JPH075331Y2 - シングルレバー式湯水混合栓 - Google Patents
シングルレバー式湯水混合栓Info
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- JPH075331Y2 JPH075331Y2 JP1991026124U JP2612491U JPH075331Y2 JP H075331 Y2 JPH075331 Y2 JP H075331Y2 JP 1991026124 U JP1991026124 U JP 1991026124U JP 2612491 U JP2612491 U JP 2612491U JP H075331 Y2 JPH075331 Y2 JP H075331Y2
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- Japan
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- water
- lever
- valve seat
- hot
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レバーの上下角度に応
じて混合水流量を調節し、左右角度に応じて混合水温度
を調節するようにしたシングルレバー式湯水混合栓に関
する。
じて混合水流量を調節し、左右角度に応じて混合水温度
を調節するようにしたシングルレバー式湯水混合栓に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシングルレバー式湯水混
合栓として、例えば、図6に示すように、ハウジング
(イ)の水供給部(ロ)と湯供給部(ハ)との間の上側
に制御室(ニ)を設け、この制御室(ニ)に、水流入
孔、湯流入孔および混合水流出孔が貫設された固定弁座
(ホ)と、上記水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔
に連通する混合室(ヘ)を有して固定弁座上に摺動自在
に配置され、各孔の開度を調節する制御弁体(ト)と、
制御弁体(ト)に連係し上下方向および左右方向に傾動
するレバー(チ)とを備え、レバー(チ)の上下角度に
応じて混合水流量を調節し、左右角度に応じて混合水温
度を調節するように構成したものが知られている。尚、
(ル)はハウジング(イ)の上部に設けられたキャップ
である。このキャップ(ル)には、レバー上下角度に応
じた混合水流量の変化傾向が表示されている。具体的に
は、例えば上向き矢印と、OPENの文字である。
合栓として、例えば、図6に示すように、ハウジング
(イ)の水供給部(ロ)と湯供給部(ハ)との間の上側
に制御室(ニ)を設け、この制御室(ニ)に、水流入
孔、湯流入孔および混合水流出孔が貫設された固定弁座
(ホ)と、上記水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔
に連通する混合室(ヘ)を有して固定弁座上に摺動自在
に配置され、各孔の開度を調節する制御弁体(ト)と、
制御弁体(ト)に連係し上下方向および左右方向に傾動
するレバー(チ)とを備え、レバー(チ)の上下角度に
応じて混合水流量を調節し、左右角度に応じて混合水温
度を調節するように構成したものが知られている。尚、
(ル)はハウジング(イ)の上部に設けられたキャップ
である。このキャップ(ル)には、レバー上下角度に応
じた混合水流量の変化傾向が表示されている。具体的に
は、例えば上向き矢印と、OPENの文字である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
シングルレバー式湯水混合栓では、レバー(チ)を上げ
れば混合水流量が増すタイプと、逆にレバー(チ)を下
げれば混合水流量が増すタイプとを設定し、ユーザーの
好みに応じて自由に選択できるようにしている。しか
し、この場合、両タイプで、固定弁座(ホ)および制御
弁体(ト)の形状や、レバー(チ)を制御弁体(ト)に
連係させるための動力伝達機構の構造が異なるので、両
タイプを合わせると部品点数が多くなり、多種少量生産
の傾向を招いて製造コストが高くつくと共に、部品管理
が煩雑になる。
シングルレバー式湯水混合栓では、レバー(チ)を上げ
れば混合水流量が増すタイプと、逆にレバー(チ)を下
げれば混合水流量が増すタイプとを設定し、ユーザーの
好みに応じて自由に選択できるようにしている。しか
し、この場合、両タイプで、固定弁座(ホ)および制御
弁体(ト)の形状や、レバー(チ)を制御弁体(ト)に
連係させるための動力伝達機構の構造が異なるので、両
タイプを合わせると部品点数が多くなり、多種少量生産
の傾向を招いて製造コストが高くつくと共に、部品管理
が煩雑になる。
【0004】そこで、固定弁座(ホ)および制御弁体
(ト)を、前後反転してハウジング(イ)に組み込める
構造とし、この反転組み込みにより、どちらのタイプの
湯水混合栓にも仕立て得るようにして、部品の共通化を
図ることが考えられる。
(ト)を、前後反転してハウジング(イ)に組み込める
構造とし、この反転組み込みにより、どちらのタイプの
湯水混合栓にも仕立て得るようにして、部品の共通化を
図ることが考えられる。
【0005】ところが、このように前後反転すると、固
定弁座(ホ)の水流入孔および湯流入孔と、ハウジング
(イ)の水供給部(ロ)および湯供給部(ハ)との接続
関係が逆転するので、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向(例えば温度を上げるにはレバー(チ)を
左に回すといった調節勝手)が逆になってしまう。
定弁座(ホ)の水流入孔および湯流入孔と、ハウジング
(イ)の水供給部(ロ)および湯供給部(ハ)との接続
関係が逆転するので、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向(例えば温度を上げるにはレバー(チ)を
左に回すといった調節勝手)が逆になってしまう。
【0006】また、制御室(ニ)の底壁に、水供給部
(ロ)および湯供給部(ハ)からの水および湯を、固定
弁座(ホ)の水流入孔および湯流入孔に導くための連通
孔(リ),(ヌ)を貫設する必要があるが、これら連通
孔(リ),(ヌ)は、通常、小径であるので、ハウジン
グ(イ)の鋳造時に同時に成形すると、鋳造面に欠陥が
生じ易くなったり、鋳造コストの高騰を招く。
(ロ)および湯供給部(ハ)からの水および湯を、固定
弁座(ホ)の水流入孔および湯流入孔に導くための連通
孔(リ),(ヌ)を貫設する必要があるが、これら連通
孔(リ),(ヌ)は、通常、小径であるので、ハウジン
グ(イ)の鋳造時に同時に成形すると、鋳造面に欠陥が
生じ易くなったり、鋳造コストの高騰を招く。
【0007】本考案は、このような諸点に着目してなさ
れたものであり、その目的とするところは、ハウジング
内における湯水の供給構造を工夫することにより、部品
の前後反転によって、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向を変えることなく、上記の各タイプに仕立
てられるようにして、両タイプで多くの部品を共通化す
ると共に、上述したような連通孔を不要にして、ハウジ
ング鋳造の容易性と、鋳造面の品質とを向上させること
にある。
れたものであり、その目的とするところは、ハウジング
内における湯水の供給構造を工夫することにより、部品
の前後反転によって、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向を変えることなく、上記の各タイプに仕立
てられるようにして、両タイプで多くの部品を共通化す
ると共に、上述したような連通孔を不要にして、ハウジ
ング鋳造の容易性と、鋳造面の品質とを向上させること
にある。
【0008】ところで、上記従来のものでは、レバー上
下角度に応じた混合水流量の変化傾向の表示が、両タイ
プで相違していた。すなわち、レバー(チ)を上げれば
混合水流量が増すタイプでは、上向き矢印およびOPE
Nの文字を表示する一方、レバー(チ)を下げれば混合
水流量が増すタイプでは、下向き矢印およびOPENの
文字を表示するといった具合である。そのために、これ
を表示するキャップ(ル)を2種類設定しなければなら
ず、部品点数が増大する上、キャップ(ル)の別タイプ
への組立間違いが起きるおそれがあった。
下角度に応じた混合水流量の変化傾向の表示が、両タイ
プで相違していた。すなわち、レバー(チ)を上げれば
混合水流量が増すタイプでは、上向き矢印およびOPE
Nの文字を表示する一方、レバー(チ)を下げれば混合
水流量が増すタイプでは、下向き矢印およびOPENの
文字を表示するといった具合である。そのために、これ
を表示するキャップ(ル)を2種類設定しなければなら
ず、部品点数が増大する上、キャップ(ル)の別タイプ
への組立間違いが起きるおそれがあった。
【0009】そこで、ここでは更に、上述した部品の前
後反転に応じて、キャップの表示が自ずと切り換わるよ
うに工夫して、両タイプでキャップを共通化すると共
に、キャップの組立間違いを防止することをも目的とし
ている。
後反転に応じて、キャップの表示が自ずと切り換わるよ
うに工夫して、両タイプでキャップを共通化すると共
に、キャップの組立間違いを防止することをも目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1による解決手段は、水流入孔、湯流入孔お
よび混合水流出孔が貫設され、ハウジング内に設けられ
た固定弁座と、上記水流入孔、湯流入孔および混合水流
出孔に連通する混合室を有して固定弁座上に摺動自在に
配置され、各孔の開度を調節する制御弁体と、制御弁体
に連係し上下方向および左右方向に傾動するレバーとを
備え、レバーの上下角度に応じて混合水流量を調節し、
左右角度に応じて混合水温度を調節するようにしたシン
グルレバー式湯水混合栓を前提とする。そして、これに
対し、固定弁座の下側にコア部材を連設し、固定弁座と
制御弁体とコア部材とを、前後反転してハウジングに組
み込める形状にし、コア部材側壁に面したハウジング壁
およびコア部材側壁のうち少なくとも一方に、水供給部
および湯供給部へそれぞれ連通する環状水通路および環
状湯通路を設け、コア部材に、環状水通路を水流入孔に
接続する水通路と、環状湯通路を湯流入孔に接続する湯
通路と、混合水流出孔を蛇口に接続する混合水通路とを
設け、固定弁座、制御弁体およびコア部材の反転組み込
みにより、レバー左右角度に応じた混合水温度の変化傾
向を変えることなく、レバー上下角度に応じた混合水流
量の変化傾向が反転するように構成したものである。ま
た、請求項2では、更に、ハウジング上部にキャップを
配置し、このキャップを、固定弁座および制御弁体に対
して、これらと共に反転するように連係させると共に、
レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾向の表示を
キャップの前面に設け、反転組み込み時における混合水
流量の変化傾向の表示をキャップの後面に設ける構成と
している。
め、請求項1による解決手段は、水流入孔、湯流入孔お
よび混合水流出孔が貫設され、ハウジング内に設けられ
た固定弁座と、上記水流入孔、湯流入孔および混合水流
出孔に連通する混合室を有して固定弁座上に摺動自在に
配置され、各孔の開度を調節する制御弁体と、制御弁体
に連係し上下方向および左右方向に傾動するレバーとを
備え、レバーの上下角度に応じて混合水流量を調節し、
左右角度に応じて混合水温度を調節するようにしたシン
グルレバー式湯水混合栓を前提とする。そして、これに
対し、固定弁座の下側にコア部材を連設し、固定弁座と
制御弁体とコア部材とを、前後反転してハウジングに組
み込める形状にし、コア部材側壁に面したハウジング壁
およびコア部材側壁のうち少なくとも一方に、水供給部
および湯供給部へそれぞれ連通する環状水通路および環
状湯通路を設け、コア部材に、環状水通路を水流入孔に
接続する水通路と、環状湯通路を湯流入孔に接続する湯
通路と、混合水流出孔を蛇口に接続する混合水通路とを
設け、固定弁座、制御弁体およびコア部材の反転組み込
みにより、レバー左右角度に応じた混合水温度の変化傾
向を変えることなく、レバー上下角度に応じた混合水流
量の変化傾向が反転するように構成したものである。ま
た、請求項2では、更に、ハウジング上部にキャップを
配置し、このキャップを、固定弁座および制御弁体に対
して、これらと共に反転するように連係させると共に、
レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾向の表示を
キャップの前面に設け、反転組み込み時における混合水
流量の変化傾向の表示をキャップの後面に設ける構成と
している。
【0011】
【作用】請求項1記載の考案では、水供給部および湯供
給部の水および湯は、それぞれ環状水通路および環状湯
通路からコア部材の水通路および湯通路に入り、固定弁
座の水流入孔および湯流入孔を通って制御弁体の混合室
に入る。さらに、混合水は、固定弁座の混合水流出孔お
よびコア部材の混合水通路を通って蛇口へ導かれる。
給部の水および湯は、それぞれ環状水通路および環状湯
通路からコア部材の水通路および湯通路に入り、固定弁
座の水流入孔および湯流入孔を通って制御弁体の混合室
に入る。さらに、混合水は、固定弁座の混合水流出孔お
よびコア部材の混合水通路を通って蛇口へ導かれる。
【0012】そして、固定弁座、制御弁体およびコア部
材とを、前後反転してハウジングに組み込めば、レバー
上下角度に応じた混合水流量の変化傾向が反転し、別の
