JPH0751923B2 - V形エンジンの点火時期調節装置 - Google Patents
V形エンジンの点火時期調節装置Info
- Publication number
- JPH0751923B2 JPH0751923B2 JP60214712A JP21471285A JPH0751923B2 JP H0751923 B2 JPH0751923 B2 JP H0751923B2 JP 60214712 A JP60214712 A JP 60214712A JP 21471285 A JP21471285 A JP 21471285A JP H0751923 B2 JPH0751923 B2 JP H0751923B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- boost
- cylinder
- boost pressure
- type engine
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は自動二輪車等の車両に搭載するV形エンジンの
点火時期調節装置に関するものである。
点火時期調節装置に関するものである。
二つの気筒がV形に配置された所謂V形エンジンにおい
て、絞り弁の部分開度時の点火時期の進角特性を調節す
るために、吸気路のブースト圧を利用するようにしたも
のがある。
て、絞り弁の部分開度時の点火時期の進角特性を調節す
るために、吸気路のブースト圧を利用するようにしたも
のがある。
ところで、従来の点火時期調節装置では、機構の簡略化
によるスペース利用率の向上やコスト低減のため、ブー
ストセンサを両気筒のうちの一方にだけに設けるように
して、両気筒を制御するようにしている。しかし、V形
エンジンは両気筒がV形に配置されている関係で、並列
多気筒エンジンのように等クランク角度でないため両気
筒の点火間隔が交互に不等間隔で行われ、かつそのため
に、回転速度が変動するという特殊性がある。したがっ
て、上記ブーストセンサが検出したブースト圧信号を時
定数の大きな(遅い)コンデンサによって処理すること
により電気的に鈍感にして、そのブースト圧を両気筒に
対し保証できるようにしている。
によるスペース利用率の向上やコスト低減のため、ブー
ストセンサを両気筒のうちの一方にだけに設けるように
して、両気筒を制御するようにしている。しかし、V形
エンジンは両気筒がV形に配置されている関係で、並列
多気筒エンジンのように等クランク角度でないため両気
筒の点火間隔が交互に不等間隔で行われ、かつそのため
に、回転速度が変動するという特殊性がある。したがっ
て、上記ブーストセンサが検出したブースト圧信号を時
定数の大きな(遅い)コンデンサによって処理すること
により電気的に鈍感にして、そのブースト圧を両気筒に
対し保証できるようにしている。
ところが、このように時定数の大きなコンデンサを介在
させると、絞り弁操作時の瞬時応答性が鈍感になるとい
う問題がある。すなわち、例えば軽負荷の定速走行から
急加速する場合に、その絞り弁の操作に点火時期を瞬時
に進角させるように応答させることができなくなるとい
う不具合があった。このような不具合を解消するため、
上記コンデンサの時定数を小さく(速く)すると、ブー
スト圧を取り出す側の気筒は瞬時に進角させることはで
きても、ブースト圧を取り出さない気筒側の点火時期は
急加速時に進角させることができず、所望の要求特性が
満足できなくなる。
させると、絞り弁操作時の瞬時応答性が鈍感になるとい
う問題がある。すなわち、例えば軽負荷の定速走行から
急加速する場合に、その絞り弁の操作に点火時期を瞬時
に進角させるように応答させることができなくなるとい
う不具合があった。このような不具合を解消するため、
上記コンデンサの時定数を小さく(速く)すると、ブー
スト圧を取り出す側の気筒は瞬時に進角させることはで
きても、ブースト圧を取り出さない気筒側の点火時期は
急加速時に進角させることができず、所望の要求特性が
満足できなくなる。
本発明の目的は、両気筒に対しブーストセンサを1個だ
けにする簡単な機構を前提にしながら、たとえコンデン
サの時定数を小さくしても、その両気筒の進角特性を同
一特性にすることができるV形エンジンの点火時期調節
装置を提供することにある。
けにする簡単な機構を前提にしながら、たとえコンデン
サの時定数を小さくしても、その両気筒の進角特性を同
一特性にすることができるV形エンジンの点火時期調節
装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、絞り弁部分開度時の点火
時期進角特性を、1個だけのブーストセンサで検出した
吸気路のブースト圧により調整するようにしたV形エン
ジンにおいて、このV形エンジンを構成する両気筒の吸
気路からそれぞれブースト圧を同時に取り出し、これら
を一つに合体して前記ブーストセンサに連結し、各気筒
から単独に検出されるブースト圧よるも低い平均化され
たブースト圧を検出し、前記各気筒の前記点火時期を独
立に演算する構成にしたことを特徴とするものである。
時期進角特性を、1個だけのブーストセンサで検出した
吸気路のブースト圧により調整するようにしたV形エン
ジンにおいて、このV形エンジンを構成する両気筒の吸
気路からそれぞれブースト圧を同時に取り出し、これら
を一つに合体して前記ブーストセンサに連結し、各気筒
から単独に検出されるブースト圧よるも低い平均化され
たブースト圧を検出し、前記各気筒の前記点火時期を独
立に演算する構成にしたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第1図において、3は第1気筒1と第2気筒2とが角度
αをなしてV形配置された4サイクルのV形エンジンで
ある。4はイグナイタであり、それぞれ第1気筒1に対
する演算回路5と第2気筒2に対する演算回路6とを有
している。これら演算回路5,6には、それぞれピックア
ップ7,8からエンジン回転速度の信号が入力されると共
に、ブーストセンサ9から関数発生器10を介してブース
ト圧(負荷信号)が入力されるようになっている。演算
回路5,6は上記信号に基づいて各気筒の前記点火時期を
独立に演算を行うことにより、各トランジスタ11,12を
駆動し、それによって点火コイル13,14の一次コイル側
に通電して二次コイル側に高電圧を発生し、点火栓15,1
6を点火させるようになっている。
αをなしてV形配置された4サイクルのV形エンジンで
ある。4はイグナイタであり、それぞれ第1気筒1に対
する演算回路5と第2気筒2に対する演算回路6とを有
している。これら演算回路5,6には、それぞれピックア
ップ7,8からエンジン回転速度の信号が入力されると共
に、ブーストセンサ9から関数発生器10を介してブース
ト圧(負荷信号)が入力されるようになっている。演算
回路5,6は上記信号に基づいて各気筒の前記点火時期を
独立に演算を行うことにより、各トランジスタ11,12を
駆動し、それによって点火コイル13,14の一次コイル側
に通電して二次コイル側に高電圧を発生し、点火栓15,1
6を点火させるようになっている。
上記ブーストセンサ9は、ブースト圧を導入するための
パイプ18を二股に分かれたマニホールド17に連結し、そ
のマニホールド17の分岐管はそれぞれ第1気筒1の吸気
路1aと第2気筒2の吸気路2aとに連結されている。この
ような連結によって吸気路1aのブースト圧と吸気路2aの
ブースト圧とがマニホールド17を介して一つに合体さ
れ、その平均化されたブースト圧がパイプ18を介してブ
ーストセンサ9に検出されるようになっている。また、
関数発生器10には、ブーストセンサ9でブースト圧から
変換された出力電圧を平滑化するためのコンデンサ(図
示せず)が内蔵されている。この実施例では、上記コン
デンサは、絞り弁操作時の瞬時応答性を向上するため、
時定数の小さなものが使用されている。
パイプ18を二股に分かれたマニホールド17に連結し、そ
のマニホールド17の分岐管はそれぞれ第1気筒1の吸気
路1aと第2気筒2の吸気路2aとに連結されている。この
ような連結によって吸気路1aのブースト圧と吸気路2aの
ブースト圧とがマニホールド17を介して一つに合体さ
れ、その平均化されたブースト圧がパイプ18を介してブ
ーストセンサ9に検出されるようになっている。また、
関数発生器10には、ブーストセンサ9でブースト圧から
変換された出力電圧を平滑化するためのコンデンサ(図
示せず)が内蔵されている。この実施例では、上記コン
デンサは、絞り弁操作時の瞬時応答性を向上するため、
時定数の小さなものが使用されている。
上述した構成の点火時期調節装置によると、ブーストセ
ンサ9が検出するブースト圧は、第1気筒1の吸気路1a
のブースト圧と、第2気筒2の吸気路2aのブースト圧と
が合体され、各気筒から単独に検出されるブースト圧よ
りも低い平均化されたブースト圧となるため、平滑のた
めのコンデンサの時定数が小さく(速く)ても、平滑後
のリップル電圧幅は、第4図Cにおける曲線gのように
1V程度に小さくなり、高度に平滑化された状態になる。
ンサ9が検出するブースト圧は、第1気筒1の吸気路1a
のブースト圧と、第2気筒2の吸気路2aのブースト圧と
が合体され、各気筒から単独に検出されるブースト圧よ
りも低い平均化されたブースト圧となるため、平滑のた
めのコンデンサの時定数が小さく(速く)ても、平滑後
のリップル電圧幅は、第4図Cにおける曲線gのように
1V程度に小さくなり、高度に平滑化された状態になる。
これに対し、従来装置のように一方の気筒側だけからブ
ースト圧を取り出したものにおいて、上記コンデンサの
時定数を小さくすると、ブーストセンサからのリップル
電圧は曲線g′のように十分には平滑されず、2Vぐらの
大きなリップル電圧幅になってしまう。このため、例え
ばブースト圧を取り出す側を第2気筒2側とすると、こ
の平滑化が十分でない大きなリップル電圧が、第4図A
に示すように演算三角波eの上に重複してe′のように
なり、その点火時期は進角しない誤ったf′になる。し
たがって、所望とする正規のfに進角させることはでき
なくなってしまう。これをブースト圧Pと点火時期(BT
DC度−−上死点TDC前の角度)との関係で表すと第3図
のようになり、負圧の大きな領域(第3図の左側の領
域)では、第1気筒1の進角特性はE′のように進角が
なく、進角した第2気筒2側のEのような所望の進角特
性にはならない。
ースト圧を取り出したものにおいて、上記コンデンサの
時定数を小さくすると、ブーストセンサからのリップル
電圧は曲線g′のように十分には平滑されず、2Vぐらの
大きなリップル電圧幅になってしまう。このため、例え
ばブースト圧を取り出す側を第2気筒2側とすると、こ
の平滑化が十分でない大きなリップル電圧が、第4図A
に示すように演算三角波eの上に重複してe′のように
なり、その点火時期は進角しない誤ったf′になる。し
たがって、所望とする正規のfに進角させることはでき
なくなってしまう。これをブースト圧Pと点火時期(BT
DC度−−上死点TDC前の角度)との関係で表すと第3図
のようになり、負圧の大きな領域(第3図の左側の領
域)では、第1気筒1の進角特性はE′のように進角が
なく、進角した第2気筒2側のEのような所望の進角特
性にはならない。
これに対し、本発明のようにブースト圧を第1気筒1と
第2気筒2の各吸気路1a,2aから取り出し、これを一つ
に合体させてブーストセンサ9で検出するものでは、上
述のようにコンデンサで平滑化された後のリップル電圧
幅が小さくなることにより、第2図に示すように第1気
筒1および第2気筒2とも同じ進角特性のEにすること
ができる。また、第4図A,Bに示すように、演算波形を
同じeにすることができる。
第2気筒2の各吸気路1a,2aから取り出し、これを一つ
に合体させてブーストセンサ9で検出するものでは、上
述のようにコンデンサで平滑化された後のリップル電圧
幅が小さくなることにより、第2図に示すように第1気
筒1および第2気筒2とも同じ進角特性のEにすること
ができる。また、第4図A,Bに示すように、演算波形を
同じeにすることができる。
このように本発明の点火時期調節装置では、ブーストセ
ンサ9が従来装置と同様に1個だけの簡単な構成であり
ながら、このブーストセンサ9からの出力電圧を平滑化
するコンデンサの時定数を小さくして瞬時応答性を向上
させるようにしても、両気筒の進角特性を同一特製にす
ることができる。
ンサ9が従来装置と同様に1個だけの簡単な構成であり
ながら、このブーストセンサ9からの出力電圧を平滑化
するコンデンサの時定数を小さくして瞬時応答性を向上
させるようにしても、両気筒の進角特性を同一特製にす
ることができる。
上述したように本発明は、絞り弁部分開度時の点火時期
進角特性を、1個だけのブーストセンサで検出した吸気
路のブースト圧により調整するようにしたV形エンジン
において、このV形エンジンを構成する両気筒の吸気路
からそれぞれブースト圧を同時に取り出し、これらを一
つに合体して前記ブーストセンサに連結し、各気筒から
単独に検出されるブースト圧よるも低い平均化されたブ
ースト圧を検出し、前記各気筒の前記点火時期を独立に
演算する構成にしたので、各気筒から単独に検出される
ブースト圧よりも低い平均化されたブースト圧を利用す
るため、コンデンサの時定数を小さくしてもリップル電
圧幅を小さくすることができる。したがって、コンデン
サの時定数を小さくしても両気筒の進角特性を同一にす
ることができ、一方の気筒側だけからブースト圧を取り
出す従来装置のような一方が進角しないという不具合は
解消される。
進角特性を、1個だけのブーストセンサで検出した吸気
路のブースト圧により調整するようにしたV形エンジン
において、このV形エンジンを構成する両気筒の吸気路
からそれぞれブースト圧を同時に取り出し、これらを一
つに合体して前記ブーストセンサに連結し、各気筒から
単独に検出されるブースト圧よるも低い平均化されたブ
ースト圧を検出し、前記各気筒の前記点火時期を独立に
演算する構成にしたので、各気筒から単独に検出される
ブースト圧よりも低い平均化されたブースト圧を利用す
るため、コンデンサの時定数を小さくしてもリップル電
圧幅を小さくすることができる。したがって、コンデン
サの時定数を小さくしても両気筒の進角特性を同一にす
ることができ、一方の気筒側だけからブースト圧を取り
出す従来装置のような一方が進角しないという不具合は
解消される。
第1図は本発明の実施例によるV形エンジンの点火時期
調節装置の概略図、第2図は同点火時期調節装置による
進角特性図、第3図は従来の装置による進角特性図、第
4図は両気筒におけるピックアップ波形と演算回路の演
算波形およびブーストセンサの出力電圧を、クランク回
転角との関係で図示した関係図である。 1,2……気筒、1a,2a……吸気路、3……V形エンジン、
4……イグナイタ、5,6……演算回路、9……ブースト
センサ、10……関数発生器、13,14……点火コイル、15,
16……点火栓。
調節装置の概略図、第2図は同点火時期調節装置による
進角特性図、第3図は従来の装置による進角特性図、第
4図は両気筒におけるピックアップ波形と演算回路の演
算波形およびブーストセンサの出力電圧を、クランク回
転角との関係で図示した関係図である。 1,2……気筒、1a,2a……吸気路、3……V形エンジン、
4……イグナイタ、5,6……演算回路、9……ブースト
センサ、10……関数発生器、13,14……点火コイル、15,
16……点火栓。
Claims (1)
- 【請求項1】絞り弁部分開度時の点火時期進角特性を、
1個だけのブーストセンサで検出した吸気路のブースト
圧により調整するようにしたV形エンジンにおいて、こ
のV型エンジンを構成する両気筒の吸気路からそれぞれ
ブースト圧を同時に取り出し、これらを一つに合体して
前記ブーストセンサに連結し、各気筒から単独に検出さ
れるブースト圧よるも低い平均化されたブースト圧を検
出し、前記各気筒の前記点火時期を独立に演算する構成
にしたことを特徴とするV形エンジンの点火時期調節装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60214712A JPH0751923B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | V形エンジンの点火時期調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60214712A JPH0751923B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | V形エンジンの点火時期調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275070A JPS6275070A (ja) | 1987-04-06 |
| JPH0751923B2 true JPH0751923B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16660363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60214712A Expired - Fee Related JPH0751923B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | V形エンジンの点火時期調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751923B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244122Y2 (ja) * | 1979-07-19 | 1987-11-19 | ||
| JPS59107935U (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-20 | マツダ株式会社 | 多気筒エンジンの負圧検出装置 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60214712A patent/JPH0751923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6275070A (ja) | 1987-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |