JPH075443B2 - 除草剤組成物および植物の生長制御方法 - Google Patents

除草剤組成物および植物の生長制御方法

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JPH075443B2
JPH075443B2 JP8326486A JP8326486A JPH075443B2 JP H075443 B2 JPH075443 B2 JP H075443B2 JP 8326486 A JP8326486 A JP 8326486A JP 8326486 A JP8326486 A JP 8326486A JP H075443 B2 JPH075443 B2 JP H075443B2
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herbicide
urea
osmotic
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ドナルド・シー・ヤング
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【発明の詳細な説明】 本発明の除草剤組成物、特に接触除草活性および顕著な
浸透除草活性を有する組成物、およびかかる組成物を使
用して植物の生長を制御する方法、すなわち植物を防除
する方法に関するものである。以下に、植物(plant)
のほかに植生(vegetation)という表現を使用している
が、両者は実質的に同じ意味を有するものとする。
尿素および硫酸は両者とも肥料、土壌補助剤(soil adj
uvant)、化学処理剤、化学的前駆物質および反応体と
して数多くの産業において種々の目的に広く使用されて
いる。尿素および硫酸は併用した場合に有用であること
があり、これは特に農業において尿素および硫黄を土壌
に添加するのが望ましい場合である。硫酸は植物毒性を
示すことが知られており、種々の植物に対して発芽後接
触除草剤として使用され、生長しつつあるタマネギおよ
びニンニクの圃場からある種類の雑草植物を消滅させる
ために米国環境保護庁によって登録されている。
種々の浸透除草剤が知られており、市販されている。か
かる除草剤のうちのあるもの、例えば、ラウンドアッフ
(Raoundup,商品名)、N−(ホスフォノメチル)グ
リシンのイソプロピルアミン塩は広範囲の種々の植生に
対して活性である点において比較的広い有効範囲を有す
る。他のものは比較的限定された範囲の植物の種類の優
先的に作用を及ぼす点において選択性が比較的大きい。
例えば、ある浸透除草体、後えば2-4D(商品名)として
は知られている2,4-ジクロロフエノキシ酢酸を使用して
イネ科植物の存在下に広葉植物を優先的に防除すること
ができる。他のもの例えば、ダラポン(Dalapon,商品
名)としてまた他の名称によって知られている2,2-ジク
ロロプロピオン酸は広葉植物の存在下にイネ科植物を選
択的に防除する。また他の種類の選択性も利用できる。
浸透除草剤とは、作用を受け易い植生によって吸収さ
れ、次いで接触部分以外の植物の部分に移動する除草剤
である。浸透除草剤は、必ずしもそうではないが、普通
その活性のかかる移動に依存している。例えば、植物の
葉に施用する場合には、浸透除草剤は蒸散作用中に吸収
され、さもなければ植物全体にわたって移動するので、
除草剤は望ましくない植生、根および全体を消滅させ
る。
ある浸透除草剤は蒸散作用をしている定着した植生に施
用した場合にのみ有効であり、かかる除草剤は発芽後
(postemergent)除草剤として知られている。また、発
芽後に活性を示すかあるいは示さないことのある他のも
のは発芽前(preemergent)除草剤である。発芽前除草
剤は、発芽前に植物の種によって吸収されかつ/あるい
は土壌環境中で安定で、発芽前又は発芽直後に子葉…植
物の種子の胚によって発育された最初の双葉、または渦
状の葉…のなかに入り、次いで発芽する種子のすべての
部分に移動し、これらの部分を破壊する。種々の発芽前
および発芽後の浸透除草剤が確認されており、これらの
化学的性質および除草特性はファーム・ケミカルス・マ
ガジン(米国、オハイオ州、ウイロビー所在のマイスタ
ー・パブリッシング・コンパニー)によって年一回刊行
されている「ファーム・ケミカルス・ハンドブック(Fa
rm Chemicals Handbook)中に披瀝されている。
多数の研究者が浸透除草剤をある接触除草剤(ここに記
載されている除草剤ではないもの)と併用した場合の効
果について検討したが、常に、このように組合せて使用
した場合には浸透除草剤の除草活性が著しく低下する
か、あるいは全く消滅することが見い出された。さらに
すべての既知の浸透除草剤は比較的高い濃度の硫酸の存
在下に化学的に不安定である複雑な有機化合物である。
従って、既知の浸透除草剤は硫酸の接触除草活性または
土壌補助特性(soil adjuvant properties)が望ましい
組合せでは使用できない。
現在入手できる浸透除草剤組成物と関連する他の問題
は、かかる除草剤組成物の生態毒性、環境における毒
性、有効使用量割合における高い施用費、接触除草剤の
場合に利用できるような即効的植生防除が不可能なこ
と、一層作用を受け難い形態の植生に対する限定された
有効性などである。従って、改善された浸透除草剤組成
物および上述の問題を最小にするか消滅することができ
る植生の防除方法が要望されている。
従って、本発明の第1の目的は改善された除草剤組成
物、除草剤組成物に転化できる固体組成物、かかる組成
物の使用方法を提供することにある。
本発明の他の目的は含有されている浸透除草剤の活性が
増大している浸透除草剤組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は望ましくない植生を制御するのに必
要な浸透除草剤量を有意に減少し、かくして環境に導入
される浸透除草剤量を減少させる除草剤組成物およびそ
の使用方法を提供することにある。
本発明の他の目的は顕著な接触除草活性および浸透除草
活性の両方を示す組成物および/またはその使用方法を
提供することにある。
本発明の他の目的は望ましくない植生を防除し、同時に
栄養素である窒素および硫黄を土壌に与えるための組成
物および方法を提供することにある。
本発明の他の目的は多量の硫酸および組成物中で化学的
に安定な1種以上の浸透除草剤を含有する組成物を提供
することにある。
要約して述べれば、本発明は改善された(1)液体除草
剤組成物、(2)水中に溶解してかかる液体除草剤組成
物を生成する固体組成物、および(3)かかる除草剤組
成物の使用方法を提供する。
本発明は、除草剤組成物において、前記組成物中で安定
な浸透除草剤およびモノ尿素−硫酸付加物を含有し、前
記組成物中の尿素対硫酸のモル比が1/4〜7/4の範囲であ
り、前記組成物の除草活性が前記浸透除草剤および前記
モノ尿素−硫酸付加物の個々の除草活性の合計より大き
いことを特徴とする除草剤組成物を提供する。
本発明の新規な液体除草剤組成物は、1種以上の化学的
に安定な発芽前および/または発芽後の浸透除草剤と、
尿素対硫酸のモル比が約1/4〜約7/4の範囲内であって、
硫酸の少なくとも約25重量%がモノ尿素−硫酸付加物と
して存在する尿素と硫酸との混合物の水溶液である。化
学的に安定な浸透除草剤(以下にさらに詳細に説明す
る)は尿素−硫酸混合物の存在下に十分安定であってそ
の本発明組成物および本発明方法における使用が可能で
あるものである。
本発明の新規な固体組成物は、1種以上の化学的に安定
な発芽前および/または発芽後の浸透除草剤と、尿素対
硫酸のモル比が約1/4〜約7/4の範囲内であって、硫酸の
少なくとも25重量%がモノ尿素/硫酸付加物として存在
する尿素と硫酸との組合せとの固体混合物である。
また、液体組成物および固体組成物は尿素および硫酸の
組合せの存在下に化学的に安定な1種以上の表面活性剤
を含有することができる。表面活性剤は水溶液による葉
の被覆範囲および水溶液の除草活性を共に改善する。
また、本発明は、植物の生長を制御するに当り、前記植
物を除草に有効な分量の除草剤組成物と接触させ、この
際前記除草剤組成物として前記組成物中で安定な浸透除
草剤およびモノ尿素−硫酸付加物を含有し、かつ前記組
成物中の尿素対硫酸のモル比が1/4〜7/4の範囲内にある
ものを使用することを特徴とする植物の生長制御方法を
提供する。
本発明方法では上述の液体または固体の組成物を植生お
よび/または土壌(発芽前活性が望ましい場合)に望ま
しくない植生、種子および/または出現していない実生
を防除するのに十分な使用量割合で施用する。
本発明の組成物および方法は驚く程顕著な発芽前および
発芽後の浸透除草活性を有し、この結果所定の除草剤を
著しく少ない使用量で施用して同程度の植生の防除を達
成することができ、あるいはまた同じ施用割合において
一層高度の植生の防除が達成される。また、かかる本発
明の組成物および方法は接触除草特性を提供し、同時に
所望の植生に対して窒素および硫黄の栄養素を与える。
またかかる本発明の組成物および方法は浸透除草剤を比
較的高濃度の硫酸と併用することを可能にする。
利用できる接触除草活性は植生の即効的防除を可能に
し、他方改善された浸透除草活性は処理コストを軽減
し、植生の防除を改善し、人間に対する即時の毒作用お
よび残留毒作用の両方を少さくし、かつ収穫した食用作
物に除草剤が残留する可能性を小さくする。
本発明は浸透除草特性を有する新規な組成物およびかか
る組成物を使用して植生を防除する方法を提供する。本
発明組成物は固体または液体のいずれにすることも可能
であり、1種以上の浸透除草剤,硫酸の少なくとも25%
がモノ尿素−硫酸付加物として存在する尿素と硫酸との
組合せ、および所要に応じて表面活性剤を含有する。
本発明組成物は、特に1種以上の浸透除草剤成分を適当
に選択した際に、本質的に任意の形態の植生を即効的か
つ長期に発芽前および発芽後に防除するのに使用するこ
とができる。一層作用を受け難い植物を接触的に枯死さ
せることによる即効的植生防除は一層高い濃度および/
または一層大きい使用量割合のモノ尿素付加物を必要と
することがある。比較的長期の防除は防除される植物の
種類に対して特に活性の大きい浸透除草剤成分を選択す
ることにより達成することができる。従って、かかる本
発明組成物はやぶ(bush)、雑木林(scrub brush)、
つる植物およびその他の植物のような農地に普通に見い
出される植生を包含するすべての種々の植生の即効的防
除および長期防除の両方に使用することができる。表面
活性剤を使用または使用せずに本発明方法によって防除
できる植生の例は、クロガラシ(black mustard)(ブ
ラッシカ ニグラ(brassica nigra))、ナガバノギシ
ギシ(curly dock)(ルメックス クリスプス(rumexc
rispus))、ノボロギク(common gronudsel)(セネキ
オウルガリス(senecio vulgaris))、コシカギク(pi
neapple weed)(マトリカリア マトリカリオイデス
(matricaria matricarioides))、スワンプ スマー
トウイード(swamp smartweed)(ケルブ(kelp))
(ポリゴヌム コッチネウム(polygonumcoccineu
