JPH0754894A - 弾塑性ダンパ - Google Patents
弾塑性ダンパInfo
- Publication number
- JPH0754894A JPH0754894A JP20496393A JP20496393A JPH0754894A JP H0754894 A JPH0754894 A JP H0754894A JP 20496393 A JP20496393 A JP 20496393A JP 20496393 A JP20496393 A JP 20496393A JP H0754894 A JPH0754894 A JP H0754894A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic damper
- elasto
- structural members
- steel material
- joined
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弾塑性ダンパの設置場所におけるスペースの
制約を解消し、規模を小型化させると同時に、安定した
エネルギ吸収能力を発揮させる。 【構成】 中空断面形状をする鋼材からなり、その軸回
りに互いに相対回転変形可能に切り離された構造部材
2,2間に設置され、各構造部材2に、両構造部材2,
2間の相対回転変形時に捩じりモーメントを負担する状
態に接合され、捩じり降伏してエネルギを吸収する弾塑
性ダンパ1であり、捩じりモーメントによって降伏する
ことにより設置場所におけるスペースの制約を解消し、
規模が小型化すると同時に、安定したエネルギ吸収能力
を発揮するものである。
制約を解消し、規模を小型化させると同時に、安定した
エネルギ吸収能力を発揮させる。 【構成】 中空断面形状をする鋼材からなり、その軸回
りに互いに相対回転変形可能に切り離された構造部材
2,2間に設置され、各構造部材2に、両構造部材2,
2間の相対回転変形時に捩じりモーメントを負担する状
態に接合され、捩じり降伏してエネルギを吸収する弾塑
性ダンパ1であり、捩じりモーメントによって降伏する
ことにより設置場所におけるスペースの制約を解消し、
規模が小型化すると同時に、安定したエネルギ吸収能力
を発揮するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は互いに絶縁された構造
部材間の相対回転変形時に、構造物に入力する振動エネ
ルギを吸収する鋼材の弾塑性ダンパに関するものであ
る。
部材間の相対回転変形時に、構造物に入力する振動エネ
ルギを吸収する鋼材の弾塑性ダンパに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】鋼材を用
いた弾塑性ダンパは通常、1方向に相対変位を生ずる構
造部材間に跨って設置され、構造部材間の相対変位時に
曲げ降伏,あるいはせん断降伏するタイプが多い。これ
らの弾塑性ダンパのエネルギ吸収能力は構造部材間の1
方向の相対変位量によって決まることから、設置場所が
変位量を見込んだ距離を隔てた構造部材間に限られるた
め規模が大型化する傾向がある。また相対変位量は一般
に小さいため鋼材のエネルギ吸収能力を十分に発揮させ
るには材料の選定や形状の決定に工夫が必要である。
いた弾塑性ダンパは通常、1方向に相対変位を生ずる構
造部材間に跨って設置され、構造部材間の相対変位時に
曲げ降伏,あるいはせん断降伏するタイプが多い。これ
らの弾塑性ダンパのエネルギ吸収能力は構造部材間の1
方向の相対変位量によって決まることから、設置場所が
変位量を見込んだ距離を隔てた構造部材間に限られるた
め規模が大型化する傾向がある。また相対変位量は一般
に小さいため鋼材のエネルギ吸収能力を十分に発揮させ
るには材料の選定や形状の決定に工夫が必要である。
【0003】この発明は上記実情を踏まえてなされたも
ので、小型化し、建物の小さな水平変形に対しても捩じ
り変形に変換し、安定して大きなエネルギ吸収能力を発
揮する弾塑性ダンパを提案しようとするものである。
ので、小型化し、建物の小さな水平変形に対しても捩じ
り変形に変換し、安定して大きなエネルギ吸収能力を発
揮する弾塑性ダンパを提案しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では捩じりモーメ
ントによって鋼材を捩じり降伏させることにより設置場
所におけるスペースの制約を解消し、規模を小型化させ
ると同時に、安定して大きなエネルギ吸収能力を発揮さ
せる。
ントによって鋼材を捩じり降伏させることにより設置場
所におけるスペースの制約を解消し、規模を小型化させ
ると同時に、安定して大きなエネルギ吸収能力を発揮さ
せる。
【0005】鋼材は中空断面形状をし、その軸回りに互
いに相対回転変形可能に切り離された構造部材間に設置
され、各構造部材に、両構造部材間の相対回転変形時に
捩じりモーメントを負担する状態に接合され、捩じり降
伏してエネルギを吸収する。
いに相対回転変形可能に切り離された構造部材間に設置
され、各構造部材に、両構造部材間の相対回転変形時に
捩じりモーメントを負担する状態に接合され、捩じり降
伏してエネルギを吸収する。
【0006】弾塑性ダンパは互いにピン接合される構造
部材間の節点に、構造部材を連結するピンとして設置さ
れることにより設置にスペースを要せず、規模が小型化
される。
部材間の節点に、構造部材を連結するピンとして設置さ
れることにより設置にスペースを要せず、規模が小型化
される。
【0007】また構造物のフレームに生ずる層間変位等
の1方向の相対変位が構造部材間の回転変位に変換され
て変形を生ずることにより変形量が拡大され、エネルギ
吸収の効率が高まる。
の1方向の相対変位が構造部材間の回転変位に変換され
て変形を生ずることにより変形量が拡大され、エネルギ
吸収の効率が高まる。
【0008】鋼材が中空断面形状をすることによる、捩
じりモーメント負担時の局部的な座屈は弾塑性ダンパ内
に芯材が内接して挿通することにより回避される。
じりモーメント負担時の局部的な座屈は弾塑性ダンパ内
に芯材が内接して挿通することにより回避される。
【0009】
【実施例】この発明の弾塑性ダンパ1は中空断面形状を
する鋼材からなり、その軸回りに互いに相対回転変形可
能に切り離された構造部材2,2間に設置され、各構造
部材2に、両構造部材2,2間の相対回転変形時に捩じ
りモーメントを負担する状態に接合され、捩じりモーメ
ントによって降伏することにより構造部材2,2間にお
いて弾塑性エネルギ吸収を行うものである。
する鋼材からなり、その軸回りに互いに相対回転変形可
能に切り離された構造部材2,2間に設置され、各構造
部材2に、両構造部材2,2間の相対回転変形時に捩じ
りモーメントを負担する状態に接合され、捩じりモーメ
ントによって降伏することにより構造部材2,2間にお
いて弾塑性エネルギ吸収を行うものである。
【0010】弾塑性ダンパ1はブレースの一部,または
ブレースとフレーム間等、構造物内で互いにピン接合さ
れる箇所に、その軸が構造部材2,2間の相対回転変形
の回転軸に一致して設置される。図1,図2に示す実施
例では捩じりモーメントを負担するときの安定性を確保
するために、弾塑性ダンパ1の両端を一方の構造部材2
に接合し、軸方向の中間部を他方の構造部材2に接合し
ているが、軸回りに捩じりモーメントを負担する状態に
接合されれば構造部材2,2間での設置状態は問われな
い。図1,図2は構造部材2がH形断面をする場合の実
施例であるが、この場合、弾塑性ダンパ1の両端は構造
部材2の対向するフランジ21,21間に挟まれてこれに接
合され、中間部は他方の構造部材2の両フランジ21,21
からこれに平行に突設されたブラケット22に接合され
る。
ブレースとフレーム間等、構造物内で互いにピン接合さ
れる箇所に、その軸が構造部材2,2間の相対回転変形
の回転軸に一致して設置される。図1,図2に示す実施
例では捩じりモーメントを負担するときの安定性を確保
するために、弾塑性ダンパ1の両端を一方の構造部材2
に接合し、軸方向の中間部を他方の構造部材2に接合し
ているが、軸回りに捩じりモーメントを負担する状態に
接合されれば構造部材2,2間での設置状態は問われな
い。図1,図2は構造部材2がH形断面をする場合の実
施例であるが、この場合、弾塑性ダンパ1の両端は構造
部材2の対向するフランジ21,21間に挟まれてこれに接
合され、中間部は他方の構造部材2の両フランジ21,21
からこれに平行に突設されたブラケット22に接合され
る。
【0011】図1,図2に示す実施例では、弾塑性ダン
パ1は構造部材2,2間の相対回転変形時にブラケット
22と各フランジ21間で独立して捩じりモーメントを負担
し、捩じり降伏する。弾塑性ダンパ1のエネルギ吸収能
力を決める捩じり剛性や降伏耐力はその径や肉厚と、ブ
ラケット22とフランジ21間距離によって任意に調整され
る。
パ1は構造部材2,2間の相対回転変形時にブラケット
22と各フランジ21間で独立して捩じりモーメントを負担
し、捩じり降伏する。弾塑性ダンパ1のエネルギ吸収能
力を決める捩じり剛性や降伏耐力はその径や肉厚と、ブ
ラケット22とフランジ21間距離によって任意に調整され
る。
【0012】図3,図4は捩じり降伏するときの、弾塑
性ダンパ1の局部座屈を防止するために鋼材の内部に芯
材3を挿通した場合の設置例を示す。芯材3は鋼材に内
接して、またはそれに近い状態で挿通する。
性ダンパ1の局部座屈を防止するために鋼材の内部に芯
材3を挿通した場合の設置例を示す。芯材3は鋼材に内
接して、またはそれに近い状態で挿通する。
【0013】図5〜図8は構造部材2としての各種形状
のブレースへの、弾塑性ダンパ1の設置例を示す。
のブレースへの、弾塑性ダンパ1の設置例を示す。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、軸回りに
互いに相対回転変形可能に切り離された各構造部材に、
両構造部材間の相対回転変形時に捩じりモーメントを負
担する状態に接合され、捩じり降伏してエネルギを吸収
するものであるため、設置場所におけるスペースの制約
が解消され、規模を小型化することができる。
互いに相対回転変形可能に切り離された各構造部材に、
両構造部材間の相対回転変形時に捩じりモーメントを負
担する状態に接合され、捩じり降伏してエネルギを吸収
するものであるため、設置場所におけるスペースの制約
が解消され、規模を小型化することができる。
【0015】また構造物のフレームに生ずる層間変位等
の1方向の相対変位が構造部材の回転変位に変換されて
変形を生ずるため変形量が拡大され、エネルギ吸収の効
率が高く、安定してエネルギを吸収することができる。
の1方向の相対変位が構造部材の回転変位に変換されて
変形を生ずるため変形量が拡大され、エネルギ吸収の効
率が高く、安定してエネルギを吸収することができる。
【図1】弾塑性ダンパとその設置例を示した立面図であ
る。
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】弾塑性ダンパ内に芯材を挿通した場合の実施例
を示した立面図である。
を示した立面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】弾塑性ダンパが設置されるブレースを示した立
面図である。
面図である。
【図6】弾塑性ダンパが設置されるブレースを示した立
面図である。
面図である。
【図7】弾塑性ダンパが設置されるブレースを示した立
面図である。
面図である。
【図8】弾塑性ダンパが設置されるブレースを示した立
面図である。
面図である。
1……弾塑性ダンパ、2……構造部材、21……フラン
ジ、22……ブラケット、3……芯材。
ジ、22……ブラケット、3……芯材。
Claims (2)
- 【請求項1】 中空断面形状をする鋼材からなり、その
軸回りに互いに相対回転変形可能に切り離された構造部
材間に設置され、各構造部材に、両構造部材間の相対回
転変形時に捩じりモーメントを負担する状態に接合さ
れ、捩じり降伏してエネルギを吸収するものであること
を特徴とする弾塑性ダンパ。 - 【請求項2】 鋼材の内部にはこれに内接して、あるい
はそれに近い状態で芯材が挿通していることを特徴とす
る請求項1記載の弾塑性ダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20496393A JPH0754894A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 弾塑性ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20496393A JPH0754894A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 弾塑性ダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754894A true JPH0754894A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16499206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20496393A Pending JPH0754894A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 弾塑性ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754894A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001099227A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 弾塑性型回転制振用ダンパー及び同ダンパーによる制振方法 |
| JP2019031855A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 株式会社竹中工務店 | 制振構造 |
| JP2020083247A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
| CN114263289A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-04-01 | 湖南大学 | 一种具备耗能承载双功能的抗震构件及缓冲器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4872923A (ja) * | 1971-12-23 | 1973-10-02 | ||
| JPH02221732A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Toshiba Corp | 捩り振動止め装置 |
| JPH0488230A (ja) * | 1990-08-01 | 1992-03-23 | Fujita Corp | 可動構造物の固定装置 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP20496393A patent/JPH0754894A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4872923A (ja) * | 1971-12-23 | 1973-10-02 | ||
| JPH02221732A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 | Toshiba Corp | 捩り振動止め装置 |
| JPH0488230A (ja) * | 1990-08-01 | 1992-03-23 | Fujita Corp | 可動構造物の固定装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001099227A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 弾塑性型回転制振用ダンパー及び同ダンパーによる制振方法 |
| JP2019031855A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 株式会社竹中工務店 | 制振構造 |
| JP2020083247A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
| CN114263289A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-04-01 | 湖南大学 | 一种具备耗能承载双功能的抗震构件及缓冲器 |
| JP2025502368A (ja) * | 2022-01-18 | 2025-01-24 | 湖南大学 | エネルギー消費及び耐荷重という二重機能を備える耐震部材及び緩衝器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960903 |