JPH075136U - カメラ吊下式撮影装置 - Google Patents

カメラ吊下式撮影装置

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JPH075136U
JPH075136U JP3812593U JP3812593U JPH075136U JP H075136 U JPH075136 U JP H075136U JP 3812593 U JP3812593 U JP 3812593U JP 3812593 U JP3812593 U JP 3812593U JP H075136 U JPH075136 U JP H075136U
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poles
pair
ground
support
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義人 宮塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの高さ及び向きを自在に設定すること
ができる。また、地上からカメラを所望の距離だけ正確
に移動させることができる。 【構成】 一対のポール1、1は伸縮可能に構成してあ
る。ポール1、1の上端側に支持用ロープ3が弛緩自在
に架設してある。支持用ロープ3に移動可能に懸下する
カメラ支持体5は支持台車6とカメラデッキ7とから構
成してあり、カメラデッキ7にはカメラ8が下向きに搭
載してある。カメラ支持体5には移動方向両側に牽引ロ
ープ10、11の上端側10A、11Aが連結してあ
る。牽引ロープ10、11は途中がポール1、1に設け
た案内環12に挿通してあり、下端側10B、11Bは
ポール1、1に沿って垂下している。ポール1、1の下
端側にはカメラ移動距離測定部13、13が設けてあ
る。カメラデッキ7には地上Aに達する長さの高さ測定
糸16が垂設してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば遺蹟、地形等を航空写真によらず、比較的地上に近い真上か ら写真撮影する場合に用いるカメラ吊下式撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置としては、本件出願人の実用新案登録出願に係る考案(実 開昭62−14448号公報)がある。この考案は、地上に立設する一対のこい のぼり用ポールと、該一対のポールの上端側に架設され、地上から弛緩自在にな った懸下用ロープと、該懸下用ロープに移動可能に懸下され、カメラを下向きに 搭載したジャイロフレームと、該ジャイロフレームに連結された一対の操作用ロ ープとから大略構成してあり、操作用ロープを引くことにより懸下用ロープに沿 ってジャイロフレームを移動させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術には次のような未解決の問題点がある。
【0004】 第1に、ポールは伸縮可能に構成していないため、カメラの高さ調節は地上か ら懸下用ロープの張り具合を変えることによってのみ行っている。このため、ロ ープを異常に緩ませたり逆に強く張ったりしなければならず、ポールやロープに 無理な力が掛ってしまうことや、高さ調節が面倒なことである。また、ポールは 長尺であるため、可搬性に欠けることである。
【0005】 第2に、ジャイロフレームは水平方向に回動不能であるため、撮影対象に応じ てカメラを水平方向の縦向きや横向きに変えることができなかった。このため、 効率的に撮影することができず、撮影に時間を要し、フィルムも無駄な使い方を していた。
【0006】 第3に、カメラの移動量を正確に測定する手段がなく、地上から目測している ため、撮影作業の能率が悪いし、無駄なく撮影することが困難である。
【0007】 第4に、装置の組み付け時に、移動滑車を懸下用ロープに予め係合するように なっているため、組み付けの作業性が悪く、何等かの理由でジャイロフレームを 交換しようとしても容易に交換することができなかった。
【0008】 第5に、カメラの高さを簡単に測定する手段を設けていなため、地上から長尺 の測定棒によって測定しているが、作業性が悪く、正確さに欠けている。
【0009】 本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、カメラの高さ及び 向きを自在に設定することができると共に、地上からカメラを所望の距離だけ正 確に移動させることができ、また可搬性に優れているカメラ吊下式撮影装置を提 供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、伸縮可能に構成さ れ、所定間隔離間した状態で地上に立設される一対のポールと、該一対のポール の上端側に前記地上から弛緩自在に架設された支持用長尺材と、水平方向に回動 可能なカメラデッキを有し、該支持用長尺材に移動可能に支持されたカメラ支持 体と、各一端側が該カメラ支持体に接続され、途中部分が前記各ポールに設けた 案内部材に案内されることにより他端側が前記各一対のポールに沿って垂下した 一対の牽引ロープと、該各懸引ロープの引張り量により前記カメラ支持体の移動 距離を測定すべく前記一対のポールの下部側にそれぞれ設けられたカメラ移動量 測定部とからなる。
【0011】 そして、前記カメラ支持体を構成する支持台車を互いに係脱自在な基台と車台 とから構成するとよい。
【0012】 また、前記カメラデッキには細線からなる高さ測定部材を前記地上に達する長 さをもって垂設するとよい。
【0013】
【作用】
撮影対象の地形及びカメラの高さに応じてポールを伸縮させて調節し、地上に 立設する。カメラ支持体を支持用長尺材に懸垂させる際、撮影対象に応じてカメ ラデッキを回転させ、縦撮り又は横撮りの設定を行う。 カメラは一対の牽引ロープのいずれか一方を引き下げることにより、所望の方 向に移動できる。牽引ロープの引張り量をカメラ移動量測定部により測定し、カ メラを正確に位置決めする。
【0014】 また、車台と基台は係脱自在になっており、カメラ支持体を支持用長尺材に係 合する。
【0015】 カメラデッキから垂設した高さ測定部材が地面に接する部位の目盛を読み取る ことにより、カメラの高さを測定する。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。 図において、1、1は写真撮影に必要な間隔を存して地上Aに立設された一対 の金属製ポールを示す。該各ポール1は1〜12mの範囲で任意の長さに設定で きるように伸縮自在な多段構造になっており、下端側は地盤内への打ち込み部1 Aになっている。そして各ポール1の上端側1Bには複数本の支持ワイヤ2、2 、・・・(図は1本のみ図示)が接続してある。
【0017】 3は前記一対のポール1、1間に張設された支持用ロープを示す。該支持用ロ ープ3は一端が一のポール1の上端側1Bに取着したフック4に連結され、途中 部分が他のポール1の上端側1Bに設けたフック4に摺動可能に挿通されて他端 側が地上A近くまで垂れており、地上Aから支持用ロープ3を引き下げたり緩め たりすることが出来るようになっている。
【0018】 5は前記支持用ロープ3に吊設されたカメラ支持体を示し、該カメラ支持体5 は支持台車6と後述するカメラデッキ7とから構成されている。ここで、該支持 台車6は縦断面□形の基台6Aと、冂形に形成され、一側下端が基台6Aに蝶番 6Bを介して幅方向に回動自在になった車台6Cと、該車台6Cを基台6Aに係 脱自在に係止する止ねじ6Dと、車台6Cに軸着された一対の走行滑車6E、6 Eとから構成されている。
【0019】 他方、7は前記支持台車6に左、右方向に揺動自在、かつ周方向に回動自在に 吊設されたカメラデッキを示し、該カメラデッキ7は中央に開口が形成された平 板状のデッキ本体7Aと、該デッキ本体7Aに固着された4本の吊下腕部7B、 7B、・・・と、該吊下腕部7B、7B、・・・の上端に固着され、接続軸7C が前記基台6Aの下面中央にピン結合された球関節継手部7Dとから構成されて いる。
【0020】 そして、前記デッキ本体7A上にはレンズ部8Aを開口から下方に向けた状態 でカメラ8と赤外線受光器9Aを含むシャッタ作動装置9がそれぞれ搭載してあ る。
【0021】 10、11は支持用ロープ3に沿って前記カメラ8を進退させるための一対の 牽引ロープを示し、該牽引ロープ10、11は各上端側10A、11Aが基台6 Aの長手方向両側にそれぞれ連結されている。そして、各牽引ロープ10、11 はポール1、1の上端側に突設された案内環12、12に摺動自在に挿通されて おり、該案内環12、12から下端側10B、11Bはポール1、1に沿って垂 直に垂下がっている。
【0022】 更に、13、13は地上A寄りに位置して各ポール1の外周面に設けたカメラ 移動量測定部を示す。該カメラ移動量測定部13はセンチメートル単位の目盛を ポール1の表面に直接表すことにより、或は目盛を表示したテープをポール1に 貼着することにより表示してある。また、各牽引ロープ10、11の下端側10 B、11Bには、カメラ8をポール1、1間の中央に位置させた時にカメラ移動 量測定部13の上端位置に対応する位置に基準標示部14、15が形成してあり 、カメラ移動量測定部13に対する牽引ロープ10、11の引張り量を迅速かつ 正確に測定できるようになっている。
【0023】 16はカメラデッキ7から垂設したテグス等の細線からなる高さ測定糸で、該 高さ測定糸16にはセンチメートル単位の測定目盛が形成してあり、下端には重 り16Aが取着してある。
【0024】 次に、上述の構成からなる実施例装置の作動を説明する。 まず、一のポール1のフック4に支持用ロープ3の一端側を連結し、他のポー ル1のフック4に途中部分を挿通してポール1、1間に支持用ロープ3を架設す る。支持用ロープ3の他端側は、他のポール1の下側に設けたロープ止めに係止 する。次に、支持用ロープ3にカメラ支持体5を懸下させる。カメラ支持体5を 構成する支持台車6は、車台6Cが基台6Aに対して図3に示すように矢示B、 C方向に回動自在に蝶着してあり、簡単に車台6Cを支持用ロープ3に係合させ ることができ、車台6Cと基台6Aは止ねじ6Dによって係止する。
【0025】 他方、カメラデッキ7には撮影用のカメラ8及びシャッタ作動装置9を搭載し 、図示しない固定用ねじ等で固定しておく。
【0026】 また、一対の牽引ロープ10、11を基台6Aの長手方向両端側にそれぞれ連 結し、該各牽引ロープ10、11はポール1の案内環12に挿通してポール1に 沿わせておく。
【0027】 しかる後、撮影する高さにまで伸長させたポール1、1を遺蹟等の撮影対象D の両側に立設し、支持ワイヤ2、2、・・・を地上Aとの間に張設して各ポール 1を垂直の状態に保持させた後、高さ測定糸16で高さを測りながら支持用ロー プ3を緊張させ或は弛緩させてカメラ8の高さ設定を行う。
【0028】 撮影に当たっては、牽引ロープ10、11を適宜引き下げることにより、カメ ラ支持体5を矢示E、F方向に自在に移動させて撮影対象Dの垂直上方に位置さ せる。この際、牽引ロープ10(11)の基準標示部14(15)をカメラ移動 量測定部13に対して移動させることにより、カメラ8を迅速かつ正確に移動さ せることができる。
【0029】 上述の如くしてカメラ8を位置決めしたら、地上Aから赤外線発光器を用いて 赤外線発光器9Aに操作信号を送ることにより、撮影を行う。
【0030】 そして、牽引ロープ10(11)を順次引き下げてカメラ8を矢示E、F方向 に移動させることにより、撮影対象Dの全体を無駄なく効率良く撮影することが できる。
【0031】 また、本実施例によれば、球関節継手部7Cを用いてカメラデッキ7を支持台 車6に対し矢示G、H方向に回動自在に連結したから、撮影対象Dに対してカメ ラ8を移動方向に対して縦向き、横向き斜め向きの任意の状態に設定することが できる。
【0032】 更に、本実施例によればカメラ8の遠隔操作に赤外線を用いるようにしたから 、無線機や高圧電線による外乱の影響を受けることなく、確実に撮影作業を行う ことができる。
【0033】 更にまた、測定目盛を形成した高さ測定糸16をカメラデッキ7から垂設して あるから、従来高さ測定棒により測定していたカメラ8の高さを簡単、かつ正確 に測定することができる。
【0034】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
【0035】 (1)一対のポールは伸縮可能に構成したから、撮影条件に応じてカメラを所望 の高さに設定できるし、地上の起伏状況に拘らず支持用長尺材を水平に架設する ことができ、また可搬性に優れている。
【0036】 (2)カメラ支持体にはカメラデッキを水平方向に回動可能に設けたから、撮影 対象の状況に応じてカメラを縦、横、斜めの任意の向きに自在に設定することが できる。
【0037】 (3)一対のポールには下端側に位置してカメラ移動量測定部を設け、牽引ロー プの伸長量を測定できるようにしたから、カメラを所望の位置に正確、かつ迅速 に移動させることができる。
【0038】 (4)カメラ支持体を構成する支持台車を基台と車台とから構成し、該車台と基 台は係脱可能に構成したから、ポール間に架設したままの支持用長尺材にカメラ 支持体を係合したり取り外すことができ、装置全体の組み付け作業を効率化でき る共に、カメラ支持体の交換作業も容易に行うことができる。
【0039】 (5)カメラデッキに高さ測定部材を垂設することにより、カメラの高さを簡単 にまた正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るカメラ吊下式撮影装置の
全体構成図である。
【図2】支持用ロープに吊下げたカメラ支持体の外観斜
視図である。
【図3】カメラ支持体を構成する支持台車の基台と車台
を離間させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ポール 3 支持用ロープ 5 カメラ支持体 6 支持台車 6A 基台 6C 車台 7 カメラデッキ 10、11 牽引ロープ 13 カメラ移動量測定部 16 高さ測定部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮可能に構成され、所定間隔離間した
    状態で地上に立設される一対のポールと、該一対のポー
    ルの上端側に前記地上から弛緩自在に架設された支持用
    長尺材と、水平方向に回動可能なカメラデッキを有し、
    該支持用長尺材に移動可能に支持されたカメラ支持体
    と、各一端側が該カメラ支持体に接続され、途中部分が
    前記各ポールに設けた案内部材に案内されることにより
    他端側が前記各一対のポールに沿って垂下した一対の牽
    引ロープと、該各牽引ロープの引張り量により前記カメ
    ラ支持体の移動距離を測定すべく前記一対のポールの下
    部側にそれぞれ設けられたカメラ移動量測定部とから構
    成してなるカメラ吊下式撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ支持体を構成する支持台車は
    互いに係脱自在な基台と車台とから構成してあることを
    特徴とする請求項1記載のカメラ吊下式撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記カメラデッキには細線からなり、下
    端側に測定目盛りが設けてある高さ測定部材を地上に達
    する長さをもって垂設してあることを特徴とするカメラ
    吊下式撮影装置。
JP1993038125U 1993-06-17 1993-06-17 カメラ吊下式撮影装置 Expired - Lifetime JP2514935Y2 (ja)

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