JPH0751044A - 灰皿装置 - Google Patents
灰皿装置Info
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- JPH0751044A JPH0751044A JP5203956A JP20395693A JPH0751044A JP H0751044 A JPH0751044 A JP H0751044A JP 5203956 A JP5203956 A JP 5203956A JP 20395693 A JP20395693 A JP 20395693A JP H0751044 A JPH0751044 A JP H0751044A
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- nitrogen oxides
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼中のタバコの煙から窒素酸化物や炭化水
素の除去を有効に行うことができる灰皿装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 モータ4とファン5よりなる吸引部と、灰の
受け皿1との通風路に設けたフィルタ3を、窒素酸化物
および炭化水素もしくはその一方を除去する機能を有す
るものとした。これによりタバコの煙から窒素酸化物や
炭化水素の除去を行うものである。
素の除去を有効に行うことができる灰皿装置を提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 モータ4とファン5よりなる吸引部と、灰の
受け皿1との通風路に設けたフィルタ3を、窒素酸化物
および炭化水素もしくはその一方を除去する機能を有す
るものとした。これによりタバコの煙から窒素酸化物や
炭化水素の除去を行うものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼中のタバコから発生
する煙に含有される有害物である窒素酸化物や炭化水素
を除去する機能を備えた灰皿装置に関するものである。
する煙に含有される有害物である窒素酸化物や炭化水素
を除去する機能を備えた灰皿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼中のタバコの煙には、一酸化炭素・
一酸化窒素・二酸化窒素などの酸化ガスや、各種アルデ
ヒド・フェノール・ニコチンなどの炭化水素が高濃度で
含まれている。このため、喫煙者だけではなく、まわり
にいる人にまで悪影響を及ぼすものである。
一酸化窒素・二酸化窒素などの酸化ガスや、各種アルデ
ヒド・フェノール・ニコチンなどの炭化水素が高濃度で
含まれている。このため、喫煙者だけではなく、まわり
にいる人にまで悪影響を及ぼすものである。
【0003】タバコ本体にフィルタをつけることで、喫
煙者本人への悪影響は防ぐことはできるが、まわりにい
る人に対しては何等の対策にはならないものである。
煙者本人への悪影響は防ぐことはできるが、まわりにい
る人に対しては何等の対策にはならないものである。
【0004】また室内用の空気清浄機は、近くで作用し
ていればタバコの煙の拡散は抑えられ、まわりの人に悪
影響を及ぼすのを多少防ぐことができるが、ほとんどの
場合はタバコの煙が十分拡散したあとで吸引され、タバ
コの近くにいる人には効果の少ないものである。
ていればタバコの煙の拡散は抑えられ、まわりの人に悪
影響を及ぼすのを多少防ぐことができるが、ほとんどの
場合はタバコの煙が十分拡散したあとで吸引され、タバ
コの近くにいる人には効果の少ないものである。
【0005】また、吸引機構のついた灰皿装置も提案さ
れてはいるが、煙粒子にはいくぶん効果はあるが、酸化
ガスや炭化水素には作用しないものであった。
れてはいるが、煙粒子にはいくぶん効果はあるが、酸化
ガスや炭化水素には作用しないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記の従来
の手段では対応しきれず、喫煙中の人のいる室内の窒素
酸化物や炭化水素の濃度はきわめて高くなり、人体に悪
影響を与えるものである。
