JPH075081A - ロボットコントローラの検査方法 - Google Patents

ロボットコントローラの検査方法

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JPH075081A
JPH075081A JP13001394A JP13001394A JPH075081A JP H075081 A JPH075081 A JP H075081A JP 13001394 A JP13001394 A JP 13001394A JP 13001394 A JP13001394 A JP 13001394A JP H075081 A JPH075081 A JP H075081A
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Hiroshi Soeda
浩 添田
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哲也 小沢
Minoru Furubayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロボットコントローラを検査するための検査装
置側のハードウエアおよびソフトウエアを軽減する。 【構成】ロボットコントローラ側で、ロボットコントロ
ーラのメモリ手段に予め記憶されているロボットコント
ローラを検査するためのプログラムに基づきロボットコ
ントローラ自体の検査を行い良否を判定する工程と、検
査装置側で、検査装置のメモリ手段に予め記憶されてい
るロボットコントローラを検査するプログラムに基づき
ロボットコントローラの検査を行い良否を判定する工程
と、検査装置が、これら検査結果および(または)良否
判定結果を取り込んで表示手段に表示する工程を有して
いる。ロボットコントローラ側でロボットコントローラ
自体の検査を行い、かつ良否を判定するようにしている
ので、検査装置側のハードウエア構成の簡略化、および
ソフトウエアが軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットコントローラの
検査方法に関し、一層詳細には、被検査装置としての、
例えば、ロボットコントローラの機能が正常に動作する
か否かを検査装置を利用して検査するとともにその検査
結果を履歴情報として保存可能なロボットコントローラ
の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被検査装置としての、例え
ば、ロボットコントローラの検査は、先ず、ロボットコ
ントローラを構成する部品を搭載したプリント基板につ
いて単体で導通を確認し、あるいは機能を確認し、さら
に、当該プリント基板を実装するロボットコントローラ
本体についても配線の接続が仕様書通りになされている
か否かの確認等を実施している。その後、前記プリント
基板をロボットコントローラ本体に組み込み、機能の確
認検査を実施している。
【0003】この機能の確認検査は、通常、流れ作業に
よって実施され、その際、各検査工程毎に専用の測定器
あるいは検査治具をロボットコントローラに接続してい
る。なお、このような機能検査を行うに際しては、ロボ
ットコントローラ内部にも前記測定器あるいは検査治具
の出力信号とのインタフェースを整合させるための検査
用基板が組み込まれる。
【0004】次に、このようにして機能が確認された後
のロボットコントローラを温度試験用の恒温槽の中に収
容して再び機能の確認検査を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記した
ように、流れ作業でロボットコントローラの機能検査を
行おうとすると、各工程において専用の測定器あるいは
検査治具の接続および切り離しの作業を行う必要があ
り、これが極めて煩雑な作業であり、それによって製造
コストが上昇するという問題点が存在している。
【0006】さらに、例えば、製品改良等のために前記
ロボットコントローラに設計変更が生じた場合には、こ
れを検査するための前記測定器あるいは検査治具等を改
造する必要が生じることから、作業能率が一層低下する
という問題点も指摘されている。
【0007】さらに、機能検査をする際には、検査用基
板をロボットコントローラ内に専用のI/Oを設けて取
着しなければならないことから、若し、温度試験中に不
具合が検出された場合には、ロボットコントローラ自体
の不具合であるか、検査用基板の不具合であるかという
ことが直接的に判別できないため、いずれの基板に起因
する不具合であるかということについて、さらに原因究
明作業を続行しなければならないという不都合が生じて
いる。その上、検査用基板をロボットコントローラ内に
取着することにより、当該ロボットコントローラの電源
容量が変動し、この変動に起因して、例えば、温度試験
の際に機能が停止するというような問題点も指摘されて
いる。
【0008】本発明は前記の課題を解決するためになさ
れたものであって、ロボットコントローラ側に所定の処
理を実行するためのプログラムを内蔵したメモリ手段を
備えること等により、検査装置側のハードウエアおよび
ソフトウエアが軽減でき、且つ全体としての検査時間を
大幅に短縮することを可能とするロボットコントローラ
の検査方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、例えば、図2に示すように、検査装置
10、14によりロボットコントローラ18を検査する
ロボットコントローラの検査方法であって、検査装置1
0、14から一定の機能検査に係る検査番号を表す信号
をロボットコントローラ18に送出するA工程と、送出
された前記検査番号をロボットコントローラ18側およ
び検査装置10、14側で認識するB工程と、ロボット
コントローラ18側で、自己の検査に係る検査番号であ
ると認識した場合には、ロボットコントローラ18のメ
モリ手段66に予め記憶されているロボットコントロー
ラ18を検査するためのプログラムに基づきロボットコ
ントローラ18自体の検査を行い良否を判定するa工程
(図4、図6、図7に対応する。)と、検査装置10、
14側で、検査装置10、14が行う検査番号であると
認識した場合には、検査装置10、14のメモリ手段3
8に予め記憶されているロボットコントローラ18を検
査するプログラムに基づきロボットコントローラ18の
検査を行い良否を判定するb工程(図5、図8に対応す
る。)と、を有するC工程と、検査装置10、14が、
前記A工程における検査番号およびこれに対応する前記
C工程における検査結果および(または)良否判定結果
を取り込んで、この検査装置10、14側の表示手段3
2に表示するD工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、C工程中のa工程において、
ロボットコントローラ側で、ロボットコントローラのメ
モリ手段に予め記憶されているロボットコントローラを
検査するためのプログラムに基づき、ロボットコントロ
ーラ自体の検査を行い良否を判定し、C工程中のb工程
において、検査装置側で、検査装置のメモリ手段に予め
記憶されているロボットコントローラを検査するプログ
ラムに基づきロボットコントローラの検査を行い良否を
判定する、そして、D工程において、検査装置が、A工
程における検査番号とこれらの検査結果および(また
は)良否判定結果を取り込んで表示手段に表示するよう
にしている。
【0011】
【実施例】次に、本発明について好適な実施例を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0012】図1は本実施例に係る検査システムの基本
的な構成図であって、当該検査システムには本発明に係
る検査方法が適用されている。当該システムは基本的に
検査装置10と外部記憶装置として、例えば、フロッピ
ィディスク12を利用するパーソナルコンピュータ等の
処理装置14とからなる検査処理装置16と、前記検査
装置10に電気的に接続される被検査装置であるロボッ
トコントローラ18とから構成される。
【0013】前記検査処理装置16を構成する検査装置
10はアナログ信号および/またはデジタル信号を入出
力する信号入出力制御手段としてのシーケンサ20と、
ティーチングボックスに対応する機能を有する通信イン
タフェース手段としての通信インタフェース基板22
と、バッファ、リレー等を有するインタフェース基板2
4と、図示しないAC200V電源に接続された電源ト
ランス25から供給されるAC100V電源を開閉制御
する開閉器26とから構成されている。
【0014】図2は図1に示す検査システムのさらに詳
細な構成を説明する図であり、図から諒解されるよう
に、前記処理装置14は中央処理部28とキーボード3
0、およびディスプレイ32からなり、当該処理装置1
4は前記シーケンサ20を構成するインタフェース34
により検査装置10と接続される。シーケンサ20は前
記インタフェース34の他にCPU36、ROM38、
RAM40、検査時間を計測するタイマ41、デジタル
信号を送受するインタフェース42、44、およびアナ
ログ信号を受信するA/D変換器とアナログ信号を送信
するD/A変換器等を内蔵するインタフェース45とを
有し、夫々の構成要素はバスライン46によって接続さ
れている。
【0015】前記インタフェース44は通信インタフェ
ース基板22を構成するインタフェース48と接続され
ている。この場合、通信インタフェース基板22は前記
インタフェース48以外にCPU50、ROM52、R
AM54、液晶ディスプレイであるLCD53に接続さ
れるLCDインタフェース55およびシリアルデータと
パラレルデータとを相互に変換するインタフェース56
とから構成され、これらの構成要素はバスライン57に
よって相互に接続されている。なお、LCD53には、
例えば、現在検査中である項目に対応する番号が表示さ
れる。
【0016】前記通信インタフェース基板22は前記イ
ンタフェース基板24を介して前記ロボットコントロー
ラ18を構成するティーチングボックス用インタフェー
ス59に接続されている。そして、ティーチングボック
ス用インタフェース59およびバスライン64を介して
ロボットコントローラ18を構成するCPU62に導入
された信号(なお、この信号が検査の開始を指令する信
号である場合には、以下、検査開始指令信号という)に
応答して当該CPU62にバスライン64を介して接続
される本発明の要部に係るメモリ手段であるROM6
6、RAM68等に記憶されたプログラムおよびデータ
に基づき所定の機能検査を開始する。
【0017】この機能検査の内容は、例えば、前記シー
ケンサ20を構成するインタフェース45からインタフ
ェース基板24を介して導入されたアナログ信号をA/
D変換器が内蔵されるポテンショメータインタフェース
72を介してデジタル信号に変換し、このデジタル信号
が予めROM66にプログラムとして記憶されている基
準となるデータ(詳細は後述する)の範囲内であるか否
か等についてCPU62が判断する内容である。すなわ
ち、ROM66には前記シーケンサ20と連動して当該
ロボットコントローラ18の機能を検査するための検査
実行ソフトウエアが組み込まれ、さらにこの検査結果を
RAM68に格納するための検査結果登録ソフトウエア
が組み込まれている。
【0018】前記ロボットコントローラ18には前記し
たポテンショメータインタフェース72以外に図示しな
い外部機器を駆動制御するために接続されるD/A変換
器(図示せず)を内蔵するサーボインタフェース74お
よびその他のインタフェース76を備えている。さら
に、ロボットコントローラ18にはLCDインタフェー
ス77を介してLCD70が接続されており、この場
合、LCD70は機器の異常状態に係るデータを表示す
る機能を有している。さらに、前記ロボットコントロー
ラ18はRAM68のバックアップ電池80とバスライ
ン64に接続されるプリンタインタフェース82とを有
しており、プリンタインタフェース82の出力信号およ
び電池80の電圧信号は夫々前記シーケンサ20を構成
するインタフェース44、45に、各々導入される。
【0019】さらに、ロボットコントローラ18は温度
制御可能な恒温槽84内に収容され、当該恒温槽84内
に装着された温度センサ86の温度データが前記シーケ
ンサ20を構成するインタフェース42に導入される。
【0020】このようにしてシーケンサ20に導入され
た信号はシーケンサ20によって処理され、必要に応じ
て処理装置14に送給され、フロッピィディスク12等
の外部記憶装置にデータが記憶される。この場合、シー
ケンサ20のROM38には前記ロボットコントローラ
18と連動して当該ロボットコントローラ18の機能を
検査するための検査実行ソフトウエアと、ロボットコン
トローラ18の検査終了時にそれまでの検査結果にかか
る信号を処理装置14に接続されるフロッピィディスク
12に登録するための検査結果登録ソフトウエアが組み
込まれている。
【0021】一方、処理装置14を構成する図示しない
ROMには前記検査実行ソフトウエアおよび検査結果登
録ソフトウエアの他に、例えば、月毎の不具合件数を棒
グラフで表すとともに年度毎の不具合件数を折線グラフ
等でディスプレイ32に表示することのできる不良集計
ソフトウエア、並びに試験後のロボットコントローラの
製造番号を管理して当該製造番号にかかるロボットコン
トローラの出荷先等を記録する生産管理ソフトウエアが
組み込まれている。
【0022】また、検査装置10を構成する開閉器26
に電源トランス25を介して導入されたAC100V電
源は当該開閉器26を介してロボットコントローラ18
を構成する電源開閉器85を通じて電源部87に導入さ
れ、当該電源部87によって所定の電圧に変換されてロ
ボットコントローラ18を構成する各部に所定の電源が
供給される。なお、前記開閉器26は、通常の場合、閉
成状態とされており、ロボットコントローラ18に異常
が発生した際には検査装置10を構成するシーケンサ2
0の制御下に開成状態とされる構成とされている。
【0023】本実施例に係るロボットコントローラの検
査方法が適用される検査システムは基本的には以上のよ
うに構成されるものであり、次にその動作について説明
する。
【0024】先ず、恒温槽84内の内部温度を室温状態
に設定する。次に、ロボットコントローラ18の入出力
信号線および温度センサ86の出力信号線と検査装置1
0の入出力端子を図示しないコネクタ等を用いて図2に
示す状態に電気的に接続するとともにロボットコントロ
ーラ18の電源開閉器85を閉成状態とする。なお、こ
の状態においては開閉器26が開成状態とされているの
でAC100V電源はロボットコントローラ18には未
だ供給されない。
【0025】次いで、検査装置10と処理装置14の図
示しない電源開閉器を閉成状態とした後、図示しないリ
セットボタンスイッチを一度操作する。これによって、
シーケンサ20を構成するROM38に記録された検査
実行プログラムが起動されCPU36の制御下にタイマ
41がリセットされ経過時間の計測を開始するとともに
インタフェース44を介して開閉器26が閉成状態とさ
れる。従って、この状態においてAC100V電源がロ
ボットコントローラ18に供給され、ロボットコントロ
ーラ18においてもROM66に記録された検査実行プ
ログラムが起動する。
【0026】次に、検査装置10とロボットコントロー
ラ18間の通信制御について図3に示すフローチャート
を参照しながら説明する。
【0027】先ず、検査装置10を構成するシーケンサ
20から第1の検査信号にかかる第1の検査番号を通信
インタフェース基板22、インタフェース基板24を介
してロボットコントローラ18を構成するティーチング
ボックス用インタフェース59に出力する(STP
1)。ここで、第1検査番号を表すデータはパラレルデ
ータであり、このパラレルデータがシーケンサ20を構
成するRAM40からバスライン46、インタフェース
44を介して通信インタフェース基板22を構成するイ
ンタフェース48に導入された後、バスライン57を介
してインタフェース56に導入される。このインタフェ
ース56によって前記パラレルデータがシリアルデータ
に変換された後、インタフェース基板24を素通りして
ティーチングボックス用インタフェース59に導入され
当該ティーチングボックス用インタフェース59でシリ
アルデータが元のパラレルデータに再生される。なお、
前記第1検査信号の内容は、例えば、通信インタフェー
ス基板22の動作確認とロボットコントローラ18を構
成するティーチングボックス用インタフェース59、C
PU62、ROM66、RAM68およびバスライン6
4等の機能を確認するための数種類からなるビットパタ
ーンデータである。
【0028】一方、ロボットコントローラ18を構成す
るCPU62は前記第1検査番号にかかるデータがティ
ーチングボックス用インタフェース59に導入されたか
否かを監視する(STP2)。
【0029】次いで、シーケンサ20から通信インタフ
ェース基板22、インタフェース基板24を介してロボ
ットコントローラ18を構成するティーチングボックス
用インタフェース59に第1検査信号を出力する(ST
P3)。この信号は、前記したように、数種類のビット
パターンにかかる信号である。
【0030】次に、前記第2ステップにおける監視結果
において第1検査番号がCPU62において導入された
と判断された場合には、CPU62は前記第3ステップ
において受信している第1検査信号をティーチングボッ
クス用インタフェース59を介してRAM68内に記録
する(STP4)。
【0031】次に、シーケンサ20から検査開始指令信
号を前記と同様の経路によりティーチングボックス用イ
ンタフェース59に出力する(STP5)。この場合、
CPU62は前記検査開始指令信号が入力されたか否か
を監視する(STP6)。
【0032】前記第6ステップにおける監視結果におい
て、検査開始指令信号がティーチングボックス用インタ
フェース59に導入された際には、CPU62は、RO
M66が組み込まれている検査実行ソフトウエアに基づ
き、前記第4ステップで記録した第1の検査信号にかか
るビットパターンデータが予めROM66に格納されて
いる検査用プログラムの値と同一か否かの判定処理を行
い、当該判定処理結果にかかるデータ、この場合、同一
であるか否かのデータを、検査結果ソフトウエアに基づ
き、RAM68内の前記第1検査番号に対応づけられた
メモリアドレスに記録しておく(STP7)。この際、
表示手段としてのLCD70にはCPU62の作用下に
前記第1検査番号と処理結果にかかるデータに応じた表
示、例えば、同一である場合には“OK”または同一で
ない場合には“NG”の表示がなされている。
【0033】次いで、RAM68に記録された処理結果
にかかるデータと同一のデータをティーチングボックス
用インタフェース59からシリアルデータとして出力
し、インタフェース基板24および通信インタフェース
基板22を構成するインタフェース56によりパラレル
データに変換し、インタフェース48を介してシーケン
サ20に出力する(STP8)。
【0034】この場合、シーケンサ20を構成するCP
U36は前記処理結果にかかるデータが出力されたか否
かを監視する(STP9)。
【0035】そこで、第9ステップにおける監視結果に
おいて前記処理結果にかかるデータが導入された際に
は、当該データをシーケンサ20を構成するRAM40
内に前記第1検査番号と対応づけて記憶しておく(ST
P10)。
【0036】次いで、シーケンサ20を構成するCPU
36は検査番号に1を加えて、この場合、第2検査番号
を生成し(STP11a)、さらに、この1を加えられ
た検査番号が最終の検査番号に1を加えた値と同一であ
るか否かを確認し、同一でないと判断された場合には当
該第2検査信号にかかる第2検査番号を通信インタフェ
ース基板22を介してロボットコントローラ18に出力
する(STP11b)。
【0037】このようにして、再び第1ステップから第
2検査信号にかかる試験がなされる。若し、前記第11
bステップにおける判断結果が成立した場合には検査が
終了する。
【0038】そして、この検査終了時においてロボット
コントローラ18に対する検査結果データはシーケンサ
20から検査結果登録プログラムに基づき処理装置14
に送信された後、外部記憶手段であるフロッピィディス
ク12に記録される。
【0039】なお、前記第7ステップにおける処理結果
が機能の異常を示すデータ、この場合、ビットパターン
データが同一のデータでないと判定された場合には、こ
のデータを受信したシーケンサ20はインタフェース4
4を介して開閉器26を開成状態とする。すなわち、こ
れによってロボットコントローラ18に対するAC10
0V電源の供給が停止される。その後、開閉器26を、
再び、閉成状態として、第1ステップ乃至第7ステップ
を繰り返し、再検査を行うことにより、偶発的なエラー
による誤った処理結果の記録を排除することができる。
なお、この際、機能の異常を示すデータと、当該検査装
置10を起動してこの機能の異常を示すデータを取得す
るまでの経過時間および異常発生時における周囲温度を
合わせてRAM40に記憶しておく。経過時間はタイマ
41によって計測され、周囲温度は温度センサ86によ
って計測され、インタフェース42を介してシーケンサ
20に導入されている。
【0040】また、前記第2検査番号にかかる第2検査
信号の内容が、例えば、ポテンショメータインタフェー
ス72を検査するための信号である場合には、所定電圧
に係るアナログ信号が当該ポテンショメータインタフェ
ース72に導入されることが必要であり、この場合に
は、当該アナログ信号に対応するデジタル信号がCPU
36によってROM38から読み出されてシーケンサ2
0を構成するインタフェース45に導入される。インタ
フェース45には、図4に示すように、バッファ45
a、D/A変換器45bおよびI/O45cが組み込ま
れており、前記デジタル信号がバッファ45a、D/A
変換器45bを介して正(+)、負(−)のアナログ信
号に変換され、このアナログ信号がI/O45cに接続
されるインタフェース基板24内のリレー24a、24
bの切換作用下に、これに対応する接点24a1 、24
1 が交互に駆動されることで、ロボットコントローラ
18のポテンショメータインタフェース72に導入され
る(前記第3ステップに対応する)。なお、このアナロ
グ信号は、第2検査番号が通信インタフェース基板2
2、インタフェース基板24を介してロボットコントロ
ーラ18のCPU62に導入された際には、当該CPU
62の作用下にこれに対応するデジタル信号に変換され
RAM68に記録される(前記第4ステップに対応す
る)。
【0041】一方、シーケンサ20からポテンショメー
タインタフェース72の検査を行うための検査開始指令
信号(図中、矢線A方向に伝達される)が通信インタフ
ェース基板22、インタフェース基板24を介してロボ
ットコントローラ18を構成するティーチングボックス
用インタフェース59に導入される(前記第5ステップ
に対応する)。
【0042】この検査開始指令信号の入力確認(前記第
6ステップに対応する)によりCPU62はRAM68
に記録されている前記アナログ信号に対応するデジタル
信号と予めROM66に記録されている基準データとを
比較し前記デジタル信号が基準データ以内の値であるか
否かを判断し(前記第7ステップに対応する)、その判
断結果に係るデータをティーチングボックス用インタフ
ェース59、インタフェース基板24を介してシーケン
サ20に送出する(図中、矢印B方向に伝達される。前
記第8ステップに対応する)。
【0043】そして、シーケンサ20に導入された判断
結果に係るデータはRAM40に前記第2検査番号と対
応づけられて記録され、その後、処理装置14に転送さ
れフロッピィディスク12に格納される。なお、上記の
検査においても異常が検出された場合には開閉器26を
断続して繰り返して試験を行うことは同様である。
【0044】さらに、上述の検査において、検査時間は
タイマ41によって監視され、予め定められた検査時間
内に検査が終了しなかった場合には、CPU36の作用
下にインタフェース44を介して開閉器26を開成状態
としてロボットコントローラ18に対するAC100V
電源の供給を停止し、所定時間経過した後、再び開閉器
26を閉成してロボットコントローラ18を起動し、さ
らに同一の試験を行うように構成してもよいことは勿論
である。
【0045】図5は図2に示す検査システムにおいて、
図示しないロボットの各軸を動作させるためのアナログ
指令信号を出力するサーボインタフェース74の機能を
確認する際のブロック図であり、以下、この図に基づい
てサーボインタフェース74の検査について説明する。
【0046】先ず、シーケンサ20からインタフェース
44、通信インタフェース基板22およびインタフェー
ス基板24を介してロボットコントローラ18に前記サ
ーボインタフェース74の検査にかかる所定の検査番号
を出力する。この場合、ロボットコントローラ18を構
成するCPU62は当該検査番号がサーボインタフェー
ス74を試験する信号であると判断した場合には、RO
M66から8種類のデジタル信号を読み出す。この場
合、8種類のデジタル信号は8レベルのアナログ信号に
対応するデータであり、図示しないD/A変換器等から
構成されるサーボインタフェース74を介してアナログ
信号に変換され、インタフェース基板24を構成する接
点24c11乃至24c18を介してシーケンサ20を構成
するインタフェース45に導入される。この場合、イン
タフェース45はA/D変換器45dを含むものであ
り、これによって、デジタル信号とされたデータはバッ
ファ45aを介してシーケンサ20を構成するCPU3
6に導入され、当該デジタル信号が予めROM38に記
録されている基準となるデータの範囲内の値であるか否
かが判定される。この場合、シーケンサ20はサーボ軸
切換信号をバッファ45a、I/O45cを介してイン
タフェース基板24に送出する。これによって、インタ
フェース基板24に配置されたリレー24c1 乃至24
8 が順次切り換えられ、これに対応して接点24c11
乃至24c18が順次切り換えられ、所定レベルのアナロ
グ信号がA/D変換器45dに順次導入されることによ
って前記8種類のデジタル信号が1個毎にCPU36に
よって比較判断処理される。
【0047】この判断結果に係るデータはシーケンサ2
0を構成するRAM40に記録される。なお、この試験
においても異常(この場合、基準データの範囲外)と判
断された場合には開閉器26を断続して繰り返し試験を
行うことは同様である。
【0048】図6は図2に示す検査システムにおいて、
その他のインタフェース76の機能を確認する際のブロ
ック図であり、シーケンサ20からインタフェース4
4、通信インタフェース基板22およびインタフェース
基板24を介してロボットコントローラ18に前記その
他のインタフェース76の検査にかかる所定の検査番号
を出力する。この場合、ロボットコントローラ18を構
成するCPU62は当該検査番号がその他のインタフェ
ース76a乃至76c(図6参照)を検査する信号であ
ると判断した場合には、ROM66から所定のデジタル
データを読み出す。このデジタルデータは並列インタフ
ェース76aからインタフェース基板24を構成する接
点24d11乃至24d18を介してフィードバックされ、
ロボットコントローラ18を構成する入力インタフェー
ス76cに導入される。この場合、CPU62は当該入
力インタフェース76cを介して導入されたデジタル信
号が予めインタフェース76aから出力したデータと同
一ビットパターンのデータパターンであるか否かを判定
し、その判定結果にかかるデータをティーチングボック
ス用インタフェース59を介しインタフェース基板2
4、通信インタフェース基板22を通じてシーケンサ2
0に導入する。シーケンサ20はこの検査結果データを
RAM40に記憶する。次いで、シーケンサ20を構成
するCPU36の作用下にインタフェース44内のバッ
ファ45a、I/O45cを介してインタフェース基板
24を構成するリレー24dが切り換えられ、これによ
って、接点24d11乃至24d18と24d21乃至24d
28の導通状態が切り換えられる。そして、再び検査開始
指令信号がシーケンサ20から通信インタフェース基板
22、インタフェース基板24を介してロボットコント
ローラ18に導入されると、これによって、インタフェ
ース76bにかかる検査が実行される。なお、この検査
結果に係るデータの処理は前記したインタフェース76
aに係る処理と同様に処理される。また、インタフェー
ス76a乃至76cの検査に際して、同一のビット位置
に異常が検出された場合には、入力インタフェース76
cに異常が発生しているものとされ、他方、異なるビッ
ト位置に異常が検出された場合には出力インタフェース
76a若しくは76bに異常が発生しているものと判定
される。
【0049】また、この試験においても異常と判定され
た場合には開閉器26を断続して繰り返し試験を行う。
【0050】図7は図2に示す検査システムにおいてイ
ンタフェース76のその他の機能を確認する際のブロッ
ク図であり、図は溶接出力信号のレベル変換について表
している。この場合、シーケンサ20から通信インタフ
ェース基板22、インタフェース基板24を介してロボ
ットコントローラ18に導入された所定の検査番号と検
査指令信号に基づき、ロボットコントローラ18を構成
するインタフェース76dから複数の出力信号がインタ
フェース基板24のホトカプラIC10乃至IC17を
構成するダイオードD10乃至D17に導入される。そ
して、ダイオードD10乃至D17から光信号がフォト
トランジスタTR10乃至TR17に伝達され、このフ
ォトトランジスタTR10乃至TR17のコレクタから
出力信号が入力インタフェース76eに導入される。こ
の場合、CPU62はインタフェース76eから導入さ
れたデータが基準となるデータに対応するものであるか
否かを判定する。その他の処理は前記したのと同様であ
るので省略する。なお、ダイオードD10乃至D17の
アノード端子にはV1 が印加され、フォトトランジスタ
TR10乃至TR17のエミッタ端子は接地される。
【0051】図8は図2に示す検査システムにおいて、
さらにティーチングボックス90を前記ティーチングボ
ックス用インタフェース59と接続し、当該ティーチン
グボックス90とロボットコントローラ18との機能を
検査する際のブロック図である。
【0052】この場合においても、シーケンサ20から
ティーチングボックス90を検査するための検査番号と
検査指令信号が通信インタフェース基板22、インタフ
ェース基板24を介してティーチングボックス90およ
びロボットコントローラ18に導入される。そして、シ
ーケンサ20を構成するCPU36の制御下にインタフ
ェース45内のバッファ45a、I/O45cを介して
インタフェース基板24に搭載されるリレー24eが駆
動されることにより接点24e1 または接点24e2
交互に切り換えられ、これによってロボットコントロー
ラ18のインタフェース76fからの信号F1 またはテ
ィーチングボックス90からの信号F2が切り換えられ
てインタフェース基板24を介して通信インタフェース
基板22に導入され、従って、シーケンサ20に導入さ
れることになる。
【0053】以上のようにして室温に相当する温度で検
査を実施した後、次に、図2に示す恒温槽84の温度を
変化させ、この変化させた温度で前記と同様の試験を複
数回行い、その後、再び室温に戻してさらに同様の検査
を行い、当該ロボットコントローラ18の検査を完了す
る。なお、検査終了時には、シーケンサ20を構成する
RAM40に記録された前記データ、すなわち、異常の
内容、ロボットコントローラ18に電源を供給してから
異常の発生を検出するまでの経過時間および異常発生時
における前記ロボットコントローラ18の周囲温度にか
かるデータが処理装置14に転送されフロッピィディス
ク12に記録され履歴データとして保存に供される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
C工程中のa工程において、ロボットコントローラ側
で、ロボットコントローラのメモリ手段に予め記憶され
ているロボットコントローラを検査するためのプログラ
ムに基づきロボットコントローラ自体の検査を行い良否
を判定し、C工程中のb工程において、検査装置側で、
検査装置のメモリ手段に予め記憶されているロボットコ
ントローラを検査するプログラムに基づきロボットコン
トローラの検査を行い良否を判定する。そして、D工程
において、検査装置が、A工程における検査番号とこれ
ら検査結果および(または)良否判定結果を取り込んで
表示手段に表示するようにしている。
【0055】C工程中のa工程のように、ロボットコン
トローラ側でロボットコントローラ自体の検査を行い、
かつ良否を判定するようにしているので、検査装置側の
ハードウエア構成の簡略化、およびソフトウエアが軽減
できる。
【0056】また、ロボットコントローラの機能の設計
変更時においても、これを検査するためには、ロボット
コントローラのメモリ手段および検査装置側のメモリ手
段の内容を変更すればよいことになり、検査装置そのも
のを専用のものに取り替える必要がないという効果が達
成される。
【0057】従って、ロボットコントローラを検査(試
験)する際の全体としての検査時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査方法が適用される一実施例の
検査システムの基本的な構成図である。
【図2】図1に示す検査システムの詳細構成図である。
【図3】図1および図2に示すロボットコントローラと
シーケンサとの通信方法を説明するフローチャートであ
る。
【図4】検査システムの中、ポテンショメータインタフ
ェースを検査する際の説明図である。
【図5】検査システムの中、サーボインタフェースを検
査する際の説明図である。
【図6】検査システムの中、その他のインタフェースを
検査する際の説明図である。
【図7】検査システムにおいて、溶接用出力信号のレベ
ルを検査する際の説明図である。
【図8】検査システムにおいて、ティーチングボックス
を接続した際の検査動作を説明する図である。
【符号の説明】
10…検査装置 14…処理装置 20…シーケンサ 22…通信インタ
フェース基板 24…インタフェース基板 32…ディスプレ
イ 38、66…ROM 59…ティーチングボックス用インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古林 実 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査装置によりロボットコントローラを検
    査するロボットコントローラの検査方法であって、 検査装置から一定の機能検査に係る検査番号を表す信号
    をロボットコントローラに送出するA工程と、 送出された前記検査番号をロボットコントローラ側およ
    び検査装置側で認識するB工程と、 ロボットコントローラ側で、自己の検査に係る検査番号
    であると認識した場合には、ロボットコントローラのメ
    モリ手段に予め記憶されているロボットコントローラを
    検査するためのプログラムに基づきロボットコントロー
    ラ自体の検査を行い良否を判定するa工程と、検査装置
    側で、検査装置が行う検査番号であると認識した場合に
    は、検査装置のメモリ手段に予め記憶されているロボッ
    トコントローラを検査するプログラムに基づきロボット
    コントローラの検査を行い良否を判定するb工程と、を
    有するC工程と、 前記検査装置が、前記A工程における検査番号およびこ
    れに対応する前記C工程における検査結果および(また
    は)良否判定結果を取り込んで、この検査装置側の表示
    手段に表示するD工程と、 を有することを特徴とするロボットコントローラの検査
    方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860395A (ja) * 1981-10-07 1983-04-09 株式会社日立製作所 分散形自動試験装置
JPS59174994A (ja) * 1983-03-25 1984-10-03 株式会社東芝 試験装置

Patent Citations (2)

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JPS59174994A (ja) * 1983-03-25 1984-10-03 株式会社東芝 試験装置

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