タイプに仕立てることができる。
材とを、前後反転してハウジングに組み込めば、レバー
上下角度に応じた混合水流量の変化傾向が反転し、別の
タイプに仕立てることができる。
【0013】そのため、両タイプで多くの部品を共通化
でき、両タイプを合わせた部品点数が少なくなって製造
コストが安くなると共に、部品管理工数が低減される。
でき、両タイプを合わせた部品点数が少なくなって製造
コストが安くなると共に、部品管理工数が低減される。
【0014】その場合、反転後においても、コア部材の
水通路および湯通路は、それぞれ環状水通路および環状
湯通路に接続するので、固定弁座の水流入孔および湯流
入孔には、コア部材の水通路および湯通路からそれぞれ
水および湯が導かれ、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向は変わらない。
水通路および湯通路は、それぞれ環状水通路および環状
湯通路に接続するので、固定弁座の水流入孔および湯流
入孔には、コア部材の水通路および湯通路からそれぞれ
水および湯が導かれ、レバー左右角度に応じた混合水温
度の変化傾向は変わらない。
【0015】また、固定弁座の下側にコア部材を連設し
たので、従来は制御室底壁に貫設していた小径の連通孔
を設ける必要がなくなり、ハウジング鋳造の容易性と、
鋳造面の品質とが向上する。
たので、従来は制御室底壁に貫設していた小径の連通孔
を設ける必要がなくなり、ハウジング鋳造の容易性と、
鋳造面の品質とが向上する。
【0016】さらに、請求項2記載の考案では、反転し
ないときには前面の表示が機能するが、反転組み込みに
より、これに代わって後面の表示が機能する。これによ
って、両タイプでキャップを共通化できる。また、固定
弁座および制御弁体の前後反転と共にキャップを反転せ
ざるをえないので、キャップの組立間違いが防止され
る。
ないときには前面の表示が機能するが、反転組み込みに
より、これに代わって後面の表示が機能する。これによ
って、両タイプでキャップを共通化できる。また、固定
弁座および制御弁体の前後反転と共にキャップを反転せ
ざるをえないので、キャップの組立間違いが防止され
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1において、10はシングルレバー式湯水混合栓
のハウジングであって、円筒形に形成された制御室11
と、制御室11の左右に設けられ、水および湯がそれぞ
れ供給された水供給部12および湯供給部13とからな
る。制御室11の下部には蛇口80が接続されている。
る。図1において、10はシングルレバー式湯水混合栓
のハウジングであって、円筒形に形成された制御室11
と、制御室11の左右に設けられ、水および湯がそれぞ
れ供給された水供給部12および湯供給部13とからな
る。制御室11の下部には蛇口80が接続されている。
【0018】上記制御室11の上部には円盤形の固定弁
座20が設けられ、固定弁座20には水流入孔、湯流入
孔および混合水流出孔(各孔共に図示省略)が貫設され
ている。固定弁座20の上側には、円盤形の制御弁体3
0が摺動自在に配置されている。制御弁体30の下面中
央には混合室31が形成され、この混合室31によって
上記水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔を連通して
いる。そして、制御弁体30を固定弁座20の上で摺動
させることにより、水流入孔、湯流入孔および混合水流
出孔の開度を調節するようにしている。40はレバーで
あって、ハウジング10に対して上下方向および左右方
向に傾動するようになっている。レバー40は、連結部
材(図示省略)を介して制御弁体30に連係されてお
り、レバー40の上下角度に応じて混合水流出孔の開度
を調節し、左右角度に応じて水流入孔および湯流入孔の
開度比率を調節するように構成されている。これら固定
弁座20、制御弁体30および連結部材は、円筒形のカ
ートリッジCの中に組み込まれていて、一体的に取り扱
えるようになっている。
座20が設けられ、固定弁座20には水流入孔、湯流入
孔および混合水流出孔(各孔共に図示省略)が貫設され
ている。固定弁座20の上側には、円盤形の制御弁体3
0が摺動自在に配置されている。制御弁体30の下面中
央には混合室31が形成され、この混合室31によって
上記水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔を連通して
いる。そして、制御弁体30を固定弁座20の上で摺動
させることにより、水流入孔、湯流入孔および混合水流
出孔の開度を調節するようにしている。40はレバーで
あって、ハウジング10に対して上下方向および左右方
向に傾動するようになっている。レバー40は、連結部
材(図示省略)を介して制御弁体30に連係されてお
り、レバー40の上下角度に応じて混合水流出孔の開度
を調節し、左右角度に応じて水流入孔および湯流入孔の
開度比率を調節するように構成されている。これら固定
弁座20、制御弁体30および連結部材は、円筒形のカ
ートリッジCの中に組み込まれていて、一体的に取り扱
えるようになっている。
【0019】制御室11において、固定弁座20の下側
には、図2に示すような円柱形のコア部材50が嵌合さ
れている。このように、制御室11を円筒形に形成し、
固定弁座20および制御弁体30を円筒形のカートリッ
ジCの中に組み込み、コア部材50を円柱形に形成した
ので、カートリッジC(固定弁座20および制御弁体3
0)およびコア部材50を前後反転してハウジング10
に組み込むことができる。
には、図2に示すような円柱形のコア部材50が嵌合さ
れている。このように、制御室11を円筒形に形成し、
固定弁座20および制御弁体30を円筒形のカートリッ
ジCの中に組み込み、コア部材50を円柱形に形成した
ので、カートリッジC(固定弁座20および制御弁体3
0)およびコア部材50を前後反転してハウジング10
に組み込むことができる。
【0020】上記ハウジング上部には中空半球形のキャ
ップ15が配置されている。このキャップ15はカート
リッジCの上部に嵌合している。カートリッジCの上端
縁およびキャップ15の下端縁の周上には、位置決め用
の一対の凸部および凹部がそれぞれ設けられ、これらが
一致したときにのみ嵌合ができるようになっていて、こ
れにより、キャップ15が固定弁座20および制御弁体
30に対して、これらと共に反転するように連係してい
る。そして、図3に示すように、キャップ15の前面に
は、レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾向を示
すべく、上向き矢印と、OPENの文字が表示されてい
る。また、キャップ15の後面には、反転組み込み時の
変化傾向を示すべく、下向き矢印と、OPENの文字が
表示されている(後出の図5参照)。図1および図3の
使用状態では、キャップ前面の矢印および文字が表示と
して機能している。
ップ15が配置されている。このキャップ15はカート
リッジCの上部に嵌合している。カートリッジCの上端
縁およびキャップ15の下端縁の周上には、位置決め用
の一対の凸部および凹部がそれぞれ設けられ、これらが
一致したときにのみ嵌合ができるようになっていて、こ
れにより、キャップ15が固定弁座20および制御弁体
30に対して、これらと共に反転するように連係してい
る。そして、図3に示すように、キャップ15の前面に
は、レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾向を示
すべく、上向き矢印と、OPENの文字が表示されてい
る。また、キャップ15の後面には、反転組み込み時の
変化傾向を示すべく、下向き矢印と、OPENの文字が
表示されている(後出の図5参照)。図1および図3の
使用状態では、キャップ前面の矢印および文字が表示と
して機能している。
【0021】また、コア部材側壁に面した制御室11の
ハウジング壁と、コア部材側壁とには、水供給部12お
よび湯供給部13へそれぞれ連通する環状水通路71お
よび環状湯通路72が設けられている。一方、コア部材
50には、環状水通路71を水流入孔に接続する水通路
51と、環状湯通路72を湯流入孔に接続する湯通路5
2と、混合水流出孔をコア部材下方の制御室11に接続
する混合水通路53とが設けられている。
ハウジング壁と、コア部材側壁とには、水供給部12お
よび湯供給部13へそれぞれ連通する環状水通路71お
よび環状湯通路72が設けられている。一方、コア部材
50には、環状水通路71を水流入孔に接続する水通路
51と、環状湯通路72を湯流入孔に接続する湯通路5
2と、混合水流出孔をコア部材下方の制御室11に接続
する混合水通路53とが設けられている。
【0022】以上の構成により、水供給部12および湯
供給部13の水および湯は、それぞれ環状水通路71お
よび環状湯通路72からコア部材50の水通路51およ
び湯通路52に入り、固定弁座20の水流入孔および湯
流入孔を通って制御弁体30の混合室31に入る。更に
混合水は、固定弁座20の混合水流出孔およびコア部材
50の混合水通路53を通って蛇口80へ導かれる。
供給部13の水および湯は、それぞれ環状水通路71お
よび環状湯通路72からコア部材50の水通路51およ
び湯通路52に入り、固定弁座20の水流入孔および湯
流入孔を通って制御弁体30の混合室31に入る。更に
混合水は、固定弁座20の混合水流出孔およびコア部材
50の混合水通路53を通って蛇口80へ導かれる。
【0023】そして、レバー40の上下角度に応じて、
レバー40を上げれば混合水流量が増すように混合水流
出孔23の開度が調節されると共に、左右角度に応じて
混合水温度が調節される。
レバー40を上げれば混合水流量が増すように混合水流
出孔23の開度が調節されると共に、左右角度に応じて
混合水温度が調節される。
【0024】次に、図4は、上で説明したシングルレバ
ー式湯水混合栓のハウジング内で部品の向きを変えるこ
とにより、別のタイプの湯水混合栓に仕立てたものであ
る。すなわち、カートリッジC(固定弁座20および制
御弁体30)およびコア部材50を、前後反転してハウ
ジング10に組み込んでいる。この場合、キャップ15
は、位置決め用の凸部および凹部が一致しないとカート
リッジCに嵌合できないので、カートリッジCと同様に
反転させないとこれに組み付かない。この反転組み付け
によって、図5に示すように、反転前のキャップ後面に
表示されていた下向き矢印およびOPENの文字が、反
転後には前にまわって表示として機能する。
ー式湯水混合栓のハウジング内で部品の向きを変えるこ
とにより、別のタイプの湯水混合栓に仕立てたものであ
る。すなわち、カートリッジC(固定弁座20および制
御弁体30)およびコア部材50を、前後反転してハウ
ジング10に組み込んでいる。この場合、キャップ15
は、位置決め用の凸部および凹部が一致しないとカート
リッジCに嵌合できないので、カートリッジCと同様に
反転させないとこれに組み付かない。この反転組み付け
によって、図5に示すように、反転前のキャップ後面に
表示されていた下向き矢印およびOPENの文字が、反
転後には前にまわって表示として機能する。
【0025】よって、このタイプの湯水混合栓では、レ
バー40の上下角度に応じて、レバー40を下げれば混
合水流量が増すように混合水流出孔23の開度が調節さ
れると共に、左右角度に応じて混合水温度が調節され
る。
バー40の上下角度に応じて、レバー40を下げれば混
合水流量が増すように混合水流出孔23の開度が調節さ
れると共に、左右角度に応じて混合水温度が調節され
る。
【0026】したがって、レバー40を上げれば混合水
流量が増す図1のタイプと、レバー40を下げれば混合
水流量が増す図4のタイプとで、固定弁座20、制御弁
体30およびコア部材50その他の部品を共通化でき、
両タイプを合わせた部品点数が少なくなって製造コスト
を安くできる共に、部品管理工数を低減できる。
流量が増す図1のタイプと、レバー40を下げれば混合
水流量が増す図4のタイプとで、固定弁座20、制御弁
体30およびコア部材50その他の部品を共通化でき、
両タイプを合わせた部品点数が少なくなって製造コスト
を安くできる共に、部品管理工数を低減できる。
【0027】その場合、反転後においても、コア部材5
0の水通路51および湯通路52は、それぞれ環状水通
路71および環状湯通路72に接続するので、固定弁座
20の水流入孔および湯流入孔には、コア部材50の水
通路51および湯通路52からそれぞれ水および湯が導
かれ、レバー左右角度に応じた混合水温度の変化傾向は
変わらない。
0の水通路51および湯通路52は、それぞれ環状水通
路71および環状湯通路72に接続するので、固定弁座
20の水流入孔および湯流入孔には、コア部材50の水
通路51および湯通路52からそれぞれ水および湯が導
かれ、レバー左右角度に応じた混合水温度の変化傾向は
変わらない。
【0028】また、カートリッジCとコア部材50とを
制御室11の中で上下に配置して、固定弁座20の下側
にコア部材50を連設したので、従来は制御室底壁に貫
設していた小径の連通孔を設ける必要がなくなった。こ
のことにより、ハウジング10の鋳造時、湯回り不良に
よる鋳造面の欠陥等が生じなくなり、ハウジング鋳造を
容易化できると共に、鋳造面の品質を向上できる。
制御室11の中で上下に配置して、固定弁座20の下側
にコア部材50を連設したので、従来は制御室底壁に貫
設していた小径の連通孔を設ける必要がなくなった。こ
のことにより、ハウジング10の鋳造時、湯回り不良に
よる鋳造面の欠陥等が生じなくなり、ハウジング鋳造を
容易化できると共に、鋳造面の品質を向上できる。
【0029】さらに、反転しないときには前面の表示
(上向き矢印と、OPENの文字)が機能するが、反転
組み込みにより、これに代わって後面の表示(下向き矢
印と、OPENの文字)が機能するので、両タイプで同
一のキャップ15を使用でき、キャップ15を共通化で
きる。また、位置決め用の凸部および凹部の機能によ
り、キャップ15をカートリッジCと同様に反転させな
いとこれに組み付かないので、両タイプの間でキャップ
15の組立間違いが起きることを防止できる。
(上向き矢印と、OPENの文字)が機能するが、反転
組み込みにより、これに代わって後面の表示(下向き矢
印と、OPENの文字)が機能するので、両タイプで同
一のキャップ15を使用でき、キャップ15を共通化で
きる。また、位置決め用の凸部および凹部の機能によ
り、キャップ15をカートリッジCと同様に反転させな
いとこれに組み付かないので、両タイプの間でキャップ
15の組立間違いが起きることを防止できる。
【0030】尚、上記実施例では、環状水通路71およ
び環状湯通路72を、コア部材側壁に面したハウジング
壁と、コア部材側壁との双方に設けたが、いずれか一方
にのみ設けてもよい。また、固定弁座20、制御弁体3
0および連結部材をカートリッジCの中に組み込んで一
体的に取り扱えるようにしたが、カートリッジを設けず
にハウジング10に直接に組み込むようにしてもよい。
また、従来のキャップを使用したとしても、部品の共通
化による製造コストの低廉化、部品管理工数の低減およ
び鋳造面の品質向上という効果は充分に達成できる。
び環状湯通路72を、コア部材側壁に面したハウジング
壁と、コア部材側壁との双方に設けたが、いずれか一方
にのみ設けてもよい。また、固定弁座20、制御弁体3
0および連結部材をカートリッジCの中に組み込んで一
体的に取り扱えるようにしたが、カートリッジを設けず
にハウジング10に直接に組み込むようにしてもよい。
また、従来のキャップを使用したとしても、部品の共通
化による製造コストの低廉化、部品管理工数の低減およ
び鋳造面の品質向上という効果は充分に達成できる。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載のシ
ングルレバー式湯水混合栓は、固定弁座、制御弁体およ
びコア部材の反転組み込みにより、レバー左右角度に応
じた混合水温度の変化傾向を変えることなく、レバー上
下角度に応じた混合水流量の変化傾向が反転するように
構成したので、両タイプで部品を共通化でき、両タイプ
を合わせた部品点数が少なくなって製造コストを安くで
きると共に、部品管理工数を低減できる。また、固定弁
座の下側にコア部材を連設したので、従来は制御室底壁
に貫設していた小径の連通孔を設ける必要がなくなり、
ハウジング鋳造の容易性と、鋳造面の品質とを向上でき
る。
ングルレバー式湯水混合栓は、固定弁座、制御弁体およ
びコア部材の反転組み込みにより、レバー左右角度に応
じた混合水温度の変化傾向を変えることなく、レバー上
下角度に応じた混合水流量の変化傾向が反転するように
構成したので、両タイプで部品を共通化でき、両タイプ
を合わせた部品点数が少なくなって製造コストを安くで
きると共に、部品管理工数を低減できる。また、固定弁
座の下側にコア部材を連設したので、従来は制御室底壁
に貫設していた小径の連通孔を設ける必要がなくなり、
ハウジング鋳造の容易性と、鋳造面の品質とを向上でき
る。
【0032】さらに、請求項2記載のシングルレバー式
湯水混合栓は、キャップを、固定弁座および制御弁体に
連係させ、レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾
向の表示をキャップの前面および後面に設けたので、両
タイプでキャップを共通化できると共に、キャップの組
立間違いを防止できる。
湯水混合栓は、キャップを、固定弁座および制御弁体に
連係させ、レバー上下角度に応じた混合水流量の変化傾
向の表示をキャップの前面および後面に設けたので、両
タイプでキャップを共通化できると共に、キャップの組
立間違いを防止できる。
【図1】レバーを上げれば混合水流量が増すタイプのシ
ングルレバー式湯水混合栓の要部縦断正面図、
ングルレバー式湯水混合栓の要部縦断正面図、
【図2】同タイプのもののコア部材の斜視図、
【図3】同タイプのもののレバーおよびキャップを示す
斜視図、
斜視図、
【図4】レバーを下げれば混合水流量が増すタイプのシ
ングルレバー式湯水混合栓の要部縦断正面図、
ングルレバー式湯水混合栓の要部縦断正面図、
【図5】同タイプのもののレバーおよびキャップを示す
斜視図、
斜視図、
【図6】従来のシングルレバー式湯水混合栓の要部縦断
正面図である。
正面図である。
10 ハウジング 12 水供給部 13 湯供給部 15 キャップ 20 固定弁座 30 制御弁体 31 混合室 40 レバー 50 コア部材 51 水通路 52 湯通路 53 混合水通路 71 環状水通路 72 環状湯通路 80 蛇口
Claims (2)
- 【請求項1】水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔が
貫設され、ハウジング内に設けられた固定弁座と、上記
水流入孔、湯流入孔および混合水流出孔に連通する混合
室を有して固定弁座上に摺動自在に配置され、各孔の開
度を調節する制御弁体と、制御弁体に連係し上下方向お
よび左右方向に傾動するレバーとを備え、レバーの上下
角度に応じて混合水流量を調節し、左右角度に応じて混
合水温度を調節するようにしたシングルレバー式湯水混
合栓において、固定弁座の下側にコア部材を連設し、固
定弁座と制御弁体とコア部材とを、前後反転してハウジ
ングに組み込める形状にし、コア部材側壁に面したハウ
ジング壁およびコア部材側壁のうち少なくとも一方に、
水供給部および湯供給部へそれぞれ連通する環状水通路
および環状湯通路を設け、コア部材に、環状水通路を水
流入孔に接続する水通路と、環状湯通路を湯流入孔に接
続する湯通路と、混合水流出孔を蛇口に接続する混合水
通路とを設け、固定弁座、制御弁体およびコア部材の反
転組み込みにより、レバー左右角度に応じた混合水温度
の変化傾向を変えることなく、レバー上下角度に応じた
混合水流量の変化傾向が反転するように構成したことを
特徴とするシングルレバー式湯水混合栓。 - 【請求項2】ハウジング上部にキャップを配置し、この
キャップを、固定弁座および制御弁体に対して、これら
と共に反転するように連係させると共に、レバー上下角
度に応じた混合水流量の変化傾向の表示をキャップの前
面に設け、反転組み込み時における混合水流量の変化傾
向の表示をキャップの後面に設けた請求項1記載のシン
グルレバー式湯水混合栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026124U JPH075331Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | シングルレバー式湯水混合栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026124U JPH075331Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | シングルレバー式湯水混合栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114183U JPH04114183U (ja) | 1992-10-07 |
| JPH075331Y2 true JPH075331Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31910671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991026124U Expired - Lifetime JPH075331Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | シングルレバー式湯水混合栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075331Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6902967B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2021-07-14 | 株式会社Lixil | 吐出装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1991026124U patent/JPH075331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04114183U (ja) | 1992-10-07 |
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