の手段では対応しきれず、喫煙中の人のいる室内の窒素
酸化物や炭化水素の濃度はきわめて高くなり、人体に悪
影響を与えるものである。
【0007】そこで本発明は、タバコの煙から発生する
一酸化窒素等の窒素酸化物や炭化水素の有害ガスを、タ
バコの煙が拡散する前に除去できる灰皿装置を提供する
ことを第一の目的とするものである。
一酸化窒素等の窒素酸化物や炭化水素の有害ガスを、タ
バコの煙が拡散する前に除去できる灰皿装置を提供する
ことを第一の目的とするものである。
【0008】また、前記第一の目的を一層確実に達成す
ることができる手段を提供することを第二の目的とする
ものである。
ることができる手段を提供することを第二の目的とする
ものである。
【0009】また、前記第一の目的をメンテナンスフリ
ーで達成できる手段を提供することを第三の目的とする
ものである。
ーで達成できる手段を提供することを第三の目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、モータとファンからなる吸
引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との間の通風路に
窒素酸化物および炭化水素、もしくはその一方を除去す
る機能を有したフィルタを配置した灰皿装置とするもの
である。
めの本発明の第一の手段は、モータとファンからなる吸
引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との間の通風路に
窒素酸化物および炭化水素、もしくはその一方を除去す
る機能を有したフィルタを配置した灰皿装置とするもの
である。
【0011】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、本発明の第一の手段の構成のフィルタを、分
子量が3000以上のフェノール樹脂を原料とした活性炭を
担体とし、前記活性炭に鉄化合物を担持させた吸着剤を
含むものとした灰皿装置とするものである。
の手段は、本発明の第一の手段の構成のフィルタを、分
子量が3000以上のフェノール樹脂を原料とした活性炭を
担体とし、前記活性炭に鉄化合物を担持させた吸着剤を
含むものとした灰皿装置とするものである。
【0012】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、モータとファンからなる吸引部と、この吸引
部と灰の受け皿との間の通風路に窒素酸化物および炭化
水素、もしくはその一方を分解する機能を有した触媒を
配置した灰皿装置とするものである。
の手段は、モータとファンからなる吸引部と、この吸引
部と灰の受け皿との間の通風路に窒素酸化物および炭化
水素、もしくはその一方を分解する機能を有した触媒を
配置した灰皿装置とするものである。
【0013】
【作用】本発明の第一の手段は、通風路に設けたフィル
タが、受け皿で燃焼中のタバコから拡散された窒素酸化
物や炭化水素を含有する煙から、室内に拡散する前にこ
れら有害物を除去するように作用し、室内の有害物濃度
が上昇するのを防止するものである。
タが、受け皿で燃焼中のタバコから拡散された窒素酸化
物や炭化水素を含有する煙から、室内に拡散する前にこ
れら有害物を除去するように作用し、室内の有害物濃度
が上昇するのを防止するものである。
【0014】また本発明の第二の手段は、フィルタの構
成を工夫したことによって、一層有害物質の除去を確実
に行うよう作用するものである。
成を工夫したことによって、一層有害物質の除去を確実
に行うよう作用するものである。
【0015】また本発明の第三の手段は、触媒により有
害物質を分解するようにしたことにより、メンテナンス
フリーとしたものである。
害物質を分解するようにしたことにより、メンテナンス
フリーとしたものである。
【0016】
(実施例1)以下、本発明の第一の手段の実施例につい
て図1に基づいて説明する。図1において、1はタバコ
の灰を受ける受け皿で、側面にはスリット2を備えてい
る。3はモータ4とファン5によって構成した吸引部と
前記受け皿1との間の通風路に設けたフィルタである。
このフィルタ3は窒素酸化物および炭化水素、もしくは
その一方を除去する機能を有したものである。6はフィ
ルタ3および吸引部を収容した本体である。
て図1に基づいて説明する。図1において、1はタバコ
の灰を受ける受け皿で、側面にはスリット2を備えてい
る。3はモータ4とファン5によって構成した吸引部と
前記受け皿1との間の通風路に設けたフィルタである。
このフィルタ3は窒素酸化物および炭化水素、もしくは
その一方を除去する機能を有したものである。6はフィ
ルタ3および吸引部を収容した本体である。
【0017】以上の構成で、受け皿1上で燃焼中のタバ
コの煙は矢印で示しているように、受け皿1のスリット
2を抜け、フィルタ3で有害物を除去されてから、吸引
部に吸引され本体6の下部より排気されるものである。
コの煙は矢印で示しているように、受け皿1のスリット
2を抜け、フィルタ3で有害物を除去されてから、吸引
部に吸引され本体6の下部より排気されるものである。
【0018】本実施例ではフィルタ3は、過マンガン酸
カリウムを含浸させたゼオライト10グラムと、無処理
の椰子殻活性炭10グラムとの混合物から構成した吸着
層を備えている。すなわちこの吸着層を、旭化成製の厚
さ7mmの立体編物RH37−1に、均等に合計20グラ
ム入れ、倉敷紡績製の接着芯地を用い、三菱レイヨン製
のポリエステルメッシュを貼り合わせて、フィルタ3と
しているものである。なおフィルタ3は、本体6に配置
できる形に整形しているものである。
カリウムを含浸させたゼオライト10グラムと、無処理
の椰子殻活性炭10グラムとの混合物から構成した吸着
層を備えている。すなわちこの吸着層を、旭化成製の厚
さ7mmの立体編物RH37−1に、均等に合計20グラ
ム入れ、倉敷紡績製の接着芯地を用い、三菱レイヨン製
のポリエステルメッシュを貼り合わせて、フィルタ3と
しているものである。なおフィルタ3は、本体6に配置
できる形に整形しているものである。
【0019】一般に、一酸化窒素は活性炭やゼオライト
等の吸着剤には吸着されない。このため本実施例では、
一酸化窒素を一旦酸化させて二酸化窒素にしてから、前
記吸着剤に吸着させている。つまり過マンガン酸カリウ
ムを含浸させたゼオライトは、過マンガン酸カリウムが
タバコの煙中の一酸化窒素を酸化し、二酸化窒素とする
酸化剤として機能するものである。こうして生じた二酸
化窒素は、ゼオライトに吸着されるものである。また活
性炭は、二酸化窒素及び炭化水素の吸着剤として作用す
るものである。
等の吸着剤には吸着されない。このため本実施例では、
一酸化窒素を一旦酸化させて二酸化窒素にしてから、前
記吸着剤に吸着させている。つまり過マンガン酸カリウ
ムを含浸させたゼオライトは、過マンガン酸カリウムが
タバコの煙中の一酸化窒素を酸化し、二酸化窒素とする
酸化剤として機能するものである。こうして生じた二酸
化窒素は、ゼオライトに吸着されるものである。また活
性炭は、二酸化窒素及び炭化水素の吸着剤として作用す
るものである。
【0020】以下本実施例のフィルタ3を使用した実験
結果を報告する。この実験は、図1に示した灰皿装置を
実験用の1m3ボックスに配置し、タバコを一本燃焼さ
せ、フィルタ3を配置した時と、フィルタ3を使用しな
い場合の室内の窒素酸化物・全炭化水素の濃度を比較測
定したものである。なおタバコはマイルドセブンを用
い、窒素酸化物は化学発光法、炭化水素はガスクロマト
グラフィー水素炎イオン化検出器(FID)で測定して
いるものである。
結果を報告する。この実験は、図1に示した灰皿装置を
実験用の1m3ボックスに配置し、タバコを一本燃焼さ
せ、フィルタ3を配置した時と、フィルタ3を使用しな
い場合の室内の窒素酸化物・全炭化水素の濃度を比較測
定したものである。なおタバコはマイルドセブンを用
い、窒素酸化物は化学発光法、炭化水素はガスクロマト
グラフィー水素炎イオン化検出器(FID)で測定して
いるものである。
【0021】図2にこの実験結果を示している。横軸は
タバコが燃焼してからの経過時間、縦軸は残存率を示し
ている。実験結果を燃焼を開始してから20分経過後の
室内濃度の比率で示すと、フィルタ3を使用した場合は
これを使用しない場合に比べて、一酸化窒素で約70
%、二酸化窒素で約40%、全炭化水素で約30%に抑
えているものである。つまり、これら有害を除去してい
るものである。
タバコが燃焼してからの経過時間、縦軸は残存率を示し
ている。実験結果を燃焼を開始してから20分経過後の
室内濃度の比率で示すと、フィルタ3を使用した場合は
これを使用しない場合に比べて、一酸化窒素で約70
%、二酸化窒素で約40%、全炭化水素で約30%に抑
えているものである。つまり、これら有害を除去してい
るものである。
【0022】また本実施例によれば、タバコの灰を受け
る受け皿1と吸引部の構成上から、タバコの煙はスリッ
ト2からフィルタ3に直接吸引されるようになっている
ものである。従って、タバコの煙は灰皿装置から室内へ
拡散されることなく除去されるものである。
る受け皿1と吸引部の構成上から、タバコの煙はスリッ
ト2からフィルタ3に直接吸引されるようになっている
ものである。従って、タバコの煙は灰皿装置から室内へ
拡散されることなく除去されるものである。
【0023】(実施例2)次に、本発明の第二の手段の
実施例について説明する。本実施例においては、図1の
フィルタ3の吸着層として、無処理の椰子殻活性炭と以
下に記す吸着剤の混合物とを使用している。
実施例について説明する。本実施例においては、図1の
フィルタ3の吸着層として、無処理の椰子殻活性炭と以
下に記す吸着剤の混合物とを使用している。
【0024】原料としては、自硬化性のあるフェノール
樹脂、ここでは一次・二次粒子が球状(粒径0.1〜150μ
m)の樹脂(鐘紡(株)製ベルパール)の粉末を用いて
いる。この樹脂は、分子量が3000以上で分子鎖が長く側
鎖が短いため、粘り強くまた自硬化性を有している。こ
の樹脂粉末を転動造粒し、球形に成形した後炭化して、
続いて約900℃で水蒸気賦活する。このようにして作っ
た活性炭の粒径は、直径1.0〜2.0mmである。以下、必要
に応じてこの活性炭をBP炭と記述する。
樹脂、ここでは一次・二次粒子が球状(粒径0.1〜150μ
m)の樹脂(鐘紡(株)製ベルパール)の粉末を用いて
いる。この樹脂は、分子量が3000以上で分子鎖が長く側
鎖が短いため、粘り強くまた自硬化性を有している。こ
の樹脂粉末を転動造粒し、球形に成形した後炭化して、
続いて約900℃で水蒸気賦活する。このようにして作っ
た活性炭の粒径は、直径1.0〜2.0mmである。以下、必要
に応じてこの活性炭をBP炭と記述する。
【0025】次に、このBP炭に鉄化合物を担持させた
活性炭の調製方法について、図3のフローチャートに従
って説明する。まず活性炭の前処理として、BP炭を温
度110℃、真空度10ー5torrに保ち、1時間静置してお
く。この高温吸引の前処理によって、BP炭内部に含ま
れる水分は取り除かれる。このため、BP炭のミクロ孔
を塞ぐものはなくなって、鉄化合物をミクロ孔の入り口
周辺にまで担持させることが可能となる。
活性炭の調製方法について、図3のフローチャートに従
って説明する。まず活性炭の前処理として、BP炭を温
度110℃、真空度10ー5torrに保ち、1時間静置してお
く。この高温吸引の前処理によって、BP炭内部に含ま
れる水分は取り除かれる。このため、BP炭のミクロ孔
を塞ぐものはなくなって、鉄化合物をミクロ孔の入り口
周辺にまで担持させることが可能となる。
【0026】本実施例では、このように除去特性を向上
するために、高温吸引の前処理を行なっているが、この
処理を省略してもミクロ孔は充填作用を持つものであ
る。
するために、高温吸引の前処理を行なっているが、この
処理を省略してもミクロ孔は充填作用を持つものであ
る。
【0027】また本実施例では、添加する鉄塩として第
二塩化鉄を使用している。つまり第二塩化鉄を純水に溶
解し、0.2mol/lとした第二塩化鉄溶液を使用しているも
のである。
二塩化鉄を使用している。つまり第二塩化鉄を純水に溶
解し、0.2mol/lとした第二塩化鉄溶液を使用しているも
のである。
【0028】前記前処理の終わったBP炭を30分間静
置し、室温まで温度を下げた後、真空度を保ったまま調
整した第二塩化鉄溶液を添加する。この溶液の添加は、
活性炭25gに対し、調製した0.2mol/lの第二塩化鉄溶
液を500mlの割合で行っている。この溶液の添加が終了
すると、30分間室温にて静置する。この間は、真空度
を保ったままであるとする。次に所定時間が経過した
