JPH0750840Y2 - バイパス回路における分岐回路形成装置 - Google Patents

バイパス回路における分岐回路形成装置

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JPH0750840Y2
JPH0750840Y2 JP1985031231U JP3123185U JPH0750840Y2 JP H0750840 Y2 JPH0750840 Y2 JP H0750840Y2 JP 1985031231 U JP1985031231 U JP 1985031231U JP 3123185 U JP3123185 U JP 3123185U JP H0750840 Y2 JPH0750840 Y2 JP H0750840Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は停電区間を迂回するように配電線に対し形成
されるバイパス回路における分岐回路形成装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来から作業停電範囲の縮小と作業停電時間の短縮を行
い、需要家サービスの向上、停電作業実施の円滑化によ
る配電工事の合理化の推進と作業の安全確保、並びに停
止電力量及び停電通知需要家の減少による経費の節減を
図る目的で停電作業工事現場の近くに仮設工事用の手動
開閉器を事前に仮設して、工事区間に対しバイパス回路
を形成するようにしている。
そして、その工事区間において一般需要家へ電力供給を
するための引下線が配電線から分岐され、その引下線が
変圧器の一次側に接続されている場合には、この引下線
に対してもバイパス回路を形成する必要があった。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、一般的に引下線は配電線よりも電線径が小さ
く、かつ、張設されていないのが普通であり、又、絶縁
被覆されている場合が多いため、かかる引下線に対する
分岐回路の接続作業には煩雑化を余儀なくされていた。
一方、この分岐回路形成時においてはバイパス回路の形
成に伴って前記工事区間内の既設配電線路に設置されて
いるヒューズ遮断装置等の既設保護機器は機能を発揮し
ないため、バイパス回路独自において短絡等の事故電流
から負荷側機器を保護するための装置を設ける必要があ
った。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記のような問題を解消するためになされた
ものであって、この考案はバイパス回路からの分岐線と
変圧器の一次側に対応する接続線との間に設けられ、バ
イパス回路から事故電流が流入したときその事故電流を
遮断するヒューズ付保護器と、前記接続線の端部に設け
られ、配電線から変圧器の一次側へ接続された引下線を
挿通掛止可能なフック部を有するとともに、前記フック
部に挿通された引下線の径方向へ進退可能な一対の通電
端子を有し、両通電端子には先端部が尖った円錐状の接
続部をそれぞれ設け、該接続部を通電端子の進出時にあ
っては前記引下線の芯線と電気的に接続するように構成
した分岐回路接続具とを備えたことをその要旨とするも
のである。
(作用) 前記構成により、フック部に引下線を挿通掛止した後、
両通電端子を引下線の径方向に進出させると、同通電端
子の先端部に設けられた円錐状の接続部が芯線と電気的
に接続され、バイパス回路から変圧器の一次側への分岐
回路が形成される。そして、この分岐回路形成時におい
てバイパス回路に短絡等の事故電流が流れたときにはヒ
ューズ付き保護器により変圧器等の負荷側機器への事故
電流の流入が遮断される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
〔配電線路の全体概要〕
まず、バイパス回路及びその分岐回路が形成される配電
線路の全体概要について説明する。
第1図において、P1〜P8は電柱、Bは電柱P1,P7に設け
られた線路用開閉器、SSは電柱P8に設けられた区分開閉
器、Trは電柱P4に設けられた一般用変圧器である。又、
Qはバイパス回路を示し、Sはバイパス回路Qの中間開
閉器、BRは同バイパス回路Qの分岐接続器、Cは同バイ
パス回路Qの中間接続器である。この配電線路において
Xは停電区間を示し、Yは活線区間を示す。
又、前記バイパス回路Qの両端には第2図に示す高圧需