m))、プリックリー レタス (prickly lettuce)
(ラクツカ スカリオラ(lactucascariola))、ラン
スーリーブト グラウンドチェリー(lance-leavd grou
ndcherry)(フィサリス ランケイフォリア(physalis
lanceifolia))、一年生ノゲシ(annual sowthistl
e)(ソンクス オレラケウス(sonchus oleraceu
s))、ロンドン ロケット(london rocket)(シシム
ブリウム イリオ)(sisymbrium irio))、コモン
フィドルネック(common fiddleneck)(アムシンキイ
ア インテルメディア(amsinckia intermedia)、ヘア
リーナイトシェィド(hairy nightshade)(ソラヌムサ
ラコイデス(solanum sarrachoides))、ナズナ(shep
herd′s purse)(カプセラ ブルサーパストリス(cap
sella bursa-pastoris))、ヒマワリ(ヘリアンツス
アヌース(helianthus annuus))、ミチヤナギ(commo
n knotweed)(ポリゴヌム アヴィクラーレ(polygonu
m aviculare))、ホナガアオゲイトウ(green amarant
h)(アマランツス ヒブリヅス(amaranthus hybridu
s))、メアズ テイル(mare′s tail)(コニヅァ
カナデンシス(conyza canadensis)、ホトケノザ(ラ
ミウム アムプレクシカウレ(lamium amplexicaul
e))、オナモミ(クサンチウム ストルマリウム(xan
thium strumarium))、トベラ(マルバパルフローラ
(malva paruiflora))、アカザ(lambs guarters)
(ケノポジウム アルブム(chenspodium album))、
ハマビシ(puncture vine)(トリブルス テレストリ
ス(tribulus terrestris))、スベリヒユ(ポルツラ
カ オレラケア(portulacaleracea))、コニシキシソ
ウ(prostrate spurge)(エウフォルビアスピナ(euph
orbia supina))、マイハギ(ヘテロテカグランディフ
ローラ(heterotheca grandiflora))、クルマバザク
ロソウ(carpetweed)(モルゴ ベルティキラーテ(mo
llugo verticillate))、イエロー スターチスル(ye
llow starthistle)(ケンタウレア ソルスティティア
リス(centaurea solstitialis))、オオアザミ(milk
thistle)(シリブム マリアヌム(silybum mariaun
m))、カミルレモドキ(アンテミス コツラ(anthemi
s cotula))、バーニング ネトル(burning nettle)
(ウルティカ ウレンス(urtica urens))、アカザ
(アトリプレクス パツラ(atriplex patula))、ハ
コベ(ステラリア メディア(stellaria media))、
ルリハコベ(アナガリス アルベンシス(anagallis aa
rvensis))、アオゲイトル(redroot pigweed)(アマ
ランツス レトロフレクスウス(amaranthus retroflex
us))、ミナーズ−レタス(minners-lettuce)(モテ
ィア ペリフォリアータ(montia perfoliata))、タ
ーキー ムレイン(turkey mumullein)(エレモカルプ
ス セティゲルス(eremocarpussetigerus))、ネトル
リーフ グースフート(mettleleaf goosefoot)(ケノ
ボディウム ムラレ(chenopodium murale))、イヌヒ
メシロビユ(prostrate pigweed)(アマランツス ブ
リトイデス(amaranthus blitoides))、シルバーリー
フナイトシェイド(silcerleat nightshade)(ソラヌ
ムエラエアグニフォリウム(solaunm elaeagnifoliu
m))、ハーリー クレス(hoary cress)(カルダリア
ドラバ(cardaria draba))、ラージシード ドダー
(lageseed dodder)(クスクタ インデコラ(cuscuta
indecora))、カリフォルニア ウマゴヤシ(califor
nia burclover)(メディカゴ ポリモルファ(medicag
o polymorpha))、ホース パースレイン(horsepursl
ane)(トリアンテマ ポルツラカストルム(trianthem
a portulacastrum))、フィールド バインドウィード
(field bindweed)(コヌオルルス アルベンシス)
(conuolulusarvensis))、ロシア ヤグルマソウ(ru
ssiankeapweed)(ケンタウレア レペンス(centaurea
repens))、フラックスーリーブド フリーベイン(fl
ax-leavedfleabane)(コニゾァ ボナリエンシス(con
yza bonariensis))、野生ラディッシュ(ラファヌス
サティブス(raphauns sativus))、ヒメシロビユ
(tumble pigweed)(アマランツスアルブス(amaranth
us albus))、ステファノメリア(stephanomeria)
(ステファノメリア エクシグア(stephanomeria exig
ua))、野生カブ(ブラックシカ カンペストリス(br
assica campestris))、バッファロー ゴード(buffa
lo goard)(ククルビタ フォティディッシマ(cucurb
ita foetidissima))、ビロウドモウズイカ(common m
ullein)(ベルバスクス タプスス(verbascum thapsu
s))、タンポポ(タラクサクム オフフィキナーレ(t
araxacum officinale))、スペイン シスル(spanish
thistle)(クサンティウム スピノスム(xanthium s
pinosum))、キクニガナ(キコリウム インチブス(c
ichorium intybus))、ウイキョウ(sweet anise(フ
ォエニクルム ブルガレ(foeniculum vulgare一年生
イエロー スイートクロー(annual yellow sweetclove
r)(メリロツス インジカル(melilotus indica
l))、ドクニンジン(コニウムマクラツム(conium ma
culatum))、ブロードリーフ フィラレー(broadleaf
filaree)(エロディウム ボトリス(erodium botry
s))、ホワイトステム フィラレー(whitestem filar
ee)(エロディウム モスカツム(erodium moschatu
m))、レッドステム フィラレー(redstem filree)
(エロディウム キクタリウム(erodium cicutariu
m))、アメリカアサガオ(ivyleaf morningglory)
(イポモエア ヘデラケア(ipomoea hederacea))、
ショートポッド マスタード(shortpod mustard)(ブ
ラッシカ ゲニクラタ(brassica geniculata))、ヘ
ラオオバコ(buckhorn plantain)(プランタゴラ ケ
ノラタ(plantago lacenolate))、スティッキーチッ
クウイード(sticky chickweed)(ケラスティウム ビ
スコスム(cerastium viscosum))、ヒマラヤブラック
ベリー(himaraya blackbeeey)(ルプス プロケルス
(rubus procerus))、ムシクサ(purslane speedwel
l)(ベロニカ ペレグリナ(veronica peregrin
a))、アメリカアリタソウ(ケノポディウム アンブ
ロシオイデス(chenopodium ambrosioides))、スペイ
ンクローバー(spanish clover)(ロツス プルシアヌ
ス(lotus purshianus))、オーストリア ブラスバン
トス(australian brassbuttons)(コッラ アウスト
ラリア(cotula australia))、アキノキリンソウ(ソ
リダゴ カリフォルニカ(solidago californica))、
シトロン(citron)(キトルルス ラナツス(citrullu
s lanatus))、ヘッジ マスタード(hedge mustard)
(シシムブリウム オリエンタレ(sisymbrium orienta
le))、イヌホウズキ(black nightshade)(ソラヌム
ノディフロルム(solanum nodiflorum))、チャイニ
ーズ ソーンアップル(chinese thornapple)(ダツラ
フェロクス(datura ferox))、ズリストリー オッ
クスタング(bristly oxtongue)(ピクリス エキオイ
デス(picris echioides))、ブル シスル(bull thi
stle)(キルシウム ブガレ(cirsium vulgare))、
スパイニー ソウシスル(spiny sowthistle)(ソンク
ス アスペル(sonchus asper))、タスマニア アカ
ザ(tasmanian goosefoot)(ケノポディウム プミリ
オ(chenopodium pumilio)))、グースフット(goose
foot)(ケノポディウム ボトリス(chenopodium botr
ys))、ライト グラウンドチェリー(wright groundc
herry)(フィサリス アクティフォリア(physalis ac
utifolia))、トマチロ グラウンドチェリー(tomati
llo groundcherry)(フィサリス フィラデルフィカ
(physalis philadelphica))、プリティ スパージ
(pretty spurge)(エウフォルビア ペプルス(eupho
rbia peplus))、ビッター アップル(bitter appl
e)(ククミス ミリオカルプス(cucumis myriocarpu
s))、インディアン トバコ(indian tobacco)(ニ
コチアナ ビゲロビー(niccotiana bigelovii))、マ
ルバアサガオ(common morning-glory)(イポモエア
プルプレア(ipomoea purpurea))、ウオータープラン
テイン(waterplantain)(アリスマ トリビアレ(ali
sma triviale))、スマートウイード(smartweed)
(ポリゴヌム ラパティフォリウム(polygonum lapath
ifolium))、メイチャー ソウシスル(mature sowthi
stle)(ソンクス アスペル(scnchus asper))、イ
エロー ナットシェッジ(yellow nutsedge)(キペル
ス エスクレンツス(cyperus esculentus))、ハマス
ゲ(purple nutsedge)(キペルス ロツンジス(cyper
us rotundus))、ルーピン(lupine)(ルピヌス フ
ォルモスス(lepinus formosus)、および一年生ライム
ギ、イチゴツナギ属草、ウォーター グラス(water gr
ass)、イヌビエ(barnyard grass)、ギョゥギシバ、
フェスキュー(fescue)、マット グラス(mat gras
s)、ジョンソン グラス(Johnson grass)などのよう
なイネ科の草である。
本発明組成物の浸透除草剤成分は所望の防除の種類(す
なわち、発芽前または発芽後)および浸透除草剤の既知
の特性に従って防除しようとする植生の種類を考慮して
選択する。さらに、浸透防除剤は、固体組成物および液
体組成物の両者において、除草剤がこれらの組成物を製
造、貯蔵、輸送および施用するのに必要な時間その活性
を保持することを保証するのに十分な程度に化学的に安
定である必要がある。浸透除草剤の安定性は、使用すべ
き分量の浸透除草剤を尿素−硫酸組成物に添加し、生成
する組合せを核磁気共鳴(NMR)によって監視すること
により容易に測定することができる。NMRを使用して目
的とする分子、すなわち浸透除草剤中の選定した核のス
ペクトルピーク特性の周波数、および大きさを監視する
ことができる。5〜6時間にわたる持続性スペクトルピ
ークの大きさおよび周波数は安定性を示す。選定した核
に関連するピーク周波数における大きさの減少または移
動は不安定性、すなわち官能基の配置が変化したことを
示す。
また浸透除草剤は水溶性であるのが好ましいが、表面活
性剤または機械的かきまぜを使用して除草剤を溶液の全
体に分散させる場合には水に比較的難溶性の除草剤も使
用することができる。本質的にすべての除草剤は水溶性
であるか、あるいは水分散性油中の分散液または溶液と
して市販されており、かかる分散液または溶液は水中に
容易に分散するかあるいは溶解する。
適当な浸透除草剤は上述のように化学的に安定で分散性
である発芽前浸透除草剤および発芽後除草剤である。こ
こに使用しているように、発芽前および発芽後は防除す
べき植物に関するもので、播種したかあるいは処理区域
で生長している望ましい作物植物に関するものではな
い。本発明の組成物および方法は、発芽後活性、すなわ
ち定着した植物に対する浸透除草活性を有する浸透除草
剤を使用する場合に、本発明の組成物および方法におい
て利用できる発芽後の浸透活性が極めて顕著に改善され
るので、特に有利である。本発明における浸透除草剤の
好適例としては、2,2−ジクロロプロピオン酸、イソプ
ロピル−N−m−クロロフェニルカルバメート、イソプ
ロピルカルビニレート、3−シクロヘキシル−6−(ジ
メチルアミノ)−1−メチル−1,3,5−トリアジン−2,4
(1H,3H)−ジオン、2−クロロ−1−(3−エトキシ
−4−ニトロフェノキシ)−4−(トリフルオロメチ
ル)ベンゼン、7−オキサビシクロ(2,2,1)ヘプタン
−2,3−ジカルボン酸、4−クロロ−5−(メチルアミ
ノ)−2−(α,α,α−トリフルロ−m−トリル)−
3−(2H)−ピリダジノン、3,5−ジニトロ−N4,N4−ジ
プロピル−スルファニルアミド、および3−(3,4−ジ
クロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素がある。このよ
うな浸透除草剤の例は次のもの:クロルプロファム(Ch
lorpropham)、プロファム(Propham)、オキシフルオ
ルフェン(Oxyfluoren)、エンドタル(Endothall)、
ラウンドアップ (Roundup)(商品名)などである。
クロルプロファムまたはクロロ・アイ・ピー・シー
(CHLORO IPC商品名),フルロエ (Furloe商品名)
として、かつ他の名称によっても知られており、ピーピ
ージー・インダストリーズ社によって製造されている活
性成分イソプロピル‐N-m-クロロフェニルカルバメート
および次式: で表わされる他の化合物を含有する。この除草剤は発芽
前活性および発芽後活性の両方を有し、アルファルフ
ァ,ライマビーン,スナップビーン(snap bean),コ
ケモモ,ケインベリー(caneberry),クランベリー,
ラデイノ クローバー(ladino clover),ニンニク,
シードグラス(seed grass),タマネギ,ホウレンソ
ウ,サトウダイコン,およびいくつかの他の作物中の雑
草を防除するのに有効である。
プロファムまたはアイピーシー(IPC,商品名)として知
られ、次式: で表わされる活性成分イソプロプルカルバニレートを含
有する。この除草剤も発芽前活性および発芽後活性の両
方を有し、アルファルファ,アマ,レタス,ムラサキツ
メクサ,ベニバナツメクサ,ラディノ,ホウレンソウ,
サトウダイコンおよびいくつかの他の作物中の雑草を防
除するのに有効である。
オキシフルオルフェンはゴール (Gool),コルタール
(Koltar)などの商品名で市販され、次式: で表わされる活性成分2-クロロ‐1-(3-エトキシ‐4-ニ
トロフェノキシ)‐4-(トリフルオロメチル)ベンゼン
を含有する。この除草剤は大豆,トウモロコシ,棉,ト
リーフルーツ(tree fruit),ブドウ,ナッツ,種々の
熱帯地方の農園の作物および種々の観賞用作物中の広範
囲の一年生イネ科植物および広葉雑草の発芽前防除およ
び発芽後防除の両方に有効である。
エドタルはアクセラレイト (Accelerate),アクアト
(Aquathol),ハイドウト (Hydout)などの種々
の商品名で市販され、次式: で表わされる活性成分7−オキサビシクロ(2,2,1)ヘ
プタン‐2,3-ジカルボン酸を普通ナトリウム,カリウム
またはアミンの塩として含有する。エンドタルは発芽前
および発芽後の両方の除草剤、枯葉剤、乾燥剤、水中除
草剤および生長調製剤としての活性を有し、ポテトワイ
ンキラー(potato vine killer)、アルファルファおよ
びクローバーの乾燥剤、棉の採取助剤として、サトウダ
イコンおよび芝に対して、また水中除草剤および殺藻剤
として使用される。
グリフォセート イソプロピルアミン塩はラウンドアツ
という商品名で市販され、次式: で表わされる活性成分,N-(ホスフオノメチル)グリシ
ン・イソプロピルアミン塩を含有する。グリホサート
は、耕作地および非耕作地の両方における多くの木およ
び木質の雑木林(woody brush species)のほかに、多
くの一年生および多年生のイネ科植物および広葉雑草の
防除に有効な広範囲の発芽後浸透除草剤である。これは
本質的に非選択性である。
植生または土壌に施用される本発明の液体組成物中の浸
透除草剤の濃度は使用した使用量割合において所望程度
の発芽前および/または発芽後の防除を達成するのに十
分なものであることが必要である。有効濃度は製造者の
推薦を参考にして決めることができ、普通製造者によっ
て推薦された使用量割合における推薦濃度の約10〜15
%、さらに多くは約25〜50%に相当する。製造者の推薦
する施用時の濃度は使用する特定の浸透除草剤の有効性
によって広範囲に変動し、約0.1〜約50重量%、普通約
0.2〜約10重量%の範囲とすることができる。
普通、浸透除草剤組成物は販売のために製造または包装
された状態では活性成分の濃度は著しく高く、使用前に
稀釈するように設計されている。同じことが本発明の浸
透除草剤組成物についても当てはまる。従って、本発明
組成物中の浸透除草剤成分の濃度は、実際問題として、
本発明組成物の尿素−硫酸成分の濃厚溶液中における特
定の浸透防除剤の溶解性または分散性によってのみ限定
される。従って、濃厚組成物は普通約0.1〜約10重量
%、好ましくは約0.1〜約1重量%の浸透除草剤成分を
含有する。
本発明の固体組成物において使用される浸透除草剤成分
の濃度は、施用溶液における所望濃度より比例的に大き
くして、固体組成物を施用前に溶解した際に確実に適当
な濃度になるようにする必要がある。例えば、溶解して
5重量%の尿素と硫酸との組合せを含有する水溶液を生
成すべき固体の尿素−硫酸組成物は1に対して19の倍率
で稀釈する。
そこで、固体組成物は重量%基準で溶液中に望ましい浸
透除草剤成分の約19倍を含有している必要がある。従っ
て、最終溶液の浸透除草剤濃度が0.1重量%であるのが
望ましい場合には、固体組成物は約1.9重量%の該成分
を含有している必要がある。
本発明組成物中に使用される尿素‐硫酸混合物は尿素と
硫酸との反応生成物で、この生成物中において少くとも
25%の硫酸はモノ尿素−硫酸付加物として存在する。か
かる反応生成物は固体であることがあり、またかかる混
合物の水溶液とすることができる。
尿素−硫酸成分に対してここで使用する四デイジット
(four-digit)組成物表示、例えば、18-0-0-17は、農
業分野において、窒素、リン(P2O5として)、カリウム
(K2Oとして)および第4成分…この場合には、元素と
して表わすと硫黄…の濃度を表示するために使用するの
に好都合である。従って、組成物1-0-0-17は尿素から得
られる窒素18重量%および硫酸から得られる硫黄17重量
%を含有する。窒素に対して14.01および硫黄に対して3
2.07の原子量を使用し、尿素および硫酸の分子式を使用
し、尿素に対しては60.06および硫酸に対しては98.08の
分子量を使用すると、この組成物が尿素38.6重量%およ
び硫酸52.1重量%を含有していることが求められる。差
を求めることにより、こ溶液は9.3重量%の水を含有す
ることが分かる。すべての他の組成物中の硫酸および尿
素の濃度も同じ方法で求めることができる。
尿素−硫酸組成物およびその物理特性の若干は第1図の
三成分状態図に示されている。この状態図はそのなかの
任意の点において三成分…尿素,硫酸および水…のそれ
ぞれについての相対的割合を重量%で示している。三角
形の角頂点において形は完全に図示する成分からなる。
従って、尿素頂点における尿素濃度は100%で、尿素頂
点からH2O-H2SO4境界線、すなわち三角形の尿素頂点と
対向する辺までの直線に沿って直線的に0まで減少す
る。同じことが残りの2種の成分:水および硫酸につい
ても当てはまる。
また、この状態図は−10.0℃(14゜F),0℃(32゜
F),10,0℃(50゜F),25.0℃(77゜F)および65.6℃
(150゜F)における系に関する等温線を示す。65.6℃
(150゜F)等温線は状態図の左側下部に一部のみが示
されている。各等温線は組成物を限定しており、組成物
は、各等温線に対して示されている温度より低い温度に
冷却されると、系の成分を沈澱する。しかし、溶液は、
例えば、静止条件下に、晶出を促進する種晶、不純物な
どの不存下に、10.0℃(50゜F)またはこれ以上のよう
な低い温度まで、劇的に急冷する。
等温線のパターンによて示されるように、尿素対硫酸の
比が一定である系は、水の濃度が大きくなるにつれて、
低い温度において一層安定になる。このことは、状態図
の右側下部における酸の割合が大きい共晶の近くにおけ
る領域を除き、状態図の大部分について当てはまる。
図示する等温線の領域内において3種の顕著な共晶の存
在が明らかである。各共晶は溶質濃度の変化に対する系
の応答、例えば、結晶点の応答における不連続性を示
し、これらの共晶に関連する状態図の領域における所定
の等温線に対して最大溶質濃度点を示す。
第1図における凡例に示すように、10.0℃(50゜F)等
温線における左側の共晶は組成物29-0-0-9に相当する。
