JPH075291Y2 - ナット - Google Patents
ナットInfo
- Publication number
- JPH075291Y2 JPH075291Y2 JP8845190U JP8845190U JPH075291Y2 JP H075291 Y2 JPH075291 Y2 JP H075291Y2 JP 8845190 U JP8845190 U JP 8845190U JP 8845190 U JP8845190 U JP 8845190U JP H075291 Y2 JPH075291 Y2 JP H075291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- nut portion
- screw
- hole
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 18
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は操作をしやすくしたナットに関する。
(従来の技術) 本出願人は、ねじ棒に対してナットを回さずに、所望の
位置まで迅速に移動させるようにしたナットを提案した
(実開昭62−128218号公報)。さらに、本出願人は、上
記ナットの利用範囲を広げるために、ナットを2部材で
構成して、ナットをねじ棒の途中で一時的に仮止め可能
としたり、ナットの小型化が図れるものを提案した。
位置まで迅速に移動させるようにしたナットを提案した
(実開昭62−128218号公報)。さらに、本出願人は、上
記ナットの利用範囲を広げるために、ナットを2部材で
構成して、ナットをねじ棒の途中で一時的に仮止め可能
としたり、ナットの小型化が図れるものを提案した。
このナットは、一方のナット部材である第1ナット部と
他方のナット部材である第2ナット部とからなり、第1
ナット部に連結部を設け、この連結部を第2ナット部に
設けてある連結孔にねじ込んでいる。第1ナット部及び
第2ナット部には取付け孔をそれぞれ貫通し、各取付け
孔はねじ孔とスライド孔とを組合せた孔であって、この
ねじ孔の中心とスライド孔の中心とをずらせてねじ部を
残して形成し、両ねじ孔の中心が一致している。第1ナ
ット部又は第2ナット部の回転を規制する手段としてナ
ット外部から進退操作できる規制ピンと、ストッパとを
設けている。規制ピンを例えば一方の第1ナット部に、
ストッパを他方の第2ナット部に設け、ストッパを規制
ピンの回転軌跡上に配置し、ナット部間の離脱を防止す
ると共に、一方のナット部を半転させるだけで、ナット
の固定とスライド移動との切換えを可能にしている。
他方のナット部材である第2ナット部とからなり、第1
ナット部に連結部を設け、この連結部を第2ナット部に
設けてある連結孔にねじ込んでいる。第1ナット部及び
第2ナット部には取付け孔をそれぞれ貫通し、各取付け
孔はねじ孔とスライド孔とを組合せた孔であって、この
ねじ孔の中心とスライド孔の中心とをずらせてねじ部を
残して形成し、両ねじ孔の中心が一致している。第1ナ
ット部又は第2ナット部の回転を規制する手段としてナ
ット外部から進退操作できる規制ピンと、ストッパとを
設けている。規制ピンを例えば一方の第1ナット部に、
ストッパを他方の第2ナット部に設け、ストッパを規制
ピンの回転軌跡上に配置し、ナット部間の離脱を防止す
ると共に、一方のナット部を半転させるだけで、ナット
の固定とスライド移動との切換えを可能にしている。
(考案が解決しようとする課題) 後者の2部材からなるナットは、ナット部を一旦ねじ棒
に対して噛み合う位置に設定した後締付けて行く際に、
片手のみで操作しようとして、ナットの進行方向側のナ
ット部の第2ナット部をスパナで回した場合に、ナット
部間の結合力は噛み合い抵抗のみであることから、両ナ
ット部が徐々に離れて両ナットが一体に移動できず、ナ
ット機能が損なわれることがあった。また両ナット部間
を強く接触させると、今後はナットの締付けを解除し、
ナットをねじ棒に対して自在に移動させようとしても、
両ナット部間が強く接しているので、スパナで両ナット
部を離す作業を必要とすることがある。したがってナッ
トの操作をしやすくするために改善余地があった。
に対して噛み合う位置に設定した後締付けて行く際に、
片手のみで操作しようとして、ナットの進行方向側のナ
ット部の第2ナット部をスパナで回した場合に、ナット
部間の結合力は噛み合い抵抗のみであることから、両ナ
ット部が徐々に離れて両ナットが一体に移動できず、ナ
ット機能が損なわれることがあった。また両ナット部間
を強く接触させると、今後はナットの締付けを解除し、
ナットをねじ棒に対して自在に移動させようとしても、
両ナット部間が強く接しているので、スパナで両ナット
部を離す作業を必要とすることがある。したがってナッ
トの操作をしやすくするために改善余地があった。
この考案の目的は、ナットを締付けるときに、特にナッ
トの進行方向側のナット部を回しても他側のナット部が
離れることなく、追従して、両ナット部が一体となって
回転でき、そしてナットを緩める際には両ナット部が一
体となって回転しないで、ねじ棒に対する噛み合いを解
除できるようにして、ナットの操作をしやすくすること
にある。
トの進行方向側のナット部を回しても他側のナット部が
離れることなく、追従して、両ナット部が一体となって
回転でき、そしてナットを緩める際には両ナット部が一
体となって回転しないで、ねじ棒に対する噛み合いを解
除できるようにして、ナットの操作をしやすくすること
にある。
(課題を解決するための手段) この考案に係るナットは、第1ナット部と第2ナット部
とを具備している。第1ナット部に外周にねじ部を形成
した結合部を設け、第2ナット部にその軸心方向に上記
結合部がねじ結合する結合孔を設けてある。第1ナット
部及び第2ナット部にはねじ孔とスライド孔とを組合せ
た取付け孔をそれぞれ貫通している。第1ナット部又は
第2ナット部の回転を規制すると共に、第1ナット部と
第2ナット部とが摩擦的に噛み合うようにするための押
圧兼用規制手段を設けてある。上記各取付け孔は、ねじ
孔の中心とスライド孔の中心とをずらせてねじ部を残し
て形成されており、上記両ねじ孔の中心が一致してい
る。上記押圧兼用規制手段は、第1ナット部又は第2ナ
ット部の一方に設けてある規制体及びばね体と、他方に
設けてある制御部とからなる。上記ばね体は、規制体を
介してばね力を第1ナット部と第2ナット部のねじ結合
部分に対して付与しており、上記制御部は規制体の移動
範囲を第1ナット部と第2ナット部とが離脱しないかつ
対向面で圧接しない範囲に制御しているものである。
とを具備している。第1ナット部に外周にねじ部を形成
した結合部を設け、第2ナット部にその軸心方向に上記
結合部がねじ結合する結合孔を設けてある。第1ナット
部及び第2ナット部にはねじ孔とスライド孔とを組合せ
た取付け孔をそれぞれ貫通している。第1ナット部又は
第2ナット部の回転を規制すると共に、第1ナット部と
第2ナット部とが摩擦的に噛み合うようにするための押
圧兼用規制手段を設けてある。上記各取付け孔は、ねじ
孔の中心とスライド孔の中心とをずらせてねじ部を残し
て形成されており、上記両ねじ孔の中心が一致してい
る。上記押圧兼用規制手段は、第1ナット部又は第2ナ
ット部の一方に設けてある規制体及びばね体と、他方に
設けてある制御部とからなる。上記ばね体は、規制体を
介してばね力を第1ナット部と第2ナット部のねじ結合
部分に対して付与しており、上記制御部は規制体の移動
範囲を第1ナット部と第2ナット部とが離脱しないかつ
対向面で圧接しない範囲に制御しているものである。
(作用) 第1ナット部と第2ナット部とが対向面で密接していな
くても、規制体の押圧作用によって、第1ナット部と第
2ナット部とはねじ結合部分で摩擦的に噛み合ってナッ
トの移動方向側の一方ナット部を回転させても、他方の
ナット部がこれに追従する。第1ナット部と第2ナット
部とが対向面で密接していないことにより、各ナット部
が回りやすくなり、ねじ棒に対するナット部の噛み合い
の解除が円滑に行われる。
くても、規制体の押圧作用によって、第1ナット部と第
2ナット部とはねじ結合部分で摩擦的に噛み合ってナッ
トの移動方向側の一方ナット部を回転させても、他方の
ナット部がこれに追従する。第1ナット部と第2ナット
部とが対向面で密接していないことにより、各ナット部
が回りやすくなり、ねじ棒に対するナット部の噛み合い
の解除が円滑に行われる。
(実施例) この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に示すように、ナット1は、一方のナ
ット部材の第1ナット部2と、他方のナット部材の第2
ナット部3と、押圧兼用規制手段4とからなる。
ット部材の第1ナット部2と、他方のナット部材の第2
ナット部3と、押圧兼用規制手段4とからなる。
第1ナット部2について説明する。
第1ナット部は、第1図〜第4図に示すように断面T字
形に形成され、小径部は結合部21であって、結合部の外
周にねじ部22を形成してある。第1ナット2には、取付
け孔5を厚み方向に貫通してある。取付け孔5は、ねじ
棒S(第7図)がねじ結合可能のねじ孔51と、ねじ棒に
対して第1ナット部2が自在に移動可能にするためのス
ライド孔52とを組合せたものであり、ねじ孔51の中心と
スライド孔52の中心とをずらせて、ねじ孔の一部にねじ
部6を形成してある。ねじ孔51の中心は、第1ナット部
2の中心と一致している。ねじ孔51の径はスライド孔52
の径より短く設定されている。なお、第1ナット部2の
つば部外周にローレットを形成している。
形に形成され、小径部は結合部21であって、結合部の外
周にねじ部22を形成してある。第1ナット2には、取付
け孔5を厚み方向に貫通してある。取付け孔5は、ねじ
棒S(第7図)がねじ結合可能のねじ孔51と、ねじ棒に
対して第1ナット部2が自在に移動可能にするためのス
ライド孔52とを組合せたものであり、ねじ孔51の中心と
スライド孔52の中心とをずらせて、ねじ孔の一部にねじ
部6を形成してある。ねじ孔51の中心は、第1ナット部
2の中心と一致している。ねじ孔51の径はスライド孔52
の径より短く設定されている。なお、第1ナット部2の
つば部外周にローレットを形成している。
第2ナット部3について説明する。
第2ナット部3は、第1図、第2図及び第5図に示すよ
うに断面コ字形に形成され、中心部には内端面(第1図
上端面)33から結合孔31を切込み、この結合孔の内周に
ねじ部32を形成してある。結合孔31内には第1ナット部
2の結合部21がねじ部32及びねじ部22を介して噛み合っ
ている。
うに断面コ字形に形成され、中心部には内端面(第1図
上端面)33から結合孔31を切込み、この結合孔の内周に
ねじ部32を形成してある。結合孔31内には第1ナット部
2の結合部21がねじ部32及びねじ部22を介して噛み合っ
ている。
第2ナット3には、第1ナット部2の取付け孔5と実質
的に同一構成の取付け孔7を厚み方向に貫通してある。
第2ナット3のねじ孔71、ねじ部8及びスライド孔72
は、それぞれ第1ナット部2のねじ孔51、ねじ部6及び
スライド孔52に対応する。取付け孔7のねじ孔71の中心
と第1ナット部2の取付け孔5のねじ孔51の中心とは一
致している。
的に同一構成の取付け孔7を厚み方向に貫通してある。
第2ナット3のねじ孔71、ねじ部8及びスライド孔72
は、それぞれ第1ナット部2のねじ孔51、ねじ部6及び
スライド孔52に対応する。取付け孔7のねじ孔71の中心
と第1ナット部2の取付け孔5のねじ孔51の中心とは一
致している。
ねじ部8のねじ山の数をねじ部6のそれと第1図に示す
ように一致させることが望ましい。一致させるために第
1ナット部の加工時に、第1ナット部の下面を取付け孔
5に沿って切欠き53を設けてある。ねじ山を一致させて
おけば、ねじ棒Sに対して第1ナット部2と第2ナット
部3とが互いに相手の動作に影響されることなく、回転
操作できるようにして、ナットが片手で締付け可能とな
るからである。というのは、もし、例えば第1ナット部
2のねじ部6のねじ山数が多い場合には、第1ナット部
を締付けるために回すと、第2ナット部3も従動回転し
てしまうことがあり、そのために第2ナット部3を他方
の手で固定しておかなければならないのである。
ように一致させることが望ましい。一致させるために第
1ナット部の加工時に、第1ナット部の下面を取付け孔
5に沿って切欠き53を設けてある。ねじ山を一致させて
おけば、ねじ棒Sに対して第1ナット部2と第2ナット
部3とが互いに相手の動作に影響されることなく、回転
操作できるようにして、ナットが片手で締付け可能とな
るからである。というのは、もし、例えば第1ナット部
2のねじ部6のねじ山数が多い場合には、第1ナット部
を締付けるために回すと、第2ナット部3も従動回転し
てしまうことがあり、そのために第2ナット部3を他方
の手で固定しておかなければならないのである。
ここで、第1ナット部2の取付け孔5と第2ナット部3
の取付け孔7との関係を説明する。
の取付け孔7との関係を説明する。
第1図及び第2図に示すように、第1ナット部2のねじ
孔51のねじ部6と、第2ナット部3のねじ孔71のねじ部
8とが対向位置している場合には、両ナット部の取付け
孔5,7の内部がねじ棒Sとねじ結合可能である。
孔51のねじ部6と、第2ナット部3のねじ孔71のねじ部
8とが対向位置している場合には、両ナット部の取付け
孔5,7の内部がねじ棒Sとねじ結合可能である。
また第7図に示すように、ねじ孔51のねじ部6とねじ孔
71のネジ部8とが上下で連続する位置関係にある場合に
は、両ナット部2,3の取付け孔5,7は全長にわたり、ねじ
棒Sの径より大きくなり、ねじ棒との間に隙間があき、
ナット1がねじ棒に対して移動自在の状態となる。
71のネジ部8とが上下で連続する位置関係にある場合に
は、両ナット部2,3の取付け孔5,7は全長にわたり、ねじ
棒Sの径より大きくなり、ねじ棒との間に隙間があき、
ナット1がねじ棒に対して移動自在の状態となる。
また上記押圧兼用規制手段4を説明する。
第1ナット部2の結合部21の下面には、第1図、第2図
及び第4図に示すように取付け孔5に沿ってい約半円状
の制御溝9を設けてある。制御溝9の両端部が制御面9
1,92となっている。
及び第4図に示すように取付け孔5に沿ってい約半円状
の制御溝9を設けてある。制御溝9の両端部が制御面9
1,92となっている。
また第2ナット部3の結合孔31の底部には、規制体10を
突設してある。規制体10は第2ナット部3に開けられて
いる孔34内にその下部が挿入され、孔内に収納されてい
るコイルばねのばね体11によって上方にばね力が付勢さ
れている。このために規制体10は、第1ナット部2の下
部に当接して、第1ナット部のねじ部22と第2ナット部
3のねじ部32とにばね力を作用させて、摩擦的に噛み合
うようにしている。
突設してある。規制体10は第2ナット部3に開けられて
いる孔34内にその下部が挿入され、孔内に収納されてい
るコイルばねのばね体11によって上方にばね力が付勢さ
れている。このために規制体10は、第1ナット部2の下
部に当接して、第1ナット部のねじ部22と第2ナット部
3のねじ部32とにばね力を作用させて、摩擦的に噛み合
うようにしている。
規制体10は、第6図に示すように制御溝9内を移動可能
であって、制御溝の制御面91,92によって移動範囲が規
制されている。制御溝9によるこの移動範囲は、第1ナ
ット部2の約180度の範囲内の回転を可能にすると共
に、第1ナット部2のつば部が第2ナット部3の内端面
33に接することなく、わずかの隙間があくように設定さ
れている。
であって、制御溝の制御面91,92によって移動範囲が規
制されている。制御溝9によるこの移動範囲は、第1ナ
ット部2の約180度の範囲内の回転を可能にすると共
に、第1ナット部2のつば部が第2ナット部3の内端面
33に接することなく、わずかの隙間があくように設定さ
れている。
このように規制体10は下記の2つの機能を備えている。
その1つは、押圧作用で両ナット部2,3が摩擦的に噛み
合うようにして、例えば第2ナット部3を締込む際に、
第1ナット部が第2ナット部に追従できるようにして、
第1ナット部が緩むことを阻止する機能である。第2の
機能は、第1ナット部2又は第2ナット部3のいずれか
一方を回転させたときに、その回転範囲を第1図示の位
置から約180度回転した第7図示の位置(ねじ棒に対す
る噛み合い位置)に規制して、これ以上回転して両ナッ
ト部の結合が解けたり、また互いに対向面で接すること
がないようにする機能である。
その1つは、押圧作用で両ナット部2,3が摩擦的に噛み
合うようにして、例えば第2ナット部3を締込む際に、
第1ナット部が第2ナット部に追従できるようにして、
第1ナット部が緩むことを阻止する機能である。第2の
機能は、第1ナット部2又は第2ナット部3のいずれか
一方を回転させたときに、その回転範囲を第1図示の位
置から約180度回転した第7図示の位置(ねじ棒に対す
る噛み合い位置)に規制して、これ以上回転して両ナッ
ト部の結合が解けたり、また互いに対向面で接すること
がないようにする機能である。
次に使用方法について説明する。
まず、ナット1の移動操作、すなわちナットを回転させ
ることなくねじ棒Sに自在に移動させる場合を説明す
る。
ることなくねじ棒Sに自在に移動させる場合を説明す
る。
上下の取付け孔5と取付け孔7とが一致するように第1
ナット部2を回転させて、第7図に示すように両取付け
孔を全長に亘り開放し、取付け孔にねじ棒Sを通して、
ナット1を移動させてねじ棒をスライド孔52,72の内周
面に当てた状態にしてから、ナットを上下動作させる。
そしてナット1をねじ棒Sに取付けられている被固定部
材例えば型枠(図示せず。)の背面に当てる。
ナット部2を回転させて、第7図に示すように両取付け
孔を全長に亘り開放し、取付け孔にねじ棒Sを通して、
ナット1を移動させてねじ棒をスライド孔52,72の内周
面に当てた状態にしてから、ナットを上下動作させる。
そしてナット1をねじ棒Sに取付けられている被固定部
材例えば型枠(図示せず。)の背面に当てる。
次に、ナットの締付け操作、すなわちナットで型枠の背
面を押えて固定する場合を説明する。
面を押えて固定する場合を説明する。
まず、ナット1を第7図の位置から右側に移動させて、
ねじ部6,8をねじ棒Sに当接させる。
ねじ部6,8をねじ棒Sに当接させる。
ついで、第1ナット部2又は第2ナット部3の一方例え
ば第1ナット部2を時計方向に回転させ、第7図の位置
からほぼ半転させたとき、規制体10が制御溝9の一端の
制御面92から規制溝内を移動して他端側の制御面91に当
接するために、その回転は阻止させられる。このとき、
第1ナット部2のつば部下面は、第2ナット部3の内端
面33に当接することなく、わずかの隙間があいている。
この段階でねじ部6,8が対向位置して、ねじ部とねじ棒
Sとが噛合い位置にセットされる。
ば第1ナット部2を時計方向に回転させ、第7図の位置
からほぼ半転させたとき、規制体10が制御溝9の一端の
制御面92から規制溝内を移動して他端側の制御面91に当
接するために、その回転は阻止させられる。このとき、
第1ナット部2のつば部下面は、第2ナット部3の内端
面33に当接することなく、わずかの隙間があいている。
この段階でねじ部6,8が対向位置して、ねじ部とねじ棒
Sとが噛合い位置にセットされる。
そこで、例えば第2ナット部3を片手でスパナを持って
第2ナット部3と例えば時計方向に回転させれば、ナッ
ト部2,3間では規制体10の押圧力によって所定の摩擦力
で噛合っているために第1ナット部2は第2ナット部の
回転に追従し、所定の位置で、第2ナット部3を締込
み、型枠を背面から固定する。
第2ナット部3と例えば時計方向に回転させれば、ナッ
ト部2,3間では規制体10の押圧力によって所定の摩擦力
で噛合っているために第1ナット部2は第2ナット部の
回転に追従し、所定の位置で、第2ナット部3を締込
み、型枠を背面から固定する。
ナット1の解除操作は、スパナで第2ナット部3を逆転
させると、第1ナット部2は第2ナット部の内端面33に
接触していないので、両ナット部間が離れやすくなり、
ねじ棒Sとの噛合い位置のセットが解除され、このため
にナット1をねじ棒をスライド移動させる。
させると、第1ナット部2は第2ナット部の内端面33に
接触していないので、両ナット部間が離れやすくなり、
ねじ棒Sとの噛合い位置のセットが解除され、このため
にナット1をねじ棒をスライド移動させる。
制御部は、上例では制御溝9で構成したが、制御溝によ
ることなく、制御面91,92に当る位置に突部を設けて、
規制体10が当接するようにしてもよい。また孔34を貫通
孔にしてばね体を交換可能にしてもよい。この場合、孔
の下端開口部をねじ栓を取付けておく。
ることなく、制御面91,92に当る位置に突部を設けて、
規制体10が当接するようにしてもよい。また孔34を貫通
孔にしてばね体を交換可能にしてもよい。この場合、孔
の下端開口部をねじ栓を取付けておく。
(考案の効果) この考案によれば、回転押圧兼用規制手段を設けている
ので、ナットを締込む際に、特にナットの進行方向側の
ナット部を回しても他側のナット部が離れることなく、
追従することができ、両ナット部が一体となって回転
し、このためにナットの片手操作ができ、締込み操作を
円滑に行え、そしてナットを緩めるときにも、両ナット
部が離れやすく、ナットの解除操作がしやすくなる。ま
たナットは、取付け孔のある第1ナット部と第2ナット
部とを備えているので、ナットはねじ棒に対して自在に
移動できかつねじ棒の途中でも固定でき、ナットを小型
にすることができる。
ので、ナットを締込む際に、特にナットの進行方向側の
ナット部を回しても他側のナット部が離れることなく、
追従することができ、両ナット部が一体となって回転
し、このためにナットの片手操作ができ、締込み操作を
円滑に行え、そしてナットを緩めるときにも、両ナット
部が離れやすく、ナットの解除操作がしやすくなる。ま
たナットは、取付け孔のある第1ナット部と第2ナット
部とを備えているので、ナットはねじ棒に対して自在に
移動できかつねじ棒の途中でも固定でき、ナットを小型
にすることができる。
第1図はナットがねじ棒と結合できる位置にある状態を
示す縦断面図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は第1ナット部の横断面図、 第4図は第1ナット部の底面図、 第5図は第2ナット部の横断面図、 第6図は規制体と制御溝との関係を示す説明図、 第7図はナットがねじ棒に対して移動可能の位置ある状
態を示す平面図である。 1…ナット、2…第1ナット部、21…結合部、22…ねじ
部、3…第2ナット部、31…結合孔、32…ねじ部、33…
内端面、4…押圧兼用規制手段、5,7…取付け孔、51,71
…ねじ孔、52,72…スライド孔、6,8…ねじ部、9…制御
溝、10…規制体、91,92…制御面、11…ばね体、S…ね
じ棒。
示す縦断面図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は第1ナット部の横断面図、 第4図は第1ナット部の底面図、 第5図は第2ナット部の横断面図、 第6図は規制体と制御溝との関係を示す説明図、 第7図はナットがねじ棒に対して移動可能の位置ある状
態を示す平面図である。 1…ナット、2…第1ナット部、21…結合部、22…ねじ
部、3…第2ナット部、31…結合孔、32…ねじ部、33…
内端面、4…押圧兼用規制手段、5,7…取付け孔、51,71
…ねじ孔、52,72…スライド孔、6,8…ねじ部、9…制御
溝、10…規制体、91,92…制御面、11…ばね体、S…ね
じ棒。
Claims (1)
- 【請求項1】第1ナット部と第2ナット部とを具備して
おり、 上記第1ナット部に外周にねじ部を形成している結合部
を設け、第2ナット部にはその軸心方向に上記結合部が
ねじ結合する結合孔を設けてあり、 上記第1ナット部及び第2ナット部にはねじ孔とスライ
ド孔とを組合せてある取付け孔をそれぞれ貫通してあ
り、 第1ナット部又は第2ナット部の回転を規制すると共
に、第1ナット部と第2ナット部とが摩擦的に噛み合う
ようにするための押圧兼用規制手段を設けてあり、 上記各取付け孔はねじ孔の中心とスライド孔の中心とを
ずらせてねじ部を残して形成されており、 上記両ねじ孔の中心が一致しており、 上記押圧兼用規制手段は、第1ナット部又は第2ナット
部の一方に設けてある規制体及びばね体と、他方に設け
ある制御部とからなり、上記ばね体は規制体を介してば
ね力を第1ナット部と第2ナット部のねじ結合部分に対
して付与しており、上記制御部は規制体の移動範囲を第
1ナット部と第2ナット部とが離脱しないかつ対向面で
圧接しない範囲に制御しているものであることを特徴と
するナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8845190U JPH075291Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8845190U JPH075291Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ナット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514617U JPH0514617U (ja) | 1993-02-26 |
| JPH075291Y2 true JPH075291Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=13943166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8845190U Expired - Lifetime JPH075291Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | ナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075291Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4517242B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2010-08-04 | イイファス株式会社 | スライド式着脱組ナット |
| JP4517243B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-08-04 | イイファス株式会社 | 回転式着脱締結具 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP8845190U patent/JPH075291Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514617U (ja) | 1993-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS589216Y2 (ja) | カメラ取付用ブラケットの保持装置 | |
| US6149455A (en) | Device for clamping the cable in electrical outlets or plugs | |
| US4886407A (en) | Alignment and retention mechanism for barrel nut fastener apparatus | |
| US4619569A (en) | Quick-release fastener with intermittent threads | |
| JP2005291362A (ja) | 構造材の固定装置 | |
| US7040199B2 (en) | Pipe wrench retrofit | |
| JPH0276918A (ja) | 浮動ナット締め付け装置 | |
| JPH039987Y2 (ja) | ||
| JPH075291Y2 (ja) | ナット | |
| US4261221A (en) | Control cable positioning device | |
| US20060071188A1 (en) | Flow restrictor | |
| JPH05202920A (ja) | ナット | |
| US4123026A (en) | Object holding device | |
| JPH08135636A (ja) | ワンタッチナット | |
| GB2053403A (en) | Self-locking device for example a nut | |
| KR0149333B1 (ko) | 과조임 방지용 볼트 | |
| JPH08200342A (ja) | 螺結具 | |
| JPH09109037A (ja) | スライド機能付き締付け装置 | |
| JPS6114727Y2 (ja) | ||
| JPH0626736Y2 (ja) | ボールジョイント | |
| JP2532270Y2 (ja) | 配管固定具 | |
| JPS6391723A (ja) | 制御レバ−のロツク機構 | |
| JPH06241217A (ja) | ナット | |
| JPS5845419Y2 (ja) | ロック装置 | |
| JPH06500961A (ja) | 鉗子状工具の固定装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |