JPH0752948A - 紙製パレット - Google Patents
紙製パレットInfo
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- JPH0752948A JPH0752948A JP33664092A JP33664092A JPH0752948A JP H0752948 A JPH0752948 A JP H0752948A JP 33664092 A JP33664092 A JP 33664092A JP 33664092 A JP33664092 A JP 33664092A JP H0752948 A JPH0752948 A JP H0752948A
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- sheet
- deck board
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙製パレットにおいて、その一体性および強
度を高めること。特に、そのデッキボードと脚材との一
体性を改善すること。 【構成】 紙性パレット1は、ハニカム構造体21から
なるデッキボード2と、同じくハニカム構造体31から
なる脚材3から構成される。脚材3は、一枚の裏面シー
ト5によって包まれた状態でデッキボード2に接着され
ている。デッキボード2の表面シート22の側面部分2
2b乃至22eの下側部分と、裏面シート5の側面部分
53a乃至56a(斜線部分)は重ね合わされて相互に
接着されている。また、表面シート22の耳部22f、
22gは、裏面シート5の裏面側に折り曲げられて接着
されている。
度を高めること。特に、そのデッキボードと脚材との一
体性を改善すること。 【構成】 紙性パレット1は、ハニカム構造体21から
なるデッキボード2と、同じくハニカム構造体31から
なる脚材3から構成される。脚材3は、一枚の裏面シー
ト5によって包まれた状態でデッキボード2に接着され
ている。デッキボード2の表面シート22の側面部分2
2b乃至22eの下側部分と、裏面シート5の側面部分
53a乃至56a(斜線部分)は重ね合わされて相互に
接着されている。また、表面シート22の耳部22f、
22gは、裏面シート5の裏面側に折り曲げられて接着
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフト等で荷
物を運搬する際に使用するパレットに関するものであ
る。さらに詳しくは、本発明は優れた強度および一体性
を有する紙製パレットに関するものである。
物を運搬する際に使用するパレットに関するものであ
る。さらに詳しくは、本発明は優れた強度および一体性
を有する紙製パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック、船あるいは飛行機等への荷積
み、あるいはそれらからの荷下ろし、またはこれらによ
る荷物の運搬に当たっては、パレットが利用されてい
る。従来においては木製のパレットが一般的に利用され
ている。また、スチール製、プラスチック製、アルミニ
ウム製などのパレットも利用されている。しかし、これ
らの素材からなるパレットは一般的に重量があるので、
例えば大量の荷物を運搬する場合には、パレット自体の
重量のために運搬可能な荷物の量が制限されてしまう場
合がある。また、これらのパレットの一部は高価である
ので、通常は繰り返し使用される。この場合、目的地で
荷物を下ろした後は再びパレットのみを発送地に送り返
す必要があり、そのための輸送代も無視できない。ま
た、繰り返し使用する場合には、使用時に損傷したもの
は補修する必要があり、そのための費用もかかってしま
う。一方、近年においては環境資源保護の点から、特に
木材の使用は敬遠されており、木製パレットの使用はこ
の点からも好ましくない。また、木製パレットの廃棄処
理にも困っているのが現状である。
み、あるいはそれらからの荷下ろし、またはこれらによ
る荷物の運搬に当たっては、パレットが利用されてい
る。従来においては木製のパレットが一般的に利用され
ている。また、スチール製、プラスチック製、アルミニ
ウム製などのパレットも利用されている。しかし、これ
らの素材からなるパレットは一般的に重量があるので、
例えば大量の荷物を運搬する場合には、パレット自体の
重量のために運搬可能な荷物の量が制限されてしまう場
合がある。また、これらのパレットの一部は高価である
ので、通常は繰り返し使用される。この場合、目的地で
荷物を下ろした後は再びパレットのみを発送地に送り返
す必要があり、そのための輸送代も無視できない。ま
た、繰り返し使用する場合には、使用時に損傷したもの
は補修する必要があり、そのための費用もかかってしま
う。一方、近年においては環境資源保護の点から、特に
木材の使用は敬遠されており、木製パレットの使用はこ
の点からも好ましくない。また、木製パレットの廃棄処
理にも困っているのが現状である。
【0003】このような素材からなるパレットの問題点
を解消するために、近年、軽量であり、安価で使い捨て
ができる紙製パレットが利用されるようになってきてい
る。この紙製パレットはリサイクル可能であり、省資源
形製品である。紙製パレットは、木製パレットと同様
に、一般的には、荷物を積載するデッキボードの部分
と、この裏面にフォークリフト等のフォークを差し込む
ための空間を形成する脚の部分から構成されている。
を解消するために、近年、軽量であり、安価で使い捨て
ができる紙製パレットが利用されるようになってきてい
る。この紙製パレットはリサイクル可能であり、省資源
形製品である。紙製パレットは、木製パレットと同様
に、一般的には、荷物を積載するデッキボードの部分
と、この裏面にフォークリフト等のフォークを差し込む
ための空間を形成する脚の部分から構成されている。
【0004】紙製パレットにおける問題点は、一般的に
木製パレットに比べて強度および剛性が低いということ
である。このために、例えば、特開昭61−28754
1号公報においては、ハニカムコアを用いてデッキボー
ドの強度を高めることが提案されている。また、実開昭
61−66126号公報、実公昭58−1478号公報
においては、段ボール製のパレットにおいて、上下の段
ボールの波の方向を直交させることにより、パレットの
強度を高めることが提案されている。
木製パレットに比べて強度および剛性が低いということ
である。このために、例えば、特開昭61−28754
1号公報においては、ハニカムコアを用いてデッキボー
ドの強度を高めることが提案されている。また、実開昭
61−66126号公報、実公昭58−1478号公報
においては、段ボール製のパレットにおいて、上下の段
ボールの波の方向を直交させることにより、パレットの
強度を高めることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、紙製パレ
ットにおいては、その強度を高めるための各種の方法が
提案されている。しかし、現在のところ、木製パレット
に匹敵する、あるいはそれに近い強度を備えた紙製パレ
ットは提案されていない。特に、紙製パレットにおいて
は、それを構成する各部分が接着剤によって接着されて
いるが、この接着部分が剥離して、パレットが損傷して
しまうおそれが高い。特に、デッキボードの裏面に接着
されている脚の部分が、パレットの横方向からの力によ
って、デッキボードから剥離してしまうという危険性が
高い。
ットにおいては、その強度を高めるための各種の方法が
提案されている。しかし、現在のところ、木製パレット
に匹敵する、あるいはそれに近い強度を備えた紙製パレ
ットは提案されていない。特に、紙製パレットにおいて
は、それを構成する各部分が接着剤によって接着されて
いるが、この接着部分が剥離して、パレットが損傷して
しまうおそれが高い。特に、デッキボードの裏面に接着
されている脚の部分が、パレットの横方向からの力によ
って、デッキボードから剥離してしまうという危険性が
高い。
【0006】本発明の課題は、このような問題点に鑑み
て、十分な強度を有し、デッキボードと脚の部分との一
体性を高めることのできる紙製パレットを提案すること
にある。
て、十分な強度を有し、デッキボードと脚の部分との一
体性を高めることのできる紙製パレットを提案すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の紙製パレットにおいては、そのデッキボ
ードおよびその裏面に接着された脚材を、それぞれ紙製
のハニカム構造体を芯材としたものとすると共に、一枚
の裏面シートを、脚材の裏面および側面を包んだ状態
で、デッキボードの裏面側に接着する構成を採用してい
る。
めに、本発明の紙製パレットにおいては、そのデッキボ
ードおよびその裏面に接着された脚材を、それぞれ紙製
のハニカム構造体を芯材としたものとすると共に、一枚
の裏面シートを、脚材の裏面および側面を包んだ状態
で、デッキボードの裏面側に接着する構成を採用してい
る。
【0008】このように紙製パレットを構成すると、デ
ッキボードおよび脚材の強度は、ハニカム構造体によっ
て十分なものにできる。また、一枚の裏面シートに包ま
れた状態で、脚材がデッキボードの裏面側に接着されて
いるので、デッキボードと脚材の接合強度を高め、脚材
がデッキボードから外れることがない。
ッキボードおよび脚材の強度は、ハニカム構造体によっ
て十分なものにできる。また、一枚の裏面シートに包ま
れた状態で、脚材がデッキボードの裏面側に接着されて
いるので、デッキボードと脚材の接合強度を高め、脚材
がデッキボードから外れることがない。
【0009】パレットの強度を更に高めるためには、デ
ッキボードの表面に表面シートを被せることが望まし
い。さらに、この表面シートと裏面シートとを、デッキ
ボードの側面において、相互に重ね合わせて接着するよ
うにすれば、パレットの強度を一層高めることができ
る。また、表面シートの一部をデッキボードの裏面側ま
で延長して、そこに接着することが好ましい。
ッキボードの表面に表面シートを被せることが望まし
い。さらに、この表面シートと裏面シートとを、デッキ
ボードの側面において、相互に重ね合わせて接着するよ
うにすれば、パレットの強度を一層高めることができ
る。また、表面シートの一部をデッキボードの裏面側ま
で延長して、そこに接着することが好ましい。
【0010】表面シートおよび裏面シートとしては、コ
ルゲート板を用いることができる。この場合には、双方
の波(フルート)の方向を異なる方向、通常は直交する
方向となるように配置すれば、パレットの強度を高める
ことができる。
ルゲート板を用いることができる。この場合には、双方
の波(フルート)の方向を異なる方向、通常は直交する
方向となるように配置すれば、パレットの強度を高める
ことができる。
【0011】また、表面シートあるいは裏面シート、ま
たはこれらのシートの双方に対しては、その表面に耐候
性、摩擦性等を高めるための表面処理を施こすことが望
ましい。この代わりに、これらのシートとして、撥水原
紙、耐水原紙などを用いてもよい。
たはこれらのシートの双方に対しては、その表面に耐候
性、摩擦性等を高めるための表面処理を施こすことが望
ましい。この代わりに、これらのシートとして、撥水原
紙、耐水原紙などを用いてもよい。
【0012】ここで、本発明を適用した二方差し用のパ
レットを構成する場合には、少なくとも3本の脚材を、
デッキボードの裏面においてその両側および中央に平行
に配置すればよい。
レットを構成する場合には、少なくとも3本の脚材を、
デッキボードの裏面においてその両側および中央に平行
に配置すればよい。
【0013】これに対して、四方差し用のパレットを構
成するには、このように構成したパレットの脚材の裏面
に対して、それぞれ、少なくとも3個の独立した脚材を
その長手方向の両側および中央に接着することによっ
て、これらの独立した脚材によって、直交する方向から
のフォーク差し込み用空間を形成すればよい。このよう
にする代わりに、各脚材を、これと直交する方向に向け
て、その高さの約半分の高さで少なくとも2個所で切り
欠き、これらの切り欠きによって、フォークの差し込み
用空間を形成しても良い。
成するには、このように構成したパレットの脚材の裏面
に対して、それぞれ、少なくとも3個の独立した脚材を
その長手方向の両側および中央に接着することによっ
て、これらの独立した脚材によって、直交する方向から
のフォーク差し込み用空間を形成すればよい。このよう
にする代わりに、各脚材を、これと直交する方向に向け
て、その高さの約半分の高さで少なくとも2個所で切り
欠き、これらの切り欠きによって、フォークの差し込み
用空間を形成しても良い。
【0014】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0015】第1の実施例 図1から図6に本発明の一実施例の二方差し用紙製パレ
ットを示してある。
ットを示してある。
【0016】(全体構造)図1は、本例の紙製パレット
1の全体を示す外観斜視図である。この図に示すよう
に、本例の紙製パレット1は、略正方形をした一定の厚
みのデッキボード2と、この裏面に取り付けた3本の矩
形断面をした脚材3(3−1、3−2、3−3)から基
本的に構成されている。
1の全体を示す外観斜視図である。この図に示すよう
に、本例の紙製パレット1は、略正方形をした一定の厚
みのデッキボード2と、この裏面に取り付けた3本の矩
形断面をした脚材3(3−1、3−2、3−3)から基
本的に構成されている。
【0017】図2には、紙製パレット1の構成部分を分
解した状態で示してある。この図を参照して説明する
と、本例の紙製パレット1のデッキボード2は、一定の
厚みの例えば正方形の紙製ハニカム構造体21と、この
上面に接着したコルゲート板からなる表面シート22か
ら構成されている。紙製ハニカム構造体21は、ハニカ
ム芯材21aと、この上下に接着したクラフト紙等から
なる上シート21b、下シート21cから構成されてい
る。
解した状態で示してある。この図を参照して説明する
と、本例の紙製パレット1のデッキボード2は、一定の
厚みの例えば正方形の紙製ハニカム構造体21と、この
上面に接着したコルゲート板からなる表面シート22か
ら構成されている。紙製ハニカム構造体21は、ハニカ
ム芯材21aと、この上下に接着したクラフト紙等から
なる上シート21b、下シート21cから構成されてい
る。
【0018】3本の脚材3は同一構造であり、一定の厚
みの長方形の紙製ハニカム構造体31から形成されてお
り、この構造体31は、ハニカム芯材31aと、この上
下に接着したクラフト紙等からなる上シート31b、下
シート31cから構成されている。これらの脚材3は、
その上シート31bが接着剤によりデッキボード2の側
の下シート21cに接合されている。本例では、3本の
脚材3が、デッキボード2の裏面の両側および中央にお