同一等温線上に中央の共晶は組成物18-0-0-17に相対す
る。‐10.0℃(14゜F)等温線における右側共晶は9-0-
0-25に相当し、三角形表示によって示される中央共晶と
右側共晶との間の10.0℃(50゜F)と25.0℃(77゜F)
との中間の組成物は10-0-0-19に相当する。
状態図内の太い水平線E−EおよびF−F′は製造およ
び包装の観点から好ましい稀釈使用前の濃厚な尿素−硫
酸組成物の界限を規定する、E−E′ラインより下側の
組成物は50重量%以上の溶質濃度、すなわち尿素および
硫酸の濃度を有する。水25%のラインに位置するF−
F′ラインより下側の組成物は75重量%以上の尿素と硫
酸との組合せを有する。状態図に示されている4種の組
成物、例えば、18-0-0-17などは75重量%より多量の溶
質を含有していることが容易に分る。
尿素−硫酸境界線(状態図の下側境界線)と水の頂点と
の間に延在する太い線は、普通組み合わせた浸透除草剤
の使用を強める実施可能で好ましい本発明に係る触媒除
草剤組成物を規定する。Y線は尿素/硫酸モル比が2/1
である組成物を規定する。この線は尿素−硫酸境界線と
尿素約55.0重量%に相当する点で交差する。Y線の左側
の組成物はモノ尿素−硫酸付加物を全く含有しておら
ず、かかる組成物はジ尿素付加物と過剰の尿素との組合
せからなる。かかる組成物はモノ尿素付加物と比較して
接触除草活性をほとんどあるいは全く有しておらず、本
発明組成物の浸透除草成分に対して相乗剤として作用し
ない。Y線の右側の組成物は少なくとも若干のモノ尿素
付加物を含有し、モノ尿素付加物の濃度は組成がX線に
近づくにつれて増加する。X線上の組成物は尿素/H2SO4
モル比が1/1であり、尿素および硫酸の両方がモノ尿素
−硫酸付加物としてのみ存在している組成物に相当す
る。X線は尿素−H2SO4境界線と尿素濃度38.0重量%に
おいて交差する。
A線とB線との間の組成物は硫酸の少くとも25%がモノ
尿素−硫酸付加物として存在している組成物である。A
線上の組成物では、硫酸の25%がモノ尿素付加物として
存在し、75%がジ尿素−硫酸付加物として存在する。B
線に沿った組成物では、ん酸の25%がモノ尿素付加物と
して存在し、75%が遊離硫酸として存在する。A線は尿
素−硫酸境界線と尿素51.9重量%に相当する点で交差
し、B線は同じ境界線と尿素レベル13.2重量%で交差す
る。
C線とD線との間の組成物では、硫酸の少なくとも50%
がモノ尿素付加物として存在する。C線は硫酸の50%が
モノ尿素付加物として存在しかつ50%がジ尿素−硫酸付
加物として存在する組成物を限定している。D線上の組
成物は硫酸の50%が複合体を形成していない遊離硫酸で
ある組成物に相当する。C線およびD線はそれぞれ尿素
−硫酸境界線と尿素47.9重量%および23.4重量%に相当
する点で交差する。
18-0-0-17組成物およびこれに極めて近い組成物、例え
ば17-0-0-17組成物は本発明の目的のために製造するの
に好都合な組成物である。これらの組成物は、可成り低
い晶出点、例えば、10.0℃の晶出点を有する所望の範囲
内の組成物にとって達成可能な最高溶出濃度…約90%の
尿素および硫酸…を有すう。正確な1/1付加物から、例
えば、17-0-0-17組成物へのずれは後術のように製造上
の都合にとって望ましいことがある。17-0-0-17組成物
は尿素−硫酸モル比が約1.05/1であるが、このモル比は
組成物を最も好ましい組成物範囲内のものとするのに十
分な程度まで好ましい比1/1に接近している。
18-0-0-17組成物と17-0-0-17組成物によって示される尿
素−硫酸の比における小さな妥協は、結晶点が10.0℃
(50゜F)で尿素/硫酸モル比が1/1である組成物が溶
質を約85重量%しか含有していないことによって正当化
されることがある。従って、モル比が僅か変動しても、
同じ晶出温度および約5%高い溶質濃度を有する共晶点
に一層近い組成物を生成することができる。
尿素−硫酸成分は尿素と硫酸、および場合によっては水
との反応によって回分法または連続法で製造することが
できる。濃度の一層大きい溶液、すなわち25重量%未
満、好ましくは15重量%未満の水を含有する組成物は、
製造および輸送の目的に特に好ましい。また、尿素−硫
酸成分は、尿素および/または硫酸の分解生成物、例え
ば、スルファミン酸、スルファミン酸アンモニウムおよ
び/または硫酸アンモニウムをほとんどまたは完全に含
有せず、本発明の好ましい液体および固体の除草剤組成
物もかかる分解生成物を含有してないことを保証できる
のがこの好ましい。かかる尿素−硫酸成分は参考として
ここに記載する1981年11月5日付け米国特許出願第318,
629号明細書に記載されている方法によって、固体尿素
と濃硫酸との反応によって製造することができる。
かかる尿素−硫酸混合物中に含有されるモノ尿素−硫酸
付加物は浸透除草剤成分の活性を強める。浸透除草剤
を、ジ尿素−硫酸複合体を含有しているが意味ある分量
のモノ尿素−硫酸複合体を含有していない29-0-0-9のよ
うな組成物と混和した場合には浸透除草活性の改善はほ
とんどまたは全く認められない。従って、最も好ましい
組成物は本質的にすべての尿素および硫酸がモノ尿素−
硫酸付加物として存在する組成物である。多量の他の成
分を含有する組成物を使用できるが、かかる組成物は好
ましい組成物ほど活性ではない。
未反応の遊離硫酸は大部分の場合に望ましくない。この
理由は、遊離硫酸が等量の酸の基準とした場合に接触除
草剤としてモノ尿素付加物ほど有効ではなく、浸透除草
活性に有利な影響をほとんどまたは全く与えず、尿素と
結合している硫酸より腐蝕性が大きく、浸透除草剤のあ
るものと反応する傾向があるからである。従って、固体
および水性の両組成物において、硫酸の少なくとも約75
%、普通少なくとも約85%、好ましくは少なくとも約90
%をモノーおよび/またはジ尿素−硫酸付加物として存
在させる。特に好ましい組成物は本質的に硫酸を含有し
ていない組成物であり;従って硫酸の本質的に100%が
尿素とモノおよびジ尿素付加物として結合している組成
物である。さらに、モノ尿素付加物は尿素と硫酸との最
も活性の大きい結合形態であるから、硫酸の少なくとも
約25、普通少なくとも約50%、好ましくは少なくとも約
70%、最も好ましくは約80〜約100%をモノ尿素−硫酸
付加物として存在させる。
モノ尿素−硫酸付加物は極めて稀薄な水溶液においてさ
え活性の大きい接触除草剤で、他の除草剤の不存在下に
おいてさえ種々の植生を防除するのに使用することがで
きる。
モノ尿素付加物は、その除草活性のほかに、本発明組成
物の浸透除草剤成分の活性を強める利点を有する。例え
ば、合計重量基準において約85重量%の尿素および硫酸
を含有する製造したままの17-0-0-17組成物を水で約200
倍に稀釈して0.5重量%未満の溶質を含有する除草に有
効な溶液を作ることができる。一層大きい希釈比率も使
用できるが、極めて希釈な溶液を用いて作物の葉に十分
な分量の活性モノ尿素付加物を施用する際の種々の困難
のために好ましない。
オノ尿素付加物は約0.5重量%より著しく少ない結合し
た尿素および硫酸を含有する溶液中では尿素と硫酸とに
解離するが、解離した成分は処理した植生の葉の上で再
結合して活性な付加物を形成する。これらは明らかに水
が蒸発して尿素および硫酸の濃度が大きくなることによ
る。
極めて低いモノ尿素付加物濃度、例えば、0.2%または
これ以下では多くの場合に適当な接触除草活性を提供す
るのに十分な使用量割合を与えることができないが、か
かる低い濃度であってもなお浸透除草剤成分の活性を有
意に強める。施用者が接触除草活性の結果として植生の
著しい防除を達成したいと思う場合には一層高いモノ尿
素付加物濃度を使用するのが普通である。従って、施用
溶液は尿素および硫酸の合計重量を基準として通常少な
くとも約0.5重量%、普通少なくとも約1重量%、好ま
しくは少なくとも約5重量%の尿素および硫酸を含有す
る。
濃厚溶液、例えば、尿素−硫酸濃度が85%以上である溶
液は活性の極めて大きい除草剤である。しかし、かかる
溶液は、必要とする使用量割合が比較的小さく、その粘
度が比較的大きいために、葉の全体に均一に被着させる
のが困難である。
これらの因子を考慮して、施用溶液には合計重量を基準
として通常約0.5〜約90重量%、普通約1〜約50重量
%、好ましくは約5〜約30重量%の尿素および硫酸を含
有させる。多量の水の取扱いおよび輸送を回避するには
比較的高濃度の尿素および硫酸を含有する溶液を製造す
るのが好ましい。従って、製造された組成物は合計重量
を基準として通常少なくとも約50重量%、好ましくは少
なくとも約70重量%の尿素および硫酸を含有する。
また、尿素および硫酸の有用かつ好適な濃度、およびモ
ノ−およびジ尿素付加物相互の有用かつ好適な濃度は尿
素/硫酸モル比で示すことができる。この比は本発明の
固体組成物においてもかかる固体組成物を水に溶解して
作った水溶液においても同じであって、通常約1/4〜約7
/4、好ましくは約1/2〜約3/2、最も好ましくは約1/1〜
約3/2の範囲内である。約1/1〜約3/2の範囲内の尿素/
硫酸モル比は、複合体になっていない硫酸を本質的に含
せずかつ硫酸の少なくとも50%がモノ尿素−硫酸付加物
として存在している組成物を規定する。
尿素/硫酸モル比が3/2である組成物は硫酸2モルごと
に尿素3モルを含有する。尿素と硫酸との間で完全な反
応が行われたとすると(本質的に常にそうであるが)、
硫酸の50%はジ尿素−硫酸付加物として存在し、50%は
モノ尿素付加体として存在する。同様に、尿素/硫酸の
比が1/2である組成物では、硫酸の50%はモノ尿素−硫
酸付加物として存在し、50%は未反応の「遊離」酸であ
る。
また、本発明組成物は1種以上の化学的に安定な表面活
性剤を含有することができる。表面活性剤は浸透除草剤
成分および尿素‐硫酸成分の両成分の作用を受け易い植
生に対する除草活性を増大し、本発明の除草剤組成物の
作用を受ける植物の種類を範囲を拡大する。表面活性剤
は植物の葉、特に多量のワックス状表皮(cuticle)で
覆われた植物の葉に対する本発明の液体組成物の湿潤能
を増大し、かつ葉および土壌に対するかかる本発明の組
成物の分配を噴霧または他の手段によって容易に行うこ
とができるようにする。多数の表面活性剤、特に非イオ
ン表面活性剤が非反応性であり、かつ長期にわたる貯蔵
寿命を与えるのに十分な程度まで安定である。表面活性
剤の安定性は上述のNMR技術によって測定することがで
きる。安定な表面活性剤の種類の例は、アルキルフェノ
ールポリエチレン オキシドのような非イオン活性剤、
長鎖アルキルサルフェートのような陰イオン活性剤、お
よび1-ヒドロキシエチル‐2-ヘプタデセニル グロキサ
リジンのような陽イオン活性剤である。これらのうちポ
リエチレンオキシド非イオン表面活性剤が特に好まし
い。好ましい特性の表面活性剤の例はトンプソン−ヘイ
ワード社から商品各T-MULZ 891で市販されている非イオ
ン表面活性剤である。
表面活性剤濃度は水溶液の葉を濡らす能力を増大するの
に十分な濃度にする必要がある。湿潤能が増大すると、
モノ尿素−硫酸付加物の接触除草活性の程度および範囲
の両方が大きくなり、浸透除草成分の除草活性が改善さ
れる。
表面活性剤濃度は施用する水溶液の通常少なくとも約0.
