JPH075100U - 電子線照射装置 - Google Patents
電子線照射装置Info
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- JPH075100U JPH075100U JP3927093U JP3927093U JPH075100U JP H075100 U JPH075100 U JP H075100U JP 3927093 U JP3927093 U JP 3927093U JP 3927093 U JP3927093 U JP 3927093U JP H075100 U JPH075100 U JP H075100U
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数のビームスキャナーにより被照射物に複
数方向から電子線を照射すること。 【構成】 切り替えマグネット装置3は、電子ビーム発
生装置1からのビームをビーム照射系8a,8bに切り
替え出力する。各ビーム照射系のビームスキャナー9
a,9bには、ビームを270°偏向するマグネット装
置11a1〜11a3,11b1〜11b3、ビーム収束装
置12a1〜12a3,12b1〜12b3を介してビーム
を導入する。両スキャナーは、紙面に垂直に搬送されて
いる太物電線等の被照射物10に180°異なる方向か
らビームを照射するように配置されていると共に、被照
射物の搬送方向に沿って位置をずらせて配置する。
数方向から電子線を照射すること。 【構成】 切り替えマグネット装置3は、電子ビーム発
生装置1からのビームをビーム照射系8a,8bに切り
替え出力する。各ビーム照射系のビームスキャナー9
a,9bには、ビームを270°偏向するマグネット装
置11a1〜11a3,11b1〜11b3、ビーム収束装
置12a1〜12a3,12b1〜12b3を介してビーム
を導入する。両スキャナーは、紙面に垂直に搬送されて
いる太物電線等の被照射物10に180°異なる方向か
らビームを照射するように配置されていると共に、被照
射物の搬送方向に沿って位置をずらせて配置する。
Description
【0001】
本考案は、太物、厚物の被照射物に対し、複数のビームスキャナーにより電子 線を照射する装置に関する。
【0002】
太物或いは厚物の被照射物に対しては、一つの方向から電子線を照射しても要 照射領域全体に所要の線量を与えることはできない。一般に、一つの方向からの 電子線照射のみでは不十分の場合には被照射物を反転往復させているが、被照射 物がさらに太い或いは厚い物であり、反転往復させることができない場合がある 。これに対しては、電子線照射装置を複数台設け、各電子線照射装置により、被 照射物に異なる方向から電子線を照射することが考えられるが、これは高価なも のとならざるを得ない。
【0003】
本考案は、電子ビーム発生装置からの電子ビームを複数のビームスキャナーに 与えることにより、被照射物に対する複数方向からの照射を経済的に行えるよう にした電子線照射装置の提供を目的とするものである。
【0004】
本考案の電子線照射装置は、電子ビーム発生装置からの電子ビームを複数のビ ーム路に切り替え出力する切り替えマグネット装置と、前記複数のビーム路にそ れぞれ結合され、それぞれビームスキャナーを有する複数のビーム照射系とを備 え、これらビーム照射系の各ビームスキャナーは、被照射物の搬送方向に沿って それぞれ位置をずらせて配置されていると共に、被照射物に異なる方向から電子 ビームを照射すべく配置されていることを主たる特徴とするものである。
【0005】 さらに本考案は、かかる電子線照射装置において、ビーム照射系における電子 ビームの直角方向偏向手段として270°偏向マグネット装置が設けられている ことを特徴とするものである。
【0006】
複数のビームスキャナーが、被照射物の搬送方向に沿ってそれぞれ位置をずら せて配置されていると共に、被照射物に異なる方向から電子ビームを照射すべく 配置されており、各ビームスキャナーには電子ビーム発生装置からの電子ビーム を切り替え導入しているから、単一の電子ビーム発生装置によって、太物、厚物 の被照射物に所要のビーム線量を照射することができる。
【0007】 電子ビーム発生装置からの電子ビームは、直角方向偏向手段としての270° 偏向マグネット装置により、良好なビーム収束状態のもとで偏向されてビームス キャナに与えられる。
【0008】
本考案の実施例について図面を参照して説明する。図1(a)は二つのビーム スキャナーを有する電子線照射装置の構成図であり、同図(b)は被照射物の搬 送方向における二つのビームスキャナーの配置図である。電子ビーム発生装置1 は電子発生源であるフィラメントと、このフィラメントから発生した熱電子を加 速する加速管を有して構成されており、フィラメント用低電圧電源と加速管用高 電圧電源を有する電源装置2から給電されている。電子ビーム発生装置1からの 電子ビームは切り替えマグネット装置3に導入され、二つのビーム路に電子ビー ムを切り替え出力される。
【0009】 切り替えマグネット装置3は、図2(a)の正面図、同(b)の側面図に示す ように、ビームダクト4の側面に直列に接続された1対の偏向コイル5を有し、 同コイルの電流の極性を切り替えることによりマグネット装置に導入された電子 ビームを第1及び第2のビーム路6a,6bに切り替え出力する。これらビーム 路にはビーム送出角度調節用のそれぞれ一対の偏向コイル7a,7bが設けられ ており、マグネット装置3から導出された上向き及び下向きの電子ビームを所要 の角度方向に偏向する。