いて平行に配置され、これによって、これらの間に、矢
印Aで示す方向からフォークリフト等のフォークを差し
込み可能な空間4が形成されている。
みの長方形の紙製ハニカム構造体31から形成されてお
り、この構造体31は、ハニカム芯材31aと、この上
下に接着したクラフト紙等からなる上シート31b、下
シート31cから構成されている。これらの脚材3は、
その上シート31bが接着剤によりデッキボード2の側
の下シート21cに接合されている。本例では、3本の
脚材3が、デッキボード2の裏面の両側および中央にお
いて平行に配置され、これによって、これらの間に、矢
印Aで示す方向からフォークリフト等のフォークを差し
込み可能な空間4が形成されている。
【0019】ここに、本例においては、これらの脚材3
は、一枚の裏面シート5によって包まれている。この裏
面シート5は一枚のコルゲート板を図2に示す状態に折
り曲げたものである。
は、一枚の裏面シート5によって包まれている。この裏
面シート5は一枚のコルゲート板を図2に示す状態に折
り曲げたものである。
【0020】(表面シートの形状)図3も参照して表面
シート22の形状を詳細に説明する。表面シート22
は、デッキボード2の表面を形成する正方形の本体部分
22aと、この四周に形成した側面部分22b、22
c、22d、22eを有している。側面部分は、ハニカ
ム構造体21の側面を完全に覆うことができる幅に設定
されている。また、脚材3の端が位置する側の側面部分
22c、22eの縁には、裏面シート5の裏面側に折り
曲げ可能な一対の耳部22f、22gがそれぞれ形成さ
れている。
シート22の形状を詳細に説明する。表面シート22
は、デッキボード2の表面を形成する正方形の本体部分
22aと、この四周に形成した側面部分22b、22
c、22d、22eを有している。側面部分は、ハニカ
ム構造体21の側面を完全に覆うことができる幅に設定
されている。また、脚材3の端が位置する側の側面部分
22c、22eの縁には、裏面シート5の裏面側に折り
曲げ可能な一対の耳部22f、22gがそれぞれ形成さ
れている。
【0021】一枚のコルゲート板からこのような形状に
切り出したシート素材を、図3において、点線で示す山
折り位置22hで直角に山折りすることによって、図2
に示す形状を形成することができる。この状態で、内側
にハニカム構造体21を収容でき、その本体部分22a
の裏面および側面部分22b乃至22eの内側面にそれ
ぞれ、ハニカム構造体21の上面および側面を接着可能
である。
切り出したシート素材を、図3において、点線で示す山
折り位置22hで直角に山折りすることによって、図2
に示す形状を形成することができる。この状態で、内側
にハニカム構造体21を収容でき、その本体部分22a
の裏面および側面部分22b乃至22eの内側面にそれ
ぞれ、ハニカム構造体21の上面および側面を接着可能
である。
【0022】さらに、後述するように、脚材3および裏
面シート5をデッキボード2の裏面に接着した後は、各
耳部22f、22gを、点線で示す山折り位置22iで
直角に折り曲げることにより、裏面シート5の裏面側に
接着可能となっている。
面シート5をデッキボード2の裏面に接着した後は、各
耳部22f、22gを、点線で示す山折り位置22iで
直角に折り曲げることにより、裏面シート5の裏面側に
接着可能となっている。
【0023】なお、本例においては、この表面シート2
2の波の方向は、図3において矢印Bで示す方向となっ
ている。また、表面シート22の表面には、撥水ラミネ
ート加工を施してあり、耐水性を高めてある。
2の波の方向は、図3において矢印Bで示す方向となっ
ている。また、表面シート22の表面には、撥水ラミネ
ート加工を施してあり、耐水性を高めてある。
【0024】(裏面シートの形状)図2、図4および図
5を参照して裏面シート5の形状を説明する。裏面シー
ト5は、図4に示す形状に切り出したコルゲート板から
なるシート素材51を折り曲げることにより形成でき
る。すなわち、図4に示すように、シート素材51は、
長方形の本体部分52と、この長手方向の両側に連続形
成されている側面部分53、54と、その短手方向の両
側に連続形成されている3枚の側面部分55(55−
1、55−2、55−3)、56(56−1、56−
2、56−3)を有している。
5を参照して裏面シート5の形状を説明する。裏面シー
ト5は、図4に示す形状に切り出したコルゲート板から
なるシート素材51を折り曲げることにより形成でき
る。すなわち、図4に示すように、シート素材51は、
長方形の本体部分52と、この長手方向の両側に連続形
成されている側面部分53、54と、その短手方向の両
側に連続形成されている3枚の側面部分55(55−
1、55−2、55−3)、56(56−1、56−
2、56−3)を有している。
【0025】このシート素材51を、図4において点線
で示す山折り位置および一点鎖線で示す谷折り位置に沿
って折り曲げることにより、図5に示すように、脚材3
を収容できる3個所の矩形断面の凹所3a、3b、3c
を形成できる。ここに、各側面部分53、54、55、
56の幅は、脚材3の高さよりも斜線で示す分だけ長い
寸法に設定されている。これらの斜線部分53a、54
a、55aおよび56aは、例えば、デッキボード2の
側のハニカム構造体21の厚み分の幅を有しており、デ
ッキボード2の側のハニカム構造体21の側面を覆うこ
とができる。したがって、これらの斜線部分は、デッキ
ボード側のハニカム構造体21の側面に接着可能である
と共に、その外側面には、前述した表面シート2の側の
側面部分22a乃至22dを重ね合わせた状態で接着可
能である。
で示す山折り位置および一点鎖線で示す谷折り位置に沿
って折り曲げることにより、図5に示すように、脚材3
を収容できる3個所の矩形断面の凹所3a、3b、3c
を形成できる。ここに、各側面部分53、54、55、
56の幅は、脚材3の高さよりも斜線で示す分だけ長い
寸法に設定されている。これらの斜線部分53a、54
a、55aおよび56aは、例えば、デッキボード2の
側のハニカム構造体21の厚み分の幅を有しており、デ
ッキボード2の側のハニカム構造体21の側面を覆うこ
とができる。したがって、これらの斜線部分は、デッキ
ボード側のハニカム構造体21の側面に接着可能である
と共に、その外側面には、前述した表面シート2の側の
側面部分22a乃至22dを重ね合わせた状態で接着可
能である。
【0026】なお、本例においては、この裏面シート5
の波の方向は、図4において矢印Cで示す方向とされて
いる。
の波の方向は、図4において矢印Cで示す方向とされて
いる。
【0027】(組立状態)このように各部分が構成され
ている本例の紙製パレット1を接着剤により組み合わせ
た状態を説明する。図2に示すように、表面シート22
および裏面シート5を折り曲げた後に、これらを重ね合
わせて接着すると、図6のような状態になる。すなわ
ち、各脚材3は、その裏面および長手方向の両側面が、
裏面シート5によって包まれた状態で、この裏面シート
5の内面に接着される。また、裏面シート5の側面部分
53、54、55、56は、脚材3を越えて上方に延び
た斜線部分53a乃至56a(図2参照)を有してお
り、これらの斜線部分は、デッキボード2の側のハニカ
ム構造体21の側面を覆い、その状態で、側面に接着さ
れる。さらに、このようにハニカム構造体21の側面に
接着された斜線部分53a乃至56aの外面側には、表
面シート2の側面部分22b乃至22eが延びており、
これらが相互に重なり合った状態で接着される。これに
加えて、表面シート22の耳部22fおよび22gが、
裏面シート5の裏面側に接着される。
ている本例の紙製パレット1を接着剤により組み合わせ
た状態を説明する。図2に示すように、表面シート22
および裏面シート5を折り曲げた後に、これらを重ね合
わせて接着すると、図6のような状態になる。すなわ
ち、各脚材3は、その裏面および長手方向の両側面が、
裏面シート5によって包まれた状態で、この裏面シート
5の内面に接着される。また、裏面シート5の側面部分
53、54、55、56は、脚材3を越えて上方に延び
た斜線部分53a乃至56a(図2参照)を有してお
り、これらの斜線部分は、デッキボード2の側のハニカ
ム構造体21の側面を覆い、その状態で、側面に接着さ
れる。さらに、このようにハニカム構造体21の側面に
接着された斜線部分53a乃至56aの外面側には、表
面シート2の側面部分22b乃至22eが延びており、
これらが相互に重なり合った状態で接着される。これに
加えて、表面シート22の耳部22fおよび22gが、
裏面シート5の裏面側に接着される。
【0028】以上説明したように、本例の紙製パレット
1においては、一枚の裏面シート5によって各脚材3が
包まれ、この状態で、デッキボード2の側に接着されて
いる。したがって、デッキボード2と脚材3との一体性
が優れているという利点がある。また、表面シート22
の側面と裏面シート5の側面とを重ね合わせた状態で接
着してあり、また、表面シート22の側面に耳部22
f、22gを形成し、これらを裏面シートの裏面側に接
着してあるので、紙性パレット全体としての一体性を更
に高めることができる。さらには、表面シート22の波
の方向と裏面シート5の波の方向とを直交させてあるの
で、これによっても紙性パレットの強度が高くなってい
る。
1においては、一枚の裏面シート5によって各脚材3が
包まれ、この状態で、デッキボード2の側に接着されて
いる。したがって、デッキボード2と脚材3との一体性
が優れているという利点がある。また、表面シート22
の側面と裏面シート5の側面とを重ね合わせた状態で接
着してあり、また、表面シート22の側面に耳部22
f、22gを形成し、これらを裏面シートの裏面側に接
着してあるので、紙性パレット全体としての一体性を更
に高めることができる。さらには、表面シート22の波
の方向と裏面シート5の波の方向とを直交させてあるの
で、これによっても紙性パレットの強度が高くなってい
る。
【0029】なお、本例においては、表面シート22の
表面に撥水ラミネート加工を施してあるが、これとは別
に、例えば、この上に乗せた荷物が滑り落ち難くなるよ
うに、摩耗性を高めるような表面処理を施しても良いこ
とは勿論である。
表面に撥水ラミネート加工を施してあるが、これとは別
に、例えば、この上に乗せた荷物が滑り落ち難くなるよ
うに、摩耗性を高めるような表面処理を施しても良いこ
とは勿論である。
【0030】第2の実施例 図7および図8には、第1の実施例の変形例を示してあ
る。これらの図に示す例は、第1の実施例の紙製パレッ
ト1を四方差し用のパレットにしたものである。そのた
めに、本例においては、図1の紙製パレット1の脚材3
の裏面側に、9個の独立した脚材7を接着してある。図
8は、このように独立した脚材7を取り付けた紙製パレ
ット10の裏面図である。本例の紙製パレット10にお
いては、矢印Aの方向と共に、これに直交する矢印Dで
示す方向からもフォークを差し込むことができる。
る。これらの図に示す例は、第1の実施例の紙製パレッ
ト1を四方差し用のパレットにしたものである。そのた
めに、本例においては、図1の紙製パレット1の脚材3
の裏面側に、9個の独立した脚材7を接着してある。図
8は、このように独立した脚材7を取り付けた紙製パレ
ット10の裏面図である。本例の紙製パレット10にお
いては、矢印Aの方向と共に、これに直交する矢印Dで
示す方向からもフォークを差し込むことができる。
【0031】第3の実施例 図9および図10には、四方差し用の紙製パレットの別
の実施例を示してある。これらの図に示す紙製パレット
20の基本的な構造は第1の実施例のパレット1と同一
である。しかし、本例においては、その脚材30の丈を
高く、例えば90mm程度に形成しておき、これらの側
面に、例えば、高さ50mm程度の矩形の切欠き31を
形成するようにしている。すなわち、図9に示すように
パレットを製作した後、斜線で示す部分を、側方から切
り欠くことにより、図10に示すような四方差し用のパ
レットを得るようにしている。
の実施例を示してある。これらの図に示す紙製パレット
20の基本的な構造は第1の実施例のパレット1と同一
である。しかし、本例においては、その脚材30の丈を
高く、例えば90mm程度に形成しておき、これらの側
面に、例えば、高さ50mm程度の矩形の切欠き31を
形成するようにしている。すなわち、図9に示すように
パレットを製作した後、斜線で示す部分を、側方から切
り欠くことにより、図10に示すような四方差し用のパ
レットを得るようにしている。
【0032】第4の実施例 次に、図11、図12には、第1の実施例の別の変形例
を示してある。この変形例の紙製パレット100は、第
1の実施例の紙製パレット1からその表面シート22を
省略したものである。表面シート22を省略したため
に、裏面シート5の側面部分を、デッキボード2の表面
側の四周縁を覆う長さまで延長し、この四周縁に接着し
てある。このように表面シートを省略した場合において
も、第1の実施例のパレットには劣るものの、十分な強
度を有し、軽量な荷物の運搬などに利用できる廉価なパ
レットを実現できる。なお、図11、12においては、
第1の実施例のパレットと対応する部分には同一の符号
を付してある。
を示してある。この変形例の紙製パレット100は、第
1の実施例の紙製パレット1からその表面シート22を
省略したものである。表面シート22を省略したため
に、裏面シート5の側面部分を、デッキボード2の表面
側の四周縁を覆う長さまで延長し、この四周縁に接着し
てある。このように表面シートを省略した場合において
も、第1の実施例のパレットには劣るものの、十分な強
度を有し、軽量な荷物の運搬などに利用できる廉価なパ
レットを実現できる。なお、図11、12においては、
第1の実施例のパレットと対応する部分には同一の符号
を付してある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の紙製パレ
ットは、そのデッキボードおよび脚材を紙製のハニカム
構造体を芯材とする構成とすると共に、脚材を一枚の裏
面シートで包んだ状態でデッキボードの裏面側に接着し
た構成を採用している。したがって、デッキボードと脚
材との一体性を高めることができる。
ットは、そのデッキボードおよび脚材を紙製のハニカム
構造体を芯材とする構成とすると共に、脚材を一枚の裏
面シートで包んだ状態でデッキボードの裏面側に接着し
た構成を採用している。したがって、デッキボードと脚
材との一体性を高めることができる。
【0034】また、デッキボードの表面シートの側面
と、裏面シートの側面とを重ね合わせて接着した構成を
採用しているので、パレット全体の一体性および強度を
一層高めることができる。
と、裏面シートの側面とを重ね合わせて接着した構成を
採用しているので、パレット全体の一体性および強度を
一層高めることができる。
【0035】さらには、表面シートの一部を裏面シート
の裏面側まで延長して、そこに接着する構成を採用して
いるので、これによってもパレットの一体性および強度
をさらに高めることができる。
の裏面側まで延長して、そこに接着する構成を採用して
いるので、これによってもパレットの一体性および強度
をさらに高めることができる。
【0036】また、本発明の紙製パレットは、その脚材
の裏面側に、独立した脚材を接着し、あるいは、丈の高
い脚材を切り欠くことにより、簡単に四方差し用のパレ
ットを製作できるという利点もある。
の裏面側に、独立した脚材を接着し、あるいは、丈の高
い脚材を切り欠くことにより、簡単に四方差し用のパレ
ットを製作できるという利点もある。
【図1】本発明の第1の実施例の紙製パレットを示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】図1の紙製パレットの分解斜視図である。
【図3】図1のパレットの表面シートを展開して示す正
面図である。
面図である。
【図4】図1のパレットの裏面シートを展開して示す正
面図である。
面図である。
【図5】図4の裏面シートを折り曲げた状態を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図6】図1のパレットの断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の紙製パレットを示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図8】図7のパレットの裏面図である。
【図9】本発明の第3の実施例の紙製パレットの製作過
程を示す外観斜視図である。
程を示す外観斜視図である。
【図10】図9のパレットの外観斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施例の紙製パレットの外観
斜視図である。
斜視図である。
【図12】図11のパレットの分解斜視図である。
1・・・紙製パレット 2・・・デッキボード 21・・・紙製のハニカム構造体 21a・・ハニカム芯材 21b、21c・・・シート 22・・・表面シート 22b、22c、22d、22e・・・側面部分 22f、22g・・・耳部 3・・・脚材 31・・・ハニカム構造体 31a・・・ハニカム芯材 31b、31c・・・シート 5・・・裏面シート 53、54、55、56・・・側面部分 53a、54a、55a、56a・・・斜線部分(重ね
合わせ部分)
合わせ部分)
Claims (9)
- 【請求項1】 紙製のハニカム構造体を芯材とするデッ
キボードと、このデッキボードの裏面に接着された紙製
のハニカム構造体を芯材とする矩形断面の脚材と、この
脚材に対してその裏面および両側面を包む状態に接着さ
れていると共に、前記デッキボードの少なくとも裏面に
対して接着されている一枚の裏面シートとを有すること
を特徴とする紙製パレット。 - 【請求項2】 請求項1において、前記デッキボードの
表面は、ここに接着した表面シートによって覆われてい
ることを特徴とする紙製パレット。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記裏面シートは、前記脚材の側面および前記デッキボ
ードの側面の少なくとも一部分を覆う側面部分を有し、
この側面部分はデッキボードの側面に接着されており、 前記表面シートは、前記裏面シートの側面部分の少なく
とも一部分に重なり合う側面部分を有しており、この側
面部分が前記裏面シートの側面部分に接着されているこ
とを特徴とする紙製パレット - 【請求項4】 請求項2または3において、前記表面シ
ートは、前記デッキボードの裏面側まで延びる延長部分
を有しており、この延長部分がデッキボードの裏面に接
着されていることを特徴とする紙製パレット。 - 【請求項5】 請求項2、3または4において、前記表
面シートおよび裏面シートはコルゲート板であり、これ
ら双方のコルゲート板の波の方向が異なっていることを
特徴とする紙製パレット。 - 【請求項6】 請求項2、3、4または5において、前
記表面シートおよび裏面シートの少なくとも一方は、そ
の表面に、耐候性、摩擦性等を高めるための表面処理が
施されてたもの、あるいは撥水原紙、耐水原紙等からな
るシートであることを特徴とする紙製パレット。 - 【請求項7】 請求項1から6までのうちいずれかの項
において、少なくとも3本の前記脚材が、前記デッキボ
ードの裏面においてその両側および中央に平行に配置さ
れ、これらの脚材の裏面および両側面が一枚の前記裏面
シートによって覆われており、これらの脚材の間にフォ
ークを差し込み可能となっていることを特徴とする二方
差し用の紙製パレット。 - 【請求項8】 請求項7において、前記裏面シートによ
って覆われている各脚材の裏面側には、少なくとも3個
の独立した脚材が、裏面シートによって覆われた脚材の
長手方向の両側および中央に接着され、これらの脚材は
紙製のハニカム構造体を芯材として構成されており、こ
れらの独立した脚材によって、フォークの差し込み用空
間が形成されていることを特徴とする四方差し用の紙製
パレット。 - 【請求項9】 請求項7において、前記裏面シートによ
って覆われている各脚材は、これと直交する方向に向け
て、その高さよりも低い高さの切り欠きが少なくとも2
個所に形成され、これらの切り欠きによって、フォーク
の差し込み用空間が形成されていることを特徴とする四
方差し用の紙製パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33664092A JPH0752948A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 紙製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33664092A JPH0752948A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 紙製パレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0752948A true JPH0752948A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=18301259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33664092A Pending JPH0752948A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 紙製パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752948A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2410735A (en) * | 2004-02-05 | 2005-08-10 | Sca Packaging Ltd | Cardboard pallets |
| US9738414B2 (en) | 2015-06-15 | 2017-08-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Paper pallet having a plurality of leg beams, and packaging case including paper pallet |
| CN108137224A (zh) * | 2015-12-23 | 2018-06-08 | 株式会社Vanplus | 通过对集装箱的侧壁进行加压而被固定的重物支承台 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182251A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-20 | Saneigumi:Kk | 段ボールパレットおよびその製作方法 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP33664092A patent/JPH0752948A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182251A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-20 | Saneigumi:Kk | 段ボールパレットおよびその製作方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2410735A (en) * | 2004-02-05 | 2005-08-10 | Sca Packaging Ltd | Cardboard pallets |
| US9738414B2 (en) | 2015-06-15 | 2017-08-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Paper pallet having a plurality of leg beams, and packaging case including paper pallet |
| CN108137224A (zh) * | 2015-12-23 | 2018-06-08 | 株式会社Vanplus | 通过对集装箱的侧壁进行加压而被固定的重物支承台 |
| CN108137224B (zh) * | 2015-12-23 | 2019-08-23 | 株式会社Vanplus | 通过对集装箱的侧壁进行加压而被固定的重物支承台 |
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