後、重量比で第二塩化鉄の4倍の尿素を加え、撹拌して
溶解させる。この時真空度は破られることになる。この
尿素の添加の工程を終了すると、室温から1分当り1℃
の割合で上昇させ、その後、98℃に保ったまま4時間
静置し鉄化合物を熟成させる。この熟成処理によって、
尿素は加水分解してアンモニウムイオンを生じるもので
ある。この結果鉄の水酸化物の沈澱が生じ、BP炭に鉄
化合物が担持されることになる。
置し、室温まで温度を下げた後、真空度を保ったまま調
整した第二塩化鉄溶液を添加する。この溶液の添加は、
活性炭25gに対し、調製した0.2mol/lの第二塩化鉄溶
液を500mlの割合で行っている。この溶液の添加が終了
すると、30分間室温にて静置する。この間は、真空度
を保ったままであるとする。次に所定時間が経過した
後、重量比で第二塩化鉄の4倍の尿素を加え、撹拌して
溶解させる。この時真空度は破られることになる。この
尿素の添加の工程を終了すると、室温から1分当り1℃
の割合で上昇させ、その後、98℃に保ったまま4時間
静置し鉄化合物を熟成させる。この熟成処理によって、
尿素は加水分解してアンモニウムイオンを生じるもので
ある。この結果鉄の水酸化物の沈澱が生じ、BP炭に鉄
化合物が担持されることになる。
【0029】こうして所定時間が経過すると、イオン交
換水でBP炭の洗浄を行ない、過剰沈澱物を洗い落と
す。このときのイオン交換水の量は、25gの活性炭に対
し1lとしている。この洗浄が終わった後、BP炭を篩
にあけ、110℃の乾燥器に3時間以上静置し、乾燥して
水分を除くものである。
換水でBP炭の洗浄を行ない、過剰沈澱物を洗い落と
す。このときのイオン交換水の量は、25gの活性炭に対
し1lとしている。この洗浄が終わった後、BP炭を篩
にあけ、110℃の乾燥器に3時間以上静置し、乾燥して
水分を除くものである。
【0030】以上の処理により、鉄化合物の担持操作を
終了する。このようにして鉄化合物が担持されると、B
P炭のミクロ孔周辺には多数の鉄化合物が存在すること
になる。この状態で窒素酸化物が近傍に存在すると、こ
の鉄化合物が吸着しミクロ孔内に吸着物質を貯めるとい
う、ミクロ孔充填作用が生ずるものである。
終了する。このようにして鉄化合物が担持されると、B
P炭のミクロ孔周辺には多数の鉄化合物が存在すること
になる。この状態で窒素酸化物が近傍に存在すると、こ
の鉄化合物が吸着しミクロ孔内に吸着物質を貯めるとい
う、ミクロ孔充填作用が生ずるものである。
【0031】図1に示したフィルタ3として、以上の処
理を行ったBP炭を窒素酸化物の吸着剤として10グラ
ム用い、無処理の椰子殻活性炭を炭化水素の吸着剤とし
て10グラム用いている。また、フィルタ3の作成方法
は実施例1と同様である。
理を行ったBP炭を窒素酸化物の吸着剤として10グラ
ム用い、無処理の椰子殻活性炭を炭化水素の吸着剤とし
て10グラム用いている。また、フィルタ3の作成方法
は実施例1と同様である。
【0032】こうして作成したフィルタ1を用いて、実
施例1と同様に性能試験を実施した。
施例1と同様に性能試験を実施した。
【0033】実験結果を実施例1と同様に図4に示す
と、20分経過後で一酸化窒素で約40%、二酸化窒素
で約30%、全炭化窒素で約30%に抑えられている。
つまり本実施例のフィルタは、有効に作用して、これら
の有害物を除去しているものである。このように本実施
例のものは、実施例1のものよりも窒素酸化物の除去能
力が優れているものである。
と、20分経過後で一酸化窒素で約40%、二酸化窒素
で約30%、全炭化窒素で約30%に抑えられている。
つまり本実施例のフィルタは、有効に作用して、これら
の有害物を除去しているものである。このように本実施
例のものは、実施例1のものよりも窒素酸化物の除去能
力が優れているものである。
【0034】(実施例3)次に、本発明の第三の手段の
実施例について図5に基づいて説明する。図5におい
て、11は灰の受け皿、12は受け皿11の側面上のス
リット、13は窒素酸化物および炭化水素、もしくはそ
の一方を分解する機能を有した触媒である。この触媒1
3はシーズヒータ14の上に設けている。15・16は
モータと吸引ファンである。モータ15とファン16は
タバコの煙を吸引する吸引部を構成しており、図中の矢
印は煙の流れを示している。
実施例について図5に基づいて説明する。図5におい
て、11は灰の受け皿、12は受け皿11の側面上のス
リット、13は窒素酸化物および炭化水素、もしくはそ
の一方を分解する機能を有した触媒である。この触媒1
3はシーズヒータ14の上に設けている。15・16は
モータと吸引ファンである。モータ15とファン16は
タバコの煙を吸引する吸引部を構成しており、図中の矢
印は煙の流れを示している。
【0035】本実施例では触媒13は、アルミナからつ
くられるハニカム状に成型した担体に、Pt・Rhを1
0:1の割合で含浸法により担持したものを用いてい
る。ここでPt・Rhの担持量は、ハニカム1cm3に対し
て5mgとしている。またここでは、20cm×5cm×2cmのハ
ニカムとしているため、約1gのPt・Rhを用いたこと
になるものである。
くられるハニカム状に成型した担体に、Pt・Rhを1
0:1の割合で含浸法により担持したものを用いてい
る。ここでPt・Rhの担持量は、ハニカム1cm3に対し
て5mgとしている。またここでは、20cm×5cm×2cmのハ
ニカムとしているため、約1gのPt・Rhを用いたこと
になるものである。
【0036】以下、上記の触媒13を使用した実験結果
を報告する。この実験では、触媒13が活性を持つよう
に触媒温度が350℃以上となるようにヒータ4を通電
しているものである。
を報告する。この実験では、触媒13が活性を持つよう
に触媒温度が350℃以上となるようにヒータ4を通電
しているものである。
【0037】この実験も実施例1と同様に、図5におけ
る灰皿装置を実験用の1m3ボックスに配置し、タバコを
一本燃焼させている。この状態で、触媒13を設けた時
と、触媒なしとした時の室内の窒素酸化物・全炭化水素
の濃度を比較測定したものである。
る灰皿装置を実験用の1m3ボックスに配置し、タバコを
一本燃焼させている。この状態で、触媒13を設けた時
と、触媒なしとした時の室内の窒素酸化物・全炭化水素
の濃度を比較測定したものである。
【0038】実験結果を同様に図6に示すと、20分経
過後で触媒なしの時に比べて一酸化窒素で約50%、二
酸化窒素で約35%、全炭化水素で約30%に抑えてい
るものである。つまり本実施例によっても、これら有害
物を除去することができるものである。また本実施例で
は、フィルタとは異なり触媒を用いているため、取り替
えの必要がなくなるものである。
過後で触媒なしの時に比べて一酸化窒素で約50%、二
酸化窒素で約35%、全炭化水素で約30%に抑えてい
るものである。つまり本実施例によっても、これら有害
物を除去することができるものである。また本実施例で
は、フィルタとは異なり触媒を用いているため、取り替
えの必要がなくなるものである。
【0039】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、モータとファン
からなる吸引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との間
の通風路に窒素酸化物および炭化水素、もしくはその一
方を除去する機能を有したフィルタを配置した構成とし
て、タバコの煙から発生する一酸化窒素等の窒素酸化物
や炭化水素等の有害ガスを、タバコの煙が拡散する前に
除去できる灰皿装置を実現するものである。
からなる吸引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との間
の通風路に窒素酸化物および炭化水素、もしくはその一
方を除去する機能を有したフィルタを配置した構成とし
て、タバコの煙から発生する一酸化窒素等の窒素酸化物
や炭化水素等の有害ガスを、タバコの煙が拡散する前に
除去できる灰皿装置を実現するものである。
【0040】また本発明の第二の手段は、フィルタを、
分子量が3000以上のフェノール樹脂を原料とした活性炭
を担体とし、前記活性炭に鉄化合物を担持させた吸着剤
を含む構成として、窒素酸化物の除去特性をより一層向
上させた灰皿装置とすることができるものである。
分子量が3000以上のフェノール樹脂を原料とした活性炭
を担体とし、前記活性炭に鉄化合物を担持させた吸着剤
を含む構成として、窒素酸化物の除去特性をより一層向
上させた灰皿装置とすることができるものである。
【0041】また本発明の第三の手段は、モータとファ
ンからなる吸引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との
間の通風路に窒素酸化物および炭化水素、もしくはその
一方を分解する機能を有した触媒を配置した構成とし
て、特にメンテナンスフリーとした灰皿装置を実現する
ものである。
ンからなる吸引部を有し、この吸引部と灰の受け皿との
間の通風路に窒素酸化物および炭化水素、もしくはその
一方を分解する機能を有した触媒を配置した構成とし
て、特にメンテナンスフリーとした灰皿装置を実現する
ものである。
【図1】本発明の第一の手段の実施例における灰皿装置
の断面図
の断面図
【図2】同実験結果を示す特性図
【図3】本発明の第二の手段の実施例におけるフィルタ
の吸着層の調製方法を示すフローチャート
の吸着層の調製方法を示すフローチャート
【図4】同実験結果を示す特性図
【図5】本発明の第三の手段の実施例における灰皿装置
の断面図
の断面図
【図6】同実験結果を示す特性図
1 受け皿 3 フィルタ 4 モータ 5 ファン 13 触媒
Claims (3)
- 【請求項1】 モータとファンからなる吸引部を有し、
この吸引部と灰の受け皿との間の通風路に窒素酸化物お
よび炭化水素、もしくはその一方を除去する機能を有し
たフィルタを配置した灰皿装置。 - 【請求項2】 フィルタは、分子量が3000以上のフェノ
ール樹脂を原料とした活性炭を担体とし、前記活性炭に
鉄化合物を担持させた吸着剤を含む請求項1記載の灰皿
装置。 - 【請求項3】 モータとファンからなる吸引部を有し、
この吸引部と灰の受け皿との間の通風路に窒素酸化物お
よび炭化水素、もしくはその一方を分解する機能を有し
た触媒を配置した灰皿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203956A JPH0751044A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 灰皿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203956A JPH0751044A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 灰皿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751044A true JPH0751044A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16482450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5203956A Pending JPH0751044A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 灰皿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751044A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6523544B1 (en) | 1998-09-11 | 2003-02-25 | Philip Morris Incorporated | Fan-assisted ashtray |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP5203956A patent/JPH0751044A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6523544B1 (en) | 1998-09-11 | 2003-02-25 | Philip Morris Incorporated | Fan-assisted ashtray |
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