05重量%、普通少なくとも約0.1重量%、好ましくは少
なくとも約0.2重量%である。約0.2〜約1重量%の表面
活性剤濃度が大部分の施用において適用である。本発明
の固体組成物中の表面活性剤濃度は、この固体組成物を
水に溶解することによって作られる水溶液中に所望の濃
度を与えるに十分な濃度であることが必要であり、表面
活性剤濃度は本発明の固体組成物中の浸透除草剤成分の
濃度を測定するのに使用される上述の方法によって測定
することができる。
また固体および液体の組成物の既知の多量および微量の
植物栄養素および/または土壌補助剤、例えば、リン
(リン酸から)、それぞれの酸化物、水酸化物、硫酸
塩、硝酸塩などからの、マグネシウム、マンガン、カリ
ウム、亜鉛、ホウ素などのうちの任意の1種以上を含有
することができる。また、かかる組成物は尿素および硫
酸中に存在しているもののほかに窒素および/または硫
黄を含有することができる。使用できる他の形態の窒素
および硫黄の例は、硝酸マグネシウムのような硝酸塩、
リン酸アンモニウムのようなアンモニウム化合物、硫酸
カリウムおよび硫酸アンモニウムのような硫酸塩などで
ある。本発明の液体および固体の組成物中におけるこれ
らの追加の多量および微量栄養素の濃度は所望量の選定
した栄養素を土壌に導入するのに十分な濃度であること
が必要である。
上述の因子をすべて考慮に入れて、本発明の液体除草剤
組成物は、尿素および硫酸を合計(乾燥重量基準)で約
0.5〜約90重量%、普通約1〜約50重量%、好ましくは
約5〜約30重量%含有し、浸透除草剤成分を少なくとも
除草に有効な分量含有し、さらに所要に応じて組成物中
で安定な表面活性剤を少くとも約0.005重量%、普通少
くとも約0.1重量%、好ましくは少くとも約0.2重量%含
有する。植生および/まはは土壌に施用するには比較的
低い尿素−硫酸成分濃度が好ましく、製造、輸送および
貯蔵するには比較的高い濃度が好ましい。施用前に水で
希釈した際にすべての成分が有効濃度で存在することを
保証するためには尿素−硫酸成分の濃厚溶液中において
表面活性剤および浸透除草剤の成分の濃度を比較的大き
くするのが好ましい。
本発明の固体組成物は尿素−硫酸成分を普通少くとも約
50重量葉、好ましくは少なくとも約80重量%含有する。
本発明の固体組成物は好適なモノ尿素−硫酸付加物を通
常少なくとも約20重量%普通少なくとも約50重量%、好
ましくは少なくとも約80重量%含有する。また、本発明
の固体組成物は、植生または土壌との接触前または接触
中に、浸透除草剤および随意の表面活性剤の成分を、固
体組成物を水に溶解することにより生成する水溶液にお
けるこれらの両成分の有効濃度の存在を保証するのに十
分な分量で含有するのが普通である。従って、固体組成
物は、振動除草剤成分を、この固体組成物を水に溶解す
ることにより生成する水溶液における有効量の前記成分
の存在を保証するのに十分である少くとも約0.1重量
%、普通少くとも約0.2重量%、好ましくは少くとも約
0.5重量%含有する。本発明の固体組成物は、随意の表
面活性剤をこの固体組成物から生成する水溶液中に有効
表面活性剤濃度を提供するのに十分な分量で含有するこ
とができる。表面活性剤濃度は、使用の際に、全固体組
成物の少くとも約0.05重量%、普通少くとも約0.1重量
%、好ましくは少くとも約0.2重量%に相当する。
1種以上の浸透除草剤、表面活性剤、および/または追
加の栄養素を含有する本発明の固体組成物は、これらの
それぞれの水溶液から晶出させることにより得ることが
できる。浸透除草剤(および存在させる場合には、表面
活性剤および/または栄養素)はほぼ同じ温度で晶出す
るか、あるいは晶出する尿素−硫酸成分に同伴される。
別法では、浸透除草剤成分、表面活性剤、および/また
は栄養素を、乾燥あるいは湿った尿素−硫酸成分に、そ
の溶液からの晶出後に任意の適当な混合技術によって添
加することができる。
18-0-0-17組成物は10.0℃(50゜F)で晶出する。第1
図の晶出曲線によって示されるように、10-0-0-19組成
物は約5.6℃(42゜F)で晶出し、9-0-0-25組成物は−1
0.0℃(14゜F)で晶出する。他の組成物に関する結晶
点は第1図によってあるいは晶出が起るまで選定した溶
液を冷却することによって求めることができる。これら
の組成物において使用する表面活性剤成分および浸透除
草剤成分の濃度は結晶点に有意な影響を及ぼさない。晶
出した物質は濾過もしくは過剰液のデカンテーションお
よび乾燥によって上澄水性相から分離することができ
る。
比較的希薄な溶液から所望の尿素−硫酸成分を分離する
には比較的低い晶出温度が必要であるので、水を約10%
のみ含有する18-0-0-17組成物のような比較的高い結晶
点を有する比較的濃度の大きい溶液域を使用して開始す
るのが好ましい。一層濃度の大きい溶液、および25.0℃
(77゜F)晶出曲線上の溶液のような晶出温度の一層高
い溶液は、同様な分量の尿素−硫酸成分を得るのに必要
な冷却程度が低くなるので、かえって一層好ましくい。
実質的に無水の組成物は乾燥した晶出尿素−硫酸成分を
無水エタノールまたはアセトンのような強親水性溶媒で
洗浄することにより得ることができる。普通このために
1重量部の溶質当り10〜100重量部の溶媒が好適であ
る。
モノ尿素付加物を含有する成分は周囲条件において安定
で,水の不存在下に約148.9℃(300゜F)を分解温度以
下において無視できる程度の蒸気圧を有する。かかる組
成物は水の存在下に、これより著しく低い温度、例え
ば、80.0℃(176゜F)以下の温度において急激に分解
する。尿素/硫酸モル比1/1の付加物からなる最も好ま
しい固体組成物は約37.8℃(100゜F)の融点を有し、
尿素−硫酸成分の融点は、尿素/硫酸モル比が1:1から
いずれかの方向に第1図の晶出曲線に平行にずれるにつ
れて高くなる。無水の固体組成物の分割温度は組成と共
に有意には変化しない。
本発明の液体除草剤組成物は浸透除草剤成分(および使
用する場合には表面活性剤および他の添加剤)を尿素−
硫酸成分の水溶液に溶解した溶液または分散させた分散
液を製造することができる任意の方法によって製造する
ことがでかきる。従って、浸透除草剤は、上述の米国特
許出願第318,624号に記載されている方法による製造中
または製造直後に濃厚尿素−硫酸溶液に添加することが
でき、あるいは処理すべき植物および/または土壌に除
草剤組成物を施用する前の希釈した尿素−硫酸溶液に添
加することができる。あるいはまた、浸透除草剤を、所
望に応じて固体または濃厚水溶液の尿素−硫酸成分より
前あるいはかかる成分と共に、濃厚水溶液または希薄水
溶液を生成するのに必要な分量の水と混合することがで
きる。また、尿素−硫酸成分および浸透除草剤成分の両
成分を含有する本発明の固体組成物を水に溶解しても、
除草に有効な本発明の液体組成物が形成するのは勿論で
ある。
本発明方法においては、上述の新規な本発明の液体また
は固体の組成物を、防除すべき植物の葉(発芽後の防除
が望ましい場合)および/または土壌(発芽前の防除が
望ましい場合)と、前記液体または固体の組成物を葉お
よび/または土壌の表面に噴霧、散布または他の方法で
分配することにより接触させる。あるいはまた、発芽前
の防除が主たる目的あるいは唯一の目的である場合に
は、液体または固体の組成物を、プラウイング(plowin
g)、ティリング(tilling)または他の土壌混合プロセ
ス中またはその直前に、土壌に注入するかあるいは土壌
表面に使用することにより土壌表面の下に使用すること
ができる。
本発明の固体組成物を上述のように葉または土壌に(局
部的または地表下に)施用する場合には、使用した際に
直ちにあるいは使用後短時間内に固体組成物と水とが確
実に混合されるように手段を講じる必要がある。このこ
とは、葉および/または土壌を水で予め濡らすこと、固
体の除草剤組成物の施用後短時間内に葉および/または
土壌を濡らすことなどを包含するいくつかの方法のうち
の任意の一つの方法によって容易に達成することができ
る。固体組成物を比較的乾燥している葉または土壌に施
用する場合には、固体組成物の施用後の24時間以内、好
ましくは10時間以内、最も好ましくは1時間以内に、葉
の上、土壌中または土壌上における浸透除草剤および尿
素−硫酸成分の水溶液の形成を保証するのに十分な水で
固体組成物を濡らすのが好ましい。
現在好ましい方法においては、上述のように施用した固
体組成物からその場で液体組成物を形成するのではな
く、本発明の新規な液体組成物を葉、土壌表面または地
