JPH0751365A - 薬品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー - Google Patents
薬品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダーInfo
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- JPH0751365A JPH0751365A JP5215012A JP21501293A JPH0751365A JP H0751365 A JPH0751365 A JP H0751365A JP 5215012 A JP5215012 A JP 5215012A JP 21501293 A JP21501293 A JP 21501293A JP H0751365 A JPH0751365 A JP H0751365A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 多数の注射筒本体を密集状態にて収容可能に
する。 【構成】 薬品容器兼注射器の注射筒本体の凍結乾燥用
のホルダー7において、高さHが注射筒本体1の軸方向
の長さより高く、前後の厚さが注射筒本体1の上端の開
口11の口縁に形設せる口縁鍔部12の、最短巾部にお
ける突出長さL3の2倍より厚い厚さWで左右方向に連
続する複数の直立平板状リブ70…を、注射筒本体1の
円筒部1aの外径Rより僅かに広い間隔Yをおいて平行
に並列させて固定連結し、それらリブ70…の上端面の
前後の巾方向の中間部位に、注射筒本体1の口縁鍔部1
2の上下の厚さより僅かに高く突出する突条71を、左
右方向に連続するガイドレール状に装設し、その突条7
1の前後の両側に、注射筒本体1の口縁鍔部12の最短
巾の部位が係止する係止段面72を装設し、並列するリ
ブ70…の両端側に把持部材74を組付ける。
する。 【構成】 薬品容器兼注射器の注射筒本体の凍結乾燥用
のホルダー7において、高さHが注射筒本体1の軸方向
の長さより高く、前後の厚さが注射筒本体1の上端の開
口11の口縁に形設せる口縁鍔部12の、最短巾部にお
ける突出長さL3の2倍より厚い厚さWで左右方向に連
続する複数の直立平板状リブ70…を、注射筒本体1の
円筒部1aの外径Rより僅かに広い間隔Yをおいて平行
に並列させて固定連結し、それらリブ70…の上端面の
前後の巾方向の中間部位に、注射筒本体1の口縁鍔部1
2の上下の厚さより僅かに高く突出する突条71を、左
右方向に連続するガイドレール状に装設し、その突条7
1の前後の両側に、注射筒本体1の口縁鍔部12の最短
巾の部位が係止する係止段面72を装設し、並列するリ
ブ70…の両端側に把持部材74を組付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射薬が注射器の注射
筒本体内に予め封入されている形態とした薬品容器兼用
注射器のうちで、注射筒本体内に封入しておく注射薬
を、凍結乾燥させた薬剤とこれを溶解させる溶解液とに
分離しておき、注射の施術の際に、注射筒本体の内部で
薬剤を溶解液により溶解させて注射液とする形態の薬品
容器兼注射器において、それの注射筒本体内に封入する
注射薬を凍結乾燥させる際に、その注射筒本体を、乾燥
すべき注射薬が注入された状態として凍結乾燥機の真空
乾燥室内に装入している間、真空乾燥室内において直立
する姿勢に支持せしめておくように用いる薬品容器兼注
射器における凍結乾燥用ホルダーについての改良に関す
る。
筒本体内に予め封入されている形態とした薬品容器兼用
注射器のうちで、注射筒本体内に封入しておく注射薬
を、凍結乾燥させた薬剤とこれを溶解させる溶解液とに
分離しておき、注射の施術の際に、注射筒本体の内部で
薬剤を溶解液により溶解させて注射液とする形態の薬品
容器兼注射器において、それの注射筒本体内に封入する
注射薬を凍結乾燥させる際に、その注射筒本体を、乾燥
すべき注射薬が注入された状態として凍結乾燥機の真空
乾燥室内に装入している間、真空乾燥室内において直立
する姿勢に支持せしめておくように用いる薬品容器兼注
射器における凍結乾燥用ホルダーについての改良に関す
る。
【0002】注射薬は、製造時に、アンプルまたはバイ
アル、等の薬品小容器に充填密封されて、出荷・流通
し、使用時に、薬品容器から注射筒に薬液を吸引後、こ
れを注射筒から患者等の体に注射する方式が伝統的で、
今日も一般的である。しかし近年、注射薬を注射器の注
射筒本体の内部に予め装填しておく、薬品容器兼注射器
がプレフィル・シリンジ(pre-filled syringe) 等の名
称で使用されはじめている。薬品容器から注射器の注射
筒本体への薬液の移転に伴う、誤用、誤操作、異物混入
汚染や注射針刃先の損傷を防ぎ、かつ一刻を争う急患に
対し、高粘性ないし揺変性薬液を注射筒へ吸引する手間
と時間を省くためである。
アル、等の薬品小容器に充填密封されて、出荷・流通
し、使用時に、薬品容器から注射筒に薬液を吸引後、こ
れを注射筒から患者等の体に注射する方式が伝統的で、
今日も一般的である。しかし近年、注射薬を注射器の注
射筒本体の内部に予め装填しておく、薬品容器兼注射器
がプレフィル・シリンジ(pre-filled syringe) 等の名
称で使用されはじめている。薬品容器から注射器の注射
筒本体への薬液の移転に伴う、誤用、誤操作、異物混入
汚染や注射針刃先の損傷を防ぎ、かつ一刻を争う急患に
対し、高粘性ないし揺変性薬液を注射筒へ吸引する手間
と時間を省くためである。
【0003】液状では不安定で、製造時に薬品用器内で
凍結乾燥され、この乾燥薬品容器とは別容器の溶解液添
付で流通している用時溶解凍結乾燥注射剤は、生物工学
の急速な進歩とともに、癌治療薬等として重要性が一層
高まっているが、使用時の手順は液状注射剤より一層複
雑である。即ち、溶解液を溶解液容器から注射器の注射
筒本体内に吸引後、その注射筒本体から乾燥薬品容器内
に射出して、乾燥薬品を溶解し、溶解後の薬液を、当該
注射筒本体内に再吸引して、体内に注射しなければなら
ない。かかる用時溶解注射薬の場合にこそ、薬品容器兼
注射器の普及が期待される。この発明は、凍結乾燥注射
剤のための薬品容器兼注射器を改良し、その普及をはか
るものである。
凍結乾燥され、この乾燥薬品容器とは別容器の溶解液添
付で流通している用時溶解凍結乾燥注射剤は、生物工学
の急速な進歩とともに、癌治療薬等として重要性が一層
高まっているが、使用時の手順は液状注射剤より一層複
雑である。即ち、溶解液を溶解液容器から注射器の注射
筒本体内に吸引後、その注射筒本体から乾燥薬品容器内
に射出して、乾燥薬品を溶解し、溶解後の薬液を、当該
注射筒本体内に再吸引して、体内に注射しなければなら
ない。かかる用時溶解注射薬の場合にこそ、薬品容器兼
注射器の普及が期待される。この発明は、凍結乾燥注射
剤のための薬品容器兼注射器を改良し、その普及をはか
るものである。
【0004】
【従来の技術】従来の凍結乾燥注射剤用の薬品容器兼注
射器Aは、図1に示しているように、円筒部1aの下端
底部に注射針2装着用のニップル状のノズル部10を設
けた注射筒本体1と、それのノズル部10に装着される
両頭針の注射針2と、注射筒本体1の上端の開口11か
ら嵌挿するプランジャー3と、注射筒本体1の円筒部1
a内に装入せる乾燥薬品4を封栓するよう円筒部1aに
嵌挿する中間栓50と、円筒部1a内に注入せる溶解液
6を封栓するよう円筒部1a内の上端側に嵌挿する液室
栓51と、ノズル部10内に嵌挿する孔栓52とからな
る。
射器Aは、図1に示しているように、円筒部1aの下端
底部に注射針2装着用のニップル状のノズル部10を設
けた注射筒本体1と、それのノズル部10に装着される
両頭針の注射針2と、注射筒本体1の上端の開口11か
ら嵌挿するプランジャー3と、注射筒本体1の円筒部1
a内に装入せる乾燥薬品4を封栓するよう円筒部1aに
嵌挿する中間栓50と、円筒部1a内に注入せる溶解液
6を封栓するよう円筒部1a内の上端側に嵌挿する液室
栓51と、ノズル部10内に嵌挿する孔栓52とからな
る。
【0005】この薬品容器兼注射器Aに用いる注射筒本
体1は、図2に示している如く、上端が開口11し、そ
の開口11の口縁部には四周に向けて突出する口縁鍔部
12を具備し、下端底部に注射針2装着用のニップル状
のノズル部10を備える外径12mm(内径10mm)
程度のガラス製の円筒状体で、ノズル部10の内部に
は、合成ゴム等のゴム材よりなる孔栓52が嵌装され、
また、そのノズル部10の先端にはゴム材よりなる保護
カバー53が装着される。
体1は、図2に示している如く、上端が開口11し、そ
の開口11の口縁部には四周に向けて突出する口縁鍔部
12を具備し、下端底部に注射針2装着用のニップル状
のノズル部10を備える外径12mm(内径10mm)
程度のガラス製の円筒状体で、ノズル部10の内部に
は、合成ゴム等のゴム材よりなる孔栓52が嵌装され、
また、そのノズル部10の先端にはゴム材よりなる保護
カバー53が装着される。
【0006】該注射筒本体1は、前記孔栓52により封
栓されるノズル部10の上方の円筒部1a内に、下端か
ら上方への順で、乾燥薬品室13、通液バイパス(液流
通用の流路)14、中間栓部15、溶解液室16、液室
栓部17等が形成される(図2)。
栓されるノズル部10の上方の円筒部1a内に、下端か
ら上方への順で、乾燥薬品室13、通液バイパス(液流
通用の流路)14、中間栓部15、溶解液室16、液室
栓部17等が形成される(図2)。
【0007】図3は、図2の注射筒本体1を通液バイパ
ス14の部位において切断した横断面図である。図4
は、前記注射筒本体1の内部の中間栓部15に嵌挿する
中間栓50の正面図、図5は前記注射筒本体1の液室栓
部17に嵌挿する液室栓51の正面図で、これらに示す
中間栓50および液室栓51は、共に合成ゴム等のゴム
材により円盤状乃至円筒形状に成形してある。そして、
液室栓51は、上面側に雌ねじ510が形成してある。
ス14の部位において切断した横断面図である。図4
は、前記注射筒本体1の内部の中間栓部15に嵌挿する
中間栓50の正面図、図5は前記注射筒本体1の液室栓
部17に嵌挿する液室栓51の正面図で、これらに示す
中間栓50および液室栓51は、共に合成ゴム等のゴム
材により円盤状乃至円筒形状に成形してある。そして、
液室栓51は、上面側に雌ねじ510が形成してある。
【0008】この中間栓50および液室栓51は、薬品
容器兼注射器Aの注射筒本体1を内部に乾燥薬品4と溶
解液6とを封入した状態に製造していく過程で、それぞ
れ注射筒本体1内の中間栓部15および液室栓部17に
装着されて、それらにより隔てられる注射筒本体1内を
図1に示す如く気密的に遮断し、また薬品容器兼注射器
Aの注射器としての使用時においては、扱い者の操作に
より、気密的に注射筒本体1内を摺動する。
容器兼注射器Aの注射筒本体1を内部に乾燥薬品4と溶
解液6とを封入した状態に製造していく過程で、それぞ
れ注射筒本体1内の中間栓部15および液室栓部17に
装着されて、それらにより隔てられる注射筒本体1内を
図1に示す如く気密的に遮断し、また薬品容器兼注射器
Aの注射器としての使用時においては、扱い者の操作に
より、気密的に注射筒本体1内を摺動する。
【0009】また、プランジャー3は、この使用時に液
室栓51に連結するように取付けられる。また、両端に
刃先のある両頭針の注射針2も、この使用時に、注射筒
本体1の下端底部のノズル部10に装着される。
室栓51に連結するように取付けられる。また、両端に
刃先のある両頭針の注射針2も、この使用時に、注射筒
本体1の下端底部のノズル部10に装着される。
【0010】なお、ノズル部10の内腔に嵌装する孔栓
52は、この例においては、円筒部1aとは別体に形成
したニップル状のキャップ体10aを、ノズル部10の
基端部10bの外周に嵌着する際に、その基端部10b
の下端面とキャップ体10aの内端面との間に挟持させ
ることで、ノズル部10の内腔を封栓するようにしてあ
る。
52は、この例においては、円筒部1aとは別体に形成
したニップル状のキャップ体10aを、ノズル部10の
基端部10bの外周に嵌着する際に、その基端部10b
の下端面とキャップ体10aの内端面との間に挟持させ
ることで、ノズル部10の内腔を封栓するようにしてあ
る。
【0011】この薬品容器兼注射器Aの注射筒本体1の
内部に、凍結乾燥した乾燥薬品4と溶解液6とを装填す
る工程は次の順で行なわれる。
内部に、凍結乾燥した乾燥薬品4と溶解液6とを装填す
る工程は次の順で行なわれる。
【0012】注射筒本体1は、それの底部のニップル状
のノズル部10の内腔に孔栓52を嵌装して封栓し、そ
のノズル部10の先端の外周に保護カバー53を装着し
て、図2に示す状態とする。
のノズル部10の内腔に孔栓52を嵌装して封栓し、そ
のノズル部10の先端の外周に保護カバー53を装着し
て、図2に示す状態とする。
【0013】次に、この注射筒本体1内の底部の乾燥薬
品室13に、規定量の薬液を注入し、この状態の注射筒
本体1を所定本数、試験管立て状の金属製のホルダー7
(後述する)に直立する姿勢に支持して、凍結乾燥機の
凍結乾燥室内の棚段の棚面上に配置し、凍結乾燥機の稼
働により、この注射筒本体1内に注入した薬液を凍結乾
燥して乾燥した薬品4とする。
品室13に、規定量の薬液を注入し、この状態の注射筒
本体1を所定本数、試験管立て状の金属製のホルダー7
(後述する)に直立する姿勢に支持して、凍結乾燥機の
凍結乾燥室内の棚段の棚面上に配置し、凍結乾燥機の稼
働により、この注射筒本体1内に注入した薬液を凍結乾
燥して乾燥した薬品4とする。
【0014】次に、この注射筒本体1内の気圧を、凍結
乾燥機の凍結乾燥室内の圧力調整または機外に別に設け
ておく気密室内において、中間栓50を注射筒本体1内
の中間栓部15の位置まで押し込んだときに、乾燥薬品
室13内の圧力が大気圧になる水準に調節し、この状態
で注射筒本体1の上端側の開口11から円筒形に形成し
てある中間栓50を中間栓部15の位置まで押し込ん
で、乾燥薬品室13を密封する。
乾燥機の凍結乾燥室内の圧力調整または機外に別に設け
ておく気密室内において、中間栓50を注射筒本体1内
の中間栓部15の位置まで押し込んだときに、乾燥薬品
室13内の圧力が大気圧になる水準に調節し、この状態
で注射筒本体1の上端側の開口11から円筒形に形成し
てある中間栓50を中間栓部15の位置まで押し込ん
で、乾燥薬品室13を密封する。
【0015】次いで、中間栓50の上面を底面とする溶
解液室16内の気体を排除しつつ、ここに溶解液6を所
定量注入し、液室栓51を施し、溶解液室16を密封す
る。
解液室16内の気体を排除しつつ、ここに溶解液6を所
定量注入し、液室栓51を施し、溶解液室16を密封す
る。
【0016】これにより、図1にあるよう、乾燥した薬
品4が乾燥薬品室13内に封入され、これの溶解液6が
溶解液室16に封入された薬品容器兼注射器Aの注射筒
本体1の製造工程が終了する。
品4が乾燥薬品室13内に封入され、これの溶解液6が
溶解液室16に封入された薬品容器兼注射器Aの注射筒
本体1の製造工程が終了する。
【0017】このように製造された注射筒本体1の使用
時の操作は、次の操作手順に従って行なう。
時の操作は、次の操作手順に従って行なう。
【0018】まず、液室栓51の上面にプランジャー3
の下端側を連結する。液室栓51の頭部には、通常雌ね
じが加工されており、この雌ねじに、先端に雄ねじのあ
るプランジャー3の先端を図1の如く連結して、そのプ
ランジャー3を押し下げる。
の下端側を連結する。液室栓51の頭部には、通常雌ね
じが加工されており、この雌ねじに、先端に雄ねじのあ
るプランジャー3の先端を図1の如く連結して、そのプ
ランジャー3を押し下げる。
【0019】これにより、下降する液室栓51と溶解液
6に押されて、中間栓50も一緒に下降する。そして、
その下降する中間栓50が通液バイパス14の位置に達
すると、この通液バイパス14の上下の長さL1が、中
間栓50の上下の厚さD1より長いため、中間栓50は
図7の如く、通液バイパス14の上下の中間位置に停止
し、溶解液室16内の溶解液6が、中間栓50の円筒面
に外接する通液バイパス14をへて乾燥薬品室13へ漏
入し、乾燥薬品室13内の乾燥薬品4を溶解していく。
6に押されて、中間栓50も一緒に下降する。そして、
その下降する中間栓50が通液バイパス14の位置に達
すると、この通液バイパス14の上下の長さL1が、中
間栓50の上下の厚さD1より長いため、中間栓50は
図7の如く、通液バイパス14の上下の中間位置に停止
し、溶解液室16内の溶解液6が、中間栓50の円筒面
に外接する通液バイパス14をへて乾燥薬品室13へ漏
入し、乾燥薬品室13内の乾燥薬品4を溶解していく。
【0020】次に、さらにプランジャー3を押し下げる
ことで、溶解液6が完全に乾燥薬品室13に送られる
と、中間栓50の上面が液室栓51の下面に密着するこ
とで、この中間栓50は、下降する液室栓51と一緒に
再び下降し始め、その中間栓50の下面が通液バイパス
14の下端を通過し、図8の如く、溶解液6により乾燥
薬品4が溶解した薬液Mを乾燥薬品室13内に封じ込め
た状態とする。これらの操作は、注射筒本体1を、ノズ
ル部10が下端に位置する直立した姿勢として行なうの
で、通液バイパス14には乾燥薬品室13内の気体の一
部が封じ込められるだけで、溶解した薬液Mの全量が中
間栓50の下面と孔栓52の間に封入される。
ことで、溶解液6が完全に乾燥薬品室13に送られる
と、中間栓50の上面が液室栓51の下面に密着するこ
