JPH07508451A - 廃水処理装置 - Google Patents
廃水処理装置Info
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- JPH07508451A JPH07508451A JP5506262A JP50626293A JPH07508451A JP H07508451 A JPH07508451 A JP H07508451A JP 5506262 A JP5506262 A JP 5506262A JP 50626293 A JP50626293 A JP 50626293A JP H07508451 A JPH07508451 A JP H07508451A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
廃水処理装置
発明の分野
本発明は物質の移動に関する限りの地球環境から完全に隔離された人間を含む閉
鎖生態系に関する。特に、本発明は廃水のリサイクルに関する。
発明の背景
地球は微生物、植物、および人間を含む動物が多かれ少なかれ安定した状態で生
存する生態圏である。そこでは物質は連続的にリサイクルする有限資源であり、
太陽輻射の形態で不断のエネルギ供給がある。地球の大気圏外の空間で得られか
つ喪失する物質の量は僅かである。
構成成分の相互作用を研究するためにそして我々の環境に影響ず交換されるので
、地球上の開放系においては非常に困難である。従って、物質が地球の環境と交
換されないような完全封鎖系を提供するのが望ましい。この縮小された生態圏内
で人間を制御しかつ閉鎖系において科学的研究を実行するのが′望ましく、条件
は所望により変化できるのがよい。
今日、生態圏2と称される閉鎖生態系がアリシナ州オラクル近郊に設立されてい
る。この系は約Iヘクタールの土地と175,000立方メートルの空間を完全
に封鎖し、いかなる物質も移動しないように不透過性膜により地球環境から隔離
されている。
上記閉鎖生態系は人間、他の動物および植物を含む。かかる生物から生しる廃棄
物または下水汚物、同様に産業および実験過程の廃棄物は廃棄物および潜在的毒
性物質の累積を生態圏2内で防止するために処理かつリサイクルされる。更に、
生態圏2内の水は限りある産物であるので、余水がリサイクルされかつ携帯可能
な水に再生されることが重要である。
廃棄物の処理方法は、それ自体、無汚染でなければならない。廃棄物または下水
汚物を浄化かつ処理するために使用される方法は飼料としてまたは他の用途に利
用できる植物生育物質等の使用可能な副産物を生成する方法であるのが望ましい
。
下水汚物処理植物は当分野で既知であり、かつ典型的下水汚物処理植物において
下水汚物はメタン醗酵作用により嫌気的に大幅に分解される。下水汚物中の他の
溶解有機物は好気的状態下で二酸化炭素へ変換される。重力によりまたはその沈
積物中へ空気を送ることにより緩く包装した岩床上へその液体をゆっくりと流し
て散布することにより通気処理がなされることが往々にしである。有機物が相当
程度まで酸化される所定時間経過後に沈積物は処理される。この沈積物は終局的
に乾燥されて直接的にまたは灰にした後に肥料として使用される。従来の下水植
物はそれを分解する微生物に依存している。
下水汚物の他の処理として下水汚物を分解するための微生物との共生関係で生存
する植物を利用する廃水湿地法または沼沢法がある。
植物の根に群集している嫌気性細菌および好気性細菌は還元および酸化のそれぞ
れの工程を経て有機廃棄物を分解して、二酸化炭素、メタン、水、バイオマス、
および栄養素を生成する。藻類および植物は光合成においてこれらの栄養素を用
いて酸素を発生させかつ環境に一層適合する形態で有機物質を生成する。かかる
沼沢はフェノール等の有機化学物質を廃水から除去するのに効果的であることが
証明されている。
約3,000人の下水汚物を収容するための典型的廃水沼沢の大きさは約40,
500平方メートルの表面積と約1.5メートルの深さを有する。この数字は略
6億リツトルの容積または一人当たり略20,000リットル分に相当する。こ
の推定量は各人が1日に約378リツトルを製造するであろう推測に基づいてい
る。
従って、このように大きな装置は携帯不可能である。一旦設置すると、この装置
は移動できず、仮設または永久的設置場所へ再設置することもてきない。更に、
かかる装置は、処理された出水純度がしばしば低いので「浄化排水Jの再循環に
適さない。
従って、人間、動物および産業廃棄物を処理する携帯可能な無汚染化手段を提供
することが望ましい。かかる装置は、現存する浄化装置の過剰負担となるであろ
う生産量の一時的増加または廃棄物量の一時的変化を浄化することが望まれる産
業設備に使用できる。かかる携帯モジュールは、また、一般的下水汚物系へ解放
される前に水から汚染物をその場で除去するために使用できる。
更に、かかる携帯モジュールは無汚染性であって環境に適合する。
生熊圏2の作用は下水汚物、動物排泄物および産業廃棄物処理の可能性を実行し
て無汚染生成物および使用可能な水を生産する。このモジュールは地球の水環境
から上記形態の汚染除去モデルを提供するために使用できる。廃棄物のリサイク
ルは埋め立て塵処理場が・ 一杯になったときに地球が対面する永久的に拡大す
る問題の処理に重要な方法である。更に、廃物の無限のrダンプ地1と伝統的に
考えられている大洋は過剰負担のサインを出し始めておりマリンライフの死に繋
がる。
生態圏2は、環境と調和のとれたリサイクルおよび生活が単に可能であるだけで
なく、水は廃棄することもできない有用品である砂漠地帯では特に有益であるこ
とを示すワーキングモデルである。従って、リサイクルは環境から汚染を一掃す
る利点と同時に大量に必要とされる清水を供給すると言う2重の利点を有する。
本発明の概要
本発明は携帯可能な廃棄物処理装置に関する。この廃棄物処理装置は収集した廃
棄物の嫌気的消化のための嫌気性保持タンクおよび上記保持タンクの出口へ連結
されかつ連続的に相互に連結された複数の好気性沼沢から成り、嫌気的に消化さ
れた廃棄物の好気的消化を可能にするために設けられている。
上記沼沢は液体を生じる廃棄物、および液体を生じる廃棄物および上記嫌気性保
持タンクから嫌気性ガスを拡散するための第1沼沢の入口の通気タンク空気拡散
器から成る。沼沢植物は砂利と土壌とのベッド内で生長し、廃棄物はそこを流れ
、かつ水性植物は水路で生長し、廃棄物はそこを流れ、かっこの水路は廃棄物の
好気的消化に寄与する。更に、上記沼沢はサイン曲線通路へ廃棄物流を案内する
バッフルを含み、それにより廃棄物流の流路を拡張し、廃棄物流を砂利、土壌、
および微生物を伴った植物根に暴露する。上記沼沢内の廃棄物の平均滞留時間は
より整合性をもって調整され、かつ停滞領域はサイン曲線通路により解消される
。
好気的に消化された廃棄物は廃棄物量タンク内に収集される。同様に、上記保持
タンク、上記各沼沢、および所望により上記廃棄物処理装置の廃棄物量タンク間
で廃棄物をリサイクルするための手段が設けられている。
図面の簡単な説明
本発明の特徴および利点は次の更に詳細な説明および添付図面から更に理解され
るであろう。
図1は人間の廃棄物および動物/産業廃棄物沼沢モジュールを流れる水流の概略
図である。
図2は廃棄物処理モジュールの全体的レイアウトとそのモジュールの異なる要素
間の流れを示す概略図である。
詳細な説明
本発明の1態様における廃棄物処理モジュールは飼育動物および実験室および機
械工場からの産業廃棄物に加えて、8人の人間から生じる廃棄物を収容するため
に設計された。
一般的に、廃棄物は収集されて樋から嫌気性保持タンクのバンクへ水と共に流さ
れる。この廃棄物は上記保持タンクから微生物、および水中の汚染物を好気的に
代謝する植物を含む沼沢へ循環して、それらを使用できるバイオマスおよび非毒
性化合物へ変換される。
廃棄物沼沢の好気的処理工程の主要部は植物の根組織上および回りで生活する微
生物による。微生物が一旦水性および沼沢植物根上に定着すると、それらは植物
と共生関係を形成する。この関係は通常共働効果を生じて、植物根の周囲の廃水
の有機化学物質の分解率を向上させてそこから有機化学物質を除去する。
有機物の微生物分解中、植物が窒素、燐、その他の鉱物と共に食料源として吸収
かつ利用する代謝物質が生成する。微生物は、また、植物根から解放される代謝
物質の若干または全部を食料源として利用する。!生物の他の廃棄物を使用する
この共生関係は廃水からの有機物質の迅速な除去を可能にする。
水性および沼沢植物は上葉面から酸素を根へ移動させる能力を有していて根の回
りに好気帯を生成し、これが廃棄物処理および好気微生物の生長に望ましい。
水性および沼沢植物根は毒性重金属および一定の放射性元素を吸収、凝縮、かつ
ある場合には移動させるので、廃棄物系からそれらを除去する。更に、水性およ
び沼沢植物はある有機分子を完全に吸収する能力を有するので、それらは移動し
かつ最終的には植物酵素により代謝される。
廃棄物処理に好ましく使用できる植物は水性植物(根が定着する固形面を必要と
することなく生長する植物)、および沼沢植物(根を定着させるために部分的に
浸水した土壌を必要とする植物)である。これらの植物は重金属および有機化合
物等の廃棄物の汚染成分を除去する能力を有し、動物または人間の食料源として
有用であり、また堆肥肥料として有用であるために選択される。上記植物は沼沢
で生長する。従って、その塊は増大し植物を除去するための周期的収穫を必要と
して新植物の再生長を可能にする。
沼沢に適した沼沢植物にはスペインアヤメ(Iris versicolor)
、トクサ(Equisetum hyemale) 、ガマ(Typha 1a
tifolia) 、フトイ(Scirpus validus) 、ヨシ(P
hrag+n1tes comunis)、サジクリアラチフォリア(Sagi
ttaria Iatifolta)、ショクヨウカンナ(Canna edu
lis)、およびショウブ(Acorus calamus)が含まれる。沼沢
に適した水性植物にはアカウキフサ属(Azola) 、アオウキクサ属(Le
mna) 、ホティアオイ(Eichornia crassipe)およびニ
オイヒツジグサ(Nymphaeaodorata)が含まれる。沼沢に適した
微生物は植物の根の上に自然に定着する微生物である。この微生物は植物の自然
フロラの一部として沼沢へ移動する。
開放水路に魚等の水性動物がいるのが望ましい。魚は水中で繁殖する力の幼虫を
食べるのでrベスト1抑制の自然の無汚染手段となる。更に、魚はr庭師」とし
て働き、植物根の病気を予防する。
本発明の1態様において、上記処理システムは人間の廃棄物系10および産業廃
棄物系12を有する。この2系は人間の廃棄物系と産業廃棄物系とに分離してい
る。これは各県の処理要件が異なるからである。例えば、人間の廃棄物は病原体
を運搬する。従って、潜在的病原体は病気の拡散を防止するために殺さなければ
ならない。
更に、人間の廃棄物は高濃度の未消化セルロースを含み、これは更に処理する前
に単純な化合物に消化する必要がある。
生態圏2の場合において、産業廃棄物は研究所および機械工場から排出される。
従って、かかる領域で使用される溶接フラックスまたは他の金属に含まれる重金
属、研究実験により発生する有機または無機化学物質または金属はそれら汚染物
の除去を確実にする方法で処理される必要がある。生態圏2の水中の重金属の濃
度上昇は食品チェーン全体の汚染に繋がる。更に、他の汚染物が最終的に汚水と
なり、除去されない限り生態圏2の空気となる。
上記と対照的に、動物の廃棄物は再使用前に多かれ少なかれ処理を必要とする。
動物の廃棄物の収集および嫌気処理系は分離していて、所望により生態圏2の農
作物上へ肥料として直接使用でき、更に所望により人間の廃棄物と共にリザイク
ルでき、更に本発明のこの態様に示したように産業廃棄物と一緒にして、処理工
程で使用される生物の生長を促進するために必要な栄養素が少ない産業領域の廃
棄物を補充するための栄養源にてきる。
選択的に、生態圏2に存在する以外の状態下において、多様の廃棄源を複合して
単一廃棄物処理系により処理することができる。かかる場合、処理条件は望まし
くない廃棄成分全部を除去するために必要とされる処理を複合する必要がある。
人間の廃棄物収集域14にはトイレ、尿器、ノヤワー、台所、一般的家屋域およ
び流し台がある。トイレおよび台所の領域は研削盤を有していて固形廃棄物の寸
法を「液体1整合する寸法にする。液化された固体および液体廃棄物は嫌気性保
