しやる。このように、上部チャ
ンバーにおけるガスの膨張エネルギーは下部チャンバーの方向へのピストンの運
動エネルギーに変換される。その質量及び高さによるピストンの位置エネルギー
も、運動エネルギーに変換される。(熱い圧縮ガス入口ボート23を介して予め
導入されている一定質量の冷たい膨張ガス、及びガス入口ボート31を介して導
入される付加的な質量のガスで構成される)下部チャンバー内のガスは、ピスト
ン12の下部チャンバー11への動きと同時に圧縮され、液体のスプレーが下部
チャンバーに噴射され、ガスから圧縮熱を吸収し、それによってガス温度が上昇
するのを防止し、圧縮プロセスかほぼ等温に行われるようになる。このように、
ピストンの運動エネルギーは下部チャンバーItにおけるガスの圧縮エネルギー
に変換される。
上部チャンバー9内のガス圧が付加的な供給ガスの圧力より低くなると、ガス入
口バルブ33か開き、ピストン12が上部チャンバー9から下向きの移動を続け
るにつれて、付加的な質量のガスが上部チャンバー9に引き込まれる。
下部チャンバー11内のガス圧が所望の値に達した時、圧縮ガス出口バルブ19
か開き、圧縮ガスがスプレーの液体と共に、下部チャンバーから圧縮ガス出口ポ
ート15を通って引き出される。圧縮ガスとスプレーの液体は水分分離器49を
通り、そこでスプレーの液体は圧縮ガスから取り除かれ、液体はクーラー45へ
送られ、そこで液体スプレーにおいて再使用される前に冷却される。
ピストン12か下部チャンバー11における移動の限界に到達する直前に、圧縮
ガス出口バルブ19か閉じ、ピストンlを休止させる働きをする下部チャンバー
に残る圧縮ガスを閉じ込める。ガス出口バルブの閉動は、ピストンの逆転時での
下部チャンバー内のガス圧が熱い圧縮ガスの入口圧と等しくなるように時間調節
されることが好ましい。ピストンが休止する時、上部チャンバー内のガス入口バ
ルブ33か閉じ、上部チャンバー9における全てのガス入口バルブ及び出口バル
ブが閉じられる。熱い圧縮ガス入口バルブ27が開いて、新鮮な熱い圧縮ガス充
填針か下部チャンバーに導入される。その後、サイクルが繰り返される。
」二連したように、図4に示した垂直の線形ガス圧縮機は、再生力を下部チャン
バーに向けて偏らせるピストンの重さの故に、はぼ対称なだけである。一般に、
圧縮ガスをサイクルの期間中一定の圧力で供給できるように、圧縮ガスの出口圧
力が上部及び下部チャンバーにおいて同じであることが望ましい。更に、上記及
び下部チャンバーにおける熱い圧縮ガスの入口圧も等しいことが望ましい。各々
の上記目的は上部及び下部チャンバーに異なる質量のガス流を提供することによ
って達成できる。上部及び下部チャンバーへのガスの処理量は、ガス入口ボート
イ及び出口ボートの大きさ、及び/又はガス入口ボート及び出口ポートか開かれ
る期間に応じて制御することができる。
ピストンか休止する時にピストンと上部チャンバーの上部との間に常に残される
有限のギャップの故に、上部チャンバー内の全てのスプレーの液体か排出される
わけてはなく、常に幾らかの液体が上部チャンバーに残される。しかしながら、
残留液体は圧縮機の性能に重大な影響を及ぼすとは考えられない。各圧縮サイク
ルの後、下部チャンバーに幾らかの液体が残ることもあるが、例えば、液体がチ
ャンバーから流れ出るようにチャンバーの基部を適合させ、ガス入口ボート及び
出口ポートの位置を定めることによって、スプレーの液体の除去か助けられる。
ガスタービンプラントにおいて実装される、直線的かつ垂直に移動する固体ピス
トンを備えたガス圧縮機の別の態様を図5に示す。この態様では、冷たい圧縮ガ
スか上部チャンバーにおいて生成されるが、この点において、圧縮機は図3と4
に示した態様と同しである。しかしなから、前述の態様とは異なり、下部チャン
バーは閉じられ、ピストンか上部チャンバーから出て下向きに移動するにつれて
、ピストンの運動エネルギーを吸収し、ピストンに上部チャンバー内へと反対方
向の運動エネルギーを再付与するためのスプリングとして作用するガス体を含む
。
図5において、ガス圧縮機1は、下部チャンバー11の上に実質的に垂直に配置
された上部チャンバー9と、2つのチャンバー間を自由に振動するように配置さ
れる固体ピストン12とを含む。圧縮機1はピストンとチャンバーの壁との間で
いずれかのチャンバーからのガス漏れを防止するために密閉手段14を含む。
上部チャンバー9は、熱い圧縮ガスをチャンバーに入れるため、バルブ25によ
って制御されるガス入口ボート21、冷たい圧縮ガスをチャンバーから引き出す
ため、バルブ17により制御される冷たい圧縮ガス出口ボート13、及びチャン
バー内のガス圧か一定の値より低くなった時に、付加的な質量のガスを上部チャ
ンバー9に入れるため、バルブ33によって制御されるガス入口ボート29とを
具備する。
スプレー噴射口37か、圧縮中の液体スプレーの噴射のために上部チャンバーに
形成される。圧縮後、圧縮チャンバーからスプレーの液体を回収し、冷却するた
めに、回収システムか配置される。回収システムはチャンバーを出る冷たい圧縮
ガスからスプレーの液体を除去するため、上部チャンバーのボート13に接続さ
れる水分分離器47、スプレーの液体を冷却するため水分分離器47に接続され
る冷却システム45、及び、水分分離器47から冷却システム45を通り、スプ
レーノズル(図示せず)を介して上部チャンバー9へと液体をポンプで吸い出す
ため、冷却システム45と上部チャンバー9のスプレー噴射口13の間に接続さ
れるポンプ43を具備する。スプレーの液体を入れるヘッダータンクが、回収さ
れない液体もしくは回収システムから失われる液体を補充するために配置される
。
下部チャンバーI+は、チャンバー内で可能な限り永久に密閉される大量のガス
を含む。ある程度のガスは固体ピストンとチャンバーの壁との間のシール14を
通して、下部チャンバーから必然的に漏れるかもしれないが、下部チャンバーか
ら失われたガスを、例えば適切に加圧されたソースから補充ガスを入れるため、
バルブによって制御されるガス入口ボートを下部チャンバーに設けることによっ
て補充する手段を取ることができる。
図5に示した圧縮機の典型的な運転サイクルは以下のように進行するが、まず始
めに、固体ピストン12は上部チャンバー9におけるストロークの最上部で瞬間
的に休止している。この時、圧縮ガス出口バルブ17とガス入口バルブ25.3
3は閉しられており、チャンバーは圧縮ガスのポケットを含むことができる。
ピストンか方向を逆転させるとき、熱い圧縮ガス入口バルブ25か開き、熱い圧
縮ガスの充填分を上部チャンバーに導入する。所定の時間間隔の後、熱い圧縮ガ
ス入口バルブ25か閉し、熱い圧縮ガスか断熱膨張して、ピストン12を上部チ
ャンバーから下向きに駆動させる。ピストン12が下部チャンバー11へと移動
するにつれて、下部チャンバーのガスか断熱圧縮され、下部チャンバーの方向ヘ
ビストン12に付与される運動エネルギーかガスにより庄カエネルギー及び熱エ
ネルギーとして吸収され、後者は付随したガス温度の上昇を結果的に生じる。
上部チャンバー9における膨張ガスの圧力か、付加的ガス供給の入口圧にまで低
下した時、ガス入口バルブ33か開き、ピストン12の連続する下向きの動きと
同時に、付加的な質量のガスか上部チャンバーに引き込まれる。ピストンの全て
の運動エネルギーかガスによって下部チャンバーに吸収された時、ピストンは瞬
間的に休止し、上部チャンバーのガス入口バルブ33か閉じる。次に、下部チャ
ンバー内の現在熱い圧縮ガスか断熱膨張し、ピストン12に上部チャンバー9に
向かう運動エネルギーを付与する。ビス)・ンか上部チャツバ−9へと戻るにつ
れて、ガス入口ポート13を通り熱い圧縮ガスとして予め導入されている一定質
量のガスと、ガス入口ボート29を介して導入された比較的低圧の付加的な質量
のガスで構成される、上部チャンバー内のガスか圧縮される。ガスが圧縮される
につれて、圧縮プロセスかほぼ等温に行われるようにガスから圧縮熱を吸収する
ため、液体か小さな水滴の形で上部チャンバー内へ噴霧される。スプレーの噴射
は、」二部チャンバー内のガス温度がスプレーの液体の温度に達した時に開始す
るように時間調節することかできる。上部チャンバー9内のガス圧か所望の値に
到達すると、圧縮ガス出口バルブ17か開き、冷たい圧縮ガスかスプレーの液体
と共に上部チャンバーからガス出口ポート13を介して引き出される。圧縮ガス
及びスプレーの液体は水分分離器47に送らね、そこてスプレーの液体かガスか
ら取り除かれる。
ピストンか上部チャンバーにおける移動の限界に到達する前に、圧縮ガス出口バ
ルブ17か閉し、上部チャンバーに残るガスかピストンを休止させる助けをする
。ピストンか休止すると、熱い圧縮ガス入口バルブ25か開き、新鮮な熱い圧縮
ガス充填分がガス人口ボー)21を介して上部チャンバー9に導入され、サイク
ルを繰り返す。
この態様は冷たい圧縮ガスを生成するための1つのチャンバーだけを有するのて
、圧縮ガスは1サイクルに1度生成されるだけである。サイクルの期間を通して
より一定の率でガスを製造するために、お互いに遅相で操作するような1つかそ
れ以上のガス圧縮機を提供することかできる。例えば、更にもう1つの圧縮機か
設けられた場合、それらの運転サイクルは180°だけ隔てることができよう。
圧縮機かとのように配置されるかに応じて、位相分離を使用して重い固体ピスト
ンの加速かつ減速により生じる機械的振動を防止する助けとなれよう。
直線的かつ垂直に移動する固体ピストンを具備する圧縮機の選択的態様において
、等温圧縮されるガスを生成するために、また熱い圧縮ガスの導入かピストンに
上向きの方向の運動エネルギーを付与するために、下部チャンバーを適合させる
ことかできる。上部チャンバーは、ピストンの運動エネルギーを吸収するために
上向きのストロークでピストンにより断熱圧縮され、その後膨張してピストンに
下部チャンバーの方向に下向きに運動エネルギーを付与するガス体を取り囲む働
きをすることかできる。基本的に、図5に示した態様の逆の形であるこの態様で
は、上部チャンバーの方向へのピストンの運動エネルギーは、上部チャンバー内
のガスの圧縮エネルギーと熱エネルギーに、また重力による位置エネルギーに変
換されるであろう。あるいはその代わりに、上部チャンバーか全く省略されて、
熱い圧縮ガスか下部チャンバーに導入されることにより固体ピストンに付与され
る全ての運動エネルギーが、重力による位置エネルギーに変換され、その後下部
チャンバーに向かう反対方向への運動エネルギーとして放出され、下部チャンバ
ー内のガスを圧縮してもよい。このように好都合なことに、この特別な態様は1
つだけのチャンバーを必要とし、失われるガスを補充するための断熱圧縮/膨張
チャンバーに関連する補助設備を必要としない。下部チャンバーで行われる等温
圧縮を持つことの利点は、スプレーの液体の除去において重力により提供される
位置的補助を利用するように、チャンバーを設計できることである。
別の態様では、ガス圧縮機は水平面内を移動するように配置される固体ピストン
を具備することかできる。図6は2つの水平に向かい合ったチャンバーと、各チ
ャンバーへ、あるいは各チャンバーから直線的に前後に移動するように配置され
た重い固体ピストンとを含む本態様の実施例を示す。
図6において、ガス圧縮機は2つの水平に向かい合ったチャンバーを含み、各々
のチャンバーは熱い圧縮ガスを各々のチャンバーに導入するために、バルブ25
.27により制御される熱い圧縮ガス入口ボート21及び23、圧縮ガスを各チ
ャンバーから引き出すためにバルブ17.19により制御される圧縮ガス出口ボ
ー[3及び15、付加的なガスを各チャンバーに入れるためにガス入口バルブ3
5.37により制御されるガス入口ボート31及び33、及び、ガス温度を制御
するために各チャンバーに液体スプレーを噴射するためのスプレー噴射口37及
び39を有する。ガス圧縮機は、減摩軸受14.15により支持され、2つのチ
ャンバー9と11の間を自由に振動する重い固体ピストン12を有する。ピスト
ン12とチャンバーの壁との間のギャップを通したガス漏れを防ぐために、ピス
トンと各チャンバーの壁との間にすべりシール56.58が設けられる。この態
様では、ピストン12の各々の端かチャンバー9.11の端になるように湾曲し
ている。
各チャンバーにおけるガスの等温圧縮の後、スプレーの中で使用された液体を回
収し、その液体をスプレーにおける再使用のために処理するため、回収システム
が設けられる。回収システムは圧縮ガスからスプレーの液体を除去するため、各
々の圧縮ガス出口ボート13.15に接続される水分分離器47と49を具備す
る。液体の除去を容易にするため、出口ボートは各チャンバーの下部に形成され
る。水分分離器47.49はスプレーの液体を冷却するため、冷却システム45
に接続される。液体を水分分離器47.49がら冷却システムを通り、スプレー
噴射口を通って各チャンバーへ戻すために、各チャンバー用のポンプ43.44
が冷却システム45とスプレー噴射口37.39との間に接続される。
ガス圧縮機の本態様の運転サイクルは以下のように進行するか、まず始めにピス
トン12は右手チャンバーIIにおける移動の限界にあり、チャンバー11内の
全てのバルブは閉じられている。右手のチャンバー11にはピストンを休止させ
るために使用される少量の断熱圧縮されたガスが入っている。この時点で、左手
のチャンバーには、熱い圧縮ガスとして熱い圧縮ガス入口ポート21を通して予
め導入され、冷却されて膨張した一定質量のガスと、ガス入口ボート31を通し
て予め導入されている比較的低圧の一定質量のガスとから成る一定質量のガスが
入っている。左手のチャンバー9の全てのバルブは閉じられている。
ピストンが休止した後、右手のチャンバー11に残る圧縮ガスが膨張し、チャン
バーからピストン12を押し始める。同時に、熱い圧縮ガス入口バルブ27が開
き、熱い圧縮ガス充填針か右手のチャンバーに導入される。所定の時間間隔の後
、ガス入口バルブ27が閉しる。熱い圧縮ガスはその後断熱膨張し、ピストン1
2を右手のチャンバー11から左手のチャンバー9へと押しやる。このように、
膨張エネルギーが左手のチャンバー9の方向へのピストンの運動エネルギーに移
される。ピストン12が左手のチャンバー9へと移動するにつれて、ガスが圧縮
され、同時に液体スプレーの形状で液体がチャンバーに噴射されて、圧縮中のガ
スを冷却する。
右手のチャンバー11内の膨張ガスの圧力が所定の値以下に低下すると、ガス入
口バルブ37か開き、付加的な質量の比較的低圧のガスがガス入口ボート33を
通して右手のチャンバーへと引き込まれる。
左手のチャンバー9のガス圧か所望の値に達した時、ボート37を通してのスプ
レーの噴射か停止され、圧縮ガス出口バルブ17が開き、圧縮ガスがスプレーの
液体と共にチャンバーから圧縮ガス出口ポー!3を通って引き出される。圧縮ガ
ス及びスプレーの液体は水分分離器47を通り、そこでスプレーの液体がガスか
ら取り除かれる。その後スプレーの液体は冷却器45を通ってからスプレーにお
いて再使用される。
ピストン12が左手のチャンバー9における移動の限界に達する前に、圧縮ガス
出口バルブ17か閉じ、チャンバー内の残留ガスは断熱圧縮され、ピストンを一
時的に休止させる。この時、右手のチャンバー11のガス入口バルブ37が閉じ
られる。その後残留ガスか膨張するにつれて、ピストンは方向を逆転し、この時
点で、熱い圧縮ガス入口バルブ25が開き、新鮮な熱い圧縮ガスの充填針が、熱
い圧縮ガス人口ポート21を通して左手のチャンバー9へと噴射される。バルブ
25は所定の時間間隔が過ぎた後に閉じる。その後熱い圧縮ガスが断熱膨張し、
ピストン12を押して左手のチャンバー9から右手のチャンバー11へと戻す。
右手のチャンバー11の全ての入口及び出口バルブが閉じられ、チャンバー11
は熱い圧縮ガスとしてガス入口ボート23を通して予め導入され、冷却されて膨
張した一定質量のガスと、入口33を通して予め導入されている一定質量の比較
的低圧のガスとから成る一定質量のガスを含んでいる。ピストン12か右手のチ
ャンバーIIへと移動するにつれて、ガスか圧縮され、同時に液体のスプレーか
スプレー噴射口39を通してチャンバーへと噴射され、圧縮中のガスを冷却する
。
左手のチャンバー9のガス圧か所定の値にまで低下した時、ガス入口バルブ17
か開き、イ1加的な質量の比較的低圧のガスかガス大口ポーH3を介して左手の
チャンバー9へと引き込まれる。
右手のチャンバー11のガス圧か所望の値に達した時、圧縮ガス出口バルブ19
か開き、圧縮ガスかスプレーの液体と共に、チャンバーから出口ポート15を通
って引き出される。圧縮ガスとスプレーの液体はその後水分分離器49に送られ
、そこてスプレーの液体か圧縮ガスから取り除かれる。その後液体は冷却器45
に送られ、そこて冷却されてスプレーの中の液体として使用されるために戻され
る。
ピストンか右手のチャンバーIIにおける移動の限界に達する前に、圧縮ガス出
口バルブ19か閉じ、スプレー噴射か停止され、残留ガスか断熱圧縮されて、ピ
ストン12を一時的に休止させる。この時、左手のチャンバー9の全てのバルブ
か閉しられ、熱い圧縮ガス入口バルブ27か開いて、新鮮な熱い圧縮ガスの充填
針を右手のチャンバーIIに導入し、その圧縮ガスは膨張して、ピストンを右手
のチャンバーから左手のチャンバーへと押し、サイクルを繰り返す。
水平に移動する固体ピストンを有し、上述したものと異なる作動モードを持つ他
の形態のガス圧縮機も企図される。例えば、チャンバーの1つを断熱圧縮/膨張
チャンバーとして使用してもよく、交互に断熱圧縮と断熱膨張が繰り返される密
閉されたガス体を入れ、チャンバーの方向にピストンに付与される運動エネルギ
ーをチャンバーから出る方向へのピストンの運動エネルギーに変換してもよい。
このように、チャンバーは図5に示した下部チャンバーと同じように機能するで
あろう。
固体ピストンか水平面内で移動するように配されるので、ピストンを支えるため
に何等かの手段を設けなければならず、同時にピストンの水平移動を妨害しよう
とする摩擦力を最小にすることか好ましい。支持軸受は、例えばピストンの重さ
を支えるために特に設計されたコロ軸受等の機械的軸受であってよい。各軸受に
よって支えられるピストンの重さは、軸受の数を増やすことによって減少させる
ことかできる。ピストンは可及的にコンパクトに作ることが望ましいか、単位長
7幅毎のピストンの重さはそれに応じてピストンの大きさを変えることによって
変化させることができる。ピストンはどのような形であってもよく、その長さに
沿った横断面の外形及び大きさか変化してもよい。このように、ピストンの質量
もその長さに沿って変化してもよく、ピストンの質量をこのピストンの一部に集
中させることが適当であろう。ある応用においては、支持軸受がピストンの全質
