JPH0750822Y2 - 耐火ダクトの接続構造 - Google Patents
耐火ダクトの接続構造Info
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- JPH0750822Y2 JPH0750822Y2 JP1988042449U JP4244988U JPH0750822Y2 JP H0750822 Y2 JPH0750822 Y2 JP H0750822Y2 JP 1988042449 U JP1988042449 U JP 1988042449U JP 4244988 U JP4244988 U JP 4244988U JP H0750822 Y2 JPH0750822 Y2 JP H0750822Y2
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信ケーブル等を支持する線被に用いられる
耐火ダクトに於ける接続構造に関するものである。
耐火ダクトに於ける接続構造に関するものである。
従来、この種の通信ケーブル用線被は、例えばビル,坑
道等の構築物内に配設され、通信ケーブルを支持すると
共に外部に露出しないようにしている。
道等の構築物内に配設され、通信ケーブルを支持すると
共に外部に露出しないようにしている。
然し、斯かる従来のケーブルラックでは、単に通信ケー
ブルを載置するだけのものであるから、例えば火災が発
生して通信ケーブルが火災に触れても何ら防御出来なか
った。
ブルを載置するだけのものであるから、例えば火災が発
生して通信ケーブルが火災に触れても何ら防御出来なか
った。
そこで、例えば米国特許第4,064,359号明細書,米国特
許第4,276,332号明細書等に於て、通信ケーブルを断熱
材で被覆するか、又は囲んで箱型のフレーム内に装着す
ることが提案されている。
許第4,276,332号明細書等に於て、通信ケーブルを断熱
材で被覆するか、又は囲んで箱型のフレーム内に装着す
ることが提案されている。
この方式によれば、例えば火災が発生しても、通信ケー
ブルが火災に晒される虞がないため、断熱材の断熱性能
に応じた通信ケーブルの防御作業が出来、通信ケーブル
の断線による不具合が解消出来る。
ブルが火災に晒される虞がないため、断熱材の断熱性能
に応じた通信ケーブルの防御作業が出来、通信ケーブル
の断線による不具合が解消出来る。
然し、この方式では、各箱型のフレームを接続して所定
の長さの断熱構造体を形成するものであるから、各接続
部に於て、各フレームの断熱材との接合部に隙間が生じ
易くなり、その部位が火災に晒されると、内部の通信ケ
ーブルに悪影響を与える虞がある。
の長さの断熱構造体を形成するものであるから、各接続
部に於て、各フレームの断熱材との接合部に隙間が生じ
易くなり、その部位が火災に晒されると、内部の通信ケ
ーブルに悪影響を与える虞がある。
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、各箱型のフレームの接続部から火
災が侵入しないようにした耐火ダクトの接続構造を提供
することにある。
もので、その目的は、各箱型のフレームの接続部から火
災が侵入しないようにした耐火ダクトの接続構造を提供
することにある。
請求項1に係る耐火ダクトの接続構造は、内部に断熱材
を設け、両側壁と底部と天井部を形成するための4枚の
板状の壁材を、断面箱型に連結して成る耐火ダクトユニ
ットを連結し、上記断熱材を介して通信ケーブル等を配
し、構築物に支持具を介して配設される耐火ダクトに於
て、両側壁と底部の壁材と略同等の長さを有する略L字
状を為す2つの金属製のコーナ部材を各壁材に取り付
け、壁材の一端部が該金属製のコーナ部材の一端部より
突出する挿入舌部を形成し、他端部が該金属製のコーナ
部材の他端部よりも一端部側に寄って該挿入舌部を嵌入
する嵌入部を形成し、上記挿入舌部と嵌入部に於ける底
部には断熱材を設けず、且つ、この断熱材が設けられて
いない部位に接合用フランジを設けた複数の耐火ダクト
ユニットを、各々の一端部に設けた挿入舌部を相手側の
嵌入部に嵌入し、各接合用フランジを背中合わせすると
共にボルト等で固着した後、各接合用フランジの先端を
底部側へ折り曲げることによって接続したものである。
を設け、両側壁と底部と天井部を形成するための4枚の
板状の壁材を、断面箱型に連結して成る耐火ダクトユニ
ットを連結し、上記断熱材を介して通信ケーブル等を配
し、構築物に支持具を介して配設される耐火ダクトに於
て、両側壁と底部の壁材と略同等の長さを有する略L字
状を為す2つの金属製のコーナ部材を各壁材に取り付
け、壁材の一端部が該金属製のコーナ部材の一端部より
突出する挿入舌部を形成し、他端部が該金属製のコーナ
部材の他端部よりも一端部側に寄って該挿入舌部を嵌入
する嵌入部を形成し、上記挿入舌部と嵌入部に於ける底
部には断熱材を設けず、且つ、この断熱材が設けられて
いない部位に接合用フランジを設けた複数の耐火ダクト
ユニットを、各々の一端部に設けた挿入舌部を相手側の
嵌入部に嵌入し、各接合用フランジを背中合わせすると
共にボルト等で固着した後、各接合用フランジの先端を
底部側へ折り曲げることによって接続したものである。
請求項2に係る耐火ダクトの接続構造は、請求項1に於
ける接合用フランジを背中合わせする時に、2枚の板材
を介挿し、この板材と共に接合用フランジをボルト等で
固着した後、両板材を底部側へ折り曲げるように構成し
たものである。
ける接合用フランジを背中合わせする時に、2枚の板材
を介挿し、この板材と共に接合用フランジをボルト等で
固着した後、両板材を底部側へ折り曲げるように構成し
たものである。
請求項3に係る耐火ダクトの接続構造は、内部に断熱材
を設け、両側壁と底部と天井部を形成するための4枚の
板状の壁材を、断面箱型に連結して成る耐火ダクトユニ
ットを連結し、上記断熱材を介して通信ケーブル等を配
し、構築物に支持具を介して配設される耐火ダクトに於
て、両側壁と底部の壁材と略同等の長さを有する略L字
状を為す2つの金属製のコーナ部材を各壁材に取り付
け、壁材の一端部が該金属製のコーナ部材の一端部より
突出する挿入舌部を形成し、他端部が該金属製のコーナ
部材の他端部よりも一端部側に寄って該挿入舌部を嵌入
する嵌入部を形成し、上記挿入舌部と嵌入部に於ける底
部には断熱材を設けず、且つ、この断熱材が設けられて
いない部位に接合用フランジを設けた複数の耐火ダクト
ユニットを、各々の一端部に設けた挿入舌部を相手側の
嵌入部に嵌入し、各接合用フランジを背中合わせすると
共に両者間に断面U字状のプレートを介挿した後、この
固着部に断面コ状状のカバーを取り付けて接続したもの
である。
を設け、両側壁と底部と天井部を形成するための4枚の
板状の壁材を、断面箱型に連結して成る耐火ダクトユニ
ットを連結し、上記断熱材を介して通信ケーブル等を配
し、構築物に支持具を介して配設される耐火ダクトに於
て、両側壁と底部の壁材と略同等の長さを有する略L字
状を為す2つの金属製のコーナ部材を各壁材に取り付
け、壁材の一端部が該金属製のコーナ部材の一端部より
突出する挿入舌部を形成し、他端部が該金属製のコーナ
部材の他端部よりも一端部側に寄って該挿入舌部を嵌入
する嵌入部を形成し、上記挿入舌部と嵌入部に於ける底
部には断熱材を設けず、且つ、この断熱材が設けられて
いない部位に接合用フランジを設けた複数の耐火ダクト
ユニットを、各々の一端部に設けた挿入舌部を相手側の
嵌入部に嵌入し、各接合用フランジを背中合わせすると
共に両者間に断面U字状のプレートを介挿した後、この
固着部に断面コ状状のカバーを取り付けて接続したもの
である。
請求項1に係る耐火ダクトの接続構造に於ては、耐火ダ
クトユニットの両端部に接続用の挿入舌部と嵌入部とが
形成されているから、挿入舌部を嵌入部に差し込むこと
が出来る。次に、両者に設けた接合用フランジを背中合
わせした後に、ボルト等によって固着し、更に両接合用
フランジを底部側に向かって折り曲げることによって確
実に接合され、両者を離脱しないようにすると共に、こ
の接合部が通信ケーブル等を配置する時に障害とならな
いようにすることが出来る。
クトユニットの両端部に接続用の挿入舌部と嵌入部とが
形成されているから、挿入舌部を嵌入部に差し込むこと
が出来る。次に、両者に設けた接合用フランジを背中合
わせした後に、ボルト等によって固着し、更に両接合用
フランジを底部側に向かって折り曲げることによって確
実に接合され、両者を離脱しないようにすると共に、こ
の接合部が通信ケーブル等を配置する時に障害とならな
いようにすることが出来る。
又、請求項2に係る耐火ダクトの接続構造に於ては、両
接合用フランジ間にこれらよりも背丈のある板材を介挿
し、板材を底部側へ折り曲げるようにしたので、接合用
フランジを直接曲げるよりも簡単に処理することが出来
る。
接合用フランジ間にこれらよりも背丈のある板材を介挿
し、板材を底部側へ折り曲げるようにしたので、接合用
フランジを直接曲げるよりも簡単に処理することが出来
る。
更に、請求項3に係る耐火ダクトの接続構造に於ては、
各接合用フランジを背中合わせすると共に、両者間に断
面U字状のプレートを介挿した後、この固着部に断面コ
状状のカバーを取り付けることによって確実に接合さ
れ、両者を離脱しないようにすると共に、この接合部が
通信ケーブル等を配置する時に障害とならないようにす
ることが出来る。
各接合用フランジを背中合わせすると共に、両者間に断
面U字状のプレートを介挿した後、この固着部に断面コ
状状のカバーを取り付けることによって確実に接合さ
れ、両者を離脱しないようにすると共に、この接合部が
通信ケーブル等を配置する時に障害とならないようにす
ることが出来る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、10は耐火ダクトで、
略コ字状を為す複数の箱状体20と、各箱状体20の両側壁
の上部に載置される天壁30とから構成されている耐火ダ
クトユニットAを適宜接続することによって形成されて
いる。
略コ字状を為す複数の箱状体20と、各箱状体20の両側壁
の上部に載置される天壁30とから構成されている耐火ダ
クトユニットAを適宜接続することによって形成されて
いる。
略コ字状を為す複数の箱状体20は、所定温度(例えば12
0℃)以上に加熱されると数倍(体積膨張率が平均8
倍)の体積に膨張する板状の発泡セラミックス材と、そ
の内側に貼付される金属板とから成る所定長さの板状の
壁材(例えば、住友スリーエム株式会社製の商品名:FS
−195RRシート等)21を、この壁材21と略同等の長さを
有する略L字状を為す2つの金属製のコーナ部材22によ
って、壁材21の一端部211が該金属製のコーナ部材22の
一端部221より突出する挿入舌部23を形成すると共に、
他端部212が該金属製のコーナ部材22の他端部222よりも
一端部211側に寄って嵌入部24を形成するように、天壁3
0を除く三面を連結したものである。
0℃)以上に加熱されると数倍(体積膨張率が平均8
倍)の体積に膨張する板状の発泡セラミックス材と、そ
の内側に貼付される金属板とから成る所定長さの板状の
壁材(例えば、住友スリーエム株式会社製の商品名:FS
−195RRシート等)21を、この壁材21と略同等の長さを
有する略L字状を為す2つの金属製のコーナ部材22によ
って、壁材21の一端部211が該金属製のコーナ部材22の
一端部221より突出する挿入舌部23を形成すると共に、
他端部212が該金属製のコーナ部材22の他端部222よりも
一端部211側に寄って嵌入部24を形成するように、天壁3
0を除く三面を連結したものである。
箱状体20の底壁25には、通信ケーブル50を載置すると共
に、火災時に熱が通信ケーブル50に伝わらないようにす
るための断熱材26が配設されている。この断熱材26とし
ては、25mm程度の厚みを有するケイ酸カルシウム板を用
いることが望ましいが、グラスファイバ製板、石膏ボー
ド、耐熱性合成樹脂板等でも良い。
に、火災時に熱が通信ケーブル50に伝わらないようにす
るための断熱材26が配設されている。この断熱材26とし
ては、25mm程度の厚みを有するケイ酸カルシウム板を用
いることが望ましいが、グラスファイバ製板、石膏ボー
ド、耐熱性合成樹脂板等でも良い。
又、箱状板20の底壁25の両端部には、断熱材26が載置さ
れていない部位が形成され、此処には隣合う箱状板20と
接合するための接合用フランジ27が取り付けてある。
れていない部位が形成され、此処には隣合う箱状板20と
接合するための接合用フランジ27が取り付けてある。
更に、箱状板20の両側壁28の内側には、断熱材26と略同
一の長さを有する別の板状の発泡セラミックス材29が貼
付されている。この発泡セラミックス材29は、断熱材26
と同様に、火災時に熱が通信ケーブル50に伝わらないよ
うにするためのものである。この発泡セラミックス材29
としては、住友スリーエム株式会社製の商品名:マット
M20が好適である。この材料は、所定温度(例えば350
℃)以上に加熱されると数倍(体積膨張率が平均3〜4
倍)の体積に膨張する。
一の長さを有する別の板状の発泡セラミックス材29が貼
付されている。この発泡セラミックス材29は、断熱材26
と同様に、火災時に熱が通信ケーブル50に伝わらないよ
うにするためのものである。この発泡セラミックス材29
としては、住友スリーエム株式会社製の商品名:マット
M20が好適である。この材料は、所定温度(例えば350
℃)以上に加熱されると数倍(体積膨張率が平均3〜4
倍)の体積に膨張する。
又、箱状体20の両側壁28の内側に貼付されている断熱材
26の両側部には、隣合う箱状体20と接合するための接合
板40,41がビス等で固定されている。
26の両側部には、隣合う箱状体20と接合するための接合
板40,41がビス等で固定されている。
一方、天壁30は、箱状体20の上部開口部をを被うもの
で、箱状体20と同様に所定温度(例えば120℃)以上に
加熱されると数倍(体積膨張率が平均8倍)の体積に膨
張する板状の発泡セラミックス材と、その内側に貼付さ
れる金属板とから成る所定長さの板状の壁材(例えば、
住友スリーエム株式会社製の商品名:FS−195RRシート
等)31が用いられ、この壁材31の幅は箱状体20の両側壁
28の内法と同じである。この壁材31の両側部には略L字
状を為す金属製のコーナ部材32が取り付けられ、このコ
ーナ部材32が箱状体20の両側壁28の上部を跨ぐようにし
て設置出来るようにしてある。
で、箱状体20と同様に所定温度(例えば120℃)以上に
加熱されると数倍(体積膨張率が平均8倍)の体積に膨
張する板状の発泡セラミックス材と、その内側に貼付さ
れる金属板とから成る所定長さの板状の壁材(例えば、
住友スリーエム株式会社製の商品名:FS−195RRシート
等)31が用いられ、この壁材31の幅は箱状体20の両側壁
28の内法と同じである。この壁材31の両側部には略L字
状を為す金属製のコーナ部材32が取り付けられ、このコ
ーナ部材32が箱状体20の両側壁28の上部を跨ぐようにし
て設置出来るようにしてある。
又、この天壁30は、箱状体20の挿入舌部23の部位33で
は、同様に壁材31が突出している。
は、同様に壁材31が突出している。
斯くして構成された本実施例を組立工程に従って説明す
る。
る。
先ず、複数の箱状体20を所望の長さに亘って配し、各接
合部分に於て箱状体20の挿入舌部23を嵌入部24に差し込
み、次いで、各箱状体20の両端部に設けた接合用フラン
ジ27を背中合わせした後、これら接合用フランジ27,27
間にこれらよりも背丈のある2枚の板材271,271を介挿
する。そして、これらが一体となるようにボルト・ナッ
ト272によって固着する。その後、両板材271,271の先端
部271a,271aを、第2図及び第3図に示すように、夫々
の底壁25方向へ折り曲げる。
合部分に於て箱状体20の挿入舌部23を嵌入部24に差し込
み、次いで、各箱状体20の両端部に設けた接合用フラン
ジ27を背中合わせした後、これら接合用フランジ27,27
間にこれらよりも背丈のある2枚の板材271,271を介挿
する。そして、これらが一体となるようにボルト・ナッ
ト272によって固着する。その後、両板材271,271の先端
部271a,271aを、第2図及び第3図に示すように、夫々
の底壁25方向へ折り曲げる。
この各箱状体20の接合によって、各箱状体20の接合部位
では、各壁面が長さ方向に於て底部両隅部分が金属製の
コーナ部材22及び接合板40,41によって補強されると共
に、接合用フランジ27によって内側から裏打ちされるた
め、接合部分が膨張する時に捲れるとか、外部に露出す
る等の不具合を生じない。そのため、接合部分から火災
が侵入する虞がない。又、これらの接合部分は、断熱材
26が設けてある部位と同様の補強効果が奏される。
では、各壁面が長さ方向に於て底部両隅部分が金属製の
コーナ部材22及び接合板40,41によって補強されると共
に、接合用フランジ27によって内側から裏打ちされるた
め、接合部分が膨張する時に捲れるとか、外部に露出す
る等の不具合を生じない。そのため、接合部分から火災
が侵入する虞がない。又、これらの接合部分は、断熱材
26が設けてある部位と同様の補強効果が奏される。
その後、各箱状体20の底壁25の外側に適宜の間隔(例え
ば2〜3m)で支持棒を配し、吊りボルトによって吊り下
げる。
ば2〜3m)で支持棒を配し、吊りボルトによって吊り下
げる。
斯くして耐火ダクトユニットAを連接することによって
形成された耐火ダクト10に対し、通信ケーブル50を常法
に従って底壁25上の断熱材26上に載置して行く(第2図
参照)。
形成された耐火ダクト10に対し、通信ケーブル50を常法
に従って底壁25上の断熱材26上に載置して行く(第2図
参照)。
この際、各耐火ダクトユニットAの接合部Bに於ては、
第3図に示す如く、各々に設けた接合用フランジ27,27
に固着された2枚の板材271,271が底壁25側へ折り曲げ
られ、各々の先端部271a,271aが底壁25側に位置してい
るので、通信ケーブル50が底壁25上に載置されている断
熱材26にぶつかる虞がなくなると共に、接合部Bに於て
は接合用フランジ27,27が通信ケーブル50を支持するこ
とになり、通信ケーブル50が接合部Bに於ける凹部によ
って曲がることがない。
第3図に示す如く、各々に設けた接合用フランジ27,27
に固着された2枚の板材271,271が底壁25側へ折り曲げ
られ、各々の先端部271a,271aが底壁25側に位置してい
るので、通信ケーブル50が底壁25上に載置されている断
熱材26にぶつかる虞がなくなると共に、接合部Bに於て
は接合用フランジ27,27が通信ケーブル50を支持するこ
とになり、通信ケーブル50が接合部Bに於ける凹部によ
って曲がることがない。
更に、通信ケーブル50は両側の壁面28に接しないように
して載置することが望ましい。そして、この通信ケーブ
ル50の載置が完了すると、箱状体20の開口部に天壁30を
被せる。この際、天壁30の両側部に設けた金属製のコー
ナ部材32は、箱状体20の開口部を跨ぎ、壁材31が確実に
該開口部を被うようにする。又、天壁30の取付けは、各
箱状体20の接合と同様に、先端の挿入舌部33を隣の天壁
30の嵌入部34に差し込み、接合部分が捲れるとか、外部
に露出する等の不具合がない。そのため、接合部分から
火災が侵入する虞がない。
して載置することが望ましい。そして、この通信ケーブ
ル50の載置が完了すると、箱状体20の開口部に天壁30を
被せる。この際、天壁30の両側部に設けた金属製のコー
ナ部材32は、箱状体20の開口部を跨ぎ、壁材31が確実に
該開口部を被うようにする。又、天壁30の取付けは、各
箱状体20の接合と同様に、先端の挿入舌部33を隣の天壁
30の嵌入部34に差し込み、接合部分が捲れるとか、外部
に露出する等の不具合がない。そのため、接合部分から
火災が侵入する虞がない。
このようにして取り付けられた耐火ダクトは、周囲が全
て断熱材によって囲まれているため、構築物内での異常
な熱によっても影響されることがなく、通信ケーブルに
変調を来す虞がない。
て断熱材によって囲まれているため、構築物内での異常
な熱によっても影響されることがなく、通信ケーブルに
変調を来す虞がない。
そして、万一、火災によってこの箱状体が設けてある箇
所が火災に触れるような事態が発生すると、箱状体20と
天壁30を構成する部材が発泡セラミックス材で形成され
ているから、所定温度以上になった時に、発泡セラミッ
クス材が所定の倍率で膨張する。これによって、金属製
のコーナ部材22,32を除く部位では発泡セラミックス材
が外側へ膨出し、線被全体に継目のない断熱層を形成す
る。これによって、内部の通信ケーブル60は、上記断熱
層の耐火性能の続く限り(通常では、1乃至3時間)、
火炎による熱から遮断されることになる。そのため、鎮
火作業が速やかに行なわれれば、通信ケーブル50を損傷
する虞がない。又、鎮火に手間取るような場合には、火
災現場から離れた場所で、上記通信ケーブルのバイパス
を設ける等の処置を充分に施すことが可能となり、火災
に伴う通信異常又は断線を未然に防ぐことが出来る。
所が火災に触れるような事態が発生すると、箱状体20と
天壁30を構成する部材が発泡セラミックス材で形成され
ているから、所定温度以上になった時に、発泡セラミッ
クス材が所定の倍率で膨張する。これによって、金属製
のコーナ部材22,32を除く部位では発泡セラミックス材
が外側へ膨出し、線被全体に継目のない断熱層を形成す
る。これによって、内部の通信ケーブル60は、上記断熱
層の耐火性能の続く限り(通常では、1乃至3時間)、
火炎による熱から遮断されることになる。そのため、鎮
火作業が速やかに行なわれれば、通信ケーブル50を損傷
する虞がない。又、鎮火に手間取るような場合には、火
災現場から離れた場所で、上記通信ケーブルのバイパス
を設ける等の処置を充分に施すことが可能となり、火災
に伴う通信異常又は断線を未然に防ぐことが出来る。
第4図は箱状体20の接合方式の別の例を示すもので、第
1図に示すように接合用フランジ27を設ける方式に代え
て、挿入舌部23を嵌入部24に差し込み、他の部署で各接
合部がずれないようにしたものである。
1図に示すように接合用フランジ27を設ける方式に代え
て、挿入舌部23を嵌入部24に差し込み、他の部署で各接
合部がずれないようにしたものである。
この実施例では、接合部Bに形成される凹部に、断熱材
26が載置され、上記実施例における接合用フランジ27と
同様に、両耐火ダクトユニットAに於ける断熱材26の保
護と、通信ケーブル50の載置に支障がないようにするこ
とが出来る。
26が載置され、上記実施例における接合用フランジ27と
同様に、両耐火ダクトユニットAに於ける断熱材26の保
護と、通信ケーブル50の載置に支障がないようにするこ
とが出来る。
第5図は箱状体20の接合方式の更に別の例を示すもの
で、第1図に於ける接合用フランジ27の一方に断面コ字
状のカバー273を取り付け、両接合用フランジ27の一間
に略U字状を為すプレート274を介挿し、このプレート2
74上にカバー273が被うようにしたものである。
で、第1図に於ける接合用フランジ27の一方に断面コ字
状のカバー273を取り付け、両接合用フランジ27の一間
に略U字状を為すプレート274を介挿し、このプレート2
74上にカバー273が被うようにしたものである。
この方式によれば、接合用フランジ27を折り曲げる作業
が不要となり、組付作業が更に簡便になる。
が不要となり、組付作業が更に簡便になる。
尚、第3図に於ける実施例では、接合用フランジ27,27
間に板材271,271を介挿し、これらの板材271,271を折り
曲げるようにしたが、接合用フランジ27,27を背丈のあ
るものにし、これらを折り曲げるように構成しても良
い。或いは、この接合方式は、各耐火ダクトユニットA
の接合部分から火災等が侵入しないような構造が採り得
るものであれば、如何なる形状,構造をしていても良
い。
間に板材271,271を介挿し、これらの板材271,271を折り
曲げるようにしたが、接合用フランジ27,27を背丈のあ
るものにし、これらを折り曲げるように構成しても良
い。或いは、この接合方式は、各耐火ダクトユニットA
の接合部分から火災等が侵入しないような構造が採り得
るものであれば、如何なる形状,構造をしていても良
い。
以上のように本考案によれば、以下の如き効果を奏する
ものである。
ものである。
請求項1によれば、接続された各耐火ダクトユニット
は、離脱しないように両者に設けた接合用フランジを背
中合わせした後に、ボルト等によって固着し、更に両接
合用フランジを底部側に向かって折り曲げることによっ
て接合される。その結果、各耐火ダクトユニットを確実
に接合し、各接合部に隙間を生じることがなく、且つ、
各接合部の機械的強度を向上させることが出来る。而
も、各接合部に於ける断熱材間の隙間が、接合用フラン
ジによって段差が生じないようにすると共に、接合用フ
ランジが下方に折り曲げられているので、通信ケーブル
の載置に際しては、上記隙間が支障にならずスムースに
通信ケーブルを載置出来ると共に、この通信ケーブルの
載置時に各断熱材の角部が通信ケーブルと接触しないよ
うに保護し、且つ、通信ケーブルが上記隙間に陥没して
折り曲げる虞がない。
は、離脱しないように両者に設けた接合用フランジを背
中合わせした後に、ボルト等によって固着し、更に両接
合用フランジを底部側に向かって折り曲げることによっ
て接合される。その結果、各耐火ダクトユニットを確実
に接合し、各接合部に隙間を生じることがなく、且つ、
各接合部の機械的強度を向上させることが出来る。而
も、各接合部に於ける断熱材間の隙間が、接合用フラン
ジによって段差が生じないようにすると共に、接合用フ
ランジが下方に折り曲げられているので、通信ケーブル
の載置に際しては、上記隙間が支障にならずスムースに
通信ケーブルを載置出来ると共に、この通信ケーブルの
載置時に各断熱材の角部が通信ケーブルと接触しないよ
うに保護し、且つ、通信ケーブルが上記隙間に陥没して
折り曲げる虞がない。
請求項2によれば、各接合用フランジを背中合わせする
時に2枚の板材を介挿し、これを底壁側へ折り曲げるの
で、この折曲部によって接合部に於ける隙間が埋めら
れ、請求項1と同様の効果を奏する事が出来る。
時に2枚の板材を介挿し、これを底壁側へ折り曲げるの
で、この折曲部によって接合部に於ける隙間が埋めら
れ、請求項1と同様の効果を奏する事が出来る。
請求項3によれば、各接合用フランジを背中合わせする
と共に両者間に断面U字状のプレートを介挿した後、こ
の固着部に断面コ状状のカバーを取り付けることによっ
て接合される。その結果、請求項11による接合構造より
も、接合作業が簡単になる。
と共に両者間に断面U字状のプレートを介挿した後、こ
の固着部に断面コ状状のカバーを取り付けることによっ
て接合される。その結果、請求項11による接合構造より
も、接合作業が簡単になる。
第1図は本考案に係る一実施例を示す要部拡大斜視図で
ある。 第2図はその内部に通信ケーブルを載置した状態を示す
斜視図である。 第3図は本考案に於ける接合部の拡大断面図である。 第4図はその別の実施例を示す拡大断面図である。 第5図は更に別の実施例を示す拡大断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 A……耐火ダクトユニット B……接合部 10……耐火ダクト 20……略コ字状を為す複数の箱状体 21,31……壁材 22,32……金属製のコーナ部材 23……挿入舌部 24……嵌入部 25……箱状体20の底壁 27……接合用フランジ 28……箱状体20の両側壁 30……天壁 50……通信ケーブル 271……板材 271a……板材271の先端部 272……ボルト・ナット 273……断面コ字状のカバー 274……プレート。
ある。 第2図はその内部に通信ケーブルを載置した状態を示す
斜視図である。 第3図は本考案に於ける接合部の拡大断面図である。 第4図はその別の実施例を示す拡大断面図である。 第5図は更に別の実施例を示す拡大断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 A……耐火ダクトユニット B……接合部 10……耐火ダクト 20……略コ字状を為す複数の箱状体 21,31……壁材 22,32……金属製のコーナ部材 23……挿入舌部 24……嵌入部 25……箱状体20の底壁 27……接合用フランジ 28……箱状体20の両側壁 30……天壁 50……通信ケーブル 271……板材 271a……板材271の先端部 272……ボルト・ナット 273……断面コ字状のカバー 274……プレート。
Claims (3)
- 【請求項1】内部に断熱材を設け、両側壁と底部と天井
部を形成するための4枚の板状の壁材を、断面箱型に連
結して成る耐火ダクトユニットを連結し、上記断熱材を
介して通信ケーブル等を配し、構築物に支持具を介して
配設される耐火ダクトに於て、両側壁と底部の壁材と略
同等の長さを有する略L字状を為す2つの金属製のコー
ナ部材を各壁材に取り付け、壁材の一端部が該金属製の
コーナ部材の一端部より突出する挿入舌部を形成し、他
端部が該金属製のコーナ部材の他端部よりも一端部側に
寄って該挿入舌部を嵌入する嵌入部を形成し、上記挿入
舌部と嵌入部に於ける底部には断熱材を設けず、且つ、
この断熱材が設けられていない部位に接続用フランジを
設けた複数の耐火ダクトユニットを、各々の一端部に設
けた挿入舌部を相手側の嵌入部に嵌入し、各接続用フラ
ンジを背中合わせすると共にボルト等で固着した後、各
接続用フランジの先端を底部側へ折り曲げることによっ
て接続したことを特徴とする耐火ダクトの接続構造。 - 【請求項2】接続用フランジを背中合わせする時に、2
枚の板材を介挿し、この板材と共に接続用フランジをボ
ルト等で固着した後、両板材を底部側へ折り曲げること
を特徴とする請求項1記載の耐火ダクトの接続構造。 - 【請求項3】内部に断熱材を設け、両側壁と底部と天井
部を形成するための4枚の板状の壁材を、断面箱型に連
結して成る耐火ダクトユニットを連結し、上記断熱材を
介して通信ケーブル等を配し、構築物に支持具を介して
配設される耐火ダクトに於て、両側壁と底部の壁材と略
同等の長さを有する略L字状を為す2つの金属製のコー
ナ部材を各壁材に取り付け、壁材の一端部が該金属製の
コーナ部材の一端部より突出する挿入舌部を形成し、他
端部が該金属製のコーナ部材の他端部よりも一端部側に
寄って該挿入舌部を嵌入する嵌入部を形成し、上記挿入
舌部と嵌入部に於ける底部には断熱材を設けず、且つ、
この断熱材が設けられていない部位に接続用フランジを
設けた複数の耐火ダクトユニットを、各々の一端部に設
けた挿入舌部を相手側の嵌入部に嵌入し、各接続用フラ
ンジを背中合わせすると共に両者間に断面U字状のプレ
ートを介挿した後、この固着部に断面コ字状のカバーを
取り付けて接続したことを特徴とする耐火ダクトの接続
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988042449U JPH0750822Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 耐火ダクトの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988042449U JPH0750822Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 耐火ダクトの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01147616U JPH01147616U (ja) | 1989-10-12 |
| JPH0750822Y2 true JPH0750822Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31268858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988042449U Expired - Lifetime JPH0750822Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 耐火ダクトの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750822Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6491567B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2019-03-27 | 積水化学工業株式会社 | 電力ケーブル用バスダクト |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4227035A (en) * | 1978-05-15 | 1980-10-07 | Westinghouse Electric Corp. | Modular condenser bushing |
| JPS5832426U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-03 | 株式会社島津製作所 | 電磁流量計 |
| US4433732A (en) * | 1982-04-06 | 1984-02-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Cable tray protection system |
| JPS59189416U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-15 | 松下電工株式会社 | セルラメタルフロアダクト |
| JPS62152626U (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-28 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988042449U patent/JPH0750822Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01147616U (ja) | 1989-10-12 |
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