JPH0755020B2 - 架空送電線路 - Google Patents

架空送電線路

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JPH0755020B2
JPH0755020B2 JP62109169A JP10916987A JPH0755020B2 JP H0755020 B2 JPH0755020 B2 JP H0755020B2 JP 62109169 A JP62109169 A JP 62109169A JP 10916987 A JP10916987 A JP 10916987A JP H0755020 B2 JPH0755020 B2 JP H0755020B2
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JP
Japan
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transmission line
power transmission
twist
wire
overhead power
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JP62109169A
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JPS63274319A (ja
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健治 岡田
芳昌 富田
修二 立崎
正教 大石
隆夫 池谷
広二 赤坂
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Furukawa Electric Co Ltd
Tohoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Tohoku Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は架空送電線の着雪とギャロッピングを防止する
ようにした架空送電線路に関する。
[従来の技術] 架空送電線上に雪が付着すると電線の周面を滑りながら
回転して電線下面に着雪し、このような着雪、回転が何
回も重なるとその着雪は次第に偏肉状に発達するととも
に電線が捻られ、この着雪が大きな筒状に発達するとそ
の大なる重量により送電線の破断や支持塔の倒壊事故を
招くおそれがあり、これを防ぐために重錘を垂下させた
捻れ防止器を送電線に取付けて送電線の捻れを防ぎ着雪
が巨大な筒状に発達することのないようにしているが、
この着雪した送電線は風を受けると振動していわゆるギ
ャロッピングを生じ電線を疲労させるので、このギャロ
ッピングが発生しないようにする必要がある。
このため、特にギャロッピング被害の多い3ループ以下
のギャロッピングを防止するためのダンパーを用い、こ
のダンパーの構成を、直線状軸の上部軸部分と下部軸部
分の間に電線把持部を設け、上部軸先端と下部軸先端に
重錘を取り付け、重心点を電線把持部より下方に位置さ
せ、かつ電線の捻り回転振動数が上下振動の基本振動数
の3倍未満の非整数倍になるように構成し、このダンパ
ーを難着雪リングを一定間隔ごとに装着した電線に対し
て径間の左右非対称の位置に取り付けることにより、種
々ループギャロッピングのうち3ループ以下のギャロッ
ピングのみを防止するようにした、特開昭51−149595号
の難着雪電線の電線捻れ回転防止兼ギャロッピング防止
方法が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 前記特許出願公開の難着雪電線の電線捻れ回転防止兼ギ
ャロッピング防止方法は、3ループ以下のギャロッピン
グの電線の捻り回振動数と上下振動の基本振動数が一致
しないようにしただけであり、ダンパーを径間の電線の
左右非対称の位置に取り付けても、電線の捻り回転振動
数が上下振動の基本振動数の3倍未満の非整数倍にした
だけでは、第3図に示した振動領域IIにとどまり、ギャ
ロッピングをある程度抑えることができても完全に防止
することはできないという問題点がある。
本発明は、前記の問題点を解決し、径間における種々の
ループ数のすべてのギャロッピングを完全に防止するこ
とができ、着雪も防止できるようにした架空送電線路を
提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 前記の問題点を解決するため本発明の架空送電線路は、
電線取付け部から重錘が垂下する捻れ防止器を装着した
架空送電線路において、径間の電線の上下振動ループの
数と同数の捻れ防止器を用い、各上下振動ループの各々
の腹の位置にそれぞれ前記の捻れ防止器を装着し、架空
送電線に生ずる電線捻回周期TRを上下振動周期TVに対し
て TR<0.5TV となるようにしたものである。
[作用] 径間の電線の上下振動ループの数nと同数のn個の捻れ
防止器を用いてn個の各上下振動ループの腹の位置にそ
れぞれ捻れ防止器を装着することにより、前記従来の難
着雪電線の電線捻れ回転防止兼ギャロッピング防止方法
のように3個以下のループ数のギャロッピングのみでな
く、径間における種々のループ数のすべてのギャロッピ
ングを防止することができる。
また径間のn個の上下振動ループの電線捻回周期TRを上
下振動周期TVの0.5倍よりも小さくすることにより、前
記の従来の難着雪電線の電線捻れ回転防止兼ギャロッピ
ング防止方法よりも、格段に、すべてのループ数の上下
振動に対して一致する捻回振動が発生しなくなり、種々
のループ数のすべてのギャロッピングを完全に防止する
ことができる。
また、電線に捻れ防止器が装着されていることにより大
なる着雪が生じなくなる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。第1図にお
いて1は架空送電線、2および3は鉄塔、4a、4b、4cは
この送電線に取付けられた捻れ防止器であり、この捻れ
防止器は第2図に示したようにクランプ5に固着した杆
6の両端に重錘7を設けたもので、このクランプ5を送
電線に取付けて送電線の捻れを防止する。
前記の架空送電線1が風を受けると径間内において低周
波、大振幅のギャロッピング振動が生ずるが、このギャ
ロッピング振動をする電線が捻回する周期と上下振動を
する周期とは常に一致しており、このように捻回周期と
上下振動周期とが一致し風から揚力を受けることにより
ギャロッピング振動が大きく発達する。
この捻回周期と上下振動周期は、架空送電線に生ずる電
線捻回周期をTRとし、架空送電線に生ずる上下振動周期
をTVとすると、捻回周期TRは であり、上下振動周期TVは である。ただし Id:捻れ防止器の慣性モーメント(kg・m2) Ic:架空送電線の慣性モーメント(kg・m2) Kd:捻れ防止器の復元モーメント(kg・m/rad) Kc:電線のバネ定数(kg・m/rad) g:重力加速度(m/sec) S:径間長(m) n:架空送電線に生ずる振動のループ数 W:電線の単位長あたりの重量(kg/m) T:架空送電線に付加されている張力(kg) である。
前記のようにギャロッピング振動の発達は捻回周期と上
下振動周期との一致に起因する。そこで本発明は電線捻
回周期TRと上下振動周期TVを異ならせ、特に TR<0.5TV となるように定め、この条件を満足するように捻れ防止
器4を構成する。
捻回周期TRと上下振動周期TVは架空送電線路により定ま
る条件とこれに取付けられる捻れ防止器により定まる条
件によって決定されるが、架空送電線路により既に定ま
っている条件である電線のバネ定数Kc、径間長S、電線
の単位長重量W、架空送電線の張力T、架空送電線の慣
性モーメントIcについては既知であり、重力加速度gも
既知であるから、前記のように電線捻回周期TRを上下振
動周期TVの0.5倍以下になるように設定するには前記の
式における捻れ防止器の条件Id、Kdを適切に選定すれ
ばよい。すなわち、捻れ防止器の慣性モーメントId、復
元モーメントKdは捻れ防止器4の重錘7の重量およびそ
の重心位置から送電線中心位置までの距離を選定すれば
モーメントを定めることができる。
前記の鉄塔2、3間の径間内において生ずる電線1のギ
ャロッピング振動の上下振動ループの数は情況に応じて
種々生ずるが、この上下振動ループの想定される数をn
個とすると、径間内の電線1に対し上下振動ループの数
のn個と同数のn個の捻れ防止器を用い、この各捻れ防
止器をn個のギャロッピング振動の上下振動ループの腹
の位置にそれぞれ取り付ける。
たとえば、架空送電線はACSR160mmでバネ定数Kcが0.35k
g・m/rad、単位長重量Wが0.7328kg/m、径間長Sを200
m、架設張力Tは1500kgとして、5個の捻れ防止器を取
付ければ、架空送電線に生ずる振動のループ数nは5と
なり、このとき上下振動周期TVは前記式により となる。
そこで電線捻回周期TRすなわち前記式の のTR値が上下振動周期TV値の0.564secに対し TR<0.5TVすなわち 0.5×0.564=0.282secよりも小さい値となるように捻れ
防止器の慣性モーメントId、および捻れ防止器の復元モ
ーメントKdを設定し、そのように捻れ防止器4の重錘7
の重量およびその重心位置から送電線中心位置までの距
離を設定すればよい。
前記のように電線捻回周期TRを上下振動周期TVの0.5倍
以下に設定することにより第3図に示したように径間の
電線の振動振幅が格段に小さくなる。同図の縦軸のAは
径間の電線の振動振幅、横軸は電線捻回周期TRと上下振
動周期TVの比であり、曲線BはTR/TVの種々の比におけ
る振動振幅の値を示す。曲線BのようにTRが0.5TVより
も大きい点線上方の領域IIでは振動振幅Aは急激に増大
するが、TR<0.5TVの点線下方の領域Iでは振動振幅A
はきわめて小さくなる。領域IIは振動領域であるのに対
し領域Iは防振領域である。
前記のように、TR/TVを0.5よりも小さい防振領域Iに選
定することにより径間の電線のギャロッピングの振動振
幅は従来よりも格段に小さくなり、n個の捻れ防止器を
用いn個の上下振動ループの腹の位置にそれぞれ取り付
けることにより、従来のように3個以下のループ数のギ
ャロッピングのみでなく、径間における種々のループ数
のすべてのギャロッピングが防止される。
なお捻れ防止器は第2図示のような構成とするかわり
に、架空送電線の振動を防止することができるような適
宜の構成に変形することができる。
[発明の効果] 前記のように本発明は、径間の電線の上下振動ループの
数と同数の捻れ防止器を用いて上下振動ループの各々の
腹の位置に装着し、しかも電線捻回周期TRを上下振動周
期TVに対しTR<0.5TVとしたことにより、従来のように
3個以下のループ数のギャロッピングのみでなく、径間
における種々のループ数のすべてのギャロッピングを防
止することができる。また架空送電線の捻れ防止器が装
着されていることにより大なる着雪が防止されるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の架空送電線路を示す図面、
第2図は捻れ防止器示す図面、第3図は電線捻回周期T
R、上下振動周期TVの比と架空送電線の振動振幅の関係
を示す曲線図である。 1:架空送電線 4:捻れ防止器 5:電線取付け部 7:重錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立崎 修二 宮城県仙台市一番町3丁目7番1号 東北 電力株式会社内 (72)発明者 大石 正教 栃木県日光市清滝町500 古河電気工業株 式会社日光電気精銅所内 (72)発明者 池谷 隆夫 栃木県日光市清滝町500 古河電気工業株 式会社日光電気精銅所内 (72)発明者 赤坂 広二 栃木県日光市清滝町500 古河電気工業株 式会社日光電気精銅所内 (56)参考文献 特開 昭51−14959(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線取付け部から重錘が垂下する捻れ防止
    器を装着した架空送電線路において、上下振動ループの
    数と同数の捻れ防止器をそれぞれ上下振動ループの腹の
    位置に装着し、架空送電線に生ずる電線捻回周期TRを上
    下振動周期TVに対し TR<0.5TV としたことを特徴とする架空送電線路。
JP62109169A 1987-05-03 1987-05-03 架空送電線路 Expired - Lifetime JPH0755020B2 (ja)

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JP62109169A JPH0755020B2 (ja) 1987-05-03 1987-05-03 架空送電線路

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JPS63274319A JPS63274319A (ja) 1988-11-11
JPH0755020B2 true JPH0755020B2 (ja) 1995-06-07

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