JPH0753068A - 媒体分離給送機構並びに該機構を用いた媒体分離給送カセット及び媒体分離給送方法 - Google Patents
媒体分離給送機構並びに該機構を用いた媒体分離給送カセット及び媒体分離給送方法Info
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- JPH0753068A JPH0753068A JP19736293A JP19736293A JPH0753068A JP H0753068 A JPH0753068 A JP H0753068A JP 19736293 A JP19736293 A JP 19736293A JP 19736293 A JP19736293 A JP 19736293A JP H0753068 A JPH0753068 A JP H0753068A
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通帳やカード等の媒体を分離給送する分離給
送機構並びに該機構を内部に構成した、小型なカード給
送カセット装置を提供することを目的とする。 【構成】 媒体給送カセット11の繰り出しローラ22
を、モータ20により媒体1を床面15に繰り出す方向
に回転させると、プレッシャ部材30で押圧されてい
る、集積された媒体1の繰り出しローラ22に接してい
る最前列の媒体1は、繰り出しローラ22の摩擦力によ
って角度θで対抗床面方向に押し出される。媒体1が曲
がる時の媒体の剛性により、媒体1はJ字に曲がりなが
ら繰り出しローラ22の下をくぐるようにして、床面1
5に沿って前方へ進行し媒体繰り出し口17より繰り出
される。
送機構並びに該機構を内部に構成した、小型なカード給
送カセット装置を提供することを目的とする。 【構成】 媒体給送カセット11の繰り出しローラ22
を、モータ20により媒体1を床面15に繰り出す方向
に回転させると、プレッシャ部材30で押圧されてい
る、集積された媒体1の繰り出しローラ22に接してい
る最前列の媒体1は、繰り出しローラ22の摩擦力によ
って角度θで対抗床面方向に押し出される。媒体1が曲
がる時の媒体の剛性により、媒体1はJ字に曲がりなが
ら繰り出しローラ22の下をくぐるようにして、床面1
5に沿って前方へ進行し媒体繰り出し口17より繰り出
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積された媒体、例えば
金融機関で使用する貯金通帳あるいは可撓性を有するカ
ードを分離給送する媒体分離給送機構に関するものであ
る。
金融機関で使用する貯金通帳あるいは可撓性を有するカ
ードを分離給送する媒体分離給送機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の媒体供給装置を示す概略側
断面図で、媒体1、例えば通帳やプリペイドカードを多
数積層して収容した媒体カセット2と、媒体1を矢印方
向へ送り出すために媒体カセット2の底部に配置された
供給ローラ3と、媒体1の重量を供給ローラ3と分担す
るために媒体カセット2の底部に配置された回転自在な
補助ローラ4と、この両ローラ3,4側に媒体1を押圧
するウェイト5と、媒体1を1枚ずつ取り出すために、
該媒体1の厚さ1枚分以上で2枚分未満の間隙6aが形
成されたゲート部6によって構成されている。
断面図で、媒体1、例えば通帳やプリペイドカードを多
数積層して収容した媒体カセット2と、媒体1を矢印方
向へ送り出すために媒体カセット2の底部に配置された
供給ローラ3と、媒体1の重量を供給ローラ3と分担す
るために媒体カセット2の底部に配置された回転自在な
補助ローラ4と、この両ローラ3,4側に媒体1を押圧
するウェイト5と、媒体1を1枚ずつ取り出すために、
該媒体1の厚さ1枚分以上で2枚分未満の間隙6aが形
成されたゲート部6によって構成されている。
【0003】また、7は前記ゲート部6に対向して配置
され、送り出された媒体1に必要データの書き込みと読
み取りを行うリーダライタである。
され、送り出された媒体1に必要データの書き込みと読
み取りを行うリーダライタである。
【0004】以上の構成において、図示しない制御部等
からの指令により図示しないモータが駆動され、その回
転力がギア(図示せず)を介して供給ローラ3に伝達さ
れる。
からの指令により図示しないモータが駆動され、その回
転力がギア(図示せず)を介して供給ローラ3に伝達さ
れる。