持タンクへ移送される。
人間の居住地から出る廃棄物は3つの嫌気性保持タンク16へ集められる。上記
各タンクは約1.8メ一トル長、約0.9メートル幅、および約1.2メートル
高さを有しかつ約1,900リツトルの容積を有する。上記各保持タンクは廃棄
物の消化のための嫌気環境を発展させるために被覆され、かつ換気扇が第1沼沢
モジ、−ルの開始点の準土壌拡散器へ繋がれる。人間の廃棄物は最低24時間上
記嫌気性保持タンクに保持され、微生物により上記保持タンク内容物を嫌気処理
する。
3つのタンクが廃棄物のバッチ処理のために用意される。その1つが充填される
と、第2タンクが廃棄物を収容して嫌気的消化を可能にし、かつ第3タンクの内
容物は沼沢へ放出される。1日に1゜500リツトルだけを3つのタンクへ収容
することが予定されている。
上記嫌気性保持タンクの内容物はパイプI8を介して重力流下で第1沼沢20へ
送られる。上記保持タンクの最大流速は毎分約19リツトルである。この沼沢か
らの最大流量は1日当たり約1,500リツトルである。第1沼沢は約4.9メ
ートル長X約2.4メートル幅である。沼沢内の水位は最高的0.43メートル
から最低約0.15メートルの範囲で変化する。高い水位が一般的に好ましい。
これは廃棄物の消化のために沼沢内に低速流でより長い平均時間滞留させること
を意味する。2つの拡散器22が第1沼沢の入口24に設けられ、4,9メ一ト
ル長の沼沢に沿って約3メ一トル長へ及ぶ。この拡散器は複数の1センチメート
ル穴を底部に沿って有する8センチメートル径の配管から成る。この拡散器は沼
沢へ入るときに嫌気廃棄物を分散させるように設けられている。これは廃棄物中
の汚染物の好気分解を助ける。
第1沼沢はバッフル26と28で区画されており、これは廃棄物流をサイン曲線
通路により沼沢容器へ誘導する。上記バッフルは廃棄物が流れる約14メートル
の平均全距離に及び、かつ沼沢の全領域の使用を可能にする。上記バッフルは新
しい廃棄物と処理済廃棄物とが混合するのを防止して入口、出口間の通路を案内
する。
第1沼沢は約0.1メートル層の土壌で覆われた約0.3メートル層の砂利を含
み、植物はここで育成される。この砂利と土壌は沼沢床上に均等に散布されて砂
利土壌ベッド30を形成する。この砂利と土壌の総量はそれぞれ約3.600リ
ツトルと約1,200す「可視可能J水域は存在しない。この小さい開放水域の
まわりの水と土壌/砂利との境界は土壌/砂利ベッドを支持しかつ土壌/砂利ベ
ッドが崩壊して水域へ流出するのを阻止するワイヤメツシュにより維持される。
このメツシュは、また、第1沼沢からの土壌および砂利の損失を、適所で土壌/
砂利ベッドの結合を助けることにより防止する。沼沢植物は第1沼沢内の土壌/
砂利ベッドで生長する。
沼沢植物の根は水を好気処理して水から廃棄物を除去することに加えて土壌/砂
利ベッドの結合を助ける。
廃棄物の流れが第1沼沢を完全に通過すると、第1沼沢から第2沼沢34へ案内
される。
第2沼沢は第1沼沢と同一寸法になっている。ただし、拡散器が沼沢の人口に設
けられていない点て第1沼沢と異なる。また、砂利と土壌との層は第2沼沢の床
上に均一かつ平坦な層を形成せず、バッフル3日と39との間の開放水路36を
形成するパターン分布になっている。土壌と砂利はバッフルのまわりでその沼沢
の縁部に堆積される。開放水路と土壌/砂利との境界は第1沼沢と同様にメツシ
ュ層により維持される。この配置は土壌/砂利領域内の沼沢植物および開放水路
内の水性植物の生長に適した環境を提供する。
第2沼沢内の砂利の量は約1.900リツトルであり、土壌の量は約600リツ
トルである。砂利は沼沢床上でバッフルのまわりで沼沢の縁部に沿って層をなし
、約0. 3メートルの深さを有し、かつ約0.1メートルの土壌がその砂利の
上に堆積される。第2沼沢の総量は高水位マークで約5.100リツトルである
が、この量の相当な部分である約2,500リツトルが土壌と砂利ベッドにより
占められる。
第2沼沢からの流れは第3沼沢42へ案内される。第3沼沢は約2.4メートル
幅と約2.4メ一トル長を有する。第3沼沢は、また、水路域44、および土壌
/砂利層を含む。土壌/砂利層は孤立島46を形成する。この「島1の構造は、
