JPH0750904A - 自動走行車両の電磁誘導信号発生装置 - Google Patents
自動走行車両の電磁誘導信号発生装置Info
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- JPH0750904A JPH0750904A JP5197204A JP19720493A JPH0750904A JP H0750904 A JPH0750904 A JP H0750904A JP 5197204 A JP5197204 A JP 5197204A JP 19720493 A JP19720493 A JP 19720493A JP H0750904 A JPH0750904 A JP H0750904A
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- induction cable
- induction
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘導ケーブル27から発生する交流磁界によ
り走行車両を誘導するための誘導経路の長さを、電磁誘
導信号発生装置150からの出力値を大きくしないで長
くできるようにする。 【構成】所定の交流磁界を発生さるための誘導ケーブル
27に交流電流を供給する電磁誘導信号発生装置150
における定電流出力回路154の出力側に、所定電気容
量のコンデンサ158を誘導ケーブル27に対して直列
に接続させるように設けた。これにより、誘導ケーブル
27をジグザグ状の作業経路に沿って敷設した場合に必
ず発生するインダクタンス(コイル成分)にて見掛け上
の電気抵抗値が低下することを、コンデンサ158の成
分にて相殺することができる。
り走行車両を誘導するための誘導経路の長さを、電磁誘
導信号発生装置150からの出力値を大きくしないで長
くできるようにする。 【構成】所定の交流磁界を発生さるための誘導ケーブル
27に交流電流を供給する電磁誘導信号発生装置150
における定電流出力回路154の出力側に、所定電気容
量のコンデンサ158を誘導ケーブル27に対して直列
に接続させるように設けた。これにより、誘導ケーブル
27をジグザグ状の作業経路に沿って敷設した場合に必
ず発生するインダクタンス(コイル成分)にて見掛け上
の電気抵抗値が低下することを、コンデンサ158の成
分にて相殺することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、果樹園等における自動
走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等の自動走行
車両を誘導するための誘導ケーブルに、所定の交流電流
を供給するための電磁誘導信号発生装置に関する。
走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等の自動走行
車両を誘導するための誘導ケーブルに、所定の交流電流
を供給するための電磁誘導信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、果樹園等における自動走行型
の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等においては、作業
者が走行車両に乗ったまま薬剤散布作業を実行すると、
作業者が薬剤を被ることがあり、健康上の害を伴うこと
があることを考慮して、走行車両を無人状態で走行させ
ながら薬剤散布を行うことが行われている。この場合、
図7(a)に示すように、作業経路(誘導経路)SKに
沿って設けた溝内CHに埋設した誘導ケーブル27に交
流電流を流し、この誘導ケーブルから発生する交流磁界
の強度の変化を走行車両1の前部等に装着した左右一対
のピックアップコイル等の磁気センサLa,Lbにて検
出し、図7(b)に示すように、この誘導ケーブル27
に対する走行車両の横ずれの大きさmに対応して発生す
る左右一対の磁気センサLa,Lbでの出力値(電圧
値)eの差を取って、横ずれの大きさ(偏位量)と横ず
れの方向(右か左かの判別)とを求め、これらの検出結
果から走行車両を誘導ケーブルに沿って走行するよう
に、走行車両における操舵車輪の向きを変えて操舵制御
すると共に、薬剤噴霧の作業も実行することが行われて
いる(実開平2−84909号公報参照)。
の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等においては、作業
者が走行車両に乗ったまま薬剤散布作業を実行すると、
作業者が薬剤を被ることがあり、健康上の害を伴うこと
があることを考慮して、走行車両を無人状態で走行させ
ながら薬剤散布を行うことが行われている。この場合、
図7(a)に示すように、作業経路(誘導経路)SKに
沿って設けた溝内CHに埋設した誘導ケーブル27に交
流電流を流し、この誘導ケーブルから発生する交流磁界
の強度の変化を走行車両1の前部等に装着した左右一対
のピックアップコイル等の磁気センサLa,Lbにて検
出し、図7(b)に示すように、この誘導ケーブル27
に対する走行車両の横ずれの大きさmに対応して発生す
る左右一対の磁気センサLa,Lbでの出力値(電圧
値)eの差を取って、横ずれの大きさ(偏位量)と横ず
れの方向(右か左かの判別)とを求め、これらの検出結
果から走行車両を誘導ケーブルに沿って走行するよう
に、走行車両における操舵車輪の向きを変えて操舵制御
すると共に、薬剤噴霧の作業も実行することが行われて
いる(実開平2−84909号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図8に示す
ように、果樹園の敷地内の作業経路に沿って誘導ケーブ
ル27を平面視で蛇行状に配置し、当該誘導ケーブル2
7の両端に電磁誘導信号発生装置150を接続し、誘導
ケーブル27に所定の正弦波等の交流電流を供給するこ
とにより、前述の交流磁界を発生させるようにしてい
る。
ように、果樹園の敷地内の作業経路に沿って誘導ケーブ
ル27を平面視で蛇行状に配置し、当該誘導ケーブル2
7の両端に電磁誘導信号発生装置150を接続し、誘導
ケーブル27に所定の正弦波等の交流電流を供給するこ
とにより、前述の交流磁界を発生させるようにしてい
る。
【0004】しかしながら、誘導ケーブル27が平面視
において距離の比較的短い間隔で平行状に配置している
と、誘導ケーブル27の全長による純粋の抵抗成分Rの
他にコイル成分(インダクタンス)Lが含まれることに
なり、これをRL直列回路とみれば、見掛け上の抵抗値
が増大する。これを、交流電気理論ではインピーダンス
Zといい、Z=√〔R2 +( ωL)2〕である。
において距離の比較的短い間隔で平行状に配置している
と、誘導ケーブル27の全長による純粋の抵抗成分Rの
他にコイル成分(インダクタンス)Lが含まれることに
なり、これをRL直列回路とみれば、見掛け上の抵抗値
が増大する。これを、交流電気理論ではインピーダンス
Zといい、Z=√〔R2 +( ωL)2〕である。
【0005】従って、このように作業経路に敷設された
誘導ケーブルにより、見掛け上の抵抗値が増大すると、
電磁誘導信号発生装置150では、それに見合った出力
(電流)を供給しなければならないが、作業経路の平面
視形状を変更すると、前記の見掛け上の抵抗値の増大に
変動を来すから、その分の出力の余裕を持つ電磁誘導信
号発生装置150を備えなければならない。
誘導ケーブルにより、見掛け上の抵抗値が増大すると、
電磁誘導信号発生装置150では、それに見合った出力
(電流)を供給しなければならないが、作業経路の平面
視形状を変更すると、前記の見掛け上の抵抗値の増大に
変動を来すから、その分の出力の余裕を持つ電磁誘導信
号発生装置150を備えなければならない。
【0006】反対に所定の出力値しか持たない電磁誘導
信号発生装置150に対しては、純粋の抵抗のみの誘導
ケーブルの長さより短い長さの作業経路(誘導ケーブ
ル)にしか適用できないという問題があった。本発明
は、この問題を解決して、所定の出力でありながら、作
業経路を長くできる電磁誘導信号発生装置を提供するこ
とを目的とするものである。
信号発生装置150に対しては、純粋の抵抗のみの誘導
ケーブルの長さより短い長さの作業経路(誘導ケーブ
ル)にしか適用できないという問題があった。本発明
は、この問題を解決して、所定の出力でありながら、作
業経路を長くできる電磁誘導信号発生装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の自動走行車両の電磁誘導信号発生装置は、
誘導ケーブルに沿って自動走行車両を自動操舵制御する
ように、所定の交流磁界を発生さるための誘導ケーブル
に交流電流を供給する電磁誘導信号発生装置における出
力回路の出力側に、所定電気容量のコンデンサを誘導ケ
ーブルに対して直列に接続させるように設けたことを特
徴とする。
め、本発明の自動走行車両の電磁誘導信号発生装置は、
誘導ケーブルに沿って自動走行車両を自動操舵制御する
ように、所定の交流磁界を発生さるための誘導ケーブル
に交流電流を供給する電磁誘導信号発生装置における出
力回路の出力側に、所定電気容量のコンデンサを誘導ケ
ーブルに対して直列に接続させるように設けたことを特
徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明を自動走行型の薬剤散布機(スピ
ードスプレヤ)に適用した実施例について説明する。ス
ピードスプレヤの走行車両1の前部側にハンドル3を備
えた運転操作部2を有し、走行車両1には薬液タンク4
とその後部に噴霧部5とを備えている。
ードスプレヤ)に適用した実施例について説明する。ス
ピードスプレヤの走行車両1の前部側にハンドル3を備
えた運転操作部2を有し、走行車両1には薬液タンク4
とその後部に噴霧部5とを備えている。
【0009】噴霧部5は、走行車両1の下面を除く外周
面に適宜間隔で半径外向きに臨ませた多数の噴霧ノズル
6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、
前記噴霧ノズル6は走行車両1の左右及び上面との3区
画若しくは左右2区画ごとに噴霧の作業を実行するよう
に散布制御できるものである。符号8,8は左右前輪、
符号9,9は左右後輪であり、これらの4輪はエンジン
10からの動力が走行変速機構11を介して各々伝達さ
れて駆動できるいわゆる4輪駆動型であり、エンジン1
0からの動力をPTO出力変速伝達機構12を介して送
風機7を回転させ、また噴霧ノズル6に対する動噴ポン
プ13を駆動させる。
面に適宜間隔で半径外向きに臨ませた多数の噴霧ノズル
6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、
前記噴霧ノズル6は走行車両1の左右及び上面との3区
画若しくは左右2区画ごとに噴霧の作業を実行するよう
に散布制御できるものである。符号8,8は左右前輪、
符号9,9は左右後輪であり、これらの4輪はエンジン
10からの動力が走行変速機構11を介して各々伝達さ
れて駆動できるいわゆる4輪駆動型であり、エンジン1
0からの動力をPTO出力変速伝達機構12を介して送
風機7を回転させ、また噴霧ノズル6に対する動噴ポン
プ13を駆動させる。
【0010】ハンドル3付き操舵装置14は、図3に示
すような機械的または油圧系統を含むパワーステアリン
グ機構15であり、このパワーステアリング機構15は
油圧回路16における複動式の油圧シリンダ17にて作
動し、油圧シリンダ17が伸長するとき、平面視W字状
のベルクランク18を介して後輪9,9を左向きに変更
すると共に、連結ロッド19及び平面視V字状のベルク
ランク20を介して前輪8,8を右向きに変更する(油
圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左向き後輪は
右向きに変更される)というように、前後4輪ともに向
きを変えて左右に回動変更できるいわゆる4輪操舵型で
ある。
すような機械的または油圧系統を含むパワーステアリン
グ機構15であり、このパワーステアリング機構15は
油圧回路16における複動式の油圧シリンダ17にて作
動し、油圧シリンダ17が伸長するとき、平面視W字状
のベルクランク18を介して後輪9,9を左向きに変更
すると共に、連結ロッド19及び平面視V字状のベルク
ランク20を介して前輪8,8を右向きに変更する(油
圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左向き後輪は
右向きに変更される)というように、前後4輪ともに向
きを変えて左右に回動変更できるいわゆる4輪操舵型で
ある。
【0011】その油圧回路16を図4に示し、符号28
は、自動操舵用の油圧シリンダ17に対する電磁ソレノ
イド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ及びブ
レーキ作動のためのアクチュエータとしての油圧シリン
ダ30を制御する電磁ソレノイド式の制御弁、符号23
は手動操舵操作の場合に使用する制御弁である。制御弁
29、28は、油圧ポンプ22からの作動油送りの場合
に前記手動操舵用の制御弁23よりも上流から分岐した
油圧管31に接続し、しかも、走行クラッチ及びブレー
キ作動用の制御弁29は、自動操舵用の制御弁28より
も上流側になるよう直列状に連結する。
は、自動操舵用の油圧シリンダ17に対する電磁ソレノ
イド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ及びブ
レーキ作動のためのアクチュエータとしての油圧シリン
ダ30を制御する電磁ソレノイド式の制御弁、符号23
は手動操舵操作の場合に使用する制御弁である。制御弁
29、28は、油圧ポンプ22からの作動油送りの場合
に前記手動操舵用の制御弁23よりも上流から分岐した
油圧管31に接続し、しかも、走行クラッチ及びブレー
キ作動用の制御弁29は、自動操舵用の制御弁28より
も上流側になるよう直列状に連結する。
【0012】従って、走行クラッチ及びブレーキを作動
させるべく、制御弁29を中立位置以外の位置に作動さ
せるときには、その油圧シリンダ30が優先的に作動
し、操舵用の油圧シリンダ17の作動は二次的となる。
なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ22から送られ
てきた油が制御弁23を介して油圧モータ21に送ら
れ、この油圧モータ21からの油送り量をハンドル3の
回動角度に比例するように作動させ、この油を前記ステ
アリング機構15に取付く複動式の油圧シリンダ17に
送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ22から制御
弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御弁28を介
して油圧シリンダ17に作動油を送る。
させるべく、制御弁29を中立位置以外の位置に作動さ
せるときには、その油圧シリンダ30が優先的に作動
し、操舵用の油圧シリンダ17の作動は二次的となる。
なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ22から送られ
てきた油が制御弁23を介して油圧モータ21に送ら
れ、この油圧モータ21からの油送り量をハンドル3の
回動角度に比例するように作動させ、この油を前記ステ
アリング機構15に取付く複動式の油圧シリンダ17に
送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ22から制御
弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御弁28を介
して油圧シリンダ17に作動油を送る。
【0013】符号25は前輪8の操舵角度を検出できる
ポテンショメータ等の操舵角度センサであり、この場
合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良
い。なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワー
ステアリング機構を介して連結して、前輪と後輪とを個
別的に操舵制御するようにしても良い。走行車両1の下
面には、その前部に左右一対の磁気センサ26a,26
bを設ける。この磁気センサ26a,26bは、導体を
コイル状に巻いたピックアップコイルであっても良い
し、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子、磁気トラ
ンジスタであっても良く、後述する電磁誘導信号発生装
置150にて誘導ケーブル27に供給された適宜周波数
(実施例では1.5 kHz)の正弦波の交流電流により、
当該誘導ケーブル27の周囲に発生する交流磁界の強度
を検出することができるものである。誘導ケーブル27
は果樹園の作業経路である誘導経路に沿って形成した溝
内に敷設するか、または地中に埋設する。
ポテンショメータ等の操舵角度センサであり、この場
合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良
い。なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワー
ステアリング機構を介して連結して、前輪と後輪とを個
別的に操舵制御するようにしても良い。走行車両1の下
面には、その前部に左右一対の磁気センサ26a,26
bを設ける。この磁気センサ26a,26bは、導体を
コイル状に巻いたピックアップコイルであっても良い
し、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子、磁気トラ
ンジスタであっても良く、後述する電磁誘導信号発生装
置150にて誘導ケーブル27に供給された適宜周波数
(実施例では1.5 kHz)の正弦波の交流電流により、
当該誘導ケーブル27の周囲に発生する交流磁界の強度
を検出することができるものである。誘導ケーブル27
は果樹園の作業経路である誘導経路に沿って形成した溝
内に敷設するか、または地中に埋設する。
【0014】図5は噴霧部5の実施例を示し、薬液タン
ク4からの液状薬剤は、タンクドレイン弁32、フィル
タ33を介して動噴ポンプ13に入り、主弁34、パイ
プ35を介して薬液分配器36から左右及び中央(上)
の切換弁37,38,39を介して各方向の噴霧ノズル
6に噴出させるものであり、各切換弁37,38,39
には切換操作用モータ37a,38a,39aが設けら
れ、走行車両の走行方向と被散布物(樹木)との位置関
係により、所定の向きにのみ薬液を噴霧することを選択
することができる。なお、符号40は調圧弁、符号41
は補正噴霧用吐出パイプ42に接続した停止弁であり、
