JPH0752384Y2 - 斜板式流体ポンプ・モータ - Google Patents

斜板式流体ポンプ・モータ

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JPH0752384Y2
JPH0752384Y2 JP6348790U JP6348790U JPH0752384Y2 JP H0752384 Y2 JPH0752384 Y2 JP H0752384Y2 JP 6348790 U JP6348790 U JP 6348790U JP 6348790 U JP6348790 U JP 6348790U JP H0752384 Y2 JPH0752384 Y2 JP H0752384Y2
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JP
Japan
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swash plate
recess
inclined surface
piston
extension
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JP6348790U
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JPH0421772U (ja
Inventor
勝成 坪山
Original Assignee
帝人製機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、斜板式流体ポンプ・モータに関する。
従来の技術 従来の斜板式流体ポンプ・モータとしては、例えば実開
昭61-58687号公報に記載されているようなものが知られ
ている。このものは、回転軸に対して傾斜した傾斜面を
有する斜板と、ピストン・シリンダ組立体と、斜板の傾
斜面と平行に延び各ピストンの前端部が係止された略ド
ーナツ盤状のリテーナプレートと、回転軸に軸方向に移
動可能に支持され前記リテーナプレートの半径方向内端
部と球面接触する半球状のスラストボールと、スラスト
ボールおよびリテーナプレートを斜板に向かって付勢す
ることにより、各ピストンを斜板の傾斜面に押付けるス
プリングとを、備えたものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このようなものにあっては、ピストンが
傾斜面から浮き上がるのを防止するために、リテーナプ
レートの他にスラストボール、スプリングが必要とな
り、構造が複雑かつ高価になるという問題点がある。ま
た、前記浮き上がり防止のための押付け力はスプリング
からスラストボール、リテーナプレートを介してピスト
ンに伝達されるため、これら途中に介在された部品の製
作誤差、組立て誤差が累積されて、ピストンの傾斜面へ
の押付け力にばらつきが生じ、この結果、この押付け力
を設定範囲内に収めるためには、組立て後に押付け力の
微調整を行なわなければならないという問題点もある。
さらに、リテーナプレートは回転軸の回転により首振り
運動を行なうが、このとき、リテーナプレートとスラス
トボールとは滑り接触するため、摩擦損失が生じるとい
う問題点もある。
この考案は、構造が簡単でかつ安価であり、また、押付
け力の調整作業が不要で、さらに、摩擦損失の小さな斜
板式流体ポンプ・モータを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 このような目的は、第1に、斜板式流体ポンプ・モータ
において、斜板の傾斜面と平行に延び各ピストンの前端
部が係止された略ドーナツ盤状の基部と、基部の半径方
向外端から傾斜面側に向かって延びる延長部と、該延長
部の内周面に設けられた第1凹部と、を備え、薄肉材か
ら構成されたリテーナプレートを設けるとともに、斜板
の外周面に第1凹部に対向する第2凹部を形成し、か
つ、延長部を拡径するよう弾性変形させた状態で第1凹
部と第2凹部との間に複数のボールを介装し、前記延長
部の弾性復元力によってピストンを傾斜面に押付けるこ
とにより、第2に、斜板式流体ポンプ・モータにおい
て、斜板の傾斜面と平行に延び各ピストンの前端部が係
止された略ドーナツ盤状の基部と、基部の半径方向内端
から傾斜面側に向かって延びる延長部と、該延長部の外
周面に設けられた第1凹部と、を備え、薄肉材から構成
されたリテーナプレートを設けるとともに、斜板の内周
面に第1凹部に対向する第2凹部を形成し、かつ、延長
部を縮径するよう弾性変形させた状態で第1凹部と第2
凹部との間に複数のボールを介装し、前記延長部の弾性
復元力によってピストンを傾斜面に押付けることにより
達成することができる。
作用 この考案では、各ピストンの斜板への押付け力を、リテ
ーナプレートの延長部を拡径あるいは縮径するよう弾性
変形させた状態で延長部の第1凹部と斜板の第2凹部と
の間にボールを介装することで与えるようにしている。
このように本考案においては、前記押付け力付与のため
にリテーナプレートの他に複数個のボールが存在すれば
よいので、部品点数が少なくなり、全体の構造が簡単に
なるとともに安価に製作できる。しかも、この押付け力
の源は前述のようにリテーナプレート自身の変形の弾性
復元力であるが、該復元力を途中に何物も介在させず直
接ピストンに付与するようにしているので、付与される
力の値に殆どばらつきは生ぜず、この結果、押付け力の
調整作業も不要となる。さらに、リテーナプレートと斜
板との接触はボールを介しての転がり接触であるため、
摩擦損失も小さくなる。
実施例 以下、この考案の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は斜板式流体モータであり、この流
体モータ1は内部に収納室2が形成されたケーシング3
を有し、このケーシング3の前端壁3aには回転軸として
の出力軸4が軸受5を介して回転可能に支持されてい
る。8は収納室2内に設けられ出力軸4の周囲を囲む略
円筒状の斜板であり、この斜板8は前端壁8aの内面に取
付けられている。前記斜板8は後端に出力軸4の回転軸
線に対して鋭角で傾斜した傾斜面9を有し、この傾斜面
9には斜板8の外縁に沿って延び断面が弧状をした溝10
が形成されている。14は斜板8より後方の収納室2内に
収納された略円筒状のシリンダブロックであり、このシ
リンダブロック14は出力軸4の後端部にスプライン結合
により取付けられ、これにより、出力軸4とシリンダブ
ロック14とは一体的に回転することができる。また、前
記シリンダブロック14の前記傾斜面9に対向する前端面
には前後方向に延びる複数のシリンダ穴15が形成され、
これらのシリンダ穴15は周方向に等距離離れて配置され
ている。各シリンダ穴15内にはピストン18が前後方向に
移動可能に挿入され、これらのピストン18の前端には半
球状をした球状凹み19が形成されている。これらの球状
凹み19内にはそれぞれボール20の一部が挿入されて転が
り接触し、また、これらのボール20はまた前記溝10にそ
の一部が挿入されて転がり接触している。前述したシリ
ンダブロック14、各ピストン18、各ボール20は全体とし
て、ピストン・シリンダ組立体21を構成する。前記シリ
ンダブロック14とケーシング3の後端壁3bとの間には、
該後端壁3bに固定されたタイミングプレート24が介装さ
れ、このタイミングプレート24には弧状の供給ポート25
および排出ポート26が形成されている。
31は薄肉材からなるリテーナプレートであり、このリテ
ーナプレート31は略ドーナツ盤状の基部32を有する。こ
の基部32はシリンダブロック14と斜板8との間に配置さ
れ、斜板8の傾斜面9と平行に延びている。また、この
基部32には第1、2図に示すように複数の半径方向に延
びる長孔33が周方向に等距離離れて複数個、即ちピスト
ン18と同数だけ形成され、これらの長孔33には全てのピ
ストン18の前端部がそれぞれ挿入されて係止されてい
る。第1、3図において、前記リテーナプレート31は基
部32の半径方向外端から傾斜面9の側に向かって延びる
延長部38を有し、この延長部38は傾斜面の9の中心を通
り該傾斜面9に直角な直線を中心軸とした円筒状をして
いる。この延長部38の内周面には円周方向に複数個の半
球面状凹部(第1凹部)39が形成されている。一方、前
記斜板8の外周面には断面V字状の連続溝(第2凹部)
45が形成され、この連続溝45は半球面状凹部39と対向し
ている。前記各半球面状凹部39と連続溝45との間にはボ
ール48が転がり接触できるように介装されている。これ
らボール48を上述のように介装した状態において、延長
部38は拡径するよう弾性変形し、この変形により発生す
る弾性復元力が基部32を介してピストン18に伝達され、
該ピストン18を所定の押付け力で傾斜面9の溝10の押付
けるように構成されている。また、この状態でリテーナ
プレート31は斜板8に対し回転しうるようになってい
る。
次に、この考案の第1実施例の作用について説明する。
この実施例では各ピストン18の斜板8への押付け力を、
リテーナプレート31の延長部38を拡径するよう弾性変形
させた状態で延長部38の各半球面状凹部39と斜板8の連
続溝45との間にボール48を介装することで与えるように
している。このように、この実施例においては、前記押
付け力付与のためにリテーナプレート31の他に複数個の
ボール48が存在すればよいので、部品点数が少なくな
り、全体の構造が簡単になるとともに安価に製作でき
る。しかも、この押付け力の源は前述のようにリテーナ
プレート31の延長部38自身の変形の弾性復元力である
が、該復元力を途中に何物も介在させず直接ピストン18
に伝達するようにしているので、付与される力の値に殆
どばらつきは生ぜず、この結果、押付け力の調整作業も
不要となる。さらに、リテーナプレート31と斜板8との
接触は複数のボール48を介しての転がり接触であるた
め、摩擦損失も小さくなる。
第4図は、この考案の第2実施例を示す図である。この
実施例においては、リテーナプレート51に基部52の半径
方向内端から傾斜面9の側に向かって延びる円筒状の延
長部53を設け、この延長部53の外周面に円周溝(第1凹
部)54を形成している。一方、斜板8の内周面には前記
リテーナプレート51の円周溝54に対向する円周溝(第2
凹部)56が形成されている。そして、前記延長部53を縮
径するよう弾性変形させた状態で円周溝54、56間に複数
のボール57を介装している。この結果、前記延長部53の
変形による弾性復元力がピストン18に伝達され、これに
より、該ピストン18の前端、即ちボール20が傾斜面9の
溝10に押付けられ、ピストン18の前端が傾斜面9から浮
き上がる事態が防止される。なお、他の構成、作用は前
記第1実施例と同様である。
なお、前述の実施例においては、ピストン18にリテーナ
プレートを直接係止した構成としたが、この考案におい
ては、第5図に示すように、ピストン61にシュー62を介
してリテーナプレート63を係止して、該リテーナプレー
ト63からシュー62に傾斜面9に向かう押付け力を付与す
るようにしてもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、構造を簡単で
かつ製作費を安価とすることができ、また、押付け力の
調整作業を不要とすることができるとともに、摩擦損失
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す断面図、第2図は
第1図のI−I矢視断面図、第3図はリテーナプレート
の延長部近傍の断面図、第4図はこの考案の第2実施例
を示す要部断面図、第5図はピストンの他の実施例を示
す断面図である。 4……回転軸、8……斜板 9……傾斜面、18……ピストン 21……ピストン・シリンダ組立体 31、51、63……リテーナプレート 32、52……基部、38、53……延長部 39、54……第1凹部、45、56……第2凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に対して傾斜した傾斜面を有する斜
    板と、ピストン・シリンダ組立体と、を備えた斜板式流
    体ポンプ・モータにおいて、斜板の傾斜面と平行に延び
    各ピストンの前端部が係止された略ドーナツ盤状の基部
    と、基部の半径方向外端から傾斜面側に向かって延びる
    延長部と、該延長部の内周面に設けられた第1凹部と、
    を備え、薄肉材から構成されたリテーナプレートを設け
    るとともに、斜板の外周面に第1凹部に対向する第2凹
    部を形成し、かつ、延長部を拡径するよう弾性変形させ
    た状態で第1凹部と第2凹部との間に複数のボールを介
    装し、前記延長部の弾性復元力によってピストンを傾斜
    面に押付けるようにしたことを特徴とする斜板式流体ポ
    ンプ・モータ。
  2. 【請求項2】回転軸に対して傾斜した傾斜面を有する斜
    板と、ピストン・シリンダ組立体と、を備えた斜板式流
    体ポンプ・モータにおいて、斜板の傾斜面と平行に延び
    各ピストンの前端部が係止された略ドーナツ盤状の基部
    と、基部の半径方向内端から傾斜面側に向かって延びる
    延長部と、該延長部の外周面に設けられた第1凹部と、
    を備え、薄肉材から構成されたリテーナプレートを設け
    るとともに、斜板の内周面に第1凹部に対向する第2凹
    部を形成し、かつ、延長部を縮径するよう弾性変形させ
    た状態で第1凹部と第2凹部との間に複数のボールを介
    装し、前記延長部の弾性復元力によってピストンを傾斜
    面に押付けるようにしたことを特徴とする斜板式流体ポ
    ンプ・モータ。
JP6348790U 1990-06-15 1990-06-15 斜板式流体ポンプ・モータ Expired - Lifetime JPH0752384Y2 (ja)

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JPH0421772U JPH0421772U (ja) 1992-02-24
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JP6348790U Expired - Lifetime JPH0752384Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 斜板式流体ポンプ・モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5893268B2 (ja) * 2011-06-08 2016-03-23 ナブテスコ株式会社 油圧モータ又は油圧ポンプ

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JPH0421772U (ja) 1992-02-24

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