JPH0755632A - 風洞試験設備 - Google Patents
風洞試験設備Info
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- JPH0755632A JPH0755632A JP20151393A JP20151393A JPH0755632A JP H0755632 A JPH0755632 A JP H0755632A JP 20151393 A JP20151393 A JP 20151393A JP 20151393 A JP20151393 A JP 20151393A JP H0755632 A JPH0755632 A JP H0755632A
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- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1基の風洞試験設備で送風機の交換作業を行
うことなく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現す
る。 【構成】 測定部に風路5を通しガス4を循環回流させ
るよう環状に構成した風洞本体3の内部所要位置に、前
記風路5と略同径の回転径を有する低圧ブレード18を
吸込側に、該低圧ブレード18より小径の回転径を有す
る高圧ブレード19を吐出側に夫々備えた送風機20を
配設し、前記高圧ブレード19の周囲に、前記風路5内
における外側を流れるガス流4aと風路5内における内
側を流れるガス流4bとを区画する筒状体23を設け、
該筒状体23の外側に形成される流路5aを、流路切換
装置24により風洞本体3内部下流側と風洞本体3外部
とに切り換えて連通させることにより、低速から超音速
までのガス流速の変更を可能とする。
うことなく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現す
る。 【構成】 測定部に風路5を通しガス4を循環回流させ
るよう環状に構成した風洞本体3の内部所要位置に、前
記風路5と略同径の回転径を有する低圧ブレード18を
吸込側に、該低圧ブレード18より小径の回転径を有す
る高圧ブレード19を吐出側に夫々備えた送風機20を
配設し、前記高圧ブレード19の周囲に、前記風路5内
における外側を流れるガス流4aと風路5内における内
側を流れるガス流4bとを区画する筒状体23を設け、
該筒状体23の外側に形成される流路5aを、流路切換
装置24により風洞本体3内部下流側と風洞本体3外部
とに切り換えて連通させることにより、低速から超音速
までのガス流速の変更を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風洞試験設備に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】航空宇宙産業では航空機の性能確認の為
の風洞試験が不可欠であり、特に遷音速(マッハ0.8
〜1.4)や超音速(マッハ1.5以上)の風洞試験設
備の需要が高まっている。
の風洞試験が不可欠であり、特に遷音速(マッハ0.8
〜1.4)や超音速(マッハ1.5以上)の風洞試験設
備の需要が高まっている。
【0003】図5は前記風洞試験設備の一例を示すもの
で、図中1は測定部2を包囲するプレナムチャンバ、3
は前記測定部2に対しガス4を内部の風路5を通して循
環回流させるよう前記プレナムチャンバ1に接続された
風洞本体を示し、該風洞本体3は第一拡散胴6、第一屈
曲胴7、第一平行胴8、第二屈曲胴9、第二平行胴1
0、第三平行胴11、第二拡散胴12、第三屈曲胴1
3、第四平行胴14、第四屈曲胴15を略矩形状に連結
して構成されており、前記第二平行胴10内には前記ガ
ス4を図における左回りに回流する為の送風機16が配
設されている。
で、図中1は測定部2を包囲するプレナムチャンバ、3
は前記測定部2に対しガス4を内部の風路5を通して循
環回流させるよう前記プレナムチャンバ1に接続された
風洞本体を示し、該風洞本体3は第一拡散胴6、第一屈
曲胴7、第一平行胴8、第二屈曲胴9、第二平行胴1
0、第三平行胴11、第二拡散胴12、第三屈曲胴1
3、第四平行胴14、第四屈曲胴15を略矩形状に連結
して構成されており、前記第二平行胴10内には前記ガ
ス4を図における左回りに回流する為の送風機16が配
設されている。
【0004】前記プレナムチャンバ1内における測定部
2の上流側には、前記第四屈曲胴15から導入されるガ
ス4を収縮して測定部2に導き得るよう縮流ノズル2a
が設けられており、前記プレナムチャンバ1内における
測定部2の下流側には、該測定部2から送出されるガス
4を良好に回収し得るよう前記第一拡散胴6の上流側端
部(小径側端部)が挿入配置されている。
2の上流側には、前記第四屈曲胴15から導入されるガ
ス4を収縮して測定部2に導き得るよう縮流ノズル2a
が設けられており、前記プレナムチャンバ1内における
測定部2の下流側には、該測定部2から送出されるガス
4を良好に回収し得るよう前記第一拡散胴6の上流側端
部(小径側端部)が挿入配置されている。
【0005】而して、風洞試験を行う場合には、測定部
2内に航空機の模型等の供試体を配置し、送風機16を
駆動してガス4を風路5内で循環回流することにより前
記測定部2内の供試体を遷音速や超音速のガス流れに晒
し、測定部2内に前記供試体と一緒に配した図示しない
センサ類により各種試験データを得ている。
2内に航空機の模型等の供試体を配置し、送風機16を
駆動してガス4を風路5内で循環回流することにより前
記測定部2内の供試体を遷音速や超音速のガス流れに晒
し、測定部2内に前記供試体と一緒に配した図示しない
センサ類により各種試験データを得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送風機
16には能力に応じた安定運転域があり、この安定運転
域内で送風機16の回転数を変更する程度では、風路5
内を循環回流されるガス4の流速を遷音速と超音速とに
切り換える等の調整は不可能である。
16には能力に応じた安定運転域があり、この安定運転
域内で送風機16の回転数を変更する程度では、風路5
内を循環回流されるガス4の流速を遷音速と超音速とに
切り換える等の調整は不可能である。
【0007】従って、遷音速と超音速の風洞試験データ
を夫々得ようとすれば、遷音速専用若しくは超音速専用
の送風機を使い分けしなければならず、遷音速専用の送
風機を備えた風洞試験設備と、超音速専用の送風機を備
えた風洞試験設備とを別個に構築するか、若しくは遷音
速専用の送風機と超音速専用の送風機とを適宜交換する
ことが考えられる。
を夫々得ようとすれば、遷音速専用若しくは超音速専用
の送風機を使い分けしなければならず、遷音速専用の送
風機を備えた風洞試験設備と、超音速専用の送風機を備
えた風洞試験設備とを別個に構築するか、若しくは遷音
速専用の送風機と超音速専用の送風機とを適宜交換する
ことが考えられる。
【0008】ところが、風洞試験設備の構築には1基当
り数十億円以上の莫大な建設費用がかかる為、風洞試験
設備を複数基構築する場合には建設コストの大幅な高騰
を招くことになり、また、遷音速専用の送風機と超音速
専用の送風機とを交換する場合には、送風機が大型で重
量物であることから交換作業に多大な労力と時間が必要
となり、しかも風路に対する送風機の芯合わせを精度良
く行わないと稼働時に振動を生じるという不具合があっ
た。
り数十億円以上の莫大な建設費用がかかる為、風洞試験
設備を複数基構築する場合には建設コストの大幅な高騰
を招くことになり、また、遷音速専用の送風機と超音速
専用の送風機とを交換する場合には、送風機が大型で重
量物であることから交換作業に多大な労力と時間が必要
となり、しかも風路に対する送風機の芯合わせを精度良
く行わないと稼働時に振動を生じるという不具合があっ
た。
【0009】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、1基の風洞試験設備で送風機の交換作業を行うこと
なく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現することを
目的としている。
で、1基の風洞試験設備で送風機の交換作業を行うこと
なく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定部に対し
風路を通してガスを循環回流させるよう環状に構成した
風洞本体の所要位置に、前記風路と略同径の回転径を有
する低圧ブレードを吸込側に備え且つ該低圧ブレードよ
り小径の回転径を有する高圧ブレードを吐出側に備えた
送風機を配設し、該送風機の高圧ブレードの周囲に、前
記風路内における外側を流れるガス流と風路内における
内側を流れるガス流とを区画する筒状体を設け、該筒状
体の外側に形成される流路を風洞本体内部の送風機下流
側と風洞本体外部とに切り換えて連通させる流路切換装
置を設けたことを特徴とする風洞試験設備、に係るもの
である。
風路を通してガスを循環回流させるよう環状に構成した
風洞本体の所要位置に、前記風路と略同径の回転径を有
する低圧ブレードを吸込側に備え且つ該低圧ブレードよ
り小径の回転径を有する高圧ブレードを吐出側に備えた
送風機を配設し、該送風機の高圧ブレードの周囲に、前
記風路内における外側を流れるガス流と風路内における
内側を流れるガス流とを区画する筒状体を設け、該筒状
体の外側に形成される流路を風洞本体内部の送風機下流
側と風洞本体外部とに切り換えて連通させる流路切換装
置を設けたことを特徴とする風洞試験設備、に係るもの
である。
【0011】
【作用】従って本発明では、超音速の風洞試験を行う場
合には、流路切換装置により筒状体の外側に形成される
流路を風洞本体外部に連通させた状態で送風機を回転駆
動すると、筒状体外側の流路に流量大で圧力比小のガス
流が低圧ブレードにより形成されると共に、筒状体内側
の流路には流量小で圧力比大のガス流が高圧ブレードに
より形成されるが、前記筒状体外側に形成される流量大
で圧力比小のガス流は、風洞本体側の開口部から風洞本
体外部へと排出されるので、送風機の下流側風路には、
前記筒状体内側に形成される流量小で圧力比大のガス流
のみが流されることになり、送風機を高速回転域で運転
することにより容易に超音速のガス流を実現し得て測定
部へと送給することが可能となる。
合には、流路切換装置により筒状体の外側に形成される
流路を風洞本体外部に連通させた状態で送風機を回転駆
動すると、筒状体外側の流路に流量大で圧力比小のガス
流が低圧ブレードにより形成されると共に、筒状体内側
の流路には流量小で圧力比大のガス流が高圧ブレードに
より形成されるが、前記筒状体外側に形成される流量大
で圧力比小のガス流は、風洞本体側の開口部から風洞本
体外部へと排出されるので、送風機の下流側風路には、
前記筒状体内側に形成される流量小で圧力比大のガス流
のみが流されることになり、送風機を高速回転域で運転
することにより容易に超音速のガス流を実現し得て測定
部へと送給することが可能となる。
【0012】また、遷音速の風洞試験を行う場合には、
流路切換装置により筒状体の外側に形成される流路を風
洞本体内部下流側に連通させた状態で送風機を回転駆動
すると、筒状体外側に形成される流量大で圧力比小のガ
ス流が風洞本体内部下流側へと流されるので、下流側に
向うにつれ風路内における外側のガス流と内側のガス流
とが混ざり合って流速分布が比較的低い流速に平均化さ
れ、送風機の回転数を安定運転域から逸脱するような回
転数まで下げることなく遷音速のガス流を容易に実現し
得て測定部へと送給することが可能となる。
流路切換装置により筒状体の外側に形成される流路を風
洞本体内部下流側に連通させた状態で送風機を回転駆動
すると、筒状体外側に形成される流量大で圧力比小のガ
ス流が風洞本体内部下流側へと流されるので、下流側に
向うにつれ風路内における外側のガス流と内側のガス流
とが混ざり合って流速分布が比較的低い流速に平均化さ
れ、送風機の回転数を安定運転域から逸脱するような回
転数まで下げることなく遷音速のガス流を容易に実現し
得て測定部へと送給することが可能となる。
【0013】更に、低速の風洞試験を行う場合には、前
述した遷音速の風洞試験を行う場合と同様に、流路切換
装置により筒状体の外側に形成される流路を風洞本体内
部下流側に連通させた状態で送風機を回転数を下げて駆
動すると、風路内における外側の圧力比小のガス流の流
量が内側のガス流より大きい為、下流側に向うにつれ外
側のガス流と内側のガス流とが混ざり合って形成される
最終的なガス流の流速は、前記送風機の比較的小幅の回
転数低下で効果的に減速させることが可能であり、送風
機の回転数を安定運転域から逸脱するような回転数まで
下げることなく低速のガス流を容易に実現し得て測定部
へと送給することが可能となる。
述した遷音速の風洞試験を行う場合と同様に、流路切換
装置により筒状体の外側に形成される流路を風洞本体内
部下流側に連通させた状態で送風機を回転数を下げて駆
動すると、風路内における外側の圧力比小のガス流の流
量が内側のガス流より大きい為、下流側に向うにつれ外
側のガス流と内側のガス流とが混ざり合って形成される
最終的なガス流の流速は、前記送風機の比較的小幅の回
転数低下で効果的に減速させることが可能であり、送風
機の回転数を安定運転域から逸脱するような回転数まで
下げることなく低速のガス流を容易に実現し得て測定部
へと送給することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0015】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
で、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。
で、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。
【0016】図中17は前述した図5の風洞試験設備と
略同様に構成した風洞試験設備を示し、該風洞試験設備
17における風洞本体3の第二平行胴10内には、風路
5と略同径の回転径を有する低圧ブレード18を吸込側
に備え且つ該低圧ブレード18より小径の回転径を有す
る高圧ブレード19を吐出側に備えた送風機20が配設
されており、該送風機20は風洞本体3外部に配設した
電動機21に駆動シャフト22を介して接続されてい
る。
略同様に構成した風洞試験設備を示し、該風洞試験設備
17における風洞本体3の第二平行胴10内には、風路
5と略同径の回転径を有する低圧ブレード18を吸込側
に備え且つ該低圧ブレード18より小径の回転径を有す
る高圧ブレード19を吐出側に備えた送風機20が配設
されており、該送風機20は風洞本体3外部に配設した
電動機21に駆動シャフト22を介して接続されてい
る。
【0017】尚、図示では前記送風機20の低圧ブレー
ド18を一段、高圧ブレード19を二段としているが、
実際には低圧ブレード18を一〜二段、高圧ブレード1
9を七段程度とする。
ド18を一段、高圧ブレード19を二段としているが、
実際には低圧ブレード18を一〜二段、高圧ブレード1
9を七段程度とする。
【0018】更に、前記送風機20の高圧ブレード19
の周囲には、前記風路5内における外側を流れるガス流
4aと風路5内における内側を流れるガス流4bとを、
およそ6:1の流量割合となるよう区画する筒状体23
が設けられており、該筒状体23の下流側には、筒状体
23の外側に形成される流路5aを風洞本体3内部の送
風機20下流側と風洞本体3外部とに切り換えて連通さ
せる流路切換装置24が構成されている。
の周囲には、前記風路5内における外側を流れるガス流
4aと風路5内における内側を流れるガス流4bとを、
およそ6:1の流量割合となるよう区画する筒状体23
が設けられており、該筒状体23の下流側には、筒状体
23の外側に形成される流路5aを風洞本体3内部の送
風機20下流側と風洞本体3外部とに切り換えて連通さ
せる流路切換装置24が構成されている。
【0019】前記流路切換装置24の詳細は図2及び図
3に示す通りであり、筒状体23の後端と送風機20周
囲の風洞本体3との間に下流側に向け末広がりとなるテ
ーパ形状のスカート部25を設け、該スカート部25と
スカート部25周囲の風洞本体3における周方向複数箇
所に開口部26,27を設け、該各開口部26,27の
上流側端部にヒンジ連結した開閉扉28,29により前
記各開口部26,27を開閉可能とした構成となってい
る。
3に示す通りであり、筒状体23の後端と送風機20周
囲の風洞本体3との間に下流側に向け末広がりとなるテ
ーパ形状のスカート部25を設け、該スカート部25と
スカート部25周囲の風洞本体3における周方向複数箇
所に開口部26,27を設け、該各開口部26,27の
上流側端部にヒンジ連結した開閉扉28,29により前
記各開口部26,27を開閉可能とした構成となってい
る。
【0020】前記スカート部25の各開口部26を開閉
する開閉扉28は、筒状体23外周面に配設した開閉用
サーボモータ30によりリンク機構31を介して同時に
開閉作動されるようになっており、また、前記風洞本体
3の各開口部27を開閉する開閉扉29は、風洞本体3
外周面に配設した開閉用サーボモータ32によりリンク
機構33を介して同時に開閉作動されるようになってい
る。
する開閉扉28は、筒状体23外周面に配設した開閉用
サーボモータ30によりリンク機構31を介して同時に
開閉作動されるようになっており、また、前記風洞本体
3の各開口部27を開閉する開閉扉29は、風洞本体3
外周面に配設した開閉用サーボモータ32によりリンク
機構33を介して同時に開閉作動されるようになってい
る。
【0021】更に、風洞本体3側の開閉扉29の外周囲
はマニホールド34により包囲されており、該マニホー
ルド34の排出口35は連絡管36を介して風洞本体3
の送風機20より上流側の風路5に連通されている。
はマニホールド34により包囲されており、該マニホー
ルド34の排出口35は連絡管36を介して風洞本体3
の送風機20より上流側の風路5に連通されている。
【0022】尚、図中37は風洞本体3の曲り角におい
てガス4の流れがスムーズに90゜曲るよう配設された
変流器を示す。
てガス4の流れがスムーズに90゜曲るよう配設された
変流器を示す。
【0023】而して、超音速の風洞試験を行う場合に
は、各開閉用サーボモータ30,32によりリンク機構
31,33を引き込んでスカート部25側及び風洞本体
3側の各開閉扉28,29を風路5の半径方向外側に傾
動し、前記スカート部25の全ての開口部26を開閉扉
28により閉じ且つ風洞本体3の全ての開口部27を開
け、筒状体23の外側に形成される流路5aを風洞本体
3外部のマニホールド34に連通させた状態(図1参
照)として送風機20を電動機21により回転駆動する
と、筒状体23外側の流路5aに流量大で圧力比小のガ
ス流4aが低圧ブレード18により形成されると共に、
筒状体23内側の流路5bには流量小で圧力比大のガス
流4bが高圧ブレード19により形成されるが、前記筒
状体23外側に形成される流量大で圧力比小のガス流4
aは、風洞本体3側の開口部27からマニホールド34
へと排出され、連絡管36を介して風洞本体3の送風機
20より上流側の風路5に戻されるので、送風機20の
下流側風路5には、前記筒状体23内側に形成される流
量小で圧力比大のガス流4aのみが流されることにな
り、送風機20を高速回転域で運転することにより容易
に超音速のガス流を実現し得て測定部2(図5参照)へ
と送給することが可能となる。
は、各開閉用サーボモータ30,32によりリンク機構
31,33を引き込んでスカート部25側及び風洞本体
3側の各開閉扉28,29を風路5の半径方向外側に傾
動し、前記スカート部25の全ての開口部26を開閉扉
28により閉じ且つ風洞本体3の全ての開口部27を開
け、筒状体23の外側に形成される流路5aを風洞本体
3外部のマニホールド34に連通させた状態(図1参
照)として送風機20を電動機21により回転駆動する
と、筒状体23外側の流路5aに流量大で圧力比小のガ
ス流4aが低圧ブレード18により形成されると共に、
筒状体23内側の流路5bには流量小で圧力比大のガス
流4bが高圧ブレード19により形成されるが、前記筒
状体23外側に形成される流量大で圧力比小のガス流4
aは、風洞本体3側の開口部27からマニホールド34
へと排出され、連絡管36を介して風洞本体3の送風機
20より上流側の風路5に戻されるので、送風機20の
下流側風路5には、前記筒状体23内側に形成される流
量小で圧力比大のガス流4aのみが流されることにな
り、送風機20を高速回転域で運転することにより容易
に超音速のガス流を実現し得て測定部2(図5参照)へ
と送給することが可能となる。
【0024】また、遷音速の風洞試験を行う場合には、
各開閉用サーボモータ30,32によりリンク機構3
1,33を押し出してスカート部25側及び風洞本体3
側の各開閉扉28,29を送風機20の軸心と平行とな
るよう傾動し、前記スカート部25の全ての開口部26
を開閉扉28により開け且つ風洞本体3の全ての開口部
27を閉じ、筒状体23の外側に形成される流路5aを
風洞本体3内部下流側に連通させた状態(図4参照)と
して送風機20を電動機21により回転駆動すると、前
記筒状体23外側に形成される流量大で圧力比小のガス
流4aが、スカート部25側の開口部26から風洞本体
3内部下流側へと流されるので、送風機20直後におけ
る流速分布は図4中Aで示す如く風路5内の外側におい
て流速が低く且つ風路5内の内側において流速が高い分
布となるが、外側のガス流4aの流量が内側のガス流4
bより約6倍大きい為、下流側に向うにつれ外側のガス
流4aと内側のガス流4bとが混ざり合って流速分布が
図4中Bで示す如く比較的低い流速に平均化される。
各開閉用サーボモータ30,32によりリンク機構3
1,33を押し出してスカート部25側及び風洞本体3
側の各開閉扉28,29を送風機20の軸心と平行とな
るよう傾動し、前記スカート部25の全ての開口部26
を開閉扉28により開け且つ風洞本体3の全ての開口部
27を閉じ、筒状体23の外側に形成される流路5aを
風洞本体3内部下流側に連通させた状態(図4参照)と
して送風機20を電動機21により回転駆動すると、前
記筒状体23外側に形成される流量大で圧力比小のガス
流4aが、スカート部25側の開口部26から風洞本体
3内部下流側へと流されるので、送風機20直後におけ
る流速分布は図4中Aで示す如く風路5内の外側におい
て流速が低く且つ風路5内の内側において流速が高い分
布となるが、外側のガス流4aの流量が内側のガス流4
bより約6倍大きい為、下流側に向うにつれ外側のガス
流4aと内側のガス流4bとが混ざり合って流速分布が
図4中Bで示す如く比較的低い流速に平均化される。
【0025】例えば、送風機20の高速回転時において
低圧ブレード18により筒状体23の外側にマッハ0.
9の遷音速のガス流4aが形成され、高圧ブレード19
により筒状体23の内側にマッハ1.8の超音速のガス
流4bが形成されるとすれば、送風機20の下流側にお
いて6:1の流量割合で混合されたガス流速は、
低圧ブレード18により筒状体23の外側にマッハ0.
9の遷音速のガス流4aが形成され、高圧ブレード19
により筒状体23の内側にマッハ1.8の超音速のガス
流4bが形成されるとすれば、送風機20の下流側にお
いて6:1の流量割合で混合されたガス流速は、
【数1】 (1×1.8+6×0.9)/(6+1)≒1.03 により約マッハ1.03の遷音速となり、送風機20の
回転数を安定運転域から逸脱するような回転数まで下げ
ることなく遷音速のガス流を容易に実現し得て測定部2
(図5参照)へと送給することが可能となる。
回転数を安定運転域から逸脱するような回転数まで下げ
ることなく遷音速のガス流を容易に実現し得て測定部2
(図5参照)へと送給することが可能となる。
【0026】更に、低速の風洞試験を行う場合には、前
述した遷音速の風洞試験を行う場合と同様にして筒状体
23の外側に形成される流路5aを風洞本体3内部下流
側に連通させた状態(図4参照)として送風機20を電
動機21により回転駆動し、その回転数を下げることに
よりマッハ0.3〜0.7程度の低速のガス流を実現す
る。
述した遷音速の風洞試験を行う場合と同様にして筒状体
23の外側に形成される流路5aを風洞本体3内部下流
側に連通させた状態(図4参照)として送風機20を電
動機21により回転駆動し、その回転数を下げることに
よりマッハ0.3〜0.7程度の低速のガス流を実現す
る。
【0027】即ち、筒状体23の外側に形成される流路
5aを風洞本体3内部下流側に連通させた状態で送風機
20の回転数を下げると、外側の圧力比小のガス流4a
の流量が内側の圧力比大のガス流4bより約6倍大きい
為、下流側に向うにつれ外側のガス流4aと内側のガス
流4bとが混ざり合って形成される最終的なガス流の流
速は、前記送風機20の比較的小幅の回転数低下で効果
的に減速させることが可能であり、送風機20の回転数
を安定運転域から逸脱するような回転数まで下げること
なく低速のガス流を容易に実現し得て測定部2(図5参
照)へと送給することが可能である。
5aを風洞本体3内部下流側に連通させた状態で送風機
20の回転数を下げると、外側の圧力比小のガス流4a
の流量が内側の圧力比大のガス流4bより約6倍大きい
為、下流側に向うにつれ外側のガス流4aと内側のガス
流4bとが混ざり合って形成される最終的なガス流の流
速は、前記送風機20の比較的小幅の回転数低下で効果
的に減速させることが可能であり、送風機20の回転数
を安定運転域から逸脱するような回転数まで下げること
なく低速のガス流を容易に実現し得て測定部2(図5参
照)へと送給することが可能である。
【0028】従って、上記実施例によれば、1基の風洞
試験設備17で送風機20の交換作業を行うことなく低
速、遷音速、超音速のガス流速を実現することができ、
風洞試験設備17に対する投資効果や設備稼働率を従来
より大幅に向上することができる。
試験設備17で送風機20の交換作業を行うことなく低
速、遷音速、超音速のガス流速を実現することができ、
風洞試験設備17に対する投資効果や設備稼働率を従来
より大幅に向上することができる。
【0029】尚、本発明の風洞試験設備は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0030】
【発明の効果】上記した本発明の風洞試験設備によれ
ば、1基の風洞試験設備で送風機の交換作業を行うこと
なく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現することが
でき、風洞試験設備に対する投資効果や設備稼働率を従
来より大幅に向上することができるという優れた効果を
奏し得る。
ば、1基の風洞試験設備で送風機の交換作業を行うこと
なく低速、遷音速、超音速のガス流速を実現することが
でき、風洞試験設備に対する投資効果や設備稼働率を従
来より大幅に向上することができるという優れた効果を
奏し得る。
【図1】本発明の一実施例において超音速の風洞試験を
行う場合の概略図である。
行う場合の概略図である。
【図2】図1のスカート部の開口部及び開閉扉の斜視図
である。
である。
【図3】図1の風洞本体の開口部及び開閉扉の斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例において遷音速又は低速の風
洞試験を行う場合の概略図である。
洞試験を行う場合の概略図である。
【図5】従来の風洞試験設備の一例を示す平面図であ
る。
る。
2 測定部 3 風洞本体 4 ガス 4a ガス流 4b ガス流 5 風路 5a 流路 17 風洞試験設備 18 低圧ブレード 19 高圧ブレード 20 送風機 23 筒状体 24 流路切換装置
Claims (1)
- 【請求項1】 測定部に対し風路を通してガスを循環回
流させるよう環状に構成した風洞本体の所要位置に、前
記風路と略同径の回転径を有する低圧ブレードを吸込側
に備え且つ該低圧ブレードより小径の回転径を有する高
圧ブレードを吐出側に備えた送風機を配設し、該送風機
の高圧ブレードの周囲に、前記風路内における外側を流
れるガス流と風路内における内側を流れるガス流とを区
画する筒状体を設け、該筒状体の外側に形成される流路
を風洞本体内部の送風機下流側と風洞本体外部とに切り
換えて連通させる流路切換装置を設けたことを特徴とす
る風洞試験設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20151393A JPH0755632A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 風洞試験設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20151393A JPH0755632A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 風洞試験設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755632A true JPH0755632A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16442294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20151393A Pending JPH0755632A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 風洞試験設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755632A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102735418A (zh) * | 2012-06-01 | 2012-10-17 | 华南理工大学 | 一种用于风洞试验的加污方法及装置 |
| CN103063398A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-24 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 高超声速风洞实验舱 |
| CN103091065A (zh) * | 2013-01-14 | 2013-05-08 | 中国人民解放军总参谋部工程兵科研三所 | 一种高超音速飞行器地面模拟试验用激波隧道 |
| CN115127792A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-30 | 中国航发贵阳发动机设计研究所 | 一种航空发动机叶片高低周复合疲劳试验装置 |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP20151393A patent/JPH0755632A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102735418A (zh) * | 2012-06-01 | 2012-10-17 | 华南理工大学 | 一种用于风洞试验的加污方法及装置 |
| CN103063398A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-24 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 高超声速风洞实验舱 |
| CN103091065A (zh) * | 2013-01-14 | 2013-05-08 | 中国人民解放军总参谋部工程兵科研三所 | 一种高超音速飞行器地面模拟试验用激波隧道 |
| CN103091065B (zh) * | 2013-01-14 | 2015-06-17 | 中国人民解放军总参谋部工程兵科研三所 | 一种高超音速飞行器地面模拟试验用激波隧道 |
| CN115127792A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-30 | 中国航发贵阳发动机设计研究所 | 一种航空发动机叶片高低周复合疲劳试验装置 |
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