パイプ42の先端にホース(図示せず)を繋ぎ、薬液が
かからなかった樹木に手作業で噴霧する。
ク4からの液状薬剤は、タンクドレイン弁32、フィル
タ33を介して動噴ポンプ13に入り、主弁34、パイ
プ35を介して薬液分配器36から左右及び中央(上)
の切換弁37,38,39を介して各方向の噴霧ノズル
6に噴出させるものであり、各切換弁37,38,39
には切換操作用モータ37a,38a,39aが設けら
れ、走行車両の走行方向と被散布物(樹木)との位置関
係により、所定の向きにのみ薬液を噴霧することを選択
することができる。なお、符号40は調圧弁、符号41
は補正噴霧用吐出パイプ42に接続した停止弁であり、
パイプ42の先端にホース(図示せず)を繋ぎ、薬液が
かからなかった樹木に手作業で噴霧する。
【0015】運転操作部2における操作パネルに設けた
キースイッチ(図示せず)に、始動時にキーを差し込ん
で、所定角度回動すると、後述の制御装置100が立ち
上がり(起動して)、実行準備状態(待機状態)とな
る。次いで、さらに所定角度回動すると、セルモータが
起動してエンジン作動させるためのものである。自動モ
ード設定スイッチ46は、実施例としてはオルタネイト
押しボタンスイッチを使用する。従って、1回目の押下
でその押下状態(ON状態)を保持する。再度自動モー
ド設定スイッチ46を押下すると、突出状態(OFF状
態)に復帰する。液晶表示素子等による表示部には、現
在の制御の状態や作業者に対する指示を文字や図形等に
て表示するものである。符号49は作業者が別途意思確
認するためのシフトスイッチであって、押しボタンスイ
ッチ部を透明の開閉可能なカバー体にて覆ってあり、操
作するにはカバー体を一旦開いて押しボタンスイッチ部
を押下する。後述するように、自動モードから手動モー
ドへの切換え、反対に手動モードから自動モードへの切
換えは、前記自動モード設定スイッチ46の操作に加え
て、作業者の明確な意思の元に前記シフトスイッチ49
の操作を実行するか、または作業者の明確な意思のもと
で実行した動作(例えば走行クラッチペタルの踏み込み
操作)に基づいて作動するスイッチの検出信号により、
モードの切換えが実現できるようにするものである。
キースイッチ(図示せず)に、始動時にキーを差し込ん
で、所定角度回動すると、後述の制御装置100が立ち
上がり(起動して)、実行準備状態(待機状態)とな
る。次いで、さらに所定角度回動すると、セルモータが
起動してエンジン作動させるためのものである。自動モ
ード設定スイッチ46は、実施例としてはオルタネイト
押しボタンスイッチを使用する。従って、1回目の押下
でその押下状態(ON状態)を保持する。再度自動モー
ド設定スイッチ46を押下すると、突出状態(OFF状
態)に復帰する。液晶表示素子等による表示部には、現
在の制御の状態や作業者に対する指示を文字や図形等に
て表示するものである。符号49は作業者が別途意思確
認するためのシフトスイッチであって、押しボタンスイ
ッチ部を透明の開閉可能なカバー体にて覆ってあり、操
作するにはカバー体を一旦開いて押しボタンスイッチ部
を押下する。後述するように、自動モードから手動モー
ドへの切換え、反対に手動モードから自動モードへの切
換えは、前記自動モード設定スイッチ46の操作に加え
て、作業者の明確な意思の元に前記シフトスイッチ49
の操作を実行するか、または作業者の明確な意思のもと
で実行した動作(例えば走行クラッチペタルの踏み込み
操作)に基づいて作動するスイッチの検出信号により、
モードの切換えが実現できるようにするものである。
【0016】なお、自動モードに設定されたときには、
自動モードランプ47が点灯し、手動モード設定時には
自動モードランプ47が消灯する。図6は、走行車両の
制御をマイクロコンピュータのソフトにより実行する場
合の制御装置100の機能ブロック図を示し、2つのマ
イクロコンピュータユニット(MPU)101,102
を備え、この2つのMPU101,102はカプラを介
して離脱可能な通信線103で接続し、相互に相手側の
制御が正常に作動しているか否かを監視している。ま
た、各MPU101,102には、図示しないが中央処
理装置(CPU)、読み書き可能メモリ(RAM)及び
読み出し専用メモリ(ROM)、インターフェイス等に
て構成されている。また、この2つのMPU101,1
02は同一形態(同一構成部品)にて形成され、相互に
交換可能であって、両者のMPUを区別するため、一方
のMPU101の判別ポート104はローポートとし、
他方のMPU102の判別ポート105はハイポートと
する。
自動モードランプ47が点灯し、手動モード設定時には
自動モードランプ47が消灯する。図6は、走行車両の
制御をマイクロコンピュータのソフトにより実行する場
合の制御装置100の機能ブロック図を示し、2つのマ
イクロコンピュータユニット(MPU)101,102
を備え、この2つのMPU101,102はカプラを介
して離脱可能な通信線103で接続し、相互に相手側の
制御が正常に作動しているか否かを監視している。ま
た、各MPU101,102には、図示しないが中央処
理装置(CPU)、読み書き可能メモリ(RAM)及び
読み出し専用メモリ(ROM)、インターフェイス等に
て構成されている。また、この2つのMPU101,1
02は同一形態(同一構成部品)にて形成され、相互に
交換可能であって、両者のMPUを区別するため、一方
のMPU101の判別ポート104はローポートとし、
他方のMPU102の判別ポート105はハイポートと
する。
【0017】一方のMPU101の入力ポートには、前
記噴霧ノズル6の作動区画(左側、上側、右側)を切り
換える操作スイッチ(手動による操作スイッチ)10
6,107,108の各端子と、前記シフトスイッチ4
9の端子と、送風機7への動力伝達を継断するフアンク
ラッチ操作スイッチ109の端子と、遠隔操作用の送信
機110からの複数のチャネル(実施例では6チャネ
ル)による指令信号を受ける受信機111の各チャネル
の出力信号端子、及び受信モニタ信号の出力端子と、走
行車両1の前部に装着した左右一対の障害物感知センサ
112a,112bの端子、薬液タンク内の薬液の有無
又は量の大小(満杯か、空か等)を検出する薬液センサ
113の出力端子と、自動モード設定スイッチ46の端
子を、それぞれ接続して信号入力する。
記噴霧ノズル6の作動区画(左側、上側、右側)を切り
換える操作スイッチ(手動による操作スイッチ)10
6,107,108の各端子と、前記シフトスイッチ4
9の端子と、送風機7への動力伝達を継断するフアンク
ラッチ操作スイッチ109の端子と、遠隔操作用の送信
機110からの複数のチャネル(実施例では6チャネ
ル)による指令信号を受ける受信機111の各チャネル
の出力信号端子、及び受信モニタ信号の出力端子と、走
行車両1の前部に装着した左右一対の障害物感知センサ
112a,112bの端子、薬液タンク内の薬液の有無
又は量の大小(満杯か、空か等)を検出する薬液センサ
113の出力端子と、自動モード設定スイッチ46の端
子を、それぞれ接続して信号入力する。
【0018】また、MPU101の出力ポートには、前
記噴霧ノズル6の作動区画(左側、上側、右側)ごとに
薬液を供給する切換弁37,38,39の切換操作用モ
ータ37a,38a,39aへの端子、前記走行クラッ
チ及びブレーキの自動操作用の油圧シリンダ30に対す
る電磁制御弁29の電磁ソレノイド端子、送風機7への
動力伝達を継断するフアンクラッチ操作用の電動シリン
ダ114の端子、動噴ポンプ13の作動を許可するリレ
ー115の端子をそれぞれ接続して信号出力する。
記噴霧ノズル6の作動区画(左側、上側、右側)ごとに
薬液を供給する切換弁37,38,39の切換操作用モ
ータ37a,38a,39aへの端子、前記走行クラッ
チ及びブレーキの自動操作用の油圧シリンダ30に対す
る電磁制御弁29の電磁ソレノイド端子、送風機7への
動力伝達を継断するフアンクラッチ操作用の電動シリン
ダ114の端子、動噴ポンプ13の作動を許可するリレ
ー115の端子をそれぞれ接続して信号出力する。
【0019】前記他方のMPU102の入力ポートに
は、前記自動モード設定スイッチ46の端子と、前記受
信機111の各チャネルの出力信号端子と、走行変速機
構11における主変速レバーが後退位置であることを検
出する牽制スイッチ91の端子と、同じく副変速レバー
が高速位置であることを検出する牽制スイッチ93の端
子と、走行車両1の前バンパーの前面に取付けて障害物
が接触したとき走行停止させるためのタッチセンサ11
6の端子と、操舵用の油圧シリンダ17のピストンロッ
ドのストロークの最大突出位置を検出するためのストロ
ークセンサ117の端子と、誘導ケーブル27からの交
流磁界を検出する磁気センサ26a,26bの端子と、
図示しないが、山の傾斜面の立木に対して効果的に薬液
噴霧するために前記左右両側の噴霧ノズル6群の方向を
走行車両1の進行方向軸線と交叉する平面上で調節する
ための噴霧ノズル向き変更アクチュエータ作動用のスイ
ッチ118の端子と、エンジン10の回転数検出器11
9の端子とをそれぞれ接続して信号を入力する。また、
MPU102の出力ポートには、エンジン10の作動許
可用リレー120の端子、各種パイロットランプ121
の端子、モニタランプ122の端子、自動モードの場合
にその状態を確認するための自動モードランプ47の端
子、操舵用の制御弁28の電磁ソレノイドの端子28
R,28Lの端子をそれぞれ接続して信号を出力する。
は、前記自動モード設定スイッチ46の端子と、前記受
信機111の各チャネルの出力信号端子と、走行変速機
構11における主変速レバーが後退位置であることを検
出する牽制スイッチ91の端子と、同じく副変速レバー
が高速位置であることを検出する牽制スイッチ93の端
子と、走行車両1の前バンパーの前面に取付けて障害物
が接触したとき走行停止させるためのタッチセンサ11
6の端子と、操舵用の油圧シリンダ17のピストンロッ
ドのストロークの最大突出位置を検出するためのストロ
ークセンサ117の端子と、誘導ケーブル27からの交
流磁界を検出する磁気センサ26a,26bの端子と、
図示しないが、山の傾斜面の立木に対して効果的に薬液
噴霧するために前記左右両側の噴霧ノズル6群の方向を
走行車両1の進行方向軸線と交叉する平面上で調節する
ための噴霧ノズル向き変更アクチュエータ作動用のスイ
ッチ118の端子と、エンジン10の回転数検出器11
9の端子とをそれぞれ接続して信号を入力する。また、
MPU102の出力ポートには、エンジン10の作動許
可用リレー120の端子、各種パイロットランプ121
の端子、モニタランプ122の端子、自動モードの場合
にその状態を確認するための自動モードランプ47の端
子、操舵用の制御弁28の電磁ソレノイドの端子28
R,28Lの端子をそれぞれ接続して信号を出力する。
【0020】送信機110には、各種操作指令のための
複数の操作ボタンを備えた入力部からの信号を、搬送波
(無線電波)にFM変調(周波数変調)による信号を乗
せて受信機111に送るものであり、実施例におけるチ
ャネル数は受信モニタ信号のチャネルを合わせて7つで
ある。他方、受信機111は、中心周波数を安定させる
ための自動周波数制御装置(AFC)及び局部発振器を
備え、走行車両に設けたアンテナで受けた電波を高周波
増幅器で増幅し、周波数混合器、中間周波増幅器、FM
検波器、低周波増幅器を介して制御装置100に入力
し、前記走行クラッチ装置、ブレーキ装置に対する制御
弁29やエンジン作動許可リレー115、薬液散布用の
モータ37a,38a,39a等の各種の出力装置に所
定の信号を出力する。
複数の操作ボタンを備えた入力部からの信号を、搬送波
(無線電波)にFM変調(周波数変調)による信号を乗
せて受信機111に送るものであり、実施例におけるチ
ャネル数は受信モニタ信号のチャネルを合わせて7つで
ある。他方、受信機111は、中心周波数を安定させる
ための自動周波数制御装置(AFC)及び局部発振器を
備え、走行車両に設けたアンテナで受けた電波を高周波
増幅器で増幅し、周波数混合器、中間周波増幅器、FM
検波器、低周波増幅器を介して制御装置100に入力
し、前記走行クラッチ装置、ブレーキ装置に対する制御
弁29やエンジン作動許可リレー115、薬液散布用の
モータ37a,38a,39a等の各種の出力装置に所
定の信号を出力する。
【0021】次に、無線遠隔操作について説明すると、
手動モードにてエンジン始動し、次いで自動モードへの
制御モード切り換えを実行した後、送信機110の電源
をONにすると、受信モニタ信号の電波(搬送波)が受