【0005】これにより供給ローラ3が回転し、この供
給ローラ3に押し付けられている最下部の媒体1が矢印
方向に送られ、ゲート部6の間隙6aを通って媒体カセ
ット2から送り出される。
給ローラ3に押し付けられている最下部の媒体1が矢印
方向に送られ、ゲート部6の間隙6aを通って媒体カセ
ット2から送り出される。
【0006】このときゲート部6を通過した媒体1は光
学センサ等(図示せず)により検知され、これに基づい
て媒体1の通過が前記制御部により確認される。この確
認によって前記モータの駆動が停止し、供給ローラ3の
回転も停止する。
学センサ等(図示せず)により検知され、これに基づい
て媒体1の通過が前記制御部により確認される。この確
認によって前記モータの駆動が停止し、供給ローラ3の
回転も停止する。
【0007】リーダライタ7は、供給されてきた媒体1
に所定の磁気データを書き込み、更に必要によりその書
き込んだデータを読み取る。これに基づいて前記制御部
は書き込んだ磁気データをチェックし、正しければ発行
する。
に所定の磁気データを書き込み、更に必要によりその書
き込んだデータを読み取る。これに基づいて前記制御部
は書き込んだ磁気データをチェックし、正しければ発行
する。
【0008】以上のようにして媒体1の供給、発行が行
われる。そして、この供給、発行が繰り返されることに
より、媒体カセット2内の媒体1が不足した場合は、媒
体カセット2を装置から取り外して、予め媒体1を収容
した別の媒体カセット2を装着するか、または前記の取
り外した媒体カセット2の蓋を開けて媒体1を補充した
後再装着し、媒体1の供給、発行を再開する。
われる。そして、この供給、発行が繰り返されることに
より、媒体カセット2内の媒体1が不足した場合は、媒
体カセット2を装置から取り外して、予め媒体1を収容
した別の媒体カセット2を装着するか、または前記の取
り外した媒体カセット2の蓋を開けて媒体1を補充した
後再装着し、媒体1の供給、発行を再開する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の技術では以下の問題がある。即ち、ゲート部6の間
隙6aは媒体1枚分以上2枚分未満に設定された固定ゲ
ートであるため、媒体の厚さが一定な場合は安定して分
離給送できるが、媒体厚にばらつきがある場合に厚い物
は間隙6aを通過できずに媒体詰まりが起きたり、薄い
物は2枚送りが発生する。
来の技術では以下の問題がある。即ち、ゲート部6の間
隙6aは媒体1枚分以上2枚分未満に設定された固定ゲ
ートであるため、媒体の厚さが一定な場合は安定して分
離給送できるが、媒体厚にばらつきがある場合に厚い物
は間隙6aを通過できずに媒体詰まりが起きたり、薄い
物は2枚送りが発生する。
【0010】また、媒体が通帳の場合、同じ銀行内でも
種類により厚さが違う場合があり、しかも各頁間に空気
が入って全体が膨らむ等によって各々の通帳厚に合せて
間隙6aを調整機構(図示せず)により調整する作業が
必要であり、しかも調整に手間が掛っていた。
種類により厚さが違う場合があり、しかも各頁間に空気
が入って全体が膨らむ等によって各々の通帳厚に合せて
間隙6aを調整機構(図示せず)により調整する作業が
必要であり、しかも調整に手間が掛っていた。
【0011】また媒体が反りのある場合、うまく間隙6
aを通過できないという機構上の問題があった。ゲート
部6が摩耗し長期間の使用で間隙6aが変化してしまう
問題もあった。これを防止するためゲート部6に高価な
耐摩耗性を有する部材で構成する等コスト面でも問題と
なっていた。
aを通過できないという機構上の問題があった。ゲート
部6が摩耗し長期間の使用で間隙6aが変化してしまう
問題もあった。これを防止するためゲート部6に高価な
耐摩耗性を有する部材で構成する等コスト面でも問題と
なっていた。
【0012】更に、媒体を収納するカセット2には、装
置への装着後に外部から供給ローラ3や補助ローラ4が
媒体に接触するための開口部が開けられており、カセッ
ト2を装置に装着するまでの状態で、この開口部から操
作することによってカセット2内の媒体を容易に取り出
せることができる。即ち、有価媒体であるペリペイドカ
ードのセキュリティ上の問題から、開口部のないカセッ
ト構造にすることの要望があった。
置への装着後に外部から供給ローラ3や補助ローラ4が
媒体に接触するための開口部が開けられており、カセッ
ト2を装置に装着するまでの状態で、この開口部から操
作することによってカセット2内の媒体を容易に取り出