とで、この中間栓50は、下降する液室栓51と一緒に
再び下降し始め、その中間栓50の下面が通液バイパス
14の下端を通過し、図8の如く、溶解液6により乾燥
薬品4が溶解した薬液Mを乾燥薬品室13内に封じ込め
た状態とする。これらの操作は、注射筒本体1を、ノズ
ル部10が下端に位置する直立した姿勢として行なうの
で、通液バイパス14には乾燥薬品室13内の気体の一
部が封じ込められるだけで、溶解した薬液Mの全量が中
間栓50の下面と孔栓52の間に封入される。
【0021】次に、通液バイパス14が中間栓50で乾
燥薬品室13から遮断された後、ノズル部10に装着し
てある保護カバー53を外し、このノズル部10に注射
針2を装着する。この注射針2の装着で円盤状のゴム製
の孔栓52は注射針2の基端側の刃先で破られ、乾燥薬
品室13がこの注射針2の内腔を介して外部に連通して
プランジャー3の押し込みにより薬液Mが注射針2の先
端から吐出する薬品容器兼注射器Aの状態となる。
燥薬品室13から遮断された後、ノズル部10に装着し
てある保護カバー53を外し、このノズル部10に注射
針2を装着する。この注射針2の装着で円盤状のゴム製
の孔栓52は注射針2の基端側の刃先で破られ、乾燥薬
品室13がこの注射針2の内腔を介して外部に連通して
プランジャー3の押し込みにより薬液Mが注射針2の先
端から吐出する薬品容器兼注射器Aの状態となる。
【0022】次に、この薬品容器兼注射器Aをを持ち変
え、乾燥薬品室13内の気体を注射針2の針先から排除
する(図9)。この気体の排除が完全に行なわれたの
ち、注射針2を患者の所定部に刺し、プランジャー3の
押し込みで、液室栓51と中間栓50とを押し下げる
と、ピストン頭部面として機能する中間栓50の前面
が、注射筒本体1の下端面に圧着するまで薬液Mは体内
に注射される。
え、乾燥薬品室13内の気体を注射針2の針先から排除
する(図9)。この気体の排除が完全に行なわれたの
ち、注射針2を患者の所定部に刺し、プランジャー3の
押し込みで、液室栓51と中間栓50とを押し下げる
と、ピストン頭部面として機能する中間栓50の前面
が、注射筒本体1の下端面に圧着するまで薬液Mは体内
に注射される。
【0023】この従来技術の注射筒本体1内に乾燥薬品
4と溶解液6とを封入する製造工程において、薬液の凍
結乾燥後、注射筒本体1の上端の開口11から中間栓5
0を中間栓部15の位置まで押し込んで、乾燥薬品室1
3を密封する工程は、凍結乾燥された薬品4を外界、即
ち、汚染、吸湿、酸化等から隔離密封する工程であっ
て、温度変化による変質を嫌うために密封後の最終滅菌
ができない凍結乾燥注射剤の最重要工程の一つである
が、従前にあっては、次のその1またはその2の何れか
の手段により行なわれている。
4と溶解液6とを封入する製造工程において、薬液の凍
結乾燥後、注射筒本体1の上端の開口11から中間栓5
0を中間栓部15の位置まで押し込んで、乾燥薬品室1
3を密封する工程は、凍結乾燥された薬品4を外界、即
ち、汚染、吸湿、酸化等から隔離密封する工程であっ
て、温度変化による変質を嫌うために密封後の最終滅菌
ができない凍結乾燥注射剤の最重要工程の一つである
が、従前にあっては、次のその1またはその2の何れか
の手段により行なわれている。
【0024】(その1)図10に示す通り、薬液注入済
の注射筒本体1の所定本数を試験管立て状の金属製のホ
ルダー7に直立支持して、凍結乾燥機の凍結乾燥室内の
棚段の棚面上に配置する際、そのホルダー7には、その
ホルダー7の構造により決定される各注射筒本体1…の
配列位置の真上の正確な位置に、各注射筒本体1の上端
側の開口11から上方に離した位置に、各中間栓50…
と、その中間栓50…を押し込む押し捧7aとを支持し
ておいて、凍結乾燥機の稼働により凍結乾燥を行なう
(図中の小矢印が水蒸気の流路)。
の注射筒本体1の所定本数を試験管立て状の金属製のホ
ルダー7に直立支持して、凍結乾燥機の凍結乾燥室内の
棚段の棚面上に配置する際、そのホルダー7には、その
ホルダー7の構造により決定される各注射筒本体1…の
配列位置の真上の正確な位置に、各注射筒本体1の上端
側の開口11から上方に離した位置に、各中間栓50…
と、その中間栓50…を押し込む押し捧7aとを支持し
ておいて、凍結乾燥機の稼働により凍結乾燥を行なう
(図中の小矢印が水蒸気の流路)。
【0025】この凍結乾燥の工程が終了したところで、
凍結乾燥機の真空状態の凍結乾燥室内に、無菌乾燥窒素
ガスを所定圧まで導入する。
凍結乾燥機の真空状態の凍結乾燥室内に、無菌乾燥窒素
ガスを所定圧まで導入する。
【0026】次いで、凍結乾燥機に具備されている棚段
上下駆動装置を作動させて、各棚段の棚間隔を縮小し、
各棚の裏面(下面)で前記ホルダー7に支持せる押し捧
7aを介して、中間栓50を注射筒本体1の上端の開口
部11に嵌挿して封栓する。
上下駆動装置を作動させて、各棚段の棚間隔を縮小し、
各棚の裏面(下面)で前記ホルダー7に支持せる押し捧
7aを介して、中間栓50を注射筒本体1の上端の開口
部11に嵌挿して封栓する。
【0027】その後、凍結乾燥機の各棚間隔を開き、凍
結乾燥室から、乾燥薬品4の封入を終えた注射筒本体1
…をホルダー7と共に搬出する。
結乾燥室から、乾燥薬品4の封入を終えた注射筒本体1
…をホルダー7と共に搬出する。
【0028】中間栓50を注射筒本体1内の中間栓部1
5の位置まで押し込む工程は、前述した溶解液6を注入
する工程と共に、凍結乾燥機の機外の別装置で行なうこ
ともあり、また、凍結乾燥機内で中間栓部15の位置ま
で押し込むこともある。
5の位置まで押し込む工程は、前述した溶解液6を注入
する工程と共に、凍結乾燥機の機外の別装置で行なうこ
ともあり、また、凍結乾燥機内で中間栓部15の位置ま
で押し込むこともある。
【0029】(その2)注射筒本体1…をホルダー7に
支持せしめて凍結乾燥機の凍結乾燥室内に装入し、注入
しておいた薬液の凍結乾燥の工程を終了したところで、
これら注射筒本体1…を、それらの上端側の開口部11
が開放した状態のまま、凍結乾燥室から搬出して、別装
置の無菌乾燥空気(窒素)の調圧設備が施されている室
内に搬入して、その室内に設備してある打栓器の直下位
置に順次送り込み、それら注射筒本体1…の内部の気圧
を無菌乾燥空気(窒素)で所定圧に調整しつつ中間栓5
0…を打栓し、次いで、この中間栓50を所定位置まで
押し込むことで行なうようにし、さらに、この工程を終
えた注射筒本体1…を、前述の室に連続または別装置の
無菌乾燥空気(窒素)の調圧設備下の室に送り、前述の
溶解液6の注入と液室栓51を打栓する工程に接続す
る。
支持せしめて凍結乾燥機の凍結乾燥室内に装入し、注入
しておいた薬液の凍結乾燥の工程を終了したところで、
これら注射筒本体1…を、それらの上端側の開口部11
が開放した状態のまま、凍結乾燥室から搬出して、別装
置の無菌乾燥空気(窒素)の調圧設備が施されている室
内に搬入して、その室内に設備してある打栓器の直下位
置に順次送り込み、それら注射筒本体1…の内部の気圧
を無菌乾燥空気(窒素)で所定圧に調整しつつ中間栓5
0…を打栓し、次いで、この中間栓50を所定位置まで
押し込むことで行なうようにし、さらに、この工程を終
えた注射筒本体1…を、前述の室に連続または別装置の
無菌乾燥空気(窒素)の調圧設備下の室に送り、前述の
溶解液6の注入と液室栓51を打栓する工程に接続す
る。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従前手段における(そ
の1)の手段は、凍結乾燥を終了した際、真空状態の凍
結乾燥室に、無菌濾過した高度に清浄な乾燥窒素ガスを
所定の圧力まで導入して封栓するもので、高度に清浄、
低湿、また酸素を遮断した密封が可能である。しかし、
現行のバイアルで行なっている凍結乾燥に比べて、著し
く低効率、高コストとなる。
の1)の手段は、凍結乾燥を終了した際、真空状態の凍
結乾燥室に、無菌濾過した高度に清浄な乾燥窒素ガスを
所定の圧力まで導入して封栓するもので、高度に清浄、
低湿、また酸素を遮断した密封が可能である。しかし、
現行のバイアルで行なっている凍結乾燥に比べて、著し
く低効率、高コストとなる。
【0031】なぜなら、バイアルの封栓の場合は、図1
1の通り、バイアル9の上部の開口90を封栓するゴム
栓91は栓下部910の切欠き部911の一部を通気孔
9aとして残して、各バイアル9の開口90に半ば挿入
されて(半打栓とよばれる)、凍結乾燥機の凍結乾燥室
の棚上に配置されているので、バイアル9の開口90と
ゴム栓91の正確な位置決めを必要とせず、半打栓とし
たバイアル9…を密集状態に棚上に配置し、乾燥終了後
に、棚段上下駆動装置により、棚間隔を圧縮するだけ
で、ゴム栓91が半打栓状態から、全打栓され完全な封
栓が遂行できる。しかし、薬品容器兼注射器Aの注射筒
本体1の場合には乾燥薬品4を密封する機能をもつ中間
栓50が、注射筒本体1を注射筒として機能させる際
に、ピストン頭部の役割をもつため、薬液を残りなく押
し出せるようそれの下面は平面であることを要し、この
中間栓50の下部に通気孔のための切欠きを設けること
ができず、このため、注射筒本体1の上端の開口11
に、半打栓状態にセットできない制約がある。1回分数
千本から数万本もの注射筒本体1の開口11から上方に
離して、それら開口11…の真上に、同数の中間栓50
…と押し捧7a…を正しく配置支持するためには、複雑
なホルダー7を必要とする。しかも、そのホルダー7に
注射筒本体1、中間栓50、及び押し捧7aをセットす
る際に、複雑な無菌工程を遂行せざるをえないだけでな
く、このためには、注射筒本体1…を密集状態で棚上に
配置できず、凍結乾燥室への収容本数は、密集状態の約
60%に減少してくるからである。
1の通り、バイアル9の上部の開口90を封栓するゴム
栓91は栓下部910の切欠き部911の一部を通気孔
9aとして残して、各バイアル9の開口90に半ば挿入
されて(半打栓とよばれる)、凍結乾燥機の凍結乾燥室
の棚上に配置されているので、バイアル9の開口90と
ゴム栓91の正確な位置決めを必要とせず、半打栓とし
たバイアル9…を密集状態に棚上に配置し、乾燥終了後
に、棚段上下駆動装置により、棚間隔を圧縮するだけ
で、ゴム栓91が半打栓状態から、全打栓され完全な封
栓が遂行できる。しかし、薬品容器兼注射器Aの注射筒
本体1の場合には乾燥薬品4を密封する機能をもつ中間
栓50が、注射筒本体1を注射筒として機能させる際
に、ピストン頭部の役割をもつため、薬液を残りなく押
し出せるようそれの下面は平面であることを要し、この
中間栓50の下部に通気孔のための切欠きを設けること
ができず、このため、注射筒本体1の上端の開口11
に、半打栓状態にセットできない制約がある。1回分数
千本から数万本もの注射筒本体1の開口11から上方に
離して、それら開口11…の真上に、同数の中間栓50
…と押し捧7a…を正しく配置支持するためには、複雑
なホルダー7を必要とする。しかも、そのホルダー7に
注射筒本体1、中間栓50、及び押し捧7aをセットす
る際に、複雑な無菌工程を遂行せざるをえないだけでな
く、このためには、注射筒本体1…を密集状態で棚上に
配置できず、凍結乾燥室への収容本数は、密集状態の約
60%に減少してくるからである。
【0032】また、この手段は、使用するホルダー7
が、それに、中間栓50およびそれを打栓するための押
し捧7aを保持させておくことから、上下に高くなるこ
とで、凍結乾燥機の凍結乾燥室内に棚段を多段に棚設す
る際に、棚間隔を広くとっておかなければならない制約
を生ぜしめる問題がある。
が、それに、中間栓50およびそれを打栓するための押
し捧7aを保持させておくことから、上下に高くなるこ
とで、凍結乾燥機の凍結乾燥室内に棚段を多段に棚設す
る際に、棚間隔を広くとっておかなければならない制約
を生ぜしめる問題がある。
【0033】また、ホルダー7を、それに支架した注射
筒本体1…に対する中間栓50の打栓が棚段の昇降によ
り行なえる構造としながら、そのホルダー7の洗浄滅菌
の作業が容易に行なえるようにホルダー7をシンプルな
構造に作ることがむづかしい問題がある。
筒本体1…に対する中間栓50の打栓が棚段の昇降によ
り行なえる構造としながら、そのホルダー7の洗浄滅菌
の作業が容易に行なえるようにホルダー7をシンプルな
構造に作ることがむづかしい問題がある。
【0034】また、従前の(その2)の手段は、注入し
た薬液の凍結乾燥を終えた注射筒本体1に対する中間栓
50の装着が、凍結乾燥機の凍結乾燥室内において薬液
の凍結乾燥の工程を終えた注射筒本体1…を凍結乾燥室
から搬出し、コンベアラインにより、固定装設された1
台の中間栓打栓装置の所定位置に向け送り込み、その位
置に順次セットして、中間栓50…を打栓していくこと
で行なわれ、次いで、次の作業工程の溶解液6の注入装
置に送り出すようになることから、注入した薬液の凍結
乾燥を終えた注射筒本体1を、開口状態のまま、凍結乾
燥機の外部に搬出することになるので、その外部におい
て、凍結乾燥機の機内で行なう場合と同水準の高度な密
封、汚染防止、吸湿防止、酸化防止を行なうことが困難
な問題がある。
た薬液の凍結乾燥を終えた注射筒本体1に対する中間栓
50の装着が、凍結乾燥機の凍結乾燥室内において薬液
の凍結乾燥の工程を終えた注射筒本体1…を凍結乾燥室
から搬出し、コンベアラインにより、固定装設された1
台の中間栓打栓装置の所定位置に向け送り込み、その位
置に順次セットして、中間栓50…を打栓していくこと
で行なわれ、次いで、次の作業工程の溶解液6の注入装
置に送り出すようになることから、注入した薬液の凍結
乾燥を終えた注射筒本体1を、開口状態のまま、凍結乾
燥機の外部に搬出することになるので、その外部におい
て、凍結乾燥機の機内で行なう場合と同水準の高度な密
封、汚染防止、吸湿防止、酸化防止を行なうことが困難
な問題がある。
【0035】さらに、注射筒本体1内に乾燥薬品4と溶
解液6とを封入した製品としての長期間の製品流通中
に、乾燥薬品室13内の圧力と外気圧との差圧により中
間栓50が上または下に移動し、溶解液6が注射筒本体
1の外に、あるいは乾燥薬品室13に、漏洩する事故を
防止するため、中間栓50の打栓装置には、注射筒本体
1内部の空気(窒素)圧を、流通期間の気温も考慮して
正確な水準に制御しつつ、コンベアラインから連続供給
される注射筒本体1に中間栓50を打栓する機能を備え
なければならない。酸素排除、窒素置換、除湿、無菌無
塵、気圧の精密制御の、最高度の機能を本来所有する凍
結乾燥機内を利用せず、これらの諸機能を中間栓50打
栓装置にも装備することが、製造コスト上の難点ともな
ってくる。
解液6とを封入した製品としての長期間の製品流通中
に、乾燥薬品室13内の圧力と外気圧との差圧により中
間栓50が上または下に移動し、溶解液6が注射筒本体
1の外に、あるいは乾燥薬品室13に、漏洩する事故を
防止するため、中間栓50の打栓装置には、注射筒本体
1内部の空気(窒素)圧を、流通期間の気温も考慮して
正確な水準に制御しつつ、コンベアラインから連続供給
される注射筒本体1に中間栓50を打栓する機能を備え
なければならない。酸素排除、窒素置換、除湿、無菌無
塵、気圧の精密制御の、最高度の機能を本来所有する凍
結乾燥機内を利用せず、これらの諸機能を中間栓50打
栓装置にも装備することが、製造コスト上の難点ともな
ってくる。
【0036】しかし、前述した(その1)の手段が、特
にホルダー7の構成による制約で実施が困難なことか
ら、上述の問題を抱えたまま、この(その2)の手段が
多く採用されている。
にホルダー7の構成による制約で実施が困難なことか
ら、上述の問題を抱えたまま、この(その2)の手段が
多く採用されている。
【0037】
【目的】本発明は、従来手段に生じている上述の問題を
解決するためになされたものであって、注射筒本体1…
を支架せしめて凍結乾燥機の凍結乾燥室内の棚段上に載
置するホルダー7を、棚段の昇降作動による棚間隔の縮
小によって、支持する注射筒本体1に対する中間栓50
の打栓が行なえるように構成するのが、洗浄滅菌が容易
なシンプルな構造としながら、多数の注射筒本体1…を
密集状態に収容でき、かつ、それらを一括して搬出入で
き、しかも、棚段からの注射筒本体1…に対する熱伝導
を良好にし得る新たな手段を提供することを目的とす
る。
解決するためになされたものであって、注射筒本体1…
を支架せしめて凍結乾燥機の凍結乾燥室内の棚段上に載
置するホルダー7を、棚段の昇降作動による棚間隔の縮
小によって、支持する注射筒本体1に対する中間栓50
の打栓が行なえるように構成するのが、洗浄滅菌が容易
なシンプルな構造としながら、多数の注射筒本体1…を
密集状態に収容でき、かつ、それらを一括して搬出入で
き、しかも、棚段からの注射筒本体1…に対する熱伝導
を良好にし得る新たな手段を提供することを目的とす
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、上述
の目的を達成するための手段として、薬液を注入した多
本数の薬品容器兼注射器の注射筒本体を直立支持せしめ
て、凍結乾燥機の凍結乾燥室内に多段に、かつ、昇降自
在に棚設される棚段上に載置し、各注射筒本体内の薬液
の凍結乾燥後に、棚段の昇降作動により注射筒本体に対
する中間栓の全打栓を行なうように用いる薬品容器兼注
射器の注射筒本体の凍結乾燥用のホルダーにおいて、高
さが注射筒本体の軸方向の長さより高く、前後の厚さが
注射筒本体の上端の開口1の口縁に形設せる口縁鍔部
の、最短巾部における突出長さの2倍より厚い厚さで左
右方向に連続する複数の直立平板状リブを、注射筒本体
の円筒部の外径より僅かに広い間隔をおいて平行に並列
させて固定連結し、それらリブの上端面の前後の巾方向
の中間部位に、注射筒本体の口縁鍔部の上下の厚さより
僅かに高く突出する突条を、左右方向に連続するガイド
レール状に装設し、その突条の前後の両側に、注射筒本
体の口縁鍔部の最短巾の部位が係止する係止段面を装設
し、並列するリブの両端側に把持部材を組付けてなる薬
品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホル
ダーを提起するものである。
の目的を達成するための手段として、薬液を注入した多
本数の薬品容器兼注射器の注射筒本体を直立支持せしめ
て、凍結乾燥機の凍結乾燥室内に多段に、かつ、昇降自
在に棚設される棚段上に載置し、各注射筒本体内の薬液
の凍結乾燥後に、棚段の昇降作動により注射筒本体に対
する中間栓の全打栓を行なうように用いる薬品容器兼注
射器の注射筒本体の凍結乾燥用のホルダーにおいて、高
さが注射筒本体の軸方向の長さより高く、前後の厚さが
注射筒本体の上端の開口1の口縁に形設せる口縁鍔部
の、最短巾部における突出長さの2倍より厚い厚さで左
右方向に連続する複数の直立平板状リブを、注射筒本体
の円筒部の外径より僅かに広い間隔をおいて平行に並列
させて固定連結し、それらリブの上端面の前後の巾方向
の中間部位に、注射筒本体の口縁鍔部の上下の厚さより
僅かに高く突出する突条を、左右方向に連続するガイド
レール状に装設し、その突条の前後の両側に、注射筒本
体の口縁鍔部の最短巾の部位が係止する係止段面を装設
し、並列するリブの両端側に把持部材を組付けてなる薬
品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホル
ダーを提起するものである。
【0039】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0040】図14は、本発明を実施せる薬品容器兼注
射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー7の縦
断側面図で、同図において、70…はリブ、71はリブ
70の上端面に形設した突条、1は注射筒本体を示す。
射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー7の縦
断側面図で、同図において、70…はリブ、71はリブ
70の上端面に形設した突条、1は注射筒本体を示す。
【0041】この実施例におけるホルダー7は、平行に
並列させて固定連結する多数のリブ70…を、アルミ合
金等の熱伝導の良い、かつ、押し出し成形が可能な金属
材を用いて、押し出し成形により底板73と一体に連続
させて形成することで、所定の有効間隔Yをおいて平行
して並列するようにした例である。
並列させて固定連結する多数のリブ70…を、アルミ合
金等の熱伝導の良い、かつ、押し出し成形が可能な金属
材を用いて、押し出し成形により底板73と一体に連続
させて形成することで、所定の有効間隔Yをおいて平行
して並列するようにした例である。
【0042】また、注射筒本体1は、図15に示してい
る如く、ガラス材により円筒形に成形した円筒部1aの
下端側に、注射針2装着用のニップル状のノズル部10
を設け、そのノズル部10内には、ゴム材よりなる孔栓
52を嵌装し、円筒部1a内には、下方から上方への順
で、乾燥薬品4を収容さす乾燥薬品室13と、筒壁の一
部を拡径した通液バイパス14と、中間栓50が嵌装さ
れる中間栓部15と、溶解液6を収容さす溶解液室16
と、液室栓51を嵌装する液室栓部17とを形設し、上
端の開口11の口縁には、四周に向け突出する口縁鍔部
12を形設し、かつ、その口縁鍔部12の内周側から円
筒部1aの筒壁に渡る範囲に、通液バイパス14と同様
の形状の通気バイパス8または切欠等を、1個または周
方向に適宜の間隔をおいて複数個形設して、半打栓の状
態に中間栓50をセットできる形態のものが用いられ
る。
る如く、ガラス材により円筒形に成形した円筒部1aの
下端側に、注射針2装着用のニップル状のノズル部10
を設け、そのノズル部10内には、ゴム材よりなる孔栓
52を嵌装し、円筒部1a内には、下方から上方への順
で、乾燥薬品4を収容さす乾燥薬品室13と、筒壁の一
部を拡径した通液バイパス14と、中間栓50が嵌装さ
れる中間栓部15と、溶解液6を収容さす溶解液室16
と、液室栓51を嵌装する液室栓部17とを形設し、上
端の開口11の口縁には、四周に向け突出する口縁鍔部
12を形設し、かつ、その口縁鍔部12の内周側から円
筒部1aの筒壁に渡る範囲に、通液バイパス14と同様
の形状の通気バイパス8または切欠等を、1個または周
方向に適宜の間隔をおいて複数個形設して、半打栓の状
態に中間栓50をセットできる形態のものが用いられ
る。
【0043】そして、この注射筒本体1は、それの上端
側の開口11の口縁部に形設される口縁鍔部12が、図
17にあるように、平面視で長径側と短径側とがある略
楕円形で、かつ、短径側の一対の辺縁が直線に連続する
平面に形成されている形状のものとしてある。
側の開口11の口縁部に形設される口縁鍔部12が、図
17にあるように、平面視で長径側と短径側とがある略
楕円形で、かつ、短径側の一対の辺縁が直線に連続する
平面に形成されている形状のものとしてある。
【0044】また、この注射筒本体1の上端部に、口縁
鍔部12の内周面から円筒部1aの筒壁の上端部に渡る
範囲に形設する通気バイパス8は、それの上下の長さL
2が、中間栓50の上下の厚さD1より短く形成してあ
って、これにより、中間栓50を図15に示しているよ
うに、注射筒本体1の開口11に浅く嵌挿したときに
は、その中間栓50により封栓された注射筒本体1の内
部が、中間栓50の周面の一部に通気バイパス8により
形成される通気路を介して外部に連通する半打栓の状態
となる。また、この状態から中間栓50をさらに深く嵌
挿していくと、図16に示している如く、上面側が開口
11の上方に少し突出する状態で、下端側が通気バイパ
ス8の下縁を越して円筒部1aの筒壁の内周面に密に嵌
合する全打栓の状態となるようにしてある。
鍔部12の内周面から円筒部1aの筒壁の上端部に渡る
範囲に形設する通気バイパス8は、それの上下の長さL
2が、中間栓50の上下の厚さD1より短く形成してあ
って、これにより、中間栓50を図15に示しているよ
うに、注射筒本体1の開口11に浅く嵌挿したときに
は、その中間栓50により封栓された注射筒本体1の内
部が、中間栓50の周面の一部に通気バイパス8により
形成される通気路を介して外部に連通する半打栓の状態
となる。また、この状態から中間栓50をさらに深く嵌
挿していくと、図16に示している如く、上面側が開口
11の上方に少し突出する状態で、下端側が通気バイパ
ス8の下縁を越して円筒部1aの筒壁の内周面に密に嵌
合する全打栓の状態となるようにしてある。
【0045】しかして、ホルダー7は、それのリブ70
…をアルミ合金等の金属材により押し出し成形すると
き、そのリブ70の板厚Wを、前述の注射筒本体1の口
縁鍔部12の最短巾部における突出長さL3の2倍より
も厚く設定し、かつ、上下の高さHを、注射筒本体1の
軸方向の長さより長く設定して、左右方向に連続するよ
うに押し出す。
…をアルミ合金等の金属材により押し出し成形すると
き、そのリブ70の板厚Wを、前述の注射筒本体1の口
縁鍔部12の最短巾部における突出長さL3の2倍より
も厚く設定し、かつ、上下の高さHを、注射筒本体1の
軸方向の長さより長く設定して、左右方向に連続するよ
うに押し出す。
【0046】そして、このとき、押し出しのための金型
は、押し出すリブ70…が、注射筒本体1の円筒部1a
の外径Rよりも僅かに広い間隔Yをおいて前後に多連に
並列して押し出されるように作り、かつ、この並列する
リブ70…の下端側に、底板73が一体に連続して成形
されるようにする。
は、押し出すリブ70…が、注射筒本体1の円筒部1a
の外径Rよりも僅かに広い間隔Yをおいて前後に多連に
並列して押し出されるように作り、かつ、この並列する
リブ70…の下端側に、底板73が一体に連続して成形
されるようにする。
【0047】また、金型には、並列する状態に押し出す
各リブ70…の上端面に、それの前後の中央部位に、リ
ブ70の板厚Wから前述の口縁鍔部12の最短巾部の突
出長さL3の略2倍の長さを差し引いたときの残りの厚
さに対応する巾で左右方向に連続する突条71が、前記
注射筒本体1の口縁鍔部12の上下の厚さより高く突出
し、その突条71の前後に、注射筒本体1の口縁鍔部1
2の最短巾の側を係止するための係止段面72・72が
形成される形状に設定する。この場合、金型は、リブ7
0を上端面が平面となるように形成して、押し出し成形
後に、切削加工により上面に突条71と係止段面72と
を形設するようにしてよい。この場合は、突条71と係
止段面72・72の長手方向の一端側を削り残しておく
ことで、この削り残した部位が、注射筒本体1の脱出を
阻止するストッパーとなる。
各リブ70…の上端面に、それの前後の中央部位に、リ
ブ70の板厚Wから前述の口縁鍔部12の最短巾部の突
出長さL3の略2倍の長さを差し引いたときの残りの厚
さに対応する巾で左右方向に連続する突条71が、前記
注射筒本体1の口縁鍔部12の上下の厚さより高く突出
し、その突条71の前後に、注射筒本体1の口縁鍔部1
2の最短巾の側を係止するための係止段面72・72が
形成される形状に設定する。この場合、金型は、リブ7
0を上端面が平面となるように形成して、押し出し成形
後に、切削加工により上面に突条71と係止段面72と
を形設するようにしてよい。この場合は、突条71と係
止段面72・72の長手方向の一端側を削り残しておく
ことで、この削り残した部位が、注射筒本体1の脱出を
阻止するストッパーとなる。
【0048】なお、並列させるリブ70…のうちの、前
後の端部に位置するリブ70にあっては、それの上端面
に形設する突条71は、前後の中央ではなく、外側に寄
せた位置に設け、その突条71の両側に設ける係止段面
72・72のうちの外側の係止段面72を省略し、この
省略する係止段面72の巾に相当する分だけ、前後の板
厚を薄くしておいてよい。
後の端部に位置するリブ70にあっては、それの上端面
に形設する突条71は、前後の中央ではなく、外側に寄
せた位置に設け、その突条71の両側に設ける係止段面
72・72のうちの外側の係止段面72を省略し、この
省略する係止段面72の巾に相当する分だけ、前後の板
厚を薄くしておいてよい。
【0049】これにより、図14にあるよう一定の形状
で所定の間隔をおいて多連に並列する状態に押し出され
るリブ70…は、左右方向に連続する長尺物として成形
し、所定の長さ寸法に切断する。そして、並列するリブ
70…の間に形成される間隔Y…が開放してくる切断口
たる左右の端部に、それぞれ、把持部材74・74を組
付ける。この把持部材74・74は、適宜の形状に形成
してよい。また、前記間隔Y…内に、注射筒本体1…を
図14および図18に示す如く、口縁鍔部12をリブ7
0の上端面に形成した係止段面72…に係止した状態で
一列に並べて装入したときに、それら注射筒本体1…が
間隔Y…の端部から脱出するのを阻止するストッパーの
役割を兼ねたものとしてもよい。
で所定の間隔をおいて多連に並列する状態に押し出され
るリブ70…は、左右方向に連続する長尺物として成形
し、所定の長さ寸法に切断する。そして、並列するリブ
70…の間に形成される間隔Y…が開放してくる切断口
たる左右の端部に、それぞれ、把持部材74・74を組
付ける。この把持部材74・74は、適宜の形状に形成
してよい。また、前記間隔Y…内に、注射筒本体1…を
図14および図18に示す如く、口縁鍔部12をリブ7
0の上端面に形成した係止段面72…に係止した状態で
一列に並べて装入したときに、それら注射筒本体1…が
間隔Y…の端部から脱出するのを阻止するストッパーの
役割を兼ねたものとしてもよい。
【0050】この例においては、把持部材74・74
は、図19にあるように、一方の端部側にあっては、断
面がアングル状をなすように形成して、熔接または嵌め
込みなどの手段で一体的に組付け、他方の端部側にあっ
ては、把持部材74を、断面がU字形をなす主体部74
0の一側にアングル状をなすよう水平な袖壁741を連
続させた形状に成形しておき、多連に並列するリブ70
…の下端部から底板73に渡る部位に予め形設しておく
切込溝75に、この把持部材74のU字形の主体部74
0を嵌合させることで、装脱自在に組付けるようにして
ある。
は、図19にあるように、一方の端部側にあっては、断
面がアングル状をなすように形成して、熔接または嵌め
込みなどの手段で一体的に組付け、他方の端部側にあっ
ては、把持部材74を、断面がU字形をなす主体部74
0の一側にアングル状をなすよう水平な袖壁741を連
続させた形状に成形しておき、多連に並列するリブ70
…の下端部から底板73に渡る部位に予め形設しておく
切込溝75に、この把持部材74のU字形の主体部74
0を嵌合させることで、装脱自在に組付けるようにして
ある。
【0051】そして、これにより、注射筒本体1…を並
列するリブ70…の間隔Y…内に装入するときには、装
脱自在とした把持部材74を外して、それにより開放す
る間隔Yの端部から装填していき、装填を終えたとき
に、把持部材74を嵌装して脱出を阻止するとともに全
体を持ち運ぶ把持部とするようにしてある。
列するリブ70…の間隔Y…内に装入するときには、装
脱自在とした把持部材74を外して、それにより開放す
る間隔Yの端部から装填していき、装填を終えたとき
に、把持部材74を嵌装して脱出を阻止するとともに全
体を持ち運ぶ把持部とするようにしてある。
【0052】次に、図20は別の実施例を示している。
この例は、リブ70…を押し出し成形に適応させにくい
ステンレススチール等の金属素材で作る場合の例であ
る。リブ70…は、前述の実施例と同様の形状・寸法に
作り、それの左右の両端側に把持部材74・74を熔接
して組立て、底板73を省略した例である。この例にお
いては、把持部材74・74をできるだけ下方に寄せて
設け、側方からの注射筒本体1…の装填が楽に行なえる
ようにする。
この例は、リブ70…を押し出し成形に適応させにくい
ステンレススチール等の金属素材で作る場合の例であ
る。リブ70…は、前述の実施例と同様の形状・寸法に
作り、それの左右の両端側に把持部材74・74を熔接
して組立て、底板73を省略した例である。この例にお
いては、把持部材74・74をできるだけ下方に寄せて
設け、側方からの注射筒本体1…の装填が楽に行なえる
ようにする。
【0053】次に、図22はさらに別の実施例を示して
いる。この例は、ステンレススチール等の押し出し成形
に不適な金属材で形成する場合の変形例であり、前述の
如く、リブ70…を所定の形状・寸法に形成する際に、
それの下端側に、分割した底板730…を、一体に連続
させて形成しておき、このリブ70…を所定の間隔Yを
おいて平行に並列させ、それらの左右の両端側にアング
ル状に形成した把持部材74を熔接により組付けるよう
にした例である。
いる。この例は、ステンレススチール等の押し出し成形
に不適な金属材で形成する場合の変形例であり、前述の
如く、リブ70…を所定の形状・寸法に形成する際に、
それの下端側に、分割した底板730…を、一体に連続
させて形成しておき、このリブ70…を所定の間隔Yを
おいて平行に並列させ、それらの左右の両端側にアング
ル状に形成した把持部材74を熔接により組付けるよう
にした例である。
【0054】この実施例は、注射筒本体1…を支架する
リブ70…に対して凍結乾燥室の棚段からの熱を伝達す
るための底板73が、リブ70…と一体に連続して形成
されることで、前述の図20に示した底板73のない実
施例との対比において、熱伝導の効率が良くなる。
リブ70…に対して凍結乾燥室の棚段からの熱を伝達す
るための底板73が、リブ70…と一体に連続して形成
されることで、前述の図20に示した底板73のない実
施例との対比において、熱伝導の効率が良くなる。
【0055】このように構成するホルダー7を用いて、
薬品容器兼注射器Aの注射筒本体1…を凍結乾燥機の凍
結乾燥室内に装入し、薬液の凍結乾燥を行なうときは、
所定量の薬液の注入を終えて、上端の開口11に中間栓
50を半打栓の状態に嵌挿した注射筒本体1…を、ホル
ダー7の並列するリブ70…の間に形成される間隔Y…
内に装入する。
薬品容器兼注射器Aの注射筒本体1…を凍結乾燥機の凍
結乾燥室内に装入し、薬液の凍結乾燥を行なうときは、
所定量の薬液の注入を終えて、上端の開口11に中間栓
50を半打栓の状態に嵌挿した注射筒本体1…を、ホル
ダー7の並列するリブ70…の間に形成される間隔Y…
内に装入する。
【0056】この作業は、注射筒本体1の口縁鍔部12
の最短巾部が、間隔Yの前後の巾方向になるようにし
て、その口縁鍔部12の最短巾部を、左右に一対のリブ
70・70の係止段面72・72に係止させて押し込む
ことで、この口縁鍔部12の最短巾部の平面状の外面
が、リブ70の突条71の側面に摺接して、この突条7
1にガイドされた状態で、間隔Y内に装入していくか
ら、著しく簡単に行なえる。
の最短巾部が、間隔Yの前後の巾方向になるようにし
て、その口縁鍔部12の最短巾部を、左右に一対のリブ
70・70の係止段面72・72に係止させて押し込む
ことで、この口縁鍔部12の最短巾部の平面状の外面
が、リブ70の突条71の側面に摺接して、この突条7
1にガイドされた状態で、間隔Y内に装入していくか
ら、著しく簡単に行なえる。
