JPH075171Y2 - シャッタ付錠装置 - Google Patents
シャッタ付錠装置Info
- Publication number
- JPH075171Y2 JPH075171Y2 JP1633292U JP1633292U JPH075171Y2 JP H075171 Y2 JPH075171 Y2 JP H075171Y2 JP 1633292 U JP1633292 U JP 1633292U JP 1633292 U JP1633292 U JP 1633292U JP H075171 Y2 JPH075171 Y2 JP H075171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- insertion opening
- key
- inner cylinder
- key insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の扉や自動ド
アなどに設けられるシリンダ錠のような錠装置に関連
し、殊にこの考案は、鍵挿入口上を開閉するシャッタが
設けられたシャッタ付錠装置に関する。
アなどに設けられるシリンダ錠のような錠装置に関連
し、殊にこの考案は、鍵挿入口上を開閉するシャッタが
設けられたシャッタ付錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば全面ガラス製の自動ドアでは、各
ガラス戸の内側端縁の下端部にシリンダ錠のような錠装
置が組み込んである。この種錠装置は、筒長さ方向へ貫
通する鍵孔を有する内筒と、この内筒が回動可能に挿入
される外筒とから成るもので、前記内筒と外筒との間に
は、前記鍵孔への鍵の挿脱に応じて作動して内筒の回動
を許容または規制するロック機構が設けられている。
ガラス戸の内側端縁の下端部にシリンダ錠のような錠装
置が組み込んである。この種錠装置は、筒長さ方向へ貫
通する鍵孔を有する内筒と、この内筒が回動可能に挿入
される外筒とから成るもので、前記内筒と外筒との間に
は、前記鍵孔への鍵の挿脱に応じて作動して内筒の回動
を許容または規制するロック機構が設けられている。
【0003】前記内筒の前端面には、前記鍵孔への鍵挿
入口上を開閉するシャッタが設けてあり、常時はシャッ
タが鍵挿入口を閉じて鍵孔への塵芥の進入を防止し、解
錠または施錠時に鍵の挿入圧が作用すると、シャッタが
押し開かれるようになっている。
入口上を開閉するシャッタが設けてあり、常時はシャッ
タが鍵挿入口を閉じて鍵孔への塵芥の進入を防止し、解
錠または施錠時に鍵の挿入圧が作用すると、シャッタが
押し開かれるようになっている。
【0004】前記シャッタを閉成方向へ付勢するのにス
プリングが用いてあり、常時はそのばね力によりシャッ
タが閉成し、鍵の挿入圧が作用すると、ばね力に抗して
シャッタが押し開かれ、さらに鍵が鍵孔より抜き取られ
ると、鍵の挿入圧より解放されて再びばね力によりシャ
ッタが閉じる。
プリングが用いてあり、常時はそのばね力によりシャッ
タが閉成し、鍵の挿入圧が作用すると、ばね力に抗して
シャッタが押し開かれ、さらに鍵が鍵孔より抜き取られ
ると、鍵の挿入圧より解放されて再びばね力によりシャ
ッタが閉じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のこの種シャッタ
付錠装置では、前記スプリングが組み込まれるため、構
造が複雑化し、また錠の厚みが増すという問題がある。
特に自動ドアでは、錠装置におけるシャッタ取付部分が
ガラス戸の表面より突出するため、自動ドアの開動作
時、ガラス戸の全体が収納空間に完全に収まらずに内側
端縁が突出し、出入口の開口面積が狭くなる。
付錠装置では、前記スプリングが組み込まれるため、構
造が複雑化し、また錠の厚みが増すという問題がある。
特に自動ドアでは、錠装置におけるシャッタ取付部分が
ガラス戸の表面より突出するため、自動ドアの開動作
時、ガラス戸の全体が収納空間に完全に収まらずに内側
端縁が突出し、出入口の開口面積が狭くなる。
【0006】この考案は、上記問題に着目してなされた
もので、スプリングを用いずにシャッタを常時閉成状態
に保持できる構造が簡易かつ薄型のシャッタ付錠装置を
提供することを目的とする。
もので、スプリングを用いずにシャッタを常時閉成状態
に保持できる構造が簡易かつ薄型のシャッタ付錠装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる考案
