JPH0751289B2 - 親水性重合体の製造方法 - Google Patents

親水性重合体の製造方法

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JPH0751289B2
JPH0751289B2 JP1-511109A JP51110989A JPH0751289B2 JP H0751289 B2 JPH0751289 B2 JP H0751289B2 JP 51110989 A JP51110989 A JP 51110989A JP H0751289 B2 JPH0751289 B2 JP H0751289B2
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hydrogel polymer
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武博 高島
雅 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、親水性重合体の製造方法に関する。詳しく述
べると、本発明は、含水ゲル状物を特定の定量供給装置
を用いることによって親水性重合体を生産性良く製造す
るための方法に関するものである。
[背景技術] 粉状物や粒状物を定量供給するために、従来では例えば
ベルトコンベアが用いられている。ベルトコンベアを用
いて粉状物や粒状物を定量供給する場合には、コンベア
の上に開閉式ゲート若しくは回転式ローラを設置し、コ
ンベア上を搬送される粉状物の厚みを所定値に設定する
ことで、定量供給が可能となる。しかしながら、粘着性
を有する吸水性樹脂等の親水性重合体の含水ゲル状物を
搬送するために、上述したような従来のベルトコンベア
を使用すると、一定量の搬送供給を行なうことが困難で
あった。
例えば、ベルトコンベアの搬入端に投入された吸水性樹
脂含水ゲル状物を搬出端に向けて搬送しつつ、この搬送
過程でベルトコンベアの上方に設けられたゲートや回転
式ローラでコンベア上の吸水性樹脂含水ゲル状物の厚み
を一定に規制しようとすると、該含水ゲル状物が粘着性
を有するので、ゲートの部分で押し付け力を受けること
になる結果、該含水ゲル状物が圧密力を受けて嵩密度が
増加してしまうこととなった。このように嵩密度が増加
すると、ベルトコンベアの搬出端から一定の厚みで次の
乾燥工程に含水ゲル状物を搬送しても、比重や容積率が
初期の状態から変化して高精度な定量供給を行なうこと
ができないのみならず、通気性が悪くなることから、該
含水ゲル状物内部に熱風が通過せず、該含水ゲル状物全
てに連続的な乾燥作業を行なうことができず、未乾燥部
分が発生することになった。例えば、バンドコンベアを
内蔵した通気バンド式乾燥機を、粘着性を有する含水ゲ
ル状物の乾燥のために用いた場合、圧密されて通気性が
悪くなった該含水ゲル状物を乾燥すると、熱風の通過が
充分になされず、該含水ゲル状物内部の乾燥が極端に悪
くなり、乾燥機の出口部に未乾燥の含水ゲル状物が混ざ
ることになった。したがって、次の粉砕工程で粉砕され
ないものが発生し、それが装置に付着したり詰りを惹起
させ、連続乾燥作業の障害となるばかりか、ときには装
置を破損させる場合があった。
特に、吸水性樹脂等の親水性重合体の含水ゲル状物がア
クリル酸(塩)を50〜100重量%含む単量体成分を重合
して得られた場合は、含水ゲル状物の粒子の粘着性はよ
り強いものとなるために、上記の如き不都合により一層
顕著なものとなる。
本発明は上記従来技術の現状に鑑みてなされたものであ
り、コンベアの搬入端に投入されて山積み状態となった
親水性樹脂の含水ゲル状物をゲートを用いて一定の厚み
に設定し、これを次の工程に一定量ずつ搬出する場合に
は、材料が含水ゲル状物であってもほぐれた状態となっ
て排出されるようにする必要がある。搬出端に向かう湿
潤材料の厚みをゲートにより薄く設定すると、含水ゲル
状物が粘着性を有するために、湿潤材料がコンベアの上
面でスリップしてしまい、含水ゲル状物の搬送を行なう
ことができなかった。
一方、このスリップ現象を回避すべく、ゲートにより充
分な厚みに含水ゲル状物を設定すると、含水ゲル状物は