量のかなりの割合を支えるように設計することが適当であろう。ピストンを支え
るために、減摩軸受の池のタイプ、例えばその操作が磁気浮揚もしくは強制流体
による浮揚の原則に基づいているものを使用することかてきる。
ある応用においては、圧縮中はぼ等温状態に圧縮チャンバー内の空気またはガス
を維持する液体スプレーを、圧縮チャンバーの外側で発生させることが好都合で
あろう。スプレーもしくは霧は、空気またはその他のガスを入れた別個の外部容
器において発生させることができる。その後圧縮に先立ち、液体スプレーもしく
は霧は空気または池のガスと共に圧縮チャンバーに引き込まれる。
図7は図5に示したものと類似するか、圧縮中にガスを冷却するための霧を発生
させる、圧縮チャンバーの外部にある別の容器を具備し、そこで圧縮チャンバー
に入れる前に大気と混合するようになった線形の垂直ガス圧縮機を示す。図7に
おいて、圧縮機は下部チャンバー11の上に垂直に配置された上部チャンバー9
を含み、各々のチャンバーへと/から垂直に自由に振動する固体ピストンを存す
る。上部チャンバー9はチャンバーに熱い圧縮ガスを入れピストン12を下方に
駆動させるためにバルブ25によって制御される熱い圧縮ガス入口ポート2I、
冷たい圧縮ガスをチャンバー9から引き出すためにバルブ■7によって制御され
る冷たい圧縮ガス出口ボーH3、及び、付加的な比較的低圧のガスと共に液体ス
プレーをチャンバー内に引き入れるためにバルブ33によって制御されるガス入
口ボート29を具備する。ガス入口ポート29は霧を発生させる別の容器55に
接続される。ガス入口ボート57はガスを霧発生器55に引き入れるために設け
られる。
圧縮チャンバーを出る冷たい圧縮ガスから分離される液体はクーラー45を介し
てポンプ43によって再循環され、霧発生器55に戻される。液体スプレーもし
くは霧は従来からの手段を用いて、例えば1つかそれ以上のスプレーノズルを通
して液体を押しやることにより、霧発生器55内で発生させることができる。
ピストン12の下向きの運動中に、ガス入口バルブ33か開き、ガスがガス入口
ボート57を通して霧発生器55内に引き込まれ、ガス入口ボート29を通して
圧縮チャンバーに細かな液体の小滴を押し流す。液体スプレーは圧縮チャンバー
内の圧力が比較的低い時に圧縮チャンバーへと導入されるので、またスプレーは
圧縮中というよりむしろ圧縮の前に入れられるので、液体をポンプで入れるとい
う作業か減らされ、圧縮チャンバー内部のガスにおいて小滴の優れた分布か達成
される。圧縮チャンバーの外部でスプレーを形成することにより、より細かなス
プレーを達成することか可能である。例えば、大きな小滴を分離し、それらを等
温圧縮機に噴射せずに再循環させる方か好ましいてあろう。更に、霧発生器への
ガス流を低圧ファンで助けることか望ましいであろう。霧発生器は更に、小滴を
細かな霧に砕くために回転ディスクまたは回転ブレード等の機械装置を含むこと
ができる。
液体スプレー及び大気か圧縮チャンバーに導入される方法を除けば、図7に示し
たガス圧縮機は図5に関連して説明した方法と全く同じ方法で作動する。
上述した圧縮機の態様は全て熱い圧縮ガスによって駆動される。圧縮機を駆動す
るもう1つの方法は液体の圧力水頭を使用する。運動エネルギー蓄積手段は、液
体のエネルギーをガスの圧縮エネルギーに移すために配置される、固体であれ、
液体であれ、もしくはその両方であれ、重いピストンによって好都合に提供され
る。この方法で作動する液体ピストン等温圧縮機の態様を図8に示す。
図8において、等温圧縮機は2個のパイプ102.103を含み、各々が水平に
配置される中間部分105と107を存し、各々か液体ピストン109と111
を包含している。各パイプ+02.103の端部分の片方+13と115が垂直
に上向きに伸び、その中に各々形成される圧縮されるガス用のチャンバ−117
と119を有する。パイプ102、+03の各々の端部分は1つの大きな容器1
27として形成される。
蓄圧器127からの液体の流れを制御するためのメインフローノくルブ129、
ボーH31が、パイプ102、+03の水平部分105.107に配置される。
出口ポート133と135がメインフローバルブ129.131とノくイブ10
2.103の垂直部分113.115の間の水平部分105.107に形成され
る。
トレーンバルブ137.139が出口ボート133.135に配置され、ノくイ
ブ102.103から流れ出る液体の流れを制御する。メインポンプ141か出
口ボート133.135と蓄圧器127の間に接続され、出口ボート133.1
35を通して排水された液体を蓄圧器に再充填する。
前と同じように、圧縮ガスを冷却するために液体スプレーが各々のチャンツク−
117,119に設けられる。各チャンバー117.119にはガス出口ボート
147.149が設けられ、各々が冷たい圧縮ガスを各チャン/<−117,1
19から引き出すためのバルブ+51.153を有する。各チャンノく−は各々
のチャンバーに適当なソースからガスを入れるためにガス人口ボート155.1
57を具備する。
作動において、蓄圧器は流れのサージを提供して液体ピストン109.111を
駆動するため、加圧化された液体の貯蔵庫として作用する。これらのサージのタ
イミングはパイプ+02.103の中にあるメインフローバルブ129.131
によって制御される。メインフローバルブか開かれると、サージ液体かlくルブ
を通って流れ、液体ピストンをチャンバーの中へ動かしてガスを圧縮する。同時
に、チャンバーと連係するスプレーか活動化されて圧縮中のガスを冷却する。チ
ャンバー内の圧力か所定の値に達した時、圧縮ガス出口ボートが開く。
液体ピストンがその移動の最上部に達した時、メインフローノくルブが閉じ、ド
レーンバルブか開く。同時に、ガス出口バルブか閉じ、ガス入口バルブか開いて
、低圧ガスがドレーン液に代わるようになる。ドレーン液はメインポンプ141
によって蓄圧器に戻るように再循環される。
好ましくは、各パイプの液体ピストン109.111の運転のタイミングは、液
体か一方のパイプから蓄圧器に戻される間に、液体か蓄圧器から出てもう一方の
パイプへと流れるように調節される。従って、2つのノくイブシステムにおし1
て、各パイプの液体ピストンのサイクルは反対の位相でなければならない。一般
に、液体表面の上のガスは、流入量か流出量を越える時に圧縮され、反対の時に
膨張する。その目的は、圧力水頭及びポンプ141によって送られる流れにおけ
る変化を最小にし、常時最高の効率で作動てきるようにすることである。ガスの
体積は断熱的に膨張し収縮することか好ましい。蓄圧器は、蓄圧器のガスが圧縮
される時の熱損失を最小にするために絶縁される。蓄積されたガスは圧縮される
ガスには接続されず、実際のところ2つのガスの組成か同しである必要はない。
好都合なことに、蓄圧器から出る液体の流量は液体ピストンのti性により制限
され、それは蓄圧器内のガス圧の大きすぎる変化を防止する。
メインフローバルブ+29.13+は液体ビス1ヘンの運動を開始させる。これ
らの制御バルブ1よ、液体か圧縮チャンノ1−からポンプで吸い出された時に開
く。
また、液体ピストンか圧縮チャンバーにおける移動の最大点に達した時に閉しる
。
主制御バルブは液体駆動等温圧縮機の重大なアイテムである。パイプの直径は↑
tめて大きくてもよく、しかもバルブを素早く、また頻繁に開閉てきることか重
要である。バルブはおそらく8バールの圧力を引き止める必要かあろう。更なる
要件は、バルブか開いた時に最小の流動抵抗を提供しなければならないことであ
る。
特徴は、液体流の方向か逆転し、瞬間的に速度かゼロになる時にのみ開閉するこ
とである。この任務のためには他のl\ルブデザインも可能であるかもしれない
か、バルブはパイプの横断面を横切る多数の棒に支持される一組のルーツ\−か
ら成ることか好ましい。ルーバーは流れに沿って一列に整列させると、流動抵抗
を最小にするように輪郭付けられるであろう。
トレーンバルブ137.139は液体ピストンかその移動の最大限度に達する時
に開き、圧縮チャンバーカ寸井水される時に閉じるように配置される。これは、
バルブかメインフローバルブ129.131から180°違相て作動することを
意味する。液体トレーンバルブはメインフローバルブと同しタイプのものである
ことか好ましい。
スプレーポンプ159.161は蓄圧器容器と噴霧のために液体を供給する噴霧
器との間に接続される。クーラー163と165はスプレーポンプ159.16
1と液体を冷却する噴霧器との間に接続されることが好ましい。スプレーポンプ
は、圧縮チャンバー内の圧力か変化している間、一定の流れを確実にするため、
容積式であってよい。
ガス駆動等温圧縮機と今まで説明してきた液体駆動等温圧縮機との間の主な違い
は以下の通っである。両タイプの圧縮機は同し物理的原則に基づいている、つま
り等温圧縮を行うために重い液体及び/又は固体ピストンを使用するか、主エネ
ルギーは異なる手段により提供される。液体ピストン圧縮機を比べてみると、ガ
ス駆動システムはメインバイブラインの中の液体に浸漬される大きなバルブを具
備しない。従って、液体ピストンの摩擦散逸はガス駆動システムにおいて最小に
される。液体駆動圧縮機において1サイクル毎に1回のガス量を圧縮するのに比
へ、図1に示したガス駆動液体ピストン圧縮機の態様は、液体ビス)・ンの各々
のサイクルにおいて2回のガス量を圧縮する。液体駆動圧縮機は通常主エネルギ
ー源として大きなポンプを必要とするが、ガス駆動圧縮機は、通常ガスタービン
に取り(jけることができるもの等の従来のガス圧縮機を必要とする。
図1.2及び8に関連して、液体ピストンを形成するパイプのアームは実質的に
垂直であり、パイプは「U」の形に作られるようにほぼ水平の中間部分を持つも
のとして説明してきたか、アームはとのような角度に傾斜していてもよく、また
「Ujは広くても、狭くても、浅くても、深くてもよい。図8に示すように幾つ
かのU字型チューブを合わせて、アームの1つか数個のチューブの間で共有され
てもよいか、これは図1と2に示したガス駆動圧縮機にも同様に応用できる。
パイプは如何なる横断面形状をしていてもよく、特に、環状、長円形、楕円形、
三角形、四角形、方形、六角形、多角形、あるいは不規則な形であってもよい。
パイプはその長さに沿って一定の横断面のものであっても、あるいは横断面か(
例えば面積、及び/又は外形において)変化してもよい。このように、圧縮チャ
ンバーの横断面積は、液体ピストンを形成するダクトの部分より大きくても小さ
くてもよい。好都合なことに、比較的小さな横断面積を有するダクトは値段か高
くなく、構築するのに複雑でもない。パイプの長さはIOから500メートルの
範囲てあってよく、直径は02から10メートルの範囲であってよい。しかしな
がら、これらの寸法は表示のためだけであって、ある応用に対してはこれらの範
囲から外れた値も使用できるであろう。パイプはその長さの内、水平部分か地中
を通るトンネルとして形成されてもよいし、あるいは溝の中に置かれても、単に
地面から支えられてもよい。しかしながら、エネルギーをピストンの運動エネル
ギーとして蓄えることができるように、またパイプの表面に接する液体の流れに
よる摩擦損失を最小に保つために、パイプの大きさを重い液体ピストンを収容で
きる大きさにすることか好ましい。
2個のパイプと2個の液体ピストンを具備する液体駆動等温圧縮機の代わりに、
1個もしくは2個以上のパイプと液体ピストンで作動するように構成することが
できるであろう。1つのパイプを使用する場合、メインポンプは液体ピストンの
全サイクルの半分の期間だけ作動する必要かあるであろう。この状況は、液体ピ
ストンと同相で作動される機械的ピストンを含む往復ポンプによってかなえられ
るであろう。更に、メインバイブに形成される出口のドレーンバルブの必要性か
取り除かれるであろう。
あるいはその代わりに、液体ピストンを有する圧縮機の態様が、メインパイプに
配置され、液体ピストンを駆動させる何等かの外部手段によって駆動される機械
的固体ピストンを含んてもよい。固体ピストンは好ましくはメインパイプの水平
部分の中を前後に振動し、固体ピストンのいずれかの側に液体ピストンかあって
もよい。
液体ピストン圧縮機に関して、液体スプレーは、図4.2.8に示した態様の場
合と同様にガスに噴射される前に、大きなパイプからスプレーを引き出し、外部
クーラーを通して循環させることにより、連続して再循環させてもよいか、液体
スプレーは大きな補給部もしくはりザーバーから引き出すことかできるであろう
。この場合、液体は残量をほぼ一定に保つために大きなパイプから同時に排水さ
れるであろう。
スプレーとガスの間で移される熱は、蒸気の蒸発を含んでもよいし、含まなくて
もよい。これはスプレーの中の小滴の初期温度、小滴により吸収される熱■、及
びガスか圧縮される間の時間に大きく依存する。
燃焼室と等温圧縮機を備えたガスタービンプラント等温ガス圧縮機は主として発
電の分野において応用されることか期待されている。例えば、圧縮機はガスター
ビンと連合して使用できる。図9において、一般符号200で示すガスタービン
プラントは、ガスタービン2011等温圧縮機203、ガスタービン201を出
る熱い低圧ガスを用いて冷たい圧縮ガスを予熱するための熱交換器205、及び
予熱された圧縮ガスから熱い高圧ガスを発生させてガスタービン201を駆動さ
せるためのメインヒーター207を含む。ガスタービン201は発電a209を
駆動させるために配置される。メインヒーター207は予熱された加圧化ガスの
中で燃料を燃やすための燃焼室を含み、それによって熱い高圧ガスか燃焼ガスに
なる。
等温圧縮機が本発明によるガス圧縮機を含む場合、それは通常ガスタービンによ
り駆動されるであろう。例えば、ガス駆動圧縮機において、熱い圧縮ガスは従来
の圧縮機により提供することができる。上述したように、このタイプの等温圧縮
機は所定のエネルギー人力に対して従来の圧縮機より大きな質量の冷たい圧縮ガ
スを生成する。しかしながら、液体駆動等温圧縮機では、従来の圧縮機と同し質
量のガスを生成するか、必要とするエネルギーは少なくなるであろう。従って、
圧縮機を駆動する際にガスタービンからのエネルギー消費が少なくなるか、ある
いは等温圧縮機を駆動させるためのエネルギーは従来の圧縮機と同じであるが、
より大きな質量のガスがガスタービンを駆動する際に使用するために生成される
。
ガスタービンからの排気熱は通常は空気である入口ガスを予熱するために使用さ
れるので、熱回収蒸気発生器、及び結合サイクルガスタービンと蒸気プラントに
おいて必要とされる連合する蒸気タービンは必要ではなくなるであるも蒸気プラ
ントが必要ではないので、蒸気プラントによって賦課されるガスタービンプラン
トに対する制約か取り除かれる。従って、ガスタービンからの排気温度は蒸気サ
イクルに適切な値より上に上昇させることができ、ガスタービンの性能を最大限
発揮するために活用される。これは1つ以上の燃焼段階(つまりガスタービンの
再加熱)でのガスタービンの使用を含むことができる。更に、より高いタービン
入口の温度を達成できるように、等温圧縮機からの一定割合の冷たい圧縮ガスを
ガスタービンブレードの冷却を増加させるために用いることができる。
湿式、乾式もしくはハイブリット冷却塔等の如何なる形状の冷却システムも、あ
るいは大気もしくは海、河川または湖等の水体に対する直接冷却をサイクルと共
に使用することができる。
冷たい圧縮ガスか空気であり、熱い高圧ガスがガス状の燃焼生成物である場合、
一般に(2つのガス流の熱容量の違いによって)冷たい圧縮ガスを予熱するため
に必要である以上の熱を、燃焼ガスにおいて利用てきるであろう。追加される冷
たい圧縮空気流を加熱し、次に(燃料の燃焼なしに)1つかそれ以上の空気ター
ビンを通して膨張させ、多くの電力を発生させる等の他の目的のために、この過
剰の熱を使用することかできるであろうし、これを達成するためにおそら(1つ
かそれ以上の補助的熱交換器を使用てきるてあろう。回路のこの部分を通る流れ
はメインフローの小部分だけであるので、付加的な空気タービン及び補助的熱交
換器はシステムの主成分よりはるかに小さくてよいであろう。あるいはその代わ
りに、燃焼ガスからの付加熱はプロセス熱、空間加熱、もしくはその他の外的目
的のための熱を提供するために使用できる。図10はこれらの代替案の第一のも
のを実装するガスタービンプラント300のブロック線図を示す。
ガスタービンプラント及び補助的空気タービンガスタービンプラント300は、
第1の発電機309を駆動させるガスタービン301、等温圧縮機303、ガス
タービン301の排気ガスによって圧縮機からの冷たい圧縮空気を加熱するため
の熱交換器305を含む。はとんどの予熱された圧縮空気は燃料と共に燃やすた
めの燃焼室に供給されてガスタービン301のために燃焼ガスを提供し、予熱さ
れた圧縮空気の小部分か第2の発電機315を駆動させる第1の空気タービン3
13の入力に送られる。空気タービン313からの排気空気は空気対空気熱交換
器317を通して、等温圧縮機からの冷たい圧縮空気の一部を予熱し、第2の空
気タービン319を駆動するために送られる。
ガスタービンプラントの本態様では、等温圧縮機はガスタービン301により駆
動される回転式圧縮機311によって駆動されるガス駆動圧縮機である。
空気タービンプラント及び等温圧縮機
燃焼室を含むメインヒーター307の代わりに、外部熱源を含んでもよく、それ
は石炭または油燃焼炉でも、化学的または工業的プロセスから生じる熱でも、原
子炉または太陽炉であってよい。図11はメインヒーター407が石炭燃焼炉で
ある空気タービン401を含むガスタービンプラントのブロック線図を示す。
その配置は図9に示したものと同しであるが、但し、等温圧縮機からの冷たい圧
縮空気が空気タービンからの排気空気により予熱され、熱交換器からの予熱され
た空気かメインヒーター407により加熱されて空気タービンの中で膨張する点
か異なる。この配置は燃焼室からの燃焼生成物がタービンを通過することか望ま
しくない場合に使用される。燃焼生成物かない場合には、非常に類似した回路か
熱源(つまり、工業的、化学的、太陽、原子力、地熱)のために使用されるであ
ろう。本質的な違いは、石炭燃焼炉が別の種類の熱交換器によって置き換えられ
ることであろう。
図9に示したガスタービンとしては、外部加熱サイクルかタービンの中での空気
の膨張中に再加熱段階を組み込むことができる。動作流体としての燃焼生成物を
持たない開放または密閉外部加熱サイクルの特徴は、タービンからの排気ガスの
熱容量か入口ガスのものと本質的に同じであることである。このように、もしそ
れかなければ2つのガス流の熱容量の違いにより発生するであろう過剰熱がなく
、従って回路のこの部分には追加のタービンがない。
図12は一般符号450て示すガスタービンプラントの別の態様を示し、それは
第1の発電機453を駆動するガスタービン451と第2の発電機457を駆動
する空気タービン455を具備する。ガスタービン451からのIJP気ガス中
の熱は、冷たい圧縮空気の供給物を加熱することにより回収され、それは空気タ
ービン455を通して膨張する。空気タービンは発電サイクルの最終的な低温段
階で使用されるので、サイクルは空気ボトミングサイクル(air botto
ming cycle)と称される。
空気ボトミングサイクルを備えたガスタービンプラント図12において、第1の
回転式圧縮機459からの熱い圧縮空気は燃料と共に燃焼するために燃焼室46
1に送られる。燃焼ガスはその後事1の発電81453を駆動させるガスタービ
ン451の入力に送られる。第2の従来の回転式圧縮機463からの熱い圧縮空
気は、上述した種類のもので、図4から図7のし)ずれカ〜に示したガス駆動圧
縮機である等温圧縮機465に送られる。等温圧縮機465からの冷たい圧縮空
気は熱交換器467に向けられ、そこで圧縮空気はガスタービンからの熱い排気
ガスで加熱される。熱交換器467からの熱pz圧縮空気(ま第2の発電機45
7を駆動する空気タービン455の入力に送られる。
等温圧縮機を備えた空気ボトミングサイクルは図9、IOにお0て説明しtこサ
イクル程効率的でないかもしれないが、このサイクルの重要な利点は、サイクル
の中で使用されるガスタービンか現存するガスタービンプラントにおし1て現在
実装されているものであってよいことである。従って、本態様は新たなガスター
ビン開発費を避ける一方、CCGTにおいて使用される蒸気プラントの投下資本
費用をも避けることかできる。
エネルギー蓄積及び回収方法
等温圧縮機は空気等の圧縮ガスの形態でのエネルギー蓄積のために使用できる。
圧縮ガスの形態でエネルギーを蓄積するための計画は既に存在しているが、従来
の圧縮機の使用はエネルギーの大部分か浪費され、回収することができなし)こ
とを意味する。空気か等温圧縮される場合、圧縮プロセスにおいては少しのエネ
ルギーしか消費されず、元のエネルギーの大部分は回収できる。冷たい圧縮空気
は過度の漏洩なしに賦課される圧力を許容することができる適当な大きな空洞の
中に蓄積できるであろう。例えば、廃止された鉱山や油井をこの目的のために使
用できるてあろう。枯渇したオフショア油井は、漏洩を抑制するであろう自然の
外部カロ圧を海か提供するという利点を有するであろう。
一般に、等温膨張器として等温圧縮機を運転するために、蓄積容器からの冷たい
圧縮ガスが圧縮チャンバーに導入され、それを膨張させてピストンをチャンノく
−から動かす。ガスか膨張するにつれて、液体かチャンノく一部に噴霧され、ガ
ス温度を一定に維持するか、またはガス温度を上昇させる。ガスの圧力(及び熱
)エネルギーは運動エネルギーに変換され、それは第2のピストンが第2のチャ
ンバーにおいてガス体を圧縮するために利用できるか、あるいは同じピストンか
圧縮チャンバーへの帰還ストロークと同時にガスを圧縮するために利用できる。
ガスはその温度がタービンの運転温度にまで、例えば、空気タービン用としては
約300°Cまて上昇するように断熱圧縮される。
図13は蓄積されたエネルギーを等温圧縮機を等温膨張器として逆に作動するこ
とにより回収するエネルギー蓄積計画を詳細に示す。図13aにおいて、エネル
ギー蓄積プラントは等温圧縮機501を含み、それは図5に示した、モーター5
05により駆動される回転式圧縮機503により駆動されるものと同様である。
圧縮機は下部チャンバー511の上に垂直に配置される上部チャンバー509、
及び各々のチャンバーへと/から垂直に上下に自由に移動できる固体ピストンを
含む。下部チャンバー511は密閉されたガスを含み、ピストンを圧縮チャンバ
ー509へと戻すだめの、断熱バウンスチャンバーとして作用する。上部チャン
バー509は熱い圧縮ガスを回転式圧縮機からチャンバーに入れるためのバルブ
525によって制御される熱い圧縮空気入口ボート521を具備する。バルブ5
33により制御される空気入口ポート529が、ピストン512の外向きの運動
中に上部チャンバー509に付加的な質量の低圧空気を入れるために設けられる
。
バルブ517により制御される圧縮ガス出口ポート513が、圧縮ガスをチャン
バーから引き出すために設けられる。圧縮ガス出口ポート513は冷たい圧縮空
気を蓄積するために、水分分離器を介して大きな空洞に、例えば廃止された鉱山
等に接続される。上部チャンバー509は液体スプレー噴射口537を有し、そ
こを通して液体が噴射ポンプ543からチャンバーへと噴霧される。液体は適当
なソース、例えば貯水池、河川、湖または貯蔵タンク544からスプレー噴射ポ
ンプに供給され、その後水分分離器から貯水ンクまたは貯水池544に戻される
。
圧縮後圧縮チャンバーから追い出されるスプレーの液体は通常周囲温度より高い
温度であり、液体の熱はその後エネルギー回収中に使用されるために蓄えること
ができる。この場合、貯蔵水から周囲への熱漏れを防ぐため、貯水タンクを熱的
に絶縁することか好ましい。
図13bは蓄えられた圧縮空気からエネルギーを回収することが可能な1つの計
画を示し、それは一般符号501で示される等温膨張器を具備する。
等温膨張器501は下部チャンバー511の上に垂直に配置される上部チャンバ
ー509と、各々のチャンバー間を垂直に自由に振動する固体ピストン512を
含む。上部チャンバーは、チャンバーの最上部に置かれ、バルブ525によって
制御され圧縮ガス蓄積容器548に接続される冷たい圧縮ガス入口ポート521
を具備する。更に上部チャンバーは、液体スプレー噴射ポンプ543を介して貯
水タンク544に接続される液体スプレー噴射口537を具備する。/<ルブ5
17により制御されるガス出口ボート513か上部チャンバーの壁に、上から少
しの距離をあけて形成され、水分分離器547に接続される。
下部チャンバー511はチャンバーに空気を引き入れるためバルブ519により
制御されるガス入口ポート518と、バルブ529により制御され、空気タービ
ン531の入力に接続される圧縮ガス出口ボート527を具備する。ガス入口ボ
ート517とガス出口ボート527は下部チャンバーの基部からある距離をおい
てチャンバーの壁に置かれる。空気タービン531か発電機533を駆動するた
めに配置される。
図13bに示したエネルギー回収プラントの典型的な運転サイクルは以下の通り
であるか、まず始めにピストン512は上部チャンバー509においてその最高
に高い位置にある。この時点て下部チャンバー511には圧縮される新鮮な空気
か入っており、人ロハルブ519と出口バルブ529は閉じられている。
ピストンか瞬間的にそのストロークの最上部で休止すると、圧縮ガス入口バルブ
525か開き、圧縮空気蓄積容器548からガス入口ボート521を通って上部
チャンバー509へと新鮮な冷たい圧縮空気を入れる。圧縮空気はその後膨張し
てピストンを下方へ押しやる。同時に貯水タンク544から暖かい水かスプレー
の形状で上部チャンバーに噴射される。液体スプレーは、空気か膨張するにつれ
て熱を圧縮空気に移して空気の冷却を防止し、膨張かほぼ等温で行われるように
する。
ピストンか下部チャンバーに移動するにつれて、下部チャンバーの空気は断熱圧
縮され、空気圧か所望の値に達すると、ガス出口バルブ529か開き、熱い圧縮
空気か下部チャンバーから流れ出て、空気タービン531の中で膨張する。ピス
トン512かガス入口ボート518、出口ポート527を通過する時、チャンバ
ー内のガス入口及び出口の下に閉し込められた残留空気が断熱圧縮され、ピスト
ンを上部チャンバーにおけるそのストロークの最上部に戻すためにピストンの残
留エネルギーの一時的な蓄えとして作用する。
ピストンは下部チャンバーの基部の上で瞬間的に休止し、その後間し込められた
熱い圧縮空気か膨張するにつれて上方へ駆動される。ピストンか方向を逆転する
につれて、上部チャンバーのガス出口バルブ517か開き、スプレーの液体と共
に膨張空気かチャンバーから水分分離基547を通して追い出される。スプレー
の液体は空気から分離され、貯水タンク544に戻され、水分分離器からの空気
は大気中に追い出される。ピストンが下部チャンバーの空気人口ボート518を
通過して上方へ移動すると、空気入ロハルブ519か開き、次のサイクル中の圧
縮のために新鮮な空気かチャンバーへと引き入れられる。ピストンの上方運動は
、ピストンかガス出口ポート513を通過する時に、チャンバー内に閉し込めら
れた空気の残留ポケットにより停止される。最後に、ピストンは上部チャンバー
内のストロークの最上部に達し、サイクルを完了する。
図13a、bは各々単一の貯水容器を示しているが、最適の貯水方法は、等温膨
張器を通ってきた冷たい水を入れた1つかそれ以上の絶縁された貯水タンクと、
等温圧縮機を通ってきた暖かい水を入れた1つかそれ以上の絶縁された貯水タン
クを具備することてあろう。次の蓄積/回収サイクルにおいて、冷たい水は等温
圧縮のために使用され、暖かい水は等温膨張に使用されるであろう。
図13a、13bに示し、上記において説明したエネルギー蓄積/回収計画は、
エネルギー回収プロセス中に燃料もしくは外部熱源を必要としない。等温圧縮機
及び等温膨張器はその機能に応して必要であるように修正した1つの同しユニッ
ト(圧縮機もしくは膨張器のいずれかとして)であってもよく、あるいは1つは
特にエネルギー蓄積のために等温にガスを圧縮するため、他の1つはエネルギー
回収のために等温にガスを膨張させるための2つの別々のユニットを実装しても
よい。エネルギー回収用の等温膨張は空気か膨張するときに空気の冷却を防止す
るため、熱の入力を必要とするか、この熱は周囲温度での給水によって提供する
ことかできるであろう。(例えば、工業的プロセスから、もしくは現存する発電
所の冷却システムから)周囲温度以上の熱源か利用できれば、元々蓄えられてい
た以上の電気エネルギーを戻すことか可能であろう。
エネルギー蓄積への別のアプローチは前述の図9.11に示したものと類似する
サイクルを使用するが、冷たい圧縮空気を蓄える施設も備えたものである。電力
需要か低い時は、過剰電力を空洞を加圧するために使用できる。需要が高い時は
、空洞から冷たい空気を引き出し、最大電力を消費者に届けることかできる。
図9において説明した等温圧縮機及びガスタービンプラントを実装したエネルギ
ー蓄積回収計画の1つの可能な方法を図14に示す。図14に示したガスタービ
ンプラントの構成部材は図9のものと全く同じてあり、同じ構成部材は同じ番号
で示す。図14では2つのエネルギー蓄積計画選択案が示され、1つは氷として
熱エネルギーを蓄積することを含み、他の1つは上述したように冷たい圧縮空気
の形態でのエネルギー蓄積を含む。後者の計画では、等温圧縮機の出力は圧縮空
気か蓄えられる大きな空洞に接続される。低い電力需要期には、ガスタービンプ
ラントを駆動するのに必要である以上の等温空気か製造され、この空気か蓄えら
れる。高い電力需要期には、プラントか製造する等温空気量が減少し、空気は貯
蔵空洞から取り出される。従来の圧縮空気蓄積システムに対して、等温圧縮機エ
ネルギー蓄積システムの魅力は、空気か蓄積された時と同じ温度で圧縮されるの
で、そうでない場合には浪費されるであろう過剰熱を製造するのにエネルギーを
消費しないことである。
図14に示した第2のエネルギー蓄積計画は、氷/水を貯蔵するための貯水タン
クに接続される冷凍システム213を含む。貯水タンク2+5からの水は、圧縮
中にスプレーの中で使用するため、等温圧縮機203に供給される。氷/水熱貯
蔵システムは、昼間と夜間の温度差か大きい場合に魅力的な選択である。典型的
に、周囲温度か低いか電力需要も低い夜間は、プラントは全能力で運転すること
かでき、過剰電力は冷凍システム213を駆動するために使用されて水を凍らせ
、それを氷として貯蔵する。外部スプレー水冷却システム217はこの期間に最
大利用されるであろう。電力需要か高い昼間は、スプレー水冷却システム217
は溶ける氷によって提供される冷却で置き換えられるか、補われる。
空気を含むガスの大規模な圧縮を伴う様々な工業的プロセスがある。例えは、冷
凍及び液化かある。これはガスを分離し浄化する方法としてしばしば使用される
。圧縮プロセスはエネルギー集約的である。等温圧縮機は電力消費を減らし、広
範囲のガスを冷凍及び/又は液化するために使用できるであろう。
図15は発電所における構成部材として実装される熱動力ガス圧縮機の態様を示
す。図15において、一般符号700て示す圧縮機は、熱い圧縮ガスによって駆
動されるガス圧縮機701と、燃料の燃焼により駆動される燃焼圧縮機703と
を含む。ガス駆動等温圧縮機701は、図5に関連して説明した等温圧縮機に非
常に類似しており、同じ番号に700を足したものが同様の部分を示す。
燃焼圧縮機703は下部区画728の上に配置された上部区画726を含み、各
々の区画は円筒形で左右対称である。上部区画726の直径は下部区画の直径よ
りも小さく、両区面とも実質的に同軸状に配列されている。燃焼室730は上部
区画の中に形成され、バルブ738により制御される熱い圧縮ガス入口ボート7
36、燃料入口ボート744、及びバルブ742により制御される排気ガス出口
ボート740を具備する。熱い圧縮ガス入口ボート736はガス対空気熱交換器
70を介してガス駆動等温圧縮機の圧縮ガス出口ボートに接続され、それは等温
圧縮機701からの冷たい圧縮ガスまたは空気を燃焼室726からの排気ガスと
共に予熱する。
更に、燃焼室703は下部区画728の上部に形成される断熱圧縮チャンバー7
32を含み、圧縮チャンバー732はバルブ748を介して制御されるガス入口
ボート746、及びバルブ752により制御される圧縮ガス出口ボート750を
存し、ガス出口ボート750は発電機782を駆動する空気タービン776に接
続される。断熱圧縮/膨張もしくはバウンスチャンバー734が下部区画728
の下部に形成される。燃焼圧縮機は重い固体ピストン759を含み、それは上部
区画726の直径の大きさである上部部分760と、下部区画728の直径の大
きさである下部部分762とから構成される。
断熱バウンスチャンバー734には密閉された空気または他のガスが入っており
、ピストンの下向きの運動エネルギーを上向きの運動エネルギーに変換し、それ
によってピストンの帰還ストロークを駆動させる手段を提供する。
冷却ジャケット758は燃焼室の壁のまわりと、更にガスの入口バルブと出口バ
ルブか置かれる燃焼室の頭上に形成され、冷却流体の循環を提供して燃焼室の壁
を冷却する。等温圧縮機701からの冷たい圧縮空気の一部か都合良く冷却流体
を提供し、水分が水分分離器749により圧縮ガスから取り除かれた後、冷却ノ
ヤケノト758に向けられる。冷却ジャケット758は出口ポート764を有し
、それは断熱圧縮チャンバー732の圧縮ガス出口ポート750を空気タービン
776に接続する供給線に接続される。このように、冷却ジャケットに向けられ
る冷たい圧縮ガスは燃焼室の壁から熱を回収し、このエネルギーは空気タービン
776において冷却ジャケットを出る熱い圧縮ガスを膨張させることにより機械
力に有効に変換される。
等温ガス圧縮81701は断熱圧縮チャンバー732において燃焼圧縮機703
によって作られる熱い圧縮ガスの一部によって駆動される。ガス圧縮機701の
機能は大量の冷たい圧縮空気もしくは池のオキシダントを、例えば40°Cの温
度で提供することである。圧縮機701はそれを駆動するために必要である以上
のかなり大量の質量の圧縮空気を製造する。等温圧縮fi701からの冷たい圧
縮空気はbit熱され、燃焼圧縮機703を駆動するために使用される。燃焼圧
縮機703の機能は大量の熱い圧縮空気を製造することであり、それは引き続い
て電力を発生させる目的のためにタービンを駆動するのに使用できる。上述した
ように、燃焼圧縮機により製造される熱い圧縮空気の一部は等温圧縮機701を
駆動するために使用される。
等温圧縮111701の冷たい圧縮空気出口ボート713は、水分分離器749
とガス対空気熱交換器770を介して燃焼圧縮機703の熱い圧縮空気入口ボー
ト736に接続される。燃焼圧縮機の1ノ[気ガス出ロポート740はガス対空
気熱交換器770に接続され、燃焼室を出る熱い排気ガスは等温圧縮機701か
らの冷たい圧縮空気に移される。燃焼圧縮機の熱い圧縮空気出口ボート750は
等温圧縮機701の熱い圧縮空気入口ボー1−721に接続される。
図15に示した圧縮機の典型的な運転サイクルを説明するか、最初はピストン7
12は等温圧縮機701の等温圧縮チャンバー709におけるそのストロークの
最上部にある。等温圧縮チャンバーの全てのガス入口バルブ及び出口バルブは閉
じられている。
ピストン712か瞬間的に休止すると、熱い圧縮ガス入口バルブ725が開き、
燃焼圧縮機703からの熱い圧縮空気を熱い圧縮ガス入口ボート721を介して
チャンバー709に入れる。これはピストン712を最高位置から下向きに駆動
させてチャンバーフ09から出るようにする。ピストンが所定の位置に達すると
、圧縮ガス入口バルブ725が閉し、空気は断熱膨張し、ピストンを下向きに駆
動し続ける。チャンバー709内の空気圧が所定の値にまで降下すると、ガス入
口バルブ733か開き、ピストンのチャンバー709がら出る連続運動と同時に
、付加的な比較的低圧の空気(つまり大気)がチャンバー709に引き入れられ
る。
この段階で、ピストン?+2はその大きな慣性の故に下向きの運動を続ける。
ピストンか下方に移動するにつれて、それは下の断熱バウンスチャンバー7II
においてガスを圧縮し、この圧縮は断熱的に行われる。最終的にピストンの全て
の運動エネルギーがバウンスチャンバー711におけるガスエネルギーに変換さ
れ、ピストン712は瞬間的に休止する。この時点で、等温圧縮チャンバーのガ
ス入口バルブ733が閉じる。
次に、バウンスチャンバー711においてガスが膨張し始めると、ピストンか運
動し、ビ21−ンを上方へ動かす。ピストン712は等温圧縮チャンバーへと戻
され、その中に入っている空気を圧縮するが、その空気は燃焼圧縮機703から
ボー1−721を通って予め導入されている一定質量の冷たい膨張空気と、ボー
ト729を通って導入された付加的な質量の比較的低圧の空気を含んでいる。初
期圧縮は断熱的であるか、空気が利用できるスプレーの液体の温度に達すると、
液体かスプレー噴射ロア37を通して圧縮チャンバー709に噴射される。液体
スプレーを形成する小滴の直径は、典型的には約0.4mmであり、それは大き
な熱移動領域を提供し、空気の温度が約40’C以下に維持される。スプレーか
なければ、温度は300°C以上に達するであろう。
圧縮チャンバーフ09内の空気圧が必要な値に達すると、圧縮ガス出口バルブ7
17か開き、冷たい圧縮空気がスプレーの液体と共にガス出口ボート713を通
