JPH0755708A - 塗膜の擦傷性試験方法 - Google Patents

塗膜の擦傷性試験方法

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Publication number
JPH0755708A
JPH0755708A JP22647593A JP22647593A JPH0755708A JP H0755708 A JPH0755708 A JP H0755708A JP 22647593 A JP22647593 A JP 22647593A JP 22647593 A JP22647593 A JP 22647593A JP H0755708 A JPH0755708 A JP H0755708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
evaluation
transparent film
scratch
test
Prior art date
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Pending
Application number
JP22647593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Futaboshi
正之 二星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP22647593A priority Critical patent/JPH0755708A/ja
Publication of JPH0755708A publication Critical patent/JPH0755708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の塗膜に対し、全く同一の擦傷をつけた
状態で擦傷の目立ち易さを評価できるようにする。 【構成】 表面に擦傷4をつけた透明フィルム2の裏面
と試験対象塗膜を有するテストピース6a,6b,8の
試験対象塗膜との間に水や界面活性剤を介在させ、両者
が密着するようにテストピース6a,6b,8に順次貼
りつける。テストピースに透明フィルム2を貼りつけた
状態で明度などを測定し、評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車ボディなどに用い
られる塗膜への擦傷(すり傷)の目立ち易さを評価する
ための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディなどに塗装された塗膜の評
価因子としては、耐擦傷性(擦傷のつき易さ)の他に、
擦傷の目立ち易さがある。同じ擦傷であっても色調によ
って擦傷の目立ち易さが異なるためである。一般的には
ホワイトやシルバーのような明るく淡い色は擦傷は目立
たず、ブラックやダークブルーのような暗い濃い色は擦
傷が目立ち易い傾向がある。塗料を開発した場合、その
塗料を塗装した塗膜が擦傷の目立つ色であるのか目立た
ない色であるのかを判断しなければならない。そのた
め、塗膜の擦傷の目立ち易さを測定する擦傷性試験が行
なわれている。
【0003】擦傷性試験方法としては、評価しようとす
る塗料を小片に塗布したテストピースを作成し、そのテ
ストピースに擦傷をつけるためにテストピースを自動車
の外板面に貼りつけ、その自動車をロールブラシが回転
している自動洗車機に通したり、実験室用に小型の自動
洗車機を用意してテストピースに擦傷をつけることが行
なわれている。また、他の方法としては、摩擦堅牢度試
験機の試料台にテストピースを取りつけ、摩擦子の接触
面に布を取りつけ傷付け因子として試験用ダストなどを
使用して一定の加重をかけてテストピース表面を擦るこ
とによって擦傷をつける方法も採用されている。このよ
うにして擦傷をつけたテストピースを、目視で評価した
り、測色計や光沢計などの光学機器によって擦傷のある
部分とない部分との測定値の差を求めて評価している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】開発した複数種類の塗
料を評価する場合、各塗料ごとにテストピースを作成
し、擦傷の目立ち易さを評価する。複数のテストピース
に同一の擦傷をつけて擦傷の目立ち易さを評価すること
が重要であるが、実際の試験では、試験ごとに試験条件
が微妙に異なり、テストピース作成条件が微妙に異なる
ことなどの結果として、全てのテストピースに同一の擦
傷をつけることはできない。擦傷の違いがそのまま擦傷
の目立ち易さの評価に反映されてしまう。本発明は複数
の塗膜に対し、全く同一の擦傷をつけた状態で擦傷の目
立ち易さを評価できるようにすることを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の塗膜擦傷性試験
方法は、表面に擦傷をつけた透明フィルムを用意し、そ
の透明フィルムの裏面と試験対象塗膜との間に気泡が介
在しないようにその透明フィルムを複数の試験対象塗膜
に順次密着させて、その透明フィルムの擦傷部分を光学
的に測定し又は目視により評価する。
【0006】表面に擦傷をつけた透明フィルムの裏面と
テストピースの試験対象塗膜との間に気泡が介在しない
ように両者を密着させるのは、透明フィルムと試験対象
塗膜との境界面で光が乱反射するのを防ぐためである。
透明フィルムと試験対象塗膜とを密着させるには、水、
界面活性剤又は界面活性剤水溶液を介在させるとよい。
【0007】透明フィルムの表面には従来の擦傷性試験
方法で用いている擦傷をつける方法により、擦傷をつけ
ることができる。表面に擦傷をつけた透明フィルムを1
枚用意し、その同じ透明フィルムを複数の試験対象塗膜
に密着させて擦傷の目立ち易さを評価するので、複数の
試験対象塗膜に関し、全く同一の擦傷状態で評価がなさ
れる。
【0008】
【実施例】図1(A)は表面に擦傷4をつけた透明フィ
ルム2と、評価しようとする塗料を塗装したテストピー
ス6a,6b、及び評価基準塗色のテストピース8を示
したものである。透明フィルム2としてはアクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂その他種々の樹脂フィルムを
用いることができ、その厚さは100μm以下程度が適
当である。フィルム2は透明度が高いほど実際に塗膜に
擦傷をつけた状態に近くなり、より精度の高い評価がで
きるようになる。
【0009】透明フィルム2の裏面と試験対象塗膜を有
するテストピース6a,6b,8の試験対象塗膜との間
に水や界面活性剤を介在させ、両者が密着するようにテ
ストピース6a,6b,8に順次貼りつけて評価を行な
う。図1(B)はテストピース6(6a、6b又は8)
に水の層10を介して透明フィルム2を貼りつけた状態
を示している。
【0010】テストピース6a,6bの試験は、評価基
準用テストピース8の評価基準塗色に比べて擦傷が目立
ち易いかどうかを評価する。その評価の一方法として
は、表面の一部に擦傷をつけた透明フィルム2を図1
(B)のようにテストピース6に貼りつけ、透明フィル
ム2の擦傷部分4と擦傷のない部分とを測色計により測
定して明度を求める。擦傷部分4の明度をLaとし、擦
傷のない部分の明度をLbとすれば、評価値Aとして A=(Lb−La)/(Lb+La) を算出することができる。この評価値は、各テストピー
スについて複数回ずつ測定して平均値を求めればよい。
【0011】透明フィルム2として表面の全面に擦傷を
つけたものを用いる場合は、テストピースにその透明フ
ィルム2を貼りつける前と後で明度を測定し、それぞれ
の測定値をLb,Laとして上記の式により評価値を求
めてもよい。また、擦傷をつけていない透明フィルムを
別に用意し、擦傷をつけた透明フィルムを貼りつけたと
きの明度をLb、擦傷をつけていない透明フィルムを貼
りつけたときの明度をLaとして上記の式により評価値
を求めてもよい。
【0012】測色計や光沢計などの光学機器を用いて擦
傷の目立ち易さを定量的に評価をする場合は、透明フィ
ルム2を貼りつけて測定した値とテストピースに擦傷を
直接つけた場合とで測定値が異なる。例えばハンタ(Hu
nter)の色差式に基づいた色差計で測定する場合、明度
Lについて透明フィルムを貼りつけた場合と、テストピ
ースに擦傷を直接つけた場合とでの明度差ΔLが1.0
以下となるような透明フィルムを使用するのが望まし
い。
【0013】本発明のように透明フィルムに擦傷をつけ
てテストピースに貼りつけた場合と、テストピースに擦
傷を直接つけた場合との光学機器による測定値の差を予
め求めておき、その差を補正値として透明フィルム2を
用いて測定した測定値をその補正値で補正した後に評価
するようにすればより高精度な評価を行なうことができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明では擦傷の目立ち易さを評価する
テストピースごとに擦傷をつける必要がなく、擦傷をつ
けた透明フィルムが1枚あれば、その透明フィルムをテ
ストピースに順次貼りつけて評価することができるの
で、評価工数の低減を図ることができる。また、複数の
テストピースについて同じ透明フィルムを用いるので、
同じ擦傷状態による評価を行なうことができる。その結
果、色調の違いによる擦傷の目立ち易さを純粋に評価す
ることができ、評価結果の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を示す図であり、(A)は透明フィ
ルムとテストピースを示す斜視図、(B)はテストピー
スに透明フィルムを貼りつけた状態を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
2 透明フィルム 4 擦傷 6,6a,6b テストピース 8 評価基準用テストピース 10 水の層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に擦傷をつけた透明フィルムを用意
    し、その透明フィルムの裏面と試験対象塗膜との間に気
    泡が介在しないようにその透明フィルムを複数の試験対
    象塗膜に順次密着させて、その透明フィルムの擦傷部分
    を光学的に測定し又は目視により評価することを特徴と
    する塗膜の擦傷性試験方法。
JP22647593A 1993-08-18 1993-08-18 塗膜の擦傷性試験方法 Pending JPH0755708A (ja)

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JP22647593A JPH0755708A (ja) 1993-08-18 1993-08-18 塗膜の擦傷性試験方法

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JPH0755708A true JPH0755708A (ja) 1995-03-03

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ID=16845686

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JP22647593A Pending JPH0755708A (ja) 1993-08-18 1993-08-18 塗膜の擦傷性試験方法

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JP (1) JPH0755708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304042A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Toyota Motor Corp 擦傷の測定装置と測定方法
JP2015120543A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 旭硝子株式会社 吸着層付き基板の梱包方法及び梱包体並びに吸着層付き基板の梱包装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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