JPH0753398Y2 - 車両用発電機における緊締ボルトの支持構造 - Google Patents
車両用発電機における緊締ボルトの支持構造Info
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- JPH0753398Y2 JPH0753398Y2 JP1986170697U JP17069786U JPH0753398Y2 JP H0753398 Y2 JPH0753398 Y2 JP H0753398Y2 JP 1986170697 U JP1986170697 U JP 1986170697U JP 17069786 U JP17069786 U JP 17069786U JP H0753398 Y2 JPH0753398 Y2 JP H0753398Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、乗用車、バス、トラツク、自動二輪車等の車
両に搭載される車両用発電機における緊締ボルトの支持
構造に関するものである。
両に搭載される車両用発電機における緊締ボルトの支持
構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種車両用発電機のなかには、ケース体を構
成するフロントブラケツトとケースブラケツトとの内周
縁部間にステータコアの外周縁両端部を挟持し、この状
態で両ブラケツト同志を、ステータコアの外周面よりも
外形側を通る緊締ボルトによつて螺装緊着して組付ける
様にした所謂開放型のものがある。
成するフロントブラケツトとケースブラケツトとの内周
縁部間にステータコアの外周縁両端部を挟持し、この状
態で両ブラケツト同志を、ステータコアの外周面よりも
外形側を通る緊締ボルトによつて螺装緊着して組付ける
様にした所謂開放型のものがある。
そしてこのものにおいては、緊締ボルトの組み込み位置
が、ブラケツト外周面から外径方向にフランジ状に突出
してコア軸の軸芯から遠い位置にあると、ステータコア
の外周縁端部をブラケツト内周縁部で挟持することもあ
つて、ボルト緊締を強くしたとき、ケース体に大きな撓
み力が働いて変形してしまう惧れがあると共に、外形自
体が大型化してしまうという問題がある。そうしてケー
ス体が撓んでしまつた場合には、ケース体に取付けられ
るベアリング部と、該ベアリング部に軸承されるコア軸
との軸芯が偏芯した状態となつてしまい、これによつて
無理な応力が残り、コア軸が高速回転をしたりあるいは
エンジンからの激しい振動等によつてコア軸の回動に不
利に作用してしまうこととなる。
が、ブラケツト外周面から外径方向にフランジ状に突出
してコア軸の軸芯から遠い位置にあると、ステータコア
の外周縁端部をブラケツト内周縁部で挟持することもあ
つて、ボルト緊締を強くしたとき、ケース体に大きな撓
み力が働いて変形してしまう惧れがあると共に、外形自
体が大型化してしまうという問題がある。そうしてケー
ス体が撓んでしまつた場合には、ケース体に取付けられ
るベアリング部と、該ベアリング部に軸承されるコア軸
との軸芯が偏芯した状態となつてしまい、これによつて
無理な応力が残り、コア軸が高速回転をしたりあるいは
エンジンからの激しい振動等によつてコア軸の回動に不
利に作用してしまうこととなる。
そこで、ボルト緊締位置を可及的にコア軸の軸芯側に近
く寄せることが要求されているが、緊締ボルトは、ケー
ス体にボルト頭の座部を確保しなければならない必要
上、ステータコアの外周面近くに寄せるにはどうしても
限界があり、このためケース体を肉厚にしたりして補強
しなければならないという実情にある。さらにケース体
には、発電機内に浸入した水を排出するための水抜き孔
を必要としているが、従来、この水抜き孔は、ケース体
にそれ専用の小さな小孔を穿設することによつて形成し
ていたため、浸入した水の排出が迅速に行われない許り
でなく、内部に浸入した塵埃が水の排出に伴い水抜き孔
部位まで運ばれて堆積し、この結果、短期間のうちに円
滑な水の排出が出来なくなつてしまう等の惧れがある。
く寄せることが要求されているが、緊締ボルトは、ケー
ス体にボルト頭の座部を確保しなければならない必要
上、ステータコアの外周面近くに寄せるにはどうしても
限界があり、このためケース体を肉厚にしたりして補強
しなければならないという実情にある。さらにケース体
には、発電機内に浸入した水を排出するための水抜き孔
を必要としているが、従来、この水抜き孔は、ケース体
にそれ専用の小さな小孔を穿設することによつて形成し
ていたため、浸入した水の排出が迅速に行われない許り
でなく、内部に浸入した塵埃が水の排出に伴い水抜き孔
部位まで運ばれて堆積し、この結果、短期間のうちに円
滑な水の排出が出来なくなつてしまう等の惧れがある。
これに対し、ステータコアをボルト挿通位置を越えた大
径のものにし、ボルト緊締に伴うブラケツトの撓み変形
をステータコアによつて受け止めるようにしたものが実
公昭51-44099号公報に示すもののように知られている
が、このものは、ステータコアばかりでなく、ブラケツ
トも大型のものが必要になつて、小型軽量化に反すると
いう問題が有る。
径のものにし、ボルト緊締に伴うブラケツトの撓み変形
をステータコアによつて受け止めるようにしたものが実
公昭51-44099号公報に示すもののように知られている
が、このものは、ステータコアばかりでなく、ブラケツ
トも大型のものが必要になつて、小型軽量化に反すると
いう問題が有る。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる車両用発電機における緊締ボルトの支持
構造を提供することを目的として創案されたものであつ
て、ロータコアが圧入されたコア軸と、該コア軸の両端
を回動自在に支承すべく軸方向両側に配され、かつ対向
する側が互いに開口した略椀形状のフロントブラケツト
およびケースブラケツトと、両ブラケツトの開口部間に
配設され、両ブラケツトの内周端縁部間に軸方向両外周
端部が挟持されるステータコアと、ステータコア外周面
より外径側を通る状態で両ブラケツト同志を緊着して両
ブラケツトおよびステータコアを一体化するための緊締
ボルトとを備えて構成される車両用発電機において、前
記フロントブラケツトおよびケースブラケツトの外周
に、径方向外方に突出して上記緊締ボルトを螺装するた
めのボルト孔が設けられたフランジをそれぞれ形成し、
該フランジのうちの何れか一方のフランジの軸方向外端
面を、緊締ボルトのボルト頭を受止め支持するための座
部とするにあたり、該一方のフランジの軸方向外端面
を、ブラケツトの軸方向外端面位置よりも軸方向ステー
タコア側位置で、ブラケツト外周面より径方向コア軸側
に没入させて、座部に受止め支持されるボルト頭が上記
ステータコアのブラケツトによる挟持部に対して径方向
コア軸側でオーバーラツプするよう形成すると共に、前
記一方のブラケツトの軸方向外端面から座部に至るまで
の外周部に、ブラケツトの径方向外径側が開放しコア軸
側が溝底部となつてボルト孔に螺装した緊締ボルトのボ
ルト頭が軸方向に移動でるよう形成されるボルト頭移動
用凹溝を、ブラケツト内周面が径方向コア軸側に膨出し
ない内筒状態で形成し、さらに、該ボルト頭移動用凹溝
の溝底部には、ブラケツト内外を通じるための長孔を開
設してあることを特徴とするものである。
ることができる車両用発電機における緊締ボルトの支持
構造を提供することを目的として創案されたものであつ
て、ロータコアが圧入されたコア軸と、該コア軸の両端
を回動自在に支承すべく軸方向両側に配され、かつ対向
する側が互いに開口した略椀形状のフロントブラケツト
およびケースブラケツトと、両ブラケツトの開口部間に
配設され、両ブラケツトの内周端縁部間に軸方向両外周
端部が挟持されるステータコアと、ステータコア外周面
より外径側を通る状態で両ブラケツト同志を緊着して両
ブラケツトおよびステータコアを一体化するための緊締
ボルトとを備えて構成される車両用発電機において、前
記フロントブラケツトおよびケースブラケツトの外周
に、径方向外方に突出して上記緊締ボルトを螺装するた
めのボルト孔が設けられたフランジをそれぞれ形成し、
該フランジのうちの何れか一方のフランジの軸方向外端
面を、緊締ボルトのボルト頭を受止め支持するための座
部とするにあたり、該一方のフランジの軸方向外端面
を、ブラケツトの軸方向外端面位置よりも軸方向ステー
タコア側位置で、ブラケツト外周面より径方向コア軸側
に没入させて、座部に受止め支持されるボルト頭が上記
ステータコアのブラケツトによる挟持部に対して径方向
コア軸側でオーバーラツプするよう形成すると共に、前
記一方のブラケツトの軸方向外端面から座部に至るまで
の外周部に、ブラケツトの径方向外径側が開放しコア軸
側が溝底部となつてボルト孔に螺装した緊締ボルトのボ
ルト頭が軸方向に移動でるよう形成されるボルト頭移動
用凹溝を、ブラケツト内周面が径方向コア軸側に膨出し
ない内筒状態で形成し、さらに、該ボルト頭移動用凹溝
の溝底部には、ブラケツト内外を通じるための長孔を開
設してあることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、浸入した水の迅速
かつ確実な排水ができると共に、緊締ボルトを可及的に
ステータコアの外周面に近接できる様にしたものであ
る。
かつ確実な排水ができると共に、緊締ボルトを可及的に
ステータコアの外周面に近接できる様にしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は車両用の発電機であつて、該発電機1
は、コア軸2に圧入固定された所謂ランドル型のロータ
コア3、該ロータコア3に内装されるコイルボビン4、
コイルボビン4に巻装されるロータコイル5、ステータ
コイル6aが巻装されるステータコア6、刷子ホルダ7に
弾圧状に収容される刷子8、刷子8が摺接するスリツプ
リング9、発電された交流電流を整流するレクチフアイ
ア10等の各種部材装置によつて構成されていることは何
れも従来通りである。
面において、1は車両用の発電機であつて、該発電機1
は、コア軸2に圧入固定された所謂ランドル型のロータ
コア3、該ロータコア3に内装されるコイルボビン4、
コイルボビン4に巻装されるロータコイル5、ステータ
コイル6aが巻装されるステータコア6、刷子ホルダ7に
弾圧状に収容される刷子8、刷子8が摺接するスリツプ
リング9、発電された交流電流を整流するレクチフアイ
ア10等の各種部材装置によつて構成されていることは何
れも従来通りである。
前記発電機1のケース手段は、後述するように中間にス
テータ6が挟持される状態で、緊締ボルト13によつて一
体的に螺装緊着されるフロントブラケツト11、ケースブ
ラケツト12によつて構成される所謂開放型のものである
が、それらは実施例において次ぎのようになつている。
即ち、フロントブラケツト11およびケースブラケツト12
は、何れも対向する側が互いに開口した略椀形状、つま
り有底状の円筒形状をなしており、その開口部の内周端
縁部で前記ステータコア6の軸方向外周縁両端部を挟持
するものであるが、これらブラケツト11、12のうち、ケ
ースブラケツト12側に本考案が実施されている。つま
り、ケースブラケツト12の周面および底面には通気用の
孔14、あるいはカプラ用の挿通孔15等の孔が穿設され、
かつ底部にはコア軸2を回動自在に軸承するベアリング
B用の嵌合溝12aが形成されているが、周面の四隅部に
は、前記緊締ボルト13用のフランジ16が径方向に向けて
突出している。そしてこれらフランジ16に緊締ボルト13
が貫通するボルト孔16aが穿設され、該側から挿通した
緊締ボルト13の螺子部13aをフロントブラケツト11側に
設けたフランジ11aに螺合することによつて、両ブラケ
ツト11、12は、前述するようにステータコア6の外周縁
端部をブラケツト11、12の内周縁部で挟持する状態で一
体的に緊着固定されるようになつている。
テータ6が挟持される状態で、緊締ボルト13によつて一
体的に螺装緊着されるフロントブラケツト11、ケースブ
ラケツト12によつて構成される所謂開放型のものである
が、それらは実施例において次ぎのようになつている。
即ち、フロントブラケツト11およびケースブラケツト12
は、何れも対向する側が互いに開口した略椀形状、つま
り有底状の円筒形状をなしており、その開口部の内周端
縁部で前記ステータコア6の軸方向外周縁両端部を挟持
するものであるが、これらブラケツト11、12のうち、ケ
ースブラケツト12側に本考案が実施されている。つま
り、ケースブラケツト12の周面および底面には通気用の
孔14、あるいはカプラ用の挿通孔15等の孔が穿設され、
かつ底部にはコア軸2を回動自在に軸承するベアリング
B用の嵌合溝12aが形成されているが、周面の四隅部に
は、前記緊締ボルト13用のフランジ16が径方向に向けて
突出している。そしてこれらフランジ16に緊締ボルト13
が貫通するボルト孔16aが穿設され、該側から挿通した
緊締ボルト13の螺子部13aをフロントブラケツト11側に
設けたフランジ11aに螺合することによつて、両ブラケ
ツト11、12は、前述するようにステータコア6の外周縁
端部をブラケツト11、12の内周縁部で挟持する状態で一
体的に緊着固定されるようになつている。
そしてこのフランジ部16に、緊締ボルト13のボルト頭13
bを受止め支持する座部17が形成されているが、該座部1
7は、フランジ部16の軸方向外端面をブラケツト12の外
周面より径方向コア軸側に没入させる状態で形成され、
これによつて、座部19が、上記ステータコア6のブラケ
ツト11、12による挟持部位に対して径方向コア軸側でオ
ーバーラツプするようケースブラケツト12のコア軸方向
外端面位置よりもステータコア6側に偏倚した位置に設
定される。
bを受止め支持する座部17が形成されているが、該座部1
7は、フランジ部16の軸方向外端面をブラケツト12の外
周面より径方向コア軸側に没入させる状態で形成され、
これによつて、座部19が、上記ステータコア6のブラケ
ツト11、12による挟持部位に対して径方向コア軸側でオ
ーバーラツプするようケースブラケツト12のコア軸方向
外端面位置よりもステータコア6側に偏倚した位置に設
定される。
さらに、前記座部17にボルト頭13bを移動案内するた
め、ケースブラケツト12の外周面には、コア軸方向外端
面から前記座部17に至るまでボルト頭移動用の凹溝16b
によつて形成されるが、この凹溝16bは、ケースブラケ
ツト12の径方向外径側が開放し、コア軸2側が溝底とな
つてコア軸2方向に沿うよう長溝状に形成されるが、こ
の凹溝16bのボルト頭13bの外径形状に沿う溝底部は、ブ
ラケツト内周面が径方向コア軸側に膨出しない内筒形状
で形成され、さらにこの溝底部には長孔16cが開設さ
れ、この長孔16cを通じてケースブラケツト12の内外が
通じる設定になつている。
め、ケースブラケツト12の外周面には、コア軸方向外端
面から前記座部17に至るまでボルト頭移動用の凹溝16b
によつて形成されるが、この凹溝16bは、ケースブラケ
ツト12の径方向外径側が開放し、コア軸2側が溝底とな
つてコア軸2方向に沿うよう長溝状に形成されるが、こ
の凹溝16bのボルト頭13bの外径形状に沿う溝底部は、ブ
ラケツト内周面が径方向コア軸側に膨出しない内筒形状
で形成され、さらにこの溝底部には長孔16cが開設さ
れ、この長孔16cを通じてケースブラケツト12の内外が
通じる設定になつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、発電機
1は、必要な部材を組み込んだ後、ケースブラケツト12
でカバーをし、緊締ボルト13でフロントブラケツト11と
ケースブラケツト12とを緊着固定することによつて組み
込まれるものであるが、この場合に、緊締ボルト13は、
ケースブラケツト12側から挿入され、ボルト頭13bが座
部17によつて受止め支持されることになる。このとき、
該支持されるボルト頭13bは、ブラケツト11、12による
ステータコア6の挟持部位に対し径方向コア軸側におい
てオーバーラツプすることになる。この結果、緊締ボル
ト13は、ステータコア6の外周面より外径側を通る開放
型のものでありながら、その緊締力がステータコア6の
ブラケツト11、12による挟持部位に直接働くと共に、ス
テータコア6に対して径方向に近接させることができ、
これによつて、緊締ボルト13による緊締力を強くする必
要がなく、ブラケツト11、12を殊更補強しないでも撓み
防止ができるうえ、コア軸12を、精度の高い正確な芯出
し状態で両ブラケツト11、12間に軸承せしめ得ることと
なつて、軽量でありながら信頼性に優れ、高精度のもの
とすることができる。
1は、必要な部材を組み込んだ後、ケースブラケツト12
でカバーをし、緊締ボルト13でフロントブラケツト11と
ケースブラケツト12とを緊着固定することによつて組み
込まれるものであるが、この場合に、緊締ボルト13は、
ケースブラケツト12側から挿入され、ボルト頭13bが座
部17によつて受止め支持されることになる。このとき、
該支持されるボルト頭13bは、ブラケツト11、12による
ステータコア6の挟持部位に対し径方向コア軸側におい
てオーバーラツプすることになる。この結果、緊締ボル
ト13は、ステータコア6の外周面より外径側を通る開放
型のものでありながら、その緊締力がステータコア6の
ブラケツト11、12による挟持部位に直接働くと共に、ス
テータコア6に対して径方向に近接させることができ、
これによつて、緊締ボルト13による緊締力を強くする必
要がなく、ブラケツト11、12を殊更補強しないでも撓み
防止ができるうえ、コア軸12を、精度の高い正確な芯出
し状態で両ブラケツト11、12間に軸承せしめ得ることと
なつて、軽量でありながら信頼性に優れ、高精度のもの
とすることができる。
そして、緊締ボルト13のボルト頭13bを、前述するよう
に、ステータコア6のブラケツト11、12による挟持部位
に径方向コア軸側でオーバーラツプするようにしてステ
ータコア6の外周面に可及的に寄せる構成とするため、
ケースブラケツト12には、ボルト頭13bを座部17まで移
動案内するため外周面より入り込むよう凹溝16bが形成
されるが、該凹溝16bのブラケツト12内への入り込み
は、ブラケツト12の内周面が軸芯側に何ら膨出すること
がない内筒形状を維持しながら形成されるものであり、
この結果、緊締ボルト13を可及的にステータコア6の外
周面よりに寄せて、緊締ボルト13の組み込み位置が径方
向外径側に突出する量を小さくできて小型化が計れなが
ら、ブラケツト11、12の実質的な内容積が小さくなつて
しまうことがない。
に、ステータコア6のブラケツト11、12による挟持部位
に径方向コア軸側でオーバーラツプするようにしてステ
ータコア6の外周面に可及的に寄せる構成とするため、
ケースブラケツト12には、ボルト頭13bを座部17まで移
動案内するため外周面より入り込むよう凹溝16bが形成
されるが、該凹溝16bのブラケツト12内への入り込み
は、ブラケツト12の内周面が軸芯側に何ら膨出すること
がない内筒形状を維持しながら形成されるものであり、
この結果、緊締ボルト13を可及的にステータコア6の外
周面よりに寄せて、緊締ボルト13の組み込み位置が径方
向外径側に突出する量を小さくできて小型化が計れなが
ら、ブラケツト11、12の実質的な内容積が小さくなつて
しまうことがない。
そのうえ、発電機1を車体に取付けた際に下側を向くも
のでは、そのまま水抜き孔として作用することとなり、
従つて、緊締ボルト13をステータコア6の外周近傍に可
及的に寄せるために開設した長孔16cがそのまま冷却風
路や水抜き孔として兼用できることになる。そのうえこ
の長孔16cは、ボルト頭13bを逃げるため軸方向に長い長
孔状となつていて開口面積を大きく確保することがで
き、このため、冷却風の出入りや発電機1内に浸入した
水の排出も良好で、排出用として用いられたときには、
発電機内部に浸入した粉塵が水の流出とともに流れ出る
こととなつて、水抜き孔の縁部に堆積して水抜き効果を
短時間のうちに喪失してしまうようなことも防止でき
て、長時間に亘つて確実な水抜き作用をすることとな
る。
のでは、そのまま水抜き孔として作用することとなり、
従つて、緊締ボルト13をステータコア6の外周近傍に可
及的に寄せるために開設した長孔16cがそのまま冷却風
路や水抜き孔として兼用できることになる。そのうえこ
の長孔16cは、ボルト頭13bを逃げるため軸方向に長い長
孔状となつていて開口面積を大きく確保することがで
き、このため、冷却風の出入りや発電機1内に浸入した
水の排出も良好で、排出用として用いられたときには、
発電機内部に浸入した粉塵が水の流出とともに流れ出る
こととなつて、水抜き孔の縁部に堆積して水抜き効果を
短時間のうちに喪失してしまうようなことも防止でき
て、長時間に亘つて確実な水抜き作用をすることとな
る。
また、実施例のように、緊締ボルト13をケースブラケツ
ト12側から螺装するようにしておけば、発電機1を組付
ける際に、コア軸2に固定したプーリ側を下にして順次
必要な部材を下側のものから組み込んでいき、最後にケ
ースブラケツト12で蓋をしたままの状態で、そのまま緊
締ボルト13の螺装作業ができることとなつて、フロント
ブラケツト11側から緊締ボルト13を螺装する場合の如
く、仮組み状態の発電機を反転させてから緊締ボルト13
による螺装作業を行うような煩雑な作業が不要になつて
作業性の向上が計れる。
ト12側から螺装するようにしておけば、発電機1を組付
ける際に、コア軸2に固定したプーリ側を下にして順次
必要な部材を下側のものから組み込んでいき、最後にケ
ースブラケツト12で蓋をしたままの状態で、そのまま緊
締ボルト13の螺装作業ができることとなつて、フロント
ブラケツト11側から緊締ボルト13を螺装する場合の如
く、仮組み状態の発電機を反転させてから緊締ボルト13
による螺装作業を行うような煩雑な作業が不要になつて
作業性の向上が計れる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではないこと
は勿論であつて、ケースブラケツトではなくフロントブ
ラケツト側に実施しても良く、さらにはナツトを用いる
場合には両ケース体に実施しても良いものである。
は勿論であつて、ケースブラケツトではなくフロントブ
ラケツト側に実施しても良く、さらにはナツトを用いる
場合には両ケース体に実施しても良いものである。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、両ブラケツトを、ステータコア外周面より径方
向外径側を通る緊締ボルトを用いて緊締するにあたり、
該緊締ボルトのボルト頭は、ブラケツトの軸方向外端面
位置より軸方向ステータコア側で、かつブラケツト外周
面より径方向コア軸側に没入して、両ブラケツトによる
ステータコアの挟持部位にオーバーラツプする状態で座
部に受止め支持されることになる。この結果、緊締ボル
トは、ステータコアの外周面より外径側を通る開放型の
ものでありながら、その緊締力がステータコアのブラケ
ツトによる挟持部位に軸方向に近接する状態で直接働く
と共に、ステータコアに対して径方向に近接させること
ができ、これによつて、緊締ボルトによる緊締力を弱い
ものにしても確実な緊締ができることとなつて、ブラケ
ツトを殊更補強しないでも撓み防止ができるうえ、コア
軸を、精度の高い正確な芯出し状態で両ブラケツト間に
軸承せしめ得ることとなつて、軽量でありながら信頼性
に優れ、高精度のものとすることができる。
るから、両ブラケツトを、ステータコア外周面より径方
向外径側を通る緊締ボルトを用いて緊締するにあたり、
該緊締ボルトのボルト頭は、ブラケツトの軸方向外端面
位置より軸方向ステータコア側で、かつブラケツト外周
面より径方向コア軸側に没入して、両ブラケツトによる
ステータコアの挟持部位にオーバーラツプする状態で座
部に受止め支持されることになる。この結果、緊締ボル
トは、ステータコアの外周面より外径側を通る開放型の
ものでありながら、その緊締力がステータコアのブラケ
ツトによる挟持部位に軸方向に近接する状態で直接働く
と共に、ステータコアに対して径方向に近接させること
ができ、これによつて、緊締ボルトによる緊締力を弱い
ものにしても確実な緊締ができることとなつて、ブラケ
ツトを殊更補強しないでも撓み防止ができるうえ、コア
軸を、精度の高い正確な芯出し状態で両ブラケツト間に
軸承せしめ得ることとなつて、軽量でありながら信頼性
に優れ、高精度のものとすることができる。
しかもボルト頭の移動経路は、ブラケツト内周面が軸芯
側に膨出することのない内筒形状の状態のままに維持さ
れる凹溝によつて形成され、そして、該凹溝の溝底部は
切欠れてブラケツト内外に通じる長孔となつており、こ
の結果、ボルト頭の移動経路がコア軸側に偏倚してブラ
ケツトに入り込んだものであつても、ブラケツト内周面
は軸芯側に膨出することのない内筒形状のままに維持さ
れることとなつてブラケツトの実質的な内容積が小さく
なつてしまうことがなく、移動経路をブラケツト内に入
り込むことのない外形側に形成したものと略同じ内容積
を確保できてブラケツト内容量が何ら損なわれることが
ないと共に、座部のブラケツト外周面からの突出量も小
さくできてコンパクト化が果たせる。
側に膨出することのない内筒形状の状態のままに維持さ
れる凹溝によつて形成され、そして、該凹溝の溝底部は
切欠れてブラケツト内外に通じる長孔となつており、こ
の結果、ボルト頭の移動経路がコア軸側に偏倚してブラ
ケツトに入り込んだものであつても、ブラケツト内周面
は軸芯側に膨出することのない内筒形状のままに維持さ
れることとなつてブラケツトの実質的な内容積が小さく
なつてしまうことがなく、移動経路をブラケツト内に入
り込むことのない外形側に形成したものと略同じ内容積
を確保できてブラケツト内容量が何ら損なわれることが
ないと共に、座部のブラケツト外周面からの突出量も小
さくできてコンパクト化が果たせる。
そのうえ、前記長孔が、冷却風路あるいは水抜き路とし
てそのまま有効に利用できることとなつて、これら風路
や流路を別途設ける必要もないのである。
てそのまま有効に利用できることとなつて、これら風路
や流路を別途設ける必要もないのである。
図面は、本考案に係る車両用発電機における緊締ボルト
の支持構造の実施例を示したものであつて、第1図は車
両用発電機の一部切欠き側面図、第2図はケースブラケ
ツトの正面図、第3図は同上要部斜視図、第4図A,B,C
は座部の正面図、縦断面図、横断面図である。 図中、1は発電機、2はコア軸、6はステータコア、11
はフロントブラケツト、12はケースブラケツト、13は緊
締ボルト、13bはボルト頭、16bは凹溝、16cは長孔であ
る。
の支持構造の実施例を示したものであつて、第1図は車
両用発電機の一部切欠き側面図、第2図はケースブラケ
ツトの正面図、第3図は同上要部斜視図、第4図A,B,C
は座部の正面図、縦断面図、横断面図である。 図中、1は発電機、2はコア軸、6はステータコア、11
はフロントブラケツト、12はケースブラケツト、13は緊
締ボルト、13bはボルト頭、16bは凹溝、16cは長孔であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】ロータコアが圧入されたコア軸と、 該コア軸の両端を回動自在に支承すべく軸方向両側に配
され、かつ対向する側が互いに開口した略椀形状のフロ
ントブラケツトおよびケースブラケツトと、 両ブラケツトの開口部間に配設され、両ブラケツトの内
周端縁部間に軸方向両外周端部が挟持されるステータコ
アと、 ステータコア外周面より外径側を通る状態で両ブラケツ
ト同志を緊着して両ブラケツトおよびステータコアを一
体化するための緊締ボルトと を備えて構成される車両用発電機において、 前記フロントブラケツトおよびケースブラケツトの外周
に、径方向外方に突出して上記緊締ボルトを螺装するた
めのボルト孔が設けられたフランジをそれぞれ形成し、
該フランジのうちの何れか一方のフランジの軸方向外端
面を、緊締ボルトのボルト頭を受止め支持するための座
部とするにあたり、該一方のフランジの軸方向外端面
を、ブラケツトの軸方向外端面位置よりも軸方向ステー
タコア側位置で、ブラケツト外周面より径方向コア軸側
に没入させて、座部に受止め支持されるボルト頭が上記
ステータコアのブラケツトによる挟持部に対して径方向
コア軸側でオーバーラツプするよう形成すると共に、 前記一方のブラケツトの軸方向外端面から座部に至るま
での外周部に、ブラケツトの径方向外径側が開放しコア
軸側が溝底部となつてボルト孔に螺装した緊締ボルトの
ボルト頭が軸方向に移動でるよう形成されるボルト頭移
動用凹溝を、ブラケツト内周面が径方向コア軸側に膨出
しない内筒状態で形成し、 さらに、該ボルト頭移動用凹溝の溝底部には、ブラケツ
ト内外を通じるための長孔を開設してあること を特徴とする車両用発電機における緊締ボルトの支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986170697U JPH0753398Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 車両用発電機における緊締ボルトの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986170697U JPH0753398Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 車両用発電機における緊締ボルトの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377447U JPS6377447U (ja) | 1988-05-23 |
| JPH0753398Y2 true JPH0753398Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31105655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986170697U Expired - Lifetime JPH0753398Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 車両用発電機における緊締ボルトの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753398Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144099U (ja) * | 1974-09-28 | 1976-04-01 | ||
| JPS5915101Y2 (ja) * | 1978-10-17 | 1984-05-04 | オムロン株式会社 | 制御機器の組立構造 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP1986170697U patent/JPH0753398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377447U (ja) | 1988-05-23 |
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