してチャンバーがら引き出される。冷たい圧縮空気とスプレーの液体の混合物は
水分分離器749に送られ、そこでスプレーの液体か分離され、帰還線を介して
冷却システム745に戻され、そこで冷却されてスプレーにおいて再使用される
。
ピストン712がそのストロークの最上部に達する前に、圧縮ガス出口バルブ7
17か閉じ、残留するピストンの運動エネルギーを、チャンバー709の最上部
で残留ガスを圧縮することにより部分的に吸収することができる。ピストン71
2が瞬間的にチャンバー709において休止すると、熱い圧縮ガス入口バルブ7
25か開き、新鮮な熱い圧縮空気が燃焼圧縮機703から、熱い圧縮ガス入口ボ
ート721を通りチャンバー709へと入れられる。その後ピストンは圧縮空気
を膨張させることにより下方に駆動され、サイクルが繰り返される。
等温圧縮機701の圧縮チャンバー709からの冷たい圧縮ガスは、水分分離器
749を通過した後、ガス対空気熱交換器770に送られ、そこで燃焼圧縮機か
らの排気ガスの熱で、例えば約40”Cから約850″Cがそれ以上の温度に加
熱される。この温度は熱交換器770に対する材料の制約、及び熱交換器がら燃
焼圧縮機までの配管によって決定される。
燃焼圧縮機703に関する説明をすると、ピストン759が燃焼室730におけ
るそのストロークの最上部に瞬間的に休止すると、熱い圧縮ガス入口バルブ73
8か開き、熱交換器770からの所定の質量の予熱された空気が熱い圧縮ガス入
口ボート736を通ってチャンバー730へと導入される。次に空気入口バルブ
738か閉し、所定の質量の燃料が燃料噴射ロア44を通りチャンバー730へ
と噴射される。燃料が発火し、燃焼が起こり、ピストン759を燃焼室730か
ら下方に駆動させ、それによってピストンに運動エネルギーを付与する。燃料は
ガス圧か燃料噴射中およそ一定のままであるような方法で加えられる。必要量の
燃料か噴射されると、燃料噴射が停止し、燃焼ガスが約20〜30バールから大
気圧近くまてほぼ断熱的に膨張する。
一定の圧力燃焼段階中に、冷たい圧縮空気が燃焼室730の回りの冷却ジャケッ
ト758に噴射され、燃焼室の壁を冷却する。
ピストン759がその最高位置から下方へ移動するにつれて、大気がガス人口ボ
ート746を通って断熱圧縮チャンバー732へと引き込まれる。同時に、ピス
トンか断熱バウンスチャンバー734へと移動し、密閉されたガスを圧縮し始め
る。圧縮ガス入口バルブ738が閉じられ、燃焼室への燃料噴射が停止された後
、燃焼ガスが断熱膨張し、ピストン712に運動エネルギーを付与し続ける。
このエネルギーは断熱バウンスチャンバー734においてガスにより吸収され、
最終的にピストンか瞬間的に休止し、その時点で断熱圧縮チャンバー732のガ
ス入口バルブ748が閉じる。断熱バウンスチャンバー734のガスは次に断熱
膨張を始め、ピストンを断熱圧縮チャンバー732と燃焼チャンバー730へと
上方に駆動する。ピストンが燃焼チャンバー730へと移動するにつれて、熱い
燃焼ガスが燃焼室から排気ガス出口ボート740を通って追い出される。ピスト
ンか圧縮チャンバー732へと上方に移動するにつれて、それはチャンバーに予
め引き入れられている空気を断熱的に圧縮し、圧縮熱がこのプロセス中に空気の
温度を、例えば300″C以上にまで上昇させる。断熱圧縮チャンバー732内
の空気が必要な圧力、例えば20〜30バールの間である空気タービンの運転空
気入口圧まで達すると、熱い圧縮ガス出口バルブ752が開き、熱い圧縮ガスが
ガス出口ボート750を介して圧縮チャンバー732を出る。ピストン759は
そのストロークの最上部まで運動を持続し、そこで熱い圧縮ガス出口バルブ75
2か閉じる。
はとんどの熱い圧縮空気はメイン空気タービン776を駆動するために使用され
るか、圧縮空気の一部は等温圧縮機701を駆動するために使用される。
燃焼圧縮機を駆動するのに必要な等温圧縮された空気を加熱するために必要であ
る以上の熱か燃焼圧縮機703からの排気ガスにおいて利用できるので、過剰熱
は等温圧縮機から追加される空気を加熱するために使用され、この約850″C
以上の温度である予熱された圧縮空気は空気タービン776に直接送られ、そこ
で膨張して付加的電力を製造する。
熱い排気ガスからのエネルギー回収を最大にするため、熱動力圧縮機はガス対空
気熱交換器770を出る圧縮空気の温度と圧力か、断熱圧縮チャンバー732か
らの圧縮空気の温度及び圧力と調和するか、はぼ調和するように設計されるべき
である。これは高い圧縮率(例えば25から40の間)を持つ圧縮機を設計する
ことにより可能である。最適の圧縮率は、排気ガスが燃焼室を出る時の排気ガス
の絶対温度に対する絶対燃焼温度の比によって決定される。この場合、ガス対空
気熱交換器からの過剰空気を空気タービンの流入量に単に加えることにより、全
ての過剰熱を1回の膨張で引き出すことか便利である。この方法で過剰熱を回収
することにより、別個の小さな空気タービンと連合する発電機の必要性か都合良
(避けられ、これはプラントの投下資本費用を低減するであろう。燃焼に必要な
冷たい圧縮ガスを予熱するために必要ではない排気ガスの熱は、通常排気ガスに
おいて利用できる総熱量のごくわずかな(12%のオーダーの)部分であろう。
しかしなから、発電所の効率を最大にするためには、どの特定のプロセスからの
過剰熱も全て回収することか重要である。燃焼室からの過剰排気熱は種々の方法
で回収することかでき、適切な方法は特定の圧縮機のデザインパラメーター(ガ
ス圧縮率、燃焼室への空気入口温度、燃焼温度等)に依存することか認識される
てあろう。例えば、ある応用では、1つ以上の補助空気またはガスタービン、及
び連合する熱交換器と発電機を組み込むことか適切であろう。
圧縮機700を休止位置から駆動させるために、ピストンの移動を開始させるた
めの初期エネルギーを提供する外部手段か必要であり、これは比較的小さな軸流
圧縮機を設けて熱い圧縮空気を作り出し、等温圧縮機を始動させることにより行
うことかできる。一旦等温圧縮機が冷たい圧縮空気を製造し始めると、これは燃
焼圧縮機を始動させるのに使用できる。
等温圧縮機の運転は燃焼圧縮機に依存し、その逆もまた同じであるが、等温圧縮
機の運転サイクルと炉焼圧縮機の運転サイクルとの間の相対位相は完全に任意で
ある。更に、等温圧縮機の運転頻度は燃焼圧縮機のそれとは異なってよい。一般
的に、等温圧縮機からの冷たい圧縮空気の出力と、燃焼圧縮機への予熱された圧
縮空気の噴射との間には有限の時間間隔があるであろう。同様に、燃焼圧縮機か
らの熱い圧縮空気の出力と、等温圧縮機への熱い圧縮空気の噴射との間には有限
の時間間隔があるであろう。このように、システムは構成部材の特徴、例えば、
圧縮機間の圧縮ガスの通路に使用される配管の長さ等によって変えられる有限の
時定数を持ってあろう。等温圧縮機の構成は、図1から4、もしくは6に関連し
て説明したものに、あるいは当業者に自明である修正を加えたものに変更できる
であろう。
更に、燃焼圧縮機は本明細書で説明した等温圧縮機の構成に類似した構成を持っ
ていても、当業者に自明である修正を加えた構成であってもよい。例えば、燃焼
圧縮機は図2に関連して上述したものに類似するU字型ダクトに配置される複合
固体/液体ピストンを含んだものてもよく、燃焼圧縮機の作動は熱い圧縮空気を
サイクル毎に2度生成するように左右対称であってよい。
熱動力圧縮機の別の態様では、断熱及び等温圧縮プロセスが単一の重いピストン
を介して燃料の燃焼により直接駆動されてもよい。
ピストンの一方のチャンバーは燃焼チャンバーとして機能することがてき、そこ
て燃料及び空気または他のオキシダントの混合物か点火されて、高温燃焼ガスを
発生させ、ピストンに運動エネルギーを付与する。ピストンのもう一方の側のチ
ャンバーには圧縮されるガスが入っており、それは引き続いてタービンを駆動す
るために使用できる。燃焼ガスは一般に回転式圧縮機からのガスより高い温度で
あるので、ガスが完全に膨張でき、より多量のガスを圧縮チャンバーにおいて圧
縮することができれば、より大きなエネルギーがピストンに付与される。燃料の
燃焼のために使用される空気または他のオキシダントはそれ自体、圧縮チャンバ
ーの一部において圧縮できる。圧縮仕事を最小にするために、空気/オキシダン
トは圧縮中に液体スプレーを用いて冷却することができる。好都合なことに、熱
交換器は少なくとも一部の冷たい圧縮ガスを燃焼チャンバーがらの熱い排気ガス
で予熱するように配置することができ、この予熱されたガスの一部を適当な燃料
で燃焼させるために燃焼室に入れることができる。
圧縮チャンバー内のガスの一部は断熱圧縮され、ガスタービンに直接送ることが
できる。例えば、圧縮ガスは空気タービンを駆動する空気であってもよく、それ
は比較的低い温度で作動し、その排気ガスは大気の周囲温度に非常に近い。この
ように、非常に高い温度で燃焼ガスにより駆動されるガス圧縮機の組合せは、熱
エネルギーを多量の圧縮空気の圧縮エネルギーに変換できるようにし、比較的低
い温度で熱を排除する圧縮空気によって駆動される空気タービンは、熱エンジン
とみなすことができ、その作動は以下の式により与えられる効率ηを持つ理想的
なカルノーサイクルの作動に近付く。
η= I t + / t を
式中、tlは熱が排除される(rejectd)温度であり、t2は熱か吸収さ
れる温度である。
ピストンは上下に移動するか、あるいはその代わりに水平面を前後に移動するよ
うに配置できる。固体ピストンが隣接する上部圧縮チャンバーと下部圧縮チャン
バーとの間を垂直に上下に振動するように配置される態様を、発電所の1構成部
材として図16に示す。
図16において、一般符号500で示す熱発電圧縮機は、等温圧縮チャンバー5
03と隣接する断熱圧縮チャンバー505を含み、両者共燃焼室507の上に配
置されている。圧縮チャンバー503.505は各々のチャンバーの最上部から
下方に伸びる垂直のバッフル509により分離されている。固体材料から成るピ
ストン511はその中に形成されるスロット510を有し、そのスロットはピス
トン511の上部512から下方に伸び、ピストンが上下に、等温圧縮チャンバ
ー503及び断熱圧縮チャンバー505へと/から自由に移動するように、垂直
のバッフル509を収容する。
燃焼室507は、熱い圧縮空気のチャンバーへの噴射用の熱い圧縮空気入ロパル
ブ515により制御される熱い圧縮空気入口ボート513と、熱い排気ガスをチ
ャンバー507から追い出すために排気ガス出口バルブ521により制御される
排気ガス出口ボート519を有する。燃焼室は冷却ジャケット523によって囲
まれ、そこを通って冷却空気が循環されて燃焼室の壁525を冷却する。等温・
断熱圧縮チャンバー503.505の各々は、空気を各チャンバーに引き入れる
ためバルブ53L533により制御される空気入口ボート527.529、及び
圧縮空気を各チャンバーから引き出すため圧縮空気出口バルブ539.541に
より制御される圧縮空気出口ポート535.537を存する。等温圧縮チャンバ
ーは更に冷たい液体スプレーの噴射用に液体スプレー噴射口543を具備する。
スプレーは冷却システム547からスプレーの液体を引き出すポンプ545によ
って噴射される。
等温圧縮チャンバー503の圧縮空気出口ポート535は水分分離器549に接
続され、そこで圧縮空気ボートに移乗されたスプレーの液体か分離される。断熱
圧縮チャンバー505の圧縮空気出口ポート537はメイン空気タービン551
の入力に接続され、タービンは第2の空気タービン553と共に発電機555を
駆動する。
水分分離器549からの冷たい圧縮空気は3方向に向けられる。空気の一部はガ
ス対空気熱交換器557に送られ、そこで燃焼室507からの排気ガスからの熱
で加熱される。水分分離器549からの冷たい圧縮空気の一部は燃焼室507の
冷却ジャケット523に送られ、燃焼室の壁525の冷却を行う。水分分離器5
49からの冷たい圧縮空気の別の一部は空気対空気熱交換器559に送られ、そ
こで第2の空気タービン553からの排気空気で予熱され、断熱圧縮チャンバー
505からの熱い圧縮空気のメインフローに沿ってメイン空気タービンの入力に
送られる。
圧縮機500の典型的な運転サイクルを説明するが、まず最初ピストン511は
燃焼室507の基部508の真上に瞬間的に休止しており、燃焼室の中の圧縮空
気のポケットにより支えられている。断熱・等温圧縮機503.505の各々に
は、サイクルの前の部分で各々のガス入口ボート529.527を通して引き入
れられた空気が入っており、各々のガス入口バルブ533.535とガス出口バ
ルブ539.541は今は閉じられている。
ピストンが燃焼室507において休止した後、ピストンは閉じ込められた空気が
断熱膨張し始めるにつれてその運動を留保しておくことができる。同時に、熱い
圧縮ガス入口バルブ515が開き、熱い圧縮空気の充填分が圧縮ガス入口ボート
513を通してチャンバーに導入される。燃料が燃料噴射口517を通してチャ
ンバーへと噴射され、熱い入口空気と混合し発火して、2000’Cを越える温
度で燃焼ガスを生じさせる。その後、燃焼ガスは一定の圧力で膨張し、ピストン
を燃焼室から上方へと駆動させる。
燃料か天然ガスである場合は、空気温度か約550°C以上であれば自動的に発
火するであろう。外部点火は、例えば始動時において、空気かより低い温度に加
熱されている場合に必要であろう。燃料の中には、空気温度か非常に高い時にも
サイクル毎に点火を必要とするものかある。燃料噴射率は、燃焼室507内の圧
力かほぼ一定のままであるように制御される。こうすることの利点は、容器内に
おいて達成されるピーク圧力か適度であることである。これにより、非常に7い
圧力容器の壁の必要性を避けることかでき、運転中の騒音や振動が制限される。
不利な改は効率か少々低下することである。
燃焼室内の圧力は燃焼段階中にほぼ一定に保たれる。同時に、ピストン511か
等温・断熱圧縮チャンバー503.505に入れられた空気を圧縮し始める。
等温圧縮チャンバーにおける空気の圧縮中に、液体スプレーかチャンバー内に噴
射され、ガスを冷却し、燃焼熱を吸収する。液体スプレーのチャンバー内への噴
射は、燃焼室の空気温度かスプレーの液体温度に達した時に開始される。スプレ
ーの液体は一定の率て噴射することかできる。ピストン511の上向きの移動中
のある改において、燃焼室の圧縮空気入口バルブ515か閉じ、燃料噴射か停止
される。これは所定量の燃料か噴射された時である。その後、燃焼ガスかおそら
く大気圧になるまで断熱的に膨張する。燃焼ガスの膨張はピストン511に作用
し、ピストンは結果的に運動エネルギーと位置エネルギーを得て、各々の圧縮チ
ャンバー503.505におけるス)・ローフの最上部に達するまでその運動を
続ける。
断熱圧縮チャンバー505内の圧縮空気の圧力か必要な値に達すると、圧縮ガス
出口バルブ541か開き、熱い圧縮ガスか圧縮ガス出口ボート537を通してチ
ャンバーから流れ出る。熱い圧縮ガスはその後メイン空気タービン551の入力
に向けられ、そこて膨張し、発t8!555を駆動させるための機械力を生じる
。
メイン空気タービンの入口温度と圧縮機からの断熱圧縮された空気の出口温度は
調和することか好ましい。メイン空気タービンからの排気ガス温度は大気の周囲
温度に近い。
等!IJ縮チャンバー503内の空気圧か必要な値に達すると、圧縮ガス出口バ
ルブ539か開き、冷たい圧縮空気かスプレーの液体と共に圧縮ガス出口ボート
535を通ってチャンバーから引き出され、水分分離器549に送られ、そこで
スプレーの液体は圧縮空気から分離される。水分分離器からのスプレーの液体は
冷却システム547を通って循環され、スプレーにおいて再使用される。
冷たい圧縮空気の一部は水分分離器549からガス対空気熱交換器557に送ら
れ、そこでサイクルの前の部分て燃焼チャンバーから追い出された排気ガスの熱
で予熱される。ガス対空気熱交換器557を出る予熱された圧縮空気の一部は燃
焼室507に向けられ、一部は第2の空気タービン553の入力に向けられ、そ
こで膨張して発電機555を駆動するための機械力を生じる。
水分分離器549からの冷たい圧縮空気の一部は空気対空気熱交換器559を通
り、そこて第2の空気タービン553からの排気ガスで加熱され、この予熱され
た圧縮空気はメイン空気タービン551に向けられ、断熱圧縮チャンバー505
からの熱い圧縮空気のメインフローを補充する。
水分分離器549からの冷たい圧縮空気は更に燃焼室を取り囲む冷却ジャケット
523に向けられ、燃焼室の壁を冷却する。この冷却空気の一部は更に燃焼室の
ピストンヘット514を冷却するためにも使用される。これは燃焼室の壁に複数
の穴を形成することによって達成することかでき、その穴を通して空気が冷却ジ
ャケット523から流れ出ることかできる。穴もしくはスロットはチャンバーの
壁の穴と位置的に一致するピストンの側に形成される。ピストンの内部は空気か
スロットもしくは穴からピストンヘットへと流れ出てその冷却を行うことができ
るように設計される。あるいはその代わりに、ピストン内部に通路を形成し、そ
こを通って直接の、しかし制限された空気の流れか圧縮チャンバーの1つもしく
は両方からピストンヘッド514へと流れることができるようにしてもよい。
冷却空気は最後に冷却ジャケットから燃焼室へと燃焼室の壁の穴を通って移動す
る。更に、空気は燃焼室507の基部508に形成された空気通路を通って循環
し、基部、バルブ及びバルブソートを冷却する。あるいはその代わりに、冷却空
気は燃焼室には入らないか、メイン空気タービンに流れる空気に加えられるよう
に装置を設計することかできる。これは冷却空気に加えられる熱のより効率的な
回収を可能にする。
ピストン511かそのストロークの最上部に達した時、各々の圧縮チャンバー5
03.505において圧縮ガス出口バルブ539.541が閉じ、圧縮ガスの一
部か各チャンバーに残る。ピストン511は重力の影響下、閉じ込められた圧縮
空気の膨張によって方向を逆転し、圧縮チャンバーから出て燃焼室507へと移
動し始める。圧縮チャンバー内の圧力が入口の空気圧に達すると、各々のガス入
口バルブ527.533が開き、空気が各々のガス入口ボート535.537を
通ってチャンバーへと引き込まれる。
燃焼室の燃焼ガスの圧力が、ガス対空気熱交換器557を通り、最後に大気中へ
とガスを押し出すために充分な値に達すると、排気バルブ521が開き、排気ガ
スか燃焼室から排気ガス出口ボート519を通って追い出される。低圧の冷却空
気を燃焼室ジャケットのまわりを循環させ、サイクルのこの期間中に燃焼チャン
バーへと導入されるようにしてもよい。燃焼チャンバーに入れられる空気は残留
する排気ガスと置き代わり、排気ガスを押し流す働きをするであろう。低圧の冷
却空気は大気から直接空気を引き入れるファンによって提供されてもよい。