は、筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内筒と、この内
筒が回動可能に挿入される外筒とを有する錠装置であっ
て、前記内筒の前端面に、前記鍵孔への鍵挿入口を挟ん
で対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉する一対
のシャッタとを設けたものである。各シャッタは、両側
端縁がそれぞれガイド溝に摺動自由に係合し、少なくと
も鍵挿入口の開口幅に相当するストロークだけ往復動可
能に支持されると共に、各シャッタの衝合端部には相反
する磁極が設けられている。
は、筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内筒と、この内
筒が回動可能に挿入される外筒とを有する錠装置であっ
て、前記内筒の前端面に、前記鍵孔への鍵挿入口を挟ん
で対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉する一対
のシャッタとを設けたものである。各シャッタは、両側
端縁がそれぞれガイド溝に摺動自由に係合し、少なくと
も鍵挿入口の開口幅に相当するストロークだけ往復動可
能に支持されると共に、各シャッタの衝合端部には相反
する磁極が設けられている。
【0008】請求項2にかかる考案は、同様の錠装置に
おいて、前記内筒の前端面に、前記鍵孔への鍵挿入口を
挟んで対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉する
シャッタと、前記シャッタと対向しかつ前記鍵挿入口の
一側に位置するストッパとを設けたものである。前記シ
ャッタは、両側端縁がそれぞれガイド溝に摺動自由に係
合し、少なくとも鍵挿入口の開口幅に相当するストロー
クだけ往復動可能に支持されると共に、前記シャッタお
よびストッパの衝合端部には相反する磁極が設けられて
いる。
おいて、前記内筒の前端面に、前記鍵孔への鍵挿入口を
挟んで対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉する
シャッタと、前記シャッタと対向しかつ前記鍵挿入口の
一側に位置するストッパとを設けたものである。前記シ
ャッタは、両側端縁がそれぞれガイド溝に摺動自由に係
合し、少なくとも鍵挿入口の開口幅に相当するストロー
クだけ往復動可能に支持されると共に、前記シャッタお
よびストッパの衝合端部には相反する磁極が設けられて
いる。
【0009】
【作用】請求項1の考案にかかるシャッタ付錠装置で
は、各シャッタの異なる磁極が互いに引き合うため、各
シャッタの衝合端縁が吸着し合って鍵挿入口が閉成さ
れ、塵芥などの鍵孔への進入が防止される。各シャッタ
の衝合部に鍵の挿入圧が作用すると、磁気吸引力に抗し
てシャッタが押し開かれてガイド溝に沿い移動する。さ
らに鍵が鍵孔より抜き取られると、鍵の挿入圧より解放
され、再び磁気吸引力により各シャッタが吸着し合って
ガイド溝に沿い移動し、閉成動作する。
は、各シャッタの異なる磁極が互いに引き合うため、各
シャッタの衝合端縁が吸着し合って鍵挿入口が閉成さ
れ、塵芥などの鍵孔への進入が防止される。各シャッタ
の衝合部に鍵の挿入圧が作用すると、磁気吸引力に抗し
てシャッタが押し開かれてガイド溝に沿い移動する。さ
らに鍵が鍵孔より抜き取られると、鍵の挿入圧より解放
され、再び磁気吸引力により各シャッタが吸着し合って
ガイド溝に沿い移動し、閉成動作する。
【0010】請求項2の考案にかかるシャッタ付錠装置
では、シャッタとストッパとの異なる磁極が互いに引き
合うため、シャッタとストッパとの衝合端縁が吸着し合
って鍵挿入口が閉成され、塵芥などの鍵孔への進入が防
止される。シャッタとストッパとの衝合部に鍵の挿入圧
が作用すると、磁気吸引力に抗してシャッタが押し開か
れてガイド溝に沿い移動する。さらに鍵が鍵孔より抜き
取られると、鍵の挿入圧より解放され、再び磁気吸引力
によりシャッタとストッパとが吸着し合ってシャッタが
ガイド溝に沿い移動し、閉成動作する。
では、シャッタとストッパとの異なる磁極が互いに引き
合うため、シャッタとストッパとの衝合端縁が吸着し合
って鍵挿入口が閉成され、塵芥などの鍵孔への進入が防
止される。シャッタとストッパとの衝合部に鍵の挿入圧
が作用すると、磁気吸引力に抗してシャッタが押し開か
れてガイド溝に沿い移動する。さらに鍵が鍵孔より抜き
取られると、鍵の挿入圧より解放され、再び磁気吸引力
によりシャッタとストッパとが吸着し合ってシャッタが