信機111に向かって連続的に発信される。そして、送
信機110における複数のボタンのうち所定の操作ボタ
ンを押下すると、それに対応したチャネル(CH1〜C
H6)にて受信機111に指令信号を送り、マイクロコ
ンピュータユニット101,102に信号を入力するの
で、各マイクロコンピュータユニットにおいて所定の制
御ループ上で走行開始(発進)、噴霧部5での送風機
(フアン)7の駆動、左側ノズル6、右側ノズル6、上
側ノズル6の噴霧開始のための切換用モータ37a,3
8a,39aのON等を実行するのである。そして、シ
フトボタンを押下しながら発進用の操作ボタンを押下す
ると走行停止するという具合に遠隔操作できる。なお、
シフトボタンを押下しながら他の操作ボタンを押下する
ことで他の操作の指令も可能なように設定することもで
きる。このようにすると少ない数の操作ボタンにより操
作項目数を多く設定することが可能となり、送信機11
0を構成することができるし、使用頻度の高い操作は、
1つの操作ボタンの操作により実行し、使用頻度の少な
いものに付いては2ボタン操作にするというように区分
けすることもできる。
手動モードにてエンジン始動し、次いで自動モードへの
制御モード切り換えを実行した後、送信機110の電源
をONにすると、受信モニタ信号の電波(搬送波)が受
信機111に向かって連続的に発信される。そして、送
信機110における複数のボタンのうち所定の操作ボタ
ンを押下すると、それに対応したチャネル(CH1〜C
H6)にて受信機111に指令信号を送り、マイクロコ
ンピュータユニット101,102に信号を入力するの
で、各マイクロコンピュータユニットにおいて所定の制
御ループ上で走行開始(発進)、噴霧部5での送風機
(フアン)7の駆動、左側ノズル6、右側ノズル6、上
側ノズル6の噴霧開始のための切換用モータ37a,3
8a,39aのON等を実行するのである。そして、シ
フトボタンを押下しながら発進用の操作ボタンを押下す
ると走行停止するという具合に遠隔操作できる。なお、
シフトボタンを押下しながら他の操作ボタンを押下する
ことで他の操作の指令も可能なように設定することもで
きる。このようにすると少ない数の操作ボタンにより操
作項目数を多く設定することが可能となり、送信機11
0を構成することができるし、使用頻度の高い操作は、
1つの操作ボタンの操作により実行し、使用頻度の少な
いものに付いては2ボタン操作にするというように区分
けすることもできる。
【0022】次いで、前記の遠隔操作中等において、制
御装置100に対して前記受信モニタ信号の入力が例え
ば、2〜5秒間連続して中断されたとき(信号不達のと
き)には、無線信号不達モードとして処理する。この無
線信号不達モードでは、走行車両1の停止と噴霧部5の
送風機(フアン)7の回転停止、薬液噴霧停止を実行す
る(噴霧作業を実行していない状態では走行停止のみ行
う)。
御装置100に対して前記受信モニタ信号の入力が例え
ば、2〜5秒間連続して中断されたとき(信号不達のと
き)には、無線信号不達モードとして処理する。この無
線信号不達モードでは、走行車両1の停止と噴霧部5の
送風機(フアン)7の回転停止、薬液噴霧停止を実行す
る(噴霧作業を実行していない状態では走行停止のみ行
う)。
【0023】このように、受信モニタ信号の入力中断時
間が一定時間以上のときに、始めて無線信号不達モード
として処理するように制御すれば、走行中の走行車両に
おける受信機のアンテナと送信機のアンテナとの間に樹
木の茂みが介在するなどして一瞬の間受信モニタ信号を
受信できなくなっても、それだけでいきなり走行車両1
を停止するという事態が発生せず、作業の円滑化を図る
ことができる。一方、ある程度の時間長さで受信モニタ
信号の入力が中断されたときには、暴走等の危険をなく
し安全確保の観点から走行停止させるのである。
間が一定時間以上のときに、始めて無線信号不達モード
として処理するように制御すれば、走行中の走行車両に
おける受信機のアンテナと送信機のアンテナとの間に樹
木の茂みが介在するなどして一瞬の間受信モニタ信号を
受信できなくなっても、それだけでいきなり走行車両1
を停止するという事態が発生せず、作業の円滑化を図る
ことができる。一方、ある程度の時間長さで受信モニタ
信号の入力が中断されたときには、暴走等の危険をなく
し安全確保の観点から走行停止させるのである。
【0024】前記受信モニタ信号の不達(無線信号不
達)となる原因は、送信機110側の電源不良(バッテ
リ消耗)、送信回路の不良、受信機111側での受信回
路の不良等もあり得る。本発明の電磁誘導信号発生装置
150を、図8(機能ブロック図)及び図9(外観斜視
図)で示して説明すると、防水性のケース151内に
は、充電式のバッテリ(電源)152を着脱自在に配置
し、正弦波発生装置153により発生した所定の周波数
(実施例では1.5kHz)の正弦波は、定電流出力回路(増
幅器)154に入力させて所定の電流値でアナログスイ
ッチ155を介して一対の出力端子156,157に出
力する。その場合、一方の出力端子156は、誘導ケー
ブル27の一方の端子と直接接続し、アナログスイッチ
155と他方の出力端子157との間に所定電気容量C
のコンデンサ158を接続し、この他方の出力端子15
7と誘導ケーブル27の他方の端子とを接続する。
達)となる原因は、送信機110側の電源不良(バッテ
リ消耗)、送信回路の不良、受信機111側での受信回
路の不良等もあり得る。本発明の電磁誘導信号発生装置
150を、図8(機能ブロック図)及び図9(外観斜視
図)で示して説明すると、防水性のケース151内に
は、充電式のバッテリ(電源)152を着脱自在に配置
し、正弦波発生装置153により発生した所定の周波数
(実施例では1.5kHz)の正弦波は、定電流出力回路(増
幅器)154に入力させて所定の電流値でアナログスイ
ッチ155を介して一対の出力端子156,157に出
力する。その場合、一方の出力端子156は、誘導ケー
ブル27の一方の端子と直接接続し、アナログスイッチ
155と他方の出力端子157との間に所定電気容量C
のコンデンサ158を接続し、この他方の出力端子15
7と誘導ケーブル27の他方の端子とを接続する。
【0025】なお、出力電圧監視回路159は、前記定
電流出力回路154から出力する電流値が所定値の範囲
内にあるように監視するもので、また、電源電圧監視回
路160ではバッテリ(電源)の電圧が所定値以下であ
るか否かを監視しており、これら出力電圧監視回路15
9及び電源電圧監視回路160での判別値が許容範囲を
逸脱すると警報回路161が作動し、警報ランプ162
が点灯(点滅)作動する。また、出力電圧監視回路15
9での判別値が許容範囲を逸脱する(例えば、誘導ケー
ブル27の断線事故や誘導経路(作業経路)が長すぎる
等により出力電圧が低下する等、正常な電磁誘導用信号
を発生できない場合)ときには、出力端子156、15
7からの出力を遮断するようになっている。また、電源
をON・OFFするための電源スイッチ163をONの
時に、前記電源電圧監視回路160が作動するように構
成し、電源電圧が低下している(バッテリ残量が少な
い)場合に警告ランプ164が作動するようにしてお
く。なお、作業経路(誘導ケーブル27)に応じて、ケ
ース151の前面に設けた経路切換スイッチ165を切
り換えて、2対の出力端子のいずれかに出力を切り換え
るように構成してある(図9参照)。図9おける端子1
66はバッテリ152に対する充電用端子である。
電流出力回路154から出力する電流値が所定値の範囲
内にあるように監視するもので、また、電源電圧監視回
路160ではバッテリ(電源)の電圧が所定値以下であ
るか否かを監視しており、これら出力電圧監視回路15
9及び電源電圧監視回路160での判別値が許容範囲を
逸脱すると警報回路161が作動し、警報ランプ162
が点灯(点滅)作動する。また、出力電圧監視回路15
9での判別値が許容範囲を逸脱する(例えば、誘導ケー
ブル27の断線事故や誘導経路(作業経路)が長すぎる
等により出力電圧が低下する等、正常な電磁誘導用信号
を発生できない場合)ときには、出力端子156、15
7からの出力を遮断するようになっている。また、電源
をON・OFFするための電源スイッチ163をONの
時に、前記電源電圧監視回路160が作動するように構
成し、電源電圧が低下している(バッテリ残量が少な
い)場合に警告ランプ164が作動するようにしてお
く。なお、作業経路(誘導ケーブル27)に応じて、ケ
ース151の前面に設けた経路切換スイッチ165を切
り換えて、2対の出力端子のいずれかに出力を切り換え
るように構成してある(図9参照)。図9おける端子1
66はバッテリ152に対する充電用端子である。
【0026】実施例において、例えば誘導ケーブル27
を3 mm2 の断面で、1200mの長さのものを使用したと
き、当該誘導ケーブル27の純粋な電気抵抗値R=6.7
オームとする。また、電磁誘導信号発生装置150の能
力(誘導ケーブル27に供給する電流値は187mA(ミリア
ンペア))程度必要であるとする。いま、図10に示すよ
うに、RLC直列回路167に周波数f=1.5kHzの交流
電流を供給した場合について考察してみる。ここで、電
磁誘導信号発生装置150の能力(電流、電圧)から、
インピーダンス(合成抵抗)Z≦10Ω程度内(抵抗値を
少なく)に抑える必要があるとする。
を3 mm2 の断面で、1200mの長さのものを使用したと
き、当該誘導ケーブル27の純粋な電気抵抗値R=6.7
オームとする。また、電磁誘導信号発生装置150の能
力(誘導ケーブル27に供給する電流値は187mA(ミリア
ンペア))程度必要であるとする。いま、図10に示すよ
うに、RLC直列回路167に周波数f=1.5kHzの交流
電流を供給した場合について考察してみる。ここで、電
磁誘導信号発生装置150の能力(電流、電圧)から、
インピーダンス(合成抵抗)Z≦10Ω程度内(抵抗値を
少なく)に抑える必要があるとする。
【0027】この場合、前記RLC直列回路167にお
けるインピーダンス(合成抵抗)10オーム≧Z=√
〔R2 +( ωL−1/ωC)2〕の式において、インダク
タンス(コイル成分)L=0、R=6.7 Ω、ω=2πf
であるから、そのときのコンデンサ158の電気容量C
(マイクロフアラド、μF)を算出すると、C≧14.3μ
Fとなる。
けるインピーダンス(合成抵抗)10オーム≧Z=√
〔R2 +( ωL−1/ωC)2〕の式において、インダク
タンス(コイル成分)L=0、R=6.7 Ω、ω=2πf
であるから、そのときのコンデンサ158の電気容量C
(マイクロフアラド、μF)を算出すると、C≧14.3μ
Fとなる。
【0028】そこで、前記電磁誘導信号発生装置150
に予め装着しておくコンデンサ158の電気容量Cとし
て、前記14.3μFより若干大きい値、C=22μFに設定
すると、前記の式Z≧√〔R2 +( ωL−1/ωC)2〕
中に、Z=10Ωとし、R=6.7 Ω、C=22μFを代入し
てインダクタンス(コイル成分)Lを求めると、L≦12
30μH(マイクロヘンリー)となる。
に予め装着しておくコンデンサ158の電気容量Cとし
て、前記14.3μFより若干大きい値、C=22μFに設定
すると、前記の式Z≧√〔R2 +( ωL−1/ωC)2〕
中に、Z=10Ωとし、R=6.7 Ω、C=22μFを代入し
てインダクタンス(コイル成分)Lを求めると、L≦12
30μH(マイクロヘンリー)となる。
【0029】従って、前記の太さ、長さ(電気抵抗値)
の誘導ケーブル27を使って、187mA(ミリアンペア))程
度の正弦波交流電流を流す場合、インダクタンス(コイ
ル成分)L≦1230μH(マイクロヘンリー)であれば、
誘導ケーブル27をジグザグ状の作業経路に沿って敷設
することができる。換言すると、上述の電気容量値のコ
ンデンサ158を電磁誘導信号発生装置150と誘導ケ
ーブル27との回路に直列状に接続しておけば、前記誘
導ケーブル27の敷設によりインダクタンス(コイル成
分)にて見掛け上の電気抵抗値が低下することを、前記
コンデンサの成分にて相殺することになり、電磁誘導信
号発生装置150からの出力電流値を一定に保つことの
できる負荷が小さいものであっても、負荷側(誘導ケー
ブル)の見掛け上の電気抵抗値(インピーダンス)Zを
少なくして、作業経路(誘導経路)を長くとることがで
きる。
の誘導ケーブル27を使って、187mA(ミリアンペア))程
度の正弦波交流電流を流す場合、インダクタンス(コイ
ル成分)L≦1230μH(マイクロヘンリー)であれば、
誘導ケーブル27をジグザグ状の作業経路に沿って敷設