ピストン511か燃焼室508の基部に達する前に、また全ての冷却空気か燃焼
室507から追い出される前に、排気バルブ521が閉じ、残された空気と排気
ガスか断熱圧縮され、ピストンを減速させ、最終的にピストン511を燃焼室の
基部の真上に休止させる。排気バルブ521を閉じるタイミングは、ピストンの
逆転時の燃焼室の圧力が、燃焼段階の開始時に熱交換器によって送られる熱い圧
縮空気の圧力とほぼ等しくなる時である。
ピストンか燃焼室において休止すると、燃焼室503.505のガス入口バルブ
527.529が閉じる。燃焼室の熱い圧縮ガス入口バルブ515か開き、所定
量の熱い圧縮空気がガス対空気熱交換器557から燃焼室に導入される。燃料か
燃料噴射口517を通してチャンバーへと噴射され、燃料が発火して、その結果
生じる燃料/熱い圧縮空気混合物の燃焼がピストン511を上方へ駆動させ、次
のサイクルを開始する。
図16において、付加的な空気タービン553及び空気対空気熱交換器559は
、燃焼室507を出る熱いガスからの熱の回収を最大にするために設けられる。
一般に、排気ガスには入ってくる圧縮された燃焼空気を加熱するために必要であ
る以上の熱がある。過剰の熱は、第2の小さな空気タービン553に向けられる
圧縮空気を加熱するために使用され、その空気タービン553はメイン空気ター
ビン551より高い入口温度で作動する。第2の空気タービン553からの出口
空気は付加的な熱回収のために充分である程度にまだ熱い。この熱は小さな熱交
換器559において冷たい圧縮空気の流れに移される。システムは結果的に生じ
る熱い圧縮空気がメイン空気タービンにおける膨張のために適当な温度及び圧力
であるように設計することができ、この場合、この流れを断熱的に圧縮される空
気のメインフローに加えることができる。
多くの範囲の水分分離器のデザインか利用可能であり、そのほとんどは長年に亙
って電力業界及び他の業界で使用されてきたものである。一般的な例としては、
サイクロン分離器、軸渦流羽根分離器、及び波形プレート分離器が上げられる。
しかしながら、どの分離器か使用されるにせよ、これは圧縮機の効率に影響を与
えるので、分離器による圧力損失が最小になることが重要である。
熱交換器は排気ガスの高い温度の故にシステムの重大な構成部材である。実際、
排気温度はシステム全体のデザインを決定する重大なパラメーターの1つであろ
う。熱交換器の壁の内外で少なくともlOバールの圧力差があるであろう。これ
は、かかる圧力差では密閉が困難であることから、回転式再生熱交換器は適切な
選択ではないことを意味する。バルブ熱交換器を使用することができるが、容積
容量が関与する結果として、高圧から低圧への流れの実質的な交差漏洩が起こる
であろう。従って、最善の選択はおそらく向流復熱式熱交換器であろう。経費を
最小に保つため、交換器の高温及び低温部品用に異なる材料を使用することも可
能であろう。
熱交換器表面の定期的な洗浄用設備が必要であろう。これはおそらくシステムの
オフロード時に為されるであろうが、オンロード中の洗浄システムも考慮される
であろう。
図16において、排気ガスと圧縮ガスの生成は同時に発生しないが、液体ピスト
ンの完全なlサイクルの半分の期間に等しい時間間隔によって分離されるので、
ガス対空気熱交換器557は熱い排気ガスから熱を蓄えるか、あるいは圧縮ガス
を蓄えるかのいずれかの容量を持っていなければならない。
更に、その電力が空気タービンを通して多量の膨張されるガスを断熱圧縮するこ
とにより引き出される、図16に示した熱動力圧縮機は、通常数秒間である不連
続の時間間隔においてのみ圧縮空気を提供する。しかしながら、動力タービンは
およそ連続する圧縮空気の流れを必要とする。システムの異なる部分における空
気流のタイミング間のこの不適当な組合せは、一時的に空気を蓄える(図示しな
い)アキュムレーター容器を使用することにより克服できる。しかしながら、大
きな設備においては、好都合な方法で共に多岐管接続される(おそらく約8から
12の)幾つかの圧縮機ユニットを設けることにより、アキュムレーター容器の
必要性を避けることができる。同様の多岐管接続オプションがガス対空気熱交換
器に関連して存在するであろうか、この場合は主ガス対空気熱交換器に結合され
る少数の(おそらく4個の)圧縮機を持つことか好都合であろう。
アキュムレーター容器に対する代替案としての多岐管接続の使用は、圧縮機ユニ
ットの整相を制御する必要性を意味する。これは空気バルブ及び燃焼ガスバルブ
のマイクロプロセッサ−制御により達成できる。
図16に示した熱動力圧縮機の態様はピストンの片側に燃焼室を、ピストンの他
方の側に断熱及び等温圧縮チャンバーの両方を具備する。燃焼ガスの燃焼及びそ
れに続く膨張がピストンに運動エネルギーを付与し、ピストンは圧縮チャンバー
へと移動して、その中に入っているガスを圧縮する。ガスか圧縮され、各々の圧
縮チャンバーから引き出された後、ピストンか運動し、燃焼室へと戻る。ピスト
ンの復帰運動は重力及び圧縮チャンバーに残る圧縮ガスの膨張により駆動される
。ピストンの前進及び復帰ストロークは別々のメカニズムによって駆動され、ガ
スは1方向のみのピストンの運動と同時に圧縮される。従って、この態様は非対
称装置である。
ピストンの下向きの復帰ストロークは妥当な速度で発生し、これは復帰ストロー
クの全期間に亙って、ピストンの全質量か重力により印加される復帰ツノの方向
に移動するように配置することにより達成されることか重要である。このように
、重力による最大の復帰力か復帰運動中のピストンに印加され、それは約IGの
最大の下向き加速を意味する。下向き加速は断熱及び等温圧縮チャンバーの少な
くとも1つのチャンバーにおいて、残留空気もしくは他のガスを膨張させること
により更に加速される。
熱動力圧縮機の重要な特徴は、ピストンか燃焼ガス膨張エネルギーをピストンの
運動もしくは位置エネルギーとして一時的に蓄えるために充分な質量を有するこ
とである。固体ピストンはよりコンパクトな組立において液体ピストンと同様の
質量を得ることができる。更に、1つかそれ以上のベンドのある液体ピストンて
はなく固体ピストンを使用した場合、ピストンによる摩擦は一般的に少ないであ
ろう。従って、加速は液体スプレーの小滴と等温圧縮チャンバー間の伝熱率によ
って最終的に制限されるが、燃焼プロセスによるピストンの加速は液体ピストン
より固体ピストンの方が大きくなるであろう。
排気ガスの露点はガス対空気熱交換器の低温端において到達されることが期待さ
れ、熱交換器自体において、もしくは煙突水柱(chimney plume)
において凝結に至るであろう。2つの空気タービンのいずれかに存在する暖かい
空気と排気ガスを混合することにより、煙突水柱及び、必要ならば、熱交換器内
の凝結を避けることができる。発電所は全てが1組の空気タービンを駆動させる
ために配置される多数の圧縮機を具備してもよい。圧縮機は互いに違和で運転す
るように配置されてもよい。これは圧縮空気を連続的にタービンに供給すること
を可能にすると共に、個々の圧縮機の運転を容易にする。例えば、システムにお
ける育成の時定数により、1つの圧縮機において生成される冷たい圧縮空気を別
の圧縮機における燃焼プロセスを駆動するために使用できる。1つの圧縮機にお
ける排気ストローク中に燃焼チャンバーの壁を冷却するための冷却空気を、別の
圧縮機の等温圧縮チャンバーから供給することができる。更に、違和で運転する
ように圧縮機を配置することは、重い固体ピストンの加速及び減速により生じる
振動を低減する助けとなるであろう。
1つの固体ピストンを備えた熱動力圧縮機の別の態様において、断熱及び等温圧
縮チャンバーは、図16に示すように、固体ピストンの運動に対して横断するよ
りむしろ平行する方向に分離することかできる。この特徴を組み込んだ態様を発
電所におけるl構成部材として、図17に示す。
図17において、一般符号600で示す熱動力圧縮機は、本質的に1つの上にも
う1つを垂直に配置した2つの区画を含んでいる。燃焼チャンバー603は上部
区画601の上部部分に形成され、断熱圧縮チャンバー605は上部区画6゜1
の下部部分に形成される。等温圧縮チャンバー609は下部区画607の上部部
分に形成され、断熱圧縮/膨張チャンバー613が下部区画607の下部部分に
形成される。
燃焼チャンバー603は、熱い圧縮空気をチャンバーに入れるためバルブ625
により制御される熱い圧縮空気入口ボート623、チャンバー内へ燃料を噴射す
るための燃料噴射口627、及び燃焼室603から排気ガスを追い出すためバル
ブ631により制御される排気ガス出口ボート629を具備する。圧縮空気入口
ボート623及び排気/ガス出口はガス対空気熱交換器670の同じ側に接続さ
れる。
断熱圧縮チャンバー605及び等温圧縮チャンバー609は各々空気を各チャン
バー605.609に引き入れるため、バルブ637.639によって制御され
る空気入口ボート633.635、及び各チャンバーから圧縮空気を引き出すた
めにバルブ645.647によって制御される圧縮空気出口ボート641.64
3を存する。
等温圧縮チャンバー609は更に、チャンバー内へ液体スプレーを噴射するため
、多数の液体スプレー噴射口648を具備する。スプレーノズルは好ましくは環
状の容量を通じて均一のスプレーを提供するように配置される。等温圧縮チャン
バー609内の圧縮空気出口ボート643は、圧縮空気に移乗されたスプレーの
液体を分離する水分分離器680に接続される。水分分離器680は冷却システ
ム682とスプレー噴射ポンプ650を介してスプレー噴射口648に接続され
る。冷却システム682は液体をスプレーにおいて再使用する前に、水分分離器
からのスプレーの液体を冷却する。ポンプ650は水分分離器680からの液体
を等温圧縮チャンバーへと連続的に循環させる。予備スプレー液体を入れたヘッ
ダータンク684か設けられ、回路から失われた液体を補充する。
断熱圧縮チャンバー605内の圧縮空気出口ボート641は、発電器674を駆
動するメイン空気タービン672の入力に接続される。圧縮機からの熱い圧縮空
気はタービン672において膨張し、発電用の機械力を提供する。水分分離器か
らの冷たい圧縮空気の一部はガス対空気熱交換器670に向けられ、そこで燃焼
室からのIJF気ガスの熱で予熱される。その後、予熱された空気の一部か燃焼
に使用されるため燃焼室603に向けられる。
しかしながら、通常は燃焼に必要とする冷たい圧縮空気を予熱するために必要で
ある以上の熱か排気ガスにおいて利用てきるであろう。この過剰の熱を回収する
ため、圧縮機は実際に燃焼に必要である以上の量の圧縮空気を生成するように設
計される。この余剰圧縮室気分をガス対空気熱交換器670を通過させ、1井気
ガス中の過剰の熱を吸収させ、それを第2の空気タービン676に向け、そこで
育苗な機械力を生み出すために膨張させる。
第2の空気タービン676からのfJF気空気の温度は大気の周囲温度よりかな
り高く、排気空気中の熱は空気対空気熱交換器678において、水分分離器68
0を出る冷たい圧縮窓気分に熱を移すことにより回収される。その後、予熱され
た圧縮空気はメイン空気タービン672に向けら托そこでそれは断熱圧縮チャン
バー605からの熱い圧縮空気と共に膨張する。
断熱/圧縮チャンバー613には一定質量のガス、例えば空気か入っており、そ
れは圧縮機の運転中に、交互に圧縮と膨張か繰り返される。ガスはスプリングと
して効果的であり、その目的は1方向のピストンの運動エネルギーを反対方向の
ピストンの運動エネルギーに変換することである。ガスはピストンか圧縮機の運
転サイクルを完了するためにそのストロークの最上部に戻る手段を提供する。
このように、このチャンバーは圧縮機の通常の運転サイクル中に開閉するバルブ
によって制御されるガス入口及び出口を必要としない。しかしながら、(図示し
ない)チャンバーから漏れるガスを補充する手段は必要であるかもしれない。
固体材料から成るピストン615は上部、中間及び下部部分を持ち、直線的かつ
垂直に自由に振動する。ピストン615の上部部分617の大きさは上部区画6
01の直径の大きさであり、区画の垂直の先端間を、つまり燃焼チャンバー60
3と断熱圧縮チャンバー605の間を上下に自由に移動する。ピストン615の
下部部分619の大きさは下部区画607の直径の大きさであり、区画の垂直の
先端間を、つまり等温圧縮チャンバー609と断熱圧縮/膨張チャンバー613
の間を上下に自由に移動する。ピストン615の上部及び下部部分617.61
9は共に垂直に中間部分621によって間隔を置くように配置され、中間部分6
21は上部及び下部区画の直径よりも小さい直径を持った軸から成っている。
軸は上部及び下部区画を分離する仕切り611に形成される隙間623を通る。
隙間611には、断熱圧縮チャンバー605と等温圧縮チャンバー609どの間
の隙間611を空気が通らないようにするため軸に対して密閉するすべりシール
612か設けられる。すべりシール612は隙間611を通って軸か自由にいず
れの方向にも摺動することができるように設計される。シール614.616は
1つのチャンバーから他のチャンバーへのガス漏れを防止するために、ピストン
とチャンバーの壁との間に設けられる。
この態様では、ピストン615の上部部分617か燃焼室の最高レベルにある時
、断熱圧縮チャンバー605と断熱圧縮/膨張チャン/<−613内部の自由容
積は最大てあり、一方等温圧縮チャンバー609内の環状自由容積は最小である
。
逆に、ビ刈・ン615の上部部分617が燃焼室の最低レベルにある時、燃焼チ
ャンバー603と等温圧縮チャンバー609内の自由容積は最大てあり、断熱圧
縮チャンバー605と断熱圧縮/膨張チャンバ−613内部の自由容積は最小で
ある。このように、この態様では、燃焼プロセスか断熱圧縮プロセス、等温圧縮
チャンバーへの空気の導入、及び断熱圧縮/膨張チャンバー内のガスの断熱圧縮
を直接駆動する。断熱圧縮/膨張チャンバー613におけるガスの断熱膨張が等
温圧縮プロ七人断熱圧縮チャンバー605への空気の導入、及び燃焼室603か
らの排気ガスの排出を駆動する。
図17に示した圧縮機600の典型的な運転サイクルは以下のように進行するか
、先ず始めは、ピストン615は燃焼室603における最も高い位置にあり、ま
さに方向を逆転しようとしている。この時点て、各々の圧縮チャンバ−605,
609のガス出口バルブ645.647は閉じられている。断熱圧縮チャンバ−
605には、サイクルの前の部分でガス入口ボート633から引き入れられた空
気が入っており、ガス入口バルブ637は今は閉じられている。ピストン615
の下部部分619は等温圧縮チャンバー609における最上部のレベルにあり、
従って圧縮チャンバー内の自由容積は最小であり、ガス入口バルブ619はピス
トンの下向きのストローク中にチャンバー内へ空気を引き入れるために開かれて
いる。ピストン615の下部部分619は断熱圧縮/膨張チャン/(−613か
ら引っ込められ、その中の自由容積は完全に広がっている。
ピストン615か瞬間的に燃焼室603において休止し、方向を逆転するにつれ
て、熱い圧縮ガス入口バルブ625か開き、所定量の熱い圧縮空気か燃焼室に導
入される。燃料か燃料噴射口627を通して燃焼室へと噴射されて発火し、結果
として熱い圧縮空気/燃料混合物の燃焼を起こす。燃焼ガスは一定の圧力て膨張
し、ビスl−ン615を燃焼室603から断熱圧縮チャンバー605へと下方へ
駆動させ、ピストンの上部部分はその中に含まれる空気を圧縮し始める。同時に
ピストン615の下部部分619は等温圧縮チャンバーから断熱圧縮/膨張チャ
ンバー613へと移動する。ピストンか下方へ移動するにつれて、空気かガス入
口ボート635を通して等温圧縮チャンバー609に引き入れられ、体積を膨張
させる。同時に、ピストンの下部部分か断熱圧縮/膨張チャンバー613に入っ
ているガスを圧縮する。
ピストン615か一定のレベルに達すると、燃料噴射か停止する。燃焼ガスはピ
ストン615かそのストロークの底に達するまで、断熱膨張を続ける。
断熱圧縮チャンバー605内の空気圧が必要な値に達すると、圧縮ガス出口バル
ブ645か開き、熱い圧縮ガスか断熱圧縮チャンバー605から圧縮ガス出口ボ
ート641を通って流れ出し、メイン空気タービン672の入力に送られる。
熱い圧縮空気かタービンの中で膨張し、発t81674を駆動するための機械力
を生しさせる。
下方への運動を続けると同時に、ビス!−ン615はその運動エネルギーか断熱
圧縮/膨張チャンバー613に入っているガスの圧縮エネルギーに移されるにつ
れて、次第に速力を減していく。ついにピストンの運動エネルギーかゼロになり
、ピストンはそのストロークの底で瞬間的に休止する。ピストン615か瞬間的
に休止し、方向を逆転するにつれて、断熱圧縮チャンバー605内の圧縮ガス出
口バルブ645か閉じ、ガス入口バルブ637か開き、ピストン615の上方移
動中にチャンバー内に空気を引き人ねる。同時に、等温圧縮チャンバーのガス入
口バルブ639か閉じる。
断熱圧縮/膨張チャンバー613内の熱い圧縮ガスか断熱膨張し始め、ピストン
615を上方に駆動し、下部部分かチャンバー613から等温圧縮チャンバー6
09へと駆動される。ピストンか等温圧縮チャンバー609内で空気を圧縮し始
めるにつれて、空気を冷却するために、液体かスプレー噴射口648を通してチ
ャンバー609へと噴霧され、圧縮プロセスかほぼ等温に行われる。同時に、ピ
ストン615の上部部分617か断熱圧縮チャンバー605から燃焼室603へ
と移動し始める。必然的に、空気はガス人口ボー1−633を通して断熱圧縮チ
ャンバーへと引き入れられる。燃焼ガスの圧力が、排気ガスをガス対空気熱交換
器670を通して、ついに大気中へと押し出すために充分な値に達すると、排気
ガス出口バルブ631が開き、排気ガスが燃焼室603から追い出される。
等温圧縮チャンバー609における空気圧が所望の値に達すると、圧縮ガス出口
バルブ647か開き、冷たい圧縮空気が等温圧縮チャンバー609からスプレー
の液体と共に引き出される。冷たい圧縮空気とスプレーの液体はその後水分分離
器680に送られ、そこで液体が圧縮空気から分離される。分離された液体は液
体を冷却する冷却システム682に送られ、それからスプレーにおいて再使用さ
れる。
水分分離器からの冷たい圧縮空気の一部はガス対空気熱交換器670を通過し、
そこで燃焼室603を出る排気ガスからの熱で予熱される。予熱された圧縮空気
の一部は次のサイクルで使用されるために燃焼室603に向けられ、一部は発電
機674を駆動する第2の空気タービン676の入力に送られる。水分分離器6
80を出る冷たい圧縮空気の一部は空気対空気熱交換器678を通過し、そこで
第2の空気タービン676を出る熱い排気空気で予熱される。予熱された圧縮空
