JPH0752645Y2 - コンパクト容器 - Google Patents
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- JPH0752645Y2 JPH0752645Y2 JP6706290U JP6706290U JPH0752645Y2 JP H0752645 Y2 JPH0752645 Y2 JP H0752645Y2 JP 6706290 U JP6706290 U JP 6706290U JP 6706290 U JP6706290 U JP 6706290U JP H0752645 Y2 JPH0752645 Y2 JP H0752645Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、化粧料を収納するコンパクト容器に係り、特
に中皿を交換可能としかつ蓋体の開放を容易にしたコン
パクト容器に関する。
に中皿を交換可能としかつ蓋体の開放を容易にしたコン
パクト容器に関する。
「従来の技術」 中皿の交換を容易にしたコンパクト容器として、従来よ
り第6図に示す構造のコンパクト容器が提案されている
(実開平2-1010号)。
り第6図に示す構造のコンパクト容器が提案されている
(実開平2-1010号)。
このコンパクト容器は、化粧皿(中皿)1を内部に収納
する容器本体2の後壁部に蓋体3をヒンジ結合し、閉蓋
時に容器本体2の前壁部の押釦4を押圧操作して、蓋体
3側の係止片3aと容器本体2側のフック2aとの係合を解
き、蓋体3を開放する一般的構成とされている。また、
容器本体2の後壁部側の底板部に板厚方向に孔2bを穿孔
し、この孔2bに押上釦5を収納し、この押上釦5を底か
ら押し上げて容器本体2上面に被せた中枠1aを後壁部側
から突き上げることにより、中枠1aの裏面に一体に装着
した中皿1を取り出して交換するようにしている。
する容器本体2の後壁部に蓋体3をヒンジ結合し、閉蓋
時に容器本体2の前壁部の押釦4を押圧操作して、蓋体
3側の係止片3aと容器本体2側のフック2aとの係合を解
き、蓋体3を開放する一般的構成とされている。また、
容器本体2の後壁部側の底板部に板厚方向に孔2bを穿孔
し、この孔2bに押上釦5を収納し、この押上釦5を底か
ら押し上げて容器本体2上面に被せた中枠1aを後壁部側
から突き上げることにより、中枠1aの裏面に一体に装着
した中皿1を取り出して交換するようにしている。
また、蓋体の開放を容易にしたコンパクト容器として、
従来より第7図および第8図に示す構造のコンパクト容
器が提案されている(実開昭56-28208号)。
従来より第7図および第8図に示す構造のコンパクト容
器が提案されている(実開昭56-28208号)。
このコンパクト容器は、容器本体6と蓋体7とを縦回動
自在に連結する蝶番部において、蓋体7の蝶番7aとこれ
を取り付ける容器本体1の壁部との間に弾性体8を介在
させたものである。そして、閉蓋時に弾性体8に弾発力
が蓄えられ、開蓋の際に弾性体8が蝶番7aを開方向に押
圧して蓋体7を跳ね上げるようになっている。
自在に連結する蝶番部において、蓋体7の蝶番7aとこれ
を取り付ける容器本体1の壁部との間に弾性体8を介在
させたものである。そして、閉蓋時に弾性体8に弾発力
が蓄えられ、開蓋の際に弾性体8が蝶番7aを開方向に押
圧して蓋体7を跳ね上げるようになっている。
「考案が解決しようとする課題」 このように中皿の交換を容易にしたコンパクト容器ある
いは蓋体の開放を容易にしたコンパクト容器はそれぞれ
提案されているものの、各機能を備えたコンパクト容器
は提案されておらず、また、各機能を備えたコンパクト
容器を得るにあたっては、各機能を奏する部品(押上釦
5や弾性体8)を別個に設けるしかなかった。このため
部品数の増加による組み立て工程の増加、製造コストの
上昇をもたらす問題があった。
いは蓋体の開放を容易にしたコンパクト容器はそれぞれ
提案されているものの、各機能を備えたコンパクト容器
は提案されておらず、また、各機能を備えたコンパクト
容器を得るにあたっては、各機能を奏する部品(押上釦
5や弾性体8)を別個に設けるしかなかった。このため
部品数の増加による組み立て工程の増加、製造コストの
上昇をもたらす問題があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、中皿の交
換を容易にする機能と蓋体の開放を容易にする機能との
両機能を具備しながら、省パーツ化が図れ、低コスト化
が図れるコンパクト容器を提供することを目的としてい
る。
換を容易にする機能と蓋体の開放を容易にする機能との
両機能を具備しながら、省パーツ化が図れ、低コスト化
が図れるコンパクト容器を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 本考案は、上面に凹形の中皿収納室を有する容器本体の
一端部に蓋体の蝶番が縦回動自在にヒンジ結合され、蓋
体の自由端には閉蓋時に容器本体の他端部に係止される
フックが設けられたコンパクト容器であって、前記容器
本体の一端部と前記蝶番との間に閉蓋時に蝶番を開蓋方
向に付勢する弾性体を介在させ、この弾性体には中皿収
納室に収納された中皿の底部を押上操作する押上釦を一
体成形し、この押上釦は前記容器本体の底板部に板厚方
向に貫通する孔内に収納するようにしたものである。
一端部に蓋体の蝶番が縦回動自在にヒンジ結合され、蓋
体の自由端には閉蓋時に容器本体の他端部に係止される
フックが設けられたコンパクト容器であって、前記容器
本体の一端部と前記蝶番との間に閉蓋時に蝶番を開蓋方
向に付勢する弾性体を介在させ、この弾性体には中皿収
納室に収納された中皿の底部を押上操作する押上釦を一
体成形し、この押上釦は前記容器本体の底板部に板厚方
向に貫通する孔内に収納するようにしたものである。
なお、前記孔の上縁部には段部を形成し、前記押上釦の
上縁部には前記段部に係止して押上釦を押上げ方向への
み回動させる鍔部を形成することが望ましい。
上縁部には前記段部に係止して押上釦を押上げ方向への
み回動させる鍔部を形成することが望ましい。
「作用」 本考案のコンパクト容器は、閉蓋時に弾性体に蓋体の蝶
番を蓋体の開方向に付勢する力が蓄えられ、開蓋の際に
フックの係合を解くと弾性体の付勢力により蓋体が開方
向へ勢いよく跳ね上がる。また、中皿の交換の際に、容
器本体の底から押上釦を中皿収納室内に押し込んで中皿
の底部を押し上げ操作することにより、中皿が突き上げ
られて容器本体の上面から突出し、中皿が取り出し可能
となる。
番を蓋体の開方向に付勢する力が蓄えられ、開蓋の際に
フックの係合を解くと弾性体の付勢力により蓋体が開方
向へ勢いよく跳ね上がる。また、中皿の交換の際に、容
器本体の底から押上釦を中皿収納室内に押し込んで中皿
の底部を押し上げ操作することにより、中皿が突き上げ
られて容器本体の上面から突出し、中皿が取り出し可能
となる。
また弾性体と押上釦は一体成形して1つの部品とするこ
とにより、省部品化される。さらには押上釦は容器本体
の底板部に貫通させた孔に収納することにより、中皿収
納室以外に容器本体内に押上釦の収納室を別個に設ける
ことがなくなり、押上釦の収納スペースが省略化され
る。
とにより、省部品化される。さらには押上釦は容器本体
の底板部に貫通させた孔に収納することにより、中皿収
納室以外に容器本体内に押上釦の収納室を別個に設ける
ことがなくなり、押上釦の収納スペースが省略化され
る。
「実施例」 以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図は、本考案の第1実施例を示すもの
で、これらの図において、符号10は容器本体、符号11は
蓋体、符号12はカートリッジ式の中皿、符号13は中枠で
あり、これら符号10ないし13により本実施例のコンパク
ト容器は主要構成されている。
で、これらの図において、符号10は容器本体、符号11は
蓋体、符号12はカートリッジ式の中皿、符号13は中枠で
あり、これら符号10ないし13により本実施例のコンパク
ト容器は主要構成されている。
容器本体10は、第1図に示すように、偏平薄型容器であ
り、容器本体10の上面には前後にパフ収納室14と中皿収
納室15とが形成されている。また容器本体10の前壁部
(他端部)には凹部16が形成され、凹部16の奥面には蓋
体11の自由端を係止するフック17が突設され、凹部16に
は蓋体11を閉蓋時から開操作する押釦18が収納されるよ
うになっている。また容器本体10の後壁部(一端部)に
は蝶番凹部19が形成され、この蝶番凹部19には蓋体11の
蝶番凸部(蝶番)20を挿入し、容器本体10の後壁部から
蝶番凸部20に連通するピン孔21に軸ピン22を挿通するこ
とにより、容器本体10と蓋体11とを互いに縦回動自在に
連結するようになっている。
り、容器本体10の上面には前後にパフ収納室14と中皿収
納室15とが形成されている。また容器本体10の前壁部
(他端部)には凹部16が形成され、凹部16の奥面には蓋
体11の自由端を係止するフック17が突設され、凹部16に
は蓋体11を閉蓋時から開操作する押釦18が収納されるよ
うになっている。また容器本体10の後壁部(一端部)に
は蝶番凹部19が形成され、この蝶番凹部19には蓋体11の
蝶番凸部(蝶番)20を挿入し、容器本体10の後壁部から
蝶番凸部20に連通するピン孔21に軸ピン22を挿通するこ
とにより、容器本体10と蓋体11とを互いに縦回動自在に
連結するようになっている。
蓋体11は、容器本体10の上面を覆うもので、自由端の突
片23に設けたフック24が閉蓋時に容器本体10の前壁部側
のフック17に係合するようになっている。
片23に設けたフック24が閉蓋時に容器本体10の前壁部側
のフック17に係合するようになっている。
このような容器本体10と蓋体11の蝶番部において、蝶番
凹部19と蝶番凸部20との間には閉蓋時に蝶番凸部20を蓋
体11の開方向に付勢する弾性体25を介在させるようにな
っている。この弾性体25の前端部の下端には中皿収納室
15内に収納された中皿12の底部を押上げ操作する押上釦
26が連結部27を介して一体成形されている。本実施例で
は、押上釦26および連結部27は弾性体23と同一の材質で
ある弾性ゴムから構成されている。
凹部19と蝶番凸部20との間には閉蓋時に蝶番凸部20を蓋
体11の開方向に付勢する弾性体25を介在させるようにな
っている。この弾性体25の前端部の下端には中皿収納室
15内に収納された中皿12の底部を押上げ操作する押上釦
26が連結部27を介して一体成形されている。本実施例で
は、押上釦26および連結部27は弾性体23と同一の材質で
ある弾性ゴムから構成されている。
上記一体な弾性体25と押上釦26の配置形状を詳述する
と、容器本体10の蝶番凹部19と中皿収納室15との間の壁
部には開口部28が形成され、この開口部28から蝶番凹部
19にかけて弾性体25を配置させるようになっている。そ
して、この配置状態で弾性体25の後端部25aが蝶番凸部2
0に当接し、閉蓋時には蝶番凸部20により弾性圧縮され
て弾性体25内部に前記付勢力が蓄えられるようになって
いる。また開口部28の中皿収納室15側の両脇には縦溝28
aが形成され、この縦溝28a内に弾性体25の前端部から左
右に突出する係止突条29、29を配置させるようになって
いる。これにより弾性体25の前端部が中皿収納室15の内
周面の一部を構成するようになっている。さらに中皿収
納室15部分の容器本体10の底板部10aには板厚方向に孔3
0が貫通し、この孔30に前記押上釦26を収納するように
なっている。孔30の上縁部には周方向に連続する段部30
aが形成され、この段部30aに押上釦26の上縁部に形成さ
れた鍔部26aを係止させることにより、押上釦26を押上
げ方向へのみ回動させるようになっている。また孔30か
らは溝31が開口部28まで延び、この溝31に前記連結部27
を配置させるようになっている。
と、容器本体10の蝶番凹部19と中皿収納室15との間の壁
部には開口部28が形成され、この開口部28から蝶番凹部
19にかけて弾性体25を配置させるようになっている。そ
して、この配置状態で弾性体25の後端部25aが蝶番凸部2
0に当接し、閉蓋時には蝶番凸部20により弾性圧縮され
て弾性体25内部に前記付勢力が蓄えられるようになって
いる。また開口部28の中皿収納室15側の両脇には縦溝28
aが形成され、この縦溝28a内に弾性体25の前端部から左
右に突出する係止突条29、29を配置させるようになって
いる。これにより弾性体25の前端部が中皿収納室15の内
周面の一部を構成するようになっている。さらに中皿収
納室15部分の容器本体10の底板部10aには板厚方向に孔3
0が貫通し、この孔30に前記押上釦26を収納するように
なっている。孔30の上縁部には周方向に連続する段部30
aが形成され、この段部30aに押上釦26の上縁部に形成さ
れた鍔部26aを係止させることにより、押上釦26を押上
げ方向へのみ回動させるようになっている。また孔30か
らは溝31が開口部28まで延び、この溝31に前記連結部27
を配置させるようになっている。
なお、第2図において符号32は鏡、符号Pはパフを示し
ている。
ている。
以上のように構成されたコンパクト容器は次のように組
み立てられかつ使用される。
み立てられかつ使用される。
まず、容器本体10に蓋体11と押釦18を組み付け、押上釦
26と弾性体25は容器本体10の孔30から蝶番凹部19にかけ
て上から挿入配置させる。さらに中枠13を容器本体10の
上面に被せるとともに、中皿12を中枠13により区画され
た中皿収納室15内にアンダーカット結合またはのり付け
によってセットすることにより、コンパクト容器は組み
立てられる。
26と弾性体25は容器本体10の孔30から蝶番凹部19にかけ
て上から挿入配置させる。さらに中枠13を容器本体10の
上面に被せるとともに、中皿12を中枠13により区画され
た中皿収納室15内にアンダーカット結合またはのり付け
によってセットすることにより、コンパクト容器は組み
立てられる。
このようにして組み立てられたコンパクト容器は、蓋体
11を閉方向に回動させてフック17、24を互いに係合させ
ることにより完全な閉蓋状態となる。この閉蓋状態で
は、弾性体25が蝶番凸部20により弾性圧縮させられ内部
に蝶番凸部20を蓋体11の開方向に付勢する力が蓄えられ
ている。この状態から押釦18を押し込んでフック17、24
同士の係合を外すと、弾性体25に蓄えられた付勢力によ
り蓋体11が開方向に勢いよく跳ね上げられ、蓋体11の開
放が容易となる。後は蓋体11を完全に開放することによ
り使用状態となる。
11を閉方向に回動させてフック17、24を互いに係合させ
ることにより完全な閉蓋状態となる。この閉蓋状態で
は、弾性体25が蝶番凸部20により弾性圧縮させられ内部
に蝶番凸部20を蓋体11の開方向に付勢する力が蓄えられ
ている。この状態から押釦18を押し込んでフック17、24
同士の係合を外すと、弾性体25に蓄えられた付勢力によ
り蓋体11が開方向に勢いよく跳ね上げられ、蓋体11の開
放が容易となる。後は蓋体11を完全に開放することによ
り使用状態となる。
また中皿12を交換する場合には、開蓋して、容器本体10
の底から第2図に示すように指先で押上釦26を容器本体
10内に押し込むと、押上釦26は弾性屈曲部27を弾性屈曲
させ押上げ方向に回動し、中皿12の底部を突き上げる。
中皿12はこの突き上げにより容器本体10の上面から突出
するので、後は中皿12を取り出して新規な中皿12を中皿
収納室15にセットすればよい。中皿12を突き上げた押上
釦26は弾性屈曲部27の弾性復帰力により元の状態に復帰
して孔30内に戻り、鍔部26aが孔30の段部30aに係止して
停止し、それ以上は回動しない。
の底から第2図に示すように指先で押上釦26を容器本体
10内に押し込むと、押上釦26は弾性屈曲部27を弾性屈曲
させ押上げ方向に回動し、中皿12の底部を突き上げる。
中皿12はこの突き上げにより容器本体10の上面から突出
するので、後は中皿12を取り出して新規な中皿12を中皿
収納室15にセットすればよい。中皿12を突き上げた押上
釦26は弾性屈曲部27の弾性復帰力により元の状態に復帰
して孔30内に戻り、鍔部26aが孔30の段部30aに係止して
停止し、それ以上は回動しない。
本実施例によれば、以下のような効果を奏する。
弾性体25と押上釦26を弾性屈曲部27を介して一体成
形するようにしたから、押上釦26と弾性体25を一体部品
として、省パーツ化できる。
形するようにしたから、押上釦26と弾性体25を一体部品
として、省パーツ化できる。
押上釦26は、容器本体10の底板部10aに板厚方向に
貫通して設けた孔30内に収納する構成としたから、押上
釦26の収納スペースを省略化することができる。これに
より、中皿収納室15とは別に容器本体10内部に押上釦26
専用の収納スペースを設ける必要がなくなることから、
本願のコンパクト容器を押上釦を具備しないコンパクト
容器と同等の大きさに抑えることができる。また、容器
本体10の厚さ寸法が増えないから、薄型容器にも好適で
ある。
貫通して設けた孔30内に収納する構成としたから、押上
釦26の収納スペースを省略化することができる。これに
より、中皿収納室15とは別に容器本体10内部に押上釦26
専用の収納スペースを設ける必要がなくなることから、
本願のコンパクト容器を押上釦を具備しないコンパクト
容器と同等の大きさに抑えることができる。また、容器
本体10の厚さ寸法が増えないから、薄型容器にも好適で
ある。
孔30の上縁部に段部30aを設け、押上釦26の上縁部
に段部30aに係止する鍔部26aを設ける構成としたから、
押上釦26が容器本体10の底から外に出るのを防止するこ
とができる。またこれにより孔30から容器本体10内にご
みが侵入するのを防止することができ、衛生的である。
に段部30aに係止する鍔部26aを設ける構成としたから、
押上釦26が容器本体10の底から外に出るのを防止するこ
とができる。またこれにより孔30から容器本体10内にご
みが侵入するのを防止することができ、衛生的である。
第3図ないし第5図はこの考案の第2実施例を示すもの
で、本実施例は押上釦26を変更したものである。すなわ
ち、本実施例の押上釦26は、第3図に示すように、弾性
体25から続く弾性屈曲部27と一体なリング状の枠部35と
その内側の薄肉部36とから構成され、枠部35の弾性屈曲
部27の反対側には枠部35を孔30内に固定する固定片37が
設けられた形状とされている。またこれに対する孔30に
は固定片37を配置させる溝38が周縁部から底板部10aに
かけて形成され、溝38の上面には固定片37の孔37aに嵌
合する突起38aが突設されている。かかる押上釦26は、
突起38aと中枠13の底板部13aとにより枠部35が孔30内に
固定されるようになっている。また中枠13の底板部13a
にはその下の孔30に連通する孔39が板厚方向に貫通して
いる。
で、本実施例は押上釦26を変更したものである。すなわ
ち、本実施例の押上釦26は、第3図に示すように、弾性
体25から続く弾性屈曲部27と一体なリング状の枠部35と
その内側の薄肉部36とから構成され、枠部35の弾性屈曲
部27の反対側には枠部35を孔30内に固定する固定片37が
設けられた形状とされている。またこれに対する孔30に
は固定片37を配置させる溝38が周縁部から底板部10aに
かけて形成され、溝38の上面には固定片37の孔37aに嵌
合する突起38aが突設されている。かかる押上釦26は、
突起38aと中枠13の底板部13aとにより枠部35が孔30内に
固定されるようになっている。また中枠13の底板部13a
にはその下の孔30に連通する孔39が板厚方向に貫通して
いる。
本実施例の押上釦26によれば、第5図に示すように、薄
肉部36を指先で容器本体10内に押し込んで屈曲させ、薄
肉部36の屈曲部分が孔39を通して中皿12の底部を突き上
げることにより、中皿12を取り出し可能としている。ま
た、薄肉部36は指先を離すことにより自己の弾性復帰力
により元の状態に戻るようになっている。本実施例にお
いても、前記実施例と同様の効果を奏する。
肉部36を指先で容器本体10内に押し込んで屈曲させ、薄
肉部36の屈曲部分が孔39を通して中皿12の底部を突き上
げることにより、中皿12を取り出し可能としている。ま
た、薄肉部36は指先を離すことにより自己の弾性復帰力
により元の状態に戻るようになっている。本実施例にお
いても、前記実施例と同様の効果を奏する。
「考案の効果」 以上詳細に説明したように、この考案のコンパクト容器
は、蓋体の蝶番を縦回動自在にヒンジ結合する容器本体
の一端部と前記蝶番との間に閉蓋時に蝶番を開蓋方向に
付勢する弾性体を介在させ、この弾性体には中皿収納室
に収納された中皿の底部を押上操作する押上釦を一体成
形するようにしたから、中皿の交換および蓋体の開放を
それぞれ容易にしながら、これらの各機能を発揮させる
弾性体と押上釦を一体成形して一つの部品とすることに
より、省パーツ化を実現できる。また、弾性体と押上釦
を同時に装着できるので、組み立て性がよい。したがっ
て、これらの点により製造コストの低減化を図れる。さ
らに、押上釦は前記容器本体の底板部に板厚方向に貫通
する孔内に収納するようにしたから、押上釦の収納スペ
ースを省略でき、コンパクト容器の大形化を防止でき
る。これにより薄形容器に適用して美的外観に優れたコ
ンパクト容器が得られるなどの顕著な効果を奏する。
は、蓋体の蝶番を縦回動自在にヒンジ結合する容器本体
の一端部と前記蝶番との間に閉蓋時に蝶番を開蓋方向に
付勢する弾性体を介在させ、この弾性体には中皿収納室
に収納された中皿の底部を押上操作する押上釦を一体成
形するようにしたから、中皿の交換および蓋体の開放を
それぞれ容易にしながら、これらの各機能を発揮させる
弾性体と押上釦を一体成形して一つの部品とすることに
より、省パーツ化を実現できる。また、弾性体と押上釦
を同時に装着できるので、組み立て性がよい。したがっ
て、これらの点により製造コストの低減化を図れる。さ
らに、押上釦は前記容器本体の底板部に板厚方向に貫通
する孔内に収納するようにしたから、押上釦の収納スペ
ースを省略でき、コンパクト容器の大形化を防止でき
る。これにより薄形容器に適用して美的外観に優れたコ
ンパクト容器が得られるなどの顕著な効果を奏する。
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を示すもの
で、第1図はコンパクト容器の分解斜視図、第2図はコ
ンパクト容器の縦断面図、第3図ないし第5図はこの考
案の第2実施例を示すもので、第3図はコンパクト容器
の分解斜視図、第4図はコンパクト容器の縦断面図、第
5図はコンパクト容器の要部断面図、第6図はこの考案
の一従来例を示すコンパクト容器の縦断面図、第7図お
よび第8図はこの考案の他の従来例を示すコンパクト容
器の分解斜視図および組立図である。 10……容器本体、10a……底板部、11……蓋体、12……
中皿、15……中皿収納室、20……蝶番凸部(蝶番)、24
……フック、26……押上釦、26a……鍔部、30……孔、3
0a……段部。
で、第1図はコンパクト容器の分解斜視図、第2図はコ
ンパクト容器の縦断面図、第3図ないし第5図はこの考
案の第2実施例を示すもので、第3図はコンパクト容器
の分解斜視図、第4図はコンパクト容器の縦断面図、第
5図はコンパクト容器の要部断面図、第6図はこの考案
の一従来例を示すコンパクト容器の縦断面図、第7図お
よび第8図はこの考案の他の従来例を示すコンパクト容
器の分解斜視図および組立図である。 10……容器本体、10a……底板部、11……蓋体、12……
中皿、15……中皿収納室、20……蝶番凸部(蝶番)、24
……フック、26……押上釦、26a……鍔部、30……孔、3
0a……段部。
Claims (2)
- 【請求項1】上面に凹形の中皿収納室(15)を有する容
器本体(10)の一端部に蓋体(11)の蝶番(20)が縦回
動自在にヒンジ結合され、蓋体(11)の自由端には閉蓋
時に容器本体(10)の他端部に係止されるフック(24)
が設けられたコンパクト容器において、前記容器本体
(10)の一端部と前記蝶番(20)との間には閉蓋時に蝶
番(20)を開蓋方向に付勢する弾性体(25)が介在さ
れ、この弾性体(25)には中皿収納室(15)に収納され
た中皿(12)の底部を押上操作する押上釦(26)が一体
成形され、この押上釦(26)は前記容器本体(10)の底
板部(10a)に板厚方向に貫通する孔(30)内に収納さ
れていることを特徴とするコンパクト容器。 - 【請求項2】前記孔(30)の上縁部には段部(30a)が
形成され、前記押上釦(26)の上縁部には前記段部(30
a)に係止して押上釦(26)を押上げ方向へのみ回動さ
せる鍔部(26a)が形成されていることを特徴とする請
求項1記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6706290U JPH0752645Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6706290U JPH0752645Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425610U JPH0425610U (ja) | 1992-02-28 |
| JPH0752645Y2 true JPH0752645Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31600310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6706290U Expired - Fee Related JPH0752645Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752645Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7311408B2 (ja) * | 2019-11-27 | 2023-07-19 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP6706290U patent/JPH0752645Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425610U (ja) | 1992-02-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |