JPH07507376A - ディスクブレーキ用のブレーキディスクを製作する方法 - Google Patents
ディスクブレーキ用のブレーキディスクを製作する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ディスクブレーキ用のブレーキディスクを製作する方法
本発明は、特に道路走行車両、殊に実用車両に設けられているディスクブレーキ
用のブレーキディスクを製作する方法に関する。更に本発明は1本発明の思想に
よって製作されたブレーキディスク並びに自動車のホイールボスにこのようなブ
レーキディスクを固定する特別な形式を対象とする。
従来、道路走行実用車両のためのブレーキディスクは一体であり、したがって、
ディスクを鋳造し1次いでそのブレーキライニングとの接触面を平滑に転削する
ことによって、簡単かつ安価に製作することができる。しかしながら、このよう
な公知のブレーキディスクの欠点は、接触面が過度に磨滅することによって必要
となる交換のために、ホイールボスを完全に取り外さなければならず、このため
時間がかかり1作業経費が相応して高価になることである。更に、ホイールボス
を取り外す場合、その軸受はケーシングを開かなければならず、したがって軸受
けが汚損する危険が太き(、このため場合によっては軸受けをクリーニングし、
新しい潤滑剤を充てんしなければならず、これによってブレーキディスクの交換
のための保守経費が更に上昇する。
レール走行車両においては、半円形の2つの部分から゛成り、レール走行車両の
車軸に組み付けるために互いに結合固定されるブレーキディスクを使用すること
は既に公知である。すなわちこのようなレール走行車両においては、走行車輪は
車軸に固く焼きばめされており、したがって新しく取り付けられるブレーキディ
スクは一体である必要はない。各車軸の最初の2つのブレーキディスクだけがそ
れぞれ一体のディスクであって、焼きばめによって固定されており、これらのブ
レーキディスクは、磨滅すると例えば切断円板によって車軸から取り外される。
レール走行車両用の公知の2部分から成るブレーキディスクの欠点は、製作費が
高価なことである。すなわち、まずブレーキディスクの両方の半部のそれぞれを
別個に製作し1次いで両方の突き合わせ面を、だぼによって心合わせしながら。
可及的に正確に突き合わせ、これによって両方の半部の突き合わせ箇所ができる
だけ平滑になるようにして、ブレーキライニングの過度の磨滅が生じないように
する。
しかしながら実験の示したところでは、レール走行車両用の公知の2部分から成
るブレーキディスクにおいて、突き゛合わせ箇所においてどうしても生じる凹凸
はなお太き(、このようなブレーキディスクを道路走行車両に使用すると、ブレ
ーキライニング磨滅値が許容し得ないほど大きくなる。更にこのようなブレーキ
ディスクを製作するのに必要な余分な費用は高価であり、ブレーキディスクの交
換の際の簡単にされた保守作業はこの高価な費用を相殺することができない。
本発明の課題は、製作費が安価であるにもかかわらず、ブレーキディスクを著し
く簡単に交換することを可能にし、ブレーキディスクが運転中ブレーキライニン
グを太き(磨滅させることがないような、ブレーキディスク製作法を提供するこ
とである。
この課題は、請求項1に記載した方法段階によって解決される。
したがって本発明によれば、従来の一体のブレーキディスクに、ブレーキディス
クを2つの部分に分割する2つの予定分離区域を設け1次いで各予定分離区域の
ところでこの予定分離区域にまたがる固定装置を形成し、最後にブレーキディス
クを予定分離区域のところで2つの半円形部分に破断するのである。この方法は
極めて安価に実施することができ、したがってブレーキディスクを安価に製作す
ることができ、従来のブレーキディスクよりも高価になることはない。ブレーキ
ディスクを2部分に分割することによって、磨滅したブレーキディスクを新しい
ブレーキディスクと交換する作業が著しく簡単になり、ブレーキの保守作業を迅
速かつ安価に実施することができる。
更に、ブレーキディスクの2つの部分が破断によって形成されることによって、
突き合わせの際に粒状の破断組織が両方の部分をほとんど理想的に固定すること
を可能にし、したがってリング状の接触面に継目が形成されず、ブレーキジョー
のライニングは均一な表面に対して摩擦運動を行い、大きく磨滅することはない
。
請求項2によれば、各予定分離区域内に予定破断箇所を1例えばブレーキディス
クの鋳造の際の適当な材料除去によって、形成する。これによってブレーキディ
スクを2つの部分に極めて確実にかつ正確に破断することが可能になる。
請求項3によれば、破断のためにブレーキディスクを適冷することによって、破
断作業が簡単になる。この場合ぜい性が大きくなって、必要な力がわずかになり
、場合によっては破断組織の正確さを更に高めることができる。
適当な固定装置は、請求項4によれば9例えば、ブレーキディスクの直径方向で
向き合っていて、接線方向にかつ予定分離区域に対して直角に延び、ねじ結合用
の内ねじ山を有している少なくとも2つの孔によって形成することができる。
請求項5によれば、はぼ同じ大きさの半リング円板形の2つのブレーキディスク
部分が形成されるように、両方の予定分離区域をブレーキディスクの直径方向で
向き合わせて配置すると、極めて簡単である。このように予定分離区域を対称的
に配置すると9場合によっては本来の破断過程を簡単に行うことができる。
しかしながら請求項6に記載したように、はぼ同じ大きさの2つのブレーキディ
スク部分が形成されるように1両方の予定分離区域を互いに平行にずらせて配置
し1両方の部分の接触面における突き合わせ縁が直径線の方向に延びていないよ
うにするのが、有利である。すなわち、予定分離区域つまり破断面を互いにずら
すことによって、遠心力の大部分が破断箇所の凹凸つまり破断組織によって受け
止められるように2個々のブレーキディスク部分の重心点が破断面に作用するこ
とになる。この効果によって、殊にねじによって形成されている固定装置が遠心
力による負荷を相応して軽減される。したがって、このねじを場合によっては小
さな寸法にすることでき、製作費が相応して安価になる。
本発明によるブレーキディスクが、ホイールボスにフランジ結合するためのフラ
ンジ結合リングを有している場合には、請求項8のように、フランジ結合リング
に、予定分離区域が始まる箇所からフランジ結合リングの内縁まで、切り欠き部
を形成するのが有利である。これによってブレーキディスクの破断が場合によっ
ては著しく簡単になる。それはフランジ結合リングはたいていはボス形の接続片
を介してブレーキディスクの接触面と結合されているからである。
本発明の別の重要な観点によれば、前述の方法によって製作されたブレーキディ
スクに対し、しかしこのようなブレーキディスクだけではなしに、場合によって
は従来の「一体の」ブレーキディスクに対し、車両のホイールボスに対する特に
効果的な固定形式が提供される。すなわち、ブレーキディスクをホイールボスに
固定する場合の重要な問題点は、制動の際に生ずるブレーキモーメントが大体に
おいて摩擦力によってホイールボスに伝達されることである。この摩擦力を常に
充分に太き(するためには、相応して大きな寸法のねじを使用するか、あるいは
多数の小さなねじを使用することが必要である。これによって、−面では重量の
問題が生じ、かつ他面では組み立ての際のスペースの問題が生じる。更に、多数
のねじを使用する場合には、所要時間が長くなるので1組み立て経費が増大する
。
これらの欠点を除去するために1本発明は請求項15のように、フランジ結合リ
ングに、係合結合要素を形成し、この係合結合要素が、ホイールボスの固定面と
係合するようにすることを提案する。これによって、制動の際に生ずるブレーキ
モーメントが大体において係合結合部を介してホイールボスに伝達される。した
がって、ねじの寸法を相応して小さくすることができ、あるいはねじの数をわず
かにすることができ、このことは重量の点で何の影響もない係合結合部によって
1重量の軽減及び(又は)組み立て費の減少をもたらす。
本発明による係合結合要素の特に有利な実施例では、請求項16に記載したよう
に、はぼ半径方向に延びる歯列がフランジ結合リングに形成されており、この歯
列はホイールボスの固定面の対応歯列と係合する。
このような歯列はもっばら半径方向に延びる歯によって形成することができ、い
わゆるヒルト()lirt :人名)の歯列とすることができる。
しかしながらこのようなヒルトの歯列の代わりに。
特に請求項17に記載したように、歯列がフランジ結合リングの円周に沿って均
一に分配された複数の歯列範囲から成っている場合に、請求項18に記載したよ
うに、各歯列範囲の歯が互いに平行に延びているようにすることが可能である。
このことは場合によっては製作技術的に有利なことがある。
リムの固定に役立つホイールディスクがホイールボスの外方の端面に取り外し可
能に固定されているようなホイールボスに、このような係合結合部を固定する場
合には、請求項19に記載したように、ブレーキディスクがホイールディスクと
ホイールボスの外方の端面との間に固定可能であるように、ブレーキディスクの
フランジ結合リングが構成されているようにすると、ブレーキディスクが特に効
果的に配置される。このような配置は、なかんずく1分割されていないブレーキ
ディスクでも、ホイール軸受は若しくはホイールボスを取り外すことなしに、交
換することができるという利点を有している。更に、ホイールボスに力が特に有
利に導入される。更にこの場合、請求項20に記載したように、歯列がフランジ
結合リングの外面に形成されていて、ホイールディスクの内側のリング面に鏡像
対称的に形成されている対応歯列と係合しているようにすると、有利である。
これに対し、リムの固定に役立つホイールディスクがホイールボスの外方の端面
を形成しているようなホイールボスにブレーキディスクを固定する場合には。
請求項21に記載したように、ブレーキディスクが歯列を介してホイールディス
クの内側のリング面に固定可能であるように、ブレーキディスクのフランジ結合
リングが構成されているようにすると、有利である。
この場合、ブレーキディスクのフランジ結合リングとホイールディスクの内側の
リング面との間に中間リングが配置されていると、特に有利であり、この場合互
いにかみ合う歯列を、ブレーキディスクのフランジ結合リングと中間リングとの
間に設けておく。中間リングはだぼを介してホイールディスクの内側のリング面
と結合される。
以下においては9図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
図1はブレーキディスクの概略的構造を示した平面図である。
図2は図1に示したブレーキディスクの半径方向断面図である。
図3及び図4はそれぞれブレーキディスクの別の実施例の概略的構造を示した平
面図である。
図5は特に右側に概略的に示したホイールボスに固定するためのブレーキディス
クの実施例を示した図である。
図6は特に別の形式のボスに固定するためのブレーキディスクの別の実施例を示
した図である。
図1において1本発明によるブレーキディスクは最初は一体の部分1によって形
成されている。このブレーキディスク1には周知の形式でホイールボスを収容ス
ルタめの中央の穴5が形成されており、この穴5の外側には、ブレーキディスク
1をボスに固定するための内ねじ山を有する多数の縦孔10が形成されている。
穴5の外周部はフランツ結合リング9として構成されており、このフランジ結合
リングはブレーキディスク1を1図2に概略的に示したボスに固定するために役
立つ。しかしながら1図5及び図6の横断面図から分かるように、フランジ結合
リング9は管状又はボス状の中間片によって、ブレーキディスクの接触面と結合
しておくこともできる。
ブレーキディスク1の外周区域には9両方の面に。
例えば転削によってリング形の面が形成されており。
これらの面は、場合によっては付加的に磨かれて、接触面を形成している。この
接触面には1図示してないブレーキサドルが図5に略示した締め付は装置によっ
てブレーキライニングを圧着する。
この段階までは7本発明によるブレーキディスク1は従来の道路走行実用車両に
使用されているブレーキディスクと同じである。
本発明によれば、このようにして形成されたブレーキディスク1に1図1に示し
た第1実施例によれば。
半径方向に延びてブレーキディスク1を2つのほぼ半円形の部分又は半部1a及
び1bに分割する予定分離区域3.及び3□が設けられる。これらの予定分離区
域内には、場合によっては9例えばブレーキディスク1の鋳造の際の適当な材料
除去によって、あるいは後から溝を形成することによって、予定破断箇所が形成
される。更に、ブレーキディスク1の直径方向で向き合う2つの円周範囲には、
接線方向にかつ予定分離区域に対して直角に延びる2つの孔2.若しくは22が
形成されており、これらの孔はそれぞれ分離区域にまたがっている。この場合1
図1において右側のブレーキディスク1の部分1aは下方の孔内に内ねじ山を形
成されており、これに対し左側の部分1bは上方の孔内に内ねじ山を形成されて
いる。したがって、ブレーキディスク1の両方の部分1a及び1bを、単に概略
的に示したねじによって、不釣合なしに、互いに結合することができる。もちろ
ん、場合によってはこのような形式の別のねじ結合機構を設けることも可能であ
る。
予定分離区域3I及び32並びに固定装ra2I及び22が形成された後に、ブ
レーキディスク1は予定分離区域3.及び32に沿って、2つの半円形の部分1
a及び1bに破断される。ブレーキディスク1の破断は前述の予定破断箇所によ
って容易にされ、ブレーキディスク1を付加的に適冷すると、ブレーキディスク
1の破断の際になお良好な結果が得られる。特にこれによって、突き合わせ箇所
のところの粒子組織が最善の状態にされ、突き合わせ面が申し分な(互いに適合
せしめられる。
特にブレーキ接触面の磨きあるいはまたホイールボスに固定するための縦孔10
の形成のようなブレーキディスク1の最終仕上げは、ブレーキディスク1の破断
の前又は後に行うことができる。
図2の半径方向断面図から分かるように、ブレーキディスク1は内部冷却される
ブレーキディスクとして構成することができ、この場合周知のように1通気孔6
が形成される。このような通気孔を形成する場合でも、ねじ結合機構の孔2、及
び2□を問題なく形成することができる。
更に3図1若しくは図3及び図4の平面図から分かるように、フランジ結合リン
グ9は、予定分離区域が始まる箇所81からフランジ結合リング9の内縁にまで
、切り欠き部8を形成されている。このような切り欠き部はブレーキディスクの
破断を場合によって著しく簡単にすることができる。それは、フランジ結合リン
グ9は1図5及び図6に示すように、たいていはボス形の接続片を介してブレー
キディスクの接触面と結合されているからである。
以下においては1図1に示したブレーキディスクとかなり類似したブレーキディ
スク1を平面図で示す図3を参照しながら1本発明による製作法の変化形を詳細
に説明する。図3に示すように、製作法のこの変化形は1両方の予定分離区域3
.及び32がブレーキディスク1の直径線上にはなく、直径方向で向き合ってお
らず、互いに平行にずらされている点で1図1の製作法と異なっている。したが
って予定分離区域3Iはブレーキディスクの直径線りに対して平行に9間隔Vだ
けずらされて、配置されており、同じようにして予定分離区域32は直径線りに
対して平行に間隔■だけずらされて配置されている。これによって1両方の予定
分離区域31及び32は互いに2Vだけずらされている。この結果形成される2
つのブレーキディスク部分1a及び1bは、はぼ同じ大きさであるけれども。
その予定分離区域は1図3の平面図から直ちに分かるように、ブレーキディスク
1の直径線り上にない。
両方の予定分離区域3I及び32がこのようにずれていることによって2個々の
ブレーキディスク部分1a若しくは1bは、遠心力の大部分が破断面の破断組織
の凹凸によって受け止められるように、破断面に作用することになる。この効果
によって、固定装置21若しくは22の単に概略的に示したねじが遠心力の負荷
を著しく軽減せしめられる。これによって固定装置21及び22若しくはそのね
じを相応して小さな寸法に構成することが可能である。したがってこの手段は製
作費を安価にし、更にねじ結合機構のために必要な取り付はスペースがわずかに
なる。
図1に関連して説明した製作法におけるように、この変化形においても、フラン
ジ結合リング9に2つの切り欠き部8が形成されており、これらの切り欠き部は
、予定分離区域3.若しくは32がフランジ結合リング9に達しているところか
ら、フランジ結合リング9の内縁にまで、はぼ半径方向に延びている。既に述べ
たように、この手段によって、ブレーキディスク1の、接触面を保持している外
方の範囲を破断するだけで充分である。したがって1本発明によるブレーキディ
スク1の製作が相応して簡単になる。
図4は図3の製作法を変化させた製作法を示し、この場合両方の固定装置2.及
び2□は既に述べた実施例におけるように直径線りに関して対称的ではなく。
予定分離区域31若しくは3□に関してほぼ対称的に配置されている。この手段
によって、ねじ結合機構を著しく短く構成することが可能であり、ブレーキディ
スク1の全重量を軽くすることができる。更に、ねじの費用が相応して安価にな
る。
図4の実施例では1本発明の別の重要な特徴が示されている。すなわちこのブレ
ーキディスクの場合、フランジ結合リング9に歯列20の形の係合結合要素が設
けられている。これに対応するボスの固定面には相応して鏡対称的に構成された
歯列が設けられており。
したがってブレーキディスク1は、フランジ結合された状態において、この対応
歯列とかみ合う。この手段によって、ブレーキモーメントが従来のように摩擦力
によってではなしに、大体において係合力によって伝達される。したがってこの
手段は、ボスにブレーキディスクを固定するねじの数を著しく減少させるか、あ
るいはわずかな直径のねじを使用することを可能にする。これによって重Iが軽
減され、費用が安価になるだけでなしに、ブレーキディスクの組み立てが簡単に
なり、あるいは取り付はスペースが狭い場合でも、充分にトルクを伝達するフラ
ンジ結合が可能になる。
図4に示した歯列20は一様にフランジ結合リング9に分配された歯から成り、
これらの歯はすべて半径方向に延びていて、いわゆるヒルトの歯列を形成してい
る。もちろん、このような歯列は9図1及び図3に示したブレーキディスクにお
いても、伝達可能なブレーキモーメントを大きくするために設けることができる
。更にこのような歯列は2分割されていないブレーキディスクにおいても設ける
ことが可能である。
図5及び図6に示したブレーキディスク1においては1本発明による歯列の別の
実施例が示されており。
この場合歯列20はフランジ結合リング9の円周に沿って均一に分配された多数
の歯列範囲から成っており、これらの歯列範囲は殊にフランジ結合リング9の縦
孔10の範囲に配置されている。図4に示したヒルトの歯列に対する別の相違点
は、各歯列範囲の歯が互いに平行に延びていることである。このような形式の歯
列は場合によっては製作技術上有利である。本発明によるこの形式の歯列20も
1分割していないブレーキディスクのフランジ結合のために使用することができ
る。しかしながら9本発明による破断されたブレーキディスクにおいてこそ歯列
20の利点が達成される。
図5及び図6によって1本発明によるブレーキディスクを固定する特に有利なか
つ効果的な2つの可能性が示されている。図5に示したホイールボスにおいては
、リムFの固定に役立つホイールディスクSがボスの外側の端面22に取り外し
可能に固定可能である。
これに対し図6に示した従来構造のホイールボスにおいては、リムFの固定に役
立つホイールディスクSはホイールボスの外方の端面を形成している。したがっ
て1図5に示したボスと異なって1図6に示した実施例のボスの場合には3本発
明の技術思想によって破断されたブレーキディスクが使用される場合にだけ、ボ
ス若しくはホイール軸受けを取り外すことなしにブレーキディスク1を交換する
ことができる。
図5において、右側にホイールボスの原理的構造が概略的断面図で示されている
。このホイールボスは。
ねじ30によって取り外し可能に固定されているホイールディスクSを保持して
おり、このホイールディスクにリムFがねじによって固定されている。リムFの
内部でブレーキディスク1の接触面が回転し、ブレーキを操作すると、締め付は
装置Zが2つのブレーキシューBをブレーキディスク1の各接触面に圧着し、こ
れによって相応するブレーキモーメントが生ぜしめられる。本発明によれば、ブ
レーキディスク1がホイールディスクSとボスの外方の端面22との間に固定可
能であるように、ブレーキディスク1のフランジ結合リング9が構成されいてい
る。これによってなかんずく、ねじ30がホイールディスクSと同時にブレーキ
ディスク1を固定するために使用可能である。更に。
ボスの構造が特にコンパクトになる。この実施例においては、歯列20はフラン
ジ結合リング9の外面に構成されていて、ホイールディスクSの内方のリング面
21に鏡対称的に構成されている対応歯列と係合する。この手段によって、ブレ
ーキディスク1のブレーキモーメントが特に効果的にリムFひいてはタイヤに伝
達される。
図6に示した従来のボスにおいては、ブレーキディスク1のフランジ結合リング
9は、右側の断面図から分かるように、ブレーキディスク1がその歯列20を介
してホイールディスクSの内方のリング面25に固定可能であるように、形成さ
れている。ホイールディスクのこの内方のリング面25には、相応する対応歯列
を形成することが製作技術上困難であるので5本発明によれば中間リング24が
設けられており、この中間リングの、フランジ結合リング9に向いた面に必要な
対応歯列が形成されている。ブレーキモーメントを中間リング24からホイール
ディスクSの内方のリング面25に伝達するために1図6に示していないだぼが
使用されている。したがって申し分のないブレーキモーメントの伝達が行われる
。更に、この本発明によるブレーキディスク固定形式は、特定の孔ピツチ円直径
に拘束されることがなく、ホイール力自体はボスを介して伝達され、したがって
ねじ結合機構を著しく小さくすることができるという利点を有しいる。
図5及び図6に基づいて説明したブレーキディスク組み立て形式は、従来の、有
利には本発明による歯列を備えている分割されていないブレーキディスクにも適
用することができる。
本発明の詳細な説明していない更に別の利点及び作用については2図面に開示さ
れていることから明らかである。
国際調査報告 −PCTloE 93100326+e+m at+et+sエ
PCT/DE 93100326フロントページの続き
(81)指定回EP(AT、 BE、 CH,DE。
DK、 ES、 FR,GB、 GR,IE、 IT、 LU、 MC,NL、
PT、 SE)、 BR,CZ、 JP、 SK、 U
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.リング円板形の一体のブレーキディスク(1)にブレーキディスク(1)を 2つの部分(1a・1b)に分ける2つの予定分離区域(31・32)を設け, 各予定分離区域(31・32)のところでこの予定分離区域にまたがる固定装置 (21・22)を形成し,ブレーキディスク(1)を予定分離区域(31・32 )のところで2つの部分(1a・1b)に破断することを特徴とする,ディスク ブレーキ用のブレーキディスク(1)を製作する方法。 2.各予定分離区域(31・32)内に予定破断箇所を形成することを特徴とす る,請求項1記載の方法。 3.ブレーキディスク(1)を過冷状態で破断することを特徴とする,請求項1 又は2記載の方法。 4.各固定装置(21・22)を,予定分離区域(31・32)に対して直角に 延び,ねじ結合用の内ねじ山を有している少なくとも1つの孔によって形成し, 各固定装置が他方の固定装置に対してブレーキディスクの直径方向で向き合って いてブレーキディスクの接線方向に延びているようにすることを特徴とする,請 求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。 5.ほぼ同じ大きさの半リング円板形の2つのブレーキディスク部分(1a・1 b)が形成されるように,両方の予定分離区域(31・32)をブレーキディス クの直径方向で向き合わせて配置することを特徴とする,請求項1から4までの いずれか1項に記載の方法。 6.ほぼ同じ大きさのブレーキディスク部分(1a・1b)が形成されるように ,両方の予定分離区域(31・32)を互いに平行にずらせて配置することを特 徴とする,請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。 7.ブレーキディスク(1)の中央範囲に,ブレーキディスク(1)をホイール ボスにフランジ結合するためのフランジ結合リング(9)を形成することを特徴 とする,請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。 8.フランジ結合リング(9)に,予定分離区域(31・32)が始まる箇所か らフランジ結合リング(9)の内縁にまで,切り欠き部(8)を形成することを 特徴とする,請求項7記載の方法。 9.ブレーキディスク(1)がほぼ半リング円板形の2つの部分(1a・1b) から備成されており,これらの部分は,2つの固定装置(2)によって互いに突 き合わせて固定可能であり,その際ブレーキディスクの2つの部分(1a・1b )は,一体に製作されたブレーキディスクを2つの予定分離区域(31・32) に沿って破断することによって形成されていることを特徴とする,ディスクブレ ーキ用のブレーキディスク。 10.各固定装置(21・22)が,予定分離区域(31・32)に対して直角 に延び,ねじ結合用の内ねじ山を有している少なくとも1つの孔を有しており, かつ他方の固定装置(21・22)に対してブレーキディスクの直径方向で向き 合っていて,ブレーキディスクの接線方向に延びていることを特徴とする,請求 項9記載のブレーキディスク。 11.2つのブレーキディスク部分(1a・1b)がほぼ同じ大きさの半リング 円板形になるように,両方の予定分離区域(31・32)がブレーキディスクの 直径方向で向き合って配置されていることを特徴とする,請求項9又は10記載 のブレーキディスク。 12.2つのブレーキディスク部分(1a・1b)がほぼ同じ大きさになるよう に,両方の予定分離区域(31・32)が互いに平行にずらせて配置されている ことを特徴とする,請求項9又は10記載のブレーキディスク。 13.ブレーキディスク(1)が中央範囲に,ブレーキディスク(1)をホイー ルボスにフランジ結合するためのフランジ結合リング(9)を有していることを 特徴とする,請求項9から12までのいずれか1項に記載のブレーキディスク。 14.フランジ結合リング(9)に,予定分離区域(31・32)が始まる箇所 からフランジ結合リング(9)の内縁にまで,切り欠き部(8)が形成されてい ることを特徴とする,請求項13記載のブレーキディスク。 15.フランジ結合リング(9)に,係合結合要素(20)が形成されており, この係合結合要素は,ホイールボスの固定面(21)と係合することを特徴とす る,請求項13又は14記載のブレーキディスク。 16.係合結合要素として,ほぼ半径方向に延びる歯列(20)がフランジ結合 リングに形成されており,この歯列はホイールボスの固定面(21)の対応歯列 とかみ合うことを特徴とする,請求項15記載のブレーキディスク。 17.歯列(20)が,フランジ結合リング(9)の円周に沿って均一に分配さ れた複数の歯列範囲から成っており,これらの歯列範囲は殊にフランジ結合リン グ(9)の固定孔(10)の範囲に配置されていることを特徴とする,請求項1 6記載のブレーキディスク。 18.各歯列範囲の歯が互いに平行に延びていることを特徴とする,請求項17 記載のブレーキディスク。 19.リム(F)の固定に役立つホイールディスク(S)がホイールボスの外方 の端面に取り外し可能に固定されているようなホイールボスに固定するために, ブレーキディスク(1)がホイールディスク(S)とホイールボスの外方の端面 との間に固定可能であるように,ブレーキディスク(1)のフランジ結合リング (9)が構成されていることを特徴とする請求項15から18までのいずれか1 項に記載のブレーキディスク。 20.歯列(20)がフランジ結合リング(9)の外面に形成されていて.ホイ ールディスク(S)の内側のリング面(21)に鏡像対称的に形成されている対 応歯列と係合していることを特徴とする,請求項19記載のブレーキディスク。 21.リム(F)の固定に役立つホイールディスク(S)がホイールボスの外方 の端面を形成しているようなホイールボスに固定するために,ブレーキディスク (1)が歯列(20)を介してホイールディスク(S)の内側のリング面(25 )に固定可能であるように,ブレーキディスク(1)のフランジ結合リング(9 )が構成されていることを特徴とする,請求項15から18までのいずれか1項 に記載のブレーキディスク。 22.ブレーキディスク(1)のフランジ結合リング(9)とホイールディスク (S)の内側のリング面(25)との間に中間リング(24)が配置されている ことを特徴とする,請求項21記載のブレーキディスク。 23.互いにかみ合う歯列が,ブレーキディスク(1)のフランジ結合リング( 9)と中間リング(24)との間に設けられていることを特徴とする,請求項2 2記載のブレーキディスク。 24.中間リングがだぼを介してホイールディスク(S)の内側のリング面(2 5)と結合されていることを特徴とする,請求項23記載のブレーキディスク。
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