気はメイン空気タービン672に送られ、そこて断熱圧縮チャンバー605から
の熱い圧縮空気と共に膨張する。
ピストン6]5がそのストロークの最上部に達すると、燃焼室603の排気バル
ブ6311断熱圧縮チヤンバー605のガス入口バルブ637、等温圧縮チャン
バー609の圧縮ガス出口バルブ647か全て閉じられ、断熱圧縮チャンバー6
05のガス入口バルブ637か開く。燃焼室603の熱い圧縮ガス入口バルブ6
25か開いて、新鮮な熱い圧縮空気をガス対空気熱交換器670から燃焼室へと
入れる。燃料か燃料噴射口627を通して燃焼室に噴射され、それは熱い燃焼ガ
スの中で発火する。結果として生じる燃焼かピストンを下方に動がし、サイクル
か繰り返される。
固体ピストンの運動をそのストロークの底で阻止し、運動させるために断熱圧縮
/膨張チャンバーを組み込むことにより、チャンバーへの/がらのガスの運動を
含む、非常に正確なタイミングでバルブを開閉する必要がある複雑な方法を取る
必要かなくなる。
チャンバーの壁の冷却が望まれる前述の態様と同様に、図17に示した態様にお
いても燃焼室の壁のまわりに冷却ジャケットを配置してもよく、それを通して冷
却流体が循環してチャンバーの壁から熱を吸収することができる。冷却流体は等
温圧チャンバー内で生成される冷たい圧縮ガスを含んでもよい。燃焼室の壁かそ
の中に形成される多数の孔を有し、圧縮空気(もしくは他のガス)が最終的に燃
焼室の中に移り、燃焼ガスと共に膨張するようにしてもよい。しかしながら、冷
却流体が燃焼室の壁から熱を吸収した後も、それはまだ燃焼ガスの温度に比べる
と比較的冷たいであろう。このように、比較的冷たいガスを燃焼室に導入するこ
とにより、(例えばエントロピーの比較的大きな変化による)システム効率の損
失か生じるかもしれない。このように、しみ出し冷却方法は燃焼室の壁から熱を
回収する最も効果的な方法であるとは必ずしも言えない。
あるいはその代わりに、熱を吸収するために冷却流体を燃焼室の壁のまわりを循
環させ、その後システムの別の部分に送り、そこの温度が加熱された冷却流体の
温度に近く、うまく適合するサイクルの場所において、吸収された熱を開放して
もよい。例えば、冷却流体が等温圧縮された、等温圧縮チャンバーからの空気で
ある場合、圧縮空気の一部が燃焼室の壁のまわりを循環するようにし、その後加
熱された圧縮空気が、その入口温度か加熱された圧縮空気の温度に調和する空気
タービンに向けられてもよい。
燃焼室の壁に対して失われた熱を回収する本方法を組み込んだ態様を図18に示
す。図18に示した態様は多くの点て図17に示した態様と類似し、同様の部材
は同じ番号で示す。図18において、上部区画601は冷却ジャケット620て
囲まれ、燃焼室603及び断熱圧縮チャンバー605の壁の冷却か行われる。
水分分離器680か冷たい圧縮ガスの主供給線618を介してガス対空気熱交換
器670の低温側に接続される。冷却流体供給線622か冷却ジャケット620
を主供給線618に接続する。冷却流体供給線622の冷却ジャケットへの接続
は、燃焼室の壁の温度が比較的低い上部区画601の下端近傍で行われる。冷却
ジャケント620は燃焼室の上部まで伸び、冷却空気か燃焼室の上部のまわりを
流れるように配置され、そこに熱い圧縮ガス入口バルブ625と排気ガス出ロバ
ルプ631か配置される。
断熱圧縮チャンバー605の熱い圧縮ガス出口ポート641かガス供給線626
を介して空気タービン672の入力に接続される。冷却ジャケット620の冷却
流体出口か供給線624を介してガス供給線626に接続される。冷却ジャケッ
トからの冷却流体出口は燃焼室603の上部に置かれ、そこの温度か最も高い。
この冷却流体出口の配置は、冷却ジャケットを出る圧縮空気か充分な熱を吸収し
、圧縮空気の温度か断熱圧縮チャンバー605を出る熱い圧縮空気の温度と調和
することを保証する。
図18に示した態様は1つの空気タービン672を駆動し、図17に示した発電
所に組み込まれた第2の空気タービン及び連合する熱交換器の必要性を避けるよ
うに設51されている。図18に示した態様では、ガス対空気熱交換器670内
の排気ガスから過剰の熱を回収するために使用される冷たい圧縮ガスは、ガス供
給線628を介して空気タービン672の入力に直接送られる。図18に示した
態様のこの局面は図15に示した態様に関連して既に説明した。
作動に際しては、等温圧縮チャンバー609からの冷たい圧縮ガスは水分分離器
680を通過し、圧縮ガスの主な部分はガス対空気熱交換器670に向けられる
。冷たい圧縮ガスは熱交換器670において予熱され、燃焼に必要な予熱された
圧縮ガスの一部は燃焼室603に向けられる。排気ガスから過剰の熱を回収する
ために使用される予熱された圧縮ガスの一部は空気タービン672に直接送られ
、そこて断熱圧縮チャンバー605からの断熱圧縮ガスと共に膨張する。
水分分離器からの冷たい圧縮ガスの一部は冷却ジャケット620に送られ、燃焼
室の璧の冷却を行う。圧縮ガスは冷却ジャケットを通って循環し、燃焼室の壁か
ら熱を取得し、最後に冷却流体出口を介して燃焼室を去り、断熱圧縮されたガス
のメインフローに加わって空気タービン672に流れる。水分分離器から冷却ノ
ヤケノトを通り供給線626へと流れ、断熱圧縮されたガスのメインフローを支
える冷却空気の流れを制御するために、(図示しない)バルブか必要であるかも
しれない。
図16.17に関連して上述した態様に類似する方法で配置された発電所に関連
する、垂直に分離されたチャンバーを組み込んだ対称的な熱動力圧縮機の態様を
図19に示す。図19において、一般符号900で示す圧縮機は一部分液体ピス
トン903を形成する液体が充填されたU字型のダクト901を含む。ダクト9
01のアーム905ど907は線形て垂直に上向きに伸びる。区画908.91
Oか各アーム905.907の上部に隣接して形成され、その上部部分は燃焼室
909.911として機能し、その下部部分は断熱圧縮チャンバー913.91
5として機能する。下部区画912.914が各アーム905.907に、各々
の上部区画908.910の下に形成される。各区画は各々等温圧縮チャンバー
917.919として機能する。アームの長さの下方への温度勾配を可及的に減
少させ、燃焼室から等温圧縮チャンバーに至る熱伝導係数を最小にするため、各
々のアームの断熱圧縮チャンバーが燃焼室と等温圧縮チャンバーの間に配置され
る。液体ピストン903より高い密度を持つ固体ピストン921.923がダク
ト90+の各アーム905.907に配置され、それらは本質的に3つの部分、
上部、中間、下部から成る。各ピストン921,923の下部部分はダクト9゜
1のアーム905.907の直径と同じ大きさであり、液体ピストン903によ
って下から支えられ、等温圧縮チャンバー917.919へと/から自由に上下
移動する。ピストンとチャンバーの壁との間の液体漏れを防止するため、ピスト
ンの下端に隣接してシール984が設けられる。固体ピストン921,923の
上部部分929,931は上部区画908.910の直径と同じ大きさであり、
上部区画908.910の上部先端と下部先端間で自由に垂直に移動する。固体
ピストン921.923の上部及び下部部分は共に接続され、軸の形状であり、
上部及び下部部分の直径より小さな直径を持つ中間部分930.932によって
垂直に間隔を置くように配置される。中間部分930.932は上部及び下部区
画を分離する仕切り937.939に形成される隙間933.935を通り、上
部区画から下部区画へと通り抜ける。隙間933.935と軸との間には、等温
圧縮チャンバーと断熱圧縮チャンバーとの間のガス漏れを防止するために、すべ
りソール941,943が設けられる。
固体ピストンの各々がダクトの各々のアームにおける最低レベルにある時、燃焼
室と等温圧縮チャンバー内部の自由容積は完全に拡大しており最大である。同時
に、断熱圧縮チャンバー内部の自由容積は最小であり、ピストンの上部部分は上
部区画におけるその移動の下部限界にある。逆に、固体ピストンの各々が最高レ
ベルにある時、燃焼室と等温圧縮チャンバー内部の自由容積は最小であり、一方
断熱圧縮チャンバー内部の自由容積は最大であり、ピストンの上部部分は上部区
画におけるその移動の上部限界にある。
各燃焼室909.911は予熱された空気または圧縮空気または他の酸化ガスの
チャンバーへの導入のため、バルブ949.951によって制御される熱い圧縮
ガス入口ボート945.947、燃料をチャンバーへ噴射するための燃料噴射口
953.955、及び熱い排気ガスを燃焼室から排除するため、バルブ961.
963によって制御される排気ガス出口ボート957.959を具備する。各々
の断熱圧縮チャンバー913.915はチャンバー内へガスを引き入れるためバ
ルブ969.971によって制御されるガス入口ボート965.967、及びチ
ャンバーから断熱圧縮されたガスを引き出すためバルブ977.979によって
制御される圧縮ガス出口ボート973.975を具備する。各々の等温圧縮チャ
ンバー917,919はチャンバー内へガスを引き入れるためバルブ985.9
87によって制御されるガス入口ポート981.983、及びチャンバーから等
温圧縮されたガスを引き出すためバルブ993.995によって制御される圧縮
ガス出口ボート989.991を具備する。各々の等温圧縮チャンバーは更に圧
縮中に各チャンバーの環状容積を通して均一の液体スプレーを提供するため配置
される多数のスプレー噴射口918.920.922.924を存する。
図19に示した圧縮機の運転サイクルにおいて、ダクトの一方のアームにおける
燃焼プロセスは同じアーム内の断熱圧縮プロセスと、他方のアーム内の等温圧縮
プロセスとを同時に駆動させる。
図19に示した熱発電圧縮機の典型的な運転サイクルは以下のように進行するが
、まず始めは、ピストン923は燃焼室911におけるそのストロークの最上部
にあり、ピストン921は燃焼室909におけるそのストロークの最下部にある
。燃焼室909には前の燃焼からの熱い膨張ガスが入っており、熱い圧縮ガス入
口バルブ949及び排気ガス出口バルブ961は両方とも閉じられている。等温
圧縮チャンバー917にはサイクルの前の部分てガス入口ボート981を通って
引き入れられた空気か入っており、ガス入口バルブ985と出口バルブ993は
閉しられている。ダクト901の他方のアーム907にある断熱圧縮チャンバー
915には、更にガス入口ポート967を通って予め導入された空気が入ってお
り、ガス入口バルブ987と出口バルブ995は閉じられている。
固体ピストン923か瞬間的にそのストロークの最上部に休止し、方向を逆転さ
せると、熱い圧縮ガス入口バルブ951が開き、所定量の熱い圧縮ガスがガス対
空気熱交換器970から燃焼室911に導入される。燃料は燃料噴射口955を
通して燃焼室911に噴射される。燃料は発火し、結果的に燃料と空気の混合物
を燃焼させ、その燃焼かピストン923を燃焼室911及び等温圧縮チャンバー
919から下方へと駆動させる。初期には、燃焼がほぼ一定の圧力で行われるよ
うに、燃料か燃焼室に続けて入れられる。等温圧縮チャンバー919の圧縮ガス
出口バルブ995が閉じられ、ガス入口バルブ987が開き、ピストンがチャン
バーから出て行くにつれて圧縮チャンバー919へと空気を引き入れる。
ピストン923の上部部分931が燃焼室911から下方へと移動するにつれて
、それは断熱圧縮チャンバー915の中に入って行き、サイクルの最後の部分で
チャンバーに予め導入されている空気を圧縮する。
固体ピストン923の下向きの運動は、他方のピストン921の上向きの運動を
伴い、この運動は反対側のアーム907における燃焼プロセスによって駆動され
る。アーム905における固体ピストン921の上向きの運動中に、断熱圧縮チ
ャンバー913の圧縮ガス出口バルブ977か閉しられ、ガス入口バルブ969
か開き、空気をチャンバーへと引き入れる。等温圧縮チャンバー917にあるガ
ス入口バルブと出口バルブは共に閉しられ、ピストン921の下部部分925か
等温圧縮チャンバーに入っている空気を圧縮し始める。圧縮中に、冷たい液体ス
プレーかスプレー噴射口918.924を通って等温圧縮チャンバーへと噴射さ
れ、圧縮かほぼ等温で行われるように空気を冷却する。燃焼室からガス対空気熱
交換器970を通り、最後に大気中へと燃焼ガスを駆動するのに充分な圧力にな
ると、燃焼室909の排気バルブ961が開く。
固体ピストン923の下向きの移動中のある点において、燃料噴射が停止される
。ピストン923は燃焼ガスの断熱膨張により、そのストロークの底まで下向き
に駆動され続ける。
等温圧縮チャンバー917の空気圧が所望の値に達すると、圧縮ガス出口バルブ
993か開き、圧縮空気かスプレーの液体と共にチャンバーから圧縮ガス出口ボ
ー1−989を通して引き出される。圧縮ガスとスプレーの液体の混合物は水分
分離器972に送られ、そこでスプレーの液体か分離される。スプレーの液体は
その後冷却システム974に戻され、そこで冷却されてから液体スプレーにおい
て再使用される。冷たい圧縮空気の一部は水分分離器からガス対空気熱交換器9
70に送られ、そこで燃焼プロセスからの熱い排気ガスの熱で予熱される。予熱
された圧縮空気の一部は燃焼において使用されるためにガス対空気熱交換器97
0から送られ、一部は小さな空気タービン978の入力に送られる。
断熱圧縮チャンバーにおける空気圧か必要な値に達すると、圧縮ガス出口バルブ
979か開き、熱い圧縮空気かチャンバーから圧縮ガス出口ボート975を通っ
て流れ出し、メイン空気タービン672に送られ、そこで膨張して、発電機98
0を駆動させるためのitt力を作り出す。第2の空気タービン978の排気ガ
スからの熱は、空気対空気熱交換器982において水分分離器972からの冷た
い圧縮空気の一部にこの熱を移すことによって回収される。空気対空気熱交換器
を出る冷たい圧縮空気はその後メイン空気タービン976に送られ、そこで断熱
圧縮空気のメインフローと共に膨張する。固体ピストン923かそのストローク
の底に達し、ピストン921かそのストロークの最上部に達すると、燃焼室9゜
9のIJF気カス出ロバルブ961、断熱圧縮チャンバー913のガス入口バル
ブ969、燃焼室9+7の圧縮ガス出口バルブ993、断熱圧縮チャンバー91
5のガス出口バルブ979、及び等温圧縮チャンバー919のガス入口バルブ9
87の全てか閉しられる。それから燃焼室909の熱い圧縮ガス入口バルブ94
9が開き、熱い圧縮ガスの充填分をチャンバーに入れた後すぐに閉じる。燃料は
燃料噴射口953を通して燃焼室へと噴射される。燃料は発火し、結果として生
じる予熱された圧縮空気と燃料の混合物の燃焼がピストン921を下方に駆動し
、燃焼室909及び等温圧縮チャンバ−917から出し、ピストンの復帰ストロ
ークを開始させ、運転サイクルの後半を開始させる。
図」9に示した圧縮機の態様は対称装置であるので、サイクルの後半は前半と同
してあり、断熱圧縮チャンバ−913及び等温圧縮チャンバ−919における空
気の圧縮、断熱圧縮チャンバー915及び等温圧縮チャンバー917における空
気の誘導、及び燃焼室911からの燃焼ガスの排除を含む。これらのプロセスは
全て燃焼室909にお1プる燃焼によって駆動される。垂直に分離される様々な
燃焼及び圧縮チャンバーを持つことにより、圧縮機の構成は比較的シンプルで丈
夫である。
別の態様では、液体及び固体ピストンが1つの固体ピストンによって置き換えら
れてもよい。この場合、その基本的な機能は液体を入れ、ピストンの一部の下向
きの運動を他の部分の上向きの運動に変換すること、及びその逆に変換すること
である、U字Mのダクトか必要ではなくなるであろう。ピストンは線心に移動す
るように配置されてもよく、燃焼室は1つの燃焼室の下にもう1つの燃焼室を配
置してもよく、あるいは両方の燃焼室力洞し水平面に配置され、固体ピストンが
それらの燃焼室の間を振動するようにしてもよい。圧縮チャンバーも同様に配置
できる。
固体ピストンを具備するガス圧縮機のどのような態様においても、ピストンかオ
ーバーランし、チャンバーの端に損傷を与える衝撃を生しる可能性かある。こう
した発生を防止するために、チャンバーにガスを噴射するためバルブを操作する
センサーや制御メカニズムを設けることかできる。それに加えて、かかる衝撃の
影響を緩和するような方法で、固体ピストンを構築することか望ましいであろう
。例えば、衝撃エネルギーを吸収するように、ピストンの端またはヘッドを折り
畳めるように設計することもてきるであろう。これはピストンの端をしわになり
やすい領域として形成することにより達成されよう。あるいはその代わりに、ピ
ストンの端を衝撃と同時に内側に入れ子式に重ねるように設計することもてきよ
う。折り畳める端部分は、ピストンのこの部分の運動エネルギーか最小にされる
ように、可及的に軽量にすべきである。
図15から19に示した全ての態様において、熱は燃料の内部燃焼により熱動力
圧縮機に供給される。しかしながら、原子力熱、太陽熱、化学的及び工業的プロ
セス熱等の他の熱源も使用することかでき、代替熱源を使用する態様を下記に説
明する。内部熱源及び外部熱源を使用する圧縮機を区別するために、それらは内
部燃焼圧縮機及び外部加熱圧縮機と各々称することにする。図15から19は内
部燃焼圧縮機の態様を、少なくとも1つの空気タービンを含み、発電に使用する
のに適当な回路の構成部材と共に示している。かかるシステムをICCAT(1
nternal Combustion Compressor and Ai
r Turbines) (内部燃焼圧縮機及び空気タービン)と称する。
ICCATシステム用の燃料は気体でも、液体でも、固体でもよい。石炭等の固
体燃料の場合、現存の石炭燃焼発電所において為されているように、燃料をガス
化するか、またはそれを粉砕して細かな粒子(つまり粉砕燃料)にする必要があ
る。他の選択案は近代的な発電所において為されているような流動床燃焼器、も
しくは過去において行われていたような鎖床燃焼器を具備することである。ある
燃料にとっては、排気ガス及び圧縮機気体から微粒子及び二酸化硫黄を除去する
手段を設ける必要があろう。はとんとの燃料にとって、燃焼プロセスの制御もし
くは排気ガスの処理により、酸化窒素の放出を制御する手段が必要であろう。
燃焼室からの排気ガスは一般に多量の水蒸気を含存している。水蒸気は燃料中の
水素の存在により燃焼プロセス自体において生成されるであろう。生成される水
蒸気の量は燃焼燃料に依存する。例えば、天然ガスまたはメタン(CH4)は石
炭より多くの水蒸気を作り出すてあろう。
排気ガスからの水回収方法
燃焼ガスからの水の回収は様々な理由から重要である。特に水か脱塩されている
場合に、水の保存が1つの重要な理由である。更に、水蒸気の存在は煙突の上に
めざわすな水柱(plume)を生しさせ、そこから排気ガスか最終的に放出さ