することができる。換言すると、上述の電気容量値のコ
ンデンサ158を電磁誘導信号発生装置150と誘導ケ
ーブル27との回路に直列状に接続しておけば、前記誘
導ケーブル27の敷設によりインダクタンス(コイル成
分)にて見掛け上の電気抵抗値が低下することを、前記
コンデンサの成分にて相殺することになり、電磁誘導信
号発生装置150からの出力電流値を一定に保つことの
できる負荷が小さいものであっても、負荷側(誘導ケー
ブル)の見掛け上の電気抵抗値(インピーダンス)Zを
少なくして、作業経路(誘導経路)を長くとることがで
きる。
【0030】
【発明の作用・効果】以上、要するに、本発明の自動走
行車両の電磁誘導信号発生装置は、誘導ケーブルに沿っ
て自動走行車両を自動操舵制御するように、所定の交流
磁界を発生さるための誘導ケーブルに交流電流を供給す
る電磁誘導信号発生装置における出力回路の出力側に、
所定電気容量のコンデンサを誘導ケーブルに対して直列
に接続させるように設けたものであるから、所定の電気
容量値のコンデンサを電磁誘導信号発生装置と誘導ケー
ブルとの回路に直列状に接続しておけば、誘導ケーブル
をジグザグ状の作業経路に沿って敷設した場合に必ず発
生するインダクタンス(コイル成分)にて見掛け上の電
気抵抗値が低下することを、前記コンデンサの成分にて
相殺することになり、電磁誘導信号発生装置からの出力
電流値が少ないものであっても、負荷側(誘導ケーブ
ル)の見掛け上の電気抵抗値(インピーダンス)Zを少
なくして、作業経路(誘導経路)を長くとることができ
るという効果を奏する。
行車両の電磁誘導信号発生装置は、誘導ケーブルに沿っ
て自動走行車両を自動操舵制御するように、所定の交流
磁界を発生さるための誘導ケーブルに交流電流を供給す
る電磁誘導信号発生装置における出力回路の出力側に、
所定電気容量のコンデンサを誘導ケーブルに対して直列
に接続させるように設けたものであるから、所定の電気
容量値のコンデンサを電磁誘導信号発生装置と誘導ケー
ブルとの回路に直列状に接続しておけば、誘導ケーブル
をジグザグ状の作業経路に沿って敷設した場合に必ず発
生するインダクタンス(コイル成分)にて見掛け上の電
気抵抗値が低下することを、前記コンデンサの成分にて
相殺することになり、電磁誘導信号発生装置からの出力
電流値が少ないものであっても、負荷側(誘導ケーブ
ル)の見掛け上の電気抵抗値(インピーダンス)Zを少
なくして、作業経路(誘導経路)を長くとることができ
るという効果を奏する。
【図1】薬剤散布機の側面図である。
【図2】薬剤散布機の平面図である。
【図3】操舵装置14の概略平面図である。
【図4】操舵装置等の制御油圧回路図である。
【図5】噴霧部の機構ブロック図である。
【図6】制御装置の機能ブロック図である。
【図7】(a)は誘導ケーブルから発生する交流磁界と
走行車両1における磁気センサとの位置関係を示す説明
図、(b)は誘導ケーブルに対する磁気センサの横ずれ
による磁気センサの出力の関係を示す説明図である。
走行車両1における磁気センサとの位置関係を示す説明
図、(b)は誘導ケーブルに対する磁気センサの横ずれ
による磁気センサの出力の関係を示す説明図である。
【図8】電磁誘導信号発生装置と誘導ケーブルの接続状
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図9】電磁誘導信号発生装置の外観斜視図である。
【図10】RLC回路図である。
1 走行車両 6 噴霧ノズル 7 送風機 10 エンジン 11 走行変速機構 12 動力伝達機構 13 動噴ポンプ 14 操舵装置 16 油圧回路 26a,26b 磁気センサ 27 誘導ケーブル 28 自動操舵用制御弁 29 制御弁 100 制御装置 101,102 MPU 110 送信機 111 受信機 150 電磁誘導信号発生装置 154 定電流出力回路 155 アナログスイッチ 156,157 出力端子 158 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 幸雄 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】誘導ケーブルに沿って自動走行車両を自動
操舵制御するように、所定の交流磁界を発生さるための
誘導ケーブルに交流電流を供給する電磁誘導信号発生装
置における出力回路の出力側に、所定電気容量のコンデ
ンサを誘導ケーブルに対して直列に接続させるように設
けたことを特徴とする自動走行車両の電磁誘導信号発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197204A JPH0750904A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 自動走行車両の電磁誘導信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197204A JPH0750904A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 自動走行車両の電磁誘導信号発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0750904A true JPH0750904A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16370557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5197204A Pending JPH0750904A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 自動走行車両の電磁誘導信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750904A (ja) |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5197204A patent/JPH0750904A/ja active Pending
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