JPH0755748Y2 - ロック解除機構 - Google Patents

ロック解除機構

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JPH0755748Y2
JPH0755748Y2 JP14263189U JP14263189U JPH0755748Y2 JP H0755748 Y2 JPH0755748 Y2 JP H0755748Y2 JP 14263189 U JP14263189 U JP 14263189U JP 14263189 U JP14263189 U JP 14263189U JP H0755748 Y2 JPH0755748 Y2 JP H0755748Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案ロック解除機構を以下の項目に従って詳細に説明
する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 a.テーププレーヤの概観[第2図、第5図] b.蓋体、第1のロックレバー[第1図乃至第3図、第5
図乃至第7図] b−1.蓋体[第1図、第2図、第5図、第7図] b−2.第1のロックレバー[第1図乃至第3図、第5図
乃至第7図] b−3.蓋体のロック[第1図(A)、第5図] c.電池ケース、第2のロックレバー[第1図乃至第7
図] c−1.電池ケース[第1図乃至第5図、第7図] c−2.第2のロックレバー[第1図、第3図乃至第7
図] c−3.電池ケースのロック[第1図(A)乃至第1図
(C)、第4図] d.ロック解除部[第1図乃至第3図、第5図乃至第7
図] d−1.中間レバー[第1図、第3図、第5図乃至第7
図] d−2.押上バネ[第1図、第5図、第7図] d−3.操作子[第1図乃至第3図、第6図、第7図] d−4.動作[第1図] d−4−a.蓋体に対するロックの解除[第1図(A)乃
至第1図(C)] d−4−b.電池ケースに対するロックの解除[第1図
(C)、第1図(D)] d−4−c.その他 G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規なロック解除機構に関する。詳しくは、そ
れぞれ所定のロック位置でロックされる2つの被ロック
部材に対して為されているロックを1つの操作部材の同
じ方向へ操作で各別に解除することができて、部品点数
を削減することができると共に、ロック解除のための操
作を容易、かつ、誤り無く行なうことができるようにし
た新規なロック解除機構を提供しようとするものであ
る。
(B.考案の概要) 本考案ロック解除機構は、第1及び第2の2つの被ロッ
ク部材をそれぞれのロック位置で各別にロックするため
の摺動自在な2つのロック体の一方、即ち、第1の被ロ
ック部材をロックするための第1のロック体とロック解
除用の1つの操作部材との間にこれらの摺動方向と略直
交する方向で移動自在な中間体を配置し、第1の被ロッ
ク部材がロックされている状態から操作部材をロック解
除方向へ移動すると第1のロック体が上記中間体により
押圧されて第1の被ロック部材のロックが解除され、こ
の状態で操作部材を上記ロック解除方向と同じ方向へ移
動すると第2のロック体即ち第2の被ロック部材をロッ
クするためのロック体が中間体により押圧されて第2の
被ロック部材のロックが解除されるようにし、それによ
り、2つの被ロック部材に対して為されているロックを
1つの操作部材の同じ方向への操作で各別に解除するこ
とができて、部品点数を削減することができると共に、
ロック解除のための操作を容易、かつ、誤り無く行なう
ことができるようにしたものである。
(C.従来技術) 被ロック部材、即ち、移動を阻止されているべき所定の
ロック位置でロックされる部材、例えば、電子機器等に
設けられる開閉自在な蓋体や扉体あるいはポップアップ
式の電池収納ケース等に対するロックやその解除を行な
うための機構には、従来から各種のものがあるが、ロッ
ク状態をより確実に保持することを要する被ロック部材
については、一般に当該被ロック部材をロックするロッ
ク位置とそのロックを解除したロック解除位置との間で
移動される特別なロック体を用いることが行なわれ、そ
のようなロック体の移動は当該ロック体と一体的な操作
部もしくはロック体とは別体に設けた操作部材をロック
解除方向へ操作することにより行なわれるようにするこ
とが多い。
そして、上記操作部材を用いた従来のロック解除機構に
あっては、1つの機器に2以上の被ロック部材が設けら
れる場合、被ロック部材の1つ1つに対応して複数の操
作部材を設けるか、あるいは、1つの操作部材に異なる
移動方向上にある複数のロック解除位置を持たせ、ロッ
