JPH0752265Y2 - プレキャストコンクリート柱 - Google Patents

プレキャストコンクリート柱

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JPH0752265Y2
JPH0752265Y2 JP2400693U JP2400693U JPH0752265Y2 JP H0752265 Y2 JPH0752265 Y2 JP H0752265Y2 JP 2400693 U JP2400693 U JP 2400693U JP 2400693 U JP2400693 U JP 2400693U JP H0752265 Y2 JPH0752265 Y2 JP H0752265Y2
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JP
Japan
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concrete
steel pipe
rectangular steel
column
elastic material
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JP2400693U
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JPH0682231U (ja
Inventor
信宏 石原
Original Assignee
豊國重機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプレキャストコンクリー
ト柱に関する。
【0002】
【従来の技術】矩形鋼管柱をプレキャストコンクリート
にて被覆する鉄骨構造物の一従来例としては、図5に示
すように、矩形鋼管柱103の外周をコンクリート10
1により被覆し、前記コンクリート101内には補強の
ための柱主筋104及び帯筋102が編組されている鉄
骨構造物がある。
【0003】また、鉄骨表面に弾性材料が配設されてい
るコンクリート被覆鉄骨構造物の一従来例としては、実
公昭48−9051があり、図6に示すように、H型鋼
からなる鉄骨113の凹陥部に弾性材料、すなわち合成
樹脂発泡体120が充填され、かつ前記鉄骨と合成樹脂
発泡体の外周表面がコンクリート111にて被覆されて
いる鉄骨コンクリート部材がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図5のプレキャストコ
ンクリート柱では、矩形鋼管103とコンクリート10
1との熱膨張率の差違及びコンクリート乾燥収縮によ
り、コンクリート矩形鋼管柱の外表面を覆うコンクリー
ト隅部に、ひびわれが集中するという問題点がある。
【0005】また、図6の鉄骨コンクリート部材のH型
鋼の内部に配設されている合成樹脂発泡体は、鉄骨を被
覆するコンクリートの容積を減少させることで、鉄骨コ
ンクリート部材の軽量化を図ることのみを目的にしてお
り、鉄骨の上下フランジ表面を被覆するコンクリート表
面におけるコンクリートの硬化収縮によるひびわれを防
止するという目的のため考案されておらず、さらにひび
われを防止する効果もないという問題点がある。
【0006】そこで、本考案では係る問題点に着目して
なされたもので、コンクリートと鉄骨の熱膨張率の差違
及びコンクリートの乾燥収縮によるコンクリート表面に
発生するひびわれを防止できるプレキャストコンクリー
ト柱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的に
鑑みてなされたものであって、その要旨は、矩形鋼管柱
の少なくとも隣接する二つの外面が、コンクリートで包
囲、成型されたプレキャストコンクリート柱において、
コンクリートで包囲された該矩形鋼管柱の軸方向外面隅
部に、コンクリートの乾燥収縮を吸収させてコンクリー
ト表面の亀裂発生を防止する弾性材料を介在させたこと
を特徴とするプレキャストコンクリート柱にある。
【0008】
【作用】本考案のプレキャストコンクリート柱では、前
述したように、矩形鋼管柱の外面隅部に介在される弾性
材料が、矩形鋼管柱の外面隅部に集中する、コンクリー
ト乾燥収縮と、鉄骨とコンクリートとの熱膨張率の差違
による歪とを吸収してコンクリート表面の亀裂発生を防
止する。
【0009】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0010】図1は本考案のプレキャストコンクリート
柱の正面図、図2は図1のA−A断面図である。本考案
に係るプレキャストコンクリート柱は、矩形鋼管柱3
と、前記矩形鋼管柱3の軸方向外面4隅に貼着された弾
性材料5と、前記矩形鋼管柱3の外周にそれぞれ溶接さ
れたスタッド4a,4b,4cと、前記スタッドに固着
された帯筋2と、上記の矩形鋼管柱3の外周の4面を、
上記の弾性材料5、スタッド4a,4b,4c及び帯筋
2とともに被覆するコンクリート1とで構成されてい
る。
【0011】前記弾性材料5としては、コンクリートの
打設の際に変形しない程度の硬度を有する材料、例えば
スチロールスポンジ、アクリルスポンジ及びフェノール
スポンジ等の合成樹脂発泡材料が適している。また、前
記スタッドは、矩形鋼管柱3の上下両端部には符号4
a,4cで示すように各面毎に3本の異形鉄筋を溶接す
ることにより形成し、上下両端部の間には、各面の各高
さ毎に2本の異形鉄筋4bを溶接することにより形成す
る。なお、このスタッドは、丸鋼あるいはボルトによっ
ても形成可能であり、矩形鋼管柱3各面の各高さ毎の本
数及び間隔は適宜変更することが可能である。前記帯筋
2は、異形鉄筋あるいは丸鋼により形成し、結束線によ
りスタッドに緊結するか、もしくは溶接によりスタッド
に固着する。
【0012】図3は、本考案の他の実施の態様を示す断
面図であって、柱の1面がコンクリートの被覆から開放
されて、壁と接するような部位に用いられる。本実施例
の構造物は、矩形鋼管柱13と、前記矩形鋼管柱13の
4隅のうち、隣接する2面がコンクリートに被覆された
2隅に貼着された弾性材料15と、前記弾性材料の貼着
された2隅を含む前記矩形鋼管柱13の外周3面にそれ
ぞれ溶接されたスタッド14と、前記スタッドに定着さ
れた帯筋12と、上記の矩形鋼管柱13の外周3面を、
上記の弾性材料15、スタッド14及び帯筋12ととも
に被覆するコンクリート11とで構成されている。弾性
材料15の材質、スタッド14の本数及び材質、帯筋1
2の材質及び固定方法等は、図1にて示した実施例と同
様である。
【0013】図4は、本考案の他の実施の態様を示す断
面図であって、柱の2面がコンクリートの被覆から開放
されて、壁と接するような部位に用いられる。本実施例
の構造物は、矩形鋼管柱23と、前記矩形鋼管柱23の
4隅のうち、隣接する2面がコンクリートに被覆された
1隅に貼着された弾性材料25と、前記弾性材料の貼着
された1隅を含む前記矩形鋼管柱23の外周2面にそれ
ぞれ溶接されたスタッド24と、前記スタッドに定着さ
れた帯筋22と、上記の矩形鋼管柱23の外周2面を、
上記の弾性材料25、スタッド24及び帯筋22ととも
に被覆するコンクリート21とで構成されている。弾性
材料25の材質、スタッド24の本数及び材質、帯筋2
2の材質及び固定方法等は、図1にて示した実施例と同
様である。
【0014】以上述べたように、本考案のプレキャスト
コンクリート柱を製造するには、上記実施例1〜3(図
2〜図4)では、まず矩形鋼管柱3,13,23の表面
の所要箇所にスタッドを溶接し、帯筋を編しておき、こ
れらの周りに型枠を配設し、少なくとも矩形鋼管の2面
以上にコンクリートを打設して仕上げる。
【0015】図1乃至図4に示した本考案の構造物は、
プレキャスト工場の製造工程では、矩形鋼管柱の内部が
空洞の状態で製造され、施工現場にて適宜必要に応じて
コンクリートが充填される。
【0016】
【考案の効果】本考案のプレキャストコンクリートは、
柱コンクリート及び鉄骨の熱膨張率の差違及びコンクリ
ートの乾燥収縮により、コンクリート表面に発生するひ
びわれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプレキャストコンクリート柱の一実施
例の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案のプレキャストコンクリート柱の一実施
例の断面図である。
【図4】本考案のプレキャストコンクリート柱の一実施
例の断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート 2 帯筋 3 矩形鋼管柱 4 スタッド 5 弾性材料 15 弾性材料 25 弾性材料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形鋼管柱の少なくとも隣接する二つの
    外面が、コンクリートで包囲、成型されたプレキャスト
    コンクリート柱において、コンクリートで包囲された該
    矩形鋼管柱の軸方向外面隅部に、コンクリートの乾燥収
    縮を吸収させてコンクリート表面の亀裂発生を防止する
    弾性材料を介在させたことを特徴とするプレキャストコ
    ンクリート柱。
JP2400693U 1993-05-10 1993-05-10 プレキャストコンクリート柱 Expired - Lifetime JPH0752265Y2 (ja)

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JP2400693U JPH0752265Y2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 プレキャストコンクリート柱

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JP2400693U JPH0752265Y2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 プレキャストコンクリート柱

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Publication Number Publication Date
JPH0682231U JPH0682231U (ja) 1994-11-25
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JPH0682231U (ja) 1994-11-25

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