JPH0753750A - 離型フイルム - Google Patents
離型フイルムInfo
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- JPH0753750A JPH0753750A JP20146193A JP20146193A JPH0753750A JP H0753750 A JPH0753750 A JP H0753750A JP 20146193 A JP20146193 A JP 20146193A JP 20146193 A JP20146193 A JP 20146193A JP H0753750 A JPH0753750 A JP H0753750A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
脂、等の樹脂からなる艶消しシートの成形に有用な離型
フイルムを提供する。 【構成】 表面粗さRaが0.05μm以上で、光沢度
が80%以下のポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、直接または水可溶性有機シラン化合物を用いた下塗
り層を介して、側鎖または末端に水酸基を有するポリシ
ロキサン部分加水分解物を用いた塗膜を設けてなること
を特徴とする樹脂成形用離型フイルム。
Description
に関し、さらに詳しくは塩化ビニル樹脂、ポリウレタ
ン、アクリル樹脂等の樹脂からなる艶消しシートの成形
に有用な離型フイルムに関する。
で、特に塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン、ポリエステル樹脂等のシート成形では、通常その成
形性を保持させるために、固化又は硬化反応の工程を、
シリコーン等をコーティングしたフイルムや紙の上にそ
れらの樹脂をキャスティングする方法で行っている。
樹脂成形においては、シート状では軟質シート、レザー
であることが多く、さらにはその表面は皮革、織物など
に似せた凹凸模様で艶消しにすることが多い。
する方法として、通常、シート成形後の工程にてエンボ
ス加工、例えば所望の凹凸模様を有するエンボスロール
とバックアップロールからなり、さらに約150℃の加
熱装置を有するエンボス装置を用いてエンボス加工する
方法がある。
ニルシートに対応するためにはエンボス装置への設備投
資、コストアップ等が免れ得ない。また、シート表面に
微小な凹凸による艶消しを形成させるには技術的にも手
間がかかる。
形時シート表面に凹凸模様が形成できれば上記の問題点
が解消できることに着目し、シート表面に微細凹凸模様
を形成し得る離型フイルムを開発すべく鋭意研究した結
果、本発明に到達したものである。
面粗さRaが0.05μm以上で、光沢度が80%以下
のポリエステルフイルムの少なくとも片面に、側鎖また
は末端に水酸基を有するポリシロキサン部分加水分解物
を用いた塗膜を設けてなることを特徴とする樹脂成形用
離型フイルムである。
塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまた
はそのエステル形成性誘導体とから製造される線状飽和
ポリエステルであり、具体的にはポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナフタレート
などが例示される。また、これらの一部が第三成分で置
換された共重合体や、ポリアルキレングリコールあるい
は他の樹脂との混合物であってもよい。
基本的には、従来から知られている方法で製造すること
ができる。例えば、上記ポリエステルを乾燥後溶融し、
ダイ(例えばT―ダイ、I―ダイ等)から冷却ドラム上
に押出し、急冷して未延伸フイルムを得、続いて該未延
伸フイルムを縦方向に2〜4倍延伸し、横方向に2〜4
倍延伸し、更に180〜240℃で熱固定することで製
造することができる。フイルム厚みは特に制限がない
が、5〜200μmが望ましい。
aと光沢度の点から透明である必要はなく、またフイル
ムの滑り性、加工性の点から、滑剤、例えば炭酸カルシ
ウム、カオリン、シリカ、酸化チタンなどのような無機
微粒子及び/または触媒残渣の析出微粒子等を含有させ
たフイルムであってもよく、またドデシルスルホン酸ソ
ーダのような酸化防止剤、色調調整剤等のような他の添
加剤を含有させたフイルムであってもよい。
の表面粗さ(Ra)及び80%以下の光沢度を付与する
には、粒径の大きな滑剤例えば、酸化ケイ素、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、ガラスビーズ、シリコーン樹脂粒
子、架橋ポリスチレン粒子等を含有させることが好まし
く、例えば平均粒径1〜10μmの二酸化ケイ素を、ポ
リエステルの重量当り0.1〜5.0重量%添加含有さ
せることが好ましい。フイルムの表面粗さRaは0.1
μm以上、さらには0.2μm以上であることが好まし
い。
用いる水可溶性有機シラン化合物は、通常ケイ素原子に
結合している加水分解性の基と各種の有機官能性基とを
有する構造をもつものである。この下塗り層は、離型層
の長期安定性の点から存在した方が望ましい。
は、例えばγ―アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
―アミノプロピルトリエトキシシラン、γ―アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ―ウレイドプロピルト
リメトキシシラン、γ―ウレイドプロピルトリエトキシ
シラン、γ―グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ―グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ
―グリシドキシメチルジメトキシシラン、γ―グリシド
キシプロピルメチルジエトキシシラン、N―β―(アミ
ノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、N―β―(アミノプロピル)―γ―アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、N―β―(アミノエチル)―
γ―アミノプロピルトリエトキシシラン等が挙げられ
る。これらは、本発明に使用できる水可溶性有機シラン
化合物の一部を例示したものであり、これらに限定され
るものではない。また、水可溶性有機シラン化合物は1
種または2種以上を用いることができる。
解性の基は、加水分解によって水酸基を形成し、下塗り
層の上に塗布されるポリシロキサン部分加水分解物の水
酸基との結合を強める作用をすると考えられ、また活性
の強い有機官能基はポリエステルフイルム、被覆層バイ
ンダ樹脂との親和力が強く、例えば分子中の1級または
2級のアミノ基は水酸基、カルボキシル基、エポキシ基
をはじめとする多くの官能基と反応し、フイルムと下塗
り層、下塗り層と上塗り層との結合を強固なものにする
と考えられる。
て、通常0.1〜5.0%の濃度で用いられ、ポリエス
テルフイルムの表面への塗布量としては0.02〜0.
2g/m2 (乾燥後)が好ましい。水可溶性有機シラン
化合物の塗布はポリエステルフイルムの製膜工程中で行
ってもよく、製膜工程とは違うところで行ってもよい。
製膜工程中で行う場合、未延伸フイルム、一軸延伸フイ
ルム(特に縦延伸フイルム)、二軸延伸フイルム、二軸
延伸・熱固定後のフイルム等に塗布できる。これらのう
ち横延伸に供する前の縦延伸フイルムに塗布するのが好
ましい。塗布方法としては、例えばスピンコート法、グ
ラビアロールコート法、キスコート法、バーコート法、
リバースロールコート法等の各種塗布法を用いることが
できる。塗布はポリエステルフイルムの片面または両面
である。
たは末端に水酸基を有するポリシロキサン部分加水分解
物は、4官能性のケイ素化合物、例えば(Cl2 Si
O)n等のクロルポリシロキサン、あるいは加水分解を
起こし易いアルコキシシランや、例えばエチルシリケー
トのようなアルコキシポリシロキサン等に水を作用させ
て部分加水分解させたもので、側鎖及び末端の基の8割
以上が水酸基で置換された、次式で示される化合物(但
し、便宜上側鎖の全てが水酸基で置換されたものとして
示す)である。
するため、アルコール溶液として使用し、直接ポリエス
テルフイルムの上に、または前記下塗り層の上に塗布
し、加熱乾燥させることで被膜を形成する。この加熱乾
燥において雰囲気中の水分によって加水分解し、生成し
たシラノールは縮合反応を起こして三次元結合の酸化ケ
イ素の膜を形成する。
すと次の通りである。
ことができ、例えばコルコートP、コルコートR、コル
コート920等を挙げることができる。
または水可溶性有機シラン化合物を用いた下塗り層の上
に設けるにあたり、コーティングの方法としてはドクタ
ーブレード法、バーコート法、グラビアロールコート
法、リバースロールコート法等の従来から知られている
方法が利用できる。
脂、ポリウレタン樹脂等の樹脂からなる艶消しシートの
成形用離型フイルムとして、長期間にわたり塗膜密着性
の安定した離型性能を奏する。
る。なお、例中のフイルム特性は次の方法で測定した。
30C)を用いて針の半径2μm、触針圧30mgの条
件下にチャート(フイルム表面粗さ曲線)をかかせる。
フイルム表面粗さ曲線から、その中心線の方向に測定長
さLの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX
軸とし、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線をY=f
(x)で表わしたとき、次の式(数1)で与えられるR
a(μm)をフイルム表面粗さとして定義する。
製)を用い、測定角(鏡面反射角)60°における光沢
度を測定する。
ステル重量当り1.5%添加した溶融ポリエチレンテレ
フタレートをダイから押出し、約40℃に維持した回転
冷却ドラム上で静電印加を行いながら密着、急冷して未
延伸フイルムを得、次いで該未延伸フイルムを縦方向に
2.8倍、続いて横方向に3.0倍に延伸し、その後2
20℃で熱固定を行い75μmの厚さの二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフイルムを得た。このフイルムは
表面粗さRa0.38μm、光沢度40%であった。
であるコルコート社(株)製の商品名コルコートPをイ
ソプロピルアルコール(IPA)により希釈し、固形分
1.5%の溶液を調整した。
フタレートフイルム上に塗布量6g/m2 (wet)で
コーティングし、乾燥温度120℃、乾燥時間1分で乾
燥させた。
に塩化ビニル樹脂をキャスティングし、その後離型する
ことで、シート状の塩化ビニル樹脂が得られた。また、
離型された樹脂シートの表面は艶消し表面となってい
た。
リエステル重量当り0.2%添加した溶融ポリエチレン
テレフタレートをダイから押出し、約40℃に維持した
回転冷却ドラム上で静電印加を行いながら密着、急冷し
て未延伸フイルムを得、次いで該未延伸フイルムを縦方
向に3.6倍、続いて横方向に3.9倍に延伸し、その
後220℃で熱固定を行い75μmの厚さの二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフイルムを得た。このフイル
ムは表面粗さRa0.02μm、光沢度92%であっ
た。
であるコルコート社(株)製の商品名コルコートPをイ
ソプロピルアルコール(IPA)により希釈し、固形分
1.5%の溶液を調整した。
フタレートフイルム上に塗布量6g/m2 (wet)で
コーティングし、乾燥温度120℃、乾燥時間1分で乾
燥させた。
に塩化ビニル樹脂をキャスティングし、その後離型する
ことで、シート状の塩化ビニル樹脂が得られたが、離型
されたその樹脂シートの表面は光沢のあるものであっ
た。
脂に対し優れた離型性を有し、また離型された樹脂シー
ト表面に艶消しを形成させる離型フイルムを提供するこ
とができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面粗さRaが0.05μm以上で、光
沢度が80%以下のポリエステルフイルムの少なくとも
片面に、側鎖または末端に水酸基を有するポリシロキサ
ン部分加水分解物を用いた塗膜を設けてなることを特徴
とする樹脂成形用離型フイルム。 - 【請求項2】 表面粗さRaが0.05μm以上で、光
沢度が80%以下のポリエステルフイルムの少なくとも
片面に、水可溶性有機シラン化合物を用いた下塗り層を
介し、側鎖または末端に水酸基を有するポリシロキサン
部分加水分解物を用いた塗膜を設けてなることを特徴と
する樹脂成形用離型フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20146193A JP2807149B2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 離型フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20146193A JP2807149B2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 離型フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753750A true JPH0753750A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2807149B2 JP2807149B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=16441479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20146193A Expired - Fee Related JP2807149B2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 離型フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2807149B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017713A1 (en) * | 1996-10-21 | 1998-04-30 | Aristech Chemical Corporation | Process for making a mineral filled acrylic sheet having a matte finish with improved stain resistance |
| JP2004010552A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付剤 |
| JP2007045953A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 帯電防止性粗面化離型用ポリエステルフィルム |
| JP2008088379A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Mitsubishi Polyester Film Copp | シリコーンゴムシート製造用ポリエステルフィルム |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP20146193A patent/JP2807149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017713A1 (en) * | 1996-10-21 | 1998-04-30 | Aristech Chemical Corporation | Process for making a mineral filled acrylic sheet having a matte finish with improved stain resistance |
| JP2004010552A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付剤 |
| JP2007045953A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 帯電防止性粗面化離型用ポリエステルフィルム |
| JP2008088379A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Mitsubishi Polyester Film Copp | シリコーンゴムシート製造用ポリエステルフィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2807149B2 (ja) | 1998-10-08 |
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