れる。
大気中へ放出される前に水を燃焼ガスから取り除くことかできれば、煙突の上に
水柱か形成されることはないてあろう。水蒸気の凝縮は排気ガスから望ましくな
い汚染物質を除去する効果的な方法であり、この方法はそれ自体で、あるいは他
の制御方法に対する補足として使用することかできる。燃料のタイプに応じて、
これらの汚染物質は酸化硫黄、酸化窒素、アンモニア、水銀及び池の重金属や微
粒子を含んでいるであろう。水蒸気か凝縮されれば、凝縮液に溶けることにより
、これらの汚染物質の部分か排気ガスから除去されるであろう。ある場合には、
凝縮液に特定の化学物質を加えて、汚染物質の溶液を水の相とすることも必要で
あろう。例えば、酸化硫黄の捕獲は、従来の煙道ガス脱硫システムにおいて行わ
れているように、石灰岩または他のアルカリを添加することにより達成される。
他の添加物も他の汚染物質の捕獲を容易にするために使用できる。
アンモニア等のある汚染物質は非常に水に溶けやすく、効果的な捕獲を行うのに
添加物は必ずしも必要ではない。高温で形成される酸化窒素を減少させるために
、アンモニアを熱交換器の中に、燃焼室において、あるいは接続配管の中に噴射
することができる。条件及び噴射されるアンモニア量に応して、燃焼ガスか過剰
のアンモニアを含む場合があるかもしれず、ガスを大気中に放出する前にこれを
除去することが望ましいであろう。更に、凝縮は排気ガスからの灰粒子を含む微
粒子を除去する効果的な方法である。石炭等のかなりの天分を含む燃料に対して
は、凝縮に加えて従来の静電集塵を使用することができる。
排気ガスから水蒸気を凝縮する装置を図20にl!ll8(J’Jに示す。図示
した装置は図15から19のいずれかにおいて示した高温のガス対空気熱交換器
の冷たい排気ガス出口側に直接加えることができる。しかしながら、この装置は
排気ガスもしくは他のガスから水を回収することか望ましい他のシステムにおい
ても実装することができる。
図20において、低温ガス対ガス熱交換器656が高温ガス対空気熱交換器64
9の排気ガス出口側に接続され、それは等温圧縮された空気を圧縮機の燃焼室か
らの排気ガスで加熱する働きをする。ガス対ガス熱交換器656からの排気ガス
かクーラー658を通過し、ガス対ガス熱交換器656の低温側に戻るように、
クーラー658がガス対ガス熱交換器656に接続される。排気ガスを冷却する
ため、空気がクーラーを通るようにファン660を配置する。ファンはクーラー
の上流側もしくは下流側のいずれに置かれてもよい。
水回収装置の運転を説明するために、装置の様々な点において様々な温度を仮定
するか、実際にはこれらの温度は異なってもよい。燃焼室からの排気ガスは高温
ガス対空気熱交換器649を通り、そこて約40°Cの温度を持つ等温圧縮チャ
ンバーからの等温圧縮された空気により約60°Cにまで冷却される。ガス対空
気熱交換器649からの排気ガスは低温ガス対ガス熱交換器656を通り、そこ
でクーラー658から戻された冷たい排気ガスにより、更に約35°Cまて冷却
される。その後排気ガスはクーラーに向けられ、そこで約15°Cの初期温度を
持つ大気の流れにより約25°Cの温度に冷却され、ガス対ガス熱交換器656
に戻される。ガス対ガス熱交換器656における冷却の結果として、排気ガスか
ら凝縮された水は、排気ガスかクーラー658に送られる前に除去され、クーラ
ー658における更なる冷却の結果として凝縮された水は、この段階の後、及び
排気ガスかガス対ガス熱交換器656に戻される前に除去される。冷却された排
気ガスはガス対ガス熱交換器656に戻され、除去された熱の一部が蓄えられる
。ガス対ガス熱交換器656においてその温度か約50°Cまで上昇した乾燥排
気ガスはその後大気「円こ追い出される。排気ガスの再加熱により煙突上のめざ
わりな水蒸気の水柱の形成を避けることかでき、更に大気中の分散を助けるため
に、排気ガスの浮力を増すことができる。
図20に示したクーラー658は燃焼ガスを冷却するために空気を使用するか、
例えば湖、河川、冷却塔または海からの水によって冷却する池の方法も可能であ
り、企図される。燃焼燃料が天然ガスである場合、燃焼により作られる煙道ガス
は約60°Cの露点を存するので、水の回収は比較的高温で達成することができ
る。
内部燃焼圧縮機
ICCATシステムは、結合サイクルガス−タービンシステム(CCGT)及び
従来の石炭及び石油燃焼蒸気プラントに優る多くの利点を有する。ICCATは
別々の燃焼室からの熱い燃焼ガスによって駆動されるガスタービンを具備しない
。CCGTにおいては、最高温度は、ガスタービンプレートが耐えられる最高温
度により制限され、それは約1300°Cである。ICCATシステムにおける
燃焼ガスの熱はピストン(もしくはピストンに連結される運動エネルギーを蓄え
る他の手段)の運動エネルギーに直接変換されるので、最高温度限界は非常に高
く、2000°C以上てあろう。
CCGTにおけるガスタービンからの排気ガスは約500°Cの温度てあり、こ
のガスは蒸気を上昇させるために使用され、蒸気タービンを駆動させる。しかし
なから、ICCATシステムにおいては、排気ガスの温度は800°Cのオーダ
ーであり、熱交換器を介して燃焼室への入口空気を予熱するために使用される。
このように、TCCATシステムは蒸気プラントを必要とせず、従って投下資本
費用を減少させる。
CCGTプラントにおいて、従来の回転式圧縮機は約350°Cの温度て熱い圧
縮された入口空気を提供する。この温度は断熱圧縮プロセス中に圧縮された空気
に移された熱の結果達成される。入口ガスに移された熱は回転式圧縮機の機械エ
ネルギーにより提供される。しかしながら、ICCATシステムにおいては、入
口空気は約800℃の温度であり、機械エネルギーによってではなく、圧縮機か
らの排気ガスの熱によって加熱される。このように、CCGTにおいて、温度は
350°Cから1200°Cまで上昇するか、ICCATシステムでは、温度は
800°Cから2000°Cまで上昇する。従って、ICCATシステムにおい
ては、熱かシステムに加えられる平均温度はCCGTシステムにおけるより、は
るかに高い。これは上記において定義したカルノー効率の観点から非常に有益で
ある。更に、入口空気が等温圧縮されるので、所定の質量のガスを圧縮するため
に必要なエネルギーは、CCGTにおける回転式圧縮機が必要とするよりもはる
かに少ない。
ICCATシステムにおいて熱動力圧縮機を駆動するために使用される圧縮空気
のほとんとか燃焼プロセスにおいて消費される一方、CCGTにおいては多量の
圧縮空気かタービンの構成部材を冷却するために必要であり、またガス温度か約
1300°Cを越えないように燃焼ガスを希釈するために必要である。
CCGTにおいては、蒸気プラントの大気への出口温度は約80°Cである。I
CCATシステムにおいては空気及び燃焼ガスの低い排気温度を達成することか
可能であるべきであり、それは少ない熱消費と高い効率を意味する。更に、IC
CATシステムにおいては、比較的低い温度て作動し、その出口温度は周囲温度
に近い空気タービンを使用して電力か引き出される。空気タービンは比較的低温
で作動するのて、冷却は必要ではなく、材料問題も発生しない。
冷たい圧縮空気でガスタービンブレードを冷却することは、1200°Cに対し
て、1500°Cのオーダーの温度でガスタービンを作動することを可能にする
かもしれないか、ICCATシステムは更に、高温を達成できるので、図9に示
した発電所に優る利点を存する。
注意深く設計されたICC八Tへステムにより、消費熱は最小に保たれ、理想的
にはかなりの熱量か等温圧縮中に排除されるサイクルのほんの一部においてのみ
消費される。上記において概略した冷却戦略に加えて、湿式、乾式もしくはハイ
ブリッド冷却塔、あるいは大気、または海、河川、湖等の水体に対する直接冷却
等の冷却形態をサイクルと共に使用できる。
外部加熱圧縮機及び空気タービン
熱動力圧縮機を駆動するために、燃焼プロセスからの熱以外に代替熱源を使用す
ることかできる。この場合、熱源は一般に熱動力圧縮機の外部にあるであろう。
かかる熱発電圧縮機が空気タービンを駆動する発電所における構成部材として効
果的であるシステムを、EHCAT(Externally Heated C
ompressor and Air Turbine) (外部加熱圧縮機及
び空気タービン)と称する。上述したように、熱は化学的もしくは工業的プロセ
スにより、太陽エネルギーもしくは原子力熱により提供できる。外部熱交換器も
特定の燃料、簡単にガスかできないものとか、圧縮機自体の内部で燃焼さすこと
が困難であるかもしれない燃料の燃焼に対しては好ましいかもしれない。例えば
、廃棄物の灰化及びおそらくバイオマスや石炭等が挙げられよう。
図21はEHCATシステムにおいて作動しうる外部加熱圧縮機の1態様を図式
で示す。圧縮機701は冷たい圧縮ガスを作り出す等温圧縮チャンバーと、熱い
圧縮ガスを作り出す断熱圧縮チャンバーとを含んでいる。この点に関して、圧縮
機は図15から19のいずれかにおいて示した内部燃焼圧縮機と類似している。
しかしなから、外部加熱圧縮機においては、内部燃焼圧縮機の燃焼室か膨張チャ
ンバーで置き換えられ、その中に非常に熱い圧縮ガスが燃料なしに噴射される。
非常に熱い圧縮ガスは膨張し、燃焼なしに冷却し、ピストンまたは他の運動エネ
ルギー蓄積手段に運動エネルギーを付与する。熱いIJ1気ガスは膨張チャンバ
ーから追い出され、ガス対ガス熱交換器703に供給されて、等温圧縮チャンバ
ーから引き出された冷たい圧縮ガスを予熱する。この予熱されたガスはプロセス
熱交換器705に供給され、そこである熱プロセスにより生しる熱でガスがその
最終温度まで加熱される。プロセス熱交換器705がらの非常に熱い圧縮ガスは
外部加熱圧縮機の膨張チャンバーに供給され、ピストンを駆動する。この態様て
は、多量のガスを断熱圧縮し、このガスをガスタービン707を通して膨張させ
ることにより、エネルギーが外部加熱圧縮機から引き出さね、発電機709を駆
動する。
熱動力圧縮機を駆動するための熱を外部熱交換器を介して提供する場合、密閉サ
イクル内を循環するように動作ガスを配置することが可能である。密閉サイクル
システムの利点は、所定のプラント規模のためにより高い出力を達成するために
、動作ガスの圧力を上昇させることかでき、また伝熱を改良するために空気以外
のガスを選択できることである。
更に、図21に密閉サイクルシステムを示すか、それと共に開放サイクルシステ
ムからの必要な修正を点線で示す。
ガス対ガス熱交換器703から放出された冷たい排気ガスはメインがスタービン
707からの冷たい低圧の排気ガスと混合され、このガスか圧縮機の圧縮チャン
バーに入れられ、その一部か断熱圧縮されてメインがスタービン707を駆動し
、また一部か等温圧縮され、ガス対ガス熱交換器703により予熱され、プロセ
ス熱交換器705に送られ、ある外的熱プロセスからの熱で加熱され、非常に熱
い圧縮ガスとして膨張チャンバーに噴射されて圧縮機を駆動する。
外部加熱圧縮機701からの排気ガスの熱容量は、等温圧縮チャンバーからの入
口ガスと同しである。このように、内部燃焼圧縮機の場合と対照的に、圧縮機の
排気ガスには余剰熱かない。この場合、ICCATシステムのある応用において
は望ましい第2のガスタービン及び第2の熱交換器は、図21に示すように、E
HCATシステムでは必要ではない。しかしながら、外部プロセス熱をかなりの
温rg、範囲に亙って利用でき、これらの状況下において、2つかそれ以上のガ
スタービンも使用することかできるであろう。例えば、外部熱交換器か燃料を燃
焼させる炉である場合、排気ガス温度に応じて余剰熱か出るであろう。図22は
EHCATシステムに実装される外部加熱圧縮機の1態様を示し、そこでは外部
燃焼炉からの排気ガスの余剰熱は有益な電力に変換される。
図22に示した発電所は、外部加熱圧縮機801を駆動するための圧縮空気を加
熱するため、メインヒーターとして機能する炉805を含む。ファン811はメ
インガス対空気熱交換器813を介して炉805に空気を供給する。ガス対空気
ヒーター813は、炉から追い出される排気ガスの一部で炉805への入口空気
を予熱する。更に発電所は第2の発電機817と第2のガス対空気熱交換器81
9を駆動する第2の空気タービン815を具備する。外部加熱圧縮機からの等温
圧縮された空気の一部は、この空気を炉805からのtJF気ガスの一部で予熱
するために配置される第2のガス対空気熱交換器819に供給される。予熱され
た圧縮空気は更に入口空気として、付加的電力を発生させるための第2の空気タ
ービン815に供給される。第2の空気タービン815の作動温度は、メインタ
ービン807のそれよりかなり高く、第2の空気タービン815からの1ノ[気
ガスはかなりの量の熱を含むであろう。第2の空気対空気熱交換気821は、外
部加熱圧縮fi80+からの等温圧縮された空気の一部を予熱する方法で、この
熱を回収し、それは断熱圧縮された空気の流れに加えられてメイン空気タービン
807を駆動する。炉からの(1[気ガスの構成に応して、排気ガスか大気中に
放出される前に、IJ)気ガス823を浄化する手段か加えられる。
外部熱源か燃料の燃焼ではなく、工業的プロセス、廃熱流もしくは他の熱源であ
る場合には、第2の空気タービンも使用することかできる。特定の配置は熱源に
よって、またそれか外部加熱圧縮機回路にとのように調和されるかによって変オ
っるであろう。
外部加熱の熱い液体噴射圧縮機
図23は、外部熱交換器において熱をガスよりむしろ液体に移す、外部加熱圧縮
機の態様を示す。900て示される熱発電圧縮機は、図17に関連して説明した
燃焼圧縮機と多くの類似点かあり、300を追加した同じ番号か同様の部品を示
す。従って、固体ピストン、断熱及び等温圧縮チャンバー及び水回収システムを
備えた下部バウンスチャンバー、燃焼圧縮機の空気タービン及び発電機を含むこ
れら構成部材の説明は、図23に示した熱発電圧縮機にも等しく適用されるもの
である。内部燃焼圧縮機と外部加熱圧縮機の主な違いは、上部チャンバーの機能
及び熱か上部チャンバーに伝えられる方法にあり、これらについて説明する。
外部IJO熱圧縮機の上部チャンバー903はバルブ931により制御される圧
縮ガス入口ボート929、バルブ925により制御される排気ガス出口ボート9
23、及びスプレー液体噴射口928を具備する。熱い圧縮ガス入口ボート92
9は、水分分離器980及びガス対ガス熱交換器970を介して、等温圧縮チャ
ンバー909における圧縮ガス出口ボー1−943と接続される。排気ガス出口
ポート923か第2の水分分離器982を介して、ガス対ガス熱交換器970に
接続される。膨張チャンバー903の最上部に置かれた液体スプレー噴射口か、
プロセス熱交換器985及び第2の液体スプレー噴射ポンプ986を介して、水
分分離器983のスプレー液体出力に接続される。
圧縮機が駆動される方法について説明するか、まず始めはピストン915は膨張
チャンバー903におけるそのストロークの最上部にある。ピストンが最高地点
て休止すると、ガス入口バルブ931か開き、予熱された圧縮ガスがガス入口ボ
ート929を通って膨張チャンバー903へと導入される。同時に、プロセス熱
交換器984からの熱い液体かスプレー噴射ポンプ986によって膨張チャンバ
ー−\と噴射される。予熱された圧縮ガスか更に液体スプレーによって加熱され
、液体ピストンを下方へと駆動する。ガス温度か膨張プロセスを通して維持され
るために、ガスか膨張し続けるにつれて、熱か噴射された小滴からガスに移され
る。
ピストンか膨張チャンバー903におけるそのストロークの最下部に達し、方向
を逆転するにつれて、排気ガス出口バルブ925か開き、低圧の排気ガスがスプ
レー液体と共に膨張チャンバーからfJl’気ガス出ロポート923を通って追
い出され、水分分離器983へと流れ、そこでスプレーの液体か取り除かれる。
それから低圧tJI’気ガスかガス対ガス熱交換器970へと流れ、そこて等温
圧縮チャンバー909からの圧縮ガスか予熱されて、膨張チャンバー903へと
導入される。
水分分離器983において分離され/こスプレーの液体は、プロセス熱交換器9
85に戻され、そこで予熱されてからスプレーにおいて再使用される。
空気かガスである開放サイクルシステムにおいて、熱交換器970を出る排気空
気は大気中に追い出される。密閉ザイクルシステムでは、熱交換器970を出る
ガスは圧縮のために等温圧縮チャンバー909に向けられる。この方法で、ガス
は閉回路において連続的に循環使用される。更に、開放サイクルシステムでは、
ターピン972からの排気ガスか追い出されるが、密閉サイクルシステムでは、
ガスは断熱圧縮チャンバー905に向けられる。後者の場合、ターピン972を
駆動するために使用されたガスも連続的に循環使用される。このように、外部加
熱圧縮機は、開放サイクルにおいて、もしくは点線で示したように密閉サイクル
においても作動する。図23において、断熱圧縮チャンバー及びタービンを通過
するガスは、システムの残りのガスと混合されないことが判る。従って、これら
2つの回路において異なるガスを含むことが可能であり、実際1つの回路は開放
サイクルで、他の1つが密閉サイクルであり得る。
伝熱媒体として噴射される液体の使用は、外部熱交換器970がよりコンパクト
に、より能率良くなる点で存利である。液体を使用することの別の利点は、膨張
中ずっと熱を噴射されるガスに供給し続けられることであり、それは熱力学的能
率を改善する。伝熱媒体としての液体の使用は、熱源の最高温度を適当な液体に
よって収容され得る温度に制限する。使用される液体は受け入れられる物理的及
び化学的性質を有し、毒性かなく、環境的にも受け入れられ、比較的低価格であ
ることか好ましい。
熱い液体噴射を伴う外部加熱圧縮機は、太陽エネルギー、地熱エネルギー、もし
くは低温廃熱等の低温熱源を具備する発電に適しているであろう。
密閉サイクル運転の場合において、安定した温度を維持するために、ガスがター
ビンを出た後、ガスに付加的な冷却を提供することが必要であるかもしれない。
好都合なことに、熱動力圧縮機は、天然ガス、軽油及び重油、オリマルジョン(
orimulsion)、石炭、バイオマス、もしくは家庭の廃棄物等を含む広
範囲に異なる燃料を使用して運転することかできる。燃焼可能な燃料を使用する
様々な試みについて説明する。 天然ガス及び軽油は直接噴射及び加熱された燃
焼室内部での燃焼に適した形態である。あるいは選択的に、これらの燃料は加熱
されたチャンバーの外部の、もしくはチャンバーに取り付けられた燃焼室内部で
燃やすことかできる。好都合なことに、例えばディーゼルエンジンにおいて起こ
るように、燃料は入口空気の温度及び/又はチャンバー内の圧力に応じて、自然
発火できる。
いくらかの量の窒素酸化物(No、)は存在するか、燃焼生成物は本質的に々0
