JPH075399Y2 - 皮膜密着試験機 - Google Patents
皮膜密着試験機Info
- Publication number
- JPH075399Y2 JPH075399Y2 JP1327192U JP1327192U JPH075399Y2 JP H075399 Y2 JPH075399 Y2 JP H075399Y2 JP 1327192 U JP1327192 U JP 1327192U JP 1327192 U JP1327192 U JP 1327192U JP H075399 Y2 JPH075399 Y2 JP H075399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- taper pin
- holder
- solenoid valve
- air cylinder
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、蒸着、溶射、メッキ
等によって形成した皮膜の基体に対する密着強度を求め
る装置に関する。
等によって形成した皮膜の基体に対する密着強度を求め
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膜の密着強度の試験として、図
1に示されているようなホルダー2にテーパーピン3を
嵌入し、ホルダー2及びテーパーピン3の双方の端面に
跨がって皮膜4を形成して試験片1を作り、この試験片
1を汎用の材料試験機にかけてテーパーピン3をホルダ
ー2より引抜くに要する力を求める方法が存在してい
た。
1に示されているようなホルダー2にテーパーピン3を
嵌入し、ホルダー2及びテーパーピン3の双方の端面に
跨がって皮膜4を形成して試験片1を作り、この試験片
1を汎用の材料試験機にかけてテーパーピン3をホルダ
ー2より引抜くに要する力を求める方法が存在してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、皮膜の密着
強度は一般の材料の引張り強度に較べて1桁乃至2桁も
小さいことに加え、JIS規格では1%以内の測定精度
が要求されているが、通常の材料試験機ではこのような
小さな破断強度の試料に対してJIS規格に適合する測
定が困難であり、そのために極めて高価な高精度材料試
験機を必要としていた。
強度は一般の材料の引張り強度に較べて1桁乃至2桁も
小さいことに加え、JIS規格では1%以内の測定精度
が要求されているが、通常の材料試験機ではこのような
小さな破断強度の試料に対してJIS規格に適合する測
定が困難であり、そのために極めて高価な高精度材料試
験機を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案による試験機
は、前述の試験片のホルダー部分を固定するための固定
部と、テーパーピンを引張るためのエヤーシリンダーと
を有する。このエヤーシリンダーには、適当な圧力の空
気供給源からの圧搾空気が、電磁弁及び絞り弁を経由し
て送入される。これらの弁を通過した圧搾空気に対して
圧力センサーが設けられていて、空気圧を電気信号に変
換し、この空気信号はピークホールド回路に供給され、
このピークホールド回路のホールド値が指示計器によっ
て指示される。指示計器は、KgまたはKg/mm2 で
目盛られている。
は、前述の試験片のホルダー部分を固定するための固定
部と、テーパーピンを引張るためのエヤーシリンダーと
を有する。このエヤーシリンダーには、適当な圧力の空
気供給源からの圧搾空気が、電磁弁及び絞り弁を経由し
て送入される。これらの弁を通過した圧搾空気に対して
圧力センサーが設けられていて、空気圧を電気信号に変
換し、この空気信号はピークホールド回路に供給され、
このピークホールド回路のホールド値が指示計器によっ
て指示される。指示計器は、KgまたはKg/mm2 で
目盛られている。
【0005】エヤーシリンダーにはロッドの移動を検出
する検出器が設けられていて、この検出器による検出信
号は、上記電磁弁が閉じるように電磁弁制御回路を制御
している。
する検出器が設けられていて、この検出器による検出信
号は、上記電磁弁が閉じるように電磁弁制御回路を制御
している。
【0006】
【作用】上述の試験機において、試験片のホルダー部分
を固定部に取付け、テーパーピンをエヤーシリンダーの
ロッドに結合し、絞り弁を経由してエヤーシリンダーに
圧搾空気を送入すると、エヤーシリンダーの内圧が徐々
に増大して、テーパーピンに加わる引抜き力が徐々に増
大する。そして、エヤーシリンダーの内圧が或る値に達
すると、テーパーピンの先端面が皮膜から剥離し、ロッ
ドはテーパーピンを伴って急速に移動する。
を固定部に取付け、テーパーピンをエヤーシリンダーの
ロッドに結合し、絞り弁を経由してエヤーシリンダーに
圧搾空気を送入すると、エヤーシリンダーの内圧が徐々
に増大して、テーパーピンに加わる引抜き力が徐々に増
大する。そして、エヤーシリンダーの内圧が或る値に達
すると、テーパーピンの先端面が皮膜から剥離し、ロッ
ドはテーパーピンを伴って急速に移動する。
【0007】ピークホールド回路に供給される電気信号
は、エヤーシリンダーの内圧の上昇につれて増大する
が、テーパーピンが皮膜から離れてロッドが急速に移動
すると、シリンダー内圧が急降下するため、テーパーピ
ンが皮膜から離れた瞬間の電気信号を保持し続け、この
保持信号に基づいて指示計器の指示が行われる。
は、エヤーシリンダーの内圧の上昇につれて増大する
が、テーパーピンが皮膜から離れてロッドが急速に移動
すると、シリンダー内圧が急降下するため、テーパーピ
ンが皮膜から離れた瞬間の電気信号を保持し続け、この
保持信号に基づいて指示計器の指示が行われる。
【0008】指示計器は、皮膜とテーパーピンの接合面
の破断力(Kg)または単位面積当たりの破断力(Kg
/mm2 )で目盛られているので、その指示値によって
接合面の破断力を知ることができる。
の破断力(Kg)または単位面積当たりの破断力(Kg
/mm2 )で目盛られているので、その指示値によって
接合面の破断力を知ることができる。
【0009】エヤーシリンダーに設けた検出器は、ロッ
ドの移動を検出し、これに基づいて電磁弁制御回路を制
御して、エヤーシリンダーへの圧搾空気の供給を遮断す
る。これにより、ロッドの急速な移動による衝撃を緩和
し、かつエヤーシリンダー内圧が再上昇してピークホー
ルド回路の保持値が更新されるのを防ぐことができる。
ドの移動を検出し、これに基づいて電磁弁制御回路を制
御して、エヤーシリンダーへの圧搾空気の供給を遮断す
る。これにより、ロッドの急速な移動による衝撃を緩和
し、かつエヤーシリンダー内圧が再上昇してピークホー
ルド回路の保持値が更新されるのを防ぐことができる。
【0010】従って、この考案によれば、従来の材料試
験機に較べて格段と簡単で小型の装置により、精度が高
い皮膜密着試験を行うことができる。
験機に較べて格段と簡単で小型の装置により、精度が高
い皮膜密着試験を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1において、1は試験片であり、中心に貫
通孔を有する短円柱形のホルダー2と、その貫通孔に挿
入されたテーパーピン3と、ホルダー2及びテーパーピ
ン3の前端面に跨がって被着された皮膜4とからなる。
ホルダー2の周面の後半部分には螺条5が形成されてい
る。
通孔を有する短円柱形のホルダー2と、その貫通孔に挿
入されたテーパーピン3と、ホルダー2及びテーパーピ
ン3の前端面に跨がって被着された皮膜4とからなる。
ホルダー2の周面の後半部分には螺条5が形成されてい
る。
【0012】基台11上には、一端に上記試験片1の螺
条5が螺入される螺孔12を持った固定部13が設けら
れ、他端にはエヤーシリンダー14が取付けられてお
り、エヤーシリンダー14は固定部13へ向かって伸延
するロッド15を有する。ロッド15の先端にはカップ
リング16が設けられており、試験片1から伸延するテ
ーパーピン3の後端がカップリング16に挿入され、ピ
ン17によって固定されている。
条5が螺入される螺孔12を持った固定部13が設けら
れ、他端にはエヤーシリンダー14が取付けられてお
り、エヤーシリンダー14は固定部13へ向かって伸延
するロッド15を有する。ロッド15の先端にはカップ
リング16が設けられており、試験片1から伸延するテ
ーパーピン3の後端がカップリング16に挿入され、ピ
ン17によって固定されている。
【0013】圧搾空気源21からシリンダー14への圧
搾空気の供給は、フィルター22、減圧弁23、電磁弁
24、絞り弁25を順に経て行う。26は圧力計、27
は絞り弁25に平列に設けた逆止弁である。
搾空気の供給は、フィルター22、減圧弁23、電磁弁
24、絞り弁25を順に経て行う。26は圧力計、27
は絞り弁25に平列に設けた逆止弁である。
【0014】シリンダー14への供給圧力は圧力センサ
ー28によって電気信号に変換され、ピークホールド回
路29に供給される。ピークホールド回路29は、変動
する電気信号のピーク値を記憶し、これを計器30に指
示させる。
ー28によって電気信号に変換され、ピークホールド回
路29に供給される。ピークホールド回路29は、変動
する電気信号のピーク値を記憶し、これを計器30に指
示させる。
【0015】シリンダー14には、ピストンの移動によ
って作動する近接スイッチ31、例えば磁気スイッチが
設けられていて、その出力は電磁弁制御回路32に供給
されている。電磁弁制御回路32は、電磁弁24へ開閉
信号を供給する。測定開始スイッチ33は、電磁弁制御
回路32に始動信号を供給すると共に、ピークホールド
回路29へリセット信号を供給する。
って作動する近接スイッチ31、例えば磁気スイッチが
設けられていて、その出力は電磁弁制御回路32に供給
されている。電磁弁制御回路32は、電磁弁24へ開閉
信号を供給する。測定開始スイッチ33は、電磁弁制御
回路32に始動信号を供給すると共に、ピークホールド
回路29へリセット信号を供給する。
【0016】測定に際しては、密着力を求めたい基体材
料と皮膜材料とでテーパーピン3を作ると共に皮膜4を
形成して試験片1を得、図示のようにホルダー2を固定
部13に螺入すると共に、テーパーピン3をカップリン
グ16に固定する。
料と皮膜材料とでテーパーピン3を作ると共に皮膜4を
形成して試験片1を得、図示のようにホルダー2を固定
部13に螺入すると共に、テーパーピン3をカップリン
グ16に固定する。
【0017】測定開始スイッチ33を操作すると、ピー
クホールド回路29がリセットされると共に、電磁弁制
御回路32が作動して電磁弁24を開く。よって圧搾空
気源21からの空気は、絞り弁25によって徐々にエヤ
ーシリンダー14に供給され、エヤーシリンダー14内
の圧力は徐々に高まってテーパーピン3を引張り始め
る。
クホールド回路29がリセットされると共に、電磁弁制
御回路32が作動して電磁弁24を開く。よって圧搾空
気源21からの空気は、絞り弁25によって徐々にエヤ
ーシリンダー14に供給され、エヤーシリンダー14内
の圧力は徐々に高まってテーパーピン3を引張り始め
る。
【0018】エヤーシリンダー14によるテーパーピン
3の引張り力が或る値に達すると、テーパーピン3の先
端面が皮膜4から剥離し、ロッド15はテーパーピン3
を伴って急速に移動する。これによって近接スイッチ3
1が閉成すると、電磁弁制御回路32が作動して電磁弁
24が切換わり、圧搾空気の供給を断つと同時に、エヤ
ーシリンダー14内の空気を逆止弁27を経由して急速
に放出させ、これにより剥離時のショックを和らげる。
3の引張り力が或る値に達すると、テーパーピン3の先
端面が皮膜4から剥離し、ロッド15はテーパーピン3
を伴って急速に移動する。これによって近接スイッチ3
1が閉成すると、電磁弁制御回路32が作動して電磁弁
24が切換わり、圧搾空気の供給を断つと同時に、エヤ
ーシリンダー14内の空気を逆止弁27を経由して急速
に放出させ、これにより剥離時のショックを和らげる。
【0019】センサー28が検出するシリンダー圧力
は、電磁弁24が開かれると徐々に高まり始め、剥離の
瞬間を最高に、ロッド15の移動に急降下し、電磁弁2
4の切換わりによって大気圧に戻る。ピークホールド回
路29は、剥離の瞬間の最高圧力を電気信号の形で保持
し、これを計器30に指示させる。従って、その指示に
よってテーパーピン3と皮膜4との間の密着強度を読取
ることができる。
は、電磁弁24が開かれると徐々に高まり始め、剥離の
瞬間を最高に、ロッド15の移動に急降下し、電磁弁2
4の切換わりによって大気圧に戻る。ピークホールド回
路29は、剥離の瞬間の最高圧力を電気信号の形で保持
し、これを計器30に指示させる。従って、その指示に
よってテーパーピン3と皮膜4との間の密着強度を読取
ることができる。
【0020】
【考案の効果】以上のように、この考案による試験機
は、従来の材料試験機のような強大な引張り力を必要と
せず、簡単な構造で小型に制作できるために、容易に皮
膜の密着試験に適した高精度を得ることができる長所を
有している。
は、従来の材料試験機のような強大な引張り力を必要と
せず、簡単な構造で小型に制作できるために、容易に皮
膜の密着試験に適した高精度を得ることができる長所を
有している。
【図1】この考案の実施例の説明図である。
1 試験片 2 ホルダー 3 テーパーピン 4 皮膜 13 固定部 14 エヤーシリンダー 15 ロッド 21 圧搾空気源 23 減圧弁 24 電磁弁 25 絞り弁 28 圧力センサー 29 ピークホールド回路 30 計器 31 近接スイッチ 32 電磁弁制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ホルダーの貫通孔にテーパーピンが挿通
され、これらホルダー及びテーパーピンの双方の端面に
跨がって密着力を測定しようとする皮膜が密着されてい
る試験片の、上記ホルダーを固定する固定部と、シリン
ダーロッドが上記テーパーピンに結合され上記テーパー
ピンを上記ホルダーより引抜くように構成されたエヤー
シリンダーと、圧搾空気源と、この圧搾空気源と上記エ
ヤーシリンダーとの間に直列に介在する電磁弁及び絞り
弁と、上記エヤーシリンダーの内圧を電気信号に変換す
る圧力センサーと、上記シリンダーロッドの移動の検出
器と、この検出器による検出信号に応動して上記電磁弁
を閉鎖する電磁弁制御回路と、上記圧力センサーの電気
信号に対するピークホールド回路と、このピークホール
ド回路のホールド値を指示する計器とよりなる皮膜密着
試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1327192U JPH075399Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 皮膜密着試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1327192U JPH075399Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 皮膜密着試験機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616850U JPH0616850U (ja) | 1994-03-04 |
| JPH075399Y2 true JPH075399Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11828556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1327192U Expired - Lifetime JPH075399Y2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 皮膜密着試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075399Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP1327192U patent/JPH075399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616850U (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951003 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |