JPH0754244A - 織機停止方法 - Google Patents

織機停止方法

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JPH0754244A
JPH0754244A JP22504593A JP22504593A JPH0754244A JP H0754244 A JPH0754244 A JP H0754244A JP 22504593 A JP22504593 A JP 22504593A JP 22504593 A JP22504593 A JP 22504593A JP H0754244 A JPH0754244 A JP H0754244A
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JP
Japan
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loom
stop
cycle
warp
stopping
Prior art date
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JP22504593A
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English (en)
Inventor
Junichi Hayashi
順一 林
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 織機の停止に際し、停止段の発生を未然に防
止することにある。 【構成】 1リピート−3開口サイクル以上の織物組織
を製織する織機2の停止後、上下経糸経路長がほぼ等し
くなるように設定された経糸閉口状態で織機2を停止待
機させる織機停止方法において、停止原因が発生した
後、特定の開口サイクルN()の経糸閉口状態で織機
2を停止待機させる織機停止方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停止段の発生を未然に
防止できるように織機を停止させる織機停止方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】EP 0534523A1公報は、筬打
ち時に上経糸と下経糸とに張力差を与える製織方法にお
いて、経糸クロスタイミングで上下それぞれの経糸経路
長をほぼ等しくなるように設定することを開示してい
る。
【0003】すなわち、例えば図6に示すように、2/
1 の綾組織の場合、各開口サイクルの経糸クロスタイミ
ングにおいて、綜絖枠に通された3枚の経糸シートのう
ち、いずれか1枚は、必ず、上開口位置に維持される。
したがって、ワープラインを単に水平に設定したので
は、経糸クロスタイミングにおいて、上下それぞれの経
糸経路長を等しくすることはできない。
【0004】そこで、この従来技術は、図7に示すよう
に、バックレストを上方に持ち上げることにより、ワー
プラインを傾斜させ、経糸クロスタイミングにおいて、
上下それぞれの経糸経路長を等しく設定することを開示
している。これによって、織機を経糸クロスタイミング
で停止待機させると、どの開口サイクルでも上下経糸の
張力をほぼ等しくでき、停止段の発生が防止できる。な
お、この従来技術によれば、ワープラインを傾斜させる
ので、製織中は、必然的に、上経糸と下経糸とに張力差
が付与されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、各綜絖枠の前後位置の相違により、各サイクル間
で経糸経路長が微妙に異なっているので、特定の開口サ
イクルで上下経糸経路長を等しくできても、他の開口サ
イクルで等しくならず、全ての開口サイクルにおいて、
上下経糸経路長を等しくすることが非常に困難であっ
た。このため、特定の開口サイクルで停止待機させたと
きは、停止段が発生しないが、他の開口サイクルで停止
待機させたときは、依然として、停止段が発生するとい
う問題があった。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は、前記問題点に着目し
てなされたもので、その目的は、織機の停止に際し、停
止段の発生を未然に防止することのできる織機停止方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、1リピート−3開口サイクル以上の織物組織を製
織する過程で、織機の停止後、上下経糸経路長がほぼ等
しくなるように設定された経糸閉口状態で織機を停止待
機させる織機停止方法において、1リピート中の開口サ
イクルの中で、最も停止段の発生しにくい開口サイクル
を特定の開口サイクルとして予め設定しておき、停止原
因が発生した後、特定の開口サイクルの経糸閉口状態で
織機を停止待機させている。
【0008】このように、本発明の織機停止方法は、停
止原因の発生サイクルにかかわらず停止段の発生しにく
い特定の開口サイクルの経糸閉口状態で織機を停止待機
させている。したがって、織機の停止に際し、停止段の
発生を未然に防止することができる。ちなみに1リピー
ト3開口サイクル以上の織物組織に限定するのは、1リ
ピート−2開口サイクルすなわち平組織の場合は、閉口
角度で停止待機させれば、上下経糸を全て一平面に設定
することができ、本発明で問題とするところの停止段が
発生しないからである。
【0009】
【実施例1】図1に示すように、本実施例1に係る織機
停止装置1は、一例として1リピート−4開口サイクル
の織物組織を製織する織機2に適用したものである。こ
の織機2は、不良緯糸除去装置付きでなく、4枚の綜絖
枠5A〜5Dを有する。多数の経糸3は、送り出しビー
ム4から送り出され、テンションロール6を経てほぼ水
平なシート状となり、綜絖5a〜5dの上下運動によっ
て開口を形成し、織前7で緯糸8と交錯し、筬9の筬打
ち運動によって織布10となる。この織布10はロール
状の固定のブレストビーム11によって向きを変え、案
内ロール12、12aによって巻き取りロール13に案
内され、この巻き取りロール13を経て布巻きビーム2
2に巻き取られる。
【0010】なお、図1は、織機2が、停止待機の回転
角度(例えば300度)、すなわち経糸閉口角度に位置
し、経糸が閉口状態にある場合を示している。上下の経
糸3a、3bは、それぞれ、テンションロール6から各
綜絖5a〜5dを経て織前7に至る。織前7とテンショ
ンロール6との相対位置を予め適当に設定しておくこと
により、停止待機の回転角度において、上下の経糸3
a、3bの経路長は、ほぼ等しくなっている。なお、こ
の発明において、経糸閉口角度とは、必ずしも、経糸開
口曲線上の経糸クロスタイミングに厳密に一致させる必
要はなく、その近傍の角度に設定してもよいものであ
る。
【0011】本実施例1の織機停止装置1は、前記織機
2の停止原因の発生を検出する停止原因発生検出器24
と、この停止原因発生検出器24からの検出信号に基づ
き停止原因が発生した後、上下経糸経路長がほぼ等しく
なる特定の開口サイクルNの経糸閉口角度で織機2を停
止待機させる制御装置14とを有している。すなわち前
記停止原因発生検出器24として緯止め検出器16、経
止め検出器17およびストップ釦停止検出器23が制御
装置14に電気的に接続され、この制御装置14に開口
装置15およびエンコーダ18が電気的に接続されてい
る。
【0012】前記緯止め検出器16は緯止めを、経止め
検出器17は経止めを、ストップ釦停止検出器23はス
トップ釦停止をそれぞれ検出し、これらの検出信号を制
御装置14に送る。前記開口装置15は、例えばパター
ンカードを利用して4枚の綜絖枠5A〜5Dの運動を支
配し、4リピートの織物組織に適合した開口運動を行わ
せ、現在の開口サイクルnを示す開口指令データを制御
装置14に送る。前記エンコーダ18はモータ19の回
転角を検出し、この回転角検出信号を制御装置14に送
る。
【0013】前記制御装置14は、停止原因が発生した
後、緯止め、経止めまたはストップ釦停止の検出信号を
受けたら、回転角検出信号と、開口指令データとに基づ
き、最も停止段が発生しにくい特定の開口サイクルNの
経糸閉口角度で織機2を停止待機できるように、主軸2
0を駆動するモータ19と、主軸20を制動するブレー
キ21とを制御する。
【0014】前記特定の開口サイクルNは、主軸20の
4回転中の各開口サイクル〜のうち、最も停止段が
発生しにくい開口サイクルを経験的にまたは計算上で選
出しあらかじめ設定される。例えば上下経糸経路長の差
が最も小さい開口サイクルを計算により求めるとき、図
2、図3に示すように、各開口サイクル〜ごとに上
下経糸経路長を実測し、その測定値の最大と最小との差
がそれぞれ算出され、差の最も小さい開口サイクルが
特定の開口サイクルNとして制御装置14内のメモリに
格納されている。この制御装置14は、本発明の織機停
止方法のプログラムを内蔵している。
【0015】次に、前記構成の織機停止装置1の動作を
説明する。図4に示すように、製織開始と同時に織機停
止装置1の制御装置14は、本発明の織機停止方法のプ
ログラムをスタートさせ、製織中、停止原因が発生した
かどうかを判別している。停止原因が発生した場合、現
在の開口サイクルn()が特定の開口サイクル
N()であるかどうかを判別する。この判別は現在の
開口サイクルnが特定の開口サイクルNになるまで主軸
20の回転とともに続行する。図3のように、現在の開
口サイクルnが特定の開口サイクルN()になると、
特定の開口サイクルN()において制動タイミング到
来時に制動をかけ、次の開口サイクルで織機2を停止
させる。
【0016】次いで、この停止位置から自動逆転を開始
し、主軸20が特定の開口サイクルN()の経糸閉口
角度に戻ったとき、自動逆転を停止し、待機状態にな
る。これにより織機停止装置1の動作が終了する。その
後、織り工は、待機中の織機2の停止原因を確認し、必
要に応じて口合わせ動作をしてから、緯入れ不良や、経
糸切れなどの補修をし、織機2を再起動角度から起動さ
せ、製織を再開させる。
【0017】なお、停止原因が緯入れ不良の場合には、
緯止め検出信号を入力した開口サイクルから特定開口サ
イクルに至るまでの間、緯入れ動作を中止し、いわゆる
空打ち状態で織機運転させるようにしてもよい。これに
より、織機停止後に不良緯入れの開口サイクルを口出し
するために必要となる緯糸を抜く操作を省略することが
できるので、織り工の操作が簡単になる。
【0018】このように、本発明では、停止原因の発生
サイクルにかかわらず、停止段の発生しにくい特定の開
口サイクルN()の経糸閉口角度で織機2を停止待機
させることができる。したがって、織機2の停止に際
し、停止段の発生を未然に防止することができる。
【0019】
【実施例2】本実施例2に係る織機停止装置1は、前記
実施例1とほぼ同様の構成を有し、図示しない不良緯糸
除去装置付きの織機2に適用したものである。この織機
停止方法は、緯止めの場合、不良サイクルにおいて不良
の緯糸8を不良緯糸除去装置により自動的に除去し、織
機2の停止待機を不要にした点に特徴を有する。すなわ
ち図5に示すように、製織中、停止原因が緯止めかどう
かを判別し、判別の結果、緯止め以外の停止原因、つま
り経止め、あるいはストップ釦停止の場合、前記実施例
1の場合と同様の動作を経て織機2を停止待機させ、停
止段の発生を未然に防止することができる。
【0020】一方、緯止めの場合、不良サイクルにおい
て制動タイミング到来時に制動をかけ、次のサイクルで
織機2を停止させる。次いで、自動逆転を開始し、主軸
20が不良サイクルの経糸開口角度(例えば180度)
に戻ったとき、自動逆転を停止し、不良緯糸除去装置の
動作により、不良の緯糸8を開口内から自動的に除去す
る。その後、自動逆転を開始し、主軸20が起動角度
(例えば300度)に戻ったとき、自動逆転を停止し、
織機2を自動的に再起動させる。このように緯止めの場
合、不良糸の除去動作に適切な開口サイクルで織機2を
停止させ、不良緯糸除去装置が緯入れ不良の停止原因を
除去して、織機2を自動的に再起動させ、織機2の停止
待機を不要にすることができる。
【0021】
【他の実施例】なお、本発明は、前記実施例1、2に限
定されるものでなく、種々のものがあることはもちろん
である。たとえば、特定の開口サイクルN()の1サ
イクル手前の開口サイクルで制動をかけ、織機2の停
止後、正転させることにより、特定の開口サイクルN
()の閉口角度で停止待機させることもできる。この
場合、制動をかけるタイミングを適当に調節して、制動
後に直ちに特定の開口サイクルN()の閉口角度で織
機2を停止させ、これにより織機2の停止後の正転動作
を省略することもできる。
【0022】また、開口装置15の駆動軸を別途のモー
タで単独で駆動するいわゆるピックファインダ装置の場
合、織機2の停止後に開口装置15の駆動軸を単独で回
転させて、特定の開口サイクルN()の経糸閉口状態
に設定することもできる。
【0023】この場合、織機2の停止待機のための角度
は、経糸閉口角度に限定されず、任意の角度とすること
ができる。また、前記実施例1、2では、織前7とテン
ションロール6との相対位置を予め適当に設定しておく
ことにより、経糸閉口状態において上下経糸3a、3b
の経路長がほぼ等しくなるようにしたが、これに限ら
ず、織機2の停止後に、例えばテンションロール6、ド
ロッパ装置または織前7などのうち、少なくとも1つを
適当に位置移動させることにより、上下経糸経路長を等
しく設定するようにしてもよい。
【0024】前者の各実施例によれば、織機2の運転
中、上経糸3aと下経糸3bとに張力差を付与すること
ができるから、緯糸の打ち込みを大きくし、また、筬目
を防止することができるという効果がある。また、後者
によれば、上下経糸3a、3bに張力差を付与する製織
に限定されることなく、織機2の運転中、任意の経糸張
力の下で製織することができる。
【0025】なお、実施例1において、実施例2と同様
に、特定の停止原因に対しては、例外的に、特定の開口
サイクルN以外とすることもできる。すなわち、例えば
緯止めの場合、緯入れ不良が発生したサイクルの閉口角
度で停止待機させ、その他の停止原因、例えば経止ま
り、ストップ釦停止の場合は、上記の通り、特定の開口
サイクルNで停止待機させる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果が得られる。すなわち本発明は、
1リピート−3開口サイクル以上の織物組織を製織する
織機の停止後、上下経糸経路長がほぼ等しくなるように
設定された経糸閉口状態で織機を停止待機させる織機停
止方法において、1リピートの各開口サイクルの中で、
最も停止段の発生しにくい開口サイクルを特定の開口サ
イクルとして予め設定しておき、停止原因が発生した
後、特定の開口サイクルの経糸閉口状態で織機を停止待
機させる織機停止方法とした。このため、停止原因の発
生サイクルにかかわらず、停止段の発生しにくい特定の
開口サイクルの経糸閉口状態で織機を停止待機させるこ
とができる。したがって、織機の停止に際し、停止段の
発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機停止装置を示す構成図である。
【図2】特定の開口サイクルの選定方法を示す説明図で
ある。
【図3】織機停止装置の動作を開口サイクルで示す説明
図である。
【図4】実施例1に係る織機停止装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】実施例2に係る織機停止装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】従来装置を示す説明図である。
【図7】従来装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 織機停止装置 2 織機 3 経糸 3a 上経糸 3b 下経糸 4 送り出しビーム 5A、5B、5C、5D 綜絖枠 5a、5b、5c、5d 綜絖 6 テンションロール 7 織前 8 緯糸 9 筬 10 織布 11 ブレストビーム 12、12a 案内ロール 13 巻き取りロール 14 制御装置 15 開口装置 16 緯止め検出器 17 経止め検出器 18 エンコーダ 19 モータ 20 主軸 21 ブレーキ 22 布巻きビーム 23 ストップ釦停止検出器 24 停止原因発生検出器 、、、、開口サイクル N 特定の開口サイクル n 現在の開口サイクル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1リピート−3開口サイクル以上の織物
    組織を製織する過程で、織機(2)の停止に際し、上下
    経糸経路長がほぼ等しくなるように設定された経糸閉口
    状態で織機(2)を停止待機させる織機停止方法におい
    て、1リピート中の開口サイクルで、最も停止段の発生
    しにくい開口サイクルを特定の開口サイクルとして予め
    設定しておき、製織中に停止原因が発生したとき、特定
    の開口サイクルの経糸閉口状態で織機(2)を停止待機
    させることを特徴とする織機停止方法。
  2. 【請求項2】 不良糸除去装置を有する織機(2)によ
    り1リピート−3開口サイクル以上の織物組織を製織す
    る過程で、織機(2)の停止に際し、上下経糸経路長が
    ほぼ等しくなるように設定された経糸閉口状態で織機
    (2)を停止待機させる織機停止方法において、1リピ
    ート中の開口サイクルで、最も停止段の発生しにくい開
    口サイクルを特定の開口サイクルとして予め設定してお
    き、製織中に緯止め停止原因が発生したとき、緯入れサ
    イクルに応じて不良糸除去装置の除去動作に適切な開口
    サイクルで織機(2)を停止させ、また製織中に緯止め
    以外の停止原因が発生したとき、特定の開口サイクルの
    経糸閉口状態で織機(2)を停止待機させることを特徴
    とする織機停止方法。
JP22504593A 1993-08-19 1993-08-19 織機停止方法 Pending JPH0754244A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1541731A3 (en) * 2003-10-21 2006-06-07 Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha Method for preventing weft bars in a loom
WO2009033447A1 (de) * 2007-09-11 2009-03-19 Lindauer Dornier Gesellschaft Mbh Verfahren zum herunterfahren einer webmaschine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1541731A3 (en) * 2003-10-21 2006-06-07 Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha Method for preventing weft bars in a loom
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