ガイド溝に沿い移動し、閉成動作する。
【0011】
【実施例】図1は、この考案のシャッタ付錠装置が組み
込まれた全面ガラス製の自動ドア1を示す。この自動ド
ア1は、一対のガラス戸1a,1bが上下のレールに沿
い相対する方向へ往復開閉動作するもので、各ガラス戸
1a,1bは、ガラス板2の上端縁および下端縁にアル
ミ製の枠材3,4を取り付け、下側の枠材4の内側にこ
の考案にかかるシャッタ付錠装置5が組み込んである。
込まれた全面ガラス製の自動ドア1を示す。この自動ド
ア1は、一対のガラス戸1a,1bが上下のレールに沿
い相対する方向へ往復開閉動作するもので、各ガラス戸
1a,1bは、ガラス板2の上端縁および下端縁にアル
ミ製の枠材3,4を取り付け、下側の枠材4の内側にこ
の考案にかかるシャッタ付錠装置5が組み込んである。
【0012】前記シャッタ付錠装置5は、図2および図
3に示すように、筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内
筒6と、この内筒6が回動可能に挿入される外筒7とか
ら成るもので、前記内筒6と外筒7との間には、内筒6
の鍵孔への鍵の挿脱に応じて作動して内筒6の回動を許
容または規制する公知のロック機構(図示せず)が設け
られている。
3に示すように、筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内
筒6と、この内筒6が回動可能に挿入される外筒7とか
ら成るもので、前記内筒6と外筒7との間には、内筒6
の鍵孔への鍵の挿脱に応じて作動して内筒6の回動を許
容または規制する公知のロック機構(図示せず)が設け
られている。
【0013】このロック機構として、種々の方式のもの
が用いられ、詳細は図示していないが、例えばディスク
タンブラ錠であれば、内筒6と外筒7の内面との間にサ
イドバーを位置させ、一方、内筒6の内部に鍵孔を有す
る複数枚のディスクが配備してある。鍵孔への鍵挿入口
14へ鍵が挿入されると、各ディスクが回動変位して前
記サイドバーと外筒7との係合状態が解かれ、内筒6の
回動が許容される。なお図中、8は内筒6の後端にネジ
9により止着されるカム板である。
が用いられ、詳細は図示していないが、例えばディスク
タンブラ錠であれば、内筒6と外筒7の内面との間にサ
イドバーを位置させ、一方、内筒6の内部に鍵孔を有す
る複数枚のディスクが配備してある。鍵孔への鍵挿入口
14へ鍵が挿入されると、各ディスクが回動変位して前
記サイドバーと外筒7との係合状態が解かれ、内筒6の
回動が許容される。なお図中、8は内筒6の後端にネジ
9により止着されるカム板である。
【0014】前記外筒7は、前記内筒6が回動自由に嵌
まる内孔10が貫通して設けられている。この内孔10
の内径は前記内筒6の外径にほぼ一致させてあり、この
内孔10の前端部の内径を拡大して、一周する支持段部
12および拡大凹部11が形成してある。
まる内孔10が貫通して設けられている。この内孔10
の内径は前記内筒6の外径にほぼ一致させてあり、この
内孔10の前端部の内径を拡大して、一周する支持段部
12および拡大凹部11が形成してある。
【0015】前記内筒6は、前端部に前記外筒7の拡大
凹部11の内径と一致する直径であって、拡大凹部11
の深さと一致する厚みを有するフランジ部13が一体形
成されている。この内筒6を外筒7の内孔10へ挿入し
たとき、フランジ部13が前記拡大凹部11に嵌まって
支持段部12により支持され、フランジ部13の前面と
外筒7の前面とが同一平面上に位置する。
凹部11の内径と一致する直径であって、拡大凹部11
の深さと一致する厚みを有するフランジ部13が一体形
成されている。この内筒6を外筒7の内孔10へ挿入し
たとき、フランジ部13が前記拡大凹部11に嵌まって
支持段部12により支持され、フランジ部13の前面と
外筒7の前面とが同一平面上に位置する。
【0016】前記フランジ部13の中央には、図3〜図
5に示すように、鍵孔への鍵挿入口14が直径線に沿っ
て開口している。このフランジ部13の前面にはシャッ
タ取付溝15が凹設され、鍵挿入口14を挟んで対向す
るガイド壁16,16が形成されている。前記シャッタ
取付溝15は矩形状の鍵挿入口14の幅方向へ延び、そ
の両端は開放されている。
5に示すように、鍵孔への鍵挿入口14が直径線に沿っ
て開口している。このフランジ部13の前面にはシャッ
タ取付溝15が凹設され、鍵挿入口14を挟んで対向す
るガイド壁16,16が形成されている。前記シャッタ
取付溝15は矩形状の鍵挿入口14の幅方向へ延び、そ
