JPH0755761A - 酸素センサの寿命診断装置 - Google Patents
酸素センサの寿命診断装置Info
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- JPH0755761A JPH0755761A JP5220735A JP22073593A JPH0755761A JP H0755761 A JPH0755761 A JP H0755761A JP 5220735 A JP5220735 A JP 5220735A JP 22073593 A JP22073593 A JP 22073593A JP H0755761 A JPH0755761 A JP H0755761A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸素センサが安定か否かを測定し、酸素濃度
測定装置の使用可能状態を使用者に知らせることのでき
る駆動装置を提供する。 【構成】 酸素イオン伝導性固体電解質からなる限界電
流式酸素センサの起動処理を行う駆動装置は、(a)前
記酸素センサの出力値を所定の間隔で検出する手段と、
(b)前記酸素センサの出力値と所定時間前の出力値と
の差の絶対値を計算する手段と、(c)前記差の絶対値
と所定値とを比較する手段と、(d)前記差の絶対値が
前記所定値より小さいときにカウントする手段と、
(e)前記カウントの値が目的値に達すると、前記起動
処理を終了する手段とを具備する。
測定装置の使用可能状態を使用者に知らせることのでき
る駆動装置を提供する。 【構成】 酸素イオン伝導性固体電解質からなる限界電
流式酸素センサの起動処理を行う駆動装置は、(a)前
記酸素センサの出力値を所定の間隔で検出する手段と、
(b)前記酸素センサの出力値と所定時間前の出力値と
の差の絶対値を計算する手段と、(c)前記差の絶対値
と所定値とを比較する手段と、(d)前記差の絶対値が
前記所定値より小さいときにカウントする手段と、
(e)前記カウントの値が目的値に達すると、前記起動
処理を終了する手段とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体電解質による限界
電流式酸素センサの寿命を診断する装置に関し、詳しく
は、センサの性能を低下させることなく、酸素濃度を連
続測定できる酸素センサの寿命診断装置に関する。
電流式酸素センサの寿命を診断する装置に関し、詳しく
は、センサの性能を低下させることなく、酸素濃度を連
続測定できる酸素センサの寿命診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、固体電解質による限界電流式酸素センサ(以下は酸
素センサと呼ぶ)は、酸欠警報機や工業用の酸素計等を
中心に使われている。しかし、この酸素センサの寿命は
その周りの装置の寿命に比べて短く、また使用環境によ
っては寿命のばらつきがあるため、使用環境を考慮した
センサの定期交換が行われてきた。
ら、固体電解質による限界電流式酸素センサ(以下は酸
素センサと呼ぶ)は、酸欠警報機や工業用の酸素計等を
中心に使われている。しかし、この酸素センサの寿命は
その周りの装置の寿命に比べて短く、また使用環境によ
っては寿命のばらつきがあるため、使用環境を考慮した
センサの定期交換が行われてきた。
【0003】このセンサの寿命は、固体電解質のイオン
伝導度の低下や、電極能の低下によって生じるが、これ
は図5に示すように限界電流を与える電圧範囲の下限が
センサに印加している基準電圧にほぼ一致したときに達
したと見られる。
伝導度の低下や、電極能の低下によって生じるが、これ
は図5に示すように限界電流を与える電圧範囲の下限が
センサに印加している基準電圧にほぼ一致したときに達
したと見られる。
【0004】このセンサの寿命を装置で診断する方法と
して、センサの初期出力特性で限界電流を与える電圧の
範囲から2点の電圧を選らんて交互に印化し、その2点
の電圧で出力電流の差から劣化状態を診断する手法(特
開昭60−218058号、特開平1−262460
号)、センサの起動時の特性から診断する手法(特開昭
61−212753号)、2つのセンサ又は1つのセン
サに納められた2つの検知部から診断する手法(特開昭
61−212753号、特開平4−264250号)な
どが知られている。
して、センサの初期出力特性で限界電流を与える電圧の
範囲から2点の電圧を選らんて交互に印化し、その2点
の電圧で出力電流の差から劣化状態を診断する手法(特
開昭60−218058号、特開平1−262460
号)、センサの起動時の特性から診断する手法(特開昭
61−212753号)、2つのセンサ又は1つのセン
サに納められた2つの検知部から診断する手法(特開昭
61−212753号、特開平4−264250号)な
どが知られている。
【0005】特開昭60−218058号、特開平1−
262460号で開示されている固定の2点の電圧の交
互切り替え、または固定の2点間の掃引による出力電流
の差から劣化状態を診断する手法では、出力電流のシュ
ーティングの発生や出力電流の変動から診断時に装置の
本来の機能を停止させる必要が生じるという問題と、出
力電流差から判断するため2点間の電圧差をある程度大
きく取る必要があり、本来の寿命より短い時間で寿命と
診断される問題がある。
262460号で開示されている固定の2点の電圧の交
互切り替え、または固定の2点間の掃引による出力電流
の差から劣化状態を診断する手法では、出力電流のシュ
ーティングの発生や出力電流の変動から診断時に装置の
本来の機能を停止させる必要が生じるという問題と、出
力電流差から判断するため2点間の電圧差をある程度大
きく取る必要があり、本来の寿命より短い時間で寿命と
診断される問題がある。
【0006】特開昭61−212753号で開示されて
いるセンサの起動時の特性から診断する手法では、長期
間連続作動させるものへの適用ができない問題と、劣化
程度が同じでも停止から再起動までの時間間隔により起
動の特性が変化するという問題と、湿度の影響で起動特
性が変化するという問題がある。
いるセンサの起動時の特性から診断する手法では、長期
間連続作動させるものへの適用ができない問題と、劣化
程度が同じでも停止から再起動までの時間間隔により起
動の特性が変化するという問題と、湿度の影響で起動特
性が変化するという問題がある。
【0007】特開昭61−212753号で開示されて
いる2つのセンサでの手法では、基準となる正常なセン
サが必要となり、また過渡状態出の診断となるため簡易
にできない問題と、装置に組み込むことができない問題
と、診断時に装置の本来の機能を停止させる必要が生じ
る問題がある。
いる2つのセンサでの手法では、基準となる正常なセン
サが必要となり、また過渡状態出の診断となるため簡易
にできない問題と、装置に組み込むことができない問題
と、診断時に装置の本来の機能を停止させる必要が生じ
る問題がある。
【0008】特開平4−264250号で開示されてい
る1つのセンサに納められた2つの検知部から診断する
手法では、寿命診断のために設けた検出部は、その目的
から限界電流値を高くする必要が生じ、実質的な寿命が
かなり短くなってしまうという問題がある。
る1つのセンサに納められた2つの検知部から診断する
手法では、寿命診断のために設けた検出部は、その目的
から限界電流値を高くする必要が生じ、実質的な寿命が
かなり短くなってしまうという問題がある。
【0009】したがって、本発明の目的は、上記問題を
解決し、酸素センサ素子の性能を低下させることなく、
酸欠警報機や工業用の酸素計等において、連続運転を妨
げずに、センサの本来の寿命を判断できる装置を提供す
ることである。
解決し、酸素センサ素子の性能を低下させることなく、
酸欠警報機や工業用の酸素計等において、連続運転を妨
げずに、センサの本来の寿命を判断できる装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者は、被検ガス中の酸素濃度が安定し、
センサの出力電流が安定しているときに、センサに印加
する直流電圧を5mV/秒以下の速度で掃引することに
より、電圧掃引によるセンサの出力電流への影響が無視
できる程度小さくなり、また酸素センサの出力電流値が
酸素濃度に換算して0.1%〜0.2%低下する電圧
を、限界電流を与える下限の電圧(臨界電圧とも呼ぶ)
とし、普段酸素センサに印加している基準電圧とこの臨
界電圧とを比較することで、酸素センサの寿命を診断す
ることにより、装置本来の機能を阻害することなくセン
サの寿命を診断できることを発見し、本発明を完成させ
た。
の結果、本発明者は、被検ガス中の酸素濃度が安定し、
センサの出力電流が安定しているときに、センサに印加
する直流電圧を5mV/秒以下の速度で掃引することに
より、電圧掃引によるセンサの出力電流への影響が無視
できる程度小さくなり、また酸素センサの出力電流値が
酸素濃度に換算して0.1%〜0.2%低下する電圧
を、限界電流を与える下限の電圧(臨界電圧とも呼ぶ)
とし、普段酸素センサに印加している基準電圧とこの臨
界電圧とを比較することで、酸素センサの寿命を診断す
ることにより、装置本来の機能を阻害することなくセン
サの寿命を診断できることを発見し、本発明を完成させ
た。
【0011】すなわち、本発明の酸素イオン伝導性固体
電解質からなる限界電流式酸素センサの寿命を診断する
装は、(a)基準電圧値から100μV/秒〜5mV/
秒の速度で減少し、次いで前記基準電圧値に戻るパター
ンの電圧を前記酸素センサに印加する手段と、(b)酸
素センサの出力値から臨界電圧を求める手段と、(c)
被検ガス中の酸素濃度の変化による出力値の変動が所定
の範囲内にあるときのみ、前記臨界電圧を前記基準電圧
と比較する手段と、(d)前記基準電圧値と前記臨界電
圧との差が所定の範囲以内になったときに、寿命と診断
する手段と、を具備することを特徴とする。
電解質からなる限界電流式酸素センサの寿命を診断する
装は、(a)基準電圧値から100μV/秒〜5mV/
秒の速度で減少し、次いで前記基準電圧値に戻るパター
ンの電圧を前記酸素センサに印加する手段と、(b)酸
素センサの出力値から臨界電圧を求める手段と、(c)
被検ガス中の酸素濃度の変化による出力値の変動が所定
の範囲内にあるときのみ、前記臨界電圧を前記基準電圧
と比較する手段と、(d)前記基準電圧値と前記臨界電
圧との差が所定の範囲以内になったときに、寿命と診断
する手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】
【作用及び実施例】本発明の限界電流式酸素センサの寿
命診断装置の一実施例を図1の構成ブロック図と、図
2、3の処理フローチャートを参照して説明する。本実
施例の寿命診断装置は、順番に接続された直流電圧源
3、加算回路2、センサ1、電流−電圧変換回路5、増
幅回路6、A/D変換器7、CPU8、出力ポート1
1、ランプ駆動回路12、及びランプ13と、前記CP
U8に接続されたプログラム記憶装置9とデータ記憶装
置10と、前記CPU8の出力と前記加算回路2の入力
部に接続されたD/A変換器4とからなる。
命診断装置の一実施例を図1の構成ブロック図と、図
2、3の処理フローチャートを参照して説明する。本実
施例の寿命診断装置は、順番に接続された直流電圧源
3、加算回路2、センサ1、電流−電圧変換回路5、増
幅回路6、A/D変換器7、CPU8、出力ポート1
1、ランプ駆動回路12、及びランプ13と、前記CP
U8に接続されたプログラム記憶装置9とデータ記憶装
置10と、前記CPU8の出力と前記加算回路2の入力
部に接続されたD/A変換器4とからなる。
【0013】センサ1に印加される電圧は、直流電圧源
3とD/A変換器4の信号を加算する加算回路2の出力
であり、センサ1の出力する電流は、電流−電圧変換回
路5により電圧に変換される。本実施例では、直流電圧
源3が一定の電圧を出力し、D/A変換器4から出力さ
れる電圧が最大の時に、加算回路2で基準電圧V1が出
力される。電圧掃引のときでは、CPU8がD/A変換
器4に送るデータを変え、D/A変換器4の出力電圧を
変化させることにより掃引を行う。もちろん、センサ1
への電圧の印加は、直流電圧源3による電圧を基準電圧
V1とし、D/A変換器4から出力される電圧を減算回
路によって基準電圧から減算するように構成することも
できる。
3とD/A変換器4の信号を加算する加算回路2の出力
であり、センサ1の出力する電流は、電流−電圧変換回
路5により電圧に変換される。本実施例では、直流電圧
源3が一定の電圧を出力し、D/A変換器4から出力さ
れる電圧が最大の時に、加算回路2で基準電圧V1が出
力される。電圧掃引のときでは、CPU8がD/A変換
器4に送るデータを変え、D/A変換器4の出力電圧を
変化させることにより掃引を行う。もちろん、センサ1
への電圧の印加は、直流電圧源3による電圧を基準電圧
V1とし、D/A変換器4から出力される電圧を減算回
路によって基準電圧から減算するように構成することも
できる。
【0014】電流−電圧変換回路5からの電圧出力は、
増幅回路6で増幅されて、A/D変換器7を介してCP
U8に取り込まれる。CPU8がA/D変換器7を介し
て電圧値の形で酸素センサの出力を取り込むが、この電
圧値をセンサ1に流れる電流値又は酸素濃度に変換して
用いることはもちろん可能である。以後はCPU8がA
/D変換器7よりセンサ1の出力値、あるいは電流値を
取り込むという言い方で説明を行う。CPU8では、プ
ログラム記憶装置9に書き込まれているプログラムに従
って、取り込んだデータをデータ記憶装置10に書き込
んだり、演算、比較等を行う。
増幅回路6で増幅されて、A/D変換器7を介してCP
U8に取り込まれる。CPU8がA/D変換器7を介し
て電圧値の形で酸素センサの出力を取り込むが、この電
圧値をセンサ1に流れる電流値又は酸素濃度に変換して
用いることはもちろん可能である。以後はCPU8がA
/D変換器7よりセンサ1の出力値、あるいは電流値を
取り込むという言い方で説明を行う。CPU8では、プ
ログラム記憶装置9に書き込まれているプログラムに従
って、取り込んだデータをデータ記憶装置10に書き込
んだり、演算、比較等を行う。
【0015】CPU8の演算結果により、酸素センサが
寿命と判断されたときには、CPU8が出力ポート11
に信号を出力する。この信号が出力ポート11を通じ
て、ランプ駆動回路12に入力され、ランプ駆動回路1
2がランプ13を点灯させて、酸素センサが寿命になっ
たことを知らせる。
寿命と判断されたときには、CPU8が出力ポート11
に信号を出力する。この信号が出力ポート11を通じ
て、ランプ駆動回路12に入力され、ランプ駆動回路1
2がランプ13を点灯させて、酸素センサが寿命になっ
たことを知らせる。
【0016】CPU8は、プログラム記憶装置9に書き
込まれている制御プログラムに従って動作する。そのプ
ログラムの主な動きを以下に説明する。まず、酸素セン
サの出力値を入力し、酸素センサの出力が安定している
か否かを判断する。つまり、被検ガス中の酸素濃度が安
定しているかどうかを判断する。酸素濃度が安定してい
ると判断したときに、電圧減少方向の掃引開始を指示
し、D/A変換器4に電圧データを送る。
込まれている制御プログラムに従って動作する。そのプ
ログラムの主な動きを以下に説明する。まず、酸素セン
サの出力値を入力し、酸素センサの出力が安定している
か否かを判断する。つまり、被検ガス中の酸素濃度が安
定しているかどうかを判断する。酸素濃度が安定してい
ると判断したときに、電圧減少方向の掃引開始を指示
し、D/A変換器4に電圧データを送る。
【0017】電圧掃引開始時における酸素センサの出力
値を開始値としてA/D変換器7より取り込み、データ
記憶装置10に記憶する。電圧掃引とともに、酸素セン
サの出力値をA/D変換器7より取り込み、前記データ
記憶装置10に記憶した開始値と比較する。もしこの出
力値と前記開始値との差の絶対値が第一の所定値を越え
ていなければ、電圧掃引を継続する。この第一の所定値
は酸素濃度に換算して0.1〜0.2%O2 とする。
値を開始値としてA/D変換器7より取り込み、データ
記憶装置10に記憶する。電圧掃引とともに、酸素セン
サの出力値をA/D変換器7より取り込み、前記データ
記憶装置10に記憶した開始値と比較する。もしこの出
力値と前記開始値との差の絶対値が第一の所定値を越え
ていなければ、電圧掃引を継続する。この第一の所定値
は酸素濃度に換算して0.1〜0.2%O2 とする。
【0018】もしこの出力値と前記開始値との差の絶対
値が第一の所定値以上になった時に、電圧掃引を電圧増
加方向に切り換えて行うように指示する。同時に、電圧
掃引切り換え時に酸素センサの出力値と前記開始値との
差が第二の所定値と実質的に等しい場合、酸素センサに
印加している電圧を臨界電圧としてデータ記憶装置10
に記憶する。もし、電圧掃引切り換え時に酸素センサの
出力値と前記開始値との差が第二の所定値と異なる場
合、診断過程中に被検ガス中の酸素濃度が変化したと判
断し、臨界電圧を測定せずに、電圧増加方向の掃引を継
続する。この第二の所定値は酸素濃度に換算して−0.
1〜−0.2%O2 とし、またその絶対値は第一の所定
値と同じになるようにする。この二段階の比較手段によ
って、診断中に酸素濃度が増加するケースを除外でき、
またサンプリング方式のように不連続的な検出における
暴走動作、誤診断を防止できる。
値が第一の所定値以上になった時に、電圧掃引を電圧増
加方向に切り換えて行うように指示する。同時に、電圧
掃引切り換え時に酸素センサの出力値と前記開始値との
差が第二の所定値と実質的に等しい場合、酸素センサに
印加している電圧を臨界電圧としてデータ記憶装置10
に記憶する。もし、電圧掃引切り換え時に酸素センサの
出力値と前記開始値との差が第二の所定値と異なる場
合、診断過程中に被検ガス中の酸素濃度が変化したと判
断し、臨界電圧を測定せずに、電圧増加方向の掃引を継
続する。この第二の所定値は酸素濃度に換算して−0.
1〜−0.2%O2 とし、またその絶対値は第一の所定
値と同じになるようにする。この二段階の比較手段によ
って、診断中に酸素濃度が増加するケースを除外でき、
またサンプリング方式のように不連続的な検出における
暴走動作、誤診断を防止できる。
【0019】電圧増加方向の掃引は、酸素センサの出力
値の変動を抑えながら、酸素センサの印加電圧を基準電
圧V1に戻すために行われる。酸素センサの印加電圧が
基準電圧になったときに、電圧掃引の停止を指示する。
電圧掃引が停止した直後の酸素センサの出力値を終了値
としてデータ記憶装置10に記憶し、前記終了値と開始
値の差と第三の所定値と比較する。この終了値と前記開
始値との差の絶対値が第三の所定値を越えた場合、診断
過程中に被検ガス中の酸素濃度が変化したことを示し、
寿命診断を停止する。この第三の所定値が酸素濃度に換
算して0.01〜0.1%O2 とする。
値の変動を抑えながら、酸素センサの印加電圧を基準電
圧V1に戻すために行われる。酸素センサの印加電圧が
基準電圧になったときに、電圧掃引の停止を指示する。
電圧掃引が停止した直後の酸素センサの出力値を終了値
としてデータ記憶装置10に記憶し、前記終了値と開始
値の差と第三の所定値と比較する。この終了値と前記開
始値との差の絶対値が第三の所定値を越えた場合、診断
過程中に被検ガス中の酸素濃度が変化したことを示し、
寿命診断を停止する。この第三の所定値が酸素濃度に換
算して0.01〜0.1%O2 とする。
【0020】前記終了値と前記開始値との差の絶対値が
第三の所定値以下であれば、前記臨界電圧と基準電圧と
を比較する。臨界電圧が基準電圧に所定の範囲以内に接
近すると、酸素センサが一回の寿命診断が下される。具
体的には、前記基準電圧と前記臨界電圧との差が第四の
所定値以下の場合、第一のカウンターに1を加える。こ
の第四の所定値が0.05〜0.2Vとする。そして続
けて第一のカウンターの値を第五の所定値と比較する。
第一のカウンターの値が第5の所定値と等しくなった場
合には、酸素センサが寿命になったと判断し、ランプな
どの装置で知らせる。第五の所定値は1〜100回とす
る。好ましくは5〜50回とする。もし、基準電圧と臨
界電圧との差が第四の所定値を越えている場合はそのま
ま診断過程を終了する。診断過程が終了した後、再び酸
素濃度の安定を判断し、次回の診断を行う。
第三の所定値以下であれば、前記臨界電圧と基準電圧と
を比較する。臨界電圧が基準電圧に所定の範囲以内に接
近すると、酸素センサが一回の寿命診断が下される。具
体的には、前記基準電圧と前記臨界電圧との差が第四の
所定値以下の場合、第一のカウンターに1を加える。こ
の第四の所定値が0.05〜0.2Vとする。そして続
けて第一のカウンターの値を第五の所定値と比較する。
第一のカウンターの値が第5の所定値と等しくなった場
合には、酸素センサが寿命になったと判断し、ランプな
どの装置で知らせる。第五の所定値は1〜100回とす
る。好ましくは5〜50回とする。もし、基準電圧と臨
界電圧との差が第四の所定値を越えている場合はそのま
ま診断過程を終了する。診断過程が終了した後、再び酸
素濃度の安定を判断し、次回の診断を行う。
【0021】本発明では、上述した装置で酸素センサの
寿命を診断するが、さらに、以下の構成を上記装置に加
えることができる。
寿命を診断するが、さらに、以下の構成を上記装置に加
えることができる。
【0022】上記電圧減少方向の掃引を行うときに、酸
素センサに印加する電圧と基準電圧とを比較し、基準電
圧と印加電圧との差が第四の所定値を越えた場合、電圧
の掃引を電圧増加方向に切替えて行うことを指示する。
この手段により、酸素センサが正常なときにおける電圧
掃引をごく小範囲でのみ行い、酸素センサの出力に与え
る影響を小さくできる上、診断時間の短縮が図れる。
素センサに印加する電圧と基準電圧とを比較し、基準電
圧と印加電圧との差が第四の所定値を越えた場合、電圧
の掃引を電圧増加方向に切替えて行うことを指示する。
この手段により、酸素センサが正常なときにおける電圧
掃引をごく小範囲でのみ行い、酸素センサの出力に与え
る影響を小さくできる上、診断時間の短縮が図れる。
【0023】また、本発明の装置に下記の構成を加える
こともできる。電圧掃引が終了し、前記基準電圧と前記
臨界電圧との差が第四の所定値を越えた場合、第二のカ
ウンターに1を加える。第二のカウンターの値が第六の
所定値と等しくなった場合、第一のカウンターと第二の
カウンターをゼロにするリセットを行う。第六の所定値
を1〜100とし、好ましくは5〜50とする。この手
段によって、酸素濃度変動(特に減少による変動)など
による誤診断を避けることができる。
こともできる。電圧掃引が終了し、前記基準電圧と前記
臨界電圧との差が第四の所定値を越えた場合、第二のカ
ウンターに1を加える。第二のカウンターの値が第六の
所定値と等しくなった場合、第一のカウンターと第二の
カウンターをゼロにするリセットを行う。第六の所定値
を1〜100とし、好ましくは5〜50とする。この手
段によって、酸素濃度変動(特に減少による変動)など
による誤診断を避けることができる。
【0024】さらに、本発明の装置に下記の構成を加え
ることができる。電圧掃引が終了し、前記基準電圧と前
記臨界電圧との差が第四の所定値を越えた場合、第一の
カウンターをゼロにするリセットを行う。この手段によ
って、連続して寿命と判断された時だけ、第一のカウン
ターの値を増やし、酸素濃度変動などによる誤診断を避
けることができる。また、複数回連続して酸素センサが
正常と判断されたときに第一のカウンターをリセットす
ることも可能である。
ることができる。電圧掃引が終了し、前記基準電圧と前
記臨界電圧との差が第四の所定値を越えた場合、第一の
カウンターをゼロにするリセットを行う。この手段によ
って、連続して寿命と判断された時だけ、第一のカウン
ターの値を増やし、酸素濃度変動などによる誤診断を避
けることができる。また、複数回連続して酸素センサが
正常と判断されたときに第一のカウンターをリセットす
ることも可能である。
【0025】制御プログラムの動きをその一例である図
2、3を参照して説明する。装置が起動されると、CP
U8はセンサ1に基準電圧V1を印加するため、D/A
変換器4にそのデータを送る(ステップ1)。起動後A
/D変換器7を介して、センサ1に流れる電流を取り込
んで記憶する(ステップ2)。そして、現在の電流と以
前記憶した一回以上のデータとを公知の方法で比較し、
センサ1の電流が安定か否かを確認する(ステップ
3)。もし、電流が安定していなければ、ステップ2に
戻り、電流が安定になるまでステップ2とステップ3を
繰り返す。電流が安定すると、その時刻を基準として、
電圧掃引による診断を実施する。
2、3を参照して説明する。装置が起動されると、CP
U8はセンサ1に基準電圧V1を印加するため、D/A
変換器4にそのデータを送る(ステップ1)。起動後A
/D変換器7を介して、センサ1に流れる電流を取り込
んで記憶する(ステップ2)。そして、現在の電流と以
前記憶した一回以上のデータとを公知の方法で比較し、
センサ1の電流が安定か否かを確認する(ステップ
3)。もし、電流が安定していなければ、ステップ2に
戻り、電流が安定になるまでステップ2とステップ3を
繰り返す。電流が安定すると、その時刻を基準として、
電圧掃引による診断を実施する。
【0026】診断過程では、まず電圧掃引開始時におけ
るセンサ1に流れる電流を取り込み、開始値I1として
データ記憶装置10へ書き込んで記憶する(ステップ
4)。そして、電圧減少方向への掃引を開始する。電圧
の掃引は、CPU8がD/A変換器4に送るデータを変
化させることによって行う(ステップ5)。電圧の掃引
に伴って、A/D変換器7を介してセンサ1に流れる電
流I2を検出する(ステップ6)。その検出電流I2と
開始値I1との差の絶対値を計算する。その計算結果|
I2−I1|と、第一の所定値I3との比較を行う(ス
テップ7)。もし、計算結果|I2−I1|が、第一の
所定値I3未満であれば、ステップ6に戻り、ステップ
6、7を繰り返す。
るセンサ1に流れる電流を取り込み、開始値I1として
データ記憶装置10へ書き込んで記憶する(ステップ
4)。そして、電圧減少方向への掃引を開始する。電圧
の掃引は、CPU8がD/A変換器4に送るデータを変
化させることによって行う(ステップ5)。電圧の掃引
に伴って、A/D変換器7を介してセンサ1に流れる電
流I2を検出する(ステップ6)。その検出電流I2と
開始値I1との差の絶対値を計算する。その計算結果|
I2−I1|と、第一の所定値I3との比較を行う(ス
テップ7)。もし、計算結果|I2−I1|が、第一の
所定値I3未満であれば、ステップ6に戻り、ステップ
6、7を繰り返す。
【0027】計算結果|I2−I1|が、第一の所定値
I3と一致するか、又は第一の所定値I3より始めて大
きくなった時点で、検出電流と開始値の差(I2−I
1)と、第二の所定値I4との比較を行う(ステップ
8)。両者の差が第二の所定値I4と等しければ、その
時に酸素センサ1に印加している電圧を臨界電圧V2と
してデータ記憶装置10に書き込む(ステップ9)。両
者の差が第二の所定値I4と異なっていれば、直接次の
ステップ10へ進む。
I3と一致するか、又は第一の所定値I3より始めて大
きくなった時点で、検出電流と開始値の差(I2−I
1)と、第二の所定値I4との比較を行う(ステップ
8)。両者の差が第二の所定値I4と等しければ、その
時に酸素センサ1に印加している電圧を臨界電圧V2と
してデータ記憶装置10に書き込む(ステップ9)。両
者の差が第二の所定値I4と異なっていれば、直接次の
ステップ10へ進む。
【0028】次に、電圧の掃引を電圧増加方向にきり換
えて行う(ステップ10)。そして酸素センサに印加し
ている電圧が基準電圧と等しくなるまで両者を比較する
(ステップ11)。印加電圧が基準電圧と等しくなれ
ば、電圧掃引の終了を指示する(ステップ12)。
えて行う(ステップ10)。そして酸素センサに印加し
ている電圧が基準電圧と等しくなるまで両者を比較する
(ステップ11)。印加電圧が基準電圧と等しくなれ
ば、電圧掃引の終了を指示する(ステップ12)。
【0029】電圧掃引停止直後に酸素センサ1に流れる
電流値I5を終了値として取り込み(ステップ13)、
この終了値と前記開始値との差の絶対値|I5−I1|
を第三の所定値I6と比較する(ステップ14)。も
し、終了値と開始値の差の絶対値|I5−I1|が第三
の所定値I6より大きい場合、ステップ2に戻り、次回
の診断に備える。もし、終了値と開始値の差の絶対値|
I5−I1|が第三の所定値I6以下であれば、前記基
準電圧と前記臨界電圧との差(V1−V2)と第四の所
定値V3とを比較する(ステップ15)。もし、前記臨
界電圧と基準電圧との差(V1−V2)が第四の所定値
V3より大きいければ、ステップ2に戻り、次回の診断
に備える。もし、前記臨界電圧と基準電圧との差(V1
−V2)が第四の所定値V3以下であれば、第一のカウ
ンターCに1を加える(ステップ16)。そして、第一
のカウンターCの値が第五の所定値C1とを比較する
(ステップ17)。第一のカウンターCが第五の所定値
C1と異なっていれば、ステップ2に戻り、次回の診断
に備える。もし、第一のカウンターCが第五の所定値C
1と等しければ、ランプ駆動装置に信号を出力し、酸素
センサが寿命であることを知らせる(ステップ18)、
そして寿命診断を終了する。
電流値I5を終了値として取り込み(ステップ13)、
この終了値と前記開始値との差の絶対値|I5−I1|
を第三の所定値I6と比較する(ステップ14)。も
し、終了値と開始値の差の絶対値|I5−I1|が第三
の所定値I6より大きい場合、ステップ2に戻り、次回
の診断に備える。もし、終了値と開始値の差の絶対値|
I5−I1|が第三の所定値I6以下であれば、前記基
準電圧と前記臨界電圧との差(V1−V2)と第四の所
定値V3とを比較する(ステップ15)。もし、前記臨
界電圧と基準電圧との差(V1−V2)が第四の所定値
V3より大きいければ、ステップ2に戻り、次回の診断
に備える。もし、前記臨界電圧と基準電圧との差(V1
−V2)が第四の所定値V3以下であれば、第一のカウ
ンターCに1を加える(ステップ16)。そして、第一
のカウンターCの値が第五の所定値C1とを比較する
(ステップ17)。第一のカウンターCが第五の所定値
C1と異なっていれば、ステップ2に戻り、次回の診断
に備える。もし、第一のカウンターCが第五の所定値C
1と等しければ、ランプ駆動装置に信号を出力し、酸素
センサが寿命であることを知らせる(ステップ18)、
そして寿命診断を終了する。
【0030】ステップ5とステップ10における電圧掃
引速度が所定値になるように設定する。一般的には、ま
ず前回電圧を変化させた時点から現在までの時間を計算
または測定し、その時間と所定の電圧掃引速度とをかけ
ることによって電圧変化量を求め、そして電圧変化量か
らD/A変換器4に送るデータの変化量を計算する。
引速度が所定値になるように設定する。一般的には、ま
ず前回電圧を変化させた時点から現在までの時間を計算
または測定し、その時間と所定の電圧掃引速度とをかけ
ることによって電圧変化量を求め、そして電圧変化量か
らD/A変換器4に送るデータの変化量を計算する。
【0031】上記診断ルーチンにおいて、さらに公知の
方法で各所定値の入力手段を有することができる。ま
た、測定結果の経時表示、印刷や診断終了後の測定結果
の表示、印刷などを行う公知の手段を有することができ
る。
方法で各所定値の入力手段を有することができる。ま
た、測定結果の経時表示、印刷や診断終了後の測定結果
の表示、印刷などを行う公知の手段を有することができ
る。
【0032】上記構成と処理において、掃引速度は10
0μV/秒〜5mV/秒とする。掃引速度が5mV/秒
を越えると、酸素センサ1に流れる電流が掃引電圧の影
響を受けるようになるため好ましくない。また、掃引速
度が100μV/秒未満であると、診断時間が非現実的
に長くなる。
0μV/秒〜5mV/秒とする。掃引速度が5mV/秒
を越えると、酸素センサ1に流れる電流が掃引電圧の影
響を受けるようになるため好ましくない。また、掃引速
度が100μV/秒未満であると、診断時間が非現実的
に長くなる。
【0033】上記構成によれば、本発明によるセンサの
寿命診断装置は、酸素センサ1に印加する電圧を基準電
圧と臨界電圧の間で5mV/秒以下の速度で掃引を行
い、臨界電圧と基準電圧との間の差を求め、両者の差が
所定値以内になった回数をカウントーすることにより、
酸素センサの本来の機能を阻害することなく、酸素濃度
変化や装置の誤動作による誤診断を除外した酸素センサ
の真の寿命を診断できる。
寿命診断装置は、酸素センサ1に印加する電圧を基準電
圧と臨界電圧の間で5mV/秒以下の速度で掃引を行
い、臨界電圧と基準電圧との間の差を求め、両者の差が
所定値以内になった回数をカウントーすることにより、
酸素センサの本来の機能を阻害することなく、酸素濃度
変化や装置の誤動作による誤診断を除外した酸素センサ
の真の寿命を診断できる。
【0034】実施例1 上記図1〜3に示す装置を用い、限界電流式酸素センサ
の寿命診断を行った。基準電圧V1を1.4Vとした。
電圧掃引を行うときには、500msecの間隔で、セ
ンサ1に印加する電圧を0.5mVずつ減少または増加
させるようにCPU8からD/A変換器4へデータを送
信し、電圧掃引速度を1.0mV/秒とした。第一の所
定値I3を酸素濃度換算で0.2%O2 とし、第二の所
定値I4を酸素濃度換算で−0.2%O2 とし、第三の
所定値I6を酸素濃度換算で0.1%O2 とした。ま
た、第四の所定値V3を0.05Vとし、第五の所定値
C1を10回とした。
の寿命診断を行った。基準電圧V1を1.4Vとした。
電圧掃引を行うときには、500msecの間隔で、セ
ンサ1に印加する電圧を0.5mVずつ減少または増加
させるようにCPU8からD/A変換器4へデータを送
信し、電圧掃引速度を1.0mV/秒とした。第一の所
定値I3を酸素濃度換算で0.2%O2 とし、第二の所
定値I4を酸素濃度換算で−0.2%O2 とし、第三の
所定値I6を酸素濃度換算で0.1%O2 とした。ま
た、第四の所定値V3を0.05Vとし、第五の所定値
C1を10回とした。
【0035】酸素センサ1の初期電圧−電流特性と本実
施例により寿命と判断されたときの電圧−電流特性を図
4に示す。図4からわかるように、本発明による寿命診
断装置は、酸素センサ1の正確な寿命を判断できた。
施例により寿命と判断されたときの電圧−電流特性を図
4に示す。図4からわかるように、本発明による寿命診
断装置は、酸素センサ1の正確な寿命を判断できた。
【0036】以上、本発明を実施例を用いて説明した
が、本発明はこの例に限らず、本発明の主旨を逸脱しな
いかぎり、種々の変更を行うことは可能である。例え
ば、本実施例では酸素センサの出力値を電流値として扱
っているが、電圧値又は酸素濃度に換算しても可能であ
る。また、第一及び第二のカウンターはいずれも加算方
式になっているが、もちろん減算方式でも可能である。
が、本発明はこの例に限らず、本発明の主旨を逸脱しな
いかぎり、種々の変更を行うことは可能である。例え
ば、本実施例では酸素センサの出力値を電流値として扱
っているが、電圧値又は酸素濃度に換算しても可能であ
る。また、第一及び第二のカウンターはいずれも加算方
式になっているが、もちろん減算方式でも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の酸素セ
ンサの寿命診断装置を用いれば、センサの正確な寿命を
判断でき、また常に限界電流の範囲内で電圧を掃引して
いるので、寿命診断が酸素濃度検出に与える影響が非常
に小さく、無視できる程度になっている。従って、寿命
診断による酸欠警報機や工業用酸素計の装置の主機能を
停止させることなく、精度のよく寿命を診断することが
できる。
ンサの寿命診断装置を用いれば、センサの正確な寿命を
判断でき、また常に限界電流の範囲内で電圧を掃引して
いるので、寿命診断が酸素濃度検出に与える影響が非常
に小さく、無視できる程度になっている。従って、寿命
診断による酸欠警報機や工業用酸素計の装置の主機能を
停止させることなく、精度のよく寿命を診断することが
できる。
【図1】本発明の一実施例による酸素センサの寿命診断
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による酸素センサの寿命診断
装置の処理の流れを示すフローチャートである。
装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による酸素センサの寿命診断
装置の処理の流れを示すフローチャートである。
装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例におけるセンサの初期及び寿
命時の電圧−電流特性を示すグラフである。
命時の電圧−電流特性を示すグラフである。
【図5】本発明の酸素センサの寿命診断装置の対象とな
る限界電流式酸素センサの劣化特性を表す電圧−電流特
性のグラフである。
る限界電流式酸素センサの劣化特性を表す電圧−電流特
性のグラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 酸素イオン伝導性固体電解質からなる限
界電流式酸素センサの寿命を診断する装置において、 (a)基準電圧値から100μV/秒〜5mV/秒の速
度で減少し、次いで前記基準電圧値に戻るパターンの電
圧を前記酸素センサに印加する手段と、 (b)酸素センサの出力値から臨界電圧を求める手段
と、 (c)被検ガス中の酸素濃度の変化による出力値の変動
が所定の範囲内にあるときのみ、前記臨界電圧を前記基
準電圧と比較する手段と、 (d)前記基準電圧値と前記臨界電圧との差が所定の範
囲以内になったときに、寿命と診断する手段と、を具備
することを特徴とする限界電流式酸素センサの寿命診断
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の限界電流式酸素センサ
の寿命診断装置において、 (1)基準電圧値V1から100μV/秒〜5mV/秒
の速度で減少し、次いで前記基準電圧値に戻るパターン
の電圧を前記酸素センサに印加する手段と、 (2)前記酸素センサの出力値を検出する手段と、 (3)被検ガスの酸素濃度が安定しているときに、前記
電圧印加手段に電圧減少方向に掃引開始を指示する手段
と、 (4)電圧減少方向掃引の開始時における酸素センサの
出力値を開始値I1として記憶する手段と、 (5)電圧減少方向掃引時における酸素センサの出力値
I2を前記開始値I1と比較する手段と、 (6)前記出力値と前記開始値との差の絶対値|I2−
I1|が第一の所定値I3以上になり、かつ前記出力値
と前記開始値との差(I2−I1)が第二の所定値I4
と実質的に等しい時に、前記酸素センサに印加されてい
る電圧を臨界電圧V2として記憶する手段と、 (7)前記出力値と前記開始値との差の絶対値|I2−
I1|が第一の所定値以上になった時に、前記電圧掃引
手段に電圧掃引を電圧増加方向に切り替えて行うことを
指示する手段と、 (8)前記酸素センサに印加している電圧が前記基準電
圧V1に達したときに、電圧増加方向への掃引停止を前
記電圧印加手段に指示し、掃引停止後の前記酸素センサ
の出力値を終了値I5として記憶する手段と、 (9)前記終了値I5と前記開始値I1と比較する手段
と、 (10)前記終了値と前記開始値との差の絶対値|I5
−I1|が第三の所定値I6以下の時に、前記基準電圧
V1と前記臨界電圧V2とを比較する手段と、 (11)前記基準電圧と前記臨界電圧との差(V1−V
2)が第四の所定値V3以下のときに酸素センサの寿命
を判断する手段と、を具備することを特徴とする限界電
流式酸素センサの寿命診断装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の寿命診断装置におい
て、さらに (12)前記酸素センサに一定の電圧を印加していると
きに、前記酸素センサの出力値から被検ガスの酸素濃度
の安定か否かを判定する手段と、を具備することを特徴
とする限界電流式酸素センサの寿命診断装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の寿命診断装置に
おいて、前記酸素センサの寿命を判断する手段は、 (1)前記基準電圧と前記臨界電圧との差(V1−V
2)が第四の所定値V3以下のときにカウントする第一
のカウンターと、 (2)前記第一のカウンターの値が第五の所定値C1と
等しくなったときに、酸素センサの寿命を知らせる手段
と、を具備することを特徴とする限界電流式酸素センサ
の寿命診断装置。 - 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の寿命診
断装置において、さらに (13)前記基準電圧と電圧減少方向掃引時における酸
素センサに印加する電圧との差が前記第四の所定値を越
えた場合、前記電圧掃引手段に電圧掃引を電圧増加方向
に切り替えて行うことを指示する手段と、を具備するこ
とを特徴とする限界電流式酸素センサの寿命診断装置。 - 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載の寿命診
断装置において、さらに (13)前記臨界電圧と前記基準電圧との差が第四の所
定値を越えたときにカウントする第二のカウンターと、 (14)前記第二のカウンターの値が第6の所定値C2
と等しくなったときに、前記第一のカウンターと前記第
二のカウンターの値をゼロにするリセット手段と、を具
備することを特徴とする限界電流式酸素センサの寿命診
断装置。 - 【請求項7】 請求項2〜6のいずれに記載の寿命診断
装置において、前記第一の所定値は酸素濃度に換算して
0.1%〜0.2%O2 であり、前記第二の所定値は酸
素濃度に換算して−0.1%〜−0.2%O2 であり、
前記第三の所定値は酸素濃度に換算して0.01%〜
0.1%O2 であり、前記第四の所定値は0.05V〜
0.2Vであり、前記第五の所定値は1〜100であ
り、前記第六の所定値は1〜100であることを特徴と
する酸素センサの寿命診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220735A JPH0755761A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 酸素センサの寿命診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220735A JPH0755761A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 酸素センサの寿命診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755761A true JPH0755761A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16755711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5220735A Pending JPH0755761A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 酸素センサの寿命診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755761A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1371592A2 (en) | 2002-06-14 | 2003-12-17 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Printing-speed-responsive jaw spacing adjustment system for a jaw cylinder at the folding station of a web-fed printing press |
| EP1382556A2 (en) | 2002-07-16 | 2004-01-21 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Apparatus for folding printed paper sections |
| WO2019245206A1 (ko) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 주식회사 센텍코리아 | 감지부의 잔존 수명을 추정할 수 있는 음주측정기 |
| CN112677989A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-04-20 | 天津易众腾动力技术有限公司 | 新能源汽车踏板位置传感器寿命监测方法 |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP5220735A patent/JPH0755761A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1371592A2 (en) | 2002-06-14 | 2003-12-17 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Printing-speed-responsive jaw spacing adjustment system for a jaw cylinder at the folding station of a web-fed printing press |
| EP1382556A2 (en) | 2002-07-16 | 2004-01-21 | Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Apparatus for folding printed paper sections |
| WO2019245206A1 (ko) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 주식회사 센텍코리아 | 감지부의 잔존 수명을 추정할 수 있는 음주측정기 |
| KR20190142789A (ko) * | 2018-06-18 | 2019-12-30 | (주)센텍코리아 | 감지부의 잔존 수명을 추정할 수 있는 음주측정기 |
| CN112677989A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-04-20 | 天津易众腾动力技术有限公司 | 新能源汽车踏板位置传感器寿命监测方法 |
| CN112677989B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-04-01 | 天津易众腾动力技术有限公司 | 新能源汽车踏板位置传感器寿命监测方法 |
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