JPH0753931A - 粘着剤組成物及びマスキングテープ - Google Patents
粘着剤組成物及びマスキングテープInfo
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- JPH0753931A JPH0753931A JP5220604A JP22060493A JPH0753931A JP H0753931 A JPH0753931 A JP H0753931A JP 5220604 A JP5220604 A JP 5220604A JP 22060493 A JP22060493 A JP 22060493A JP H0753931 A JPH0753931 A JP H0753931A
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- rubber
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- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常温、高温における粘着性と凝集性、低温で
の初期接着性に優れ、かつ、高温に加熱後、低温に冷却
した時の粘着力が抑制された粘着剤組成物、及びこの温
度依存性の改善された粘着剤組成物を用いたマスキング
テープを提供すること。 【構成】 天然ゴム40〜95重量%とスチレン−ブタ
ジエン共重合体ゴム5〜60重量%よりなるエラストマ
ー成分(A)100重量部、熱反応性フェノール樹脂
(B)2〜40重量部、官能基を有する液状ゴム(C)
5〜100重量部、及び該液状ゴムの官能基と反応性を
有する架橋剤(D)を含有することを特徴とする粘着剤
組成物、及び該粘着剤組成物をテープ基材に塗工してな
るマスキングテープ。
の初期接着性に優れ、かつ、高温に加熱後、低温に冷却
した時の粘着力が抑制された粘着剤組成物、及びこの温
度依存性の改善された粘着剤組成物を用いたマスキング
テープを提供すること。 【構成】 天然ゴム40〜95重量%とスチレン−ブタ
ジエン共重合体ゴム5〜60重量%よりなるエラストマ
ー成分(A)100重量部、熱反応性フェノール樹脂
(B)2〜40重量部、官能基を有する液状ゴム(C)
5〜100重量部、及び該液状ゴムの官能基と反応性を
有する架橋剤(D)を含有することを特徴とする粘着剤
組成物、及び該粘着剤組成物をテープ基材に塗工してな
るマスキングテープ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着特性の温度依存性
が改善されたゴム系の粘着組成物、及びそれを用いたマ
スキングテープに関する。
が改善されたゴム系の粘着組成物、及びそれを用いたマ
スキングテープに関する。
【0002】
【従来の技術】マスキングテープ(塗装用粘着テープ)
は、自動車、航空機、家具、建築など多くの分野で塗装
の際に使用されているが、その構成としては、紙やプラ
スチックフィルム、布などの支持体(テープ基材)上に
ゴム系粘着剤を塗工したものが主流である。
は、自動車、航空機、家具、建築など多くの分野で塗装
の際に使用されているが、その構成としては、紙やプラ
スチックフィルム、布などの支持体(テープ基材)上に
ゴム系粘着剤を塗工したものが主流である。
【0003】一方、ゴム系粘着剤は、一般に、エラスト
マーと粘着付与樹脂を基本成分としている。マスキング
テープのゴム系粘着剤としては、天然ゴムに、石油系樹
脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂のような粘着付与樹
脂を加え、さらに、軟化剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
を加えて、これを架橋剤で架橋したものが汎用されてい
る。ゴム系粘着剤は、これら各成分を適宜組み合わせる
ことにより、粘着性、凝集性、耐熱性、耐溶剤性などの
各種粘着物性のバランスを取っている。
マーと粘着付与樹脂を基本成分としている。マスキング
テープのゴム系粘着剤としては、天然ゴムに、石油系樹
脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂のような粘着付与樹
脂を加え、さらに、軟化剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
を加えて、これを架橋剤で架橋したものが汎用されてい
る。ゴム系粘着剤は、これら各成分を適宜組み合わせる
ことにより、粘着性、凝集性、耐熱性、耐溶剤性などの
各種粘着物性のバランスを取っている。
【0004】ところで、一般に、マスキングテープに
は、(1)巻き戻しが容易で、作業性の良いこと、
(2)適度の粘着性を有し、特に、初期接着性や手切れ
性が良いこと、(3)耐溶剤性や耐水性があること、
(4)塗装作業終了後の剥離性が良好で、被着体への粘
着剤の残留や被着体の変色などの影響がないこと、
(5)自動車塗装などの焼付け工程を経る用途には、耐
熱性があり、しかも、焼付け後に粘着剤の残留がなく容
易に剥がせること、(6)耐候性が良いこと、などの厳
しい特性が求められている。しかしながら、従来、これ
らの要求特性を十分に満足させることは、非常に困難で
あった。
は、(1)巻き戻しが容易で、作業性の良いこと、
(2)適度の粘着性を有し、特に、初期接着性や手切れ
性が良いこと、(3)耐溶剤性や耐水性があること、
(4)塗装作業終了後の剥離性が良好で、被着体への粘
着剤の残留や被着体の変色などの影響がないこと、
(5)自動車塗装などの焼付け工程を経る用途には、耐
熱性があり、しかも、焼付け後に粘着剤の残留がなく容
易に剥がせること、(6)耐候性が良いこと、などの厳
しい特性が求められている。しかしながら、従来、これ
らの要求特性を十分に満足させることは、非常に困難で
あった。
【0005】しかも、従来のゴム系粘着剤は、温度依存
性が大きいという問題がある。マスキングテープは、様
々な環境条件下及び作業条件下で使用されるため、前記
諸特性を有するとともに、四季を通じて安定して使用で
きること、特に、冬場における粘着性や作業性等が良好
であることが要求されるが、従来のゴム系粘着剤は、こ
れらの要求特性に応える点では、不十分である。
性が大きいという問題がある。マスキングテープは、様
々な環境条件下及び作業条件下で使用されるため、前記
諸特性を有するとともに、四季を通じて安定して使用で
きること、特に、冬場における粘着性や作業性等が良好
であることが要求されるが、従来のゴム系粘着剤は、こ
れらの要求特性に応える点では、不十分である。
【0006】すなわち、近年、マスキングテープに対す
る要求特性がさらに厳しくなり、マスキングテープに
は、(1)冬場における作業性の観点から、通常、0℃
〜10℃といった低温における初期接着性が良いこと、
(2)塗料乾燥中にテープが浮かないために、通常、7
0℃〜100℃といった高温における粘着性・擬集性が
良いこと、(3)冬場における作業終了時、テープを剥
がす時の切断防止の観点から、高温で加熱後、低温に冷
却された場合の粘着力の上昇が少ないこと、等が特に求
められている。
る要求特性がさらに厳しくなり、マスキングテープに
は、(1)冬場における作業性の観点から、通常、0℃
〜10℃といった低温における初期接着性が良いこと、
(2)塗料乾燥中にテープが浮かないために、通常、7
0℃〜100℃といった高温における粘着性・擬集性が
良いこと、(3)冬場における作業終了時、テープを剥
がす時の切断防止の観点から、高温で加熱後、低温に冷
却された場合の粘着力の上昇が少ないこと、等が特に求
められている。
【0007】従来、ゴム系粘着剤において、粘着付与樹
脂を添加することにより粘着力を付与しているが、それ
だけでは初期接着力が低く、しかも、多量に添加する
と、高温での凝集力が低下し、高温で加熱後、常温に戻
された場合の粘着力の上昇が大きくなる。粘着力の上昇
傾向は、冬場などにおいて、高温で加熱後、低温に冷却
された場合に、著しく大きくなる。そして、マスキング
テープを被着体から剥がす際に、被着体への粘着力が高
いため、途中で切断したり、被着体に粘着剤が残るなど
の問題を生じる。特に、和紙などの紙を基材とするマス
キングテープの場合には、紙切れを発生し易い。軟化剤
を添加すると、初期接着力を付与することができるが、
高温では粘着剤が軟化し凝集破壊を起こす。架橋剤の添
加量を増大させると、高温での凝集力を高めることがで
きるが、粘着力が低下して、浮きを生じる。逆に、架橋
剤の添加量を少なくすると、高温での粘着力を高めるこ
とができるが、凝集力が低下して粘着剤が残留する。
脂を添加することにより粘着力を付与しているが、それ
だけでは初期接着力が低く、しかも、多量に添加する
と、高温での凝集力が低下し、高温で加熱後、常温に戻
された場合の粘着力の上昇が大きくなる。粘着力の上昇
傾向は、冬場などにおいて、高温で加熱後、低温に冷却
された場合に、著しく大きくなる。そして、マスキング
テープを被着体から剥がす際に、被着体への粘着力が高
いため、途中で切断したり、被着体に粘着剤が残るなど
の問題を生じる。特に、和紙などの紙を基材とするマス
キングテープの場合には、紙切れを発生し易い。軟化剤
を添加すると、初期接着力を付与することができるが、
高温では粘着剤が軟化し凝集破壊を起こす。架橋剤の添
加量を増大させると、高温での凝集力を高めることがで
きるが、粘着力が低下して、浮きを生じる。逆に、架橋
剤の添加量を少なくすると、高温での粘着力を高めるこ
とができるが、凝集力が低下して粘着剤が残留する。
【0008】このように、前記各種成分の組み合わせに
より、ゴム系粘着剤の温度依存性を改善し、低温での初
期接着性、常温での粘着力、高温での粘着力と凝集性、
高温に加熱後、低温に冷却された場合の粘着力等の諸特
性のバランスを取ることは、極めて困難であった。
より、ゴム系粘着剤の温度依存性を改善し、低温での初
期接着性、常温での粘着力、高温での粘着力と凝集性、
高温に加熱後、低温に冷却された場合の粘着力等の諸特
性のバランスを取ることは、極めて困難であった。
【0009】最近、マスキングテープの耐熱性を改善す
るために、天然ゴムに、熱反応性樹脂とその架橋剤、及
び反応性フェノール樹脂を配合した粘着剤(特開平2−
34680号)、天然ゴムに、アクリルゴム、熱反応性
樹脂とその架橋剤、及び反応性フェノール樹脂を配合し
た粘着剤(特開平2−206671号)、テープ基材
に、天然ゴムを主成分とし、これに、熱反応性樹脂とそ
の架橋剤、及び(メタ)アクリロイル基を持つモノマー
を配合した粘着剤組成物を塗工し、乾燥及び放射線照射
したマスキングテープ(特開平4−61947号)、天
然ゴムに、熱反応性樹脂とその架橋剤、重量平均分子量
が2,500以上の粘着付与剤を配合した粘着剤(特開
平4−173888号)などが提案されている。しかし
ながら、天然ゴムを主成分とするこれらの粘着剤は、温
度依存性を改善する点では、未だ十分ではない。
るために、天然ゴムに、熱反応性樹脂とその架橋剤、及
び反応性フェノール樹脂を配合した粘着剤(特開平2−
34680号)、天然ゴムに、アクリルゴム、熱反応性
樹脂とその架橋剤、及び反応性フェノール樹脂を配合し
た粘着剤(特開平2−206671号)、テープ基材
に、天然ゴムを主成分とし、これに、熱反応性樹脂とそ
の架橋剤、及び(メタ)アクリロイル基を持つモノマー
を配合した粘着剤組成物を塗工し、乾燥及び放射線照射
したマスキングテープ(特開平4−61947号)、天
然ゴムに、熱反応性樹脂とその架橋剤、重量平均分子量
が2,500以上の粘着付与剤を配合した粘着剤(特開
平4−173888号)などが提案されている。しかし
ながら、天然ゴムを主成分とするこれらの粘着剤は、温
度依存性を改善する点では、未だ十分ではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、常
温、高温における粘着性と凝集性、低温での初期接着性
に優れ、かつ、高温に加熱後、低温に冷却した時の粘着
力が抑制された粘着剤組成物を提供することにある。本
発明の他の目的は、このような温度依存性の改善された
粘着剤を用いたマスキングテープを提供することにあ
る。
温、高温における粘着性と凝集性、低温での初期接着性
に優れ、かつ、高温に加熱後、低温に冷却した時の粘着
力が抑制された粘着剤組成物を提供することにある。本
発明の他の目的は、このような温度依存性の改善された
粘着剤を用いたマスキングテープを提供することにあ
る。
【0011】本発明者らは、前記従来技術の問題点を克
服するために鋭意研究した結果、エラストマーとして、
天然ゴムとスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SB
R)を用い、これに、該エラストマーの架橋剤として熱
反応性フェノール樹脂、及び官能基を有する液状ゴムと
その架橋剤を必須成分として配合した粘着剤組成物によ
り、前記目的を達成できることを見出した。
服するために鋭意研究した結果、エラストマーとして、
天然ゴムとスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SB
R)を用い、これに、該エラストマーの架橋剤として熱
反応性フェノール樹脂、及び官能基を有する液状ゴムと
その架橋剤を必須成分として配合した粘着剤組成物によ
り、前記目的を達成できることを見出した。
【0012】エラストマー成分として、天然ゴムとSB
Rを併用することにより、少ない粘着付与樹脂の配合で
所定の粘着力を得ることができ、高温に加熱後、冷却し
た時の粘着力を低く抑えることができる。さらに、エラ
ストマー成分と熱反応性フェノール樹脂、及び官能基を
有する液状ゴムとその架橋剤とを使用して、エラストマ
ー成分と液状ゴムを複合架橋することにより、常温での
粘着力、高温での粘着力、低温での初期接着性、高温で
加熱後、低温に冷却した時の粘着力、低温剥離性などの
バランスに優れた粘着剤組成物を得ることができる。本
発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったもの
である。
Rを併用することにより、少ない粘着付与樹脂の配合で
所定の粘着力を得ることができ、高温に加熱後、冷却し
た時の粘着力を低く抑えることができる。さらに、エラ
ストマー成分と熱反応性フェノール樹脂、及び官能基を
有する液状ゴムとその架橋剤とを使用して、エラストマ
ー成分と液状ゴムを複合架橋することにより、常温での
粘着力、高温での粘着力、低温での初期接着性、高温で
加熱後、低温に冷却した時の粘着力、低温剥離性などの
バランスに優れた粘着剤組成物を得ることができる。本
発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、天然ゴム40〜95重量%とスチレン−ブタジエン
共重合体ゴム5〜60重量%よりなるエラストマー成分
(A)100重量部、熱反応性フェノール樹脂(B)2
〜40重量部、官能基を有する液状ゴム(C)5〜10
0重量部、及び該液状ゴムの官能基と反応性を有する架
橋剤(D)を含有することを特徴とする粘着剤組成物が
提供される。また、本発明によれば、該粘着剤組成物を
テープ基材に塗工してなるマスキングテープが提供され
る。テープ基材としては、和紙が好適である。
ば、天然ゴム40〜95重量%とスチレン−ブタジエン
共重合体ゴム5〜60重量%よりなるエラストマー成分
(A)100重量部、熱反応性フェノール樹脂(B)2
〜40重量部、官能基を有する液状ゴム(C)5〜10
0重量部、及び該液状ゴムの官能基と反応性を有する架
橋剤(D)を含有することを特徴とする粘着剤組成物が
提供される。また、本発明によれば、該粘着剤組成物を
テープ基材に塗工してなるマスキングテープが提供され
る。テープ基材としては、和紙が好適である。
【0014】以下、本発明について詳述する。 (天然ゴムとSBR)天然ゴムとしては、ペールクレー
プ、スモークドシートなどの汎用のゴム、改質天然ゴム
などが使用できる。SBRとしては、スチレン含有量が
3〜60重量%、好ましくは30〜60重量%の高スチ
レン含量のSBRが使用できる。
プ、スモークドシートなどの汎用のゴム、改質天然ゴム
などが使用できる。SBRとしては、スチレン含有量が
3〜60重量%、好ましくは30〜60重量%の高スチ
レン含量のSBRが使用できる。
【0015】天然ゴムとSBRとを併用すると、粘着付
与樹脂の配合量が天然ゴム単独の場合よりも少ない量で
高い粘着力を発現することができる。したがって、SB
Rを配合することにより、少ない粘着付与樹脂で所定の
粘着力を得ることができ、かつ、高温に加熱後、低温に
冷却した時の粘着力の上昇を抑制することができる。た
だし、本発明が目的とする温度依存性の改善のために
は、天然ゴムとSBRとの併用だけでは足りず、熱反応
性フェノール樹脂、及び官能基を有する液状ゴムとその
架橋剤の使用が必要である。
与樹脂の配合量が天然ゴム単独の場合よりも少ない量で
高い粘着力を発現することができる。したがって、SB
Rを配合することにより、少ない粘着付与樹脂で所定の
粘着力を得ることができ、かつ、高温に加熱後、低温に
冷却した時の粘着力の上昇を抑制することができる。た
だし、本発明が目的とする温度依存性の改善のために
は、天然ゴムとSBRとの併用だけでは足りず、熱反応
性フェノール樹脂、及び官能基を有する液状ゴムとその
架橋剤の使用が必要である。
【0016】天然ゴムとSBRの比率(重量比)は、天
然ゴム:SBR=95:5〜40:60、好ましくは天
然ゴム:SBR=90:10〜50:50である。SB
Rの使用比率が低すぎると、SBRの添加効果が小さ
く、高すぎると、粘着力が低下する。
然ゴム:SBR=95:5〜40:60、好ましくは天
然ゴム:SBR=90:10〜50:50である。SB
Rの使用比率が低すぎると、SBRの添加効果が小さ
く、高すぎると、粘着力が低下する。
【0017】(熱反応性フェノール樹脂)熱反応性フェ
ノール樹脂としては、住友化学工業社製の商品名タッキ
ロール201、タッキロール250−I、タッキロール
250−II、タッキロール250−III;住友デュ
レズ社製の商品名スミライトレジンPR−22193;
日立化成工業社製の商品名ヒタノール2501;スケネ
クタディ・ケミカルス社(米国)製の商品名SP104
5、SP1059、SP1055、SP1056等が挙
げられる。
ノール樹脂としては、住友化学工業社製の商品名タッキ
ロール201、タッキロール250−I、タッキロール
250−II、タッキロール250−III;住友デュ
レズ社製の商品名スミライトレジンPR−22193;
日立化成工業社製の商品名ヒタノール2501;スケネ
クタディ・ケミカルス社(米国)製の商品名SP104
5、SP1059、SP1055、SP1056等が挙
げられる。
【0018】熱反応性フェノール樹脂の配合割合量は、
天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100重量
部に対して、通常、2〜40重量部、好ましくは5〜3
5重量部である。この配合割合が2部未満では高温にお
ける凝集力が不足し、逆に、40部超過では架橋が過度
になり粘着力が低下し、その傾向は、特に高温において
顕著となる。
天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100重量