の両端は開放されている。
【0017】各ガイド壁16,16の対向面には、図6
に示すように、底拡がりのガイド溝17が形成されてお
り、各ガイド壁16の両端にはガイド溝17内に堆積し
た塵芥を排出するための切欠部18,18が形成してあ
る。
に示すように、底拡がりのガイド溝17が形成されてお
り、各ガイド壁16の両端にはガイド溝17内に堆積し
た塵芥を排出するための切欠部18,18が形成してあ
る。
【0018】前記シャッタ取付溝15の中には、一対の
シャッタ19,19が往復動自由に配備される。各シャ
ッタ19,19は同一形状のものであって、内端面およ
び両側端面は直線状をなし、外端面はフランジ部13の
外周縁に沿う曲面状になす。各シャッタ19は、図6お
よび図7に示すように、その内端面,両側端面および、
外端面を下拡がりのテーパに形成してあり、内端面のテ
ーパ面を鍵先端をシャッタ19,19の衝合部へ導く鍵
端導入面20、外端面のテーパ面をシャッタ取付溝15
内に堆積した塵芥を押し上げる押上面21、両側端面の
テーパ面を前記ガイド溝17に摺動自由に係合する係合
面22となす。なお図中、23は鍵端導入面20の幅中
央に形成された鍵端導入用の凹部である。
シャッタ19,19が往復動自由に配備される。各シャ
ッタ19,19は同一形状のものであって、内端面およ
び両側端面は直線状をなし、外端面はフランジ部13の
外周縁に沿う曲面状になす。各シャッタ19は、図6お
よび図7に示すように、その内端面,両側端面および、
外端面を下拡がりのテーパに形成してあり、内端面のテ
ーパ面を鍵先端をシャッタ19,19の衝合部へ導く鍵
端導入面20、外端面のテーパ面をシャッタ取付溝15
内に堆積した塵芥を押し上げる押上面21、両側端面の
テーパ面を前記ガイド溝17に摺動自由に係合する係合
面22となす。なお図中、23は鍵端導入面20の幅中
央に形成された鍵端導入用の凹部である。
【0019】各シャッタ19の直径線に沿う長さLは、
フランジ部13の直径をR、鍵挿入口14の開口幅をd
とすると、つぎの式の関係を満たす値に設定される。
フランジ部13の直径をR、鍵挿入口14の開口幅をd
とすると、つぎの式の関係を満たす値に設定される。
【0020】
【数1】
【0021】各シャッタ19の長さLを上記式の関係
を満たす値に設定すれば、各シャッタ19は少なくとも
鍵挿入口14の開口幅dに相当するストロークSだけ往
復動が可能となり、シャッタ開放時、各シャッタ19,
19間の間隔は鍵挿入口14の開口幅d以上となり、鍵
挿入口14への鍵の挿入が可能となる。
を満たす値に設定すれば、各シャッタ19は少なくとも
鍵挿入口14の開口幅dに相当するストロークSだけ往
復動が可能となり、シャッタ開放時、各シャッタ19,
19間の間隔は鍵挿入口14の開口幅d以上となり、鍵
挿入口14への鍵の挿入が可能となる。
【0022】もし各シャッタ19の長さLをつぎの式
の関係を満たす値に設定すれば、各シャッタ19は鍵挿
入口14の開口幅dと一致するストロークSだけ往復動
が可能となり、シャッタ開放時、各シャッタ19は前記
ストロークSの1/2だけ移動して両者間の間隔が鍵挿
入口14の開口幅dと一致し、各シャッタ19,19間
の開口が鍵挿入口14の開口と一致することになる。
の関係を満たす値に設定すれば、各シャッタ19は鍵挿
入口14の開口幅dと一致するストロークSだけ往復動
が可能となり、シャッタ開放時、各シャッタ19は前記
ストロークSの1/2だけ移動して両者間の間隔が鍵挿
入口14の開口幅dと一致し、各シャッタ19,19間
の開口が鍵挿入口14の開口と一致することになる。
【0023】
【数2】
【0024】各シャッタ19は、磁性金属材料や磁性粉
末が混入されたプラスチック材料に着磁処理を施して形
成されたものであり、一方のシャッタは内端部にN極の
磁極、外端部にS極の磁極をそれぞれ形成すると共に、
他方のシャッタは内端部にS極の磁極、外端部にN極の
磁極をそれぞれ形成する。各シャッタ19の内端部の磁
極はその極性が相反するから、両磁極間には互いに磁気
吸引力が作用し、外力が作用しない自然状態では両シャ
ッタ19の磁極が吸着する。このように各シャッタ19
を永久磁石で構成するから、内筒6および外筒7は非磁
性材料により形成することは勿論である。
末が混入されたプラスチック材料に着磁処理を施して形
成されたものであり、一方のシャッタは内端部にN極の
磁極、外端部にS極の磁極をそれぞれ形成すると共に、
他方のシャッタは内端部にS極の磁極、外端部にN極の
