JPH075140U - カメラ用セルフタイマー装置 - Google Patents
カメラ用セルフタイマー装置Info
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- JPH075140U JPH075140U JP3777793U JP3777793U JPH075140U JP H075140 U JPH075140 U JP H075140U JP 3777793 U JP3777793 U JP 3777793U JP 3777793 U JP3777793 U JP 3777793U JP H075140 U JPH075140 U JP H075140U
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単でコストが低く、また小形・軽量
化が可能なセルフタイマー装置を提供する。 【構成】 開閉弁機構を、Oリング59と、非シール部
t2とシール部t1を有して前記Oリング59の内径と
略等しい径でロッド53の外周に形成され前記Oリング
59を軸方向に移動自在に受容している位置決め溝53
aと、前記非シール部t2に対応して前記位置決め溝5
3aの底面に形成されたエア逃がし溝71とで構成し、
前記Oリング59を貫通穴72の内面と前記位置決め溝
53aの底面との間に密に配して、前記貫通穴72の内
面と前記Oリング59との間に摩擦力を付与して前記O
リング59を前記ロッド53の移動に対して前記位置決
め溝53a内で滑らせ、前記ロッド53がセット位置側
に移動されるときに前記Oリング59が非シール部t2
側に切り換えられるとともに、前記セット位置側から前
記動作位置側に移動されるときに前記Oリング59が前
記シール部t1側に切り換えられるようにして設けた。
化が可能なセルフタイマー装置を提供する。 【構成】 開閉弁機構を、Oリング59と、非シール部
t2とシール部t1を有して前記Oリング59の内径と
略等しい径でロッド53の外周に形成され前記Oリング
59を軸方向に移動自在に受容している位置決め溝53
aと、前記非シール部t2に対応して前記位置決め溝5
3aの底面に形成されたエア逃がし溝71とで構成し、
前記Oリング59を貫通穴72の内面と前記位置決め溝
53aの底面との間に密に配して、前記貫通穴72の内
面と前記Oリング59との間に摩擦力を付与して前記O
リング59を前記ロッド53の移動に対して前記位置決
め溝53a内で滑らせ、前記ロッド53がセット位置側
に移動されるときに前記Oリング59が非シール部t2
側に切り換えられるとともに、前記セット位置側から前
記動作位置側に移動されるときに前記Oリング59が前
記シール部t1側に切り換えられるようにして設けた。
Description
【0001】
本考案は、レリーズ釦に対応してカメラ本体に装着されて、セット後、一定時 間が経過するとレリーズ釦を押下することができるカメラ用セルフタイマー装置 に関するものである。
【0002】
カメラにおいては、撮影者自身が写真に入れるように、セットをしてから一定 時間が経過するとレリーズ釦が押下されてシャッターが動作するようにしたセル フタイマー装置を備えたものが多く見られる。しかし、このセルフタイマー装置 はカメラ本体に内蔵された構造のものがほとんどであり、その構造も複雑で高価 である。
【0003】 ところで、今日では、レンズ付フイルムと呼ばれるような「使い捨てカメラ」 が普及しつつあるが、この使い捨てカメラでは低価格が要求されている。したが って、この種の簡易型カメラにおいて、従来構造のようなセルフタイマー装置を 組み込むことはコスト的に無理がある。
【0004】 そこで、従来より構成を簡素化して低コスト化を図り、使い捨てカメラ用に適 したセルフタイマー装置の提案も数多くされており、例えば特開平3−1711 26号公報、特開平4−190221号公報、実開平3−42137号公報、実 開平3−80422号公報等で見ることができる。
【0005】
しかしながら、上述した従来の各セルフタイマー装置は、何れも構成部品が多 く、また機構も複雑で大形であると言う問題点があった。そこで、構成が簡単で コストが低く、また小形・軽量化が可能なセルフタイマー装置が要求されている 。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は構成が簡単で コストが低く、また小形・軽量化が可能なセルフタイマー装置を提供することに ある。
【0007】
上記目的を達成するため本考案は、カメラ本体に装着され、セットして一定時 間が経過するとレリーズ釦を動作させるカメラ用セルフタイマー装置において、 中心に形成された貫通穴の内部に非動作領域を設けるとともに、この非動作領域 の下側に動作領域を画成してなる筒状のハウジングと、先端に前記レリーズ釦を 押下するための押下部を有するとともに、前記貫通穴を貫通して前記非動作領域 と前記動作領域内を往復摺動自在にして配設されたロッドと、前記ロッドが前記 非動作領域から前記動作領域内に移動される方向への力を常に付与しておくため の付勢手段と、前記貫通穴と前記ロッドとの間の隙間を空気出入口として形成さ れ、前記ロッドが前記セット位置側に移動されると空気を抜いて収縮されるとと もに、前記動作領域側へ移動すると空気が吸い込まれて拡張される気密室と、前 記ロッドが前記非動作領域内に移動されると前記空気出入口における空気の給排 出を制御するとともに、前記ロッドが前記動作領域内に移動されると前記空気の 吸い込み規制を解除するための開閉弁機構とを備え、前記開閉弁機構を、Oリン グと、非シール部とシール部を有して前記Oリングの内径と略等しい径で前記ロ ッドの外周に形成され前記Oリングを軸方向に移動自在に受容している位置決め 溝と、前記非シール部に対応して前記位置決め溝の底面に形成されたエア逃がし 溝とで構成して、前記Oリングが前記貫通穴の内面と前記位置決め溝の底面との 間に密に介装された状態にして配し、前記貫通穴の内面と前記Oリングとの間に 摩擦力を付与して前記Oリングを前記ロッドの移動に対して前記位置決め溝内で 滑らせ、前記ロッドがセット位置側に移動されるときに前記Oリングが非シール 部側に切り換えられるとともに、前記セット位置側から前記動作位置側に移動さ れるときに前記Oリングが前記シール部側に切り換えられるように構成したもの である。
【0008】
この構成によれば、ロッドがセット位置側に移動されるときにはOリングが非 シール部の位置に配置されて、気密室内の空気がエア逃がし溝を通して短時間に 抜ける。これにより前記ロッドに対する負荷が軽減され、このロッドをセット位 置(非動作領域)へスムースに移動させることができる。一方、ロッドがセット 位置側から動作位置側に移動されるときにはOリングがシール部の位置に配置さ れ、気密室内に空気が吸い込まれるのが抑えられてロッドに大きな負荷を付与す る。これによって非動作領域内を移動するロッドの速度を遅くて遅延時間を生成 することができる。 また、ロッドがセット位置(非動作領域)から動作領域に移動されると、さら に空気の吸い込み規制が解かれて負荷が無くなり、ロッドが付勢手段の付勢力で 急速に動作領域内をレリーズ釦押下位置に向かって移動され、レリーズ釦押下位 置で押下部がレリーズ釦を強く押下し、これによりレリーズ動作を確実に行なわ せることができる。
【0009】 さらに、ハウジングと、このハウジング内を摺動されるロッドと、このロッド を動作領域方向へ付勢しておくための付勢手段と、気密室内への空気の流出・流 入を制御する開閉弁機構等、少ない部品数で構成することができる。これにより 、構造の簡略化と小形・軽量化が可能になる。
【0010】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 図1乃至図5は本考案の一実施例に係るセルフタイマー装置の構造を示すもの で、図1は図4のA−A線断面図、図2は図5のB−B線断面図、図3はその装 置の正面図、図4はタイマーをセットしていない状態で示すその装置の側面図、 図5はタイマーをセットした状態で示すその装置の側面図である。
【0011】 そして、図1乃至図5において、セルフタイマー装置50は、大きくはハウジ ング51と、キャップ52と、ロッド53と、袋状体54と、コイルスプリング 55等で構成されている。
【0012】 さらに詳述すると、ハウジング51は樹脂製で、上下面が開口された筒状に形 成されている。また、ハウジング51の下端側にはフランジ部51aが一体に形 成され、このフランジ部51aの下面にセルフタイマー装置50をカメラ本体側 に固定するための両面接着テープ56が貼着される。 一方、ハウジング51の上端側には、シール用の突出壁51bが周回して形成 されている。また、この上端側の外周面には、一対の係止爪51cが互いに18 0度変位した位置に形成されている。
【0013】 キャップ52は樹脂製で、ハウジング51の上面を閉じるようにて取り付けら れる。また、外周面にはハウジング51側の係止爪51cに対応して係合片52 aが設けられ、この係合片52aに係止爪51cと係合される係合孔57が形成 されている。さらに、キャップ52の中央には、中心に貫通穴72を有して上下 面が開口された筒状部52bが、このキャップ52の下方に向かって突出された 状態にして形成されている。加えて、筒状部52bの下部内周面には下方に進ん で行くに従って内径が序々に大きくなるようにしてテーパー面58が形成されて いる。
【0014】 ロッド53は樹脂製で、キャップ52における筒状部52bの貫通孔72を貫 通して、ハウジング51内に配設される。また、ロッド53の中間部分には、ゴ ムあるいは軟質プラスチック材で作られている自己摺動性のOリング59が受容 される位置決め溝53aが周回して形成されている。
【0015】 その位置決め溝53aの径はOリング59の内径に略等しく形成され、また位 置決め溝53aの内部は図8に示すように軸に沿う方向でシール部t1と非シー ル部t2に画成されており、また非シール部t2内にはエア逃がし溝71が形成 されている。なお、シール部t1と非シール部t2の幅は、Oリング59の高さ (リング線の直径)よりも1.5〜2倍程度大きく形成されている。
【0016】 さらに、ロッド53の下端側には鍔状の係止部53bが一体に設けられており 、この係止部53bの下面側に押下部60が下方に突出した状態にして形成され ている。加えて、係止部53bのすぐ上側には規制壁61がロッド53の周面よ り突出された状態にして周回形成されている。なお、この規制壁61の外周面は 、上方に進むのに従い外径が小さくなるようにしてテーパー状に形成されている 。 一方、ロッド53の上端側周面には、係合用の溝64が周回した状態で形成さ れている。
【0017】 そして、ロッド53は、筒状部52bの貫通孔72を貫通する状態にしてキャ ップ52の下側より挿入され、このキャップ52の上側において上端に釦65が 取り付けられる。 その釦65はドーム状に形成されていて、中央にはロッド53の上端が圧入さ れる孔66が形成されている。加えて、孔66の内周面には、圧入されて来るロ ッド53側の溝64に係合される係合突壁66aが周回して形成されており、ロ ッド53が孔66に所定の位置まで圧入されると、溝64に係合突壁66aが係 合されて抜け止めされ、これによって釦65がロッド53に固定して取り付けら れる。
【0018】 袋状体54は、ハウジング51内に配設されてキャップ52との間に気密室7 0を形成するようにハウジング51内を仕切るもので、例えばエチレンコポリマ (アルクリン)等の軟質樹脂材で略袋状に形成されている。そして、上部開口部 分54aの外径はハウジング51の内径と略等しく形成されており、また上部開 口部分54aの上部に保形部62が周回して設けられているとともに、保形部6 2の下面側にハウジング51側の突出壁51bが嵌合されるシール溝63が形成 されている。 さらに、袋状体54の底部には、ロッド53の係止部53b等と連結するため の部分54bが形成されている。この部分54bは、中心にロッド53の外径と 略等しい貫通孔67を有した円板状のピストン部68が形成されている。そして 、この部分54bにおいて、貫通孔67に下側からロッド53が挿入されて係止 部53bと規制壁61の間にピストン部68が挟まれ、これにより係止部53b に部分54bが取り付けられる。
【0019】 次に、このように構成されたセルフタイマー装置50の組立手順を説明する。 先ず、袋状体54とロッド53とが一体化されたものが用意される。そして、 この袋状体54とロッド53とを一体化する場合は、ロッド53に釦65を取り 付ける前に、ロッド53の上端側をピストン部68の貫通孔67に下側から挿入 させる。また、規制壁61が貫通孔67の周縁にぶつかったら、さらに強く押し 込む。すると、規制壁61の外周面がテーパー状に形成されているので、この外 周面に導かれて、貫通孔67が弾性変形されて広がり、係止部53bがピストン 部68の下面とぶつかるまで挿入される。そして、係止部53bがピストン部6 8の下面とぶつかるまで挿入されると、貫通孔67の弾性変形によって広がって いた部分が収縮して、ピストン部68が規制壁61と係止部53bとの間に挟ま れるようにしてロッド53が袋状体54にシールされた状態で取り付けられる。 その後、ロッド53の位置決め溝53aにOリング59を装着する。
【0020】 次いで、シール溝63に突出壁51bを挿入させて袋状体54の上部をハウジ ング51の上端部に取り付けるとともに、袋状体54の袋底部側をロッド53と 共にハウジング51内に挿入させる。さらに、ロッド53にコイルスプリング5 5を装着した後、筒状部52bの貫通穴72にロッド53を通してキャップ52 を取り付け、このキャップ52を間に保形部62を挟んでハウジング51に押し 付け、係合孔57を係止爪51cに係合させるとハウジング51にキャップ52 を固定して取り付けることができる。 また、この後から釦65の孔66にロッド53の上端を嵌合させて、係合突壁 66aと溝64を係合させ、釦65をロッド53に取り付けると、袋状体54と キャップ52との間に気密室70が画成されて組立も完了する。
【0021】 このようにして組み立てられたセルフタイマー装置50をカメラに取り付ける 場合は、ハウジング51のフランジ部51aの下面に両面接着テープ56を貼着 し、この両面接着テープ56でカメラに押下部60をレリーズ釦の上に対応させ て貼り付ける。 そして、セルフタイマー装置50によるタイマー撮影を行わない場合は、図1 に実線で示す位置にロッド53が移動されていて、コイルスプリング55の付勢 力で押下部60がレリーズ釦上に軽く当接された状態になっている。また、図4 もこの状態を示している。
【0022】 したがって、この状態でロッド53を図1中の一点鎖線で示す位置まで釦65 を介して押下すると、セルフタイマー機能を伴わない通常のレリーズ釦として機 能し、これにより図示せぬカメラ本体側のレリーズ釦を押下させてカメラ本体内 のシャッター機構を動作させることができる。
【0023】 一方、取り外す場合は、両面接着テープ56の部分を剥せば取り外すことがで き、再び取り付けたい場合は、前と同様にして両面接着テープ56で取り付ける ことができる。
【0024】 図9及び図10はロッド53側の位置決め溝53aとOリング59とキャップ 52b側の貫通穴72等で成る開閉弁機構の動作状態図である。そこで、次に、 図1乃至図5に示したタイマー装置50の動作を図9及び図10と共に説明する 。 先ず、セルフタイマーをセットする場合は、図1及び図4の状態において、釦 65を摘んで上方に引く。すると、コイルスプリング55の圧縮を伴ってロッド 53とピストン部68が釦65と一体に引き上げられる。
【0025】 Oリング59が筒状部52bに到達すると、テーパー面58によりOリング5 9が圧縮されて位置決め溝53aと筒状部52bの貫通穴72の内面とに密に接 触した状態で摺動する。なお、この実施例では、Oリング59が筒状部52bの 貫通穴72の内面に接触して移動される状態が得られる部分の範囲がレリーズ釦 を動作さるまでの遅延時間を生成するための「非動作領域」となる。そして、ロ ッド53の上方への移動は、図2に示すようにロッド53の規制壁61が筒状部 52bのテーパー面58に当接するまで行うことができる。 また、Oリング59がロッド53と共に非動作領域(貫通孔72)内を上方( セット位置)に向かって摺動するとき、貫通孔72の内面とOリング59との間 に発生する摩擦力によってOリング59に負荷が与えられ、このOリング59が ロッド53に対して滑って位置決め溝53aの非シール部t2側に移動移動切り 換えされ、エア逃がし溝71上に配置される(図7乃至図9参照)。
【0026】 したがって、ロッド53が上方(セット位置)に移動されるときには、キャッ プ52と袋状体54とで形成される気密室70の容積が小さくなるが、気密室7 0の容積が小さくなって行くと、これに伴って気密室70内の空気がロッド53 と貫通孔72の隙間及びエア逃がし溝71を通って多量に洩らされ、気密室70 内の空気が短時間に抜けてロッド53の摺動をスムースに行わせる(図9参照) 。
【0027】 また、図5に示すようにロッド53の規制壁61が筒状部52bのテーパー面 58に当接するまでロッド53が移動されたら釦65より手を離す。すると、今 度はロッド53がコイルスプリング55の付勢力によって下方にピストン部68 と共に押される力を受け、ロッド53が下方(動作領域)側に移動する。そして 、Oリング59がロッド53と共に非動作領域(貫通孔72)内を下方(動作領 域)に向かって摺動するとき、貫通孔72の内面とOリング59との間に発生す る摩擦力によってOリング59に負荷が与えられ、このOリング59がロッド5 3に対して滑って位置決め溝53aのシール部t1側に移動切り換えされて配置 される(図10参照)。 これにより、貫通孔72の内面と位置決め溝53aとの間がOリング59によ り半シール状態になり、気密室70内に僅かづつだけ空気が吸い込まれるととも に、Oリング59と筒状部52bの内面との間に生じる摩擦力を受けながら、ロ ッド53及びピストン部68がコイルスプリング55の付勢力とロッド53及び 袋状体54等の重みで下方に緩やかに移動し、レリーズ釦が動作されるまでの遅 延時間を生成する。 なお、この遅延時間の大きさは、引き上げらたロッド53の位置によって変え ることができるものである。
【0028】 このようにして、Oリング59と筒状部52bの貫通孔72の内面との間の摩 擦を受けながら、ロッド53がピストン部68と共に下方に緩やかに移動されて 行き、Oリング59が筒状部52bの貫通孔72(非動作領域)内より動作領域 内へ抜け出た状態となると、Oリング59と貫通孔72の内面との間の摩擦力が 無くなり、ロッド53がピストン部68と共に急激に下方に移動する。これによ り、ロッド53は、釦65がキャップ52の上面にぶつかって規制されるまで下 方に移動され、この移動された位置で押下部60がレリーズ釦を押下して動作さ せる。また、動作後はレリーズ釦の戻し力で図1及び図4に示す状態まで戻され 、セルフタイマー動作が終了する。
【0029】 なお、上記実施例の構造では、ハウシング51とキャップ52を別体に形成し た構造を開示したが、一体に形成して筒状部52bをハウジング51に形成して も差し支えないものである。
【0030】
以上説明したとおり、本考案に係るカメラ用セルフタイマー装置によれば、ロ ッドがセット位置側に移動されるときにはOリングが前記非シール部の位置に配 置されて、気密室内の空気がエア逃がし溝を通して短時間に抜け、これによって 前記ロッドに対する負荷が軽減されてロッドをセット位置(非動作領域)へスム ースに移動させることができる。一方、ロッドがセット位置側から動作位置側に 移動されるときにはOリングがシール部の位置に配置され、気密室内に空気が吸 い込まれるのが抑えられてロッドに大きな負荷を付与し、これによって非動作領 域内を移動するロッドの速度を遅くて遅延時間を生成することができる。 また、ロッドがセット位置(非動作領域)から動作領域に移動されると、さら に空気の吸い込み規制が解かれて負荷が無くなり、ロッドが付勢手段の付勢力で 急速に動作領域内をレリーズ釦押下位置に向かって移動され、レリーズ釦押下位 置で押下部がレリーズ釦を強く押下し、これによりレリーズ動作を確実に行なわ せることができる。
【0031】 さらに、ハウジングと、このハウジング内を摺動されるロッドと、このロッド を動作領域方向へ付勢しておくための付勢手段と、気密室内への空気の流出・流 入を制御する開閉弁機構等、少ない部品数で構成することができる。これにより 、構造の簡略化と小形・軽量化が可能になる等の効果が期待できる。
【図1】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図2】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るセルフタイマー装置の
正面図である。
正面図である。
【図4】本実施例装置の側面図である。
【図5】本実施例装置の側面図である。
【図6】図1のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図7】図2のD−D線に沿う断面図である。
【図8】本実施例装置の要部拡大側面図である。
【図9】本実施例装置における開閉弁機構の動作説明図
である。
である。
【図10】本実施例装置における開閉弁機構の動作説明
図である。
図である。
50 セルフタイマー装置 51 ハウジング 53 ロッド 53a 位置決め溝 55 コイルスプリング(付勢手段) 70 気密室 71 エア逃がし溝 72 非動作領域を形成した貫通孔 t1 シール部 t2 非シール部
Claims (1)
- 【請求項1】 カメラ本体に装着され、セットして一定
時間が経過するとレリーズ釦を動作させるカメラ用セル
フタイマー装置において、 中心に形成された貫通穴の内部に非動作領域を設けると
ともに、この非動作領域の下側に動作領域を画成してな
る筒状のハウジングと、 先端に前記レリーズ釦を押下するための押下部を有する
とともに、前記貫通穴を貫通して前記非動作領域と前記
動作領域内を往復摺動自在にして配設されたロッドと、 前記ロッドが前記非動作領域から前記動作領域内に移動
される方向への力を常に付与しておくための付勢手段
と、 前記貫通穴と前記ロッドとの間の隙間を空気出入口とし
て形成され、前記ロッドが前記セット位置側に移動され
ると空気を抜いて収縮されるとともに、前記動作領域側
へ移動すると空気が吸い込まれて拡張される気密室と、 前記ロッドが前記非動作領域内に移動されると前記空気
出入口における空気の給排出を制御するとともに、前記
ロッドが前記動作領域内に移動されると前記空気の吸い
込み規制を解除するための開閉弁機構とを備え、 前記開閉弁機構を、Oリングと、非シール部とシール部
を有して前記Oリングの内径と略等しい径で前記ロッド
の外周に形成され前記Oリングを軸方向に移動自在に受
容している位置決め溝と、前記非シール部に対応して前
記位置決め溝の底面に形成されたエア逃がし溝とで構成
して、前記Oリングが前記貫通穴の内面と前記位置決め
溝の底面との間に密に介装された状態にして配し、前記
貫通穴の内面と前記Oリングとの間に摩擦力を付与して
前記Oリングを前記ロッドの移動に対して前記位置決め
溝内で滑らせ、前記ロッドがセット位置側に移動される
ときに前記Oリングが非シール部側に切り換えられると
ともに、前記セット位置側から前記動作位置側に移動さ
れるときに前記Oリングが前記シール部側に切り換えら
れるように構成したことを特徴とするカメラ用セルフタ
イマー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777793U JPH075140U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | カメラ用セルフタイマー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777793U JPH075140U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | カメラ用セルフタイマー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075140U true JPH075140U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12506923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3777793U Pending JPH075140U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | カメラ用セルフタイマー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075140U (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP3777793U patent/JPH075140U/ja active Pending
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