JPH0752935B2 - 可変速再生方法及び装置 - Google Patents
可変速再生方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0752935B2 JPH0752935B2 JP61050595A JP5059586A JPH0752935B2 JP H0752935 B2 JPH0752935 B2 JP H0752935B2 JP 61050595 A JP61050595 A JP 61050595A JP 5059586 A JP5059586 A JP 5059586A JP H0752935 B2 JPH0752935 B2 JP H0752935B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- speed
- signal
- recording
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1フィールド(1画面)のテレビジョン信号
を複数のトラックに分割して記録・再生する装置におい
て、特に記録状態と異なるモードで信号を再生する場合
における再生方法および装置に関するものである。
を複数のトラックに分割して記録・再生する装置におい
て、特に記録状態と異なるモードで信号を再生する場合
における再生方法および装置に関するものである。
テレビジョン映像信号を記録・再生する装置としては、
例えばビデオテープレコーダ(以下、VTRと記す)があ
る。
例えばビデオテープレコーダ(以下、VTRと記す)があ
る。
従来から用いられているアナログVTRにおいては、第3
図に示すように、1フィールドのテレビジョン映像信号
が1トラック(以下、セグメントと記す)に記録されて
いる(例えば、特開昭55−150682号に記載)。
図に示すように、1フィールドのテレビジョン映像信号
が1トラック(以下、セグメントと記す)に記録されて
いる(例えば、特開昭55−150682号に記載)。
上記のごときVTRの再生においては、記録速度と同等の
速度で再生するいわゆる正常モードの再生の他に、記録
速度と異なる速度で再生する可変再生がある。
速度で再生するいわゆる正常モードの再生の他に、記録
速度と異なる速度で再生する可変再生がある。
正常モードの再生の場合には、第3図に示すようにヘッ
ド軌跡はA→B→Cとなり、記録セグメント1→2→3
を再生し、4→5→6と順番に再生する。
ド軌跡はA→B→Cとなり、記録セグメント1→2→3
を再生し、4→5→6と順番に再生する。
しかし、可変速再生の一種である高速モードの再生の場
合には、ヘッド軌跡は例えば第3図のX→Yとなり、記
録セグメント1、2、3の一部と4、5、6の一部のみ
を再生する。
合には、ヘッド軌跡は例えば第3図のX→Yとなり、記
録セグメント1、2、3の一部と4、5、6の一部のみ
を再生する。
このため、第4図に示すように、画面の横方向にノイズ
バーが発生する。
バーが発生する。
このノイズバーが画面上で固定していないと非常に見苦
しいため、アナログVTRにおいては、上記のノイズバー
を再生画面上に固定するために、再生ヘッドを装着した
シリンダの回転数とコントロール信号とを同期させるよ
うにテープ送りスピードを制御している。
しいため、アナログVTRにおいては、上記のノイズバー
を再生画面上に固定するために、再生ヘッドを装着した
シリンダの回転数とコントロール信号とを同期させるよ
うにテープ送りスピードを制御している。
なお、コントロール信号とは、トラック位置を示す信号
であり、磁気テープの長手方向に設けられたコントロー
ルトラックに例えばシリンダが1回転する度に1個のパ
ルスとして記録されたものである。
であり、磁気テープの長手方向に設けられたコントロー
ルトラックに例えばシリンダが1回転する度に1個のパ
ルスとして記録されたものである。
また、上記のノイズバーを取り除くためには、圧電素子
を用いた可動ヘッド等を使用する必要がある。
を用いた可動ヘッド等を使用する必要がある。
最近、テレビジョン信号をディジタル信号に変換して記
録・再生するディジタルVTRが開発されている。
録・再生するディジタルVTRが開発されている。
この装置においては、フレームメモリを利用することに
より、ノイズバーのない画像を再生することができると
いう利点がある。
より、ノイズバーのない画像を再生することができると
いう利点がある。
しかし、この装置では、アナログVTRに較べて高速、大
容量のデータを記録しなければならないので、現在の記
録密度では1フィールド分の情報を1セグメントに記録
することは非常に困難である。このため、1フィールド
のデータを複数のセグメントに分割して記録する方法が
採用されている。
容量のデータを記録しなければならないので、現在の記
録密度では1フィールド分の情報を1セグメントに記録
することは非常に困難である。このため、1フィールド
のデータを複数のセグメントに分割して記録する方法が
採用されている。
上記のように1フィールドのデータを複数のセグメント
に分割しているときに、記録時と異なるスピードで再生
した場合には、次のような問題が生じる。
に分割しているときに、記録時と異なるスピードで再生
した場合には、次のような問題が生じる。
例えば、第5図に示すように1フィールドの画像の3つ
のセグメントD、E、Fに分割し、Dの情報を第3図の
セグメント1に、Eの情報をセグメント2に、Fの情報
をセグメント3に記録した場合には、例えば3倍速の高
速モードで再生すると、ヘッド軌跡は第3図のX→Yと
なり、再生される部分はセグメント1の前部、セグメン
ト2の中央部、セグメント3の後部、セグメント4の前
部、セグメント5の中央部、セグメント6の後部とな
る。
のセグメントD、E、Fに分割し、Dの情報を第3図の
セグメント1に、Eの情報をセグメント2に、Fの情報
をセグメント3に記録した場合には、例えば3倍速の高
速モードで再生すると、ヘッド軌跡は第3図のX→Yと
なり、再生される部分はセグメント1の前部、セグメン
ト2の中央部、セグメント3の後部、セグメント4の前
部、セグメント5の中央部、セグメント6の後部とな
る。
ところが、第3図のセグメント1と4、2と5、3と6
はそれぞれ1フィールドだけ異なった画像であり、すな
わちこれらは同一画像位置であるため、再生される信号
は画面上の一部分のみとなる。
はそれぞれ1フィールドだけ異なった画像であり、すな
わちこれらは同一画像位置であるため、再生される信号
は画面上の一部分のみとなる。
そのため、第6図に示すように、全画面のうちの一部分
しか再生できなくなってしまうという問題がある。
しか再生できなくなってしまうという問題がある。
また、データをシャフリングする方式(例えば特開昭57
−164408号に記載)においても、前記の再生速度の場合
には同一画面(画素)位置の画像データしか取り込むこ
とができないので、再生画質が悪化するという問題があ
る。
−164408号に記載)においても、前記の再生速度の場合
には同一画面(画素)位置の画像データしか取り込むこ
とができないので、再生画質が悪化するという問題があ
る。
本発明の目的は、1フィールドのテレビジョン映像信号
が数トラック分割して記録されている場合の可変速再生
においても良好な画像を得ることのできる再生方法およ
び装置を提供することにある。
が数トラック分割して記録されている場合の可変速再生
においても良好な画像を得ることのできる再生方法およ
び装置を提供することにある。
上記の目的は、テープ送り速度を制御してシリンダ回転
位相とテープから再生させるコントロール信号(CTL)
を非同期化することによって達成することができる。
位相とテープから再生させるコントロール信号(CTL)
を非同期化することによって達成することができる。
すなわち、上記のように非同期化することにより、短い
周期で全画面を構成し、良好な可変速再生を行なうもの
である。
周期で全画面を構成し、良好な可変速再生を行なうもの
である。
まず、テープ上の記録トラックと再生ヘッド軌跡につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
可変速再生モードにおけるトラック軌跡を視覚的に表現
し、解析を簡易化する方法の一つとして「トラックパタ
ーン座標法」(横堀、岡本、五十嵐“VTRトラックパタ
ーンの一解析法”テレビジョン学会、1980年全国大会、
7−17に記載)がある。
し、解析を簡易化する方法の一つとして「トラックパタ
ーン座標法」(横堀、岡本、五十嵐“VTRトラックパタ
ーンの一解析法”テレビジョン学会、1980年全国大会、
7−17に記載)がある。
上記のトラックパターン座標法は、記録トラックのパタ
ーンを平面状に並べ、繰返し配置することにより、走行
するテープを固定した静止座標系として扱うものであ
り、テープおよびヘッドの運動を1本の軌跡として形成
し、ヘッド幅を考慮して連続したトラックパターを得る
方法である。
ーンを平面状に並べ、繰返し配置することにより、走行
するテープを固定した静止座標系として扱うものであ
り、テープおよびヘッドの運動を1本の軌跡として形成
し、ヘッド幅を考慮して連続したトラックパターを得る
方法である。
このトラックパターンは種々の条件下におけるビデオヘ
ッドの軌跡を表現しており、この上に再生ヘッド軌跡を
描き、この図面上で方程式をたて、それを解くことによ
り、再生信号エンブロープを時間の関数として簡単に求
めることができる。
ッドの軌跡を表現しており、この上に再生ヘッド軌跡を
描き、この図面上で方程式をたて、それを解くことによ
り、再生信号エンブロープを時間の関数として簡単に求
めることができる。
以下、上記の方法によって可変再生における再生可能な
画面の割合を計算する。
画面の割合を計算する。
例えば、第5図に示すように、テレビジョン画面を3つ
のセグメントに分割し、ガードバンドを設けて記録した
とする。
のセグメントに分割し、ガードバンドを設けて記録した
とする。
このとき、第3図の記録セグメント1〜6をトラックパ
ターン座標法によって表現すると、第7図の1〜6とな
る。
ターン座標法によって表現すると、第7図の1〜6とな
る。
第7図の横軸は時間を表わし、縦軸は正常再生時のテー
プ移動量と各モードでの再生時のテープ移動量の差を表
わす。
プ移動量と各モードでの再生時のテープ移動量の差を表
わす。
また、この図はトラックピッチTP、トラック幅TW、ヘッ
ド幅HWの関係も示している。また、図のQおよびRはテ
ープ送り速度が通常再生時の2.5倍のときのヘッド下端
の軌跡Qと、ヘッド上端の軌跡Rを示している。
ド幅HWの関係も示している。また、図のQおよびRはテ
ープ送り速度が通常再生時の2.5倍のときのヘッド下端
の軌跡Qと、ヘッド上端の軌跡Rを示している。
また、Sはシリンダドラムが半回転する時間、すなわち
1トラックの時間を示し、例えばNTSC方式のテレビジョ
ン信号の1フィールドの画面を3つのセグメントに分割
して記録している場合には約5.55msである。
1トラックの時間を示し、例えばNTSC方式のテレビジョ
ン信号の1フィールドの画面を3つのセグメントに分割
して記録している場合には約5.55msである。
1フィールドの画面が3つのセグメントに分割されてい
るときは、第7図の1と4、2と5、3と6はそれぞれ
画面の同一位置となる。
るときは、第7図の1と4、2と5、3と6はそれぞれ
画面の同一位置となる。
従って、第7図で表わされているヘッドの下端の軌跡Q
は、第8図の最初のブロック、すなわち第1フィールド
画面に重ねて合わせて表現することができる。
は、第8図の最初のブロック、すなわち第1フィールド
画面に重ねて合わせて表現することができる。
第8図のヘッド下端の軌跡Qの線分aはa′にたたみ込
まれ、同様にbはb′に、cはc′に、dはd′に、e
はe′に、fはf′にたたみ込まれる。
まれ、同様にbはb′に、cはc′に、dはd′に、e
はe′に、fはf′にたたみ込まれる。
ここで、最大エンベロープの70%以上が再生可能とする
とき、再生可能な部分をトラックパターン上で表わす
と、第9図のハッチングされた部分になる。この場合の
a′〜f′はヘッド下端の軌跡であり、a″〜f″はヘ
ッド上端の軌跡である。
とき、再生可能な部分をトラックパターン上で表わす
と、第9図のハッチングされた部分になる。この場合の
a′〜f′はヘッド下端の軌跡であり、a″〜f″はヘ
ッド上端の軌跡である。
再生速度が通常速度の2.5倍のときにおける再生可能な
部分をテレビジョン画面の構成で表わすと、第10図に示
すように、画面全体に80〜90%を再現することができ
る。
部分をテレビジョン画面の構成で表わすと、第10図に示
すように、画面全体に80〜90%を再現することができ
る。
これに対して、前記のごとき3倍速の再生では、画面全
体の10〜20%程度しか再現できない。
体の10〜20%程度しか再現できない。
上記のように1フィールドのテレビジョン画面を複数セ
グメントで構成するときには、再生速度によって再生可
能な部分およびその面積が異なってくる。
グメントで構成するときには、再生速度によって再生可
能な部分およびその面積が異なってくる。
第11図(A)および(B)は、再生時間を2フィールド
(33.3msec)に限定したときにおける画面実現率(再生
可能な画面の面積÷全画面の面積と100%)を示す図で
ある。
(33.3msec)に限定したときにおける画面実現率(再生
可能な画面の面積÷全画面の面積と100%)を示す図で
ある。
なお、第11図の値はセグメント数が3、トラックピッチ
TPが40μm、トラック幅TWが20μm、ヘッド幅HWが25μ
mの場合についての値である。
TPが40μm、トラック幅TWが20μm、ヘッド幅HWが25μ
mの場合についての値である。
第11図から判るように、再生速度が記録速度の整数倍、
3の倍数、1.5の倍数のときに画面表現率が著しく劣化
する。
3の倍数、1.5の倍数のときに画面表現率が著しく劣化
する。
すなわち(1フィールドを記録するセグメント数/1)の
倍数、(1フィールドを記録するセグメント数/2)の倍
数、(1フィールドを記録するセグメント数/3)の倍数
を再生速度とした場合に画面実現率が著しく悪くなる。
倍数、(1フィールドを記録するセグメント数/2)の倍
数、(1フィールドを記録するセグメント数/3)の倍数
を再生速度とした場合に画面実現率が著しく悪くなる。
ここで、可変速再生時のテープ送り速度Vを下記(1)
式で表わす。
式で表わす。
V=V0×Tr×N/M ……(1) ただし、V0は記録時のテープ送り速度、Trは1フィール
ドのセグメント数、Nは0を除く整数、Mは1以上の整
数であり、V=V0は除く。
ドのセグメント数、Nは0を除く整数、Mは1以上の整
数であり、V=V0は除く。
そして、再生時間を限定しないときの画面実現率Gと上
記の整数Mとの間には近似的に G=M×G1 ……(2) が成り立つ。
記の整数Mとの間には近似的に G=M×G1 ……(2) が成り立つ。
ただし、G1は第5図で示した状態(M=1、N=1)に
おける画面実現率であり、そのときのテープ送り速度V
=V0×Trである。
おける画面実現率であり、そのときのテープ送り速度V
=V0×Trである。
上記の(2)式から判るように、画面実現率Gが100%
に満たない条件は、Mが1/G1未満のときである。例え
ば、1フィールドのセグメント数が3で、M=1,N=1
におけるテープ送り速度(V=V0×Tr)のときの画面実
現率G1が20%である場合は、前記(1)式のMが1以上
5未満の整数のとなる。そして、(3/1)の倍数、(3/
2)の倍数、(3/3)の倍数、(3/4)の倍数となるテー
プ送り速度の場合に画面実現率が悪くなる。
に満たない条件は、Mが1/G1未満のときである。例え
ば、1フィールドのセグメント数が3で、M=1,N=1
におけるテープ送り速度(V=V0×Tr)のときの画面実
現率G1が20%である場合は、前記(1)式のMが1以上
5未満の整数のとなる。そして、(3/1)の倍数、(3/
2)の倍数、(3/3)の倍数、(3/4)の倍数となるテー
プ送り速度の場合に画面実現率が悪くなる。
画面実現率を向上させるには、上記のように画面実現率
が悪くなるテープ送り速度において、シリンダ回転位相
とトラックの位置を示すコントロール信号(CTL)を非
同期化すればよい。
が悪くなるテープ送り速度において、シリンダ回転位相
とトラックの位置を示すコントロール信号(CTL)を非
同期化すればよい。
正常な再生動作においては、シリンダの回転は磁気テー
プから再生したコントロール信号(CTL信号)と位相同
期するように制御されている。また、磁気テープの走行
速度はCTL信号と磁気記録再生装置に入力されているテ
レビジョン信号の同期信号との位相関係が同期するよう
に制御されている。したがって非同期化するということ
は、これらの同期制御のうち、一部或いは全部を止める
ことである。
プから再生したコントロール信号(CTL信号)と位相同
期するように制御されている。また、磁気テープの走行
速度はCTL信号と磁気記録再生装置に入力されているテ
レビジョン信号の同期信号との位相関係が同期するよう
に制御されている。したがって非同期化するということ
は、これらの同期制御のうち、一部或いは全部を止める
ことである。
このように非同期化すると、シリンダの回転と磁気テー
プ走行との位相関係は正確には保たれなくなる。すなわ
ち、シリンダの回転速度と磁気テープの走行速度とは、
基本的にはシステムコントロール回路1からの制御信号
によって対応関係が保たれるように制御されているが、
上記の同期制御を解除すること、言い換えればシリンダ
の回転位相と磁気テープから再生したCTL信号などのコ
ントロール信号が非同期化されることによって、位相に
はずれを生じる。
プ走行との位相関係は正確には保たれなくなる。すなわ
ち、シリンダの回転速度と磁気テープの走行速度とは、
基本的にはシステムコントロール回路1からの制御信号
によって対応関係が保たれるように制御されているが、
上記の同期制御を解除すること、言い換えればシリンダ
の回転位相と磁気テープから再生したCTL信号などのコ
ントロール信号が非同期化されることによって、位相に
はずれを生じる。
例えば3倍速のテープ速度においては、常に正規の固定
的な3倍速が実現されるのではなく、ゆっくりした位相
のずれが発生する。すなわち、瞬間的な速度は3.01倍と
か2.99倍とかのように僅かに変動しており、平均的に3
倍速になっていることを意味する。
的な3倍速が実現されるのではなく、ゆっくりした位相
のずれが発生する。すなわち、瞬間的な速度は3.01倍と
か2.99倍とかのように僅かに変動しており、平均的に3
倍速になっていることを意味する。
このように非同期化した3倍速で、シリンダ回転位相と
テープ速度に依存するトラック位置とに位相差を生じ、
その位相差が画面における再生位置の差となる。例え
ば、3倍速において、シリンダの回転位相と磁気テープ
のトラック位相とが1秒間に360度変わるということ
は、1秒間に1画面の全ての場所を走査することにな
る。
テープ速度に依存するトラック位置とに位相差を生じ、
その位相差が画面における再生位置の差となる。例え
ば、3倍速において、シリンダの回転位相と磁気テープ
のトラック位相とが1秒間に360度変わるということ
は、1秒間に1画面の全ての場所を走査することにな
る。
位相同期して2.5倍速の場合は、8回転でほぼ全ての画
面を走査するので、全画面走査の時間は5.5msec×8=4
4msecとなる。これに対して、非同期の場合には、前記
のように1秒であり、全画面走査に必要となる時間は長
くなり、かつ必ずしも一定しない、等の問題はある。し
かし、位相同期した3倍速では、20%程度(第11図参
照)のしか更新しないので、この場合に比べれば非同期
化した場合の画質向上は明白である。
面を走査するので、全画面走査の時間は5.5msec×8=4
4msecとなる。これに対して、非同期の場合には、前記
のように1秒であり、全画面走査に必要となる時間は長
くなり、かつ必ずしも一定しない、等の問題はある。し
かし、位相同期した3倍速では、20%程度(第11図参
照)のしか更新しないので、この場合に比べれば非同期
化した場合の画質向上は明白である。
なお、この非同期化方法を画面実現率の良好なテープ送
り速度の際に適用しても、さらに実現率が向上するだけ
であって、特に問題を生じることがないのは当然であ
る。
り速度の際に適用しても、さらに実現率が向上するだけ
であって、特に問題を生じることがないのは当然であ
る。
第1図は本発明の一実施例図であり、VTRのシリンダお
よびキャプスタンのサーボ系の基本ブロック図を示す。
よびキャプスタンのサーボ系の基本ブロック図を示す。
第1図の装置は、大別すると再生、記録、早送り、スロ
ー等の各モードにおける制御信号を発生するシステムコ
ントロール回路1、シリンダの回路速度位相を制御する
シリンダ制御回路2、およびテープ送り速度と位相を制
御するキャプスタン制御回路4から成る。
ー等の各モードにおける制御信号を発生するシステムコ
ントロール回路1、シリンダの回路速度位相を制御する
シリンダ制御回路2、およびテープ送り速度と位相を制
御するキャプスタン制御回路4から成る。
システムコントロール回路1は、再生、記録、早送り、
スロー等の各モードを表わすモード信号に6によって制
御信号7および10を発生し、各モードにおけるシリンダ
制御回路2とキャプスタン制御回路4を制御する。
スロー等の各モードを表わすモード信号に6によって制
御信号7および10を発生し、各モードにおけるシリンダ
制御回路2とキャプスタン制御回路4を制御する。
シリンダ制御回路2は、制御信号7によって各モードを
判別し、シリンダの回転を表わすDTP信号9とビデオ信
号または発振器から与えられたVD信号16とを比較するこ
とにより、シリンダモータ制御電圧8を発生し、それに
よってシリンダモータ3の回転速度および位相を制御す
る。
判別し、シリンダの回転を表わすDTP信号9とビデオ信
号または発振器から与えられたVD信号16とを比較するこ
とにより、シリンダモータ制御電圧8を発生し、それに
よってシリンダモータ3の回転速度および位相を制御す
る。
キャプスタン制御回路4は、制御信号10によってモード
を判別し、キャプスタンの回転を表わすCFG信号12によ
って速度検出を行ない、各モードにおけるキャプスタン
モード5の回転速度を制御する。
を判別し、キャプスタンの回転を表わすCFG信号12によ
って速度検出を行ない、各モードにおけるキャプスタン
モード5の回転速度を制御する。
また、同時にキャプスタン制御回路4は、テープ送りの
速度および位相を制御するため、記録モードのときには
VD信号16からCTL信号13(コントロール信号)を発生さ
せ、これをCTLヘッド14で磁気テープ15に記録する。
速度および位相を制御するため、記録モードのときには
VD信号16からCTL信号13(コントロール信号)を発生さ
せ、これをCTLヘッド14で磁気テープ15に記録する。
そして、再生モードのときにはCTLヘッド14で読み出し
たCTL信号13と基準信号とを比較することによってキャ
プスタンモータ制御電圧11を発生し、これによってキャ
プスタンモータ5の回転速度および位相を制御する。
たCTL信号13と基準信号とを比較することによってキャ
プスタンモータ制御電圧11を発生し、これによってキャ
プスタンモータ5の回転速度および位相を制御する。
次に、本発明におけるキャプスタン制御回路4の詳細な
ブロック図を第2図に示す。
ブロック図を第2図に示す。
第2図の回路は、基準信号発生回路20、位相制御回路2
1、分周回路22、周波数発電機23、加算器27およびスイ
ッチ28から成る。
1、分周回路22、周波数発電機23、加算器27およびスイ
ッチ28から成る。
以下、再生時におけるテープ送り速度の制御を詳しく説
明する。
明する。
システムコントロール回路1は、各モードにおける制御
信号10を発生し、位相制御回路21と分周回路22を制御す
る。
信号10を発生し、位相制御回路21と分周回路22を制御す
る。
位相制御回路21は、基準信号発生回路20で作り出した基
準信号24と、CTL信号13または基準信号24とを比較する
ことによって、位相誤差電圧25を発生する。
準信号24と、CTL信号13または基準信号24とを比較する
ことによって、位相誤差電圧25を発生する。
なお、上記のCTL信号13と基準信号24との切換えは、各
モードに応じてスイッチ28で切換えられる。
モードに応じてスイッチ28で切換えられる。
分周回路22は、制御信号10によって分周比を可変し、各
モードに応じてCFG信号12を可変分周する。
モードに応じてCFG信号12を可変分周する。
さらにその分周された信号を周波数発電器23によって電
圧に変換し、速度誤差電圧26を発生する。
圧に変換し、速度誤差電圧26を発生する。
そして、位相誤差電圧25と速度誤差電圧26とを加算器27
で加算し、キャプスタンモータ制御電圧11としてキャプ
スタンモード5に与え、各モードにおるけるテープ送り
速度と位相を制御する。
で加算し、キャプスタンモータ制御電圧11としてキャプ
スタンモード5に与え、各モードにおるけるテープ送り
速度と位相を制御する。
前記のごとく、可変速再生時のテープ送り速度Vが記録
時のテープ送り速度の(1フィールドを記録するセグメ
ント数/1)の倍数、(1フィールドを記録するセグメン
ト数/2)の倍数、(1フィールドを記録するセグメント
数/3)の倍数のときに画面現実率が悪くなり、再生でき
ない部分が発生する。
時のテープ送り速度の(1フィールドを記録するセグメ
ント数/1)の倍数、(1フィールドを記録するセグメン
ト数/2)の倍数、(1フィールドを記録するセグメント
数/3)の倍数のときに画面現実率が悪くなり、再生でき
ない部分が発生する。
したがって、可変速再生時すなわち記録速度と再生速度
が異なる場合には、スイッチ28を接点30側に切り換え
る。それにより、CTLヘッド14からのCTL信号13が入力さ
れなくなるので、CTL信13とは無関係に、基準信号発生
回路20から与えられる基準信号に相当した所定速度とな
るようにテープ送り速度が制御される。このようにCTL
信号とテープ送り速度とを無関係にする、すなわち記録
トラックの位置と磁気テープ速度との位相関係を非同期
化することにより、シリンダの回転と記録トラックの位
置関係が非同期化され、1画面の全ての場所を走査する
ことになり、全画面を再生することが出来る。
が異なる場合には、スイッチ28を接点30側に切り換え
る。それにより、CTLヘッド14からのCTL信号13が入力さ
れなくなるので、CTL信13とは無関係に、基準信号発生
回路20から与えられる基準信号に相当した所定速度とな
るようにテープ送り速度が制御される。このようにCTL
信号とテープ送り速度とを無関係にする、すなわち記録
トラックの位置と磁気テープ速度との位相関係を非同期
化することにより、シリンダの回転と記録トラックの位
置関係が非同期化され、1画面の全ての場所を走査する
ことになり、全画面を再生することが出来る。
また、上記の速度以外の場合でもテープ送りに位相差を
生じさせてもかまわない。
生じさせてもかまわない。
本実施例によれば、各モードおよびテープ送り速度に応
じてスイッチ28を切換えさせることにより、良好な可変
速再生を行なうことができる。
じてスイッチ28を切換えさせることにより、良好な可変
速再生を行なうことができる。
また、回路が簡単なので実現が容易であり、回路規模が
小さく、経済的にも有利である。
小さく、経済的にも有利である。
本発明によれば、テレビジョン画面において再生されな
い部分が発生するような再生速度においても良好な可変
速再生画像を得ることができる。
い部分が発生するような再生速度においても良好な可変
速再生画像を得ることができる。
また、前記のように再生速度を避けることによっても良
好な可変速再生画像を得ることができる。
好な可変速再生画像を得ることができる。
なお、コンポーネント方式やデータをシャフリングする
方式の場合でも本発明を適用できることは勿論である。
方式の場合でも本発明を適用できることは勿論である。
また、本発明によれば、簡単な回路および方法で画質の
よい良好な可変速再生を可能とすることができ、かつ回
路が簡単なので経済的に有利である、等の効果が得られ
る。
よい良好な可変速再生を可能とすることができ、かつ回
路が簡単なので経済的に有利である、等の効果が得られ
る。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図、第2図は本発明の一実施例におけるキャプスタンの
サーボ系を示すブロック図、第3図は磁気テープ上にト
ラックを読み出す場合における正常モードと高速モード
とを示す図、第4図は1フィールド信号が1セグメント
に記録されている場合におけるテレビジョン再生画面を
示す図、第5図は1フィールド画面のセグメントの分割
を示す図、第6図はテレビジョン再生画面を示す図、第
7図はヘッド軌跡とトラックを示す図、第8図は最初の
ブロックに重ね合せたヘッド軌跡とトラックを示す図、
第9図は再生可能な部分を示す図、第10図はテレビジョ
ン再生画面を示す図、第11図(A)、(B)は再生速度
と画面実現率との関係を示す図である。 <符号の説明> 1……システムコントロール回路 2……シリンダ制御回路、3……シリンダモータ 4……キャプスタン制御回路 5……キャプスタンモータ 6……モード信号 7、10……制御信号、 8……シリンダモータ制御電圧 9……DTP信号 11……キャプスタンモータ制御電圧 12……CFG信号、13……CTL信号 14……CTLヘッド、15……磁気テープ 20……基準信号発生回路、21……位相制御回路 22……分周回路、23……周波数発電器 24……基準信号、25……位相誤差電圧 26……速度誤差電圧、27……加算器 28……スイッチ
図、第2図は本発明の一実施例におけるキャプスタンの
サーボ系を示すブロック図、第3図は磁気テープ上にト
ラックを読み出す場合における正常モードと高速モード
とを示す図、第4図は1フィールド信号が1セグメント
に記録されている場合におけるテレビジョン再生画面を
示す図、第5図は1フィールド画面のセグメントの分割
を示す図、第6図はテレビジョン再生画面を示す図、第
7図はヘッド軌跡とトラックを示す図、第8図は最初の
ブロックに重ね合せたヘッド軌跡とトラックを示す図、
第9図は再生可能な部分を示す図、第10図はテレビジョ
ン再生画面を示す図、第11図(A)、(B)は再生速度
と画面実現率との関係を示す図である。 <符号の説明> 1……システムコントロール回路 2……シリンダ制御回路、3……シリンダモータ 4……キャプスタン制御回路 5……キャプスタンモータ 6……モード信号 7、10……制御信号、 8……シリンダモータ制御電圧 9……DTP信号 11……キャプスタンモータ制御電圧 12……CFG信号、13……CTL信号 14……CTLヘッド、15……磁気テープ 20……基準信号発生回路、21……位相制御回路 22……分周回路、23……周波数発電器 24……基準信号、25……位相誤差電圧 26……速度誤差電圧、27……加算器 28……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三田 誠一 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 土居 信数 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 斎藤 章 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (72)発明者 天野 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田292番地 日立 ビデオエンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】テレビジョン信号の1フイールドの信号を
2以上のブロックに分割し、シリンダに装着された回転
ヘッドによってそれぞれのブロックを磁気テープの長手
方向に対して一定角度傾斜したトラックとして記録再生
し、かつ再生時おける上記シリンダの回転位相と上記磁
気テープとの同期をとるために上記磁気テープの長手方
向にコントール信号を記録再生する磁気記録再生装置に
おいて、 再生時に記録時とは異なる所定速度で上記磁気テープを
走行させ、かつそれに対応した所定速度で上記シリンダ
を回転させる場合には、上記磁気テープから再生した上
記コントロール信号とは無関係に、予め定められた上記
所定速度で上記磁器テープを走行させるように制御する
こにより、上記シリンダの回転位相と上記磁器テープか
ら再生したコントロール信号の位相とを非同期化するこ
とを特徴とする可変速再生方法。 - 【請求項2】テレビジョン信号の1フイールドの信号を
2以上のブロックに分割し、シリンダに装着された回転
ヘッドによってそれぞれのブロックを磁気テープの長手
方向に対して一定角度傾斜したトラックとして記録再生
し、かつ再生時における上記シリンダの回転位相と上記
磁気テープとの同期をとるために上記磁気テープの長手
方向にコントール信号を記録再生する磁気記録再生装置
において、 上記磁器テープからコントロール信号を再生する第1の
手段と、 再生時の磁器テープ走行速度が記録時と同じ場合は上記
シリンダの回転位相と上記第1の手段で再生したコント
ロール信号の位相とを同期させるように上記磁気テープ
の走行速度を制御する信号を発生し、再生時の磁気テー
プ走行速度が記録時と異なる所定速度の場合は、上記磁
気テープから再生したコントロール信号とは無関係に、
予め定められた上記所定速度で上記磁気テープを走行さ
せるように上記磁気テープの走行速度を制御する信号を
発生する第2の手段とを備え、上記信号に応じて上記磁
気テープの走行速度を制御する可変再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050595A JPH0752935B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 可変速再生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050595A JPH0752935B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 可変速再生方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62208770A JPS62208770A (ja) | 1987-09-14 |
| JPH0752935B2 true JPH0752935B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12863324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61050595A Expired - Lifetime JPH0752935B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 可変速再生方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752935B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6104862A (en) | 1994-12-19 | 2000-08-15 | Hitachi, Ltd. | Video signal recording and reproducing apparatus compatible with analog and digital video signal recording and reproducing |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2642019C2 (de) * | 1976-09-18 | 1982-06-03 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur Wiedergabe von auf einem Aufzeichnungsträger - vorzugsweise Magnetband - in einzelnen Spuren aufgezeichneten Videosignalen |
| JPS60111580A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-18 | Sony Corp | 映像信号再生装置 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP61050595A patent/JPH0752935B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62208770A (ja) | 1987-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4195317A (en) | Video recording and playback editing system with displayed cue signals | |
| CA1191595A (en) | Method and apparatus for recording and reproducing an information signal comprised of a video signal and audio signal | |
| JP2584006B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US4328518A (en) | Video signal, speed-change reproducing system | |
| US4396954A (en) | Still mode video signal reproducing apparatus | |
| JPS6333356B2 (ja) | ||
| KR960030197A (ko) | 디지탈신호 기록장치 및 재생장치 | |
| US4510533A (en) | System for reproducing a video signal in a slow motion or still picture reproduction | |
| US4549224A (en) | Digital video tape recorder that can be used with different television systems | |
| KR100298241B1 (ko) | 기록재생장치 | |
| US4870510A (en) | Video signal reproducing apparatus using memory | |
| KR0148050B1 (ko) | 자기기록재생장치 | |
| JPS62208770A (ja) | 可変速再生方法及び装置 | |
| KR100233202B1 (ko) | 고속재생모드를 갖는 자기기록 재생장치 | |
| WO1979000213A1 (en) | Video editing system | |
| JP2697108B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS59151583A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
| JPS58224459A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
| JPS63211983A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH0752489B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH025356B2 (ja) | ||
| JPH0778384A (ja) | 磁気再生装置 | |
| JPS58133086A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
| JP2001291297A (ja) | 情報再生装置および情報再生方法 | |
| JPH07296523A (ja) | 映像信号再生方法 |