要家用バイパス線取付器具50がバイパス線60を介して接
続され、前記分岐接続器BRからは分岐線62が分岐されて
いる。そして、この分岐線62の端部は電柱P5のアーム
(図示しない)に設けられたケーブルヘッド64を介して
第4図に示すように後記するヒューズ付保護器65の接続
端子77に接続され、同ヒューズ付保護器65の負荷側には
接続線14が接続されている。
一方、第3図に示すように、高圧配電線Mから分岐され
て引下げされた上側引下線36は電柱P5の高圧引下用アー
ム37に設けられた引留碍子38を介して筒形アーム37に設
けられた引留碍子38を介して筒形カットアウト39の上部
口出部40に接続されている。筒形カットアウト39の下部
口出線41は本体碍子42の下部外周から導出され、下方に
配置される変圧器Trの一次側に接続される下側引下線31
に接続されている。
そして、前記下側引下線31に対し前記接続線14の端部に
取付けられた分岐回路接続具としての接続線取付器具1
が接続されている。
なお、45は上側引下線36と上部口出線40とを接続するPD
コネクタ直線用、46は下側引下線44と下部口出線41とを
接続するPDコネクタ直線用である。
〔配電線路側バイパス線取付器具〕
次に、バイパス回路Qの主線路を構成するバイパス線60
の両端に設けられる配電線路側バイパス線取付器具50に
ついて説明する。
配電線路側バイパス線取付器具50はフック形状の上部挾
着金具51においてL字状の下部51aには絶縁性の操作ガ
イド筒52の先端部52aが上下動可能の挿通されるととも
に、ロック部材54が回動可能に軸着されている。同ロッ
ク部材54は図示しないバネにより常にロック方向へ回動
するように付勢され、ロック位置に対応したときに操作
ガイド筒52にロック係止し、操作ガイド筒52を上下動さ
せないようになっている。又、操作紐54aを前記バネの
付勢力に抗して下方へ引張り操作してロック部材54を反
ロック方向に回動することによりロックが解除される。
又、操作ガイド筒52には操作棒55が挿通されるとともに
その上端部が先端部52aにて螺合されている。同操作棒5
5の操作ガイド先端部52aから突出する上端部には前記上
部挾着金具51と協働して高圧配電線Mを挾着する下部挾
着金具53が回動可能に嵌合取着されている。そして、操
作棒55の下端部には柄55aが設けられ、同柄55aを回動す
ることにより、同操作棒55は操作ガイド筒52に対し上下
微動可能になっている。
前記上部挟着金具51の側部は絶縁カバー56にて覆われ、
同絶縁カバー56の上部には上方から検相器24を嵌脱可能
に収納するポケット20が形成されている。同上部挟着金
具51の側部において下部にはバイパス線60の圧着端子57
を接続する締付ボルト58が螺合されている。
また、前記締付ボルト58に接続されるバイパス線60は電
柱のアームに設けられたケーブルヘッド(図示しない)
を介してバイパス回路Qに接続される。
なお、第2図における高圧配電線Mは前記検相後に絶縁
被覆を剥がし、バイパス線取付器具50を取付けた状態で
ある。
〔ヒューズ付保護器〕
次に、前記電柱P5のアーム上において、ケーブルヘッド
64の上部に取付端子78を介して電気的に接続される負荷
開閉機能を備えた限流ヒューズ付保護器65について説明
する。
限流ヒューズ付保護器65の絶縁筒66はその内腔67上部に
繊維強化プラスチック等からなる補強筒68が内嵌され、
同補強筒68の上部にはベース金具69がねじ込み固定され
ている。同ベース金具69には取付導体70が貫通固定さ
れ、その上端部には接続線14がかしめ着されている。ま
た、取付導体70の下部には上部接触子71が取着されると
ともに、消弧棒72が吊り下げ支持されている。
前記補強筒68の下端にはストッパを兼用するリング状の
支持部材73が固着され、同支持部材73の上面には補強筒
68内に挿入配置される消弧筒74の下端部が支持されてい
る。前記支持部材73に対応する絶縁筒6の内周には筒状
の下部電極固定部材75が内嵌され、その下部内周にはフ
ランジ75aが突設されている。そして、同フランジ75aに
は下部接触子76が固着されている。
同下部電極固定部材75の一側には接続端子77が一体に設
けられ、同接続端子77の先端部は絶縁筒66を介して外部
下方に延出されるとともに前記ケーブルヘッド64の上端
に設けられた取付端子78に対しボルト79着されている。
前記下部電極固定部材75に対応して絶縁筒66にはガイド
部材79が内嵌され、その下端内周面は内方へ向かう斜状
のガイド面80が形成されている。
同ガイド部材79はガイド面80にて後記する限流ヒューズ
Fをこの絶縁筒66の下端開口部には透明な蓋81が着脱可
能に内嵌され、紐82にて絶縁筒66の下部に連結されてい
る。
前記絶縁筒66には限流ヒューズFが装着され、限流ヒュ
ーズFの上下両電極83,84が絶縁筒66の上部および下部
接触子71,76に対し接離可能になっている。すなわち、
この限流ヒューズFを着脱することにより、保護器65は
負荷開閉可能となっている。
又、前記限流ヒューズFは溶断したときにはその下端部
内に内装した溶断表示体(図示しない)が外部に突出し
て溶断表示を行うようになっており、突出した溶断表示
体は前記透明な蓋81を透して溶断表示が目視できるよう
になっている。
〔分岐回路接続具〕
次に、前記接続線14の端部に設けられる分岐回路接続具
としての接続線取付器具1について説明する。
第6〜12図に示すように、各相用の接続線取付器具1の
枢体2は一側方及び下方が開放形成された良導体からな
る上部枠体2aと、同上部枠体2aの一側部に対しビス3に
て締付け固定された同じく良導体からなるL字状の下部
枠体2bとから構成され、同下部枠体2b下部壁4bは上部枠
体2aの底部を形成するように上部枠体2aの側壁下部間に
挿入配置されている。
前記上部枠体2aの上壁4a上面には一側部からフック部5
が断面逆U字状に突設され、同フック部5と枢体2との
間には電線挿通溝6が電線を挿通可能に形成されてい
る。前記枢体2の上下両壁4a,4bには一対の棒状の通電
端子7,8が貫通され、その先端部が電線挿通方向に並ぶ
ように前記電線挿通溝6に対応配置されている。
すなわち、同通電端子7,8はその上部が上部枠体2aの上
壁4aに対し回動かつ上下動可能に支承されるとともに、
その下部に雄ネジ9a,9bが刻設されて下部枠体2bの下部
壁4bに対し螺合により進退可能になっている。なお、一
方の通電端子7の雄ネジ9aは右ネジに形成されており、
又、他方の通電端子8の雄ネジ9bは左ネジに形成され
る。
枢体5内において両通電端子7,8の中央部には互いに噛
合う歯車10a,10bがそれぞれスプリングピン11にて固着
されている。そして、枢体2から下方に露出した一方の
通電端子7の下端部には六角ボルト頭形状の操作部12が
設けられている。前記操作部12と下部枠体2bとの間には
コイルスプリング12aが介装されている。又、枢体2の
上壁4aから突出した両通電端子7,8の上端部には先端部
が尖った円錐状の接続部13が形成されている。
従って、第11図において一方の通電端子7の操作部12を
P矢印方向に回動すると、通電端子7は上動される。そ
して、通電端子7の歯車10aがP矢印方向に回動される
と、歯車10aに噛合う歯車10bがQ矢印方向に回動するこ
とにより、他方の通電端子8も同矢印方向に回動される
ため、同通電端子8も上動する。
前記フック部5、通電端子7,8及び枢体2とから取付部
が構成されている。
第6図において前記下部枠体2bの反開放側面には接続線
14の一端に設けられた圧着端子15がボルト16着により接
続され、同接続線14は接続線取付器具1の下方へ導出さ
れる。なお、16aは座金、14aは接続線14の端部に設けら
れた雨覆いである。
前記枢体2は前記電線挿通溝6及びフック部5の下面を
除いて耐候性、耐トラッキング性に優れたゴム等の絶縁
性の合成樹脂により絶縁カバー17が施されている。同絶
縁カバー17においてフック部5を挟んで電線挿通溝6と
反対側の側部には係止段部18が形成されるとともに、同
係止段部18の三方周縁からは上方に延びる収納壁19が一
体に形成されている。
又、絶縁カバー17においてフック部5背面側には上下に
延びる一対の突条17aが突設され、後記する検相器24の
一側面に当接するようになっている。前記収納壁19,係
止段部18及びフック部5の背面のカバー17とから囲まれ
る空間によりポケット20が形成されている。なお、背面
側の収納壁19には四角状の透孔19aが形成されている。
又、前記絶縁カバー17において電線挿通溝6にて電線を
挿通する方向に対応した両側壁には絶縁カバー17内空間
と連通する一対の筒状のヒンジ21がそれぞれ形成され、
ボルト16に対応する下部両側壁から同筒状のヒンジ21下
部に切込み溝22を拡開することにより絶縁カバー17の一
側下部は開かれ、この状態で前記接続線14を枢体2に対
し取着できるようになっている。
なお、この両ヒンジ21は筒状に形成されて絶縁カバー17
内空間と連通しているため、前記接続線14をいずれか一
方のヒンジ21を介して絶縁カバー17内に挿入し、接続線
14先端部に設けた圧着端子15をボルト16着してもよい。
すなわち、このバイパス線取付器具1に対して接続線14
を三方向から取着できるようになっている。
前記ポケット20に収納される検相器24は、そのケース25
が良好な電気絶縁性を備えた合成樹脂から四角箱状に形
成され、前記ポケット20に対し嵌脱可能に収納される。
ケース25の上面には検知板26が露出配置され、検相器24
を対象配電線L(下側引下線31)に接近配置したときに
同検知板26が検知板26と対象配電線L間に介在する浮遊
静電容量を介して電位差を検出するようになっている。
又、一側面下部には上方ほど斜状に突出する透明な窓部
27が形成され、その窓部27の内面にはケース25内に収納
される発光ダイオード等からなる発光素子28が対応配置
されている。
さらに、同一側面下部にはテストボタン30が露出配置さ
れるとともに、ケース下部内には警報ブザー29が配置さ
れている。なお、前記窓部27は検相器24をポケット20に
収納するときに背面側の収納壁19を押圧して弾性的に変
形させ、同収納壁19は窓部27が透孔19aに対応したとき
にその弾性力により元に戻る。
前記発光素子28および警報ブザー29を駆動制御する制御
回路Aは前記検知板26に接続される電圧レベル検出回路
32と、同電圧レベル検出回路32に接続されるフリッカ回
路33と、同フリッカ回路33に接続される音響周波発振回
路34とから構成されている。さらに、前記音響周波発振
回路34は前記発光素子28及び警報ブザー29に接続されて
いる。
そして、前記電圧レベル検出回路32は前記検知板26が浮
遊静電容量を介して電位差を検出すると、その検出信号
に基づきレベル検出する。すなわち、この接続線取付器
具1が活線状態にある配電線Mの下側引下線31に対し接
続線14を介して接続された状態において、その下側引下
線31が引下げられた配電線Mと前記接続線14の基端側が
分岐線62及びバイパス線60等を介して接続される配電線
Mとが同相の場合には電位差が生じないため、電圧レベ
ル検出回路32は動作しないようになっている。反対に異
相の場合には線間電圧が印加されて電位差が生じるた
め、そのレベル検出を行ない検出信号を出力するように
なっている。
フリッカ回路33は前記検出信号に基づいてフリッカ信号
を出力し、音響周波発振回路34はそのフリッカ信号に基
づいて音響周波信号を出力するようになっている。前記
音響周波信号により、発光素子28及び音響ブザー29はそ
れぞれ発光及び警報を発生する。
なお、ケース25内に収納される駆動電源としての電池35
は各回路に接続されるとともに、テストボタン30を介し
て電圧レベル検出回路32の検知板26側端子に接続されて
いる。従って、テストボタン30をオン動作することによ
り、前記電圧レベル検出回路3を駆動させ、そのことに
よって電池35の有無及び制御回路31の良否のテストがで
きるようになっている。
次に、前記のように構成された接続線取付器具1の使用
方法について説明する。
活線状態の下側引下線31に前記接続線取付器具1を取付
けるには、まず、バイパス回路Qの両端を前記バイパス
線取付器具50を介して接続する。そして、このバイパス
回路Qから分岐された分岐回路の端部を構成する接続線
14に設けられた前記接続線取付器具1の検相器24の検知
板26を取着しようとする下側引下線31に対し接触させ
る。
すると、検知板26が検知板26とその下側引下線31間に介
在する浮遊静電容量を介して電位差を検出する。電圧レ
ベル検出回路32は前記検知板26からの検出信号に基づき
レベル検出する。そして、この取着しようとする下側引
下線31がすでにバイパス回路Qの両端を接続した配電線
Mと異相の場合には電位差が生じるためそのレベル検出
を行ない検出信号を出力する。
すると、フリッカ回路33は前記検出信号に基づいてフリ
ッカ信号を出力し、音響周波発振回路34はそのフリッカ
信号に基づいて音響周波信号を出力する。そして、前記
音響周波信号により、発光素子28は発光し、又、警報ブ
ザー29は警報音を発生する。従って、この警報音及び発
光により作業者が気ずくため、異相接続することが防止
される。
又、同相の場合には接続線取付器具1と下側引下線31と
の間には電位差が生じないため、電圧レベル検出回路32
は動作せず、警報ブザー29も発光素子28も動作しない。
従って、その下側引下線31が同相であることが確認する
ことができ、その下側引下線31に対し、この接続線取付
器具1を取着する。
すなわち、接続線取付器具1の電線挿通溝6に対し下側
引下線31を挿通した後、一方の通電端子7を操作部12を
介して第6図に示すようにP矢印方向に回動する。する
と、通電端子7は上動され、通電端子7の歯車10aがP
矢印方向に回動されると、歯車10aに噛合う歯車10bがQ
矢印方向に回動することにより、他方の通電端子8も同
矢印方向に回動されるため、同通電端子8も上動する。
この操作部12の回動により、両通電端子7及び8の接続
部13が下側引下線31の絶縁被覆を破り、芯線(図示しな
い)に対し直径方向に接続される。
この結果、同相の下側引下線31に対する接続線取付器具
1の取着が確保される。又、前記配電線路側バイパス線
取付器具50においても前記接続線取付器具1の場合と同
様に高圧配電線Mに接続する前に上部挟着金具51に設け
られた検相器24の検知板26に高圧配電線Mを接触させる
ことにより、同相か異相かを判別することができる。な
お、第2図における高圧配電線Mは前記検相後に絶縁被
覆を剥がし、バイパス線取付器具50を取付けた状態であ
る。
前記のような配電線路に対し電柱P1,P6,P7にて囲まれる
区間を工事等の理由により停電し、なおかつ停電区間を
除いた配電線路全体は無停電にて行なう場合について説
明する。
この配電線路にバイパス回路Qを接続するにはバイパス
回路Qの中間開閉器Sを開放した状態でバイパス回路Q
の一端に設けた配電線路側バイパス線取付器具50(検相
器24が設けられていないものでもよい)を電柱P1に設け
た線路用開閉器Bの電源側配電線Mに接続する。前記バ
イパス線取付器具50を配電線Mに接続した後、前記中間
開閉器Sを投入し、この後バイパス回路Qの他端に設け
られた検相器24付バイパス線取付器具50(検相器24付の
もの)を電柱P8に設けられた区分開閉器SSの負荷側に接
続する。このとき、前記第2実施例と同様に検相器24を
使用して同送の配電線Mを確認して取着する。
次にバイパス回路Qの分岐接続器BRからの分岐線62の端
部に接続線14を介して設けられた検相器24付の接続線取
付器具1を変圧器Trの一次側に接続される下側引下線31
に接続する。このとき、前記と同様に検相器24を使用し
て同相の下側引下線31を確認して取着する。
つづいて、線路用開閉器B及び区分開閉器SSを開放し、
筒形カットアウト39のヒューズ筒(図示しない)を抜く
ことにより、区間Xを停電する。そして、電柱P7におい
て電源側の配電線Mをショートアースすることにより、
停電区間Xを形成する。
なお、この実施例ではバイパス回路Qの分岐接続器BRか
ら分岐された分岐線62と接続線14との間に限流ヒューズ
付保護器65が配置されるので、このバイパス回路Qに短
絡等の事故電流が流れたり、又は検相器24が正常に動作
せず誤って異相間接続がされて短絡電流が流れ場合にも
限流ヒューズFが溶断してそのときの事故電流を遮断す
る。
この時、限流ヒューズFが溶断すると、限流ヒューズF
の下端部に設けた溶断表示体(図示しない)が突出し、
その表示体は絶縁筒66の下端部開口部に嵌合した透明な
蓋81を介して視認することができる。
また、バイパス回路Qからの分岐回路形成時に下側引下
線31に対し掛止取着される接続線取付器具1には、一対
の通電端子7,8がフック部5の電線挿通溝6に挿通され
た下側引下線31の直径方向へ進退可能に設けられ、その
進出時には絶縁被覆を破って両通電端子7,8がそれぞれ
芯線と電気的に接続する構成であるので、可撓性があり
従来は接続作業が煩雑であった下側引下線31に対して
も、フック部5を掛止した後の両通電端子7,8による二
点支持にて安定的な接続状態を確保することができる。
又、人為的に下側引下線31の絶縁被覆を剥ぐ必要もない
ため、バイパス回路Qにおける分岐回路の形成作業を迅
速かつ容易に行なうことができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更す
ることも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によればバイパス回路に
おける分岐回路形成作業を、配電線路から変圧器の一次
側へ接続された引下線に対して分岐回路接続具のフック
部を掛止した後、その引下線の絶縁被覆を剥ぐことな
く、分岐回路接続具に設けられた一対の通電端子を進出
動作させるだけで迅速かつ容易に行うことができるとと
もに、可撓性を有し不安定な状態の引下線に対しても一
対の通電端子による二点支持にて安定的な接続状態を確
保することができ、又、バイパス回路に短絡等の事故電
流が流れたときには、その事故電流を分岐回路上に設け
たヒューズ付保護器にて遮断できるので、バイパス回路
及びその分岐回路形成作業を安全に行えるとともに、変
圧器など負荷側機器への事故電流の流入を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例の分岐回路形成
装置を設けた配電線路の全体概要図、第2図は配電線路
側バイパス線取付器具の正面図、第3図は下側引下線に
接続線取付器具を取着した状態の斜視図、第4図は接続
線に限流ヒューズ付保護器を接続した状態の概略図、第
5図は同限流ヒューズ付保護器の側断面図、第6図は検
相器付接続線取付器具の側断面図、第7図は同じく正断
面図、第8図は同じく背面図、第9図は同じく底面図、
第10図は同じく平面図、第11図は一部切欠斜視図、第12
図は検相器の電気ブロック図である。 1……分岐回路接続具としての接続線取付器具、5……
フック部、7,8……通電端子、13……接続部、14……接
続線、31……下側引下線、62……分岐線、65……ヒュー
ズ付保護器、Tr……変圧器、M……配電線、Q……バイ
パス回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 齋藤電機産業株式會社 福岡県福岡市中央区薬院2丁目19番28号 (72)考案者 吉富 康渾 福岡県福岡市東区千早1−3―14 (72)考案者 沢水 和彦 福岡県福岡市東区名島2−19―10―6247 (72)考案者 安達 鋭久 愛知県丹羽郡大口町上小口1丁目167番地 (72)考案者 藤原 定 大阪府池田市西本町2番7号 (72)考案者 藤井 繁 福岡県福岡市西区大字田尻字楠木1096番地 の5 (56)参考文献 特開 昭53−66546(JP,A) 実開 昭57−78218(JP,U) 実公 昭47−1944(JP,Y1) 実公 昭32−16090(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイパス回路(Q)からの分岐線(62)と
    変圧器(Tr)の一次側に対応する接続線(14)との間に
    設けられ、バイパス回路(Q)から事故電流が流入した
    ときその事故電流を遮断するヒューズ付保護器(65)
    と、 前記接続線(14)の端部に設けられ、配電線(M)から
    変圧器(Tr)の一次側へ接続された引下線(31)を挿通
    掛止可能なフック部(5)を有するとともに、前記フッ
    ク部(5)に挿通された引下線(31)の径方向へ進退可
    能な一対の通電端子(7,8)を有し、両通電端子(7,8)
    には先端部が尖った円錐状の接続部(13)をそれぞれ設
    け、該接続部(13)を通電端子(7,8)の進出時にあっ
    ては前記引下線(31)の芯線と電気的に接続するように
    構成した分岐回路接続具(1)と を備えたことを特徴とするバイパス回路における分岐回
    路形成装置。
JP1985031231U 1985-03-05 1985-03-05 バイパス回路における分岐回路形成装置 Expired - Lifetime JPH0750840Y2 (ja)

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JPS5366546A (en) * 1976-11-23 1978-06-14 Tokyo Electric Power Co Inc:The Three-phase low voltage wiring system
JPS6134810Y2 (ja) * 1980-10-28 1986-10-09

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