部に対して、通常、2〜40重量部、好ましくは5〜3
5重量部である。この配合割合が2部未満では高温にお
ける凝集力が不足し、逆に、40部超過では架橋が過度
になり粘着力が低下し、その傾向は、特に高温において
顕著となる。
【0019】熱反応性フェノール樹脂とともに、通常、
塩化スズ、塩化鉄、塩化亜鉛等が架橋触媒として用いら
れる。これらの架橋触媒の配合割合は、天然ゴムとSB
Rよりなるエラストマー成分100重量部に対して、通
常、0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜2重量部
程度である。
塩化スズ、塩化鉄、塩化亜鉛等が架橋触媒として用いら
れる。これらの架橋触媒の配合割合は、天然ゴムとSB
Rよりなるエラストマー成分100重量部に対して、通
常、0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜2重量部
程度である。
【0020】(官能基を有する液状ゴム)官能基を有す
る液状ゴムは、その官能基と反応性を有する架橋剤によ
り架橋されてエラストマーとなり、粘着剤組成物の凝集
力を増大させる。天然ゴムとSBRとを含むエラストマ
ー成分に、さらに、液状ゴムを配合し、複合架橋するこ
とにより、常温粘着力、高温粘着力、加熱冷却後粘着
力、低温での初期接着性、低温剥離性などのバランスに
優れた粘着剤組成物を得ることができる。
る液状ゴムは、その官能基と反応性を有する架橋剤によ
り架橋されてエラストマーとなり、粘着剤組成物の凝集
力を増大させる。天然ゴムとSBRとを含むエラストマ
ー成分に、さらに、液状ゴムを配合し、複合架橋するこ
とにより、常温粘着力、高温粘着力、加熱冷却後粘着
力、低温での初期接着性、低温剥離性などのバランスに
優れた粘着剤組成物を得ることができる。
【0021】官能基を有する液状ゴムの具体例として
は、官能基として、例えば、カルボキシル基、酸無水物
基、アミノ基、イソシアネート基、エポキシ基、水酸基
等を末端及び/または側鎖に有し、常温で液状のポリブ
タジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムなどを挙げるこ
とができる。官能基は、これらの液状ゴムに変性反応に
より導入してもよいし、あるいは官能基を有するモノマ
ーとブタジエンなどとの共重合により導入してもよい。
は、官能基として、例えば、カルボキシル基、酸無水物
基、アミノ基、イソシアネート基、エポキシ基、水酸基
等を末端及び/または側鎖に有し、常温で液状のポリブ
タジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムなどを挙げるこ
とができる。官能基は、これらの液状ゴムに変性反応に
より導入してもよいし、あるいは官能基を有するモノマ
ーとブタジエンなどとの共重合により導入してもよい。
【0022】官能基を有する液状ゴムとしては、市販品
を使用することができ、例えば、LIR403(カルボ
キシル基)、LIR410(酸無水物基)、LIR50
6、LIR503(水酸基)〔以上、(株)クラレ
製〕、NISSO−PB・Gシリーズ(α、ω−ポリブ
タジエングリコール)、NISSO−PB・C1000
(α、ω−ポリブタジエンカルボン酸)〔以上、日本曹
達(株)製〕、HYCARCTポリマー(カルボキシル
基)、HYCAR ATポリマー(アミノ基)〔以上、
宇部興産(株)製〕、PolybdR−45HT誘導品
(官能基;イソシアネート基、酸無水物基、エポキシ
基、水酸基等)〔以上、出光石油(株)製〕、日石ポリ
ブタジエンMシリーズ(酸無水物)、Eシリーズ(エポ
キシ基)〔以上日本石油化学(株)製〕等が挙げられ
る。
を使用することができ、例えば、LIR403(カルボ
キシル基)、LIR410(酸無水物基)、LIR50
6、LIR503(水酸基)〔以上、(株)クラレ
製〕、NISSO−PB・Gシリーズ(α、ω−ポリブ
タジエングリコール)、NISSO−PB・C1000
(α、ω−ポリブタジエンカルボン酸)〔以上、日本曹
達(株)製〕、HYCARCTポリマー(カルボキシル
基)、HYCAR ATポリマー(アミノ基)〔以上、
宇部興産(株)製〕、PolybdR−45HT誘導品
(官能基;イソシアネート基、酸無水物基、エポキシ
基、水酸基等)〔以上、出光石油(株)製〕、日石ポリ
ブタジエンMシリーズ(酸無水物)、Eシリーズ(エポ
キシ基)〔以上日本石油化学(株)製〕等が挙げられ
る。
【0023】官能基を有する液状ゴムとしては、反応性
や粘着物性等の観点から、分子鎖末端にのみ官能基が存
在するものよりも、側鎖あるいは分子鎖末端と側鎖の両
方に官能基が存在するものが好ましい。また、官能基を
有する液状ゴムは、それぞれ単独で、あるいは二種以上
を組み合わせて使用することができる。
や粘着物性等の観点から、分子鎖末端にのみ官能基が存
在するものよりも、側鎖あるいは分子鎖末端と側鎖の両
方に官能基が存在するものが好ましい。また、官能基を
有する液状ゴムは、それぞれ単独で、あるいは二種以上
を組み合わせて使用することができる。
【0024】官能基を有する液状ゴムの配合割合は、天
然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100重量部
に対して、5〜100重量部、好ましくは10〜60重
量部である。この配合割合が5重量部未満では、粘着物
性改善の効果が小さく、逆に、100重量部を越えると
高温での粘着力が低下する。
然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100重量部
に対して、5〜100重量部、好ましくは10〜60重
量部である。この配合割合が5重量部未満では、粘着物
性改善の効果が小さく、逆に、100重量部を越えると
高温での粘着力が低下する。
【0025】(官能基含有液状ゴムの架橋剤)官能基を
有する液状ゴムの架橋剤としては、例えば、亜鉛華など
の金属化合物;メチロールメラミン、メチル化メチロー
ルメラミン、メチロールベンゾグアナミン、メチロール
尿素などのアミノ化合物;ビスフェノールAグリシジル
エーテル、エポキシ樹脂などのエポキシ化合物;トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのイソシアネ
ート化合物;アジリジン化合物;等が挙げられる。
有する液状ゴムの架橋剤としては、例えば、亜鉛華など
の金属化合物;メチロールメラミン、メチル化メチロー
ルメラミン、メチロールベンゾグアナミン、メチロール
尿素などのアミノ化合物;ビスフェノールAグリシジル
エーテル、エポキシ樹脂などのエポキシ化合物;トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのイソシアネ
ート化合物;アジリジン化合物;等が挙げられる。
【0026】これらの架橋剤は、官能基を有する液状ゴ
ムの官能基に対して、通常、ほぼ当量使用されるが、架
橋剤の種類によっては、それに限定されない。例えば、
亜鉛華などの金属酸化物は、官能基がカルボキシル基や
酸無水物基などの場合に架橋剤として使用できるが、粘
着剤組成物の充填剤として使用することもでき、さら
に、イオウ系架橋剤の架橋促進触媒としても作用するた
め、液状ゴムの官能基と当量以上の充填量で使用するこ
とができる。また、架橋剤は、それぞれ単独で、あるい
は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
ムの官能基に対して、通常、ほぼ当量使用されるが、架
橋剤の種類によっては、それに限定されない。例えば、
亜鉛華などの金属酸化物は、官能基がカルボキシル基や
酸無水物基などの場合に架橋剤として使用できるが、粘
着剤組成物の充填剤として使用することもでき、さら
に、イオウ系架橋剤の架橋促進触媒としても作用するた
め、液状ゴムの官能基と当量以上の充填量で使用するこ
とができる。また、架橋剤は、それぞれ単独で、あるい
は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
【0027】(その他の成分)本発明の粘着剤組成物に
は、粘着付与樹脂、充填剤、軟化剤、老化防止剤、紫外
線吸収剤、架橋触媒等を適宜配合することができる。本
発明の粘着剤組成物には、一般に、粘着力を付与するた
めに粘着付与樹脂を添加し、初期接着性を高めるために
軟化剤を添加する。
は、粘着付与樹脂、充填剤、軟化剤、老化防止剤、紫外
線吸収剤、架橋触媒等を適宜配合することができる。本
発明の粘着剤組成物には、一般に、粘着力を付与するた
めに粘着付与樹脂を添加し、初期接着性を高めるために
軟化剤を添加する。
【0028】粘着付与樹脂 粘着付与樹脂としては、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂
等の天然物、及びその誘導体や、脂肪族系石油樹脂、脂
環族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロンインデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹
脂等の合成樹脂の公知のものを、単独あるいは二種以上
を混合して用いることができる。 ロジン系樹脂として
は、例えば、ポリペールレジン、ステベライトレジン、
フォーラルAX、ペンタリンA、ペンタリンH(以上、
理化ハーキュレス社製)、エステルガムA、エステルガ
ムH(以上、荒川化学社製)、ハリエスターT(播磨化
成社製)等が挙げられる。ロジンフェノール樹脂として
は、例えば、スミライトレジンPR12603(住友デ
ュレズ社製)、タマノル803(荒川化学社製)等が挙
げられる。
等の天然物、及びその誘導体や、脂肪族系石油樹脂、脂
環族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロンインデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹
脂等の合成樹脂の公知のものを、単独あるいは二種以上
を混合して用いることができる。 ロジン系樹脂として
は、例えば、ポリペールレジン、ステベライトレジン、
フォーラルAX、ペンタリンA、ペンタリンH(以上、
理化ハーキュレス社製)、エステルガムA、エステルガ
ムH(以上、荒川化学社製)、ハリエスターT(播磨化
成社製)等が挙げられる。ロジンフェノール樹脂として
は、例えば、スミライトレジンPR12603(住友デ
ュレズ社製)、タマノル803(荒川化学社製)等が挙
げられる。
【0029】テルペン系樹脂としては、例えば、YSレ
ジンPx、YSレジンTO、YSポリスターT〔以上、
ヤスハラケミカル(株)製〕、Piccolyte A
(Hercules社製)、Schenectady
SP566(Schenectady社製−米国)等が
挙げられる。
ジンPx、YSレジンTO、YSポリスターT〔以上、
ヤスハラケミカル(株)製〕、Piccolyte A
(Hercules社製)、Schenectady
SP566(Schenectady社製−米国)等が
挙げられる。
【0030】脂肪族系石油樹脂としては、例えば、Pi
ccopale(Hercules社製−米国)、エス
コレッツ(エッソ化学社製)、Wing Tack(G
oodyear社製−米国)、ハイレッツ(三井石油化
学社製)、クイントン(日本ゼオン社製)、マルカレッ
ツ(丸善石油化学社製)、コーポレックス(東邦石油樹
脂社製)等が挙げられる。
ccopale(Hercules社製−米国)、エス
コレッツ(エッソ化学社製)、Wing Tack(G
oodyear社製−米国)、ハイレッツ(三井石油化
学社製)、クイントン(日本ゼオン社製)、マルカレッ
ツ(丸善石油化学社製)、コーポレックス(東邦石油樹
脂社製)等が挙げられる。
【0031】脂環族系石油樹脂としては、例えば、アル
コンP、アルコンM(以上、荒川化学社製)等が挙げら
れる。芳香族系石油樹脂としては、例えば、ペトロジン
(三井石油化学社製)、ハイレジン(東邦石油樹脂社
製)等が挙げられる。クマロンインデン樹脂としては、
例えば、クマロンNG(新日鉄化学社製)等が挙げられ
る。
コンP、アルコンM(以上、荒川化学社製)等が挙げら
れる。芳香族系石油樹脂としては、例えば、ペトロジン
(三井石油化学社製)、ハイレジン(東邦石油樹脂社
製)等が挙げられる。クマロンインデン樹脂としては、
例えば、クマロンNG(新日鉄化学社製)等が挙げられ
る。
【0032】スチレン系樹脂としては、例えば、Pic
colastic A(Hercules社製)等が挙
げられる。フェノール樹脂としては、例えば、ヒタノー
ル(日立化成社製)、タッキロール(住友化学社製)、
レジトップ(群栄化学工業社製)等が挙げられる。キシ
レン樹脂としては、例えば、ニカノール(三菱瓦斯化学
社製)等が挙げられる。
colastic A(Hercules社製)等が挙
げられる。フェノール樹脂としては、例えば、ヒタノー
ル(日立化成社製)、タッキロール(住友化学社製)、
レジトップ(群栄化学工業社製)等が挙げられる。キシ
レン樹脂としては、例えば、ニカノール(三菱瓦斯化学
社製)等が挙げられる。
【0033】粘着付与樹脂の配合割合は、天然ゴムとS
BRとの配合割合、粘着付与樹脂の種類にもよるが、天
然ゴムとSBRよりなるエラストマー100重量部に対
し、通常、5〜150重量部、好ましくは10〜100
重量部、より好ましくは15〜60重量部である。
BRとの配合割合、粘着付与樹脂の種類にもよるが、天
然ゴムとSBRよりなるエラストマー100重量部に対
し、通常、5〜150重量部、好ましくは10〜100
重量部、より好ましくは15〜60重量部である。
【0034】充填剤 充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、けい酸アル
ミニウム、タルク、シリカ、けい藻土、けい砂、軽石
粉、スレート粉、雲母粉、アスベスト、アルミニウムゾ
ル、アルミナホワイト、硫酸アルミニウム、硫酸バリウ
ム、リトポン、硫酸カルシウム、二流化モリブデン、グ
ラファイト、ガラス繊維、ガラス球、単結晶チタン酸カ
リ、カーボン繊維、亜鉛華、活性亜鉛華、炭酸亜鉛、酸
化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、リサージ、
鉛丹、鉛白、水酸化カルシウム、活性化水酸化カルシウ
ム、二酸化チタン等が挙げられる。
ミニウム、タルク、シリカ、けい藻土、けい砂、軽石
粉、スレート粉、雲母粉、アスベスト、アルミニウムゾ
ル、アルミナホワイト、硫酸アルミニウム、硫酸バリウ
ム、リトポン、硫酸カルシウム、二流化モリブデン、グ
ラファイト、ガラス繊維、ガラス球、単結晶チタン酸カ
リ、カーボン繊維、亜鉛華、活性亜鉛華、炭酸亜鉛、酸
化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、リサージ、
鉛丹、鉛白、水酸化カルシウム、活性化水酸化カルシウ
ム、二酸化チタン等が挙げられる。
【0035】これらの充填剤の中でも、イオウ系架橋剤
による架橋の触媒作用を示し、官能基含有液状ゴムの架
橋剤ともなる亜鉛華、活性亜鉛華、酸化マグネシウム等
の金属酸化物が好ましい。充填剤の配合割合は、天然ゴ
ムとSBRよりなるエラストマー成分100重量部に対
して、通常、0.1〜250重量部、好ましくは1〜1
00重量部、より好ましくは3〜50重量部である。
0.1重量部未満では、その効果がなく、250重量部
を越えると、添加が困難になったり、物性が低下したり
する。
による架橋の触媒作用を示し、官能基含有液状ゴムの架
橋剤ともなる亜鉛華、活性亜鉛華、酸化マグネシウム等
の金属酸化物が好ましい。充填剤の配合割合は、天然ゴ
ムとSBRよりなるエラストマー成分100重量部に対
して、通常、0.1〜250重量部、好ましくは1〜1
00重量部、より好ましくは3〜50重量部である。
0.1重量部未満では、その効果がなく、250重量部
を越えると、添加が困難になったり、物性が低下したり
する。
【0036】軟化剤 軟化剤は、粘着剤組成物のガラス転移温度(Tg)を低
下させて、低温時における流動性を高め、タックを付与
する役割を果たす。軟化剤は、大別すると石油系軟化
剤、植物油系軟化剤、液状ゴム、液状粘着付与樹脂、合
成可塑剤に分類される。
下させて、低温時における流動性を高め、タックを付与
する役割を果たす。軟化剤は、大別すると石油系軟化
剤、植物油系軟化剤、液状ゴム、液状粘着付与樹脂、合
成可塑剤に分類される。
【0037】石油系軟化剤としては、例えば、パラフィ
ン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香
族系プロセスオイル、エキステンダーオイル等が挙げら
れる。植物油系軟化剤としては、例えば、ひまし油、綿
実油、あまに油、菜種油、大豆油、パーム油、椰子油、
落花生油、トール油等が挙げられる。
ン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香
族系プロセスオイル、エキステンダーオイル等が挙げら
れる。植物油系軟化剤としては、例えば、ひまし油、綿
実油、あまに油、菜種油、大豆油、パーム油、椰子油、
落花生油、トール油等が挙げられる。
【0038】液状ゴムは、無官能性で、常温で流動性を
有する粘稠体であり、例えば、ポリブテン、液状ポリイ
ソブチレン、液状ポリイソプレン、液状ポリブタジエ
ン、液状1,2−ポリブタジエン、液状スチレン−ブタ
ジエンゴム、液状アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
液状ポリクロロプレンゴム、液状ポリ(オキシプロピレ
ン)、液状ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、
液状ポリオレフィングリコール、液状ポリ−ε−カプロ
ラクトン、液状ポリスルフィドゴム、液状エチレン−プ
ロピレンゴム等が例示される。液状粘着付与樹脂として
は、例えば、液状テルペン樹脂、液状水添テルペン樹
脂、液状スチレン系樹脂、液状ロジン系樹脂等が挙げら
れる。
有する粘稠体であり、例えば、ポリブテン、液状ポリイ
ソブチレン、液状ポリイソプレン、液状ポリブタジエ
ン、液状1,2−ポリブタジエン、液状スチレン−ブタ
ジエンゴム、液状アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
液状ポリクロロプレンゴム、液状ポリ(オキシプロピレ
ン)、液状ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、
液状ポリオレフィングリコール、液状ポリ−ε−カプロ
ラクトン、液状ポリスルフィドゴム、液状エチレン−プ
ロピレンゴム等が例示される。液状粘着付与樹脂として
は、例えば、液状テルペン樹脂、液状水添テルペン樹
脂、液状スチレン系樹脂、液状ロジン系樹脂等が挙げら
れる。
【0039】合成可塑剤としては、例えば、ジエチルフ
タレート、ジブチルフタレート等のフタル酸誘導体、ジ
メチルイソフタレート、ジイソオクチルフタレート等の
イソフタル酸誘導体、ジ−(2−エチルヘキシル)テト
ラヒドロフタレート等のテトラヒドロフタル酸誘導体、
ジ−n−ブチルアジペート、ジ−(2−エチルヘキシ
ル)アジペート等のアジピン酸誘導体、ジイソオクチル
アゼレート等のアゼライン誘導体、ジ−n−ブチルセバ
ケート等のセバシン酸誘導体、ジメチルマレート等のマ
レイン酸誘導体、ジ−n−ブチルフマレート等のフマル
酸誘導体、トリイソオクチル・トリメリテート等のトリ
メリット酸誘導体、トリエチル・シトレート等のクエン
酸誘導体、ジエチル・イタコネート等のイタコン酸誘導
体、グリセリル・モノオレート等のオレイン酸誘導体、
ブチル・アセチル・リシノレート等のリシノール誘導
体、n−ブチル・ステアレート等のステアリン酸誘導
体、ジエチレングリコール・モノウラレート等の脂肪酸
誘導体、ベンゼンスルホン・ブチルアミド等のスルホン
酸誘導体、トリメチル・ホスフェート等のリン酸誘導
体、テトラ−2−エチルヘキシル・ピロメリテ−ト等の
モノエステル系可塑剤、ジエチレングリコール・ジベン
ゾエート等のグリコール誘導体、グリセロール・モノア
セテート等のグリセリン誘導体、塩素化パラフィン等の
パラフィン誘導体、エポキシ誘導体、ポリエステル系可
塑剤、ポリエーテル系可塑剤等、種々のものが挙げられ
る。
タレート、ジブチルフタレート等のフタル酸誘導体、ジ
メチルイソフタレート、ジイソオクチルフタレート等の
イソフタル酸誘導体、ジ−(2−エチルヘキシル)テト
ラヒドロフタレート等のテトラヒドロフタル酸誘導体、
ジ−n−ブチルアジペート、ジ−(2−エチルヘキシ
ル)アジペート等のアジピン酸誘導体、ジイソオクチル
アゼレート等のアゼライン誘導体、ジ−n−ブチルセバ
ケート等のセバシン酸誘導体、ジメチルマレート等のマ
レイン酸誘導体、ジ−n−ブチルフマレート等のフマル
酸誘導体、トリイソオクチル・トリメリテート等のトリ
メリット酸誘導体、トリエチル・シトレート等のクエン
酸誘導体、ジエチル・イタコネート等のイタコン酸誘導
体、グリセリル・モノオレート等のオレイン酸誘導体、
ブチル・アセチル・リシノレート等のリシノール誘導
体、n−ブチル・ステアレート等のステアリン酸誘導
体、ジエチレングリコール・モノウラレート等の脂肪酸
誘導体、ベンゼンスルホン・ブチルアミド等のスルホン
酸誘導体、トリメチル・ホスフェート等のリン酸誘導
体、テトラ−2−エチルヘキシル・ピロメリテ−ト等の
モノエステル系可塑剤、ジエチレングリコール・ジベン
ゾエート等のグリコール誘導体、グリセロール・モノア
セテート等のグリセリン誘導体、塩素化パラフィン等の
パラフィン誘導体、エポキシ誘導体、ポリエステル系可
塑剤、ポリエーテル系可塑剤等、種々のものが挙げられ
る。
【0040】これらの軟化剤は、エラストマー成分など
との相溶性等を考慮した上で選択使用される。軟化剤
は、天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100
重量部に対して、通常、0.1〜200重量部、好まし
くは1〜100重量部、より好ましくは3〜80重量部
である。
との相溶性等を考慮した上で選択使用される。軟化剤
は、天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分100
重量部に対して、通常、0.1〜200重量部、好まし
くは1〜100重量部、より好ましくは3〜80重量部
である。
【0041】紫外線吸収剤 紫外線吸収剤としては、サリチル酸誘導体、ベンゾフェ
ノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シアノア
クリレート系化合物等がある。サリチル酸誘導体として
は、例えば、フェニル・サリシレート、p−オクチルフ
ェニル・サリシレート、p−第三ブチルフェニル・サリ
シレート等が挙げられる。
ノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シアノア
クリレート系化合物等がある。サリチル酸誘導体として
は、例えば、フェニル・サリシレート、p−オクチルフ
ェニル・サリシレート、p−第三ブチルフェニル・サリ
シレート等が挙げられる。
【0042】ベンゾフェノン系化合物としては、例え
ば、2,4−ジヒドロキシ・ベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシ・ベンゾフェノン、2,2′−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシ・ベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ・ベンゾフェノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−
5−スルホベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−2′−カルボキシ・ベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン・トリ
ヒドレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ・ベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシロキシ
・ベンゾフェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロ
キシ・ベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロ
キシ・ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒ
ドロキシ−3−メタクリロキシ)プロポキシベンゾフェ
ノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベン
ゾイルフェニル)メタン等が挙げられる。
ば、2,4−ジヒドロキシ・ベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシ・ベンゾフェノン、2,2′−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシ・ベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ・ベンゾフェノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−
5−スルホベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−2′−カルボキシ・ベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン・トリ
ヒドレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ・ベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシロキシ
・ベンゾフェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロ
キシ・ベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロ
キシ・ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒ
ドロキシ−3−メタクリロキシ)プロポキシベンゾフェ
ノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベン
ゾイルフェニル)メタン等が挙げられる。
【0043】ベンゾトリアゾール系化合物としては、例
えば、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチル−フェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−第三ブチル−フェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−第三ブチル−
5′−メチル−フェニル)−5−クロロ・ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−第
三ブチル−フェニル)−5−クロロ・ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−4′−n−オクトキシ・
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−5′−第三ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3′,5′−ジ・第三アミル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−{2′−ヒドロキ
シ−3′−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフ
タルイミドメチル)−5′−メチルフェニル}ベンゾト
リアゾール、2,2−メチレンビス{4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾト
リアゾール−2−イル)フェノール}等が挙げられる。
えば、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチル−フェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−第三ブチル−フェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−第三ブチル−
5′−メチル−フェニル)−5−クロロ・ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−第