【0057】そして、注射筒本体1…の装填が終えたと
ころで、蓋材74を組付け、ホルダー7ごと凍結乾燥機
の真空乾燥室内に装入して棚段Tの棚面上に載架し、所
定の凍結乾燥の工程を行なえば、注射筒本体1内の薬液
は通気バイパス8を介し水蒸気が流過することで乾燥し
ていく。
ころで、蓋材74を組付け、ホルダー7ごと凍結乾燥機
の真空乾燥室内に装入して棚段Tの棚面上に載架し、所
定の凍結乾燥の工程を行なえば、注射筒本体1内の薬液
は通気バイパス8を介し水蒸気が流過することで乾燥し
ていく。
【0058】次に、これにより凍結乾燥の工程を終えた
ところで、凍結乾燥室内に多段に棚設してある棚段T
を、付設してある昇降作動装置の作動で棚間隔を詰める
ように作動させれば、図23の如く、下降してくる上位
の棚段T1の下面が、ホルダー7に支架した注射筒本体
1の上端の開口11に嵌挿してある中間栓50の上面に
接して、これを押し下げ、全打栓の状態とする。
ところで、凍結乾燥室内に多段に棚設してある棚段T
を、付設してある昇降作動装置の作動で棚間隔を詰める
ように作動させれば、図23の如く、下降してくる上位
の棚段T1の下面が、ホルダー7に支架した注射筒本体
1の上端の開口11に嵌挿してある中間栓50の上面に
接して、これを押し下げ、全打栓の状態とする。
【0059】このとき、突条71…が注射筒本体1の口
縁鍔部12の厚さより高く突出していることで、下降す
る上位の棚段T1の下面が突条71の上端面に当接して
ストップするようになって、注射筒本体1には直接当接
せず、その注射筒本体1の破損を防止するようになる。
縁鍔部12の厚さより高く突出していることで、下降す
る上位の棚段T1の下面が突条71の上端面に当接して
ストップするようになって、注射筒本体1には直接当接
せず、その注射筒本体1の破損を防止するようになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による薬品
容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダ
ーは、上述の如く構成してあることから、次の効果が得
られる。
容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダ
ーは、上述の如く構成してあることから、次の効果が得
られる。
【0061】(1) 棚段Tの間隔を縮小させて、ホルダー
7に支架せる注射筒本体1の上端の開口11に半打栓の
状態に嵌挿した中間栓50を全打栓の状態に押し込むと
きに、上下の棚段T・Tの圧力でガラス製の注射筒本体
1を破壊させる怖れがなくなる。
7に支架せる注射筒本体1の上端の開口11に半打栓の
状態に嵌挿した中間栓50を全打栓の状態に押し込むと
きに、上下の棚段T・Tの圧力でガラス製の注射筒本体
1を破壊させる怖れがなくなる。
【0062】(2) ホルダー7に対し、注射筒本体1…を
収容せしめる装填の作業、およびホルダー7から注射筒
本体1…を取り出す回収の作業が、並列するリブ70…
の上端面に形成した突条71…をガイドレールとして円
滑に行なわれるようになる。
収容せしめる装填の作業、およびホルダー7から注射筒
本体1…を取り出す回収の作業が、並列するリブ70…
の上端面に形成した突条71…をガイドレールとして円
滑に行なわれるようになる。
【0063】なぜならば、隣り合うリブ70…の間隔Y
が、注射筒本体1をそれの上端の口縁鍔部12の最短巾
部が間隔Yの巾方向となる姿勢としたときに円筒部1a
が嵌入していくように設定してあり、かつ、装入した状
態が、口縁鍔部12の最短巾部の外面の直線部位と突条
71の側面との摺接で、回転しない状態に規制されるこ
とによって、円筒部1aの筒壁に拡径するように設けた
通液バイパス14および通気バイパス8の外面の突起部
が、リブ70・70の間隔Yの内面に噛み込むことによ
る不規則動作を防止するようになるからである。
が、注射筒本体1をそれの上端の口縁鍔部12の最短巾
部が間隔Yの巾方向となる姿勢としたときに円筒部1a
が嵌入していくように設定してあり、かつ、装入した状
態が、口縁鍔部12の最短巾部の外面の直線部位と突条
71の側面との摺接で、回転しない状態に規制されるこ
とによって、円筒部1aの筒壁に拡径するように設けた
通液バイパス14および通気バイパス8の外面の突起部
が、リブ70・70の間隔Yの内面に噛み込むことによ
る不規則動作を防止するようになるからである。
【0064】また、装入する注射筒本体1…が突条71
により隔てられることによって、並列する間隔Y…のピ
ッチを注射筒本体1の口縁鍔部12の最長巾部の長さ以
下に構成した場合にも、隣り合う間隔Y…内の注射筒本
体1の口縁鍔部12の接触・衝突による、不規則動作が
防止される。
により隔てられることによって、並列する間隔Y…のピ
ッチを注射筒本体1の口縁鍔部12の最長巾部の長さ以
下に構成した場合にも、隣り合う間隔Y…内の注射筒本
体1の口縁鍔部12の接触・衝突による、不規則動作が
防止される。
【0065】(3) リブ70の上端の突条71の巾(素材
の強度によるが略1〜2mm)が、デッドスペースにな
るのみで、殆ど注射筒本体1の口縁鍔部12のまわりに
隙間のない状態として、細密配列が得られ、凍結乾燥機
内の収容効率が高くなる。
の強度によるが略1〜2mm)が、デッドスペースにな
るのみで、殆ど注射筒本体1の口縁鍔部12のまわりに
隙間のない状態として、細密配列が得られ、凍結乾燥機
内の収容効率が高くなる。
【0066】(4) 構造がシンプルで、何れの実施例にお
いても、洗浄滅菌が困難な、不連続素材間のボルトやビ
スなどによる接合部をなくすようにできる。
いても、洗浄滅菌が困難な、不連続素材間のボルトやビ
スなどによる接合部をなくすようにできる。
【図1】薬品容器兼注射器の全体の一部破断した正面図
である。
である。
【図2】同上薬品容器兼注射器の注射筒本体の縦断正面
図である。
図である。
【図3】同上注射筒本体の横断平面図である。
【図4】同上注射筒本体に嵌挿する中間栓の正面図であ
る。
る。
【図5】同上注射筒本体に嵌挿する液室栓の縦断正面図
である。
である。
【図6】同上注射筒本体の注入した薬液を凍結乾燥して
中間栓および液室栓を打栓した状態の縦断正面図であ
る。
中間栓および液室栓を打栓した状態の縦断正面図であ
る。
【図7】同上注射筒本体の、注射に使用する直前に行な
う、溶解液を乾燥薬品に注ぎ込む工程の説明図である。
う、溶解液を乾燥薬品に注ぎ込む工程の説明図である。
【図8】同上注射筒本体の溶解液による乾燥薬品を溶解
させる工程を終えた状態の説明図である。
させる工程を終えた状態の説明図である。
【図9】同上注射筒本体に注射針を装着して、内部の空
気を追い出す工程の説明図である。
気を追い出す工程の説明図である。
【図10】同上注射筒本体をホルダーに支架して、内部
に注入した薬液を、凍結乾燥させる工程の説明図であ
る。
に注入した薬液を、凍結乾燥させる工程の説明図であ
る。
【図11】薬液を凍結乾燥させるのに用いられているバ
イアルの正面図である。
イアルの正面図である。
【図12】同上バイアルのゴム栓の正面図である。
【図13】同上ゴム栓の底面図である。
【図14】本発明による薬品容器兼注射器における注射
筒本体の凍結乾燥用のホルダーの一部を省略した縦断側
面図である。
筒本体の凍結乾燥用のホルダーの一部を省略した縦断側
面図である。
【図15】本発明の実施に用いる薬品容器兼注射器の注
射筒本体の、中間栓を半打栓状態に嵌挿した状態の縦断
正面図である。
射筒本体の、中間栓を半打栓状態に嵌挿した状態の縦断
正面図である。
【図16】同上注射筒本体の中間栓を全打栓の状態に嵌
挿した状態の縦断正面図である。
挿した状態の縦断正面図である。
【図17】同上注射筒本体の平面図である。
【図18】本発明による薬品容器兼注射器における注射
筒本体の凍結乾燥用のホルダーの一部を省略した平面図
である。
筒本体の凍結乾燥用のホルダーの一部を省略した平面図
である。
【図19】同上ホルダーの要部の一部破断した斜視図で
ある。
ある。
【図20】同上ホルダーの別の実施例の一部破断した斜
視図である。
視図である。
【図21】同上ホルダーの要部の正面図である。
【図22】同上ホルダーのさらに別の実施例の要部の一
部破断した斜視図である。
部破断した斜視図である。
【図23】本発明によるホルダーの作用の説明図であ
る。
る。
A…薬品容器兼注射器、D…厚さ、H…高さ、L…長
さ、T…棚段、W…厚さ、R…外径、M…薬液、Y…間
隔、1…注射筒本体、1a…円筒部、10…ノズル部、
10a…キャップ部、10b…基端部、11…開口、1
2…口縁鍔部、13…乾燥薬品室、14…通液バイパ
ス、15…中間栓部、16…溶解液室、17…液室栓
部、2…注射針、3…プランジャー、4…乾燥薬品、5
0…中間栓、51…液室栓、510…雌ねじ、52…孔
栓、53…保護カバー、6…溶解液、7…ホルダー、7
a…押し棒、70…リブ、71…突条、72…係止段
面、73・730…底板、74…把持部材、740…主
体部、741…袖壁、75…切込溝、8…通気バイパ
ス、9…バイアル、9a…通気孔、90…開口、91…
ゴム栓、910…栓下部、911…切欠き部。
さ、T…棚段、W…厚さ、R…外径、M…薬液、Y…間
隔、1…注射筒本体、1a…円筒部、10…ノズル部、
10a…キャップ部、10b…基端部、11…開口、1
2…口縁鍔部、13…乾燥薬品室、14…通液バイパ
ス、15…中間栓部、16…溶解液室、17…液室栓
部、2…注射針、3…プランジャー、4…乾燥薬品、5
0…中間栓、51…液室栓、510…雌ねじ、52…孔
栓、53…保護カバー、6…溶解液、7…ホルダー、7
a…押し棒、70…リブ、71…突条、72…係止段
面、73・730…底板、74…把持部材、740…主
体部、741…袖壁、75…切込溝、8…通気バイパ
ス、9…バイアル、9a…通気孔、90…開口、91…
ゴム栓、910…栓下部、911…切欠き部。
Claims (1)
- 【請求項1】 薬液を注入した多本数の薬品容器兼注射
器Aの注射筒本体1を直立支持せしめて、凍結乾燥機の
凍結乾燥室内に多段に、かつ、昇降自在に棚設される棚
段T上に載置し、各注射筒本体1内の薬液の凍結乾燥後
に、棚段Tの昇降作動により注射筒本体1…に対する中
間栓の全打栓を行なうように用いる薬品容器兼注射器の
注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー7において、高さH
が注射筒本体1の軸方向の長さより高く、前後の厚さが
注射筒本体1の上端の開口11の口縁に形設せる口縁鍔
部12の、最短巾部における突出長さL3の2倍より厚
い厚さWで左右方向に連続する複数の直立平板状リブ7
0…を、注射筒本体1の円筒部1aの外径Rより僅かに
広い間隔Yをおいて平行に並列させて固定連結し、それ
らリブ70…の上端面の前後の巾方向の中間部位に、注
射筒本体1の口縁鍔部12の上下の厚さより僅かに高く
突出する突条71を、左右方向に連続するガイドレール
状に装設し、その突条71の前後の両側に、注射筒本体
1の口縁鍔部12の最短巾の部位が係止する係止段面7
2を装設し、並列するリブ70…の両端側に把持部材7
4を組付けてなる薬品容器兼注射器における注射筒本体
の凍結乾燥用のホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215012A JP2721949B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 薬品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215012A JP2721949B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 薬品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751365A true JPH0751365A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2721949B2 JP2721949B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=16665262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5215012A Expired - Fee Related JP2721949B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 薬品容器兼注射器における注射筒本体の凍結乾燥用のホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2721949B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042254A (ja) * | 2008-06-19 | 2015-03-05 | アーツナイミッテル・ゲーエムベーハー・アポテーカー・フェッター・ウント・コンパニー・ラフェンスブルクArzneimittel Gmbh Apotheker Vetter & Co. Ravensburg | 予備滅菌可能な支持システムの中でデュアルチャンバシステムを充填するための方法ならびに予備滅菌可能な支持システム |
| EP3028946A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-08 | F. Hoffmann-La Roche AG | Preparing a double chamber container |
| WO2022164474A1 (en) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | Jenna Marie Peters | Medical personnel syringe slot holder kit and tabletop system |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5215012A patent/JP2721949B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042254A (ja) * | 2008-06-19 | 2015-03-05 | アーツナイミッテル・ゲーエムベーハー・アポテーカー・フェッター・ウント・コンパニー・ラフェンスブルクArzneimittel Gmbh Apotheker Vetter & Co. Ravensburg | 予備滅菌可能な支持システムの中でデュアルチャンバシステムを充填するための方法ならびに予備滅菌可能な支持システム |
| EP3028946A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-08 | F. Hoffmann-La Roche AG | Preparing a double chamber container |
| WO2016087626A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Preparing a double chamber container |
| CN107000857A (zh) * | 2014-12-05 | 2017-08-01 | 豪夫迈·罗氏有限公司 | 双腔室容器的制作 |
| JP2017536186A (ja) * | 2014-12-05 | 2017-12-07 | エフ・ホフマン−ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト | ダブルチャンバコンテナの準備 |
| RU2707523C2 (ru) * | 2014-12-05 | 2019-11-27 | Ф. Хоффманн-Ля Рош Аг | Подготовка двухкамерного контейнера |
| CN107000857B (zh) * | 2014-12-05 | 2020-06-26 | 豪夫迈·罗氏有限公司 | 制作双腔室容器的方法及双腔室容器 |
| EP3725688A1 (en) * | 2014-12-05 | 2020-10-21 | F. Hoffmann-La Roche AG | Preparing a double chamber container |
| US11072446B2 (en) | 2014-12-05 | 2021-07-27 | Hoffman-La Roche Inc. | Preparing a double chamber container |
| WO2022164474A1 (en) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | Jenna Marie Peters | Medical personnel syringe slot holder kit and tabletop system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2721949B2 (ja) | 1998-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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