ほぐれた状態とならないで、排出されることになる。含
水ゲル状物をゲートにより上述した充分な厚みに設定す
ると、厚み方向の全幅に亘って嵩密度が高まることにな
るが、含水ゲル状物の上側の部分のみを掻き出し部材に
より掻き出しながら排出する一方、掻き出し部材により
排出されない下側部を搬送機で搬送端から排出すること
によって、含水ゲル状物の全てが圧密されることなく、
次の工程に連続的に搬送されることが可能となった。
したがって、本発明の目的は、回分式重合により得られ
る親水性重合体含水ゲル状物の一定量を高精度で乾燥機
に搬入して効率よく乾燥して親水性重合体を生産性よく
製造するための方法を提供することにある。
[発明の開示] 上記諸目的は、回分式重合の含水ゲル状重合体を連続乾
燥する親水性重合体の製造方法であって、回分式で重合
して得られる細分化された含水ゲル状重合体を調製し、
乾燥前に該含水ゲル状重合体を搬入端から搬送端との間
に当該搬送端に向けて一定速度で搬送する第1の搬送機
に供給し、掻き出し前に第1の搬送機上の該含水ゲル状
重合体の厚みを一定に調整し、該搬送端上方に設けられ
た該含水ゲル状重合体の上側部内に食い込む掻き出し部
材を有する掻き出し手段により該搬送端に至った該含水
ゲル状重合体の上側部を切り崩して該搬送端から第1の
搬送機より高速の第2搬送機に排出すると共に、該掻き
出し手段により排出されない該含水ゲル状重合体の下側
部を第1の搬送機で該搬送端から第2の搬送機に排出
し、第2搬送機からの該含水ゲル状重合体を乾燥機に投
入して乾燥することを特徴とする親水性重合体の製造方
法により達成することができる。
[図面の簡単な説明] 第1図は本発明の一実施例に係る定量供給装置を示す断
面図、 第2図は第1図の平面側断面図、 第3図は第1図および第2図に示された掻き出し機を示
す斜視図、 第4図(A)〜(C)はそれぞれ他の実施例に係る掻き
出し機を示す斜視図、 第5図(A)は更に他の実施例に係る定量供給装置を示
す断面図、 第5図(B)は同図(A)に示された掻き出し機を示す
斜視図であり、また、 第6図は比較例としての定量供給装置を示す概略斜視図
である。
[発明を実施するための最良の形態] 本発明にあっては、第1の搬送機によってその搬入端か
ら搬出端に至るまでの間に搬送機の上における含水ゲル
状物の厚みが所定値に規制されることになり、この厚み
は含水ゲル状物と搬送機との間でスリップ現象を起こさ
ない程度に設定される。この際に含水ゲル状物は厚み方
向の全幅に亘り圧密状態となるが、圧密状態となり嵩密
度が高まった含水ゲル状物のうち上側の部分は、掻き出
し部材によりほぐされた状態となって排出される。そし
て、掻き出し部材により排出されない下側の部分は、上
側の部分が掻き出し部材でそぎ出されることにより、厚
みが薄くなり、このように薄い状態で搬出されることか
ら、下側の部分は粘結力が弱まり、この部分もほぐさせ
た状態となって排出されることになる。これにより、間
断なく次の第2の搬送機に含水ゲル状物が搬送される。
こうして第1の搬送機から排出された含水ゲル状物は、
第2の搬送機により乾燥機に供給される。第2の搬送機
は第1の搬送機より低い位置に配置する。この際、第2
の搬送機の搬送速度は第1の搬送機より高速とする。第
2の搬送機を高速とすることにより第1の搬送機の搬送
端に配置した掻き出し部材により排出されない下側部の
材料がよりほぐされた状態となる上に、定量供給性も向
上するからである。
本発明において、第2の伴送機が第1の搬送機より低い
位置に設置されるので、搬入端から搬入される材料の量
等によっては、搬送端から雪崩状に落下して排出される
定量性が阻害される場合があるので、第1の搬送機の搬
送端に該第1の搬送機の上面とほぼ同一面となった材料
案内面を有する板状部材を設けるのが好ましい。該板状
部材の送り方向の長さは特に限定されず、材料の搬入量
やその粘着性等の物性に応じて適宜決定すべきものであ
るが、通常50〜500mm、特に100〜300mmとするのが好適
である。
本発明における親水性重合体含水ゲル状物等は、特に、
該親水性重合体がアルカリ金属水酸化物またはアンモニ
アによる中和率0〜100モル%、好ましくは50〜90モル
%のアクリル酸を50〜100重量%、好ましくは75〜100重
量%含む単量体成分を重合して得られるものである場合
は、その粘着性がより強いものであるために本発明の方
法が特に有効である。
親水性重合体の製造方法は特に制限されるものではない
が、回分式重合法による場合は多量の親水性重合体の含
水ゲル状物が間けつ的に排出されるので、該含水ゲル状
物を乾燥工程に連続的に供給するために本発明の方法が
有効である。
しかして、本発明の親水性重合体の製造方法は、特開昭
57−34,101号、特公昭48−42,466号、特公昭42−9,656
号等に開示されているように、重合により含水ゲル状重
合体となる単量体を、回分重合して得られる細分化され
た含水ゲル状重合体を、前記の定量供給装置で乾燥装置
に連続的に供給して乾燥する工程よりなるものである
が、前記定量供給装置により含水ゲル状重合体が圧密さ
れることなく、しかも定量で乾燥装置に供給されるの
で、親水性重合体の生産効率が飛躍的に向上する。
中でも特開昭57−34,101号に開示されている様な、複数
の回転撹拌軸を有する容器内で、生成する含水ゲル状重
合体を該撹拌軸の回転による剪断力により細分化しなが
ら水溶液重合する方法は、重合による生成物をそのまま
前記手順にしたがって、連続的に乾燥工程に供給でき
る。その際、用いられる単量体水溶液の濃度は10〜80重
量%であることが好ましく、特に20〜60重量%が好まし
い。この範囲内の濃度であれば、重合の進行に伴い生成
する含水ゲル状重合体が撹拌軸の回転による剪断力によ
り容易に細分化される。
使用できる単量体としては、たとえば、アクリル酸およ
びメタアクリル酸ならびにそれらのアルカリ金属塩また
はアンモニウム塩、アクリルアミド、メタアクリルアミ
ド、アクリロニトリル、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、マレイン酸等の水溶性α、β−エチレン
性不飽和単量体を挙げることができ、これらのうちの1
種または2種以上を用いることができる。この際、必要
であればアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸イソプロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル等を親水性を損なわない範囲で上記水溶性単量体
と併用して用いてもよい。
親水性重合体が吸水性樹脂である場合には、架橋性単量
体が用いられる。架橋性単量体としては、たとえばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパンおよ
びペンタエリスリトールのジアクリレートまたはジメタ
アクリレート、トリメチロールプロパンおよびペンタエ
リスリトールのトリアクリレートまたはトリメタアクリ
レート、ペンタエリスリトールのテトラアクリレートま
たはテトラメタアクリレート、N,N−メチレンビスアク
リルアミド、N,N′−メチレンビスメタアクリルアミ
ド、イソシアヌル酸トリアリル、エチレングリコールジ
グリシジルエーテル等を挙げることができ、これらのう
ちの1種又は2種以上を用いることができる。該架橋性
単量体は、前記単量体に対して、通常10モル%以下、好
ましくは0.005〜5モル%、最も好ましくは0.01〜1モ
ル%使用される。
このような単量体のなかでも本発明では、アクリル酸お
よびメタアクリル酸ならびにそれらのアルカリ金属塩ま
たはアンモニウム塩、アクリルアミドならびにメタアク
リルアミドからなる群より選ばれた1種または2種以上
の単量体(A)と分子内に重合性二重結合を2個以上有
する架橋性単量体(B)とからなり、架橋性単量体
(B)が10モル%以下の比率である単量体混合物が特に
好ましいものである。架橋性単量体(B)としては前記
架橋性単量体の中から1種または2種を用いることがで
きる。この際架橋性単量体(B)の使用量が単量体
(A)に対して10モル%を越える場合には、得られる架
橋重合体の吸水能やイオン交換能が低くなる。しかし
て、架橋性単量体(B)の比率は、好ましくは0.005〜
5モル%、最も好ましくは0.01〜1モル%である。また
この単量体混合物の水溶液濃度は10〜80重量%である
が、好ましくは20〜60重量%である。
以上は、主として単量体を必要により所定量だけ中和し
た場合を例にとって説明したが、生成した親水性重合体
を全部または部分的に前記中和率となるように中和して
もよい。得られた含水ゲル状重合体の含水率は10〜90重
量%、好ましくは30〜80重量%であり、またその平均粒
径は0.05〜50mm、好ましくは0.5〜20mmである。
つぎに、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
実施例 第1図は、本発明に用いる材料の定量供給装置の一例を
示す概略断面図であり、この装置10は、水溶液重合によ
り吸水性樹脂の含水ゲル状物を製造するための装置1
と、該含水ゲル状物を乾燥するための乾燥装置11との間
に設置されており、基台12に取付けられた第1の搬送
機、つまりベルトコンベア13を有している。
前記製造装置は、このベルトコンベア13の右側部分の搬
入端の上方に設置されており、ここで細分化された含水
ゲル状物が製造される。この製造は次のようにして行な
った。内容積が1000lで、シグマ型羽根6を2本有する
ジャケット4付きステンレス製双腕型ニーダーに蓋を付
け、このニーダー5内に原料供給管3よりアクリル酸ナ
トリウム水溶液438kgとアクリル酸41.4kg、イオン交換
水70.6kgからなるアクリル酸(塩)単量体の水溶液550k
g(モノマー濃度37重量%、中和率75モル%)と、N,N′
−メチレンビスアクリルアミド0.1kgを入れ、窒素ガス
導入管2より窒素ガスを吹き込み反応系内を窒素置換し
た。
次いで、2本のシグマ型羽根6を30rpmの速度で回転さ
せて、ジャケット4に25℃の温水を通して加熱しなが
ら、重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.14kgおよび
亜硫酸水素ナトリウム0.02kgを添加した。開始剤添加
後、5分で重合が開始し、20分で反応系内の温度が92℃
に達し、含水ゲル状重合体は1〜5mmの径の細粒にされ6
0分で重合を終了して含水ゲル状物を取出した。
この取出された含水ゲル状物は第1図に示すように、ベ
ルトコンベア13の搬入側上部に設置されたホッパー14を
通ってベルトコンベア13の上に投入される。このベルト
コンベア13はそれぞれ基台12に取付けられた駆動側と従
動側のローラ15および16に掛け渡されており、支持台に
設けられたモータ17により前記ベルトコンベア13を第1
図において矢印の方向に搬送すべく、モータ17の主軸に
固定されたスプロケットと駆動側ローラ15に固定された
スプロケットとにチェーン18が、第2図に示すように掛
け渡されている。
ホッパー14には、これと一体にゲート部材20が取付けら
れており、このゲート部材20は、第2図に示すように、
ベルトコンベア13の幅方向中央部に位置する部分からコ
ンベア13の両側部に向けて下流側に傾斜することによ
り、くの字形状となっている。したがって、コンベア13
の搬入端に、第1図に示すように、山積み状態となって
投入された含水ゲル状物は、コンベア13の搬送移動に伴
なって、コンベア13の幅方向中央部に位置する部分が両
側部に押し付けられながら、ゲート部材20の下面とコン
ベア13の上面との間の隙間に対応した厚みDに規制され
設定される。
なお、このゲート部材20に代えて、回転ローラをホッパ
ー14内に組込み、この回転ローラによって含水ゲル状物
の厚みをベルトコンベア13で搬送しつつ規制するように
しても良い。
前記ベルトコンベア13の左端には、このコンベア13の上
面と同一のレベルとなった受け板21が板状部材として設
置され、この受け板21の部分がベルトコンベア13の搬出
端となっている。この受け板21はベルトコンベア13の幅
寸法に対応した長さを有しており、この受け板21は図示
実施例にあっては、コンベア13の搬送方向の寸法が150
〜200mmに設定されている。受け板21を設けることによ
って、含水ゲル状物が雪崩状となって落下するのを、効
果的に防止できる。この受け板21の左端部上方には、ベ
ルトコンベア13の搬送方向に対してほぼ直角をなす方向
となった回転軸22が図示しない支持部材により回転自在
に支持されている。この回転軸22は第2図に示すように
モータ23に固定されたスプロケットと回転軸22に固定さ
れたスプロケットとにチェーン24を掛渡すことにより、
これらを介してモータ23によって駆動されるようになっ
ている。この回転軸22の中心位置は前記受け板21の左端
の縁部にほぼ一致させてある。
この回転軸22には第3図に示すように、掻き出し部材を
なす多数の羽根部材25が放射方向に固定されており、そ
れぞれの羽根部材25は、コンベア13の幅に対応した幅寸
法を有すると共に、回転軸22の中心から先端まで相互に
同一の長さを有し、回転軸22と羽根部材25とにより掻き
出し機26が構成されている。図示実施例にあっては、そ
れぞれの羽根部材25は、回転軸22の中心に対して30°の
位相で隣接し合い、合計12枚となっている。
前記回転軸22は矢印で示す方向に回転するようになって
いるので、回転軸22の回転に伴なって、それぞれの羽根
部材25はベルトコンベア13によって搬送された含水ゲル
状物を搬送する方向に移動することになる。ベルトコン
ベア13の搬送速度をVとし、それぞれの羽根部材25の先
端の速度つまり周速度をvとすると、この周速度vは、
搬送速度Vの5〜500倍の範囲に設定されている。最下
部にまで移動した羽根部材25の先端とベルトコンベア13
の上面との間には、隙間dが設けられており、この隙間
dの値は前記隙間Dの4分の3から4分の1程度、好ま
しくは2分の1から3分の1程度に設定されている。
前記ベルトコンベア13によってこの上を搬送されなが
ら、ゲート部材20によって上述した厚みDとなった含水
ゲル状物は、ゲート部材20を通過する際にこれにより押
し付けられて、厚み方向の全幅に亘り比較的嵩密度が高
くなっている。この厚みDは、通常300〜1,000mm程度、
好ましくは350〜700mmとなっているが、この値に該含水
ゲル状物の厚みDを規制すれば、含水ゲル状物はコンベ
ア13の上でスリップ現象を起こすことなく、確実に搬送
されることになる。
この状態で含水ゲル状物Aがコンベア13の搬出端である
受け板21の上にまで搬送されると、掻き出し部材である
羽根部材25が、厚みDとなっている含水ゲル状物Aの上
から4分の3から4分の1の領域まで食い込み、この部
分をコンベア13の搬送速度よりも早い周速度で搬出方向
に切り崩しながら掻き落す。したがって、圧密状態とな
り嵩密度が増加していた含水ゲル状物は羽根部材25で上
側の部分がほぐされるようにして乾燥装置11に排出され
ると共に、下側の領域の含水ゲル状物はコンベア13の上
を搬送される上流側の含水ゲル状物によって押されるこ
とにより、そのまま第2の搬送機、つまりコンベア27に
排出され、乾燥装置11に供給されることになる。この際
コンベア27の搬送速度はコンベア13の速度Vの3〜50倍
である。そして、この下側の部分の含水ゲル状物は、厚
み方向の幅が小さくなることから、粘結力が低下すると
ともに落下によって十分にほぐされて排出される。これ
により、羽根部材25によって切り出された部分とベルト
コンベア13からそのまま排出される部分とが、充分にほ
ぐされ間断なく連続して次工程の乾燥装置11に投入され
るので、次の工程に対して、含水ゲル状物が確実に高精
度で定量供給される。
第4図(A)は本発明の他の実施例に係る掻き出し機26
を示す図であり、筒型の回転体30の外周面に多数の凹面
31を形成し、それぞれの凹面31は軸方向全長に渡り真直
ぐに伸びている。これにより、回転体30の外周部には、
ベルトコンベア13の幅方向に伸びる幅狭の掻き出し部32
が福数本形成されることになる。この場合にも前記実施
例と同様な含水ゲル状物の上側部の掻き出し作用を得る
ことができる。
第4図(B)はさらに他の実施例に係る掻き出し機26を
示す図であり、この場合には回転軸35には螺旋状に連続
したリボン状の羽根36が設けられている。この螺旋状の
羽根36によって前記上側部の含水ゲル状物は、ベルトコ
ンベア13の幅方向に向かう移動力を受けながら、羽根36
の回転に伴なう搬送方向の分速度で、湿粘着を有する故
に羽根36に付着する傾向を含水ゲル状物自体が有してい
ることと相俟って、切り崩されながら次工程に排出され
る。この場合には前記ほぐし作用が顕著になる。
第4図(B)に示された螺旋状の羽根36の螺旋の向きを
回転軸35の中心部で逆方向に設定すれば、ほぐし作用を
受けるときの含水ゲル状物はベルトコンベア13の幅方向
中央部に集めたり、逆に両側部に離すように移動するこ
とになる。
上述するように粘着性のために羽根に付着する傾向を含
水ゲル状物が有していることをさらに発展させれば、第
4図(C)に示すような掻き出し機26の変形例も可能と
なる。この場合、回転軸38には多数の棒材39が放射状に
突設されて、これらの棒材39が掻き出し部材になってい
る。この場合にはコンベア13の上の含水ゲル状物には、
その幅方向全体で同時に掻き落されることはないが、一
部が掻き出されることから、その掻き出された部分に隣
接する部分が粘着性によって連れて掻き出されることに
なり、上述したそれぞれの実施例の場合と同様に含水ゲ
ル状物の切り崩しによるほぐし作用を得ることができ
る。
第5図(A)および(B)は、さらに他の実施例に係る
定量供給装置を示す図であり、この場合には第1図およ
び第2図に示した場合と相違してホッパー14内には前記
ゲート部材20が設けられておらず、ゲート部材20の機能
を掻き出し機26によっても達成するようにしている。
この掻き出し機26は、第5図(B)に示されるように受
け板21の上方に位置する搬出側のローラ40と、これより
もコンベア13の搬入側であって、より上方に位置する搬
入側のローラ41とを有している。これらのローラ40、41
には無端ベルト42が掛渡されており、このベルト42は図
示するように、搬送端に向かうに従ってベルトコンベア
13との間の隙間が小さくなるように傾斜している。この
ベルト42の外周面には、その幅方向に沿う多数の羽根部
材43が所定間隔置きに取付けられている。この場合もそ
れぞれの羽根部材43の先端の移動速度vは、ベルトコン
ベア13の移動速度Vよりも大きな値に設定されているの
で、ベルトコンベア13の上に投入されたままの含水ゲル
状物はベルト42の下側の部分の下面に押し付けられて、
最終的な厚みが規制されると共に、羽根部材43によって
掻き出されて、切り崩されることになる。
第1図〜第3図に示した定量供給装置の稼動試験によれ
ば、上述した双腕型ニーダーからベルトコンベア13の搬
入端に前述した条件で投入された含水ゲル状物を、前記
搬送速度Vを0.06m/minに、前記周速度vを4m/min.に、
前記隙間Dを500mmに、隙間dを200mmにそれぞれ設定し
て、ベルトコンベア13の上で乾燥機11まで搬送した。こ
れにより、乾燥機11のベルト上には45〜50mmの均一な厚
みで圧密状態とならないふわっとした含水ゲル状物層が
作られた。そして、乾燥機11内では温度150℃の熱風が
供給された状態で、120分間の連続乾燥を行なった。こ
れにより、含水率が5〜7重量%の範囲の乾燥物が得ら
れ、これを粉砕機にかけたところ、1mm径以下の粒径を
持つ粉砕物、つまり吸水性樹脂粉末が得られた。
もしも、前記寸法dをゼロに近い値とすることは、掻き
出し部材によって逆に該含水ゲル状物が圧密化されるこ
とになり、好ましくない。含水ゲル状物を充分にほぐし
ながら次の工程に搬出する機能は、上側部のみを掻き出
し部材で切り崩しながら排出することで充分に達成され
る。
本発明の基本原理および作用効果をより理解し易くする
ために、本発明の開発過程で試みられた定量供給装置の
概略構造を示すと第6図の通りである。この場合にはベ
ルトコンベア50の上に投入された含水ゲル状物は、搬送
に伴なってゲート51を通過した後に、乾燥機52に投入さ
れることになる。ところが、ベルトコンベア50の搬出端
からは、含水ゲル状物がブロック状となって落下し、乾
燥機52のコンベア27の上に塊が形成されることになっ
た。この状態のまま乾燥機52で温度150℃の熱風を10時
間の間吹き付けて乾燥を行なったところ、塊の内部にま
で熱風が通過せずに未乾燥の含水ゲル状物が混じってい
た。これを手で砕いて粉砕機に供給したところ、未乾燥
の含水ゲル状物が詰まってしまい、粉砕機が停止してし
まった。
[産業上の利用分野] 以上のように本発明によれば、第1の搬送機の上で搬送
されながら、その上で搬送機と材料とがスリップ現象を
起こさない程度の厚みに規制され、この厚みの規制時に
含水ゲル状物は圧密作用で嵩密度が高くなるが、これの
うち上側の部分は第1の搬送機の搬出端の部分で切り崩
されるように掻き出されて第2の搬送機に排出される。
一方、下側の部分は上側の部分が掻き出し部材でそぎ出
されて、厚みが薄い状態となり、搬出移動力のみで充分
にほぐされることになる。これにより、排出される含水
ゲル状物は、全体的に充分にほぐされた状態となって、
間断なく連続的に乾燥機に供給されることになり、高精
度での定量供給による連続的な乾燥が可能となった また、上記定量供給装置を用いる本発明の親水性重合体
の製造方法によれば、回分式重合により得られる親水性
重合体の含水ゲル状重合体が圧密されることなく乾燥機
に供給されるために、得られる親水性重合体中に未乾燥
の含水ゲル状重合体が全く混在しないので、親水性重合
体の生産が大幅に向上することができるようになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 33:00 (56)参考文献 特開 昭54−32589(JP,A) 特開 昭50−43188(JP,A) 特開 昭57−34101(JP,A) 実開 昭56−3890(JP,U) 実開 昭56−68739(JP,U) 実公 昭44−21839(JP,Y1)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回分式重合の含水ゲル状重合体を連続乾燥
    する親水性重合体の製造方法であって、回分式で重合し
    て得られる細分化された含水ゲル状重合体を調製し、乾
    燥前に該含水ゲル状重合体を搬入端から搬送端との間に
    当該搬送端に向けて一定速度で搬送する第1の搬送機に
    供給し、掻き出し前に第1の搬送機上の該含水ゲル状重
    合体の厚みを一定に調整し、該搬送端上方に設けられた
    該含水ゲル状重合体の上側部内に食い込む掻き出し部材
    を有する掻き出し手段により該搬送端に至った該含水ゲ
    ル状重合体の上側部を切り崩して該搬送端から第1の搬
    送機より高速の第2搬送機に排出すると共に、該掻き出
    し手段により排出されない該含水ゲル状重合体の下側部
    を第1の搬送機で該搬送端から第2の搬送機に排出し、
    第2搬送機からの該含水ゲル状重合体を乾燥機に投入し
    て乾燥することを特徴とする親水性重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記掻き出し部材が前記材料のうち上側部
    に食い込んで搬送方向に移動する掻き出し部材である請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記親水性重合体はアクリル酸(塩)を50
    〜100重量%含む単量体成分を重合して得られるもので
    ある請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記親水性重合体が吸水性樹脂である請求
    の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】含水ゲル状重合体の含水率は10〜90重量%
    である請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】含水ゲル状重合体の平均粒径が0.05〜50mm
    である請求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】含水ゲル状重合体が複数の回転攪拌翼を有
    する反応容器により得られるものである請求の範囲第1
    項に記載の方法。
  8. 【請求項8】反応容器が双椀型ニーダーである請求の範
    囲第7項に記載の方法。
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