せることができる。即ち、有価媒体であるペリペイドカ
ードのセキュリティ上の問題から、開口部のないカセッ
ト構造にすることの要望があった。
【0013】本発明はこのような従来の品質上の問題、
セキュリティ上の問題、さらには小型化の要望を解決す
るために成されたものであり、媒体分離給送機構及び媒
体分離給送機構を内蔵した小型の媒体分離給送カセット
を提供することを目的とする。
セキュリティ上の問題、さらには小型化の要望を解決す
るために成されたものであり、媒体分離給送機構及び媒
体分離給送機構を内蔵した小型の媒体分離給送カセット
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の媒体分離給送機構においては、滑らかで低
摩擦力を有する平面からなる床面に媒体を集積し、この
集積した媒体を床面に対して45度から85度の間の角
度を持たせて倒立状態にするとともに、表面が高摩擦部
材からなる繰り出しローラに、一定の押圧力を加えて配
し、繰り出しローラを媒体の繰り出し方向が床側に押し
出すように回転させ、集積した媒体を他の媒体から分離
搬送する構成にしたものである。
に、本発明の媒体分離給送機構においては、滑らかで低
摩擦力を有する平面からなる床面に媒体を集積し、この
集積した媒体を床面に対して45度から85度の間の角
度を持たせて倒立状態にするとともに、表面が高摩擦部
材からなる繰り出しローラに、一定の押圧力を加えて配
し、繰り出しローラを媒体の繰り出し方向が床側に押し
出すように回転させ、集積した媒体を他の媒体から分離
搬送する構成にしたものである。
【0015】又、媒体が通帳の場合には、その背側を床
に接する倒立状態に配し、分離給送時には通帳の背側を
先頭に繰り出すように構成したものである。
に接する倒立状態に配し、分離給送時には通帳の背側を
先頭に繰り出すように構成したものである。
【0016】
【作用】上記のように構成された媒体分離給送機構にお
いては、繰り出しローラを回転させると、該繰り出しロ
ーラに接している集積媒体の最前列の媒体は前記繰り出
しローラの摩擦力によって対抗床面方向に押し出され
る。この時、媒体が曲がるときの剛性によりJ字に曲が
りながら、繰り出しローラの下をくぐるようにしてすべ
り易い床面を前方へ進む。2番目以降の媒体は最前列の
媒体を介して繰り出しローラの摩擦力を受けるため、そ
の進行は対抗している床面に阻止され、同時に複数枚の
媒体繰り出しを防止出来る。
いては、繰り出しローラを回転させると、該繰り出しロ
ーラに接している集積媒体の最前列の媒体は前記繰り出
しローラの摩擦力によって対抗床面方向に押し出され
る。この時、媒体が曲がるときの剛性によりJ字に曲が
りながら、繰り出しローラの下をくぐるようにしてすべ
り易い床面を前方へ進む。2番目以降の媒体は最前列の
媒体を介して繰り出しローラの摩擦力を受けるため、そ
の進行は対抗している床面に阻止され、同時に複数枚の
媒体繰り出しを防止出来る。
【0017】以下、図を用いて本発明を説明する。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係る媒体分離給送カセットの
一実施例を示す概略側断面図である。図において、11
は媒体分離給送カセット(以下カセットと称す)で、内
部は仕切板12を設けて媒体収納部13と媒体分離給送
部14とに区切っている。
一実施例を示す概略側断面図である。図において、11
は媒体分離給送カセット(以下カセットと称す)で、内
部は仕切板12を設けて媒体収納部13と媒体分離給送
部14とに区切っている。
【0019】媒体分離給送部14は、一例として図2に
示すように、モータ20の回転軸がウォームギア21を
介し、並行に取付けられた高摩擦部材からなる2個の繰
り出しローラ22を連動して回転する構造となってい
る。この繰り出しローラ22は床面15から繰り出す媒
体1が通過するに十分な距離を離間して設置されてい
る。
示すように、モータ20の回転軸がウォームギア21を
介し、並行に取付けられた高摩擦部材からなる2個の繰
り出しローラ22を連動して回転する構造となってい
る。この繰り出しローラ22は床面15から繰り出す媒
体1が通過するに十分な距離を離間して設置されてい
る。
【0020】媒体収納部13は、低摩擦部材からなる滑
り易い床面15に対して所定角度θだけ傾き、矢印A,
B方向に滑動可能なプレッシャ部材30が配されてい
る。このプレッシャ部材30は、スプリング40によっ
て押圧力Pで矢印A方向に常時押圧されている。そし
て、集積した媒体1は前記プレッシャ部材30と繰り出
しローラ23の間に押圧力Pで挟まれ、媒体収納部13
に装填される。
り易い床面15に対して所定角度θだけ傾き、矢印A,
B方向に滑動可能なプレッシャ部材30が配されてい
る。このプレッシャ部材30は、スプリング40によっ
て押圧力Pで矢印A方向に常時押圧されている。そし
て、集積した媒体1は前記プレッシャ部材30と繰り出
しローラ23の間に押圧力Pで挟まれ、媒体収納部13
に装填される。
【0021】又、媒体繰り出し口17は、カセット11
に唯一設けられた開口部で、繰り出される媒体の幅と厚
さに対応するスリット状に形成されている。
に唯一設けられた開口部で、繰り出される媒体の幅と厚
さに対応するスリット状に形成されている。
【0022】図3は、カセット11とリードライタ7の
構成を示す概略斜視図で、カセット11はリードライタ
7の後方に設けられたカセットガイド50にセットす
る。モータ20(図1参照)への電力及び動作信号は、
カセットガイド50に設けられた接点51を介し、カセ
ット11の底面に埋設した図示せぬ接点を経由し供給さ
れる。カセット11は、例えば図示するように上方に上
蓋52が設けられ、錠53を操作することにより開閉で
きる。媒体の装填は、錠53を操作して上蓋16を開
け、カセット11内のプレッシャ部材を押圧力Pに抗し
て矢印B方向(図1参照)に引き開けることにより、媒
体収納部13に媒体を装填することができる構造となっ
ている。また媒体繰り出し口17は、媒体が1枚出るの
に必要かつ十分な幅のスリット状の形状で、カセット1
1の唯一の開口部として構成されている。即ち媒体1を
カセット11から外に取り出すことが出来るのは、錠5
3を操作して上蓋52を開けるか、あるいは接点51を
介してモータ20を回転させる場合だけであって、カセ
ット11の外側から手や器具を用いても中の媒体を取り
出すことは不可能な構造となっている。
構成を示す概略斜視図で、カセット11はリードライタ
7の後方に設けられたカセットガイド50にセットす
る。モータ20(図1参照)への電力及び動作信号は、
カセットガイド50に設けられた接点51を介し、カセ
ット11の底面に埋設した図示せぬ接点を経由し供給さ
れる。カセット11は、例えば図示するように上方に上
蓋52が設けられ、錠53を操作することにより開閉で
きる。媒体の装填は、錠53を操作して上蓋16を開
け、カセット11内のプレッシャ部材を押圧力Pに抗し
て矢印B方向(図1参照)に引き開けることにより、媒
体収納部13に媒体を装填することができる構造となっ
ている。また媒体繰り出し口17は、媒体が1枚出るの
に必要かつ十分な幅のスリット状の形状で、カセット1
1の唯一の開口部として構成されている。即ち媒体1を
カセット11から外に取り出すことが出来るのは、錠5
3を操作して上蓋52を開けるか、あるいは接点51を
介してモータ20を回転させる場合だけであって、カセ
ット11の外側から手や器具を用いても中の媒体を取り
出すことは不可能な構造となっている。
【0023】図4は本発明の主要部を詳しく示す概略側
断面図で、以下に図4を用いて本発明に係る動作につい
て説明する。図4において、媒体1は集積された状態で
プレッシャ部材30と繰り出しローラ22の間に押圧力
Pで挟まれるように装填されている。
断面図で、以下に図4を用いて本発明に係る動作につい
て説明する。図4において、媒体1は集積された状態で
プレッシャ部材30と繰り出しローラ22の間に押圧力
Pで挟まれるように装填されている。
【0024】繰り出しローラ22は、床面15から中心
までの距離を、繰り出す媒体1が通過するのに十分な距
離Lを離間して設置されており、モータ20(図1参
照)の駆動力により矢印E方向に回転する。この繰り出
しローラ22を矢印E方向に回転させると、該繰り出し
ローラ22に接している最前列の媒体1aは繰り出しロ
ーラ22の摩擦力によって床面15方向に押し出され、
すべり易い床面15で曲げられながら繰り出しローラ2
2の下をくぐるようにして床面15に沿って繰り出され
る。
までの距離を、繰り出す媒体1が通過するのに十分な距
離Lを離間して設置されており、モータ20(図1参
照)の駆動力により矢印E方向に回転する。この繰り出
しローラ22を矢印E方向に回転させると、該繰り出し
ローラ22に接している最前列の媒体1aは繰り出しロ
ーラ22の摩擦力によって床面15方向に押し出され、
すべり易い床面15で曲げられながら繰り出しローラ2
2の下をくぐるようにして床面15に沿って繰り出され
る。
【0025】上記繰り出された媒体1aは、その後、図
5で説明したリードライタ7に送られ、リードライタ7
により媒体1aの発行に必要な磁気データの書き込み、
チェック等の処理を行うことになる。
5で説明したリードライタ7に送られ、リードライタ7
により媒体1aの発行に必要な磁気データの書き込み、
チェック等の処理を行うことになる。
【0026】2番目以降の媒体は最前列の媒体1aを介
して矢印E方向の摩擦力を受けるが、その進行は角度θ
で対抗している床面15に阻止される。即ち繰り出され
る媒体1aがこわさに抗して屈曲させられることによ
り、2番目以降の媒体の連れ出しを防止し、最前列の媒
体のみが1枚ずつ確実に繰り出される。
して矢印E方向の摩擦力を受けるが、その進行は角度θ
で対抗している床面15に阻止される。即ち繰り出され
る媒体1aがこわさに抗して屈曲させられることによ
り、2番目以降の媒体の連れ出しを防止し、最前列の媒
体のみが1枚ずつ確実に繰り出される。
【0027】ここで、上記媒体1が通帳であると、表紙
及び中紙複数枚より成る冊子であり、ある程度のこわさ
を有する。そして、集積時にその背側が床に接する倒立
状態にして配することにより、繰り出し時には背側を先
頭にするので、スムーズな繰り出し動作となり、狭い隙
間である媒体繰り出し口17(図1参照)においても、
通帳詰まりや繰り出し不良の発生が抑えられ、確実な媒
体発行ができるのである。
及び中紙複数枚より成る冊子であり、ある程度のこわさ
を有する。そして、集積時にその背側が床に接する倒立
状態にして配することにより、繰り出し時には背側を先
頭にするので、スムーズな繰り出し動作となり、狭い隙
間である媒体繰り出し口17(図1参照)においても、
通帳詰まりや繰り出し不良の発生が抑えられ、確実な媒
体発行ができるのである。
【0028】又、上記媒体1が、例えばJIS−X63
11に規定されているプリペイドカードであると、ポリ
エステル樹脂フィルムを基材とするプラスチックカード
で、1.76mN・m以上のこわさを持ち、厚さは最大
0.29mm、最小0.18mmの範囲に規定される。
11に規定されているプリペイドカードであると、ポリ
エステル樹脂フィルムを基材とするプラスチックカード
で、1.76mN・m以上のこわさを持ち、厚さは最大
0.29mm、最小0.18mmの範囲に規定される。
【0029】したがって、媒体が通帳やカードに係らず
プレッシャ部材30による押圧力Pにより、繰り出しロ
ーラ22と床面15の間隙から抜け出ることなく、角度
θを保ちほぼ立位状態で保持され、上述のように床面1
5で曲げられながら繰り出すことができるのである。
プレッシャ部材30による押圧力Pにより、繰り出しロ
ーラ22と床面15の間隙から抜け出ることなく、角度
θを保ちほぼ立位状態で保持され、上述のように床面1
5で曲げられながら繰り出すことができるのである。
【0030】この時、プレッシャ部材30に加えられて
いる押圧力Pと媒体1と床面15の成す角度θ、また繰
り出しローラ22の中心と床面15の間の距離Lには重
要な関連性を持つ。即ち、角度θは45度以下では複数
媒体の連れ出しが発生し易くなり、また85度以上だと
反りのある媒体や端面が直角に形成されていない媒体が
有ると、繰り出し不良の発生が起こり易い。また繰り出
しローラ22の中心と床面15の間の距離Lの設定を、
繰り出す媒体の進行方向の長さの1/2以下に設定する
と媒体の繰り出しは安定するが、1/2以上の距離に設
定すると媒体の腰が弱くなり、2番目以降の媒体を連れ
出す分離不良の発生率が高くなる。したがって、本発明
ではプレッシャ部材30の傾斜の角度θは45〜85度
に設定し、また繰り出しローラ22の中心と床面との間
の距離Lは繰り出し媒体長の1/2以下の設定が望まし
い。
いる押圧力Pと媒体1と床面15の成す角度θ、また繰
り出しローラ22の中心と床面15の間の距離Lには重
要な関連性を持つ。即ち、角度θは45度以下では複数
媒体の連れ出しが発生し易くなり、また85度以上だと
反りのある媒体や端面が直角に形成されていない媒体が
有ると、繰り出し不良の発生が起こり易い。また繰り出
しローラ22の中心と床面15の間の距離Lの設定を、
繰り出す媒体の進行方向の長さの1/2以下に設定する
と媒体の繰り出しは安定するが、1/2以上の距離に設
定すると媒体の腰が弱くなり、2番目以降の媒体を連れ
出す分離不良の発生率が高くなる。したがって、本発明
ではプレッシャ部材30の傾斜の角度θは45〜85度
に設定し、また繰り出しローラ22の中心と床面との間
の距離Lは繰り出し媒体長の1/2以下の設定が望まし
い。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、ある一定以上のこわさを有する媒体であれ
ば、媒体のこわさに抗して屈曲させることにより媒体を
繰り出すことで、媒体の厚さの差異や媒体の張り付きが
原因で、2番目以降の媒体が連れ出されることが防止さ
れて、安定した媒体の分離給送が実現出来る。
いるので、ある一定以上のこわさを有する媒体であれ
ば、媒体のこわさに抗して屈曲させることにより媒体を
繰り出すことで、媒体の厚さの差異や媒体の張り付きが
原因で、2番目以降の媒体が連れ出されることが防止さ
れて、安定した媒体の分離給送が実現出来る。
【0032】なお、媒体が通帳である場合、集積時にそ
の背側を床に接する倒立状態に配して背側を先頭にして
繰り出すので、繰り出しはスムーズに行なわれ、しかも
通帳膨みがあっても媒体給送分離カセットの媒体繰り出
し口での通帳詰まりや繰り出し不良の発生を抑えること
ができる。
の背側を床に接する倒立状態に配して背側を先頭にして
繰り出すので、繰り出しはスムーズに行なわれ、しかも
通帳膨みがあっても媒体給送分離カセットの媒体繰り出
し口での通帳詰まりや繰り出し不良の発生を抑えること
ができる。
【0033】また、媒体としてカードを適用すれば、カ
ードにある程度のこわさ、いわゆる腰の強さが管理さ
れ、湿気等環境の変化により剛性の変動しないプラスチ
ック製のカードを適用することにより、より一層安定し
た媒体分離給送機構が実現出来る。
ードにある程度のこわさ、いわゆる腰の強さが管理さ
れ、湿気等環境の変化により剛性の変動しないプラスチ
ック製のカードを適用することにより、より一層安定し
た媒体分離給送機構が実現出来る。
【0034】また従来技術では固定ゲートであるゲート
部の間隙の変化を防止するため、高価な耐摩耗性を有す
る部材でゲート部を構成する必要があったが、本発明で
はゲート部等を構成する耐摩耗部品が不要となり、部品
コストの上昇を抑えることが出来る。
部の間隙の変化を防止するため、高価な耐摩耗性を有す
る部材でゲート部を構成する必要があったが、本発明で
はゲート部等を構成する耐摩耗部品が不要となり、部品
コストの上昇を抑えることが出来る。
【0035】更に分離給送カセットについては、外部開
口部が細いスリット状の媒体繰り出し口のみで構成出
来、また内部には1個のモータと、2個の繰り出しロー
ラのみの駆動体で構成した簡易な媒体分離給送部を内蔵
したので構造は単純で、小型化が図れ、また、カセット
の蓋に錠を掛けた状態では有価媒体であるカードを抜き
出すことは出来ず、セキュリティに優れ、かつ小型で高
い動作信頼性、高耐久性が実現した装置を提供できる。
口部が細いスリット状の媒体繰り出し口のみで構成出
来、また内部には1個のモータと、2個の繰り出しロー
ラのみの駆動体で構成した簡易な媒体分離給送部を内蔵
したので構造は単純で、小型化が図れ、また、カセット
の蓋に錠を掛けた状態では有価媒体であるカードを抜き
出すことは出来ず、セキュリティに優れ、かつ小型で高
い動作信頼性、高耐久性が実現した装置を提供できる。
【0036】また本発明は媒体を通帳、プリペイドカー
ドに限らず、それ以外の例えばテレホンカード、定期
券、各種切符、入場券等カード厚さ媒体厚のばらつきを
許容する媒体の分離給送においても上述の如き優れた効
果を損ねることなく有効に利用出来る。
ドに限らず、それ以外の例えばテレホンカード、定期
券、各種切符、入場券等カード厚さ媒体厚のばらつきを
許容する媒体の分離給送においても上述の如き優れた効
果を損ねることなく有効に利用出来る。
【図1】本発明の媒体分離給送カセットの側断面図であ
る。
る。
【図2】図1の主要部を構成する媒体分離給送部の斜視
図である。
図である。
【図3】媒体分離給送カセットの使用例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る媒体分離給送の動作説明に用いる
概略側断面図である。
概略側断面図である。
【図5】従来の媒体分離給送装置の側断面図である。
11 媒体分離給送カセット 13 媒体収納部 14 媒体分離給送部 15 床面 17 媒体繰り出し口 22 繰り出しローラ 30 プレッシャ部材
Claims (4)
- 【請求項1】 集積した複数の媒体を、低摩擦力の床と
所定角度を与えて高摩擦部材からなる繰り出しローラに
押しつけて配し、 前記繰り出しローラを、発行媒体を床方向に押し出すよ
うに回転させて該繰り出しローラに接した媒体を床に沿
って繰り出し、 該繰り出しローラに接した媒体を、他の媒体から分離搬
送することを特徴とする媒体分離給送機構。 - 【請求項2】 床と媒体の成す所定角度は、45度から
85度の間とし、 床と繰り出しローラ中心までの距離は、繰り出す媒体の
進行方向の長さの1/2以下としたことを特徴とする請
求項1記載の媒体分離給送機構。 - 【請求項3】 箱型を成す媒体分離給送カセットであっ
て、 請求項1又は請求項2記載の媒体分離給送機構を内蔵
し、 下部の壁を床とし、 開口部を、前記下部の壁と繰り出しローラとで形成され
媒体の搬送路となる間隙に対応するスリット状の媒体繰
り出し口のみとしたことを特徴とする媒体分離給送カセ
ット。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の媒体分離給
送機構又は請求項3記載の媒体分離給送カセットにおい
て、 媒体を通帳とし、 集積時、通帳は背側を床に接する倒立状態に配し、 分離搬送時、通帳の背側を先頭にして繰り出すことを特
徴とする媒体分離給送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19736293A JPH0753068A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 媒体分離給送機構並びに該機構を用いた媒体分離給送カセット及び媒体分離給送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19736293A JPH0753068A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 媒体分離給送機構並びに該機構を用いた媒体分離給送カセット及び媒体分離給送方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753068A true JPH0753068A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16373235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19736293A Pending JPH0753068A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 媒体分離給送機構並びに該機構を用いた媒体分離給送カセット及び媒体分離給送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753068A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055417A1 (de) * | 2001-01-15 | 2002-07-18 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Ausgabeeinheit zur ausgabe von einzelblättern |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP19736293A patent/JPH0753068A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055417A1 (de) * | 2001-01-15 | 2002-07-18 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Ausgabeeinheit zur ausgabe von einzelblättern |
| US6926168B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-08-09 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Dispensing unit for dispensing single sheets |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020205 |