ク解除の際操作部材の移動方向を選ぶことによってその
移動方向に対応した被ロック部材のロックが解除される
ようにしていた。
(D.考案が解決しようとする課題) このため、従来のこの種のロック解除機構にあっては、
被ロック部材のそれぞれについて各別な操作部材を設け
る場合は、操作部材のみならずそれを一定の範囲内で移
動自在に支持するための手段等も被ロック部材の数だけ
必要になり、従って、部品点数や組立工数が多くなると
いう問題があり、また、1つの操作部材に複数のロック
解除位置を持たせる場合は、操作部材の数が1つで済む
という利点はあるが、その移動範囲を広く必要とするた
めロック解除機構の形状が大きくなると共に操作部材用
の支持手段の構造が複雑になり、しかも、ロック解除に
際しては操作部材の移動方向を選択しなければならない
ため、ロック解除の操作が案外面倒であり、かつ、操作
を誤る惧れが多分にあるという問題があった。
(E.課題を解決するための手段) ところで、1つの機器に2以上の被ロック部材が設けら
れる場合、それら被ロック部材についてのロック解除
を、一の被ロック部材についてのロックが解除された状
態で他の被ロック部材についてのロック解除が可能にな
るようにした方が望ましい、あるいは、そのようにして
も当該機器の使用には何ら妨げにならないことが多い。
そこで、本考案ロック解除機構は、前記した課題を解決
するために、第1の被ロック部材をロックするための第
1のロック体と第2の被ロック部材をロックするための
第2のロック体をそれぞれ略同じ方向で摺動自在なるよ
うに設けると共に、ロック解除用の1つの操作部材と、
第1の被ロック部材がロックされている状態から操作部
材をロック解除方向へ移動すると第1のロック体が中間
体を介して押圧されて第1の被ロック部材のロックが解
除され、この状態で操作部材をロック解除方向へ移動す
ると第2のロック体が中間体を介して押圧されて第2の
被ロック部材のロックが解除されるようにしたものであ
る。
従って、本考案ロック解除機構にあっては、ロック位置
に各別にロックされる2つの被ロック部材に対して為さ
れているロックをロック解除用の1つの操作部材を操作
することで各別に解除することができるので、操作部材
及びそれを移動自在に支持するための支持手段等がそれ
ぞれ1つで済み、これにより、部品点数や組立工数を削
減することができ、しかも、操作部材に対するロック解
除のための操作方向が2つの被ロック部材のいずれにつ
いても同じ方向であるため、操作が容易であり、かつ、
操作方向を誤るといったことは全く無く、その上、第2
の被ロック部材についてのロック解除は第1の被ロック
部材についてのロックが解除された状態で可能になるの
で、順序を誤ること無く2つの被ロック部材についての
ロックを解除することができる。
(F.実施例) 以下に、本考案ロック解除機構の詳細を図示した実施例
に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本考案をテーププレーヤの蓋体
と電池ケースについてのロック解除機構を適用したもの
である。
(a.テーププレーヤの概観)[第2図、第5図] 図中1がテーププレーヤである。
2はテーププレーヤ1の外筐であり、該外筐2は、高さ
方向から見て左右方向(第2図における左斜め下方へ向
う方向を左側とし、右斜め上方へ向う方向を右側とす
る。また、同図における右斜め下方へ向う方向を前側と
し、左斜め上方へ向う方向を後側とする。以下の説明に
おいて向きを示すときはこの方向によるものとする。)
に長い長方形の深皿状をした筐体主部3と、該筐体主部
3に対して回動自在な蓋体4と、これら筐体主部3と蓋
体4との間に位置した筐体中間体5とから成り、該筐体
中間体5はその主部を為すカセット載置板6とその外周
部を為す周壁7とが金属板により一体に形成され、ま
た、筐体主部3の上縁と蓋体4の下縁及び筐体中間体5
の周壁7の上面はその前部が後部より稍高い位置にある
ように形成されている。
更に、筐体中間体5の周壁7の大部分はその延びる方向
と直交する断面が第5図等に示すように内側に向って開
口した略コ字状を為す枠部7aと該枠部7aの上側の内側縁
とカセット載置板6の外周縁とを連続している内側壁7b
と枠部7aの下側の内側縁から下方へ向けて向けて突出し
た外側壁7cとから成る。
そして、上記枠部7aの下面と筐体主部3の上縁とが突き
合わせられることによって筐体主部3の上縁が枠部7aに
より縁取化粧されると共にカセット載置板6が筐体主部
3の上方開口面をその上縁より稍低い位置で覆うように
配置される。
8はその大部分が上記カセット載置板6の下面に重なる
ように固定されたメカシャーシであり、該メカシャーシ
8の後端部と蓋体4の後端部とが図示しないヒンジ手段
により回動自在に連結されている。
また、カセット載置板6の前端部のうち左右両端部を除
く部分6aは左右方向に長い矩形をした開口部に形成さ
れ、この開口部6aは電池ケース9の上面壁10により覆わ
れている。
そして、筐体中間体5のカセット載置板6及び内側壁7b
と閉蓋位置に来た蓋体4、即ち、第5図に示すようにそ
の下縁が枠部7aの上面に載置した位置に来た蓋体4とに
より比較的薄い空間11が画成され、該空間11がテープカ
セットを装着するためのカセット装着部になっている。
12、12はリール台、13、13はキャプスタン、14はヘッド
部であり、該ヘッド部14はメカシャーシ8の後端部に一
定の範囲内で略上下方向へ回動自在に支持された左右方
向に細長いシャーシ体15に磁気ヘッド16やピンチローラ
17、17、テープガイド18、18及び19、19等が支持されて
成る。
(b.蓋体、第1のロックレバー)[第1図乃至第3図、
第5図乃至第7図] (b−1.蓋体)[第1図、第2図、第5図、第7図] 前記したように、蓋体4は、その後端部がメカシャーシ
8の後端部に略上下方向に回動自在なるように支持され
ている。
そして、蓋体4は前記したヘッド部14のシャーシ体15と
略一体的に移動するように結合されており、それによ
り、移動範囲が前記閉蓋位置と第2図に示すようにカセ
ット載置板6に対して垂直な姿勢から稍前倒れに傾いた
姿勢となる位置(以下、「開蓋位置」と言う。)との間
に規制されると共に、シャーシ体15に設けられたカセッ
ト圧着バネ20(第5図のみに示してある。)の蓋体押上
部20aにより、閉蓋位置に来ている状態では第5図に2
点鎖線で示す浮上位置、即ち、閉蓋位置より稍開蓋位置
側へ寄った位置まで移動しようとする回動力が付勢され
ている。
尚、シャーシ体15とメカシャーシ8との間には図示しな
いトグルバネが設けられており、それにより、シャーシ
体15及び蓋体4には、蓋体4の閉蓋位置と開蓋位置との
間の略中間の位置を境として互いに反対の方向への回動
力、即ち、閉蓋位置側への回動力と開蓋位置側への回動
力が付勢されるようになっている。
また、蓋体4の上面壁21の内面には化粧板22が固定さ
れ、該化粧板22の前端縁の左右方向における略中央部に
は左方から見て略コ字状を為す被ロック部23が形成され
ており、そして、該被ロック部23はその殆んどが蓋体4
の前側壁24の内面に形成された凹部24a(第2図参照)
内に位置すると共に、その下片23a(以下、「被ロック
片」と言う。)は前側壁24の下側縁から後方へ稍突出す
るように位置されており、従って、蓋体4が閉蓋位置に
来ると、該被ロック片23aが前記筐体中間体5の枠部7a
の前側部上面の左右方向における略中央部に載置される
ことになる。
(b−2.第1のロックレバー)[第1図乃至第3図、第
5図乃至第7図] 25は蓋体4を閉蓋位置にロックするためのロックレバー
(以下、「第1のロックレバー」と言う。)である。
該第1のロックレバー25は左右方向に長い板状をした主
部26にはその上側縁の稍左側へ寄った位置から上方へ向
けて突出した上方突出部27が形成されており、該上方突
出部27の上端部には左方へ向って突出した係合爪28が形
成されており、該係合爪28の下縁28aは左右方向に沿っ
て延びる係合縁とされ、また、上縁は左下がりに傾斜し
た被押圧縁28bとされている。
29はメカシャーシ8の下方へ向けて折曲されて前側部で
あり、左右方向に長い帯板状をし、その前面の略中央部
と右端寄りの位置にガイドピン30、30が固定されると共
に、これらガイドピン30と30との間の位置に左右方向に
長いバネ配置孔31が形成されている。
また、前記筐体中間体5の周壁7の内側壁7bのうち前側
部の略中央部には切欠32(第6図参照)が形成され、該
切欠32はその下端が内側壁7bの下端に達し上端が枠部7a
の上側部の内縁に開口している。
そして、ロックレバー25の上方突出部27の上端部を除い
た部分が上記切欠32内に左右方向で稍余裕を有した状態
で位置し、従って、係合爪28が枠部7aの上面から稍突出
するように位置され、また、ロックレバー25の主部26の
左右両端部に形成された左右方向に長い被案内長孔26
a、26aに上記ガイドピン30、30が摺動自在に係合され、
更に、主部26の被案内長孔26aと26aとの間に形成された
左右方向に長いバネ配置孔26bの左端とメカシャーシ8
に形成されたバネ配置孔31の右端との間でコイルスプリ
ング33が縮設されており、それにより、ロックレバー25
がメカシャーシ8の前側部29にその前面に重なるように
位置した状態で一定の範囲内で左右方向へ摺動自在なる
ように支持されると共に、コイルスプリング33の弾発力
によって常時左方への移動力を付勢されており、右方へ
向けて押圧されていない間は、第1図(A)に示すロッ
ク位置、即ち、その係合爪28が蓋体4に設けられた前記
被ロック部23の右端縁の回動軌跡上に位置したところに
保持される。
(b−3.蓋体のロック)[第1図(A)、第5図] そこで、蓋体4が閉蓋位置以外の位置に来ている状態か
らそれを閉蓋位置へと移動すると、該閉蓋位置に到達す
る直前にその被ロック部23aの右端部がロックレバー25
の被押圧縁28bを略右斜め下方へ向けて押圧して該ロッ
クレバー25を右方へ移動させ、被ロック片23aが被押圧
縁28aより下方に位置して蓋体4が閉蓋位置に達するの
と同時にロックレバー25がコイルスプリング33の力によ
って左方へ戻ってその係合爪28の係合縁28aが被ロック
片23aの右端部上面に係合する。
これにより、被ロック部23が蓋体4の回動方向での移動
を阻止されるので、蓋体4が閉蓋位置においてロックさ
れる。
尚、蓋体4に対してこのように為されたロックはロック
レバー25が後述するロック解除部によって右方へ移動さ
れることにより解除される。
(c.電池ケース、第2のロックレバー)[第1図乃至第
7図] (c−1.電池ケース)[第1図乃至第5図、第7図] 電池ケース9は左右方向に長く、かつ、第4図に実線で
示すようにその上面壁10がカセット載置板6の開口部6a
を覆う位置(以下、「装着時位置」と言う。)に来てい
る状態で左方に向って開口9aした略筒状を為すように形
成され、その右端部の前後両外側面から突出した支点ピ
ン34、34がメカシャーシ8に略上下方向で回動自在なる
ように支持されており、その底面壁35は右端側略4分の
1の部分36(以下、「平坦部」と言う。)が平板状に形
成されその余の前後両側部を除く大部分37(以下、「樋
状部」と言う。)は上記平坦部36より低い位置にある略
樋状を為すように形成され、それにより、この電池ケー
ス9の内部にガム型電池38又は単三型電池39(第4図参
照)のいずれかを選択的に収納することができるように
されている。
40は樋状部37から後方へ向けて突出したストッパ部、41
は筐体主部3の内底部に配置された回路基板42の上面に
取着された弾発部材であり、該弾発部材41の弾性端部41
aが電池ケース9の平坦部36の下面のうち支点ピン34、3
4より稍左方へ寄った位置に常時弾接されており、従っ
て、電池ケース9には、この弾発部材41の弾発力によ
り、前方から見て時計回り方向への回動力が常時付勢さ
れ、この方向への回動は、第4図に2点鎖線で示すよう
に、上記ストッパ部40がメカシャーシ8の下面のうち開
口部6aの後縁に沿って延びる部分に当接したところで阻
止される。
この状態における電池ケース9の位置が着脱時位置、即
ち、電池38又は39の着脱を行なうときの位置であり、こ
の着脱時位置に来ている状態ではその開口9aが左稍斜め
上方を向いてカセット載置板6から一部上方へ突出した
姿勢となる。
尚、弾発部材41は導電性を有するバネ材料により形成さ
れ、また、電池ケース9の平坦部36の下面には電池38、
39用のマイナス側接触端子43(第4図参照)が固定され
ており、弾発部材41は上記接触端子43を挟んで電池ケー
ス9に弾接され、回路基板42上の電源端子と接触端子43
とは弾発部材41を介して接続される。そして、接触端子
43の2つの接触端部43a、43bが電池ケース9の内部空間
の上部後端と下部後端に各別に位置されている。
44は電池38、39のプラス側接触端子(第4図参照)であ
る。
そして、電池ケース9の前側面上部の左端部には小さな
突部状をした被ロック部45が突設されており、この被ロ
ック部45に後述する第2のロックレバーの係合部が係合
することによって電池ケース9が装着時位置に保持され
る。
(c−2.第2のロックレバー)[第1図、第3図乃至第
7図] 46は電池ケース9を装着時位置においてロックするため
の第2のロックレバーである。
該ロックレバー46は左右方向に長い板状をし、その略右
半部47は左半部より上下幅が広くされ、この右半部47の
左側縁の下部に前方から見て略コ字状をした切欠48が形
成され、該切欠48から上の部分49が電池ケース9の被ロ
ック部45と係合する係合爪になっており、係合爪49の下
縁49aは水平に延びる係合縁とされ、上縁49bは左下がり
に傾斜した被押圧縁とされている。
そして、右半部47には大きな制御孔50が形成され、該制
御孔50は左右方向に長い略長方形状をし、その右側縁51
は下半部51aが上半部51bより右方に位置した略クランク
状を為している。
52、52はメカシャーシ8の前側部29の背面のうち左端側
へ偏倚した部分の左右方向に離間した位置に固定された
ガイドピン、53はこれらガイドピン52と52との間の位置
に形成された左右方向に長いバネ配置孔である。
そして、上記ガイドピン52、52がロックレバー46に形成
された左右方向に長い被案内長孔46a、46aに摺動自在に
係合され、また、ロックレバー46の被案内長孔46aと46a
との間の位置に形成されたバネ配置孔46bの左端とメカ
シャーシ8に形成された上記バネ配置孔53の右端との間
でコイルスプリング54が縮設されており、それにより、
ロックレバー46がメカシャーシ8の前側部29の背面に重
なるように位置した状態で一定の範囲内で左右方向へ摺
動自在なるように支持されると共にコイルスプリング54
の弾発力によって常時左方への移動力が付勢されてお
り、右方へ向けて押圧されていない間は、第1図(A)
に示すロック位置、即ち、その係合爪49が電池ケース9
に設けられた被ロック部45の回動軌跡上に位置したとこ
ろに保持される。
(c−3.電池ケースのロック)[第1図(A)乃至第1
図(C)、第4図] そこで、電池ケース9が装着時位置以外の位置から装着
時位置へと移動すると、該装着時位置に到達する直前に
その被ロック部45がロックレバー46の被押圧縁49bを略
右斜め下方へ向けて押圧して該ロックレバー46を右方へ
移動させ、被ロック部45の上面が係合爪49の係合縁49a
より下方へ行って電池ケース9が装着時位置に到達する
と同時にロックレバー46がコイルスプリング54による付
勢力によって左方へ戻ってその係合縁49aが被ロック部4
5の上面と係合する。
これにより、被ロック部45が電池ケース9の回動方向で
の移動を阻止されるので、電池ケース9が装着時位置に
ロックされる。
尚、電池ケース9に対してこのように為されたロックは
ロックレバー46が後述するロック部によって右方へ移動
されることにより解除される。
(d.ロック解除部)[第1図乃至第3図、第5図乃至第
7図] 55はロック解除部であり、ロック解除用の操作子と、該
操作子により押圧されることによって第1のロックレバ
ー25又は第2のロックレバー46をロック解除方向へ押圧
する中間レバー等から成る。
(d−1.中間レバー)[第1図、第3図、第5図乃至第
7図] 56は中間レバーであり、該中間レバー56はメインプレー
ト57とサブプレート58とが連結ピン59により一体的に結
合されて成る。
メインプレート57は筐体主部3の高さより稍低い高さを
有する縦長な板状をし、その上端部57aが略円板状を為
すように形成されると共に、高さ方向における中間部よ
り稍低い部分57bは横長な略小判形を為すように形成さ
れ、該小判形を為す部分57b(以下、「押圧部」と言
う。)の中央部稍下寄りの背面に連結ピン59が固定さ
れ、また、下端部の前面にバネ当ピン60が固定されてい
る。
サブプレート58は左右方向に細長く、その長さは第2の
ロックレバー46に形成された制御孔50の上半部50bの左
右方向の長さより僅かに短くされており、メインプレー
ト57に後方からメカシャーシ8の板厚分離間して対向す
る状態でその中央部が連結ピン59の後端部に固定されて
いる。
また、筐体中間体5の内側壁7bにはその前側部のうちこ
こに形成された前記切欠32から稍左方へ離間した位置に
該切欠32と同様なもう1つの切欠61が形成され、更に、
メカシャーシ8の前側部29のうち上記切欠61の下方に位
置した箇所には略非等脚台形状をした規制孔62が形成さ
れており、上記切欠61の左右幅はメインプレート57の円
板状をした上端部57aの最大幅と略同じ大きさにされて
いる。
そして、メインプレート57の上端部57aが第6図に示す
ように上記切欠61内に摺動自在に位置され、また、連結
ピン59の中間部が第3図に示すように上記規制孔62内に
位置することで押圧部57bとサブプレート58の各一部が
規制孔62の開口縁部を前後両側から挟むように位置さ
れ、これらにより、中間レバー56が左右方向にある程度
回動することができ、かつ、上下方向にある程度変位し
得るように支持される。即ち、中間レバー56は、左右方
向ではその連結ピン59が規制孔62の左側縁62aに当接し
た位置と規制孔62の右側縁62bに当接した位置との間で
メインプレート57の上端部57aの中心部を回動中心とし
て回動することができ、また、上下方向では連結ピン59
が規制孔62の上側縁62cに当接した位置と下側縁62dに当
接した位置との間で変位することができるようにされて
いる。
尚、サブプレート58は第2のロックレバー46の制御孔50
内に位置されている。
そして、中間レバー56はこのように設けられているた
め、そのメインプレート57が第1のロックレバー25と同
一平面内にあり、かつ、該メインプレート57の押圧部57
bの右側縁とロックレバー25の主部26の左端縁26cとが左
右方向で対向しており、ロックレバー25が前記ロック位
置に来ている状態ではその主部26の左端縁26cによって
押圧部57bの右方への移動が阻止され、かつ、規制孔62
の左側縁62aによって連結ピン59の左方への移動が阻止
され、それにより、中間レバー56が、第1図(A)及び
同図(C)に示すように、僅かに右倒れの姿勢に保持さ
れる。
(d−2.押上バネ)[第1図、第5図、第7図] 63は上記中間レバー56に常時上方へ向けての移動力を付
勢するための押上バネである。
該押上バネ63は、小さな矩形片状をした取付部63aとそ
れに続く略逆U字状をした屈曲部63bと該屈曲部63bの反
取付部63a側の下端から左稍斜め上方へ向って延びる長
い腕63cとから成り、取付部63aが第1のロックレバー12
5の主部26の左端寄りの位置から下方へ向けて突設され
たバネ取付部26dに固定されると共に、腕63cの略中間部
が中間レバー56のバネ当ピン60に略下方から弾接されて
いる。
従って、この押上バネ63の弾発力により、中間レバー56
に、常時、上方へ向けての移動力が付勢され、下方へ向
けて押圧されていない間は、第1図(C)等に示すよう
に、その連結ピン59が規制孔62の上側縁62cに当接して
メインプレート57の上端部57aの略上半部が切欠61の上
端、換言すれば、枠部7aの上面から突出した位置(以
下、「浮上位置」と言う。尚、第6図では、この位置に
来ている状態で示してある。)に保持され、この状態で
は、サブプレート58が第2のロックレバー46の制御孔50
の上半部50b内に位置している。
また、上記切欠61が形成された位置は蓋体4が閉蓋位置
に来ている状態でその被ロック片23aの左半部と対向し
た位置であり、従って、中間レバー56が上記浮上位置に
来ている状態から蓋体4が閉蓋位置へと移動すると、被
ロック片23aがメインプレート57を上方から押圧してそ
の上端部57aの上方へ突出している部分を切欠61内に押
し込むことになり、それにより、中間レバー56が、第1
図(A)等に示すように、メインプレート57の上端が枠
部7aの上面と略同じ高さにある位置(以下、「下降位
置」と言う。)へと移動され、この状態は蓋体4が閉蓋
位置に来ている限り保持される。
尚、中間レバー56が下降位置に来ている状態ではサブプ
レート58が制御孔50の下半部50a内に位置している。
(d−3.操作子)[第1図乃至第3図、第6図、第7
図] 64は操作子であり、左右方向に長い長方形の板状をした
主部65と該主部65の前面の中央部に突設された指当部66
とが一体に形成され、主部65の背面の右端部に縦長の小
さな押圧突条65aが突設されると共にその略中央部に凹
部65bが形成され、該凹部65bの奥面の中央部にクリック
突起65cが形成されている。
67は操作子64を支持した支持部材であり、筐体主部3の
前側部の左端部に形成された切欠3aを補完するように取
着されると共に、左右方向に長い窓67aが形成され、そ
の背面に上下幅が大きく左右両端に達する凹溝67bが形
成されており、該凹溝67bを塞ぐように金属板68が取着
されている。
そして、操作子64は、その指当部66が上記窓67a内に位
置した状態で、主部65が支持部材67の凹溝67bと金属板6
8とにより画成された薄い空間に位置されており、それ
により、左右方向へ移動自在に支持される。
尚、このような操作子64の移動範囲は指当部66が窓67a
の右側縁に当接した位置(以下、「解除位置」と言
う。)と左側縁に当接した位置との間に規制され、ま
た、これら2つの位置の間の中間の位置に来ている状態
(第1図(A)に示す押圧突条65aの位置は操作子64が
この中間の位置に来ている状態である。)ではそのクリ
ック突起65cが上記金属板68に前方へ向けて切起状に形
成された弾性片68aの先端部に右側から軽く接触してお
り、従って、この状態ではそこから左方へは容易には移
動しないようにされている。
そして、操作子64の押圧突条65aが前記中間レバー56の
小判形をした押圧部57bの左側縁に対向しており、操作
子64が中間位置に来ている状態では押圧突条65aが押圧
部57bの左側縁に軽く接触し、この状態が前記ロック位
置に来ている第1のロックレバー25と金属板68の弾性片
68aによって保持される。
(d−4.動作)[第1図] そこで、蓋体4及び電池ケース9に対して為されている
ロックの解除は、次のように行なわれる。
(d−4−a.蓋体に対するロックの解除)[第1図
(A)乃至第1図(C)] 前記したように、蓋体4が閉蓋位置に来ている状態では
中間レバー56が下降位置に来ており、そのサブプレート
58が第2のロックレバー46の制御孔50の下半部50b内に
その左端側へ偏倚した状態で位置している(第1図