何なる微粒子も、非常に少量の酸化硫黄も含まない。NOxの放出はアンモニア
との触媒還元もしくは非触媒還元によって制限することかできる。重油、オリマ
ルジョン(orimulsion)もしくは石炭を燃やす多くの計画がある。
ICCATシステムに関連して、重油及びオリマルジョン(orimulsio
n)は加熱により細かな小滴に霧化し、その後必要な間隔で膨張チャンバーに噴
射し、内部燃焼により燃やすことができるであろう。小滴は熱交換器からの高温
空気の中で発火し、急速に燃焼するであろう。必要であれば、燃焼プロセスを開
始させるために、例えば他の燃料の噴射を含むことができる点火システムを使用
できるであろう。更に、石炭も細かな粉末(粉砕燃料)の形態で燃焼室の中に噴
射することができ、それは空気流もしくは他の適当な輸送媒体において、パイプ
に沿って膨張チャンバーに輸送される。輸送流体において石炭粉末の時期尚早の
爆発の危険がないことを確実にすることか重要である。これは石炭粉末を運ぶた
めに空気以外の流体を選択することになるかもしれないし、ならないかもしれな
い。
別の態様において、重油、オリマルジョン(orimulsion)、もしくは
石炭は適当なガス化プラントにおいて、空気または酸素を使用してガス化できる
であろう。
液体燃料、つまりオリマルジョン(orimulsion)もしくは重油は、燃
料を粉砕するための粉砕器が必要ではないし、適当なガス状輸送媒体も必要では
ないので、ガス化プロセスにおける取り扱いが石炭より簡単である。
別の態様では、重油、すりマルジョン(orimulsion)、石炭もしくは
ガス化燃料の外部加圧炉燃焼を使用して、熱い燃焼ガスを製造し、それを高温バ
ルブの制御下で圧縮機の膨張チャンバーに入れることができる。
EHCATシステムに関連して、オリマルジョン(orimulsion)、重
油もしくは石炭はメインヒーターで燃焼させ、熱動力圧縮機のために動作流体を
加熱することかてきるであろ九メインヒーターは予熱された大気において燃料を
燃やすために配置される加圧されない炉を含んでもよく、更に熱交換器を含んで
もよく、それを通して熱動力圧縮機からの予熱された圧縮空気であってよい動作
流体が送られてもよい。予熱された圧縮空気は炉からの熱により加熱され、非常
に熱い圧縮空気として膨張チャンバーに噴射され、ピストンを駆動する。
燃料か何等かの形態のガス化を受ける場合、燃焼段階に先立ち硫黄を取り除くこ
とが好ましい。ガス化後かつ燃焼前の硫黄の除去は、ガスの体積が非常に小さい
ので好都合である。更に、硫黄は石膏としてよりはむしろ元素の形態で抽出され
やすい。これは製品材料の質量か非常に小さいことを意味する。他方、燃料がガ
ス化されていない場合、燃焼プロセスからの排気ガスは大気中に出される前に脱
流をうけるへきである。
可能な場合、熱動力圧縮機の燃焼室における燃料の直接燃焼か、燃料かガス化゛
されていようとなかろうと、外部炉の使用より、一般的に好ましいであろう。
ガス化燃料により生成される燃焼ガスは一般に固体もしくは重液体燃料の直接燃
焼から得られるものよりクリーンである。しかしなから、これら2つの方法の選
択は、相対費用及び環境上の認容性に大きく依存するであろう。
バイオマス及び家庭からの廃棄物も、適当な形態で準備されれば、燃料として使
用できる。一般には家庭からの廃棄物もしくはほとんどの形態のバイオマスを、
粉砕石炭の場合のように、サブミリサイズの粒子に粉砕することは実用的ではな
いか、バイオマスか粒子かかなりの程度の燃焼を達成できるのに充分な小ささで
ある場合には、適切にデザインされた内部燃焼システムにおいて燃やすことかで
きるであろう。あるいはその代わりに、バイオマスをガス化することかできよう
。
例えば、1つの態様において、ガス化か連続プロセスとして発生することかでき
る固定床もしくはおそらく流動床において、バイオマスを外部てガス化すること
かできるであろう。酸素または空気のいずれかを使用できるであろう。ガス化生
成物の化学的エネルギーを最大にし、ガス化段階の熱発生を最小にすることか望
ましいてあろう。ガス化の熱は熱交換器により、等温圧縮された空気に移され、
その後膨張させてシステムの電力出力を増加させることかできよう。ガスは天然
ガスに使用されるものと同様に、ICCATシステムにおいて燃焼されるである
上述したように、石炭、重油、オリマルジョン(orimulsion) 、も
しくはバイオマス等の燃焼圧縮機において使用されるガス化燃料は魅力的な選択
であるかもしれない。図24は内部燃焼圧縮機及び空気タービンの+!Iyi様
の統合ガス化及び電力サイクルへの応用を示す。図24において、熱動力圧縮機
はスプレー液体回収及び冷却システムと共に、図17及び18に関連して前述し
ており、垂直に往復する重い固体ピストンを含む。同し構成部材は同し番号で示
す。
ガス化プラントは燃焼圧縮機600により製造される冷たい圧縮空気の一部を受
け取るため、水分分離器680の出力に接続される空気分離ユニット652を含
む。空気分離ユニットは加圧窒素と加圧酸素の両方を生成する。空気分離ユニッ
ト652は加圧酸素をガス化装置654に供給するように配置され、そこで酸素
は粉砕石炭(もしくは他の燃料)を、他のガスの中でも一酸化炭素と水素を含有
する未加工の燃料ガスに変換するために使用される。容器653はガス化装置6
54の下に接続されて、ガス化プロセスによって作られたスラグを集める。冷却
ジャケット655がガス化装置654とスラグ収集容器653のまわりに配置さ
れ、冷却流体かガス化装置の壁のまわりを循環し、ガス化プロセスによって生じ
た熱か回収されるようにする。この態様では、空気分離ユニット652において
生成される加圧窒素か冷却流体として作用し、空気分離ユニット652から産出
される窒素か冷却ジャケラl−655の下部部分に接続される。熱い圧縮窒素出
口かガス化装置冷却ジャケットの最上部近くに設けられ、空気タービン672の
入力に直接接続される。このように、ガス化装置からの熱はそれか好都合に有益
な電力に変換されるような形態で回収される。
ガス化装置654の未加工の燃料ガス出力は、ガス対空気熱交換器656に接続
され、そこで未加工のガスは空気分離ユニッl−652からの加圧窒素の供給に
よって冷却される。ガス対空気熱交換器656を出る熱い圧縮窒素は空気タービ
ン672に向けられ、そこで膨張されて有益な機械力を作り出す。ガス対空気熱
交換器656の未加工のガス出力は、灰サイクロン658に接続され、そこで未
加工のガスは灰を取り除くために処理される。灰サイクロン658からの処理さ
れたガスは、未加工のガス対きれいなガス熱交換器660を介して硫黄除去ユニ
ット662に向けられ、未加工のガスは硫黄除去ユニットを出るきれいな燃料ガ
スで冷却されてから硫黄除去ユニット662へ導入される。未加工のガス対きれ
いなガス熱交換器660を出るきれいな燃料ガスは、燃焼室603における燃焼
のため燃料噴射口627を介して燃焼圧縮機600の燃焼室に向けられる。燃焼
圧縮機において製造される等温圧縮された空気の一部は、必要ならば、ガス化プ
ロセスからの熱を回収するため、加圧窒素を補うために使用できる。
このガス化計画は以下の要素の結果として、現行のデザインよりかなり高度の能
率を伝えることが期待される。空気分離ユニット、燃焼及び冷却のために必要な
加圧された空気は等温圧縮されるので、必要とされる圧縮仕事が少なくなる。
ガス化熱は、統合ガス化電力プラント用の現行のデザインにおいて通常可能であ
る以上の高温で使用出来る方法で回収される。更に、ICCAT燃焼室における
ガス化燃料の使用は、きれいな燃料ガスの電力への変換能力を増加させる。
選択的な態様では、ガス化サイクルは、ガス化プロセスにおいて、またガス化装
flf654の下流の熱交換器656における熱の除去のために、等温圧縮空気
を使用することにより、空気分離なしに実行される。しかしながら、燃料の燃料
ガスへの変換は空気を使用する場合は非能率的であり、ガス化装置への空気の導
入に先立ち、等温圧縮された空気を予熱することが重要であろう。
ガス化サイクルにおいて酸素を使用することの主な利点は、燃料中の炭素の一酸
化炭素へのより完全な変換を達成することを可能にすることである。高温のガス
化は更に、ガス化から空気タービンへの熱回収プロセスを通して、熱の機械エネ
ルギー及び電気エネルギーへのより効果的な変換を可能にするであろう。別の態
様では、燃焼プロセスにおいて空気よりも酸素を使用することか好都合であろう
。これはNOxの生成量を燃料中の窒素により生じる量に制限するであろう。
空気中において燃やされる石炭の燃焼生成物に対しては、水の凝縮のための露点
は約38°Cであり、それはこの水を凝縮させ、潜熱を回収する可能性をほとん
と提供しない。酸素中で燃やす石炭の場合、露点は約67°Cであり、空気分離
ユニットからの圧縮窒素の一部を、例えば空気タービンにおいて予熱するために
潜熱を使用する機会がある。更に、酸素中で燃やす石炭の場合、除去される硫黄
や凝縮される水等の汚染物質を含む燃焼生成物はほぼ完全に二酸化炭素になる。
環境上の理由から、二酸化炭素を回収することが必要であると考えられる場合に
は、ガスは適切な形態になる。
燃料のガス化は更に、等温圧縮機及びガスタービンサイクルにおいて実施できる
。図25は統合ガス化及び電力プラントにおけるガス駆動等温圧縮機の態様を示
す。等温圧縮機の特定の態様は図5に関連して前述してあり、800を足した同
様の番号か同様の部品を示す。特に、等温圧縮機は、下部チャンバー811の上
に垂直に配置された上部チャンバー809、及び各チャンバー間を垂直に自由に
振動する重い固体ピストンを含む。上部チャンバーはバルブ825により制御さ
れる熱い圧縮空気入口ボート821、バルブ817により制御される圧縮空気出
口ボート813、及びスプレー噴射口837を存する。下部チャンバーは下向き
の方向のピストンの運動エネルギーを上向きの方向への運動エネルギーに変換す
るための手段を提供する密閉されたガスを含む。水回収及び冷却システムは、
゛図5に関連して説明したものと同じであり、圧縮ガス出口ポートに接続される
水分分離器847、復帰線853を介して水分分離器に接続されるクーラー84
5、及びクーラー845とスプレー噴射口837の間に接続される噴射ポンプ8
34を含む。等温圧縮チャンバー809の圧縮ガス入口ボート821は回転式圧
縮機861の出力に接続され、それは熱い圧縮空気を供給して等温圧縮機801
を駆動する。
等温圧縮機において生成される冷たい圧縮空気は、水分分離器847を介して圧
縮空気出口ボート813から引き出され、本質的に3方向に向けられる。冷だい
圧縮空気の一部はガス化のために使用され、初期において空気分離ユニット86
9に向けられ、そこで圧縮空気か加圧窒素と酸素に分離される。冷たい圧縮空気
の一部は燃焼室857に向けられ、そこで燃やされて熱い高圧ガスを生成し、ガ
スタービン859を駆動する。ガスタービンは主発電機863を駆動するために
配置される。燃焼室857に導入される前に、等温圧縮機からの冷たい圧縮空気
はガス対空気ヒーター855においてガスタービンからの排気ガスで予熱される
。
一般に、ガスタービンからの排気ガスには、燃焼室857における燃焼のために
冷たい圧縮空気を予熱するのに必要である以上の利用可能な熱が存在するてあろ
う。従って、等温圧縮機からの冷たい圧縮空気の更なる一部は、ガス対空気ヒー
ター855において予熱され、この過剰熱を回収し、この予熱された圧縮空気は
空気タービン865に向けられ、そこで膨張して第2の発を機867を駆動する
。
ガス化プラントは図24において示したB様に関連して説明したものと同様であ
り、水分分離器847の出力に接続される空気分離ユニット869を含む。空気
分離ユニット869において生成される加圧酸素は、ガス化装置11871に向
けられ、そこで粉砕石炭もしくは他の燃料かガス化される。容器873かガス化
装置の下に接続されて、ガス化プロセスからのスラグを集める。ガス化装置87
1及びスラグ収集容器873は冷却ジャケット872により囲まれる。ガス化装
置はガス対空気熱交換器875に接続されるガス化燃料出口を有する。空気分離
ユニッl−869からの加圧窒素は、ガス化装置の壁を冷却し、過剰熱を回収す
るため、ガス化装置871を取り囲む冷却ジャケットに向けられ、更にガス対空
気熱交換器875を通過して、ガス化装置からの未加工の燃料ガスを冷却する。
冷却ジャケット及び熱交換器からの熱い圧縮窒素は空気タービン865の入力に
向けられ、そこでガス対空気ヒーター855からの熱い圧縮空気と共に膨張する
。ガス対空気熱交換器875の冷たい未加工のガス出口側は、灰サイクロン87
7、未加工のガス対きれいなガス熱交換器879及び硫黄除去ユニット881を
含む燃料ガス洗浄システムを介して、燃焼室857に接続される。ガス対空気熱
交換器875からの未加工のガスは、未加工のガスから灰を取り除くために灰サ
イクロン877に送られる。燃料ガスはその後未加工のガス対きれいなガス熱交
換器879を介して硫黄除去ユニット881に送られ、そこで燃料ガスは硫黄除
去ユニットを出るきれいな燃料ガスによって冷却される。このきれいな燃料ガス
は未加工のガス対きれいなガス熱交換器879を通った後、燃焼室857に直接
供給され、そこでガス対空気熱交換器855からの予熱された圧縮空気で燃焼さ
れる。
1SOCT統合ガス化サイクルは、価格か安ければ、ICCAT統合ガス化サイ
クルより好ましいてあろう。l5OCTガス化サイクルにおいて実装される空気
タービン865と連合する発電81867は、ガス化熱か空気タービンにおいて
回収されるので、全出力の大部分を製造する。ICCAT統合ガス化サイクルと
同様に、空気分離ユニットはl5OGT統合ガス化サイクルにおいても省略する
ことかできる。
熱動力圧縮機を使用するエネルギー蓄積/回収方法ガス駆動及び液体駆動等温圧
縮機に関連して」二連したように、熱駆動圧縮機を組み込む発電所においてエネ
ルギー蓄積のための設備を含むことか好都合であろう。電力の低需要期には、大
部分の等温[縮ガス(それか空気であっても、なくても)か廃止鉱山または油井
等の大きな空洞に蓄えられる。電力需要が高い時には、冷たい圧縮ガスか空洞か
ら放出され、圧縮機により製造されるものを補う。
エネルギー蓄積の別の方法は、外部電力需要か低い時には水を冷蔵及び冷凍し、
この「冷たい」蓄積分を需要が高い時の電力出力を増すために使用することであ
る。
図26は、エネルギーを圧縮ガスの形態もしくは氷の形態て蓄積する施設を含む
、発電及びエネルギー蓄積結合プラントの1態様を示す。この態様では、圧縮ガ
スは空気であり、圧縮機は等温燃焼圧縮機である。
燃焼圧縮機750は冷たい圧縮空気を生成し、少なくともその一部はガス対空気
熱交換器751に送られ、そこで圧縮機からの熱い排気ガスで予熱されてから燃
焼室に噴射される。電力は、大気を断熱圧縮し、圧縮空気を発電機755を駆動
する空気タービン753を通して膨張させることにより、圧縮機から引き出され
る。燃焼圧縮機750は断熱/等温圧縮されるガスの相対的割合を制御する手段
を含む。燃焼圧縮機か図17.18に関連して説明した形態を有する場合、断熱
圧縮される空気の量は、単に断熱空気出口バルブのタイミングを調整することに
より制御される。この出口バルブか早く閉しられると、空気タービンに送られる
空気か少なくなり、利用できるエネルギーの大部分が等温圧縮に使用される。
空気タービンへの空気の流れを増加させるためには、断熱出口バルブに対する逆
の調節か行われる。同じピストンのストロークを維持するためには、例えばチャ
ンバーからのガスの放出またはチャンバーにガスを入れるために制御されるバル
ブをバウンスチャンバーに含めることにより、バウンスチャンバーにおけるガス
質量を減らすことか必要である。
電力の低需要期には、等温圧縮空気の大部分は燃焼圧縮機を駆動するために必要
である以上に生成され、過剰の冷たい圧縮空気はそれを蓄える大きな空洞757
に向けられる。そして、電力の高需要期には、燃焼圧縮機750において利用で
きる電力のほとんどは、空気タービン753を駆動するために空気を断熱圧縮す
るために使用される。燃焼に必要な等温圧縮された空気は燃焼圧縮機と大きな空
洞757の両方から提供される。
発電及びエネルギー蓄積プラントは更に氷/水貯蔵タンク761、及び貯蔵され
た水を冷却または凍らせる冷凍システム763を含む。前述したように、等温圧
縮中にスプレー液体に移される熱は、通常は冷却システム759により圧縮機か
ら引き出される。低需要期には、冷凍システム763は水を熱貯蔵タンク761
において好ましくは水の氷点より低い温度に冷却して、氷を形成する。電力需要
が高い時には、冷凍システムか切られて、正味電力出力を最大にし、液体スプレ
ーの冷却は一部分外部冷却システム759により、一部が蓄えられた氷を溶かす
ことによって提供される。最大需要は通常昼間の間であり、周囲温度が高ければ
、氷が溶けて等温圧縮のために冷たい水を提供できるであろう。高い周囲温度に
対して熱を排除しなければならないであろう外部プラント冷却システム、759
は、この時期には使用てきないか、あるいは減少した能力で使用されるであろう
。このシステムの魅力は、氷の貯蔵か電力需要が低く、周囲温度も低い夜間に行
われることである。この場合、圧縮機は全能力で運転でき、過剰電力は水を凍ら
せて氷を作るために使用される。最大需要の時期に放出されるためにエネルギー
か蓄えられるだけでなく、最大需要時に冷たいスプレーの温度を低下させること
により、システムの全体的な熱効率が改善されるので、これは二重の利点を与え
る。
図26において点線はエネルギー蓄積または冷却プラントにおける特定の構成部
材か一時期だけに使用されることを示す。圧縮空気蓄積方法及び氷−水蓄積方法
はお互いに独立している。プラントはいずれの蓄積方法も組み込むことかでき、
あるいはその両方を組み込むことかできる。
特定の態様に関連して説明してきた特徴は池の態様にも含むことができる。更に
、特定の態様に関連して説明してきたガス圧縮機を駆動する様々な方法を含む、
様々な運転サイクルの基本は他の態様にも応用てきる。説明した態様に対する修
正及び運転サイクルに対する修正は当業者にとって自明であろう。
(以下、余白)
/陀へf
7タダ7
7り汐J。
7タi/〆
特表千7−507370 (35)
/4りにダ
/λりだ
!’6:M 大気への空気排気
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(31)優先権主張番号 9215404.6(32)優先日 1992年7月
20日(33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 93
04853.6(32)優先日 1993年3月1o日