第1沼沢で説明したように、メツシュ層により安定している。バッフル48と5
0が水流を逆流させて第3沼沢の長手に沿って前進させるために設けられている
。
第3沼沢の総量は高水位で約2,600リツトルである。この総量には、約65
0リツトルの砂利と約200リツトルの土壌が含まれる。沼沢および水性植物は
第3沼沢で生長する。
第1、第2および第3の各沼沢には、スペインアヤメ(Irisversico
lor)、トクサ(Equisetu+++ hyemale)、ガマ(Typ
ha 1atifolia)、フトイ(Scirpus validus) 、
ヨシ(Phragmites communis) 、サジクリアラチフォリア
(Sagittaria Iatifolia)、ショクヨウカンナ(Cann
aedulis) 、ショウブ(Acorus calamus)等の沼沢植物
がある。沼沢の利用に適した水性植物にはアカウキフサ属(Azola) 、ア
オウキクサ属(Lemna) 、ホティアオイ(Eichornia cras
sipe)およびニオイヒツジグサ(Nymphea、 odorata)があ
り、1平方メートル当たりの面積において平均密度約40−45株が移植される
。
第3沼沢からの水はその純度を調べるために検査される。純度が必要最小限の質
を有する場合には、その廃棄物はポンプ52およびパイプ54を介して廃棄物溜
タンク56へ給送される。廃棄物が必要最小限の質を有しない場合には、その廃
棄物はリサイクルパイプライン58を介してリサイクルされ、第1、第2または
第3沼沢のいずれかの入口へ戻され、そこで更に純化される。
バイパス系60は、維持または再育成が1以上の沼沢モジュールで必要である場
合に、上記嫌気性保持タンクから廃棄物を、直接、第2または第3沼沢へ案内す
るために設けられる。更に、廃棄物が通常よりも高純度であって3沼沢の全部で
処理する必要がない場合には、廃棄物は第1沼沢へ誘導されず第2または第3沼
沢へ、または上記廃棄物溜タンクへ直接案内される。
上記系の廃棄物溜タンクからの廃棄物はポンプ62を介してフィルタカートリッ
ジ64へ給送されるか、またはバイパス系66へ送られて所望により上記フィル
タカートリッジへ送られる。そこで、廃棄物は紫外線(UV)殺菌ユニット68
へ給送されるか、または所望によりUV線のまわりのバイパス系70へ給送され
てよい。
廃棄物のUV線による照射はバクテリアを殺すかまたはそこに含まれるバクテリ
ア数を減少させるめたに採用される。好ましくは、UV線の波長は約260nm
である。この波長は殺菌効果に最も効果的である。細菌汚染を確実に防止するに
は、廃棄物処理系を介して純化された廃棄物をUV線処理に加えて過酸化水素等
の薬剤で処理する。過酸化水素またはオゾン処理は塩化物処理後が好ましい。
これは閉鎖系を汚染しないためである。かかる付加的処理の後、廃棄物は涌汽水
として使用するのに適したものになると考えられる。
「殺菌A処理後、廃棄物はユーティリティ貯蔵タンク72、ライスバディ(米打
ち)74へ給送するか、または所望により上記沼沢または保持タンクへ逆流させ
る。更に、緊急廃棄物貯蔵タンク73が必要によりオーバーフローのために設け
られている。
上記人間の廃棄物処理系の3つの沼沢系における砂利および土壌が占める容積を
含む総量は8人の人間に対して約12,800リツトルであるか、もしくは1人
当たり約1,600リツトルである。
この容積は他のタイプの沼沢処理設備に現在使用されている1人当たり20,0
00リツトルよりも相当に小さい。この沼沢はガラス繊維または他の適宜材料で
形成される。更に、沼沢はモジュールでありかつ分離移動できるものであってよ
い。比較的小さい容積および寸法の沼沢により、上記廃棄物処理系は移動できか
つ廃棄物処理要件を変えるために必要ならば変位できる。上記沼沢、土壌、およ
び植物は別々に移植できその場所で組み立てることができる。
動物収集域75は動物小屋を有し、産業廃棄物収集域83は有機および無機化学
物質等の廃棄物が発生する研究室、および重金属を含む廃棄物が発生する機械工
場を含む。
動物域からの廃棄物は3つの保持タンク76へ収集される。このタンクは約1.
1メ一トル長、約0.9メートル幅、約0.8メートル高さを有していて約85
0リツトルの容積を有する。動物廃棄物は人間の廃棄物の場合と同様に処理され
るが、嫌気消化のために24時間にわたって廃棄物を保持することは必要でない
。上記保持タンクからの廃棄物はパイプ78およびポンプ80を介して第4廃棄
物沼沢90へ給送される。選択的に、動物廃棄物保持タンクの内容物はユーティ
リティタンク72ヘパイブ輸送され、そこで作物を濯概するために水と混合され
るか、またはパイプ81を介して人間の廃棄物保持タンクへ輸送される。
工場および研究室域からの廃棄物は約1. 1メ一トル長、約0゜9メートル幅
、および約0.8メートル高さを有しかつ約800リツトルの容積を有する3つ
の保持タンク84へ収集される。この保持タンクから、廃棄物はバイブ86およ
びポンプ88を介して第4廃棄物沼沢90へ給送される。
動物および工場/研究室保持タンクの流量は最高で毎分約19リツトルである。
この沼沢を通る最高流量は1日当たり約1. 200リツトルであり、1日当た
り約800リツトルが動物廃棄物保持タンクから、かつ1日当たり約400リツ
トルが工場/研究室保持タンクから誘導される。
第4沼沢、動物/工場/研究室廃棄物処理系の第1沼沢は約2゜4メートル長X
約2.4メートル幅である。この沼沢の水位は最高約0.4メートルから最低的
0.15メートルの範囲で変化する。
2つの拡散器92は第4沼沢の入口94に設けられかつ2.4メ一トル長の沼沢
に沿って約1. 8メ一トル長にわたり延在する。この拡散器は8センチメート
ル径の配管から成り、複数の1センチメートルの孔を配管の底部に沿って有する
。この拡散器は、沼沢へ流入する廃棄物を沼沢内の植物および好気性微生物の均
一生長を促進するために分布するために設けられている。
第4沼沢はバッフル96と98に区画され、沼沢の幅に沿って前後に廃棄物流を
案内する。この沼沢内のバッフルは全長7.3メートルにわたって使用され、廃
棄物がその上を流れる。
第4沼沢は0.3メ一トル厚の砂利層を含み、これは第4沼沢の床上に均等に分
布される。0.1メ一トル厚の土壌層が砂利層の上に積まれる。この土壌/砂利
層は沼沢植物の媒体であり、根組織を定着させる。小さい開放水域が第4沼沢の
出口に設けられている。
土壌/砂利層はメツシュ層により保持される。砂利および土壌の量はそれぞれ約
1,800リツトルおよび約600リツトルである。
第4沼沢の総容積は高水位で約2,900リツトルである。
上記廃棄物の流れは第4沼沢の端部へ通じる通路で終端し、第4沼沢から第5沼
沢100へ案内される。
第5沼沢は上記拡散器がその沼沢の入口に存在せず、土壌/砂利層が沼沢内で開
放水路102を残すように配置されている点を除いて第4沼沢と同一である。砂
利は第5沼沢の床上でバッフル+04および106と沼沢の縁部のまわりに約0
.3メートル深さまで積まれる。0゜1メ一トル厚層の土壌が砂利の上に積み重
ねられる。
砂利および土壌の量はそれぞれ約900および約300リツトルである。第5沼
沢の全容積は高水位で約2,900リツトルである。
第5沼沢の流れは第6沼沢108へ案内される。この第6沼沢は第5沼沢と同様
であって、土壌/砂利層がバッフル109および111と沼沢の壁のまわりに配
設されて沼沢内の水路を残す。
第6沼沢の床上には0.3メートル深さの砂利が積まれ、0. 1メートルの土
壌層で被覆される。この砂利および土壌の量はそれぞれ約i、oooおよび約3
00リツトルである。第6沼沢の全容積は高水位で約2,900リツトルである
。
第5および第6沼沢内の水域にはアカウキフサ、アオウキクサ、ホティアオイお
よびニオイヒツジグサ等の水性植物が移植される。
第4、第5および第6沼沢内の砂利および土壌域にはスペインアヤメ、トクサ、
ガマ、フトイ、ヨシ、サジタリアラチフォリア、ショクヨウカンナおよびショウ
ブ等の沼沢植物が移植される。
第6沼沢からの廃棄物はその純度が試験される。その純度が充分であれば、廃棄
物はポンプ112およびバイブ114を介して廃棄物溜タンク116へ給送され
る。廃棄物の純度が充分でない場合には、バイブ118を介してリサイクルする
ために第4、第5または第6のいずれかの沼沢の入口へ戻され、そこで更に純化
される。ノくイパス系120は第5および第6沼沢へ水を案内し、維持および再
育成が1以上の沼沢モジュールで行われる場合に設けられる。
廃棄物溜タンク+16からの廃棄物はポンプ122を介してフィルタカートリッ
ジ124へ給送されるか、または所望により上記フィルタカートリッジのまわり
のバイパス系126へ運ばれる。そこで、廃棄物はUV殺菌ユニット128へ給
送されるか、または選択的に所望により上記UV線のまわりのバイパス系130
へ給送される。廃棄物は、そこで、ユーティリティ貯蔵タンク72へ給送される
。
上記動物および産業保持タンクからの廃棄物は共に第4沼沢へ供給されると説明
したが、上記保持タンクの各々からの廃棄物を相互に個別に第4沼沢へ案内する
こともてきる。
本発明は説明目的から1態様に関して全般的に説明した。種々の変更が当業者に
明らかであろう。例えば、上記装置は3つの連続的沼沢について説明したが、上
記装置の廃棄物の平均滞留時間を増すために1または2の付加的沼沢を平行また
は連続的に追加できる。
かかる付加的沼沢は、例えば、温度または太陽照射が低く、そのために消化が遅
延する場合に有用である。上記廃棄物処理系沼沢の大きさはより多数またはより
少数の大またはより多量または少量の廃棄物を収容するために変更できる。廃棄
物内の汚染物を分解して飼料および堆肥となる上記記載以外の植物が使用できる
。処理後に廃棄物を滅菌するためにU■照射以外の方法を使用できる。UV照射
に加えまたは代わりに過酸化水素または他の化学物質が廃棄物の殺菌処理に使用
できる。廃棄物の適宜処理を行うことのできる他の配管方法が使用できる。上記
廃棄物処理系は相互に連結または分離して使用できる。付加的廃棄物処理系モジ
ュールが他の型の廃棄物を収容するために追加できる。従って、本発明は上述の
態様に限定されない。本発明の範囲は次の請求の範囲から判断されるべきである
。
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A
(BP、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR,
SN、 TD、 TG)、AT、AU、BB、BG、BR,CA、CH,C3゜
DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、 LU、 M
G、 MN、 MW、 NL、 No、PL、R○、RU、SD、SE
Claims (20)
- 1.収集した廃棄物の嫌気的消化のための嫌気性保持タンク;上記保持タンクの 出口へ沼沢等の嫌気的に消化された廃棄物の好気的消化のために相互に連続的に 連結された複数の好気性沼沢、上記沼沢は廃棄物を分布するために第1沼沢の入 口に液体廃棄物拡散器、沼沢植物が生長しかつ廃棄物が流れる砂利と土壤とのベ ッド、水性植物が生長しかつ廃棄物が流れる水路、および上記沼沢内の廃棄物の 流路長を拡大するために廃棄物流を上記沼沢の前後へ案内する上記沼沢内の複数 のバッフルから成る;好気的消化廃棄物を収集するための廃棄物溜タンク;およ び上記保持タンク、上記各沼沢、および所望により上記廃棄物沼沢系の上記溜タ ンクの間で廃棄物をリサイクルするための手段から成る、ことを特徴とする携帯 廃棄物沼沢装置。
- 2.好気的に消化した廃棄物を滅菌するための手段を更に含む、請求項1の携帯 廃棄物処理装置。
- 3.複数の資源から廃棄物を収集して、収集した廃棄物を単一廃棄物処理系へ運 ぶための手段を更に含む、請求項1の携帯廃棄物処理装置。
- 4.複数の資源から廃棄物を収集して、収集した廃棄物を複数の異なる廃棄物処 理系へ運ぶための手段を更に含む、請求項1の携帯廃棄物処理装置。
- 5.上記廃棄物処理装置を使用する各人につき約1,000リットルから約2, 000リットルの容積の沼沢を更に含む、請求項1の携帯廃棄物処理装置。
- 6.廃棄物流を上記沼沢の前後へ案内する上記沼沢内の複数のバッフル、 上記バッフルおよび上記沼沢の側のまわりに積まれていて上記沼沢の長手に沿っ て開放水路を形成する砂利と土壤の層、上記砂利と土壌の層内で生長する沼沢植 物、および上記開放水路内で生長する水性植物から成る、ことを特徴とする携帯 廃棄物処理沼沢。
- 7.上記バッフルのまわりの屈曲通路に沿って上記沼沢を流れる廃棄物を更に含 む、請求項6の携帯廃棄物処理沼沢。
- 8.矩形沼沢、 屈曲通路に沿って廃棄物を上記沼沢へ案内するための上記沼沢内の複数のバッフ ル、 上記沼沢内に積んだ砂利と土壤との層、上記沼沢内の開放水域、 上記砂利と土壌との層内に生長する沼沢植物、および上記開放水域内に生長する 水性植物から成る、ことを特徴とする携帯廃棄物処理沼沢。
- 9.廃棄物を嫌気的に消化するための手段、複数の沼沢、 液体廃棄物流を数回にわたってできるかぎり広い範囲で通路に沿って上記各沼沢 へ通過させるための手段、および上記廃棄物流内で廃棄物を好気的に消化するた めの手段から成る、ことを特徴とする携帯廃棄物処理装置。
- 10.廃棄物を嫌気的に消化するための上記手段は微生物による嫌気的消化から 成る、請求項9の携帯廃棄物処理装置。
- 11.廃棄物を各沼沢へ通過させる上記手段は複数のバッフルから成る、請求項 9の携帯廃棄物処理装置。
- 12.廃棄物を好気的に消化するための上記手段は沼沢植物、上記沼沢で生長す る水性植物、および上記植物に群集する微生物から成る、請求項9の携帯廃棄物 処理装置。
- 13.上記廃棄物処理装置を使用する各人について約1,000リットルから約 2,000リットルの容積を有する沼沢を更に含む、請求項9の携帯廃棄物処理 装置。
- 14.嫌気性消化タンクおよび廃棄物を好気的に消化するための手段を有する廃 棄物処理装置の改良において、連続的に連結された複数の携帯沼沢、 第1沼沢へ空気を導入するための手段、および上記携帯沼沢と嫌気性消化タンク との間で廃棄物をリサイクルするための手段から成る、ことを特徴とする廃棄物 処理装置。
- 15.廃棄物を利用するのに適した上記携帯沼沢内で生長する沼沢植物を更に含 む、請求項14の廃棄物処理装置。
- 16.廃棄物を利用するのに適した上記携帯沼沢内で生長する水性植物を更に含 む、請求項14の廃棄物処理装置。
- 17.上記廃棄物処理装置を使用する各人について約1,000リットルから約 2,000リットルの容積を有する沼沢を更に含む、請求項14の廃棄物処理装 置。
- 18.種々資源から廃棄物を収集し、 上記収集廃棄物を嫌気的に消化し、 連続的に連結された複数の携帯沼沢において上記嫌気的に消化された廃棄物を好 気的に消化することから成る廃棄物処理方法であって、その工程は、 嫌気的に消化された廃棄物へ空気を拡散してその廃棄物を第1沼沢の入口で通気 し、 上記廃棄物が流れる沼沢内の砂利と土壤とのベッド内で沼沢植物を育成し、 上記廃棄物が流れる植物内の水路内で水性植物を育成し、かつ上記沼沢内の上記 廃棄物流の距離を拡大する、上記沼沢内の複数のバッフルにより各沼沢の前後へ 上記廃棄物流を案内し、かつ上記消化された廃棄物を上記沼沢から放出すること から成る、ことを特徴とする廃棄物処理方法。
- 19.上記処理された廃棄物を殺菌する工程を更に含む、請求項18の廃棄物処 理方法。
- 20.多数の資源から廃棄物を収集してその収集廃棄物を複数の異なる処理系へ 運ぶ工程を更に含む、請求項18の廃棄物処理方法。
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