三ブチル−フェニル)−5−クロロ・ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−4′−n−オクトキシ・
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−5′−第三ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3′,5′−ジ・第三アミル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−{2′−ヒドロキ
シ−3′−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフ
タルイミドメチル)−5′−メチルフェニル}ベンゾト
リアゾール、2,2−メチレンビス{4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾト
リアゾール−2−イル)フェノール}等が挙げられる。
【0044】シアノアクリレート系化合物としては、例
えば、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3′−ジ
フェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3′
−ジフェニルアクリレートが挙げられる。
えば、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3′−ジ
フェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3′
−ジフェニルアクリレートが挙げられる。
【0045】紫外線吸収剤の配合割合は、特に限定され
ないが、天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分1
00重量部に対して、通常、0.1〜5重量部の割合で
添加される。0.1重量部未満では添加の効果が小さ
く、多量に添加すると、その効果は大きくなるが、コス
トも高くなるので、5重量部までの添加に留めるべきで
ある。
ないが、天然ゴムとSBRよりなるエラストマー成分1
00重量部に対して、通常、0.1〜5重量部の割合で
添加される。0.1重量部未満では添加の効果が小さ
く、多量に添加すると、その効果は大きくなるが、コス
トも高くなるので、5重量部までの添加に留めるべきで
ある。
【0046】老化防止剤 老化防止剤としては、ナフチルアミン系化合物、ジフェ
ニルアミン系化合物、p−フェニレンジアミン系化合
物、その他のアミン系化合物、アミン化合物混合物、キ
ノリン系化合物、ヒドロキノン誘導体、モノフェノール
系化合物、ビスフェノール系化合物、トリスフェノール
系化合物、ポリフェノール系化合物、チオビスフェノー
ル系化合物等が挙げられる。老化防止剤の配合割合は、
特に限定されないが、天然ゴムとSBRよりなるエラス
トマー成分100重量部に対して、通常、0.1〜5重
量部、好ましくは0.5〜2重量部である。
ニルアミン系化合物、p−フェニレンジアミン系化合
物、その他のアミン系化合物、アミン化合物混合物、キ
ノリン系化合物、ヒドロキノン誘導体、モノフェノール
系化合物、ビスフェノール系化合物、トリスフェノール
系化合物、ポリフェノール系化合物、チオビスフェノー
ル系化合物等が挙げられる。老化防止剤の配合割合は、
特に限定されないが、天然ゴムとSBRよりなるエラス
トマー成分100重量部に対して、通常、0.1〜5重
量部、好ましくは0.5〜2重量部である。
【0047】(粘着テープ)本発明の粘着剤組成物は、
例えば、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ア
セトン、イソプロパノール、メタノール等の一種もしく
は二種以上の有機溶剤に溶解して、和紙などの紙基材あ
るいはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルムの少なくとも
片面にコーティング(塗工)して、粘着テープとして使
用される。乾燥条件は、通常、80〜150℃で2〜5
分である。
例えば、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ア
セトン、イソプロパノール、メタノール等の一種もしく
は二種以上の有機溶剤に溶解して、和紙などの紙基材あ
るいはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルムの少なくとも
片面にコーティング(塗工)して、粘着テープとして使
用される。乾燥条件は、通常、80〜150℃で2〜5
分である。
【0048】基材上に塗工する粘着剤層の厚さは、乾燥
膜厚で、通常、1〜200μm程度である。和紙の場合
には、粘着剤層の厚さは、5〜100μm、好ましくは
10〜50μm程度である。
膜厚で、通常、1〜200μm程度である。和紙の場合
には、粘着剤層の厚さは、5〜100μm、好ましくは
10〜50μm程度である。
【0049】本発明の粘着剤組成物をマスキングテープ
に適用する場合には、和紙などの紙基材を使用すること
が好ましい。具体的には、紙基材の一方の面に、本発明
の粘着剤組成物を、他方の面に、背面処理剤を塗布して
マスキングテープとする。紙基材の材質としては、公知
のものが好適に使用することができ、例えば、木材パル
プ、クラフトパルプ、マニラ麻、ビニロン、レーヨン、
ナイロン、テトロン等を挙げることができる。また、紙
基材としては、前記材質の抄紙原紙に、ブチルゴム、ブ
タジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、天然ゴム、ヘベ
アプラスゴム、SBR,NBR等を含浸せしめたものも
好適に使用することができる。紙基材の厚さは、通常、
20〜200μm,好ましくは30〜100μmであ
る。
に適用する場合には、和紙などの紙基材を使用すること
が好ましい。具体的には、紙基材の一方の面に、本発明
の粘着剤組成物を、他方の面に、背面処理剤を塗布して
マスキングテープとする。紙基材の材質としては、公知
のものが好適に使用することができ、例えば、木材パル
プ、クラフトパルプ、マニラ麻、ビニロン、レーヨン、
ナイロン、テトロン等を挙げることができる。また、紙
基材としては、前記材質の抄紙原紙に、ブチルゴム、ブ
タジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、天然ゴム、ヘベ
アプラスゴム、SBR,NBR等を含浸せしめたものも
好適に使用することができる。紙基材の厚さは、通常、
20〜200μm,好ましくは30〜100μmであ
る。
【0050】背面処理剤としては、例えば、シェラック
等の天然物、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、
酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、水酸基含有
脂肪族不飽和炭化水素−(メタ)アクリロニトリル共重
合体、ヒドロキシ(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リロニトリル、(メタ)アクリル酸よりなる群から選ば
れる一種以上と(メタ)アクリル酸エステルとスチレン
との共重合体等が挙げられる。背面処理剤の厚さは、乾
燥膜厚で、通常、0.1〜20μm、好ましくは1〜1
0μmである。
等の天然物、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、
酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、水酸基含有
脂肪族不飽和炭化水素−(メタ)アクリロニトリル共重
合体、ヒドロキシ(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リロニトリル、(メタ)アクリル酸よりなる群から選ば
れる一種以上と(メタ)アクリル酸エステルとスチレン
との共重合体等が挙げられる。背面処理剤の厚さは、乾
燥膜厚で、通常、0.1〜20μm、好ましくは1〜1
0μmである。
【0051】背面処理剤上には、ロール状に巻回した粘
着テープの巻き戻しをスムーズにするために、非シリコ
ーン系などの剥離剤を塗布することができる。塗布量と
しては、通常、0.01〜10g/m2、好ましくは
0.1〜1g/m2である。このようにして得られたマ
スキングテープは、本来のマスキングテープとしてだけ
でなく、例えば、梱包用のいわゆる紙粘着テープとして
も好適に用いることができる。
着テープの巻き戻しをスムーズにするために、非シリコ
ーン系などの剥離剤を塗布することができる。塗布量と
しては、通常、0.01〜10g/m2、好ましくは
0.1〜1g/m2である。このようにして得られたマ
スキングテープは、本来のマスキングテープとしてだけ
でなく、例えば、梱包用のいわゆる紙粘着テープとして
も好適に用いることができる。
【0052】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例のみに限定されるものではない。
についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例のみに限定されるものではない。
【0053】[実施例1〜7、比較例1〜7]紙基材と
して、木材パルプ、ビニロン、ポリビニルアルコールか
らなる和紙(厚さ55μm)を用い、メチルメタクリレ
ートグラフト天然ゴムのトルエン溶液をディッピングに
より含浸させ乾燥した(乾燥後塗布量:7g/m2)。
得られた処理原紙の一方の面に、背面処理剤層として、
メチルアクリレート−スチレン−2ヒドロキシエチルメ
タクリレート−アクリロニトリルよりなる共重合体層を
形成し(厚さ:5μm)、さらに、その上にロール状に
巻回した場合に巻き戻しをスムーズにするために非シリ
コン系の剥離剤を塗布した。
して、木材パルプ、ビニロン、ポリビニルアルコールか
らなる和紙(厚さ55μm)を用い、メチルメタクリレ
ートグラフト天然ゴムのトルエン溶液をディッピングに
より含浸させ乾燥した(乾燥後塗布量:7g/m2)。
得られた処理原紙の一方の面に、背面処理剤層として、
メチルアクリレート−スチレン−2ヒドロキシエチルメ
タクリレート−アクリロニトリルよりなる共重合体層を
形成し(厚さ:5μm)、さらに、その上にロール状に
巻回した場合に巻き戻しをスムーズにするために非シリ
コン系の剥離剤を塗布した。
【0054】上記紙基材の他方の面には、表1に示す各
種粘着剤組成物のトルエン−ヘキサン混合溶媒溶液を塗
布し、100℃で3分間乾燥して(乾燥後の粘着剤層厚
さ:35μm)、粘着テープのサンプルを作成した。得
られたサンプルは、40℃で4日間保温した後に、23
℃と80℃における粘着力、5℃におけるボールタッ
ク、80℃で30分加熱後、5℃まで冷却後の粘着力を
評価した。評価は、JIS Z−O237に準じて行っ
た。表1に、粘着剤組成物の配合処方及び粘着特性評価
結果を示す。 (1)粘着力:JIS Z−O237(g/24mm) (2)加熱冷却後粘着力:サンプルを貼付し80℃で3
分間加熱後に5℃に冷却して粘着力を測定した。 <凝破>凝集破壊 <貼着試験>アクリル・メラミン塗装板にサンプルを貼
付し80℃30分間加熱した後、5℃にて剥離性試験を
行った。評価基準は、次のとおりである。 ×・・・基材切断、 △・・・80℃にてテ−プの浮き発生、 ×△・・80℃にてテープの浮が発生し、なおかつ冷却
後は基材切断。 ○・・・浮きや基材切断なし、
種粘着剤組成物のトルエン−ヘキサン混合溶媒溶液を塗
布し、100℃で3分間乾燥して(乾燥後の粘着剤層厚
さ:35μm)、粘着テープのサンプルを作成した。得
られたサンプルは、40℃で4日間保温した後に、23
℃と80℃における粘着力、5℃におけるボールタッ
ク、80℃で30分加熱後、5℃まで冷却後の粘着力を
評価した。評価は、JIS Z−O237に準じて行っ
た。表1に、粘着剤組成物の配合処方及び粘着特性評価
結果を示す。 (1)粘着力:JIS Z−O237(g/24mm) (2)加熱冷却後粘着力:サンプルを貼付し80℃で3
分間加熱後に5℃に冷却して粘着力を測定した。 <凝破>凝集破壊 <貼着試験>アクリル・メラミン塗装板にサンプルを貼
付し80℃30分間加熱した後、5℃にて剥離性試験を
行った。評価基準は、次のとおりである。 ×・・・基材切断、 △・・・80℃にてテ−プの浮き発生、 ×△・・80℃にてテープの浮が発生し、なおかつ冷却
後は基材切断。 ○・・・浮きや基材切断なし、
【0055】
【表1】
【0056】(脚注) (1)SBR:ニポール1052(日本ゼオン社製) (2)亜鉛華:充填剤であるが、官能基含有液状ゴムの
架橋剤ともなる。 (3)熱反応性フェノール樹脂I:タッキロール250
−III(住友化学工業社製商品名) (4)熱反応性フェノール樹脂II:SP1055(ス
ケネクタディ・ケミカル社製) (5)官能基含有液状ゴムI:LIR410〔(株)ク
ラレ製〕 (6)官能基含有液状ゴムII:LIR506〔(株)
クラレ製〕 (7)官能基含有液状ゴムIII:HYCAR CTポ
リマー〔登録商標、宇部興産(株)製〕 (8)無官能液状ゴム(軟化剤)I:LIR30
〔(株)クラレ製〕 (9)無官能液状ゴム(軟化剤)II:ポリブテンHV
300〔日本石油(株)製〕 (10)粘着付与樹脂I:アルコンP100〔荒川化学
(株)製〕 (11)粘着付与樹脂II:YSレジン Px1000
〔ヤスハラケミカル(株)製〕 (12)紫外線吸収剤:2−(2′−ヒドロキシ−4′
−n−オクトキシ・フェニル)ベンゾトリアゾール〔住
友化学(株)製〕 (13)架橋剤:コロネートL〔日本ポリウレタン工業
(株)製〕 (14)架橋触媒:塩化亜鉛 (15)凝破:凝集破壊 (16)*:一部凝集破壊
架橋剤ともなる。 (3)熱反応性フェノール樹脂I:タッキロール250
−III(住友化学工業社製商品名) (4)熱反応性フェノール樹脂II:SP1055(ス
ケネクタディ・ケミカル社製) (5)官能基含有液状ゴムI:LIR410〔(株)ク
ラレ製〕 (6)官能基含有液状ゴムII:LIR506〔(株)
クラレ製〕 (7)官能基含有液状ゴムIII:HYCAR CTポ
リマー〔登録商標、宇部興産(株)製〕 (8)無官能液状ゴム(軟化剤)I:LIR30
〔(株)クラレ製〕 (9)無官能液状ゴム(軟化剤)II:ポリブテンHV
300〔日本石油(株)製〕 (10)粘着付与樹脂I:アルコンP100〔荒川化学
(株)製〕 (11)粘着付与樹脂II:YSレジン Px1000
〔ヤスハラケミカル(株)製〕 (12)紫外線吸収剤:2−(2′−ヒドロキシ−4′
−n−オクトキシ・フェニル)ベンゾトリアゾール〔住
友化学(株)製〕 (13)架橋剤:コロネートL〔日本ポリウレタン工業
(株)製〕 (14)架橋触媒:塩化亜鉛 (15)凝破:凝集破壊 (16)*:一部凝集破壊
【0057】表1の結果から、次のことが言える。比較
例1は、天然ゴムとSBRよりなるエラストマーに、粘
着付与剤を添加したのみでは、低温におけるタックが低
く、しかも高温での凝集力が低下することを示してい
る。比較例2は、比較例1の組成物に軟化剤を添加した
ため、低温におけるタックは向上したが、高温における
凝集力は改善されていないことを示している。比較例3
は、粘着付与樹脂の配合量を減らしたため、加熱冷却後
の粘着力は低く押えられたが、23℃の粘着力が低く、
貼付作業に支障をきたすことを示している。
例1は、天然ゴムとSBRよりなるエラストマーに、粘
着付与剤を添加したのみでは、低温におけるタックが低
く、しかも高温での凝集力が低下することを示してい
る。比較例2は、比較例1の組成物に軟化剤を添加した
ため、低温におけるタックは向上したが、高温における
凝集力は改善されていないことを示している。比較例3
は、粘着付与樹脂の配合量を減らしたため、加熱冷却後
の粘着力は低く押えられたが、23℃の粘着力が低く、
貼付作業に支障をきたすことを示している。
【0058】比較例4は、熱反応性フェノール樹脂を添
加したが、その配合量が少なく、高温での凝集力は改善
されたが不十分であることを示している。比較例5は、
熱反応性フェノール樹脂の配合量が多く、架橋密度が高
くなり、高温での凝集力は高いが粘着力が低下すること
を示している。実施例1は、熱反応性フェノール樹脂を
適量配合し、さらに官能基含有液状ゴムを配合した系で
あるので、複合架橋構造が生成し、高温での凝集力と粘
着力、低温におけるタックが向上し、しかも、加熱冷却
後の粘着力が低く抑えられていることを示している。
加したが、その配合量が少なく、高温での凝集力は改善
されたが不十分であることを示している。比較例5は、
熱反応性フェノール樹脂の配合量が多く、架橋密度が高
くなり、高温での凝集力は高いが粘着力が低下すること
を示している。実施例1は、熱反応性フェノール樹脂を
適量配合し、さらに官能基含有液状ゴムを配合した系で
あるので、複合架橋構造が生成し、高温での凝集力と粘
着力、低温におけるタックが向上し、しかも、加熱冷却
後の粘着力が低く抑えられていることを示している。
【0059】実施例2は、実施例1よりも亜鉛華を増量
したが大きな影響はなく、粘着物性は良好であることを
示している。実施例3は、天然ゴムとSBRの比率を変
えたが、粘着物性は良好であることを示している。ただ
し、SBRが多いと23℃の粘着力が若干高くなった
が、高温での凝集力・粘着力、低温のタック等は良好で
あった。
したが大きな影響はなく、粘着物性は良好であることを
示している。実施例3は、天然ゴムとSBRの比率を変
えたが、粘着物性は良好であることを示している。ただ
し、SBRが多いと23℃の粘着力が若干高くなった
が、高温での凝集力・粘着力、低温のタック等は良好で
あった。
【0060】実施例4〜5及び比較例6〜7は、官能基
含有液状ゴムの配合割合の影響をみたものである。官能
基含有液状ゴムが添加されていないと(比較例7)、高
温での粘着力が低下し好ましくない。官能基含有液状ゴ
ムの配合割合が多すぎても(比較例6)、高温での粘着
力が低下し、特定の範囲内(実施例4〜5)が好ましい
ことが分かる。実施例6〜7は、官能基含有液状ゴムの
種類を変え、それに対応した架橋剤を用いた例である。
何れの場合も、高温の粘着力・凝集力、低温のタック等
が高く良好であった。
含有液状ゴムの配合割合の影響をみたものである。官能
基含有液状ゴムが添加されていないと(比較例7)、高
温での粘着力が低下し好ましくない。官能基含有液状ゴ
ムの配合割合が多すぎても(比較例6)、高温での粘着
力が低下し、特定の範囲内(実施例4〜5)が好ましい
ことが分かる。実施例6〜7は、官能基含有液状ゴムの
種類を変え、それに対応した架橋剤を用いた例である。
何れの場合も、高温の粘着力・凝集力、低温のタック等
が高く良好であった。
【0061】
【発明の効果】ゴム系粘着剤に軟化剤(液状ゴム)を添
加すると、低温のボールタックは向上するが、高温では
粘着剤が軟化し凝集破壊を起こす。また、ゴム系粘着剤
において、粘着付与樹脂の配合割合を減らすと、加熱後
に冷えた場合(特に冬季)の粘着力は低くすることがで
きるが、常温での粘着力が低く被着体に貼るのが困難と
なる。
加すると、低温のボールタックは向上するが、高温では
粘着剤が軟化し凝集破壊を起こす。また、ゴム系粘着剤
において、粘着付与樹脂の配合割合を減らすと、加熱後
に冷えた場合(特に冬季)の粘着力は低くすることがで
きるが、常温での粘着力が低く被着体に貼るのが困難と
なる。
【0062】本発明の粘着剤組成物は、常温での粘着性
に問題のない粘着付与樹脂量で、かつ、低温でのタック
に問題のない軟化剤量でありながら、天然ゴムとSBR
よりなるエラストマーを熱反応性フェノール樹脂で架橋
し、官能基含有液状ゴムをその架橋剤で架橋しているた
め、架橋状態が複合化できて、高温における粘着力、凝
集力をともに向上でき、温度依存性の小さい粘着テープ
を提供することができる。特に、本発明の粘着剤組成物
は、和紙を基材とするマスキングテープの粘着剤として
好適である。
に問題のない粘着付与樹脂量で、かつ、低温でのタック
に問題のない軟化剤量でありながら、天然ゴムとSBR
よりなるエラストマーを熱反応性フェノール樹脂で架橋
し、官能基含有液状ゴムをその架橋剤で架橋しているた
め、架橋状態が複合化できて、高温における粘着力、凝
集力をともに向上でき、温度依存性の小さい粘着テープ
を提供することができる。特に、本発明の粘着剤組成物
は、和紙を基材とするマスキングテープの粘着剤として
好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/10 LDR C09J 7/02 JJX JLF
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴム40〜95重量%とスチレン−
ブタジエン共重合体ゴム5〜60重量%よりなるエラス
トマー成分(A)100重量部、熱反応性フェノール樹
脂(B)2〜40重量部、官能基を有する液状ゴム
(C)5〜100重量部、及び該液状ゴムの官能基と反
応性を有する架橋剤(D)を含有することを特徴とする
粘着剤組成物。 - 【請求項2】 官能基を有する液状ゴム(C)が、官能
基を側鎖に有するものである請求項1記載の粘着剤組成
物。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の粘着剤組成物を
テープ基材に塗工してなるマスキングテープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22060493A JP3738038B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 粘着剤組成物及びマスキングテープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22060493A JP3738038B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 粘着剤組成物及びマスキングテープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753931A true JPH0753931A (ja) | 1995-02-28 |
| JP3738038B2 JP3738038B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=16753584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22060493A Expired - Fee Related JP3738038B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 粘着剤組成物及びマスキングテープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3738038B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11216764A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-08-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤及び粘着テープの製造方法 |
| JP2010126698A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | マスキング用剥離性粘着テープ |
| JP2010150432A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | マスキング用剥離性粘着テープ |
| JP2012012561A (ja) * | 2010-05-31 | 2012-01-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 粘接着剤組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
| JP2014098142A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 物品固定用粘着テープ |
| WO2016056468A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 日東電工株式会社 | 粘着製品 |
| JP2017122210A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-07-13 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | 接着テープ及びその使用 |
| WO2023181446A1 (ja) * | 2022-03-24 | 2023-09-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 熱伝導性ポリマー組成物、熱伝導性ポリマー組成物形成材料、熱伝導性ポリマー、熱伝導性ポリマー組成物の製造方法 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP22060493A patent/JP3738038B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11216764A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-08-10 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤及び粘着テープの製造方法 |
| JP2010126698A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | マスキング用剥離性粘着テープ |
| JP2010150432A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | マスキング用剥離性粘着テープ |
| JP2012012561A (ja) * | 2010-05-31 | 2012-01-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 粘接着剤組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
| US9643452B2 (en) | 2010-05-31 | 2017-05-09 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Adhesive composition and pneumatic tire using same |
| US9919561B2 (en) | 2010-05-31 | 2018-03-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Adhesive composition and pneumatic tire using same |
| JP2014098142A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 物品固定用粘着テープ |
| WO2016056468A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 日東電工株式会社 | 粘着製品 |
| JP2017122210A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-07-13 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | 接着テープ及びその使用 |
| WO2023181446A1 (ja) * | 2022-03-24 | 2023-09-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 熱伝導性ポリマー組成物、熱伝導性ポリマー組成物形成材料、熱伝導性ポリマー、熱伝導性ポリマー組成物の製造方法 |
| JP2023142158A (ja) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 三菱マテリアル株式会社 | 熱伝導性ポリマー組成物、熱伝導性ポリマー組成物形成材料、熱伝導性ポリマー、熱伝導性ポリマー組成物の製造方法 |
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|---|---|
| JP3738038B2 (ja) | 2006-01-25 |
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