JPH0754077Y2 - フェザーリング可変ピッチプロペラ - Google Patents

フェザーリング可変ピッチプロペラ

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JPH0754077Y2
JPH0754077Y2 JP9583189U JP9583189U JPH0754077Y2 JP H0754077 Y2 JPH0754077 Y2 JP H0754077Y2 JP 9583189 U JP9583189 U JP 9583189U JP 9583189 U JP9583189 U JP 9583189U JP H0754077 Y2 JPH0754077 Y2 JP H0754077Y2
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JP
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propeller
control device
piston
hydraulic cylinder
comparison device
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三治 米山
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Kamome Propeller Co Ltd
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Kamome Propeller Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、船舶の推進用のプロペラ羽根の角度が、前
進用の角度及び後進用の角度の外、羽根が船舶の軸に平
行となるフェザーリング位置としてしられている90度迄
の範囲に亙って変更できるフェザーリング可変ピッチプ
ロペラに関するものである。
[従来の技術] 従来一般に、通常の可変ピッチプロペラの翼角を制御す
る場合、制御の精度を高めるために、プロペラの変節角
より大きい角度で制御装置を回動させるようになってい
る。
そして、普通にはプロペラの変節角1度に対し、制御装
置の回動角度を4度に形成させている。こうして高精度
に制御できるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来の制御装置を、前記のようなフェザー
リング可変ピッチプロペラにそのまま用いることは困難
である。何故ならば仮に前後進の変節角をそれぞれ30度
とし、これにフェザーリング位置として前進方向に90度
をとると、全部を合計した変節角は前後方向に120度と
なり、これを、制御装置において従来通りの精度を保つ
ために4倍の角度で制御すると、480度となってしま
い、実施できないことになる。この考案はこのような課
題を解決するためになされたもので、その目的は前記従
来のような精度を保ちながらフェザーリング位置迄制御
できるフェザーリング可変ピッチプロペラを提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するこの考案の装置について述べると
それは、プロペラの主軸5に同軸に設けられた、ピスト
ン8を内蔵した油圧シリンダ6;前記ピストン8に設けら
れた、前記ピストン8の前後進によりプロペラ23の角度
を変化させる変節軸17;前記油圧シリンダ6に、前記油
圧シリンダ6を回動自在とさせて接続された、前記油圧
シリンダ6のピストン8を制御する油圧制御装置1;該油
圧制御装置1に接続された、後記第一、第二両制御装置
3、4からの、各入力の差にもとづき該油圧制御装置1
に、該油圧制御装置1を作動させる出力をする比較装置
2;該比較装置2に接続された、操作員の操作により前記
プロペラ23の角度操作の出力を、該比較装置2に出力す
る第一制御装置3;前記主軸5の外側に、軸方向移動自在
に嵌合され、前記油圧シリンダ6に液密の構成で、前記
ピストン(8)に接続して設けられた移動部材7;該移動
部材7に、該移動部材7の周方向においては該移動部材
7の回転を許容し、該移動部材7の軸方向移動に対して
は連動する、前記主軸5と別に不動に設けられた本体13
に、移動自在に設けられた伝達部材9;該伝達部材9に形
成された、前記プロペラ23の前後進の、所定範囲内の角
度の変位を伝達する伝達部10、及び所定範囲外のフェザ
ーリングの角度の変位に対して伝達しない非伝達部11か
ら成る係合部12;該係合部12に、該係合部12の前記伝達
部10及び非伝達部11の両方に亙って係合し、伝達部10に
係合している場合にのみ、前記伝達部材9に連動させら
れる作動部材15;該作動部材15に、該作動部材15の作動
により作動させられるように接続され、かつ該作動に基
づき、前記比較装置(2)に出力するように、前記比較
装置2に接続された第二制御装置4;から成ることを特徴
とするフェザーリング可変ピッチプロペラである。
[作用] 第一制御装置3を作動させて、比較装置2に入力させ、
該比較装置2において、第二制御装置4からの出力とに
差を生じさせ、この差により、該比較装置2に接続した
油圧制御装置1に出力して同装置1を作動させ、プロペ
ラの主軸5の油圧シリンダ6に油圧を供給し、これによ
りピストン8に設けた変節油17を移動させ、前進又は後
進方向にプロペラを変節させる。そうすると、前記ピス
トン8に設けられ、かつ主軸5外側に移動自在に設けら
れている移動部材7が移動し、これに相対的に回動自在
に設けられている伝達部材9が移動する。なおこの場
合、伝達部材9の移動が所定の変位内の場合は、これに
係合した作動部材15が作動させられ、同部材15に接続さ
れた第二制御装置4が作動させられ、この第二制御装置
4からの出力が前記比較装置2に達し、かつ、この出力
が前記第一制御装置3からの出力と同一になると、比較
装置2からの出力は止まり、油圧制御装置1からの前記
油圧の供給は止まり、変節軸17はその位置に止められ、
プロペラの変節が終る。
次に、前記伝達部材9の変位が前進方向に所定外の変位
量となった場合、例えば、前記のように前進方向におい
て30度以上の角度となった場合は、前記作動部材15は、
非伝達部11に至り、その後の変位をしなくなる。
そして一方伝達部材9は変位を続け、遂に信号装置16に
達し、これを作動させる。この状態がフェザーリング位
置であり、同装置16から発せられる信号が、フェザーリ
ング状態を知らせることになる。
即ち作動部材15は、伝達部材9が、所定範囲外ではいく
ら変位しても、それに影響されないのである。
このため、所定範囲内の角度だけを対象とすればよいか
ら、前記従来例にのべたように、プロペラの変節角の、
4倍の回動角度で、高精度の制御ができる。それは例え
ば前後合計60度の場合、4倍の240度とするのである。
又作動部材15はその変位量を表示する表示装置18の表示
部材19を兼ねさせたことにより、この変移量によってプ
ロペラの変節量を知ることができる。
[実施例] 第1図及び第2図において、1は油圧制御装置であり、
ポンプ、油タンク、電磁弁等から成り、比較装置2から
の出力により、油圧シリンダ6に油圧を与えてこれを作
動でき、プロペラを前進、又は後進、又はフェザーリン
グ位置へ変節させることができるようになっている。
2は前記比較装置であり、第一、第二両制御装置の出力
の差により、油圧制御装置1に出力し、差がなくなると
出力が停止するようになっている。又差が逆になると逆
の出力をするのである。
3、4は夫々第一、第二制御装置であり、抵抗器20が用
いられている。なおこれは第一、第二両制御装置3、
4、比較装置2で一種のポテンショメータ状に形成され
ている。そして、第一第二両制御装置ともその抵抗値を
変えるハンドル21、作動部材15の回動角度は、プロペラ
の変節角の4倍に形成されており、(第二制御装置4は
ギヤにより4倍にされる)かつ、その図示しない円弧状
の目盛の末端に、若干離れてフェザーリング位置を指定
するポイントがしめされている。
次に、5はプロペラの主軸であり、一端を主機関又は減
速機等の駆動装置22に接続され、他端はフェザーリング
プロペラ23に接続されている。6は油圧シリンダ、8は
ピストンで、同ピストン8は変節軸17に接続されてお
り、又このピストン8に移動部材7が設けられている。
なお同部材7は油圧シリンダ6に対して液密に、出入、
移動できるように形成されている。又同部材7は環状で
かつ板状に形成され、主軸5に対し移動自在に遊嵌合さ
れている。又9は伝達部材であり、本体13に設けたガイ
ド14に摺動自在に設けられ、かつ回転挟持部24によって
前記移動部材7を挟持している、25は回転子である。こ
れにより伝達部材9は移動部材7に対し、相対的に回動
自在に、かつ軸方向には相対的に移動不能に設けられて
いることになる。
次に、10は伝達部であり、一例として上下方向に形成さ
れた通路である。
又11は非伝達部で、伝達部10に連続した横方向の通路で
ある。
12はこうして形成された係合部を示す。
そして、上記係合部12に作動部材15が係合されている。
26は係止部を示す。そしてこの係止部26は、伝達部9が
所定長さ(一例として前進方向に30度、後進方向に30度
の変節を行わせる距離)移動する場合は伝達部10中を上
下し、所定以上の長さ(前進方向で30度〜90度)になる
場合は、前記係止部26は非伝達部11に入り、伝達部材9
が左右方向に一定長さ移動しても、作動部材15に影響を
与えないようになっている。
このため、プロペラ23がフェザーリング位置に達しても
第6図に示すように、後述の表示部材19は30度を示した
ままになっている。そしてその場合、伝達部材9は、同
図に示すように信号装置16に達し、これを作動させて、
フェザーリング位置に達したことを知らせるようになっ
ている。なお同信号装置16は一例としてリミットスイッ
チ、又は近接スイッチが用いられ、その端末部は図示し
ないランプ又はブザー又は表示装置等に接続されてい
る。
なお、前記作動部材15は第3図に示すようにギヤ27が設
けられ、抵抗器20に摺動子28が接するようになってい
る。なおこれらも作動部材15に含まれるものである。そ
して、作動部材15は表示装置18の表示部材19を兼ねて形
成されたが、又これは第1図に示すように、第二制御装
置4を経て、第一制御装置の位置迄接続されてもよい。
29、29はシンクロモータ、30はリンク等の接続部材、31
は導線であり、これらを用いて接続される。このように
することにより、操縦する場所で、プロペラの変節角度
を確認できる。なおこのシンクロモータ29に設けた表示
装置は図示を省略する。
この考案はこのように変形して形成した場合も含むこと
は勿論である。
なお第1図はプロペラ23が中立の位置の場合を示し、第
4図は後進の場合、第5図は前進の場合、第6図はフェ
ザーリングの場合を示している。又表示装置18において
Bは後進、Fは前進、Oは中立の位置を表わしている。
次に、第7図に示すものはこの考案の他の実施例で、こ
の場合伝達部材9と作動部材15間の接続はラック32と歯
車33で行われ、このラック32に、歯を有する部分を伝達
部10とし、かつ歯の欠如した部分を形成し、ここを非伝
達部11とするのである。
[考案の効果] この考案は前記のように構成され、その伝達部材9に、
移動部材7の移動を伝達する伝達部10と、これに連続す
る非伝達部11を形成して、このように形成した係合部12
に、作動部材15を係合したことにより、変節軸17の所定
範囲外の移動によって、前記作動部材15は変位させられ
ないから、即ち所定範囲内だけを精密に制御すればよい
ため、例えばプロペラの変節角度1度に対して、第一制
御装置の制御角度を4度とするとができ、フェザーリン
グ可変ピッチプロペラに対しても精密な制御をすること
ができる。又プロペラ23の変節の程度と、フェザーリン
グ位置に達したことをしることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の実施例を示し、第1図はフ
ェザーリング可変ピッチプロペラの要部の概略を示すブ
ロック図、第2図は同プロペラの部分の一部断面図、第
3図は第1図の部分の詳細図、第4図はフェザーリング
可変ピッチプロペラの第2図と異なった状態の一部断面
図、第4図は同プロペラの更にことなった状態を示す一
部断面図、第5図は同プロペラの更にことなった状態を
示す一部断面図、第6図は同プロペラの更に異なった状
態を示す一部断面図、第7図はこの考案の他の実施例を
示す同プロペラの部分の正面図である。 1……油圧制御装置 2……比較装置 3……第一制御装置 4……第二制御装置 5……主軸 6……油圧シリンダ 7……移動部材 8……ピストン 9……伝達部材 10……伝達部 11……非伝達部 12……係合部 13……本体 14……ガイド 15……作動部材 16……信号装置 17……変節軸 18……表示装置 19……表示部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロペラの主軸(5)に同軸に設けられ
    た、ピストン(8)を内蔵した油圧シリンダ(6);前
    記ピストン(8)に設けられた、前記ピストン(8)の
    前後進によりプロペラ(23)の角度を変化させる変節軸
    (17);前記油圧シリンダ(6)に、前記油圧シリンダ
    (6)を回動自在とさせて接続された、前記油圧シリン
    ダ(6)のピストン(8)を制御する油圧制御装置
    (1);該油圧制御装置(1)に接続された、後記第
    一、第二両制御装置(3)、(4)からの、各入力の差
    にもとづき該油圧制御装置(1)に、該油圧制御装置
    (1)を作動させる出力をする比較装置(2);該比較
    装置(2)に接続された、操作員の操作により前記プロ
    ペラ(23)の角度操作の出力を、該比較装置(2)に出
    力する第一制御装置(3);前記主軸(5)の外側に、
    軸方向移動自在に嵌合され、前記油圧シリンダ(6)に
    液密の構成で、前記ピストン(8)に接続して設けられ
    た移動部材(7);該移動部材(7)に、該移動部材
    (7)の周方向においては該移動部材(7)の回転を許
    容し、該移動部材(7)の軸方向移動に対しては連動す
    る、前記主軸(5)と別に不動に設けられた本体(13)
    に、移動自在に設けられた伝達部材(9);該伝達部材
    (9)に形成された、前記プロペラ(23)の前後進の、
    所定範囲内の角度の変位を伝達する伝達部(10)、及び
    所定範囲外のフェザーリングの角度の変位に対して伝達
    しない非伝達部(11)から成る係合部(12);該係合部
    (12)に、該係合部(12)の前記伝達部(10)及び非伝
    達部(11)の両方に亙って係合し、伝達部(10)に係合
    している場合にのみ、前記伝達部材(9)に連動させら
    れる作動部材(15);該作動部材(15)に、該作動部材
    (15)の作動により作動させられるように接続され、か
    つ該作動に基づき、前記比較装置(2)に出力するよう
    に、前記比較装置(2)に接続された第二制御装置
    (4);から成ることを特徴とするフェザーリング可変
    ピッチプロペラ。
JP9583189U 1989-08-17 1989-08-17 フェザーリング可変ピッチプロペラ Expired - Lifetime JPH0754077Y2 (ja)

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