磁極をそれぞれ形成する。各シャッタ19の内端部の磁
極はその極性が相反するから、両磁極間には互いに磁気
吸引力が作用し、外力が作用しない自然状態では両シャ
ッタ19の磁極が吸着する。このように各シャッタ19
を永久磁石で構成するから、内筒6および外筒7は非磁
性材料により形成することは勿論である。
【0025】図8および図9は、この考案の第2実施例
を示す。この第2実施例も、外筒7内に内筒6が回動可
能に挿入され、内筒6と外筒7との間に、前記鍵孔への
鍵の挿脱に応じて作動して内筒6の回動を許容または規
制するロック機構が設けられたものであって、前記内筒
6のフランジ部13の前面には対向するガイド壁16,
16間にシャッタ取付溝15が形成してある。
を示す。この第2実施例も、外筒7内に内筒6が回動可
能に挿入され、内筒6と外筒7との間に、前記鍵孔への
鍵の挿脱に応じて作動して内筒6の回動を許容または規
制するロック機構が設けられたものであって、前記内筒
6のフランジ部13の前面には対向するガイド壁16,
16間にシャッタ取付溝15が形成してある。
【0026】このシャッタ取付溝15は鍵挿入口14の
幅方向に沿い一方へ延び、その一端は開放してある。こ
のシャッタ取付溝15の他端はストッパ24により塞が
れ、鍵挿入口14の一側に位置するストッパ24の内端
縁はシャッタ19に対向している。なお、各ガイド溝1
7の構造やシャッタ19の形状は、第1実施例と同様で
あり、対応する構成に同一符号を付することで、ここで
はその説明を省略する。
幅方向に沿い一方へ延び、その一端は開放してある。こ
のシャッタ取付溝15の他端はストッパ24により塞が
れ、鍵挿入口14の一側に位置するストッパ24の内端
縁はシャッタ19に対向している。なお、各ガイド溝1
7の構造やシャッタ19の形状は、第1実施例と同様で
あり、対応する構成に同一符号を付することで、ここで
はその説明を省略する。
【0027】また前記シャッタ19の直径線に沿う長さ
Lは、シャッタ取付溝15の直径線に沿う溝長さをD、
鍵挿入口14の開口幅をdとすると、つぎの式を満た
す値に設定される。これによりシャッタ19は鍵挿入口
14の開口幅dに一致するストロークSだけ往復動が可
能となり、シャッタ開放時、シャッタ19は前記ストロ
ークSだけ移動してストッパ24との間の間隔は鍵挿入
口14の開口幅dと一致し、シャッタ19とストッパ2
4との間の開口が鍵挿入口14の開口とが一致すること
になる。
Lは、シャッタ取付溝15の直径線に沿う溝長さをD、
鍵挿入口14の開口幅をdとすると、つぎの式を満た
す値に設定される。これによりシャッタ19は鍵挿入口
14の開口幅dに一致するストロークSだけ往復動が可
能となり、シャッタ開放時、シャッタ19は前記ストロ
ークSだけ移動してストッパ24との間の間隔は鍵挿入
口14の開口幅dと一致し、シャッタ19とストッパ2
4との間の開口が鍵挿入口14の開口とが一致すること
になる。
【0028】
【数3】
【0029】前記シャッタ19およびストッパ24は、
磁性金属材料や磁性粉末が混入されてプラスチック材料
に着磁処理を施して形成されており、シャッタ19は内
端部に例えばN極の磁極、外端部にS極の磁極を、また
ストッパ24は内端部にS極の磁極、外端部にN極の磁
極を、それぞれ形成する。シャッタ19およびストッパ
24の各内端部の磁極はその極性が相反するから、両磁
極間には互いに磁気吸引力が作用し、外力が作用しない
自然状態では両磁極は吸着する。なお内筒6および外筒
7を非磁性材料により形成することは第1実施例と同様
である。
磁性金属材料や磁性粉末が混入されてプラスチック材料
に着磁処理を施して形成されており、シャッタ19は内
端部に例えばN極の磁極、外端部にS極の磁極を、また
ストッパ24は内端部にS極の磁極、外端部にN極の磁
極を、それぞれ形成する。シャッタ19およびストッパ
24の各内端部の磁極はその極性が相反するから、両磁
極間には互いに磁気吸引力が作用し、外力が作用しない
自然状態では両磁極は吸着する。なお内筒6および外筒
7を非磁性材料により形成することは第1実施例と同様
である。
【0030】第1実施例のシャッタ付錠装置において、
各シャッタ19は内端部の異なる磁極が互いに引き合う
ため、各シャッタ19の内端縁が吸着し合って鍵挿入口
14上を閉成し、塵芥などの鍵孔への進入を防止する。
各シャッタ19は内端部の異なる磁極が互いに引き合う
ため、各シャッタ19の内端縁が吸着し合って鍵挿入口
14上を閉成し、塵芥などの鍵孔への進入を防止する。
【0031】つぎに各シャッタ19が衝合する鍵端導入
面20に鍵先端を突き当てて押圧力を作用させると、磁
極間の磁気吸引力に抗してシャッタ19,19が押し開
かれてガイド溝17に沿い移動する。さらに鍵が鍵孔よ
り抜き取られると、各シャッタ19は鍵の挿入圧より解
放されて再び磁極間の磁気吸引力により互いに引き合
い、ガイド溝17に沿い移動して閉成動作することにな
る。
面20に鍵先端を突き当てて押圧力を作用させると、磁
極間の磁気吸引力に抗してシャッタ19,19が押し開
かれてガイド溝17に沿い移動する。さらに鍵が鍵孔よ
り抜き取られると、各シャッタ19は鍵の挿入圧より解
放されて再び磁極間の磁気吸引力により互いに引き合
い、ガイド溝17に沿い移動して閉成動作することにな
る。
【0032】第2実施例のシャッタ付錠装置について
は、シャッタ19とストッパ24との異なる磁極が互い
に引き合うため、シャッタ19がガイド溝17に沿い移
動してストッパ24に吸着される。これにより鍵挿入口
14上が閉成され、塵芥などの鍵孔への進入が防止され
る。
は、シャッタ19とストッパ24との異なる磁極が互い
に引き合うため、シャッタ19がガイド溝17に沿い移
動してストッパ24に吸着される。これにより鍵挿入口
14上が閉成され、塵芥などの鍵孔への進入が防止され
る。
【0033】シャッタ19がストッパ24と衝合する鍵
端導入面20に鍵先端を突き当てて押圧力を作用させる
と、磁極間の磁気吸引力に抗してシャッタ19がストッ
パ24より押し開かれてガイド溝17に沿い移動する。
さらに鍵が鍵孔より抜き取られると、シャッタ19は鍵
の挿入圧より解放されて再び磁極間の磁気吸引力により
ストッパ24に引き寄せられ、ガイド溝17に沿い移動
して閉成動作することになる。
端導入面20に鍵先端を突き当てて押圧力を作用させる
と、磁極間の磁気吸引力に抗してシャッタ19がストッ
パ24より押し開かれてガイド溝17に沿い移動する。
さらに鍵が鍵孔より抜き取られると、シャッタ19は鍵
の挿入圧より解放されて再び磁極間の磁気吸引力により
ストッパ24に引き寄せられ、ガイド溝17に沿い移動
して閉成動作することになる。
【0034】
【考案の効果】この考案は上記の如く、内筒の前端面に
鍵挿入口上を開閉する一対のシャッタを配備するか、ま
たはシャッタとストッパとを配備し、シャッタを少なく
とも鍵挿入口の開口幅に相当するストロークだけ往復動
可能となすと共に、シャッタ間またはシャッタとストッ
パとの間の衝合端部に相反する磁極を設けるようにした
から、磁極間に吸引によりシャッタを常時平成状態に保
持でき、スプリングを用いた従来例と比較して、構造の
簡易化および薄型化を実現できるという、実用上顕著な
効果を奏する。
鍵挿入口上を開閉する一対のシャッタを配備するか、ま
たはシャッタとストッパとを配備し、シャッタを少なく
とも鍵挿入口の開口幅に相当するストロークだけ往復動
可能となすと共に、シャッタ間またはシャッタとストッ
パとの間の衝合端部に相反する磁極を設けるようにした
から、磁極間に吸引によりシャッタを常時平成状態に保
持でき、スプリングを用いた従来例と比較して、構造の
簡易化および薄型化を実現できるという、実用上顕著な
効果を奏する。
【図1】この考案が実施された自動ドアの正面図であ
る。
る。
【図2】この考案の一実施例にかかるシャッタ付錠装置
の外観を示す側面図である。
の外観を示す側面図である。
【図3】図2のシャッタ付錠装置の組立て状態を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図4】シャッタが閉成した状態を拡大して示す内筒の
正面図である。
正面図である。
【図5】シャッタが開放した状態を拡大して示す内筒の
正面図である。
正面図である。
【図6】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図8】シャッタが閉成した状態を拡大して示すこの考
案の他の実施例にかかる内筒の正面図である。
案の他の実施例にかかる内筒の正面図である。
【図9】シャッタが開放した状態を拡大して示すこの考
案の他の実施例にかかる内筒の正面図である。
案の他の実施例にかかる内筒の正面図である。
5 シャッタ付錠装置 6 内筒 7 外筒 14 鍵挿入口 16 ガイド壁 17 ガイド溝 19 シャッタ 24 ストッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内筒
と、この内筒が回動可能に挿入される外筒とを有し、 前記内筒の前端面には、前記鍵孔への鍵挿入口を挟んで
