JPH0756506A - 楕円曲線に基づく暗号の鍵生成装置 - Google Patents
楕円曲線に基づく暗号の鍵生成装置Info
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- JPH0756506A JPH0756506A JP19957093A JP19957093A JPH0756506A JP H0756506 A JPH0756506 A JP H0756506A JP 19957093 A JP19957093 A JP 19957093A JP 19957093 A JP19957093 A JP 19957093A JP H0756506 A JPH0756506 A JP H0756506A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/60—Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers
- G06F7/72—Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers using residue arithmetic
- G06F7/724—Finite field arithmetic
- G06F7/725—Finite field arithmetic over elliptic curves
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鍵の生成に必要とするp=u2 −uv+v2
を満たす整数u,vを複素整数の演算を行うことなく求
め、加減乗除算の回数を削減し、鍵生成時間を短かくす
る。 【構成】 素数pを記憶部25に記憶し、k2 ≡p−3
(modp)かつk<p/2をみたす整数kを記憶部2
6に記憶し、平方根計算器27で√pを超えない最大の
整数wを求めて記憶部28に記憶する。記憶部26から
読出した値をtとし、記憶部28の値wと比較器31で
比較する。記憶部25,26から読出した値をそれぞれ
s,tとして剰余計算器29でr=smodtの演算を
行い、そのt,rをそれぞれ、記憶部25,26に記憶
して、これらを読出して剰余計算器29へ供給すること
をt<wとなるまで繰返す。t<wとなった時のtを用
いて√{(p−t2 )/3}=mを計算し、u=t+
m,v=2mを求める。
を満たす整数u,vを複素整数の演算を行うことなく求
め、加減乗除算の回数を削減し、鍵生成時間を短かくす
る。 【構成】 素数pを記憶部25に記憶し、k2 ≡p−3
(modp)かつk<p/2をみたす整数kを記憶部2
6に記憶し、平方根計算器27で√pを超えない最大の
整数wを求めて記憶部28に記憶する。記憶部26から
読出した値をtとし、記憶部28の値wと比較器31で
比較する。記憶部25,26から読出した値をそれぞれ
s,tとして剰余計算器29でr=smodtの演算を
行い、そのt,rをそれぞれ、記憶部25,26に記憶
して、これらを読出して剰余計算器29へ供給すること
をt<wとなるまで繰返す。t<wとなった時のtを用
いて√{(p−t2 )/3}=mを計算し、u=t+
m,v=2mを求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は楕円曲線に基づく暗号
方式に用いられる暗号化鍵及び復号化鍵を生成する装置
に関する。
方式に用いられる暗号化鍵及び復号化鍵を生成する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、楕円曲線に関する記号の説明をす
る。素数pと係数a,bに対し、y2≡x3 +ax+b
(modp)を満たす点(x,y)の集合に無限遠点O
を加えた集合を楕円曲線Ep (a,b)と呼ぶ。E
p (a,b)は有限群をなし、その位数を#Ep (a,
b)と書く。楕円曲線Ep (a,b)を暗号に利用する
際、位数#Ep (a,b)は鍵生成に利用される。
る。素数pと係数a,bに対し、y2≡x3 +ax+b
(modp)を満たす点(x,y)の集合に無限遠点O
を加えた集合を楕円曲線Ep (a,b)と呼ぶ。E
p (a,b)は有限群をなし、その位数を#Ep (a,
b)と書く。楕円曲線Ep (a,b)を暗号に利用する
際、位数#Ep (a,b)は鍵生成に利用される。
【0003】楕円曲線に基づく暗号方式を簡単に述べ
る。(詳細は、H.Kuwakadoand K.Ko
yama,“An extension of ell
iptic curve cryptosystems
over a ringZn ”,Tech.Rep.
of IEICE,ISEC93−5,(1993) に
示されている。)p≡1(mod3) をみたす素数pを
パラメータとしてもつ楕円曲線Ep (0,b)の位数#
Ep (0,b)は、次のように表現できる。
る。(詳細は、H.Kuwakadoand K.Ko
yama,“An extension of ell
iptic curve cryptosystems
over a ringZn ”,Tech.Rep.
of IEICE,ISEC93−5,(1993) に
示されている。)p≡1(mod3) をみたす素数pを
パラメータとしてもつ楕円曲線Ep (0,b)の位数#
Ep (0,b)は、次のように表現できる。
【0004】 ここで、uとvは p=u2 −uv+v2 (1) をみたす整数である。q≡1(mod3) をみたし、か
つpとは異なる素数qに対しても、 q=u′2 −u′v′+v′2 となる。p+1±(2u−v)とp+1±(−u−v)
とp+1±(−u+2v)とq+1±(2u′−v′)
とq+1±(−u′−v′)とq+1±(−u′+2
v′)の最小公倍数をn0 とする。このとき暗号化鍵e
は、n0 と互いに素な整数とし、復号化鍵dは、 e・d≡1(modn0 ) をみたす整数である。平文M=(mx ,my )∈E
pq(0,b)に対して、楕円曲線Epq(0,b)上でM
をe倍することが暗号化であり、そのe倍して得られた
点C=(cx ,cy )が暗号文である。暗号文C=(c
x ,cy )∈Epq(0,b)に対して、楕円曲線E
pq(0,b)上でCをd倍することが復号化であり、そ
のd倍して得られた点M=(mx ,my )が平文であ
る。
つpとは異なる素数qに対しても、 q=u′2 −u′v′+v′2 となる。p+1±(2u−v)とp+1±(−u−v)
とp+1±(−u+2v)とq+1±(2u′−v′)
とq+1±(−u′−v′)とq+1±(−u′+2
v′)の最小公倍数をn0 とする。このとき暗号化鍵e
は、n0 と互いに素な整数とし、復号化鍵dは、 e・d≡1(modn0 ) をみたす整数である。平文M=(mx ,my )∈E
pq(0,b)に対して、楕円曲線Epq(0,b)上でM
をe倍することが暗号化であり、そのe倍して得られた
点C=(cx ,cy )が暗号文である。暗号文C=(c
x ,cy )∈Epq(0,b)に対して、楕円曲線E
pq(0,b)上でCをd倍することが復号化であり、そ
のd倍して得られた点M=(mx ,my )が平文であ
る。
【0005】暗号化鍵eと復号化鍵dを計算するために
は、式(1) をみたすuとvを求める必要がある。式
(1) をみたすuとvを求める従来の計算方式は、“初
等整数論講義”(高木貞治著,共立出版)に記載されて
いる。この従来の計算方法を簡単に説明する。素数pと
k2 ≡p−3(modp)をみたす整数kに対して、p
とk−1−2wの最大公約数を計算すると、u+vwが
得られる。ここで、w=(−1+√(−3) )/2であ
る。pとk−1−2wの最大公約数を計算するために
は、複素整数の加減乗除算を行なわなければならない。
複素整数α=a1 +b1 wとβ=a2 +b2 wの加算と
乗算を例にあげる。
は、式(1) をみたすuとvを求める必要がある。式
(1) をみたすuとvを求める従来の計算方式は、“初
等整数論講義”(高木貞治著,共立出版)に記載されて
いる。この従来の計算方法を簡単に説明する。素数pと
k2 ≡p−3(modp)をみたす整数kに対して、p
とk−1−2wの最大公約数を計算すると、u+vwが
得られる。ここで、w=(−1+√(−3) )/2であ
る。pとk−1−2wの最大公約数を計算するために
は、複素整数の加減乗除算を行なわなければならない。
複素整数α=a1 +b1 wとβ=a2 +b2 wの加算と
乗算を例にあげる。
【0006】 α+β=(a1 +b1 w)+(a2 +b2 w) =(a1 +a2 )+(b1 +b2 )w α・β=(a1 +b1 w)・(a2 +b2 w) =(a1 a2 −b1 b2 )+(a1 b2 +a2 b1 −b
1 b2 )w 1回の複素整数の加算には2回の整数の加算が必要であ
り、1回の複素整数の乗算には4回の整数の乗算と3回
の整数の加減算が必要であることがわかる。つまり、1
回の複素整数の加算にかかる時間は整数の加算にかかる
時間の2倍であり、1回の複素整数の乗算の時間は整数
の乗算にかかる時間の4倍以上である。したがって、複
素整数の加減乗除算に基づく従来の計算方式を用いて暗
号化鍵と復号化鍵を求めようとすると、多くの計算時間
が必要であった。
1 b2 )w 1回の複素整数の加算には2回の整数の加算が必要であ
り、1回の複素整数の乗算には4回の整数の乗算と3回
の整数の加減算が必要であることがわかる。つまり、1
回の複素整数の加算にかかる時間は整数の加算にかかる
時間の2倍であり、1回の複素整数の乗算の時間は整数
の乗算にかかる時間の4倍以上である。したがって、複
素整数の加減乗除算に基づく従来の計算方式を用いて暗
号化鍵と復号化鍵を求めようとすると、多くの計算時間
が必要であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】式(1)をみたすuと
vを求める従来の計算方式は、複素整数の演算を行なう
ので、多くの計算時間が必要とされた。しかし、暗号に
おいて暗号化鍵と複号化鍵はできるだけ高速に計算する
必要があるので、式(1) をみたすuとvを高速に求め
る計算装置が要望されていた。
vを求める従来の計算方式は、複素整数の演算を行なう
ので、多くの計算時間が必要とされた。しかし、暗号に
おいて暗号化鍵と複号化鍵はできるだけ高速に計算する
必要があるので、式(1) をみたすuとvを高速に求め
る計算装置が要望されていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、g
(g=p又はq)がsとして第1記憶部に記憶され、k
2 ≡g−3(modg)かつk<g/2をみたす整数k
がtとして第2記憶部に記憶され、√gを超えない最大
の整数wが平方根計算器で計算され、そのwが第3記憶
部に記憶され、第1記憶部から読出されたsと第2記憶
部から読出されたtについて、剰余計算手段でr=sm
odtが計算され、第2記憶部から読出されたtと第3
記憶部のwとの大小関係が比較手段で比較され、この比
較結果がt<wとなるまで、tをsとして第1記憶部に
記憶し、rをtとして第2記憶部に記憶し、これら記憶
したs,tを上記剰余計算手段へ供給することが制御手
段により繰返される。t<wとなった時のtとgとから
m=√{(g−t2 )/3}が演算され、更にt+m=
u″、v″=2m(ここでu″=u又はu′、v″=v
又はv′)が計算されて出力される。
(g=p又はq)がsとして第1記憶部に記憶され、k
2 ≡g−3(modg)かつk<g/2をみたす整数k
がtとして第2記憶部に記憶され、√gを超えない最大
の整数wが平方根計算器で計算され、そのwが第3記憶
部に記憶され、第1記憶部から読出されたsと第2記憶
部から読出されたtについて、剰余計算手段でr=sm
odtが計算され、第2記憶部から読出されたtと第3
記憶部のwとの大小関係が比較手段で比較され、この比
較結果がt<wとなるまで、tをsとして第1記憶部に
記憶し、rをtとして第2記憶部に記憶し、これら記憶
したs,tを上記剰余計算手段へ供給することが制御手
段により繰返される。t<wとなった時のtとgとから
m=√{(g−t2 )/3}が演算され、更にt+m=
u″、v″=2m(ここでu″=u又はu′、v″=v
又はv′)が計算されて出力される。
【0009】このようにこの発明では、複素整数の概念
を用いずに、整数の剰余計算の単純な繰り返しによって
式(1) をみたすuとvを求め、暗号化鍵と復号化鍵を
計算することを特徴とする。この発明装置で行う、整数
の剰余計算の単純な繰り返しによって式(1) をみたす
uとvを求める手順を示すと次のようになる。なお、:
=の記号は右辺の値を左辺に代入することを意味する。
を用いずに、整数の剰余計算の単純な繰り返しによって
式(1) をみたすuとvを求め、暗号化鍵と復号化鍵を
計算することを特徴とする。この発明装置で行う、整数
の剰余計算の単純な繰り返しによって式(1) をみたす
uとvを求める手順を示すと次のようになる。なお、:
=の記号は右辺の値を左辺に代入することを意味する。
【0010】入力g≡1(mod3) をみたす素数gと
k2 ≡g−3(modg)かつk<g/2をみたす整数
kを入力とする。 Step1s:=g,t:=k,w:=(√gを超えな
い最大の整数)とする。 Step2もしt<wならば、u:=t+1,v:=2
とし出力へ行く。
k2 ≡g−3(modg)かつk<g/2をみたす整数
kを入力とする。 Step1s:=g,t:=k,w:=(√gを超えな
い最大の整数)とする。 Step2もしt<wならば、u:=t+1,v:=2
とし出力へ行く。
【0011】Step3r:=smodtとする。 Step4s:=t,t:=rとする。 Step5もしt>wならば、Step3へ行く。 Step6m:=√{(g−t2 )/3} Step7u:=t+m,v:=2mとする。
【0012】出力uとvを出力する。本発明は、式
(1) をみたすuとvを整数の剰余計算の繰り返しによ
り求めているため、複素整数の演算を必要とした従来の
計算方式より加減乗除算の回数が少なくなり、暗号化鍵
と復号化鍵を計算するための時間が短くてすむ。
(1) をみたすuとvを整数の剰余計算の繰り返しによ
り求めているため、複素整数の演算を必要とした従来の
計算方式より加減乗除算の回数が少なくなり、暗号化鍵
と復号化鍵を計算するための時間が短くてすむ。
【0013】
【実施例】図1にこの発明の鍵生成装置の構成例を示
す。素数pと、kp 2 ≡p−3(modp)かつkp <
p/2をみたす整数kp と、素数qと、kq 2 ≡q−3
(modq)かつkq <q/2をみたす整数kq とをパ
ラメータ生成部11に入力すると、パラメータ生成部1
1は後述するように演算されて整数n0 を出力する。そ
のn0 は互素数生成器12に入力され、n0 と互いに素
な整数の1個eが出力される。このeと前記n0 とがユ
ークリッド互除法計算器13に入力され、ed≡1(m
odn0 )をみたす整数dがユークリッド互除法を用い
て計算されてdが出力される。鍵生成装置の出力はeと
dである。
す。素数pと、kp 2 ≡p−3(modp)かつkp <
p/2をみたす整数kp と、素数qと、kq 2 ≡q−3
(modq)かつkq <q/2をみたす整数kq とをパ
ラメータ生成部11に入力すると、パラメータ生成部1
1は後述するように演算されて整数n0 を出力する。そ
のn0 は互素数生成器12に入力され、n0 と互いに素
な整数の1個eが出力される。このeと前記n0 とがユ
ークリッド互除法計算器13に入力され、ed≡1(m
odn0 )をみたす整数dがユークリッド互除法を用い
て計算されてdが出力される。鍵生成装置の出力はeと
dである。
【0014】パラメータ生成部11の構成例を図2に示
す。素数pと前記整数kp とが繰り返し剰余計算器16
に入力され、後述のように演算されて整数tp が出力さ
れる。そのtp とpが第1平方根計算器17に入力され
て、mp =√{(p−t2 )/3}が計算され、その結
果mp とtp とpとが第1加算器18に入力されて、 u=tp +mp v=2mp np1 + =p+1+(2u−v) np1 - =p+1−(2u−v) np2 + =p+1+(−u−v) np2 - =p+1−(−u−v) np3 + =p+1+(−u+2v) np3 - =p+1−(−u+2v) が計算され、np1 + ,np1 - ,np2 + ,np2 - ,
np3 + ,np3 - が出力される。同様に素数qと前記整数
kq とが繰り返し剰余計算器19に入力されて、tq が
計算され、そのtq とqが第1平方根計算器21に入力
されて、mq が計算され、更にmq とtq とqとが第1
加算器22に入力されて、nq1 + ,nq1 - ,nq2 + ,n
q2 - ,nq3 + ,nq3 - が計算されて出力される。最小公
倍数計算器23はnp1 + ,np1 - ,np2 + ,np2 - ,n
p3 + ,np3 - ,nq1 + ,nq1 - ,nq2 + ,nq2 - ,nq3
+ ,nq3 - を入力としてこれらの最小公倍数n0 を求
め、パラメーター生成部11の出力とする。
す。素数pと前記整数kp とが繰り返し剰余計算器16
に入力され、後述のように演算されて整数tp が出力さ
れる。そのtp とpが第1平方根計算器17に入力され
て、mp =√{(p−t2 )/3}が計算され、その結
果mp とtp とpとが第1加算器18に入力されて、 u=tp +mp v=2mp np1 + =p+1+(2u−v) np1 - =p+1−(2u−v) np2 + =p+1+(−u−v) np2 - =p+1−(−u−v) np3 + =p+1+(−u+2v) np3 - =p+1−(−u+2v) が計算され、np1 + ,np1 - ,np2 + ,np2 - ,
np3 + ,np3 - が出力される。同様に素数qと前記整数
kq とが繰り返し剰余計算器19に入力されて、tq が
計算され、そのtq とqが第1平方根計算器21に入力
されて、mq が計算され、更にmq とtq とqとが第1
加算器22に入力されて、nq1 + ,nq1 - ,nq2 + ,n
q2 - ,nq3 + ,nq3 - が計算されて出力される。最小公
倍数計算器23はnp1 + ,np1 - ,np2 + ,np2 - ,n
p3 + ,np3 - ,nq1 + ,nq1 - ,nq2 + ,nq2 - ,nq3
+ ,nq3 - を入力としてこれらの最小公倍数n0 を求
め、パラメーター生成部11の出力とする。
【0015】図2中の繰り返し剰余計算器16の構成例
を図3に示す。素数pとk2 ≡p−3(modp)かつ
k<p/2をみたす整数kを入力とし、pが第1記憶部
25に記憶され、kが第2記憶部26に記憶され、pは
第2平方根計算器27にも入力され、√pを超えない最
大の整数が計算され、その結果が第3記憶部28に記憶
される。そして、第1記憶部25から読み出された値を
sとし、第2記憶部26から読み出された値をtとし
て、剰余計算器29でr=smodtが計算され、tと
rが出力され、そのtが第1記憶部25に記憶され、r
が第2記憶部26に記憶される。第2記憶部26から読
み出されたtは、第3記憶部28に記憶されている値w
との大小関係が比較器31で比較され、第2記憶部26
から読み出された値tが第3記憶部28に記憶されてい
る値wより小さくなるまで、第1記憶部25、第2記憶
部26の読み出し、そのs,tについての剰余計算器2
9での計算、その結果についての第1、第2記憶部2
5,26への記憶が制御部32で繰り返される。比較器
31の比較結果がt<wとなると第2記憶部26から読
み出された値tが繰り返し剰余計算器16の出力とされ
る。
を図3に示す。素数pとk2 ≡p−3(modp)かつ
k<p/2をみたす整数kを入力とし、pが第1記憶部
25に記憶され、kが第2記憶部26に記憶され、pは
第2平方根計算器27にも入力され、√pを超えない最
大の整数が計算され、その結果が第3記憶部28に記憶
される。そして、第1記憶部25から読み出された値を
sとし、第2記憶部26から読み出された値をtとし
て、剰余計算器29でr=smodtが計算され、tと
rが出力され、そのtが第1記憶部25に記憶され、r
が第2記憶部26に記憶される。第2記憶部26から読
み出されたtは、第3記憶部28に記憶されている値w
との大小関係が比較器31で比較され、第2記憶部26
から読み出された値tが第3記憶部28に記憶されてい
る値wより小さくなるまで、第1記憶部25、第2記憶
部26の読み出し、そのs,tについての剰余計算器2
9での計算、その結果についての第1、第2記憶部2
5,26への記憶が制御部32で繰り返される。比較器
31の比較結果がt<wとなると第2記憶部26から読
み出された値tが繰り返し剰余計算器16の出力とされ
る。
【0016】繰り返し剰余計算器19も同様に構成され
る。上述の各種演算は電子計算機で行ってもよい。
る。上述の各種演算は電子計算機で行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】複素整数は実部と虚部をもつので、複素
整数の加減乗除算は整数の加減乗除算の数倍の時間がか
かる。したがって、複素整数の加減乗除算に基づく従来
の計算方式を用いると、暗号化鍵と復号化鍵を計算する
ために多くの時間が必要であった。しかしこの発明で
は、式(1) をみたすuとvを整数の剰余計算の繰り返
しにより求めているため、複素整数の演算を必要とした
従来の計算方式と比較して、整数の加減乗除算の回数を
大幅に削減できるので、暗号化鍵と復号化鍵を計算する
ための時間が短くてすむ。
整数の加減乗除算は整数の加減乗除算の数倍の時間がか
かる。したがって、複素整数の加減乗除算に基づく従来
の計算方式を用いると、暗号化鍵と復号化鍵を計算する
ために多くの時間が必要であった。しかしこの発明で
は、式(1) をみたすuとvを整数の剰余計算の繰り返
しにより求めているため、複素整数の演算を必要とした
従来の計算方式と比較して、整数の加減乗除算の回数を
大幅に削減できるので、暗号化鍵と復号化鍵を計算する
ための時間が短くてすむ。
【0018】例えば、pを79とし、k2 ≡p−3(m
odp)かつk<p/2をみたすkを32とすると、 入力p:=79, k:=32 Step1 s:=p=79,t:=k=32,w=8
(√79を超えない最大の整数) Step2 t=32>w=8 Step3 r:=smodt=79mod32=15 Step4 s:=32,t:=15 Step5 t=15>w=8 Step3 r:=smodt=32mod15=2 Step4 s:=15,t:=2 Step5 t=2<w=8 Step6 m:=√{(79−22 )/3}=5 Step7 u:=t+m=2+5=7,v:=2m=
2×5=10 出力 u=7,v=10 一方、従来方式を用いて、p=79と、k2 ≡p−3
(modp)をみたすk=32に対してpとk−1−2
wとの最大公約数、つまりged(79,32−1−2
w)の計算は、以下のようなZ[w]上の剰余計算の繰
り返しで実現される。
odp)かつk<p/2をみたすkを32とすると、 入力p:=79, k:=32 Step1 s:=p=79,t:=k=32,w=8
(√79を超えない最大の整数) Step2 t=32>w=8 Step3 r:=smodt=79mod32=15 Step4 s:=32,t:=15 Step5 t=15>w=8 Step3 r:=smodt=32mod15=2 Step4 s:=15,t:=2 Step5 t=2<w=8 Step6 m:=√{(79−22 )/3}=5 Step7 u:=t+m=2+5=7,v:=2m=
2×5=10 出力 u=7,v=10 一方、従来方式を用いて、p=79と、k2 ≡p−3
(modp)をみたすk=32に対してpとk−1−2
wとの最大公約数、つまりged(79,32−1−2
w)の計算は、以下のようなZ[w]上の剰余計算の繰
り返しで実現される。
【0019】 入力α:=p=79,β:=32−1−2w Step1α:=79,β:=31−2w Step2γ:=αmodβ=79mod(31−2
w)=−14+6w Step3α:=31−2w,β:=−14+6w Step4β≠0 Step2γ:=αmod β=31−2wmod(−14+6
w)=−3−10w Step3α:=−14+6w,β:=−3−10w Step4β≠0 Step2γ:=αmod β=14+6wmod(−3−
10w)=0 Step3α:=−3−10w,β:=0w Step4β=0 出力α=−3−10w つまりu=−3,v=−10を出力する。
w)=−14+6w Step3α:=31−2w,β:=−14+6w Step4β≠0 Step2γ:=αmod β=31−2wmod(−14+6
w)=−3−10w Step3α:=−14+6w,β:=−3−10w Step4β≠0 Step2γ:=αmod β=14+6wmod(−3−
10w)=0 Step3α:=−3−10w,β:=0w Step4β=0 出力α=−3−10w つまりu=−3,v=−10を出力する。
【0020】ここで式(1) をみたすuとvは6通りの
解が存在するため、前記この発明により求めたu=7,
v=10と異なったものとなった。この例によればこの
発明では整数の剰余演算は2回で済んだが、従来方法で
は複素整数の剰余演算を3回必要とし、複素整数の剰余
演算は整数の剰余演算よりも計算に時間がかかるため、
この発明によれば従来よりも短い計算時間で鍵を生成す
ることができる。
解が存在するため、前記この発明により求めたu=7,
v=10と異なったものとなった。この例によればこの
発明では整数の剰余演算は2回で済んだが、従来方法で
は複素整数の剰余演算を3回必要とし、複素整数の剰余
演算は整数の剰余演算よりも計算に時間がかかるため、
この発明によれば従来よりも短い計算時間で鍵を生成す
ることができる。
【図1】この発明による鍵生成装置の構成例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】図1中のパラメータ生成器11の構成例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】この発明の要部である図2中の繰り返し剰余計
算器16の構成例を示すブロック図。
算器16の構成例を示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 p≡1(mod3) をみたす素数pに対
しp=u2 −uv+v2 をみたす整数u,vを求め、こ
れらとpとからpをパラメータとしてもつ楕円曲線Ep
(0,b)の位数を求め、またq≡1(mod3) をみ
たし、かつpと異なる素数qに対しq=u′2 −u′
v′+v′2 をみたす整数u′,v′を求め、これらと
qとからqをパラメータとしてもつ楕円曲線Eq (0,
b)の位数を求め、上記両位数から、楕円曲線に基づく
暗号の鍵を生成する装置において、 g(gは上記p又はq)をsとして記憶する第1記憶部
と、 k2 ≡g−3(modg)かつk<g/2をみたす整数
kをtとして記憶する第2記憶部と、 √gを超えない最大の整数wを計算する平方根計算器
と、 上記整数wを記憶する第3記憶部と、 上記第1記憶部から読出されたsと、上記第2記憶部か
ら読出されたtについてr=smodtを計算する剰余
計算手段と、 上記第2記憶部から読出されたtと上記第3記憶部のw
との大小関係を比較する比較手段と、 その比較結果がt<wとなるまで、上記tをsとして上
記第1記憶部に記憶し、上記rをtとして上記第2記憶
部に記憶し、これら記憶したs,tを上記剰余計算手段
へ供給することを繰返す手段と、 上記t<wとなった時の上記tとgとからm=√{(g
−t2 )/3}を演算する手段と、 t+m=u″、v″=2m(u″はu又はu′、v″は
v又はv′)を計算して出力する手段と、 を具備することを特徴とする楕円曲線に基づく暗号の鍵
生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19957093A JPH0756506A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 楕円曲線に基づく暗号の鍵生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19957093A JPH0756506A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 楕円曲線に基づく暗号の鍵生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0756506A true JPH0756506A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16410033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19957093A Pending JPH0756506A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 楕円曲線に基づく暗号の鍵生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756506A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0952697A3 (en) * | 1998-02-26 | 2003-05-14 | Hitachi, Ltd. | Elliptic curve encryption method and system |
| KR100399048B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2003-09-26 | 한국전자통신연구원 | 타원곡선 암호화 장치 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP19957093A patent/JPH0756506A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0952697A3 (en) * | 1998-02-26 | 2003-05-14 | Hitachi, Ltd. | Elliptic curve encryption method and system |
| KR100399048B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2003-09-26 | 한국전자통신연구원 | 타원곡선 암호화 장치 |
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