【0010】 第1及び第2のビーム路6a,6bからの電子ビームは第1及び第2のビーム 照射系8a,8bに導入される。これら照射手段はそれぞれビームスキャナー9 a,9bを有し、被照射物10に電子ビームを照射する。第1のビーム照射系8 aは第1のビーム路6aからの電子ビームを270°偏向する3個のマグネット 装置11a1〜11a3と、各マグネット装置の下流側に配置され、それぞれ一対 の四重磁極で構成されたビーム収束装置12a1〜12a3を有し、収束された電 子ビームを走査コイルと走査管とで構成されているビームスキャナー9aに導入 する。第2のビーム照射系8bも同様に、3個の270°偏向マグネット装置1 1b1〜11b3とこれらマグネット装置のビーム下流側にそれぞれ配置されたビ ーム収束装置12b1〜12b3を有し、ビーム収束装置12b3からビームスキ ャナー9bに電子ビームを与えている。
【0011】 第1及び第2のビーム照射系における各ビームスキャナー9a,9bは、図1 (a)に示すように、紙面に垂直に搬送されている太物電線等の被照射物10に 異なる方向、180°異なる方向から電子ビームを照射すべく配置されていると 共に、図1(b)に示すように、矢印の搬送方向に沿ってそれぞれ位置をずらせ て配置されている。そして第1及び第2のビーム照射系8a,8bにおける27 0°偏向マグネット装置11a1〜11a3,11b1〜11b3は電子ビームの直 角方向偏向手段であり、切り替えマグネット装置3からの電子ビームを偏向し、 二つのビームスキャナー9a,9bに与えている。これら270°偏向マグネッ ト装置11の構成図を図3に示す。同図(a)は上面図、(b)は(a)のA− A線での断面図である。対向配置された磁極101の間に電子ビーム路102が 形成されており、磁極を結合するヨーク103にコイル104が設けられている 。ビーム出入口105から入射した電子ビームは、磁極間の磁場で270°偏向 回転し、ビーム出入口から入射方向と直交する直角方向に送出される。このよう に各270°偏向マグネット装置11は入射電子ビームを入射方向とは90°異 なる方向に偏向送出するものであるが、90°偏向マグネット装置を用いる場合 に比し、良好なビーム収束状態のもとでビームを送出することができる。
【0012】 切り替えマグネット装置3による電子ビームの切り替えに応じて二つのビーム スキャナー9a,9bは被照射物10に交互に電子ビームを照射する。電子ビー ムはスポット状のビームであり、ビームスキャナー9a,9bによって被照射物 10の搬送速度より極めて速い200〜1000Hzの繰返し速度で偏向走査さ れており、電子ビームのスポット径の1/2に相当する距離だけ被照射物が搬送 される期間毎に切り替えマグネット装置3は二つのビームスキャナに対する電子 ビームを切り替える。これにより、各ビームスキャナー9a,9bは太物電線等 の被照射物9に対し切れ目なしに電子ビームを照射し、両ビームスキャナーによ って被照射物の要照射領域に所要の電子ビーム線量を与えることができる。
【0013】 図4は三つのビーム照射系9a,9b,9cによる他の実施例の構成図であり 、図1と同一符号は同等部分を示す。切り替えマグネット装置3は、図2に点線 で示すように、第1及び第2のビーム路6a,6bの中間に第3のビーム路6c が形成され、偏向コイル5の電流の極性切り替え並びに電流をゼロとすることに よりマグネット装置に導入された電子ビームを第1,第2及び第3のビーム路6 a,6b,6cに切り替え出力する。
【0014】 第1,第2及び第3のビーム路6a,6b,6cからの電子ビームは第1,第 2及び第3のビーム照射系8a,8b,8cに導入される。これら照射手段はそ れぞれビームスキャナー9a,9b,9cを有し、各ビームスキャナーは、太物 電線等の被照射物10に異なる方向、120°異なる方向から電子ビームを照射 すべく配置されていると共に、図1の場合と同様、搬送方向に沿ってそれぞれ位 置をずらせて配置されている。
【0015】 第1及び第2のビーム照射系8a,8bは電子ビームを270°偏向するマグ ネット装置11a1,11a2,11b1,11b2と、240°偏向するマグネッ ト装置13a,13b及びビーム収束装置12a1〜12a3,12b1〜12b3 を介してビームスキャナー9a,9bに電子ビームを導入している。240°偏 向マグネット装置13はビーム入口と出口の挾角の点を除き270°偏向マグネ ット装置11と同様の構造のものであり、磁場の強さを調節することにより入射 電子ビームを240°偏向回転して送出する。第3のビーム照射系8cのビーム スキャナー9cには偏向マグネット装置を介することなく切り替えマグネット装 置3のビーム路6cから電子ビームが導入される。
【0016】 切り替えマグネット装置3による電子ビームの切り替えに応じて三つのビーム スキャナー9a,9b,9cは被照射物10に交互に電子ビームを照射する。こ の場合、電子ビームのスポット径の1/3に相当する距離だけ被照射物が搬送さ れる期間毎に切り替えマグネット装置3は3個のビームスキャナに対する電子ビ ームを切り替える。これにより、各ビームスキャナーは太物電線等の被照射物1 0に対し切れ目なしに電子ビームを照射し、これらビームスキャナーによって被 照射物の要照射領域に所要の電子ビーム線量を与えることができる。
【0017】 この実施例では、第1及び第2のビーム照射系8a,8bに240°偏向マグ ネット装置13a,13bを用いているが、各ビームスキャナー9a,9bの走 査コイルによるビーム偏向を30°偏位させることにより、同偏向マグネット装 置として270°偏向型のものを用いることができる。
【0018】 また、上述の各実施例により、ビームスキャナーを2個及び3個用いるものを 示したが、被照射物の形状、要照射領域に応じて、複数のビーム照射系、ビーム スキャナーについて、その数を選定することができる。
【0019】
本考案は、以上説明したように、複数のビームスキャナーは、被照射物の搬送 方向に沿ってそれぞれ位置をずらせて配置されていると共に、被照射物に異なる 方向から電子ビームを照射すべく配置されており、各ビームスキャナーには電子 ビーム発生装置からの電子ビームを切り替え導入しているから、単一の電子ビー ム発生装置及びこれに給電する電源装置によって、反転照射が行えない太物、厚 物等の被照射物に所要のビーム線量を照射することができ、かかる被照射物に対 する電子線照射装置を小型に構成することを可能にすると共に、安価に構成でき る。
【0020】 そして、電子ビーム発生装置からの電子ビームの直角方向偏向手段として27 0°偏向マグネット装置を用いているから、良好なビーム収束状態のもとで電子 ビームを偏向しビームスキャナに与えることができる。
【図1】本考案の実施例である電子線照射装置の構成図
とビームスキャナーの配置図である。
とビームスキャナーの配置図である。
【図2】切り替えマグネット装置の正面図と側面図であ
る。
る。
【図3】270°偏向マグネット装置の上面図と断面図
である。
である。
【図4】他の実施例の構成図である。
1 電子ビーム発生装置 3 切り替えマグネット装置 6a,6b,6c ビーム路 8a,8b,8c ビーム照射系 9a,9b,9c ビームスキャナー 10 被照射物 11a1〜11a3,11b1〜11b3 270°偏向マグネット装置 12a1〜12a3,12b1〜12b3 ビーム収束装置 13a,13b 240°偏向マグネット装置
Claims (2)
- 【請求項1】 電子ビーム発生装置からの電子ビームを
複数のビーム路に切り替え出力する切り替えマグネット
装置と、前記複数のビーム路にそれぞれ結合され、それ
ぞれビームスキャナーを有する複数のビーム照射系とを
備え、これらビーム照射系の各ビームスキャナーは、被
照射物の搬送方向に沿ってそれぞれ位置をずらせて配置
されていると共に、被照射物に異なる方向から電子ビー
ムを照射すべく配置されていることを特徴とする電子線
照射装置。 - 【請求項2】 ビーム照射系における電子ビームの直角
方向偏向手段として270°偏向マグネット装置が設け
られていることを特徴とする請求項1記載の電子線照射
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927093U JPH075100U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 電子線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927093U JPH075100U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 電子線照射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075100U true JPH075100U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12548462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3927093U Pending JPH075100U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 電子線照射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075100U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4232144A4 (en) * | 2020-10-24 | 2025-03-12 | Scintacor Limited | IRRADIATION DEVICE |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP3927093U patent/JPH075100U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4232144A4 (en) * | 2020-10-24 | 2025-03-12 | Scintacor Limited | IRRADIATION DEVICE |
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