対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉する一対の
シャッタとが設けられ、 各シャッタは、両側端縁がそれぞれガイド溝に摺動自由
に係合し、少なくとも鍵挿入口の開口幅に相当するスト
ロークだけ往復動可能に支持されると共に、各シャッタ
の衝合端部には相反する磁極が設けられて成るシャッタ
付錠装置。 - 【請求項2】 筒長さ方向へ貫通する鍵孔を有する内筒
と、この内筒が回動可能に挿入される外筒とを有し、 前記内筒の前端面には、前記鍵孔への鍵挿入口を挟んで
対向するガイド溝と、前記鍵挿入口上を開閉するシャッ
タと、前記シャッタと対向しかつ前記鍵挿入口の一側に
位置するストッパとが設けられ、 前記シャッタは、両側端縁がそれぞれガイド溝に摺動自
由に係合し、少なくとも鍵挿入口の開口幅に相当するス
トロークだけ往復動可能に支持されると共に、前記シャ
ッタおよびストッパの衝合端部には相反する磁極が設け
られて成るシャッタ付錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1633292U JPH075171Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | シャッタ付錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1633292U JPH075171Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | シャッタ付錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0566174U JPH0566174U (ja) | 1993-08-31 |
| JPH075171Y2 true JPH075171Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11913486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1633292U Expired - Lifetime JPH075171Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | シャッタ付錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075171Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012526218A (ja) * | 2009-05-07 | 2012-10-25 | ローゼマリー・ヴィゾクツキー・デ・サンチェス | マグネットロック、マグネットキーおよびその組み合わせ |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5710900B2 (ja) * | 2010-06-29 | 2015-04-30 | 朝日電装株式会社 | イグニッションスイッチ装置 |
| ES2623756B1 (es) * | 2016-01-11 | 2017-10-18 | Talleres De Escoriaza, S.A. | Guardapolvos para canales de llave en cilindros de cerradura |
| CH718767B1 (de) * | 2021-06-25 | 2024-01-15 | Sea Schliess Systeme Ag | Zylinderschloss mit einer Frontplatte. |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP1633292U patent/JPH075171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012526218A (ja) * | 2009-05-07 | 2012-10-25 | ローゼマリー・ヴィゾクツキー・デ・サンチェス | マグネットロック、マグネットキーおよびその組み合わせ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0566174U (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |