JPH0751024B2 - 植物への灌水方法および灌水装置 - Google Patents
植物への灌水方法および灌水装置Info
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- JPH0751024B2 JPH0751024B2 JP4120192A JP12019292A JPH0751024B2 JP H0751024 B2 JPH0751024 B2 JP H0751024B2 JP 4120192 A JP4120192 A JP 4120192A JP 12019292 A JP12019292 A JP 12019292A JP H0751024 B2 JPH0751024 B2 JP H0751024B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は植物への灌水方法およ
び灌水装置に関する。さらに詳しくは、温室内に列植さ
れた植物などに効果的に灌水する方法およびその方法に
好適に用いられる灌水装置に関する。
び灌水装置に関する。さらに詳しくは、温室内に列植さ
れた植物などに効果的に灌水する方法およびその方法に
好適に用いられる灌水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メロンなどの高級作物は、図20に示す
ように、温室内に配列された長い槽状の容器ないしプラ
ンター(以下、栽培槽という)1に用土(養土)2を入
れ、これに一定間隔をあけて植物3の株を植えつけ、1
株ごとに大事に育成される。さらにそのような作物は、
葉に水がかかるのは好ましくない。そのためそれらの植
物3に対する灌水も、畑の全体にスプリンクラーで撒水
したり、配水管で栄養分などと共に供給する方法を採る
ことができず、作業者が長いジョロ(如露)Jを用いて
1株ごとに、苗の根元近辺の用土に撒水することにより
行なっている。
ように、温室内に配列された長い槽状の容器ないしプラ
ンター(以下、栽培槽という)1に用土(養土)2を入
れ、これに一定間隔をあけて植物3の株を植えつけ、1
株ごとに大事に育成される。さらにそのような作物は、
葉に水がかかるのは好ましくない。そのためそれらの植
物3に対する灌水も、畑の全体にスプリンクラーで撒水
したり、配水管で栄養分などと共に供給する方法を採る
ことができず、作業者が長いジョロ(如露)Jを用いて
1株ごとに、苗の根元近辺の用土に撒水することにより
行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし温室内は株数が
多く、しかも高温(たとえば40℃前後)であるので作
業者の負担が大きい。とくに図20に示すように、日
照、水はけの関係で、栽培槽1を階段状に多数配設して
いる場合は、灌水作業が困難である。さらに灌水に適し
た時刻が定まっているので、毎日、定まった時間に短時
間で大量の灌水をする必要があり、単純な反復労働であ
ることと相まって灌水作業はメロン栽培のネックとなっ
ている。加うるに手作業で撒水を行なっているので、灌
水量や灌水位置にバラツキが多い。そのため成育に必要
とする灌水量に足りなかったり、根の張り方が不均一に
なったりすることがある。その上作業者の手の動きが正
確でなく、ジョロが作物の葉などに接触して傷つけるこ
とがあり、作物の収穫量、品質に悪影響を及ぼすことが
ある。本発明はかかる従来の人手による灌水の問題を解
消し、植物の成育段階に応じてもっとも適切に灌水する
方法を見出し、さらにかかる方法を効率よく行なう灌水
装置を提供することを技術課題とするものである。
多く、しかも高温(たとえば40℃前後)であるので作
業者の負担が大きい。とくに図20に示すように、日
照、水はけの関係で、栽培槽1を階段状に多数配設して
いる場合は、灌水作業が困難である。さらに灌水に適し
た時刻が定まっているので、毎日、定まった時間に短時
間で大量の灌水をする必要があり、単純な反復労働であ
ることと相まって灌水作業はメロン栽培のネックとなっ
ている。加うるに手作業で撒水を行なっているので、灌
水量や灌水位置にバラツキが多い。そのため成育に必要
とする灌水量に足りなかったり、根の張り方が不均一に
なったりすることがある。その上作業者の手の動きが正
確でなく、ジョロが作物の葉などに接触して傷つけるこ
とがあり、作物の収穫量、品質に悪影響を及ぼすことが
ある。本発明はかかる従来の人手による灌水の問題を解
消し、植物の成育段階に応じてもっとも適切に灌水する
方法を見出し、さらにかかる方法を効率よく行なう灌水
装置を提供することを技術課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の灌水方法は、
植物の定植後の一定期間は苗の真上から灌水し、その後
は株を中心とする円状の軌跡に沿って灌水し、さらに植
物の成長にしたがい、前記円状の軌跡の半径を次第に大
きくしていくことを特徴としている。請求項2の灌水方
法は、たがいに間隔をあけて1列で植えられた植物に対
し、前記列に沿って移動しながら各株ごとに順に灌水し
ていく方法であって、ある株の走行方向に向って右また
は左側に撒水ノズルを配置し、その位置から、株を中心
とする円状の軌跡に沿って地面に時計廻りまたは反時計
廻りに灌水して元の位置に戻り、ついで撒水ノズルを前
記列に沿って前進させ、次の株の前記進行方向に向かっ
て右または左側に至らせることを特徴としている。
植物の定植後の一定期間は苗の真上から灌水し、その後
は株を中心とする円状の軌跡に沿って灌水し、さらに植
物の成長にしたがい、前記円状の軌跡の半径を次第に大
きくしていくことを特徴としている。請求項2の灌水方
法は、たがいに間隔をあけて1列で植えられた植物に対
し、前記列に沿って移動しながら各株ごとに順に灌水し
ていく方法であって、ある株の走行方向に向って右また
は左側に撒水ノズルを配置し、その位置から、株を中心
とする円状の軌跡に沿って地面に時計廻りまたは反時計
廻りに灌水して元の位置に戻り、ついで撒水ノズルを前
記列に沿って前進させ、次の株の前記進行方向に向かっ
て右または左側に至らせることを特徴としている。
【0005】請求項3の灌水方法は、前記請求項2の灌
水方法を栽培槽の横の通路から行なう方法であって、前
記円状の軌跡の直径より長い支持部材の先端に前記撒水
ノズルを保持させると共に、該支持部材を植物の列と交
差するように支持し、前記ある株に対し、支持部材を進
行方向の後方から接近させた状態で、かつもっとも先端
側に延ばした位置から撒水を始め、支持部材の向きを維
持しながら平行旋回運動させることにより撒水ノズルで
円状軌跡を描き、ついで支持部材を植物の列に沿って前
進させて次の株に接近させるようにして行なうものであ
る。
水方法を栽培槽の横の通路から行なう方法であって、前
記円状の軌跡の直径より長い支持部材の先端に前記撒水
ノズルを保持させると共に、該支持部材を植物の列と交
差するように支持し、前記ある株に対し、支持部材を進
行方向の後方から接近させた状態で、かつもっとも先端
側に延ばした位置から撒水を始め、支持部材の向きを維
持しながら平行旋回運動させることにより撒水ノズルで
円状軌跡を描き、ついで支持部材を植物の列に沿って前
進させて次の株に接近させるようにして行なうものであ
る。
【0006】本発明の灌水装置は、たがいに間隔をあけ
て1列に植えられた植物に対し、各株ごとに順に灌水し
ていくための装置であって、前記植物の列の横を列と平
行に走行する走行機構と、該走行機構に前記列と交差す
るように保持される支持部材と、該支持部材の先端に支
持される撒水ノズルと、前記支持部材を、撒水ノズルが
植物の株を中心とする円状の軌跡を描くように、かつ走
行機構の進行方向に向かって右または左に株を見るばあ
いに、それぞれ時計方向または反時計方向に平行を維持
しながら旋回させるための支持部材旋回機構とを有する
ことを特徴としている(請求項4)。
て1列に植えられた植物に対し、各株ごとに順に灌水し
ていくための装置であって、前記植物の列の横を列と平
行に走行する走行機構と、該走行機構に前記列と交差す
るように保持される支持部材と、該支持部材の先端に支
持される撒水ノズルと、前記支持部材を、撒水ノズルが
植物の株を中心とする円状の軌跡を描くように、かつ走
行機構の進行方向に向かって右または左に株を見るばあ
いに、それぞれ時計方向または反時計方向に平行を維持
しながら旋回させるための支持部材旋回機構とを有する
ことを特徴としている(請求項4)。
【0007】このような灌水装置においては、前記支持
部材旋回機構を、走行機構のフレームと、該フレームに
対し、鉛直軸まわりに回動自在に設けられる2本の回動
リンクと、該2本の回動リンクの先端近辺にその両端が
回動自在に結合される平行旋回リンクとからなる4節平
行リンク機構によって構成し、前記平行旋回リンクに前
記支持部材を保持させると共に、前記2本の回動リンク
の有効回転半径を調節可能に構成するのが好ましい(請
求項5)。また前記支持部材旋回機構は、支持部材の伸
縮方向の横移動機構と、走行機構の走行方向の縦移動機
構と、それらの横移動と縦移動の動きを同調させる制御
手段とによって構成することもできる(請求項6)。
部材旋回機構を、走行機構のフレームと、該フレームに
対し、鉛直軸まわりに回動自在に設けられる2本の回動
リンクと、該2本の回動リンクの先端近辺にその両端が
回動自在に結合される平行旋回リンクとからなる4節平
行リンク機構によって構成し、前記平行旋回リンクに前
記支持部材を保持させると共に、前記2本の回動リンク
の有効回転半径を調節可能に構成するのが好ましい(請
求項5)。また前記支持部材旋回機構は、支持部材の伸
縮方向の横移動機構と、走行機構の走行方向の縦移動機
構と、それらの横移動と縦移動の動きを同調させる制御
手段とによって構成することもできる(請求項6)。
【0008】
【作用】定植後の苗は高さも低く、葉もほとんどない。
そのため請求項1の方法におけるように、その期間は真
上から灌水するのが便利であり、しかもそうしても葉を
傷める心配もない。また根も伸びていないので、苗自体
に集中的に灌水することにより、無駄な灌水を防ぐこと
ができ、根を深く伸ばすことを助長する。一定期間を経
過して植物が成長すると、植物の株を中心とする円状の
軌跡に沿って地面に灌水することにより、葉に水がかか
るのを防ぐことができ、しかも根が均等に横方向に拡が
るのを助長する。かかる場合、根の拡がっている先端よ
りもいくらか外側に灌水すると、根が水分を求めて一層
外側へ伸びようとする。そのためメロンなどの植物がし
っかりと立ち、バランスよく成育させることができる。
そのため請求項1の方法におけるように、その期間は真
上から灌水するのが便利であり、しかもそうしても葉を
傷める心配もない。また根も伸びていないので、苗自体
に集中的に灌水することにより、無駄な灌水を防ぐこと
ができ、根を深く伸ばすことを助長する。一定期間を経
過して植物が成長すると、植物の株を中心とする円状の
軌跡に沿って地面に灌水することにより、葉に水がかか
るのを防ぐことができ、しかも根が均等に横方向に拡が
るのを助長する。かかる場合、根の拡がっている先端よ
りもいくらか外側に灌水すると、根が水分を求めて一層
外側へ伸びようとする。そのためメロンなどの植物がし
っかりと立ち、バランスよく成育させることができる。
【0009】多数の株が1列に植えられている植物群の
各株に前記円状の軌跡で灌水する場合、請求項2の方法
におけるように、撒水ノズルをギリシャ文字の「逆Ω」
を連続して描くように移動させれば、いわば一筆書きで
前記円状の軌跡による灌水を続けていくことができる。
そのため撒水ノズルを同じ軌跡を往復させる無駄がな
く、効率的に灌水作業を行なうことができる。このと
き、株と株の間を列に沿って移動するときも灌水を続け
るようにしてもよい。
各株に前記円状の軌跡で灌水する場合、請求項2の方法
におけるように、撒水ノズルをギリシャ文字の「逆Ω」
を連続して描くように移動させれば、いわば一筆書きで
前記円状の軌跡による灌水を続けていくことができる。
そのため撒水ノズルを同じ軌跡を往復させる無駄がな
く、効率的に灌水作業を行なうことができる。このと
き、株と株の間を列に沿って移動するときも灌水を続け
るようにしてもよい。
【0010】請求項3記載の灌水方法によれば、前記撒
水ノズルの一筆書きの移動を栽培槽同士の間の通路から
効率的に行なうことができる。すなわち通路上で支持部
材の基端側を保持し、支持部材を畝ないし栽培槽と交わ
るように保持して株に接近させ、撒水ノズルを株に対し
てその通路とは反対側に位置させておき、その位置から
時計方向、または反時計方向に株を中心として円状の軌
跡を描くように移動させ、もとの位置に戻ってからつぎ
の株に向かうのである。このようにすると撒水ノズルは
葉や茎を避けて地面のすぐ上を移動するので、正確な円
状の軌跡に沿って狭い幅で灌水することができる。また
長い支持部材を植物と干渉させることなく、連続的に前
記一筆書きの経路に沿って灌水を続けることができる。
水ノズルの一筆書きの移動を栽培槽同士の間の通路から
効率的に行なうことができる。すなわち通路上で支持部
材の基端側を保持し、支持部材を畝ないし栽培槽と交わ
るように保持して株に接近させ、撒水ノズルを株に対し
てその通路とは反対側に位置させておき、その位置から
時計方向、または反時計方向に株を中心として円状の軌
跡を描くように移動させ、もとの位置に戻ってからつぎ
の株に向かうのである。このようにすると撒水ノズルは
葉や茎を避けて地面のすぐ上を移動するので、正確な円
状の軌跡に沿って狭い幅で灌水することができる。また
長い支持部材を植物と干渉させることなく、連続的に前
記一筆書きの経路に沿って灌水を続けることができる。
【0011】請求項4〜6の装置は請求項3の灌水方法
を機械的に行なうためのものであり、とくに自動的に効
率よく灌水を行なうことができる。このうち請求項5の
装置は、前記の株を中心とする円状の軌跡を4節平行リ
ンクで簡単に実現するものである。すなわち一対の回動
リンクが一回転すると、平行移動リンクおよびこれに保
持される支持部材が回動リンクの有効回転半径を半径と
する円軌跡で、しかも回動リンクと同じ角速度で平行旋
回運動する。このとき、支持部材の有効長さ(先端から
平行移動リンクへの取り付け部までの長さ)を植物の列
の中心線と回動リンクの回動中心との距離に一致させて
おくと、撒水ノズルの旋回中心が前記植物の列の中心線
上にくる。したがって回動リンクが植物の列に対して直
交する状態で支持部材が植物の中心を通るように前記走
行機構を停止させておくと、撒水ノズルは植物の株を中
心とする、回動リンクと同じ回転半径の円軌跡を描く。
また回動リンクの有効回転半径を変化させた場合でも、
撒水ノズルの旋回中心は変わらず、常に植物を中心とす
る円軌跡を描く。さらに回動リンクを等速回転させるだ
けで、撒水ノズルを等速回転させることができるので、
容易に円周上に均一な灌水を施しうる。
を機械的に行なうためのものであり、とくに自動的に効
率よく灌水を行なうことができる。このうち請求項5の
装置は、前記の株を中心とする円状の軌跡を4節平行リ
ンクで簡単に実現するものである。すなわち一対の回動
リンクが一回転すると、平行移動リンクおよびこれに保
持される支持部材が回動リンクの有効回転半径を半径と
する円軌跡で、しかも回動リンクと同じ角速度で平行旋
回運動する。このとき、支持部材の有効長さ(先端から
平行移動リンクへの取り付け部までの長さ)を植物の列
の中心線と回動リンクの回動中心との距離に一致させて
おくと、撒水ノズルの旋回中心が前記植物の列の中心線
上にくる。したがって回動リンクが植物の列に対して直
交する状態で支持部材が植物の中心を通るように前記走
行機構を停止させておくと、撒水ノズルは植物の株を中
心とする、回動リンクと同じ回転半径の円軌跡を描く。
また回動リンクの有効回転半径を変化させた場合でも、
撒水ノズルの旋回中心は変わらず、常に植物を中心とす
る円軌跡を描く。さらに回動リンクを等速回転させるだ
けで、撒水ノズルを等速回転させることができるので、
容易に円周上に均一な灌水を施しうる。
【0012】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の灌水方法
および灌水装置を説明する。図1a〜cは本発明の灌水
方法の一実施例をその順に示す平面図である。図1にお
いて1は細長い栽培槽(図20参照)であり、その栽培
槽1内には用土2が入れられ、植物3が栽培槽1の長手
方向に間隔をあけて植えられている。本実施例では、つ
ぎのように3期にわけて撒水の形態が変化する。 第1期(図1a) 植物3の定植後の一定期間(メロンの場合、5〜10日
程度)、すなわちまだ苗の状態では、撒水ノズル22を
植物3の真上に配置し、下に向けて植物3自体に撒水す
る。このとき苗の高さが低いので、植物3の真上に撒水
ノズル22をもってきても植物に触れない。また撒水ノ
ズル22を支持する支持部材兼用の灌水パイプ19もと
くに邪魔にならない。
および灌水装置を説明する。図1a〜cは本発明の灌水
方法の一実施例をその順に示す平面図である。図1にお
いて1は細長い栽培槽(図20参照)であり、その栽培
槽1内には用土2が入れられ、植物3が栽培槽1の長手
方向に間隔をあけて植えられている。本実施例では、つ
ぎのように3期にわけて撒水の形態が変化する。 第1期(図1a) 植物3の定植後の一定期間(メロンの場合、5〜10日
程度)、すなわちまだ苗の状態では、撒水ノズル22を
植物3の真上に配置し、下に向けて植物3自体に撒水す
る。このとき苗の高さが低いので、植物3の真上に撒水
ノズル22をもってきても植物に触れない。また撒水ノ
ズル22を支持する支持部材兼用の灌水パイプ19もと
くに邪魔にならない。
【0013】第2期(図1b) 前記一定期間が経過した後は、植物3にある程度葉が繁
り、根がついてくる。この時期は、まず撒水ノズル22
を灌水パイプ19を支持している側からみれば植物3の
反対側の位置に配置して撒水を始め、たとえば矢印Sに
示すように円状の軌跡4を描くようにして用土2に灌水
する。これにより植物3の根は水分の多いところをめざ
して、ほぼ均等に外に拡がっていく。なおこの第2期は
植物3の高さがまだ高くないので、灌水パイプ19を植
物3の上を通すことができる。この第2期の期間中は、
植物3の成育段階に応じて円状の軌跡4の半径Rを次第
に大きくする。それにより根を広く均等にしっかりと張
らすことができる。
り、根がついてくる。この時期は、まず撒水ノズル22
を灌水パイプ19を支持している側からみれば植物3の
反対側の位置に配置して撒水を始め、たとえば矢印Sに
示すように円状の軌跡4を描くようにして用土2に灌水
する。これにより植物3の根は水分の多いところをめざ
して、ほぼ均等に外に拡がっていく。なおこの第2期は
植物3の高さがまだ高くないので、灌水パイプ19を植
物3の上を通すことができる。この第2期の期間中は、
植物3の成育段階に応じて円状の軌跡4の半径Rを次第
に大きくする。それにより根を広く均等にしっかりと張
らすことができる。
【0014】第3期(図1c) この時期も基本的には第2期と変わらない。しかし植物
3が成育して高さが高くなり、葉3aも多く繁るように
なるので、撒水の始め(実線)と終り(想像線)には図
3に示すように給水パイプ19を葉3aの下側をくぐら
せ、幹3bに触れない範囲で接近させる。この時、灌水
パイプ19を栽培槽2の軸心に対して傾斜させるように
してもよい。第3期の場合も、第2期と同じく、植物の
生育に応じて円状の軌跡4の半径Rを次第に大きくして
いく。
3が成育して高さが高くなり、葉3aも多く繁るように
なるので、撒水の始め(実線)と終り(想像線)には図
3に示すように給水パイプ19を葉3aの下側をくぐら
せ、幹3bに触れない範囲で接近させる。この時、灌水
パイプ19を栽培槽2の軸心に対して傾斜させるように
してもよい。第3期の場合も、第2期と同じく、植物の
生育に応じて円状の軌跡4の半径Rを次第に大きくして
いく。
【0015】以上、植物3の1本の株についての灌水方
法について説明したが、図20に示すように長い栽培槽
1に多数の植物3の株が植設されている場合において
は、図1a〜cの矢印Pで示すように、1本の株の灌水
後、そのまま栽培槽1の軸心と平行につぎの株に向って
移動すればよい。このように一筆書きの要領で灌水を順
次行なうと、無駄な動きをせずに多数の植物3への灌水
を効率よく行なうことができる。なお図1の実施例では
図面の右から左へ順に、すなわち進行方向に向かって植
物を右に見ながら撒水していくので、時計廻りに円状の
軌跡4を描いているが、逆に進行方向に向かって左に植
物を見るときは反時計廻りに軌跡を描く。また株から株
への移動のときも、撒水ノズル22による撒水を止め
ず、続けておくようにしてもよく、それにより通水と断
水を交互に繰り返す煩わしさを避けうる。とくに電磁バ
ルブ21の開閉で通水と断水を頻繁に繰り返す場合の電
磁バルブ21の故障を避けることができ、好ましくない
水圧の変動を避けうる。前記撒水方法は、作業者がたと
えば長いジョロないしホースに接続された撒水ノズル2
2つきの灌水パイプ19を用いて実施することができる
が、以下に説明する本発明の灌水装置によれば、自動的
に、または半自動的に行なうことができる。
法について説明したが、図20に示すように長い栽培槽
1に多数の植物3の株が植設されている場合において
は、図1a〜cの矢印Pで示すように、1本の株の灌水
後、そのまま栽培槽1の軸心と平行につぎの株に向って
移動すればよい。このように一筆書きの要領で灌水を順
次行なうと、無駄な動きをせずに多数の植物3への灌水
を効率よく行なうことができる。なお図1の実施例では
図面の右から左へ順に、すなわち進行方向に向かって植
物を右に見ながら撒水していくので、時計廻りに円状の
軌跡4を描いているが、逆に進行方向に向かって左に植
物を見るときは反時計廻りに軌跡を描く。また株から株
への移動のときも、撒水ノズル22による撒水を止め
ず、続けておくようにしてもよく、それにより通水と断
水を交互に繰り返す煩わしさを避けうる。とくに電磁バ
ルブ21の開閉で通水と断水を頻繁に繰り返す場合の電
磁バルブ21の故障を避けることができ、好ましくない
水圧の変動を避けうる。前記撒水方法は、作業者がたと
えば長いジョロないしホースに接続された撒水ノズル2
2つきの灌水パイプ19を用いて実施することができる
が、以下に説明する本発明の灌水装置によれば、自動的
に、または半自動的に行なうことができる。
【0016】図2は本発明の灌水装置の一実施例を示す
平面図、図3はその側面図である。灌水装置5は大きく
わけて栽培槽1に沿って走行する台車(走行機構)A
と、その台車Aの上に設けられる平行旋回機構(以下、
旋回機構という)Bとから構成される。始めに旋回機構
Bについて説明する。旋回機構Bは鉛直方向に、たがい
に平行に設けられる2本の回転軸6、7を備えた台板8
を有する。台板8は台車Aのフレームの一部である。回
転軸6、7はその中間が2個の軸受けによって回転自在
に支承されており、下端には同歯数の一対のチェーンホ
イール10、11がそれぞれ固定されている。また上端
には4節平行リンクの回動リンクを構成する一対の腕1
2、13をたがいに平行になるように固着している。さ
らに台板8には鉛直方向のモータ軸を備えたブレーキ付
減速モータ(以下、旋回用モータという)14が取りつ
けられており、モータ軸に固定した小径のチェーンホイ
ール15が前記一対のチェーンホイール10、11に掛
け渡したチェーン16と噛み合っている。これにより旋
回用モータ14が回転すると一対の腕12、13がたが
いに同調して同方向に等速回転する。
平面図、図3はその側面図である。灌水装置5は大きく
わけて栽培槽1に沿って走行する台車(走行機構)A
と、その台車Aの上に設けられる平行旋回機構(以下、
旋回機構という)Bとから構成される。始めに旋回機構
Bについて説明する。旋回機構Bは鉛直方向に、たがい
に平行に設けられる2本の回転軸6、7を備えた台板8
を有する。台板8は台車Aのフレームの一部である。回
転軸6、7はその中間が2個の軸受けによって回転自在
に支承されており、下端には同歯数の一対のチェーンホ
イール10、11がそれぞれ固定されている。また上端
には4節平行リンクの回動リンクを構成する一対の腕1
2、13をたがいに平行になるように固着している。さ
らに台板8には鉛直方向のモータ軸を備えたブレーキ付
減速モータ(以下、旋回用モータという)14が取りつ
けられており、モータ軸に固定した小径のチェーンホイ
ール15が前記一対のチェーンホイール10、11に掛
け渡したチェーン16と噛み合っている。これにより旋
回用モータ14が回転すると一対の腕12、13がたが
いに同調して同方向に等速回転する。
【0017】一対の腕12、13の先端近辺には鉛直方
向のピン54、55を備えたジョイント56、57がそ
れぞれ腕12、13の長手方向に調節自在に挿入されて
おり、さらにピン54、55には平行旋回リンク18の
両端がそれぞれ回動自在に嵌合されている。これによ
り、一対の腕12、13、平行旋回リンク18および台
板8は、台板8を固定リンクとする4節平行リンク機構
を構成する。前記ジョイント56、57は、2本の回転
軸6、7同士を結ぶ線と2本のピン54、55を結ぶ線
との平行を確保しながら腕12、13の有効回転半径
R、ひいては灌水ノズル19の旋回半径を調節するため
のものである。
向のピン54、55を備えたジョイント56、57がそ
れぞれ腕12、13の長手方向に調節自在に挿入されて
おり、さらにピン54、55には平行旋回リンク18の
両端がそれぞれ回動自在に嵌合されている。これによ
り、一対の腕12、13、平行旋回リンク18および台
板8は、台板8を固定リンクとする4節平行リンク機構
を構成する。前記ジョイント56、57は、2本の回転
軸6、7同士を結ぶ線と2本のピン54、55を結ぶ線
との平行を確保しながら腕12、13の有効回転半径
R、ひいては灌水ノズル19の旋回半径を調節するため
のものである。
【0018】前記平行旋回リンク18の中心部には、こ
れとほぼ直交するように、灌水パイプ19を保持するた
めの支承部20が設けられている。図3に示すように灌
水パイプ19は支承部20に貫通した孔(図11の20
a参照)に挿入され、長さ調節可能に固定されている。
灌水パイプ19の基部、すなわち支承部20に入る手前
の位置には、灌水パイプ19内を通る水の給水および遮
断をするための電磁バルブ21が取りつけられている。
また灌水パイプ19の先端には、下向きに開口する撒水
ノズル22が設けられており、基端には後述する配水管
(図4の符号66)が接続されている。前記一方の腕1
3には近接スイッチ用の検出片23が取りつけられ、台
板8には検出片23を検知する3個の近接スイッチ2
4、25、26が、それぞれ腕13の一時停止位置を検
出するため、あるいは後述するように灌水パイプ19の
後退限の位置を検出するために設けられている。
れとほぼ直交するように、灌水パイプ19を保持するた
めの支承部20が設けられている。図3に示すように灌
水パイプ19は支承部20に貫通した孔(図11の20
a参照)に挿入され、長さ調節可能に固定されている。
灌水パイプ19の基部、すなわち支承部20に入る手前
の位置には、灌水パイプ19内を通る水の給水および遮
断をするための電磁バルブ21が取りつけられている。
また灌水パイプ19の先端には、下向きに開口する撒水
ノズル22が設けられており、基端には後述する配水管
(図4の符号66)が接続されている。前記一方の腕1
3には近接スイッチ用の検出片23が取りつけられ、台
板8には検出片23を検知する3個の近接スイッチ2
4、25、26が、それぞれ腕13の一時停止位置を検
出するため、あるいは後述するように灌水パイプ19の
後退限の位置を検出するために設けられている。
【0019】以上のように構成される旋回機構Bにおい
て、図5に示すように、一対の腕12、13がそれぞれ
回転軸6、7まわりに回転すると、平行旋回リンク18
および灌水パイプ19は向きを変えずに回転軸6、7同
士を結ぶ中心線Qと平行の状態を維持しながら旋回す
る。したがって撒水ノズル22は点Cを中心とし、腕1
2、13の有効半径R1 と同じ半径R1 の円軌跡を描
く。ここで点Cは腕12、13が前記中心線Qに対して
直角のときの撒水ノズル22の位置P1 と、そこから1
80°回転したときの位置P2 との中間点である。した
がって一対のジョイント56、57をそれぞれ腕12、
13に沿って矢印E1 、E2 方向にずらせて撒水ノズル
22の旋回半径をR2 に変更し、それに伴なって旋回開
始位置をずらせても旋回中心Cは変化しない。そのため
一旦台車の停止位置および灌水パイプ19の長さを設定
して旋回中心Cを定めれば、その後はジョイント56、
57を矢印E1 、E2 方向に調節するだけで、撒水ノズ
ル2の円軌跡4を同心円で変更しうる。なお灌水パイプ
19の有効長さを調節自在としておくと、栽培槽1の幅
が異なる場合でも簡単に適合させうる。
て、図5に示すように、一対の腕12、13がそれぞれ
回転軸6、7まわりに回転すると、平行旋回リンク18
および灌水パイプ19は向きを変えずに回転軸6、7同
士を結ぶ中心線Qと平行の状態を維持しながら旋回す
る。したがって撒水ノズル22は点Cを中心とし、腕1
2、13の有効半径R1 と同じ半径R1 の円軌跡を描
く。ここで点Cは腕12、13が前記中心線Qに対して
直角のときの撒水ノズル22の位置P1 と、そこから1
80°回転したときの位置P2 との中間点である。した
がって一対のジョイント56、57をそれぞれ腕12、
13に沿って矢印E1 、E2 方向にずらせて撒水ノズル
22の旋回半径をR2 に変更し、それに伴なって旋回開
始位置をずらせても旋回中心Cは変化しない。そのため
一旦台車の停止位置および灌水パイプ19の長さを設定
して旋回中心Cを定めれば、その後はジョイント56、
57を矢印E1 、E2 方向に調節するだけで、撒水ノズ
ル2の円軌跡4を同心円で変更しうる。なお灌水パイプ
19の有効長さを調節自在としておくと、栽培槽1の幅
が異なる場合でも簡単に適合させうる。
【0020】つぎに図2〜4を参照して灌水装置5の台
車Aの部分(走行機構)について説明する。前記台板8
の前側、すなわち栽培槽1側には下向きの板8aが延び
ており、その板8aに軸受け27、28が設けられてい
る。軸受け27、28は車輪29、30の車軸をそれぞ
れ回転自在に支承している。さらに一方の車輪29には
ブレーキ付減速モータ(以下、走行用モータという)3
1のモータ軸が連結されており、他方の車輪30の車軸
には、前記一方の車輪の車軸からチェーンホイール3
2、チェーン33を経て回転が伝えられるチェーンホイ
ール34が取りつけられている。車輪29、30はV型
溝またはフランジ付きのものであり、本実施例では栽培
槽1の一方の壁の上辺35をレールとして利用してい
る。しかし別個にレールを設けてもよい。台板8の後側
には、他の下向きの板8bが2枚設けられており、それ
らの下端はそれぞれ通路上を自由に転動する車輪36、
37を回転自在に支承している。
車Aの部分(走行機構)について説明する。前記台板8
の前側、すなわち栽培槽1側には下向きの板8aが延び
ており、その板8aに軸受け27、28が設けられてい
る。軸受け27、28は車輪29、30の車軸をそれぞ
れ回転自在に支承している。さらに一方の車輪29には
ブレーキ付減速モータ(以下、走行用モータという)3
1のモータ軸が連結されており、他方の車輪30の車軸
には、前記一方の車輪の車軸からチェーンホイール3
2、チェーン33を経て回転が伝えられるチェーンホイ
ール34が取りつけられている。車輪29、30はV型
溝またはフランジ付きのものであり、本実施例では栽培
槽1の一方の壁の上辺35をレールとして利用してい
る。しかし別個にレールを設けてもよい。台板8の後側
には、他の下向きの板8bが2枚設けられており、それ
らの下端はそれぞれ通路上を自由に転動する車輪36、
37を回転自在に支承している。
【0021】さらに台板8の前側には走行方向における
位置確認用の近接スイッチ38が取りつけられており、
これに対応して栽培槽1の壁には近接スイッチ用の検出
片39が設けられている。この検出片39は、植物3の
位置毎に設けられ、走行してくる灌水装置5が植物体の
正面で停止できるようにされている。なお近接スイッチ
38の取付位置は走行方向に沿って位置調節できるよう
になっている。これにより後述するように灌水装置5を
植物3の正面から必要長さだけずらした位置に停止させ
る場合にも対応可能である。なお図2〜3において、符
号40は灌水装置5の電装関係を収容する制御箱であ
る。灌水装置5への給電、給水は、たとえば図4に示す
ように天井に吊したレール41に沿って移動し得る多数
のフック42に波形に掛け吊した可撓性の電線、配水管
(ホース)66によって行うのが好ましい。これにより
灌水装置5の移動に伴って波形の電線、配水管66が自
由に追従する。
位置確認用の近接スイッチ38が取りつけられており、
これに対応して栽培槽1の壁には近接スイッチ用の検出
片39が設けられている。この検出片39は、植物3の
位置毎に設けられ、走行してくる灌水装置5が植物体の
正面で停止できるようにされている。なお近接スイッチ
38の取付位置は走行方向に沿って位置調節できるよう
になっている。これにより後述するように灌水装置5を
植物3の正面から必要長さだけずらした位置に停止させ
る場合にも対応可能である。なお図2〜3において、符
号40は灌水装置5の電装関係を収容する制御箱であ
る。灌水装置5への給電、給水は、たとえば図4に示す
ように天井に吊したレール41に沿って移動し得る多数
のフック42に波形に掛け吊した可撓性の電線、配水管
(ホース)66によって行うのが好ましい。これにより
灌水装置5の移動に伴って波形の電線、配水管66が自
由に追従する。
【0022】前記実施例では旋回用モータ14から腕1
2、13の回転軸6、7までの伝導をチェーンホイール
10、11およびチェーン16で行っているが、歯付ベ
ルトおよび歯付プーリで行ってもよい。これは台車Aの
車輪29、30を回転駆動する場合においても同じであ
る。また回転軸6、7のうち一方に旋回用モータ14の
モータ軸を直接連結してもよい。さらに旋回機構Bも台
車Aも2本の回転軸6、7および2個の車輪29、30
のうちいずれか一方だけを駆動し、他方をフリーとして
もよい。つぎに前記のごとく構成される灌水装置5の旋
回機構Bと台車Aの動きの関係の一実施例を図6および
図2〜3を参照して説明する。灌水装置5は走行用モー
タ31の回転によって栽培槽1の長手方向(矢印47方
向)に走行し、近接スイッチ38が近接スイッチ用検出
片39の位置を検出して灌水すべき植物3の正面に停止
する。停止時、腕12、13は、灌水パイプ19が植物
3の茎と干渉しないように、栽培槽1に対して直交する
基準位置(図6のP1 )から初期角度θだけ回転した位
置にある。それにより撒水ノズル22は図6の開始位置
52、つまり図2に示すように灌水パイプ19が最も先
端側に突出した状態の位置P1 からいくらか後退した位
置にある。なお灌水装置5は前記開始位置52に至るま
でにすでに撒水を実行している。灌水装置5が停止する
と直ちに旋回用モータ14が起動して平行リンク機構を
旋回させ、撒水ノズル22を図6の矢印44方向に角度
θ2 だけ旋回させる。撒水ノズル22が位置53に達す
ると、図2の近接スイッチ26が近接スイッチ用検出片
23を検出し、これにより走行用モータ31が起動して
灌水装置5が矢印47方向に走行し、次の植物3の正面
に至って停止する。その後は栽培槽1に沿って移動しな
がら、前述の灌水作用を各株について順次繰り返してい
く。なお矢印47方向に走行する間も撒水させておくの
は、電磁バルブ21の頻繁な開閉動作が故障の原因にな
りやすく、水圧の変動も好ましくないからである。また
その間も撒水を続けても、植物には悪影響を及ばさな
い。
2、13の回転軸6、7までの伝導をチェーンホイール
10、11およびチェーン16で行っているが、歯付ベ
ルトおよび歯付プーリで行ってもよい。これは台車Aの
車輪29、30を回転駆動する場合においても同じであ
る。また回転軸6、7のうち一方に旋回用モータ14の
モータ軸を直接連結してもよい。さらに旋回機構Bも台
車Aも2本の回転軸6、7および2個の車輪29、30
のうちいずれか一方だけを駆動し、他方をフリーとして
もよい。つぎに前記のごとく構成される灌水装置5の旋
回機構Bと台車Aの動きの関係の一実施例を図6および
図2〜3を参照して説明する。灌水装置5は走行用モー
タ31の回転によって栽培槽1の長手方向(矢印47方
向)に走行し、近接スイッチ38が近接スイッチ用検出
片39の位置を検出して灌水すべき植物3の正面に停止
する。停止時、腕12、13は、灌水パイプ19が植物
3の茎と干渉しないように、栽培槽1に対して直交する
基準位置(図6のP1 )から初期角度θだけ回転した位
置にある。それにより撒水ノズル22は図6の開始位置
52、つまり図2に示すように灌水パイプ19が最も先
端側に突出した状態の位置P1 からいくらか後退した位
置にある。なお灌水装置5は前記開始位置52に至るま
でにすでに撒水を実行している。灌水装置5が停止する
と直ちに旋回用モータ14が起動して平行リンク機構を
旋回させ、撒水ノズル22を図6の矢印44方向に角度
θ2 だけ旋回させる。撒水ノズル22が位置53に達す
ると、図2の近接スイッチ26が近接スイッチ用検出片
23を検出し、これにより走行用モータ31が起動して
灌水装置5が矢印47方向に走行し、次の植物3の正面
に至って停止する。その後は栽培槽1に沿って移動しな
がら、前述の灌水作用を各株について順次繰り返してい
く。なお矢印47方向に走行する間も撒水させておくの
は、電磁バルブ21の頻繁な開閉動作が故障の原因にな
りやすく、水圧の変動も好ましくないからである。また
その間も撒水を続けても、植物には悪影響を及ばさな
い。
【0023】なお灌水装置5が株同士の間を矢印47方
向に移動している間も腕12、13は同じ方向に回動を
続けている。この場合は灌水装置5が次の植物の正面に
至って停止する迄に腕12、13が残りの角度θ3 を回
動し終わるように、灌水装置5の移動速さとリンク回動
速さの比を定めておく。残りの角度θ3 の回動の終了
は、たとえば近接スイッチ24に腕13上の検出片23
の接近を検知させて行なうようにする。なお残りの角度
θ3 の回動終了と灌水装置5の移動の完了とを同時にし
ておけば、腕12、13の回動を停止することなく、そ
の株について引き続き矢印44方向の円状の軌跡4の回
動に入っていくことができる。この場合、台車Aは間欠
的に植物3の正面で停止しながら走行するが、旋回機構
は停止することなく、連続回転しながら1列の株に順次
灌水することになる。灌水装置5の移動中の撒水ノズル
22の運動軌跡は腕12、13の円弧状の後方への回転
運動と、灌水装置5の直線状の前進運動とを合成した符
号45に示す曲線運動軌跡になるのであるが、移動速さ
に比して回動速さが大きい場合は、図7の符号45aで
示すように途中から直進運動になる。逆に回動速さが小
さい場合、撒水ノズル22や灌水パイプ19が次の植物
に接触するおそれがあるので、このようなことのないよ
う回動終了は遅くとも移動の終了と同時であるように速
度比を定めるのが好ましい。
向に移動している間も腕12、13は同じ方向に回動を
続けている。この場合は灌水装置5が次の植物の正面に
至って停止する迄に腕12、13が残りの角度θ3 を回
動し終わるように、灌水装置5の移動速さとリンク回動
速さの比を定めておく。残りの角度θ3 の回動の終了
は、たとえば近接スイッチ24に腕13上の検出片23
の接近を検知させて行なうようにする。なお残りの角度
θ3 の回動終了と灌水装置5の移動の完了とを同時にし
ておけば、腕12、13の回動を停止することなく、そ
の株について引き続き矢印44方向の円状の軌跡4の回
動に入っていくことができる。この場合、台車Aは間欠
的に植物3の正面で停止しながら走行するが、旋回機構
は停止することなく、連続回転しながら1列の株に順次
灌水することになる。灌水装置5の移動中の撒水ノズル
22の運動軌跡は腕12、13の円弧状の後方への回転
運動と、灌水装置5の直線状の前進運動とを合成した符
号45に示す曲線運動軌跡になるのであるが、移動速さ
に比して回動速さが大きい場合は、図7の符号45aで
示すように途中から直進運動になる。逆に回動速さが小
さい場合、撒水ノズル22や灌水パイプ19が次の植物
に接触するおそれがあるので、このようなことのないよ
う回動終了は遅くとも移動の終了と同時であるように速
度比を定めるのが好ましい。
【0024】図8〜10は、図2〜3の灌水装置5にお
いて、旋回機構の旋回と台車の走行の制御タイミングを
変えることにより、撒水ノズル22が図6とは異なる運
動軌跡を描くようにした実施例を示している。図8の場
合は、灌水装置5は植物3の図面の右方向から走行して
きて、真正面からある距離80だけ手前の位置52で停
止する。このことは近接スイッチ38の取付位置を変更
することで実現しうる。なお平行リンク機構の停止位置
を決める近接スイッチ24、26も1個にし、位置も変
更している。これにより撒水ノズル22の初期角度θ1
は0(進行方向に対し、直角)であり、最も突出した状
態にある。ただし植物3に対しては図5の符号52と同
じ位置にあるので、幹と干渉しない。停止すると直ちに
旋回用モータ14が起動して平行リンク機構を動かし、
撒水ノズル22を矢印44方向に180°回動させる。
そして最も手前側の位置82に達すると、これを近接ス
イッチ(図2の符号25)で検出して一旦旋回用モータ
14を停止させ、平行リンク機構の回動を停止する。そ
れと同時に走行用モータ31が起動して灌水装置5が矢
印83方向に走行し、植物3よりある距離だけ行き過ぎ
た位置84で停止する。
いて、旋回機構の旋回と台車の走行の制御タイミングを
変えることにより、撒水ノズル22が図6とは異なる運
動軌跡を描くようにした実施例を示している。図8の場
合は、灌水装置5は植物3の図面の右方向から走行して
きて、真正面からある距離80だけ手前の位置52で停
止する。このことは近接スイッチ38の取付位置を変更
することで実現しうる。なお平行リンク機構の停止位置
を決める近接スイッチ24、26も1個にし、位置も変
更している。これにより撒水ノズル22の初期角度θ1
は0(進行方向に対し、直角)であり、最も突出した状
態にある。ただし植物3に対しては図5の符号52と同
じ位置にあるので、幹と干渉しない。停止すると直ちに
旋回用モータ14が起動して平行リンク機構を動かし、
撒水ノズル22を矢印44方向に180°回動させる。
そして最も手前側の位置82に達すると、これを近接ス
イッチ(図2の符号25)で検出して一旦旋回用モータ
14を停止させ、平行リンク機構の回動を停止する。そ
れと同時に走行用モータ31が起動して灌水装置5が矢
印83方向に走行し、植物3よりある距離だけ行き過ぎ
た位置84で停止する。
【0025】停止と同時に旋回用モータ14が再起動し
て撒水ノズル22を矢印85方向に180°回動し、位
置86で停止させる。なお前記台車Aの停止位置84で
の走行用モータ31の停止は、前記位置検出用の近接ス
イッチ38と同様の機能を有する近接スイッチ(図示し
ない)を灌水装置5に追加して設け、これと栽培槽1の
検出片39とで位置を検出して行なう。撒水ノズル22
が矢印85方向に回動して近接スイッチ26により位置
86にて停止するとき、再度、走行用モータ31が起動
して灌水装置5が次の植物3に向かって走行する。この
走行中は平行リンク機構は停止している。これにより撒
水ノズル22は位置52、82、84、86を通るトラ
ック状の近似楕円の軌跡を植物3のまわりに描くことに
なる。特許請求の範囲にいう円状の軌跡とは、かかる近
似楕円をも含む概念である。図8に示す実施例の場合
は、前述のように植物3のある株からつぎの株までの走
行中は旋回機構が停止している。そのため灌水パイプ1
9と植物3とが干渉するおそれがない。また株間の走行
中は撒水ノズル22が横方向に振れず、正確な直進運動
をするので、直線状の灌水軌跡45bがえられる。
て撒水ノズル22を矢印85方向に180°回動し、位
置86で停止させる。なお前記台車Aの停止位置84で
の走行用モータ31の停止は、前記位置検出用の近接ス
イッチ38と同様の機能を有する近接スイッチ(図示し
ない)を灌水装置5に追加して設け、これと栽培槽1の
検出片39とで位置を検出して行なう。撒水ノズル22
が矢印85方向に回動して近接スイッチ26により位置
86にて停止するとき、再度、走行用モータ31が起動
して灌水装置5が次の植物3に向かって走行する。この
走行中は平行リンク機構は停止している。これにより撒
水ノズル22は位置52、82、84、86を通るトラ
ック状の近似楕円の軌跡を植物3のまわりに描くことに
なる。特許請求の範囲にいう円状の軌跡とは、かかる近
似楕円をも含む概念である。図8に示す実施例の場合
は、前述のように植物3のある株からつぎの株までの走
行中は旋回機構が停止している。そのため灌水パイプ1
9と植物3とが干渉するおそれがない。また株間の走行
中は撒水ノズル22が横方向に振れず、正確な直進運動
をするので、直線状の灌水軌跡45bがえられる。
【0026】図9は図8の近似楕円より円に近い軌跡を
描くようにした実施例である。このものは図8の場合と
同じく、灌水装置5は、撒水を行いながら植物の右方向
から走行してきて、植物3の真正面から距離80の手前
までくる。撒水ノズル22は、平行リンク機構の初期角
度θ1 が0で、最も突出した状態にある。前記手前の位
置52に達すると灌水装置5は台車の走行を続けながら
平行リンク機構が起動し、距離80を走行する間に90
°回動して撒水ノズル22は位置87に達する。そのと
き、灌水装置5は植物3の真正面に至って停止する。し
かし平行リンク機構は回動を継続し、位置87から18
0°回動して位置88に達すると、灌水装置5が起動し
て走行を再開し、位置89に至って回動が停止する。そ
のときも走行は継続して行われ、次の植物に向かって進
む。かくて撒水ノズルは位置52、87、88、89を
通る円に近い軌跡を植物を中心として描くことになる。
このものも植物間の灌水軌跡45cは直線であり、しか
も植物3回りの軌跡が図8の実施例の場合より一層円に
近い利点がある。
描くようにした実施例である。このものは図8の場合と
同じく、灌水装置5は、撒水を行いながら植物の右方向
から走行してきて、植物3の真正面から距離80の手前
までくる。撒水ノズル22は、平行リンク機構の初期角
度θ1 が0で、最も突出した状態にある。前記手前の位
置52に達すると灌水装置5は台車の走行を続けながら
平行リンク機構が起動し、距離80を走行する間に90
°回動して撒水ノズル22は位置87に達する。そのと
き、灌水装置5は植物3の真正面に至って停止する。し
かし平行リンク機構は回動を継続し、位置87から18
0°回動して位置88に達すると、灌水装置5が起動し
て走行を再開し、位置89に至って回動が停止する。そ
のときも走行は継続して行われ、次の植物に向かって進
む。かくて撒水ノズルは位置52、87、88、89を
通る円に近い軌跡を植物を中心として描くことになる。
このものも植物間の灌水軌跡45cは直線であり、しか
も植物3回りの軌跡が図8の実施例の場合より一層円に
近い利点がある。
【0027】図10の実施例は基本的に図9の実施例と
同じであるが、灌水装置5が距離80の範囲を走行して
いる間に腕12、13が90°より小さい角度θ4 (図
では60°)だけ旋回する。また走行を停止している間
に180°より大きい角度(図では240°)θ5 だけ
旋回する。このものは図9の実施例よりさらに円に近い
軌跡を描くことができる。なおこの場合も植物3間の移
動の間の灌水軌跡45dは直線である。前記実施例にお
いてはいずれもリンクの回動速度および灌水装置の走行
速度が一定であるが、これらを可変速とすればさらに多
彩な運動をすることが可能である。また電磁バルブ21
の開度をノズルの運動と連動させ、必要な個所(たとえ
ばノズルの移動速度が速い個所)ではノズルの開度を大
きくするようにすれば、より望ましい灌水量を与えるこ
とが可能となる。
同じであるが、灌水装置5が距離80の範囲を走行して
いる間に腕12、13が90°より小さい角度θ4 (図
では60°)だけ旋回する。また走行を停止している間
に180°より大きい角度(図では240°)θ5 だけ
旋回する。このものは図9の実施例よりさらに円に近い
軌跡を描くことができる。なおこの場合も植物3間の移
動の間の灌水軌跡45dは直線である。前記実施例にお
いてはいずれもリンクの回動速度および灌水装置の走行
速度が一定であるが、これらを可変速とすればさらに多
彩な運動をすることが可能である。また電磁バルブ21
の開度をノズルの運動と連動させ、必要な個所(たとえ
ばノズルの移動速度が速い個所)ではノズルの開度を大
きくするようにすれば、より望ましい灌水量を与えるこ
とが可能となる。
【0028】以上述べたように灌水装置の走行と平行リ
ンク機構の回動との組み合わせの選択、および撒水半径
の変更によって成育段階に応じてもっとも適した撒水ノ
ズルの軌跡をうることができ、さらには変速運動、給水
量の連動変更によって一層望ましい撒水を行なうことが
できる。つぎに本発明の付加的改良について説明する。
図11は平行旋回リンク18の支承部20に、灌水パイ
プ19を摺動自在に挿入した実施例を示している。また
図12は、この部分の他の実施例であり、支承部20の
上下に案内コロ48、49を回転自在に設け、その案内
コロ48、49で灌水パイプ19を軸方向移動自在に支
持するものである。
ンク機構の回動との組み合わせの選択、および撒水半径
の変更によって成育段階に応じてもっとも適した撒水ノ
ズルの軌跡をうることができ、さらには変速運動、給水
量の連動変更によって一層望ましい撒水を行なうことが
できる。つぎに本発明の付加的改良について説明する。
図11は平行旋回リンク18の支承部20に、灌水パイ
プ19を摺動自在に挿入した実施例を示している。また
図12は、この部分の他の実施例であり、支承部20の
上下に案内コロ48、49を回転自在に設け、その案内
コロ48、49で灌水パイプ19を軸方向移動自在に支
持するものである。
【0029】さらにこれらの灌水パイプ19は、図示し
ない減速モータないしエアシリンダなどのアクチュエー
タによって、軸方向に往復駆動されるように構成されて
いる。したがって台車の走行と灌水パイプ19の伸縮動
作とを組み合わせ、あるいは更に平行リンク機構の動き
とも組み合わせて、撒水ノズルを円運動、楕円運動ある
いはU字状の運動などのリンク機構では達成しがたい軌
跡を描かさせることが可能である。また後述するよう
に、灌水装置を次の栽培槽に移すときなどに、灌水パイ
プ19を本体側に引っ込めて灌水装置が占めるスペース
を小さくすることができる。図2の近接スイッチ25
は、図8の実施例の場合を含めて、このように撒水ノズ
ル22を最も後退した位置に停止させるためのものであ
る。
ない減速モータないしエアシリンダなどのアクチュエー
タによって、軸方向に往復駆動されるように構成されて
いる。したがって台車の走行と灌水パイプ19の伸縮動
作とを組み合わせ、あるいは更に平行リンク機構の動き
とも組み合わせて、撒水ノズルを円運動、楕円運動ある
いはU字状の運動などのリンク機構では達成しがたい軌
跡を描かさせることが可能である。また後述するよう
に、灌水装置を次の栽培槽に移すときなどに、灌水パイ
プ19を本体側に引っ込めて灌水装置が占めるスペース
を小さくすることができる。図2の近接スイッチ25
は、図8の実施例の場合を含めて、このように撒水ノズ
ル22を最も後退した位置に停止させるためのものであ
る。
【0030】前記実施例においては、植物3の幹との干
渉を避けるため、灌水パイプ19は植物3の幹のいくら
か手前で停止させ、また旋回も植物3の幹と干渉しない
ようにいくらか手前で止めている。そのため植物3の後
背部に、灌水不可能領域ができる(たとえば図6または
図8〜10のF)。図13はこれらの灌水不可能領域F
をできるだけ少なくするための実施例を示しており、図
13Aは灌水パイプ19を支承部20に対して自軸回り
に回動自在に構成し、灌水パイプ19に同心状に設けた
扇状のギア50と、減速モータ51のモータ軸に固定し
たピニオン51aとを噛み合わせ、それにより撒水ノズ
ル22の下向き角度を変更できるようにしたものであ
る。このものは撒水ノズル22が図6や図8〜10の到
着位置52に達したとき、またはその前から灌水を継続
しながら、撒水ノズル22を矢印58方向に首振り回動
させることによって灌水不可能領域Fを少なくすること
ができる。なお灌水パイプ19の旋回が始まれば撒水ノ
ズル22は再び下向きに戻しておく。つぎに旋回が完了
して出発位置に至れば、逆に矢印58’の方向に首振り
駆動して、灌水不可能領域Fを少なくしうる。
渉を避けるため、灌水パイプ19は植物3の幹のいくら
か手前で停止させ、また旋回も植物3の幹と干渉しない
ようにいくらか手前で止めている。そのため植物3の後
背部に、灌水不可能領域ができる(たとえば図6または
図8〜10のF)。図13はこれらの灌水不可能領域F
をできるだけ少なくするための実施例を示しており、図
13Aは灌水パイプ19を支承部20に対して自軸回り
に回動自在に構成し、灌水パイプ19に同心状に設けた
扇状のギア50と、減速モータ51のモータ軸に固定し
たピニオン51aとを噛み合わせ、それにより撒水ノズ
ル22の下向き角度を変更できるようにしたものであ
る。このものは撒水ノズル22が図6や図8〜10の到
着位置52に達したとき、またはその前から灌水を継続
しながら、撒水ノズル22を矢印58方向に首振り回動
させることによって灌水不可能領域Fを少なくすること
ができる。なお灌水パイプ19の旋回が始まれば撒水ノ
ズル22は再び下向きに戻しておく。つぎに旋回が完了
して出発位置に至れば、逆に矢印58’の方向に首振り
駆動して、灌水不可能領域Fを少なくしうる。
【0031】これらの場合は灌水装置5が位置52に達
しても直ちに撒水ノズル22を旋回させず、矢印58方
向の首振りを行なって、再び下向に戻してから回動開始
させ、またノズルが53位置に達しても直ちに灌水装置
が移動を開始するのではなく、ノズルの矢印58方向へ
の首振りを行なって、また下向に戻してから走行開始す
るのが望ましい。他方、図13Bの機構は、図13Aの
首振り機構50Aを2個とクランク状の灌水パイプ19
Aとを組み合わせたものであり、腕12、13の回転と
2個の首振り機構50Aの180°回転とを同調させる
ものである。このものは幹の後背部に撒水ノズルを位置
させて灌水不可能領域を実質的になくすことができる。
以上の説明では図6の位置52、4、53、45、5
2’などのサイクル全区間を撒水を継続することを趣旨
として記述したが、必要に応じて例えば灌水装置5の走
行中の区間45は電磁バルブ21を閉じて撒水を停止し
てもよく、また電磁バルブの開度を変更して撒水量を区
間に応じて変更することも容易に可能である。
しても直ちに撒水ノズル22を旋回させず、矢印58方
向の首振りを行なって、再び下向に戻してから回動開始
させ、またノズルが53位置に達しても直ちに灌水装置
が移動を開始するのではなく、ノズルの矢印58方向へ
の首振りを行なって、また下向に戻してから走行開始す
るのが望ましい。他方、図13Bの機構は、図13Aの
首振り機構50Aを2個とクランク状の灌水パイプ19
Aとを組み合わせたものであり、腕12、13の回転と
2個の首振り機構50Aの180°回転とを同調させる
ものである。このものは幹の後背部に撒水ノズルを位置
させて灌水不可能領域を実質的になくすことができる。
以上の説明では図6の位置52、4、53、45、5
2’などのサイクル全区間を撒水を継続することを趣旨
として記述したが、必要に応じて例えば灌水装置5の走
行中の区間45は電磁バルブ21を閉じて撒水を停止し
てもよく、また電磁バルブの開度を変更して撒水量を区
間に応じて変更することも容易に可能である。
【0032】かくして図14に示すように、定植直後は
植物3の苗の直上93のみ灌水し、その後の成長に応じ
て軌跡94、95、96の順に半径を次第に大きくした
ほぼ円周に沿って灌水し、かつ植物3同士の間は軌跡9
7のように、ほぼ直線で灌水することが可能である。図
15および図16は灌水パイプを二又にした実施例であ
る。このものは平行旋回リンク18上に走行方向と平行
の回動支承部100を設け、これに中空軸101を嵌合
させ、支承部100に対し90°の旋回可能に取付けた
ものである。中空軸101の中空部は灌水通路となり、
支承部100の手前に電磁バルブ102および可撓性パ
イプ103が設けられ、また支承部100を出たところ
で灌水パイプ104、105が互いに90°の角度で分
岐し、分岐直後に手動バルブ106、107を設け、先
端はそれぞれ第1および第2撒水ノズル108、109
を設けている。したがって中空軸101を矢印110方
向に回動させて固定すれば、第1撒水ノズル109は符
号112の位置に、また第2撒水ノズル108は符号1
11の位置に移る。
植物3の苗の直上93のみ灌水し、その後の成長に応じ
て軌跡94、95、96の順に半径を次第に大きくした
ほぼ円周に沿って灌水し、かつ植物3同士の間は軌跡9
7のように、ほぼ直線で灌水することが可能である。図
15および図16は灌水パイプを二又にした実施例であ
る。このものは平行旋回リンク18上に走行方向と平行
の回動支承部100を設け、これに中空軸101を嵌合
させ、支承部100に対し90°の旋回可能に取付けた
ものである。中空軸101の中空部は灌水通路となり、
支承部100の手前に電磁バルブ102および可撓性パ
イプ103が設けられ、また支承部100を出たところ
で灌水パイプ104、105が互いに90°の角度で分
岐し、分岐直後に手動バルブ106、107を設け、先
端はそれぞれ第1および第2撒水ノズル108、109
を設けている。したがって中空軸101を矢印110方
向に回動させて固定すれば、第1撒水ノズル109は符
号112の位置に、また第2撒水ノズル108は符号1
11の位置に移る。
【0033】温室内にはたとえば図19または図20に
示すように植物3を列植した栽培槽1が多数列設してあ
り、灌水装置5をつぎの槽列に移す場合、後に述べるよ
うに列端で吊上げて移動させるのであるが、本実施例で
は1列の灌水を終了した後、二又の灌水パイプ104、
105を90°旋回し、固定し、手動バルブ106、1
07を切り替えて逆向きに走行させることにより、隣接
する栽培槽に灌水しうる。すなわち灌水装置5を一往復
させることによって2列の栽培槽に対して灌水すること
ができ、吊上げ移動回数が半分になる。なお一本の灌水
パイプ19を水平軸回りに180°反転可能としても上
記と同じ効果を奏する。この場合、撒水ノズルの向きを
図13の機構と類似の機構で表裏変更できるようにする
か、表裏それぞれに開閉自在な一対の撒水ノズルを設け
る。図17は旋回機構の他の実施例を示すのスケルトン
図であり、今まで述べたような平行旋回リンク18と直
角に灌水パイプ19を設けたものとは異なり、平行旋回
リンク18の延長方向に灌水パイプ19が設けられ、先
端が撒水ノズル22となっている。栽培槽列の間隔が広
く、台車Aの長手方向のスペースを小さくしたい場合に
はこの型式が便利である。構成、作用効果は今まで述べ
たものと全く同じである。温室が大型で栽培槽が長大に
なると灌水装置の走行距離が長くなり、図4のように可
撓性電線、配水管を追随させながら移動するのは余分な
動力を要する。しかも電線、配水管を追随させながら移
動させるため、温室内の見通し、照明が妨げられ、また
他の設備の設置が不便になることがある。図18はこれ
らの欠点を解消した他の実施例であり、外部からの供
電、給水ではなく、バッテリ59と給水タンク60とを
灌水装置5に搭載したものである。バッテリ59は公知
の装置で作業終了後充電すればよく、必要であればバッ
テリそのものを交換してもよい。また給水タンクへの給
水は図19に示すように温室の側端部に、配管61およ
びバルブ61aを有している給水箇所を設け、必要に応
じて給水すればよい。図19に示すように、温室内には
植物3を列植した栽培槽1が多数列設けてあるので、次
の灌水すべき列に灌水装置を移すことが必要である。こ
の移送方法および装置を図18〜19の実施例によって
説明する。この実施例では温室の一側上部にホイストレ
ール62、ホイスト63が設置され吊上げ具64が掛け
られている。ホイストレール62は栽培槽の列とは直交
している。灌水装置5の方には吊上げ具64と係合する
掛け具65を設置している。このものを使用するには栽
培槽1の終端まで灌水すると、灌水装置5をホイスト6
3で吊上げて次の列に降ろし、図3に示すように栽培槽
1の壁の上辺35と灌水装置5の車輪29、30とを係
合させ、つぎの栽培槽1の植物3への給水を可能にす
る。なお温室内の地上にあって灌水装置を持上げるリフ
タを用いてもよいが、図20のように温室内に段差があ
る場合はホイストで吊上げて次の栽培槽に運んで降下さ
せる図18〜19の方法および装置の方が便利である。
示すように植物3を列植した栽培槽1が多数列設してあ
り、灌水装置5をつぎの槽列に移す場合、後に述べるよ
うに列端で吊上げて移動させるのであるが、本実施例で
は1列の灌水を終了した後、二又の灌水パイプ104、
105を90°旋回し、固定し、手動バルブ106、1
07を切り替えて逆向きに走行させることにより、隣接
する栽培槽に灌水しうる。すなわち灌水装置5を一往復
させることによって2列の栽培槽に対して灌水すること
ができ、吊上げ移動回数が半分になる。なお一本の灌水
パイプ19を水平軸回りに180°反転可能としても上
記と同じ効果を奏する。この場合、撒水ノズルの向きを
図13の機構と類似の機構で表裏変更できるようにする
か、表裏それぞれに開閉自在な一対の撒水ノズルを設け
る。図17は旋回機構の他の実施例を示すのスケルトン
図であり、今まで述べたような平行旋回リンク18と直
角に灌水パイプ19を設けたものとは異なり、平行旋回
リンク18の延長方向に灌水パイプ19が設けられ、先
端が撒水ノズル22となっている。栽培槽列の間隔が広
く、台車Aの長手方向のスペースを小さくしたい場合に
はこの型式が便利である。構成、作用効果は今まで述べ
たものと全く同じである。温室が大型で栽培槽が長大に
なると灌水装置の走行距離が長くなり、図4のように可
撓性電線、配水管を追随させながら移動するのは余分な
動力を要する。しかも電線、配水管を追随させながら移
動させるため、温室内の見通し、照明が妨げられ、また
他の設備の設置が不便になることがある。図18はこれ
らの欠点を解消した他の実施例であり、外部からの供
電、給水ではなく、バッテリ59と給水タンク60とを
灌水装置5に搭載したものである。バッテリ59は公知
の装置で作業終了後充電すればよく、必要であればバッ
テリそのものを交換してもよい。また給水タンクへの給
水は図19に示すように温室の側端部に、配管61およ
びバルブ61aを有している給水箇所を設け、必要に応
じて給水すればよい。図19に示すように、温室内には
植物3を列植した栽培槽1が多数列設けてあるので、次
の灌水すべき列に灌水装置を移すことが必要である。こ
の移送方法および装置を図18〜19の実施例によって
説明する。この実施例では温室の一側上部にホイストレ
ール62、ホイスト63が設置され吊上げ具64が掛け
られている。ホイストレール62は栽培槽の列とは直交
している。灌水装置5の方には吊上げ具64と係合する
掛け具65を設置している。このものを使用するには栽
培槽1の終端まで灌水すると、灌水装置5をホイスト6
3で吊上げて次の列に降ろし、図3に示すように栽培槽
1の壁の上辺35と灌水装置5の車輪29、30とを係
合させ、つぎの栽培槽1の植物3への給水を可能にす
る。なお温室内の地上にあって灌水装置を持上げるリフ
タを用いてもよいが、図20のように温室内に段差があ
る場合はホイストで吊上げて次の栽培槽に運んで降下さ
せる図18〜19の方法および装置の方が便利である。
【0034】なお前記実施例においては、「撒水」とし
て水を撒く場合を中心にして記述したが、液肥料、農薬
の散布などに採用してよいのはもちろんである。さらに
本発明の装置に対し、撒水ノズルに代えて植物を観察す
る器具を取付けて植物の観察を自動的に行なってもよ
い。また噴霧ノズルによって葉の消毒液を噴霧させる作
業を自動的に行なうこともでき、さらには栽培槽の用土
の湿度、温室内の温度なをデータとして入力して計算
し、結果として給水バルブの流量制御を自動的に行なう
など、ハウス栽培を一元管理するいわば栽培ロボットの
役割を行なわせることもできる。
て水を撒く場合を中心にして記述したが、液肥料、農薬
の散布などに採用してよいのはもちろんである。さらに
本発明の装置に対し、撒水ノズルに代えて植物を観察す
る器具を取付けて植物の観察を自動的に行なってもよ
い。また噴霧ノズルによって葉の消毒液を噴霧させる作
業を自動的に行なうこともでき、さらには栽培槽の用土
の湿度、温室内の温度なをデータとして入力して計算
し、結果として給水バルブの流量制御を自動的に行なう
など、ハウス栽培を一元管理するいわば栽培ロボットの
役割を行なわせることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1の灌水方法は苗のうち
は真上から灌水するので、植物は深くしっかり根付き、
成長するにしたがって植物を中心とする大きな半径の円
状の軌跡で地面に灌水するから、根が栽培槽中に横に均
等に拡がる。そのため植物はしっかりと成長し、収穫量
が増え、品質が向上する。請求項2の灌水方法によれば
一列に列植した多数の植物に対し、無駄な動きなしに効
率的に請求項1の方法で灌水しうる。請求項3の装置に
よれば温室の栽培槽中に列植された多数の植物に順次株
を中心とするほぼ円周状に、しかも均等に灌水すること
ができ、自動化も容易である。請求項4の装置によれ
ば、前記灌水方法を簡単な機構で実施することができ、
かつ撒水ノズルの旋回半径の調節も容易である。
は真上から灌水するので、植物は深くしっかり根付き、
成長するにしたがって植物を中心とする大きな半径の円
状の軌跡で地面に灌水するから、根が栽培槽中に横に均
等に拡がる。そのため植物はしっかりと成長し、収穫量
が増え、品質が向上する。請求項2の灌水方法によれば
一列に列植した多数の植物に対し、無駄な動きなしに効
率的に請求項1の方法で灌水しうる。請求項3の装置に
よれば温室の栽培槽中に列植された多数の植物に順次株
を中心とするほぼ円周状に、しかも均等に灌水すること
ができ、自動化も容易である。請求項4の装置によれ
ば、前記灌水方法を簡単な機構で実施することができ、
かつ撒水ノズルの旋回半径の調節も容易である。
【図1】本発明の灌水方法の一実施例をその順に示す平
面図。
面図。
【図2】本発明の灌水装置の一実施例を示す平面図。
【図3】図2の装置の側面図。
【図4】図2の装置における配線、配管状態を示す正面
図。
図。
【図5】本発明にかかわる旋回半径の調節方法を説明す
るための平面図。
るための平面図。
【図6】図2〜3の装置の撒水ノズルの軌跡の一例を示
す平面図。
す平面図。
【図7】図2〜3の装置の撒水ノズルの軌跡の他の例を
示す平面図。
示す平面図。
【図8】図2〜3の装置の撒水ノズルの軌跡のさらに他
の例を示す平面図。
の例を示す平面図。
【図9】図2〜3の装置の撒水ノズルの軌跡のさらに他
の例を示す平面図。
の例を示す平面図。
【図10】図2〜3の装置の撒水ノズルの軌跡のさらに
他の例を示す平面図。
他の例を示す平面図。
【図11】本発明にかかわる灌水パイプの伸縮ガイド機
構の一実施例を示す正面図
構の一実施例を示す正面図
【図12】本発明にかかわる灌水パイプの伸縮ガイド機
構の他の実施例を示す正面図
構の他の実施例を示す正面図
【図13】本発明にかかわる撒水ノズル首振機構の一実
施例を示す正面図およびその応用例を示すスケルトン
図。
施例を示す正面図およびその応用例を示すスケルトン
図。
【図14】本発明の装置を用いた撒水方法の実施例を示
す平面図。
す平面図。
【図15】本発明にかかわる灌水パイプ反転機構の実施
例を示す側面図。
例を示す側面図。
【図16】図15の灌水パイプ反転機構の正面図。
【図17】本発明にかかわる撒水ノズル旋回機構のほか
の実施例を示すスケルトン図。
の実施例を示すスケルトン図。
【図18】本発明の撒水装置の他の実施例を示す正面
図。
図。
【図19】図18の装置の概略平面図。
【図20】本発明にかかわる栽培槽の配列状態の一例を
示す斜視図。
示す斜視図。
3 植物 4 円状の軌跡 5 灌水装置 12 腕 13 腕 18 平行旋回リンク 19 灌水パイプ 22 撒水ノズル 36 車輪 37 車輪
Claims (6)
- 【請求項1】 苗の定植後の一定期間は苗の真上から灌
水し、その後は株を中心とする円状の軌跡に沿って灌水
し、さらに植物の成長にしたがい、前記円状の軌跡の半
径を次第に大きくしていく植物への灌水方法。 - 【請求項2】 たがいに間隔をあけて1列で植えられた
植物に対し、前記列に沿って移動しながら各株ごとに順
に灌水していく方法であって、ある株の走行方向に向っ
て右または左側に撒水ノズルを配置し、その位置から、
株を中心とする円状の軌跡に沿って地面に時計廻りまた
は反時計廻りに灌水して元の位置に戻り、ついで撒水ノ
ズルを前記列に沿って前進させ、次の株の前記進行方向
に向かって右または左側に至らせる植物への灌水方法。
る請求項2記載の方法。 - 【請求項3】 前記円状の軌跡の直径より長い支持部材
の先端に前記撒水ノズルを保持させると共に、該支持部
材を植物の列と交差するように支持し、前記ある株に対
し、支持部材を進行方向の後方から接近させた状態で、
かつもっとも先端側に延ばした位置から撒水を始め、支
持部材の向きを維持しながら平行旋回運動させることに
より撒水ノズルで円状軌跡を描き、ついで支持部材を植
物の列に沿って前進させて次の株に接近させる請求項2
記載の方法。 - 【請求項4】 たがいに間隔をあけて1列に植えられた
植物に対し、各株ごとに順に灌水していくための装置で
あって、前記植物の列の横側を列と平行に走行する走行
機構と、該走行機構に前記列と交差するように保持され
る支持部材と、該支持部材の先端に支持される撒水ノズ
ルと、前記支持部材を、撒水ノズルが植物の株を中心と
する円状の軌跡を描くように、かつ台車の進行方向に向
かって右または左に株を見るばあいに、それぞれ時計方
向または反時計方向に平行を維持しながら旋回させるた
めの支持部材旋回機構とを有する植物への灌水装置。 - 【請求項5】 前記支持部材旋回機構が、走行機構のフ
レームと、該フレームに対し、鉛直軸回りに回動自在に
設けられる2本の回動リンクと、該2本の回動リンクの
先端近辺にその両端が回動自在に結合される平行旋回リ
ンクとからなる4節平行リンク機構を備えており、前記
平行旋回リンクが前記支持部材を保持しており、さらに
前記2本の回動リンクの有効回転半径が調節可能に構成
されている請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 前記支持部材旋回機構が、支持部材の伸
縮方向の横移動機構と、走行機構の走行方向の縦移動機
構と、それらの横移動と縦移動の動きを同調させる制御
手段とを備えている請求項4記載の装置。
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| JP4120192A JPH0751024B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 植物への灌水方法および灌水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP4120192A JPH0751024B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 植物への灌水方法および灌水装置 |
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| JPH05284863A JPH05284863A (ja) | 1993-11-02 |
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Family Applications (1)
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| JP4120192A Expired - Fee Related JPH0751024B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 植物への灌水方法および灌水装置 |
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