(A)参照)。
そこで、この状態から、操作子64を解除位置へと移動す
ると、その押圧突条65aが中間レバー56の押圧部57bを右
方へ押圧するので、該中間レバー56が前方から見て反時
計回り方向へ回動して押圧部57bが第1のロックレバー2
5の主部26を右方へ向けて押圧することになる。
これにより、第1のロックレバー25が、第1図(B)に
示すように、ロック位置から稍右方へ寄ったロック解除
位置へと移動されてその係合爪28が蓋体4の被ロック片
23aから右方へ外れるので、蓋体4に対するロックが解
除され、それにより、蓋体4が前記浮上位置(第5図に
2点鎖線で示す位置)まで浮き上ることになる。
そして、この状態から操作子64に対する右方への押圧を
解除すると、ロックレバー25が中間レバー56及び操作子
64を左方へ押圧しながらロック位置に戻り、それによっ
て、第1図(C)に示すように、操作子64が中間位置に
戻されると共に、この状態では蓋体4の被ロック片23a
が少なくとも枠部7aの上面よりある程度高いところへ移
動しているため被ロック片23aによる中間レバー56のメ
インプレート57に対する下方への押圧が解除されてお
り、従って、中間レバー56は、ロックレバー25により押
圧されて時計回り方向へ回動しながら、押上バネ63の弾
発力によって前記浮上位置へと移動される。
(d−4−b.電池ケースに対するロックの解除)[第1
図(C)、第1図(D)] そして、中間レバー56がこのようにして浮上位置へと移
動すると、そのサブプレート58が第2のロックレバー46
の制御孔50の上半部50内bに位置される。
電池ケース9に対して為されているロックの解除は、こ
の状態から操作子64を解除位置へと移動することにより
為される。
即ち、第1図(C)に示す状態から操作子64を解除位置
へと移動すると、その押圧突条65aが中間レバー56の押
圧部57bを右方へ向けて押圧するので、該中間レバー56
が反時計回り方向へ回動され、そのサブプレート58が制
御孔50の右側縁51の上半部51bを右方へ向けて押圧する
ことになる。
これにより、第2のロックレバー46が、第1図(D)に
示すように、ロック位置から稍右方へ寄ったロック解除
位置へと移動されてその係合爪49が電池ケース9の被ロ
ック部45から右方へ外れるので、電池ケース9に対する
ロックが解除され、それにより、電池ケース9が前記着
脱時位置(第4図に2点鎖線で示す位置)まで移動する
ことになる。
尚、この場合も中間レバー56が第1のロックレバー25を
押圧するので、該第1のロックレバー25もロック解除位
置へと移動される。
そして、この状態から操作子64に対する右方への押圧を
解除すると、第1のロックレバー25が中間レバー56の押
圧部57bを、また、第2のロックレバー46がサブプレー
ト58をそれぞれ左方へ押圧しながらロック位置に戻り、
それにより、中間レバー56が時計回り方向へ回動される
と共に操作子64が中間位置に戻されることになる。
しかして、蓋体4に対して為されているロックの解除と
電池ケース9に対して為されているロックの解除は、い
ずれも、操作子64を解除位置へと移動することによって
行なわれ、電池ケース9に対してのロック解除は蓋体4
に対するロック解除が為されていることを条件として実
行される。
(d−4−c.その他) このようにしてロック解除が為された状態から電池ケー
ス9を装着時位置へと移動すると、第2のロックレバー
46が一旦ロック解除位置へと移動されるので、この移動
の際、制御孔50の左側縁がサブプレート58を右方へ押圧
して中間レバー56を反時計回り方向へ回動させると共に
該中間レバー56の動きに従って第1のロックレバー25も
ロック解除位置まで移動され、第2のロックレバー46が
ロック位置に戻るのと同時に第1のロックレバー25がロ
ック位置に戻り、かつ、中間レバー56が時計回り方向へ
回動される。
また、蓋体4が閉蓋位置へと移動して来たときは、その
被ロック片23aによる中間レバー56のメインプレート57
に対する押圧と第1のロックレバー25の被押圧縁28bに
対する押圧とが略同時に行なわれ、それにより、第1の
ロックレバー25が一旦ロック解除位置へと移動された後
ロック位置に戻ると共に中間レバー56が下降位置へと移
動される。従って、この場合は、第2のロックレバー46
がロック解除位置側へ移動されることは無いので、電池
ケース9に対するロックが解除されてしまうようなこと
は無い。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案ロッ
ク解除機構は、それぞれ略同じ方向に摺動自在に支持さ
れた2つのロック体即ち第1の被ロック部材をロックす
るための第1のロック体及び第2の被ロック部材をロッ
クするための第2のロック体と、ロック解除用の1つの
操作部材と、該操作部材と上記第1のロック体との間に
位置されると共にこれらの摺動方向と略直交する方向で
移動自在に支持されかつ第1の被ロック部材がロック位
置に来ているときの第1の位置と第1の被ロック部材が
ロック位置から離れているときの第2の位置との間を移
動する中間体とを備え、第1の被ロック部材がロックさ
れている状態から操作部材をロック解除方向へ移動する
と第1のロック体が中間体を介して押圧されて第1の被
ロック部材のロックが解除され、第1の被ロック部材の
ロックが解除されている状態で操作部材をロック解除方
向へ移動すると第2のロック体が中間体を介して押圧さ
れて第2の被ロック部材のロックが解除されるようにし
たことを特徴とする。
従って、本考案ロック解除機構にあっては、ロック位置
で各別にロックされる2つの被ロック部材に対して為さ
れているロックをロック解除用の1つの操作部材を操作
することで各別に解除することができるので、操作部材
及びそれを移動自在に支持するための支持手段等がそれ
ぞれ1つで済み、これにより、部品点数や組立工数を削
減することができ、しかも、操作部材に対するロック解
除のための操作方向が2つの被ロック部材のいずれにつ
いても同じ方向であるため、操作が容易であり、かつ、
操作方向を誤るといったことは全く無く、その上、第2
の被ロック部材についてのロック解除は第1の被ロック
部材についてのロックが解除された状態で可能になるの
で、順序を誤ること無く2つの被ロック部材についての
ロックを解除することができる。
尚、前記実施例では、操作部材の移動方向をロック体の
摺動方向と同じである直線的な方向としたが、場合によ
っては、操作部材に偏心様押圧部を設けて当該操作部材
を回転することにより上記押圧部がロック体をロック解
除方向へ押圧するようにすることも考えられる。
また、前記実施例においては、本考案をテーププレーヤ
における開閉自在な蓋体とポップアップ式の電池ケース
についてのロック解除機構に適用したものを示したが、
本考案はこのような例に限られること無く、2以上の各
種の被ロック部材を備えた各種の機器におけるロック解
除機構に適用することができ、特に、中間体の構造や動
きについては実施例に示したもののようにする必要性は
無く、当該被ロック部材やロック体の構造やこれらと操
作部材との間の配置構造等に応じた構造や動きにすれば
良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ロック解除機構をテーププーヤの蓋体と電
池ケースについてのロック解除機構に適用した実施の一
例を示すものであり、第1図はロック解除動作を(A)
から(D)へ順を追って示す要部の拡大断面図、第2図
はテーププレーヤ全体の斜視図、第3図は一部を第1図
(A)のIII−III線に沿って切断した要部の拡大平面
図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は
一部を第3図のV−V線に沿って切断した拡大側面図、
第6図は外筐の主部と中間部とを分離した状態の要部の
拡大斜視図、第7図はロック解除機構を分解した拡大斜
視図である。 符号の説明 4……第1の被ロック部材、9……第2の被ロック部
材、25……第1のロック体、46……第2のロック体、56
……中間体、64……操作部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ略同じ方向に摺動自在に支持され
    た2つのロック体即ち第1の被ロック部材をロックする
    ための第1のロック体及び第2の被ロック部材をロック
    するための第2のロック体と、 ロック解除用の1つの操作部材と、 該操作部材と上記第1のロック体との間に位置されると
    共にこれらの摺動方向と略直交する方向で移動自在に支
    持されかつ第1の被ロック部材がロック位置に来ている
    ときの第1の位置と第1の被ロック部材がロック位置か
    ら離れているときの第2の位置との間を移動する中間体
    とを備え、 第1の被ロック部材がロックされている状態から操作部
    材をロック解除方向へ移動すると第1のロック体が中間
    体を介して押圧されて第1の被ロック部材のロックが解
    除され、第1の被ロック部材のロックが解除された状態
    で操作部材をロック解除方向へ移動すると第2のロック
    体が中間体を介して押圧されて第2の被ロック部材のロ
    ックが解除されるようにした ことを特徴とするロック解除機構
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