JPH0751418B2 - 輪転機の折機等における紙折れ防止装置 - Google Patents

輪転機の折機等における紙折れ防止装置

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JPH0751418B2
JPH0751418B2 JP1248418A JP24841889A JPH0751418B2 JP H0751418 B2 JPH0751418 B2 JP H0751418B2 JP 1248418 A JP1248418 A JP 1248418A JP 24841889 A JP24841889 A JP 24841889A JP H0751418 B2 JPH0751418 B2 JP H0751418B2
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武夫 南場
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、輪転機の折機等における紙折れ防止装置に
関し、より詳言すれば、例えば輪転機の折機のように、
回転する胴の周面に沿って印刷紙の先行端縁部を誘導し
たい場合に、その胴の周面軸線方向に沿って出没自在な
針状の突出部材を設け、その突出部材で前記紙の先行端
縁部を突き刺した状態でそれを保持しつつ誘導する、そ
の際に、前記紙の先行端縁両側コーナー部が暴れ、バタ
ツキが生じ耳折れし易いので、それらが生じないように
防止する紙折れ防止装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図及び第6図で示すように、胴1の周面軸線方向に
沿って出没自在な針状の突出部材2,2,2…が列設され、
それらによって紙3の先行端縁部3aを保持しつつ胴1の
周面に沿って紙3を誘導する場合に、誘導される走行紙
の先行端縁部3aがあおられ易く、とりわけ、先行端縁の
両側コーナー部3b,3bが極めて不安定であり、めくられ
て耳折れ等が発生し易い(第6図参照)。
そこで、このような不安定状態を極力緩和するために、
前記紙3の先行端縁両側コーナー部3b,3bが胴1の周面
に接触する部位、すなわち、胴1の周面両側縁に近い部
位には、胴1の周面中央の部位よりも比較的密に針状の
突出部材2,2,2…を設けることが周知である(第5図参
照)。
実開昭63−142362号は、このような紙3の先行端縁部3a
のアバレやバタツキを抑えるために、輪転折機の折胴1
の周面方向に沿って円弧状のブラシ4,4,4…を近接設置
することを開示する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記円弧状のブラシ4,4,4…は、突出部材2,
2,2…によって突き刺された状態で保持される紙3の先
行端縁部3aを胴1の周面から離れないように抑える機能
を有する。
従って、第5図及び第6図で示すように、突出部材2,2,
2…の間隔が疎な胴1の周面中央部においては、突出部
材の突出部位を避け、隣接する突出部位との中間に、ブ
ラシ4,4,4…を配置し得るから、上記の機能の達成が可
能である。
しかしながら、突出部位2,2,2…の間隙が密な胴1の周
面両側縁に近い部位においては、突出部材の間隔よりも
ブラシ4の幅の方が広いため、ブラシ4を突出部材の間
に配設することが不可能であり、従って、突出部材の突
出高さだけ胴1の周面から離れた姿勢でブラシ4a,4aを
設けざるを得ず(第5図及び第6図参照)、これでは紙
の先行端縁両側コーナー部3b,3bを胴1の周面に接触保
持する抑え効果が期待されず、高速運転時において紙が
突出部材から離脱して耳折れ等のトラブルをひき起し、
最悪の場合には、紙が胴1に巻きついたり絡んだりして
ジャミングを起し、原状復帰に多大の手間と時間を要し
た。
この発明は、突出部材の間隔が密な胴の周面両側縁に近
い部位において、紙の先行端縁両側コーナー部3b,3bの
暴れ、バタツキ、耳折れを防止し、終始円滑な紙送りを
可能ならしめる装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達するために、紙の先行端縁
部誘導用の複数の突出部材を胴の周面軸線方向に沿って
出没自在に列設すると共に、その複数の突出部材のうち
互いに隣接する突出部材間における前記胴の周面周方向
に沿って、前記互いに隣接する突出部材の間隔より狭い
幅を有せしめたペーパーガイドを前記胴の周面との間隔
が前記突出部材の突出長さよりも狭く、かつ、少くとも
紙厚に相当する間隔を隔てて対設し、 特に、互いに隣接する突出部材の間隔が密な部位の胴周
面に対しては硬質な素材のペーパーガイドを設ける。
互いに隣接する突出部材の間隔が疎な部位の胴周面に対
しては、前記硬質なペーパーガイドを設けてもよく、ま
たは、ブラシ式のペーパーガイドを設けてもよい。
〔作用〕
従来のブラシによる紙の抑えでは、互いに隣接する突出
部材の間隔が密な部位にブラシを挿入すると、毛先が突
出部材と干渉し、絡まってトラブルが生じるので、その
ような狭い間隙内にブラシを挿入し得なかった。
これに対して、本発明に使用するペーパーガイドは、胴
の周面に沿った凹曲面と、互いに隣接する突出部材の間
隔が密な場合であってもその狭い間隙に対応して挿入し
得る幅と、硬質な素材とをもって作成されているので、
突出部材の間隔が密な部位に対応する紙の先行端縁両側
コーナー部を胴の周面に確実に抑えることができる。
なお、本発明に使用するペーパーガイドは、突出部材の
間隔が疎な部位に対しても充分に対応して使用すること
ができる。
〔実 施 例〕
この発明の構成と作用を輪転機の折機の実施例によって
以下に説明する。
第1図及び第2図において、針胴1と断裁胴5は3対2
の円周長さを有して互いに矢印方向に回転し、その間に
紙3が供給される。針状の突出部材2,2,2…は、針胴1
の周面軸線方向に沿って、互いに120゜の間隔で列設さ
れ、断裁刃51,51…は断裁胴5の周面軸線方向に沿って
互いに180゜の間隔で突設される。
紙3が前記2つの胴の間に供給されると、その紙3の先
行端縁部3aが前記突出部材2,2,2…によって突き刺し保
持され、その保持の状態を維持しながら針胴1が1/3回
転すると、それに伴なって、紙3が針胴1の周面1/3に
接しつつ引き出され、その時点で断裁胴5の断裁刃51が
紙3を切断する。この切断時に、針胴1における第2の
突出部材2,2,2…の列が後続の紙の先行端縁部を突き刺
し保持する。上記を反復して針胴1の周面に紙が順次供
給される。
さて、このような胴1の紙保持送り機構において、紙3
の先行端縁部3aの両側コーナー部3b3bの保持が不安定と
なるので、突出部材2,2,2…の設置間隔を、比較的安定
する胴周面中央部では疎に、比較的不安定な胴周面両側
縁に近い部位では密に設定する。そして、互いに隣接す
る突出部位2,2の間隔が疎な部位の胴周面に対しては、
従来周知のブラシ4を対設する一方、互いに隣接する突
出部材2,2の間隔が密な部位の胴周面に対しては、少く
とも紙厚に相当する間隙を隔てて次の形状を有するペー
パーガイド6を対設する。
ペーパーガイド6は、胴1の周面に沿った凹曲面6aと、
互いに隣接する突出部材2,2の間隔より狭い幅と、滑ら
かにして堅強な耐摩耗性を有する硬質な素材例えば合成
樹脂または金属とからなり、あるいは更に、紙3の受け
入れ端6bを滑らかに仕上げた凸曲面に加工することが望
ましい。
このようなペーパーガイド6,6,6…の作用によって、紙
3の先行端縁両側コーナー部3b,3bが胴の周面に極めて
近接した状態で安定して案内され、針胴1の周面から離
れたり浮き上がったりしない。従って、耳折れ等の紙折
れの発生が防止され、紙3の送りが確実となる。
なお、ペーパーガイド6は、第3図の実施例においては
一体型を示したが、第4図の実施例で示すように、基板
6cと案内面部材6dとを別部品として作成し、その両者を
ねじまたは接着剤にて一体に固定したものであってもよ
い。
図示の実施例では、互いに隣接する突出部材2,2の間隔
が疎な部位の胴周面に対しては、従来周知のブラシ製の
ペーパーガイド4を対設させたが、この部位において
も、前記ブラシに代えて、前記硬質なペーパーガイド6
を対設することも充分効果的である。
更に、図示の実施例では、針胴1に対してペーパーガイ
ド6を設けたが、その他の胴、例えばくわえ胴7などの
胴周面に対設しても同様の効果を生ずる。
この発明の技術的範囲は、上記実施例によって制限され
るものでなく、請求項に記載される範囲内におけるあら
ゆる改変に及ぶものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、従来のブラシによる紙の抑えで
は、互いに隣接する突出部材の間隔が密な部位にブラシ
を挿入すると、ブラシの毛先が突出部材に絡まって針ま
がりや針折れ、あるいはブラシ毛の抜けなどが生ずるの
で、そのような狭い間隙内にブラシを挿入し得ず紙の抑
えができないことが原因となって、紙の先行端縁両側コ
ーナー部の暴れ、バタツキが生じ、紙折れが起こり、胴
への紙の巻きつけや絡み、ジャミングなどに発展するな
ど、その修復作業に多大の時間と手間を要していたが、
本発明に使用するペーパーガイド6,6,6…は、互いに隣
接する突出部材2,2の間隔が密な部位に対してもその狭
い間隙に対応して挿入し得る幅に作成され、かつ、紙端
縁の暴れを抑止し得る硬質性を備えているので、それに
対応する紙3の先行端縁両側コーナー部3a,3aを胴1の
周面に確実に抑えることができ、突出部材2,2からの脱
落が生じなくなったから、従来生じていた上記の弊害が
本発明によって一掃され、終始円滑な紙送りが保証され
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の正面図、 第2図は、第1図A−A線に沿った一部断面図、 第3図は、本発明装置に使用するペーパーガイドの一実
施例を示す斜視図、 第4図は、本発明装置に使用するペーパーガイドの他の
実施例を示す斜視図、 第5図は、従来の装置における第2図と同じ一部断面
図、 第6図は、第5図における従来の装置で紙折れが生じた
場合を示す斜視図である。 1……胴、2,2,2……突出部材、 3……紙、3a……その先行端縁部、 3b,3b……その先行端縁両側コーナー部、 4,4,4……円弧状ブラシ、 4a,4a……突出部材が密な部位における円弧状ブラシ、 5……断裁胴、51,51……断栽刃、 6,6,6……ペーパーガイド、 6a……その凹曲面、 6b……紙3の受け容れ端、 6c……基板、 6d……案内面部材、 7……くわえ胴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴と、 その胴の周面軸線方向に沿って出没自在に列設した、紙
    の先行端縁部誘導用の複数の突出部材と、 前記複数の突出部材のうち互いに隣接する突出部材間に
    おける前記胴の周面周方向に沿って、前記胴の周面との
    間隔が前記突出部材の突出長さよりも狭く、かつ、少な
    くとも紙厚に相当する間隙を隔てて対設し、更に、前記
    互いに隣接する突出部材の間隔より狭い幅を有せしめた
    ペーパーガイドと、 を備え、特に突出部材間の間隔が密な部位の胴周面に対
    しては、硬質な素材のペーパーガイドを対設することを
    特徴とする輪転機の折機等における紙折れ防止装置。
  2. 【請求項2】互いに隣接する突出部材の間隔が疎な部位
    の胴周面に対しても硬質な素材のペーパーガイドを対設
    した請求項1に記載の輪転機の折機等における紙折れ防
    止装置。
  3. 【請求項3】互いに隣接する突出部材の間隔が疎な部位
    の胴周面に対してブラシ製のペーパーガイドを対設した
    請求項1に記載の輪転機の折機等における紙折れ防止装
    置。
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