表下に直接施用する。水溶液を予め作っておいてそのま
ま葉、土壌などに施用することができ、あるいは組み合
わせた際に本発明の新規な組成物を形成する2種以上の
溶液を逐次または同時に施用することにより水溶液をそ
の場で形成することができる。従って、例えば、尿素−
硫酸溶液および浸透除草剤含有溶液を、その場で所望の
溶液を形成する組合せを提供するように相関させたそれ
ぞれの使用量割合で、処理すべき葉または土壌に逐次施
用することができる。不可欠なのは処理すべき植生を上
述の本発明組成物と接触させることのみである。同様
に、使用する場合には表面活性剤を別個の溶液として施
用し、その場で尿素−硫酸成分および浸透除草剤成分と
混合することができる。しかし、施用および防除の都合
および容易さの点から、現在は所望の成分をすべて含有
する予め作った溶液を使用するのが好ましい。
選定した浸透除草剤成分が播種した作物に対して発芽前
または発芽後のいずれにおいても活性を示さないとして
も、本発明組成物は所望の作物植物を播種した畑から作
物の発芽前に望ましくない植生を消滅させるのに使用す
ることができる。尿素−硫酸成分の接触除草活性は、土
壌雰囲気に曝されると、すなわち約24時間未満以内に急
激に消失する。従って、播種した作物は、尿素−硫酸成
分を局部的に施用した場合には、発芽後においても、特
に除草剤組成物を発芽前少なくとも24時間に施用した場
合においても、損傷を受けない。
本発明の除草剤組成物は少なくとも約5.6g/m2(501b/a
c)、普通約5.6g/m2(501b/ac)〜約112g/m2(10001b/a
c)、好ましくは約11.2g/m2(1001b/ac)〜56g/m2(500
1b/ac)のモノ尿素−硫酸付加物に相当する使用量割合
で施用するのが普通である。これらの使用量割合は、硫
酸の少くとも約25%がモノ尿素−硫酸付加物として存在
する本発明組成物を使用する場合には、少くとも約5.6g
/m2(501b/ac)、普通約5.6g/m2(501b/ac)〜約448g/m
2(40001b/ac)、好ましくは約11.2g/m2(1001b/ac)〜
約224g/m2(20001b/ac)の尿素と硫酸との合計に相当す
る。
尿素/硫酸モル比1/1の組成物から有意にずれている組
成物の場合には、その他の点が同じである条件下、すな
わち同様な植物の種類について同様な使用量割合という
条件下におけると同程度の接触除草効果を達成するに
は、比較的大きい使用量割合が必要である。この点に関
し最も重要な考察は、植物の葉または植物の種子と接触
している土壌上または土壌中に施用および保持されてい
るモノ尿素−硫酸付加物の分量である。従って、硫酸の
一部分のみがモノ尿素付加物として存在している組成物
が施用する場合、すなわち多量の硫酸がジ尿素−硫酸付
加物または遊離の硫酸として存在している場合には、比
較的大きい使用量割合を使用する必要かある。遊離の硫
酸はある程度の除草活性を有しているが、等量の硫酸を
基準とした場合にモノ尿素−硫酸付加物より活性が著し
く低い。
浸透除草剤成分の使用量割合は処理した植生および/ま
たは植物の種子の所望の防除を達成するのに十分なもの
とする必要があり、尿素−硫酸成分が相乗作用を示すた
め浸透除草剤成分の製造者の勧める使用量割合より小さ
くすることができる。従って、浸透除草剤の有効使用量
割合は製造者の勧める値の約50%未満、普通約10〜約50
%、好ましくは約10〜約25%である。勿論、浸透除草剤
の、一層大きい使用量割合を使用することができるが、
普通不必要である。浸透除草剤成分の絶対的な使用量割
合は浸透除草剤によって広範囲に変動し、これは異なる
浸透除草剤の間で特定の除草活性が大きく異なるからで
ある。ここに特定の除草活性とは、所定の植生防除程度
を達成するるに必要な特定の除草剤の絶対量を意味する
ものとする。異なる浸透除草剤の間に存在することのあ
る特定の除草活性における差の大きさは、ラウンドアッ
プ(商品名)は約0.4g/m(5〜6oz/ac)の使用量割合で
有効であるが、2,4-ジニトロフエノールは適当な防除を
達成するために11.2g/m2(100lb/ac)以上程度の使用量
割合を施用する必要があることによって示される。
所望の発芽前および/または発芽後の防除を達成するの
に必要な尿素−硫酸成分および浸透除草剤成分の使用量
割合は普通これらの2種の成分について上述した範囲内
にある。しかし、所望の防除程度および防除持続期間を
達成するのに最も適した各成分の使用量割合および所望
の選択性の程度(選択性が必要である場合)は実際の温
室または野外の試験によって求めることができる。かか
る試験では、各活性成分を異なる濃度で含有する一連の
組成物を使用し、かつ/または同じ組成物を一連の異な
る使用量割合で異なる圃場の同じ植物の集団に施用する
一連の試験を行なうことができる。尿素−硫酸成分の接
触除草活性のみによって選定した植物の消滅させるのに
必要な使用量割合は、前記成分のみを含有する組成物を
処理すべき葉の試料、例えば、選定した畑内の別個の小
区域に施用し、植物の枯死程度を観察することにより容
易に求めることができる。有効な濃度および使用量割合
を使用した場合には、10分以内に重大な壊疽および植物
のしおれる現象が明らかになり、かくして適当な効果の
表示が得られる。植物の全枯死程度は約2〜24時間では
明らかでない。大部分の場合には、持続期間の予備スク
リーニング試験を行うのは適切なことである。植物の壊
疽は植物組織の消滅、暗色化および乾燥によって24時間
以内に示される。植物の防除速度および防除程度は使用
量割合が増加するにつれて増大する。使用量割合は、施
用容積が植物の葉から有意な表面流去を起す程大きくな
い限り、主要な変数がである。
別法では、尿素‐硫酸成分および濃度の異なる選定した
浸透除草剤を使用しかつ/または異なる使用量割合で、
上述のように試験を行なって問題となっている植生を防
除するのに最適な組成物および使用量割合を求めること
ができる。
施用者は、モノ尿素付加物の相乗作用のために、一層広
い範囲の植物の種類が本発明組成物中の浸透除草剤成分
によって作用を受けることを観察することができる。望
ましい作物の存在下に望まくない植生を選択的に消滅さ
せるために、選択浸透除草剤を含有する組成物を計画お
よび試験する場合には、この因子を心に留めておく必要
がある。浸透除草剤成分によって雑草が防除されかつ/
または作物が損害を受ける程度の全体は浸透除草剤の製
造者によって規定されている期間以内に明らかとなり、
これは除草剤によって変動する。例えば、広範囲除草剤
であるグリホサート イソプロピルアミン塩の全作用は
約6〜7日間では分らない。これに対し、2,4−Dで達
成される防除程度は普通48時間未満以内に分る。
畑の全体に対する変動因子、すなわち浸透除草剤の種類
および濃度、使用量割合、溶液濃度、尿素/硫酸モル比
などの組合せは、上述の試験方法によって、あるいは施
用者がこれらの変動因子の有効または最適な範囲を決め
ることができるようにする他の試験によって決めること
ができる。
1種以上の表面活性剤、尿素−硫酸成分、および1種以
上の広範囲浸透除草剤を含有する本発明組成物を使用し
て処理した区域から本質的にすべての植生を消滅させる
ことができる。少量の表面活性剤でさえも尿素−硫酸成
分の接触除草活性を著しく増大し、これによって防除さ
れる植物を種類の範囲を拡大する。本発明組成物の活性
は、表面活性剤濃度が大きくなるにつれて、施用した際
に有意量の表面活性剤、例えば、0.1重量%の表面活性
剤を含有する本発明組成物が本質的に非選択性になる点
まで増大する。したがって、本発明の表面活性剤含有組
成物を使用して、−層抵抗性の大きい植物の種類、後え
ば、ヴオランテイア・ウイート(volunteer wheat)お
よびロシアアザミを、かかる植物の種類を防除するのに
有効な浸透除草剤の不存在下においてさえ、防除するこ
とができる。
使用した際に有意量の表面活性剤、例えば、0.05重量%
未満の表面活性剤を含有していない本発明組成物を使用
して、比較的抵抗性の大きい所望の植物、例えば、作物
植物の存在下に、作用を受け易い植物を選択的に防除す
ることができる。表面活性剤を含有していない組成物に
対する植生の耐性は植物種類によって著しく変動する。
従って、例えば、アサガオを消滅させるには比較的小さ
い使用量割合が必要であるが、葉が多量のワックス状被
覆または表皮で保護されているタマネギおよびニンニク
のような乾生植物を枯死させるには比較的大きい使用量
割合が必要がある。
本質的にすべての植物の葉および茎はある程度までワッ
クス状表皮被覆によって保護されており、かかる保護の
程度の植物の種類によって有意に変動する。異なる植物
の種類に対する尿素−硫酸成分の接触活性は所定の植物
の種類におけるワックス状表皮によって付与される保護
の程度と相関している。従って、接触活性に対する表面
活性剤の作用は、保護被覆を経て活性モノ尿素付加物お
よび浸透除草剤成分を植物細胞組織に移送できる表面活
性剤の能力と関連していることがある。
作物の防除を目的とする浸透除草剤成分を含有していな
い本発明の表面活性剤を含有していない組成物に十分に
耐える作物の例は、タマネギ(生または乾燥した球
根)、ニンニク、シロウマアサツキ、棉、ブロッコリ
ー、カリフラワー、キャベツ(赤および緑)、芽キャベ
ツ、白菜、バクチョイ(bok choy)、芝生および穀物作
物、例えば、小麦および裸麦である。従って、これらお
よびその他の耐性作物および植物の存在下に、かかる作
物に対して毒性を示さない浸透除草剤を含有する本発明
組成物によって雑草を防除することができる。
本発明の除草剤組成物および方法は当業界で使用されて
いる従来の組成物および方法より優れた数多くの利点を
有する。本発明の組成物および方法は発芽前および発芽
後の両浸透除草剤の活性を著しく強め、浸透除草剤成分
によって防除される植物の種類の範囲を拡大する。従っ
て、本発明の組成物および方法は所定の植生防除程度を
達成するのに必要な浸透除草剤成分量を減少させるか、
あるいは裏返して云えば浸透除草剤成分の特定の使用量
割合によって達成される防除を増大させる。所望の植生
防除を達成するのに必要な浸透除草剤量を減少させるの
によって、本発明の組成物および方法は、人間、野性生
物および環境に対する除草剤組成物の即効的および持続
的の両方の毒性を減少し、また本発明の組成物および方
法は本発明組成物で処理した区域内で成長した食用作物
に残留する残留毒性を減少させる。本発明の組成物およ
び方法は、所望の植生防除程度を達成するのに必要な浸
透除草剤成分量を減少することによっててかかる防除に
必要な費用を軽減する。
本発明の組成物および方法は、尿素−硫酸成分中に含有
されているモノ尿素−硫酸付加物が接触除草活性を有し
ているために、著しい接触除草活性(浸透活性のほか
に)を示す。本発明の組成物および方法は、他の除草剤
組成物および他の植生防除方法の場合に利用できる程度
より大きい融通性を施用者および栽培者に与える。この
理由は、本発明の組成物および方法を使用して、一層抵
抗性の大きい望ましい植物、例えば農芸作物の存在下
に、存在している望ましくない植生を選択的に消滅させ
ることができるからである。別法では、使用量割合およ
び振動除草剤を選択することにより、本発明の組成物お
よび方法を広範囲な汎用除草剤として使用して処理区域
内の本質的にすべての形態の植生を防除することができ
る。上述の本発明の除草剤組成物および方法の効果およ
びこれによって防除される植物の種類の範囲は、表面活
性剤の使用によって一層拡大することさえ可能である。
表面活性剤は接触および浸透の両除草活性を増大し、本
発明の新規な組成物および方法によって防除される植物
の種類の数を増加する。
上述の本発明組成物は固体または液体のいずれの形態と
しても使用できる他の利点を有し、固体または液体の組
成物はそれぞれ濃厚形態または希薄形態で使用すること
ができ、これにより施用法および処理法を選択する際に
施用者に一層大きい融通性を与える。本発明の新規な組
成物および方法においては、比較的濃厚な硫酸の存在下
に複雑な有機浸透除草剤成分を使用することができ、こ
れは本発明組成物の尿素−硫酸成分がかかる複雑な有機
分子に対して濃硫酸の破壊作用を弱めるからである。か
かる本発明の組成物および方法は、本発明組成物が土壌
雰囲気と接触すると尿素−硫酸成分が比較的迅速に栄養
素である窒素および硫黄に転化するので、土壌に栄養素
である窒素および硫黄を多量に添加することになるとい
う他の利点を有する。また本発明の組成物および方法は
土壌に酸を添加する結果を生じ、このことは塩基性土壌
成分の中和が望ましい石灰質土壌において特に重要な利
点となる。
本発明を次の実施例について説明する。
実施例1 サクランボ果樹園の地面にノゲシ、ハコベおよびウォー
ターグラスからなる雑草集団が定着しているそれぞれ2
4,281m2(6ac)の4面の反復試験圃場を、活性成分4-ク
ロロ‐5-(メチルアミノ)‐2-(α,α,α‐トリフル
オロ‐m-トリル)‐3-(2H)‐ピリダジノンを含有する
ソリカム (solicam,商品名)(別名 ノルフルラゾン
(Norflurazon)として知られている)を12.0g/(0.1
lb/gal)含有する未稀釈組成物17-0-0-17を46.8cc/m
2(50gal/ac)の分量で葉に施用することにより処理し
た。この処理は0.56g/m2(5lb/ac)のソリカム 使用量
割合に相当し、この処理の結果、すべての雑草の種類が
ほとんど直ちに枯施し、18週間の間雑草が再び現れるこ
とがなかったことによって示されるように浸透防除が行
われた。
実施例2 実施例1に記載した雑草集団が定着しているそれぞれ2
4,281m2(6ac)の4面の反復試験圃場を、28.1cc/m2(3
0gal/ac)の水中の0.90g/m2(8lb/ac)のソリカム (3
2.4g/(0.27lb/gal))で処理した。この処理によっ
て初期は枯死は起らなかった。浸透防除は1週間後に明
らかになり、使用後第6週目まで継続し、この時点で雑
草が再び現れた。
実施例3 アーモンド果樹園の地面にホトケノザ、ハコベ、および
いくつの種類の一年生イネ科植物の集団が定着している
それぞれ40,469m2(10ac)の2面の反復圃場を、活性成
分、3,5−ジニトロ‐N4-ジプロピルスファニルアミドを
含有する一般名オリザリンで知られているスルフラン
(Surflan,商品名)を16.0g/(0.133lb/gal)(0.45g
/m2(4lb/ac))含有する未稀釈組成物17-0-0-17を28.1
cc/m2(30gal/ac)の分量で葉に施用することにより処
理した。この処理の結果、24時間以内に雑草集団の完全
な防除が行われたことによって示されるように迅速に初
期の枯死が起り、浸透防除が68日間が継続した。
実施例4 実施例3に記載した雑草集団が定着していいるそれぞれ
40,469m2(10ac)の2面の復含試験圃場を、28.1cc/m2
(30gal/ac)の水中に加えた0.67g/m2(6lb/ac)(24.0
g/(0.2lb/gal))のスルフラン で処理した。この
処理の結果、3ヶ月後に浸透防除が起り、40日間有効な
防除が継続し、その後に雑草の集団が再び現れた。
実施例5 ブドウ園の地面にホトケノザ,ハコベ,ノボロギクおよ
びエノコログサからなる雑草集団が定着しているそれぞ
れ24.281m2(6ac)の2面の反復試験圃場を、活性成分3
-(3,4-ジクロロフェニル)‐1,1-ジメチル尿素を含有
し、デイウロン(Diuron)としても知られているカルメ
ックス (Karmex,商品名)を9.6g/(0.08lb/gal)
(0.22g/m2(2lb/ac))含有する未稀釈組成物17-0-0-1
7を23.4cc/m2(25gal/ac)の分量で葉に施用することに
より処理した。この処理の結果、24時間以内における雑
草集団の完全防除によって示されるように迅速に初期の
枯死が起り、次いで浸透防除が60日間継続し、その後雑
草が再び現れた。
実施例6 56.2cc/m2(60gal/ac)の噴霧容積とするために等容積
の水で稀釈した上述の17-0-0-17-カルメックス 溶液を
葉に使用することにより実施例5の操作を繰返した。こ
の処理の結果、24時間以内に初期の雑草防除が起り、振
動防除が60日間継続した。
実施例7 実施例5に記載の雑草集団が定着しているそれぞれ24,2
81m2(6ac)の2面の反復試験圃場を、28.1cc/m2(30ga
l/ac)の水柱の0.45g/m2(4l/ac)(16.0gl/(0.133lb/
gal)のカルメックス を葉に施用することにより処理
した。この処理の結果、24時間後に明らかな浸透防除が
起り、これが42日間継続し、その後雑草が再び現れた。
実施例8 リンゴ園の地面にノゲシ、タンポポ、マロウ(malo
w),および北米西部ホトケノザ(western henbit)か
らなる雑草集団が定着しているそれぞれ4,047m2(1ac)
の6面の反復試験圃場を、等容積の水で稀釈した3.0g/
(0.4oz/gal)のパラケイト(Paraquat,商品名)(0.
07g/m2(10oz/ac)を含有する組成物17-0-0-17を23.4cc
/m2(25gal/ac)の分量で葉に施用することにより処理
した。この処理の結果、24時間以内に雑草の完全な防除
によって示されるような迅速な初期の枯死が起り浸透防
除が50日間継続し、その後雑草が再び現れた。
実施例9 実施例8に記載した雑草集団が定着しているそれぞれ4,
047m2(1ac)の6面の反復試験圃場を、46.8cc/m2(50g
al/ac)の水で稀釈した0.22g/m2(32oz/ac)のパラケイ
ト(4.8g/(0.64oz/gal))を葉に使用することによ
り処理した。この処理の結果、マロウを除くすべての雑
草の即効的浸透防除が起り、マロウを除くすべての雑草
の浸透防除が40日間継続した。
実施例10 リンゴ園の地面にトベラ,ウマゴヤシ,ノゲシ,ホトケ
ノザおよびマロウからなる雑草集団が定着しているそれ
ぞれ4,047m2(1ac)の6面の反復試験圃場を、等容積の
水で稀釈した0.15g/(0.02oz/gal)のラウンドアップ
(商品名)(使用量割合0.17g/m2(24oz/ac))を含
有する組成物17-0-0-17を23.4cc/m2(25gal/ac)の分量
で葉に施用することにより処理した。この処理の結果、
24時間以内に即効的浸透防除が起り、浸透防除が62日間
継続し、その後雑草が再び現れた。
実施例11 実施例1に記載した雑草集団が定着しているそれぞれ4,
047m2(1ac)の反復圃場を、0.45g/m2のラウンドアップ
を水で稀釈して46.8cc/m2(50gal/ac)の噴霧容積
(単位噴霧液中のラウンドアップ 9.6g/(1.28oz/ga
l))にして葉に施用することににより処理した。この
処理の結果、初期の浸透による枯死が起り、浸除防除が
55日間継続し、その後雑草が再び出現した。
実施例12 休眠状態のアルファルファ中にハコベ、ノボロギク、フ
イドルネック(fiddleneck)、イクラサおよびエノコロ
グサからなる雑草集団が定着しているそれぞれ80.938m2
(20ac)の2面の反復圃場を、活性成分3-シクロヘキシ
ル‐6-(ジメチルアミノ)‐1-エチル‐1,3,5-トリアジ
ン‐2,4-(1H,3H)‐ジオンを含有し、ヘキサジノンと
しても知られているバルペル (Velpar,商品名)を3.0
g/(0.56g/m2(0.5lb/ac))含有する未希釈組成物17
-0-0-17を18.7cc/m2(20gal/ac)の分量で葉に施用する
ことにより処理した。全除草剤使用料は休眠状態のアル
ファルファ作物に対する損傷を避けるために故意に少量
にした。この処理の結果すべての雑草の種類が95%防除
され、アルファルファ作物には出現前後のいずれにおい
ても認められる損傷はなかった。浸透防除の継続程度は
アルファファ作物が再び現れたので求めることができな
かった。
実施例13 実施例12に記載した雑草集団が定着しているそれぞれ8
0,938m2(20ac)の2面の反復圃場を、0.08g/m2(0.75l
b/ac)のベルパル を水で希釈して18.7cc/m2(20gal/a
c)の噴霧容積(4.5g/(0.0375lb/gal)のベルパ
)にして葉に施用することにより処理した。この処
理の結果、ハコベおよびノボロギクの防除は95%であっ
たが、フィドルネック、イラクサおよびエノコログサの
防除は10%未満であった。
実施例14 休眠状態のアルファルファ中にノゲシ、ハコベ、クロー
バーおよびイノコログサからなる雑草集団が定着してい
るそれぞれ80,938m2(20ac)の2面の反復圃場を、15.6
cc/(0.125pt/gal)のフルロエ (Furloe,商品名)
(2.9cc/m2 のフルロエ )を含有する未希釈組成物17-0-0-17を18.
7cc/m2(20gal/ac)の分量で葉に施用することにより処
理した。実施例12および13におけると同様に、休眠状態
のアルファルファ作物に対する損傷を避けるために除草
剤の使用量割合を故意に少量にした。この処理の結果す
べての雑草の種類の防除は80%であった。
実施例15 実施例14に記載した雑草集団の定着しているそれぞれ8
0,938m2(20ac)の2面の反復圃場を、4.1cc/m2 のフルロエ を水で希釈して18.7cc/m2(20gal/ac)の
噴霧液(21.9cc/(0.175pt/gal)のフルロエ )で処
理した。この処理の結果、ノゲシ、ハコベ、およびクロ
ーバーの防除は70%であったが、エノコログサの防除は
10%未満であった。
実施例16 ハコペ、フィドルネック、エノコログサ、ノゲシおよび
クローバーからなる定着している雑草集団は、18.8cc/
(0.15pt/gal)のフルロエ (5.3cc/m2 のフルロエ およびトンプソン−ヘイワード社から商品
名T-MULZ891で市販されている非イオン表面活性剤0.2重
量%を含有する未稀釈組成物17-0-0-17を28.1cc/m2(30
gal/ac)の分量で葉に施用することにより防除すること
ができた。
実施例17 表面活性剤および浸透除草剤を含有する固体除草剤組成
物を、尿素38.6重量%、硫酸52.1重量%および水9.3重
量%を含有する晶出温度10.0℃(50゜F)の18-0-0-17
溶液から作ることができた。この18-0-0-17溶液を温度
1.1℃(34゜F)に冷却して溶質を晶出させ、次いで従
来のフィルタプレスを1.1℃(34゜F)で操作すること
により水相の全体から溶質を分離した。湿った固体を逐
次5個の等容積のアセトンで5回洗浄し、各洗浄工程に
おいて尿素−硫酸成分1重量部当り2重量部のアセトン
を使用した。
生成する実質的に無水の尿素−硫酸成分は19.8-0-0-18.
7に相当する組成を有し、これをトンプソン−ヘイワー
ド社の商品名T-MUL Z891の表面活性剤およびヘキサジノ
ンと混和して0.6重量%のT-MUL Z891および0.19重量%
のヘキサジノンを含有する最終組成物を得た。
実施例18 実施例17で得た固体組成物を使用してノボロギク,フイ
ドルネック,エノコログサ,ハコベ,ウマゴヤシおよび
ノゲシからなる定着した雑草集団を防除することができ
た。等重量部の上述の固体組成物および水を一緒に混合
して0.3重量%の商品名T-MULZ891の表面活性剤(4.8g/
(0.04lb/gal))および0.095重量%のヘキサジノン
(1.6g/(0.013lb/gal)を含有し、9.9-0-0-9.35に相
当する組成物を有する水溶液を得た。この固体組成物は
水に易溶性であった。生成した溶液を定着している雑草
集団に対して37.4cc/m2(40gal/ac)の使用量割合で葉
に施用してすべての雑草の種類の接触除草剤による防除
および浸透除草剤による防除の両方を達成することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図はいくつかの異なる温度における等温線、これら
の等温線に沿った3種類主要な共晶の存在、および本発
明によって達成されかつ本発明方法で使用される組成物
の境界を示す尿素−硫酸−水系に対する三成分状態図で
ある。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】除草剤組成物において、 前記組成物中で安定な浸透除草剤およびモノ尿素−硫酸
    付加物を含有し、前記組成物中の尿素対硫酸のモル比が
    1/4〜7/4の範囲内であり、前記組成物の除草活性が前記
    浸透除草剤および前記モノ尿素−硫酸付加物の個々の除
    草活性の合計より大きいことを特徴とする除草剤組成
    物。
  2. 【請求項2】前記浸透性除草剤は、2,2−ジクロプロピ
    オン酸、イソプロピル−N−N−m−クロロフェニルカ
    ルバメート、イソプロピルカルビニレート、3−シクロ
    ヘキシル−6−(ジメチルアミノ)−1−メチル−1,3,
    5−トリアジン−2,4(1H,3H)−ジオン、2−クロロ−
    1−(3−エトキシ−4−ニトロフェノキシ)−4−
    (トリフルオロメチル)ベンゼン、7−オキサビシクロ
    (2,2,1)ヘプタン−2,3−ジカルボン酸、4−クロロ−
    5−(メチルアミノ)−2−(α,α,α−トリフルオ
    ロ−m−トリル)−3−(2H)−ピリダジノン、3,5−
    ジニトロ−N4,N4−ジプロピル−スルファニルアミド、
    および3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル
    尿素からなる群から選定した1種の化合物である特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記浸透除草剤を0.1〜10重量%含有する
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】尿素および硫酸を合計重量で30〜50重量%
    含有する特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つの項
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】植物の生長を制御するに当り、 前記植物を除草に有効な分量の除草剤組成物と接触さ
    せ、この際前記除草剤組成物として前記組成物中で安定
    な浸透除草剤およびモノ尿素−硫酸付加物を含有し、か
    つ前記組成物中の尿素対硫酸のモル比が1/4〜7/4の範囲
    内にあるものを使用することを特徴とする植物の生長制
    御方法。
  6. 【請求項6】前記組成物はさらに前記組成物中で化学的
    に安定な表面活性剤を含有している特許請求の範囲第5
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】前記組成物は尿素および硫酸を合計重量で
    5重量%より多量に含有する特許請求の範囲第5項また
    は第6項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記組成物中の尿素対硫酸のモル比が1/2
    〜3/2の範囲内にある特許請求の範囲第5〜7項のいず
    れか一つの項に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記モノ尿素−硫酸付加物は、前記組成物
    中に、前記浸透除草剤の活性を増大させるのに十分な分
    量で存在している特許請求の範囲第5〜8項のいずれか
    一つの項に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記組成物は前記モノ尿素−硫酸付加物
    および前記浸透除草剤の水溶液からなる特許請求の範囲
    第5〜9項のいずれか一つの項に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記浸透性除草剤は、2,2−ジクロロプ
    ロピオン酸、イソプロピル−N−m−クロロフェニルカ
    ルバメート、イソプロピルカルビニレート、3−シクロ
    ヘキシル−6−(ジメチルアミノ)−1−メチル−1,3,
    5−トリアジン−2,4(1H,3H)−ジオン、2−クロロ−
    1−(3−エトキシ−4−ニトロフェノキシ)−4−
    (トリフルオロメチル)ベンゼン、7−オキサビシクロ
    (2,2,1)ヘプタン−2,3−ジカルボン酸、4−クロロ−
    5−(メチルアミノ)−2−(α,α,α−トリフルオ
    ロ−m−トリル)−3−(2H)−ピリダジノン、3,5−
    ジニトロ−N4,N4−ジプロピル−スルファニルアミド、
    および3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル
    尿素からなる群から選定した1種の化合物である特許請
    求の範囲第5〜10項のいずれか一つの項に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記植物は(a)前記モノ尿素−硫酸付
    加物の作用を受け易い植物および/または前記浸透除草
    剤の除草活性の作用を受け易い植物および(b)前記モ
    ノ尿素−硫酸付加物および前記浸透除草剤の両者の除草
    活性の作用を受け難い植物を含み、前記作用を受け易い
    植物の生長を制御するのには十分でありかつ前記作用を
    受け難い植物の生長を実質的に抑制するのには不十分で
    ある使用量割合で、前記除草剤組成物を前記植物と接触
    させる特許請求の範囲第5〜11項のいずれか一つの項に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】少なくとも5.60g/m2(50ポンド/エーカ
    ー)の前記モノ尿素−硫酸付加物に相当する使用量割合
    で前記除草剤組成物を前記植物と接触させる特許請求の
    範囲5〜12項のいずれか一つの項に記載の方法。
  14. 【請求項14】製造者の勧める使用量割合の50%以下に
    相当する前記浸透性除草剤の使用量割合で前記除草剤組
    成物を前記植物と接触させる特許請求の範囲第5〜13項
    のいずれか一つの項に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記浸透除草剤の使用量割合が製造者の
    勧める使用量割合の10〜25%である特許請求の範囲第14
    項記載の方法。
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